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Z270 Professional Gaming i7
ユーザーマニュアル
バージョン 1.0
2016 年 12 月発行
Copyright©2016 ASRock INC. 無断複写・転載を禁じます。
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バージョン 1.1
2017 年 10 月発行
Copyright©2017 ASRock INC. 無断複写・転載を禁じます。
著作権について:
当文書のいかなる部分も、ASRock の書面による同意なしに、バックアップを目的
とした購入者による文書のコピーを除いては、いかなる形式や方法によっても、複
写、転載、送信、または任意の言語へ翻訳することは禁じます。
当文書に記載されている製品名および企業名は、それぞれの企業の登録商標ま
たは著作物であることもあり、権利を侵害する意図なく、ユーザーの便宜を図って
特定または説明のためにのみ使用されます。
免責事項:
当文書に記載されている仕様および情報は、情報提供のみを目的として付属され
ており、予告なく変更する場合があります。その整合性や正確性について、ASRock
がなんらの確約をするものではありません。 ASRock は、当文書での誤記や記載漏
れについて一切の責任を負いかねます。
本文書の内容について、ASRock は、明示または黙示にも、黙示の保証、商品性の
条件、または特定の目的への適合性を含め、かつそれらに限定されず、いかなる
種類の保証もいたしません。
いかなる状況においても、たとえ ASRock が当文書や製品の欠陥や誤りに起因す
る損害の可能性を 事前に知らされていたとしても、ASRock、取締役、役員、従業員、
または代理人は、いかなる間接的、専門的、偶発的、または必然的な損害(利益の
損失、事業の損失、データの損失、事業の中断などを含む)への責任を負いかねま
す。
この装置は、FCC 規則のパート 15 に準拠しています。 操作は以下の 2 つの条件に従い
ます:
(1) 本装置は有害な干渉を発生しない。および
(2) 本装置は、予想外の動作を引き起こす可能性のある干渉を含め、受信したすべての
干渉を受け入れる。
米国カリフォルニア州のみ
このマザーボードに採用されたリチウム電池は、カリフォルニア州議会で可決されたベス
トマネジメントプラクティス(BMP)で規制される有害物質、過塩素酸塩を含んでいます。
米国カリフォルニア州でリチウム電池を廃棄する場合は、関連する規制に従って行ってく
ださい。
「過塩素酸塩物質 - 特別な処理が適用される場合があります。詳しくは、www.dtsc.ca.gov/
hazardouswaste/perchlorate をご覧ください」
ASRock ウェブサイト :http://www.asrock.com
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オーストラリアのみ
弊社の製品にはオーストラリア消費者法の下で除外できない保証が付いています。 購入
者は、重大な故障に対しては交換または返金、および、その他の合理的に予見可能な損
失または損害に対しては補償を受ける権利を有します。 また、製品が許容できる品質を
満たさない場合、または、故障が重大な故障にあたらない場合は、購入者は製品を修理
または交換する権利を有します。 ご不明な点がありましたら ASRock までお問い合わせ
ください : 電話番号 +886-2-28965588 内線 123(標準的な国際通話料金が適用されます)
HDMI ™ および HDMI 高解像度マルチメディアインターフェース、ならびに HDMI
のロゴは、米国およびその他の国における HDMI Licensing LLC の商標または登
録商標です。
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Fatal1ty ストーリー
19 才の時には世界チャンピオンの PC ゲーマーになるとは思ってもみませんでした。 実
際、13 才のときには、プロのトーナメントでビリヤード競技に参加して、自分よりも高いレ
ベルのプレーヤーを相手に、4 〜 5 試合で勝った経験があります。 ビリヤードでキャリア
を積むことをまじめに考えたこともあります。しかし、若い頃には状況が目覚しく変化しま
す。 私の手と目の協調性は大変優れています。そして、数学の理解力もあります(これは、
ビデオゲームでは重要な要素になります)。これらの素質から、私はこの分野に進むべく
して進んだのです。
プロへの道
ダラスで開催された CPL(サイバーアスリート・プロフェッショナル・リーグ)トーナメント
に参加した 1999 年以来、プロゲーマーとして活動しています。ダラスでは 3 位に入賞し
て $4,000 の賞金を受け取りました。 米国におけるトッププレーヤーの 1 人として認知さ
れました。私に関心を持った企業の後援を受けて、私はスウェーデンで世界トップの 12
人のプレーヤーと対戦しました。 そして、負けなしで 18 ゲームで勝利を収めて優勝しま
した。こうして、世界ナンバーワンの Quake III プレーヤーになりました。 2 ヵ月後、私はダ
ラスで世界最高の Quake III プレーヤーとしてのタイトルを防衛して、$40,000 の賞金を
獲得しました。 それ以来、ロサンゼルス、ニューヨーク、セントルイスを始め、シンガポール、
韓国、ドイツ、オーストラリア、オランダ、ブラジルなど、世界各地のコンペティションに参加
しています。
連勝
CPL(サイバーアスリートプロフェッショナルリーグ) Winter 2001 で CPL 年度チャンピオ
ンの座を守り抜きました。自分の持てるゲーミングスキルを遺憾なく発揮できて大変満
足しています。その後、まったく異なるファースト・パーソン・シューター(fps)ゲーム、Alien
vs. Predator II(エイリアン vs プレデター II)で試合することになったからです。 そのコン
ペティションで勝利を収めて自動車を賞品として受け取りました。 翌年には、アンリアル・
トーナメント 2003(Unreal Tournament 2003)で競技して、同じタイトルを獲得し、その年、
CPL チャンピオンタイトルを 3 回獲得した唯一のプレーヤーになりました。 毎年、異なる
ゲームの競技に参加してタイトルを獲得してきました。これは、それまで誰も成し得なか
ったことです。私は自分の成績を大変誇りに思っています。
QuakeCon 2002 では、ライバルの ZeRo4 と対戦しました。この対戦はその年の最も注
目された試合の 1 つでした。この対戦で 14 対 (-1) で大勝しました。 クエイクコン 2004
(Quakecon 2004)のコンペティションでは、数々の難しい試合の後に Daler を破り、ワー
ルドナンバーワンの Doom3 チャンピオンとなり、賞金 $25,000 を獲得しました。
それ以来、Fatal1ty は、世界中を旅し、世界最高のプレーヤーと対戦して、ニューヨークで
開催された 2005 CPL ワールド・ツアー・チャンピオンシップで優勝賞金 $150,000 を受け
取るなど、数々の賞金とタイトルを獲得しています。 2007 年 8 月には、「比類ないスポー
ツマンシップを表し、e スポーツを今日まで発展させ、この新しいスポーツを代表するプ
レーヤーとして、e スポーツを世界各地に普及させることに貢献したこと」が評価されて、
ジョナサン(Johnathan)は、e スポーツ・アワード(eSports-Award)の 4 年間の歴史で初の
功労賞(Lifetime Achievement Award)を受賞しました。
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大きく生きる
大きなトーナメントで初めて入賞して以来、私は「プロのサイバーアスリート」として世界
各地を旅しています。また、MTV、ESPN、および、CBS の 60 分間のセグメントなど、数々の
国際的なメディアで大きく取り扱われてきました。 信じられないほど素晴らしいことです。
ビデオゲームを生活の糧にできるのは夢のようです。 私は元々スポーツが得意で、ホッ
ケーやフットボールなどのトレーニングに熱心に取り組んでいました。 このように訓練を
積んできたことは、より良いゲーマーを目指すときに大いに役立ちました。ベストを追求
する私の姿勢が、プロになるために必要な扉を開きました。
夢
もう一つの夢が実現しました。最高の部品を採用して、自分自身のブランドで、究極のゲ
ーミングコンピュータを設計することです。 競技の際にはハードウェアの品質が大きな違
いを生み出します。1 秒当たりのフレームが僅かに多いだけで、すべてが上手くいくこと
があるのです。 コンピュータ処理を高速化して、マップ周辺の流動性を向上させることが
鍵です。
Fatal1ty ハードウェアの私のビジョンは、ゲーマーが装置を心配せずにゲームに注力でき
るようにすることです。私は、競技を始めて以来、このビジョンを追求してきました。 装置
のことで煩わされたくないのです。 完璧な装置を備えて、ゲームに集中できる条件を整え
たいのです。 地上で最も高速で最も安定性に優れたコンピュータ装置を目指しました。
Fatal1ty ブランド製品の品質にはそれが反映されています。
ジョナサン「Fatal1ty」ウェンデル
(Johnathan “Fatal1ty” Wendel)
Fatal1ty の名称、 Fatal1ty ロゴ、そして、Fatal1ty の類似性は Fatal1ty, Inc. の登録商標です。使用する場合は、ライ
センス使用許諾が必要です。 © 2017 Fatal1ty, Inc. All rights reser ved. その他すべての商標はそれぞれの所有者
の財産です。
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内容
第 1 章 はじめに 1
1.1 パッケージの内容 1
1.2 仕様 2
1.3 マザーボードのレイアウト 9
1.4 I/O パネル 11
1.5 WiFi-802.11ac モジュールと ASRock WiFi 2.4/5 GHz
アンテナ 13
第 2 章 取り付け 15
2.1 CPU を取り付ける 16
2.2 CPU ファンとヒートシンクを取り付ける 19
2.3 メモリモジュール(DIMM)を取り付ける 20
2.5 前面パネルヘッダーを接続する 22
2.6 I/O パネルシールドを取り付ける 23
2.7 マザーボードを取り付ける 24
2.8 SATA ドライブを取り付ける 25
2.9 グラフィックスカードを取り付ける 27
2.10 周辺機器を接続する 29
2.11 電源コネクタを接続する 30
2.12 電源オン 31
2.13 ジャンパー設定 32
2.14 オンボードのヘッダーとコネクター 33
2.15 スマートスイッチ 43
2.16 Dr. Debug(ドクター・デバッグ) 44
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2.17 SLITM およびクアッド SLITM オペレーションガイド 46
2.17.1 2 枚の SLITM 対応グラフィックスカードを取り付ける 46
2.17.2 ドライバのインストールとセットアップ 48
2.18 CrossFireXTM、3 ウェイ CrossFireXTM およびクアッド
CrossFireXTM オペレーションガイド 49
2.18.1 2 枚の CrossFireXTM 対応グラフィックスカードを
取り付ける 49
2.18.2 3 枚の CrossFireXTM 対応グラフィックスカードを
取り付ける 51
2.18.3 ドライバのインストールとセットアップ 52
2.19 M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド 53
第 3 章 ソフトウェアとユーティリティの操作 56
3.1 ドライバを導入する 56
3.2 F-Stream 57
3.2.1 F-Stream をインストールする 57
3.2.2 F-Stream を使用する 57
3.4.2 Apps(アプリ) 62
3.4.3 BIOS & Drivers(BIOS とドライバ) 65
3.4.4 設定 66
3.5 Creative SoundBlaster Cinema3 67
第 4 章 UEFI セットアップユーティリティ 68
4.1 はじめに 68
4.2 EZ Mode(EZ モード) 69
4.3 Advanced Mode(アドバンスドモード) 70
4.3.1 UEFI メニューバー 70
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4.3.2 ナビゲーションキー 71
4.4 Main ( メイン ) 画面 72
4.5 OC Tweaker (OC 調整 ) 画面 73
4.6 Advanced ( 詳細 ) 画面 86
4.6.1 CPU Conguration (CPU 設定 ) 87
4.6.2 Chipset Conguration ( チップセット設定 ) 89
4.6.3 Storage Conguration ( ストレージ設定 ) 92
4.6.4 Intel® Thunderbolt 93
4.6.5 Super IO Conguration(スーパー IO 設定) 94
4.6.6 ACPI Conguration (ACPI 設定 ) 95
4.6.7 USB Conguration (USB 設定 ) 97
4.6.8 Trusted Computing
( トラステッド・コンピューティング) 100
4.7 Tools ( ツール ) 101
4.8 Hardware Health Event Monitoring
( ハードウェア ヘルス イベント監視 ) 画面 104
4.9 Security ( セキュリティ ) 画面 109
4.10 Boot ( ブート ) 画面 110
4.11 Exit ( 終了 ) 画面 113
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Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
第 1 章 はじめに
ASRock Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series マザーボードをお買い上げ頂
きありがとうございます。 ASRock の製品は一貫した厳格な品質管理の下で製造
されております。優れた品質と耐久性を兼ね備えつつ、優れたパフォーマンスを提
供致します。
この文書の第 1 章と第 2 章には、マザーボードの説明とステップ毎のインストール
ガイドが記載されています。 第 3 章には、ソフトウェアとユーティリティーの操作ガ
イドが含まれています。 第 4 章には、BIOS セットアップの設定ガイドが含まれてい
ます。
マザーボードの仕様と BIOS ソフトウェアは更新されることがあるため、このマニュアル
の内容は予告なしに変更することがあります。 このマニュアルの内容に変更があった場
合には、更新されたバージョンは、予告なくASRock のウェブサイトから入手できるように
なります。 このマザーボードに関する技術的なサポートが必要な場合には、ご使用のモ
デルについての詳細情報を、当社のウェブサイトで参照ください。 ASRock のウェブサイ
トでは、最新の VGA カードおよび CPU サポート一覧もご覧になれます。 ASRock ウェブ
サイト http://www.asrock.com.
1.1 パッケージの内容
• ASRock Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series マザーボード(ATX フォームファク
タ)
• ASRock Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series クイックインストールガイド
• ASRock Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series サポート DVD
• 4 x シリアル ATA(SATA)データケーブル(オプション)
• 1 x ASRock SLI_Bridge_2S カード (オプション)
• 1 x ASRock SLI_HB_Bridge_2S カード (オプション)
• 2 x ASRock Wi-Fi 2.4/5 GHz アンテナ(オプション)
• 1 x I/O パネルシールド
• 3 x M.2 ソケット用ねじ (オプション)
日本語
Page 10

1.2 仕様
日本語
プラットフォーム
CPU
チップセット
メモリ
• ATX フォームファクター
• 第 7 世代および第 6 世代 Intel® CoreTM i7/i5/i3/Pentium®/
Celeron® プロセッサーに対応(ソケット 1151)
• デジタル電源設計
• 12 電源フェーズ設計
• Intel® ターボブースト 2.0 テクノロジーをサポート
• Intel® K シリーズ アンロック CPU に対応
• ASRock BCLK フルレンジオーバークロッキングに対応
• ASRock ハイパー BCLK エンジン II に対応
• Intel® Z270
• デュアルチャンネル DDR4 メモリテクノロジー
• 4 x DDR4 DIMM スロット
• DDR4 3733+(OC)*/3600(OC)/3200(OC)/2933(OC)/2800
(OC)/2400**/2133 ノン ECC、アンバッファードメモリに対応
* 詳細については、ASRock ウェブサイトのメモリーサポート一
覧を参照してください。 (http://www.asrock.com/)
** 第 7 世代 Intel® CPU は最大 2400 までの DDR4 に対応しま
す。第 6 世代 Intel® CPU は最大 2133 までの DDR4 に対応しま
す。
• ECC UDIMM メモリモジュールに対応(non-ECC モードで
動作)
• システムメモリの最大容量: 64GB
• Intel® エクストリームメモリプロファイル(XMP)2.0 に対応
• DIMM スロットに 15 μゴールドコンタクトを採用
拡張スロット
• 4 x PCI Express 3.0 x16 スロット(PCIE2/PCIE3/PCIE4/
PCIE5: x16 (PCIE2) でシングル、x8 (PCIE2) / x8 (PCIE4) で
デュアル、x8 (PCIE2) / x4 (PCIE4) / x4 (PCIE5) でトリプル。
PCIE3: x4 モード )*
* 起動ディスクとして NVMe SSD に対応
• 1 x PCI Express 3.0 x1 スロット (Flexible PCIe)
• AMD Quad CrossFireXTM、3-Way CrossFireXTM、CrossFireX
をサポート
• NVIDIA® Quad SLITMおよび SLITMをサポート
TM
2 3
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Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
• 1 x 垂直 M.2 ソケット(Key E)、WiFi-802.11ac モジュールが
バンドルされています(リア I/O)
• VGA PCIe スロットに 15 μゴールドコンタクトを採用
(PCIE2)
グラフィックス
* Intel®HDグラフィックス内蔵ビジュアルおよび VGA 出力は、
GPU を統合したプロセッサーのみでサポートされます。
• Intel®HDグラフィックス内蔵ビジュアルをサポート: AVC、
MVC (S3D) および MPEG-2 Full HW Encode1 が装備され
た Intel® クイック・シンク・ビデオ、Intel® InTruTM 3D, Intel® ク
リアー・ビデオ HD テクノロジー、Intel® InsiderTM, Intel® HD
グラフィックス
• Gen9 LP、DX11.3、DX12
• HWA エンコード / デコード : VP8、HEVC 8b、VP9、HEVC
10b(第 7 世代 Intel® CPU 向け)
• HWA エンコード / デコード : VP8 、HEVC 8b、GPU/SW エ
ンコード / デコード : VP9、HEVC 10b(第 6 世代 Intel® CPU
向け)
• 最大共有メモリ1,024MB
* 最大共有メモリのサイズはオペレーティングシステムによっ
て異なることがあります。
• デュアルグラフィックス出力 : 独立したディスプレイコントロ
ーラで HDMI ポートと DisplayPort 1.2 ポートに対応
• HDMI に対応、最大解像度 4K x 2K (4096x2160) @ 24Hz /
(3840x2160) @ 30Hz
• DisplayPort 1.2 テクノロジーに対応、最大解像度 4K x 2K
(4096x2304) @ 60Hz
• HDMI ポートで、オートリップシンク、ディープカラー(12bpc)、
xvYCC、および、HBR(高ビットレートオーディオ)に対応
(HDMI 対応モニターが必要です)
• HDMI ポートと DisplayPort 1.2 ポートで HDCP に対応
• HDMI ポートと DisplayPort 1.2 ポートで Full HD 1080p Blu-
ray (BD) 再生に対応
日本語
オーディオ
• 7.1 CH HD オーディオ、コンテンツプロテクション付き
(Realtek ALC1220 オーディオコーデック)
• プレミアム・ブルーレイ・オーディオ・サポート
• サージ保護に対応(ASRock 完全スパイク保護)
• ニチコン製ファインゴールドシリーズオーディオコンデンサ
• SNR 比 120dB の DAC(差動アンプ搭載)
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• フロントパネルオーディオコネクタ用 TI® NE5532 プレミア
ムヘッドセットアンプ(最大 600 Ohms までのヘッドセットに
対応)
• Pure Power-In ( ピュアパワーイン )
• ダイレクトドライブテクノロジー
• PCB 絶縁シールド
• 前面出力ポートにインピーダンスセンシング装備
• R/L オーディオチャンネル用個別 PCB レイヤ
• AURA RGB LED
• ゴールドオーディオジャック
• 15 μ ゴールドオーディオコネクタ
• Creative SoundBlaster Cinema3 に対応
日本語
LAN
ワイヤレス LAN
リアパネル I/O
1 x 5 ギガビット LAN 100/1000/2500/5000 Mb/s(AQUANTIA®
AQC108):
• Wake-On-LAN(ウェイク オン ラン)に対応
• 雷 / 静電気放電(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパイク
保護)
• PXE をサポート
2 x ギガビット LAN 10/100/1000 Mb/s(1 x Intel® I219V、1 x
Intel® I211AT):
• Wake-On-LAN(ウェイク オン ラン)に対応
• 雷 / 静電気放電(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパイク
保護)
• チーミング機能付きデュアル LAN に対応 *
* Teaming は Win 10 には対応していません。
• エネルギー効率のよいイーサネット 802.3az をサポート
• PXE をサポート
• Intel® 802.11ac WiFi モジュール(無料バンドル)
• IEEE 802.11a/b/g/n/ac をサポート
• デュアルバンド(2.4/5 GHz)をサポート
• 最高 433 Mbps の高速ワイヤレス接続をサポート
• ブルートゥース 4.0/3.0 + ハイスピードクラス II をサポート
• 2 x アンテナポート
• 1 x PS/2 マウス / キーボードポート
• 1 x HDMI ポート
• 1 x DisplayPort 1.2
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Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
• 1 x 光 SPDIF 出力ポート
• 1 x USB 3.1 Type-A ポート(10 Gb/s)(ASMedia ASM2142)(静
電気放電(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパイク保護))
• 1 x USB 3.1 Type-C ポート(10 Gb/s)(ASMedia ASM2142)(静
電気放電(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパイク保護))
• 3 x USB 3.0 ポート(Intel® Z270)(静電気放電(ESD) 保護に
対応(ASRock 完全スパイク保護))
* Ultra USB Power(ウルトラ USB パワー)には USB_4_5 ポート
上で対応します。
*ACPI ウェークアップ機能は USB_4_5 ポートには対応してい
ません。
• 1 x Fatal1ty マウスポート(USB 3.0)(Intel® Z270)(静電気放電
(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパイク保護))
• LED 付き 3 x RJ-45 LAN ポート(ACT/LINK LED とSPEED
LED)
• 1 x CMOS クリアスイッチ
• HD オーディオジャック : リアスピーカー / センター / バス /
ラインイン / フロントスピーカー / マイク(ゴールドオーディ
オジャック)
日本語
ストレージ
• 6 x SATA3 6.0 Gb/s コネクタ、RAID(RAID 0、RAID 1、RAID 5、
RAID 10、Intel ラピッド・ストレージ・テクノロジー 15 および
Intel スマート・レスポンステクノロジー)、NCQ、AHCI、および、
ホットプラグ機能に対応 *
* M2_1 は SATA3_0 及び SATA3_1とレーンを共用します。 い
ずれかが使用されている場合は、その他は無効になります。
* M2_2 は SATA3_4 及び SATA3_5とレーンを共用します。 い
ずれかが使用されている場合は、その他は無効になります。
* SATA タイプ M.2 デバイスで M2_3 を使用している場合は、
SATA3_3 は無効になります。
• 4 x ASMedia ASM1061 の SATA3 6.0 Gb/s コネクタ、NCQ、
AHCI、および、ホットプラグ機能に対応
• 2 x SATA Express 10 Gb/s コネクタ **
** サポートは今後発表
• 3 x ウルトラ M.2 ソケット、タイプ 2230/2242/2260/2280 M.2
SATA3 6.0 Gb/s モジュールと最大 Gen3 x4 (32 Gb/s) までの
M.2 PCI Express モジュールに対応 ***
*** Intel® OptaneTMテクノロジーに対応
*** 起動ディスクとして NVMe SSD に対応
*** ASRock U.2 キットに対応
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日本語
コネクタ
• 1 x TPM ヘッダー
• 1 x 電源 LED とスピーカーヘッダー
• 1 x AURA RGB LED ヘッダー
• 1 x CPU ファンコネクタ(4 ピン)
* CPU ファンコネクタは最大 1A (12W) の電力の CPU ファン
に対応します。
• 1 x CPU (オプション)/ ウォーターポンプファンコネクタ(4
ピン)(スマートファン速度制御)
* CPU(オプション)/ ウォーターポンプファンは最大 1.5A (18W)
の出力のウォータークーラーに対応します。
• 2 x シャーシファンコネクタ(4 ピン)(スマートファン速度制
御)
• 1 x シャーシ(オプション)/ウォーターポンプファンコネクタ(4
ピン)(スマートファン速度制御)
* シャーシ(オプション)/ ウォーターポンプファンは最大 1.5A
(18W) の出力のウォータークーラーに対応します。
* CPU_OPT/W_PUMP、CHA_FAN1、CHA_FAN2 および CHA_
FAN3/W_PUMP は 3 ピンまたは 4 ピンファンが使用されてい
るかどうかを自動検出できます。
• 1 x 24 ピン ATX 電源コネクターコネクタ(高密度電源コネク
ター)
• 1 x 8 ピン 12V 電源コネクタ(高密度電源コネクタ)
• 1 x フロントパネルオーディオコネクタ (15μ ゴールドオー
ディオジャック )
• 1 x underbolt AIC コネクタ (5 ピン )
* 1 つの underbolt AIC カードのみをサポートします。
• 3 x USB 2.0 ヘッダー(6 個の USB 2.0 ポートに対応) (Intel®
Z270) (静電気放電(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパイ
ク保護))
• 2 x USB 3.0 ヘッダー(4 個の USB 3.0 ポートに対応)
(ASMedia ASM1074 ハブ)(静電気放電(ESD)保護に対応
(ASRock 完全スパイク保護))
• 1 x 縦型 A USB 3.0 (Intel® Z270)
• 1 x Dr. Debug、LED 付き
• 1 x 電源スイッチ、LED 付き
• 1 x リセットスイッチ、LED 付き
• 1 x XMP スイッチ
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Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
BIOS 機能
ハードウェアモニ
ター
OS
• 2 x AMI UEFI Legal BIOS、多言語 GUI サポート(1 x メイン
BIOS と 1 x バックアップ BIOS)付き
• セキュアバックアップ UEFI テクノロジーに対応
• ACPI 6.0 準拠ウェイクアップイベント
• SMBIOS 2.7 サポート
• CPU、GT_CPU、DRAM、VPPM、PCH 1.0V、VCCIO、VC-
CST、VCCSA、VCCPLL 電圧マルチ調整
• 温度センシング : CPU、CPU オプション / ウォーターポンプ、
シャーシ、シャーシオプション / ウォーターポンプファン
• ファンタコメータ: CPU、CPU オプション / ウォーターポンプ、
シャーシ、シャーシオプション / ウォーターポンプファン
• 静音ファン(CPU 温度に従ってシャーシファン速度を自動
調整): CPU、CPU オプション / ウォーターポンプ、シャーシ、
シャーシオプション / ウォーターポンプファン
• ファンマルチ速度制御 : CPU、CPU オプション / ウォーター
ポンプ、シャーシ、シャーシオプション / ウォーターポンプフ
ァン
• 電圧監視 : +12V、+5V、+3.3V、CPU Vcore、DRAM、VPPM、
PCH 1.0V、VCCSA、VCCST
• Microso® Windows® 10 64-bit / 8.1 64-bit / 7 32-bit / 7 64-
bit
• Microso® Windows® 10 64-bit(第 7 世代 Intel® CPU 向け)
• Microso® Windows® 10 64-bit / 8.1 64-bit / 7 32-bit / 7 64-bit
(第 6 世代 Intel® CPU 向け)
* 更新された Windows® 10 ドライバについては、ASRock のウェ
ブサイトで詳細をご確認ください :http://www.asrock.com
日本語
認証
* 商品詳細については、当社ウェブサイトをご覧ください。 http://www.asrock.com
• FCC、CE、WHQL
ErP/EuP Ready(ErP/EuP 対応電源供給装置が必要です)
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日本語
BIOS設定の調整、アンタイドオーバークロックテクノロジーの適用、サードパーティのオー
バークロックツールの使用などを含む、オーバークロックには、一定のリスクを伴います
のでご注意ください。 オーバークロックするとシステムが不安定になったり、システムの
コンポーネントやデバイスが破損することがあります。 ご自分の責任で行ってください。
弊社では、オーバークロックによる破損の責任は負いかねますのでご了承ください。
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Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
Intel
Z270
DDR 4_A2 (6 4 bit, 28 8-pin m odule )
DDR 4_A1 (6 4 bit, 28 8-pin m odule )
DDR 4_B2 (6 4 bit, 28 8-pin m odule )
DDR 4_B1 (6 4 bit, 28 8-pin m odule )
ATX12V1
ATXP WR 1
PCIE2
Top:
RJ-45
(I211AT)
USB 3.0
T: USB4
B: USB5
Top:
Central/Bass
Center :
REAR SPK
Top:
LINE IN
Center :
FRONT
Bottom :
Optica l
SPDIF
Bottom :
MIC IN
PCIE4
HDLED RESET
PLED PWRBTN
PANEL1
1
1
SPK_PLED1
1
HD_AUDIO1
PCIE5
SATA3_4_5
SATA3_A1_ A2
SATA3_A3_ A4
PCIE1
7
8
14
15
16
USB_15_16
1
21
USB_13_14
1
22
USB_11_12
1
23
20
27
CLRBTN1
SATA_EXP0 _1
1
5
4
26
18
USB 3. 0
T: USB1
B: USB 2
PS2
Keybo ard
/Mous e
CMOS
Battery
T B1
1
25
2
USB3_6 _7
1
19
CPU_FAN1
9
1
TPMS1
USB 3.1
T: USB31_TA_1
B: USB31_TC_1
CHA_FAN3/W_PUMP
3
USB3_8 _9
1
CLRMOS1
1
24
CPU_OPT/W_PUMP
M2_WIFI_1
HDMI _1
DISP LAYI_1
RJ-45
(I219V)
Dr.
Debug
XMP_O N1
BIOS_A1
BIOS_B1
BIOS_A_LED1
BIOS
ROM
BIOS_B_LED1
BIOS
ROM
RGB_LED
1
M2_2
CTCTCT CT34
33
32 31
PCIE3
M2_3
CTCTCT CT24
23
22 21
CHA_FAN2
CHA_FAN1
M2_1
CTCTCT CT14
13
12
11
Vertica l Type A
USB 3.0
6
10
11
12
13
17
LAN
Ultra M.2
PCIe Gen3x4
RoHS
Z270 Gaming i7
ON
OFF
USB3_1 0
Int el Opta ne Read y
TM
®
FATAL TY
1
RSTBTN1PWRBTN1
28
29
Top:
RJ-45
(AQC108)
1.3 マザーボードのレイアウト
日本語
Page 18

日本語
番号 説明
1 ATX 12V 電源コネクタ(ATX12V1)
2 CPUファン / ウォーターポンプファンコネクタ (CPU_OPT/W_PUMP)
3 シャーシファンコネクタ(CHA_FAN1)
4 CPU ファンコネクタ(CPU_FAN1)
5 2 x 288 ピン DDR4 DIMM スロット(DDR4_A1、DDR4_B1)
6 2 x 288 ピン DDR4 DIMM スロット(DDR4_A2、DDR4_B2)
7 XMP スイッチ (XMP_ON1)
8 ATX 電源コネクタ(ATXPWR1)
9 縦型 A USB 3.0(USB_10)
10 USB 3.0 ヘッダー(USB3_6_7)
11 USB 3.0 ヘッダー(USB3_8_9)
12 シャーシファンコネクタ(CHA_FAN2)
13 SATA Express コネクタ(SATA_EXP0_1)
14 SATA3 コネクタ(SATA3_4_5)
15 SATA3 コネクタ(SATA3_A1_A2)
16 SATA3 コネクタ(SATA3_A3_A4)
17 シャーシファン / ウォーターポンプファンコネクタ (CHA_FAN3/W_PUMP)
18 電源スイッチ(PWRBTN1)
19 システムパネルヘッダー(PANEL1)
20 リセットスイッチ(RSTBTN1)
21 電源 LED とスピーカーヘッダー (SPK_PLED1)
22 AURA RGB LED ヘッダー (RGB_LED1)
23 USB 2.0 ヘッダー (USB_15_16)
24 USB 2.0 ヘッダー (USB_13_14)
25 USB 2.0 ヘッダー(USB_11_12)
26 underbolt AIC ヘッダー(TB1)
27 TPM ヘッダー(TPMS1)
28 クリア CMOS ジャンパー(CLRMOS1)
29 フロントパネルオーディオヘッダー(HD_AUDIO1)
10 11
Page 19

1.4 I/O パネル
1
Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
7
2
3
4
658
17 11141519
18
16
13
91012
番号 説明 番号 説明
1
PS/2 マウス / キーボードポート 11 USB 3.0 ポート(USB_4_5) ****
2
DisplayPort 1.2 12 USB 3.1 Type-A ポート(USB31_TA_1)
3
LAN RJ-45 ポート(Intel® I211AT)* 13 USB 3.1 Type-C ポート(USB31_TC_1)
GLAN RJ-45 ポート(AQUANTIA®
4
AQC108)**
5
セントラル / バス(オレンジ色) 15 HDMI ポート
6
リアスピーカー(黒色) 16 アンテナポート
7
ライン入力(明るい青色) 17 Fatal1ty マウスポート(USB_1)
8
フロントスピーカー(ライム色)*** 18 USB 3.0 ポート(USB_2)
9
マイクロフォン(ピンク色) 19 クリア CMOS スイッチ
10
オプティカル SPDIF 出力ポート
* 各 LAN ポートにそれぞれ 2 つの LED があります。 LAN ポートの LED 表示については下の表を参照してく
ださい。
アクティビティ / リンク LED
速度 LED
LAN ポート
14 LAN RJ-45 ポート(Intel® I219V)*
日本語
アクティビティ / リンク LED 速度 LED
状態 説明 状態 説明
消灯 リンクなし オレンジ色 10Mbps 接続
点滅 データアクティビティ オレンジ色 100Mbps 接続
点灯 リンク 緑色 1Gbps 接続
Page 20

日本語
** 各 LAN ポートにそれぞれ 2 つの LED があります。 LAN ポートの LED 表示については下の表を参照して
ください。
アクティビティ / リンク LED
速度 LED
LAN ポート
アクティビティ / リンク LED 速度 LED
状態 説明 状態 説明
消灯 リンクなし オレンジ色 100Mbps/1Gbps/2.5Gbps
点滅 データアクティビティ
接続
点灯 リンク 緑色 5Gbps 接続
*** 2 チャンネルスピーカーを使用する場合は、スピーカーのプラグを「フロントスピーカージャック」に接続し
てください。 使用するスピーカーのタイプに従って、下の表に記載されている接続に関する詳細説明を参照し
てください。
オーディオ出力
チャンネル
フロントスピー
カー
(No. 8)
リアスピーカー
(No. 6)
セントラル / バ
ス
(No. 5)
ライン入力
(No. 7)
2 V -- -- --
4 V V -- --
6 V V V --
8 V V V V
マルチストリーミングを有効にするには、フロントパネルオーディオケーブルをフロント
パネルオーディオヘッダーに接続する必要があります。 コンピュータを再起動すると、シ
ステム上に「Mixer(ミキサー)」ツールが表示されます。 「Mixer ToolBox(ミキサーツール
ボックス)」 を選択して、「Enable playback multi-streaming(再生マルチストリーミング
を有効にする)」をクリックし、次に、「ok」をクリックします。 「2CH」、「4CH」、「6CH」、または、「8CH」
を選択して、「Realtek HDA Primary output(Realtek HDA プライマリー出力)」を選択すれ
ば、リアスピーカー、セントラル/ バス、および、フロントスピーカーを使用できます。「Realtek
HDA Audio 2nd output(Realtek HDA オーディオ・セカンド出力)」を選択すれば、フロン
トパネルオーディオを使用できます。
****ACPI ウェークアップ機能は USB_4_5 ポートには対応していません。
12 13
Page 21

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
1.5 WiFi-802.11ac モジュールと ASRock WiFi 2.4/5 GHz ア
ンテナ
WiFi-802.11ac + BT モジュール
このマザーボードには独自の WiFi 802.11 a/b/g/n/ac + BT v4.0 モジュールが装備
されています(背面 I/O パネルに事前に取り付けられています)。WiFi 802.11 a/b/
g/n/ac + BT v4.0 モジュールは WiFi 802.11 a/b/g/n/ac 接続規格および Bluetooth
v4.0 に対応します。 WiFi + BT モジュールは、WiFi + BT に対応する使い易いワイ
ヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アダプタです。 Bluetooth v4.0 規格には、
モバイルデバイスにまったく新しいクラスの機能を追加するスマート・レディ・テク
ノロジーが採用されています。 BT 4.0 にはロー・エネルギー・テクノロジーも採用
されており、PC 向けの超低消費電力をお約束します。
* 伝送速度は環境によって異なることがあります。
WiFi+BT モジュール
WiFi + BT Module
(Intel® Dual Band Wireless-AC3160
(pre-installed Intel® Du al Band
がプリインストールされています)
Wireless-AC 3160)
日本語
ASRock WiFi 2. 4/5 GHz Antennas
ASRock WiFi 2.4/5 GHz アンテナ
(included in the pac kage)
(同梱されています)
Page 22

日本語
WiFi アンテナ取り付けガイド
1
手順
付属の WiFi 2.4/5 GHz アンテナ
2
手順
2 本の WiFi 2.4/5 GHz アンテナをアンテナコネ
クタに接続します。 アンテナを右方向に回して
しっかりと接続します。
手順 3
図にあるように WiFi 2.4/5 GHz アンテナを設定
します。
* 信号を強化するためにアンテナの方向を調整
する必要があることがあります。
を準備します。
14 15
Page 23

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
第 2 章 取り付け
これは ATX フォームファクタのマザーボードです。 マザーボードを取付ける前に、
ケースに取付できるフォームファクター(サイズ)を確認し、マザーボードを取り付
けることができることを確認してください。
取り付け前の注意事項
マザーボードコンポーネントを取り付けたり、マザーボードの設定を変更する前に、
次の注意事項をよくお読みください。
• マザーボードを設置 / 取り外しをする場合は、必ず電源コードが抜いてください。 電
源コードが繋がれたままで作業を行うと、怪我をしたり、マザーボードが破損する可能
性がございます。
• 静電気によってマザーボードの部品が破損することを防止するために、マザーボード
はカーペットの上に置かないでください。 また、静電気防止リストストラップを着用す
るか、または、部品を取り扱う前に静電気除去オブジェクトに触れてください。
• 基板の端をつかんでください。IC には触れないでください。
• マザーボードを取り外す場合は、取り外したマザーボードを接地した静電気防止パッ
ドの上に置くか、商品に付属している袋に入れてください。
• マザーボードをシャーシに固定する為にねじを使う場合は、ねじを締め付けすぎない
でください。 ねじを締め付けすぎると、マザーボードが破損することがあります。
日本語
Page 24

2.1 CPU を取り付ける
1.
1151 ピン CPU をソケットに挿入する前に、PnP キャップ がソケット上にあること、CPU
表面に汚れがないこと、または、ソケット内に曲がったピンがないことを確認してくださ
い。 PnP キャップがソケット上になかったり、CPU 表面が汚れていたり、または、ソケッ
ト内に曲がったピンがある場合は、CPU を無理にソケット内に挿入しないでください。
CPU を無理にソケット内に挿入すると、CPU の甚大な破損につながります。
2.
CPU を取り付ける前に、すべての電源ケーブルを取り外してください。
1
日本語
A
B
2
16 17
Page 25

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
3
4
日本語
5
Page 26

日本語
プロセッサーを取り外した場合は、カバーを保管して取り付け直してください。 アフター
サービスのためにマザーボードを返品する場合は、カバーを必ず取り付けてください。
18 19
Page 27

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
2.2 CPU ファンとヒートシンクを取り付ける
1 2
日本語
FAN
CPU_
Page 28

2.3 メモリモジュール(DIMM)を取り付ける
このマザーボードには 4 つの 288 ピン DDR4(ダブルデータレート 4)DIMM スロッ
トが装備されており、デュアルチャンネルメモリ技術に対応します。
1.
デュアルチャンネルメモリ設定のために、同一(同じブランド、同じ速度、同じサイ
ズ、同じチップタイプ)の DDR4 DIMM を 1 組取り付ける必要があります。
2.
1 つまたは 3 つのメモリモジュールが取り付けられている場合は、デュアルチャ
ンネルメモリテクノロジーを有効にできません。
3.
DDR、DDR2 または DDR3 メモリモジュールは DDR4 スロットに取り付けること
はできません。取り付けると、マザーボードと DIMM が損傷することがあります。
日本語
デュアルチャンネルメモリ設定
優先順位 DDR4_A1 DDR4_A2 DDR4_B1 DDR4_B2
1 実装済み 実装済み
2 実装済み 実装済み
3 実装済み 実装済み 実装済み 実装済み
DIMM は 1 つの正しい方向にしか取り付けることができません。 DIMM を間違っ
た方向に無理に挿入すると、マザーボードと DIMM の損傷につながります。
20 21
Page 29

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
1
2
日本語
3
Page 30

日本語
2.5 前面パネルヘッダーを接続する
1
32:(56:
+''/('
5(6(76:
32:(5/('
32:(5/('
2
RESET SW
HDD LED
3$1(/
䦭⨎ἲ 怋䲘ἲ
910
Power SW (-) RESET SW (+)
B
Power LED (-)
A
Power LED (+)
12
PANEL1
RESET SW (-)Power SW (+)
HDD LED (-)
HDD LED (+)
D
C
ABC
D
22 23
Page 31

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
2.6 I/O パネルシールドを取り付ける
1
日本語
Page 32

2.7 マザーボードを取り付ける
日本語
Z270 Gaming i7
FATAL TY
1
24 25
Page 33

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
2.8 SATA ドライブを取り付ける
1
光学ドライブ
SATA ドライブ
2
日本語
SATAデータケーブル
Page 34

3
日本語
4
SATA
電源コネクタ
SATA データコネクタ
26 27
Page 35

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
2.9 グラフィックスカードを取り付ける
1
日本語
Page 36

日本語
拡張スロット(PCI スロットと PCI Express スロット)
このマザーボードには 5 つの PCI Express スロットが装備されています。
拡張カードを取り付ける前に、電源供給が切断されていること、または、電源コード
が取り外されていることを確認してください。 取り付け作業を始める前に、拡張カー
ドに添付されている文書を読んで、カード用に必要なハードウェア設定を行ってく
ださい。
PCIe スロット :
PCIE1(PCIe 3.0 x1 スロット)は PCI Express x1 レーン幅カード向けに使用します。
PCIE2(PCIe 3.0 x16 スロット)は PCI Express x16 レーン幅グラフィックスカード向
けに使用します。
PCIE3(PCIe 3.0 x16 スロット)は PCI Express x4 レーン幅グラフィックスカードで使
用します。
PCIE4(PCIe 3.0 x16 スロット)は PCI Express x8 レーン幅グラフィックスカード向け
に使用します。
PCIE5(PCIe 3.0 x16 スロット)は PCI Express x4 レーン幅グラフィックスカード向け
に使用します。
PCIE2 PCIE4 PCIE5
シングルグラフィックスカー
PCIe スロット設定
CrossFireXTM または SLITM
モードの 2 枚のグラフィック
3 ウェイ CrossFireXTM モー
ドで 3 枚のグラフィックスカ
ド
スカード
ード
複数のグラフィックスカードを使用する場合は、サーマル環境を改善するため
に、シャーシファンをマザーボードのシャーシファンコネクタ(CHA_FAN1、CHA_
FAN2、または、CHA_FAN3)に接続してください。
x16 N/A N/A
x8 x8 N/A
x8 x4 x4
28 29
Page 37

2.10 周辺機器を接続する
Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
日本語
Page 38

日本語
2.11 電源コネクタを接続する
$7;9
$7;3:5
30 31
Page 39

2.12 電源オン
Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
1
2
3
日本語
4
Page 40

日本語
2.13 ジャンパー設定
このイラストは、ジャンパーの設定方法を示しています。 ジャンパーキャップがピ
ンに被さっていると、ジャンパーは「ショート」です。 ジャンパーキャップがピンに被
さっていない場合には、ジャンパーは「オープン」です。 この図は 3ピンのジャンパー
を表し、ジャンパーキャップがピン 1 とピン 2 に被さっているとき、これらのピンは
「ショート」です。
CMOS クリアジャンパー
(CLRMOS1) (p.9、No. 28 参照)
CLRMOS1 を使って CMOS 内のデータをクリアできます。 クリアして、デフォルト
設定にシステムパラメーターをリセットするには、コンピューターの電源を切り、
電源から電源コードを抜いてください。 15 秒待ってから、ジャンパーキャップを
使って CLRCMOS1 のピン 2 とピン 3 を 5 秒間ショートします。 ただし、BIOS を
アップデートした直後に、CMOS をクリアしないでください。 BIOS をアップデー
ト後、CMOS をクリアする必要があれば、最初にシステムを起動し、それから
CMOS クリアアクションを行う前にシャットダウンしてください。 パスワード、日付、
時間、ユーザーのデフォルトプロファイルは、CMOS の電池を取り外した場合に
のみ、消去されることにご注意ください。
CLRMOS1
CMOS のクリアデフォルト
Z270 Gaming i7
FATALTY
1
32 33
Page 41

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
2.14 オンボードのヘッダーとコネクター
オンボードヘッダーとコネクターはジャンパーではありません。 これらヘッダーとコ
ネクターにはジャンパーキャップを被せないでください。 ヘッダーおよびコネクター
にジャンパーキャップを被せると、マザーボードに物理損傷が起こることがあります。
システムパネルヘッダー
(9 ピン PANEL1)(p.9、 No. 19 参照)
電源スイッチを接続し、スイッチをリセットし、下記のピン割り当てに従って、
シャーシのシステムステータス表示ランプをこのヘッダーにセットします。 ケー
ブルを接続するときには、ピンの+と−に気をつけてください。
パネル 1
PLED+
PLED-
PWRBTN#
GND
1
Z270 Gaming i7
FATALTY
1
HDLED+
PWRBTN(電源スイッチ):
シャーシ前面パネルの電源スイッチに接続してください。 電源スイッチを使用して、
システムをオフにする方法を設定できます。
RESET(リセットスイッチ):
シャーシ前面パネルのリセットスイッチに接続してください。 コンピューターがフ
リーズしたり、通常の再起動を実行できない場合には、リセットスイッチを押して、
コンピューターを再起動します。
PLED(システム電源 LED):
シャーシ前面パネルの電源ステータスインジケーターに接続してください。 システ
ム稼働中は、LED が点灯します。 システムが S1/S3 スリープ状態の場合には、LED
は点滅を続けます。 システムが S4 スリープ状態または電源オフ(S5)のときには、
LED はオフです。
HDLED(ハードドライブアクティビティLED):
シャーシ前面パネルのハードドライブアクティビティLEDに接続してください。 ハー
ドドライブのデータを読み取りまたは書き込み中に、LED はオンになります。
前面パネルデザインは、シャーシによって異なることがあります。 前面パネルモ
ジュールは、主に電源スイッチ、リセットスイッチ、電源 LED、ハードドライブアクティ
ビティ LED、スピーカーなどから構成されます。シャーシの前面パネルモジュール
とこのヘッダーを接続する場合には、配線の割り当てと、ピンの割り当てが正しく
合致していることを確かめてください。
GND
HDLED-
GND
RESET#
日本語
Page 42

日本語
電源 LED とスピーカーヘッダー
(7 ピン SPK_PLED1) (p.9、No. 21 参照)
シャーシ電源 LED とシャーシスピーカーをこのヘッダーに接続してください。
SPK_PLED1
DUMMY
DUMMY
+5V
1
Z270 Gaming i7
FATALTY
1
PLED+
PLED+
34 35
Page 43

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
シリアル ATA3 コネクター
(p.9、No. 13-16 参照)
これら 10 個 の SATA3 コネクタは、最高 6.0 Gb/s のデータ転送速度で内部ストレージ
デバイス用の SATA データケーブルに対応します。
M2_1 は SATA3_0 及び SATA3_1とレーンを共用します。 いずれかが使用されている
場合は、その他は無効になります。
M2_2 は SATA3_4 及び SATA3_5とレーンを共用します。 いずれかが使用されている
場合は、その他は無効になります。
SATA タイプ M.2 デバイスで M2_3 を使用している場合は、SATA3_3 は無効になります。
動時間を最小限に抑えるために、Intel® Z270 SATA ポート (SATA3_0) をブータブルデ
バイス用に使用します。
Z270 Gaming i7
FATALTY
SATA3_0SATA3_1
1
SATA3_A1 SATA3_4
SATA3_A3
SATA3_2SATA3_3
SATA3_5SATA3_A2
SATA3_A4
日本語
Page 44

シリアル ATA Express コネクタ
(p.9、No. 13 参照)
SATA または PCIe ストレージデバイスをこれらのコネクタに接続してください。
日本語
Z270 Gaming i7
FATALTY
SATA3_0SATA3_1
SATA_EXP_0
1
SATA3_2SATA3_3
SATA_EXP_1
USB 2.0 ヘッダー
(p.9、No. 23-25 参照)
このマザーボードには 3 つの USB 2.0 ヘッダーが装備されています。 各 USB 2.0
ヘッダーは、2 つのポートをサポートできます。
USB_PWR
P-
P+
GND
DUMMY
1
GND
P+
P-
Z270 Gaming i7
USB_PWR
FATALTY
1
36 37
Page 45

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
USB 3.0 ヘッダー
(p.9、No. 9-11 参照)
I/O パネルの 4 つの USB 3.0 ポートに加えて、このマザーボードには 2 つのヘッ
ダーと 1 つのポートが装備されています。 各 USB 3.0 ヘッダーは、2 つのポート
をサポートできます。
VbusVbus
IntA_PB_SSRX-
Vbus
IntA_PB_SSRX+
GND
IntA_PB_SSTX-
GND
IntA_PB_SSTX+
GND
IntA_PB_D-
GND
IntA_PB_D+
Dummy
1
Z270 Gaming i7
FATALTY
IntA_PA_SSRX-
IntA_PA_SSRX+
IntA_PA_SSTX-
IntA_PA_SSTX+
1
IntA_PA_D-
IntA_PA_D+
日本語
フロントパネルオーディオヘッダー
(9 ピン HD_AUDIO1)(p.9、No. 29 参照)
このヘッダーは、フロントオーディオパネルにオーディオデバイスを接続するた
めのものです。
HD_AUDIO1
GND
PRESENCE#
MIC_RET
OUT_RET
Z270 Gaming i7
FATALTY
1
1
MIC2_R
MIC2_L
J_SENSE
OUT2_R
OUT2_L
Page 46

1.
ハイディフィニションオーディオはジャックセンシングをサポートしていますが、
正しく機能するためには、シャーシのパネルワイヤーが HDA をサポートしてい
ることが必要です。 お使いのシステムを取り付けるには、当社のマニュアルおよ
びシャーシのマニュアルの指示に従ってください。
2.
ACʼ97 オーディオパネルを使用する場合には、次のステップで、前面パネルオー
ディオヘッダーに取り付けてください。
A. Mic_IN (MIC) を MIC2_L に接続します。
B. Audio_R (RIN) を OUT2_R に、Audio_L (LIN) を OUT2_L に接続します。
C. アース (GND) をアース (GND) に接続します。
D. MIC_RETと OUT_RET は、HD オーディオパネル専用です。 ACʼ97 オーディ
オパネルではこれらを接続する必要はありません。
E. フロントマイクを有効にするには、Realtek コントロールパネルの「FrontMic」タ
ブで、「録音音量」を調整してください。
日本語
シャーシファン / ウォーターポンプファンコネクタ
(4 ピン CHA_FAN3/W_PUMP)(p.9、 No. 17 参照)
ファンケーブルはファンコネクターに接続し、黒線とアースピンを合わせてください。
CHA_FAN3/W_PUMP
FAN_SPEED_CONTROL
CHA_FAN_SPEED
FAN_VOLTAGE
GND
Z270 Gaming i7
FATALTY
1
38 39
Page 47

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
シャーシファンコネクター
(4 ピン CHA_FAN1)(p.9、 No. 3 参照)
(4 ピン CHA_FAN2)(p.9、 No. 12 参照)
ファンケーブルはファンコネクターに接続し、黒線とアースピンを合わせてください。
CHA_FAN1
FAN_SPEED_CONTROL
CHA_FAN_SPEED
Z270 Gaming i7
FATALTY
FAN_VOLTAGE
1
CHA_FAN2
FAN_SPEED_CONTROL
CHA_FAN_SPEED
FAN_VOLTAGE
GND
GND
日本語
CPU ファンコネクタ
(4 ピン CPU_FAN1)(p.9、 No. 4 参照)
このマザーボードは4 ピン CPUファン(静音ファン)コネクターが装備されています。
3 ピンの CPU ファンを接続する場合には、ピン 1-3 に接続してください。
CPU_FAN1
FAN_VOLTAGE
CPU_FAN_SPEED
GND
FAN_SPEED_CONTROL
1 2 3 4
Z270 Gaming i7
FATALTY
1
Page 48

CPU(オプション)/ ウォーターポンプファンコネクター
(4 ピン CPU_OPT/W_PUMP)(p.9、 No. 2 参照)
このマザーボードは 4 ピン水冷却 CPU ファンコネクターが装備されています。 3
ピンの CPU 水冷却ファンを接続する場合には、ピン 1-3 に接続してください。
CPU_OPT/W_PUMP
日本語
4
3
2
1
Z270 Gaming i7
FATALTY
FAN_SPEED_CONTROL
CPU_FAN_SPEED
FAN_VOLTAGE
1
GND
ATX 電源コネクタ
(24 ピン ATXPWR1)(p.9、No. 8 参照)
このマザーボードは 24 ピン ATX 電源コネクターが装備されています。 20 ピンの
ATX 電源を使用するには、ピン 1 と 13 番に合わせて接続してください。
ATXPWR1
24
Z270 Gaming i7
FATALTY
1
13
1
40 41
Page 49

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
ATX 12V 電源コネクター
(8 ピン ATX12V1)(p.9、No. 1 参照)
このマザーボードは 8 ピン ATX12V 電源コネクターが装備されています。 4 ピン
の ATX 電源を使用するには、ピン 1 と5 番に合わせて接続してください。
ATX12V1
1
Z270 Gaming i7
FATALTY
4
1
TPM ヘッダー
(17 ピン TPMS1)(p.9、No. 27 参照)
このコネクターはトラステッドプラットフォームモジュール(TPM)システムをサポートし、
鍵、デジタル証明書、パスワード、データを安全に保管することができます。 TPM システ
ムはまた、ネットワークセキュリティを高め、デジタル証明書を保護し、プラットフォーム
の完全性を保証します。
TPMS1
GN D
Z270 Gaming i7
FATALTY
LAD 0
+3 V
+3V S B
D
GN
GN D
LAD 1
SER IRQ #
S_P WRD WN #
1
PC ICL K
LAD 3
PC IRS T #
FRA M E
1
GN D
LAD 2
SMB _CL K_M AI N
SMB _DA TA_ MA IN
日本語
Page 50

underbolt AIC コネクタ
(5 ピン TB1)(p.9、No. 26 参照))
GPIO ケーブルを使って、underbolt ™ アドインカード(AIC)をこのコネクタに接続して
ください。
TB1
1
日本語
Z270 Gaming i7
FATALTY
1
AURA RGB LED ヘッダー
(4 ピン RGB_LED1)(p.9、No. 22 参照)
RGB ヘッダーは RGB LED 延長ケーブルの接続に使用され、これによりユーザーはさま
ざまな LED 証明効果から選択することができます。
RGB_LED1
1
12V GR B
Z270 Gaming i7
FATALTY
1
42 43
Page 51

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
2.15 スマートスイッチ
マザーボードには 3 つのスマートスイッチが装備されています。 電源スイッチ、リ
セットスイッチ、および、クリア CMOS スイッチで、システムを素早くオン / オフにし
たり、システムをリセットしたり、CMOS 値をクリアできます。
XMP スイッチ
(XMP_ON1)(p.9、No. 7 参照)
XMP スイッチを用いることで、簡単に XMP プロファイルを読み込み、安定した
動作を実現するためにオーバークロックされた DRAM 電圧を自動的に構成する
ことができます。
ON
OFF
電源スイッチ
(PWRBTN)(p.9、No. 18 参照)
電源スイッチで、システムを素早くオン / オフにできます。
Power
リセットスイッチ
(RSTBTN)(p.9、No. 20 参照)
リセットスイッチで、システムを素早くリセットできます。
Reset
クリア CMOS スイッチ
(CLRBTN1)
クリア CMOS スイッチで、CMOS 値を素早くクリアできます。
この機能が動作するのは、コンピュータの電源をオフにして、電源供給を切断した
場合だけです。
日本語
Page 52

日本語
2.16 Dr. Debug(ドクター・デバッグ)
Dr. Debug(ドクター・デバッグ)を使用してコード情報を提供します。コード情報は
トラブルシューティングの際に役に立ちます。 Dr. Debug(ドクター・デバッグ)コー
ドの説明については下の表を参照してください。
コード 説明
00 CPU が正しく取り付けられていることを確認して、次に、CMOS を
クリアしてください。
0d メモリ、VGA カード、または、その他のデバイスに関係する問題で
す。
CMOS をクリアして、メモリと VGA カードを取り付け直し、その他
の USB デバイスと PCI デバイスを取り外してください。
01 - 54
(但し 0d は
除きます)。
5A- 60
55 メモリを検出できませんでした。 メモリと CPU を取り付け直してく
メモリに関係する問題です。 CPU とメモリを取り付け直して、次に、
CMOS をクリアしてください。 問題が解決されない場合は、1 つの
メモリモジュールだけを取り付けるか、または、その他のメモリモ
ジュールを使用してください。
ださい。 問題が解決されない場合は、1 つのメモリモジュールだけ
を取り付けるか、または、その他のメモリモジュールを使用してく
ださい。
61 - 91 チップセット初期化エラーです。 リセットを押すか、または、CMOS
をクリアしてください。
92 - 99 PCI-E デバイスに関係する問題です。 PCI-E デバイスを取り付け
直すか、または、PCI-E デバイスをその他のスロットに取り付けて
ください。 問題が解決されない場合は、すべての PCI-E デバイス
を取り外すか、または、その他の VGA カードを使用してください。
A0 - A7 IDE デバイスまたは SATA デバイスに関係する問題です。 IDE デ
バイスと SATA デバイスを取り付け直してください。 問題が解決
されない場合は、CMOS をクリアして、すべての SATA デバイスを
取り外してください。
b0 メモリに関係する問題です。 CPU とメモリを取り付け直してくださ
い。 問題が解決されない場合は、1 つのメモリモジュールだけを取
り付けるか、または、その他のメモリモジュールを使用してください。
44 45
Page 53

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
b4 USB デバイスに関係する問題です。 すべての USB デバイスを取
り外してください。
b7 メモリに関係する問題です。 CPU とメモリを取り付け直して、次に、
CMOS をクリアしてください。 問題が解決されない場合は、1 つの
メモリモジュールだけを取り付けるか、または、その他のメモリモ
ジュールを使用してください。
d6 VGA を認識できませんでした。 CMOS をクリアして、VGA カード
を取り付け直してください。 問題が解決されない場合は、VGA カ
ードをその他のスロットに取り付けるか、または、その他の VGA
カードを使用してください。
d7 キーボードとマウスを認識できませんでした。 キーボードとマウス
を取り付け直してください。
d8 パスワードが無効です。
FF CPU が正しく取り付けられていることを確認して、次に、CMOS を
クリアしてください。
日本語
Page 54

日本語
2.17 SLITM およびクアッド SLITM オペレーションガイド
このマザーボードは NVIDIA® SLITM とクアッド SLITM(Scalable Link Interface、スケー
ラブルリンクインターフェース)テクノロジーに対応します。これらのテクノロジーを
使用すれば、最大 2 枚の同一の PCI Express x16 グラフィックスカードを取り付け
ることができます。
要件
1.
NVIDIA® 認定されている同一の SLI TM 対応グラフィックスカードだけを使用してくだ
さい。
2.
お使いのグラフィックスカードドライバが NVIDIA® SLI TM テクノロジーに対応すること
を確認してください。 NVIDIA® ウェブサイトからドライバをダウンロードします。www.
nvidia.com
3.
電源供給ユニット(PSU)が少なくともシステムに必要な最小電源を供給できることを
確認してください。 NVIDIA® 認定 PSU を使用することを推奨します。 詳細については
NVIDIA® ウェブサイトを参照してください。
2.17.1 2 枚の SLITM 対応グラフィックスカードを取り付
ける
手順 1
1 枚のグラフィックスカードを PCIE2 ス
ロットに挿入して、もう 1 枚のグラフィック
スカードを PCIE4 スロットに挿入します。
カードがスロットに正しく収まっているこ
とを確認してください。
手順 2
必要な場合は、補助電源を PCI Express グ
ラフィックスカードに接続します。
46 47
Page 55

SLI_HB_Bridge_2S Card
ASRock SLI_HB_Bridge_2S カード
Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
3
手順
ASRock SLI_HB_Bridge_2S カード / AS-
Rock SLI_Bridge_2S カードを、それぞれ
のグラフィックスカード上のゴールドフィ
ンガーに揃えて挿入します。 ASRock SLI_
HB_Bridge_2S カードがしっかりと定位置
に収まっていることを確認してください。
SLI_Bridge_2S Card
ASRock SLI_Bridge_2S カード
4
手順
VGA ケーブルまたは DVI ケーブルを、
PCIE2 スロットに挿入したグラフィックス
カードのモニターコネクタあるいは DVI
コネクタに接続します。
日本語
Page 56

日本語
2.17.2 ドライバのインストールとセットアップ
グラフィックスカードドライバをシステムにインストールします。 グラフィックスカード
ドライバをシステムにインストールすれば、複数のグラフィックスプロセッシングユ
ニット (Graphics Processing Unit) (GPU)を NVIDIA® nView システムトレイユーティ
リティで有効にできます。 次の手順に従って複数の GPU を有効にしてください。
SLITM とクアッド SLITM モードの場合
手順 1
Windows® システムトレイにある NVIDIA
Control Panel(NVIDIA コントロールパネ
ル)アイコンをダブルクリックします。
手順 2
左ペインで、 Set SLI and PhysX congu-
ration(SLI と PhysX 設定を設定する)
をクリックします。 次に、Maximize 3D
performance(3D パフォーマンスを最大化
する)を選択して、Apply(適用)をクリック
します。
3
手順
システムを再起動します。
4
手順
SLITM またはクアッド SLITM のメリットを活
用できます。
48 49
Page 57

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
2.18 CrossFireXTM、3 ウェイ CrossFireXTM およびクアッド
CrossFireXTM オペレーションガイド
このマザーボードは CrossFireXTM、3 ウェイ CrossFireXTM、および、クアッド CrossFireXTM
に対応します。これらのテクノロジーを使用すれば、最大 3 枚の同一の PCI Express x16
グラフィックスカードを取り付けることができます。
1.
AMD 認定されている同一の CrossFireXTM 対応グラフィックスカードだけを使用してく
ださい。
2.
お使いのグラフィックスカードドライバが AMD CrossFireXTM テクノロジーに対応す
ることを確認してください。 AMD のウェブサイトからドライバをダウンロードします。
www.amd.com
3.
電源供給ユニット(PSU)が少なくともシステムに必要な最小電源を供給できること
を確認してください。 AMD 認定 PSU を使用することを推奨します。 詳細については
AMD のウェブサイトを参照してください。
4.
12 パイプ CrossFireXTM エディションカードと 16 パイプカードを組み合わせる場合は、
CrossFireXTM モードでは、両方のカードは 12 パイプカードとして動作します。
5.
異なる CrossFireXTM カードは異なる方法で CrossFireXTM を有効にする必要がありま
す。 詳しい取り付け説明については、AMD グラフィックスカードの取扱説明書を参照
してください。
2.18.1 2 枚の CrossFireXTM 対応グラフィックスカードを
取り付ける
日本語
CrossFire ブリッジ
1
手順
1 枚のグラフィックスカードを PCIE2 ス
ロットに挿入して、もう 1 枚のグラフィック
スカードを PCIE4 スロットに挿入します。
カードがスロットに正しく収まっているこ
とを確認してください。
手順 2
CrossFire ブリッジをグラフィックスカード
の一番上にある CrossFire ブリッジイン
ターコネクト上に取り付けて 2 枚のグラ
フィックスカードを接続します。 (CrossFire
ブリッジは購入するグラフィックスカード
に付属しています。このマザーボードのバ
ンドル付属品ではありません。 詳細につ
いてはグラフィックスカードのベンダーま
でお問い合わせください。)
Page 58

日本語
手順 3
VGA ケーブルまたは DVI ケーブルを、
PCIE2 スロットに挿入したグラフィックス
カードのモニターコネクタあるいは DVI
コネクタに接続します。
50 51
Page 59

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
2.18.2 3 枚の CrossFireXTM 対応グラフィックスカードを
取り付ける
1
手順
1 枚のグラフィックスカードを PCIE2 スロッ
トに挿入して、もう 1 枚のグラフィックス
カードを PCIE4 スロットに挿入し、もう 1
枚のグラフィックスカードを PCIE5 スロッ
トに挿入します。 カードがスロットに正しく
収まっていることを確認してください。
2
手順
1 つの CrossFire ブリッジを使って PCIE2
CrossFire ブリッジ
スロットと PCIE4 スロットにあるグラ
フィックスカードを接続します。もう 1 つの
CrossFire ブリッジを使って PCIE4 スロッ
トと PCIE5 スロットにあるグラフィックス
カードを接続します。 (CrossFire ブリッジ
は購入するグラフィックスカードに付属し
ています。このマザーボードのバンドル付
属品ではありません。 詳細についてはグ
ラフィックスカードのベンダーまでお問い
合わせください。)
日本語
3
手順
VGA ケーブルまたは DVI ケーブルを、
PCIE2 スロットに挿入したグラフィックス
カードのモニターコネクタあるいは DVI
コネクタに接続します。
Page 60

日本語
2.18.3 ドライバのインストールとセットアップ
手順 1
コンピュータの電源を入れて OS を起動します。
手順 2
VGA ドライバをシステムにインストールしている場合は、AMD ドライバを削除し
ます。
Catalyst Uninstaller(カタリストアンインストーラ)はオプションのダウンロードです。 イン
ストールする前に、以前にインストールした Catalyst(カタリスト)ドライバをこのユーティ
リティを使用してアンインストールすることを推奨します。 AMD ドライバの更新につい
ては AMD のウェブサイトを参照してください。
手順 3
必要なドライバとカタリストコントロールセンターをインストールして、コンピュー
タを再起動します。 詳細については AMD のウェブサイトを参照してください。
4
手順
Windows® システムトレイにある AMD
AMD Catalyst Control Center
(AMD カタリストコントロールセンター)
Catalyst Control Center(AMD カタリスト
コントロールセンター)アイコンをダブルク
リックします。
5
手順
左ペインで、 Performance(パフォーマンス)
をクリックして、次に、AMD CrossFireXTM
をクリックします。 次に、Enable AMD
CrossFireX(AMD CrossFireX を有効にす
る)を選択して、Apply(適用)をクリックしま
す。使用するグラフィックスカードに従って
GPU の数を選択して、
クします。
Apply
(適用)をクリッ
52 53
Page 61

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
2.19 M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド
M.2 は次世代フォームファクタ(Next Generation Form Factor、NGFF)とも呼ばれます。M.2
は小型の多目的カードエッジコネクタであり、mPCIe and mSATA に代わることを目的と
します。 ウルトラ M.2 ソケット(M2_1 と M2_2)は SATA3 6.0 Gb/s モジュールおよび最大
Gen3 x4 (32 Gb/s) までの M.2 PCI Express モジュールに対応します。
* M2_1 は SATA3_0 及び SATA3_1とレーンを共用します。 いずれかが使用されている
場合は、その他は無効になります。
* M2_2 は SATA3_4 及び SATA3_5とレーンを共用します。 いずれかが使用されている
場合は、その他は無効になります。
* SATA タイプ M.2 デバイスで M2_3 を使用している場合は、SATA3_3 は無効になります。
M.2_SSD (NGFF) モジュールを取り付ける
1
手順
M.2_SSD (NGFF) モジュールおよび
ねじを準備します。
日本語
4
3
2
1
番号 1 2 3 4
ナットの場所 A B C D
PCB 長さ 3cm 4.2cm 6cm 8cm
モジュールのタイプ タイプ 2230 タイプ 2242 タイプ 2260 タイプ 2280
2
手順
PCB のタイプと M.2_SSD (NGFF) の
長さに合わせて、一致するねじの位
置を選んでください。
Page 62

日本語
3
手順
モジュールのタイプと長さに基づい
てスタンドオフを移動します。
デフォルトでは、スタンドオフはナッ
A
BCD
ト位置 D にあります。 デフォルトの
ナットを使用する場合は、手順 3 と
手順 4 をスキップして手順 5 に進み
ます。
その他の場合はスタンドオフを手で
緩めます。
4
手順
ねじに貼付されている黄色の保護
フィルムをはがします。 デバイスを
取り付ける場所にあわせて、手でね
じを締めてください。
5
手順
M.2 (NGFF) SSD モジュールを整列
A
BC
して、丁寧に M.2 スロットに挿入し
ます。 M.2 (NGFF) SSD モジュール
は 1 方向にしか取り付けることがで
きません。
ABCD
6
手順
ドライバでねじをしっかりと留めて
ください。 しかし、きつく締めるすぎ
NUT1NUT2D
るとモジュールが破損する恐れがあ
るのでご注意ください。
54 55
Page 63

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
M.2_SSD (NGFF) モジュールサポート一覧
ベンダー サイズ インター
フェース
ADATA 128GB SATA3 2280 AXNS381E-128GM-B
ADATA 256GB SATA3 2280 AXNS381E-256GM-B
ADATA 32GB SATA3 2230 AXNS330E-32GM-B
Crucial 120GB SATA3 2280 CT120M500SSD4
Crucial 240GB SATA3 2280 CT240M500SSD4
Intel 80GB SATA3 2280 Intel SSDSCKGW080A401/80G
Intel 256GB PCIe3 x4 2280 SSDPEKKF256G7
Intel 512GB PCIe3 x4 2280 SSDPEKKF512G7
Kingston 120GB SATA3 2280 SM2280S3
Kingston 480GB PCIe2 x4 2280 SH2280S3/480G
OCZ 512GB PCIe3 x4 2280 RVD400 -M2280-512G (NVME)
Plextor 128GB PCIe3 x4 2280 PX-128M8PeG
Plextor 1TB PCIe3 x4 2280 PX-1TM8PeG
Plextor 256GB PCIe3 x4 2280 PX-256M8PeG
Plextor 256GB PCIe 2280 PX-G256M6e
Plextor 512GB PCIe3 x4 2280 PX-512M8PeG
Plextor 512GB PCIe 2280 PX-G512M6e
Samsung 256GB PCIe3 x4 2280 SM951 (MZHPV256HDGL)
Samsung 256GB PCIe3 x4 2280 SM951 (NVME)
Samsung 512GB PCIe3 x4 2280 SM951 (MZHPV512HDGL)
Samsung 512GB PCIe3 x4 2280 SM951 (NVME)
Samsung 512GB PCIe x4 2280 XP941-512G (MZHPU512HCGL)
SanDisk 128GB PCIe 2260 SD6PP4M-128G
SanDisk 256GB PCIe 2260 SD6PP4M-256G
Team 128GB SATA3 2242 TM4PS4128GMC105
Team 128GB SATA3 2280 TM8PS4128GMC105
Team 256GB SATA3 2280 TM8PS4256GMC105
Team 256GB SATA3 2242 TM4PS4256GMC105
Transcend 256GB SATA3 2242 TS256GMTS400
Transcend 512GB SATA3 2260 TS512GMTS600
Transcend 512GB SATA3 2280 TS512GMTS800
V-Color 120GB SATA3 2280 VLM100-120G-2280B-RD
V-Color 240GB SATA3 2280 VLM100-240G-2280B-RD
V-Color 240GB SATA3 2280 VSM100-240G-2280
長さ 部品番号
日本語
M.2_SSD (NFGG) モジュールサポート一覧の最新の更新については、弊社のウェブサイ
トで詳細をご確認ください。 http://www.asrock.com
Page 64

日本語
第 3 章 ソフトウェアとユーティリティの操作
3.1 ドライバを導入する
マザーボードに付属しているサポート DVD には、必要なドライバ、および、マザー
ボードの機能を強化する便利なユーティリティが含まれています。
サポート DVD を実行する
サポート DVD を使用するために、DVD を DVD/BD ドライブに挿入します。 コン
ピュータで「AUTORUN(自動実行)」が有効になっている場合は、DVD がメインメ
ニューを自動的に表示します。 メインメニューが自動的に表示されない場合は、サ
ポート DVD 内のファイル「ASRSETUP.EXE」をダブルクリックしてメニューを表示
します。
ドライバメニュー
システムと互換性のあるドライバが自動的に検出されて、サポート DVD ドライバ
ページに一覧表示されます。
または、上から下への順番で必要なドライバをインストールしてください。 このよ
うにインストールすることで、ドライバが正しく動作するようにします。
ユーティリティメニュー
ユーティリティメニューには、マザーボードが対応するアプリケーションソフトウェ
アが表示されます。 特定の項目をクリックして、インストールウィザードに従ってイ
ンストールします。
Install All
(すべてインストールする)をクリックするか、
Windows 7 との互換性を向上させるために、Microso が提供する次のホットフィッ
クスをダウンロードしてインストールしてください。
「KB2720599」: http://support.microso.com/kb/2720599/en-us
56 57
Page 65

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
3.2 F-Stream
F-Stream は ASRock の多目的ソフトウェアスイートです。新しいインターフェース
を有し、数々の新しい機能が追加されており、ユーティリティが改善されてました。
3.2.1 F-Stream をインストールする
F-Stream を ASRock Live Update & APP Shop(ASRock ライブ更新と APP ショップ)
からダウンロードできます。 インストールすると、デスクトップに「F-Stream」アイコ
ンが表示されます。 「F-Stream」 アイコンをダブルクリックすると、F-Stream メイ
ンメニューがポップアップ表示されます。
3.2.2 F-Stream を使用する
F-Stream のメインメニューには 6 つのセクションがあります : Operation Mode(操
作モード)、OC Tweaker(OC 調整)、System Info(システム情報)、FAN-Tastic Tuning
(FAN-Tastic チューニング)、Settings(設定)。
Operation Mode ( 操作モード )
コンピューターの操作モードを選択します。
素早く電源とシステム性能が調整できます。
日本語
性能向上
標準モード
ECO モード
Page 66

日本語
OC Tweaker (OC 調整 )
システムのオーバークロック設定。
オーバークロック設定
設定を完了すると Apply を押し保存します。
58 59
Page 67

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
System Info ( システム情報 )
システムに関する情報を表示します。
* モデルによっては、システムブラウザタブが表示されないことがあります。
システム現在の各詳細情報が見られます。
日本語
Page 68

日本語
FAN-Tastic Tuning ( ファン調整 )
グラフを使用して、最大 5 種類のファン速度が設定できます。 割当てられた温度に達する
と、ファンは次の速度レベルへと自動的にシフトします。
マザーボードに接続したクーラーの回転数テストまたは
左のグラフを変わって回転数調整ができます。
ファン速度調整
設定を完了すると Apply を押し保存します。
60 61
Page 69

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
Settings(設定)
ASRock F-Stream を設定します。 Windows オペレーションシステムを起動する際
に F-Stream を始動したい場合は、「Auto run at Windows Startup(Windows 起動時
に自動実行)」 をクリックして選択します。
Setting ページでは F-Stream をシステムが立ち上げる際自動起動する設定が出来ます。
日本語
Page 70

日本語
3.4.2 Apps(アプリ)
「Apps(アプリ)」タブを選択すると、ダウンロードできるすべてのアプリが画面上に
表示されます。
アプリをインストールする
手順 1
インストールしたいアプリを検索します。
最も推奨されるアプリが画面の左側に表示されます。 その他のさまざまなアプリは
右側に表示されます。 上下にスクロールして一覧にあるアプリを検索してください。
アプリの価格を確認したり、アプリを既にインストールしているかどうかを確認で
きます。
- 赤色のアイコンに価格が表示されます。または、アプリが無料の場合は「Free
(無料)」と表示されます。
- 緑色の「Installed(インストール済み)」アイコンは、アプリがコンピュータに
インストールされていることを意味します。
2
手順
アプリアイコンをクリックすると、選択したアプリの詳細情報が表示されます。
62 63
Page 71

手順
Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
3
アプリをインストールしたい場合は、赤色のアイコン
ロードを開始します。
4
手順
インストールが完了すると、右上端に緑色の「Installed(インストール済み)」アイコ
ンが表示されます。
をクリックしてダウン
日本語
アプリをアンインストールするには、ゴミ箱アイコン をクリックします。
* アプリによっては、ゴミ箱アイコンが表示されないことがあります。
Page 72

日本語
アプリをアップグレードする
アップグレードできるのはインストール済みのアプリのみです。 アプリの新しい
バージョンがある場合は、インストールしたアプリアイコンの下に「New Version(新
しいバージョン)」
1
手順
アプリアイコンをクリックすると、詳細情報が表示されます。
2
手順
黄色のアイコン をクリックしてアップグレードを開始します。
のマークが表示されます。
64 65
Page 73

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
3.4.3 BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)
BIOS またはドライバをインストールする
「BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)」タブを選択すると、BIOS またはドライバ用の推
奨更新または重要な更新が一覧表示されます。 速やかにすべて更新してください。
1
手順
日本語
更新する前に項目情報を確認してください。
示されます。
2
手順
更新したい項目を 1 つまたは複数クリックして選択します。
3
手順
「Update(更新)」をクリックして更新処理を開始します。
をクリックすると、詳細情報が表
Page 74

日本語
3.4.4 設定
「Setting(設定)」ページで、言語を変更したり、サーバーの場所を選択したり、
Windows 起動時に ASRock ライブ更新と APP ショップを自動的に実行するかどう
かを決めることができます。
66 67
Page 75

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
3.5 Creative SoundBlaster Cinema3
SoundBlasterTM Cinema3 には SBX Pro Studio テクノロジーが搭載されていま
す。ライブパフォーマンスの臨場感、映画やレコーディングスタジオの優れた
オーディオ体験を PC 上で実現するために設計されています。 このユーティ
リティを使用して、オーディオ環境を次の 5 つのモードで簡単に強化できま
す : Headphones(ヘッドフォン)、Speakers(スピーカー)、Music(ミュージック)、
Movie(ムービー)、Game(ゲーム)、Voice(ボイス)、および、Custom(カスタム)。
日本語
1 2 3 4 5
SoundBlasterTM Cinema3 には次の 5 つの機能があります :
番号 機能 説明
1 Surround
2 Crystalizer
3 Bass 低周波域のトーンを拡張して低音を強化します。
4 Smart Volume
5 Dialog Plus
周囲と上下に仮想スピーカーを作り出して、前代未聞の水
準のオーディオをリアルに実現します。
音のディテールをすべて聞き取れるようにして、アーティス
トが意図するサウンドそのままの音楽を生み出します。
オーディオ再生の音量を自動的に調整して、急激な音量
レベルの変化を最小限に抑えます。
音楽や映画の音声部分を強化して、大変クリアなボーカル
レンジをお届けします。
Page 76

日本語
第 4 章 UEFI セットアップユーティリティ
4.1 はじめに
このセクションでは、UEFI セットアップ ユーティリティを使用して、システムを構成
する方法を説明します。 UEFI セットアップ ユーティリティ は、コンピューターに電
源を入れた直後に <F2> または <Del> を押すことによって起動できます。ユーティ
リティーを起動しなければ、電源投入時セルフテスト (POST) が通常のテストを開
始します。 POST の後に UEFI セットアップ ユーティリティを開始するには、<Ctl>
+ <Alt> + <Delete> または本体のリセットボタンを押して、システムを再起動します。
システムをシャットダウンした後、再度電源を入れても、ユーティリティーを起動す
ることができます。
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明は参照のみを
目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあります。
68 69
Page 77

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
4.2 EZ Mode(EZ モード)
デフォルトでは、BIOS セットアッププログラムを開くと、「EZ Mode(EZ モード)」画
面が表示されます。 EZ モードはシステムの現在の状態のさまざまな読み取り値が
表示されるダッシュボードです。 CPU 速度、DRAM 周波数、SATA 情報、ファン速度
など、システムの最も重要な情報を確認できます。
「Advanced Mode(アドバンスドモード)」に切り替えてその他のオプションを表示す
るには、<F6> を押すか、または、画面の右上隅にある [Advanced Mode(アドバンス
ドモード)] ボタンをクリックします。
システム
情報
メモリ情報
ヘルプ
UEFI デフォルトの読込み
変更を保存して終了
変更を破棄
言語を変更
日本語
詳細
モード
への切
り替え
ストレージ
情報
ファン
設定
ツールへのクイ
ックアクセス
Page 78

4.3 Advanced Mode(アドバンスドモード)
Advanced Mode(アドバンスドモード)は BIOS 設定を設定するためのその他のオ
プションを提供します。 詳しい設定については次のセクションを参照してください。
EZ モードにアクセスするには、<F6> を押すか、または、画面の右上隅にある [EZ
Mode(EZ モード)] ボタンをクリックします。
4.3.1 UEFI メニューバー
画面上部には、以下が並んだメニューバーがあります:
日本語
Main ( メイン )
OC Tweaker
(OC 調整 )
Advanced
( 詳細設定 )
Tool ( ツール )
H/W Monitor
(H/W モニター )
Security
( セキュリティ)
Boot ( ブート )
Exit ( 終了 )
システムの時間 / 日付情報の設定
オーバークロック設定
システムの詳細設定
便利なツール
現在のハードウェアステータスを表示
セキュリティ設定
ブート設定およびブートの優先順位の設定
現在の画面または UEFI セットアップ ユーティリティ
を終了
70 71
Page 79

Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
4.3.2 ナビゲーションキー
メニューバーで項目を選択する場合は、< > キーまたは < > キーを使用しま
す。カーソルを上下に移動して項目を選択する場合は、< > キーまたは < >
キーを使用します。次に <Enter> を押してサブ画面へ移動します。 マウスでクリッ
クして、必要なアイテムを選択することもできます。
各ナビゲーションキーの説明は、以下の表でご確認ください。
ナビゲーションキー 説明
+ / -
<Tab>
<PGUP>
<PGDN>
<HOME>
<END>
<F1>
<F5>
<F7>
<F9>
<F10>
<F12>
<ESC>
選択したアイテムのオプションを変更
次の機能に切替え
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画面の最初へ
画面の最後へ
一般的なヘルプ画面を表示
お気に入りの追加 / 削除
変更をキャンセルして、セットアップ ユーティリティを終了
すべての設定で最適な既定値を読込み
変更を保存して、セットアップ ユーティリティを終了
プリントスクリーン
終了画面へジャンプまたは現在の画面を終了
日本語
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日本語
4.4 Main ( メイン ) 画面
UEFI セットアップ ユーティリティに入ると、メイン画面が現れ、システムの概要が
表示されます。
Favorite ( お気に入り )
BIOS アイテムのコレクションを表示。 「お気に入り」の中のコレクションを追加 / 削
除する場合は F5 を押してください。
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Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
4.5 OC Tweaker (OC 調整 ) 画面
OC 調整画面では、オーバークロック機能を設定できます。
日本語
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明は参照のみを
目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあります。
Load Optimized CPU OC Setting ( 最適な CPU OC 設定の読込み )
このオプションにより、最適な CPU オーバークロック設定を読み込むことができます。 オ
ーバークロックすると、CPUとマザーボードが損傷する原因となります。 ご自分の責任で
行ってください。
CPU Conguration (CPU 設定 )
Multi Core Enhancement ( マルチコアエンハンスメント )
[Enable(有効)] 強制的に CPU がすべての CPU コアで同時に最高周波数で動作
するようにして、システムの性能を向上させます。
[Disable(無効)] 消費電力を低減します。
CPU Ratio (CPU レシオ )
CPU の速度は、CPU レシオに BCLK が掛け合わされて決まります。 CPU レシオを
上げると、他のコンポーネントのクロック速度に影響をせず、内部の CPU クロック
速度を上げられます。
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日本語
[Auto(自動)] デフォルトの CPU Ratio(CPU レシオ)を設定します。
[All Core(すべてのコア)] すべてのコアの CPU レシオと同期を自動的に設定でき
ます。
[Per Core(コア毎)] コア毎に CPU レシオと同期を自動的に設定できます。
CPU Cache Ratio (CPU キャッシュ レシオ )
CPU の内部バス速度レシオ。 最大値は CPU レシオと同じになります。
Minimum CPU Cache Ratio(最小 CPU キャッシュレシオ)
最小 CPU 内部バス速度レシオを設定します。
BCLK Frequency(BCLK 周波数)
CPU の速度は、CPU レシオに BCLK が掛け合わされて決まります。 BCLK を上げ
ると、内部の CPU クロック速度を上げられますが、他のコンポーネントのクロック
速度にも影響をします。
Spread Spectrum ( スペクトラム拡散 )
[Enable(有効)] EMI(電磁障害)試験に合格するために電磁干渉を低減します。
[Disable(無効)] オーバークロックする際に高いクロック速度を達成します。
CPU Amplitude(CPU 振幅)
CPU 振幅を設定します。
[Auto(自動)] [700mV] [800mV] [1100mV] [1500mV]
CPU Slew Rate (CPU スルーレート )
出力電圧の最大変化率を定義して BCLK 信号を調整します。 値を高くすると信号
の立ち上がり時間が短くなります。
[Auto(自動)] [1.5V/ns] [2.5V/ns] [3.5V/ns] [4.5V/ns]
CPU PLL ORT
CPU PLL ORT を設定します。
Divider(ディバイダー)
デフォルトは 4 に設定されており、最大 BCLK は 300 MHz です。それに対して、ディ
バイダー 12 は最大 BCLK を 170 MHz に下げます。また、ディバイダー 2 は最大
BCLK を 300+ MHz に調整します。
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Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
Boot Performance Mode(ブートパフォーマンスモード)
OS ハンドオフの前に BIOS が設定する CPU パフォーマンス状態を選択します。
[Max Battery(最大バッテリ)]
このモードを選択して、システム起動中の CPU レシオを 8 倍に設定します。
[Max Non-Turbo Performance(最大ノンターボ性能)]
このデフォルトモードを選択して、システム起動中に CPU Flex(CPU フレックス)レ
シオを維持します。
[Turbo Performance(ターボ性能)]
このモードでは、システム起動中に CPU レシオは 常にターボブースト速度で動作
します。
Reliability Stress Restrictor(信頼性ストレスリストリクター)
信頼性ストレスリストリクター機能を無効または有効にします。
FCLK Frequency(FCLK 周波数)
FCLK 周波数を設定します。
[400 MHz]
BCLK を 190 MHz を超えてオーバークロックしたい場合は、400 MHz が推奨値です。
[800 MHz]
デフォルト設定を選択します。
[1 GHz] FCLK Frequency(FCLK 周波数)を 1 GHz に設定します。
日本語
AVX Ratio Oset(AVX レシオオフセット)
AVX Ratio Oset(AVX レシオオフセット)は AVX ワークロードの CPU Ratio(CPU
レシオ)からのマイナスオフセット値を指定します。AVX は SSE ワークロードの最大
レシオを確保するために AVX レシオの低いよりストレスの高いワークロードです。
Intel SpeedStep Technology(Intel SpeedStep のテクノロジー)
Intel SpeedStep のテクノロジーにより、節電と放熱のために、プロセッサーを複数
の周波数および電圧ポイントで切り替え可能です。
[Enabled(有効)] この項目を選択して、Intel SpeedStep テクノロジー・サポートを有
効にします。
[Disabled(無効)] この項目を選択して、Intel SpeedStep テクノロジー・サポートを
無効にします。
Intel Turbo Boost Technology(インテル・ターボ・ブースト・テク
ノロジー)
インテル・ターボ・ブースト・テクノロジーにより、オペレーティングシステムが最高
水準のパフォーマンスを要求するときに、プロセッサーを基本動作周波数以上で
実行可能です。
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日本語
[Enabled(有効)] この項目を選択して、Intel ターボ・ブースト・テクノロジー・サポー
トを有効にします。
[Disabled(無効)] この項目を選択して、 Intel ターボ・ブースト・テクノロジー・サポー
トを無効にします。
Intel Speed Shift Technology(インテル・スピード・シフト・テク
ノロジー)
[Enabled(有効)]
この項目を有効にして、システム応答性と電力効率性を向上させます。
*Intel スピード・シフト・テクノロジーに対応するのは Windows 10 上だけです。
[Disabled(無効)]
この項目を選択して、 Intel スピード・シフト・テクノロジー・サポートを無効にします。
Long Duration Power Limit ( 長期間電力制限 )
[Congure Package Power Limit 1] ( パッケージの電力制限 1) をワット数で指定し
ます。 制限を超過すると、CPU レシオが徐々に下げられます。 制限を低く設定する
ことで、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定する
ことで、パフォーマンスが向上します。
[Auto(自動)] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
Long Duration Maintained ( 長期間維持 )
[Long Duration Power Limit] ( 長期間電力制限 ) を超過したときに、CPU レシオの
下げられるスピードを設定します。
[Auto(自動)] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
Short Duration Power Limit ( 短期間電力制限 )
[Congure Package Power Limit 2] ( パッケージの電力制限 2) をワット数で指定し
ます。 制限を超過すると、CPU レシオがただちに下げられます。 制限を低く設定す
ることで、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定す
ることで、パフォーマンスが向上します。
[Auto(自動)] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
System Agent Current Limit(システムエージェント電流制限)
システムエージェントの電流制限を設定します。 制限を低く設定することで、CPU
が保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、パ
フォーマンスが向上します。
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Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
[Auto(自動)] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
CPU Core Current Limit(CPU コア電流制限)
CPU コアの電流制限を設定します。 制限を低く設定することで、CPU が保護され、
電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、パフォーマンスが
向上します。
[Auto(自動)] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
DRAM Conguration (DRAM 設定 )
DRAM Tweaker (DRAM 調整 )
チェックボックスをオン / オフすることにより、DRAM 設定を調整します。 新しい設定を確
認して適用するには、[OK] をクリックします。
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メモリ
モジュール
情報
DRAM Timing Conguration (DRAM のタイミング設定 )
Load XMP Setting (XMP 設定の読込み )
XMP 設定を読み込んで、DDR メモリをオーバークロックして標準仕様を超える性能を達
成します。
BCLK Frequency(BCLK 周波数)
CPU の速度は、CPU レシオに BCLK が掛け合わされて決まります。 BCLK を上げると、内
部の CPU クロック速度を上げられますが、他のコンポーネントのクロック速度にも影響
設定を保
存する
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日本語
をします。
最小: 90MHz
最大: 1,000MHz
デフォルト設定は [100.0MHz] です。
DRAM Reference Clock (DRAM 基準クロック )
DRAM Reference Clock(DRAM 基準クロック)を設定します。
[Auto(自動)] この項目を選択して、設定を最適化します。
[100MHz] DRAM Reference Clock (DRAM 基準クロック) を 100 MHz に設定します。
[133MHz] DRAM Reference Clock (DRAM 基準クロック) を 133 MHz に設定します。
DRAM Frequency (DRAM 周波数 )
[Auto] ( 自動 ) が選択されている場合、マザーボードは挿入されているメモリモ
ジュールを検出し、適切な周波数を自動的に割り当てます。
Primary Timing(プライマリタイミング)
CAS# Latency (tCL) (CAS# レイテンシー (tCL))
カラムアドレスのメモリへの送信から、データが応答までの時間。
RAS# to CAS# Delay(RAS# から CAS# までの遅延)と Row Precharge
(行プリチャージ)(tRCDtRP)
RAS# to CAS# Delay(RAS# から CAS# までの遅延): メモリの行を開いてから、そのうちの
列へのアクセスまでに要するクロックサイクル数。
Row Precharge(行プリチャージ): プリチャージ コマンドを発行してから、次の行が開かれ
るまでに要するクロックサイクル数。
RAS# Active Time (tRAS) (RAS# アクティブ時間 (tRAS))
バンク アクティブ コマンドから、プリチャージ コマンドを発行するまでに要するクロック
サイクル数。
Command Rate (CR) ( コマンドレート (CR))
メモリチップが選択されてから、最初のアクティブ コマンドが発行されるまでの遅延。
Secondary Timing(セカンダリタイミング)
Write Recovery Time (tWR) ( 書き込み回復時間 (tWR))
有効な書き込み操作の完了後、アクティブなバンクがプリチャージされるまでに必
要な遅延量。
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Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
Refresh Cycle Time (tRFC) ( リフレッシュ サイクル時間 (tRFC))
リフレッシュ コマンドから、同じランクへの最初のアクティブ コマンドまでのクロッ
ク数。
RAS to RAS Delay (tRRD_L) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_L))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
RAS to RAS Delay (tRRD_S) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_S))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
Write to Read Delay (tWTR_L)
( 書き込みから読み取りまでの遅延 (tWTR_L))
最後の有効な書き込み操作から、同じ内部バンクへの次の読み取りコマンドまでのクロ
ック数。
Write to Read Delay (tWTR_S)
( 書き込みから読み取りまでの遅延 (tWTR_S))
最後の有効な書き込み操作から、同じ内部バンクへの次の読み取りコマンドまでのクロ
ック数。
Read to Precharge (tRTP) ( 読み取りからプリチャージまで (tRTP))
読み取りコマンドから、同じランクへの行のプリチャージ コマンドまでに挿入され
たクロック数。
Four Activate Window (tFAW)
(4 つのアクティベート ウィンドウ (tFAW))
1 つのランクに 4 つのアクティベートが可能な時間ウィンドウ。
CAS Write Latency (tCWL) (CAS 書き込みレイテンシー (tCWL))
CAS 書き込みレイテンシーを設定します。
Third Timing(3 番目のタイミング)
tREFI
平均周期の間隔でリフレッシュ サイクルを設定します。
tCKE
DDR4 がリフレッシュモードに入ってから、内部で少なくとも 1 つのリフレッシュコ
マンドを開始する間隔を設定します。
日本語
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日本語
tRDRD_sg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dr
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dd
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDWR_sg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dr
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dd
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tWRRD_sg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dr
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dd
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRWR_sg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
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Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
tWRWR_dr
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dd
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
RTL Init Value(ラウンドトリップレイテンシ初期化値)
ラウンドトリップレイテンシトレーニングのレイテンシ初期化値を設定します。 デ
フォルト値は IO-L オフセットです。
IO-L Init Value(IO レイテンシ初期化値)
IO レイテンシトレーニングの IO レイテンシ初期化値を設定します。
RTL (CH A)
チャンネル A の往復レイテンシーを設定します。
最小値は 1 です。 最大値は 15 です。
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RTL (CH B)
チャンネル B の往復レイテンシーを設定します。
最小値は 1 です。 最大値は 127 です。
IO-L (CH A)
チャンネル A の IO レイテンシーを設定します。
最小値は 1 です。 最大値は 15 です。
IO-L (CH B)
チャンネル B の IO レイテンシーを設定します。
最小値は 1 です。 最大値は 15 です。
IO-L Oset (CH A)(IO レイテンシオフセット(チャンネル A))
チャンネル A の IO レイテンシオフセットを設定します。
最小値は 1 です。 最大値は 127 です。
IO-L Oset (CH B)(IO レイテンシオフセット(チャンネル B))
チャンネル B の IO レイテンシオフセットを設定します。
最小値は 1 です。 最大値は 127 です。
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日本語
RFR Delay (CH A)(RFR 遅延(チャンネル A))
チャンネル A の RFR 遅延を設定します。
最小値は 1 です。 最大値は 127 です。
RFR Delay (CH B)(RFR 遅延(チャンネル B))
チャンネル B の RFR 遅延を設定します。
最小値は 1 です。 最大値は 127 です。
Advanced Setting(詳細設定)
MRC Fast Boot (MRC 高速ブート )
有効にすると、DRAM メモリトレーニングをスキップし、起動が速くなります。
ODT WR (CH A)
チャンネル A のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT WR (CH B)
チャンネル B のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT PARK (CH A)
チャンネル A 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
ODT PARK (CH B)
チャンネル B 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
ODT NOM (CH A)
これを使って ODT (CH A) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。 規定値
は [Auto] ( 自動 ) です。
ODT NOM (CH B)
これを使って ODT (CH B) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。 規定値
は [Auto] ( 自動 ) です。
Dll Bandwidth 0(Dll 帯域幅 0)
Dll 帯域幅 0 を設定します。 デフォルト設定は [0] です。
Dll Bandwidth 1(Dll 帯域幅 1)
Dll 帯域幅 1 を設定します。 デフォルト設定は [1] です。
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Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
Dll Bandwidth 2(Dll 帯域幅 2)
Dll 帯域幅 2 を設定します。
Dll 帯域幅 1 を設定します。 デフォルト設定は [2] です。
Dll Bandwidth 3(Dll 帯域幅 3)
Dll 帯域幅 3 を設定します。
Dll 帯域幅 1 を設定します。 デフォルト設定は [2] です。
Voltage Conguration ( 電圧設定 )
CPU Vcore Voltage(CPU Vcore 電圧)
外部電圧レギュレータでプロセッサー用の入力電圧を設定します。
[Auto(自動)]
この項目を選択して、デフォルトの CPU Vcore 電圧設定を適用します。
[Oset Mode(オフセットモード)]
このモードで CPU Vcore 電圧オフセット値を設定できます。
[Fixed Mode(固定モード)]
このモードで固定 CPU Vcore 電圧値を設定できます。
日本語
CPU Load-Line Calibration (CPU ロードライン キャリブレーション )
システムの負荷が大きいときに、CPU の電圧垂下を防ぐのを助けます。
設定オプション : [Auto(自動)] [Level1(レベル 1)]-[Level4(レベル 4)]
DRAM Voltage (DRAM 電圧 )
DRAM 電圧を設定します。 デフォルトでは [Auto(自動)] です。
[Auto(自動)] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
DRAM Activating Power Supply(DRAM アクティべーティング電源
供給)
DRAM アクティべーティング電源供給の電圧を設定します。
VTT DDR Voltage(VTT DDR 電圧)
VTT DDR 電圧を設定します。
PCH +1.0 Voltage(PCH +1.0 電圧)
チップセット電圧を設定します(1.0V)。
[Auto(自動)] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
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日本語
PCH PLL 電圧
PCH PLL Voltage(PCH PLL 電圧)は BCLK オーバークロッキングを向上させます。
また、メモリオーバークロキングを幾分向上させます。
VCCIO Voltage(VCCIO 電圧)
VCCIO の電圧を設定します。
[Auto(自動)] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
Boot CPU PLL Voltage(起動 CPU PLL 電圧)
BCLK およびメモリトレーニング用の CPU PLL Voltage(CPU PLL 電圧)です。 CPU
PLL Voltage(CPU PLL 電圧)は BCLK オーバークロッキングを向上させます。また、
メモリオーバークロキングを幾分向上させます。 この電圧を高く設定して、液体窒
素(LN2)冷却の際の CPU コールドバグを回避します。 CPU PLL Voltage(CPU PLL
電圧)を 1.650 V 〜 1.800V 周辺に維持して、液体窒素(LN2)ベンチングの際のゴー
ルドバグを回避します。
Eventual CPU PLL Voltage(最終的な CPU PLL 電圧)
OS を起動する際に使用する CPU PLL Voltage(CPU PLL 電圧)です。 CPU PLL
Voltage(CPU PLL 電圧)は BCLK オーバークロッキングを向上させます。また、メ
モリオーバークロキングを幾分向上させます。 この電圧を高く設定して、液体窒素
(LN2)冷却の際の CPU コールドバグを回避します。 CPU PLL Voltage(CPU PLL
電圧)を 1.650 V 〜 1.800V 周辺に維持して、液体窒素(LN2)ベンチングの際のゴー
ルドバグを回避します。
VCCSA Voltage(VCCSA 電圧)
VCCSA の電圧を設定します。
[Auto(自動)] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
VCC PLL Voltage(VCC PLL 電圧)
VCC PLL は BCLK オーバークロッキングを向上させます。 また、この電圧レール
は CPU Internal PLL Voltage(CPU 内部 PLL 電圧)の入力源です。 CPU を液体窒素
(LN2)ベンチングする場合は、この電圧を 1.400 V 〜 1.500V に設定してください。
コールドバグを回避するために 2.500 V 〜 2.800V の電圧が必要な CPU はわず
かです。
CPU Cold Bug Killer Voltage(CPU コールドバグキラー電圧)
CPU Cold Bug Killer Voltage(CPU コールドバグキラー電圧)です。 液体窒素(LN2)
ベンチングの場合は 2.200V 〜 2.400V に設定することを推奨します。 ほとんどの
CPU コールドバグを回避します。
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Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
CLK VDD Voltage(CLK VDD 電圧)
CLK VDD 電圧を設定します。
[Auto(自動)] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
DMI Voltage(DMI 電圧)
CPU によっては、コールドバグを回避するために 1.400 V 〜 1.800V の電圧が必要
です。 特に、Gen3 モードでのベンチング 3D の場合。
CPU Internal PLL Voltage(CPU 内部 PLL 電圧)
デフォルト値は 0.900V です。 それぞれのステップは 0.015 V です。 9 〜 15 ステッ
プを追加して、液体窒素(Ln2)冷却による高周波数中に、CPU PLL が内部クロック
をロックできるようにします。 例 : 1.020V 〜 1.125V が適切な値です。 ただし、それ
ぞれのプロセッサーの電圧レベルは異なります。 ユーザーは、使用するプロセッ
サーに最適な値を見つけなければなりません。 CPU Vcore Voltage(CPU Vcore 電
圧)は CPU Internal PLL Voltage(CPU 内部 PLL 電圧)よりも高くなければなりませ
ん。高くないとプロセッサーが停止します。
Save User Default ( ユーザー定義の保存 )
設定をユーザー定義として保存するには、プロファイル名を入力し、<Enter> を押
します。
日本語
Load User Default ( ユーザー定義の読込み )
前回保存したユーザー定義を読み込みます。
Save User UEFI Setup Prole to Disk(ユーザー UEFI セットアップポ
ートフォリオをディスクに保存)
現在の UEFI 設定をユーザープロファイルとしてディスクに保存できます
Load User UEFI Setup Prole from Disk(ユーザー UEFI セットアップ
ポートフォリオをディスクから読み込む)
また、前に保存したプロファイルをディスクから読み込むこともできます
Page 94

日本語
4.6 Advanced ( 詳細 ) 画面
このセクションでは、以下のアイテムの設定ができます: CPU Conguration(CPU
設定)、Chipset Conguration(チップセット設定)、Storage Conguration(ストレー
ジ設定)、Intel® underbolt、Super IO Conguration(スーパー IO 設定)、ACPI
Conguration(ACPI 設定)、USB Conguration(USB 設定)、Trusted Computing(ト
ラステッド・コンピューティング)。
このセクションで誤った値を設定すると、システムの誤作動の原因になることがあります。
UEFI Conguration(UEFI 設定)
UEFI Setup Style(UEFI セットアップスタイル)
UEFI セットアップ ユーティリティに入ったときのデフォルトモードを選択します。
Active Page on Entry ( 開始時のアクティブページ )
UEFI セットアップ ユーティリティに入ったときのデフォルトページを選択します。
Full HD UEFI ( フル HD UEFI)
「Auto( 自動 )」を選択すると解像度は 1920 x 1080 に設定されます。(ご使用のモ
ニターがフル HD に対応している場合) もしモニターがフル HD 非対応であれば、
解像度は 1024 x 768 に設定されます。 「Disable( 無効 )」に設定すると、モニタの解
像度は 1024 x 768 に設定されます。
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Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
4.6.1 CPU Conguration (CPU 設定 )
Active Processor Cores ( アクティブ プロセッサー コア )
各プロセッサー パッケージで有効にするコアの数を選択します。
設定オプション : [All(すべて)] [1] [2] [3]
日本語
CPU C States Support (CPU の C ステートの有効化 )
CPU の C ステートを有効にすると、電力消費が削減されます。 C3、C6、および C7
を維持することをお勧めします。いずれも電力消費を最適に削減します。
Enhanced Halt State (C1E) ( 強化停止状態 (C1E))
電力消費を抑えます。
CPU C3 State Support (CPU の C3 ステートの有効化 )
スリープさせ、電力消費を抑えます。
CPU C6 State Support (CPU の C6 ステートの有効化 )
ディープスリープさせ、電力消費を抑えます。
CPU C7 State Support (CPU の C7 ステートの有効化 )
ディープスリープさせ、電力消費を抑えます。
Package C State Support ( パッケージの C ステートの有効化 )
CPU、PCIe、メモリ、グラフィックの C ステートサポートを有効にすると、電力消費
が削減されます。
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CFG Lock(CFG ロック)
次にリセットされるまで現在の c ステートをロックします。 この項目を [Disabled(無
効)] に設定することを推奨します。
CPU Thermal Throttling (CPU サーマル スロットリング )
CPU を過熱から保護するために、CPU 内部の熱制御メカニズムを有効にします。
Intel Virtualization Technology (Intel Virtualization テクノロジー )
Intel Virtualization のテクノロジーにより、プラットフォームに複数のオペレーティ
ングシステムやアプリケーションを独立したパーティションで実行し、単一のコン
ピューターシステムを複数のバーチャルシステムとして機能させることができま
す。
日本語
[Enabled(有効)]
この項目を選択して、Intel バーチャライゼーション・テクノロジー・サポートを有効
にします。
[Disabled(無効)]
この項目を選択して、 Intel バーチャライゼーション・テクノロジー・サポートを無効
にします。
Hardware Prefetcher ( ハードウェア プリフェッチャー )
プロセッサーにデータとコードを自動的にプリフェッチし、 パフォーマンスを向上
します。
Adjacent Cache Line Prefetch ( 隣接するキャッシュラインのプリフ
ェッチ )
現在要求されたキャッシュラインを取得しながら、後続のキャッシュラインを自動
的にプリフェッチし、 パフォーマンスを向上します。
SW Guard Extensions(ソフトウェア・ガードエクステンション)
(SGX)
Intel SGX はアプリケーションで使用してコードとデータのプライベート領域を隔
離できる新しい CPU 命令セットです。
[Enabled(有効)]
この項目を選択して、システム上で Intel SGX サポートを有効にして、この機能をア
プリケーションで使用できるようにします。
[Disabled(無効)]
この項目を選択して、Intel SGX サポートを無効にします。
[Soware Controlled(ソフトウェア制御)]
この項目を選択すると、ソフトウェアアプリケーションで Intel SGX を有効にできます。
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Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
4.6.2 Chipset Conguration ( チップセット設定 )
Primary Graphics Adapter ( プライマリ グラフィック アダプター )
プライマリ VGA を選択します。
[Onboard(オンボード)]
この項目を選択して、オンボードグラフィクスをブート時に優先される画面出力
ポートとして設定します。
[PCI Express]
この項目を選択して、PCI Express をブート時に優先される画面出力ポートとして
設定します。
日本語
Top Of Lower Usable Dram(トップ・オブ・ロウアー・ユーザブル
Dram)
TOLUD の最大値。 動的割り当てが、インストールしたグラフィックコントローラの
最大 MMIO 長さに基づいて TOLUD(トップ・オブ・ロウアー・ユーザブル DRAM)
を自動的に調整します。
設定オプション : [Dynamic(ダイナミック)] [1 GB] [2.5 GB] [3.5 GB]
VT-d
I/O の仮想化を支援する Intel® Virtualization Technology for Directed I/O (VT-d)
は、アプリケーションの互換性や信頼性を向上し、また管理性、セキュリティ、分離、
および I/O 性能のレベルを高めることにより、バーチャルマシンモニターのハード
ウェアのさらなる活用を助けます。
[Enabled(有効)] この項目を選択して、Intel VT-d サポートを有効にします。
[Disabled(無効)] この項目を選択して、Intel VT-d サポートを無効にします。
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日本語
PCIE1 Link Speed (PCIE1 リンク速度 )
PCIE1 のリンク速度を選択します。
PCIE2 Link Speed (PCIE2 リンク速度 )
PCIE2 のリンク速度を選択します。
PCIE3 Link Speed (PCIE3 リンク速度 )
PCIE3 のリンク速度を選択します。
PCIE4 Link Speed(PCIE4 リンク速度)
PCIE4 のリンク速度を選択します。
PCIE5 Link Speed(PCIE5 リンク速度)
PCIE5 のリンク速度を選択します。
PCI Express Native Control(PCI Express ネイティブコントロール)
[Enabled(有効)] この項目を選択して、OS 内で PCI Express 節電を強化します。
[Disabled(無効)] この項目を選択して、PCI Express 互換性を改善します。
PCIE ASPM Support(PCIE ASPM サポート)
このオプションですべての CPU ダウンストリームデバイスの ASPM サポートを有効 / 無
効にします。
PCH PCIE ASPM Support(PCH PCIE ASPM サポート)
このオプションですべての PCH PCIE デバイスの ASPM サポートを有効 / 無効にします
DMI ASPM Support(DMI ASPM サポート)
このオプションで DMI リンクの CPU 側にある ASPM の制御を有効 / 無効にします。
PCH DMI ASPM Support(PCH DMI ASPM サポート)
このオプションですべての PCH DMI デバイスの ASPM サポートを有効 / 無効にします。
IOAPIC 24-119 Entries(IOAPIC 24-119 エントリ)
I/O APIC にはリダイレクション・テーブルが含まれています。このテーブルを使用して、周
辺バスから受信する割り込みを 1 つまたは複数のローカル APIC に転送します。 IOAPIC
24-119 Entries(IOAPIC 24-119 エントリ)を有効 / 無効にして PIROI-PIROX に拡張します。
Share Memory ( 共有メモリ )
システムが起動したときに統合グラフィックス プロセッサーに割当てるメモリのサイズを
設定します。
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Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7 Series
IGPU Multi-Monitor (IGPU マルチモニター )
外付けグラフィックスカードを取り付けた場合に、[Disabled(無効)] を選択して統合グラ
フィックスを無効にします。 有効にすると、内蔵のグラフィックスを有効のまま保ちます。
Intel(R) Ethernet Connection I219-V(Intel(R) イーサネット・コ
ネクション I219-V)
[Enable(有効)] この項目を使用してオンボードネットワークインターフェースコントローラ
(Intel® I219V)を有効にします。
[Disable(無効)] この項目を使用してオンボードネットワークインターフェースコントロー
ラ(Intel® I219V)を無効にします。
Intel(R) イーサネット・コネクション I211
[Enable(有効)] この項目を使用してオンボードネットワークインターフェースコントローラ
(Intel® I211)を有効にします。
[Disable(無効)] この項目を使用してオンボードネットワークインターフェースコントロー
ラ(Intel® I211)を無効にします。
Onboard HD Audio ( 内蔵 HD オーディオ )
内蔵の HD オーディオをオン / オフします。 [Auto] ( 自動 ) に設定すると、内蔵の
HD オーディオは有効化され、サウンドカードがインストールされたときにのみ自
動的に無効にされます。
日本語
Front Panel ( フロントパネル )
フロントパネルの HD オーディオをオン / オフします。
WAN Radio(WAN ラジオ)
WiFi モジュールの接続を有効または無効にします。
Deep Sleep ( デイープスリープ )
コンピューターがシャットダウンされたときの節電を目的としたディープスリープ
を設定します。
Restore on AC/Power Loss (AC/ 電源損失で復元 )
停電後の電力状態を選択します。
[Power O(電源オフ)]
この項目を選択すると、電力が回復しても電源はオフのままになります。
[Power On(電源オン)]
この項目を選択すると、電力が回復するとシステムが起動し始めます。
オンボードデバッグポート LED
オンボード Dr. Debug LED を有効 / 無効にします。
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日本語
4.6.3 Storage Conguration ( ストレージ設定 )
SATA Controller(s) (SATA コントローラー )
SATA コントローラーを有効 / 無効にします。
SATA Controller Speed(SATA コントローラスピード)
SATA コントローラが対応できる最大速度が表示されます。
SATA Mode Selection (SATA モード選択 )
[AHCI] 性能を向上させる新しい機能に対応します。
[RAID] 複数のディスクドライブを論理ユニットに組み合わせます。
SATA Aggressive Link Power Management (SATA リンク電源積極管理 )
これにより、非アクティブのときに SATA デバイスが低電力状態に入り、電力消費
を削減します。 AHCI モードでのみサポートされます。
Hard Disk S.M.A.R.T. ( ハードディスク S.M.A.R.T.)
「S.M.A.R.T」は、Self-Monitoring ( セルフモニタリング )、Analysis ( 分析 )、
Reporting ( 報告 )、Technology ( テクノロジー ) を表します。 コンピューターのハー
ドディスク ドライブの監視システムであり、信頼性に関するさまざまな指標を検知
して報告します。
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