Zoom 1010 User Manual [ja]

このたびは ズーム プレイヤー 1010(以下1010と呼びます)をお買い上げいた だきまして、ありがとうございます。
主な特長
25種類の多彩なエフェクトを内蔵。 その中から最大6個を組み合わせることが可能。 エフェクトを組み合わせたパッチ 42個(ユーザー 12 +プリセット 30) から自由に選んで使用できます。
フットスイッチと必要な情報が一目でわかる操作パネルを一体化。 コンパクトエフェクターの感覚で操作できます。
ディストーションにはアナログ回路を採用。 音痩せのない自然なサスティーンやディストーションが得られます。
オプションのフットコントローラFP01を使うことにより、ペダルワウ効果や ボリューム操作が可能になるなど、演奏者(プレイヤー)の使いやすさも抜群です。
アドバンスト ギター エフェクト プロセッサー
オペレーション マニュアル
ADVANCED GUITAR EFFECT PROCESSOR
ZOOM PLAYER
目次
パネルやスイッチの名前とはたらき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
フロントパネル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 リアパネル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
接続しましょう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 この用語だけは覚えておこう!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 パッチを聞いてみよう(プレイモードの操作)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
プレイモードのパネル表示・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 パッチを選ぶ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 パッチレベルを調整する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 エフェクトを一時的にオフにする(バイパス)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 出力音を一時的に消音する(ミュート)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 ギターをチューニングする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 チューナーのキャリブレーション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
フットペダルを使ってコントロールしてみよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 パッチを作ってみよう(エディットモードの操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
エディットモードに入るには・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 エディットモードのパネル表示・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 パッチをエディットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 エフェクトモジュールのオン/オフ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 パッチを保存(ストア)する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
エフェクトタイプとパラメーター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
エフェクトモジュール1:COMP&WAH・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 エフェクトモジュール2:DISTORTION ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 エフェクトモジュール3:EQ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 エフェクトモジュール4:CHO/FLG ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 エフェクトモジュール5:REV/DLY・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 パッチレベル(PATCH LEVEL)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
PATCH LIST・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 1010を工場出荷状態にもどす(特殊モードの操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
①ディスプレイ
1010を操作するのに必要な情報が表示されます。
②VALUE(バリュー)+/− キー
設定されている値を変更するのに使用します。
③MODULESELECT(モジュールセレクト) キー
プレイモード(演奏モード)では
グループを、USER、PRESET、BOTHの中から選べます。
エディットモード(編集モード)では
エディットするモジュールを選びます。
④PARMSELECT(パラメーターセレクト)▼ キー
エディットするパラメーターを選びます。
⑤STORE(ストア)キー
パッチをストア(保存)するのに使用します。
⑥EDIT(エディット)キー
プレイモードとエディットモードが交互に切り替わります。 ストア操作を中断したいときにも、このキーを使います。
⑦パラメーターカーソル インジケーター
エディットモードで、対象となっているパラメーターを点 滅で表します。
⑧モジュールカーソル インジケーター
プレイモードでは
使用されているエフェクトモジュールを点灯で表します。
エディットモードでは
使用されているエフェクトモジュールを点灯で表します。 エディットの対象となっているときは点滅します。
バイパス/チューナー状態のときには
チューナーのメーターとして動作します。
⑨チューナー インジケーター
バイパス/チューナー状態のときに点灯します。
⑩BANK(バンク)フットスイッチ
プレイモードでは
1つ上のバンクを選ぶのに使用します。
エディットモードでは
エフェクトモジュールCOMP&WAH のオン/オフを切 り替えるのに使用します。
⑪フットスイッチ1〜3
プレイモードでは
パッチの切り替えに使用します。
エディットモードでは
エフェクトモジュール DISTORTION、CHO /FLG、 REV/DLYのオン/オフを切り替えるのに使用します。
1
パネルやスイッチの名前とはたらき
フロントパネル
PARM
1
SENS
0-10
ATTACK
1 RHYTHM 2 Classic OD 3 Valve OD 4 Vintage DRIVE 5 DRIVE Master 6 FUZZ 7 Power LEAD 8 METAL T
9 10 11 12 13 14 15 16
OUTPUT
0-10
INPUT
AMP SIM ON
GAIN 1-16
TONE
0-10
ZNR
0-5
HIGH
0-(5)-10
PRESENCE
0-(5)-10
MID
0-(5)-10
LOW
0-(5)-10
DEPTH
0-10
1:CHO
3:DBL 1:DLY
2:FLG
1:HALL 2:ROOM
REV/DLYCHO/FLG
DISTORTION EQ VOL
RATE
TUNER
♯♭
1-20
FEEDBACK
0-10
TIME 1-10
TONE
0-10
TIME
0-42(×10mS)
FEEDBACK
0-10
MIX
0-10
TONE-WAH
0-10-P1-P5
PATCH LEVEL
0-30
PARM
2
PARM
3
PARM
4
COMP
WAH
DIST COLOR
CHO
FLG
DIST EQ
REVERB
DELAY
DIST COLOR
1-16
WAHCOMP
CONTROL IN
PARM
GROUPSELECT VALUE
STORE
BANK PATCH
EDIT
BOTH
0 -9:PRESET A - d:USER
WAH ON
MODULE
TUNER CALIB
435 - 445Hz
+
−
DC IN
①
②
③ ④
88
⑤⑥⑦⑧⑨
⑪⑩
2
①CONTROLIN(コントロールイン)端子
オプションのFP01を接続し、ペダルワウやボリュームをコ ントロールできます。
②DCINPUT(ACアダプター)端子
付属のACアダプターを接続します。この端子にACアダプ ターを接続すると1010の電源がオンになります。
③OUTPUT(アウトプット)端子
ギターアンプの入力に接続する端子です。
④INPUT(インプット)端子
ギターを接続します。
①ギターをINPUT端子に接続してください。
②ギターアンプをOUTPUT端子に接続してください。
オーディオスピーカーで音を聞く場合、ディストーション系 エフェクトの歪みが弱く感じることがあります。 このときは、DISTORTIONモジュールでアンプシミュレー ターのかかったディストーションカラーに設定すると、ギタ ーアンプで鳴らしているようなサウンドが得られます。
ディストーションカラーは、9ページのエフェクトタイプの 表をご参照ください。
③ボリュームやワウをコントロールする場合はオプシ
ョンのフットペダルFP01をCONTROLIN端子に接続 してください。
フットペダルでのコントロールは6ページをご参照ください。
④すべての接続が終わりましたら、付属のACアダプ
ターを接続してください。
ACアダプターを接続すると1010に電源がオンして動作状 態となります。
1010の電源をオン/オフする場合は、接続する機器の電源 がオフされていることを確認してから行なってください。
NOTE
HINTHINT
リアパネル
INPUTOUTPUTCONTROL IN
SERIAL NO.
DC IN
ZOOM CORPORATION
MODEL 1010 MADE IN JAPAN
① ② ③ ④
INPUTOUTPUTCONTROL IN
SERIAL NO.
DC IN
ZOOM CORPORATION
MODEL 1010 MADE IN JAPAN
FP01
Guitar
GuitarAMP
ACアダプター
①
1010
②
③
④
接続しましょう
エフェクトモジュール
1010は、5つのエフェクトのブロックから構成されています。 これらのブロックを「エフェクトモジュール」と呼びます。 エフェクトモジュールは、独立したエフェクターとして働 きます。つまり1010全体では、5個のコンパクトエフェクタ ーを直列に接続したことと同じように働く、と考えればわか りやすいでしょう。
エフェクトモジュールには、つぎのような種類があります。
● COMP&WAH:コンプレッサーと外部にコントローラー を接続して効果をあらわすペダルワウエフェクト。
● DISTORTION:アナログ回路を使ったディストーション 系エフェクト。
● EQ(EQUALIZER):音質を補正するエフェクト。
● CHO/FLG:音質を周期的に変化させたり、音に厚みを
持たせるモジュレーション系エフェクト。
● REV/DLY:空間的な響きを作るリバーブ系エフェクト。
エフェクトタイプ
エフェクトモジュールには、エフェクトのバリエーション が数種類ずつ含まれています。 これらのバリエーションを「エフェクトタイプ」と呼びます。 エフェクトモジュールでは、基本的にエフェクトタイプを1 つだけ選択することができます。 例外として、COMP&WAHモジュールではコンプレッサー とワウが同時に使えます。 また、DISTORTIONモジュールでは、ディストーション系 エフェクトといっしょにZOOM独自のノイズ リダクション
(ZNR)が使えます。
各エフェクトモジュールに含まれるエフェクトタイプにつ いては、9ページの表をご参照ください。
パッチとグループ
エフェクトモジュールの設定に最終的な音量レベルの設定 を加えたものを「パッチ」と呼びます。
1010 にはパッチを記憶する場所として 、ユーザーが自由に 書き換えできるUSER(ユーザー)と、呼び出しのみ可能な PRESET(プリセット)という 2つの「グループ」があり、 USERに12 種類と PRESETに30種類の、合計42種類のパッ チを記憶しています。
バンク
1010では、パッチを3つ1組で呼び出し、フットスイッチで 1つ1つのパッチを切り替えます。 この3つ1組の組み合わせを「バンク」と呼びます。
パラメーター
エフェクトのサウンドを決定する要素を「パラメーター」 と呼びます。1010では、エフェクトモジュールごとにパラ メーターの値を設定してパッチを作ります。
モード
1010の働きを大きく分けると、3つに分けることができます。 これらを「モード」と呼びます。
モードには、つぎの種類があります。
プレイモード(4ページをご参照ください。)
パッチを選んで演奏するモードです。1010の電源を入れ たときには、自動的にこのモードになっています。
エディットモード(7ページをご参照ください。)
パッチのパラメーターをエディット(修正)するモードです。
特殊モード(13ページをご参照ください。)
書き換えてしまったパッチデータをすべて工場出荷時の 状態にもどすモードです。
グループ バンクNo. パッチNo.
A 1〜3
b 1〜3
USER
C 1〜3
d 1〜3
PRESET
0 1〜3 1 1〜3 2 1〜3 3 1〜3 4 1〜3 5 1〜3 6 1〜3 7 1〜3 8 1〜3 9 1〜3
INPUT
パッチ
COMP&WAH DISTORTION EQ CHO/FLG REV/DLY
OUTPUT
PATCH LEVEL
3
この用語だけは覚えておこう!
1010 は電源がオンすると自動的にプレイモードになります。 このモードでは、パネル上に、つぎのような情報が表示さ れます。
①バンクナンバー
現在選ばれているバンクナンバーがディスプレイの左側
(BANK)の欄に表示されます。
②パッチナンバー
現在選ばれているパッチナンバーがディスプレイの右側
(PATCH)の欄に表示されます。
③WAHエフェクトのオン/オフ
現在選ばれているパッチでWAHエフェクト(この時、オプ ションのフットペダルFP01をつなぐとペダルワウ効果が得 られます)がオンになっているときは、ディスプレイの右 下のドット(丸点)が点灯します。
④エフェクトモジュールのオン/オフ
そのパッチ内で使用されているエフェクトモジュールは、 モジュールカーソルインジケーターが点灯します。
1. まず最初にPARMSELECT キーでグループを選びます。
1010 のパッチは、「ユーザーグループ」と、「プリセット グループ」という2つのグループにわかれています。 パッチを選ぶ前に、呼び出したいパッチの含まれている グループをPARMSELECT キーで選びます。
PARMSELECT キーを押すごとに、ディスプレイ左側 のバンク欄につぎの3種類が順番に表示されます。
・ A(USER) ユーザーグループのみ ・ 0(PRESET) プリセットグループのみ ・ A.または0.(BOTH)ユーザーとプリセットの両方の
グループ
2. BANKフットスイッチでバンクを選びます。
「バンク」とは、3つのパッチが1組となったものでユーザ
ーグループではA〜dの4バンク、プリセットグループで は0〜9の10バンクが選べます。 両方のグループを連続して選ぶときは BOTHにします。 BANKフットスイッチを1回踏むと1つ上のバンクに切り 替わります(パッチを選び終わるまでバンクナンバーが 点滅します)。
BANK フットスイッチを踏んだだけでは、パッチは選ばれ ません。つぎに説明するフットスイッチ1〜3を押したとき にパッチが選ばれます。
3. フットスイッチ1 〜3 のいずれかを踏んでパッチを選び ます。
フットスイッチ1〜3のいずれかを踏むことで、パッチが 選ばれ、ディスプレイ右側のパッチナンバーに表示され ます(この時、バンクナンバーも点灯に変わります)。
NOTE
パッチを選ぶ
プレイモードのパネル表示
4
パッチを聞いてみよう(プレイモードの操作)
PARM
1
SENS
0-10
ATTACK
1 RHYTHM 2 Classic OD 3 Valve OD 4 Vintage DRIVE 5 DRIVE Master 6 FUZZ 7 Power LEAD 8 METAL T
9 10 11 12 13 14 15 16
OUTPUT
0-10
INPUT
AMP SIM ON
GAIN 1-16
TONE
0-10 ZNR
0-5
HIGH
0-(5)-10
PRESENCE
0-(5)-10
MID
0-(5)-10
LOW
0-(5)-10
DEPTH
0-10
1:CHO
3:DBL 3:DLY
2:FLG
1:HALL 2:ROOM
REV/DLYCHO/FLG
DISTORTION EQ VOL
RATE
TUNER
♯♭
1-20
FEEDBACK
0-10
TIME 1-10
TONE
0-10
TIME
0-42(×10mS)
FEEDBACK
0-10
MIX
0-10
TONE-WAH
0-10-P1-P5
PATCH LEVEL
0-30
PARM
2
PARM
3
PARM
4
COMP
WAH
DIST COLOR
CHO
FLG
DIST EQ
REVERB
DELAY
DIST COLOR
1-16
WAHCOMP
CONTROL IN
PARM
GROUP
SELECT VALUE
STORE
BANK PATCH
EDIT
BOTH
0 -9:PRESET A - d:USER
WAH ON
MODULE
TUNER CALIB
435 - 445Hz
+
−
DC IN
A.1.
① ②
③
④
① 1010およびアンプの電源がオフされた状態で、1010に
ギターやアンプを正しく接続してください。
② 1010にACアダプターを接続して電源オンしてください。
③ 続いてアンプの電源を入れ、楽器を弾きながら各機器の
ボリュームを適切な音量に設定してください。
:、、、 :、、、、、、、、、
パッチごとの音量の設定をパッチレベルと呼びます。 プレイモードでは、このパッチレベルを変更することがで きます。
1. プレイモードの状態でVALUE+/−キーを押してくだ さい。
VALUE +/−キーを押すと、ディスプレイに現在のパッ チレベルの値(0〜30)が表示されます。 この時、PARM4のインジケーターとCOMP&WAHのイ ンジケーターが点滅します。 VALUE+キーで 1つ上の値に、VALUE−キーで1つ下の 値に変わります。
ここで行なったパッチレベルの変更は一時的なものです。 変更したパッチを保存しない限り、別なパッチを選んだと きに以前の値にもどってしまいます。 プリセットグループのパッチもパッチレベルを変更するこ とが可能ですが、書き換えることはできません。 変更したパッチレベルを保存したい場合は、ユーザーグル ープのパッチとして保存してください。
パッチの保存方法は8ページをご参照ください
1010 では、パッチに含まれるすべてのエフェクトを瞬時に、 一時的なオフ状態にすることができます。 この状態のことをバイパスと呼びます。 エフェクトのかかり具合を確かめたいときなどに便利です。
1. プレイモードで現在選ばれているパッチナンバー(ディ スプレイ右側に表示されています)と同じ番号のフット スイッチを踏んでください。
例えば、ディスプレイ右側のパッチナンバーが1 と表 示されているときは、フットスイッチ1を踏むことでバイ パスとなります。
2. エフェクトがバイパスされ、ギターの原音のみが出力し ます。
ディスプレイはフットスイッチが踏まれた瞬間にbP と表示してバイパス状態になったことを示します。
bPは1秒間表示され、その後はチューナー表示 (ギター
音の入力がないときは、
--を表示します)になります。
また、チューナーインジケーターも点灯します。
説明をわかりやすくするため、バイパスではギターの原音 出力になりますと記述しています。しかし、実際にはエフ ェクトのオン/オフにかかわらず入力された音をデジタル 処理します。 したがって、ギターを直接アンプにつないだときの原音 とはわずかに違う音色となってしまいます。ご了承ください。
3. バイパス状態からプレイモードにもどるときは、フットス イッチ1〜3のいずれかを踏んでパッチを選んでください。
BANKフットスイッチを踏むと、バイパス状態に入る前に 選ばれていたパッチにもどります。
1010 では、出力音を一時的に消音して出ない状態にするこ とができます。 この状態のことをミュートと呼びます。 ライブステージ上でのチューニングなど、音を出力させたく ないときに便利です。
1. プレイモードで現在選ばれているパッチナンバー(ディ スプレイ右側に表示されています)と同じ番号のフット スイッチを1秒以上踏んでください。
たとえば、ディスプレイ右側のパッチナンバーが 1 と 表示されているときは、フットスイッチ1を1秒以上踏む ことでミュートとなります。
2. 出力音がミュートされ、ギターを弾いても音が出なくな ります。
ディスプレイはフットスイッチを踏んだ瞬間にbPと 表示しますが1秒以上踏み続けると
tに表示が変わ
り、ミュート状態となったことを示します。
tは1秒間表示され、その後はチューナー表示(ギタ
ーの入力がないときは
--を表示します)になります。
また、チューナーインジケーターも点灯します。
3. ミュート状態からプレイモードにもどるときは、フットス イッチ1〜3のいずれかを踏んでパッチを選んでください。
BANKフットスイッチを踏むと、ミュート状態に入る前に 選ばれていたパッチにもどります。
1010はオートマチックのクロマチックチューナー機能を搭 載しています。 1010 が、バイパス状態やミュート状態になっているときに、 自動的にこの機能が使用できるようになります。
1. プレイモードで現在選ばれているパッチナンバー(ディスプ レイ 右側に表示されています)と同じ番号のフットスイッ チを踏んで、バイパス状態かミュート状態にしてください。
このとき、チューナーインジケーターが点灯します。
2. チューニングしたい弦を開放弦で弾いてください。
弾いた音程に最も近い音名をディスプレイに表示します。 希望する音名になるように、ギターをチューニングして ください。
3. ディスプレイの表示が希望する音名になったら、さらに 微調整してください。
C= C#= D= D#=
E=
F= F#= G=
G#=
A=
A#=
B=
ギターをチューニングする
HINTHINT
NOTE
出力音を一時的に消音する(ミュート)
HINTHINT
NOTE
NOTE
エフェクトを一時的にオフにする(バイパ
ス)
NOTE
パッチレベルを調整する
5
U
U
チューナー機能がオンのときには、モジュールカーソル インジケーターがチューニングの精度を計るメーターと して働きます。 音程が正しく合えばEQモジュールのインジケーターが点 灯します。 音程が高ければREV/DLYモジュール側のインジケータ ーが点灯します。 低ければCOMP&WAH側のインジケーターが点灯します。 EQモジュールのインジケーターが点灯するように、微調 整してください。
4. フットスイッチ1〜3のいずれかを踏んでパッチを選ぶと 通常のプレイモードにもどります。
BANKフットスイッチを踏むと、チューナー機能に入る前 に選ばれていたパッチにもどります。
内蔵されているクロマチックチューナーの基準となる音程A の周波数を微調整します。
1. プレイモードで現在選ばれているパッチナンバー(ディ スプレイ右側に表示されています)と同じ番号のフット スイッチを踏んで、バイパス状態かミュート状態にして ください。
2. VALUE+/−キーのいずれかを押してください。
3. 現在の基準音程Aの周波数が少しの間、表示されます。
4. 表示が消える前にVALUE+/−キーを使って、希望する 周波数に合わせてください。
435Hz〜445Hzの範囲で、1Hz単位で設定できます。 ディスプレイ上では、35〜45で表示されます。
1010の電源がオンになったときに、周波数は440Hzに初 期化されます。
435Hz : 440Hz : 445Hz :
NOTE
チューナーのキャリブレーション
HINTHINT
P
SENS
0-10
ATTACK
9
0-10
GAIN 1-16
TONE
0-10
ZNR
0-5
HIGH
0-(5)-10
PRESENCE
0-(5)-10
MID
0-(5)-10
LOW
0-(5)-10
DEPTH
0-10
1:CHO
3:DBL 3:DLY
2:FLG
1:HALL 2:ROOM
REV/DLYCHO/FLG
DISTORTION EQ VOL
RATE
TUNER
♯♭
1-20
FEEDBACK
0-10
TIME
1-10
TONE
0-10
TIME
0-42(×10mS)
FEEDBACK
0-10
MIX
0-10
TONE-WAH
0-10-P1-P5
PATCH LEVEL
0-30
P P P
COMP
WAH
CHO
FLG
DIST EQ
REVERB
DELAY
DIST COLOR
1-16
WAHCOMP
TUNER
6
フットペダルを使ってコントロールしてみよう
1. 1010のCONTROLIN端子にFP01を接続します。
2. プレイモードで楽器を演奏しながらFP01のペダルを踏ん でみてください。
このボリュームは、パッチごとの設定されるパッチレベル とは別に独立して働きます。 EQモジュールとCHO /FLGモジュールの間をコントロー ルするので、リバーブやディレイの響きを残したまま音量 を変えられます。
パッチ内のCOMP&WAHモジュールでワウが使用できる 設定になっている場合は、自動的にワウのコントロールに 切り替わってしまいますのでボリュームのコントロールは できなくなります。
1. 1010のCNTROLIN端子にFP01を接続します。
2. パッチ内のCOMP &WAHモジュールでワウが使用でき る設定になっているパッチを選んでください。
パッチの選び方は4ページをご参照ください。
3. プレイモードで楽器を演奏しながらFP01のペダルを踏ん でみてください。ペダルワウのように動作します。
ワウを使用できるようにするには、エディットモードで COMP &WAHモジュールをオンにしてPARM3パラメー ターの値をP1〜P5のいずれかに設定してください。
詳しくは、7ページからのエディットモードの操作と9ペ ージのエフェクトタイプとパラメーターをご参照ください。
パッチ内でワウが使用できるように設定されている場合は、 ディスプレイ右側のパッチナンバーが 表示されているとこ ろの右下のドット(丸点)が 点灯します。
CONTROLINにFP01を接続する場合は、FP01のEXP.OUT をご使用ください。 なお、接続はFR01に付属しているステレオケーブルをご利 用ください。
HINTHINT
NOTE
1010のワウエフェクトを ペダルワウとして使用する
INPUT CONTROL IN
FP01Guitar 1010
HINTHINT
NOTE
1010のボリュームをコントロールする
1010のパッチは、上図のように5つのエフェクトモジュール とパッチレベルといったパラメーターで構成されています。 エディットモードは、これらのパラメーターを1つずつ呼び 出し、その値や設定を編集するモードです。
1. プレイモードでエディットしたいパッチを選びます。
このときは、ユーザーまたはプリセットのどちらのグル ープでもかまいません。
パッチの選び方は4ページをご参照ください。
2. EDITキーを押します。
これで、1010がエディットモードになります。 このとき現在エディット対象となっているエフェクトモ ジュールのインジケーターと、そのエフェクトモジュー ルの中でエディット対象となるパラメーターのインジケ ーターが点滅します。
3. エディットモードからプレイモードにもどりたいときは もう一度EDITキーを押してください。
エディットモードでは、つぎのような情報が表示されます。
①エフェクトモジュールのオン/オフ
エディットするパッチ内でオンになっているエフェクトモ ジュールは、対応するモジュールカーソルインジケーター が点灯します。
②パラメーターの種類
現在エディットの対象として選ばれているパラメーターの 種類は、点滅するモジュールカーソルインジケーターとパ ラメーターカーソルインジケーターの交差するパラメータ ーとなります。
③パラメーターの値
現在エディットの対象として選ばれているパラメーター の 値がディスプレイに表示されます。
1. EDITキーを押してエディットモードに入ります。
2. MODULESELECT キーを使って、エディットしたいエ フェクトモジュールを選びます。
現在エディット対象となっているエフェクトモジュール でインジケーターが点滅して位置を知らせます。
パッチをエディットする
NOTE
エディットモードに入るには
エディットモードのパネル表示
7
パッチを作ってみよう(エディットモードの操作)
INPUT
パッチ
COMP&WAH
1 COMPRESSOR & WAH 1 EQUALIZER
AMP SIM
1 CHORUS 2 FLANGER 3 DOUBLING
1 HALL 2 ROOM 3 DELAY
1 RHYTHM 2 Classic OD 3 Valve OD 4 Vintage DRIVE 5 DRIVE Master 6 FUZZ 7 Power LEAD 8 METAL T
9 10 11 12 13 14 15 16
DISTORTION EQ CHO/FLG REV/DLY
OUTPUT
PATCH LEVEL
FP01FP01
PARM
1
SENS 0-10
ATTACK
0-10
GAIN
1-16
TONE
0-10 ZNR
0-5
HIGH
0-(5)-10
PRESENCE
0-(5)-10
MID
0-(5)-10
LOW
0-(5)-10
DEPTH
0-10
1:CHO
3:DBL 3:DLY
2:FLG
1:HALL 2:ROOM
REV/DLYCHO/FLG
DISTORTION EQ VOL
RATE
TUNER
♯♭
1-20
FEEDBACK
0-10
TIME 1-10
TONE
0-10
TIME
0-42(×10mS)
FEEDBACK
0-10
MIX
0-10
TONE-WAH
0-10-P1-P5
PATCH LEVEL
0-30
PARM
2
PARM
3
PARM
4
COMP
WAH
CHO
FLG
DIST EQ
REVERB
DELAY
DIST COLOR
1-16
WAHCOMP
BANK PATCH
BOTH WAH ON
1 6
③パラメーターの値
②パラメーターの種類
①
1-20
RATE
TONE
0-10
MID
0-(5) -10
TONE
0-10
FEEDBACK
0-10
TONE-WAH
0-10-P1-P5
1-20
RATE
1:CHO
3:DBL
2:FLG
FEEDBACK
0-10
0-10
DEPTH
DIST COLOR
1-16
1-20
RATE
エフェクトモジュールのオン/オフ
MODULESELECT キーは、キーを押すたびに右方向に のみエディット対象のモジュールを移動させます。 ただし、右端のREV / DLYモジュールまで移動したとき にのみ、さらにキーを押すと左端のCOMP&WAHモジュ ールに移動します。
3. つぎに、そのエフェクトモジュール内のどのパラメータ ーをエディットするかをPARMSELECT ▼キーを使って 選びます。
現在エディット対象となっているエフェクトパラメータ ーでインジケーターが点滅して位置を知らせます。
PARMSELECT ▼キーは、キーを押すたびに下方向にの みエディット対象のパラメーターを移動させます。 ただし、最下段のPARM4パラメーターまで移動したときに のみ、さらにキーを押すと最上段のPARM1パラメーター に移動します。
選んだエフェクトパラメーターの値はディスプレイに表示 されます。このとき、ディスプレイが--を表示してい る場合は、そのエフェクト モジュールはオフ(使えない状 態)になっています。エフェクトモジュールをオンにして からエディットするようにしてください。エフェクトモジ ュールのオン/オフの操作は、つぎの項をご参照ください。
4. VALUE+/−キーでエフェクトパラメーターの値を変更 します。
VALUE +キーで値が増加する方向へ、VALUE−キーで 値が減少する方向へ変化します。
エフェクトモジュールの各パラメーターの種類と 機能につ いては、9〜12 ページの「エフェクトタイプとパラメーター」 をご参照ください。
ここで行なったエディットは一時的なもので、パッチの保存
(ストア)をしない限りプレイモードにもどって他のパッチ
に切り替えると、エディット前の値にもどってしまいます。
パッチの保存する方法については、このページの右側の説 明文をご参照ください。
エディットモードでは、それぞれのエフェクトモジュール のオン/オフを自由に切り替えることができます。
1. エディットモードで、現在オンになっているエフェクト モジュール(モジュールカーソルインジケーターが点灯 しています)の対応するフットスイッチを押します。
これでエフェクトモジュールはオフになります。 このときモジュールカーソルインジケーターは消灯します。
2. 現在オフとなっているエフェクトモジュール(モジュー ルカーソルインジケーターが消灯しています)をオンに したいときは、オフのエフェクトモジュールに対応する フットスイッチを押します。
これで、選んだエフェクトモジュールはオンになります。 このときモジュールカーソルインジケーターが点灯します。
EQ モジュールに限り、モジュールのオフができません。 EQ 効果がかからないオフと同じ状態にするには、EQ モジュールのPARM1パラメーターからPARM4 パラメー ターまでのエフェクトパラメーターの値をすべて5に してください。
オン/オフできるエフェクトモジュールには、それぞれ つぎのフットスイッチが対応します。
・BANKフットスイッチ COMP&WAH ・フットスイッチ 1 DISTORTION ・フットスイッチ 2 CHO/FLG ・フットスイッチ 3 REV/DLY
エフェクトモジュールのオン/オフは、パッチの一部とし て保存されます。
エディットしたパッチはメモリーに保存(ストア)しない 限り、別のパッチを選んだときにエディット前の状態にも どってしまいます。 ここでは、パッチを保存する方法について説明します。
1. エディットモードで、STOREキーを押してください。
これで保存(ストア)の待機状態となります。
プレイモードでもストアできます。
2. つぎに、保存するパッチを指定します。
パッチの指定は最初にBANKフットスイッチでバンクナ ンバーを決めます。 つぎにフットスイッチ1〜3でパッチナンバーを指定して ください。
プリセットグループにパッチを保存することはできません。 プリセットグループ内のパッチを保存するときは、保存先 のグループとして強制的にユーザーグループが選ばれます。 ユーザーグループ内で保存パッチのナンバーを指定してく ださい。
3. 特に保存先を指定しない場合は、元のバンクナンバー、 パッチナンバーのパッチに保存されます。
プリセットグループでパッチの保存先を指定しない場合 は、ユーザーグループのA1パッチに保存されます。
保存を実行すると、保存先にあったパッチの内容 が変更さ れて復帰できません。 ただし、ユーザーグループのすべてのパッチの内容を工場 出荷時の状態にもどすことはできます(1つずつのパッチ 単位でもどすことはできません)。 この方法については13ページの「1010を工場出荷時の状 態にもどす(特殊モードの操作)」をご参照ください。
4. もう一度STOREキーを押してください。
これで保存が実行されます。保存動作が終了すると自動 的にプレイモードにもどります。
二度目のSTOREキーを押す前の保存の待機状態であれば、 EDIT キーを押すことで保存を中断して、プレイモードに もどります。
NOTE
HINTHINT
NOTE
HINTHINT
パッチを保存(ストア)する
HINTHINT
NOTE
エフェクトモジュールのオン/オフ
NOTE
HINTHINT
HINTHINT
PARM
PARM
1
PARM
1
2
PARM
3
PARM
4
PARM
PARM
PARM
PARM
PARM
NOTE
NOTE
MODULE MODULE MODULE MODULE MODULEMODULE
COMP
WAH
COMP
WAH
DIST EQ
CHO
FLG
REVERB
DELAY
8
コンプレッサーとワウを組み合わせたモジュールです。 設定によりコンプレッサーとワウを同時に使用することも できます。
コンプレッサーはレベルを均一に保って音の粒立ちを揃え るエフェクトです。 ワウはギター音の周波数を強調するエフェクトです。 オプションのフットペダルFP01と組み合わせたペダルコン トロールで強調する周波数を上下に移動させるペダルワウ 効果が得られます。
パラメーター1 SENS 0〜10 パラメーター2 ATTACK 0〜10
パラメーター3
TONE
0〜10
WAH P1〜P5
【解説】
① SENS(センス):
コンプレッサーの深さを設定します。 値が大きいほどレベルが均一化され、長いサスティーン が得られます。 値が0(ゼロ)のときはコンプレッサー効果がなくなります。 ワウだけを使いたい場合に有効です。
② ATTACK(アタック):
ギターを弾いたアタックからコンプレッサーがかかり始 めるまでの時間を設定します。 値が小さいほど速くかかり始めます。
③ TONE(トーン):
音質を調節するトーンコントロールタイプのイコライザー です。 0 (ゼロ)で調節なし、0以外では小さい値の方が低域を強 調して、大きい値の方が高域を強調した音質となります。
④ WAH(ワウ):
フットペダルFP01をつないでペダルコントロールすると きは、PARM3 の値を P1 〜P5 のいずれかに設定します。 P1〜P5の違いは、フットペダルをつながないときの強調 周波数の位置です。大きい値ほど高域に位置します。
歪んだ音色が異なる8種類のディストーションと、それらの ディストーションをギターアンプで鳴らしてマイクで拾っ たときのようなリアルなサウンドを再現させたアンプシミ ュレーターを組み合わせた8種類の合計16種類のディストー ションタイプを含んだモジュールです。
ギターアンプにつないで鳴らす場合は、1〜8を使用し、オー ディオスピーカーやヘッドフォーンアンプにつないでヘッドフ ォーンで聞く場合は、9〜16を使用することをお奬めします。
このモジュールの中にZNR(ズーム独自開発のノイズリダクシ ョン)が含まれています。使用するギターに合わせて調節する ようにしてください。
低域を押さえ、高域を強調したクールなドライブ感が得られ ます。リズム・バッキングやブルースに最適です。
パラメーター1 COLOR 1〜16 パラメーター2 GAIN 1〜16 パラメーター3 TONE 0〜10 パラメーター4 ZNR 0〜5
【解説】
① COLOR(カラー):
ディストーションの音色を設定するパラメーターです。 ノーマルのリズムを選ぶ場合は1、アンプシミュレーター のかかったリズムを選ぶ場合は9に設定してください。
② GAIN(ゲイン):
オーバードライブ回路の歪みの強さを設定します。 値が大きいほど、歪みやすくなります。
③ TONE(トーン)
音質を調節するトーンコントロールタイプのイコライザ ー です。
④ ZNR(ズームノイズリダクション)
無演奏時のノイズを軽減する設定です。楽器音の消え際 が不自然にならない範囲で大きい値に設定してください。
! ( RHYTHM
! ( RHYTHM(リズム)
NOTE
HINTHINT
! COMP & WAH
! COMP& WAH(コンプレッサー&ワウ)
9
エフェクトタイプとパラメーター
ここでは1010のすべてのエフェクトタイプのパラメーターについて説明します。 ただし、他のエフェクトタイプと共通のパラメーターについては、最小限の説明にとどめています。
COMP&WAH
1 COMPRESSOR & WAH 1 EQUALIZER
AMP SIM
1 CHORUS 2 FLANGER 3 DOUBLING
1 HALL 2 ROOM 3 DELAY
1 RHYTHM 2 Classic OD 3 Valve OD 4 Vintage DRIVE 5 DRIVE Master 6 FUZZ 7 Power LEAD 8 METAL T
9 10 11 12 13 14 15 16
DISTORTION EQ CHO/FLG REV/DLY
PATCH LEVEL
エフェクトモジュール1:
コンプレッサー&ワウ(COMP& WAH)
エフェクトモジュール2:
ディストーション(DISTORTION)
ナチュラルな歪みでオーバードライブの定番といわれる代表 的コンパクトエフェクターと同じような音色が得られます。
パラメーター1 COLOR 1〜16 パラメーター2 GAIN 1〜16 パラメーター3 TONE 0〜10 パラメーター4 ZNR 0〜5
【解説】
① COLOR(カラー):
ノーマルのクラシックオーバードライブを選ぶ場合は2 に、アンプシミュレーターのかかったクラシックオーバ ードライブを選ぶ場合は10に設定してください。
② GAIN(ゲイン):
オーバードライブ回路の歪みの強さを設定します。 値が大きいほど、歪みが深くなります。
真空管アンプのような張りと艶のあるウォームな歪みが得 られるオーバードライブです。
パラメーター1 COLOR 1〜16 パラメーター2 GAIN 1〜16 パラメーター3 TONE 0〜10 パラメーター4 ZNR 0〜5
【解説】
① COLOR(カラー):
ノーマルのバルブオーバードライブを選ぶ場合は 3に、 アンプシミュレーターのかかったバルブオーバードライ ブを選ぶ場合は11に設定してください。
低域をブーストした芯の太さを強調するディストーション が得られます。
パラメーター1 COLOR 1〜16 パラメーター2 GAIN 1〜16 パラメーター3 TONE 0〜10 パラメーター4 ZNR 0〜5
【解説】
① COLOR(カラー):
ノーマルのビンテージドライブを選ぶ場合は4に、アン プシミュレーターのかかったビンテージドライブを選ぶ 場合は12に設定してください。
② GAIN(ゲイン):
ディストーション回路の歪みの強さを設定します。 値が大きいほど、歪みが深くなります。
大型アンプをフルアップで鳴らしたときの、ハードなディス トーションです。
パラメーター1 COLOR 1〜16 パラメーター2 GAIN 1〜16 パラメーター3 TONE 0〜10 パラメーター4 ZNR 0〜5
【解説】
① COLOR(カラー):
ノーマルのドライブマスターを選ぶ場合は5に、アンプ シミュレーターのかかったドライブマスターを選ぶ場合 は13に設定してください。
ビンテージ・ファズ風のサウンドが得られます。 TONEパラメーターでキャタクターが変えられます。
パラメーター1 COLOR 1〜16 パラメーター2 GAIN 1〜16 パラメーター3 TONE 0〜10 パラメーター4 ZNR 0〜5
【解説】
① COLOR(カラー):
ノーマルのファズを選ぶ場合は6に、 アンプシミュレータ ーのかかったファズを選ぶ場合は14に設定してください。
③ TONE(トーン):
値が大きいほど高域の歪み感が増したトレブリーなサウ ンドキャラクターになり、値が小さいほどマイルドなサ ウンドとなります。
抜けのいい響きを持つ、ハードな歪みのディストーション。
パラメーター1 COLOR 1〜16 パラメーター2 GAIN 1〜16 パラメーター3 TONE 0〜10 パラメーター4 ZNR 0〜5
【解説】
① COLOR(カラー):
ノーマルのパワーリードを選ぶ場合は7に、アンプシミュ レーターのかかったパワーリードを選ぶ場合は15に設定 してください。
③ TONE(トーン)
音質を調節するトーンコントロールタイプのイコライザー です。
& T Power LEAD
& T PowerLEAD(パワーリード)
^ R FUZZ
^ R FUZZ(ファズ)
% E DRIVE Master
% E DRIVEMaster(ドライブマスター)
$ W Vintage DRIVE
$ W VintageDRIVE(ビンテージドライブ)
# Q Valve OD
# Q ValveOD(バルブオーバードライブ)
@ ) Classic OD
@ )
ClassicOD(クラシックオーバードライブ)
10
メタル系のサウンドに最適な、高域と低域を強調したディ ストーションです。
パラメーター1 COLOR 1〜16 パラメーター2 GAIN 1〜16 パラメーター3 TONE 0〜10 パラメーター4 ZNR 0〜5
【解説】
① COLOR(カラー):
ノーマルのメタルTを選ぶ場合は8に、アンプシミュレー ターのかかったメタルTを選ぶ場合は16に設定してくだ さい。
このエフェクトモジュールは、サウンドのトーンを4バンド でコントロールできるイコライザーが入っています。 なお、このモジュールは常にオンとなります。 各パラメーターの値を5にすることでフラットとなり、 オフと同じ状態になります。
超高域、高域、中域、低域を独立してブースト/カットす るイコライザーです。
パラメーター1 PRESENCE 0〜(5)〜10 パラメーター2 HIGH 0〜(5)〜10 パラメーター3 MID 0〜(5)〜10 パラメーター4 LOW 0〜(5)〜10
【解説】
① PRESENCE(プレゼンス):
ギターの倍音成分を補正します。5でフラット。 値が大きくなるほど倍音成分が強調されます。
② HIGH(ハイ):
高音域を補正します。5でフラット。 値が大きくなるほど高音域が強調されます。
③ MID(ミッド):
中音域を補正します。5でフラット。 値が大きくなるほど中音域が強調されます。
④ LOW(ロウ):
低音域を補正します。5でフラット。 値が大きくなるほど低音域が強調されます。
このエフェクトモジュールには、音色を時間的に変化させて 特長を持たせる3種類のエフェクトタイプが含まれています。
ピッチを周期的に揺らしたエフェクト音をダイレクト音に 加え、サウンドに厚みをつけるコーラスです。
パラメーター1 (EFFECTTYPE) 1〜3 パラメーター2 DEPTH 0〜10 パラメーター3 RATE 1〜20 パラメーター4 FEEDBACK 0〜10
【解説】
① EFFECTPTYPE(エフェクトタイプ):
エフェクトタイプを選びます。 コーラスを使用するときは、値を1に設定します。
② DEPTH(デプス):
変調の深さを設定します。
③ RATE(レイト):
変調の速さを設定します。
④ FEEDBACK(フィードバック):
コーラスのかかった音をEQモジュールの出力に混ぜて REV/DLYモジュールに供給させるミキサーへのコーラ ス音の送り込み量を設定します。
ダイレクト音に数ミリ〜数十ミリセコンド(mS)遅らせた エフェクト音を加え、遅れ時間を周期的に揺らすことによ って、サウンドに強烈なクセをつけるエフェクトです。
パラメーター1 (EFFECTTYPE) 1〜3 パラメーター2 DEPTH 0〜10 パラメーター3 RATE 1〜20 パラメーター4 FEEDBACK 0〜10
【解説】
① EFFECTPTYPE(エフェクトタイプ):
フランジャーを使用するときは、値を2に設定します。
④ FEEDBACK(フィードバック):
エフェクトの出力を入力にもどすフィードバックの量を 設定します。 このパラメーターの値を上げると、変調感がより強調さ れ、サウンドに強力なクセがつきます。
ダイレクト音にショートディレイを重ね、複数の奏者が演 奏しているような厚みをつけるエフェクトです。
# DOUBLING(ダブリング)
@ FLANGER
@ FLANGER(フランジャー)
! CHORUS
! CHORUS(コーラス)
モジュール4:
コーラス/フランジャー(CHO/ FRG)
! EQUALIZER
! EQUALIZER(イコライザー)
モジュール3:
イコライザー(EQ)
* Y METAL T
* Y METALT(メタルT)
11
パラメーター1 (EFFECTTYPE) 1〜3 パラメーター2 DEPTH 0〜10 パラメーター3 RATE 1〜20 パラメーター4 FEEDBACK
0〜10
【解説】
① EFFECTPTYPE(エフェクトタイプ):
エフェクトタイプを選びます。 ダブリングを使用するときは、値を3に設定します。
② DEPTH(デプス):
重ねるショートディレイのディレイタイムの長さを設定 します。ディレイタイムは、ディスプレイに表示される 値の10mS倍(0mS〜100mS)で設定されます。
③ RATE(レイト):
ダイレクト音にディレイ音をミックスさせる割合を設定 します。値が大きいほどミックス量が増えます。
④ FEEDBACK(フィードバック):
エフェクトの出力を入力にもどすフィードバックの量を 設定します。
このモジュールには、サウンドに残響成分を加える3種類の エフェクトタイプが含まれています。
ホールの残響をシミュレートするリバーブです。サウンド に自然な広がり感を与えます。
パラメーター1 (EFFECTTYPE) 1〜3 パラメーター2 TIME 1〜10 パラメーター3 TONE 0〜10 パラメーター4 MIX 0〜10
【解説】
① EFFECTPTYPE(エフェクトタイプ):
エフェクトタイプを選びます。 ホールを使用するときは、値を1に設定します。
② TIME(タイム):
リバーブタイム(残響の長さ)を設定します。 値が大きいほど残響時間が長くなります。
③ TONE(トーン):
リバーブの音色を調整します。 値が大きいほど明るい残響音になります。
④ MIX(ミックス):
ダイレクト音とエフェクト音の音量バランスを設定しま す。値が0(ゼロ)のときにダイレクト音のみ、10のと きにリバーブ音が最大になります。
ルーム系の短い残響を加えるエフェクトタイプです。 単音のバッキングなどに向いています。
パラメーター1 (EFFECTTYPE) 1〜3 パラメーター2 TIME 1〜10 パラメーター3 TONE 0〜10 パラメーター4 MIX 0〜10
【解説】
① EFFECTPTYPE(エフェクトタイプ):
ルームを使用するときは、値を2に設定します。
最高420mS(ミリセコンド)までのディレイタイムが得ら れるオーソドックスなデジタルディレイです。
パラメーター1 (EFFECTTYPE) 1〜3 パラメーター2 TIME(×10mS) 0〜42 パラメーター3 FEEDBACK 0〜10 パラメーター4 MIX 0〜10
【解説】
① EFFECTPTYPE(エフェクトタイプ):
エフェクトタイプを選びます。 ホールを使用するときは、値を3に設定します。
② TIME(タイム):
ディレイタイム(ディレイ音どうしの間隔)を10mS単位 で設定します。
③ FEEDBACK(フィードバック):
エフェクトの出力を入力にもどすフィードバックの量を 設定します。
④ MIX(ミックス):
ダイレクト音にディレイ音をミックスさせる割合を設定 します。値が大きいほどミックス量が増えます。
エフェクトモジュールCOMP&WAHのPARM4パラメータ ーは、パッチごとの音量レベルを設定するパラメーター PATCHLEVELになっています。 このパラメーターは、正確にはエフェクトではありません がパッチの一部として保存されます。
パラメーター4 PATCHLEVEL 0〜30
【解説】
④ PATCHLEVEL(パッチレベル):
パッチごとの出力レベルを設定します。
オン/オフ可能なエフェクトモジュールがすべてオフで、EQ モジュールの設定がフラットな場合に、このパラメーターの値 を25にするとバイパスと同じ音量となります。
このパラメーターは、エフェクトモジュールCOMP&WAHの オン/オフにかかわらず設定できます。 また、このパラメーターに限りプレイモードでVALUEキーを 押すことでもパッチレベルを変更することが可能です。
HINTHINT
NOTE
PATCHLEVEL
パッチレベル(PATCHLEVEL)
# DELAY
# DELAY(ディレイ)
@ ROOM
@ ROOM(ルーム)
! HALL
! HALL (ホール)
モジュール5:
リバーブ/ディレイ(REV/ DLY)
#DOUBLING
12
USER GROUP
13
PATCH LIST
1010を工場出荷時の状態にもどす(特殊モードの操作)
オールイニシャライズは、ユーザーグループ内の12個すべ てのパッチの内容を工場出荷時の状態にもどす特殊モード の機能です。このオールイニシャライズを実行するとユー ザーがエディットして保存したパッチの内容もすべて消え て書き換わってしまいます。オールイニシャライズにより 書き直されてしまったパッチを復帰させることはできませ んので注意してください。
1. 1010の電源をオフにしてください。この時、スピーカー を保護するためにも接続されているアンプは電源をオフ にするかボリュームを最小にしぼっておいてください。
2. STORE キーを押しながら、ACアダプターをつないで電 源をオンにしてください。
ディスプレイにALと表示され点滅します。 これは、1010がオールイニシャライズの待機状態にある ことを表しています。
3. すべてのパッチをイニシャライズしたいときは、もう一 度STOREキーを押します。これですべてのパッチが工場 出荷時と同じ状態となり、プレイモードにもどります。
イニシャライズを中断したいときは
EDITキーを押します。これでイニシャライズは中断さ れプレイモードにもどります。
工場出荷状態にもどす特殊モード
(オールイニシャライズ)
※DISTORTIONモジュールのZNR(ノイズリダクション)のパラメーターは使用するギターに合わせて、調整するこ
とをお奬めします。
BANK PATCH 1 PATCH 2 PATCH 3
A
Power LEAD MELLOW BALLAD JET SCREAM
Power LEAD→EQ→DBL →DELAY COMP
EQ→CHO→DELAY COMP→ Vintage DRIVE→EQ→FLG→HALL
b
Man on the Far Mountain New York Night Half WAH
METAL T →EQ
HALL COMP→Classic OD→EQ→CHO→ROOM WAH
DRIVE Master→EQ→DBL→DELAY
c
Master's Sound American ROCK with DLY SPACY Arpeggio
DRIVE Master→EQ→DBL COMP→RHYTHM→EQ
DELAY EQ→FLG→DELAY
d
Classic FUZZ THE CRUNCH WAH CLEAN
FUZZ
→EQ→
ROOM COMP→Valve OD→EQ
ROOM COMP+WAH
EQ→CHO→HALL
0
Studio BALLAD Studio LEAD Studio FUNK
DRIVE Master→EQ→DBL →HALL COMP→DRIVE Master→EQ→CHO→DELAY COMP
EQ
ROOM
1
Traditional ROCK Jazzy TONE BLUES NOTE
COMP→Classic OD→EQ→DBL EQ→DBL RTYTHM→EQ
2
OCT-BUS Like a WOMAN Everything
COMP→ FUZZ
→EQ→
ROOM Power LEAD→EQ
ROOM EQ→CHO→DELAY
3
CROSS OVER Jaguar & REV Grand Flange
Power LEAD→EQ→CHO→DELAY EQ
HALL COMP
EQ→FLG→DELAY
4
Doubling & DELAY 370 Double Treble Retro
COMP→Classic OD→EQ→DBL →DELAY COMP
EQ→CHO→HALL FUZZ
→EQ→
DBL→ HALL
5
Deep DELAY LEAD Clean HALL WAH DIST(Jimi TALK)
COMP→Vintage DRIVE→EQ→DBL →DELAY COMP
EQ→FLG→HALL WAH
FUZZ
→EQ→
ROOM
6
[LINE] Power LEAD [LINE] MELLOW BALLAD [LINE] JET SCREAM
Power LEAD→EQ→DBL →DELAY COMP
EQ→CHO→DELAY COMP
Vintage DRIVE→EQ→FLG→HALL
7
[LINE] Man on the Far Mountain [LINE] New York Night [LINE] Half WAH
METAL T →EQ
HALL COMP→ Classic OD→EQ→CHO→ROOM WAH
DRIVE Master→EQ→DBL→DELAY
8
[LINE] Master's Sound [LINE] American ROCK with DLY [LINE] SPACY Arpeggio
DRIVE Master→EQ→DBL COMP→ RHYTHM→EQ
DELAY EQ→FLG→DELAY
9
[LINE] Classic FUZZ [LINE] THE CRUNCH [LINE] WAH CLEAN
FUZZ
→EQ→
ROOM COMP→ Valve OD→EQ
ROOM COMP+WAH
EQ→CHO→HALL
BANK PATCH 1 PATCH 2 PATCH 3
*はアンプシュミレーター内蔵のディストーションです。
PRESET GROUP
ZOOMPLAYER1010
◇エフェクトタイプ : 同時最大使用数 6エフェクト
25種類 コンプレッサー,ワウ,ディストーション8タイプ × 2= 16種類,イコライザー,
コーラス,フランジャー,ダブリング,ホールリバーブ,ルームリバーブ,モノラルディレイ
◇エフェクトモジュール: 同時最大使用数 5モジュール
◇パッチ: USER 4バンク×3= 12パッチ(書き換え,保存可能)
PRESET 10バンク× 3= 30パッチ 合計 42パッチ
◇A/D変換: 18bit128倍オーバーサンプリング
◇D/A変換: 18bit128倍オーバーサンプリング
◇サンプリング周波数: 31.25kHz
◇インプット: ギターインプット 標準フォーンジャック/モノラル×1
定格入力レベル −20dBm/入力インピーダンス470KΩ)
◇アウトプット: ラインアウトプット 標準フォーンジャック/モノラル × 1
最大出力レベル +5dBm/出力インピーダンス1KΩ以下)
◇コントロール端子: フットボリュームコントロール兼ワウコントロール入力
◇ディスプレイ: 2桁7セグメントLEDディスプレイ
◇インジケーター: モジュールカーソル インジケーター×5
パラメーターカーソル インジケーター× 4 チューナー インジケーター×1
◇電源: DC9V 300mA(専用ACアダプター付属)
◇外形寸法: 270(W)× 136.5(D)×34(H)
◇重量: 1Kg
※0dBm= 0.775Vrms
※製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
14
仕 様
安全上のご注意
本製品を安全にご使用いただくために、つぎの事項にご注意 ください。
電源について
1010の電源には付属のACアダプターを使用します。 これ以外のACアダプターでご使用になりますと、故障や誤 動作あるいは火災などの原因となり危険です。
AC100V と異なる電源電圧の地域(たとえば国外)で、1010 をご使用になる場合は、必ずZOOM製品取り扱い店に相談し て適切なACアダプターをご使用ください。
長時間ご使用にならない場合は、ACアダプターをACコンセ ントから抜いておくようにしてください。
使用環境について
1010 をつぎのような場所でご使用になりますと、故障の原因 となりますのでお避けください。
● 温度が極端に高くなるところや低くなるところ
● 湿度が極端に高いところ
● 砂やほこりの多いところ
● 振動の多いところ
取り扱いについて
1010は精密機器ですので、フットスイッチ以外のスイッチ類 は足で踏むなど無理な力を加えないようにしてください。 必要以上に力を加えたり、落としたりぶつけるなどの衝撃は 故障の原因となります。
接続ケーブルと入出力ジャックについて
ケーブルを接続する際は、各機器の電源スイッチを必ずオフ にしてから行なってください。本製品を移動するときは、必 ずすべての接続ケーブルとACアダプターを抜いてから行な ってください。
改造について
ケースを開けたり、改造を加えることは、故障の原因となり ますので絶対におやめください。改造が原因で故障が発生し ても当社では責任を負い兼ねますのでご了承ください。
使用上のご注意
他の電気機器への影響について
1010はデジタル回路を多く使用しているため、近くのテレビ やラジオに雑音が生じることがあります。この場合は、十分 に距離をおいて設置してください。また1010の近くに蛍光灯 やモーター内蔵の機器があると、正常に動作しないことがあ りますのでご注意ください。
お手入れについて
パネルが汚れたときは、柔らかい布で乾拭きしてください。 それでも汚れが落ちない場合は、湿らせた布をよくしぼって 拭いてください。 クレンザー、ワックスおよびアルコール、ベンジン、シンナ ーなどの溶剤は絶対に使用しないでください。
故障について
故障したり異常が発生した場合は、すぐにACアダプターを 抜いて電源を切り、他の接続ケーブル類もはずしてください。
「製品の型番」「製造番号」「故障、異常の具体的な症状」「お
客様のお名前、ご住所、お電話番号」をお買い上げの販売店 またはズームサービスまでご連絡ください。
保証書の手続きとサービスについて
1010 の保証期間は、お買い上げいただいた日から1年間です。 ご購入された販売店で必ず保証書の手続きを行なってくださ い。万一保証期間内に、製造上の不備による故障が生じた場 合は、無償で修理いたしますのでお買い上げの販売店に保証 書を提示して修理をご依頼ください。ただし、つぎの場合の 修理は有償となります。
1. 保証書のご提示がない場合。
2. 保証書にご購入の年月日、販売店名の記述がない場合。
3. お客様の取り扱いが不適当なため生じた故障の場合。
4. 当社指定業者以外での修理、改造された部分の処理が 不 適当であった場合。
5. 故障の原因が本製品以外の、他の機器にある場合。
6. お買い上げ後に製品を落としたり、ぶつけるなど、過度 の衝撃による故障の場合。
7. 火災、公害、ガス、異常電圧、および天災(地震、落雷、 津波など)によって生じた故障の場合。
8. 消耗品(電池など)を交換する場合。
9. 日本国外でご使用になる場合。
保証期間が切れますと修理は有償となりますが、引き続き責 任を持って製品の修理を行ないます
株式会社ズーム 〒183 東京都府中市宮西町2-10-2ノアビル 1階 TEL:0423-69-7111 FAX:0423-69-7115
Printed in Japan 1010-5010
このマニュアルは将来必要となることがありますので、必ず参照しやすいところに保管してください。
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