Brother CPV04 User manual [zh]

ńőŗıĵΏςȜΒ
16
ஜ๵
༷ܖུ
༷
ັ჏
ɜঀဥஜຈ৾ե୰ྶඋȂୃঀȃ ɜ৾ե୰ྶఱ୨༗ۯȂࡉȃ
はじめに
このたびは、本製品をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。 お使いになる前に以降の「安全にお使いいただくために」をよくお読みいただき、この取扱説明書をご覧になり 各機能の正しい使い方を十分にご理解の上、末永くご愛用ください。 また取扱説明書は、読み終わったあとも、いつでもご覧になれるところに保管してください。
安全にお使いいただくために
取扱説明書および本製品で使われている表示や絵文字は、本製品を安全に正しくお使いいただき、お使いになる 方や他の人々への危害や損害を未然に防ぐためのものです。その表示や意味は次のとおりです。
この表示を無視して誤った使い方をすると、人が死亡または重傷を負う危険が想定
警 告 注 意
取扱説明書で使用している絵文字の意味は次のとおりです。
される
内容を示しています。
この表示を無視して誤った使い方をすると、人が傷害を負う危険が想定される内容 および
物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
特定しない禁止事項 特定しない危険通告
針の下に指を入れないでください 感電の危険があります
分解してはいけません 火災の危険があります
水に濡らしてはいけません
特定しない義務行為
電源プラグを抜いてください
本製品を安全にお使いいただくために、以下のことがらを守ってください。
࠙࣬
一般家庭用電源AC100Vの電源以外では、絶対に使用しないでくださ い。火災・感電・故障の原因となります。
以下のようなときは電源スイッチを切り、電源プラグを抜いてくだ さい。火災・感電・故障の原因となります。
・ ミシンのそばを離れるとき ・ ミシンを使用したあと ・ 使用中に停電したとき ・ 接触不良、断線などで正常に動作しないとき ・ 雷が鳴りはじめたとき
ಕփ
延長コードや分岐コンセントを使用した、たこ足配線はしないでく ださい。火災・感電の原因となります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因と なります。
電源プラグを抜くときはまず電源スイッチを切り、必ずプラグの部 分を持って抜いてください。電源コードを引っ張って抜くとコード
が傷つき、火災・感電の原因となります。
電源プラグは根元まで確実に差し込んでください。差込みが不完全 ですと、感電や発熱による火災の原因になります。傷んだプラグ・
緩んだコンセントは使用しないでください。
電源コードを傷つけたり、破損したり、加工したり、無理に曲げた り、引っ張ったり、ねじったり、たばねたりしないでください。ま
た、重い物を載せたり、加熱したりすると電源コードが破損し、火 災・感電の原因となります。電源コードまたは電源プラグが破損し たときはミシンの使用をやめて、お買い上げの販売店または「お客 様相談室(ミシン 119 番)」にご連絡ください。
ಕփ
電源コードは、赤い印以上引き出さないでください。
長期間使用しないときは、必ず電源プラグをコンセントから抜いて
ください。火災の原因となります。
コードを巻き取るときは、電源プラグとコードを持って巻き取って ください。電源プラグが当たって、けがの原因になります。
直射日光の当たるところや、ストーブ、アイロンのそばなど温度の 高いところでは使用しないでください。ミシンの使用温度は 0 ~ 40
℃です。ミシン内部の温度が上がったり、ミシン本体や電源コード の被膜が溶けて火災・感電の原因となります。
火の気のあるもののそばでは使用しないでください。(火の消えてい ないたばこ、ろうそくなど)火災の原因になります。
野外でのご使用は避けてください。雨などが降り、本体が濡れて感 電の原因となります。また濡れたときはお買い上げの販売店または
「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご連絡ください。
以下の場所に設置、保管をしないでください。故障の原因になりま す。
・ 温度が著しく高くなる場所 ・ 温度が著しく低くなる場所 ・ 急激に温度が変化する場所 ・ 湿気、湯気の多い場所 ・ 火気や熱器具、冷暖房機器などに近い場所 ・ 屋外や直射日光の当たる場所 ・ ほこり、油煙の多い場所
スプレー製品などをご使用の部屋では使用しないでください。 スプレーへの引火によるやけどや火災の原因となります。
ぐらついた台の上や傾いたところなど、不安定な場所には置かない でください。バランスが崩れて倒れたり、落下などしてけがをする
原因となります。ミシンは安定した平らなテーブルや机の上でご使 用ください。
ಕփ
ミシン本体の換気口をふさがないでください。換気口は、必ず壁か ら 30 cm 以上離してお使いください。また、換気口やフットコント
ローラーに糸くずやほこりがたまらないようにしてください。火災 の原因となります。
ミシン本体の上に花びんや水の入った容器を置くなどして、ミシン 本体に水をこぼさないでください。万一、内部に水などが入った場
合は、電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いてお 買い上げの販売店または「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご連 絡ください。そのまま使用すると火災・感電の原因となります。
換気口や内部に異物を入れたり、ドライバーなどを差し込まないで ください。高圧部に触れて感電のおそれがあります。万一、異物が
入った場合は、使用をやめてお買い上げの販売店または「お客様相 談室(ミシン 119 番)」にご連絡ください。
ミシン本体の重さは約6.5kgあります。ミシン本体を持ち運びする際 は急激、または不用意な動作をしないでください。腰や膝を痛める
原因となります。
ミシン本体は、必ず取手部を持って持ち運びをしてください。他の 部分を持つとこわれたりすべって落としたりして、けがの原因とな
ります。
ミシン本体には取扱説明書に記載されている正規の部品を使用して ください。他の部品を使用するとけが・故障の原因となります。
お客様ご自身での分解、修理および改造は行わないでください。火 災・感電・けがの原因となります。指定以外の内部の点検・調整・
掃除・修理は、お買い上げの販売店または「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご依頼ください。
取扱説明書に記載されている整備は、必ず電源プラグをコンセント から抜いて行ってください。けが・感電の原因となります。
ಕփ
ミシン操作中は、針の動きに十分注意してください。また、針、プー リー、てんびんなど、動いているすべての部品に手を近づけないで
ください。けがの原因となります。
リッパーで穴を開ける方向に、手や指を置かないでください。すべっ たときにけがをするおそれがあります。本来の使用目的以外での使
用はしないでください。
針と押えは、必ず電源を切ってから交換してください。万一、スター ト/ストップスイッチまたは、他のスイッチが押されると、ミシン
が作動してけがをするおそれがあります。
縫製中、布地を無理に引っ張ったり、押したりしないでください。 けが・針折れの原因となります。
針の下などに指を入れないでください。けがをするおそれがありま す。
上糸、下糸などに関する操作については、取扱説明書の指示に従っ て正しく行ってください。取り扱いを誤ると、縫製中に糸がらみな
どが発生し、針が折れたり、曲がったりするおそれがあります。
曲がった針は絶対に使用しないでください。針折れの原因となりま す。
万一、ミシン本体を落としたり、破損したり、故障したりした場合 は、ただちに使用をやめてお買い上げの販売店または「お客様相談
室(ミシン 119 番)」にご連絡ください。そのまま使用すると火災・ 感電の原因となります。
万一、煙が出ている、異臭がする、異常音がするなどの状態のとき はすぐに電源プラグをコンセントから抜いて、お買い上げの販売店
または「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご連絡ください。その まま使用すると火災・感電の原因となります。お客様による修理は 危険ですから絶対に行わないでください。
お願い
ಕփ
ラベルの場所
ミシン本体が入っていた袋は、お子様がかぶって遊ばないように、 お子様の手の届かないところに保管するか廃棄してください。
かぶって遊ぶと窒息のおそれがあります。
お子様の玩具として使用しないでください。お子様がご使用になる ときや、お子様の近くでご使用になるときは、お子様がけがをしな
いよう十分注意してください。
フットコントローラーの上に物を置かないでください。 けが・故障の原因となります。(フットコントローラーは別売です。)
このミシンは日本国内向け、家庭用です。外国では使用できません。 This sewing machine can not be used in a foreign country as designed for Japan. 職業用としてご使用になった場合の保証はいたしかねますので、ご了承ください。
仕様および外観は品質改良のため、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
取扱説明書の内容を許可なく無断で複製することは禁じられておりますので、ご了承ください。
取扱説明書の内容は予告なく変更することがありますので、ご了承ください。
取扱説明書の内容について、万一不審な点や誤りなどお気づきの点がありましたら「お客様相談室
( ミシン 119 番 )」 にご連絡ください。 本機をご使用になる方(お子様を含む)が、身体/知覚/精神的能力になんらかの障害を持つ場合、あるい
は経験や知識が十分でない場合には安全を保証できる責任者の監視の下でのみ本機を使用してください。
お子様が使用するときは、玩具として使用しないよう、十分な監視の下で使用してください。
警告ラベルについて
ミシンには下記の警告ラベルが表示されています。 警告ラベルの内容を十分理解し、記載事項を守って作業を行ってください。 また、警告ラベルは、はがれたり、傷ついたりしないよう十分注意してください。 万一ラベルがはがれていたり、読みとれなくなった場合は速やかに弊社にご連絡ください。
もくじ
はじめに..............................................................................................................................................................................1
安全にお使いいただくために .................................................................................................................................1
警告ラベルについて .....................................................................................................................................................6
付属品を確認してください ......................................................................................................................................9
付属品収納スペース ............................................................................................................................................................................................................... 9
付属品................................................................................................................................................................................................................................................ 9
別売品............................................................................................................................................................................................................................................. 11
各部の名前とはたらき .............................................................................................................................................12
主要部............................................................................................................................................................................................................................................. 12
針・押え部分............................................................................................................................................................................................................................. 13
操作スイッチ............................................................................................................................................................................................................................. 13
操作パネル .................................................................................................................................................................................................................................. 14
1. ぬう前の準備 .................................................................................................................................... 15
電源を入れましょう ..................................................................................................................................................15
電源に関する注意.................................................................................................................................................................................................................. 15
電源を入れる............................................................................................................................................................................................................................. 16
フットコントローラー(別売)を使う ................................................................................................................................................................. 16
上糸と下糸の準備 .......................................................................................................................................................17
下糸を巻く .................................................................................................................................................................................................................................. 17
下糸をセットする.................................................................................................................................................................................................................. 20
上糸を通す .................................................................................................................................................................................................................................. 22
下糸を引き出してからぬうとき ................................................................................................................................................................................. 26
針を交換するには .......................................................................................................................................................27
針に関する注意 ....................................................................................................................................................................................................................... 27
布地と糸の種類による針の使い分け ...................................................................................................................................................................... 27
正しい針の見分け方 ............................................................................................................................................................................................................ 28
針を交換する............................................................................................................................................................................................................................. 28
押えを交換するには ..................................................................................................................................................30
押えに関する注意.................................................................................................................................................................................................................. 30
押えを交換する ....................................................................................................................................................................................................................... 30
押えホルダーを外す ............................................................................................................................................................................................................ 31
針停止位置を変更するには ...................................................................................................................................32
2. ぬい方の基本 .................................................................................................................................... 33
ぬってみましょう .......................................................................................................................................................33
ソーイングの手順.................................................................................................................................................................................................................. 33
模様を選ぶ .................................................................................................................................................................................................................................. 34
ぬい目の長さと振り幅を調整する............................................................................................................................................................................ 34
ミシンをスタートさせる.................................................................................................................................................................................................. 35
自動で返しぬい/止めぬい ( おまかせ止めぬい ) をする........................................................................................................................ 36
糸調子を調節する.................................................................................................................................................................................................................. 37
上手にぬうコツ ............................................................................................................................................................39
試しぬいをする ....................................................................................................................................................................................................................... 39
ぬう方向を変える.................................................................................................................................................................................................................. 39
カーブをぬう............................................................................................................................................................................................................................. 39
厚い布地をぬう ....................................................................................................................................................................................................................... 39
面ファスナー
(マジックテープ
薄い布地をぬう ....................................................................................................................................................................................................................... 40
特に厚い布地をぬう ............................................................................................................................................................................................................ 41
伸びる布地をぬう.................................................................................................................................................................................................................. 41
筒ものをぬう............................................................................................................................................................................................................................. 41
®) をぬう........................................................................................................................................................................................... 40
3. いろいろなぬい方........................................................................................................................... 42
布端を始末する ............................................................................................................................................................42
ジグザグ押え <J> を使ったたち目かがり ........................................................................................................................................................... 43
たち目かがり押え <G> を使ったたち目かがり................................................................................................................................................ 43
直線ぬいをする ............................................................................................................................................................44
すそ上げをする ............................................................................................................................................................45
ボタン穴かがりをする .............................................................................................................................................48
ファスナーをつける ..................................................................................................................................................51
つき合わせ .................................................................................................................................................................................................................................. 51
片返し............................................................................................................................................................................................................................................. 53
伸びる布地やゴムテープをぬう..........................................................................................................................55
伸縮ぬい ....................................................................................................................................................................................................................................... 55
ゴムテープつけ ....................................................................................................................................................................................................................... 55
アップリケ/パッチワーク/クレイジーキルトをぬう ........................................................................57
アップリケ .................................................................................................................................................................................................................................. 57
パッチワーク(クレイジーキルト)......................................................................................................................................................................... 58
ファゴティング ....................................................................................................................................................................................................................... 58
丈夫にしたいところをぬう ...................................................................................................................................59
3 重ぬい ........................................................................................................................................................................................................................................ 59
かんどめ ....................................................................................................................................................................................................................................... 59
その他のぬい方 ............................................................................................................................................................61
フリーモーションキルト.................................................................................................................................................................................................. 61
サイドカッター押え ( 別売 ) を使う......................................................................................................................................................................... 63
4. 付録 ........................................................................................................................................................ 65
模様設定一覧 .................................................................................................................................................................65
お手入れ...........................................................................................................................................................................66
注油に関して............................................................................................................................................................................................................................. 66
ミシンを保管するときのご注意 ................................................................................................................................................................................. 66
本体表面の掃除 ....................................................................................................................................................................................................................... 66
かまの掃除 .................................................................................................................................................................................................................................. 66
困ったとき......................................................................................................................................................................68
よくあるご相談 ....................................................................................................................................................................................................................... 68
上糸がつる .................................................................................................................................................................................................................................. 68
布裏で糸がからまる ............................................................................................................................................................................................................ 69
糸調子が合わない.................................................................................................................................................................................................................. 71
布がミシンに入り込んでとれなくなった............................................................................................................................................................ 72
ボビン受け座の下で糸がからまってしまったら ........................................................................................................................................... 75
こんなときには ....................................................................................................................................................................................................................... 76
エラーメッセージ .......................................................................................................................................................82
電子音について ....................................................................................................................................................................................................................... 82
仕様表................................................................................................................................................................................83
索引.....................................................................................................................................................................................84
付属品を確認してください
お願い
補助テーブル
収納スペース
箱をあけたら、まず以下の付属品が揃っているか確認してください。不足しているときや破損し ているときは、お買い上げの販売店にお問い合わせください。
付属品収納スペース
付属品は、補助テーブルの内側の収納スペースに収 納されています。
補助テーブルのふたを手前に引いて、
a
開きます。
X 収納スペースには、付属品バッグが入って
います。
付属品は、付属品バッグに入れてから、補 助テーブルに収納してください。付属品 バッグに入れずに収納すると、付属品が収 納スペースから落ちて紛失したり、破損し たりすることがあります。
補助テーブル取り外しについては、「筒もの をぬう」(→ P.41)を参照してください。
付属品
ボビン
下糸を巻いて使用します。本機専用のものが 4 個 付属されています。そのうちの 1 個はかまにセッ トされています。
ネジ回し
針板の開閉や、針の止めネジ、押えホルダーのネ ジをゆるめたりしめたりするときに使用します。
ドライバー
押えを交換するときに使用します。
はとめ穴パンチ
はとめ穴をあけるときに使用します。
ミシンブラシ
かまなどの細かい部分のほこりを取り除くときに 使用します。
糸こま押え
上糸をセットするときに使用します。糸こまの大 きさによって大/中を使い分けます。 購入時、糸こま押え ( 中 ) はミシンの糸たて棒に セットされています。
ミシン針
黄 #11(2 本) 赤 #14(2 本) 緑#16(1本)
押え固定ピン
3 種類(計 5 本)の針が付属しています。糸の 太さや布地によって使い分けます。 詳細は「布地と糸の種類による針の使い分け」
(→ P.27)で説明します。
押え(5 種)
ぬい方に合った押えが用意されています。押え には A・G・I・J・R の記号が記されています。 詳細は「押えを交換する」(→ P.30)で説明し ます。
ジグザグ押え <J>
押え固定ピンが付いています。
・ 押え固定ピンは、厚い布地のぬい始めな
ど、段差があって布地を送ることができな いときに使用します。(→ P.40)
・ 購入時は、ミシン本体の押えホルダーに取
り付けられています。
ボタン穴かがり押え <A>
まつりぬい押え <R>
リッパー
ぬい目をほどいたり、ボタン穴を切り開くときに 使用します。
ハードケース
ミシンを使用しないときは、ケースをかぶせて収 納してください。
付属品バッグ
ネジ回しや押えなどの小物を収納するバッグです。
たち目かがり押え <G>
片押え <I>
10
取扱説明書
本書です。大切に保管してください。
かんたん操作ガイド
下糸・上糸のセットが確認できます。
使いこなし DVD
お知らせ
ミシンの基本的な使い方と「つくり方レシピ」を紹 介しています。
※ DVD 内で説明されるつくり方レシピの型紙など
の情報については、ブラザーホームページ
( http://www.brother.co.jp/product/hsm/
index.htm)をご覧下さい。
つくり方レシピ
型紙
保証書
ミシンを修理するときなどに必要です。大切に保 管してください。
キルター ( モデル名:F016N)
ウォーキングフットや押えホルダーのキルター用 の穴に差し込んで使用します。キルティングをす るときに、ぬい目を等間隔にそろえてぬうことが できます。
キルト押え ( モデル名:F005N)
フリーモーションキルトをするときに使用します。
(→ P.61)
サイドカッター押え ( モデル名:F0 5 4)
布端を切りながら、たち目かがりなどをするとき に使用します。(→ P.63)
別売品
別売品として、以下の製品を用意しています。
フットコントローラー ( モデル名:FC322-91) 型式 MODEL T
ミシンを足で操作するときに使用します。
(→ P.16)
ウォーキングフット ( モデル名:F033)
ビニールや皮革など、ぬいにくい布地やぬいずれ しやすい布地をぬうときに使用します。
別売品・部品については、お買い上げの販売 店、または「お客様相談室(ミシン 119 番)」 にお問い合わせください。
11
各部の名前とはたらき
主要部
a 下糸巻き装置(→ P.17)
下糸をボビンに巻くときに使用します。
b 糸たて棒(→ P.17、22)
糸こまを差し込みます。
c 糸調子ダイヤル(→ P.37)
上糸調子を調節します。
d 下糸巻き案内(→ P.17)
下糸をボビンに巻くときに糸をかけます。
e てんびん(→ P.23) f 糸切り(→ P.36)
ここに引っかけて糸を切ります。
g 補助テーブル、付属品収納スペース(→ P.9、41)
この中に押えやボビンなどを収納します。袖口などの 筒ものをぬうときは、ここを外します。
h 操作スイッチ(→ P.13)
ミシンをスタートさせたり、針を上げ下げするときに 使用します。
i 操作パネル(→ P.14)
各種の設定をするときに使用します。
j 模様選択ダイヤル(→ P.34)
ぬいたい模様を選ぶときに使用します。
k 模様表示窓(→ P.34)
選んだ模様と押え記号が表示されます。
l プーリー
ぬい目を 1 針ずつ送ったり、針を上げ下げするときに 手前に回します。
m 電源スイッチ(→ P.16)
電源を入れるスイッチです。
n 電源コード(→ P.16)
家庭用電源コンセント (AC100V) に接続します。
o フットコントローラージャック(→ P.16)
ここにフットコントローラーのプラグを差し込みま す。
p ドロップレバー(→ P.61)
送り歯を下げるときに使用します。
q 押えレバー(→ P.22)
押えを上げ下げします。
r 上糸案内(→ P.18)
下糸をボビンに巻くときや、上糸を通すときに糸をか けます。
s 糸案内カバー(→ P.18)
下糸をボビンに巻くときや、上糸を通すときに糸をか けます。
t 換気口
モーターの換気用の穴です。
12
針・押え部分
a 糸通しレバー
針に糸を通すときに使用します。
b ボタン穴かがりレバー
ボタン穴かがりやかんどめをするときに使用します。
c 押えホルダー
押えを取り付けます。
d 押えホルダーのネジ
押えホルダーを固定します。
e 押え
布地を押さえます。ぬい方に合った押えをセットしま す。
f 針板カバー
かまの掃除をするときに取り外します。
g 送り歯
布地を送ります。
h 下糸クイック
下糸を引き上げずにぬい始められます。
i 針板ふた/かま
ここを開けて、かまにボビンをセットします。
j 針板
まっすぐにぬうための目盛りが付いています。
k 針棒糸かけ
上糸をかけます。
l 押えレバー
押えを上げ下げします。
m 針のとめネジ
針を固定します。
操作スイッチ
ミシンの基本的な操作は、操作スイッチで簡単に行えます。
a スタート/ストップスイッチ
ミシンをスタートまたは停止します。ぬい始めとスイッ チを押している間は、ゆっくりとぬいます。停止する と、針は下がった(布地に刺さった)状態で止まりま す。詳細は「ミシンをスタートさせる」(→ P.35)で説 明します。
b 返しぬいスイッチ
スイッチを押している間、返しぬいまたは止めぬいを します。返しぬいの場合はスイッチを押している間、 逆方向にぬいます。止めぬいの場合は、同じ場所で 3 ~ 5 針ぬってから止まります。詳細は「返しぬい/止 めぬいをする」(→ P.36)で説明します。
c 針上下スイッチ
針の位置を上または下に切り替えます。2回押すと、 1 針ぬえます。
d スピードコントロールレバー
左右に動かして速度を調節します。 左に動かすと遅く、右に動かすと速くなります。
13
操作パネル
前面の操作パネルで、エラーメッセージを確認した り、模様の長さや幅を調整したりできます。
a LCD(液晶画面)
エラーメッセージ( ジグザグの振り幅(mm)(
b ぬい目の長さ調節キー(→ P.34)
ぬい目の長さを調節するときに使用します。(ぬい目 の長さは、“-”側を押すとこまかくなり、“+”側を 押すとあらくなります。)
c ジグザグの振り幅調節キー(→ P.34)
ジグザグの振り幅を調節するときに使用します。 (ジグザグの振り幅は、“-”側を押すとせまくなり、 “+”側を押すとひろくなります。)
d 自動返しぬい/止めぬいキー ( おまかせ止めぬい )
(→ P.36)
ぬい始めとぬい終わりに、自動で返しぬいまたは止め
ぬいをするように設定します。
1)、ぬい目の長さ(mm)(2)、
3)が表示されます。
14
1 ぬう前の準備
警 告
注 意
電源を入れましょう
ミシンの電源を入れます。
電源に関する注意
電源について気をつけなければいけないことを説明します。
一般家庭用電源 AC100V の電源以外では、絶対に使用しないでください。火災・感電・故障の 原因となります。
電源プラグは根元まで確実に差し込んでください。差込みが不完全ですと、感電や発熱による火 災の原因となります。
緩んだコンセントは使用しないでください。
以下のようなときは電源スイッチを切り、電源プラグを抜いてください。火災・感電・故障の原
因となります。 ・ ミシンのそばを離れるとき ・ ミシンを使用したあと ・ 使用中に停電したとき ・ 接触不良、断線などで正常に動作しないとき ・ 雷が鳴りはじめたとき
1
延長コードや分岐コンセントを使用した、たこ足配線はしないでください。火災・感電の原因と なります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因となります。
電源プラグを抜くときはまず電源スイッチを切り、必ずプラグの部分を持って抜いてください。電
源コードを引っ張って抜くとコードが傷つき、火災・感電の原因となります。 電源コードを傷つけたり、破損したり、加工したり、無理に曲げたり、引っ張ったり、ねじったり、
たばねたりしないでください。また、重い物を載せたり、加熱したりすると電源コードが破損し、 火災・感電の原因となります。電源コードまたは電源プラグが破損したときはミシンの使用をやめ て、お買い上げの販売店または「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご連絡ください。
長期間使用しないときは、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。火災の原因となります。
15
ぬう前の準備
お願い
お知らせ
お願い
お知らせ
赤いテープ
電源スイッチ
フットコントローラー ジャック
注 意
速い
遅い
注 意
電源を入れる
本体右側面から電源コードを引き出
a
し、電源プラグを家庭用電源コンセン ト(AC100V)に差し込みます。
電源コードの端には、赤いテープが巻いてあ ります。この印が見えたら、電源コードをそ れ以上引き出さないでください。
電源スイッチの“┃”側を押して「入」
b
にします。
フットコントローラー
(別売)を使う
本体右側面のフットコントローラージャックに、フッ トコントローラーのプラグを差し込みます。
フットコントローラーを接続するとき は、誤ってミシンがスタートしないよ
う、必ず電源を切ってください。
このミシンには以下のモデルのフット コントローラーが使用できます。その
他のモデルまたは他社のフットコント ローラーは使用しないでください。 MODEL T、MODEL S
フットコントローラーの使い方
X 電源が入り、手もとライトが点灯し、液晶
画面に情報が表示されます。
電源が入ると針や送り歯が動く音がします が、故障ではありません。
電源を切るときは、電源スイッチの
c
“○”側を押して「切」にします。
X 電源が切れ、ライトと液晶の表示が消えま
す。
使用中に停電が発生したときは、電源スイッ チを切ってから電源プラグを抜いてくださ い。再度ミシンを動かす場合は、手順に従っ て正しく操作してください。
16
フットコントローラージャックにフットコ ントローラーのプラグが差し込まれている ときは、 (スタート/ストップスイッチ) でミシンをスタートさせることはできませ ん。下糸巻きのスタートとストップもフット コントローラーで操作します。
スピードコントロールレバーで設定した速 度が、フットコントローラーを踏み込んだと きの最高速度になります。
フットコントローラーを浅く踏んでいるときは、ミシンは ゆっくりと動きます。深く踏み込むほど、ミシンのぬい速度 は速くなります。踏み込みをやめるとミシンは止まります。
フットコントローラーに糸くずやほこ りなどがたまらないようにしてくださ
い。火災・感電の原因となります。 フットコントローラーの上に物を置かない
でください。けが・故障の原因となります。
長期間ご使用にならないときは、フットコ ントローラーのプラグをジャックから抜い
てください。火災・感電の原因となります。
上糸と下糸の準備
お知らせ
下糸巻き案内
下糸巻き軸
ボビン
注 意
専用品 従来品
11.5 mm
(実物大)
ミゾ
下糸巻き軸バネ
糸たて棒
糸こま押え
糸たて棒
糸こま
下糸用の糸を巻いたボビンをセットしたあと、上糸用の糸を通します。
下糸を巻く
下糸用の糸をボビンに巻きます。
下糸巻き軸にセットしたボビンをカ
b
フットコントローラーが接続されている場 合は、下糸巻きのスタートとストップはフッ トコントローラー で操作します。
付属のボビンは本機専用品です。厚み の違う従来品を使用すると、ミシンが
正しく動作しません。必ず付属品、ま たは別売の専用ボビンを使用してくだ さい。専用以外のボビンを使用すると、 けが・故障の原因となります。
チッと音がするまで右側に押します。
糸たて棒を起こし、糸こま押えを抜き
c
ます。
1
ボビンのミゾと下糸巻き軸バネの位置を
a
合わせて、ボビンを軸に差し込みます。
下糸用の糸こまを糸たて棒にいっぱい
d
まで差し込みます。
糸こまを横にして、下側から手前に糸が出る向 きにして差し込みます。
17
ぬう前の準備
注 意
糸案内カバー
下糸巻き案内
奥まで入れる
凸部
ガイドミゾ
(カッター付)
注 意
スピードコントロールレバー
糸こま押えを糸たて棒に差し込みま
e
す。
糸こま押えは少し丸みをおびている平らな面を 左側にして、糸こまが糸たて棒の右端までいく ように右いっぱいまで差し込みます。
糸こまや糸こま押えが正しくセットさ れていないと、糸たて棒に糸がからま
り、糸切れや故障の原因となります。
糸こま押えは糸こまの大きさに合わせ て使用してください。糸こまの直径よ
り小さい糸こま押えを使用すると、糸 こまの切り欠きなどに糸が引っかか り、故障の原因となります。
糸を引いて下糸巻き案内の凸部に糸を
h
かけ、皿の間に左回りに糸をかけ、しっ かり奥まで入れます。
下糸巻き案内にかけた糸を左手で押さ
i
え、引き出した糸を右手でボビンに時計 回りに 5 ~ 6 回巻き付けます。
糸の端をボビン受け座のガイドミゾに
j
引っかけて、右に引いて糸を切ります。
糸こまから糸を引き出し、上糸案内の
f
ツメ部分に糸をかけます。
糸を糸案内カバーの奥から手前にかけ
g
ます。
引き出した糸がたるまないように右手で糸を持 ち、左手で糸案内カバーにかけます。
X 糸が適切な長さで切れます。
必ずこの方法で糸を切ってくださ い。ガイドミゾのカッターで糸を切ら
ずに下糸を巻くと糸がうまく巻けませ ん。また、糸量が少なくなったときに ボビンに糸がからまり、針が折れたり、 曲がったりするおそれがあります。
スピードコントロールレバーを右
k
(はやく)にスライドさせます。
電源を入れます。
l
18
m
お知らせ
または
スタート/ ストップスイッチ
または
スタート/ ストップスイッチ
注 意
下糸巻き軸
スピードコントロールレバー
注 意
(スタート/ストップスイッチ)を1 回押します。(フットコントローラーが 接続されている場合は、フットコント ローラーを踏み込みます。)
X ボビンが回転し、下糸巻きがスタートしま
す。
ボビンの回転が止まるか、回転のス
n
ピードがゆっくりになったら、もう一 度 (スタート/ストップスイッチ) を押して下糸巻きを止めます。(フット コントローラーが接続されている場合 は、フットコントローラーから足を離 します。)
スピードコントロールレバーをもとの
p
位置に戻します。
下糸を巻いたあとにミシンをスタートさせ たりプーリーを回したりすると、「ガチャ」と いう音がすることがありますが、故障ではあ りません。
下糸巻き軸が右側に押された状態のときは、 針は動きません(縫製できません)。
下糸は正しく巻かれたものをご使用く ださい。下糸の巻き方が悪いと、針折
れや糸調子不良の原因となります。
1
ボビンの回転が止まるか、回転のス ピードがゆっくりになったら、必ず
下糸巻きをストップさせてくださ い。そのまま続けると故障の原因と なります。
糸を切り、下糸巻き軸を左に戻し、ボ
o
ビンを軸から外します。
19
ぬう前の準備
お知らせ
お知らせ
注 意
専用品 従来品
11.5 mm
(実物大)
針板ふた
つまみ
下糸をセットする
(針上下スイッチ)を押して針を上に
a
上げ、押えレバーを上げます。
下糸を巻いたボビンをミシンにセットします。 ボビンをかまに入れ、針板カバーのミゾにそって糸 を通してセットするだけで、下糸を引き出さずにす ぐにぬい始めることができます。
ギャザーやフリーモーションキルトをぬう 場合など、あらかじめ下糸を引き出してから ぬいたい場合は、「下糸を引き出してからぬ うとき」(→ P.26)を参照してください。
下糸は正しく巻かれたものをご使用く ださい。下糸の巻き方が悪いと、針折
れや糸調子不良の原因となります。
付属のボビンは本機専用品です。厚み の違う従来品を使用すると、ミシンが
正しく動作しません。必ず付属品、ま たは別売の専用ボビンを使用してくだ さい。専用品以外のボビンを使用する と、ケガ・故障の原因となります。
電源を切ります。
b
針板ふたの右側にあるつまみを右に動
c
かし、針板ふたを取り外します。
糸が左巻きになるように、右手でボビ
d
ンを持ち、左手で巻き終わりの糸端を 持ちます。そのまま右手でボビンをか まに入れます。
20
下糸をセットするときや交換すると きは、必ず電源スイッチを切ってか ら行ってください。万一、スタート /ストップスイッチまたは、他のス イッチが押されると、ミシンが作動 してケガの原因となります。
ボビンをセットする方向が、針板カバーに刻印 されています。そちらもあわせて見てください。
右手でボビンを軽く押さえながら
お願い
① 右手で軽くボビンを押えながら、
ツメ
② 左手で針板カバーのツメに糸をかけます。
注 意
① 右手で軽くボビンを押えたまま
② ツメに糸をかけ
たあと、ミゾに そって糸を通し、
③ 左上で糸を
軽くひっぱ ります。
① ボビンを軽く押さえ
たまま、
③ カッターで糸
を切ります。
② 残りのミゾに
糸を通し
板バネ
2
1
e
(①)、左手で巻き終わりの糸を針板カ
バーのツメにかけます(②)。
右手でボビンを軽く押さえたまま
g
(①)、左手で残りのミゾに糸を通しま
す(②)。そのあと、カッターで糸を切 ります(③)。
1
ボビンは必ず指で押さえ、正しい方向 から糸が出るようにセットしてくださ
い。万一、ボビンを逆の方向にセット すると、針折れや糸調子不良の原因と なります。
右手でボビンを軽く押さえたまま
f
(①)、ツメにかけた糸を針板カバーの
ミゾにそって通し(②)、左上で糸を軽 くひっぱります(③)。
・ 内かまの板バネに糸が入ります。
内かまの板バネの間に確実に糸が入ってい ないと、糸調子不良の原因となります。詳細 は、
「糸調子を調節する」(→ P.37)
してください。
針板ふたをもとに戻します。
h
針板ふたの左下の部分を本体に差し込んでから
1)、右側を上から押します(2)。
を参照
下糸は引き出さずに、このままぬい始めること ができます
21
ぬう前の準備
糸たて棒
プーリーの しるし
注 意
押えレバー
注 意
針上下スイッチ
プーリーのしるし
上糸を通す
上糸用の糸をセットし、針に糸を通します。
上糸は、手順に従って正しく通してく ださい。上糸を正しく通していない場
合、糸がからんで針が折れたり曲がっ たりするおそれがあります。
糸通し装置は、11 ~16 番の家庭用ミシ ン針(HA × 1)を使うときに使用でき
ます。また、メタリック糸やナイロン 透明糸などの特殊な糸を使用する場 合、糸通し装置は使用できません。
針と糸は適切な組み合わせで使用して ください。針と糸の適切な組み合わせ
は「布地と糸の種類による針の使い分 け」(→ P.27)を参照してください。
糸通し装置が使用できない場合は、以 降の「手で針に糸を通すとき」(→ P.25)
を参照してください。
20番以下の太い糸は使用しないでくだ さい。
電源を入れます。
a
押えレバーを上げます。
b
押えが下がった状態で上糸を通すこと はできません。
(針上下スイッチ)を1回または2回押
c
して、針を上に上げます。
・ 針が正しく上に上がっていない場合、上糸を
通すことができません。プーリーのしるしが 上図のように上にきている状態が、正しい位 置です。この位置にきていないときは、必ず 針上下スイッチで針を上に上げてから、以降 の操作をしてください。
22
電源を切ります。
d
糸たて棒を起こし、糸こま押えを抜き
お知らせ
糸たて棒
糸こま押え
注 意
糸案内カバー
てんびん
e
ます。
上糸用の糸こまを糸たて棒にいっぱい
f
まで差し込みます。
糸こまを横にして、下側から手前に糸が出る向 きにして差し込みます。
糸こまや糸こま押えが正しくセットさ れていないと、糸たて棒に糸がからま
り、糸切れや針折れの原因となります。
糸こま押えは糸こまの大きさに合わせ て使用してください。糸こまの直径よ
り小さい糸こま押えを使用すると、糸 こまの切り欠きなどに糸が引っかか り、針折れの原因となります。
糸を糸案内カバーの奥から手前にかけ
i
ます。
引き出した糸がたるまないように右手で糸を持 ち、左手で糸案内カバーにかけます。
ミゾにそって、ミシン本体に表示され
j
ている番号順に糸を通してください。
図のようにてんびんに糸がかかってい
k
ることを確認します。
1
糸こま押えを糸たて棒に差し込みま
g
す。
糸こまから糸を引き出し、上糸案内の
h
ツメ部分に糸をかけます。
針が下がっているときは、てんびんに糸をか けることはできません。上糸を通す前に、針 上下スイッチで針を上げておいてください。
23
ぬう前の準備
お願い
針棒糸かけ
押えレバー
糸通し レバー
糸案内
フック
注 意
針棒糸かけに糸を通します。
l
左手で糸を持ち、右手で糸かけを行うと糸かけ がしやすくなります。
押えレバーを下げます。
m
糸通しレバーを少し下げた状態で糸案
n
内に糸を引っかけます。
糸通しレバーをいっぱいまで下げ、針
o
穴から飛び出したフックに糸を引っか けます。
針が上がっていないと、糸通し装置で糸を通 すことができません。糸を通す前に、針を
(針上下スイッチ)で上げておいてくださ い。詳細は、「上糸を通す」 参照してください。
糸通しレバーをいっぱいまで下げないと、 フックが完全に回転しないため、糸が針穴に 通りません。糸が通らなかった場合は押えレ バーを上げ、 ださい。このとき、針が上がっていることを 確認してください。
i(→ P.23)からやり直してく
c(→ P.22)を
糸を軽く持ったまま、糸通しレバーを
p
元に戻します。
24
X 糸がフックに引っ張られ、針穴に通ります。
針に通った糸の輪をゆっくりと後ろ側
q
へ引き、針穴から糸の端を引き出しま す。
糸を無理に引っ張って針を曲げないよ うに注意してください。
お願い
糸通しが正常に行われなかった場合は、手順
5 cm
注 意
押えレバー
5 cm
n からやり直してください。
押えレバーを上げます。
c
押えレバーを上げ、糸の端を押えの間
r
に通して後ろ側に 5cm ほど引き出しま す。
X 上糸のセットが完了しました。
手で針に糸を通すとき
糸通し装置が使用できない場合は、以下の手順で 針に糸を通します。
「上糸を通す」のa l に従って針棒
a
糸かけまで糸を通し、押えレバーを下 げます。
針穴の手前から向こう側に、手で糸を
b
通します。
糸の端を押えの間に通して後ろ側に
d
5 cm ほど引き出します。
1
必ず電源スイッチを切ってから行って ください。万一、スタート/ストップ
スイッチなどが押されるとミシンが作 動してけがの原因となります。
25
Loading...
+ 61 hidden pages