
H170 Performance
ユユユユユユユユユ
ユユユユユ 1.0
2015 ユ 6 ユユユ
Copyright©2015 ASRock INC.ユユユユユユユユユユユユユ

バージョン 1.0
2016 年 2 月発行
Copyright©2016 ASRock INC. 無断複写・転載を禁じます。
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する損害の可能性を 事前に知らされていたとしても、ASRock、取締役、役員、従
業員、または代理人は、いかなる間接的、専門的、偶発的、または必然的な損害
(利益の損失、事業の損失、データの損失、事業の中断などを含む)への責任を負
いかねます。
この装置は、FCC 規則のパート 15 に準拠しています。操作は以下の 2 つの条件に
従います:
(1) 本装置は有害な干渉を発生しない。および
(2) 本装置は、予想外の動作を引き起こす可能性のある干渉を含め、受信したすべて
の干渉を受け入れる。
米国カリフォルニア州のみ
このマザーボードに採用されたリチウム電池は、カリフォルニア州議会で可決されたベス
トマネジメントプラクティス(BMP)で規制される有害物質、過塩素酸塩を含んでいます。
米国カリフォルニア州でリチウム電池を廃棄する場合は、関連する規制に従って行ってく
ださい。
「過塩素酸塩物質 - 特別な処理が適用される場合があります。詳しくは、
www.dtsc.ca.gov/hazardouswaste/perchlorate をご覧ください」
ASRock ウェブサイト:http://www.asrock.com

HDMI ™ および HDMI ハイデフィニションマルチメディアインターフェース、なら
びに HDMI のロゴは、米国およびその他の国における HDMI Licensing LLC の商
標または登録商標です。
次の米国特許番号の下でライセンス生産 : 5,956,674; 5,974,380; 6,487,535;
7,003,467、さらに、その他の米国およびその他の国の発行済み特許と出願中の特許。
DTS、シンボル、および、DTS とシンボルの組み合わせは登録商標です。また、DTS
Connect、DTS Interactive、および、DTS Neo:PC は DTS, Inc の商標です。製品にはソ
フトウェアが含まれます。
© DTS, Inc., All Rights Reserved.

Fatal1ty ストーリー
19 才の時には世界チャンピオンの PC ゲーマーになるとは思ってもみませんでした。実
際、13 才のときには、プロのトーナメントでビリヤード競技に参加して、自分よりも高いレ
ベルのプレーヤーを相手に、4 〜 5 試合で勝った経験があります。ビリヤードでキャリア
を積むことをまじめに考えたこともあります。しかし、若い頃には状況が目覚しく変化しま
す。私の手と目の協調性は大変優れています。そして、数学の理解力もあります(これは、
ビデオゲームでは重要な要素になります)。これらの素質から、私はこの分野に進むべく
して進んだのです。
プロへの道
ダラスで開催された CPL(サイバーアスリート・プロフェッショナル・リーグ)トーナメント
に参加した 1999 年以来、プロゲーマーとして活動しています。ダラスでは 3 位に入賞して
$4,000 の賞金を受け取りました。米国におけるトッププレーヤーの 1 人として認知されま
した。私に関心を持った企業の後援を受けて、私はスウェーデンで世界トップの 12 人の
プレーヤーと対戦しました。そして、負けなしで 18 ゲームで勝利を収めて優勝しました。
こうして、世界ナンバーワンの Quake III プレーヤーになりました。2 ヵ月後、私はダラスで
世界最高の Quake III プレーヤーとしてのタイトルを防衛して、$40,000 の賞金を獲得し
ました。それ以来、ロサンゼルス、ニューヨーク、セントルイスを始め、シンガポール、韓国、
ドイツ、オーストラリア、オランダ、ブラジルなど、世界各地のコンペティションに参加して
います。
連勝
CPL(サイバーアスリートプロフェッショナルリーグ) Winter 2001 で CPL 年度チャンピオ
ンの座を守り抜きました。自分の持てるゲーミングスキルを遺憾なく発揮できて大変満
足しています。その後、まったく異なるファースト・パーソン・シューター(fps)ゲーム、Alien
vs. Predator II(エイリアン vs プレデター II)で試合することになったからです。そのコン
ペティションで勝利を収めて自動車を賞品として受け取りました。翌年には、アンリアル・
トーナメント 2003(Unreal Tournament 2003)で競技して、同じタイトルを獲得し、その年、
CPL チャンピオンタイトルを 3 回獲得した唯一のプレーヤーになりました。毎年、異なる
ゲームの競技に参加してタイトルを獲得してきました。これは、それまで誰も成し得なか
ったことです。私は自分の成績を大変誇りに思っています。
QuakeCon 2002 では、ライバルの ZeRo4 と対戦しました。この対戦はその年の最も注
目された試合の 1 つでした。この対戦で 14 対 (-1) で大勝しました。クエイクコン 2004
(Quakecon 2004)のコンペティションでは、数々の難しい試合の後に Daler を破り、ワー
ルドナンバーワンの Doom3 チャンピオンとなり、賞金 $25,000 を獲得しました。
それ以来、Fatal1ty は、世界中を旅し、世界最高のプレーヤーと対戦して、ニューヨークで
開催された 2005 CPL ワールド・ツアー・チャンピオンシップで優勝賞金 $150,000 を受け
取るなど、数々の賞金とタイトルを獲得しています。2007 年 8 月には、「比類ないスポーツ
マンシップを表し、e スポーツを今日まで発展させ、この新しいスポーツを代表するプレ
ーヤーとして、e スポーツを世界各地に普及させることに貢献したこと」が評価されて、ジ
ョナサン(Johnathan)は、e スポーツ・アワード(eSports-Award)の 4 年間の歴史で初の功
労賞(Lifetime Achievement Award)を受賞しました。

大きく生きる
大きなトーナメントで初めて入賞して以来、私は「プロのサイバーアスリート」として世界
各地を旅しています。また、MTV、ESPN、および、CBS の 60 分間のセグメントなど、数々の
国際的なメディアで大きく取り扱われてきました。信じられないほど素晴らしいことです。
ビデオゲームを生活の糧にできるのは夢のようです。私は元々スポーツが得意で、ホッケ
ーやフットボールなどのトレーニングに熱心に取り組んでいました。このように訓練を積
んできたことは、より良いゲーマーを目指すときに大いに役立ちました。ベストを追求す
る私の姿勢が、プロになるために必要な扉を開きました。
夢
もう一つの夢が実現しました。最高の部品を採用して、自分自身のブランドで、究極のゲ
ーミングコンピュータを設計することです。競技の際にはハードウェアの品質が大きな違
いを生み出します。1 秒当たりのフレームが僅かに多いだけで、すべてが上手くいくこと
があるのです。コンピュータ処理を高速化して、マップ周辺の流動性を向上させることが
鍵です。
Fatal1ty ハードウェアの私のビジョンは、ゲーマーが装置を心配せずにゲームに注力でき
るようにすることです。私は、競技を始めて以来、このビジョンを追求してきました。装置
のことで煩わされたくないのです。完璧な装置を備えて、ゲームに集中できる条件を整え
たいのです。地上で最も高速で最も安定性に優れたコンピュータ装置を目指しました。
Fatal1ty ブランド製品の品質にはそれが反映されています。
ジョナサン「Fatal1ty」ウェンデル
(Johnathan “Fatal1ty” Wendel)
Fatal1ty の名称、 Fatal1ty ロゴ、そして、Fatal1ty の類似性は Fatal1ty, Inc. の登録商標です。使用する場合は、ライ
センス使用許諾が必要です。© 2016 Fatal1ty, Inc. All rights reser ved. その他すべての商標はそれぞれの所有者
の財産です。

内容
第 1 章 はじめに 1
1.1 パッケージの内容 1
1.2 仕様 2
1.3 マザーボードのレイアウト 6
1.4 I/O パネル 8
第 2 章 取り付け 10
2.1 CPU を取り付ける 11
2.2 CPU ファンとヒートシンクを取り付ける 14
2.3 メモリモジュール(DIMM)を取り付ける 15
2.4 拡張スロット(PCI Express スロット) 17
2.5 ジャンパー設定 18
2.6 オンボードのヘッダーとコネクター 20
2.7 CrossFireXTM と Quad CrossFireXTM オペレー
ションガイド 25
2.7.1 2 枚の CrossFireXTM 対応グラフィックスカード
を取り付ける 25
2.7.2 ドライバのインストールとセットアップ 27
2.8 M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド 28
2.9 ASRock USB 3.1/A+C インストールガイド
(オプション) 30

第 3 章 ソフトウェアとユーティリティの操作 33
3.1 ドライバを取り付ける 33
3.2 F-Stream 34
3.2.1 F-Stream をインストールする 34
3.2.2 F-Stream を使用する 34
3.3 Killer Network Manager(Killer ネットワークマ
ネージャ) 38
3.3.1 Killer Network Manager(Killer ネットワークマ
ネージャ)をインストールする 38
3.3.2 Killer Network Manager(Killer ネットワークマ
ネージャ)を使用する 38
3.4 ASRock Live Update & APP Shop(ASRock ライブ
更新と APP ショップ) 41
3.4.1 UI Overview(UI 概要) 41
3.4.2 Apps(アプリ) 42
3.4.3 BIOS & Drivers(BIOS とドライバ) 45
3.4.4 設定 46
3.5 XSplit Broadcaster(XSplit ブロードキャスター) 47
3.5.1 ゲームプレイをライブストリームする 47
3.5.2 ゲームプレイを録画する 50
3.6 Windows® 7 をインストールするために USB ポート
を有効にする 51

第 4 章 UEFI セットアップユーティリティ 54
4.1 はじめに 54
4.2 EZ Mode(EZ モード) 55
4.3 Advanced Mode(アドバンスドモード) 56
4.3.1 UEFI メニューバー 56
4.3.2 ナビゲーションキー 57
4.4 Main ( メイン ) 画面 58
4.5 OC Tweaker (OC 調整 ) 画面 59
4.6 Advanced ( 詳細 ) 画面 68
4.6.1 CPU 設定 69
4.6.2 チップセット設定 71
4.6.3 ストレージ設定 73
4.6.4 Super IO Conguration(スーパー IO 設定) 74
4.6.5 ACPI 設定 75
4.6.6 USB 設定 77
4.6.7 Trusted Computing
(トラステッド・コンピューティング ) 78
4.7 Tools ( ツール ) 79
4.8 Hardware Health Event Monitoring
( ハードウェア ヘルス イベント監視 ) 画面 82
4.9 Security ( セキュリティ ) 画面 84
4.10 Boot ( ブート ) 画面 85
4.11 Exit ( 終了 ) 画面 88

Fatal1ty H170 Performance/Hyper
第 1 章 はじめに
ASRock Fatal1ty H170 Performance/Hyper シリーズマザーボードをお買い上げい
ただきまして誠にありがとうございます。ASRock の一貫した厳格な品質管理の下
で製造された信頼性の高いマザーボードです。ASRock の品質と耐久性の取り組
みに準拠した堅牢な設計を持つ、優れたパフォーマンスを提供します。
この文書の第 1 章と第 2 章には、マザーボードの説明とステップ毎のインストール
ガイドが記載されています。第 3 章には、ソフトウェアとユーティリティーの操作ガ
イドが含まれています。第 4 章には、BIOS セットアップの設定ガイドが含まれてい
ます。
マザーボードの仕様と BIOS ソフトウェアは更新されることがあるため、このマニュアル
の内容は予告なしに変更することがあります。このマニュアルの内容に変更があった場
合には、更新されたバージョンは、予告なくASRock のウェブサイトから入手できるように
なります。このマザーボードに関する技術的なサポートが必要な場合には、ご使用のモ
デルについての詳細情報を、当社のウェブサイトで参照ください。ASRock のウェブサイ
トでは、最新の VGAカードおよび CPU サポート一覧もご覧になれます。ASRock ウェブ
サイト http://www.asrock.com.
1.1 パッケージの内容
• ASRock Fatal1ty H170 Performance/Hyper シリーズマザーボード(ATXフォームファクタ
ー)
• ASRock Fatal1ty H170 Performance/Hyper シリーズクイックインストールガイド
• ASRock Fatal1ty H170 Performance/Hyper シリーズサポート CD
• 2 x シリアル ATA(SATA)データケーブル(オプション)
• 1 x ASRock USB 3.1/A+C (オプション)
• 1 x I/O パネルシールド
• 1 x M.2 ソケット用ねじ
シリーズ
日本語

1.2 仕様
日本語
プラット
フォーム
CPU
チップ
セット
メモリ
• ATX フォームファクター
• 第 6 世代 Intel® CoreTM i7/i5/i3/Pentium®/Celeron® プロセッサーに
対応(ソケット 1151)
• Digi Power design
• 10 電源フェーズ設計
• Intel® ターボブースト 2.0 テクノロジーをサポート
• ASRock BCLK フルレンジオーバークロッキングに対応
• ASRock ハイパー BCLK エンジンに対応
• Intel® H170
• Intel® スモールビジネスアドバンテージ 4.0 をサポート
• デュアルチャンネル DDR4 メモリテクノロジー
• 4 x DDR4 DIMM スロット
• DDR4 2133 ノン ECC、アンバッファードメモリに対応
• ECC UDIMM メモリモジュールに対応(non-ECC モードで動作)
* 詳細については、ASRock ウェブサイトのメモリーサポート一覧
を参照してください。(http://www.asrock.com/)
• システムメモリの最大容量:64GB
• Intel® エクストリームメモリプロファイル(XMP)2.0 に対応
• DIMM スロットに 15 μゴールドコンタクトを採用
拡張
スロット
グラフィックス
2 3
• 2 x PCI Express 3.0 x16 スロット(PCIE2:x16 モード、PCIE4:x4 モ
ード )*
* 起動ディスクとして NVMe SSD に対応
• 3 x PCI Express 3.0 x1 スロット (Flexible PCIe)
• AMD Quad CrossFireXTMと CrossFireXTMをサポート
• VGA PCIe スロットに 15 μゴールドコンタクトを採用(PCIE2)
* Intel®HDグラフィックス内蔵ビジュアルおよび VGA 出力は、GPU
に統合されたプロセッサーのみでサポートされます。
• Intel®HD グラフィックス内蔵ビジュアルをサポート:AVC、MVC
(S3D)、MPEG-2 フル HW エンコード 1 の Intel® Quick Sync
Video、Intel® InTruTM 3D、Intel®クリアビデオ HD テクノロジー、
Intel® インサイダーTM、Intel® HDグラフィックス 510/530
• Pixel Shader 5.0, DirectX 12
• 最大共有メモリ 1792MB

Fatal1ty H170 Performance/Hyper
• デュアルグラフィックス出力 : 独立したディスプレイコントローラ
ーで DVI-D ポートと HDMI ポートに対応
• HDMI に対応、最大解像度 4K x 2K (4096x2304) @ 24Hz /
(3840x2160) @ 30Hz
• DVI-D をサポート。最大解像度 1920x1200 @60Hz
• HDMI ポートでオートリップシンク、ディープカラー(12bpc)、
xvYCC、および、HBR(高ビットレートオーディオ)に対応(HDMI
対応モニターが必要です)
• アクセラレイテッド・メディア・コーデックに対応 :HEVC, VP8,
VP9
• DVI-D ポートと HDMI ポートで HDCP に対応
• DVI-D ポートと HDMI ポートで Full HD 1080p Blu-ray (BD) 再
生に対応
シリーズ
オーディオ
LAN
リアパネル
I/O
• 7.1 CH HD オーディオ、コンテンツプロテクション付き(Realtek
ALC1150 オーディオコーデック)
• プレミアム・ブルーレイ・オーディオ・サポート
• サージ保護に対応(ASRock 完全スパイク保護)
• Purity SoundTM 3 に対応
- ニチコン製ファインゴールドシリーズオーディオコンデンサ
- SNR 比 115dB の DAC(差動アンプ搭載)
- TI® NE5532 プレミアムヘッドセットアンプ(最大 600 Ohms のヘ
ッドセットに対応)
- Pure Power-In ( ピュアパワーイン )
- ダイレクトドライブテクノロジー
- PCB 絶縁シールド
• DTS 接続をサポート
• ギガビット LAN 10/100/1000 Mb/s
• ギガ PHY Intel® I219V
• Wake-On-LAN(ウェイク オン ラン)に対応
• 雷 / 静電気放電(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパイク保護)
• エネルギー効率のよいイーサネット 802.3az をサポート
• PXE をサポート
• 1 x PS/2 マウス / キーボードポート
• 1 x DVI-D ポート
• 1 x HDMI ポート
• 1 x 光 SPDIF 出力ポート
• 1 x USB 2.0 ポート(静電気放電(ESD)保護に対応(ASRock 完全ス
パイク保護))
日本語

• 1 x Fatal1ty マウスポート(USB 2.0)(静電気放電(ESD)保護
に対応(ASRock 完全スパイク保護))
• 5 x USB 3.0 Type-A ポート(静電気放電(ESD)保護に対応
(ASRock 完全スパイク保護))
• 1 x USB 3.0 Type-C ポート(静電気放電(ESD)保護に対応
(ASRock 完全スパイク保護))
• LED 付き 1 x RJ-45 LAN ポート(ACT/LINK LED と SPEED LED)
• HD オーディオジャック : リアスピーカー / センター / バス / ラ
インイン / フロントスピーカー / マイク
ASRock
USB 3.1 /
(オプ
日本語
A+C
ション)
ストレージ
コネクタ
4 5
• 1 x USB 3.1 タイプ A ポート (10 Gb/s) (静電気放電(ESD)保
護に対応(ASRock 完全スパイク保護))
• 1 x USB 3.1 タイプ C ポート (10 Gb/s) (静電気放電(ESD)保
護に対応(ASRock 完全スパイク保護))
• 6 x SATA3 6.0 Gb/s コネクタ、RAID(RAID 0、RAID 1、RAID 5、
RAID 10、Intel ラピッド・ストレージ・テクノロジー 14 および
Intel スマート・レスポンステクノロジー)、NCQ、AHCI、お
よび、ホットプラグ機能に対応
• 1 x SATA Express 10 Gb/s コネクタ *
* サポートは今後発表
* SATA タイプ M.2 デバイスで M2_1 を使用している場合は、
SATA3_0 および SATA3_1 は無効になります。
• 1 x ウルトラ M.2 ソケット、タイプ 2230/2242/2260/2280/22110 M.2
SATA3 6.0 Gb/s モジュールと最大 Gen3 x4 (32 Gb/s) までの M.2
PCI Express モジュールに対応 **
** 起動ディスクとして NVMe SSD に対応
** ASRock U.2 キットに対応
• 1 x COM ポートヘッダー
• 1 x TPM ヘッダー
• 1 x 電源 LED とスピーカーヘッダー
• 2 x CPU ファンコネクタ(4 ピン)(スマートファン速度制御)
• 4 x シャーシファンコネクタ(4 ピン)(スマートファン速度制
御)
* CPU_FAN1 および CHA_FAN1 は 3 ピンまたは 4 ピンファンが
使用されているかどうかを自動検出できます。
* CPU ファンコネクタは最大 1A (12W) の電力の CPU ファンに対
応します。
• 1 x 24 ピン ATX 電源コネクタ
• 1 x 8 ピン 12V 電源コネクタ

Fatal1ty H170 Performance/Hyper
• 1 x PCIe 電源コネクタ
• 1 x 前面パネルオーディオコネクタ
• 2 x USB 2.0 ヘッダー(4 個の USB 2.0 ポートに対応)(静電気放
電(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパイク保護))
• 1 x USB 3.0 ヘッダー(2 個の USB 3.0 ポートに対応)(静電気放
電(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパイク保護))
シリーズ
BIOS 機能
ハードウェ
アモニター
OS
認証
• 2 x AMI UEFI Legal BIOS、多言語 GUI サポート(1 x メイン BIOS
と 1 x バックアップ BIOS)付き
• セキュアバックアップ UEFI テクノロジーに対応
• ACPI 5.0 準拠ウェイクアップイベント
• SMBIOS 2.7 サポート
• CPU、GT_CPU、DRAM、VPPM、PCH 1.0V、VCCIO、
VCCPLL、VCCSA 電圧マルチ調整
日本語
• CPU/ シャーシ温度センシング
• CPU / シャーシファンタコメータ
• CPU/ シャーシクワイエットファン(CPU 温度に従ってシャー
シファン速度を自動調整)
• CPU/ シャーシファンマルチ速度制御
• 電圧監視 :+12V、+5V、+3.3V、CPU Vcore、GT_CPU、DRAM、
VPPM、PCH 1.0V、VCCIO、VCCSA
• Microso® Windows® 10 64-bit / 8.1 64-bit / 7 32-bit / 7 64-bit
* Windows® 7 OS をインストールするために、xHCI ドライバが
ISO ファイルに含まれる変更されたインストールディスクが必要で
す。詳しい説明については 49 ページを参照してください。
* 更新された Windows® 10 ドライバについては、ASRock のウェブ
サイトで詳細をご確認ください : http://www.asrock.com
• FCC、CE、WHQL
• ErP/EuP Ready(ErP/EuP 対応電源供給装置が必要です)
* 商品詳細については、当社ウェブサイトをご覧ください。 http://www.asrock.com
BIOS設定の調整、アンタイドオーバークロックテクノロジーの適用、サードパーティのオー
バークロックツールの使用などを含む、オーバークロックには、一定のリスクを伴います
のでご注意ください。オーバークロックするとシステムが不安定になったり、システムのコ
ンポーネントやデバイスが破損することがあります。ご自分の責任で行ってください。弊
社では、オーバークロックによる破損の責任は負いかねますのでご了承ください。

日本語
DDR 4_A2 (6 4 bit, 28 8-pin m odule )
DDR 4_A1 (6 4 bit, 28 8-pin m odule )
DDR 4_B2 (6 4 bit, 28 8-pin m odule )
DDR 4_B1 (6 4 bit, 28 8-pin m odule )
ATX12V1
USB 2. 0
T: USB1
B: USB 2
ATXP WR1
LAN
PCIE2
Top:
RJ-45
USB 3.0
T: USB3
B: USB4
Top:
Central/Bass
Center :
REAR SPK
Top:
LINE IN
Center :
FRONT
Bottom :
Optica l
SPDIF
Bottom :
MIC IN
PCIE4
HDLED RESET
PLED PWRBTN
PANEL1
1
USB3_4
1
1
SPK_PLED1
COM1
1
1
HD_AUDIO1
H170 Performance/Hyper
PCIE1
RoHS
5
6
11
10
14
19
22
23
DVI1
HDMI1
USB 3.0
T: USB5
B: USB6
SATA3_1
1
3
2
21
Purity
Sound 3
TM
BIOS_B1
BIOS_A1
BIOS_A_LED1
BIOS
ROM
BIOS
ROM
BIOS_B_LED1
PS2
Keybo ard
/Mous e
CMOS
Battery
CLRMOS1
1
BIOS_SE L1
1
PCIE3
M2_1
CT2CT3CT4CT5
4
USB3_7 _8
1
13
CPU_FAN2
CPU_FAN1
CHA_FAN1
CHA_FAN4
USB1_2
1
17
1
TPMS1
PCIE5
CT1
CHA_FAN2
CHA_FAN3
PCIE_PWR1
SATA3_2_3
SATA3_0
7
8
9
12
15
16
18
20
24
25
Intel
H170
USB 3. 0
T: USB1
B: USB 2
(Type- c)
SATA3_5
SATA3_3
SATA3_4
SATA3_2
1.3 マザーボードのレイアウト
6 7

Fatal1ty H170 Performance/Hyper
番号 説明
1
ATX 12V 電源コネクタ(ATX12V1)
2
2 x 288 ピン DDR4 DIMM スロット(DDR4_A1、DDR4_B1)
3
2 x 288 ピン DDR4 DIMM スロット(DDR4_A2、DDR4_B2)
4
CPU ファンコネクタ(CPU_FAN1)
5
ATX 電源コネクタ(ATXPWR1)
6
シャーシファンコネクタ(CHA_FAN4)
7
USB 3.0 ヘッダー(USB3_7_8)
8
SATA3 コネクタ(SATA3_0_1)
9
CPU ファンコネクタ(CPU_FAN2)
10
SATA3 コネクタ(SATA3_3_5)
11
SATA3 コネクタ(SATA3_2_4)
12
シャーシファンコネクタ(CHA_FAN2)
13
シャーシファンコネクタ(CHA_FAN1)
14
SATA Express コネクタ(SATA3_2_3)
15
システムパネルヘッダー(PANEL1)
16
クリア CMOS ジャンパー(CLRMOS1)
17
電源 LED とスピーカーヘッダー (SPK_PLED1)
18
USB 2.0 ヘッダー(USB1_2)
19
USB 2.0 ヘッダー(USB3_4)
20
BIOS 選択ジャンパー(BIOS_SEL1)
21
シャーシファンコネクタ(CHA_FAN3)
22
TPM ヘッダー(TPMS1)
23
COM ポートヘッダー(COM1)
24
フロントパネルオーディオヘッダー(HD_AUDIO1)
25
PCIe 電源コネクタ(PCIE_PWR1)
シリーズ
日本語

1.4 I/O パネル
日本語
2 3 4
1516
番号 説明 番号 説明
1
Fatal1ty マウスポート(USB1)
2
USB 2.0 ポート(USB2)
3
DVI-D ポート
4
USB 3.0 ポート(USB3_1)
5
LAN RJ-45 ポート *
6
セントラル / バス(オレンジ色)
7
リアスピーカー(黒色)
8
ライン入力(明るい青色)
注意 :
オペレーティングシステムをインストールする際には、USB フラッシュドライブを USB 2.0
ポート(USB12)に挿入してください。
5
1314
9
フロントスピーカー(ライム色)**
10
マイクロフォン(ピンク色)
11
オプティカル SPDIF 出力ポート
12
USB 3.0 ポート(USB3_56)
13
USB 3.0 ポート(USB3_34)
14
USB 3.0 Type-C ポート(USB3_2)
15
HDMI ポート
16
PS/2 マウス / キーボードポート
12
7
9
11
10
8 9

Fatal1ty H170 Performance/Hyper
* 各 LAN ポートにそれぞれ 2 つの LED があります。LAN ポートの LED 表示については下の表を参照してく
ださい。
アクティビティ / リンク LED
速度 LED
LAN ポート
シリーズ
アクティビティ / リンク LED 速度 LED
状態 説明 状態 説明
消灯 リンクなし 消灯 10Mbps 接続
点滅 データアクティビティ オレンジ色 100Mbps 接続
点灯 リンク 緑色 1Gbps 接続
** 2 チャンネルスピーカーを使用する場合は、スピーカーのプラグを「フロントスピーカージャック」に接続して
ください。使用するスピーカーのタイプに従って、下の表に記載されている接続に関する詳細説明を参照し
てください。
オーディオ出力
チャンネル
フロントス
ピーカー
(No. 9)
リアスピーカー
(No. 7)
セントラル /
バス
(No. 6)
ライン入力
(No. 8)
2 V -- -- --
4 V V -- --
6 V V V --
8 V V V V
マルチストリーミングを有効にするには、フロントパネルオーディオケーブルをフロント
パネルオーディオヘッダーに接続する必要があります。コンピュータを再起動すると、シ
ステム上に「Mixer(ミキサー)」ツールが表示されます。 「Mixer ToolBox(ミキサーツール
ボックス) 」を選択して、「Enable playback multi-streaming(再生マルチストリーミング
を有効にする)」をクリックし、次に、「ok」をクリックします。「2CH」、「4CH」、「6CH」、または、「8CH」
を選択して、「Realtek HDA Primary output(Realtek HDA プライマリー出力)」を選択すれ
ば、リアスピーカー、セントラル / バス、および、フロントスピーカーを使用できます。「Realtek
HDA Audio 2nd output(Realtek HDA オーディオ・セカンド出力)」を選択すれば、フロン
トパネルオーディオを使用できます。
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第 2 章 取り付け
これは ATX フォームファクタのマザーボードです。マザーボードを取付ける
前に、シャーシの設定を確認し、マザーボードを取り付けることができるこ
とを確認してください。
取り付け前の注意事項
マザーボードコンポーネントを取り付けたり、マザーボードの設定を変更す
る前に、次の注意事項をよくお読みください。
• マザーボードを設置 / 取り外しをする場合は、必ず電源コードが抜いてくださ
い。電源コードが繋がれたままで作業を行うと、怪我をしたり、マザーボード
が破損する可能性がございます。
• 静電気によってマザーボードの部品が破損することを防止するために、マザー
ボードはカーペットの上に置かないでください。また、静電気防止リストスト
ラップを着用するか、または、部品を取り扱う前に静電気除去オブジェクトに
触れてください。
• 基盤の端をつかんでください。IC には触れないでください。
• マザーボードを取り外す場合は、取り外したマザーボードを接地した静電気防
止パッドの上に置くか、商品に付属している袋に入れてください。
• マザーボードをシャーシに固定する為にねじを使う場合は、ねじを締め付けす
ぎないでください。ねじを締め付けすぎると、マザーボードが破損することが
あります。
10 11

2.1 CPU を取り付ける
1.
1151 ピン CPU をソケットに挿入する前に、PnP キャップ がソケット上にあるこ
と、CPU 表面に汚れがないこと、または、ソケット内に曲がったピンがないこ
とを確認してください。PnP キャップがソケット上になかったり、CPU 表面が汚
れていたり、または、ソケット内に曲がったピンがある場合は、CPU を無理に
ソケット内に挿入しないでください。CPU を無理にソケット内に挿入すると、
CPU の甚大な破損につながります。
2.
CPU を取り付ける前に、すべての電源ケーブルを取り外してください。
1
Fatal1ty H170 Performance/Hyper
A
シリーズ
B
日本語
2

日本語
3
4
5
12 13

Fatal1ty H170 Performance/Hyper
プロセッサーを取り外した場合は、カバーを保管して取り付け直してください。アフター
サービスのためにマザーボードを返品する場合は、カバーを必ず取り付けてください。
シリーズ
日本語

日本語
2.2 CPU ファンとヒートシンクを取り付ける
1 2
FAN
CPU_
14 15

Fatal1ty H170 Performance/Hyper
2.3 メモリモジュール(DIMM)を取り付ける
このマザーボードには 4 つの 288 ピン DDR4(ダブルデータレート 4)DIMM ス
ロットが装備されており、デュアルチャンネルメモリ技術に対応します。
1.
デュアルチャンネルメモリ設定のために、同一(同じブランド、同じ速度、同じ
サイズ、同じチップタイプ)の DDR4 DIMM を 1 組取り付ける必要があります。
2.
1 つまたは 3 つのメモリモジュールが取り付けられている場合は、デュアルチャ
ンネルメモリテクノロジーを有効にできません。
3.
DDR、DDR2 または DDR3 メモリモジュールは DDR4 スロットに取り付けること
はできません。取り付けると、マザーバードと DIMM が破損することがあります。
デュアルチャンネルメモリ設定
優先順位 DDR4_A1 DDR4_A2 DDR4_B1 DDR4_B2
1 実装済み 実装済み
2 実装済み 実装済み
3 実装済み 実装済み 実装済み 実装済み
シリーズ
日本語
DIMM は 1 つの正しい方向にしか取り付けることができません。DIMM を間違った
方向に無理に挿入すると、マザーボードと DIMM の永久的な破損につながります。

1
日本語
2
3
16 17

Fatal1ty H170 Performance/Hyper
2.4 拡張スロット(PCI Express スロット)
このマザーボードには 5 つの PCI Express スロットが装備されています。
拡張カードを取り付ける前に、電源供給が切断されていること、または、電源コー
ドが取り外されていることを確認してください。取り付け作業を始める前に、拡張
カードに添付されている文書を読んで、カード用に必要なハードウェア設定を行っ
てください。
PCIe スロット :
PCIE1(PCIe 3.0 x1 スロット)は PCI Express x1 レーン幅カード向けに使用します。
PCIE2(PCIe 3.0 x16 スロット)は PCI Express x16 レーン幅グラフィックカード向け
に使用します。
PCIE3(PCIe 3.0 x1 スロット)は PCI Express x1 レーン幅カード向けに使用します。
PCIE4(PCIe 3.0 x16 スロット)は PCI Express x4 レーン幅グラフィックカード向け
に使用します。
PCIE5(PCIe 3.0 x1 スロット)は PCI Express x1 レーン幅カード向けに使用します。
複数のグラフィックスカードを使用する場合は、サーマル環境を改善するために、
シャーシファンをマザーボードのシャーシファンコネクタ(CHA_FAN1、CHA_
FAN2、CHA_FAN3、または、CHA_FAN4)に接続してください。
シリーズ
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2.5 ジャンパー設定
このイラストは、ジャンパーの設定方法を示しています。ジャンパーキャップがピ
ンに被さっていると、ジャンパーは「ショート」です。ジャンパーキャップがピンに被
さっていない場合には、ジャンパーは「オープン」です。この図は 3 ピンのジャンパー
を表し、ジャンパーキャップがピン 1 とピン 2 に被さっているとき、これらのピンは
「ショート」です。
ショート オープン
CMOS クリアジャンパー
(CLRMOS1)
(p.7、No. 16 参照)
CLRMOS1 を使って CMOS 内のデータをクリアできます。クリアして、デフォルト
設定にシステムパラメーターをリセットするには、コンピューターの電源を切り、
電源から電源コードを抜いてください。15 秒待ってから、ジャンパーキャップを
使って CLRCMOS1 のピン 2 とピン 3 を 5 秒間ショートします。ただし、BIOSをアッ
プデートした直後に、CMOS をクリアしないでください。BIOS をアップデート後、
CMOS をクリアする必要があれば、最初にシステムを起動し、それからCMOS ク
リアアクションを行う前にシャットダウンしてください。パスワード、日付、時間、ユー
ザーのデフォルトプロファイルは、CMOS の電池を取り外した場合にのみ、消去
されることにご注意ください。
CMOS のクリアデフォルト
18 19

Fatal1ty H170 Performance/Hyper
BIOS 選択ジャンパー
(BIOS_SEL1)
(p.7、No. 20 参照)
このマザーボードは、メイン BIOS(BIOS_A1)とバックアップ BIOS(BIOS_B1)の 2
つの BIOS が内蔵されており、システムの安全性と安定性のための保護を強化し
ています。通常、システムはメイン BIOS 上で動作します。メイン BIOS が壊れたり、
損傷した場合には、ジャンパーキャップを使用してピン 2とピン 3 をショートさせ
てください。次のシステムブート時にバックアップ BIOS が引き継ぎます。次に、
BIOS セットアップユーティリティにある「セキュアバックアップ UEFI」を使用して
BIOS ファイルをメイン BIOS にコピーし、通常のシステム動作を確保します。シ
ステムの安全性のため、ユーザーは手動でバックアップ BIOS を更新することは
できません。現在、どちらの BIOS が有効化されているかを確認するために、ユー
ザーは BIOS LED(BIOS_A_LED1 または BIOS_B_LED1)を参照できます。
デフォルト
(メイン BIOS)
バックアップ BIOS
シリーズ
日本語

2.6 オンボードのヘッダーとコネクター
オンボードヘッダーとコネクターはジャンパーではありません。これらヘッダーと
コネクターにはジャンパーキャップを被せないでください。ヘッダーおよびコネク
ターにジャンパーキャップを被せると、マザーボードに永久損傷が起こることがあ
ります。
日本語
システムパネルヘッダー
(9 ピンパネル 1)
(p.7、No. 15 参照)
PWRBTN(電源スイッチ):
シャーシ前面パネルの電源スイッチに接続してください。電源スイッチを使用して、
システムをオフにする方法を設定できます。
RESET(リセットスイッチ):
シャーシ前面パネルのリセットスイッチに接続してください。コンピューターがフ
リーズしたり、通常の再起動を実行できない場合には、リセットスイッチを押して、
コンピューターを再起動します。
PLED(システム電源 LED):
シャーシ前面パネルの電源ステータスインジケーターに接続してください。システム
稼働中は、LED が点灯します。システムが S1/S3 スリープ状態の場合には、LED は点
滅を続けます。システムが S4 スリープ状態または電源オフ(S5)のときには、LED
はオフです。
HDLED(ハードドライブアクティビティ LED):
シャーシ前面パネルのハードドライブアクティビティ LED に接続してください。ハー
ドドライブのデータを読み取りまたは書き込み中に、LED はオンになります。
前面パネルデザインは、シャーシによって異なることがあります。前面パネルモ
ジュールは、主に電源スイッチ、リセットスイッチ、電源 LED、ハードドライブアク
ティビティ LED、スピーカーなどから構成されます。シャーシの前面パネルモジュー
ルとこのヘッダーを接続する場合には、配線の割り当てと、ピンの割り当てが正しく
合致していることを確かめてください。
1
PLED+
PLED-
HDLED-
HDLED+
PWRBTN#
GND
GND
RESET#
GND
電源スイッチを接続し、
スイッチをリセットし、
下記のピン割り当てに
従って、シャーシのシ
ステムステータス表示
ランプをこのヘッダー
にセットします。ケー
ブルを接続するときに
は、ピンの+と−に気
をつけてください。
20 21

Fatal1ty H170 Performance/Hyper
シリーズ
電源 LED とスピーカー
ヘッダー
(7 ピン SPK_PLED1)
(p.7、No. 17 参照)
シリアル ATA3 コネクター
(SATA3_0_1:
p.7、No. 8 参照)
(SATA3_2_4:
p.7、No. 11 を参照)
(SATA3_3_5:
p.7、No. 10 参照)
シリアル ATA Express コ
ネクタ
(SATA3_2_3:
p.7、No. 14 参照)
DUMMY
+5V
1
PLED+
SATA3_1
SATA3_5
SATA3_3
DUMMY
PLED+
PLED-
SATA3_4
SATA3_2
シャーシ電源 LED と
シャーシスピーカーをこ
のヘッダーに接続してく
ださい。
これら 6 つの SATA3 コ
ネクターは、最高 6.0
Gb/ 秒のデータ転送速度
SATA3_0
で内部ストレージデバイ
ス用の SATA データケー
ブルをサポートします。
SATA タイプ M.2 デバイ
スで M2_1 を使用してい
る場合は、SATA3_0 は
無効になります。
SATA または PCIe スト
SATA3_2SATA3_3SATA3_2_3
レージデバイスをこれら
のコネクタに接続してく
ださい。
日本語
USB 2.0 ヘッダー
(9 ピン USB1_2)
(p.7、No. 18 参照)
(9 ピン USB3_4)
(p.7、No. 19 参照)
USB_PWR
1
USB_PWR
M2_1 が SATA タイプ
M.2 デバイスで使用
されている場合は、
SATA3_2_3 の SATA 機能
は無効になります。
-B
+B
GND
DUMMY
このマザーボードには 2
つのヘッダーが装備さ
れています。各 USB 2.0
GND
+A
-A
ヘッダーは、2 つのポー
トをサポートできます。

USB 3.0 ヘッダー
(19 ピン USB3_7_8)
(p.7、No. 7 参照)
Vbus
IntA_PA_SSRX-
IntA_PA_SSRX+
GND
IntA_PA_SSTX-
IntA_PA_SSTX+
GND
IntA_PA_D-
IntA_PA_D+
VbusVbus
IntA_PB_SSRX-
IntA_PB_SSRX+
GND
IntA_PB_SSTX-
IntA_PB_SSTX+
GND
IntA_PB_D-
IntA_PB_D+
Dummy
1
I/O パネルの 6 つの USB
3.0 ポートに加えて、この
マザーボードには 1 つの
ヘッダーが装備されてい
ます。各 USB 3.0 ヘッダー
は、2 つのポートをサポー
トできます。
日本語
フロントパネルオーディ
オヘッダー
(9 ピン HD_AUDIO1)
(p.7、No. 24 参照)
1.
ハイディフィニションオーディオはジャックセンシングをサポートしていますが、正しく
機能するためには、シャーシのパネルワイヤーが HDA をサポートしていることが必要
です。お使いのシステムを取り付けるには、当社のマニュアルおよびシャーシのマニュ
アルの指示に従ってください。
2.
ACʼ97 オーディオパネルを使用する場合には、次のステップで、前面パネルオーディオ
ヘッダーに取り付けてください。
A. Mic_IN (MIC) を MIC2_L に接続します。
B. Audio_R (RIN) を OUT2_R に、Audio_L (LIN) を OUT2_L に接続します。
C. アース (GND) をアース(GND) に接続します。
D. MIC_RETと OUT_RET は、HD オーディオパネル専用です。ACʼ97 オーディオパネ
ルではこれらを接続する必要はありません。
E. フロントマイクを有効にするには、Realtek コントロールパネルの 「FrontMic」タブで、
「録音音量」を調整してください。
1
GND
PRESENCE#
MIC2_R
MIC2_L
MIC_RET
J_SENSE
OUT2_R
OUT_RET
OUT2_L
このヘッダーは、フロント
オーディオパネルにオー
ディオデバイスを接続す
るためのものです。
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