PM5DV2/DSP5D Editor
PM5DV2/DSP5D Editor
PM5DV2/DSP5D Editor
取扱説明書
取扱説明書
取扱説明書
❏
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を禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。
・ このソフトウェアおよびPDF形式の取扱説明書を運用した結果およびその影響については、一切責任を負いかねますのでご了承く
ださい。
・ このPDF形式の取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって、最終仕様と異なる
場合がありますのでご了承ください。
・ アプリケーションのバージョンアップなどに伴うシステムソフトウェアおよび一部の機能や仕様の変更については、別紙または別
冊で対応させていただきます。
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目次
基本操作とセットアップ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2
INPUT CH ウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
ST IN ウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
FX RTN ウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
MIX ウィンドウ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
MATRIX ウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17
STEREO ウィンドウ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
DCA ウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21
Selected Channel ウィンドウ . . . . . . . . . . . . 22
インプット系チャンネルが選ばれている場合............22
MIX チャンネルが選ばれている場合........................... 31
MATRIX チャンネルが選ばれている場合 ..................36
STEREO A/B チャンネルが選ばれている場合 ........37
Patch Editor ウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . . . 40
Surround Editor ウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . 45
GEQ ウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47
Effect Editor ウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
* 仕様は改良のため予告なく変更することがあります。
用語 定義
Studio Manager Studio Manager V2 のこと
PM5D Editor
PM5DV2 Editor のこと
この Editor は P M5DV2 で動作します。本体ファームウェアが V2 であることをご確認ください。
DCA/Mute Group ウィンドウ . . . . .... .....54
Scene ウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . .... .....57
Library ウィンドウ . . . . . . . . . . . . . .... .....66
Meter ウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . .........68
Timecode Counter ウィンドウ . . . .... .....68
Sync ウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . .... .....68
Preference ウィンドウ. . . . . . . . . . .........69
User Defined Keys Setup ウィンドウ . . . . . .71
Fader Mode Assign ウィンドウ . . .........72
Output Port Att ウィンドウ . . . . . .... .....72
Word Clock ウィンドウ . . . . . . . . . .... .....73
Oscillator ウィンドウ . . . . . . . . . . . .... .....75
Cue/Solo ウィンドウ . . . . . . . . . . . .........77
Port Trim ウィンドウ . . . . . . . . . . . .... ... ..80
ショートカット . . . . . . . . . . . . . . . . .........81
索 引 ........ ... ............ .........82
メニュー/ ボタン名の表記について
Windows と Mac でメニューやボタンの名称が異なる場合、この取扱説明書では Windows での名称 (Mac での名称 ) という
形で表記します。
1
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
基本操作とセットアップ
PM5D/DSP5D Editor とは?
PM5D Editor および DSP5D Editor は PM5D 本体または DSP5D 本体をリモートコントロールしたり、パラメーター設定
をコンピューターに保存したりできます。
PM5D/DSP5D Editor は、Studio Manager から起動して使用します。PM5D/DSP5D Editor を使用するためには以下の
操作が必要です。
「Studio Manager の起動と設定」→「PM5D Editor あるいは DSP5D Editor の起動と設定」→「PM5D/DSP5D 本体との同
期(→P.5)」
NOTE
PM5D/DSP5D Editor の設定
以下の内容は開いているすべてのエディターで個別に設定する必要があります。
NOTE
Studio Manager の操作については、Studio Manager 取扱説明書をご参照ください。
・ 以下の設定の前に、あらかじめ Studio Manager の Setup ウィンドウで MIDI ポートを選択しておいてください。
・ Studio Manager の Setup ウィンドウで PM5D Editor もしくは DSP5D Editor をエディターを起動するには、
Studio Manager ウィンドウで各エディターに対応するアイコンをダブルクリックしてください。
❏
PM5D Editor:システムのセットアップ
System Setup ウィンドウを開くには、[File] メニューから [System Setup] を選択します。
Input port と Output port は必ず設定してください。
Input port/Output port: あらかじめ Studio Manager で設定
したポートの中から、本体と通信するポートを選択します。
Console Device ID: PM5D Editor は専用の ID を持つ最高 8 台
までの本体のうち任意の 1 台をコントロールできます。コントロール
したい本体の ID を選択します。
Fast Sync: PM5D 本体との同期時間を短縮します。同期に失敗す
る場合はチェックをはずしてください。
Level Meter: PM5D 本体との通信でレベルメーターの情報のや
りとりを行なうかどうかを設定します。チェックが入っている状態で
はレベルメーターの情報を PM5D から受信しますが、応答速度が遅
くなることがあります。応答速度が遅いと感じられる場合にチェック
をはずしてください。
System Color: PM5D Editor のワークスペースの色を変更する
ことができます。色はプルダウンメニューにある 8 色から選択可能で
す。複数の PM5D Editor を識別したい場合に便利です。
Synchronize Plug-in Boards: チェックボックスにチェックを
入れた SLOT に装着されている Y96K Plug-in Board の情報も含めてシーンデータに同期させることできます。
Window Control from Console: PM5D Editor のウィンドウのオープン / クローズを本体の USER DEFINED
KEYS でリモートコントロールできます。この操作を有効にするかどうかを設定します。
Set Default: このボタンをクリックすることで、その時点での System Setup の設定を PM5D Editor の初期値として
記憶させることができます。
2
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
❏
DSP5D Editor:システムのセットアップ
System Setup ウィンドウを開くには、[File] メニューから [System Setup] を選択します。
Input port と Output port は必ず設定してください。
Input port/Output port: あらかじめ Studio Manager で設定
したポートの中から、本体と通信するポートを選択します。
Fast Sync: DSP5D 本体との同期時間を短縮します。同期に失敗
する場合は無効にしてください。
Level Meter: DSP5D 本体との通信でレベルメーターの情報のや
りとりを行なうかどうかを設定します。チェックが入っている状態で
はレベルメーターの情報を DSP5D から受信しますが、応答速度が
遅くなることがあります。応答速度が遅いと感じられる場合にチェッ
クをはずしてください。
System Color: DSP5D Editor のワークスペースの色を変更する
ことができます。色はプルダウンメニューにある 8 色から選択可能で
す。複数の DSP5D Editor を識別したい場合に便利です。
Set Default: このボタンをクリックすることで、その時点での
System Setup の設定を DSP5D Editor の初期値として記憶させ
ることができます。
ミキサーのセットアップ
❏
Mixer Setup ウィンドウを開くには、[File] メニューから [Mixer Setup] を選択します。
Pair Mode: フェーダーのペアを Horizontal と Vertical のどちらにするか選択します。
Pan Nominal Position: パンを中央に合わせたときに信号をノミナルレベルにするのか (Center)、左右に振り切ったと
きにノミナルレベルにするのか (L<-->R) を設定します。モノラルチャンネルとペアチャンネルのそれぞれに対して設定し
ます。
Bus Setup: 奇数 / 偶数番号の順に並んだ 2 つの MIX バスごとに、MIX バスモード (VARI/FIXED) を選択します。サラウ
ンドバスにアサインされている MIX バスは、「SURROUND」と表示されて変更できません。
Surround Bus Allocation: サラウンドバスとして使用する MIX バス (MIX1 〜 8 または MIX9 〜 16) を選択します。
Stereo B Setup: STEREO B バスを、STEREO A バスと同じ信号が送れるようにするか (Stereo Bus)、LCR モードの
CENTER バスとして動作するようにするか (Center Bus) を選択します。
3
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
Number of Effects: 内蔵エフェクトと GEQ モジュールの割り当て数を変更します。内蔵エフェクトを 1 系統減らすと、
使用できる GEQ モジュールが 1 基増えます。内蔵エフェクトが 8 系統 (GEQ モジュール 12 基 ) から内蔵エフェクト使用
不可 (GEQ モジュールが 20 基 ) の間で変更できます。流用できるモジュールの数は最大 8 基です。
+48V Master: DSP5D Editor のみの機能です。INPUT 端子 1 〜 48、ST IN 端子 1 〜 4 のファンタム電源 (+48V)
のマスタースイッチです。このスイッチがオフのとき、ディスプレイ上に表示される +48V ボタンのオン / オフにかかわら
ずファンタムがかかりません。
Surround Mode: サラウンドモード (STEREO、3-1、5.1、6.1) を選択します。
External HA: SLOT を経由して外部に接続する外部 HA (AD8HR) の接続ポートを設定します。外部 HA には 1 〜 8 の
ID (DSP5D では 1 〜 4) が割り当てられ、それぞれをどのポートに接続するかを選択します。
IP Address: DSP5D Editor のみの機能です。IP Address、Subnet Mask、Default Gateway の値を設定します。
DSP5D とコンピューターを 1 対 1 で接続する場合は、次の初期設定値に合わせることをおすすめします。
・ IP Address ........................... 192.168.0.129
・ Subnet Mask .......................255.255.255.0
・ Default Gateway ...............192.168.0.1
NOTE
Cascade Connection: DSP5D Editor のみの機能です。カスケード接続をする際の Cascade Machine ID を設定し
ます。1 に設定すると DME Connection の設定ができます。2 および 3 に設定すると Cascade 設定が Slave となり、
DME Connection の設定はできません。
DME Connection: DSP5D Editor のみの機能です。DME シリーズ (DME 32 を除く ) と DSP5D を接続するための設
定をします。接続方法については本体マニュアルのリファレンス編のグローバルファンクションの MIDI リモートファンク
ションをご参照ください。
NOTE
・ Input Port / Output Port
NOTE
・ Monitor Port
・ Connect
・ MIDI Program Change
・ コンピューターのネットワーク設定については DME-N Network Driver インストールガイド for DSP5D(Windows)
または Network-MIDI Driver インストールガイド (Mac) をご参照ください。
・IPAddress を変更したときは、一度 DSP5D Editor と Studio Manager を終了し、DME-N Network Driver または
Network-MIDI Driver の通信ポートの IP Address の値を再設定してください。IP Address を変更すると DSP5D
とDSP5D Editor との接続が切れます。
DME Connection を有効にしても DME のリモートコントロールは DSP5D Editor からはできません。DME のリモート
コントロールには別途 DME Designer をご使用ください
DME と接続する DSP5D 側の端子 / スロットを設定します。選択できるのは SLOT1、SLOT2、CASCADE IN/OUT
D-SUB、CASCADE OUT RJ-45 です。
・ CASCADE IN/OUT D-SUB または CASCADE OUT RJ-45 を選択した場合、Patch Editor の Slot 表示部に選択
した端子 / スロット名を表示します。
・ CASCADE IN RJ-45 は使用できませんので、DME と DSP5D を Ethernet ケーブルで接続する場合には必ず
DSP5D 側は CASCADE OUT RJ-45 に接続してください。
DME からのモニター信号を受信する DSP5D のポートを設定します。選択できるのは Input Port で選択したポート内
のステレオチャンネルです。
DSP5D と DME の通信の開始と切断を行ないます。チェックが入っている状態が通信開始、チェックが入っていない状
態で切断となります。実際の通信の開始もしくは切断は OK ボタンをクリックしたあととなります。
DSP5D のシーンリコールに同期して、DME も Program Change Table で対応しているシーンをリコールすること
ができます。チェックを入れるとこの機能が有効となり、MIDI のプログラムチェンジによって同期するようになります。
また、この機能を有効にするためには、Connect にチェックが入っている必要があります。
4
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
PM5D/DSP5D 本体との同期
PM5D/DSP5D Editor を初めて起動した時点では、本体と PM5D/DSP5D Editor でパラメーターの設定が異なっていま
す。このため、最初に本体と PM5D/DSP5D Editor の設定を合わせる必要があります。これを本体との同期と呼びます。この操
作は以下の手順で行ないます。
1. [Synchronize] メニュー → [Re-synchronize] を選択します。
右の画面が表示されます。
2. 本体と PM5D/DSP5D Editor のどちらの状態に合わせるか選択し
ます。
[All Libs] のチェックボックスにチェックを入れると、ライブラリーデータも
同期します。
[Fast Sync] のチェックボックスにチェックを入れると、本体との同期時間を短縮します。この項目を有効にするためには、
System Setup ウィンドウの [Fast Sync] のチェックボックスにチェックを入れてください。
PC -> Console (DSP5D): PM5D/DSP5D Editor のパラメーター設定を本体にコピーします。
Console (DSP5D) -> PC: 本体のパラメーター設定を PM5D/DSP5D Editor にコピーします。
3. [OK] をクリックします。
同期中は本体を操作しないでください。
NOTE
・ Studio Manager で同期をとると、Studio Manager で選択されているすべてのエディターとその本体の間で同期がと
れます。
・ 本体側で、外部からのシーンデータの読み込みが禁止されている場合、Direction は Console (DSP5D) -> PC に設定
されます。また、Read Only に設定されているシーンデータがある場合は、Read Only Data のシーンについて
Console (DSP5D) -> PC として同期するか、Read Only のシーンについては同期しないかを選択するダイアログ
ボックスが OK 時に表示されます。ここでの選択は Read Only 設定になっているシーンデータすべてに適用されます。
Offline Edit 機能
本体と PM5D/DSP5D Editor を連動させたくない場合は、[Synchronization] メニュー→ [Offline Edit] を選択します。
Offline Edit で編集した内容を本体に反映させたいときは、[Synchronization] メニュー→ [Re-Synchronize] を選択して、
「PC -> Console (DSP5D)」で同期をとります。
Sync ウィンドウの [ONLINE]/[OFFLINE] ボタンでも、Offline Edit を選択できます。
NOTE
本体のエフェクトパラメーターには、サンプリング周波数によって表示値が変わるものがあります。PM5D/DSP5D
Editor を OFFLINE から ONLINE にした場合、PM5D/DSP5D Editor は本体のサンプリング周波数を読み込んで表示を
更新するため、エフェクトパラメーターの表示値が変わることがあります。
セッションの操作
PM5D/DSP5D Editor では、シーン / ライブラリーデータなどを含む本体のすべてのミックス設定をセッションと呼びます。
セッションの操作方法は次のとおりです。
新規セッションを作成する 「File」メニュー→「New Session」
保存されているセッションを開く 「File」メニュー→「Open Session」
開いているセッションを保存する 「File」メニュー→「Save Session」
開いているセッションを新しい名前で保存する 「File」メニュー→「Save Session As...」
各エディターのウィンドウでセッションを保存すると、そのエディターの設定だけがファイルに保存されます。PM5D/DSP5D
Editor で保存したセッションファイルの拡張子は.YSEになります。また、PM5D 本体のデータのみを保存したファイル ( 拡
張子は.PM5) も扱えるので、メモリーカードを使って PM5D 本体とデータのやり取りができます。
Studio Manager でセッションを保存すると、選択されているすべてのエディターの設定が 1 つのファイルに保存されます
( このファイルの拡張子は.YSMになります )。
NOTE
PM5D バージョン 1 と PM5D Editor ( バージョン 1 対応 ) で保存した拡張子.PM5のデータは PM5DV2 Editor で
も開くことができます。
5
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
ウィンドウの操作
各ウィンドウは、[Windows] メニューから選択して開きます。
INPUT CH ウィンドウや Effect Editor ウィンドウでは、表
示するチャンネルやライブラリーをサブメニューから選択し
て開きます。
Library ウィンドウや Scene ウィンドウなどでは、ウィンド
ウ上部のタブをクリックして、操作対象になるページを切り替
えます。
EDIT 機能
❏
Ch Copy/Ch Paste ( チャンネルコピー/ チャンネルペースト ) 機能
Ch Copy/Ch Paste 機能は [SELECT] ( あるいは [SEL] ) ボタンによって選択されているチャンネルをコピーしたり貼り付
けたりする機能です。
コピーはキーボードの <Ctrl ( )> キー + <C> キー操作でも動作します。また貼り付けはキーボードの <Ctrl ( )> キー +
<V> キー操作でも動作します。
なお、Ch Paste を実行すると Undo 情報がクリアされるため、その時点での Undo はすべてできなくなります。
Ch Move ( チャンネルムーブ ) 機能
❏
Ch Move 機能は特定のチャンネルを同じ構成を持つ任意のチャンネルの位置へ
移動する機能です。
Ch Move を選択すると右のダイアログが表示されます。Source および
Destination の下にあるボタンをクリックすると、チャンネルリストが表示され
ます。
移動元 (Source) と移動先 (Destination) を選択して OK ボタンをクリックする
とチャンネルが移動します。
Ch Move の対象となるチャンネルは、[SELECT] ( あるいは [SEL] ボタン ) によって選択されているチャンネルと同じ構成の
チャンネルです。また、Output 系のチャンネルでは無効です。
なお、Ch Move を実行すると Undo 情報がクリアされるため、その時点での Undo はすべてできなくなります。
NOTE
・ Source が Pair チャンネルの場合、Pair の状態のまま移動します。
・ Source と Destination の間に Pair チャンネルがある場合、移動は、Pair (2CH 単位 ) での移動になります。
・ 2CH 単位で 1 つの Parameter が ON になっている場合 (GANG や LINK などが ON になっている ) も Pair (2CH
単位 ) での移動になります。
6
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
❏
Undo/Redo ( アンドゥ/ リドゥ) 機能
直前 ( ひとつ前 ) の操作を取り消すことを Undo、直前の Undo を取り消すことを Redo と呼びます。Undo を 2 回続ければ 2
つ前までの操作を、3 回続ければ 3 つ前までの操作を、というように操作をさかのぼって取り消すことができます。
Undo/Redo 機能の操作方法は次のとおりです。
Undo 「Edit」メニュー →「Undo」
Redo 「Edit」メニュー →「Redo」
ただし、以下の操作を行なった場合、それ以前の操作は Undo/Redo できなくなるか、矛盾が生じるために正しく Undo/Redo
されなくなります。
・ 本体での操作
・ Studio Manager の終了
・ サラウンドモード / ペアモードの変更
・ 本体との同期
・ セッションの操作
・ GEQ の [EQ FLAT] ボタン
・ GEQ の可変幅変更によるフェーダー位置の移動
NOTE
NOTE
以下の操作は Undo/Redo の操作対象外です。これらの操作は取り消せません。
・ Setup 項目の変更
・ Synchronization
・ ウィンドウ のオープン / クローズ
・ ウィンドウ のサイズの変更
・ChCopy/Ch Paste
・ChMove
この他にも機能によって取り消せない操作があります。
Library と Scene の操作では、1 つ前の操作だけが Undo/Redo の対象になります。2 つ以上前の操作は取り消せません。
これらのウィンドウの Undo/Redo は、それぞれのウィンドウ内の [UNDO] ボタンでのみ可能です。Sync ウィンドウか
らシーンリコールを行なった場合でも、ショートカットやメニュー操作では取り消せません。
その他の機能
❏
Ctrl( )+ クリック
操作子や設定値にマウスカーソルを合わせ、<Ctrl> キー(< > キー) を押したままクリックすると、プリセット値 ( イン
プットチャンネルのフェーダーは「−∞ dB」、パンは「Center」など ) に戻せます。
❏
Ctrl( )+Shift+ クリック
フェーダーや AUX センドのノブなどにマウスカーソルを合わせ、<Ctrl> キー(< > キー) と <Shift> キーを押したまま
クリックすると、ノミナル値に設定できます。
7
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
INPUT CH ウィンドウ
インプットチャンネル 1 〜 24、25 〜 48 のパラメーターを表示 / 変更します。ウィンドウ内には、チャンネル 1 〜 24、また
はチャンネル 25 〜 48 のいずれか一方のレイヤーが表示されます。もう一方のレイヤーのウィンドウを表示させるには、
[Windows] メニューから [INPUT CH] を選択して、CH1-24またはCH25-48を選択します。
また、ウィンドウ内に表示させるパラメーターは、[View] メニューで選択できます。
インプットパッチ
1
2
3
A
インプットチャンネルに割り当てる入力ソースを次の中から選択します。
NONE 割り当てなし
AD1 〜 AD48 INPUT 端子 1 〜 48
AD1L 〜 AD4R ST IN 端子 1 〜 4 の L/R チャンネル
S1-1, S1-2...S4-15, S4-16
FX1L, FX1R...FX8L, FX8R 内蔵エフェクト 1 〜 8 の L/R 出力
2TR D1L, 2TR D1R...2TR D3L, 2TR D3R
2TR A1L, 2TR A1R, 2TR A2L, 2TR A2R
* この選択肢は PM5D Editor でのみ表示されます。
B
+48V
内蔵 HA (PM5D-RH モデルならびに DSP5D のみ )、またはインプットチャンネルにパッチさ
れた外部 HA (AD8HR、AD824) のファンタム電源 (+48V) のオン / オフを切り替えます。
スロット 1 〜 4 に装着された I/O カードの入力
チャンネル
DSP5D では SLOT3 と SLOT4 を CASCADE
IN/OUT D-SUB に割り当てています。
2TR IN DIGITAL 端子 1 〜 3 の L/R チャンネル
2TR IN ANALOG 端子 1/2 の L/R チャンネル
*
*
C
HA GAIN
画面上のノブをドラックして、内蔵 HA (PM5D-RH モデルならびに DSP5D のみ )、またはイ
ンプットチャンネルにパッチされた外部 HA (AD8HR、AD824) のゲインを調節します。
8
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
4
5
6
7
8
9
HPF ( ハイパスフィルター)
D
ハイパスフィルターのオン / オフを切り替えます。数値部分を上下にドラッグすれば、カットオ
フ周波数を変更できます。
φ( フェイズ )
E
AD 変換後の信号の位相を反転させます。
INSERT ( インサート )
F
INSERT PATCH されたものの有効 / 無効を切り替えます。
J
K
L
M
N
DIRECT ( ダイレクト )
G
DIRECT OUT PATCH された Port への出力の有効 / 無効を切り替えます。
GATE ( ゲート )
H
ゲートのオン / オフを切り替えま
す。ボタンのすぐ下にあるインジ
ケーターで、ゲートのオン / オフ状
態や開閉状態を確認できます。
COMP ( コンプレッサー)
I
コンプレッサーのオン / オフを切り替えます。コンプレッサーがオンの間、ボタンのすぐ下にあ
るGRメーターにゲインリダクション量が表示されます。
EQ ( イコライザー)
J
EQ のオン / オフを切り替えます。ボタンのすぐ下にあるグラフに、EQ の大まかな特性が表示さ
れます。グラフ上をドラッグすれば、EQ の特性をエディットできます。また、コンピューター
キーボードの <Ctrl> キー( キー) を押しながらグラフをクリックすると、特性がフラットに
なります。
DELAY ( ディレイ )
K
ディレイのオン / オフを切り替えます。ボタンのすぐに下にある数値を上下にドラッグして、
ディレイタイムを設定することもできます。
チャンネル番号
L
そのモジュールが対応するインプットチャンネルの番号です。この番号をダブルクリックする
と、そのチャンネルの Selected Channel ウィンドウが開かれます。また、コンピューターキー
ボードの <Ctrl> キー( キー) を押しながらダブルクリックをすると、Locked のウィンドウ
が開きます。
ゲート = クローズ
(赤)
ゲート = オープン
(緑)
ゲート = オフ
O
P
MIX SEND ( ミックスセンド )
M
インプットチャンネルから MIX バスに送られる信号のセン
ドレベルをバーグラフで表示します。バーグラフを左右にド
ラッグして、センドレベルを設定することもできます。
インプットチャンネルから MIX バスに送られる信号の送出
位置 ( プリ / ポスト ) やオン / オフ状態に応じて、バーグラ
フの表示が変化します。
NOTE
PAN ( パン )
N
インプットチャンネルから STEREO バスに送られる信号の定位を設定します。PAN のモード
によっては BALANCE ( バランス ) となります。
SELECT ( セレクト )
O
操作の対象となるインプットチャンネルを選びます。PM5D パネル上にある INPUT チャンネ
ルストリップの [SEL] キーと連動しています。
CH ON ( チャンネルオン ) ボタン
P
インプットチャンネルのオン / オフを切り替えます。PM5D パネル上にある INPUT チャンネ
ルストリップの CH [ON] キーと連動しています。
・ 左の数字部をクリックすると、オン / オフが切り替わります。
・ FIXED タイプの MIX バスでは、バーグラフがノミナルレベル (0dB) の位置に固定さ
れて、オン / オフ状態だけを表示します。
プリ/オン(緑)
プリ/オフ(緑)
ポスト/オン(黄)
ポスト/オフ(黄)
9
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
Q
R
チャンネル名
Q
チャンネル名を表示するテキストボックスです。このテキストボックス内でチャンネル名を変更
することもできます。
なお、チャンネル番号 (
対し、チャンネル名の表示はペアモードに応じて変化することにご注意ください。
たとえば、CH1-24 のレイヤーが表示されているときに、ペアモードを Horizontal から
Vertical に切り替えると、チャンネル 1、2、3...24、25 の順に並んでいたチャンネル名の表示
が、チャンネル 1、3、5...45、47 の順に変わります。
フェーダー
R
インプットチャンネルの入力レベルを調節します。PM5D パネル上にある INPUT チャンネル
ストリップのフェーダーと連動しています。
現在のフェーダーの値は、フェーダーのすぐ下にある数値ボックスで確認できます。また、フェー
ダーの右にあるレベルメーターには、入力信号のレベルが表示されます。
L
)はMixer Setup 画面でペアモードを切り替えても変わらないのに
S
その他、フェーダー右側
の番号やアルファベット
で、そのチャンネルが所
属する DCA グループ /
ミュートグループ、およ
びリコールセーフ /
ミュートセーフの設定状
態を確認できます。
CUE ( キュー)
S
インプットチャンネルの信号をキューモニターするボタンです。PM5D パネル上にある
INPUT チャンネルストリップの [CUE] キーと連動しています。SOLO が有効な時は、SOLO
として機能します。
そのチャンネルが所属する DCA グループの番号
が黄色で表示されます。
そのチャンネルが所属するミュートグループの番
号が赤で表示されます。
そのチャンネルがリコールセーフに設定されてい
るときに、R の文字がオレンジ色で表示されます。
そのチャンネルがミュートセーフに設定されてい
るときに、M の文字が赤で表示されます。
10
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
ST IN ウィンドウ
ST IN チャンネル 1 〜 4 のパラメーターを表示 / 変更します。ウィンドウ内に表示させるパラメーターは、[View] メニューで
選択できます。
1
2
3
4
5
6
7
インプットパッチ
A
ST IN チャンネルに割り当てる入力ソースを選択します。選択可能な入力ソースは、インプット
チャンネルと共通です ( → P.8)。
+48V
B
内蔵 HA (PM5D-RH モデルならびに DSP5D のみ )、または ST IN チャンネルにパッチされ
た外部 HA (AD824、AD8HR) のファンタム電源 (+48V) のオン / オフを切り替えます。
HA GAIN
C
画面上のノブをドラックして、内蔵 HA (PM5D-RH モデルならびに DSP5D のみ )、または
ST IN チャンネルにパッチされた外部 HA (AD824、AD8HR) のゲインを調節します。
HPF ( ハイパスフィルター)
D
ハイパスフィルターのオン / オフを切り替えます。数値部分を上下にドラックすれば、カットオ
フ周波数を調節できます。
φ( フェイズ )
E
AD 変換後の信号の位相を反転させます。
F
INSERT ( インサート )
INSERT PATCH されたものの有効 / 無効を切り替えます。
G
DIRECT ( ダイレクト )
DIRECT OUT PATCH された Port への出力の有効 / 無効を切り替えます。
11
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
8
9
J
K
L
M
GATE ( ゲート )
H
ゲートのオン / オフを切り替えます。ボタンのすぐ下にあるインジケーターで、ゲートのオン /
オフ状態や開閉状態を確認できます ( → P.9)。
COMP ( コンプレッサー)
I
コンプレッサーのオン / オフを切り替えます。コンプレッサーがオンの間、ボタンのすぐ下にあ
るGRメーターにゲインリダクション量が表示されます。
EQ ( イコライザー)
J
EQ のオン / オフを切り替えます。ボタンのすぐ下にあるグラフに、EQ の大まかな特性が表示さ
れます。グラフ上をドラッグして EQ の特性をエディットしたり、コンピューターキーボードの
<Ctrl> キー( キー) を押しながらグラフをクリックして特性をフラットに戻したりできま
す。
DELAY ( ディレイ )
K
ディレイのオン / オフを切り替えます。ボタンのすぐに下にある数値を上下にドラッグして、
ディレイタイムを設定することもできます。
チャンネル番号
L
そのモジュールが対応する ST IN チャンネルの番号です。この番号をダブルクリックすると、そ
のチャンネルの Selected Channel ウィンドウが開かれます。また、コンピューターキーボー
ドの <Ctrl> キー( キー) を押しながらダブルクリックをすると、Locked のウィンドウが開
きます。
MIX SEND ( ミックスセンド )
M
ST IN チャンネルから MIX バスに送られる信号のセンドレベルをバーグラフで表示します。
バーグラフを左右にドラッグして、センドレベルを設定することもできます。
ST IN チャンネルから MIX バスに送られる信号の送出位置 ( プリ / ポスト ) やオン / オフ状態
に応じて、バーグラフの表示が変化します ( → P.9)。
N
O
P
Q
R
S
PAN ( パン )
N
ST IN チャンネルから STEREO バスに送られる信号の定位を設定します (L/R を個別に設定
できます )。PAN のモードによっては BALANCE ( バランス ) となります。
SELECT ( セレクト )
O
操作の対象となる ST IN チャンネルを選びます (L/R を個別に選択できます )。PM5D パネル
上にある ST IN チャンネルストリップの [SEL] キーと連動しています。
CH ON ( チャンネルオン ) ボタン
P
ST IN チャンネルのオン / オフを切り替えます。PM5D パネル上にある ST IN チャンネルスト
リップの CH [ON] キーと連動しています。
チャンネル名
Q
チャンネル名を表示するテキストボックスです。このテキストボックス内でチャンネル名を変更
することもできます。
フェーダー
R
ST IN チャンネルの入力レベルを調節します。PM5D のパネル上にある ST IN チャンネルスト
リップのフェーダーと連動しています。
その他、フェーダー右側の番号やアルファベットで、そのチャンネルが所属する DCA グループ
/ ミュートグループ、およびリコールセーフ / ミュートセーフの設定状態を確認できます
(→P.10)。
CUE ( キュー)
S
ST IN チャンネルの信号をキューモニターするボタンです。PM5D パネル上にある ST IN チャ
ンネルストリップの [CUE] キーと連動しています。SOLO が有効な時は、SOLO として機能し
ます。
12
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
FX RTN ウィンドウ
FX RTN チャンネル 1 〜 4 のパラメーターを表示 / 変更します。ウィンドウ内に表示させるパラメーターは、[View] メニュー
で選択できます。
1
2
3
4
5
6
インプットパッチ
A
FX RTN チャンネルに割り当てる入力ソースを選択します。選択可能な入力ソースは、インプッ
トチャンネルと共通です ( → P.8)。
+48V
B
内蔵 HA (PM5D-RH モデルならびに DSP5D のみ )、または FX RTN チャンネルにパッチさ
れた外部 HA (AD8HR、AD824) のファンタム電源 (+48V) のオン / オフを切り替えます。
HA GAIN
C
画面上のノブをドラックして、内蔵 HA (PM5D-RH モデルならびに DSP5D のみ )、または
FX RTN チャンネルにパッチされた外部 HA (AD8HR、AD824) のゲインを調節します。
HPF ( ハイパスフィルター)
D
ハイパスフィルターのオン / オフを切り替えます。数値部分を上下にドラックすれば、カットオ
フ周波数を調節できます。
E
φ( フェイズ )
AD 変換後の信号の位相を反転させます。
F
EQ ( イコライザー)
EQ のオン / オフを切り替えます。ボタンのすぐ下にあるグラフに、EQ の大まかな特性が表示さ
れます。グラフ上をドラッグして EQ の特性をエディットしたり、コンピューターキーボードの
<Ctrl> キー( キー) を押しながらグラフをクリックして特性をフラットに戻したりできま
す。
13
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
7
8
チャンネル番号
G
そのモジュールが対応する FX RTN チャンネルの番号です。この番号をダブルクリックすると、
そのチャンネルの Selected Channel ウィンドウが開かれます。また、コンピューターキー
ボードの <Ctrl> キー( キー) を押しながらダブルクリックをすると、Locked のウィンドウ
が開きます。
MIX SEND ( ミックスセンド )
H
FX RTN チャンネルから VARI タイプの MIX バスに送られる信号のセンドレベルをバーグラ
フで表示します (L/R の設定が連動します )。バーグラフを左右にドラッグして、センドレベルを
設定することもできます。
FX RTN チャンネルから MIX バスに送られる信号の送出位置 ( プリ / ポスト ) やオン / オフ状
態に応じて、バーグラフの表示が変化します ( → P.9)。
PAN ( パン )
I
FX RTN チャンネルから STEREO バスに送られる信号の定位を設定します (L/R を個別に設
定できます )。PAN のモードによっては、BALANCE ( バランス ) となります。
SELECT ( セレクト )
J
操作の対象となる FX RTN チャンネルを選びます (L/R を個別に選択できます )。PM5D パネ
ル上にある FX RTN チャンネルストリップの [SEL] キーと連動しています。
9
J
K
L
M
N
CH ON ( チャンネルオン ) ボタン
K
FX RTN チャンネルのオン / オフを切り替えます。PM5D パネル上にある FX RTN チャンネ
ルストリップの CH [ON] キーと連動しています。
チャンネル名
L
チャンネル名を表示するテキストボックスです。このテキストボックス内でチャンネル名を変更
することもできます。
フェーダー
M
FX RTN チャンネルの入力レベルを調節します。PM5D のパネル上にある FX RTN チャンネ
ルストリップのフェーダーと連動しています。
その他、フェーダー右側の番号やアルファベットで、そのチャンネルが所属する DCA グループ
/ ミュートグループ、およびリコールセーフ / ミュートセーフの設定状態を確認できます
(→P.10)。
CUE ( キュー)
N
FX RTN チャンネルの信号をキューモニターするボタンです。PM5D パネル上にある FX RTN
チャンネルストリップの [CUE] キーと連動しています。SOLO が有効な時は、SOLO として機
能します。
14
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
MIX ウィンドウ
MIX チャンネル 1 〜 24 のパラメーターを表示 / 変更します。ウィンドウ内に表示させるパラメーターは、[View] メニューで
選択できます。
1
2
3
4
5
EQ ( イコライザー)
A
EQ のオン / オフを切り替えます。ボタンのすぐ下にあるグラフに、EQ の大まかな特性が表示さ
れます。グラフ上をドラッグして EQ の特性をエディットしたり、コンピューターキーボードの
<Ctrl> キー( キー) を押しながらグラフをクリックして特性をフラットに戻したりできま
す。
COMP ( コンプレッサー)
B
コンプレッサーのオン / オフを切り替えます。コンプレッサーがオンの間、ボタンのすぐ下にあ
るGRメーターにゲインリダクション量が表示されます。
INSERT ( インサート )
C
INSERT PATCH されたものの有効 / 無効を切り替えます。
DELAY ( ディレイ )
D
ディレイのオン / オフを切り替えます。ボタンのすぐに下にある数値を上下にドラッグして、
ディレイタイムを設定することもできます。
チャンネル番号
E
そのモジュールが対応する MIX チャンネルの番号です。この番号をダブルクリックすると、その
チャンネルの Selected Channel ウィンドウが開かれます。また、コンピューターキーボード
の <Ctrl> キー( キー) を押しながらダブルクリックをすると、Locked のウィンドウが開き
ます。
15
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
6
7
8
9
J
K
L
M
MTRX (MATRIX バスへのセンドレベル )
F
MIX チャンネルからそれぞれの MATRIX バスに送られる
信号のセンドレベルをバーグラフで表示します。バーグラフ
を左右にドラッグして、センドレベルを設定することもでき
ます。
MIX チャンネルから MATRIX バスに送られる信号の送出
位置 ( プリ / ポスト ) やオン / オフ状態に応じて、バーグラ
フの表示が次のように変化します。
NOTE
TO ST ( トゥステレオ )
G
MIX チャンネルから STEREO バスに送られる信号のオン / オフを切り替えます。
PAN ( パン )
H
MIX チャンネルから STEREO バスに送られる信号の定位を設定します。
VARI/FIXED ( バリ / フィックスト )
I
現在選ばれている MIX バスのタイプ (VARI/FIXED) を表示します ( このパラメーターは表示
のみです。PM5D/DSP5D Editor 上で VARI/FIXED を切り替える場合は、Mixer Setup 画面
(→P.3) で切り替えてください )。
また、サラウンドモードが有効なときは、サラウンドバスに割り当てられている MIX バスではサ
ラウンドチャンネル名 (L、R、Ls、Rs...) が表示され、それ以外の MIX バスではFIXEDと表示
されます。
左側の数字をクリックするとオン / オフが切り替わります。
プリ/オン(緑)
プリ/オフ(緑)
ポスト/オン(黄)
ポスト/オフ(黄)
N
SELECT ( セレクト )
J
操作の対象となる MIX チャンネルを選びます。PM5D パネル上の MIX セクションにある MIX
[SEL] キーと連動しています。
ON ( オン )
K
MIX チャンネルのオン / オフを切り替えます。
チャンネル名
L
チャンネル名を表示するテキストボックスです。このテキストボックス内でチャンネル名を変更
することもできます。
フェーダー
M
MIX チャンネルの出力レベルを調節します。現在のフェーダーの値は、フェーダーのすぐ下にあ
る数値ボックスで確認できます。また、フェーダーの右にあるレベルメーターには、信号の出力レ
ベルが表示されます。
その他、フェーダー右側の番号やアルファベットで、そのチャンネルが所属する DCA グループ
/ ミュートグループ、およびリコールセーフ / ミュートセーフの設定状態を確認できます ( 番号
やアルファベットの意味は→ P.10)。
CUE ( キュー)
N
MIX チャンネルの信号をキューモニターするボタンです。PM5D パネル上の MIX セクション
にある MIX [CUE] キーと連動しています。SOLO が有効なときは、SOLO として機能します。
16
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
MATRIX ウィンドウ
MATRIX チャンネル 1 〜 8 のパラメーターを表示 / 変更します。ウィンドウ内に表示させるパラメーターは、[View] メニュー
で選択できます。
17
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
1
2
3
4
MIX (MIX チャンネルから MATRIX バスへのセンドレベル )
A
それぞれの MIX チャンネルから MATRIX バスに送られる信号のセンドレベルを表示 / 変更し
ます。操作方法や表示の意味は、MIX ウィンドウの MTRX (
STEREO (STEREO チャンネルから MATRIX バスへのセンドレベル )
B
STEREO A/B チャンネルから MATRIX バスに送られる信号のセンドレベルを表示 / 変更し
ます。操作方法や表示の意味は、MIX ウィンドウの MTRX (
チャンネル番号
C
そのモジュールが対応する MATRIX チャンネルの番号です。この番号をダブルクリックする
と、そのチャンネルの Selected Channel ウィンドウが開かれます。また、コンピューターキー
ボードの <Ctrl> キー( キー) を押しながらダブルクリックをすると、Locked のウィンドウ
が開きます。
EQ ( イコライザー)
D
EQ のオン / オフを切り替えます。ボタンのすぐ下にあるグラフに、EQ の大まかな特性が表示さ
れます。グラフ上をドラッグして EQ の特性をエディットしたり、コンピューターキーボードの
<Ctrl> キー( キー) を押しながらグラフをクリックして特性をフラットに戻したりできま
す。
COMP ( コンプレッサー)
E
コンプレッサーのオン / オフを切り替えます。コンプレッサーがオンの間、ボタンのすぐ下にあ
るGRメーターにゲインリダクション量が表示されます。
INSERT ( インサート )
F
INSERT PATCH されたものの有効 / 無効を切り替えます。
6
) と共通です ( → P.16)。
6
) と共通です ( → P.16)。
5
6
7
8
9
J
K
L
DELAY ( ディレイ )
G
ディレイのオン / オフを切り替えます。ボタンのすぐに下にある数値を上下にドラッグして、
ディレイタイムを設定することもできます。
SELECT ( セレクト )
H
操作の対象となる MATRIX チャンネルを選びます。PM5D パネル上の MATRIX セクションに
ある MATRIX [SEL] キーと連動しています。
ON ( オン )
I
MATRIX チャンネルのオン / オフを切り替えます。PM5D パネル上の MATRIX セクションに
ある MATRIX [ON] キーと連動しています。
チャンネル名
J
チャンネル名を表示するテキストボックスです。このテキストボックス内でチャンネル名を変更
することもできます。
フェーダー
K
MATRIX チャンネルの出力レベルを調節します。現在のフェーダーの値は、フェーダーのすぐ下
にある数値ボックスで確認できます。また、フェーダーの右にあるレベルメーターには、信号の出
力レベルが表示されます。
その他、フェーダー右側の番号やアルファベットで、そのチャンネルが所属する DCA グループ
/ ミュートグループ、およびリコールセーフ / ミュートセーフの設定状態を確認できます ( 番号
やアルファベットの意味は→ P.10)。
CUE ( キュー)
L
MATRIX チャンネルの信号をキューモニターするボタンです。PM5D パネル上の MATRIX セ
クションにある MATRIX [CUE] キーと連動しています。SOLO が有効なときは、SOLO として
機能します。
18
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
STEREO ウィンドウ
STEREO A/B チャンネルのパラメーターを表示 / 変更します。ウィンドウ内に表示させるパラメーターは、[View] メニューで
選択できます。
19
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
1
2
3
4
5
6
EQ ( イコライザー)
A
EQ のオン / オフを切り替えます。ボタンのすぐ下にあるグラフに、EQ の大まかな特性が表示さ
れます。グラフ上をドラッグして EQ の特性をエディットしたり、コンピューターキーボードの
<Ctrl> キー( キー) を押しながらグラフをクリックして特性をフラットに戻したりできま
す。
COMP ( コンプレッサー)
B
コンプレッサーのオン / オフを切り替えます。コンプレッサーがオンの間、ボタンのすぐ下にあ
るGRメーターにゲインリダクション量が表示されます。
INSERT ( インサート )
C
INSERT PATCH されたものの有効 / 無効を切り替えます。
DELAY ( ディレイ )
D
ディレイのオン / オフを切り替えます。ボタンのすぐに下にある数値を上下にドラッグして、
ディレイタイムを設定することもできます。GANG をオンにすることで、L/R のディレイタイ
ムがオフセット値を保ったまま連動します。オフにすると L/R のディレイタイムをそれぞれ設
定できます。
7
8
9
J
K
L
チャンネル番号
E
そのモジュールが対応するチャンネルの番号 (STEREO A または B) です。この番号をダブルク
リックすると、そのチャンネルの Selected Channel ウィンドウが開かれます。また、コン
ピューターキーボードの <Ctrl> キー( キー) を押しながらダブルクリックをすると、
Locked のウィンドウが開きます。
MTRX (MATRIX バスへのセンドレベル )
F
STEREO A/B チャンネルからそれぞれの MATRIX バスに送られる信号のセンドレベルを表
示/変更します。操作方法や表示の意味は、MIX ウィンドウの MTRX (
(→P.16)。
BALANCE ( バランス )
G
STEREO A/B チャンネルの左右のバランスを調節します。
SELECT ( セレクト )
H
操作の対象となる STEREO A/B チャンネルを選びます (L/R 独立して指定できます )。PM5D
パネル上の STEREO A/B チャンネルストリップにある STEREO [SEL] キーと連動していま
す。
ON ( オン )
I
STEREO A/B チャンネルのオン / オフを切り替えます。PM5D パネル上の STEREO A/B
チャンネルストリップにある STEREO [ON] キーと連動しています。
チャンネル名
J
チャンネル名を表示するテキストボックスです。このテキストボックス内でチャンネル名を変更
することもできます。
6
) と共通です
フェーダー
K
STEREO A/B チャンネルの出力レベルを調節します。PM5D パネル上の STEREO A/B チャ
ンネルストリップにある STEREO フェーダーと連動しています。
現在のフェーダーの値は、フェーダーのすぐ下にある数値ボックスで確認できます。また、フェー
ダーの右にあるレベルメーターには、信号の出力レベルが表示されます。
その他、フェーダー右側の番号やアルファベットで、そのチャンネルが所属する DCA グループ
/ ミュートグループ、およびリコールセーフ / ミュートセーフの設定状態を確認できます ( 番号
やアルファベットの意味は→ P.10)。
CUE ( キュー)
L
STEREO A/B チャンネルの信号をキューモニターするボタンです。PM5D パネル上の
STEREO A/B チャンネルストリップにある STEREO [CUE] キーと連動しています。SOLO
が有効なときは、SOLO として機能します。
20
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
DCA ウィンドウ
DCA グループ 1 〜 8 のパラメーターを表示 / 変更します。
1
2
3
4
5
A
DCA 番号
DCA グループの番号です。
B
MUTE ( ミュート )
DCA グループのミュートのオン / オフを切り替えます。PM5D パネル上にある DCA ストリッ
プセクションの DCA [MUTE] キーと連動しています。
C
DCA グループ名
DCA グループ名を表示するテキストボックスです。このテキストボックス内で DCA グループ
名を変更することもできます。
D
DCA フェーダー
DCA グループのレベルを調節するフェーダーです。PM5D パネル上にある DCA ストリップセ
クションの DCA フェーダーと連動しています。
現在のフェーダーの値は、フェーダーのすぐ下にある数値ボックスで確認できます。
コンピューターキーボードの <Ctrl> キー( キー) と <Shift>キーを押しながらフェーダー
部分をクリックすると、該当するフェーダーがノミナルレベル (0dB) に設定されます。また
<Ctrl> キー( キー) を押しながらフェーダー部分をクリックすると、該当フェーダーが−∞
に設定されます。フェーダーがノミナルレベルのときは、フェーダーの右側にある N の文字が緑
色で表示されます。
また、DCA グループがリコールセーフに設定されているときは、フェーダー右下の R の文字が
オレンジ色で表示されます。
E
CUE ( キュー)
DCA グループをキューモニターするボタンです。PM5D パネル上の DCA チャンネルストリッ
プにある DCA [CUE] キーと連動しています。
21
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
Selected Channel ウィンドウ
現在選択されているインプット系チャンネル ( インプットチャンネル 1 〜 48、ST IN チャンネル 1 〜 4、FX RTN チャンネル
1〜4) またはアウトプット系チャンネル (MIX チャンネル 1 〜 24、MATRIX チャンネル 1 〜 8、STEREO A/B チャンネル )
の各種パラメーターを設定します。
このウィンドウで操作可能なパラメーターの種類は、現在選択されているチャンネルの種類に応じて異なります。以下、インプッ
ト系チャンネル ( インプットチャンネル 1 〜 48、ST IN チャンネル 1 〜 4、FX RTN チャンネル 1 〜 4)、MIX チャンネル、
MATRIX チャンネル、STEREO A/B チャンネルに分けて Selected Channel ウィンドウのパラメーターを説明します。
インプット系チャンネルが選ばれている場合
NOTE
CHANNEL SELECT ( チャンネル選択 )
❏
SELECT ( チャンネル選択 )
A
操作の対象となるチャンネルの番号と名称を表示します。チャンネルを切り替えるには、SELECT ボタンまたは左右の /
ボタンを使用します。チャンネル名のテキストボックス内で、名称を変更することもできます。
PAIR ( ペア )
B
選択されているチャンネルのペアの設定状態を示します。ハートのマークをクリックして、ペアの設定 / 解除を行なうことも
できます。
INPUT PATCH ( インプットパッチ )
C
インプット系チャンネルに割り当てる入力ソースを選択します ( 選択可能な入力ソースは→ P.8)。
特に断わり書きがない限り、以下に説明するパラメーターは、インプットチャンネル 1 〜 48、ST IN チャンネル 1 〜 4、FX
RTN チャンネル 1 〜 4 に共通です。
LIBRARY ( ライブラリー)
D
LIBRARY ウィンドウの INPUT CH ページを呼び出します。
22
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
❏
HA GAIN/φ/HPF (HA ゲイン / フェイズ / ハイパスフィルター)
HA GAIN (HA ゲイン )
A
内蔵 HA (PM5D-RH モデルならびに DSP5D のみ )、またはインプットチャンネルにパッチされた外部 HA (AD8HR、
AD824) のゲインを調節します。現在の設定値は、ノブの上にある数値ボックスで確認できます。+48V ボタンを使って、
ファンタム電源のオン / オフを切り替えることもできます。GANG ボタンを使って、パッチ上で隣り合った 2 チャンネルの
ゲインを、現在のオフセット値を保ったまま連動させることができます。
φ( フェイズ )
B
AD 変換後の信号の位相を反転させます。
HPF ( ハイパスフィルター)
C
右側の HPF ボタンを使って、ハイパスフィルターのオン / オフを切り替えます。また、左側のノブを操作してカットオフ周
波数を変更できます。現在の設定値は、ノブの上にある数値ボックスで確認できます。
GATE ( ゲート ) (FX RTN チャンネルは除く )
❏
9
J
M L K N
A
ゲートグラフ
現在選ばれているチャンネルのゲートの大まかな特性を表示します。
B
GR メーター
ゲートによるリダクション量を表示するメーターです。
3
6
5
8
7
C
TYPE ( タイプ )
現在選ばれているゲートのタイプを表示します。
D
THRESHOLD ( スレッショルドレベル )
ゲートが開閉する基準レベルを設定します。キーイン信号がこのレベルを越えたときにゲートが開き、このレベルよりも下
がったときにゲートが閉じます。
E
RANGE ( レンジ )
ゲートが閉じている間の信号レベルの減衰量を設定します。
23
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
DECAY ( ディケイタイム )
F
ホールドタイムで設定された時間を経過した後で、ゲートが閉じるまでの時間を設定します。
ATTACK ( アタックタイム )
G
キーイン信号がスレッショルドを越えてからゲートが開くまでの時間を設定します。
HOLD ( ホールドタイム )
H
キーイン信号がスレッショルドよりも下がった後で、ゲートが開いている時間を設定します。
ON ( オン / オフ )
I
ゲートのオン / オフを切り替えるボタンです。
LIBRARY ( ライブラリー)
J
ゲートライブラリーを呼び出すためのボタンです。このボタンをクリックすると、LIBRARY ウィンドウの GATE ページが
開きます。
LINK ( ステレオリンク )
K
奇数 / 偶数番号の順に並んだインプットチャンネルどうし、および ST IN チャンネルの L/R どうしで、パラメーターの設定
やキーイン信号によるゲートの起動を連動させるためのボタンです。
KEY IN SOURCE ( キーインソース )
L
キーインとして利用する信号を次の中から選択します。
SELF PRE EQ 現在選ばれているインプット系チャンネルの EQ 直前の信号
SELF POST EQ 現在選ばれているインプット系チャンネルの EQ 直後の信号
CH 1 〜 48 POST EQ それぞれ該当するインプット系チャンネルの EQ 直後の信号 ( ただし選択できる信号は、CH1 〜
ST IN 1L/1R 〜 4L/4R POST EQ
MIX 21 〜 24 OUT それぞれ該当する MIX チャンネルのアウトプットアッテネーション直前の出力信号
8、CH9 〜 16、CH17 〜 24、CH25 〜 32、CH33 〜 40、CH41 〜 48、ST IN 1L/1R 〜
4L/4R の 7 つのグループの中で、そのチャンネルが属するグループのみ )
CUE ( キュー)
M
現在選ばれているキーイン信号をキューモニターするボタンです。
KEY IN FILTER ( キーインフィルター)
N
選択したキーイン信号にかけるフィルターの種類を HPF ( ハイパスフィルター)、BPF ( バンドパスフィルター)、LPF ( ロー
パスフィルター) の中から選びます。すぐ下の ON/OFF ボタンで、フィルターのオン / オフを切り替えます。
BPF を選んだときは、右側の 2 つのノブでバンドパス周波数と Q を調節します。また、HPF と LPF を選んだときは、左側の
ノブでカットオフ周波数を調節します。
24
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書
❏
COMPRESSOR ( コンプレッサー) (FX RTN チャンネルは除く )
3
6
5
9
K
J
8
7
M
A
コンプレッサーグラフ
現在選ばれているチャンネルのコンプレッサーの大まかな特性を表示します。
B
GR メーター
コンプレッサーによるリダクション量を表示するメーターです。
C
TYPE ( タイプ )
現在選ばれているコンプレッサーのタイプを表示します。
D
THRESHOLD ( スレッショルドレベル )
コンプレッサーが動作する基準レベルを設定します。キーイン信号がこのレベルを越えたときに入力信号の圧縮が始まり、こ
のレベルよりも下がったときに圧縮が解除されます。
E
RATIO ( レシオ )
キーイン信号がスレッショルドを越えたときに、入力信号を圧縮する比率を設定します。
F
KNEE( ニー)/WIDTH( ウィズ )
TYPE が COMP か EXPANDER の時は、KNEE を設定します。KNEE は出力レベルが変化する鋭さです。HARD、1〜5
の中から選択できます。
TYPE が COMPANDER H か COMPANDER S の時は、WIDTH を設定します。WIDTH はコンプレッサーの効果の境界
レベル (THRESHOLD) と、エキスパンダーの効果の境界レベルの幅です。THRESHOLD+WIDTH 以下のレベルにエキス
パンダーの効果がかかります。
G
ATTACK ( アタックタイム )
キーイン信号がスレッショルドを越えてから信号の圧縮が始まるまでの時間を設定します。
L N
H
RELEASE ( リリースタイム )
キーイン信号がスレッショルドを下回ってから、圧縮が解除されるまでの時間を設定します。
I
GAIN ( ゲイン )
コンプレッサー通過後の信号のゲインを設定します。
J
ON ( オン / オフ )
コンプレッサーのオン / オフを切り替えるボタンです。
K
LIBRARY ( ライブラリー)
コンプレッサーライブラリーを呼び出すためのボタンです。このボタンをクリックすると、LIBRARY ウィンドウの COMP
ページが開きます。
L
LINK ( ステレオリンク )
奇数 / 偶数番号の順に並んだインプットチャンネルどうし、および ST IN チャンネルの L/R どうしで、パラメーターの設定
やキーイン信号によるコンプレッサーの起動を連動させるボタンです。
M
COMP LINK GROUP ( コンプレッサーリンクグループ )
そのチャンネルが所属するコンプレッサーリンクグループを 1 〜 8 の中から選びます。
N
KEY IN ( キーイン )
キーインとして利用する信号を選択します。選択可能な信号の種類は、ゲートのキーイン信号と同等です ( → P.24)。
25
PM5DV2/DSP5D Editor 取扱説明書