AEG FAVORIT 64480 IM-NT User Manual [ja]

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全自動食器洗い機
FAVORIT 64480 IM-NT
取扱説明書
AEG-Electrolux の全自動食器洗い機をお買い上げいただき、
まことにありがとうございます。
この取扱説明書には裏表紙に製品保証書がついています。
製品保証書の「お買い上げ日・販売店名」の記入をお確かめのうえ
必ずこの取扱説明書をお読みになってから、 ご使用ください。
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はじめに…
このたびは AEG-Electrolux の全自動食器洗い機をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。こ の全自動食器洗い機は、いろいろな機能を持っています。 お使いになる前に、特性を十分に活用するために説明書をよくお読みのうえ、ご使用くださいますようお願 いいたします。
このマークの後には、「警告」「注意」に関する事項が書かれています。安全のために必ずお守 りください。
このマークの後には、食器洗い機を安全かつ、有効に利用するための情報が書かれています。
このマークの後には、食器洗い機の使用に関する情報が書かれています。
このマークの後には、環境に配慮した使い方や情報が書かれています。
この取扱説明書には製品が故障と思われる時に、お客様がご自分でトラブルを解決するための点検方
法が書かれています。「故障かな?」と思われるときには、まずこの取扱説明書「故障かな?と思ったら」 をご覧ください。点検後も正常に作動しない場合には、そのままにして、お買いあげの販売店、または当 社サービスセンターにご連絡ください。
ご注意
修理技術者以外の方は分解したり修理をしないでください。技術者以外の人が修理すると、とても危 険です。必ず、お買いあげの販売店か当社のサービスセンターにご連絡ください。
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目 次
●安全上のご注意 警告/注意 ………………………………………………………………………………… P47
●食器についてのご注意 ……………………………………………………………………… P8
●洗剤についてのご注意 ……………………………………………………………………… P9
●はじめてお使いになる前に ………………………………………………………………… P9
●経済的に、環境に配慮してお使いいただくために ……………………………………… P10
●各部の名称 ………………………………………………………………………………… P10
●コントロールパネル …………………………………………………………………… P1112
●設定モード ………………………………………………………………………………… P13
●リンス剤について ……………………………………………………………………… P1415
●日常の使用時に ……………………………………………………………………… P1621
●洗剤について ………………………………………………………………………… P22
●マルチタブ機能………………………………………………………………………… P23
●洗浄プログラム表 …………………………………………………………………………… P24
●乾燥システム ………………………………………………………………………………… P25
●洗浄プログラムの選択と開始 ………………………………………………………… P2627
●お手入れとクリーニング ……………………………………………………………… P2829
●故障かな?と思ったら ………………………………………………………………… P3032
●製品の廃棄処分について ………………………………………………………………… P33
●アフターサービス …………………………………………………………………………… P34
●修理を依頼されるときは …………………………………………………………………… P35
●消費生活用製品安全法等に基づく長期使用製品安全点検制度について ………… P3639
●仕様 ……………………………………………………………………………………… P40
●愛情点検 ………………………………………………………………………………… P41
●無料修理規定 ……………………………………………………………………………… P42
●製品保証書 ……………………………………………………………………………… 裏表紙
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安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「取扱説明書」をよくお読みの上、正しくお使いください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくお使い頂き、あなたや他の人々への危害や損害を未然
に防止するためのものです。また注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、 誤った取扱いをすると生じることが想定される内容を、「警告」「注意」の 2 つに区分しています。いずれ も安全に関する重要な内容ですので、必ずお守りください。
警告:人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容。
注意:人が傷害を負う可能性及び物的損害の発生が想定される内容。
(絵表示の例)
記号は、禁止の行為であることを告げるものです。図の中に具体的な禁止内容(左図
の場合は分解禁止)が描かれています。
● 記号は、行為を強制したり指示したりする内容を告げるものです。図の中に具体的な 指示内容(左図の場合は電源プラグをコンセントから抜いてください)が描かれています。
お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られるところに必ず保管してください。
本体を他の人に譲渡されるときは、この取扱説明書を必ず添付してください。
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運転中に衝撃は与えないで 運転中は本体に衝撃を与えないでくだ さい。感電や漏電・ショートによる火災の 恐れがあります。
専用洗剤以外は入れないで 溶剤を食器洗い機に入れないでくださ い。爆発する危険があります!
電源コードに気を付けて 電源コードを傷つけたり、破損したり、加 工したり、無理に曲げたり、引っ張った り、ねじったり、束ねたりしないでくださ い。また重い物を載せたり、挟み込んだ り加工したりすると、電源コードが破損し 火災・感電の原因になります。
定格を守ってご使用ください 交流 200V20A 以外では使用しない でください。 火災や感電の原因となります。
警 告
小さな火にもご用心 火のついたローソク、蚊取り線香、煙草 などの火気や、揮発性の引火物を近づ けないでください。 変形や火災の恐れがあります。
機械が異常の際は 故障が生じたときはまず給水コックを閉 め、機械のスイッチを切り、電源プラグを コンセントから抜いてください。修理・点検 は、必ず、販売店、当社サービスセンタ ーにご依頼ください。感電や漏電・ショー トによる火災の恐れがあります。
定格 20A 以上のコンセントから 定格 20A 以上のコンセントを単独で使 用してください。他の器具と併用すると分 岐コンセント部が異常発熱して発火する ことがあります。
電源コードがおかしい 電源コードや電源プラグが傷んだり、コン セントの差込みがゆるいときは使用しな いでください。 火災や漏電の原因となります。
電源プラグの刃をきれいに 電源プラグは、刃及び刃の取付面にほ こりが付着している場合はよく拭いてくだ さい。 火災の原因となります。
改造しないで 修理技術者以外の人は、分解した溶 剤を食器洗い機に入れないでくだり修 理しないでください。火災・感電・けがの 原因となります。
機械が異常の際は… 動かなくなったり、異常がある場合、事故 防止のためすぐに電源プラグを抜いて、お 買い求めの販売店に、必ず点検・修理 をご依頼ください。感電や漏電・ショート などによる火災の恐れがあります。
修理は専門技術者に 食器洗い機の修理は必ず専門技術者 にご依頼ください。不適正な修理を行う と、お客様に著しい危険が生じる可能性 があります。修理は当社サービスセンター または販売代理店にお申しつけください。
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警 告
本体に水をかけないで 水につけたり、水をかけたりしないでください。 ショート・感電の恐れがあります。
お子様にご注意を…
子供だけで使わせたり、幼児の手の届くところで使わないでください。
やけど・感電・けがをする恐れがあります。
お子様が中に入らないように注意してください。中からドアは開きません。
洗剤が目、口、のどなどに強い刺激を与えたり、呼吸困難をきたすことがあります。食器洗
い機洗剤メーカーの安全上のご注意をお守りください。また洗剤は、お子様の手の届かない ところに保管してください。
食器洗い機内の水は飲料用ではありません。残留水に洗剤が残っている場合があります
ご使用前に、梱包材はすべて取り外してください。また、お子様が梱包材で遊ばないように
してください。窒息の恐れがあります。
食器洗い機を廃棄処分する際は、下記内容を処理業者にご指示ください。
1) 電源プラグを引き抜き、電源ケーブルを切断し、除去してください。
2) ドアを破壊し、ドアが閉まらないようにしてください。
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注 意
運転中はドアを開けないで 高温の湯気が出てやけどをすることがあ ります。また、食器に手を触れるとやけど をすることがあります。
開いたドアに寄りかからないで 開いているドアに寄りかかったり、腰掛け ないでください。機器の水平度が狂い、 故障を招きます。
使わない時はドアを閉めて 食器洗い機のドアは、開いたドアにつま ずいたり、ケガを防ぐために、食器を出し 入れするとき以外は常に閉めておくよう ご注意ください。
電源コードを引っ張らないで 電源プラグを抜くときは、電源コードを持 たずに必ず先端の電源プラグを持って引 き抜いてください。感電やショートして発 火することがあります。
長時間ご使用にならない時 長時間使用しない時は必ず給水栓を 閉めてください。絶縁劣化による感電や 漏電火災の原因になります。
機器の損傷に注意 電源コード、給水ホース、排水ホース、 コントロールパネル、台座など機器に損 傷がある場合は、使用しないでくださ い。
設置についてのご注意
外気温が 0℃以下になるところには設置しないでください。
必ず設置マニュアルどおりに本体を設置してください。
食器の温度にご用心 食器の取り出し、フィルターの掃除、お手 入れは運転終了後 60 分以上経過して から行ってください。 食器破損、やけどの恐れがあります。
電源コードを抜かないで 本機には、水漏れ防止システムがついて います。従って、作動していないときでも 電源コードは抜かないでください。
設置場所に注意 ガスレンジや電気コンロなど熱を発散す る機器のそばに設置する場合、耐熱板 で食器洗い機との間を仕切り、保護して ください。
ヒーターには触れないで 運転中または、運転終了後 60 分間は 絶対に槽やヒーターに触れないでくださ い。 やけどをする恐れがあります。
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食器についてのご注意
家庭用食器以外は洗わないで 家庭用の食器洗い仕様になっています。それ以外の洗浄は機器の故障を招くこと があります。
尖ったナイフやフォーク類は上カゴに寝かして入れるか、または下段小物カゴに 先端を下に向けて入れ、洗浄してください。
こんな食器は入れないで 以下の食器は食器洗い機では洗わないでください。
漆器類
アルミニウム食器
高級クリスタルグラス/着彩されたクリスタルグラス
木製、角製、磁器製または貝製のグリップの付いたナイフ・フォーク類
耐熱性のないプラスチック製品
耐熱性のない接着剤で接続された食器またはナイフ・フォーク類
錫・銅製品
錆びやすいスチール製品
木製大皿
工芸品
合成繊維で作られている製品
条件付きで洗える食器 以下の食器は食器洗い機では洗わないでください。
ストーンウェア(石器)は、「食器洗い機洗浄可能」と表示されている場合にのみ、食器
洗い機で洗ってください。
うわぐすりによる模様は、食器洗い機で頻繁に洗うと色が褪せてしまう場合があります。
銀・アルミニウム部品は、洗浄の際に変色する傾向があります。卵白、卵黄、からし等が
銀製品に付着すると変色あるいはしみを生じることがあります。食後すぐに銀製品を洗わ ない場合は、すみやかに付着汚れを取り除くことをお勧めします。
グラスの中には、何度も洗うと曇りを生じるものがあります。
プラスチック製品は乾燥の仕上がりが弱くなります。
食器類を購入する場合は、食器洗い機で洗えるかどうかをご確認ください。
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洗剤についてのご注意
食器洗い機専用洗剤以外は絶対ご使用にならないでください。 必ず食器洗い機専用洗剤、リンス剤をご使用ください。 一般の台所洗剤では、泡が異常発生して正しく運転できません。
重要はじめてお使いになる前に
運送中の損傷を防ぐため、かご類は固定されていますので、固定用のプラスチックをすべて取り外してく
ださい。
食器洗い機内の梱包品は全て取り出してください。
電源コードや給水ホース、排水ホースなどの各接続が正しく行われていることを確認してください。
購入後初めてご使用になる場合は、30MIN コースで事前に空洗いを行い、庫内の汚れを落としてくだ
さい。
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経済的に、環境に配慮してお使いいただくために
この食器洗い機は量の多い洗浄も可能なため、朝と夜の洗浄を別々にするより、食器が たまってからまとめて洗浄するのが経済的です。
洗浄の際は、食器を正しくセットし、庫内を満たした状態で洗うのが最も経済的です。
洗浄プログラムは、食器の種類及び汚れの度合いに応じて適切に選択してください。
洗剤、リンス剤は、使用表示量に従ってください。必要以上に使用することは避けてください。
ご注意
電源ならびに給水のための接続は、所定の箇所に記載された指示を守って行ってください。
各部の名称
10
6
4
1 上段バスケット 2 水硬度ダイヤル(日本では使用しません) 3 塩コンテナ(日本では使用しません) 4 洗剤ケース 5 リンス剤ケース 6 銘板(ドアの両側面にあります) 7 フィルター 8 下部スプレーアーム 9 上部スプレーアーム
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コントロールパネル
1 電源ボタン 2 プログラム選択ボタン 3 「マルチタブ」ボタン 4 「タイマー予約」ボタン 5 インジケータランプ 6 デジタル表示 7 機能ボタン
作動中のランプ
リンス剤 リンス剤が無くなると点灯します。1)
1) 洗浄プログラムが作動している間は、リンス剤がなくても、リンス剤のランプは点灯しません。
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インジケータランプ
洗浄プログラムが設定されると点灯し、洗浄プログラムが作 動している間点灯を続けます。 専用の塩が無くなると点灯します。 (日本では使用しません)
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■ デジタル表示内容
デジタル表示には以下の内容が表示されます。
軟水器を設定する硬度レベル(日本では使用しません)
作動中のプログラムの残り時間概算
リンス剤の添加/不添加(マルチタブ機能がオンのときのみ)
洗浄プログラムの終了(デジタル表示に 0 が表示されます)
タイマー予約用カウントダウン
食器洗い機の機能不良に関する故障コード
■ 機能ボタン
このボタンで次の機能を設定することができます。
作動中の洗浄プログラムまたはタイマー予約の解除
リンス剤使用の有無(マルチタブ機能がオンのときのみ)
下記の機能は、日本では使用しません。
■ 塩のランプ
■ 軟水器の設定
ヨーロッパでは硬水のため、専用の塩を食器洗い機に事前に セットして軟水化する必要があります。 日本(一部地域を除く)で使用の際には、もともと軟水のため 軟水器の設定、専用塩のセットの必要はありません。
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塩コンテナ
(日本では使用しません)
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設定モード
すべての「プログラム選択」ボタンが点灯しているときは、この食器洗い機は設定モー ドです。
以下の動作をするときは、必ず設定モードにしておいてください。 -洗浄プログラムの選択 -リンス剤の添加/不添加の選択
いずれか一つの「プログラム選択」ボタンが点灯しているときは、最後に実施したり選んだプログラムが設定さ れています。このとき設定モードに戻るには、選ばれているプログラムを以下の方法で解除してください。
設定したプログラムまたは作動中のプログラムの解除のしかた
2つの RESET ボタン(BとC)を同時に押し、すべての「プログラム選択」ボタンが点灯するまで押し続けます。 選ばれていたプログラムが解除され、設定モードになります。
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リンス剤について
ご注意
食器洗い機専用のリンス剤を必ずお使いください。
リンス剤は、リンス剤ケースに入れてください。
食器洗い機用洗剤や液体洗剤などは、リンス剤ケースに入れないようにしてください。故障の原因
になります。
■ リンス剤とは
リンス剤を使用すると、乾燥時によく発生してしまうガラスの曇りや水滴跡を残さず、光沢感のあるキレイな 仕上げを得ることができます。
■ リンス剤の補給
1.
リリースボタン(A)を押して容器を開けます。
2.
容器にリンス剤を入れます。 補給の上限が「max」で表示されています。 ドアの内側に配置されているケースには、約 110ml のリンス剤が入りますが、これは 1640 回分の食 器洗いプログラムに十分な量です。
max
A
3.
補給後は、しっかりとフタを閉じるようにしてください。
ご注意
次回の洗浄時に泡が立ち過ぎないように、補給時にこぼれたリンス剤は吸収性のある布で拭き取ります。
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■ リンス剤の使用量の調整
1から6
の設定ができます。仕上がりと乾燥の状態に応じてリンス剤 の使用量を調整します( します)。 工場出荷時には使用量は が残っていたり、石灰の斑点が付く場合は、使用量を増やします。 皿にべた付く白っぽい跡が付着したり、グラスやナイフの刃に青い膜 が付着する場合は、使用量を減らします。
1
は最小使用量、6は最大使用量を意味
4
に設定されています。洗浄後でも水滴
ご注意
コントロールパネルのリンス剤のランプが点灯したら、リンス剤を補給します。
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日常の使用時に
1.
食器洗い機用のリンス剤の補給の必要がないかチェックします。
2.
食器類を食器洗い機にセットします。
3.
食器洗い機用洗剤を入れます。
4.
食器類の量や状態に合わせて、適切な洗浄プログラムを選択します。
5.
洗浄プログラムを開始します。
■ 食器類の配置
食器洗浄量の目安は 9 人分です。
ご注意
スポンジ、ふきん、その他、水を多量に吸い込むものは、食器洗い機で洗浄できません。
食器洗い機での洗浄に適した食器類のみを洗ってください。
食器は形状、素材、汚れに応じて分類し、適した場所(上段カゴ、下段カゴ、小物カゴ)に入れてく
ださい。
食器をセットする前に、
-大きな食べ残しを取り除き、 -鍋に付いた焦げを柔らかくしてください。
食器類をセットする場合の注意点は次のとおりです。
-スプレーアームの回転を妨げないように皿とナイフ・フォーク・スプーンをセットします。 -カップ、グラス、鍋などの容器は下向きにセットして、中に水がたまらないようにします。 -皿にナイフ・フォーク・スプーンを置いたり、中に入れた状態でセットしないでください。 -食器類が重なりあったり、覆いかぶさらないように入れてください。 -グラスが壊れないように、互いに触れ合わないようにセットします。 -小さな物は、ナイフ・フォーク・スプーン用のバスケットに入れます。
*プラスチック製品や焦げ付き防止加工の鍋には水滴が残りやすい傾向があります。
これらの製品は磁器やスチール製品ほどよく乾きません。
*プラスチック製のボールのように軽い食器類は、必ず上段バスケットに動かないようにセットしてください。
ご注意
長い、尖ったナイフ・フォーク類を小物カゴに出し入れする際には、お子様に危険が生じないよう十分ご 注意ください。
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■ 下段バスケット
下段バスケットは、ソースパン、フタ、プレート、サラダボール、ナイフ・フォーク・スプーンなどを入れるように設 計されます。
皿や大きいフタは、スプレーアームの回転を妨げないように、バスケッ トの端に沿って置くようにしてください。
ポット、鍋、ボールをセットしやすいように、下段バスケットの 2 列のプ ロング(突き出ている棒)は簡単にねかせることができるようになって います。
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■ ナイフ・フォーク・スプーン用バスケット
ご注意
刃の長いナイフを直立した状態で収納することは事故の原因になります。 肉切りナイフなどのように長かったり鋭利なナイフ・フォーク・スプーン製品は、上段バスケットに水平に置く ようにしてください。 また、ナイフなどの鋭利なものをセットしたり取り出したりするときは、十分に注意するようにしてください。
ナイフ・フォーク・スプーン用バスケットに収納されたものすべてに洗浄水が届くようにするために、次のようにし てください。
1.
ナイフ・フォーク・スプーン用バスケットのふたを閉じます。
2.
フォークやスプーンを、柄を下にしてナイフ・フォーク・スプーン用バスケットにセットします。
泡立て器のような大きめの道具をセットする場合は、ふたの半分は 閉じないでおきます。
ナイフ・フォーク・スプーン用バスケットは真ん中で開くことができます。 バスケットを食器洗い機から外すときは、不用意に開いてしまわな いように、2 つの部分で出来ているハンドルを必ず両手でしっかりと 握って取り出すようにしてください。
1.
ナイフ・フォーク・スプーン用バスケットをテーブルまたは調理台など に置きます。
2.
2 つの部分で出来ているハンドルを開けます。
3.
中身を取り出します。
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■ 上段バスケット
上段バスケットは、プレート(デザート皿、受け皿、直径 24cm までの ディナープレート)、サラダボール、カップ、グラス用に設計されています。 水がすべての表面に当たるように、カップラックの上下に食器を並べます。 背の高いグラスは、逆さにしてカップラックに立てることができます。 プラスチックボールなどの軽い食器は、上段バスケットに動かないように セットします。
さらに高さのある製品を洗うため、カップラックは上にあげることができま す。
ドアを閉じる前にスプレーアームが自由に回転できるかチェックしてください。
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■ 上段バスケットの高さ調節
特に大きな皿を洗う場合、上段バスケットをより高い位置に動かすことで下段バスケット に大きな皿を入れることができます。
皿の高さ上限
上段バスケット 下段バスケット 上段バスケットを上げた場合 20cm 31cm 上段バスケットを下げた場合 24cm 27cm
上段バスケットを高い位置に動かすための手順は、次のとおりです。
1.
バスケットが止まるまで、引き出します。
2.
バスケットがはまって上段に安定するまで、バスケットの両端を慎重に持ち上げます。
3.
バスケットを食器洗い機の中へ入れます。
バスケットを元の位置に下げるための手順は、次のとおりです。
4.
バスケットが止まるまで、引き出します。
5.
バスケットの両端を慎重に持ち上げるとゆっくり下げられます。バスケットが下段に安定するまで続けま す。
6.
バスケットを食器洗い機の中へ入れます。
バスケットの片側だけを持って、上げ下げしないようにしてくだ さい バスケットを高い位置にセットする場合は、カップラックはご使 用になれません。
ご注意
食器洗い機に食器をセットした後は、必ずドアを閉めてください。ドアを開け放しにするのは危険です。
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■ 洗剤の使用
食器洗い機専用の洗剤のみを使用してください。 洗剤のパッケージに表示されているメーカーの使用量と保存に関する注意を守るようにしてくださ い。 メーカー表示の洗剤使用量以上の洗剤を使用しないようにすることで、河川への汚染を減少させ ることが出来ます。
■ 洗剤の補給
1.
フタを開けます。
2.
洗剤ケース(1)に洗剤を入れます。マークは添加量を示してい ます。 20=洗剤約 20g 30=洗剤約 30g
3.
予備洗浄のあるプログラム(「洗浄プログラム表」P.24 を参照) では、どの場合にも追加の洗剤(5/10g)が必要になるので、 予備洗浄用洗剤ケース(2)に補給しなければなりません。こ の洗剤が予備洗浄段階で使用されます。
4.
洗剤タブレットを使う場合は、ケース(1)に入れます。
5.
フタを閉じ、所定の場所にロックされるまでフタを押します。
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洗剤について
ご注意
食器洗い機専用洗剤を必ずお使いください。
洗剤の量及び貯蔵方法等は、パッケージの表示を必ずお守りください。
洗剤は、洗浄プログラム開始前にケースに入れてください。
洗剤は、洗浄工程に添って自動的に注入されます。
市販の食器洗い機専用洗剤には下記のような種類があります。
パウダー(粉)タイプ
ジェル タイプ
タブレット タイプ
マルチベネフィット タブレット タイプ (日本では 2009 年 2 月現在「マルチベネフィットタブレット」の販売は
ありません。)
■ 洗剤例
〈食器洗い機専用洗剤〉 ― フィニッシュ パウダー ― フィニッシュ タブレット ― フィニッシュ ジェル 〈リンス剤〉 ― フィニッシュ リンス
■ 洗剤タブレット
ご注意
※これらの専用洗剤は、ドラッグストアー、有名電気店、
デパートの電気売場、スーパーなどでお求めください。
※洗剤についてのお問い合わせ
フィニッシュ
レキットベンキーザー・ジャパン(株)
お客様相談室 03-5439-0032
各メーカーの洗剤タブレットの溶解速度はそれぞれ異なります。このため、洗剤タブレットの種類によって はショートプログラムの間に溶解して、効果を発揮することができないものもあります。 洗剤タブレットを使用する場合には、洗剤が残らないように時間の長いプログラムで洗うようにしてください。
ご注意
タブレットは、庫内に直接入れたり、ナイフ・フォーク・スプーン用バスケット内には入れないでください。入 れると、よく洗うことができません。タブレットは洗剤ケースに入れてください。
■ マルチベネフィットタブレットとは
3in14in15in1 の洗剤タブレットは、リンス剤を含む多機能な洗剤タブレットです。 ※ 2009 2 月現在の日本で販売されている「フィニッシュ・タブレット」は、マルチベネフィットタブレットでは
ございませんが、従来の食器洗い機専用洗剤としてお使いください。
マルチベネフィットタブレットにはリンス剤が含まれているので、リンス剤ケースは使用いたしません。
洗剤タブレットの使用方法に関しては、P.21「洗剤の補給」をご覧ください。
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マルチタブ機能
この食器洗い機は、マルチベネフィットタブレットを使用することができるマルチタブ機能を備えています。
※マルチベネフィットタブレットについては、「洗剤について」をご参照ください。
この機能は、どの洗浄プログラムを選択した場合にも使うことができます。この機能を選択すると、リンス剤と 塩の各供給容器からの供給が自動的に停止します。(リンス剤ディスペンサの設定を無効にし、この機能を 選択すると塩とリンス剤のインジゲータランプも点灯しなくなります。)
洗浄プログラムを開始する前に、マルチタブ機能を選択してください。 一旦この機能を選択すると(マルチタブのランプが点灯し)、その後のどの洗浄プログラムでもこの機能は選 択された状態になります。 マルチタブ機能では、プログラムの所要時間が変わる可能性があります。このとき、デジタル表示は自動的 に変更されます。 マルチタブ機能を使用しない場合には、マルチタブ機能の設定を無効にし、解除します。(マルチタブのラン プが消灯します)。
■マルチタブ機能を有効・無効にするには
1.
マルチタブボタンを押し、そのインジゲータランプが点灯しましたら、マルチタブ機能が有効になっておりま す。
2.
マルチタブボタンを再度押しますと、インジゲータランプが消灯し、マルチタブ機能が無効になります
■リンス剤ディスペンサを有効・無効にするには
工場出荷時には、リンス剤が添加される設定になっています。
1.
電源ボタンを押します。
このとき、食器洗い機は設定モードになっている必要があります。
2.
B C ボタンを同時に押し、ABC ボタンのすべてのランプが点滅を始めるまで押し続けます。
3.
B ボタンを押します。A C ボタンのランプは消えますが、B ボタンのランプは点滅を続けます。
リンス剤の添加なし
4.
5.
リンス剤の添加あり(工場出荷時の設定)
設定を変更する場合は、B ボタンを再度押します。 デジタル表示に新しい設定が表示されます。 設定を記憶するために、電源ボタンを押して食器洗い機を OFF にします。
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洗浄プログラム表
プログラム 汚れの程度 食器の種類 サイクルの説明
AUTOM ATIC 全自動洗浄 (50°~65°)
2
普通の汚れとひど
い汚れの混ざったも
陶器、ナ イフ・ フォーク・スプーン、ポ ット、鍋
予備
● ●
乾燥 熱乾燥
消費数値
所要時間
(分)
80
125
最終
中間洗浄
主洗浄
1/2x
エネ
(kWh)
0.8
1.31019
L
1
30MIN 30 分コース
INTENSIV70 強力 70°
ECO50°
省エネコース
3
4
軽い汚れ
ひどい汚れ
普通の汚れ
陶器、ナ イフ、 フォーク、スプーン
陶器、ナ イフ・ フォーク・スプーン、ポ ット、鍋
陶器、ナ イフ、 フォーク、スプーン
- ●
● ● ●2x●
● ●
30 0.8 8
130
1.3
140
1.51415
160
0.8
170
0.91213
(1) 消費数値は標準的な条件のもとで得られた数値です。これはバスケットに皿がどの程度入っているかによって異なり
ます。実際には数値が異なってくる場合があります。
(2) 全自動洗浄プログラム中、食器の汚れの程度は洗浄水の汚れ具合で判断されます。食器洗い機に食器がどの程
度入っているかやその汚れ具合により、所要時間や使用する洗浄水量、消費エネルギー量が変わることがあります。 洗浄水の温度は自動的に 5065℃に調整されます。
(3) 朝食と夕食(比較的軽い汚れ)の陶器と、ナイフ・フォーク・スプーンを洗うのに適しており、所要時間の短さが特徴で
す。これは 4 人家族の朝食・夕食の、陶器とナイフ・フォーク・スプーンのみ を洗う場合に適したプログラムです。
(4) このプログラムは、洗浄効果は 65℃の全自動洗浄プログラムと同じですが、50℃の低温で洗浄することにより省エネ
ルギーとなっております。低温を補うため、洗浄と乾燥の時間が長くなっております。
24
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乾燥システム
余熱乾燥方式により効率よく乾燥を行います。
■ 余熱乾燥方式とは
余熱乾燥方法とは前工程のすすぎ洗浄のお湯で食器を温め、その熱を長く保って水分の蒸発を促す
方法です。 一度の加熱がすすぎ洗浄と乾燥の 2 回に利用される、省エネルギーのお手本といえます。
お湯につけた食器と水につけた食器をカゴに取り出して、どちらが自然に早く 乾くか?お湯につけた温かい(保温)食器の水分が早く蒸発するのは当然で す。これが余熱乾燥です。
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洗浄プログラムの選択と開始
ドアが少し開いている状態で、洗浄プログラムとタイマー予約を選択します。ドアを閉めると、プログラムが開 始するか、タイマー予約のカウントダウンが始まります。ドアを閉める前なら設定を変更することができます。
■ 洗浄プログラムの開始
1.
食器がバスケットに正しくセットされ、スプレーアームが自由に回転できる状態になっているか、チェックします。
2.
水道の蛇口が開いていることを確かめます。
3.
電源ボタンを押します。 すべての「プログラム選択」ボタンが点灯します(設定モード)。
4.
希望のプログラムボタンを押します(「洗浄プログラム表」P24 を参照)。 プログラムが選ばれると、対応するランプが点灯します。食器洗い機のドアを閉めると、プログラムが自動 的に始まります。
■ タイマー予約によるプログラムの設定と開始
1.
洗浄プログラムを選択した後、「タイマー予約」ボタンを押します。デジタル表示にご希望のタイマー予約 の時間(1 時間(1h)から 19 時間(19h)まで)が点滅表示されるまでタイマー予約ボタンを押します。
2.
食器洗い機のドアを閉めると、カウントダウンが自動的に始まります。 デジタル表示の数字が点滅を止め、点灯表示になります。
3.
数字が 1 時間毎にカウントダウンします。
4.
ドアを開けるとカウントダウンは一時中断されます。
5.
タイマー予約の設定時間が経過すると、プログラムが自動的に開始します。
タイマー予約を設定すると、作動中のプログラムのランプは消え、タイマー予約のカウントダウン時間が 経過すると洗浄プログラムが自動的にスタートし、作動中のプログラムのランプが点灯します。
洗浄プログラムとタイマー予約の選択は、ドアを閉めた状態でもできます。しかし、この場合は、一旦、 洗浄プログラムを押したら、別のプログラムに変更したり、タイマー予約を選びたいときには、3 秒以内に 行わなければなりません。この時間が過ぎてしまうと、選択したプログラムが自動的に始まってしまいま す。
■「タイマー予約」および洗浄プログラムの解除
作動中のタイマー予約を解除するには、食器洗い機をリセットする必要があります。
タイマー予約を解除すると、設定されていた洗浄プログラムも解除されます。そこで、洗浄プログラムを設
定し直す必要があります。新たに洗浄プログラムを選ぶ前に、洗剤ケースに洗剤が入っているかどうか確 認してください。
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ご注意
作動中の洗浄プログラムの中断、解除は、どうしても必要な場合以外にはしないようにしてください。
ドアを開けたときに熱い蒸気が出る場合があります。やけどの恐れがありますので、ドアは慎重に開
けるようにしてください。
■ 作動中の洗浄プログラムの中断
食器洗い機のドアを開けると、プログラムは止まります。
ドアを閉じると、プログラムが中断されたところから再開されます。
電源ボタンを押します。すべてのランプが消えます。電源ボタンをもう1度押すと、プログラムが中断された
ところから再開されます。
■ 洗浄プログラムの終了
食器洗い機は自動的に停止します。
終了したばかりのプログラムのランプはついたままになります。
デジタル表示に 0 が表示されます。
プログラムの終了後すぐにドアを開けると、本体から熱い水蒸気が出る場合がありますので、ドアは慎 重に開けるようにしてください。
1.
電源ボタンを押して、食器洗い機のスイッチを切ります。
2.
ドアを少し開けて、何分か待ってから皿を取り出します。これによって皿がより冷めて、乾燥状態もより良 くなります。
■ 食器洗い機からの食器の取り出し
熱くなっている皿は衝撃に弱くなっています。そのため、冷ました後に本体から取り出すようにしてください。
先に下段バスケットを取り出してから、上段バスケットを取り出します。これによって上段バスケットから下
段の皿に水滴が落ちるのを防ぐことができます。
ステンレスの方が皿よりも早く冷えるので、食器洗い機の横側やドアに水滴が付くことがあります。
ご注意
洗浄プログラムが終了したら食器洗い機のプラグを抜き、給水栓を閉めるようにお勧めします。 食器洗い機を調理台の下に設置している場合、蒸気が調理台を傷める怖れがありますので、アルミ ホイルなどで調理台下部を保護してください。
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お手入れとクリーニング
■ フィルターのお掃除
時々フィルターをチェックして、お掃除をおこなうようにしてください。 フィルターが汚れていると洗浄効果が落ちてしまいます。
ご注意
フィルターのお掃除の前には、必ず食器洗い機の電源を切ってください。
1.
ドアを開けて、下段バスケットを取り外します。
2.
食器洗い機のフィルターシステムは、粗フィルター(A)、 マイクロフィルター(B)、フラットフィルターから成っています。
3.
マイクロフィルターのハンドルを使い、フィルターシステム のロックを解除します。ロックのハンドルを半時計回りで 約 1/4 回転させると、フィルターシステムを取り外せま す。
4.
穴の開いているハンドルで粗フィルター(A)をつかみ、 マイクロフィルター(B)から取り外します。
5.
流水の下ですべてのフィルターをよく洗います。
6.
庫内のベースからフラットフィルターを取り外し、両面を よく洗います。
ご注意
フィルターが汚れると洗浄能力が低下します。毎回使 用するごとにフィルターの掃除をすることをおすすめしま す。
7.
フラットフィルターを洗浄ケースのベースに戻し、完全にはまるようにします。
8.
粗フィルター(A)をマイクロフィルター(B)に組み合せて、一緒に押します。
9.
組み合わせたフィルターを所定の場所に置いて、ハンドルを時計回しに止まるまで回してロックします。 フラットフィルターが洗浄ケースのベースの上にはみ出ていないようにご注意ください。
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フラフィルタ
フラットフィルター
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ご注意
食器洗い機をフィルターなしで使用することは、絶対にしないようにしてください。 フィルターの取り付け位置が間違っていたり、きちんと取り付けられていないと、洗浄効果が低減したり、 食器洗い機が故障することがあります。
■ スプレーアームのお掃除
スプレーアームは決して取り外さないでください。 汚れの残りがスプレーアームの穴に詰まってしまった場合は、楊枝な どで取り除きます。
■ 食器洗い機本体表面のお手入れ
湿らせた柔らかな布で、食器洗い機の外側とコントロールパネルを 拭きます。 洗剤を使用する必要がある場合には、必ず中性洗剤を使います。 研磨材、研磨パッド、溶剤(アセトン、トリクロロエチレンなど)は絶 対に使わないようにしてください。
■ 内部のお手入れ
ドアの周囲のゴムパッキン、洗剤・リンス剤ケースを、湿らせた布で定期的にお掃除をおこなうようにしてくだ さい。 3 ヵ月毎に、食器を入れずに、専用の洗浄剤を使ってひどい汚れ用の洗浄プログラムを実行することをお勧 めします。
■ 長期間使用しない場合
長期間、食器洗い機を使用しない場合は、次のようにすることをお勧めします。
1.
食器洗い機のプラグを抜き、給水栓を閉めます。
2.
ドアを半開きにして、不快な臭いがつくのを防ぎます。
3.
機械の内部を清潔に保ちます。
■ 凍結対策
気温が 0℃以下になる場所に食器洗い機を置かないようにしてください。 それが避けられない場合には、食器洗い機をカラにしてドアを閉め、水の引込み管を外して水を抜きます。
■ 食器洗い機の移動
食器洗い機を動かさなければならない場合(引越しなど)には、
1.
プラグを抜きます。
2.
給水栓を閉めます。
3.
引込み管を外して、ホースの水を抜きます。
4.
食器洗い機とホースを一緒に引き出して移します。
輸送の間、食器洗い機が傾かないようにしてください。
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故障かな?と思ったら
簡単なメンテナンスの不足や不注意による問題の中には、サービスマンを呼ばなくても下記の要領で解決 できるものがあります。 食器洗い機のスイッチを切り、下記の処置をしてください。
故障コード/機能不良 考えられる原因 解決方法
作動中のプログラムのランプが
点滅する
デジタル表示が示される
食器洗い機に給水されない
点滅する
デジタル表示が示される
食器洗い機から排水されない
作動中のプログラムのランプが
点滅する
デジタル表示が示される
水が溢れないようにする装置が
作動している
本体の前面より水が出てくる
給水栓が塞がっている、または石灰の湯 あかが生じている
給水栓が閉まっている 給水栓を開く
水のインレットバルブのスレッド管部品のフ ィルター(設置位置)が詰まっている
水の引込み管が正しく設置されていな い、または曲がっているかつぶれている
排水ホースが詰まっている 排水ホースをクリーニングする 作動中のプログラムのランプが
排水管が正しく設置されていない、 または 曲がっているかつぶれている
給水栓を閉じ、サービスセンターに連絡する
洗剤を入れすぎている 洗剤の量を減らす
泡立ちの多い洗剤を使っている 洗剤のブランドを変える
給水栓をクリーニングする
スレッド管部品のフィルターをクリーニング する
水の引き込み管の接続を確認する。
排水管の接続をチェックする
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台所用洗剤のついた食器を入れた 食器洗い機専用の洗剤を使用する
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故障 考えられる原因 解決方法
食器洗い機のドアがきちんと閉まっていない ドアを閉じる
メインプラグが差し込まれていない メインプラグを挿入する
プログラムが始動しない
家のブレーカーが OFF になっている ブレーカーを ON にする
タイマー予約が選択されている
電源が 100Vになっている 電源工事をして 200Vにする
皿をすぐに洗う場合は、タイマー予約を解 除する
上記のチェックが終わったら、食器洗い機のスイッチを入れます。 プログラムは、中断されたところから再開されます。 不具合が再度生じたり、故障コードが再び表示された場合は、当社のサービスセンターにご連絡ください。
上記のチャートにない故障コードが表示された場合には、当社のサービスセンターにご連絡ください。
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食器の汚れが落ちない。
洗い上がりに満足できないとき
不適切な洗浄プログラムが選択されている。
水が皿のすべての表面に当たらないような皿の並べ方になっている。
バスケットに詰め込みすぎないようにする。
食器の並べ方が不適切で、スプレーアームが自由に回転しない。
洗浄ケースのベースのフィルターが汚れているか、正しく設置されていない。
洗剤の量が少なすぎる、または洗剤が無い。
給水、排水接続が不適切。
排水ホースの立上げが 40cm 以上ありますか。
食器が濡れている、曇りが付いてい る。
グラスや皿の上に、すじ、乳白色の 斑点、青い膜が付いている。
水滴がグラスや皿に付いている。
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リンス剤を使っていない。
リンス剤ケースが空になっている。
リンス剤の添加量を減らす。(「リンス剤の使用量の調整」(P.15)を参照)
上水道以外の水道を使用の場合は、カルシウム、マグネシウムが庫内に付
き、白くにごる場合があります。市販のステンレスクリーナーを使用してくださ い。
リンス剤の添加量を増やす。(「リンス剤の使用量の調整」(P.15)を参照)
洗剤が原因の場合もあります。洗剤メーカーの消費者相談係までご連絡く
ださい。
プラスチック製品は乾燥の仕上がりが弱くなります。
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製品の廃棄処分について
本体や梱包材は家庭ごみとして廃棄できません。適切な、電気電子機器のリサイクル回収場所へお持ち ください。本製品を正しく廃棄することにより、環境や人体の健康に及ぼす悪影響を防ぐことができます。本 製品のリサイクルに関する詳細は、地方自治体の機関、家庭ごみ回収業者、またはご購入時の販売店 にお問い合わせください。
警告
使用済みの製品を廃棄する場合は、電源ケーブルを取り外し、プラグと共に処分してください。 また、中に子供が閉じ込められないように、ドアのロックを破壊してください。
梱包材
本体や梱包材は家庭ごみとして廃棄できません。適切な、電気電子機器のリサイクル回収場所へお持ち ください。
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アフターサービス
■ 保証について
1.
この製品には製品保証書がついています。 保証書は販売店にて所定事項を記入してお渡しいたしますので、内容をよくお読みのうえ大切に保存 してください。もし、販売店の印がない場合、お客様が購入日を必ずご記入くださるようお願いいたしま す。
2.
保証期間はお買上げの日から 1 年間です。 保証書の記載内容により修理いたします。(保証期間中でも有料になる場合がありますので、保証書 をよくお読みください)。保証書がない場合は、無償修理が受けられない場合があります。
3.
保証期間後の修理は… 販売店または当社にご相談ください。修理によって機能が維持できる場合は、ご要望により有料修理 いたします。
4.
一般家庭用以外(車両、船舶等に装着、業務用)で使用したときの故障は、保証期間内でも原則と して有料修理になります。
■ 修理を依頼されるときは
1.
「故障かな?と思ったら」をよくお読みのうえ、もう一度お調べください。
2.
それでも異常があるときは、使用をやめて差し込みプラグを抜くか、ブレーカーを落としてお買いあげの販 売店または当社に次のことをご連絡のうえ、修理をお申しつけください。お申し出により出張修理いたし ます。
ご注意
ご自分での修理はしないでください。大変危険です。 必ず、販売店または当社サービスセンターにご依頼ください。
■ 補修用性能部品について
当社は、この製品の補修用性能部品を製造打切後 6 年間とさせていただいております。 補修用性能部品とは、その製品の機能を維持するために必要な部品です。
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修理を依頼されるときは
●お申込は… サービスセンター(下記またはお買い上げの販売店にご連絡ください)
0120-5445-07(フリーダイヤル) FAX 03-5445-3211108-0022 東京都港区海岸 3-2-12 安田芝浦第 2 ビル エレクトロラックス・ジャパン(株) ホームプロダクツ事業部
●ご連絡いただくこと… 品 名 :全自動食器洗い機 形 名 :F64480 IM-NT
(形名は銘板に記載されています。) 使用開始年月: 年 月 日 故障の内容:(できるだけ詳しく)
PNC S.N.
ご注意
保障期間内でも、操作ミスや設置不備による故障の場合は、費用が発生することがあります。
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消費生活用製品安全法等に基づく 長期使用製品安全点検制度について
【本製品は消費生活用製品安全法(消安法)で指定される特定保守製品です。】
■ 修理を依頼されるときは
「消費生活用製品のうち、長期間の使用に伴い生ずる劣化(経年劣化)により安全上支障が生じ、一般 消費者の生命又は身体に対して特に重大な危害を及ぼすおそれが多いと認められる製品であって、使用 状況等からみてその適切な保守を促進することが適当なもの(消安法第 2 条第 4 項)」として指定された 製品です。
■ 法定の点検期間が到来したら、点検を受けましょう。
この特定保守製品は、経年劣化による重大事故を防止するために、製品毎に設定された点検期間
中に点検を受けることが製品の所有者の責務として求められております(消安法第 32 条の14)。本製 品に表示されております点検期間が到来しましたら、忘れずに点検を受けましょう。
なお、法定の点検後もご使用を継続する場合には、こまめに点検を受けることが本製品を安全にお使
いいただくために必要となりますので、ご注意ください。
■ 法定の所有者登録をしましょう。
特定保守製品の所有者は、この製品の製造(輸入)事業者に法定の所有者登録をすることが求めら
れております(消安法第 32 条の 8 第 1 項及び第 2 項)。製品に同梱した「所有者票」に記載して投 函又は以下の連絡方法にてご登録をお願いします。未だご登録がお済みでない方や、所有者登録の 内容に変更が生じた場合には、速やかに変更登録をお願いします。
ご登録いただいた所有者情報は、消安法、個人情報保護法及び当社規定により適切な安全対策
のもとに管理し、法定点検、リコール等製品安全に関するお知らせをする場合以外には使用致しませ ん。
〈所有者登録の方法〉
食器洗い機に同梱されている「所有者票(返信ハガキ)」に必要事項を記入の上、返送してください。 ハガキを紛失した場合、もしくは、所有者情報が変更になった場合は、当社ホームページから登録用紙を ダウンロードし、記入後ファックスもしくは郵送にてご返送ください。 登録用紙返送先は、P. 3 9 「点検制度に関するお問い合わせ連絡先」をご参照ください。
■ 法定の点検通知をいたします。
法定の所有者登録をいただいた方に、法定の点検通知をいたします(消安法第 32 条の 12)。 引越し等で所有者登録の内容に変更が生じた場合には、必ず変更登録をお願いします。
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【本製品の設計標準使用期間について】
本製品は、設計標準使用期間※を 8 年と算定しており、適切な点検をすることなく、この期間を超えて使 用されますと、経年劣化による発火・けが等の事故に至るおそれがございます。 ※設計標準使用期間とは、標準的な使用条件(下記の〈設計標準使用期間の算定の根拠〉参照。)の
下で、適切な取扱いで使用し、適切な維持管理が行われた場合に、安全上支障なく使用することが できる標準的な期間として設計上設定される期間で、製品毎に設定されるものです(消安法第 32 条 の 3)。メーカー無償保証期間とは異なるものですのでご注意ください。
〈設計標準使用期間の算定の根拠〉
本製品の設計標準使用期間は、製造年月を始期とし、エレクトロラックスの基準による食器洗い機信頼 性試験を行った結果に基づき、以下の使用条件を想定して、経年劣化により安全上支障が生ずるおそ れが著しく少ないことを確認した時期を終期として設計標準使用期間を設定しております。
設置方法 設置マニュアルによる
温度/湿度 設定なし
電圧 230V(通常の電源)
環境条件
水の硬度 3~21°fH の範囲内の水道水
(硬水であれば、1721°fH)
給水圧力 取扱説明書による
給水・給湯 選択プログラムによる
使用条件
想定時間
負荷 グラス及び皿類で半分程度の容量
汚れ度 標準レベル
洗剤 1 サイクルあたり 20g もしくは 1 タブレット、
同ブランドを常時使用
リンス剤 使用量設定は標準、同ブランドを常時使用
プログラム 全てのプログラムを各サイクルで均等に実行
1 日使用回数 1
1 回の使用時間 取扱説明書による
1 年使用日数 365
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〈ご注意ください!〉
本製品を、上記の標準的な使用条件又は使用頻度の根拠となった数値よりも高い場合は、設計標
準使用期間よりも早期に経年劣化を生じるおそれが多くなることが予想されますので、製品に表示し ている点検期間よりも早期に点検を受けましょう。
具体的な点検時期は、下記の連絡先にお問い合わせください。
製品を一般家庭用以外(例えば、業務用での使用、車輌、船舶への搭載)で使用されたり、上記の
標準使用条件と異なる環境でご使用された場合も設計標準使用期間の到来前に経年劣化等によ る重大事故発生のおそれが高まることが予想されますが、このようなご使用は、お控えいただくようお願 いいたします。
■ 点検料金について
点検費用は、お客様ご負担となります。点検費用は技術料と出張費を合計した金額となります。なお、
点検の結果修理が必要な場合は、別途手配・費用が発生します。
※点検費用の設定基準、及び点検費用につきましては、下記の連絡先にてお問い合わせいただけます。
【本製品の点検の結果必要となると見込まれる部品の保有期間】
本製品の点検の結果必要となる部品の保有期間は、点検終了までの 9 年間です。 ※保有期間外の部品は製造中止になる場合がございます。 ※上記部品は経年劣化により不具合が発生するおそれのある箇所に関する部品であり、補修用性能部
品(製品の機能を維持するために必要な部品)とは異なります。なお、補修用性能部品の保有期間は 6 年です。
【本製品の清掃、その他日常的に行うべき保守の内容及びその方法】
製品を安全にご利用いただくためには、お客様においても日常的に清掃を行っていただくようお願いいたし ます。 具体的には、取扱説明書の「お手入れとクリーニング」をご覧ください。
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Page 39
【点検制度に関するお問い合わせ連絡先】
本製品の点検等に関するお問い合わせは以下の連絡先よりお願いいたします。
エレクトロラックス・ジャパン株式会社 ホームプロダクツ事業部 点検制度係
TEL:0120-03-6663(フリーダイヤル)
FAX:03-5445-3362
URL:http://www.aeg-electrolux.jp/node456.asp
東京都港区海岸 3-2-12
安田芝浦第 2 ビル 7F
受付時間/平日 9:00~17:30 ※年末年始、土日祝日を除く
キリトリ線
消費者生活用品安全法 安全点検制度 出張費割引クーポン
※出張費用を通常価格より¥4,200 割引いたします。
お名前:
ご住所:
ご連絡先:
販売代理店:
エレクトロラックス ・ジャパ ン株式会社ホームプロダクツ事業部
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仕 様
全自動食器洗い機
形名 F64480 IM-NT
設置方法
電源200V 50/60Hz 共用
接続方法
消費電力 1,650W
水道水圧 0.050.8Mpa
標準仕様水量 12L
洗浄容量(IEC 規格) 9 人分
プログラム数 4
操作パネルカラー
外形寸法 (W × D × H) 446 × 570 × 818mm
開口寸法 (W × D × H) 450 × 600 × 820mm 以上
重量 35kg
メタル
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愛情点検 長年ご使用の食器洗い機の点検を!
●電源コードやプラグが異常に熱くなる。
●運転が時々止まる。
こんな症状は
ありませんか
使 用 中 止
●本体に触れると電気を感じる。
●焦げ臭いにおい等がする。
●運転中に異常音や振動がある。
●水もれがする。
●その他の異常や故障がある。
このような症状のときは、事故防止のため、すぐに 電源プラグを抜いて、必ず販売店、または当社に 点検・修理をご相談ください。
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〈無料修理規定〉
1.
取扱説明書、本体貼付ラベル等の注意書きに従った正常な使用状態で故障した場合には、お買上 げ販売店または当社サービス部が無料修理いたします。
2.
保証期間内に故障して無料修理を受ける場合は、 (1) 商品と本書をご提示のうえ、お買上げの販売店または、当社サービス部に依頼してください。
お買上げの販売店または、当社サービス部にご依頼のうえ、出張修理に際して本書をご提示ください。
(2)
なお、離島及び離島に準ずる遠隔地では、サービス対応に日数を要するか、対応不可能な場合 がございます。発生する費用に関しては、実費を申し受けます。
3.
ご贈答やご転居の場合のアフターサービスについては、事前にお買上げの販売店にご相談ください。
4.
保証期間内でもつぎの場合には有料修理になります。 (イ) 使用上の誤り及び不当な修理や改造による故障及び損傷 (ロ) お買上げ後の取付場所の移動、落下等による故障及び損傷 (ハ) 火災、地震、水害、落雷、その他の天災地変、公害や異常電圧による故障及び損傷 (ニ) 一般家庭用以外(例えば業務用での使用、車輌、船舶への搭載)に使用された場合の故障及び
損傷 (ホ) 本書の提示がない場合 (ヘ) 本書にお買上げ年月日、お客様名、販売店名の記入のない場合、あるいは字句を書き替えられ
た場合 (ト) メンテナンスに伴う部品の交換、メンテナンス費用等の適用除外、電波周波数変更等の適用除外
5.
本書は日本国内においてのみ有効です。
(修理メモ)
※製品保証書は裏表紙についています。 ※製品保証書は本書に明示した期間、条件のもとにおいて無料修理をお約束するものです。
従って製品保証書によってお客様の法律上の権利を制限するものではありませんので、保証期間経過 後の修理等についてご不明の場合は、お買上げの販売店または、当社サービス部にお問合せください。
※保証期間経過後の修理、補修用性能部品の保有期間についての詳細は、取扱説明書「アフター
サービス」をご覧ください。
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MEMO
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製品保証書
●本書はお買上げの日から下記の期間中に故障が発生した場合に、本書記載内容により、無料修理を 行うことをお約束するものです。 詳細は「無料修理規定」をご参照ください。
●「お買い上げ日」に記入がない場合は、お客様が購入日をご記入くださるようお願いいたします。
製造番号
PNC
※お
※お
保証期間
全自動食器洗い機
911 626 274
お名
ご住所
年 月 日
(お買上げ日より)
1年
製造番号
S.N.
※取扱販売店名/住所/電話番号 担当者
F64480 IM-NT
( ) -
※印欄に記入のない場合は無効となりますので必ずご確認ください。
エレクトロラックス・ジャパン株式会社 ホームプロダクツ事業部
108-0022 東京都港区海岸 3-2-12 安田芝浦第2ビル TEL. 03-5445-3363 FAX. 03-5445-3362 サービスご相談窓口(フリーダイヤル)0120-5445-07
http://www.aeg-electrolux.jp
AL 2009.4 ANC117977630
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