

バージョン 1.0
2015 年 6 月発行
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ており、予告なく変更する場合があります。その整合性や正確性について、ASRock
がなんらの確約をするものではありません。ASRock は、当文書での誤記や記載漏
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いかなる状況においても、たとえ ASRock が当文書や製品の欠陥や誤りに起因す
る損害の可能性を 事前に知らされていたとしても、ASRock、取締役、役員、従業員、
または代理人は、いかなる間接的、専門的、偶発的、または必然的な損害(利益の
損失、事業の損失、データの損失、事業の中断などを含む)への責任を負いかねます。
この装置は、FCC 規則のパート 15 に準拠しています。操作は以下の2 つの条件に
従います:
(1) 本装置は有害な干渉を発生しない。および
(2) 本装置は、予想外の動作を引き起こす可能性のある干渉を含め、受信したすべての
干渉を受け入れる。
米国カリフォルニア州のみ
このマザーボードに採用されたリチウム電池は、カリフォルニア州議会で可決されたベス
トマネジメントプラクティス(BMP)で規制される有害物質、過塩素酸塩を含んでいます。
米国カリフォルニア州でリチウム電池を廃棄する場合は、関連する規制に従って行ってく
ださい。
「過塩素酸塩物質 - 特別な処理が適用される場合があります。詳しくは、
www.dtsc.ca.gov/hazardouswaste/perchlorate をご覧ください」
ASRock ウェブサイト: http://www.asrock.com

HDMI ™ および HDMI ハイデフィニションマルチメディアインターフェース、なら
びに HDMI のロゴは、米国およびその他の国における HDMI Licensing LLC の商
標または登録商標です。
次の米国特許番号の下でライセンス生産:5,956,674; 5,974,380; 6,487,535; 7,003,467、
さらに、その他の米国およびその他の国の発行済み特許と出願中の特許。DTS、シン
ボル、および、DTS とシンボルの組み合わせは登録商標です。また、DTS Connect、DTS
Interactive、および、DTS Neo:PC は DTS, Inc の商標です。製品にはソフトウェアが含まれ
ます。
© DTS, Inc.、無断複写・転載を禁じます。

Fatal1ty ストーリー
19 才の時には世界チャンピオンの PC ゲーマーになるとは思ってもみませんでした。実
際、13 才のときには、プロのトーナメントでビリヤード競技に参加して、自分よりも高いレ
ベルのプレーヤーを相手に、4 〜 5 試合で勝った経験があります。ビリヤードでキャリア
を積むことをまじめに考えたこともあります。しかし、若い頃には状況が目覚しく変化しま
す。私の手と目の協調性は大変優れています。そして、数学の理解力もあります(これは、
ビデオゲームでは重要な要素になります)。これらの素質から、私はこの分野に進むべく
して進んだのです。
プロへの道
ダラスで開催された CPL(サイバーアスリート・プロフェッショナル・リーグ)トーナメント
に参加した 1999 年以来、プロゲーマーとして活動しています。ダラスでは 3 位に入賞し
て $4,000 の賞金を受け取りました。米国におけるトッププレーヤーの 1 人として認知さ
れました。私に関心を持った企業の後援を受けて、私はスウェーデンで世界トップの 12
人のプレーヤーと対戦しました。そして、負けなしで 18 ゲームで勝利を収めて優勝しまし
た。こうして、世界ナンバーワンの Quake III プレーヤーになりました。2 ヵ月後、私はダラ
スで世界最高の Quake III プレーヤーとしてのタイトルを防衛して、$40,000 の賞金を獲
得しました。それ以来、ロサンゼルス、ニューヨーク、セントルイスを始め、シンガポール、
韓国、ドイツ、オーストラリア、オランダ、ブラジルなど、世界各地のコンペティションに参加
しています。
連勝
CPL(サイバーアスリートプロフェッショナルリーグ) Winter 2001 で CPL 年度チャンピオ
ンの座を守り抜きました。自分の持てるゲーミングスキルを遺憾なく発揮できて大変満
足しています。その後、まったく異なるファースト・パーソン・シューター(fps)ゲーム、Alien
vs. Predator II(エイリアン vs プレデター II)で試合することになったからです。そのコン
ペティションで勝利を収めて自動車を賞品として受け取りました。翌年には、アンリアル・
トーナメント 2003(Unreal Tournament 2003)で競技して、同じタイトルを獲得し、その年、
CPL チャンピオンタイトルを 3 回獲得した唯一のプレーヤーになりました。毎年、異なる
ゲームの競技に参加してタイトルを獲得してきました。これは、それまで誰も成し得なか
ったことです。私は自分の成績を大変誇りに思っています。
QuakeCon 2002 では、ライバルの ZeRo4 と対戦しました。この対戦はその年の最も注
目された試合の 1 つでした。この対戦で 14 対 (-1) で大勝しました。クエイクコン 2004
(Quakecon 2004)のコンペティションでは、数々の難しい試合の後に Daler を破り、ワー
ルドナンバーワンの Doom3 チャンピオンとなり、賞金 $25,000 を獲得しました。
それ以来、Fatal1ty は、世界中を旅し、世界最高のプレーヤーと対戦して、ニューヨークで
開催された 2005 CPL ワールド・ツアー・チャンピオンシップで優勝賞金 $150,000 を受け
取るなど、数々の賞金とタイトルを獲得しています。2007 年 8 月には、「比類ないスポー
ツマンシップを表し、e スポーツを今日まで発展させ、この新しいスポーツを代表するプ
レーヤーとして、e スポーツを世界各地に普及させることに貢献した。」が評価されて、ジ
ョナサン(Johnathan)は、e スポーツ・アワード(eSports-Award)の 4 年間の歴史で初の功
労賞(Lifetime Achievement Award)を受賞しました。

大きく生きる
大きなトーナメントで初めて入賞して以来、私は「プロのサイバーアスリート」として世界
各地を旅しています。また、MTV、ESPN、および、CBS の 60 分間のセグメントなど、数々の
国際的なメディアで大きく取り扱われてきました。信じられないほど素晴らしいことです。
ビデオゲームを生活の糧にできるのは夢のようです。私は元々スポーツが得意で、ホッケ
ーやフットボールなどのトレーニングに熱心に取り組んでいました。このように訓練を積
んできたことは、より良いゲーマーを目指すときに大いに役立ちました。ベストを追求す
る私の姿勢が、プロになるために必要な扉を開きました。
夢
もう一つの夢が実現しました。最高の部品を採用して、自分自身のブランドで、究極のゲ
ーミングコンピュータを設計することです。競技の際にはハードウェアの品質が大きな違
いを生み出します。1 秒当たりのフレームが僅かに多いだけで、すべてが上手くいくこと
があるのです。コンピュータ処理を高速化して、マップ周辺の流動性を向上させることが
鍵です。
Fatal1ty ハードウェアの私のビジョンは、ゲーマーが装置を心配せずにゲームに注力でき
るようにすることです。私は、競技を始めて以来、このビジョンを追求してきました。装置
のことで煩わされたくないのです。完璧な装置を備えて、ゲームに集中できる条件を整え
たいのです。地上で最も高速で最も安定性に優れたコンピュータ装置を目指しました。
Fatal1ty ブランド製品の品質にはそれが反映されています。
ジョナサン「Fatal1ty」ウェンデル
(Johnathan “Fatal1ty” Wendel)
Fatal1ty の名称、 Fatal1ty ロゴ、そして、Fatal1ty の類似性は Fatal1ty, Inc. の登録商標です。使用する場合は、ライ
センス使用許諾が必要です。© 2015 Fatal1ty, Inc. 無断複写・転載を禁じます。その他すべての商標はそれぞれ
の所有者の財産です。

内容
第 1 章 はじめに 1
1.1 パッケージの内容 1
1.2 仕様 2
1.3 マザーボードのレイアウト 6
1.4 I/O パネル 8
第 2 章 取り付け 10
2.1 CPU を取り付ける 11
2.2 CPU ファンとヒートシンクを取り付ける 14
2.3 メモリモジュール(DIMM)を取り付ける 15
2.4 拡張スロット(PCI Express スロット) 17
2.5 ジャンパー設定 18
2.6 オンボードのヘッダーとコネクタ 20
2.7 CrossFireXTM とクアッド CrossFireXTMオペレーション
ガイド 24
2.7.1 2 枚の CrossFireX
ドを取り付ける 24
TM
対応グラフィックスカー
2.7.2 ドライバのインストールとセットアップ 26
2.8 M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド 27
第 3 章 ソフトウェアとユーティリティの操作 30
3.1 ドライバを取り付ける 30
3.2 F-Stream 31
3.3 ASRock Live Update & APP Shop
(ASRock ライブ更新と APP ショップ) 35

3.3.1 UI 概要 35
3.3.2 Apps(アプリ) 36
3.3.3 BIOS & Drivers(BIOS とドライバ) 39
3.3.4 設定 40
3.4 XSplit Broadcaster(XSplit ブロードキャスター)41
3.4.1 ゲームプレイをライブストリームする 41
3.4.2 ゲームプレイを録画する 44
3.5 Windows® 7 をインストールするために USB ポートを
有効にする 45
第 4 章 UEFI セットアップユーティリティ 48
4.1 はじめに 48
4.1.1 UEFI メニューバー 48
4.1.2 ナビゲーションキー 49
4.2 Main ( メイン ) 画面 50
4.3 OC Tweaker (OC 調整 ) 画面 51
4.4 Advanced ( 詳細 ) 画面 60
4.4.1 CPU 設定 61
4.4.2 チップセット設定 63
4.4.3 ストレージ設定 65
4.4.4 スーパー IO 設定 66
4.4.5 ACPI 設定 67
4.4.6 USB 設定 69
4.4.7 トラステッド・コンピューティング 70
4.5 Tools ( ツール ) 71

4.6 Hardware Health Event Monitoring
( ハードウェア ヘルス イベント監視 ) 画面 75
4.7 Security ( セキュリティ ) 画面 77
4.8 Boot ( ブート ) 画面 78
4.9 Exit ( 終了 ) 画面 81

Fatal1ty H170 Performance/D3 シリーズ
第 1 章 はじめに
ASRock Fatal1ty H170 Performance/D3 シリーズマザーボードをお買い上げいただ
きまして誠にありがとうございます。Fatal1ty H170 Performance/D3 シリーズマザー
ボードは、ASRock の一貫した厳格な品質管理の下で製造された信頼性の高いマ
ザーボードです。ASRock の品質と耐久性の取り組みに準拠した堅牢な設計を持
つ、優れたパフォーマンスを提供します。
この文書の第 1 章と第 2 章には、マザーボードの説明とステップ毎のインストー
ルガイドが記載されています。第3 章には、ソフトウェアとユーティリティーの操作
ガイドが含まれています。第4 章には、BIOS セットアップの設定ガイドが含まれて
います。
マザーボードの仕様とBIOS ソフトウェアは更新されることがあるため、このマニュ
アルの内容は予告なしに変更することがあります。このマニュアルの内容に変更が
あった場合には、更新されたバージョンは、予告なくASRock のウェブサイトから
入手できるようになります。このマザーボードに関する技術的なサポートが必要な
場合には、ご使用のモデルについての詳細情報を、当社のウェブサイトで参照くだ
さい。ASRock のウェブサイトでは、最新のVGAカードおよびCPU サポート一覧
もご覧になれます。ASRock ウェブサイト http://www.asrock.com。
日本語
1.1 パッケージの内容
• ASRock Fatal1ty H170 Performance/D3 シリーズマザーボード(ATX フォームファクタ)
• ASRock Fatal1ty H170 Performance/D3 シリーズクイックインストールガイド
• ASRock Fatal1ty H170 Performance/D3 シリーズサポート CD
• 2 x シリアルATA(SATA)データケーブル(オプション)
• 1 x I/O パネルシールド
• 1 x M.2 ソケット用ねじ
1

1.2 仕様
日本語
プラットフォーム
CPU
チップセット
メモリ
拡張スロット
• ATX フォームファクター
• 高密度ガラス繊維 PCB
• 第 6 世代 Intel® CoreTM i7/i5/i3/Pentium®/Celeron® プロ
セッサーに対応(ソケット 1151)
• Digi Power design
• 10 電源フェーズ設計
• Intel® ターボブースト2.0 テクノロジーをサポート
• Intel® H170
• Intel® スモールビジネスアドバンテージ4.0 をサポート
• デュアルチャンネルDDR3/DDR3Lメモリテクノロジー
• 4 x DDR3/DDR3L DIMM スロット
• DDR3/DDR3L 1600/1333/1066 ノン ECC、アンバッファ
ードメモリをサポート
• システムメモリの最大容量:64GB
• Intel® エクストリームメモリプロファイル(XMP)1.3/1.2
をサポート
• DIMM スロットに 15ゴールドコンタクトを採用
• 2 x PCI Express 3.0 x16 スロット(PCIE2: x16 モード、
PCIE4: x4 モード)
• 3 x PCI Express 3.0 x1 スロット(Flexible PCIe)
• AMD Quad CrossFireX
• VGA PCIe スロットに 15ゴールドコンタクトを採用
(PCIE2)
TM
とCrossFireXTMをサポート
グラフィックス
* Intel® HDグラフィックス内蔵ビジュアルおよびVGA 出
力は、GPU に統合されたプロセッサーのみでサポートさ
れます。
• Intel® HD グラフィックス内蔵ビジュアルをサポート:
AVC、MVC (S3D)、MPEG-2 フルHW エンコード1 の
Intel® Quick Sync Video、Intel® InTruTM 3D、Intel®クリア
ビデオHD テクノロジー、Intel® インサイダーTM、Intel®
HD グラフィックス510/530
• Pixel Shader 5.0、DirectX 12
• 最大共有メモリ1792MB
• デュアルグラフィックス出力: 独立したディスプレイコ
ントローラーで DVI-D ポートと HDMI ポートに対応
2

Fatal1ty H170 Performance/D3 シリーズ
• HDMI に対応、最大解像度 4K x 2K (4096x2304) @
24Hz
• DVI-D をサポート。最大解像度1920x1200 @ 60Hz
• HDMI ポートでオートリップシンク、ディープカラー
(12bpc)、xvYCC、および、HBR(高ビットレートオーデ
ィオ)に対応(HDMI 対応モニターが必要です)
• アクセラレイテッド・メディア・コーデックに対応:HEVC、
VP8、VP9
• DVI-D ポートと HDMI ポートで HDCP に対応
• DVI-D ポートと HDMI ポートで Full HD 1080p Blu-ray
(BD) 再生に対応
オーディオ
LAN
• 7.1 CH HD オーディオ、コンテンツプロテクション付き
(Realtek ALC1150 オーディオコーデック)
• プレミアム・ブルーレイ・オーディオ・サポート
• サージ保護に対応(ASRock 完全スパイク保護)
• Purity Sound
- ニチコン製ファインゴールドシリーズオーディオコン
デンサ
- SN 比 115dB の DAC(差動アンプ搭載)
- TI® NE5532 プレミアムヘッドセットアンプ(最大 600
Ohms のヘッドセットに対応)
- Pure Power-In ( ピュアパワーイン)
- ダイレクトドライブテクノロジー
- PCB 絶縁シールド
• DTS 接続をサポート
• ギガビットLAN 10/100/1000 Mb/s
• ギガ PHY Intel® I219V
• ウェイクオンランをサポート
• 雷/ 静電気放電(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパ
イク保護)
• エネルギー効率のよいイーサネット802.3az をサポー
ト
• PXE をサポート
TM
3 に対応
日本語
3

日本語
リアパネルI/O
• 1 x PS/2 マウス/ キーボードポート
• 1 x DVI-D ポート
• 1 x HDMI ポート
• 1 x 光SPDIF 出力ポート
• 1 x USB 2.0 ポート(静電気放電(ESD)保護に対応
(ASRock 完全スパイク保護))
• 1 x Fatal1ty マウスポート(USB 2.0)(静電気放電(ESD)
保護に対応(ASRock 完全スパイク保護))
• 5 x USB 3.0 Type-A ポート(静電気放電(ESD)保護に対
応(ASRock 完全スパイク保護))
• 1 x USB 3.0 Type-C ポート(静電気放電(ESD)保護に対
応(ASRock 完全スパイク保護))
• LED 付き 1 x RJ-45 LAN ポート(ACT/LINK LED と
SPEED LED)
• HD オーディオジャック: リアスピーカー/ センター/
バス/ ラインイン/ フロントスピーカー/ マイク
ストレージ
コネクタ
• 6 x SATA3 6.0 Gb/s コネクタ、RAID(RAID 0、RAID 1、
RAID 5、RAID 10、Intel ラピッド・ストレージ・テクノロ
ジー 14 および Intel スマート・レスポンス・テクノロジー)、
NCQ、AHCI、および、ホットプラグ機能に対応
• 1 x SATA Express 10 Gb/s コネクタ*
* サポートは後日発表
* SATA タイプ M.2 デバイスで M2_1 を使用している場合
は、SATA3_0、および、SATA3_2_3 の SATA 機能は無効に
なります。
• 1 x ウルトラ M.2 ソケット、M.2 SATA3 6.0 Gb/s モジュ
ール、および、最大 Gen3 x4 (32 Gb/s) までの M.2 PCI
Express モジュールに対応
* ASRock U.2 キットに対応
• 1 x COM ポートヘッダー
• 1 x TPM ヘッダー
• 1 x 電源 LED とスピーカーヘッダー
• 2 x CPU ファンコネクタ(4 ピン)(スマートファン速度制
御)
• 4 x シャーシファンコネクタ(4 ピン)(スマートファン速
度制御)
• 1 x 24 ピン ATX 電源コネクタ
• 1 x 8 ピン 12V 電源コネクタ
• 1 x 前面パネルオーディオコネクタ
4

Fatal1ty H170 Performance/D3 シリーズ
• 2 x USB 2.0 ヘッダー(4 個の USB 2.0 ポートに対応)(静
電気放電(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパイク保護))
• 1 x USB 3.0 ヘッダー(2 個の USB 3.0 ポートに対応)(静
電気放電(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパイク保護))
BIOS 機能
ハードウェアモ
ニター
OS
• 2 x 128Mb AMI UEFI Legal BIOS、多言語 GUI サポート
付き(1 x メイン BIOS と 1 x バックアップ BIOS)
• セキュアバックアップ UEFI テクノロジーに対応
• ACPI 1.1 準拠ウェイクアップイベント
• SMBIOS 2.3.1 をサポート
• CPU、GT_CPU、DRAM、VPPM、PCH 1.0V、VCCIO、
VCCPLL、VCCSA 電圧マルチ調整
• CPU/ シャーシ温度センシング
• CPU / シャーシファンタコメータ
• CPU/ シャーシクワイエットファン(CPU 温度に従って
シャーシファン速度を自動調整)
• CPU/ シャーシファンマルチ速度制御
• 電圧監視:+12V、+5V、+3.3V、CPU Vcore、GT_CPU、
DRAM、VPPM、PCH 1.0V、VCCIO、VCCSA
• Microso® Windows® 10 64-bit / 8.1 64-bit / 7 32-bit / 7
64-bit
* Windows® 7 OS をインストールするために、xHCI ドライ
バがISO ファイルに含まれる変更されたインストールディ
スクが必要です。詳しい説明については 45 ページを参照
してください。
* 更新された Windows® 10 ドライバについては、ASRock の
ウェブサイトで詳細をご確認ください:
http://www.asrock.com
日本語
認証
• FCC、CE、WHQL
• ErP/EuP Ready(ErP/EuP 対応電源供給装置が必要で
す)
* 商品詳細については、当社ウェブサイトをご覧ください : http://www.asrock.com
BIOS 設定の調整、アンタイドオーバークロックテクノロジーの適用、サードパーティ
のオーバークロックツールの使用などを含む、オーバークロックには、一定のリス
クを伴いますのでご注意ください。オーバークロックするとシステムが不安定に
なったり、システムのコンポーネントやデバイスが破損することがあります。ご自分
の責任で行ってください。弊社では、オーバークロックによる破損の責任は負いか
ねますのでご了承ください。
5

DDR 3_A2 (6 4 bit, 24 0-pin m odule )
DDR 3_A1 (6 4 bit, 24 0-pin m odule )
DDR 3_B2 (6 4 bit, 24 0-pin m odule )
DDR 3_B1 (6 4 bit, 24 0-pin m odule )
ATX12V1
USB 2. 0
T: USB1
B: USB 2
ATXP WR1
LAN
PCIE2
Top:
RJ-4 5
USB 3. 0
T: USB5
B: USB 6
Top:
Central/Bass
Center :
REAR S PK
Top:
LINE I N
Center :
FRONT
Bottom :
Optica l
SPDIF
Bottom :
MIC IN
PCIE4
HDLED RES ET
PLED P WRBTN
PANEL1
1
USB3_4
1
1
SPK_PLE D1
COM1
1
1
HD_AUDI O1
H1 70 P erf or ma nc e/ D3
PCIE1
RoH S
5
6
11
10
14
21
22
DVI1
HDMI1
SATA3_1
1
3
2
20
Pur ity
Sou nd 3
TM
128Mb
BIOS
PS2
Keyb oard
/Mous e
CMO S
Bat tery
CLRMOS1
1
PCIE3
4
USB3_7 _8
1
13
CPU_FAN 2
CPU_FAN 1
CHA_FAN 1
CHA_FAN 4
USB1_2
1
17
1
TPMS1
PCIE5
CHA_FAN 2
CHA_FAN 3
SATA3_5
SATA3_3
SATA3_4
SATA3_2
SATA3_0
7
8
9
12
15
16
18
19
Intel
H170
USB 3. 0
T: USB5
B: USB 6
USB 3. 0
T: USB1
B: USB 1
(Type -C)
128Mb
BIOS
BIOS_B1BIOS_A1
BIOS_B_LED 1
BIOS_A_LED 1
BIOS_SE L1
1
SATA3_2_3
M2_1
CT2CT3C T4CT5 CT1
23
24
日本語
1.3 マザーボードのレイアウト
6

Fatal1ty H170 Performance/D3 シリーズ
番号説明
1 ATX 12V 電源コネクタ(ATX12V1)
2 2 x 240 ピン DDR3/DDR3L DIMM スロット(DDR3_A1、DDR3_B1)
3 2 x 240 ピン DDR3/DDR3L DIMM スロット(DDR3_A2, DDR3_B2)
4 CPU ファンコネクタ(CPU_FAN1)
5 ATX 電源コネクタ(ATXPWR1)
6 シャーシファンコネクタ(CHA_FAN4)
7 USB 3.0 ヘッダー(USB3_7_8)
8 SATA3 コネクタ(SATA3_0_1)
9 CPU ファンコネクタ(CPU_FAN2)
10 SATA3 コネクタ(SATA3_3_5)
11 SATA3 コネクタ(SATA3_2_4)
12 シャーシファンコネクタ(CHA_FAN2)
13 シャーシファンコネクタ(CHA_FAN1)
14 SATA Express コネクタ(SATA3_2_3)
15 システムパネルヘッダー(PANEL1)
16 クリア CMOS ジャンパー(CLRMOS1)
17 電源 LED とスピーカーヘッダー (SPK_PLED1)
18 USB 2.0 ヘッダー(USB1_2)
19 USB 2.0 ヘッダー(USB3_4)
20 BIOS 選択ジャンパー(BIOS_SEL1)
21 シャーシファンコネクタ(CHA_FAN3)
22 TPM ヘッダー(TPMS1)
23 COM ポートヘッダー(COM1)
24 フロントパネルオーディオヘッダー(HD_AUDIO1)
日本語
7

1.4 I/O パネル
日本語
1
2
16 111215
番号説明番号説明
1 Fatal1ty マウスポート(USB1)9 ライン入力(明るい青色)
2 USB 2.0 ポート(USB2)10 フロントスピーカー(ライム色)**
3 DVI-D ポート11 マイクロフォン(ピンク色)
4 USB 3.0 ポート(USB3_TA_1)12 オプティカル SPDIF 出力ポート
5 LAN RJ-45 ポート* 13 USB 3.0 ポート(USB3_56)
6 USB 3.0 ポート(USB3_56)14
7 セントラル / バス(オレンジ色)15 HDMI ポート
8 リアスピーカー(黒色)16 PS/2 マウス/ キーボードポート
注意:
オペレーティングシステムをインストールする際には、USB フラッシュドライブを USB 2.0
ポート(USB12)に挿入してください。
3 6 8710
4
14
USB 3.0 Type-C ポート
(USB3_TC_1)
5
13
9
8

Fatal1ty H170 Performance/D3 シリーズ
* 各 LAN ポートにそれぞれ 2 つの LED があります。LAN ポートの LED 表示については下の表を参照してく
ださい。
アクティビティ / リンク LED
速度 LED
LAN ポート
アクティビティ / リンク LED 速度 LED
状態説明状態説明
消灯リンクなし消灯10Mbps 接続
点滅データアクティビティオレンジ色100Mbps 接続
点灯リンク緑色1Gbps 接続
** 2 チャンネルスピーカーを使用する場合は、スピーカーのプラグを「フロントスピーカージャック」に接続し
てください。使用するスピーカーのタイプに従って、下の表に記載されている接続に関する詳細説明を参照し
てください。
オーディオ出力
チャンネル
フロントスピー
カー
(No. 10)
リアスピーカー
(No. 8)
セントラル /
バス
(No. 7)
ライン入力
(No. 9)
2 V -- -- --
4 V V -- --
6 V V V --
8 V V V V
マルチストリーミングを有効にするには、フロントパネルオーディオケーブルをフ
ロントパネルオーディオヘッダーに接続する必要があります。コンピュータを再起
動すると、システム上に「Mixer(ミキサー)」 ツールが表示されます。 「Mixer ToolBox
(ミキサーツールボックス)」
生マルチストリーミングを有効にする)」をクリックし、次に、「ok」をクリックします。
「2CH」 、 「4CH」、「6CH」、または、 「8CH」 を選択して、 「Realtek HDA Primary output
(Realtek HDA プライマリー出力)」を選択すれば、リアスピーカー、セントラル/
バス、および、フロントスピーカーを使用できます。 「Realtek HDA Audio 2nd output
(Realtek HDA オーディオ・セカンド出力)」を選択すれば、フロントパネルオーデ
ィオを使用できます。
を選択して、「Enable playback multi-streaming (再
日本語
9

日本語
第 2 章 取り付け
これは ATX フォームファクタのマザーボードです。マザーボードを取付ける前に、
シャーシの設定を確認し、マザーボードを取り付けることができることを確認して
ください。
取り付け前の注意事項
マザーボードコンポーネントを取り付けたり、マザーボードの設定を変更する前に、
次の注意事項をよくお読みください。
• マザーボードを設置/ 取り外しをする場合は、必ず電源コードが抜いてください。電源
コードが繋がれたままで作業を行うと、怪我をしたり、マザーボードが破損する可能
性がございます。
• 静電気によってマザーボードの部品が破損することを防止するために、マザーボード
はカーペットの上に置かないでください。また、静電気防止リストストラップを着用す
るか、または、部品を取り扱う前に静電気除去オブジェクトに触れてください。
• 基盤の端をつかんでください。IC には触れないでください。
• マザーボードを取り外す場合は、取り外したマザーボードを接地した静電気防止パッ
ドの上に置くか、商品に付属している袋に入れてください。
• マザーボードをシャーシに固定する為にねじを使う場合は、ねじを締め付けすぎない
でください。ねじを締め付けすぎると、マザーボードが破損することがあります。
10

2.1 CPU を取り付ける
1.
1151 ピン CPU をソケットに挿入する前に、PnP キャップ がソケット上にあること、
CPU 表面に汚れがないこと、または、ソケット内に曲がったピンがないことを確
認してください。PnP キャップがソケット上になかったり、CPU 表面が汚れていた
り、または、ソケット内に曲がったピンがある場合は、CPU を無理にソケット内に
挿入しないでください。CPU を無理にソケット内に挿入すると、CPU の甚大な破
損につながります。
2.
CPU を取り付ける前に、すべての電源ケーブルを取り外してください。
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プロセッサーを取り外した場合は、カバーを保管して取り付け直してください。アフ
ターサービスのためにマザーボードを返品する場合は、カバーを必ず取り付けて
ください。
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2.2 CPU ファンとヒートシンクを取り付ける
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2.3 メモリモジュール(DIMM)を取り付ける
このマザーボードには 4 つの 240 ピン DDR3/DDR3L(Double Data Rate 3、ダブル
データレート 3)DIMM スロットが装備されており、デュアルチャンネルメモリテク
ノロジーに対応します。
1.
デュアルチャンネルメモリ設定のために、同一(同じブランド、同じ速度、同じサイ
ズ、同じチップタイプ)の DDR3/DDR3L DIMM を 1 組取り付ける必要があります。
2.
1 つまたは 3 つのメモリモジュールが取り付けられている場合は、デュアルチャ
ンネルメモリテクノロジーを有効にできません。
3.
DDR または DDR2 メモリモジュールは DDR3/DDR3L スロットに取り付けること
はできません。取り付けると、マザーバードと DIMM が破損することがあります。
デュアルチャンネルメモリ設定
優先順位DDR3_A1 DDR3_A2 DDR3_B1 DDR3_B2
1 実装済み 実装済み
2 実装済み 実装済み
3 実装済み 実装済み 実装済み 実装済み
DIMM は 1 つの正しい方向にしか取り付けることができません。DIMM を間違っ
た方向に無理に挿入すると、マザーボードと DIMM の永久的な破損につながりま
す。
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2.4 拡張スロット(PCI Express スロット)
このマザーボードには 5 つの PCI Express スロットが装備されています。
拡張カードを取り付ける前に、電源供給が切断されていること、または、電源コード
が取り外されていることを確認してください。取り付け作業を始める前に、拡張カー
ドに添付されている文書を読んで、カード用に必要なハードウェア設定を行ってく
ださい。
PCIe スロット:
PCIE1(PCIe 3.0 x1 スロット)は PCI Express x1 レーン幅カード向けに使用します。
PCIE2(PCIe 3.0 x16 スロット)は PCI Express x16 レーン幅カード向けに使用しま
すPCIE3(PCIe 3.0 x1 スロット)は PCI Express x1 レーン幅カード向けに使用します。
PCIE4(PCIe 3.0 x16 スロット)は PCI Express x4 レーン幅グラフィックカード向けに
使用します。
PCIE5(PCIe 3.0 x1 スロット)は PCI Express x1 レーン幅カード向けに使用します。
複数のグラフィックスカードを使用する場合は、サーマル環境を改善するため
に、シャーシファンをマザーボードのシャーシファンコネクタ(CHA_FAN1、CHA_
FAN2、CHA_FAN3、または、CHA_FAN4)に接続してください。
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2.5 ジャンパー設定
このイラストは、ジャンパーの設定方法を示しています。ジャンパーキャップがピ
ンに被さっていると、ジャンパーは「ショート」です。ジャンパーキャップがピンに被
さっていない場合には、ジャンパーは「オープン」です。この図は3 ピンのジャンパー
を表し、ジャンパーキャップがピン1 とピン2 に被さっているとき、これらのピンは
「ショート」です。
CMOS クリアジャンパー
(CLRMOS1)
(p.6、No. 16 参照)
CLRCMOS1 を使って CMOS 内のデータをクリアできます。クリアして、デフォル
ト設定にシステムパラメーターをリセットするには、コンピューターの電源を切
り、電源から電源コードを抜いてください。15 秒待ってから、ジャンパーキャップ
を使って CLRCMOS1 のピン 2 とピン 3 を 5 秒間ショートします。ただし、BIOS を
アップデートした直後に、CMOS をクリアしないでください。BIOS をアップデー
ト後、CMOS をクリアする必要があれば、最初にシステムを起動し、それから
CMOS クリアアクションを行う前にシャットダウンしてください。パスワード、日付、
時間、ユーザーのデフォルトプロファイルは、CMOS の電池を取り外した場合に
のみ、消去されることにご注意ください。
CMOS のクリアデフォルト
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BIOS 選択ジャンパー
(BIOS_SEL1)
(p.6、No. 20 参照)
このマザーボードは、メインBIOS(BIOS_A1)とバックアップBIOS(BIOS_B1)の
2 つのBIOS がオンボードにあり、システムの安全性と安定性のための保護を強
化しています。通常、システムはメインBIOS 上で動作します。メインBIOS が壊
れたり、損傷した場合には、ジャンパーキャップを使用してピン2とピン3 をショー
トさせてください。次のシステムブート時にバックアップBIOS が引き継ぎます。
次に、BIOS セットアップユーティリティにある「セキュアバックアップ UEFI」を使
用して BIOS ファイルをメイン BIOS にコピーし、通常のシステム動作を確保しま
す。システムの安全性のため、ユーザーは手動でバックアップBIOS を更新する
ことはできません。 現在、どちらのBIOSが有効化されているかを確認するために、
ユーザーはBIOS LED(BIOS_A_LED1 またはBIOS_B_LED1)を参照できます。
デフォルト
(メイン BIOS)
バックアップ
BIOS
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