Asrock Fatal1ty B360M Performance User Manual [jp]

バージョン 1.0 2018 年 3 月発行
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いかなる状況においても、たとえ ASRock が当文書や製品の欠陥や誤りに起 因する損害の可能性を 事前に知らされていたとしても、ASRock、取締役、役 員、従業員、または代理人は、いかなる間接的、専門的、偶発的、または必 然的な損害(利益の損失、事業の損失、データの損失、事業の中断などを含 む)への責任を負いかねます。
この装置は、FCC 規則のパート 15 に準拠しています。操作は以下の 2 つの条件に 従います: (1) 本装置は有害な干渉を発生しない。および (2 本装置は、予想外の動作を引き起こす可能性のある干渉を含め、受信
したすべての干渉を受け入れる。
米国カリフォルニア州のみ
このマザーボードに採用されたリチウム電池は、カリフォルニア州議会で可決され たベストマネジメントプラクティス(BMP)で規制される有害物質、過塩素酸塩を 含んでいます。米国カリフォルニア州でリチウム電池を廃棄する場合は、関連する 規制に従って行ってください。 「過塩素酸塩物質 - 特別な処理が適用される場合があります。詳しくは、 www.dtsc.ca.gov/hazardouswaste/perchlorate をご覧ください」
ASRock ウェブサイト : http://www.asrock.com
オーストラリアのみ
弊社の製品にはオーストラリア消費者法の下で除外できない保証が付いていま す。購入者は、重大な故障に対しては交換または返金、および、その他の合理的 に予見可能な損失または損害に対しては補償を受ける権利を有します。また、製 品が許容できる品質を満たさない場合、または、故障が重大な故障にあたらない 場合は、購入者は製品を修理または交換する権利を有します。ご不明な点があり ましたら ASRock までお問い合わせください : 電話番号 +886-2-28965588 内線 123 (標準的な国際通話料金が適用されます)
HDMI™ および HDMI ハイデフィニションマルチメディアインターフェース、 ならびに HDMI のロゴは、米国およびその他の国における HDMI Licensing LLC の商標または登録商標です。
Fatal1ty ストーリー
19 才の時には世界チャンピオンの PC ゲーマーになるとは思ってもみませんでし た。実際、13 才のときには、プロのトーナメントでビリヤード競技に参加して、 自分よりも高いレベルのプレーヤーを相手に、4 ~ 5 試合で勝った経験がありま す。ビリヤードでキャリアを積むことをまじめに考えたこともあります。しかし、 若い頃には状況が目覚しく変化します。私の手と目の協調性は大変優れています。 そして、数学の理解力もあります(これは、ビデオゲームでは重要な要素になりま す)。これらの素質から、私はこの分野に進むべくして進んだのです。
プロへの道
ダラスで開催された CPL(サイバーアスリート・プロフェッショナル・リーグ)ト ーナメントに参加した 1999 年以来、プロゲーマーとして活動しています。ダラ スでは 3 位に入賞して $4,000 の賞金を受け取りました。米国におけるトッププ レーヤーの 1 人として認知されました。私に関心を持った企業の後援を受けて、 私はスウェーデンで世界トップの 12 人のプレーヤーと対戦しました。そして、負 けなしで 18 ゲームで勝利を収めて優勝しました。こうして、世界ナンバーワンの Quake III プレーヤーになりました。2 ヵ月後、私はダラスで世界最高の Quake III プレーヤーとしてのタイトルを防衛して、$40,000 の賞金を獲得しました。そ れ以来、ロサンゼルス、ニューヨーク、セントルイスを始め、シンガポール、韓国、 ドイツ、オーストラリア、オランダ、ブラジルなど、世界各地のコンペティション に参加しています。
連勝
まったく異なるファースト・パーソン・シューター(fps)ゲームである「エイリ アン・バーサス・プレデター II(Alien vs. Predator II)」で競技して、 CPL Winter 2001 でその年の CPL チャンピオンのタイトルを防衛した試合で、自分が 持つ真のゲーミング技能を展開できたときには本当に嬉しかったです。そのコンペ ティションで勝利を収めて自動車を賞品として受け取りました。翌年には、アンリ アル・トーナメント 2003(Unreal Tournament 2003)で競技して、同じタイトル を獲得し、その年、CPL チャンピオンタイトルを 3 回獲得した唯一のプレーヤー になりました。毎年、異なるゲームの競技に参加してタイトルを獲得してきまし た。これは、それまで誰も成し得なかったことです。私は自分の成績を大変誇りに 思っています。
QuakeCon 2002 では、ライバルの ZeRo4 と対戦しました。この対戦はその年の最 も注目された試合の 1 つでした。この対戦で 14 対 (-1) で大勝しました。クエ イクコン 2004(Quakecon 2004)のコンペティションでは、数々の難しい試合の 後に Daler を破り、ワールドナンバーワンの Doom3 チャンピオンとなり、賞金 $25,000 を獲得しました。
それ以来、Fatal1ty は、世界中を旅し、世界最高のプレーヤーと対戦して、ニュ ーヨークで開催された 2005 CPL ワールド・ツアー・チャンピオンシップで優勝 賞金 $150,000 を受け取るなど、数々の賞金とタイトルを獲得しています。2007 年 8 月には、「比類ないスポーツマンシップを表し、e スポーツを今日まで発展 させ、この新しいスポーツを代表するプレーヤーとして、e スポーツを世界各地に 普及させることに貢献したこと」が評価されて、 ジョナサン(Johnathan)は、 e スポーツ・アワード(eSports-Award)の 4 年間の歴史で初の功労賞(Lifetime Achievement Award)を受賞しました。
大きく生きる
大きなトーナメントで初めて入賞して以来、私は「プロのサイバーアスリート」と して世界各地を旅しています。また、MTV、ESPN、および、CBS の 60 分間のセグ メントなど、数々の国際的なメディアで大きく取り扱われてきました。 信じられ ないほど素晴らしいことです。 ビデオゲームを生活の糧にできるのは夢のようで す。 私は元々スポーツが得意で、ホッケーやフットボールなどのトレーニングに 熱心に取り組んでいました。 このように訓練を積んできたことは、より良いゲー マーを目指すときに大いに役立ちました。ベストを追求する私の姿勢が、プロにな るために必要な扉を開きました。
もう一つの夢が実現しました。最高の部品を採用して、自分自身のブランドで、究 極のゲーミングコンピュータを設計することです。 競技の際にはハードウェアの 品質が大きな違いを生み出します。1 秒当たりのフレームが僅かに多いだけで、す べてが上手くいくことがあるのです。 コンピュータ処理を高速化して、マップ周 辺の流動性を向上させることが鍵です。
Fatal1ty ハードウェアの私のビジョンは、ゲーマーが装置を心配せずにゲームに 注力できるようにすることです。私は、競技を始めて以来、このビジョンを追求し てきました。 装置のことで煩わされたくないのです。 完璧な装置を備えて、ゲー ムに集中できる条件を整えたいのです。 地上で最も高速で最も安定性に優れたコ ンピュータ装置を目指しました。Fatal1ty ブランド製品の品質にはそれが反映さ れています。
ジョナサン「Fatal1ty」ウェンデル (Johnathan “Fatal1ty” Wendel)
Fatal1ty の名称、 Fatal1ty ロゴ、そして、Fatal1ty の類似性は Fatal1ty, Inc. の登録商標です。 使用する場合は、ライセンス使用許諾が必要です。 © 2018 Fatal1ty, Inc. All rights reserved. そ の他すべての商標はそれぞれの所有者の財産です。
内容
第 1 章 はじめに
1.1
パッケージの内容
1.2
1.3
1.4 I/O
2
仕様
マザーボードのレイアウト
パネル
1
1
7
9
第 2 章 取り付け 11
2.1
CPU を取り付ける
2.2 CPU
2.3
2.4
2.5 I/O
2.6
2.7 SATA
2.8
ファンとヒートシンクを取り付ける
メモリモジュール
フロントパネルオーディオヘッダーの接続
パネルシールドを取り付ける
マザーボードを取り付ける
ドライブを取り付ける
グラフィックスカードを取り付ける
12
15
(DIMM)
を取り付ける
19
20
21
16
18
23
2.9
周辺機器を接続する
2.10
電源コネクタを接続する
2.11
電源オン
2.12
ジャンパー設定
2.13
オンボードのヘッダーとコネクター
2.14 CrossFireXTM
2.14.1 2 38
枚の
27
およびクアッド
38
CrossFireXTM
25
26
28
29
CrossFireXTM
対応グラフィックスカードを取り付ける
オペレーションガイ
2.14.2
ドライバのインストールとセットアップ
40
2.15 M.2 WiFi/BT
付けガイド
2.16 M.2_SSD (NGFF)
モジュールと
41
モジュール取り付けガイド
Intel® CNVi
WiFi/BT
(統合
(M2_1 と M2_2) 43
)ル取り
第 3 章 ソフトウェアとユーティリティの操作 47
3.1
ドライバをインストールする
3.2 F-Stream 48
3.2.1 F-Stream
3.2.2 F-Stream
3.3 ASRock Live Update & APP Shop(ASRock
ョップ)
3.3.1 UI
3.3.2 Apps
3.3.3 BIOS & Drivers(BIOS
3.3.4
設定
3.4 Creative SoundBlaster Cinema5 57
をインストールする
を使用する
51
51
概要
(アプリ)
56
48
52
とドライバ)
47
48
ライブ更新と
55
APP
3.5 ASRock RGB LED 58
4 章 UEFI
4.1
はじめに
4.2 EZ Mode (EZ
4.3 Advanced Mode (
4.3.1 UEFI
4.3.2
ナビゲーションキー
4.4 Main (
4.5 OC Tweaker (OC
セットアップユーティリティ
61
モード
メニューバー
メイン) 画面
) 62
アドバンスドモード
63
64
65
調整) 画面
66
61
) 63
4.6 Advanced (
詳細) 画面
77
4.6.1 CPU Conguration (CPU
4.6.2 Chipset Conguration (
4.6.3 Storage Conguration (
4.6.4 Super IO Conguration
4.6.5 ACPI Conguration (ACPI
4.6.6 USB Conguration (USB
4.6.7 Trusted Computing
コンピューティング)
4.7 Tools (
4.8 Hardware Health Event Monitoring (
ント監視) 画面
4.9 Security (
4.10 Boot (
4.11 Exit (
ツール
セキュリティ) 画面
ブート) 画面
終了) 画面
(トラステッド・
) 90
92
98
101
) 78
設定
チップセット設定
ストレージ設定
(スーパー
) 85
設定
) 87
設定
89
97
) 80
) 83
IO
ハードウェア ヘルス イベ
設定)
84
Fatal1ty B360M Performance Series
第 1 章 はじめに
ASRock Fatal1ty B360M Performance Series ズマザーボードは、ASRock の 一貫した厳格な品質管理の下で製造された信頼性の高いマザーボードです。 ASRock の品質と耐久性の取り組みに準拠した堅牢な設計を持つ、優れたパ フォーマンスを提供します。
この文書の第 1 章と第 2 章には、マザーボードの説明とステップ毎のイン ストールガイドが記載されています。第 3 章には、ソフトウェアとユーティ リティーの操作ガイドが含まれています。第 4 章には、BIOS セットアップの 設定ガイドが含まれています。
マザーボードの仕様と BIOS ソフトウェアは更新されることがあるため、こ のマニュアルの内容は予告なしに変更することがあります。このマニュアル の内容に変更があった場合には、更新されたバージョンは、予告なく ASRock のウェブサイトから入手できるようになります。このマザーボードに関する 技術的なサポートが必要な場合には、ご使用のモデルについての詳細情報 を、当社のウェブサイトで参照ください。ASRock のウェブサイトでは、最新 の VGA カードおよび CPU サポート一覧もご覧になれます。ASRock ウェブサイ ト http://www.asrock.com.
日本語
1.1 パッケージの内容
• ASRock Fatal1ty B360M Performance Series マザーボード(Micro ATX フォー ムファクター)
• ASRock Fatal1ty B360M Performance Series ズクイックインストールガイド
• ASRock Fatal1ty B360M Performance Series ズサポート CD
• 2 x シリアル ATA(SATA)データケーブル(オプション)
• 3 x M.2 ソケット用ねじ (オプション)
• 1 x I/O パネルシールド
1
1.2 仕様
日本語
プラットフォー ム
CPU
チップセット
メモリ
拡張スロット
• マイクロ ATX フォームファクター
• 第 8 世代 Intel® CoreTM プロセッサーに対応(ソケット 1151)
• デジタル電源設計
• Intel®ターボブースト 2.0 テクノロジーをサポート
• Intel® B360
• デュアルチャンネル DDR4 メモリ機能
• 4 x DDR4 DIMM スロット
• DDR4 2666/2400/2133 ノン ECC、アンバッファードメモリ に対応
• ECC UDIMM メモリモジュールに対応(non-ECC モードで動 作)
• システムメモリの最大容量: 64GB
• Intel® エクストリームメモリプロファイル(XMP)2.0 に 対応
• DIMM スロットに 15 μゴールドコンタクトを採用
• 2 x PCI Express 3.0 x16 スロット(PCIE1/PCIE4:x16 (PCIE1) でシングル、x16 (PCIE1) / x4 (PCIE4) でデュ アル )
* PCIE2 スロットが使用されている場合は、PCIE4 は x2 モー ドにダウングレードされます。 * 起動ディスクとして NVMe SSD に対応
• 2 x PCI Express 3.0 x1 スロット (Flexible PCIe)
• AMD Quad CrossFireXTMと CrossFireXTMを対応
• 1 x M.2 ソケット (Key E)、タイプ 2230 WiFi/BT モジュ ールと Intel® CNVi(統合 WiFi/BT)に対応
• VGA PCIe スロットに 15 μゴールドコンタクトを採用 (PCIE1)
2
Fatal1ty B360M Performance Series
グラフィックス
• Intel® UHD グラフィックス内蔵ビジュアルおよび VGA 出力 は、GPU に統合されたプロセッサーのみでサポートされま す。
• Intel® UHD グラフィックス内蔵ビジュアルをサポート: AVC、MVC (S3D) および MPEG-2 Full HW Encode1 が装 備された Intel® クイック・シンク・ビデオ、Intel® InTruTM 3D、Intel® クリアー・ビデオ HD テクノロジー、 Intel® InsiderTM、Intel® UHD グラフィックス
• DirectX 12
• HWA エンコード / デコード : AVC/H.264、HEVC/H.265 8­ビット、HEVC/H.265 10- ビット、VP8、VP9 8- ビット、 VP9 10- ビット ( デコードのみ )、MPEG2、MJPEG、VC-1 (デ コードのみ )
• 3 つのグラフィックス出力オプション : D-Sub、DVI-D、 HDMI
• 3 台のモニターに対応
• HDMI に対応、最大解像度 4K x 2K (4096x2160) @ 30Hz
• DVI-D に対応、最大解像度 1920x1200 @60Hz
• D-Sub に対応、最大解像度 1920x1200 @60Hz
• HDMI ポートでオートリップシンク、ディープカラー (12bpc)、xvYCC、および、HBR(高ビットレートオーデ ィオ)に対応(HDMI 対応モニターが必要です)
• DVI-D ポートと HDMI ポートで HDCP に対応
• HDMI ポートで 4K Ultra HD(UHD)再生に対応
日本語
オーディオ
• 7.1 CH HD オーディオ、コンテンツプロテクション付き (Realtek ALC892 オーディオコーデック)
* 7.1 CH HD オーディオを設定するためには、HD フロントパ ネルのオーディオモジュールを使用し、オーディオドライバ を通してマルチチャンネルオーディオ機能を有効にする必要 があります。
• プレミアム・ブルーレイ・オーディオ・対応
• サージ保護に対応
• ニチコン製ファインゴールドシリーズオーディオコンデン サ
• 15 μゴールドオーディオコネクタ
• Creative SoundBlaster Cinema5 に対応
3
LAN
• ギガビット LAN 10/100/1000 Mb/s
• ギガ PHY Intel® I219V
• Wake-On-LAN(ウェイク オン ラン)に対応
• 雷 / 静電気放電(ESD)保護に対応
• エネルギー効率のよいイーサネット 802.3az を対応
• PXE を対応
日本語
リアパネル I/O
ストレージ
• 1 x PS/2 マウスポート
• 1 x PS/2 キーボードポート
• 1 x D-Sub ポート
• 1 x DVI-D ポート
• 1 x HDMI ポート
• 2 x USB 2.0 ポート(静電気放電(ESD)保護に対応)
* 1 x Fatal1ty マウスポート(USB 2.0)が含まれています
• 1 x USB 3.1 Gen2 Type-A ポート(10 Gb/s)(静電気放 電(ESD)保護に対応)
• 1 x USB 3.1 Gen2 Type-C ポート(10 Gb/s)(静電気放 電(ESD)保護に対応)
• 2 x USB 3.1 Gen1 ポート(静電気放電(ESD)保護に対応)
• LED 付き 1 x RJ-45 LAN ポート(ACT/LINK LED と SPEED LED)
• HD オーディオジャック : ラインイン / フロントスピーカ ー / マイク
• 6 x SATA3 6.0 Gb/s コネクタ、NCQ、AHCI およびホット プラグ機能に対応 *
* SATA タイプ M.2 デバイスで M2_2 を使用している場合は、 SATA3_1 は無効になります。
• 1 x Ultra M.2 ソケット(M2_1)、M Key タイプ 2230/2242/2260/2280、最大 Gen3 x4 (32 Gb/s) までの M.2 PCI Express モジュールに対応 **
• 1 x M.2 ソケット(M2_2)、M Key タイプ 2230/2242/2260/2280 M.2 SATA3 6.0 Gb/s モジュール、 および、最大 Gen3 x1 (8 Gb/s) までの M.2 PCI Express モジュールに対応 **
** Intel® OptaneTMテクノロジーに対応 ( M2_1 のみ ) ** 起動ディスクとして NVMe SSD に対応 ** ASRock U.2 キットに対応
4
Fatal1ty B360M Performance Series
コネクタ
• 1 x COM ポートヘッダー
• 1 x TPM ヘッダー
• 1 x シャーシイントルージョンとスピーカーヘッダー
• 2 x RGB LED ヘッダー
* 合計 12V/3A、36W までの LED ストリップに対応
• 1 x アドレサブル LED ヘッダー
* 合計 5V/3A、15W までの LED ストリップに対応
• 1 x CPU ファンコネクタ(4 ピン) * CPU ファンコネクタは最大 1A (12W) の電力の CPU ファン に対応します。
• 1 x CPU/ ウォーターポンプファンコネクタ(4 ピン)(ス
マートファン速度制御) * CPU/ ウォーターポンプファンは最大 2A (24W) の出力のウ ォータークーラーに対応します。
• 2 x シャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ(4 ピン) (スマートファン速度制御)
* シャーシ / ウォーターポンプファンは最大 2A (24W) の出 力のウォータークーラーに対応します。 * CPU_FAN2/WP、CHA_FAN1/WP および CHA_FAN2/WP は 3 ピンま たは 4 ピンファンが使用されているかどうかを自動検出でき ます。
• 1 x 24 ピン ATX 電源コネクターコネクタ(高密度電源コ ネクター)
• 1 x 8 ピン 12V 電源コネクタ(高密度電源コネクタ)
• 1 x フロントパネルオーディオコネクタ (15μ ゴールド オーディオジャック )
• 2 x USB 2.0 ヘッダー(3 つの USB 2.0 ポートに対応) (静電気放電(ESD)保護に対応)
• 1 x USB 3.1 Gen1 ヘッダー(2 つの USB 3.1 Gen1 ポー トに対応)(静電気放電(ESD)保護に対応)
日本語
BIOS 機能
• AMI UEFI Legal BIOS、多言語 GUI サポート付き
• ACPI 6.0 準拠ウェイクアップイベント
• SMBIOS 2.7 サポート
• CPU、DRAM、PCH 1.0V、VCCIO、VCCSA、VCCST 電圧マルチ 調整
5
ハードウェアモ ニター
• 温度センシング : CPU、CPU/ ウォーターポンプ、 シャー シ / ウォーターポンプファン
• ファンタコメータ : CPU、CPU/ ウォーターポンプ、 シャ ーシ / ウォーターポンプファン
• 静音ファン(CPU 温度に従ってシャーシファン速度を自動 調整): CPU、CPU/ ウォーターポンプ、 シャーシ / ウォー ターポンプファン
• ファンマルチ速度制御 : CPU、CPU/ ウォーターポンプ、 シャーシ / ウォーターポンプファン
• ケース開閉検知
• 電圧監視 : +12V、+5V、+3.3V、CPU Vcore、DRAM、PCH 1.0V
日本語
OS
認証
• Microsoft® Windows® 10 64-bit
• FCC、CE
• ErP/EuP Ready(ErP/EuP 対応電源供給装置が必要です)
認証
• FCC、CE
• ErP/EuP Ready(ErP/EuP 対応電源供給装置が必要です)
* 商品詳細については、当社ウェブサイトをご覧ください。 http://www.asrock.com
BIOS 設定の調整、アンタイドオーバークロックテクノロジーの適用、サード パーティのオーバークロックツールの使用などを含む、オーバークロックに は、一定のリスクを伴いますのでご注意ください。 オーバークロックする とシステムが不安定になったり、システムのコンポーネントやデバイスが破 損することがあります。 ご自分の責任で行ってください。 弊社では、オー バークロックによる破損の責任は負いかねますのでご了承ください。
6
1.3 マザーボードのレイアウト
Intel
B360
ATXP WR1
HDLED RESET
PLED PWRBTN
PANEL1
1
COM1
1
B3 60M P erf orm anc e
RoH S
PCI E1
TPMS1
1
1
SPK_CI1
1
PCI E2
CMO S
Bat tery
DDR4 _A2 (64 bit, 288- pin module )
DDR4 _A1 (64 bit, 288- pin module )
DDR4 _B2 (64 bit, 288- pin module )
DDR4 _B1 (64 bit, 288- pin module )
ATX12V1
SATA3_2
SATA3_3
USB3_5_ 6
SATA3_4
SATA3_5
CLRMOS1
1
1
HD_AUDIO1
M2_1
Top: RJ-4 5
HDMI 1
Top:
LINE IN
Center:
FRONT
Bottom:
MIC IN
USB 3.1Gen2 T:USB 3_TA_1 B:U SB3_TC_1
PCI E4
USB 3. 1 Gen2
SATA3_1
Ultr aM. 2
PCIe Gen 3x4
PS2
Keybo ard
PS2
Mouse
DVI 1
VGA 1
USB 3.1Gen1 T:US B3_3 B: USB3_4
USB3_4
1
M2_2
SATA3_0
PCI E3
USB 2.0 T:U SB1 B: USB2
USB5
1
M2_3
FA TAL TY
1
RGB_LED1
1
RGB_LED2
1
A_RGB_LED 1
1
CPU_FAN1
CPU_FAN2/ WP
CHA_FAN2 /WP
CHA_FAN1 /WP
Fatal1ty B360M Performance Series
日本語
7
日本語
番号 説明
1 ATX 12V 電源コネクタ(ATX12V1)
2 CPU ファンコネクタ(CPU_FAN1)
3 2 x 288 ピン DDR4 DIMM スロット(DDR4_A1、DDR4_B1)
4 2 x 288 ピン DDR4 DIMM スロット(DDR4_A2、DDR4_B2)
5 CPU/ ウォーターポンプファンコネクタ (CPU_FAN2/WP)
6 RGB LED ヘッダー(RGB_LED2)
7 アドレサブル LED ヘッダー(A_RGB_LED1)
8 ATX 電源コネクタ(ATXPWR1)
9 USB 3.1 Gen1 ヘッダー(USB3_5_6)
10 SATA3 コネクタ(SATA3_0)
11 SATA3 コネクタ(SATA3_1)
12 シャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ (CHA_FAN2/WP)
13 SATA3 コネクタ(SATA3_2)
14 SATA3 コネクタ(SATA3_3)
15 SATA3 コネクタ(SATA3_5)
16 SATA3 コネクタ(SATA3_4)
17 クリア CMOS ジャンパー(CLRMOS1)
18 シャーシイントルージョンとスピーカーヘッダー (SPK_CI1)
19 システムパネルヘッダー(PANEL1)
20 USB 2.0 ヘッダー(USB3_4)
21 USB 2.0 ヘッダー(USB5)
22 TPM ヘッダー(TPMS1)
23 RGB LED ヘッダー(RGB_LED1)
24 COM ポートヘッダー(COM1)
25 フロントパネルオーディオヘッダー(HD_AUDIO1)
26 CPU/ ウォーターポンプファンコネクタ (CPU_FAN1/WP)
8
Fatal1ty B360M Performance Series
1.4 I/O パネル
1 3
2
4
5
14 6712
13
10
11
9
8
番号 説明 番号 説明
1 PS/2 マウスポート 8 USB 2.0 ポート(USB2)
2 D-Sub ポート 9 USB 3.1 Gen1 ポート(USB3_3_4)
3 LAN RJ-45 ポート * 10 USB 3.1 Gen2 Type-A ポート(USB3_TA_1)
4 ライン入力(明るい青色)** 11 USB 3.1 Gen2 Type-C ポート(USB3_TC_1)
5 フロントスピーカー(ライム色)** 12 HDMI ポート
6 マイクロフォン(ピンク色)** 13 DVI-D ポート
7
Fatal1ty マウスポート(USB1)
* 各 LAN ポートにそれぞれ 2 つの LED があります。LAN ポートの LED 表示については下の表を参 照してください。
ACT/LINK LED
SPEED LED
LAN Port
アクティビティ / リンク LED 速度 LED
状態 説明 状態 説明
消灯 リンクなし 消灯 10Mbps 接続 点滅 データアクティビティ オレンジ色 100Mbps 接続 点灯 リンク 緑色 1Gbps 接続
14 PS/2 キーボードポート
日本語
9
日本語
** 7.1 CH HD オーディオを設定するためには、HD フロントパネルのオーディオモジュールを使用し、 オーディオドライバを通してマルチチャンネルオーディオ機能を有効にする必要があります。
Realtek HD オーディオマネージャでスピーカー設定を「7.1 Speaker」に設定してください。
7.1 チャンネル設定のオーディオポートの機能 :
10
ポート 機能
明るい青色(リアパネル) リアスピーカー出力 ライム色(リアパネル) フロントスピーカー出力 ピンク色(リアパネル) セントラル / サブウーファースピーカー出力 ライム色(フロントパネル) サイドスピーカー出力
Fatal1ty B360M Performance Series
第 2 章 取り付け
これは Micro ATX フォームファクタのマザーボードです。マザーボードを 取付ける前に、ケースに取付できるフォームファクター(サイズ)を確認し、 マザーボードを取り付けることができることを確認してください。
取り付け前の注意事項
マザーボードコンポーネントを取り付けたり、マザーボードの設定を変更す る前に、次の注意事項をよくお読みください。
• マザーボードを設置 / 取り外しをする場合は、必ず電源コードが抜いてくださ い。電源コードが繋がれたままで作業を行うと、怪我をしたり、マザーボード が破損する可能性がございます。
• 静電気によってマザーボードの部品が破損することを防止するために、マザー ボードはカーペットの上に置かないでください。また、静電気防止リストスト ラップを着用するか、または、部品を取り扱う前に静電気除去オブジェクトに 触れてください。
• 基板の端をつかんでください。IC には触れないでください。
• マザーボードを取り外す場合は、取り外したマザーボードを接地した静電気防 止パッドの上に置くか、商品に付属している袋に入れてください。
• マザーボードをシャーシに固定する為にねじを使う場合は、ねじを締め付けす ぎないでください。ねじを締め付けすぎると、マザーボードが破損することが あります。
日本語
11
2.1 CPU を取り付ける
1.
1151 ピン CPU をソケットに挿入する前に、PnP キャップ がソケット上に あること、CPU 表面に汚れがないこと、または、ソケット内に曲がったピ ンがないことを確認してください。PnP キャップがソケット上になかった り、CPU 表面が汚れていたり、または、ソケット内に曲がったピンがある 場合は、CPU を無理にソケット内に挿入しないでください。CPU を無理に ソケット内に挿入すると、CPU の甚大な破損につながります。
2.
CPU を取り付ける前に、すべての電源ケーブルを取り外してください。
1
日本語
A
B
2
12
Fatal1ty B360M Performance Series
3
4
日本語
5
13
日本語
プロセッサーを取り外した場合は、カバーを保管して取り付け直してくださ い。アフターサービスのためにマザーボードを返品する場合は、カバーを必 ず取り付けてください。
14
Fatal1ty B360M Performance Series
2.2 CPU ファンとヒートシンクを取り付ける
1 2
日本語
FAN
CPU_
15
日本語
2.3 メモリモジュール (DIMM) を取り付ける
1
2
16
3
Fatal1ty B360M Performance Series
このマザーボードには 4 つの 288 ピン DDR4 ( ダブルデータレート 4) DIMM スロットが装備されており、デュアルチャンネルメモリ技術に対応し ます。
1.
デュアルチャンネルメモリ設定のために、同一 ( 同じブランド、同じ速度、 同じサイズ、同じチップタイプ ) の DDR4 DIMM を 1 組取り付ける必要が
あります。
2.
1 つまたは 3 つのメモリモジュールが取り付けられている場合は、デュア ルチャンネルメモリテクノロジーを有効にできません。
3.
DDR、DDR2 または DDR3 メモリモジュールは DDR4 スロットに取り付けるこ とはできません。取り付けると、マザーボードと DIMM が破損することがあ ります。
デュアルチャンネルメモリ設定
優先順位 DDR4_A1 DDR4_A2 DDR4_B1 DDR4_B2
1 実装済み 実装済み
2 実装済み 実装済み 実装済み 実装済み
DIMM は 1 つの正しい方向にしか取り付けることができません。DIMM を間 違った方向に無理に挿入すると、マザーボードと DIMM の損傷につながりま す。
日本語
17
日本語
2.4 フロントパネルオーディオヘッダーの接続
18
Fatal1ty B360M Performance Series
2.5 I/O パネルシールドを取り付ける
1
日本語
19
日本語
2.6 マザーボードを取り付ける
20
2.7 SATA ドライブを取り付ける
1
光学ドライブ
SATA ドライブ
2
Fatal1ty B360M Performance Series
日本語
SATAデータケーブル
21
日本語
3
4
電源コネクタ
SATA
SATA データコネクタ
22
2.8 グラフィックスカードを取り付ける
1
Fatal1ty B360M Performance Series
日本語
23
日本語
拡張スロット (PCI Express スロット )
このマザーボードには 4 つの PCI Express スロットが装備されています。
拡張カードを取り付ける前に、電源供給が切断されていること、または、電源 コードが取り外されていることを確認してください。 取り付け作業を始める 前に、拡張カードに添付されている文書を読んで、カード用に必要なハード ウェア設定を行ってください。
PCIe スロット :
PCIE1(PCIe 3.0 x16 スロット)は PCI Express x16 レーン幅グラフィッ クスカード向けに使用します。 PCIE2(PCIe 3.0 x1 スロット)は PCI Express x1 レーン幅カード向けに 使用します。 PCIE3(PCIe 3.0 x1 スロット)は PCI Express x1 レーン幅カード向けに 使用します。 PCIE4(PCIe 3.0 x16 スロット)は PCI Express x4 レーン幅グラフィック カード向けに使用します。
* PCIE2 が使用されている場合は、PCIE4 は x2 モードにダウングレードされま す。
PCIe スロット設定
PCIE1 PCIE4
24
シングルグラフィックスカ
ード
CrossFireXTM モードで 2 枚のグラフィックスカー
複数のグラフィックスカードを使用する場合は、サーマル環境を改善するた めに、シャーシファンをマザーボードのシャーシファンコネクタ(CHA_FAN1 または CHA_FAN2)に接続してください。
x16 N/A
x16 x4
2.9 周辺機器を接続する
Fatal1ty B360M Performance Series
日本語
25
日本語
2.10 電源コネクタを接続する
26
$7;9
$7;3:5
2.11 電源オン
Fatal1ty B360M Performance Series
1
2
3
日本語
4
27
日本語
2.12 ジャンパー設定
このイラストは、ジャンパーの設定方法を示しています。ジャンパーキャッ プがピンに被さっていると、ジャンパーは「ショート」です。ジャンパー キャップがピンに被さっていない場合には、ジャンパーは「オープン」です。
クリア CMOS ジャンパ (CLRMOS1)(p.7、No. 17 参照)
CLRCMOS1 は、CMOS のデータをクリアすることができます。CMOS のデータに は、システムパスワード、日付、時間、システム設定パラメーターなどのシ ステム設定情報が含まれます。消去して、デフォルト設定にシステムパラ メーターをリセットするには、コンピューターの電源を切り、電源コードを 抜き、ジャンパーキャップを使用して、CLRCMOS1 のピンに 3 秒間ショートし ます。CMOS をクリアした後は、ジャンパーキャップを取り外すのを忘れない ようにしてください。BIOS をアップデート後、CMOS をクリアする必要があ れば、最初にシステムを起動し、それから CMOS クリアアクションを行う前 にシャットダウンしてください。
28
CLRMOS1
2 ピンジャンパー
CMOS をクリアすると、ケースの開閉が検知されることがあります。以前の シャーシイントルージョンステータス記録を消去するには、BIOS オプション から「Clear Status(ステータスの消去)」で調整してください。
Fatal1ty B360M Performance Series
2.13 オンボードのヘッダーとコネクター
オンボードヘッダーとコネクターはジャンパーではありません。これらヘッ ダーとコネクターにはジャンパーキャップを被せないでください。ヘッダー およびコネクターにジャンパーキャップを被せると、マザーボードに物理損 傷が起こることがあります。
システムパネルヘッダー (9 ピン PANEL1)(p.7、 No. 19 参照)
電源スイッチを接続し、スイッチをリセットし、下記のピン割り当てに従っ て、シャーシのシステムステータス表示ランプをこのヘッダーにセットし ます。ケーブルを接続するときには、ピンの+と-に気をつけてください。
PANEL1
PLE D+
PLE D-
PWR BTN#
GND
日本語
1
HDL ED+
GND
HDL ED-
GND
RES ET#
PWRBTN(電源スイッチ): シャーシ前面パネルの電源スイッチに接続してください。電源スイッチを使 用して、システムをオフにする方法を設定できます。
RESET(リセットスイッチ): シャーシ前面パネルのリセットスイッチに接続してください。コンピュー ターがフリーズしたり、通常の再起動を実行できない場合には、リセットス イッチを押して、コンピューターを再起動します。
PLED(システム電源 LED): シャーシ前面パネルの電源ステータスインジケーターに接続してください。 システム稼働中は、LED が点灯します。システムが S1/S3 スリープ状態の場 合には、LED は点滅を続けます。システムが S4 スリープ状態または電源オフ (S5)のときには、LED はオフです。
HDLED(ハードドライブアクティビティ LED): シャーシ前面パネルのハードドライブアクティビティ LED に接続してくださ い。ハードドライブのデータを読み取りまたは書き込み中に、LED はオンに なります。
前面パネルデザインは、シャーシによって異なることがあります。前面パネル モジュールは、主に電源スイッチ、リセットスイッチ、電源 LED、ハードドラ イブアクティビティ LED、スピーカーなどから構成されます。シャーシの前面 パネルモジュールとこのヘッダーを接続する場合には、配線の割り当てと、ピ ンの割り当てが正しく合致していることを確かめてください。
29
日本語
SPE AKER
シャーシイントルージョンとスピーカーヘッダー (7 ピン SPK_CI1)(p.7、No. 18 参照)
シャーシイントルージョンとシャーシスピーカーをこのヘッダーに接続し てください。
SPK_CI1
DUM MY
DUM MY
+5V
1
SIG NAL
GND
DUM MY
シリアル ATA3 コネクタ (SATA3_0) (p.7、 No. 10 参照 ) (SATA3_1) (p.7、 No. 11 参照 ) (SATA3_2) (p.7、 No. 13 参照 ) (SATA3_3) (p.7、 No. 14 参照 ) (SATA3_4) (p.7、 No. 16 参照 ) (SATA3_5) (p.7、 No. 15 参照 )
これら 6 つの SATA3 コネクターは、最高 6.0 Gb/ 秒のデータ転送速度で内部スト レージデバイス用の SATA データケーブルをサポートします。
* SATA タイプ M.2 デバイスで M2_2 を使用している場合は、SATA3_1 は無効になります。
30
SATA3_2
SATA3_4
SATA3_0
SATA3_1
SATA3_3
SATA3_5
Fatal1ty B360M Performance Series
USB 2.0 ヘッダー (9 ピン USB3_4) (p.7、 No. 20 参照 ) (4 ピン USB5) (p.7、 No. 21 参照 )
このマザーボードには 2 つのヘッダーが装備されています。
USB3_4
USB _PWR
P-
P+
GND
DUM MY
1
GND
P+
P-
USB _PWR
USB5
1
GND
P+
P-
USB_ PWR
USB 3.1 Gen1 ヘッダー (19 ピン USB3_5_6) (p.7、 No. 9 参照 ) このマザーボードには 1 つ のヘッダーが装備されて います。 この USB 3.1 Gen1 ヘッダーは、2 つのポートを サポートできます。
日本語
Vbus
IntA _PA_SSRX-
IntA _PA_SSRX+
GND
IntA _PA_SSTX-
IntA _PA_SSTX+
GND
IntA _PA_D-
IntA _PA_D+
VbusVbus
IntA _PB_SSR X-
IntA _PB_SSR X+
GND
IntA _PB_SST X-
IntA _PB_SST X+
GND
IntA _PB_D-
IntA _PB_D+
Dumm y
1
31
フロントパネルオーディオヘッダー (9 ピン HD_AUDIO1)(p.7、No. 25 参照)
このヘッダーは、フロントオーディオパネルにオーディオデバイスを接続 するためのものです。
HD_AUDIO1
GND
PRE SENCE #
MIC _RET
OUT _RET
日本語
1
1.
ハイディフィニションオーディオはジャックセンシングをサポートしてい
MIC 2_L
OUT 2_R
MIC 2_R
OUT 2_L
J_S ENSE
ますが、正しく機能するためには、シャーシのパネルワイヤーが HDA をサ ポートしていることが必要です。お使いのシステムを取り付けるには、当 社のマニュアルおよびシャーシのマニュアルの指示に従ってください。
2.
AC’97 オーディオパネルを使用する場合には、次のステップで、前面パネル オーディオヘッダーに取り付けてください。 A. Mic_IN (MIC)を MIC2_L に接続します。 B. Audio_R (RIN)を OUT2_R に、Audio_L (LIN)を OUT2_L に接続します。 C. アース(GND)をアース(GND)に接続します。 D. MIC_RET と OUT_RET は、HD オーディオパネル専用です。AC’97 オーディオ パネルではこれらを接続する必要はありません。 E. フロントマイクを有効にするには、Realtek コントロールパネルの 「FrontMic」タブで、「録音音量」を調整してください。
32
シャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ
GND
FAN_V OLTAGE_CO NTROL
FAN_S PEED
FAN_S PEED_C ONTROL
GND
FAN_V OLTAGE_C ONTROL
FAN_S PEED
FAN_S PEED_C ONTROL
(4 ピン CHA_FAN1/WP)(p.7、 No. 26 参照) (4 ピン CHA_FAN2/WP)(p.7、 No. 12 参照)
このマザーボードは、2 つの 4 ピン水冷 ます。3 ピンの
シャーシ
ウォータークーラーファンを接続する場合には、ピ
シャーシ
ン 1-3 に接続してください。
Fatal1ty B360M Performance Series
ファンコネクタを搭載し
CHA_FAN1/WP
4 3 2 1
FAN _SPEED _CONT ROL
CHA _FAN_S PEED
FAN _VOLT AGE
GND
CHA_FAN2/WP
CPU ファンコネクタ (4 ピン CPU_FAN1)(p.7、 No. 2 参照)
このマザーボードは 4 ピン CPU ファン(静音ファン)コネクタが装備されて います。3 ピンの CPU ファンを接続する場合には、ピン 1-3 に接続してくだ さい。
CPU_FAN1
日本語
33
日本語
GND
FAN_V OLTAGE_CO NTROL
FAN_S PEED
FAN_S PEED_C ONTROL
CPU/ ウォーターポンプファンコネクタ (4 ピン CPU_FAN2/WP)(p.7、 No. 5 参照)
このマザーボードは 4 ピン水冷却 CPU ファンコネクタが装備されています。 3 ピンの CPU 水冷却ファンを接続する場合には、ピン 1-3 に接続してくださ い。
CPU_FAN2/WP
ATX 電源コネクタ (24 ピン ATXPWR1)(p.7、No. 8 参照)
このマザーボードは 24 ピン ATX 電源コネクタが装備されています。20 ピ ンの ATX 電源を使用するには、ピン 1 と 13 番に合わせて接続してください。
34
ATXPWR1
12
1
24
13
Fatal1ty B360M Performance Series
5
1
8
ATX 12V 電源コネクタ (8 ピン ATX12V1)(p.7、No. 1 参照)
このマザーボードは 8 ピン ATX12V 電源コネクタが装備されています。4 ピ ンの ATX 電源を使用するには、ピン 1 と 5 番に合わせて接続してください。
ATX12V1
日本語
シリアルポートヘッダー (9 ピン COM1)(p.7, No. 24 参照)
この COM1 ヘッダーはシリアルポートモジュールをサポートします。
COM1
35
日本語
TPM ヘッダー (17 ピン TPMS1)(p.7, No. 22 参照) このコネクタはトラステッドプラットフォームモジュール(TPM)システムをサ ポートし、鍵、デジタル証明書、パスワード、データを安全に保管することがで きます。TPM システムはまた、ネットワークセキュリティを高め、デジタル証明書 を保護し、プラットフォームの完全性を保証します。
TPMS1
GN D
LAD 0
+3 V
+3V SB
D
GN
GN D
LAD 1
SER IRQ #
S_P WRDWN #
PC ICLK
LAD 3
PC IRST #
FRA ME
1
GN D
LAD 2
SMB _CLK_M AIN
SMB _DATA_ MAIN
RGB LED ヘッダー (4 ピン RGB_LED1)(p.7, No. 23 参照) (4 ピン RGB_LED2)(p.7, No. 6 参照) これら 2 つの RGB ヘッダーを使用して RGB LED 延長ケーブルを接続すれば、 ユーザーはさまざまな LED ライティング効果を選択できます。 注意 : RGB LED ケーブルは間違った方向に取り付けないでください。間違った方 向に取り付けるとケーブルが破損することがあります。
* これら 2 つのヘッダーの詳しい説明については 58 ページを参照してください。
36
RGB_LED2
RGB_LED1
Fatal1ty B360M Performance Series
アドレサブル LED ヘッダー (3 ピン A_RGB_LED1)(p.7, No. 7 参照) このヘッダーを使用して、アドレサブル LED 延長ケーブルを接続すれば、ユー ザーは、さまざまな LED ライティング効果から選択できます。 注意 : アドレサブル LED ケーブルは間違った方向に取り付けないでください。 間違った方向に取り付けると、ケーブルが破損することがあります。
* これら 1 つのヘッダーの詳しい説明については 59 ページを参照してください。
A_RGB_LED1
日本語
37
日本語
2.14 CrossFireXTM およびクアッド CrossFireXTM オペレーションガイド
このマザーボードは CrossFireXTM とクアッド CrossFireXTM に対応します。こ れらのテクノロジーを使用すれば、最大 2 枚の同一の PCI Express x16 グラ フィックスカードを取り付けることができます。
1.
AMD 認定されている同一の CrossFireXTM 対応グラフィックスカードだけを使用 してください。
2.
お使いのグラフィックスカードドライバが AMD CrossFireXTM テクノロジーに 対応することを確認してください。AMD のウェブサイトからドライバをダウン ロードします www.amd.com 。
3.
電源供給ユニット(PSU)が少なくともシステムに必要な最小電源を供給できる ことを確認してください。AMD 認定 PSU を使用することを推奨します。詳細に ついては AMD のウェブサイトを参照してください。
4.
12 パイプ CrossFireXTM エディションカードと 16 パイプカードを組み合わせ る場合は、CrossFireXTM モードでは、両方のカードは 12 パイプカードとして 動作します。
5.
異なる CrossFireXTM カードは異なる方法で CrossFireXTM を有効にする必要が あります。 詳しい取り付け説明については、AMD グラフィックスカードの取扱説明書を参 照してください。
2.14.1 2 枚の CrossFireXTM 対応グラフィックス カードを取り付ける
手順
1
1 枚のグラフィックスカードを PCIE1 スロットに挿入して、もう 1 枚のグラ フィックスカードを PCIE4 スロットに 挿入します。カードがスロットに正し く収まっていることを確認してくださ い。
38
CrossFire ブリッジ
手順
2
CrossFire ブリッジをグラフィックス カードの一番上にある CrossFire ブ リッジインターコネクト上に取り付け て 2 枚のグラフィックスカードを接続 します。(CrossFire ブリッジは購入 するグラフィックスカードに付属して います。このマザーボードのバンドル 付属品ではありません。詳細について はグラフィックスカードのベンダーま でお問い合わせください。)
Fatal1ty B360M Performance Series
手順 3
VGA ケーブルまたは DVI ケーブルを、 PCIE1 スロットに挿入したグラフィッ クスカードのモニターコネクタあるい は DVI コネクタに接続します。
日本語
39
日本語
2.14.2 ドライバのインストールとセットアップ
手順 1
コンピュータの電源を入れて OS を起動します。
手順 2
VGA ドライバをシステムにインストールしている場合は、AMD ドライバを削除 します。
Catalyst Uninstaller(カタリストアンインストーラ)はオプションのダウ ンロードです。インストールする前に、以前にインストールした Catalyst (カタリスト)ドライバをこのユーティリティを使用してアンインストール することを推奨します。AMD ドライバの更新については AMD のウェブサイ トを参照してください。
手順 3
必要なドライバとカタリストコントロールセンターをインストールして、コ ンピュータを再起動します。詳細については AMD のウェブサイトを参照し てください。
手順 4
Windows® システムトレイにある AMD
AMD Catalyst Control Center
(AMD カタリストコントロール
センター)
Catalyst Control Center(AMD カタリ ストコントロールセンター)アイコン をダブルクリックします。
40
手順 5
左ペインで、 Performance(パフォー マンス) をクリックして、次に、 AMD CrossFireXTM をクリックします。 次に、Enable AMD CrossFireX(AMD CrossFireX を有効にする)を選択し て、Apply(適用)をクリックします。 使用するグラフィックスカードに従っ て GPU の数を選択して、Apply(適用) をクリックします。
Fatal1ty B360M Performance Series
2.15 M.2 WiFi/BT モジュールと Intel® CNVi(統
合 WiFi/BT)ル取り付けガイド
M.2 は次世代フォームファクタ(Next Generation Form Factor、NGFF)とも呼ば れます。M.2 は小型の多目的カードエッジコネクタであり、mPCIe と mSATA に代 わることを目的とします。M.2 ソケット (Key E)、タイプ 2230 WiFi/BT モジュー ルと Intel® CNVi(統合 WiFi/BT)に対応。 * M.2 ソケットは SATA M.2 SSD に対応しません。
Intel® Integrated Connectivity (CNVi)
AC
電源を切断してください。
モジュールを取り付ける前に、必
WiFi/BT モジュールまたは Intel® CNVi(統合 WiFi/BT)を 取り付ける
手順 1
タイプ 2230 WiFi/BT モジュール
または Intel® CNVi(統合 WiFi/ BT)とねじを準備します。
手順 2
使用するナットの位置を確認しま す。
PCB Length: 3cm Module Type: Type2230
日本語
A
41
手順 3
WiFi/BT モジュールまたは Intel®
CNVi(統合 WiFi/BT)を整列し
て M.2 に丁寧に挿入します。モ ジュールは 1 つの正しい方向にし
A
か取り付けることができません。
日本語
o
A
20
手順 4
ドライバでねじをしっかりと留め てください。しかし、きつく締め るすぎるとモジュールが破損する 恐れがあるのでご注意ください。
A
42
Fatal1ty B360M Performance Series
5
2.16 M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド (M2_1 と M2_2)
M.2 は次世代フォームファクタ(Next Generation Form Factor、NGFF)とも呼 ばれます。M .2 は小型の多目的カードエッジコネクタであり、mP C I e と m S ATA に代 わることを目的 とします。U ltr a M .2 ソ ケット(M2_1)、M K ey タイプ
2230/2242/2260/2280、最大 Gen3 x4 (32 Gb/s) までの M.2 PCI Express モジュー ルに対応。M.2 ソケット(M2_2)、M Key タイプ 2230/2242/2260/2280 M.2 SATA3
6.0 Gb/s モジュール、および、最大 Gen3 x1 (8 Gb/s) までの M.2 PCI Express モジュールに対応。 * SATA タイプ M.2 デバイスで M2_2 を使用している場合は、SATA3_1 は無効にな
ります。
M.2_SSD (NGFF) モジュールを取り付ける
手順 1
M.2_SSD (NGFF) モジュールおよび ねじを準備します。
4
3
2
1
番号
ナットの場所 A B C D PCB 長さ 3cm 4.2cm 6cm 8cm
モジュール のタイプ
1 2 3 4
Type2230 Type 2242 Type2260 Type 2280
手順 2
PCB のタイプと M.2_SSD (NGFF) の 長さに合わせて、一致するねじの 位置を選んでください。
日本語
43
日本語
手順 3
モジュールのタイプと長さに基づ
A
BCD
いてスタンドオフを移動します。 デフォルトでは、スタンドオフは ナット位置 D にあります。デフォ ルトのナットを使用する場合は、 手順 3 と手順 4 をスキップして 手順 5 に進みます。 その他の場合はスタンドオフを手 で緩めます。
手順 4
ねじに貼付されている黄色の保護
A
BCD
フィルムをはがします。デバイス を取り付ける場所にあわせて、手 でねじを締めてください。
手順 5
M.2 (NGFF) SSD モジュールを整 列して、丁寧に M.2 スロットに 挿入します。M.2 (NGFF) SSD モ ジュールは 1 方向にしか取り付 けることができません。
44
手順 6
ドライバでねじをしっかりと留め
NUT1NUT2D
てください。しかし、きつく締め るすぎるとモジュールが破損する 恐れがあるのでご注意ください。
Fatal1ty B360M Performance Series
M.2_SSD (NGFF) モジュールサポート一覧 (M2_1)
ベンダー インターフェース 部品番号
ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-128GT-C ADATA PCIe3 x4 ASX8000NP-256GM-C ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-256GT-C ADATA PCIe3 x4 ASX8000NP-512GM-C ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-512GT-C Apacer PCIe3 x4 AP240GZ280 Corsair PCIe3 x4 CSSD-F240GBMP500 Intel PCIe3 x4 SSDPEKKF256G7 Intel PCIe3 x4 SSDPEKKF512G7 Kingston PCIe3 x4 SKC1000/480G Kingston PCIe2 x4 SH2280S3/480G OCZ PCIe3 x4 RVD400 -M2280-512G (NVME) PATRIOT PCIe3 x4 PH240GPM280SSDR NVME Plextor PCIe3 x4 PX-128M8PeG Plextor PCIe3 x4 PX-1TM8PeG Plextor PCIe3 x4 PX-256M8PeG Plextor PCIe3 x4 PX-512M8PeG Plextor PCIe PX-G256M6e Plextor PCIe PX-G512M6e Samsung PCIe3 x4 SM961 MZVPW128HEGM (NVM) Samsung PCIe3 x4 PM961 MZVLW128HEGR (NVME) Samsung PCIe3 x4 960 EVO (MZ-V6E250) (NVME) Samsung PCIe3 x4 960 EVO (MZ-V6E250BW) (NVME) Samsung PCIe3 x4 SM951 (NVME) Samsung PCIe3 x4 SM951 (MZHPV256HDGL) Samsung PCIe3 x4 SM951 (MZHPV512HDGL) Samsung PCIe3 x4 SM951 (NVME) Samsung PCIe x4 XP941-512G (MZHPU512HCGL) SanDisk PCIe SD6PP4M-128G SanDisk PCIe SD6PP4M-256G TEAM PCIe3 x4 TM8FP2240G0C101 TEAM PCIe3 x4 TM8FP2480GC110 Transcend SATA3 TS256GMTS400 Transcend SATA3 TS512GMTS600
WD PCIe3 x4 WDS256G1X0C-00ENX0 (NVME) WD PCIe3 x4 WDS512G1X0C-00ENX0 (NVME)
日本語
M.2_SSD (NFGG) モジュールサポート一覧の最新の更新については、弊社のウェブ サイトで詳細をご確認ください http://www.asrock.com
45
日本語
M.2_SSD (NGFF) モジュールサポート一覧 (M2_2)
ベンダー インターフェース 部品番号
ADATA SATA3 AXNS330E-32GM-B ADATA SATA3 AXNS381E-128GM-B ADATA SATA3 AXNS381E-256GM-B ADATA SATA3 ASU800NS38-256GT-C ADATA SATA3 ASU800NS38-512GT-C Crucial SATA3 CT120M500SSD4 Crucial SATA3 CT240M500SSD4 Intel SATA3 Intel SSDSCKGW080A401/80G Kingston SATA3 SM2280S3 Plextor PCIe PX-G256M6e Plextor PCIe PX-G512M6e SanDisk PCIe SD6PP4M-128G SanDisk PCIe SD6PP4M-256G Team SATA3 TM4PS4128GMC105 Team SATA3 TM4PS4256GMC105 Team SATA3 TM8PS4128GMC105 Team SATA3 TM8PS4256GMC105 Transcend SATA3 TS256GMTS400 Transcend SATA3 TS512GMTS600 Transcend SATA3 TS512GMTS800 V-Color SATA3 VLM100-120G-2280B-RD V-Color SATA3 VLM100-240G-2280RGB V-Color SATA3 VSM100-240G-2280 V-Color SATA3 VLM100-240G-2280B-RD WD SATA3 WDS100T1B0B-00AS40 WD SATA3 WDS240G1G0B-00RC30
M.2_SSD (NFGG) モジュールサポート一覧の最新の更新については、弊社のウェブ サイトで詳細をご確認ください http://www.asrock.com
46
Fatal1ty B360M Performance Series
第 3 章 ソフトウェアとユーティリティの操 作
3.1 ドライバをインストールする
マザーボードに付属しているサポート DVD には、必要なドライバ、および、 マザーボードの機能を強化する便利なユーティリティが含まれています。
サポート DVD を実行する
サポート DVD を使用するために、DVD を BD/DVD ドライブに挿入します。 コン ピュータで「AUTORUN(自動実行)」が有効になっている場合は、DVD がメイ ンメニューを自動的に表示します。 メインメニューが自動的に表示されない 場合は、サポート DVD 内のファイル「ASRSETUP.EXE」をダブルクリックして メニューを表示します。
ドライバメニュー
システムと互換性のあるドライバが自動的に検出されて、サポート DVD ドラ イバページに一覧表示されます。 Install All(すべてインストールする) をクリックするか、または、上から下への順番で必要なドライバをインス トールしてください。 このようにインストールすることで、ドライバが正 しく動作するようにします。
ユーティリティメニュー
ユーティリティメニューには、マザーボードが対応するアプリケーションソ フトウェアが表示されます。 特定の項目をクリックして、インストールウィ ザードに従ってインストールします。
日本語
47
日本語
3.2 F-Stream
F-Stream は ASRock の多目的ソフトウェアスイートです。新しいインター フェースを有し、数々の新しい機能が追加されており、ユーティリティが改 善されてました。
3.2.1 F-Stream をインストールする
F-Stream を ASRock Live Update & APP Shop(ASRock ライブ更新と APP ショップ)からダウンロードできます。 インストールすると、デスクトッ プに「F-Stream」アイコンが表示されます。 「F-Stream」アイコン
をダブルクリックすると、F-Stream メインメニューがポップアップ表示 されます。
3.2.2 F-Stream を使用する
F-Stream のメインメニューには 4 つのセクションがあります : Operation Mode(操作モード)、System Info(システム情報)、FAN-Tastic Tuning (FAN-Tastic チューニング)、Settings(設定)。
Operation Mode ( 操作モード )
コンピューターの操作モードを選択します。
48
Fatal1ty B360M Performance Series
System Info ( システム情報 )
システムに関する情報を表示します。 * モデルによっては、システムブラウザタブが表示されないことがあります。
日本語
FAN-Tastic Tuning ( ファン調整 )
グラフを使用して、最大 5 種類のファン速度が設定できます。 割当てられた温度 に達すると、ファンは次の速度レベルへと自動的にシフトします。
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日本語
Settings(設定)
ASRock F-Stream を設定します。 Windows オペレーションシステムを起動 する際に F-Stream を始動したい場合は、「Auto run at Windows Startup (Windows 起動時に自動実行)」 をクリックして選択します。
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Fatal1ty B360M Performance Series
3.3 ASRock Live Update & APP Shop(ASRock ラ イブ更新と APP ショップ)
ASRock ライブ更新と APP ショップは、ASRock コンピュータ用のソフトウェ アアプリケーションを購入したりダウンロードできるオンラインストアで す。 さまざまなアプリケーションとサポートユーティリティを素早く簡単 にインストールできます。 ASRock APP ショップを使用すれば、数回クリッ クするだけで、システムを最適化して、マザーボードを最新の状態に維持で きます。
デスクトップ上の をダブルクリックして ASRock ライブ更新と APP ショップユーティリティにアクセスします。
*ASRock ライブ更新と APP ショップからアプリケーションをダウンロードするにはインター ネットに接続している必要があります。
3.3.1 UI 概要
Hot News(ホットニュース)Category Panel(カテゴリパネル)
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Information Panel(情報パネル)
Category Panel(カテゴリパネル): カテゴリパネルにはいくつかのタブ またはボタンがあります。これらのタブまたはボタンを選択すると、下の情 報パネルに関係する情報が表示されます。
Information Panel(情報パネル): 中央にある情報パネルには、現在選択 されているカテゴリについてのデータが表示されます。また、ジョブに関係 するタスクを実行できます。
Hot News(ホットニュース): ホットニュースセクションにはさまざまな 最新ニュースが表示されます。 画像をクリックして選択したニュースのウェ ブサイトを開いて詳しく読むことができます。
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日本語
3.3.2 Apps(アプリ)
「Apps(アプリ)」タブを選択すると、ダウンロードできるすべてのアプリ が画面上に表示されます。
アプリをインストールする
手順 1
インストールしたいアプリを検索します。
最も推奨されるアプリが画面の左側に表示されます。 その他のさまざまな アプリは右側に表示されます。 上下にスクロールして一覧にあるアプリを 検索してください。
アプリの価格を確認したり、アプリを既にインストールしているかどうかを 確認できます。
- 赤色のアイコンに価格が表示されます。または、アプリが無料の場合
は「Free(無料)」と表示されます。
- 緑色の「Installed(インストール済み)」アイコンは、アプリが
コンピュータにインストールされていることを意味します。
手順 2
アプリアイコンをクリックすると、選択したアプリの詳細情報が表示されます。
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Fatal1ty B360M Performance Series
手順 3
アプリをインストールしたい場合は、赤色のアイコン をクリックし てダウン ロードを開始します。
手順 4
インストールが完了すると、右上端に緑色の「Installed(インストール済 み)」アイコンが表示されます。
日本語
アプリをアンインストールするには、ゴミ箱アイコン をクリックしま す。
* アプリによっては、ゴミ箱アイコンが表示されないことがあります。
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日本語
アプリをアップグレードする
アップグレードできるのはインストール済みのアプリのみです。 アプリの 新しいバージョンがある場合は、インストールしたアプリアイコンの下に 「New Version(新しいバージョン)」 のマークが表示されます。
手順 1
アプリアイコンをクリックすると、詳細情報が表示されます。
手順 2
黄色のアイコン をクリックしてアップグレードを開始します。
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Fatal1ty B360M Performance Series
3.3.3 BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)
BIOS またはドライバをインストールする
「BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)」タブを選択すると、BIOS またはド ライバ用の推奨更新または重要な更新が一覧表示されます。 速やかにすべて 更新してください。
日本語
手順 1
更新する前に項目情報を確認してください。 をクリックすると、詳細 情報が表示されます。
手順 2
更新したい項目を 1 つまたは複数クリックして選択します。
手順 3
「Update(更新)」をクリックして更新処理を開始します。
55
日本語
3.3.4 設定
「Setting(設定)」ページで、言語を変更したり、サーバーの場所を選択 したり、Windows 起動時に ASRock ライブ更新と APP ショップを自動的に 実行するかどうかを決めることができます。
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Fatal1ty B360M Performance Series
3.4 Creative SoundBlaster Cinema5
SoundBlasterTM Cinema5 には SBX Pro Studio テクノロジーが搭載さ れています。ライブパフォーマンスの臨場感、映画やレコーディング スタジオの優れたオーディオ体験を PC 上で実現するために設計され ています。 このユーティリティを使用して、オーディオ環境を次の 5 つのモードで簡単に強化できます : Headphones(ヘッドフォン)、 Speakers(スピーカー)、Music(ミュージック)、Movie(ムービー)、 Game(ゲーム)、Voice(ボイス)、および、Custom(カスタム)。
日本語
1 2 3 4 5
SoundBlasterTM Cinema5 には次の 5 つの機能があります :
番号 機能 説明
1 Surround
2 Crystalizer
3 Bass 低周波域のトーンを拡張して低音を強化します。
4 Smart Volume
5 Dialog Plus
周囲と上下に仮想スピーカーを作り出して、前代未聞 の水準のオーディオをリアルに実現します。
音のディテールをすべて聞き取れるようにして、アー ティストが意図するサウンドそのままの音楽を生み出 します。
オーディオ再生の音量を自動的に調整して、急激な音 量レベルの変化を最小限に抑えます。
音楽や映画の音声部分を強化して、大変クリアなボー カルレンジをお届けします。
57
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3.5 ASRock RGB LED
ASRock RGB LED は、ご自分の好みに合わせて独自のスタイリッシュでカラフルなライテ ィングシステムをビルドしたい個性的なユーザー向けに特別設計されたライティング制 御機能です。LED ストリップを接続するだけで、「Static」、「Breathing」、「Strobe」、 「Cycling」、「Music」、「Wave」などのさまざまライティングスキームとパターンを
カスタマイズできます。
LED ストリップを接続する
RGB LED ストリップをマザーボード上の 続します。
RGB LED ヘッダー (RGB_LED1
1
B
R
G
V
2
1
RGB_LED2
、RGB_LED2) に接
58
RGB_LED1
1.
RGB LED ケーブルは間違った方向に取り付けないでください。間違った方 向に取り付けるとケーブルが破損することがあります。
2.
RGB LED ケーブルを取り付けたり取り外す前には、システムの電源を切っ て、電源供給から電源コードを取り外してください。そうしないと、マザー ボードコンポーネントが破損することがあります。
1.
RGB LED ストリップはパッケージには含まれていません。
2.
RGB LED ヘッダーは、最大出力規格 3A(12V)で長さが 2 メートル以内の 標準 5050 RGB LED ストリップ(12V/G/R/B)に対応します。
Fatal1ty B360M Performance Series
アドレサブル RGB LED ストリップを接続する
アドレサブル RGB LED (A_RGB_LED1)
ストリップをマザーボード上の
に接続します。
アドレサブル LED ヘッダー
1
A_RGB_LED1
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1.
RGB LED ケーブルは間違った方向に取り付けないでください。間違った方 向に取り付けるとケーブルが破損することがあります。
2.
RGB LED ケーブルを取り付けたり取り外す前には、システムの電源を切っ て、電源供給から電源コードを取り外してください。そうしないと、マザー ボードコンポーネントが破損することがあります。
1.
RGB LED ストリップはパッケージには含まれていません。
2.
RGB LED ヘッダーは、最大定格 3A(5V)、長さ 2 メートルまでの WS2812B アドレサブル RGB LED ストリップ(5V/ Data /GND)に対応しま す。
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ASRock RGB LED Utility
ASRock RGB LED を使用すれば、お好みのカラフルなライティングシステムをビル ドできます。 LED ストリップを接続すれば、ASRock RGB LED ユーティリティで RGB LED の色を調整できます。
タブをドラッグしてお 好みに合わせてカスタ マイズします。
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RGB LED スイッ チのオン / オフ を切り替えま す。
マザーボードに搭 載した全 LED の RGB LED 効果調整 を同期させる。
ドロップダウンメニュ ーから RGB LED 照明 効果を選択します。
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Fatal1ty B360M Performance Series
第 4 章 U E F I セットアップユーティリ ティ
4.1 はじめに
このセクションでは、UEFI セットアップ ユーティリティを使用して、シス テムを構成する方法を説明します。UEFI セットアップ ユーティリティ は、 コンピューターに電源を入れた直後に <F2> または <Del> を押すことによっ て起動できます。ユーティリティーを起動しなければ、電源投入時セルフテ スト (POST) が通常のテストを開始します。POST の後に UEFI セットアッ プ ユーティリティを開始するには、<Ctl> + <Alt> + <Delete> または本体 のリセットボタンを押して、システムを再起動します。システムをシャット ダウンした後、再度電源を入れても、ユーティリティーを起動することがで きます、再起動できます。
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明 は参照のみを目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあり ます。
日本語
61
日本語
システム
情報
メモリ
情報
4.2 EZ Mode (EZ モード )
デフォルトでは、BIOS セットアッププログラムを開くと、「EZ Mode (EZ モー ド ) 」画面が表示されます。EZ モードはシステムの現在の状態のさまざま な読み取り値が表示されるダッシュボードです。CPU 速度、DRAM 周波数、 SATA 情報、ファン速度など、システムの最も重要な情報を確認できます。
「Advanced Mode ( アドバンスドモード ) 」に切り替えてその他のオプショ ンを表示するには、<F6> を押すか、または、画面の右上隅にある [Advanced Mode ( アドバンスドモード ) ] ボタンをクリックします。
ヘルプ
UEFI デフォルトの読込み
変更を保存して終了
変更を破棄
言語を変更
1 2 3 4 5 6
詳細モード への切り替え
ファン
設定
ストレー
情報
62
ツールへのクイッ
クアクセス
Fatal1ty B360M Performance Series
4.3 Advanced Mode ( アドバンスドモード )
Advanced Mode ( アドバンスドモード ) は BIOS 設定を設定するためのその 他のオプションを提供します。詳しい設定については次のセクションを参照 してください。
EZ モードにアクセスするには、<F6> を押すか、または、画面の右上隅にあ る [EZ Mode (EZ モード ) ] ボタンをクリックします。
4.3.1 UEFI メニューバー
画面上部には、以下が並んだメニューバーがあります:
Main ( メイン )
OC Tweaker (OC 調整 )
Advanced ( 詳細設定 )
Tool ( ツール )
H/W Monitor (H/W モニ ター )
Security ( セキュリ ティ )
Boot ( ブート )
Exit ( 終了 )
システムの時間 / 日付情報の設定
オーバークロック設定
システムの詳細設定
便利なツール
現在のハードウェアステータスを表示
セキュリティ設定
ブート設定およびブートの優先順位の設定
現在の画面または UEFI セットアップ ユーティ リティを終了
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63
4.3.2 ナビゲーションキー
メニューバーで項目を選択する場合は、< > キーまたは < > キーを 使用します。カーソルを上下に移動して項目を選択する場合は、< > キー または < > キーを使用します。次に <Enter> を押してサブ画面へ移動し
ます。マウスでクリックして、必要なアイテムを選択することもできます。
各ナビゲーションキーの説明は、以下の表でご確認ください。
ナビゲーションキー 説明
日本語
+ / -
<Tab>
<PGUP>
<PGDN>
<HOME>
<END>
<F1>
<F5>
<F7>
<F9>
<F10>
<F12>
<ESC>
選択したアイテムのオプションを変更
次の機能に切替え
前のページへ
次のページへ
画面の最初へ
画面の最後へ
一般的なヘルプ画面を表示
Add / Remove Favorite ( お気に入りの追加 / 削除 )
変更をキャンセルして、セットアップ ユーティリティ を終了
すべての設定で最適な既定値を読込み
変更を保存して、セットアップ ユーティリティを終了
プリントスクリーン
終了画面へジャンプまたは現在の画面を終了
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Fatal1ty B360M Performance Series
4.4 Main ( メイン ) 画面
UEFI セットアップ ユーティリティに入ると、メイン画面が現れ、システム の概要が表示されます。
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My Favorite ( お気に入り )
BIOS アイテムのコレクションを表示。「お気に入り」の中のコレクションを 追加 / 削除する場合は F5 を押してください。
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日本語
4.5 OC Tweaker (OC 調整 ) 画面
OC 調整画面では、オーバークロック機能を設定できます。
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明 は参照のみを目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあり ます。
CPU Con󲥬guration (CPU 設定 )
Boot Performance Mode(ブートパフォーマンスモード)
デフォルト設定は Max Non-Turbo(最大ノンターボ)パフォーマンスモードで す。OS ハンドオフまで cpu Flex- レシオを維持します。Max Battery(最大バッ テリー)モードは OS ハンドオフまで CPU レシオを 8 倍に設定します。この オプションは BCLK オーバークロッキング向けに推奨します。
FCLK Frequency(FCLK 周波数)
FCLK 周波数を設定します。
Intel SpeedStep Technology(Intel SpeedStep のテクノロジー)
Intel SpeedStep のテクノロジーにより、節電と放熱のために、プロセッサー を複数の周波数および電圧ポイントで切り替え可能です。
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Fatal1ty B360M Performance Series
Intel Turbo Boost Technology(インテル・ターボ・ブースト・ テクノロジー)
インテル・ターボ・ブースト・テクノロジーにより、オペレーティングシス テムが最高水準のパフォーマンスを要求するときに、プロセッサーを基本動 作周波数以上で実行可能です。
Intel Speed Shift Technology(インテル・スピード・シフト・ テクノロジー)
Intel Speed Shift Technology(インテル・スピード・シフト・テクノロジー) サポートを有効 / 無効にします。有効にすると、CPPC v2 インターフェース をハードウェア制御の P ステート向けに使用できます。
Long Duration Power Limit ( 長期間電力制限 )
[Con󲥬gure Package Power Limit 1] ( パッケージの電力制限 1) をワット数で指 定します。制限を超過すると、CPU レシオが徐々に下げられます。制限を低く設 定することで、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く 設定することで、パフォーマンスが向上します。
Long Duration Maintained ( 長期間維持 )
[Long Duration Power Limit] ( 長期間電力制限 ) を超過したときに、CPU レシオの下げられるスピードを設定します。
日本語
Short Duration Power Limit ( 短期間電力制限 )
[Con󲥬gure Package Power Limit 2] ( パッケージの電力制限 2) をワット数 で指定します。制限を超過すると、CPU レシオがただちに下げられます。制 限を低く設定することで、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一 方で制限を高く設定することで、パフォーマンスが向上します。
CPU Core Current Limit(CPU コア電流制限)
CPU コアの電流制限を設定します。制限を低く設定することで、CPU が保護 され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、パ フォーマンスが向上します。
GT Current Limit(GT スライス電流制限)
GT スライスの電流制限を設定します。制限を低く設定することで、CPU が 保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、 パフォーマンスが向上します。
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日本語
モジュール
DRAM Con󲥬guration (DRAM 設定 )
DRAM Tweaker (DRAM 調整 )
チェックボックスをオン / オフすることにより、DRAM 設定を調整します。新しい 設定を確認して適用するには、[OK] をクリックします。
メモリ
情報
設定を保存
する
DRAM Timing Con󲥬guration (DRAM のタイミング設定 )
Load XMP Setting (XMP 設定の読込み )
XMP 設定を読み込んでメモリをオーバークロックし、標準仕様を上回る性能 を実現します。
DRAM Frequency (DRAM 周波数 )
[Auto] ( 自動 ) が選択されている場合、マザーボードは挿入されているメ モリモジュールを検出し、適切な周波数を自動的に割り当てます。
DRAM Clock (DRAM クロック )
DRAM Clock(DRAM クロック)を設定します。
Primary Timing(プライマリタイミング) CAS# Latency (tCL) (CAS# レイテンシー (tCL))
カラムアドレスのメモリへの送信から、データが応答までの時間。
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Fatal1ty B360M Performance Series
RAS# to CAS# Delay(RAS# から CAS# までの遅延)と Row Precharge(行プリチャージ)(tRCDtRP)
RAS# to CAS# Delay(RAS# から CAS# までの遅延): メモリの行を開いてか ら、そのうちの列へのアクセスまでに要するクロックサイクル数。 Row Precharge(行プリチャージ): プリチャージ コマンドを発行してから、 次の行が開かれるまでに要するクロックサイクル数。
RAS# Active Time (tRAS) (RAS# アクティブ時間 (tRAS))
バンク アクティブ コマンドから、プリチャージ コマンドを発行するまでに要す るクロックサイクル数。
Command Rate (CR) ( コマンドレート (CR))
メモリチップが選択されてから、最初のアクティブ コマンドが発行されるまでの 遅延。
Secondary Timing(セカンダリタイミング) Write Recovery Time (tWR) ( 書き込み回復時間 (tWR))
有効な書き込み操作の完了後、アクティブなバンクがプリチャージされるま でに必要な遅延量。
Refresh Cycle Time (tRFC) (リフレッシュ サイクル時間 (tRFC))
リフレッシュ コマンドから、同じランクへの最初のアクティブ コマンドまでの クロック数。
日本語
RAS to RAS Delay (tRRD_L) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_L))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
RAS to RAS Delay (tRRD_S) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_S))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
Write to Read Delay (tWTR_L) ( 書き込みから読み取りまでの遅 延 (tWTR_L))
最後の有効な書き込み操作から、同じ内部バンクへの次の読み取りコマンドまでの クロック数。
Write to Read Delay (tWTR_S) ( 書き込みから読み取りまでの遅 延 (tWTR_S))
最後の有効な書き込み操作から、同じ内部バンクへの次の読み取りコマンドまでの クロック数。
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日本語
Read to Precharge (tRTP) ( 読み取りからプリチャージまで (tRTP))
読み取りコマンドから、同じランクへの行のプリチャージ コマンドまでに 挿入されたクロック数。
Four Activate Window (tFAW) (4 つのアクティベート ウィンド ウ (tFAW))
1 つのランクに 4 つのアクティベートが可能な時間ウィンドウ。
CAS Write Latency (tCWL) (CAS 書き込みレイテンシー (tCWL))
CAS 書き込みレイテンシーを設定します。
Third Timing(3 番目のタイミング) tREFI
平均周期の間隔でリフレッシュ サイクルを設定します。
tCKE
DDR4 がリフレッシュモードに入ってから、内部で少なくとも 1 つのリフ レッシュコマンドを開始する間隔を設定します。
Turn Around Timing(ターンアラウンドタイミング) tRDRD_sg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dr
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dd
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDWR_sg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dr
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dd
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
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Fatal1ty B360M Performance Series
tWRRD_sg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dr
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dd
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRWR_sg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dr
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dd
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
日本語
Round Trip Timing(ラウンドトリップタイミング) RTL Init Value(ラウンドトリップレイテンシ初期化値)
ラウンドトリップレイテンシトレーニングのレイテンシ初期化値を設定しま す。
IO-L Init Value(IO レイテンシ初期化値)
IO レイテンシトレーニングの IO レイテンシ初期化値を設定します。
RTL (CH A)
チャンネル A の往復レイテンシーを設定します。
RTL (CH B)
チャンネル B の往復レイテンシーを設定します。
IO-L (CH A)
チャンネル A の IO レイテンシーを設定します。
IO-L (CH B)
チャンネル B の IO レイテンシーを設定します。
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日本語
IO-L Offset (CH A)(IO レイテンシオフセット(チャンネル A))
チャンネル A の IO レイテンシオフセットを設定します。
IO-L Offset (CH B)(IO レイテンシオフセット(チャンネル B))
チャンネル B の IO レイテンシオフセットを設定します。
RFR Delay (CH A)(RFR 遅延(チャンネル A))
チャンネル A の RFR 遅延を設定します。
RFR Delay (CH B)(RFR 遅延(チャンネル B))
ODT Setting(ODT 設定) ODT WR (A1)
チャンネル A1 のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT WR (A2)
チャンネル A2 のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT WR (B1)
チャンネル B1 のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT WR (B2)
チャンネル B2 のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT NOM (A1)
これを使って ODT (CH A1) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。規定値 は [Auto] ( 自動 ) です。
ODT NOM (A2)
これを使って ODT (CH A2) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。規定値 は [Auto] ( 自動 ) です。
ODT NOM (B1)
これを使って ODT (CH B1) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。 規定値は [Auto] ( 自動 ) です。
ODT NOM (B2)
これを使って ODT (CH B2) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。 規定値は [Auto] ( 自動 ) です。
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Fatal1ty B360M Performance Series
ODT PARK (A1)
チャンネル A1 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
ODT PARK (A2)
チャンネル A2 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
ODT PARK (B1)
チャンネル B1 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
ODT PARK (B2)
チャンネル B2 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
COMP Setting(COMP 設定)
RCOMP0: DQ ODT(読み取り)
デフォルト値は 121 です。
RCOMP1: DQ /CLK Ron(ドライブ強度)
デフォルト値は 75 です。
RCOMP2: CMD/CTL Ron(ドライブ強度)
デフォルト値は 100 です。
DQ ODT Driving(DQ ODT ドライビング)
ODT Driving(DQ ODT ドライビング)を調整して信号を強化します。デフォ ルト値は 60 です。
DQ Driving (DQ ドライビング)
DQ Driving(DQ ドライビング)を調整して信号を強化します。デフォルト値 は 26 です。
Command Driving(コマンドドライビング)
Command Driving(コマンドドライビング)を調整して信号を強化します。デ フォルト値は 20 です。
Control Driving(コントロールドライビング)
Control Driving(コントロールドライビング)を調整して信号を強化しま す。デフォルト値は 20 です。
Clock Driving(クロックドライビング)
Clock Driving(クロックドライビング)を調整して信号を強化します。デ フォルト値は 26 です。
日本語
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日本語
DQ Slew Rate(DQ スルーレート)
DQ Slew Rate(DQ スルーレート)を調整して信号を強化します。デフォル ト値は 59 です。
Command Slew Rate(コマンドスルーレート)
Command Slew Rate(コマンドスルーレート)を調整して信号を強化します。 IN のデフォルトは 53、2N のデフォルトは 89 です。
Contorl Slew Rate(コントロールスルーレート)
Control Slew Rate(コントロールスルーレート)を調整して信号を強化し ます。デフォルト値は 53 です。
Clock Slew Rate(クロックスルーレート)
Clock Slew Rate(クロックスルーレート)を調整して信号を強化します。 デフォルト値は 53 です。
MRS Setting(MRS 設定)
MRS tCL
メモリ MRS MR0 向けの tCL を設定します。
MRS tWRtRTP
メモリ MRS MRC 向けの tWRtRTP CL を設定します。
MRS tCWL
メモリ MRS MR2 向けの tCWL を設定します。
MRS tCCD_L
メモリ MRS MR6 向けの tCL を設定します。
Advanced Setting(詳細設定)
ASRock Timing Optimization(ASRock タイミング最適化)
MRC 経由の高速パスを設定します。
Realtime Memory Timing(リアルタイム・メモリ・タイミング)
Realtime Memory Timing(リアルタイム・メモリ・タイミング)を設定します。
[Enabled(有効)] システムは MRC_DONE の後に、リアルタイム・メモリ・ タイミング変更の実行を許可します。
Command Tristate(コマンド・トライステート)
Command Tristate Support(コマンド・トライステート・サポート)を設定 します。
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Fatal1ty B360M Performance Series
Exit On Failure(故障の場合は終了)
MRC トレーニングステップ向けの Exit On Failure(故障の場合に終了)を 設定します。
Reset On Training Fail(トレーニングに失敗した場合はリ セット)
MRC トレーニングに失敗した場合はシステムをリセットします。
MRC Fast Boot (MRC 高速ブート )
有効にすると、DRAM メモリトレーニングをスキップし、起動が速くなりま す。
Voltage Con󲥬guration ( 電圧設定 ) DRAM Voltage (DRAM 電圧 )
DRAM 電圧を設定します。デフォルトでは [Auto(自動)] です。
DRAM Activating Power Supply(DRAM アクティべーティング電源 供給)
DRAM アクティべーティング電源供給の電圧を設定します。
PCH +1.0 Voltage(PCH +1.0 電圧)
チップセット電圧を設定します(1.0V)。
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VCCIO Voltage(VCCIO 電圧)
VCCIO の電圧を設定します。
VCCST Voltage(VCCST 電圧)
VCCST の電圧を設定します。
VCCSA Voltage(VCCSA 電圧)
VCCSA の電圧を設定します。
Save User Default ( ユーザー定義の保存 )
設定をユーザー定義として保存するには、プロファイル名を入力し、<Enter> を押します。
Load User Default ( ユーザー定義の読込み )
前回保存したユーザー定義を読み込みます。
Save User UEFI Setup Pro󲥬le to Disk(ユーザー UEFI セットア ップポートフォリオをディスクに保存)
現在の UEFI 設定をユーザーデフォルトプロファイルとしてディスクに保存
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日本語
します。
Load User UEFI Setup Pro󲥬le to Disk(ユーザー UEFI セットア ッププロファイルをディスクに読み込む)
前に保存したユーザーデフォルトをディスクから読み込みます。
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Fatal1ty B360M Performance Series
4.6 Advanced ( 詳細 ) 画面
このセクションでは、以下のアイテムの設定ができます:CPU Con󲥬guration(CPU 設定)、Chipset Con󲥬guration(チップセット設定)、Storage Con󲥬guration, (ストレージ設定)、Super IO Con󲥬guration(スーパー IO 設定)、ACPI Con󲥬guration(ACPI 設定)、USB Con󲥬guration(USB 設定)、Trusted Computing(トラステッド・コンピューティング)。
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このセクションで誤った値を設定すると、システムの誤作動の原因になるこ とがあります。
UEFI Con󲥬guration(UEFI 設定)
UEFI セットアップスタイル
UEFI セットアップ ユーティリティに入ったときのデフォルトモードを選択 します。
Active Page on Entry ( 開始時のアクティブページ )
UEFI セットアップ ユーティリティに入ったときのデフォルトページを選択 します。
Full HD UEFI ( フル HD UEFI)
「Auto( 自動 )」を選択すると解像度は 1920 x 1080 に設定されます。(ご 使用のモニターがフル HD に対応している場合)もしモニターがフル HD 非対 応であれば、解像度は 1024 x 768 に設定されます。「Disable( 無効 )」に 設定すると、モニタの解像度は 1024 x 768 に設定されます。
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日本語
4.6.1 CPU Con󲥬guration (CPU 設定 )
Intel Hyper Threading Technology (Intel ハイパースレッディ ング技術 )
Intel ハイパースレッディング技術により、各コアで複数のスレッドを実行し、ス レッドソフトウェア上の全体的なパフォーマンスを向上することができます。
Active Processor Cores ( アクティブ プロセッサー コア )
各プロセッサー パッケージで有効にするコアの数を選択します。
CPU C States Support (CPU の C ステートの有効化 )
CPU の C ステートを有効にすると、電力消費が削減されます。C3、C6、お よび C7 を維持することをお勧めします。いずれも電力消費を最適に削減し ます。
Enhanced Halt State (C1E) ( 強化停止ステート (C1E))
電力消費を抑えます。
CPU C6 State Support (CPU の C6 ステートの有効化 )
スリープさせ、電力消費を抑えます。
CPU C7 State Support (CPU の C7 ステートの有効化 )
スリープさせ、電力消費を抑えます。
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Fatal1ty B360M Performance Series
Package C State Support ( パッケージの C ステートの有効 化 )
CPU、PCIe、メモリ、グラフィックの C 状態サポートを有効にすると、電力 消費が削減されます。
CFG Lock(CFG ロック)
この項目で CFG Lock(CFG ロック)を無効または有効にできます。
CPU Thermal Throttling (CPU サーマル スロットリング )
CPU を過熱から保護するために、CPU 内部の熱制御メカニズムを有効にしま す。
Intel Virtualization Technology (Intel Virtualization テクノロジー )
Intel Virtualization のテクノロジーにより、プラットフォームに複数のオ ペレーティングシステムやアプリケーションを独立したパーティションで実行 し、単一のコンピューターシステムを複数のバーチャルシステムとして機能さ せることができます。
Hardware Prefetcher ( ハードウェア プリフェッチャー )
プロセッサーにデータとコードを自動的にプリフェッチし、パフォーマンス を向上します。
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Adjacent Cache Line Prefetch ( 隣接するキャッシュライン のプリフェッチ )
現在要求されたキャッシュラインを取得しながら、後続のキャッシュライン を自動的にプリフェッチし、パフォーマンスを向上します。
Software Guard Extensions(ソフトウェア・ガードエクステ ンション)(SGX)
この項目を使用して、Software Controlled Software Guard Extensions(ソ フトウェア制御ソフトウェア・ガードエクステンション)(SGX)を有効ま たは無効にできます。
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日本語
4.6.2 Chipset Con󲥬guration ( チップセット設定 )
Primary Graphics Adapter ( プライマリ グラフィック アダプ ター )
プライマリ VGA を選択します。
Above 4G Decoding(4G を超えるデコーディング)
Above 4G Address Space(4G を超えるアドレス空間)でデコードする 64 ビット対応デバイスを有効または無効にします(システムが 64 ビット PCI デコーディングに対応する場合のみ)。
VT-d
I/O の仮想化を支援する Intel® Virtualization Technology for Directed I/O (VT-d) は、アプリケーションの互換性や信頼性を向上し、また管理性、 セキュリティ、分離、および I/O 性能のレベルを高めることにより、バー チャルマシンモニターのハードウェアのさらなる活用を助けます。
PCIE1 Link Speed (PCIE1 リンク速度 )
PCIE1 のリンク速度を選択します。
PCIE2 Link Speed (PCIE2 リンク速度 )
PCIE2 のリンク速度を選択します。
PCIE3 Link Speed (PCIE3 リンク速度 )
PCIE3 のリンク速度を選択します。
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Fatal1ty B360M Performance Series
PCIE4 Link Speed (PCIE4 リンク速度 )
PCIE4 のリンク速度を選択します。
PCI Express Native Control(PCI Express ネイティブコン トロール)
この項目を選択して OS 内のエンハンスド PCI Express 省電力モードを有効に します。
PCIE ASPM Support(PCIE ASPM サポート)
このオプションですべての CPU ダウンストリームデバイスの ASPM サポートを有 効 / 無効にします。
PCH PCIE ASPM Support(PCH PCIE ASPM サポート)
このオプションですべての PCH PCIE デバイスの ASPM サポートを有効 / 無効にし ます。
DMI ASPM Support(DMI ASPM サポート)
このオプションで DMI リンクの CPU 側にある ASPM の制御を有効/ 無効にします。
PCH DMI ASPM Support(PCH DMI ASPM サポート)
このオプションですべての PCH DMI デバイスの ASPM サポートを有効 / 無効にし ます。
日本語
Share Memory ( 共有メモリ )
システムが起動したときに統合グラフィックス プロセッサーに割当てるメモリの サイズを設定します。
IGPU Multi-Monitor (IGPU マルチモニター )
外部グラフィックカードがインストールされている場合に、統合グラフィックスを 無効にするには、無効を選択します。有効にすると、内蔵のグラフィックスを有効 のまま保ちます。
Intel(R) Ethernet Connection I219-V(Intel(R) イーサネッ ト・コネクション I219-V)
オンボードネットワークインターフェースコントローラ(Intel® I219V)を 有効または無効にします。
Onboard HD Audio ( 内蔵 HD オーディオ )
内蔵の HD オーディオをオン / オフします。[Auto] ( 自動 ) に設定すると、 内蔵の HD オーディオは有効化され、サウンドカードがインストールされた
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日本語
ときにのみ自動的に無効にされます。
Front Panel ( フロントパネル )
フロントパネルの HD オーディオをオン / オフします。
Onboard HDMI HD Audio ( 内蔵 HDMI HD オーディオ )
オーディオのデジタル出力が可能になります。
Deep Sleep ( デイープスリープ )
コンピューターがシャットダウンされたときの節電を目的としたディープス リープを設定します。
Restore on AC/Power Loss (AC/ 電源損失で復元 )
停電後の電力状態を選択します。
[Power Off(電源オフ)]
この項目を選択すると、電力が回復しても電源はオフのままになります。
[Power On(電源オン)]
この項目を選択すると、電力が回復するとシステムが起動し始めます。
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Fatal1ty B360M Performance Series
4.6.3 Storage Con󲥬guration ( ストレージ設定 )
SATA Controller(s) (SATA コントローラー )
SATA コントローラを有効 / 無効にします。
日本語
SATA Aggressive Link Power Management (SATA リンク電源 積極管理 )
これにより、非アクティブのときに SATA デバイスが低電力状態に入り、電 力消費を削減します。AHCI モードでのみサポートされます。
Hard Disk S.M.A.R.T. ( ハードディスク S.M.A.R.T.)
「S.M.A.R.T」は、Self-Monitoring ( セルフモニタリング )、Analysis ( 分 析 )、Reporting ( 報告 )、Technology ( テクノロジー ) を表します。コン ピューターのハードディスク ドライブの監視システムであり、信頼性に関 するさまざまな指標を検知して報告します。
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日本語
4.6.4 Super IO Con󲥬guration(スーパー IO 設定)
Serial Port ( シリアルポート )
シリアルポートを有効 / 無効にします。
Serial Port Address ( シリアルポート アドレス )
シリアルポートのアドレスを選択します。
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Fatal1ty B360M Performance Series
4.6.5 ACPI Con󲥬guration (ACPI 設定 )
Suspend to RAM (RAM へのサスペンド )
無効にすると、ACPI サスペンドタイプは S1 に設定されます。[Auto] ( 自 動 ) として電力消費の少ない ACPI S3 を選択することをお勧めします。
日本語
PS/2 Keyboard Power On (PS/2 キーボードによる電源オン )
PS/2 キーボードでシステムを起動できるようになります。
[Disabled(無効)]
この項目を選択して、PS/2 Keyboard Power On(PS/2 キーボード電源オン) 機能を無効にします。
[Any Key(いずれかのキー)]
この項目を選択すると、PS/2 キーボード上のいずれかのキーをクリックし てシステムを再起動できます。
PCIE/PCI Devices Power On(PCIE/PCI デバイス電源オン)
PCIE/PCI デバイスでシステムを起動したり、ウェイクオンラン(Wake-On­LAN)を有効にできます。
I219 LAN Power On (I219 LAN 電源オン )
I219 LAN 電源オン起動できるようになります。
Ring-In Power On (RI による電源オン )
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日本語
内蔵の COM ポートモデムの RI 入力信号でシステムを起動できるようにな ります。
RTC Alarm Power On (RTC アラームによる電源オン )
リアルタイム クロックのアラームでシステムを起動できるようになります。
[Disabled(無効)] この項目を選択して、RTC Alarm Power On(RTC アラー ム電源オン)機能を無効にします。
[Enabled(有効)] この項目を選択して、RTC Alarm Power On(RTC アラー ム電源オン)機能を有効にします。
USB Keyboard/Remote Power On (USB キーボード / リモコンに よる電源オン )
USB キーボードまたはリモコンでシステムを起動できるようになります。
USB Mouse Power On (USB マウスによる電源オン )
USB マウスでシステムを起動できるようになります。
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Fatal1ty B360M Performance Series
4.6.6 USB Con󲥬guration (USB 設定 )
Legacy USB Support ( レガシー USB の有効化 )
USB 2.0 デバイスのレガシー OS のサポートを有効 / 無効にします。USB の互換 性に関する問題が発生した場合は、レガシー USB を無効にすることをお勧めしま す。
日本語
[Enabled ( 有効 ) ] この項目を選択して、USB デバイスの Legacy OS ( レガシー OS) サポートを有効にします。
[Disabled (無効 ) ] この項目を選択して、USB デバイスの Legacy OS (レガシー OS) サポートを無効にします。
[UEFI Setup Only (UEFI セットアップのみ ) ] この項目を選択して、UEFI セッ トアップおよび Windows/Linux オペレーティングシステムでのみ USB デバイス に対応するようにします。
XHCI Hand-off (XHCI ハンドオフ )
これは XHCI ハンドオフ機能に対応していない OS ( オペレーティングシステム ) 向けの応急措置です。XHCI オーナーシップの変更は XHCI ドライバで請求しま す。デフォルトではこの項目は [Disabled ( 無効 ) ] に設定されています。
[Enabled ( 有効 ) ]
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日本語
XHCI に対応しないオペレーティングシステムでは BIOS で XHCI に対応し ます。
[Disabled ( 無効 ) ] XHCI に対応するオペレーティングシステムでは XHCI ドライバで XHCI に 対応します。
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Fatal1ty B360M Performance Series
4.6.7 Trusted Computing(トラステッド・コンピュ ーティング)
Security Device Support ( セキュリティ デバイス サポー ト )
セキュリティ デバイスの BIOS サポートを有効または無効にします。
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4.7 Tools ( ツール )
UEFI Tech Service (UEFI テクニカルサービス )
お使いの PC で問題が発生した場合は、ASRock のテクニカルサービスにお 問い合わせください。[UEFI Tech Service] (UEFI テクニカルサービス ) を 利用するには、まずネットワークの設定をする必要があります。
Instant Flash ( イン スタント フラッシュ )
UEFI ファイルを USB ストレージ デバイスに保存し、[Instant Flash ( インスタ ント フラッシュ )] を実行すると、UEFI が更新されます。
Internet Flash ( インターネットフラッシュ ) - DHCP ( 自動 IP) 、AUTO ( 自動 )
ASRock の [Internet Flash] ( インターネット フラッシュ ) は、サーバーから 最新の UEFI ファームウェアをダウンロードして更新します。[Internet Flash] ( インターネット フラッシュ ) を利用するには、まずネットワークの設定をする 必要があります。 *BIOS のバックアップとリカバリー用に、この機能を使用する前に、USB ペン ド ライブを差し込むことをお勧めします。
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Network Con󲥬guration ( ネットワーク設定 )
[Internet Flash] ( インターネット フラッシュ ) で必要なインターネット 接続を設定します。
Internet Setting ( インターネット設定 )
セットアップ ユーティリティでのサウンドエフェクトをオン / オフします。
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UEFI Download Server (UEFI ダウンロード サーバー )
UEFI ファームウェアをダウンロードするサーバーを選択します。
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4.8 Hardware Health Event Monitoring ( ハードウェ ア ヘルス イベント監視 ) 画面
このセクションでは、CPU 温度、マザーボード温度、ファン速度、および電 圧などのパラメーターを含め、システムのハードウェアのステータスを監視 できます。
Fan Tuning ( ファン・チューニング )
ファンの最小デューティサイクルを測定します。
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