Benq W1100, W1200 User Manual [ja]

W1100/W1200
デジタルプロジェクタ 取扱説明
ようこそ
目次
安全上のご注意........3
紹介..................7
制御装置および機能............ 10
設置.................15
場所の選択.................... 15
スクリーンサイズの調整........ 16
接続.................19
ビデオ機器との接続............ 21
操作.................22
プロジェクタの起動............ 22
投写イメージの調整............ 23
メニューの使用方法............ 25
プロジェクターを固定する...... 26
入力信号の切り替え............ 28
詳細の拡大と検索.............. 29
縦横比の選択.................. 29
画像の最適化.................. 31
画像を隠す.................... 35
スリープタイマの設定.......... 36
画像の静止.................... 36
高地での操作.................. 36
音声の調節.................... 37
複数の画像ソースを同時に表示する
.............................................................. 38
プロジェクタのメニューディスプレ
イのカスタマイズ.............. 39
プロジェクタの終了 ............40
メニューの操作 ................41
メンテナンス ........ 50
プロジェクタのお手入れ ........50
ランプについて ................51
トラブルシューティング
...........................................57
仕様 ................ 58
外形寸法 ......................59
天井取付 ......................59
タイミングチャート ............60
保証と著作権について 63
法規 ................ 64
2
目次

安全上のご注意

お使いのプロジェクタは、情報テクノロジ機器の最新の安全規格に適合するよう に設計され、テストされています。 ただし、本装置を安全にご使用いただくため
に、このガイドおよび装置のマークに記載されている指示に従ってください。
安全上のご注意
1. ロジェクタを操作する前に、この ユーザーズガイドをお読みくださ い。 またいつでも参照できるよう
に、手の届く場所に保管しておい てください。
2. 動作中は、プロジェクタのレンズ を覗き込まないでください。 光線
が強力なので、視力障害を引き起 こす恐れがあります。
4. プロジェクタのランプをオンにす るときは、必ずレンズシャッター を開くか、レンズキャップを取り 外してください。
5. 国によっては、電源電圧が一定し ていない場合もあります。 プロ
ジェクタは、電源が AC100 240V の電圧範囲のときに安全に作 動するように設計されています
が、停電や ±10V のサージが発生 すると故障する可能性がありま
す。 電源の電圧が変動したり、電 源供給が中断したりする地域で
は、電源安定器、サージプロテク タ、または無停電電源装置(UPS
にプロジェクタを接続することを お薦めします。
3. 点検修理については、認定サービ ス担当者にお問い合わせくださ い。
6. プロジェクタが作動しているとき に投写レンズを物体で塞ぐと、そ れが過熱して変形したり、火災の 原因となったりします。 一時的に
ランプをオフにするには、プロ ジェクタかリモコンの BLANK
タンを押してください。
安全上のご注意
3
安全上のご注意(続き)
7. ランプは、動作中に非常に高温 になります。 ランプ部を取り外
して交換する場合は、プロジェ クタの電源を切ってから 45 分間
ほど放置して、プロジェクタを 常温に戻してください。
8. ランプは定格寿命より長く使用 しないでください。 ごくまれで
すが、定格寿命より長く使用す ると、ランプが破裂することが あります。
10. 本製品は安定した場所に設置し てください。 本製品が落下して、
重大な損傷を受ける恐れがあり ます。
11. 本装置のキャビネットは開けな いでください。 内部には危険な
電圧が流れており、触れると死 に至る場合もあります。 ユー
ザーが補修できる部分は専用の 取り外し可能なカバーが付いて いるランプだけです。
いかなる状況においても、これ 以外のカバーをご自身で取り外 そうとしないでください。 補修
については、指定された専門の 技術者にお尋ねください。
4
安全上のご注意
9. ランプ部や電子部品の交換は、 必ずプロジェクタの電源プラグ を抜いてから行ってください。
12. プロジェクタが稼動していると きには、通気孔から熱風と臭気 を感じる場合があります。 これ
は正常な状態であり、製品の欠 陥によるものではありません。
安全上のご注意(続き)
(
13. 次の場所に本装置を置かないでく ださい。
- 通気が不十分な場所または密閉され ている場所。 壁との間隔を 50cm 以上
空けて、プロジェクタの周辺の風通 しをよくしてください。
- 窓を締め切った車内など、非常に高 温になる場所。
- 非常に湿度が高い場所、ほこりの多 い場所、タバコの煙にさらされる場 所。このような場所に置くと、光学 部品が汚れ、プロジェクタの寿命が 短くなり、画像が暗くなります。
- 火災報知器に近い場所。
- 周辺温度が 35°C を超える場所。
-
高度が
3000
を超える場所
メートル
(10000
フィート
14. 通気孔をふさがないでください。
- 本製品を毛布などの寝具類、または
他の柔らかい物の上に置かないでく ださい。
- 本製品の上に布などをかぶせないで ください。
- プロジェクタの近くに可燃物を置か ないでください。
通気孔がふさがれると、プロジェ クタの内部が過熱し、火災が発生 することがあります。
15. 使用時は必ず装置を水平な平面上 に置いてください。
- 左右の傾きが 10°、または前後の傾き が 15° を超える状態で使用しないで ください。 完全に水平になっていな い状態でプロジェクタを使用すると、
ランプが故障したり破損したりする ことがあります。
)
3.000 m
10000
フィート
)
0 m
(0 フィート )
安全上のご注意
5
安全上のご注意(続き)
16. 装置を縦向きにしないでください。 縦向きにするとプロジェクタが倒
れ、けがをしたり、プロジェクタ が破損したりする恐れがあります。
17. 装置の上に乗ったり、物を置かな いでください。 装置が物理的に損
傷するだけでなく、事故やけがの 原因になります。
18. プロジェクタの上または近くに液 体を置かないでください。 プロ
ジェクタ内部に液体がこぼれると 故障の原因になります。 プロジェ
クタを濡らした場合は、電源コン セントからプロジェクタを外し、 BenQ にご連絡の上プロジェクタの
点検をご依頼ください。
19. 本製品を天井に取り付けて、イ メージを反転投写することができ ます。
天井に取り付ける場合は、BenQ の天井 取り付けキットを使用し、しっかりと固 定してください。
6
安全上のご注意
紹介

プロジェクタの特長

このプロジェクタは高性能な光学エンジン投写技術とユーザーフレンドリーな設 計を統合しており、高い信頼性と使いやすさを実現しています。
プロジェクタには次のような特長があります。
• 10W x 2 大型スピーカー
• SRS WOW HD
と高い周波数の細部にまでくっきりした音で、ダイナミックな 3D エンタテイ ンメント環境をお届けしています。
デュアル HDMI 入力
• HDCP 互換
直ちに信号検出ができるクイック自動検索機能
パスワード保護機能の選択
• 3D カラーマネージメントにより色を自在に調整
最善の画質で表示するワンキー自動調整機能
画像の歪みを補正するデジタルキーストーン補正
データ / ビデオ表示を調整可能なカラーバランスコントロール
高輝度投射ランプ
言語を選択できるオンスクリーンディスプレイ (OSD) メニュー
コンポーネント HDTV との互換性 YP
TM
はオーディオの再生品質を大幅に向上し、深い、豊かな低音
bPr
投写イメージの明るさは、周辺光の状態および選択した入力信号のコントラスト / 輝度設定に よって変わります。また投写距離の影響を直接受けます。
ランプの明度は時間の経過に伴い暗くなります。また明度はランプ製造元の仕様によって異な ります。 これは異常ではなく、正常で予期される変化です。
紹介
7

パッケージ内容

丁寧に開梱し、次に示すものがすべて揃っていることを確認してください。 不足 しているものがある場合は、お買い上げの販売店にご連絡ください。

標準アクセサリ

同梱のアクセサリ類は日本仕様のものであり、本書の図とは異なる場合があります。
* 保証カードは特定地域でしか提供されません。 詳細は、本製品を購入された販売店へお問い合わせ ください。
プロジェクタ 電源コード VGA ケーブル
クイックスタートガイド 取扱説明書 CD 保証書 *
リモコン(電池付き)

別売りアクセサリ

1. スペアランプキット
2. 天井取り付けキット
8
紹介
3. ソフトキャリーケース
4. RS232 ケーブル

プロジェクタ外観ビュー

正面 / 上面
1
2
3 4
5
背面 / 底面
11
12
28 26
1. 外部コントロールパネル (詳細は、10 ページの「プロ
ジェクタ」を参照してくださ
い。)
2. ランプカバー
3. ズームリング
4. ピントリング
5. レンズカバー
6
6. 通気孔
7. スピーカー
7
8. 前部 IR リモートセンサー
8
9. プロジェクションレンズ
9
10. クイックリリースボタン
10
11. 盗難防止用ケンジントンロック
スロット
12. RGB (PC)/ コンポーネントビデ
(YPbPr/ YCbCr) 信号入力 ジャック
13. RS-232 コントロールポート
20
21
16
17
13
14
191518
22
14. RGB 信号出力ジャック
15. コンポーネントの入力ジャック
16. S- ビデオ入力ジャック
17. USB 入力ジャック
18. ビデオ入力ジャック
7
19. オーディオ出力ジャック
20. HDMI 入力ジャック
21. 背面赤外線リモートセンサ
22. 遮電壁や調光などの外部デバイ
スの始動に使用される 12V DC 出力端子。これらのデバイスの
27
24
25
23
接続方法については、販売店に お尋ねください。
23. 背面アジャスタフット
24. オーディオ入力ジャック
25. クイックリリース フット
26. オーディオ(L/R)入力ジャック
27. 天井取付穴
28. AC 電源コード差込口
紹介
9

制御装置および機能

I
I

プロジェクタ

1 2
3
4 5 6 7 3
8 9
1. ピントリング 投写イメージの焦点を調整します。 細は、24 ページの「画像サイズと明瞭
さの微調整」を参照してください。
2. ズームリング 画像のサイズを調整します。 詳細は、
24 ページの「画像サイズと明瞭さの微 調整」を参照してください。
3. キーストーン ( 台形補正 )/ 矢印キー (/上 , / 下 )
投写角度によって生じる画像の歪みを 手動で修正します。 詳細は、24 ページ
の「キーストーンの補正」を参照して
ください。)
4. MENU/EXIT
オン スクリーン ディスプレイ (OSD) メニューをオンにします。 前のオンス クリーンメニューに戻り、メニューを
終了して設定を保存します。
5. 音量 / 矢印キー (/左、 / 右 ) 音声レベルを調節
オンスクリーンディスプレイ(OSD) メニューが起動中は、#3#5 キーは方 向矢印として、ご希望のメニュー項目
の選択や調整を行う際に使用できま す。 詳細は、25 ページの「メニューの
使用方法」を参照してください。
6. BLANK
スクリーン画像を隠すために使用し ます。 詳細は、35 ページの「画像を
隠す」を参照してください。
7. TEMP ( 温度インジケータ ライト )
12
11
5
10
プロジェクタの温度が異常に高くな ると赤く点灯します。詳細は、 詳細
は、56 ページの「インジケータ」を 参照してください。}
8. Power ( 電源 )/POWER ( 電源イン ジケータ ライト ) スタンバイモードと電源オンの状態
を切り替えます。詳細については、
22 ページの「プロジェクタの起動」
40 ページの「プロジェクタの終
了」を参照してください。
プロジェクタ動作中に点灯または点 滅します。 詳細は、56 ページの「イ
ンジケータ」を参照してください。)
9. LAMP ( ランプインジケータ ライト ) ランプの状態を表示します。 ランプに
問題が発生すると、点灯または点滅 します。 詳細は、56 ページの「イン
ジケータ」を参照してください。}
10. [ ソース選択バーを表示します。 詳細
は、28 ページの「入力信号の切り替
え」を参照してください。)
11. AUTO
表示された画像における最適の画像 タイミングを自動的に決定します。
細は、23 ページの「イメージの自動
調整」を参照してください。
12. MODE/ENTER
有効な画像設定モードを選択します。 詳細は、31 ページの「ピクチャ モー
ドの選択」を参照してください。)
選択したオンスクリーンディスプレ イ (OSD) メニュー項目を有効化しま
す。 詳細は、25 ページの「メニュー
の使用方法」を参照してください。
10
紹介
プロジェクタの天井取り付け
BenQ プロジェクタを安心してお使いいただくために、ここに記載する注意 をよくお読みになり指示にしたがってください。
プロジェクタを天井に取り付ける場合は、BenQ プロジェクタ専用天井取り 付けキットをお使いになり、しっかりと確実に設置してください。
BenQ プロジェクタ以外の天井取り付けキットをお使いになると、ゲージや ネジの長さが正確でないためプロジェクタが正しく固定されず落下してしま
う恐れがあります。 BenQ プロジェクタ専用天井取り付けキットは、BenQ プロジェクタを購入さ
れた販売店でお買い求めいただけます。 また別途ケンジントンロックをお求 めになり、プロジェクタのケンジントンロックスロットと天井取り付けブラ
ケットのベースをセキュリティケーブルでしっかりと繋いでおくことをお薦 めします。 このようにしておくと、万一天井取り付けブラケットが緩んでし
まった場合にも、プロジェクタを補助的に支えることができます。
紹介
11

リモートコントロール

1
2
3
4
5
6 4
7 8
9
10
11
1. 一時停止 投写画像を一時停止します。 詳細は、
36 ページの「画像の静止」を参照して
ください。
2. ソース選択キー(HDMI-1HDMI-2 PCCOMPVIDEO、S ビデオ)
表示用の入力ソースを選択します。 細は、28 ページの「入力信号の切り替
え」を参照してください。)
3. BLANK
スクリーン画像を隠すために使用しま す。 詳細は、35 ページの「画像を隠す」
を参照してください。
4. キーストーン / 矢印キー (/上、 /
下 )
投写角度によって生じる画像の歪みを 手動で修正します。 詳細は、24 ページ
の「キーストーンの補正」を参照して
ください。)
12
13
14
15
16
5
17
18
5.
音量/矢印キー
(/
左、
/
音声レベルを調節 詳細は、37 ページ
の「音声の調節」を参照してくださ
い。 オンスクリーンディスプレイ(OSD) メニューが起動中は、#4#5 キーは 方向矢印として、ご希望のメニュー
項目の選択や調整を行う際に使用で きます。 詳細は、25 ページの「メ
ニューの使用方法」を参照してくだ
さい。
6. MENU/EXIT
オン スクリーン ディスプレイ
(OSD)
メニューをオンにします。 前のオン スクリーンメニューに戻り、メ
ニューを終了して設定を保存します。 詳細は、25 ページの「メニューの使
用方法」を参照してください。
7. ミュート 内蔵スピーカーをミュートにします。
8. ユーザー 1/ ユーザー 2/ ユーザー 3 ユーザーメモリ設定を選択します。 詳細は、31 ページの「ユーザー設定
/ ユーザー設定 2/ ユーザー設定 3 モードの設定」を参照してくださ
い。
9. 基本画質調整キー(輝度、コントラ スト、シャープ、色、色調) 適切な画質値を調整するための設定 バーを表示します。 詳細は、32 ペー
ジの「画質の微調整」を参照してく
ださい。
10. 写真ウィンドウのコントロールキー
PIPPIP サイズ、PIP 位置、PIP
効) ピクチャインピクチャ (PIP) ウィン ドウを表示し、PIP 有効でメイン ウィンドウとサブウィンドウを切り 替え、PIP サイズと PIP 位置で現在 有効になっているウィンドウのサイ ズと位置を調整します。詳細は、38
ページの「複数の画像ソースを同時 に表示する」を参照してください。
)
12
紹介
11. 詳細な画質調整キー(ガンマ、色温
I
I
度、Brilliant Color) 適切な画質値を調整するための設定
バーを表示します。 詳細は、32 ページ
の「詳細な画質コントロール」を参
照してください。)
12. Power ( 電源 ) スタンバイモードと電源オンの状態
を切り替えます。 詳細については、22
ページの「プロジェクタの起動」 40 ページの「プロジェクタの終了」
を参照してください。
13. TEST
テストパターンを表示します。
14. AUTO
表示画像に最適なピクチャタイミン グを自動的に決定します。 詳細は、23
ページの「イメージの自動調整」
参照してください。
15. オーバースキャン オーバースキャン設定バーを表示し
ます。
16. MODE/ENTER
使用可能な画像設定モードを選択し ます。
詳細は、31 ページの「ピクチャ モー
ドの選択」を参照してください。
選択したオンスクリーンディスプレ イ (OSD) メニュー項目を有効化しま
す。 (OSD) メニュー項目を表示します。 細は、25 ページの「メニューの使用
方法」を参照してください。
17. アスペクト 表示縦横比を選択します。 詳細は、29
ページの「縦横比の選択」を参照し
てください。
18. SRS SRS(サウンド検索システム)サラウ
ンドサウンド効果のオン / オフを切 り替えます。
紹介
13
赤外線 (IR) リモコンセンサは、プロジェクタの正面にあります。 リモコンを正し く機能させるには、プロジェクタの IR リモコンセンサに対して 22.5 度以内でリモ コンを使用する必要があります。 リモコンとセンサの間の距離が 8 メートル (26 フィート ) を超えないようにしてください。
リモコンとプロジェクタの間に赤外線を遮断する障害物がないかどうかを確認し ます。
正面からの操作 背面からの操作
2
2.
5°
22
.
5°
リモコンの電池交換
1. バッテリカバーを開くには、リモコンを裏返してカバーの溝を押し、図のよ うに矢印の方向にスライドさせてください。 するとカバーが外れます。
2. 中の電池を取り出し(電池がある場合)、電池取付部の底に記された極性に 注意しながら、単 3 電池 2 個を挿入してください。 プラス極 (+) はプラスに、
マイナス極 (-) はマイナスの方向に挿入してください。
3. カバーをまっすぐにスライドさせて元の状態に戻します。 カチッという音が するまで完全にスライドさせます。
高温および高湿度を避けてください。
電池を間違った方向に挿入すると、電池が破損する場合があります。
使用済みの電池は、同じタイプの電池か、メーカーが推奨する同等タイプの電池と交換してく
ださい。
使用済みの電池は電池メーカーの指示に従って処理してください。
電池は絶対に火に投げ込まないでください。 爆発する恐れがあり大変危険です。
電池が消耗したり、長時間リモコンを使用しない場合は、液体が漏れないようにリモコンから
電池を外してください。
14
紹介
設置

場所の選択

部屋のレイアウトやお好みで、どの設定で設置するか決めてください。 設置する 際は、スクリーンのサイズや位置、電源コンセントがある場所、プロジェクタと
その他の装置の距離や位置などを考慮してください。
本機は次の 4 通りの設置状態で使うことができます。
1. 前面投写 プロジェクタをスクリーンの正面に床面近くに設
置します。 これが最も一般的な設定です。
2. 天井前面投写 プロジェクタを上下逆さにスクリーン正面の天井
に取り付けます。
この方法で設置する場合は、BenQ プロジェクタ天 井取り付けキットをご購入ください。
プロジェクタの電源を入れてから、天井前面投写 システム設定メニューで > プロジェクタの投写位 置を設定してください。
3. リア投写 プロジェクタをスクリーンの背後に床面近くに設
置します。
専用の背面スクリーン投写が必要です。
プロジェクタの電源を入れてから、リア投写 シス テム設定メニューで > プロジェクタの投写位置を 設定してください。
4. 天井リア投写 プロジェクタを上下逆さにスクリーン背後の天井
に取り付けます。
専用の背面投写スクリーンと BenQ プロジェクタ天 井取り付けキットが必要です。
プロジェクタの電源を入れてから、天井リア投写 システム設定メニューで > プロジェクタの投写位 置を設定してください。
室内のレイアウトまたは個人の好みにより配置場所を決定します。 設置する際は、スクリーンのサ イズや位置、電源コンセントがある場所、プロジェクタとその他の装置の距離や位置などを考慮し てください。
設置
15

スクリーンサイズの調整

投写距離、ズーム設定 ( 可能な場合 )、ビデオフォーマットにより投写画面サイズ は変化します。
このプロジェクタの本来の縦横比は 16:9 です。
縦横比 4:3 の表示エリアに投写した縦横
16:9 の画像
プロジェクタは必ず机の上などに水平に配置し、スクリーンの水平方向の中央に 対して直角になるように設置してください。 このように設置することによって、
角度を付けて投写(または角度が付いた面に投写する場合)すると生じる画像の 歪みを防止することができます。
プロジェクタを天井に取り付ける場合は、プロジェクタがやや下向きに角度を付 けて投写するように上下逆さに取り付ける必要があります。
18 ページの図をご覧になるとお分かりいただけるように、このタイプの投写方法
では投写画像の下端がプロジェクタの水平面から縦に傾いてしまいます。 天井に 取り付けた場合は、投写画像の上端がこのようになります。
プロジェクタをスクリーンから遠ざけると、投写イメージのサイズが拡大され、 それに伴い縦のオフセットも広がります。
スクリーンとプロジェクタの距離を決定する際は、投写距離に直接比例する投写 イメージのサイズと縦オフセットのサイズも考慮する必要があります。
プロジェクタを設置するための適度な距離については、スクリーンサイズの表を ご参照ください。 設置場所を決定するときには、スクリーン中央に対し直角の水
平距離 ( 投写距離 ) と、スクリーンの上下端からのプロジェクタの縦オフセット の高さ ( オフセット ) の 2 つのサイズを考慮してください。
縦横比 4:3 の表示エリアにリサイズして
投写した縦横比 16:9 の画像
16
設置

使用するスクリーンサイズに対しプロジェクタの設 置場所を決定する

1. スクリーンサイズを選択します。
2. 18 ページの表を参照し、「投影寸法」のラベルのついた左のコラムからご使
用のスクリーンのサイズに一番近いものを選びます。 この値の列を右に見て いくと、「平均」とラベルの付いたコラムのスクリーン値からの相当する平
均距離が記載されています。 これが投写距離になります。
3. 同じ列を右に見ていくと、「垂直オフセット (mm)値が記載されています。 この値によって、スクリーンの端からの最終的な縦オフセット位置が決定さ
れます。
4. プロジェクタはスクリーンの水平方向の中心に対して直角に、前のステップ 2 で決定したスクリーンからの距離に、さらにステップ で決定したオフセッ
ト値で設置するよう推奨します。
例えば、120 インチのスクリーンをご使用の場合、投影距離の平均は 4710 mm で、 垂直オフセットは 513 mm です。

設置する距離に対し推奨するスクリーンサイズを決 定する

これは、プロジェクタを設置する部屋に合ったスクリーンサイズを求めるための 方法です。
最大スクリーンサイズは、使用する部屋の実際のスペースが上限となります。
1. プロジェクタとスクリーンを設置したい場所までの距離を測ってください。 これが投写距離になります。
2. 18 ページの表を参照し、「平均」のラベルのついた左のコラムからご使用の スクリーンのサイズに一番近いものを選びます。 測定した距離が、平均距離 値の横に記載されている最小および最大距離の間に当てはまっていることを
確認してください。
3. この値と同じ列を左へ見ていくと、相当する「投影寸法」を見つけることが できます。 これが投写距離からの投写画像サイズになります。
4. 同じ列を右に見ていくと、「垂直オフセット (mm)値が記載されています。 この値によって、プロジェクタの水平面を基にした最終的なスクリーン設置
場所が決定されます。
例えば、測定した投影距離が 4.0 m(4000 mm) だった場合、「平均」コラムで一番 近いのは 3920 mm です。この列を見ると、100 インチのスクリーンが必要なこと がわかります。
プロジェクタを別の場所に移動させると ( 推奨される範囲内で )、スクリーンの中 央に画像が表示されるようにプロジェクタを上下に傾ける必要があります。 そう すると、画像に歪みが生じる場合があります。 この場合は、キーストーン機能を 使用して歪みを補正します。 詳細は、24 ページの「キーストーンの補正」を参照 してください。)
設置
17

投影寸法

適切な位置を計算する前に、59 ページの「外形寸法」を参照して、このプロジェ クタのレンズサイズの中心を求めてください。
最大ズーム
最小ズーム
スクリーン
レンズ中央
縦オフセット
投写距離
スクリーンタイプ スクリーンからの距離 (mm) 垂直オフセッ
対角線
(mm)高さ(mm)
インチ
30 762 664 374 890 1140 1390 128 40 1016 886 498 1210 1540 1870 171 50 1270 1107 623 1520 1935 2350 214 60 1524 1328 747 1830 2330 2830 256
80 2032 1771 996 2460 3125 3790 342 100 2540 2214 1245 3090 3920 4750 427 120 3048 2657 1494 3720 4710 5700 513 150 3810 3321 1868 4660 5900 7140 641 200 5080 4428 2491 6240 7890 9540 854 220 5588 4870 2740 6870 8685 10500 940 250 6350 5535 3113 7810 9875 11940 1068 300 7620 6641 3736 9380 11855 14330 1282
mm
光学部品の偏差のため、これらの数字には 3% の公差があります。 プロジェクタを一定場所に固定 するご予定の場合は、あらかじめ実際にプロジェクタを使って投写サイズと距離を物理的にテスト しておくことをお薦めします。そうすることで、本プロジェクタの光学的特性を考慮に入れて最適 な位置に設置することができます。 このように準備しておくことによって、プロジェクタを最適な 位置に固定することができます。
最短距離 平均 最長距離
( 最大ズーム ) ( 最小ズーム )
(mm)
18
設置
接続
信号ソースをプロジェクタに接続する際には、次の点を確認してください。
1. 接続を行う前にすべての機器の電源をオフにします。
2. 各ソースに正しい信号ケーブルを使用します。
3. ケーブルがしっかり差し込まれていることを確認します。
下に示す接続図では、プロジェクタにケーブルは接続されていません ( 詳細は、8 ページの
「パッケージ内容」を参照してください。)。 ケーブルはお近くの電気店でお求めください。
1
3
2
10
1
1. VGA ケーブル
2. VGA-to-DVI-A ケーブル
3. USB ケーブル
4. HDMI ケーブル
5. コンポーネントビデオ- VGA (D-Sub) アダプタケーブル
4
8
9
10
7
6
5
4
6. コンポーネントビデオケーブル
7. オーディオ L/R ケーブル
8. S-Video ケーブル
9. ビデオケーブル
10. オーディオケーブル
10
接続
19
多くのノートブックでは、プロジェクタを接続すると外付けビデオポートはオンになりません。 通常は「FN+F3」や CRT/LCD の組み合わせによって、外付けディスプレイをオン / オフ にすることができます。 CRT/LCD 機能キーまたは、ノートブック上でモニタ記号が示された機 能キーの場所を確認します。 「FN」とその機能キーを同時に押します。 ノートブックのキーの 組み合わせについては、ノートブックの説明書をお読みください。
• MONITOR OUT( モニタ出力 ) ジャックの出力信号は、コンピュータジャックから入力信号が送 られている場合に限り機能します。 プロジェクターの電源がオンの際は、MONITOR OUT( モニ タ出力 ) ジャックからの出力信号は、コンピュータジャックからの入力信号により異なります。
プロジェクタがスタンバイモードになっているときに「モニタ出力」接続方式を使用するには、 システム設定 メニューでモニタ出力機能がオンになっていることを確認してください。 詳細は、
48 ページの「スタンバイ設定」を参照してください。)
20
接続
Loading...
+ 45 hidden pages