INSTRUCTION MANUAL
このたびは、YAMAHAミキシングコンソールPM2800Mをお 買い求めいただきまして、誠にありがとうございます。
YAMAHAミキシングコンソールPM2800Mは、大規模なPA/ コンサートホールなど、多目的なシステムの要求に答えるべく、 インプットチャンネルおよびミキシング出力数の拡充を計り、 あらゆる用途に対応するように設計されました。
PAシステムにおいて、ほとんどの場合FBミキサーが必要とさ れますが、ジャンル、バンド編成によっては、FBミキサーを 別に設置するのはコストアップになり、システムとしてアンバ ランスになる場合もあります。このような場合にベストセッテ ィングを約束してくれるのがPM2800Mです。また、大規模PA においては、その入出力数を生かしたFBミキサーとしての使 用感も充分な手ごたえを約束してくれます。
PM2800Mの最大の特徴は、PM3000、PM1800の高性能と操作性を引き継いだのもさることながら、8つのミックスアウトに対して、インプットチャンネルの信号を自由にミックスできることです。
これにより、PAスピーカーとは別に、録音、ロビー送り、楽 屋・控え室送り、ハウススピーカー、モニタースピーカー等の バランスをとることが可能です。
PM2800Mの高機能、高音質、低歪率、低ノイズが皆様のクリ エイティブな感性の手助けになることを願っております。
この項目では、マニュアルをどのように使うと能率的か、また、表記上の約束について説明します。 このマニュアルは、全部で7章の構成になっていますが、全ての方が、§1から§7まで順番に読まれる必要はないものと思われます。 マニュアルの使い方は自由ですが、下記内容をご理解の上、このマニュアルを充分ご活用ください。
の順に読んでいただければ、通常、必要とされる情報は得られるでしょう。
の順に読んでいただければ、通常、必要とされる情報は得られるでしょう。
の順に読んでいただければ、PM2800Mはどのように機能し、どのように使えばよいかを理解できるでしょう。
次に、このマニュアルの表記上の約束事について説明します。
原則として、パネル表記の文字、記号を最優先としています。従って、英大文字(例えば、MIX OUT等)の表記となりますが、中に は、それだけでは意味がよくわからない場合があります(例えば、数値とかON等)。そのような場合は、関連する表記と併記したり(例 えば、AUX SEND ON)しています。
日次一
また、より意味を理解しやすくするためにカタカナ表記も併用しています。
§1 システムの特徴 | 3 |
---|---|
§ 2 基本操作説明⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯ | •••4 |
2.1 INPUTモジュール | • 4 |
2.2 MIX Aモジュール | · 7 |
2.3 MIX Bモジュール | • 9 |
2.4 TB/STモジュール | 10 |
2.5 COMMモジュール | · 12 |
2.6 メーターパネル | ·13 |
2.7 リアパネル | ·15 |
2.8 PW2800フロント & リアパネル | 18 |
§3 特殊機能 ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯ | 19 |
3.1 MUTE機能 ······ | 19 |
3.2 CUE/SOLO機能 | · 19 |
§ 4 オプション機能 | 20 |
4.1 モジュールの取りはずし & 取り付け | · 20 |
4.2 INPUTモジュール | · 21 |
4.3 MIX A & Bモジュール | 25 |
4.4 TB/STモジュール | · 28 |
4.5 インプットトランスの取り付け | ·30 |
|
§5 仕様 ··································· |
---|
5.1般仕様 |
5.2 PM2800M寸法図 ······32 |
5.3 PW2800仕様 ·······33 |
5.4 PW2800寸法図 ·······33 |
5.5 入•出力特性 |
5.6 特性図 |
5.7 入・出力コネクタのピンアサイン |
§ 6 サービスについて |
付録 ブロックダイアグラム・レベルダイアグラム |
PM2800Mは、世界中で定評をいただいておりますPM3000、 PM1800の性能を受け継ぎながら、8つのミックスアウトに対 して、インプットチャンネルの信号を自由にミックスできるこ とを目標に設計されたプロ用ミキシングコンソールです。
これにより、入力信号を8つの独立したミキシング信号とし て得ることが可能です。 PA、録音、エフェクターへの送り出しにご使用ください。
MIX信号とSTEREO信号のマトリクスを4つ組むことが可能 です。 PA、録音などにご使用ください。
これにより、入力信号をダイレクトにステレオミキシングす ることが可能です。 PA、録音などにご使用ください。
ヘッドフォンおよびCUE OUTにより、CUE/SOLO信号を モニター可能です。 SOLO MODEスイッチがONの場合、CUE/SOLOスイッチ が押されているモジュールだけをモニターできます。
8つのグループを組むことができ、あらゆるシーンに自在に 対応可能です。もちろん、MUTE SAFEも装備しています ので、入力信号に優先順位を付けることもできます。また、 複数のミキサーをカスケード接続した時に便利な、MUTE MASTER/SLAVEの切り替えも可能です。
§ 2 基本操作説明
2.1 INPUT モジュール
PM2800M-32C; ×32モジュール(1~32ch) PM2800M-40C; ×40モジュール(1~40ch)
4帯域、周波数連続可変のイコライザーです。HIGHとLOW はシェルビング、HI MIDとLOW MIDはピーキングタイプ です。 内側のツマミがレベルコントロール、外側のツマミが周波数
コントロールです。
レベル可変幅は最大で±15dBです。また、レベルツマミ位 置センターでフラットな特性となります。
このスイッチを押すことにより(緑色LED点灯)、4帯域イコ ライザーが動作状態になります。赤色のCLIPインジケータ ーは、イコライザー回路直後のレベルを検出するため、イコ ライザーの極端なブーストなどによる歪みを防止することが できます。点灯レベルはクリップの3dB手前(21dB)です。 しかし、イコライザーのブーストを優先させたい時は、GAIN コントロールツマミで、CLIPインジケーターが点灯しない ように調整してください。
このツマミで、ローカットの周波数を連続的に変化させるこ とができます。可変幅は20Hzから400Hzです。
このスイッチを押すことにより(緑色LED点灯)、3のHPF カッオフト周波数コントロールで設定した周波数以下の信号 成分を、-12dB/octのカーブで減衰させることができます。
インプットチャンネルの信号を、ツマミの番号に対応した、 それぞれのAUX OUTに出力させることができます。 一般的な用途としては、ディレイマシン、リバーブレーター などシグナルプロセッサー用としての使用、ステージモニタ ー用としての使用が考えられます。 なお、工場出荷時は信号のピックアップ位置がPOSTフェー
ダーとなっていますが、モジュール内部のジャンパー線の位置を変更することにより、PREフェーダーに切り替えることができます(P21参照)。PREフェーダーにした場合は、さらに、PREイコライザーかPOSTイコライザーかの設定を、モジュール内部のジャンパー線により切り替え可能です(P22参照)。(工場出荷時はPOSTイコライザーになっています。)ただし、この設定はモジュール全体に共通です。
インプットチャンネルの信号を、ツマミの番号に対応した、 それぞれのMIXモジュールに送り出すことができます。
内側のツマミで送出レベルをコントロールでき、外側のツマ ミでPRE/POSTフェーダー(信号のピックアップ位置)の選 択、または送出をカットするOFFポジションを指定できま す。
これらのツマミで、MIX OUTへのアウトプットアサイン が決定されます。従って、ツマミの位置を0にした場合、同 じ番号のMIX OUT (MATRIX OUT)へは信号が出力され なくなります。
一般的な用途としては、ステージモニター用としての使用、 ディレイマシン、リバーブレーターなどシグナルプロセッサ ー用としての使用が考えられます。
PREフェーダーにした場合は、PREイコライザーかPOST イコライザーかの設定を、モジュール内部のジャンパー線に より切り替え可能です(P24参照)。(工場出荷時はPOSTイ コライザーになっています。)ただし、この設定は、モジュ ール全体に共通です。
インプットチャンネルの信号を、STEREO OUTに送り出 すことができます。
内側のツマミがレベルコントロール、外側のツマミがPAN コントロールとなっています。
このツマミで、インプットチャンネル信号を直接ステレオ( PAN操作によりモノラル)にミックスすることが可能です。 一般的な用途としては、PA、録音用としての使用が考えら れます。
なお、工場出荷時は信号のピックアップ位置がPOSTフェー ダーとなっていますが、モジュール内部のジャンパー線の位 置を変更することにより、PREフェーダーに切り替えるこ とができます(P23参照)。PREフェーダーにした場合は、さ らに、PREイコライザーかPOSTイコライザーかの設定を、 モジュール内部のジャンパー線により切り替え可能です(P24 参照)。(工場出荷時はPOSTイコライザーになっています。) ただし、この設定は、モジュール全体に共通です。
コンデンサーマイクロフォンを使用する場合、このスイッチ をONすることにより、そのチャンネルのマイクロフォンに、 DC +48Vのファントム電源を供給することができます。 その際、PM2800MリアパネルのPHANTOM MASTERス イッチをONにしておかなればなりません。
入力信号の位相を反転させることができます。接続するケー ブル、機器のタイプ、規格等によるピン番号使用方法の違い によって生じる、位相反転を簡単に切り替えることができま す。
入力信号レベルと楽音バランスによる、ヘッドアンプに対す る最適入力感度を調整することができます。
外側のツマミが粗調(PAD)用で3段階、内側のツマミが微調 (GAIN)用で34dBの連続可変幅を持っています。PADとGAIN による、最適入力レベル範囲は次表のようになっています。
GAIN | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
PAD |
0dB
(−26の位置) |
~ |
+34dB
(-60の位置) |
||||
OdB | -26dB | ~ | -60dB | ||||
20dB | -6dB | ~ | -40dB | ||||
40dB | +14dB | ~ | -20dB |
GAINおよびPAD調整コントロールで調整されたヘッドア ンプの出力レベルを検視することができます。 各インジケーターの点灯レベルは下表のようになっています。
SIGNAL | -16dB(クリップより36dB手前) |
---|---|
CLIP | +17dB(クリップより3dB手前) |
このスイッチをON(橙色LED点灯状態)にすることにより、 そのチャンネルの信号をMIX OUT、STEREO OUT、AUX OUTに出力させることができます。OFFの場合でも、CUE 用の信号は出力可能です。
なお、MUTE機能やSOLO機能(そのチャンネルのCUE/ SOLOスイッチがOFFの場合)が働いた場合、このスイッチ が機械的にON状態であってもLEDは消灯し、MIX OUT、 STEREO OUT、AUX OUTに信号は出力されません。
このスイッチをON(赤色LED点灯状態)にすることにより、 そのチャンネルに対するミュート機能は働かなくなります。 従って、どのような場合も(チャンネルOFFを除く)、ミュ ートしたくないチャンネルは、このスイッチをONにしてお くと安全です。
このフェーダーの操作により、そのチャンネルのMIX、AUX、 STEREOの送り出しレベルを同時にコントロールできます。 ただし、POSTフェーダーに設定されている信号のみです。
そのチャンネルを、どのMUTE MASTERスイッチ(COMM モジュール)でミュートするかを選択するスイッチです。橙 色LEDの点灯している番号に対応したMUTE MASTERス イッチが押された時、そのチャンネルはミュートされます。 その時、チャンネルON/OFFのLEDは消灯します。 なお、このミュート機能を使用するためには、PM2800Mリ アパネルのMUTE MASTER/SLAVE切り替えスイッチを MASTER側にする必要があります。(19ページの *3.1 MUTE 機能"を参照)
このスイッチをONにすることにより、そのチャンネルの PREフェーダー/PREイコライザー(ヘッドアンプ直後)の信 号を、CUE OUT、PHONES OUTに出力させることがで きます。その時、OUT系のCUE信号は強制的にカットされ ます。もしCOMMモジュールのSOLO MODEスイッチが押 されていた場合(赤色LED点滅状態の時)は、CUE/SOLOス イッチが押されたチャンネルの信号だけを、MIX OUT、 STEREO OUT、AUXPUT、CUE OUT、PHONES OUT に出力させることができます。AUX RTNの信号は強制的 にOFFにはなりません。
チャンネルON/OFFスイッチがOFFであっても、CUE OUT、 PHONES OUTには出力されます。なお、COMMモジュー ルのCOMM INがON状態の時は、CUE、SOLO信号をCUE OUT、PHONES OUTで聞くことはできません。(19ペー ジの *3.2 CUE/SOLO機能"を参照)
これらのスイッチの番号はMIX OUTの番号に対応しており、任意のスイッチを押すことにより、AUXリターン信号を出力させるMIX OUTを選択できます。スイッチを押さない限り、そのAUXリターン信号をMIX OUTに出力させることはできません。
このスイッチを押すことにより、AUXリターン信号をSTE REO OUTに出力可能となります。なおSTEREO信号に関 しては、常に③のBAL, PANコントロールが有効です。
(バランス/パンツマミおよびON/OFFスイッチ) MIX OUT、STEREO OUTに出力する信号に対して有効 なスイッチとツマミです。内側のツマミがバランス/パンの ツマミで、外側のツマミがMIX OUTに対するパンのON/ OFFスイッチです。このボリュームは、STEREO OUTに 対してバランサーとして常に有効ですが、MIX OUTに対 しては、外側のスイッチをONにした時だけパンとして機能 します。
これらのスイッチの番号はAUX OUTの番号に対応してお り、任意のスイッチを押すことにより、AUXリターン信号 を出力させるAUX OUTを選択できます。スイッチを押さ ない限り、そのAUXリターン信号をAUX OUTに出力させ ることはできません。
なお、 ⑤ のMONOスイッチがOFFの時はAUX RTN L、R をミックスした信号がAUX OUTに出力され、ONの時は AUX RTN Lの信号がAUX OUTに出力されます。
※エフェクト用の信号をAUX OUTへ出力させ、そのリタ ーン信号をAUX RTNから入力した場合、このスイッチ の番号とエフェクトセンド用AUX OUTの番号が一致し ていると、電気的ループが形成され発振状態になりますの で、そのようなセッティングにならないよう充分ご注意く ださい。
このスイッチが押されていない状態ではL、R両端子が入力 端子で、押した状態ではAUX RTNのL側端子が入力端子 (モノラル)となります。
MIX OUT、STEREO OUT、AUX OUTへの、AUXリタ ーン信号の送出レベルをコントロールできます。ステレオタ イプの連動ボリュームです。
このスイッチをONにすることにより、⑥のLEVELコント ロール前の信号を、CUE OUT、PHONES OUTに出力さ せることができます。その時、OUT系のCUE信号は強制的 にカットされます。もし、COMMモジュールのSOLO MODEスイッチが押されていた場合(赤色LED点滅状態の 時)は、CUE/SOLOスイッチが押されていない全てのインプ ットチャンネルは強制的にOFFになり、MIX OUT、STEREO OUT、AUX OUTに信号を出力させることはできません。 ただし、他のAUX RTNの信号は強制的にOFFになりませ ん。モニターできる信号は⑤のMONOスイッチの状態には 関係なく、常にモノラルです。
⑦のONスイッチがOFFであっても、CUE OUT、PHONES OUTには出力されます。なお、COMMモジュールのCOMM INがON状態の時は、CUE、SOLO信号をCUE OUT、 PHONES OUTで聞くことはできません。(19ページの "3.2 CUE/SOLO機能" 参照)
基本的に⑦のCUE Rスイッチと同じ動作をします。⑤の MONOスイッチをONにした時は、このスイッチを押してく ださい。
このスイッチをONにすることにより、AUXリターン信号 を、MIX OUT、STEREO OUT、AUX OUTに出力させ ることができます。
インプットAUXおよびAUXリターン信号のマスターフェー ダーです。このフェーダーでAUX OUTへの出力レベルを コントロールできます。
このスイッチを押すことにより、AUXマスターフェーダー 前の信号を、CUE OUT、PHONES OUTでモニターでき ます。ただし、インプット系CUEスイッチがONまたは、 COMM INスイッチがONになっていると、モニターできま せん。
このスイッチをONにすることにより、AUXマスターフェ ーダーでコントロールした信号をAUX OUTに出力させる ことができます。
このスイッチを押すことにより、MIX OUTの信号を、そ れぞれのMATRIX回路に送り出すことができます。 なお、内部のジャンパー線により、信号のピックアップ位置 をMIXフェーダーのPREかPOSTのどちらかに切り替える ことが可能です。(工場出荷時はPOSTフェーダーになって います。)(25ページの *4.3 MIX A & Bモジュール"を参 照)
このスイッチをONにすることにより、MIX OUTの信号レ ベルをダウンさせることができます。 なお、内部のジャンパー線により、ダウンレベルを-6dB/ -10dBのどちらかに切り替えることが可能です。(工場出荷 時は-10dBになっています。)(27ページの"4.3 MIX A & Bモジュール"を参照)
このスイッチをONにすることにより、MIXマスターフェー ダーでコントロールした信号を、MIX OUTに出力させる ことができます。
インプット系MIX信号およびMIX SUB IN信号のマスター フェーダーです。このフェーダーにより、MIX OUTへの 出力レベルをコントロールできます。
このスイッチを押すことにより、MIXマスターフェーダー 前の信号を、CUE OUT、PHONES OUTでモニターでき ます。ただし、インプット系CUEスイッチがONまたは、 COMM INスイッチがONになっていると、モニターできま せん。
MIX OUT 1~8およびSTEREO OUT、MATRIX SUB IN の信号をミックスするためのツマミです。ツマミ10の位置で 減身0です。
ミックス後の信号は、MATRIX MASTERコントロールを 経由してMATRIX OUTに出力されます。ただし、MIX信 号はMIX A, BモジュールのMIX TO MATRIXスイッチ がONになっていなければなりません。
STEREO OUTおよびMIX OUT 1~& MATRIX SUB IN の信号をミックスするためのツマミです。ツマミ10の位置で 減衰0です。
ミックス後の信号は、MATRIX MASTERコントロールを 経由してMATRIX OUTに出力されます。ただし、STEREO 信号はTB/STモジュールのST TO MATRIXスイッチがON になっていなければなりません。
MIX OUT、STEREO、MATRIX SUB IN信号ミックス 後の、MATRIX OUTマスターコントロールです。10の位 置で減衰0です。
このスイッチを押すことにより、MATRIX MASTERコン トロール前の信号を、CUE OUT、PHONES OUTでモニ ターできます。ただし、インプット系CUEスイッチがONま たは、COMM INスイッチがONになっていると、モニター できません。
このスイッチをONにすることにより、MATRIX MASTER コントロールでコントロールした信号をMATRIX OUTに 出力させることができます。
MIX Aモジュール 働 のMIX TO MATRIXスイッチと同じ 動作をします。
MIX Aモジュール他のDIM ON/OFFスイッチと同じ動作をします。
MIX Aモジュール のON (MIX OUT ON/OFF) スイッチ と同じ動作をします。
MIX Aモジュール 動 のMIXマスターフェーダーと同じ動作 をします。
これらのスイッチを押すことにより、TALK BACK MIC INまたはOSCの信号を、MIX OUT、STEREO OUT、 AUX OUTに出力させることが可能になります。TALK BACKとOSCのどちらが出力されるかは、TALK BACK ON/OFFスイッチの状態で決まります。ONの時は、TALK BACK信号を出力可能です。
このスイッチをONにすることにより、TALK BACK MIC INまたはOSCの信号をTB OUTに出力させることが可能 になります。TALK BACKとOSCのどちらが出力されるか は、TALK BACK ON/OFFスイッチの状態で決まります。 ONの時は、TALK BACK信号が出力可能です。
このスイッチをONにすることにより、TALK BACK MIC INまたはOSCの信号をOSC OUTに出力させることが可能 になります。TALK BACKとOSCのどちらが出力されるか は、TALK BACK ON/OFFスイッチの状態で決まります。 ONの時は、TALK BACK信号が出力可能です。
PINKを押すとピンクノイズを発振し、10k、1k、100を押す とその周波数(Hz)のサイン波を発振します。OFFスイッチ を押すと発振が停止します。
このツマミによって、ピンクノイズ、サイン波発振器の送り 出しレベルを調整することができます。
この端子から入力された信号が、トークバック系の入力信号 となり、各アウトプットに対する出力レベルを、このレベル ツマミで調整できます。
このスイッチを押した状態にすると、TALK BACKマイク インプットの入力感度は+4dBになります。押していない状 態では-50dBです。
このスイッチをONにすることにより、TALK BACKマイ クインプットからの入力信号を、MIX、AUX、STEREO、 OSC、TBの各アウトプットに出力可能です。ONの時は、 OSCの信号をMIX、AUX、STEREO、OSC、TBの各アウ トプットに出力させることはできません
このスイッチを押すことにより、STEREO OUTの信号を、 それぞれのMATRIX回路に送り出すことができます。 なお、内部のジャンパー線により、信号のピックアップ位置 をSTEREOフェーダーのPREかPOSTのどちらかに切り替 えることが可能です。(工場出荷時はPOSTフェーダーにな っています。)(28ページの*4.4 TB/STモジュール"を参照)
このスイッチをONにすることにより、STEREO OUTの信 号レベルをダウンさせることができます。 なお、内部のジャンパー線により、ダウンレベルを-6dB/ -10dBのどちらかに切り替えることが可能です。(工場出荷 時は-10dBになっています。)(29ページの *4.4 TB/STモ ジュール″を参照)
このスイッチをONにすることにより、STEREOマスターフ ェーダーでコントロールした信号をMIX OUTに出力させ ることができます。
インプット系ステレオ信号のマスターレベルコントロールで す。このフェーダーにより、STEREO OUTへの出力レベ ルをコントロールできます。
このスイッチをONにすることにより、STEREOマスターフ ェーダー前の信号を、CUE OUT、PHONES OUTでモニ ターできます。ただし、インプット系CUEスイッチがONま たは、COMM INスイッチがONになっていると、モニター できません。
このスイッチを押すことにより(赤色LED点滅)、インプッ トモジュールのCUE/SOLO、およびAUX RTNのCUEス イッチが押されているモジュールの信号だけを、MIX OUT、STEREO OUT、AUX OUT、CUE OUT、PHONES OUTに出力させることができます。CUE/SOLOスイッチ が押されていないモジュールはミュートされます。ただし、 AUX RTNモジュールはミュートされません。
このツマミにより、COMM INから入力させた信号のレベ ルを調整できます。その信号は、④のCOMM IN ON/OFF スイッチがON状態(橙色LED点灯状態)の時だけCUE OUT、 PHONES OUTに出力されます。
このスイッチを押した状態にすると、COMM INの入力感 度は+4dBとなります。押していない状態では、-50dBで す。
このスイッチをONにすることにより(橙色LED点灯状態)、 ③のCOMM INインジケーターが点灯し、COMM INから の入力信号を、CUE OUT、PHONES OUTに出力可能で す。ONの時は、各モジュールのCUE/SOLO信号をCUE OUT、PHONES OUTに出力させることはできません。
このツマミにより、CUE信号、COMM IN信号のCUE OUT への出力レベルを調整できます。
このスイッチをONにすることにより(橙色LED点灯状態)、 CUE信号、COMM IN信号をCUE OUTへ出力させること ができます。
このツマミにより、ヘッドフォンのモニターレベルを調整で きます。
2.6 メーターパネルPM2800M-32C
これらのインジケーターにより、CUE OUT、PHONES OUTでモニター中の信号が、何の信号かを知ることができ ます。
COMM INから信号が入力されてくると、その信号レベルに応じて点滅(緑色)します。この状態で、④の COMM IN ON/OFFスイッチをONにすると、点灯状態となります。これは、CUE信号に替わって、COMM INからの信号がCUE OUTおよびPHONES OUTに 出力されていることを表わしています。その時、IN PUT CUEインジケーターは強制的に消灯されます。
INPUT、AUX RTNのCUEスイッチが押された時に 点灯(黄色)します。これは、CUE OUT、 PHONES OUTへの信号が、アウト系CUE信号から、インプット 系CUE信号に切り替わったこ とを表わしています。
SOLO MODEスイッチが押された時に点滅(赤色)しま す。
これらのスイッチを押すことにより(橙色LED点灯)、あら かじめ MUTEグループ選択スイッチで設定しておいた IN-PUTモジュールの信号を、ミュートすることができます。(19 ページの *3.1 MUTE機能″を参照)
CUE OUT信号と同じ信号をモニターできます。使用でき るヘッドフォンのインピーダンスは8Ω以上です。
全メーター共VUメーターで、0VUの位置で+4dB(600Ω負荷 時)が得られるように設計されています。 また、MIX OUTの場合、シート内のジャンパー線により、 OUTPUT ON/OFFスイッチの前から、メーター用信号を取 り出すことが可能です。
MIX OUTの出力レベルを検視することができます。 シート内のジャンパー線により、OUTPUT ON/OFFスイ ッチの前から、メーター用信号を取り出すことが可能です。 (工場出荷時はOUTPUT ON/OFFスイッチの後になってい ます。)(26ページの *MIX 1~8 VUメーター信号のピック アップ位置*を参照)
STEREO OUTの出力レベルを検視することができます。 メーター内のPEAKインジケーターは、クリッピングの10dB 手前で点灯します。
MATRIX OUTまたはAUX OUTの出力レベルを検視する ことができます。メーター上部のスイッチを押して機能を指 定してください。
CUE OUT、TB OUTまたはOSC OUTの出力レベルを検 視することができます。メーター上部のスイッチを押して機 能を指定してください。
2.7 リアパネル
XLBタイプ入出力端子は全て電子平衡式で、ピンの使用方法 は次のようになっています。
2番ピン | +(ホット) |
---|---|
3番ピン | ー(コールド) |
1番ピン | アース |
PM2800M-32Cは32入力でPM2800M-40Cは40入力です。ソ ースインピーダンス50~600Ω、定格出力レベルが-60dBか ら+14dBの機器に対応したインプットです。
オプションのIT1800をインプットモジュール内に組み込む と、トランス平衡回路となります。
規定入出力レベルは-6dB/10kΩです。通常この入出力端子 は、コンプレッサー、グラフィックイコライザー、ノイズゲ ート等のシグナルプロセッサーをチャンネルフェーダーの前 に挿入するための端子として使用します。インサートポイン トはPREイコライザーです。
規定入出力レベルは-6dB/10kΩです。通常この入出力端子 は、コンプレッサー、グラフィックイコライザー、ノイズゲ ート等のシグナルプロセッサーをMATRIX MASTERコン トロールの前に挿入するための端子として使用します。
規定出力レベルは+4dB/600Ωです。MATRIX MASTER コントロールでレベル調整された信号が出力されます。非常 に多くの用途が考えられますが、通常は、PA用信号出力、 ハウスPA用、録音用等に使用します。
規定入力レベルは+4dB/600Ωです。ここから入力した信号 はMIXマスターフェーダーの前に送られます。もう1台のコ ンソールのMIX OUTとこの端子を結線すると、2台のコン ソールのMIX OUT信号を、1台のコンソールのMIXマスタ ーフェーダーでコントロールすることが可能となります。
規定入出力レベルは-6dB/10kΩです。通常この入出力端子 は、コンプレッサー、グラフィックイコライザー、ノイズゲ ート等のシグナルプロセッサーをMIXマスターフェーダー の前に挿入するための端子として使用します。
規定出力レベルは+4dB/600Ωです。MIXマスターフェーダ ーでレベル調整された信号が出力されます。非常に多くの用 途が考えられますが、通常は、PA用信号出力、ハウスPA用、 FB用、録音用等に使用します。
規定出力レベルは+4dB/600Ωです。STEREOマスターフェ ーダーでレベル調整された信号が出力されます。通常は、ス テレオサウンドシステム、マスターテープレコーダー、PA 用信号出力等として使用します。
規定入出力レベルは-6dB/10kΩです。通常この入出力端子 は、コンプレッサー、グラフィックイコライザー、ノイズゲ ート等のシグナルプロセッサーをSTEREOマスターフェー ダーの前に挿入するための端子として使用します。
規定出力レベルは+4dB/600Ωです。TB/STモジュールの TALK BACK ON/OFFスイッチがONの時はTALK BACK MIC INからの信号が、OFFの時はOSCの信号が出力され ます。
規定出力レベルは+4dB/600Ωです。OSC専用の出力端子で、 OSC LEVELコントロールでレベル調整された信号が出力 されます。
規定入力レベルは-50dB/50~600Ωまたは+4dB/600Ωで、 その切り替えは、COMMモジュールの+4スイッチで行います。 ここから入力した信号はCOMM IN ON/OFFスイッチをON することにより、PHONES OUT、CUE OUTへ出力され ます。
SUB IN:
規定入力レベルは+4dBです。ここから入力した信号は CUE LEVELマスターコントロールの前段に送られ ます。もう1台のコンソールのCUE OUTとこの端子 を結線すると、2台のコンソールのCUE OUT信号を、 1台のコンソールの CUE LEVELマスターコントロ ールでレベル調整することが可能となります。
2台のPM2800MコンソールのCUE CONTROLジャッ クを互いに接続すると、マスター側コン ソールのイン プット系CUE/SOLOスイッチのいずれかを押せば、両 コンソール共、CUEま たはSOLO(どちらかのコンソー ルのSOLO MODEスイッチが押されている場合)のモー ドに なります。この時、2台のコンソールが、各SUB INによって結線されていれば、全ての 信号をマスター 側でモニターすることができます。
規定出力レベルは+4dB/600Ωです。CUEレベルマスターコ ントロールでレベル調整された信号が出力されます。モニタ 一等に便利です。
規定入力レベルは+4dBです。ここから入力した信号は、 AUXマスターフェーダーの前段に送られます。もう1台のコ ンソールのAUX OUTとこの端子を結線すると、2台のコン ソールのAUX OUT信号を、1台のコンソールのAUXマス ターフェーダーでレベル調整することが可能となります。従 って、リバーブ等のエフェクターやステージモニター等の結 線は、マスター側コンソールのAUX OUTになされていれ ばよいことになります。
規定入出力レベルは-6dB/10kΩです。通常この入出力端子 は、コンプレッサー、グラフィックイコライザー、ノイズゲ ート等のシグナルプロセッサーを、AUXマスターフェーダ ーの前に挿入するための端子として使用します。
規定出力レベルは+4dB/600Ωです。AUXマスターフェー ダーでレベル調整された信号が出力されます。通常は、エフ ェクターへの送り出しや、ステージモニター用に使用します。
規定入力レベルは+4dBです。エフェクト処理された信号の リターン入力用として使用できます。リターン信号がモノラ ルの時はL/MONO端子、ステレオの時はL/MONOとRの両 端子に結線します。なお、MONO/STEREOの切り替えは、 MIX AモジュールのMONOスイッチで行います。
電源ユニットPW2800の接続用端子です。接触不良のないよう確実に結線してください。(18ページの *2.8 PW2800フ ロント & リアパネル″を参照)
PM2800M同士を接続する場合にこの端子同士も結線すれば、 MUTE機能を1台のPM2800Mでコントロールできます。そ の際、どちらのコンソールをマスターとするかは、MUTE CONTROL切替スイッチで設定します。
MUTE CONTROLを連動させる場合には、MUTE CON-TROLマスター側のスイッチをMASTERに、スレーブ側の スイッチをSLAVEにします。また、単体使用の場合は必ず MASTERポジションにしておきます。
コンデンサーマイクロフォン用の+48Vを、PM2800Mから 供給する場合は、このスイッチをONにしておかなければな りません。
LAMP端子に照明ランプを接続した場合には、このボリュ ームでランプの明るさを調整します。右に回すと明るくなり、 左に回すと暗くなります。
別売の照明ランプ(LA1800)を接続できます。4ピンのコネク タですが、、実際に使用されているピンは3番と4番だけです。 使用している電圧は、次のとおりです。
3番ピン | 最大+12V |
---|---|
4番ピン | GND |
電源ユニットPW2800は、放熱の良い場所に設置するよう心掛けてください。また、特に全面中央は空気の通り道となっていますので、 ふさがないよう注意してください。
PM2800Mとの結線終了後、このスイッチをONにすること によりLEDが点灯し、PM2800Mに電源を供給することが可 能となります。
このスイッチのON/OFFは、必ずPM2800Mと結線されてい る状態で行ってください。
強制空冷用ファングリルのため、使用中はフタ等をしないよ うにしてください。
PM2800Mへ電源を供給するための端子です。接触不良のないよう確実に結線してください。
DC POWER INPUT | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1番ピン | E (+48V) | 6番ピン | +17V (SIGNAL) | |||||
2番ピン | E (+12V) | 7番ピン | -17V (SIGNAL) | |||||
3番ピン | E (±17V) | 8番ピン | GND (FRAME) | |||||
4番ピン | +48V (C·MIC) | 9番ピン | DETECT A | |||||
5番ピン | +12V (LED) | 10番ピン | DETECT B |
一時側電源ヒューズで、電流容量7A、耐圧250Vのものを使 用しています。
§ 3 特殊機能
この機能を使うことにより、不要なINPUTモジュールの信号 を瞬時にミュートすることが可能です。また、ミュートグルー プが組めるため、曲・セット替えなどにおいて瞬時に必要なIN PUTモジュールを選択することができます。
COMMモジュールのMUTE MASTERスイッチを押すと、 複数または単一の不要なINPUTモジュールの信号が瞬時に ミュートされます。この時、どのINPUTモジュールがミュ ートされるようにするかは、あらかじめINPUTモジュール のMUTEグループ選択スイッチにより設定しておくことが できます。
たとえば、MUTEグループ選択スイッチの1と5がONになっ ていた場合、このINPUTモジュールは、MUTE MASTER スイッチの1、あるいは5を押すことによりミュートできます。 この時、そのINPUTモジュールのチャンネルON/OFFスイ ッチはメカ的にONであっても、そのランプは消灯します。
上表のようにMUTEグループがプログラムされていた場合、 MUTE MASTERスイッチの①によりCH1/CH2、⑤によ りCH2/CH10、⑧によりCH1/CH10がミュートされます。 このように、多重にミュートをかけることができますので、 曲・セット替え等において、瞬時に必要なINPUTモジュー ルを選択することができます。
2.各INPUTモジュールにはMUTE SAFEスイッチが付いて います。
このスイッチをONすることにより、そのINPUTモジュー ルに対しては一切MUTE機能は働きません。
3.MUTE機能は、もう1台のPM2800M(PM3000, PM1800) からもコントロールできます。
外部コントロールするには、リアパネルのMUTE CONTROL 切替スイッチをSLAVE側に切り替えます。この設定により、 リアパネルのMUTE CONTROLコネクターに接続された もう1台のPM2800M(PM3000, PM1800) によりコントロ ール可能となります。
(この時、SLAVE側にしたミキサーのMUTE CONTROL 切替スイッチをONにしても、スイッチは点灯しませんが、 故障ではありません。)
1.CUE系列は2系統に分類でき、それぞれが、さらに下記のように細分されます。
CUEスイッチを押すことにより、プリフェーダーの信号が CUE OUTまたはPHONES OUTに出力されます。
· SOLO MODE | スイッチとINPU | T CUEスイッチの関係 | ¥ |
---|---|---|---|
(CH ON/OFF | SW ON, MUTE | SAFE ON時) |
SOLO | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
C | )N | ( | DFF | |||
OUT |
CH 1 CH 24
Cue on cue off |
CH 1
Cue on |
CH 24
CUE OFF |
|||
MIX | 0 | 0 × | 0 | |||
AUX | 0 | × | 0 | 0 | ||
STEREO | 0 | × | 0 | 0 | ||
CUE | 0 | × | 0 | × |
○ : 出力される × : 出力されない
システム設計をする時、場合によっては各信号のピックアップ位置を変更したい時があります。そのような時のために、各モジュー ル内にジャンパー線が用意されています。ここでは、ジャンパー線の位置を始め、モジュールの取り外し方法などをご紹介します。 ただし、原則として作業はYAMAHAサービスマンにご依頼ください。
モジュールの取り外しは、必ず電源をOFFにしてから行って ください。
メーターブリッジを固定している+ネジ6本を外し、ブリッジを傾けてモジュールの上部を露出させます。
2.モジュールの上と下にある+ネジを外します。
4.モジュール上のコントロールツマミを持って、モジュールを 引き上げます。
5.モジュールをコンソールから取り出します。
●AUX 1~4コントロールの信号ピックアップ位置 AUX 1~4コントロールの信号ピックアップ位置を、PRE フェーダーとするかPOSTフェーダーとするか、選択できま す。AUX 1~4別々に設定できます。 (工場出荷時にはPOSTフェーダーになっています。)
★前項のPREフェーダー/POSTフェーダーの設定をPREフェ ーダーにしたAUXに対して、さらに、PREイコライザーと するかPOSTイコライザーとするか、選択できます。ただし 設定はAUX 1~4に共通です。 (工場出荷時にはPOSTイコライザーになっています。)
STEREOコントロール信号のピックアップ位置を、PREフ ェーダーとするかPOSTフェーダーとするか、選択できます。 (工場出荷時にはPOSTフェーダーになっています。)
★前項のPREフェーダー/POSTフェーダーの設定をPREフェ ーダーにした場合には、さらに、PREイコライザーとする かPOSTイコライザーとするか、選択できます。 (工場出荷時にはPOSTイコライザーになっています。)
MIX TO MATRIX信号のピックアップ位置を、MIXマス ターフェーダーに対してPREとするかPOSTとするか、選択 できます。
(工場出荷時にはPOSTフェーダーになっています。)
MIX Bモジュールの場合
MIX 1~8 VUメーター信号のピックアップ位置を、MIX OUT ON/OFFスイッチに対してPREとするかPOSTする か選択できます。
(工場出荷時にはPOSTスイッチになっています。)
MIX Bモジュールの場合
DIM ON/OFFスイッチをONにした時のレベルダウン値 を、-6dBとするか-10dBとするか選択できます。(工場出荷 時には-10dBになっています。)
MIX Bモジュールの場合
ST TO MATRIX信号のピックアップ位置を、STEREO L, Rマスターフェーダーに対してPREとするかPOSTとす るか選択できます。
(工場出荷時にはPOSTフェーダーになっています。)
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DIM ON/OFFスイッチをONにした時のレベルダウン値 を、-6dBとするか-10dBとするか選択できます。(工場出荷 時には-10dBになっています。)
PM2800Mは入力回路に電子式バランス回路を採用しています が、別売のインプットトランス・IT1800に取り替えることが 可能です。
1.電源をOFFにします。
6.インプットモジュールをPM2800Mに戻します。
E 1 | 南ル | ட | † ¥ |
---|---|---|---|
Э. |
מי צת |
亇來 |
0.1%以下, 20Hz~20kHz@+14dB, 600Ω
+1,-3dB, 20Hz~20kHz@+4dB, 600Ω
0 1 1 - | |||
---|---|---|---|
~1 |
×& ノイスネ(2)
ユー協会 ノノブ |
RS=15012, Input GAIN=MAX, Input PAD-00B; | |
入力授昇ノイへ | |||
残留ノイス | -930DW r | ||
MIX OUI | -/4dB以下 | ||
全ch MIXレベルコントロール=minimum) | |||
-64dB以下 | (MIXマスターフェーダー=nominal, | ||
Ch 1フェーダー=nominal, | |||
MIX 1レベルコントロール=nominal) | |||
ST OUT | 74dB以下 | (STEREOマスターフェーダー=nominal, | |
全ch STEREOレベルコントロール=minimum) | |||
-64dB以下 | (STEREOマスターフェーダー=nominal, | ||
Ch 1フェーダー=nominal, | |||
Ch 1 STEREOレベルコントロール=nominal) | |||
MATRIX OUT | -84dB以下 | (MATRIX MASTERレベルコントロール=nominal, | |
全MATRIX MIXレベルコントロール=maximum, | |||
全MIX TO MATRIXスイッチ=off) | |||
70dB以下 | (MATRIX MASTERレベルコントロール=nominal, | ||
MATRIX MIX 1レベルコントロール=maximum, | |||
MIX 1マスターフェーダー=nominal, | |||
全MIX TO MATRIXスイッチ=on, | |||
全チャンネルONスイッチ=off) | |||
AUX OUT | -74dB以下 | (AUXマスターフェーダー=nominal. | |
全ch AUXレベルコントロール=minimum) | |||
—64dB以下 | |||
94dB CH INPUT→ MIX OUT 94dB CH INPUT→ STEREO OUT 94dB CH INPUT→ STEREO OUT 104dB CH INPUT→ AUX OUT 104dB CH INPUT→ CUE OUT 20dB AUX RETURN→ MIX OUT 10dB SUB IN→ MIX OUT 10dB SUB IN→ AUX OUT
HIGH ±15dB, 1.6kHz~16kHz, シェルビング HI-MID ±15dB, 0.8kHz~8kHz, ピーキング LO-MID ±15dB, 0.16kHz~1.6kHz, ピーキング 10W ±15dB, 40Hz~400Hz, シェルビング
12dB/oct.ロールオフ, 20Hz~400Hz(-3dBポイント)
入力ch間 | -60dB |
---|---|
入力ch一出力ch間 | -60dB |
ファントム電源
リアパネルのPHANTOM MASTERスイッチON時に、名INPUT モジュールの+48VスイッチをONすることにより、コン デンサーマイク用電源として、DC 48Vを電子バランス 入力端子経由で供給可能。
パワーサプライPW2800より供給
PM2800M-32C; 1587mm×318mm×958mm PM2800M-40C; 1863mm×318mm×958mm
PM2800M-32C; 106.5kg PM2800M-40C; 128.5kg
パワーサプライPW2800, 電源供給用マルチケーブル(3.6m)
* @12.7kHz, -6dB/oct.のLPFにて補正
5.2 PM2800M寸法図
内蔵ファンによる冷却(フロントパネルのグリルから吸入し、上 部およびサイドグリルより排出)
AC100V (±10%), 50/60Hz
PM2800M-32C使用時; 350₩ PM2800M-40C使用時; 420₩
480mm×142.5mm×429.2mm
-16.5kg
・仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
5.4 PW2800寸法図
しも出て | 入力 | ソース | 入力レベル | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
入力端子 | PAD | GAIN | インピーダンス | インピーダンス | 感度* | ノミナルレベル | 最大ノンクリップレベル | 使用コネクター | |
CH INPUT | OdB | -60dB | -90dB(0.025mV) | -60dB(0.75mV) | -34dB(15.5mV) | ||||
PM2800M-32C;
1~32ch PM2800M-40C; |
OdB | -26dB | 31-0 | 5012~60012 < 1 2 | -56dB(1.23mV) | -26dB(38.8mV) | OdB(775mV) | ||
20dB | -26dB | 3812 | -36dB(12.3mV) | -6dB(388mV) | +20dB(7.75V) | XLB-3-31タイフ | |||
1/~4001 | 40dB | -26dB | 0001291 2 | -16dB(123mV) | +14dB(3.88V) | +24dB(12.3V) | |||
AUX RETURN L/R (1~4) | 10kΩ | 600Ωライン | -16dB(123mV) | +4dB(1.23V) | +24dB(12.3V) | XLB-3-31タイプ | |||
MIX SUB IN (1 | ~8) | 1040 | XLB-3-31タイプ | ||||||
AUX SUB IN (1~4) | 10812 | 600Ωライン | -6dB(388mV) | +4dB(1.23V) | +24dB(12.3V) | XLB-3-31タイプ | |||
CUE SUB IN | 33kΩ | ホーンジャック | |||||||
-50dB | 21-0 | 50Ω~600Ωマイク | -70dB(0.25mV) | -50dB(2.45mV) | -24dB(48.9mV) | XLB-3-31タイプ | |||
TALKDAGK TN | - | +4d8 | JR12 | 600Ωライン | -16dB(123mV) | +4dB(1.23V) | +24dB(12.3V) | ||
COMMIN | -50dB | 340 | 50Ω~600Ωマイク | -70dB(0.25mV) | -50dB(2.45mV) | -24dB(48.9mV) | |||
+4dB | JR12 | 600Ωライン | -16dB(123mV) | +4dB(1.23V) | +24dB(12.3V) | * XLB~3-31タイフ | |||
INSERT IN
• INPUT (PM2800M-32C; 1~32) (PM2800M-40C; 1~40) • MIX (1~8) • AUX (1~4) • MATRIX (1~4) • ST (L, R) |
10kΩ | 10kΩライン | —16dB(123mV) | 6dB(388mV) | +20dB(7.75V) | ホーンジャック |
山土地で | 出力 | 負荷 | 出力 | 体田っさんな | |
---|---|---|---|---|---|
四月場于 | インピーダンス | インピーダンス | ノミナルレベル | 最大ノンクリップレベル | 「使用コネクター |
MIX OUT (1~8) | |||||
AUX OUT (1~4) | |||||
STEREO OUT (L, R) | |||||
MATRIX OUT (1~4) | 150Ω | 600Ωライン | +4dB(1.23V) | +24dB(12.3V) | XLB-3-32タイプ |
CUE OUT (L, R) | |||||
OSC OUT | |||||
TALKBACK OUT | |||||
INSERT OUT
• INPUT (PM2800M-32C; 1~32) (PM2800M-40C; 1~40) • MIX (1~8) • AUX (1~4) • MATRIX (1~4) • ST (L, R) |
10kΩ | 10kΩライン | —6dB(388mV) | +20dB(7.75V) | ホーンジャック |
PHONES OUT | 150 | 8Ωヘッドホン | 75m₩ | 150mW | ステレオ |
1312 | 40Ωヘッドホン | 65m₩ | 130mW | ホーンジャック |
* 感度は、規定の出力レベル(+4dB=1.23V)を得るために必要な最低入力レベルです。 ・XLBタイプコネクターは、全て平衡(パランス)です。 ・ホーンジャックは、INPUT INSERT INのみ平衡(パランス)、その他は全て不平衡(アンパランス)です。 ・OdB= 0.775Vr.m.s.
(INPUT GAIN=MAX, INPUT PAD=0, 20, 40dB, OUTPUT LEVEL=+4dBm)
(INPUT GAIN=WIN, INPUT PAD=0, 20, 40dB, OUTPUT LEVEL=+4dBm)
CH INPUT 1~PHONES OUT (INPUT GAIN=WIN, INPUT PAD=40dB, OUTPUT LEVEL=-10dBm) (dB) 0 -2 -2 -4
CH INPUT 1~MIX OUT 1
CH INPUT 1~MIX OUT 1
CH INPUT 1~MIX OUT 1
AUX RTN 4 (L)~MIX OUT 1
CH INPUT 1~MIX OUT 1
(INPUT GAIN=MAX, INPUT PAD=OdB, OUTPUT LEVEL=+4dBm)
(INPUT GAIN=MAX, INPUT PAD=20dB, OUTPUT LEVEL=+4dBm)
CH INPUT 1~WIX OUT 1 (INPUT GAIN=MAX, INPUT PAD=40db, OUTPUT LEVEL=+4dbm)
CH INPUT 1~MIX OUT 1
AUX RTN 4 (L)~MIX OUT 1 (OUTPUT LEVEL=+4dBm)
CH INPUT 1~PHONES OUT
(INPUT GAIN=MIN, INPUT PAD=40dB, OUTPUT LEVEL=-10dBm)
●クロストーク特性
各コネクターのピン配列を記します。線材の自作、外部周辺機 器との接続時にご活用ください。
LAMPコネクター | |
---|---|
1,2番ピン 未使用 | |
3番ピン | 最大+12V |
4番ピン | GND |
3ピンXLBコネクター | |
---|---|
2番ピン | +(ホット) |
3番ピン | - (コールド) |
1番ピン | アース |
DC PO
DC OU |
WER INPUT,
TPUT |
|
---|---|---|
1番ピン | GND(+48V) | | |. |
2番ピン | GND(+12V) | | (' |
3番ピン | GND(±17V) | |
4番ピン | +48V(C·MIC) | |
5番ピン | +12V(LED) | DC POV |
6番ピン | +17V(SIGNAL) | |
7番ピン | -17V(SIGNAL) | |
8番ピン | GND(FRAME) | |
9番ピン | DETECT A | |
10番ピン | DETECT B | |
۲ ( |
DC OUTPUT(パワーサプライ側) (メス)
MUTE CONTROL | |||
---|---|---|---|
1番ピン | NC | 13番ピン | MUTE BUSS 3 |
2番ピン | NC | 14番ピン | MUTE BUSS 4 |
3番ピン | NC | 15番ピン | MUTE BUSS 5 |
4番ピン | NC | 16番ピン | MUTE BUSS 6 |
5番ピン | NC | 17番ピン | MUTE BUSS 7 |
6番ピン | NC | 18番ピン | MUTE BUSS 8 |
7番ピン | NC | 19番ピン | GND |
8番ピン | NC | 20番ピン | GND |
9番ピン | NC | 21番ピン | GND |
10番ピン | NC | 22番ピン | NC |
11番ピン | MUTE BUSS 1 | 23番ピン | NC |
12番ピン | MUTE BUSS 2 | 24番ピン | NC |
※レセプタクル(日本航空電子製) #SRCN2A25-24S #SRCN6A25-24P
38
本機の保証期間は、保証書によりご購入から1ヶ年で す。(現金、ローン、月賦などによる区別はございませ ん。)また保証は日本国内にてのみ有効といたします。
保証書をお受け取りのときは、お客さまのご住所、お 名前、お買い上げ月日、販売店名などを必ずご確認< ださい。無記名の場合は無効になりますので、<れぐ れもご注意<ださい。
保証書は弊社が、本機をご購入いただいたお客さまに ご購入の日から向う1ヵ年間の無償サービスをお約束 申しあげるものですが、万一紛失なさいますと保証期 間中であっても実費を頂戴させていただくことになり ます。万一の場合に備えて、いつでもご提示いただけ ますように充分ご配慮のうえで保管してください。ま た、保証期間が切れましてもお捨てにならないでくだ さい。後々のサービスに際しての機種の判別や、サー ビス依頼店の確認など便利にご利用いただけます。
(廖庄文刊のの)『廖庄加の頃、 | |
---|---|
北海道サービスセンター | 〒064 札幌市中央区南十条西一丁目 |
TEL (011) 513—5036 | |
仙台サービスセンター | 〒983 仙台市若林区卸町5-7(仙台卸商共同配送センター3下) |
TEL (022) 236-0249 | |
新潟サービスセンター | 〒 950 新潟市万代1-4-8(シルバーボールビル2F) |
TEL (025) 243-4321 | |
松本サービスステーション | 〒390 松本市大手2-5-2(中村屋ビル3F) |
TEL (0263) 32—5930 | |
東京サービスセンター | 〒101 千代田区神田駿河台3-4(龍名館ビル) |
TEL (03) 3255—2241 | |
首都圏サービスセンター | 〒211 川崎市中原区木月1184 |
TEL (044) 434-3100 | |
浜松サービスセンター | 〒435 浜松市上西町911(ヤマハ宮竹工場内) |
TEL (053) 465-6711 | |
名古屋サービスセンター | 〒454 名古屋市中川区玉川町2-1-2(ヤマハ流通センター3F) |
TEL (052) 652-2230 | |
大阪サービスセンター | 〒565 吹田市新芦屋下1-16(千里丘センター内) |
TEL (06) 877-5262 | |
神戸サービスセンター | 〒650 神戸市中央区元町2-7-3(ヤマハ神戸店内7F) |
TEL (078) 321-1195 | |
四国サービスセンター | 〒760 高松市丸亀町8-7(ヤマ八高松店内) |
TEL (0878) 22—3045 | |
広島サービスセンター | 〒731-01 広島市安佐南区西原2-27-39 |
TEL (082) 874-3787 | |
九州サービスセンター | 〒812 福岡市博多区博多駅前2-11-4 |
TEL (092) 472-2134 | |
本 社 | |
技術営業部テクニカルセンター | 〒435 浜松市上西町911 |
TEL (053) 465-5195 | |
保証期間中に万一故障が発生した場合、お買上げ店に ご連絡頂きますと、技術者が修理・調整致します。こ の際必ず保証書をご提示ください。保証書なき場合に はサービス料金を頂だく場合もあります。又お買上げ 店より遠方に移転される場合は、事前にお買上げ店あ るいは電音サービス拠点にご連絡ください。移転先に おけるサービス担当店をご紹介申し上げますと同時に、 引続き保証期間中のサービスを責任をもって行なうよ う手続き致します。
満1ヵ年の保証期間を過ぎますとサービスは有料とな りますが、引き続き責任をもってサービスをさせてい ただきます。なお、補修用性能部品の保有期間は最低 8年となっています。そのほかご不明の点などござい ましたら、下記のヤマハサービス網までお問い合せく ださい。
PA東京営業所 | 〒104 東京都中央区銀座7-11-3 矢島ビル |
---|---|
TEL.03(3574)8592 | |
PA大阪営業所 | 〒556 大阪市浪速区難波中1丁目13-17 |
ナンバ辻本ニッセイビル | |
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名古屋営業所 | 〒460 名古屋市中区錦1-18-28 |
TEL.052(201)5199 | |
九州営業所 | 〒812 福岡市博多区博多駅前2-11-4 |
TEL.092(472)2130 | |
本社 | |
営業部PA営業課 | 〒430 浜松市中沢町10-1 |
TEL.053(460)2455 | |
商品企画室 | 〒430 浜松市中沢町10-1 |
TEL.053(460)2493 | |
北海道支店 | 〒064 札幌市中央区南十条西1-1 ヤマハセンタ- |
---|---|
LM営業課 | TEL.011(512)6113 |
仙台支店 | 〒980 仙台市青葉区大町2-2-10 |
LM営業課 | TEL.022(222)6146 |
東 京 支 店 | 〒104 東京都中央区銀座7-11-3矢島ビル |
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LM営業課 | 心斎橋プラザビル東館 |
TEL.06(252)5231 | |
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LM営業課 | TEL.082(244)3749 |
九州支店 | 〒812 福岡市博多区博多駅前2-11-4 |
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