Yamaha CS6X, CS6R, S80, S30 VOICE EDITOR [ja]

目次
ボイスエディターとは?......................................2
ボイスエディターの起動......................................3
メニューバー......................................................4
ライブラリーウィンドウ......................................6
ツールバー ................................................................8
エディットウィンドウ ......................................14
ツールバー..............................................................24
ボイスエディターの操作の流れ..........................25
OMSの設定
トラブルシューティング ..................................28
市販の音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならない場合を除いて、権利者に無断 で複製または転用することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願 いします。
このソフトウェアおよびマニュアルの著作権はすべてヤマハ株式会社が所有します。
このソフトウェアおよびマニュアルの一部または全部を無断で複製、改変することはできません。
このソフトウェアおよびマニュアルを運用した結果およびその影響については、一切責任を負いかねますのでご了承
ください。
このファイルに掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのもので、実際の仕様と異なる場合があり ます。
このマニュアルファイル内の「赤色」の文字をクリックすると、関連する項目にジャンプします。
「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
その他、このファイルに掲載されている会社名および商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
..26
このマニュアルは、お客様がWindows/Macintoshの基本的な操作方法について十分おわかりいただいていること を前提に書かれています。Windows/Macintoshの操作方法については、Windows/Macintoshに付属のマニュア ルをご参照ください。
ボイスエディターを使用するために必要なコンピュータ環境、機器の接続、ボイスエディターのインストールについ ては、別冊の「インストールガイド」およびご使用のMIDI機器に付属の取扱説明書をご参照ください。
このファイルはCS6x/CS6RVoiceEditorとS80/S30VoiceEditor(Windows版/Macintosh版)共通のマニュ アルです。操作の説明には、おもにCS6x/CS6RVoiceEditor(Windows版)の画面を使用していますが、異なる 機能はそのつど説明してあります。お買い求めになった機種をご確認のうえ、お読みください。
© 2000 Yamaha Corporation. All rights reserved.
1

ボイスエディターとは?

MUSIC SYNTHESIZER
Realtime Control Extended Plug-in System
POWERCARDmLANMIDIHOST SELECTTO HOSTBREATH
FOOT SWITCH
FOOT CONTROLLER
FOOT VOLUME
OUTIN THRU
SUSTAINPHONES INDIVIDUAL OUTPUT21OUTPUT
L/MONO R
A/D INPUT
GAIN
DOWN UP
LINE 1MIC/LINE 2
CUTOFF RESONANCE
ATTACK12DECAY SUSTAIN
CONTROL PAN
RELEASE
REVERB CHORUS
VEL RATE
ON
/
OFF
PLAY
/
STOP
REC
ON
/
OFF
HOLD
PITCH
VOICE PERFORM
SHIFT PAGE PART
/
ELEMENT
DEC
/
NOINC/YES
EXIT ENTER
EF BYPASS
MASTER KEYBOARD
MEMORY
BANK
PROGRAM PART
PRE1 A B C D E F G H
12341234
12345678
GENERAL
ELEMENTSELECT ELEMENTON
/
OFF
QED ARPEGGIOCONTROLCOM LFO EFFECT
910111213141516
OSC PITCH FILTERAMPLITUDE LFO EQ PLG
INT
DRUM
EXT
PLG1 PLG2
PRE2
DATA
UTILITYCARD
EDIT
COMPARE
JOB
STORE
MODE
TEMPO
FILTER EFFECT
EG
SCENE MIXER
PORTAMENTO
PHRASE CLIP
SEQ PLAY
ARPEGGIO
OCTAVE
VOLUME
SYSTEM A B C 1 2
DRUM
ライブラリーウィンドウ ライブラリーの保存
ボイスのインポート
ライブラ リーファイル
エディットウィンドウ
ボイス
7
エレメン トダイアログ
エフェクトパラメーターの設定
バルク送信/受信
CS6x/CS6R/S80/S30
CS6x/CS6RVoiceEditor、S80/S30VoiceEditor(以下ボイスエディター)は、CS6x/CS6R/S80/S30の音色 やエフェクトに関するさまざまなパラメーターを、視覚的に捉えながら設定することができるソフトウェアです。エ ディットしたデータは、まとめてCS6x/CS6R/S80/S30上に送信したり、CS6x/CS6R/S80/S30上のボイスデ ータをコンピュータに保存したりすることができます。また、コンピュータでメモリーカード(スマートメディア)に保 存したデータは、CS6x/CS6R/S80/S30で直接、読み込むことができます。
n Windows版のボイスエディターは、XGworks(lite)のプラグインソフトです。ご使用には、XGworks(lite)が必要です。
2

ボイスエディターの起動

ボイスエディターのインストールと必要な接続を行なったあと、以下の操作でボイスエディターを起動します。
Windows98/95の場合
1. XGworks(lite)を起動します。
2. アプリケーションウィンドウのメニューバーの[プラグイン(P)]メニューをクリックし、プルダウンメニューから、 CS6x/CS6Rをお使いの場合は[CS6x/CS6RVoice Editor(C)]を、S80/S30をお使いの場合は、[S80/S30 VoiceEditor(S)]を選択します。
n ボイスエディターでの操作をCS6x/CS6R/S80/S30に対して有効にするためには、MIDI出力ドライバなどの設定が必要
です(P.10)
Macintoshの場合
n Macintoshでボイスエディターをご使用になる場合は、アップルメニューのセレクタでAppleTalkを[不使用]の状態にしてお使
いください。
CS6x/CS6Rをお使いの場合
インストール先の「YAMAHAVoiceEditor」フォルダを開き、「CS6x/CS6R VoiceEditor」フォルダの中の
「CS6x/CS6RVoiceEditor」アイコンをダブルクリックします。
S80/S30をお使いの場合
インストール先の「YAMAHA VoiceEditor」フォルダを開き、「S80/S30VoiceEditor」フォルダの中の
「S80/S30VoiceEditor」アイコンをダブルクリックします。
3

メニューバー

Windows Macintosh
Windows Macintosh
メニューバーには、さまざまな編集機能や設定機能が用意されています。各メニュー名をクリックするとプルダウン メニューが表示され、その中から必要な機能やコマンドを選択できます。選択できない機能はグレー表示されます。
n 各メニューの中からよく使うメニューはツールバーに、アイコンボタン化されています。 n ボイスエディターをWindowsでお使いのかたは、XGworks(lite)に付属の取扱説明書もご参照ください。
ファイル
CS6x/CS6R(S80/S30)VoiceEditor新規作成(新規作成)
新たにライブラリーウィンドウを開きます。
CS6x/CS6R(S80/S30)VoiceEditorライブラリーファイルを開く(ファイルを開く)
ツールバーの開くボタンと同じ機能です(P.8)
CS6x/CS6R(S80/S30)VoiceEditorライブラリーファイルを上書き保存(保存)
ツールバーの上書き保存ボタンと同じ機能です(P.9)
CS6x/CS6R(S80/S30)VoiceEditorライブラリーファイルに名前をつけて保存(別名で保存)
ファイルに名前を付けて保存します。既存のファイルを別名で保存することもできます。
閉じる(Macintoshのみ)
ウィンドウを閉じます。タイトルバーのクローズボックスと同じ機能です。
編集
コピー
選択したボイスをクリップボードにコピーします。何も選択していないときはグレー表示になります。
4
貼り付け(ペースト)
Windows Macintosh
クリップボードのボイスを指定した位置に貼り付けます。
CS6x/CS6R(S80/S30)VoiceEditorエディット(エディット)
ツールバーのエディットボタンと同じ機能です(P.12)
CS6x/CS6R(S80/S30)VoiceEditorライブラリー(ライブラリー)
ツールバーのライブラリーボタンと同じ機能です(P.24)
CS6x/CS6R(S80/S30)VoiceEditorストア(ストア)
ツールバーのストアボタンと同じ機能です(P.24)
CS6x/CS6R(S80/S30)VoiceEditorインポート(インポート)
ツールバーのインポートボタンと同じ機能です(P.13)
CS6x/CS6R(S80/S30)VoiceEditorコンペア(コンペア)
ツールバーのコンペアボタンと同じ機能です(P.24)
設定(Windows)/MIDI(Macintosh)
CS6x/CS6R(S80/S30)VoiceEditorエディター設定(エディター設定)
ツールバーのエディター設定ボタンと同じ機能です(P.10)
CS6x/CS6R(S80/S30)VoiceEditorバルク送信(バルク送信)
ツールバーのバルク送信ボタンと同じ機能です(P.11)
CS6x/CS6R(S80/S30)VoiceEditorバルク受信(バルク受信)
ツールバーのバルク受信ボタンと同じ機能です(P.12)
CS6x/CS6R(S80/S30)VoiceEditor試聴(試聴)
ツールバーの試聴ボタンと同じ機能です(P.12)
OMSポート設定(Macintoshのみ)
ボイスエディターのOMSポート設定画面を開きます。詳細は「OMSポートの設定(P.27)」をご参照ください。
OMSMIDIセットアップ(Macintoshのみ)
OMSMIDIセットアップ画面を開きます。詳細はOMSに付属のマニュアルをご参照ください。
OMSスタジオセットアップ(Macintoshのみ)
OMSSetupを起動して、設定画面を開きます。詳細はOMSに付属のマニュアルをご参照ください。
5

ライブラリーウィンドウ

1
2
3
4
ボイスエディターを起動すると、次のようなライブラリーウィンドウが表示されます。 ライブラリーウィンドウは、ボイスを一覧表示します。メモリータブをクリックすることによって、リストに表示させ る各ボイスの内容を切り替えることができます。CS6x/CS6R/S80/S30の音源のメモリー構成と同じイメージで表 示されます。 いずれかのボイス名をダブルクリックするか、一度クリックして選んだあと、ツールバーのエディットボタンをクリッ クすることで、選んだボイスのエディットウィンドウを開くことができます。
n ライブラリーは、ファイル(拡張子.S2V)として保存しておくことができ、必要に応じてこのライブラリーウィンドウで開くこと
ができます。
1 タイトルバー
アプリケーション名やウィンドウの表示に関する機能があります。
2 ツールバー
各機能を実行するためのボタンが置かれています(P.8)
3 メモリー切り替えタブ
ボイスリストに表示されるボイスのメモリーを切り替えます。
4 ボイスリスト
各ボイス(ボイス名/ボイスナンバー/カテゴリー名)が一行ずつ表示されます。スクロールバーを使ってリストをスク ロールすることにより、現在リストに表示されていないボイスを表示させることができます。Windows版では、選 択したボイスのボイス名を一度クリックすることにより、コンピュータのキーボードから、好きなボイス名を設定す ることができます。Macintosh版では、Control+マウスクリックで表示されるプルダウンメニューから、「Voice Name編集」を選択すると、ダイアログが開き、ボイス名を変更することができます。
また、ボイスナンバーをドラッグ&ドロップすることにより、各ボイスを並べ替えることができます。
n このリスト上で、Shiftキーを押しながら、選択したいボイスの初めと終わりをクリックすると、連続した複数のボイスを選
択することができます。
n ボイスネームは10文字以内、半角英数字で入力してください。
6
リスト表示幅の変更(Windows)
リストの最上段にある表示名(VoiceName/No/Category)の境界部分にマウスポインタを移動すると、ポインタが スプリットツールの形に変わります。このスプリットツールで各表示名の境界線を左右にドラッグすることにより、 表示幅を変更することができます。
n スプリットツールの状態でクリックすると、それぞれの表示幅を最小限に縮めることができます。
ボイス名のみの表示(Windows)
リスト上をマウス右ボタンでクリックし、[一覧表示]を選ぶと、現在の表示がボイス名のみの一覧表示に変わります。 選択したボイスのボイス名を一度クリックすることにより、コンピュータのキーボードから、好きなボイス名を設定 することができます。各バンク内のすべてのボイス名を一度に表示させることができるので、ボイス名の編集や検索 時に便利です。
n このリスト上をマウス右ボタンでクリックし、[詳細表示]を選ぶと、ボイス名/ボイスナンバー/カテゴリー名の一覧表示に戻
ります。
7

ツールバー

1
2
3
4
5
6
12 345678
1 開くボタン
[ファイルを開く]ダイアログを開きます。ボイス名の一覧表であるライブラリーファイルを開くことができます。

[ファイルを開く]ダイアログ

開きたいライブラリーファイル(拡張子.S2V)を選択し、[開く]をクリックします。選んだファイルがライブラリーウ ィンドウ上に展開されます。
n Macintoshをお使いの場合、一般的なMacintoshのファイルを開くダイアログが表示されます。
1 ファイルの場所 ..........................クリックすると開くドロップダウンリストの中から開きたいファイルのあるフォルダを選択し
2 リスト........................................[ファイルの場所]で選ばれているフォルダ内のファイルを一覧表示します。
3 ファイル名..................................リスト上で現在選択されているファイル名を表示します。
4 ファイルの種類 ..........................クリックすると開くドロップダウンリストの中から、リスト上に表示させるファイルの種類を
5 開く ..........................................リスト上で選択されているファイルを開きます。
6 キャンセル..................................作業を中止し、ダイアログを閉じます。
ます。
選択します。
8
2 上書き保存ボタン
1
2
3
4
5
6
現在開いているファイルを上書き保存します。新規作成ファイルの場合は、[名前を付けて保存(別名で保存)]ダイア ログを開きます。

[名前を付けて保存]ダイアログ

編集したボイスの一覧表を、ライブラリーファイル(拡張子.S2V)として保存することができます。保存する場所を 指定し、ファイル名を入力したら、[保存]をクリックします。ダイアログが閉じ、新しいライブラリーファイルが保 存されます。
n ライブラリーファイルの名前は、8文字以内+拡張子(S2V)、半角英数字で指定してください。
n Macintoshをお使いの場合、一般的な別名で保存ダイアログが開きます。
1 保存する場所 ..............................クリックすると開くドロップダウンリストの中から保存先のフォルダを選択します。
2 リスト........................................[保存する場所]で選ばれているフォルダ内のファイルを一覧表示します。
3 ファイル名..................................保存するファイルの名前をタイプ入力します。
4 ファイルの種類 ..........................クリックすると開くドロップダウンリストの中から、保存するファイルの種類を選択します。
この場合、ライブラリーファイル(拡張子.S2V)のみ選択できます。
5 保存 ..........................................名前を付けたファイルを保存します。
6 キャンセル..................................作業を中止し、ダイアログを閉じます。
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