遠隔会議・Web会議など、これまでの授業やセミナー、会議などのオンライン化が進む中で、広い空間における十分 な音量での拡声も必要となり、両立するにはどうすればよいかお困りではないですか?
普段通りの集まりにマイクスピーカーシステム「YVC-1000」と外部スピーカー、ミキサー、マイクを加えるだけで、 特別な工事は必要なく、広い会議室での打ち合わせ、広い会場でのセミナー、そしてそれらのオンライン化を手軽に 実現できるソリューションとセットアップ方法をご紹介します。
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の一部または全部を無断で転載することを禁じます。
での各製品の最新仕様で説明しています。最新版は下記ウェブサイトをご確認ください。 .yamaha.com/proaudio/ た結果発生した情報の消失などの損失については、弊社ではいかなる責任も負いかねます。 物損の範囲に限ります。あらかじめご了承ください。 |
|---|---|
| 略称について |
本書ではそれぞれの製品について、以下のように略称で記載しています。
Microsoft ® Windows ® : Windows macOS ® : macOS |
| 商標について |
Microsoft、Windowsは米国Microsoft社の米国およびその他の国における登録商標です。
Mac、macOSは、Apple Inc.の登録商標です。 |
パワードスピーカー DBR シリーズなどの外部スピーカーの活用でカバー
大掛かりで高価な機材を導入しなくとも、アンプ内蔵のパワード スピーカーをYVC-1000の外部スピーカー端子に接続すること で、規模の大きい会場での授業や企業セミナー、会議などにおい ても多くの人にまんべんなく遠隔拠点からの声を届けることがで きます。
テーブルトップマイク1台ではカバーしきれないレイアウトや 人数での使用時はオプションのマイク「YVC-MIC1000EX」 を追加。YVC-1000付属のマイクと合わせて5台まで接続 できます。
・付属電源ケーブル
パワードスピーカー「DBRシリーズ」などのパワーアンプ内蔵タイプのスピーカーがおすすめです。
YVC-1000と接続するオーディオケーブルはスピーカーの入力端子仕様に合ったケーブルをご使用ください。YVC-1000(RCA ピン端子)に接続できる主なケーブルは以下のとおりです。
YVC-1000対応OSは以下のとおりです:
人数に合わせてマイクを増やす場合に準備してください
会場の大きさ、参加人数に合わせて必要な数だけオプションのマイク(YVC-MIC1000EX)を接続する。付属マイクと合わせて最大5台まで接続可能です。
YVC-1000の( ◀)マークがついている端子(RCA ピン)と外部スピーカーの入力端子にオーディオケーブルで接続する。 ※隣にあるAudio Outに接続するとYVC-1000に接続された付属マイクの音声が拡声されてしまいますので接続しないでください。
YVC-1000ではBluetooth 接続などの操作の結果や、音響状態の問題点、自動音響調整の手順を音声ガイダンスで通知します。 音声ガイダンスは言語の切り替えができますので、外部スピーカーの設定の前に必要に応じて言語を切り替えてください。工場出荷 時設定では音声ガイダンスの言語は英語になっています。
電源を ON にし、音叉ボタン( 🌚 )を押しながら音量+ボタン( 🌚 )を繰り返し押してください。 音量+ボタン( 🚭 )を押すたびに以下のように切り替わります。
選択された言語の名称が音声ガイダンスで通知されます。
以下の手順1~4でパワードスピーカー側の音量を固定し、使用時の音量調整はYVC-1000本体の音量+-ボタンで行います。
接続使用されているパソコンで外部スピーカーをミュートしてください。YVC-1000の音量+-ボタンが緑色の点滅に変わり、外部 スピーカーがミュートされます。スピーカーミュートを解除する場合はスピーカーミュート中にPCまたはMacでスピーカーのミュートを 解除してください。YVC-1000の音量+-ボタンが緑色の点灯に変わり、スピーカーミュートが解除されます。なお、YVC-1000 の音量+-ボタンを押すことでもスピーカーミュートは解除されます。
ポータブルPAシステム STAGEPAS 1Kを活用することで、会場でのプレゼンの音量と遠隔 地への配信音量をそれぞれ個別に調整できるシステムを実現し、運用と操作の柔軟性を高めます。
マイクスピーカーシステム YVC-1000
ポータブルPAシステム STAGEPAS 1K
プレゼンやセミナーを行うのに十分な音量で広い会場に拡声し、 同時に遠隔地への配信を実施するシステムです。大がかりな機材 の設置や工事不要でシステムを構築できます。 ※YVC-1000付属マイクで会場内への拡声はできません。
STAGEPAS 1Kのミキサー機能を活用することで配信 側の音量と遠隔地への配信音声の音量を個別に調整で きるので、配信側では会場の音量調整に集中することが できます。
・付属電源ケーブル
コンデンサーマイクを直接接続して使用することはできません。
使用されるマイクの仕様に合った端子を持つケーブルをご使用ください。STAGEPAS 1Kに接続できる主なケーブルは以下のと おりです。
| - 3 |
|---|
XLRオス-XLRメス
標準フォン-XLRメス
以下の端子を持つオーディオケーブルをそれぞれ1本ずつご用意ください。
| - 3 | |
|---|---|
| RCAPY-XI | Rオス |
YVC-1000対応OSは以下のとおりです:
人数に合わせてマイクを増やす場合に準備してください
会場の大きさ、参加人数に合わせて必要な数だけオプションのマイク(YVC-MIC1000EX)を接続する。付属マイクと合わせて最大5台 まで接続可能です。
全ての機器の電源がOFF、もしくはスタンバイの状態で機器同士の接続を行います。
Webミーティング用のPCとYVC-1000を付属USBケーブルで接続する。
STAGEPAS 1KをYVC-1000 に接続して使用するには、YVC-1000 の設定を変更する必要があります。設定を変更するには、 PC 用ソフトウェア「YVC-1000 Configurator」を使用します。 ※Winsows用とMac用の2種類があります。ここではWindows用を使用した場合を説明します。
「「「YVC-1000 Configurator XXX.zip」を下記のWebサイトよりダウンロードし、 ファイルを解凍します。
※ファイル名の「XXX」はYVC-1000 Configuratorのバージョンになります。
2 YVC-1000の電源をONにします。
3 解凍したフォルダ内の「YVC-1000 Configurator.exe」をダブルクリックします。 「YVC-1000 Configurator」が起動します。
初回起動時は、「YVC-1000 Configurator 使用許諾契約」ダイアログが表示されます。内容をよく確認して、「使用許諾契約の 全条項に同意します」を選択し、「OK」をクリックしてください。
4 「YVC-1000 Configurator」で「AUDIO IN」タブを選択します。
| YVC-1000 Con | figurator [Connecte | ed Ver.1.00] | |
|---|---|---|---|
| AUDIO IN | USB | ||
| L CHANNE | |||
| AUDIO | MODE | CONFERENCE SYSTEM | ~ |
|
R NO OPTIC | N | |
| R CHANNE | L | ||
| MODE | CONFERENCE SYSTEM | ~ | |
| NO OPTIC | N | ||
5 STAGEPAS 1Kの Monitor Outから接続した端子の「MODE」項目を「PA MICROPHONE」に設定します。
| UDIO IN | AUDIO OUT | JSB | |
|---|---|---|---|
| L CHANNEL | |||
|
AUDIO
OUT IN |
MODE | A MICROPHONE | ~ |
| R SIGNAL LEVE | ~ | ||
| GAIN | 0dB | ~ | |
| EQ | THRU | ~ | |
| R CHANNEL | - | ||
| MODE | CONFERENCE SYST | EM ~ | |
| NO OPTION | |||
6 「SIGNAL LEVEL」項目を「LINE」に設定します。
| UDIO IN | AUDIO OUT | USB | |
|---|---|---|---|
| L CHANNE | b | ||
|
AUDIO
OUT IN |
MODE | PA MICROPHONE | ~ |
|
R SIGNAL L | ~ | |
| GAIN | 0dB | ~ | |
| EQ | THRU | ~ | |
| R CHANNE | L | ||
| MODE | CONFERENCE SYSTEM | ~ | |
| NO OPTIC | DN | ||
PA MICROPHONE SOUND OUTPUT TO SPEAKERをOFFにしてください。
YVC-1000ではBluetooth 接続などの操作の結果や、音響状態の問題点、自動音響調整の手順を音声ガイダンスで通知します。音声 ガイダンスは言語の切り替えができますので、外部スピーカーの設定の前に必要に応じて言語を切り替えてください。工場出荷時設定で は音声ガイダンスの言語は英語になっています。
電源をONにし、音叉ボタン( 🌑 )を押しながら音量+ボタン( 🌚 )を繰り返し押してください。 音量+ボタン( 🚭 )を押すたびに以下のように切り替わります。
選択された言語の名称が音声ガイダンスで通知されます。
以下の手順で遠隔地からの音声の音量を設定します。
YVC-1000のマイクミュート機能はすべてのマイクに対して連動します。そのためマイクを複数接続している場合は、一つの付属マイク をミュートすると、外部接続マイクを含めたすべてのマイク音声がミュートされ、遠隔地に音声が届きません。ただし、STAGEPAS 1K からの外部マイクの音声はミュートされません。
外部接続マイクのミュートをYVC-1000のマイクミュートと非連動にする場合は、YVC-1000 ConfiguratorのUSBタブの MICROPHONE MUTEをNO SYNCに設定してください。
ご注意




















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