Yamaha ARIUS YDP-V240 User Manual [it]

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取扱説明書
組み立てについては巻末を参照ください。
JA
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ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたしま す。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
 〜しない でくださいという「禁止」を示します。 
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「死亡す る可能性または重傷を負
警告
本体に表示されている注意マークについて
本体には、次の注意マークが付いています。
これは、以下の内容の注意を喚起するものです。
「感電防止のため、パネルやキャビネットを外さないでください。この製品の内部には、お客様が修理/交換
できる部品はありません。点検や修理は、必ずお買い上げの楽器店または巻末のヤマハ修理ご相談センター にご依頼ください。」
う可能性が想定される」 内容です。
感電の恐れあり
キャビネットをあけるな
注意
注意
この表示の欄は、「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生する可能性が想 定される」内容です。
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取扱説明書
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警告
電源 / 電源コード
電源は必ず交流100Vを使用する。
エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って接 続すると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりをきれい に拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
必ず実行
電源コード/プラグは、必ず付属のものを使用する。
他の電源コード/ プラグを使用すると、発熱や感電の原因に なります。
必ず実行
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無理に曲 げたり、傷つけたりしない。また、電源コードに重いものを
のせない。
禁止
分解禁止
この製品の 内部を開けた り、内部の部 品を分解し
たり改造したりしない。
禁止
感電や火災、けが、または 故障の原因になります
水に注意
本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かない。 また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しな
い。
内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故障の原
禁止
因になります。入った場 合は、すぐに電源スイッチを切り、 電源プラグをコンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器
店または 巻末のヤマ ハ修理ご 相談センタ ーに点検を ご依頼 ください。
ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
禁止
火に注意
ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になります。
禁止
異常に気づいたら
電源コード /プラグがいたんだ場合、または、使用中に音が 出なくなったり異常なにおいや煙が出たりした場合は、すぐ
必ず実行
に電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、お買い 上げの楽 器店または 巻末のヤ マハ修理ご 相談センタ ーに点
検をご依頼ください。
電源 / 電源コード
電源プラグを抜くときは、電源コードを持たずに、必ず電源 プラグを持って引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火災の原因になることがあり
必ず実行
必ず実行
ます。
長期間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコ ンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
注意
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たこ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火災の原因 になることがあります。
禁止
取扱説明書
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組み立て
手入れ
必ず実行
設置
禁止
禁止
禁止
必ず実行
組み立てる前に、必ず本書の組み立て方の説明をよくお読み ください。
手順どおりに正しく組み立てないと、楽器が破損したりお客 様がけがをしたりする原因になります。
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近く など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いと
本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりする原 因になります。
テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の近 くで使用しない。
楽器本体ま たはテレビ やラジオな どに雑音が 生じる場合 が あります。
不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけがをした りする原因になります。
本体を移動するときは、必ず電源コードなどの接続ケーブル をすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したりするお それがあります。
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学 ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルや鍵盤が変色/ 変質する原因になります。お手 入れには、乾いた柔らかい布、もしくは水を固くしぼった柔
禁止
らかい布をご使用ください。
水滴がついたらすぐに拭きとる。
極端に温湿度が変化すると、本体表面に水滴がつく ( 結露す る)ことがあります。水滴をそのまま放置すると、木部が水
必ず実行
分を吸 収して変形 する原因 になります。水 滴がつい た場合 は、柔らかい布ですぐに拭きとってください。
使用時の注意
キー カバー で指 などを はさ まない ように 注意 する。また、 キーカバーや本体のすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
禁止
キーカバーやパネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの異 物を入れない。
感電、ショート、火災や故障 の原因になることがあります。 入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコ
禁止
ンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器店または巻末の ヤマハ修理ご相談センターに点検をご依頼ください。
キーカバーは手前の中央部を持って開ける /閉める。
キーカバーの端を持って開ける /閉めると、キーカバーに無 理な力がかかり、開閉機構が故障する原因になります。
必ず実行
必ず実行
禁止
接続
必ず実行
この機器を電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手の届く位置に設置し、異常を感じた場 合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセント
から抜いてください。また、電源スイッチを切った状態でも 微電流が流 れていま す。この製品を 長時間使 用しないと き
は、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
本体を壁につけない。
換気が十 分でない と、本体内部に 熱がこも り、故障や火 災 の原因になることがあります。壁から 3cm以上離し てくだ
さい。
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を切った上 で行なう。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず機
器のボリュームを最小にする。さらに、演奏を始める場合も 必ず両機器のボリュームを最小にし、演奏しながら徐々にボ
リュームを上げていき適切な音量にする。
感電または機器の損傷の原因になることがあります。
本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品などを 置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色/変質する原因になります。
禁止
本体の上にのったり重いものをのせたりしない。また、ボタ ンやスイッチ、入出力端子などに無理な力を加えない。
本体が破損したり、お客様や他の方々がけがをしたりする原 因になります。
禁止
大きな音量で長時間ヘッド フォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
禁止
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取扱説明書
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イス
禁止
禁止
禁止
禁止
必ず実行
不安定な場所に置かない。
イスが転倒して、お客様や他の方々がけがをする原因になり ます。
イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしない。
このイスは楽器演奏用です。イスを遊び道具や踏み台にする と、イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする
原因になります。
イスには二人以上ですわらない。
イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする原因 になります。
イスにすわったままでイスの高さを調節しない。
イスにすわったままイスの高さを調節すると、高低調節機構 に無理な力が加わり、高低調節機構がこわれたりお客様がけ
がをしたりする原因になります。
イスのネジを定期的に締め直す。
イスを長期間使用すると、イスのネジがゆるむことがありま す。ネジがゆるんだ場合は、付属のスパナで締め直してくだ
さい。
イスの脚で床やたたみを傷つけないよう注意する。
イスの脚 でフローリ ングの床 やたたみを 傷つけるこ とがあ ります。イスの下にマットを敷くなどして、床やたたみを保
必ず実行
護されることをおすすめします。
イスを手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学 ぞうきんなどは使用しない。
変色/変質する原因になります。お手入れには、乾いた柔らか い布、または水を固くしぼった柔らかい布をご使用ください。
禁止
データの保存
作成したデータの保存とバックアップ
保存した データは故 障や誤操 作などのた めに失われ ること があります。大切なデータは、フロッピーディスク/USB記
憶装置 / コンピ ューター などの 外部機 器に保存 してく ださ
必ず実行
フロッピーディスク/USB記憶装置/外部メディア のバックアップ
必ず実行
い。
保存したフロッピーディスク /USB記憶装置 /外部メディア の万一 の事故に備 えて、大切な データは予 備のフロ ッピー
ディスク /USB記憶装置 /外部メディアにバックアップとし て保存されることをおすすめします。
● データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。 電源スイッチを切った状態でも微電流が 流れています。そのときの消費電力は、最小限の値で設計されています。この製品を長時間使用し ないときは必ず電源プラグをコンセント から抜いてください。
・ この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって実際の仕様と異なる場合があります。
・ 本製品には、株式会社リコーの Bitmap Font が使われています。 ・ Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
・ その他、本書に記載されている会社名および商品名などは、各社の登録商標または商標です。 ・「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会 (AMEI) の登録商標です。
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取扱説明書
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著作権について

内蔵ソングの3曲については権利者から適正な許諾を得て使用しています。
曲名
作詞作曲者名:
Copyright © 1949 (Renewed 1976) by Famous Music Corporation International Copyright Secured All Rights Reserved
曲名 : 作曲者名
Copyright Owner’s Name
All Rights Reserved, Unauthorized copying, public performance and broadcasting are strictly prohibited.
この製品は、ヤマハ(株)が著作権を有する著作物やヤマハ(株)が第三者から使用許諾を受けている著作物を内蔵または付属しています。その著作物とは、 すべてのコンピュータープログラムや、伴奏スタイルデータ、MIDIデータ、WAVEデータ、音声記録データ、楽譜や楽譜データなどのコンテンツを含
みます。ヤマハ(株)の許諾を受けることなく、個人的な使用の範囲を超えて上記プログラムやコンテンツを使用することについては、著作権法等に基づ き、許されていません。
ヤマハ(株)および第三者から販売もしくは提供されている音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならない場合を除いて、 権利者に無断で複製または転用することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。
Mona Lisa from the Paramount Picture CAPTAIN CAREY, U.S.A. Words and Music by Jay Livingston and Ray Evans
Against All Odds Collins 0007403
EMI MUSIC PUBLISHING LTD AND HIT & RUN MUSIC LT D
曲名
作詞作曲者名:
Copyright © 1961 ; Renewed 1989 Gladys Music (ASCAP) Worldwide Rights for Gladys Music Administered by Cherry Lane Music Publishing Company, Inc. International Copyright Secured All Rights Reserved
Can’t Help Falling In Love from the Paramount Picture BLUE HAWAII Words and Music by George David Weiss, Hugo Peretti and Luigi Creatore

取扱説明書(本書)について

取扱説明書(本書) は、「準備編」、「クイックガイド編」、「リファレンス編」、「資料編」の4 部構成になっております。
「MIDIデータフォーマット」「MIDIインプリメンテーションチャート」など MIDI に関する資料は、ヤマハマニュアルラ
イブラリーからダウンロードできます。コンピューターを使用して、インターネットに接続し、以下のウェブサイトを開き、
「モデル名から検索」のテキストボックスにモデル名 (「YDP-V240」) を入力して「検索」ボタンを押します。データリ
ストが表示されますのでPDFをダウンロードしてください。PDFには MIDI情報が掲載されています。
ヤマハマニュアルライブラリー
http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/
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取扱説明書
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ごあいさつ
このたびはヤマハ YDP-V240をお買いもとめいただき、
まことにありがとうございます。
この楽器のさまざまな機能を十分に活用するために、
この取扱説明書をよくお読みになってからご使用ください。
なお、読み終わったあとも、不明な点が生じた場合に備えて、
保証書とともに大切に保管していただきますようお願いいたします。

付属品(お確かめください)

この楽器には、以下のものが付属しています。ご確認ください。
・イス(高さ調節付き ) ・保証書 ・ヘッドフォン ・取扱説明書(本書 ) ・アクセサリー CD-ROM ・ヤマハオンラインメンバー製品ユーザー登録のご案内
ロゴ
GMシステムレベル1
「GMシステムレベル1」は、メーカーや機種が異なった音源でも、ほぼ同じ系統の音色で演奏が再現される
ことを目的に設けられた、音源の音色配列やMIDI機能に関する一定の基準のことです。
「GMシステムレベル1」に対応した音源やソングデータには、このGM マークがついています。
XGライト
「XGlite」はヤマハの高品位な音源フォーマットである「XG」の簡易( ライト)版です。「XG」のソングデー
タを「XGlite」マークの付い た音源を使って手軽に再生して楽しむことができます 。ただし、「XGlite」で はコントロールできるパラメーターやエフェクトなどに一部制限がありますので、「XG」のソングデータが
元のデータと異なって聞こえる場合があります。
XF
「スタンダードMIDI ファイル」をより拡張し、時代と共に複雑化、高度化していくコンピューター周辺機器
に対応させ、歌詞表示などを可能にしたヤマハ独自のMIDIファイルフォーマットです。
スタイルファイル
スタイルファイルフォーマットとは、ヤマハの自動伴奏機能のノウハウを集大成した統一フォーマットで す。
USB
USB とは、Universal Serial Bus ( ユニバーサルシリアルバス)の略で、コンピューターと周辺機器を接続 するためのシリアルインターフェースです。また、コンピューターの電源を入れたまま周辺機器との接続が
できます。
取扱説明書
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〜この楽器のおすすめ機能〜

自然な弾き心地を実現したグレードハンマースタンダード(GHS)鍵盤 黒鍵マット仕上げ
グランドピアノを探求して開発されたGH(グレードハンマー )鍵盤の基本理念をそのままに低音部と高音部とでは
微妙に違う鍵盤タッチを再現しました。豊かで自然な弾き心地をつくりだしています。
また黒鍵を艶消しの仕上げにすることで、高級感のある外観を実現しました。
■パフォーマンスアシスタント  39ページ
この機能をオンにして、ソングを鳴らします。そして鍵盤を弾くと…? どの 鍵盤を弾いても外れた音が鳴りません! 両手をじゃんけんのパーの形にして 右手と左手で交互に鍵盤をおさえても、なんだかオリジナルの曲を演奏してい るように聞こえます。気をつけることといえば、ソングのリズムに合わせて弾 くことだけ。両手を使って、ピアニスト気分で演奏しましょう。
指一本でOK!
両手の演奏はちょっと…という方もご安心。なんとこの楽器には、指一本でメ ロディーが弾ける心強い機能が搭載されています。好きな鍵盤をポンポンと指 で押さえるだけで、ソングのメロディーが弾けます。
■いろいろな楽器で弾く 17ページ
この楽器では、鍵盤を弾いたときに鳴る音を、バイオリン、フルート、ハープ など、さまざまな楽器の音に変えられます。ピアノのために作られた曲をバイ オリンの音で演奏すると、またちがった味わいを楽しめるように、楽器を変え ることで一つの曲からさまざまな表情を引き出せます。
■スタイル(伴奏)を鳴らしながら鍵盤を弾く 27ページ
華やかに演奏したい、という人は、スタイル(自動伴奏)を使ってみてください。 スタイルとは、簡単に言うとバックバンドのようなものです。ワルツや8ビー ト、ユーロトランスなど、さまざまなジャンルのリズムを鳴らすことができる ので、それに合わせて弾いてみてください。演奏がぐっと華やかになります。
■譜面表示でラクラク演奏 37ページ
選んだソングを再生すると、その譜面を表示します。曲の進行に合わせて譜面 の表示も進むので、譜面を見ながらスムーズに演奏できます。譜面には歌詞や コード*も表示されます。
* ソングデータに歌詞やコード情報が含まれていない場合は、譜面を表示させても歌詞や
コードは表示されません。
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取扱説明書
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もくじ
著作権について............................................................................6
取扱説明書(本書 )について .........................................................6
付属品(お確かめください) .........................................................7
〜この楽器のおすすめ機能〜..................................................... 8
演奏の準備 10
キーカバーについて................................................................. 10
譜面立てについて..................................................................... 10
コンピューターとの接続(USB TO HOST 端子)................11
電源を入れる............................................................................. 11
ヘッドフォンを使う場合..........................................................12
楽器のお手入れ.........................................................................13
各部の名称 14
フロントパネル.........................................................................15
ペダル、その他.........................................................................15
クイックガイド
表示言語(Language)を切り替える 16
いろいろな楽器で弾いてみよう 17
楽器を選んで弾いてみよう...................................................... 17
2つの楽器を重ねて弾いてみよう...........................................18
右手と左手で違う楽器を弾く.................................................. 19
グランドピアノの音で弾いてみよう...................................... 20
ペダルを使う............................................................................. 21
面白い音を鳴らそう 22
ドラムキット(打楽器音 )を鳴らそう ...................................... 22
おもしろい効果音(SFXキット)を鳴らそう .......................... 22
メトロノームを使おう 23
メトロノームを鳴らす............................................................. 23
メトロノームのテンポを設定する..........................................23
拍子を設定する.........................................................................24
ベル音を設定する..................................................................... 25
メトロノームの音量を設定する..............................................25
スタイル(自動伴奏)を鳴らしてみよう 26
スタイル(自動伴奏 )のリズムを選ぼう................................... 26
スタイルを鳴らして自分も演奏しよう.................................. 27
コードの押さえ方..................................................................... 31
ソングの使い方 32
デモソングを聞いてみよう...................................................... 32
ソングを選んで聞いてみよう.................................................. 33
ソングを早送り、巻戻し、一時停止するには....................... 34
ソングのテンポを変えたい場合は..........................................34
ソングリスト............................................................................. 35
ソングの種類............................................................................. 36
ソングの譜面を表示させてみよう..........................................37
歌詞を表示させてみよう..........................................................38
ピアニスト気分を満喫しよう! 39
コード ― 両手で華やかに弾いてみよう ................................40
コード/フリー ― 左手だけコードタイプを効かせる.......... 42
メロディー ― 指一本でメロディーを弾こう ........................ 44
コード/メロディー ― 左手はコードタイプ、右手はメロディー
曲を選んでレッスンしてみよう 50
レッスン1:ウェイティング...................................................50
レッスン2:ユアテンポ ..........................................................53
レッスン3:マイナスワン ...................................................... 54
くり返し練習しよう................................................................. 55
弾きたい曲に合った設定にしよう−ミュージックデータベース
ソングの雰囲気を変えてみよう 57
イージーソングアレンジャー機能のデモ曲を聞く...............57
イージーソングアレンジャー機能を使う ..............................57
自分の演奏を録音しよう 59
録音の手順................................................................................. 59
ユーザーソングの消去(ソングクリア )................................... 62
ユーザーソングのトラック消去(トラッククリア ) ............... 62
バックアップと初期化 63
バックアップ............................................................................. 63
初期化 ........................................................................................63
基本操作と画面表示 64
基本操作.....................................................................................64
画面について............................................................................. 66
MAIN画面の表示について ...................................................... 67
..46
56
リファレンス
効果をつけて演奏しましょう 68
ハーモニー効果をつける.........................................................68
リバーブ効果をかける............................................................. 69
コーラス効果をかける............................................................. 69
DSP効果をかける ................................................................... 70
サステイン(余韻 )をつける ..................................................... 71
演奏するときの機能 72
タップスタート.........................................................................72
鍵盤を弾く強弱で音量を変える .............................................72
ワンタッチで最適な楽器を設定(OTS).................................. 73
最適な音で聞く.........................................................................74
楽器のピッチ(音の高さ )を変える ..........................................74
スタイル(自動伴奏)に関する機能 75
スタイルのパターンに変化を付ける(セクション ) ...............75
スプリットポイントの設定..................................................... 78
リズムなしでコード音を鳴らす .............................................79
スタイル音量の設定................................................................. 79
コードについて.........................................................................80
鍵盤全域でスタイルを演奏する .............................................82
コード辞書でコードを調べる................................................. 83
ソングの再生に関する設定 84
ソング音量の設定..................................................................... 84
ソングの一部をくり返して聞く .............................................84
ソングの一部をミュート(消音 )する ...................................... 85
メロディー音色を変える.........................................................85
好みのパネル設定を記憶させよう 86
レジストレーションメモリーに記録する..............................86
記録したレジストレーションメモリーを呼び出す...............87
機能設定(FUNCTION画面) 88
項目を選んで値を変える.........................................................88
データの保存と読み込み 92
USBフラッシュメモリーを接続する .................................... 92
USBフラッシュメモリーのフォーマット............................. 94
レジストレーションメモリーを
USBフラッシュメモリーに保存する .................................... 95
ユーザーソングをUSBフラッシュメモリーに保存する ..... 96
USBフラッシュメモリーからファイルを読み込む( ロード)
USBフラッシュメモリー内のデータを削除する ................. 98
楽器内部のユーザーデータを削除する.................................. 99
USBフラッシュメモリー内のファイルを再生する ............. 99
他の機器と接続する 100
端子について......................................................................... 100
コンピューターと接続する.................................................. 101
演奏情報を送受信する.......................................................... 101
楽器のパネル設定を送信する(イニシャルセンド ) ............ 103
楽器とコンピューターとのあいだでファイルを送受信する
CD-ROMインストールガイド 106
CD-ROMについて................................................................ 106
CD-ROMの内容....................................................................107
ソフトウェアの動作環境...................................................... 107
ソフトウェアのインストール.............................................. 108
資料
困ったときは......................................................................... 113
メッセージ一覧 .................................................................... 114
この楽器の組み立て方 ......................................... 116
楽譜......................................................................................... 120
楽器リスト............................................................................. 126
ドラムキットリスト.............................................................. 130
スタイルリスト......................................................................132
ミュージックデータベースリスト ..................................... 133
CD-ROM内のソング............................................................ 134
ハーモニータイプリスト...................................................... 135
エフェクトタイプリスト...................................................... 136
主な仕様................................................................................. 142
さくいん................................................................................. 143
別売品のご紹介......................................................................144
保証とアフターサービス...................................................... 145
取扱説明書
.....97
... 103
9
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演奏の準備

キーカバーについて

■開けるとき
少し持ち上げて、奥へ押し込みます。
■閉めるとき
手前に引いて、静かに降ろします。
注意
手や指をはさまないように注意
■立てるとき
注意
・ キーカバーを開閉するときは、両手で静かに行ない、途中で手を離さな
いでください。 また、ご自分や周りの方、特にお子様などが、キーカバーの端と本体の 間に手や指をはさまないようご注意ください。
・ キーカバーの上に物を置いて開閉しないでください。キーカバーのすき
間に物が挟まってキーカバーが動かなくなったり、本体の内部に落ちて 取り出せなくなり、感電、ショート、発火や故障などの原因になりま す。楽器内部に物が入ってしまった場合は、お買い上げ店、または巻末 のヤマハ修理ご相談センターにご相談ください。

譜面立てについて

■倒すとき
1
譜面立てを、止まるまで手前に起こします
2
譜面立て裏にある左右の2つの金具を、下向きに開 きます。
3
金具が固定される位置まで、譜面立てを戻します。
1
譜面立てを、止まるまで手前に起こします。
2
譜面立て裏にある左右2 つの金具を、上向きに閉じ ます。
3
譜面立てに手を添えて、ゆっくり戻します。
注意
・ 譜面立ては、金具が固定されない位置で使用または放置しないでくださ
い。また、譜面立てを倒す時は、途中で手を離さないでください。
10
取扱説明書
Page 11
コンピューター

コンピューターとの接続(USB TO HOST 端子)

この楽器のUSB TO HOST端子を使うと、お使いのコン
このイラストは楽器の下側
(ペダル側)から見ています。
USB TO
HOST端子
USB
TO HOST
ピューターとこの楽器のあいだで演奏情報やソングファイ ルのやりとりができます(101ページ )。そのためには以 下の操作が必要です。
・MIDI 機器の電源が切れていることを確認した上で、コ
ンピューターのUSB端子と楽器のUSB TO HOST 端子 を、ABタイプのUSBケーブルを使って接続する
・コンピューターに「USB-MIDIドライバー」をインス
トールする
演奏の準備
USBケーブル
電源ランプ
「USB-MIDIドライバー」のインストール方法は108ペー
ジをご参照ください。
NOTE
・ USBケーブルは楽器店、電気店などでお買い求めください。

電源を入れる

電源スイッチ
1
[全体音量]を左に回し、音量を最小にします。
2
電源コードが接続されていることを確認します。 (118 ページ)
3
電源スイッチを押して電源を入れます。
もう一度押すと電源が切れます。
NOTE
電源ランプについて...
・ 電源を切り忘れてキーカバーを閉めてしまった場合でも、電源ラ
ンプで電源が入っているかを確認できます。
この楽器では電源を入れた時、フラッシュメモリーにバッ クアップデータ(63ページ)があれば、そのデータを読み 込みます。フラッシュメモリーにバックアップデータがな ければ各バックアップ項目は初期値になります。
注意
・ 電源スイッチが切れている状態でも微電流が流れています。この楽器を
長時間使用しないときや落雷のおそれがあるときは必ずコンセントから 電源プラグを抜いてください。
・ 書き込み中や USBフラッシュメモリーへのアクセス中は、電源を切ら
ないでください。本体内や USBフラッシュメモリー内のデータが失わ れるおそれがあります。
取扱説明書
11
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演奏の準備

ヘッドフォンを使う場合

底面
ステレオフォーンプラグ (標準)
PHONES
ヘッドフォンを[PHONES
フォーンズ
[PHONES
]端子は2つありますので、ヘッドフォンを2 本
フォーンズ
]端子に接続して使います。
接続して2人で演奏を楽しむこともできます。
注意
・ 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。聴覚障害の
原因になります。
● ヘッドフォンハンガー
この楽器には、取り付け式のヘッドフォンハンガーが同 梱されています。ヘッドフォンハンガーを取り付けると、 この楽器にヘッドフォンを掛けることができます。 付属のネジ(4×10mm) 2本で、図のように取り付けて ください。
注意
・ ヘッドフォンハンガーにヘッドフォン以外のものを掛けないでくださ
い。本体またはヘッドフォンハンガーが破損する場合があります。
12
取扱説明書
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楽器のお手入れ

楽器をいつまでもきれいに保つため、下記のお手入れを定期的に行なうことをおすすめします。
演奏の準備
■本体やイスのお手入れ
乾いたガーゼやネルのような柔らかい布や、水を固く絞っ た柔らかい布で拭いてください。 鍵盤の頑固な汚れには「エレクトーン・クラビノーバ用鍵 盤クリーナー」をお使いください。
注意
・ ベンジンやシンナー、洗剤、化学ぞうきんなどは使用しないでくださ
い。変色 /変質の原因になります。
本体やイスのネジは、定期的に締め直してください。
■イスの高さ調節
ハンドルを時計回りに回すと高くなります。(ご購入時に は、ハンドルは固めに設定されています。)
■ペダルのお手入れ
ペダルは一般的なアコースティックピアノ同様経年変化に よって変色することがあります。 その際はピアノ用コンパウンドを楽器店などでお買い求め いただき、使用上の注意をよくご確認のうえご使用くださ い。
■調律
調律の必要はありません。電源を入れるといつでも正しい ピッチ(音の高さ) でお使いいただけます。
■引っ越しの際の運搬方法
通常の荷物と一緒にお運びいただけます。組み立てた状態 でも、組み立て前の部品に分解した状態でも問題ありませ んが、本体は立てかけたりせず、必ず水平に置いてお運び ください。また、大きな振動、衝撃を与えないでくださ い。組み立てた状態でお運びいただいた場合は、設置の 際、各部のネジのゆるみを確認し、ゆるんでいる場合は締 め直してください。
取扱説明書
13
Page 14

各部の名称

フロントパネル
#9
we
o
r
tyu!0i
!1
!2
!3
!4 !5 !6 !7 !8 !9
1
#8
PHONES
本体手前方向
PEDAL
#7
USB
$0
TO HOST
本体手前方向 (このイラストは下から見た イラストです)
#6
楽器カテゴリーリスト スタイルカテゴリーリスト ソングカテゴリーリスト ミュージックデータベースリスト
1
(126ページ)
(132ページ)
(35ページ)
(133ページ)
14
取扱説明書
Page 15
画面
(66、67ページ)
各部の名称
@0
@2 @3
@1
q w e r
t y u
i o !0 !1
!2
!3
!4
!5
!6
!7
電源スイッチ..............................................11ページ
[全体音量]コントロール ....................... 11、64ページ
[デモ]ボタン..................................................... 32ページ
ファイルコントロール[メニュー ]、[ 実行]
ボタン ......................................................92〜 98ページ
[歌詞]ボタン..................................................... 38ページ
[譜面]ボタン..................................................... 37ページ
[パフォーマンスアシスタント オン/オフ]
ボタン ................................................................40ページ
[機能]ボタン........................................... 66、88ページ
[メトロノーム オン/オフ] ボタン .................. 23ページ
[テンポ/タップ] ボタン......................... 34、72ページ
レッスン[左手]、[右手]、[スタート]
ボタン ................................................................51ページ
ソングメモリー [ 録音][1][5][A]
ボタン ................................................................59ページ
[くり返し練習]/[スタイル オン/オフ]
ボタン
.......................................................55、27ページ
[A-Bリピート]/[イントロ/エンディング/rit.]
ボタン ...................................................... 84、75ページ
[巻戻し]/[メイン/フィルイン]
ボタン ...................................................... 34、75ページ
[早送り]/[シンクロストップ]
ボタン ...................................................... 34、77ページ
[一時停止]/[シンクロスタート]
ボタン ...................................................... 34、76ページ
@4 @5
@6
@7

フロントパネル

#0 #1
@8
!8
[スタート/ストップ] ボタン ....... 26、33、65ページ
!9
[ミュージックデータベース]ボタン ..............56ページ
@0
[コントラスト]ツマミ .....................................67ページ
@1
[画面 戻る]ボタン............................................66ページ
@2
[ソング]ボタン.................................................33ページ
@3
[イージー ソング アレンジャー ]ボタン.......57ページ
@4
[スタイル]ボタン .............................................26ページ
@5
[楽器]ボタン.....................................................17ページ
@6
ダイアル...................................................65、88ページ
@7
カテゴリーボタン[]、[]................65、88ページ
[0]〜[9]
@8
[+]
ボタン、
[スプリット オン/オフ] ボタン ...................... 19ページ
@9
[デュアル オン/オフ] ボタン ..........................18ページ
#0
[ハーモニー オン/オフ] ボタン ...................... 68ページ
#1
[DSP オン/オフ ]ボタン .................................70ページ
#2
[ピアノリセット]ボタン .................................20ページ
#3
レジストレーションメモリー
#4
[メモリー /バンク][1][2]ボタン..........86ページ
ドラムキット.....................................................22ページ
#5
スタンダードキット1を選んだときに、各鍵盤に割り 当てられる打楽器のイラストが印刷してあります。
@9
#3
ボタン、
[−]
f
ボタン
#2
#4
r
........................65、88ページ
#5
ペダル ................................................................21ページ
#6
ペダル
#7
[PEDAL
[PHONES
#8
]端子............................................... 118ページ
フォーンズ
]端子............................................... 12ページ

ペダル、その他

#9
$0
ユーエスビー トゥーデバイス
USB [TO DEVICE]
ユーエスビー トゥーホスト
USB [TO HOST]
端子................................93ページ
端子.................................100ページ
取扱説明書
15
Page 16

表示言語(Language)を切り替える

クイックガイド

表示言語を日本語に切り替えておくと、歌詞表示、ファイル名、デモ画面およびメッ セージ(一部)が日本語表示になります。次の手順に従って操作し、日本語に切り替 えておきましょう(それ以外の部分は日本語に切り替えても英語表示のままです)。
[機能]ボタンを押して、FUNCTION画面を表示させます
1
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押して、表示言語の項目
「Language」を表示させます
2
Language項目の下に、現在選ばれている表示言語が反転表示されます。 下の欄に反転表示された言語を、[+][−]ボタンで別の言語に変更でき
ます。
[−]ボタンを押します
3
表示言語の設定が、English(英語)からJapanese(日本語)に切り替わり ます。 [+]ボタンを押すと英語表示になります。
表示言語の設定はフラッシュメモリーに記憶され、電源を切ってもこの設
定は保存されます。
f
Languageという項目を表 示させます
現在選ばれている表示言語 です
[画面 戻る]ボタンを押してMAIN画面に戻ります
4
16
取扱説明書
Page 17

いろいろな楽器で弾いてみよう

この楽器では、鍵盤の音をピアノ以外の楽器の音に変えられます。 ギターやトランペット、フルートなど、好きな楽器の音に変えて弾いて みましょう。
メイン

楽器を選んで弾いてみよう

鍵盤を押したときに鳴る基本の楽器を選びます。ここで選ぶ楽器をメインボイスと呼びます。
[楽器]ボタンを押します
1
ボイス(楽器 )リストが表示されます。
現在選ばれている楽器名が反転表示されます。
MAIN
鳴らしたい楽器を選びます
2
画面の反転表示の欄を見ながら、ダイアルを回してみてください。 番号と楽器が次々に表示されます。この欄に表示させた楽器がメインボイ スになります。
ここでは「106 Flute(フルート)」を選んでみましょう。
鍵盤を弾いてみましょう
3
表示されているのは、現在 選ばれている楽器の番号と 楽器名です
ここに106 Fluteを表示 させます
いろいろ音を変えて楽しみましょう。 [画面 戻る]ボタンを押してメイン画面に戻ります。
音量調節をする
取扱説明書
17
Page 18
いろいろな楽器で弾いてみよう
デュアル

2つの楽器を重ねて弾いてみよう

鍵盤を弾いたときに、メインボイスに加えてもう1つ別の楽器を重ねて鳴らすことができます。メインボイス
に加えて鳴らす楽器のことをデュアルボイスと呼びます。
[デュアル オン/ オフ]ボタンを押します
1
[デュアル オン/ オフ]ボタンでデュアルボイスのオン/オフを切り替えま す。 オンにすると画面にデュアルボイスアイコンが表示されます。鍵盤を弾く と、現在選択されているメインボイスとデュアルボイスが重なって鳴りま
す。
DUAL
デュアルボイス
アイコン
[デュアル オン/ オフ]ボタンを1秒以上押します
2
デュアルボイスを選ぶ画面が表示されます。
1秒以上押す
重ねたい楽器(デュアルボイス )を選びます
3
画面の反転表示の欄を見ながら、ダイアルを回してみてください。 番号と楽器名が次々に表示されます。この欄に表示させた楽器がデュアル ボイスになります。ここでは「124 Vibraphone(ビブラフォン)」を選 んでみましょう。
デュアルボイスを選択する画面
現在選ばれているデュアルボイス が反転表示します。
18
取扱説明書
Page 19
いろいろな楽器で弾いてみよう
鍵盤を弾いてみましょう
4
同時に2つの楽器が鳴る
いろいろな楽器に変えて楽しみましょう。
[画面 戻る]ボタンを押して MAIN画面に戻ります。
スプリット

右手と左手で違う楽器を弾く

鍵盤のスプリットポイントを境に、右側の鍵盤と左側の鍵盤で別の楽器を鳴らします。 右側の鍵盤で鳴る楽器をメインボイスとデュアルボイスと呼び、左側の鍵盤で鳴る楽器をスプリットボイスと
呼びます。スプリットポイントの位置は変更できます(78ページ)。
スプリットポイント(初期設定値は054)
SPLIT
021
(A-1)
024
(C0)
036
(C1)
スプリットボイス が鳴る
048
(C2)
060
(C3)
072 (C4)
メインボイス とデュアルボイス
が鳴る
[スプリット オン/ オフ]ボタンを押します
1
[スプリット オン/ オフ]ボタンでスプリットボイスのオン/オフを切り替 えます。 オンにすると画面にスプリットボイスアイコンが表示されます。スプリッ トポイントより左側の鍵盤を弾くと、現在選択されているスプリットボイ
スが鳴ります。
084
(C5)
096
(C6)
スプリットボイス
アイコン
108
(C7)
[スプリット オン/ オフ]ボタンを1秒以上押します
2
スプリットボイスを選ぶ画面が表示されます。
1秒以上押す
スプリットボイスを選択する 画面
現在選ばれているスプリット ボイスが反転表示されます
取扱説明書
19
Page 20
いろいろな楽器で弾いてみよう
左側の鍵盤で鳴らしたい楽器(スプリットボイス )を選びます
3
画面の反転表示の欄を見ながら、ダイアルを回してみてください。 番号と楽器名が次々に表示されます。この欄に表示させた楽器が左側の鍵 盤の音になります。ここでは「042 Folk Guitar(フォークギター )」を選
んでみましょう。
鍵盤を弾いてみましょう
4
いろいろな楽器に変えて楽しみましょう。
[画面 戻る]ボタンを押して MAIN画面に戻ります。

グランドピアノの音で弾いてみよう

「とにかくピアノの音で弾きたい」というときに便利なボタンです。
[ピアノリセット]ボタンを押します
楽器番号 001 ナチュラル!グランドピアノの音色が自動的に選ばれます。
NOTE
・[ピアノリセット]ボタンを押
すと、タッチレスポンス以外 の効果はすべてオフになりま す。デュアルやスプリットも オフになるので、どの鍵盤を 弾いてもピアノの音になりま す。
20
取扱説明書
Page 21

ペダルを使う

いろいろな楽器で弾いてみよう
ペダルには、右のペダル(ダンパーペダル )とまん中の ペダル(ソステヌートペダル )、左のペダル(ソフトペダ ル)があります。これらはピアノ演奏で使われます。
右のペダル(ダンパーペダル)
このペダルを踏んでいる間、弾いた音を、鍵盤から指を離しても長く響かせるこ とができます。
ダンパーペダルはハーフペダル機能に対応しています。
ここでダンパーペダルを踏むと、 このとき押さえていた鍵盤とその あと弾いた音すべてが長く響く
まん中のペダル(ソステヌートペダル)
このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけを、鍵盤から指を離しても 長く響かせることができます。 ペダルを踏んだあとに弾いた音には効果はかかりません。
NOTE
・ スプリットボイスにペダル効
果は機能しません。
NOTE
ダンパーペダルが効かない
・ ペダルコードのプラグが
[PEDAL](ペダル)端子に差し 込まれていないと思われま す。確実に差し込んでくださ い。(118ページ)
NOTE
ハーフペダル機能とは
・ ペダルを踏んで音が響きすぎ
たとき、ペダルを踏み込んだ 状態から少し戻し、音の響き を押さえる(音の濁りを減ら す)機能です。
NOTE
オルガンやストリングス、クワ イアの音色では
・ ソステヌートペダルを踏む
と、音が減衰せず、踏んでい る間鳴り続けます。
ここでソステヌートペダルを踏む と、このとき押さえていた鍵盤の音 だけが長く響く
左のペダル(ソフトペダル)
このペダルを踏んでいる間、ペダルを踏んだあとに弾いた音量をわずかに下げ、 音の響きを柔らかくすることができます。( ペダルを踏んだときに押さえていた 鍵盤の音には効果はかかりませんので、効果をかけたい音を弾く直前に踏みま す。)
NOTE
・[ペダルは一般的なアコース
ティックピアノ同様経年変化 によって変色することがあり ます。その際はピアノ用コン パウンドを楽器店などでお買 い求めいただき、使用上の注 意をよくご確認のうえご使用 ください。
取扱説明書
21
Page 22

面白い音を鳴らそう

この楽器には、ドラムキット(打楽器音)や、パーティの余興で使えるユニーク な効果音が満載されています。笑い声、小川のせせらぎ、ジェット機の轟音、 お化け屋敷のような不気味な扉のきしみ音…。楽しい効果音を使って、パー ティを盛り上げましょう!

ドラムキット(打楽器音)を鳴らそう

ドラムキットとはさまざまな打楽器音の集合体です。メインボイスにバイオリンなど通常の楽器 を選択した場合は、各鍵盤はバイオリンの音しか鳴りませんが、メインボイスにドラムキットを 選ぶと、鍵盤によって異なった打楽器音を鳴らすことができます。
◆ドラムキットを選ぶ手順(17ページ手順1、2参照)
1 MAIN画面で[楽器]ボタンを押します
2 ダイアルを回して楽器番号132 〜143のうち、一つを選びます
(たとえば、「132 Standard Kit 1」を選んでみましょう)
3 打楽器音を鳴らしましょう
黒鍵も含めて順に弾いていくと、トライアン グルやマラカス、ボンゴやドラムなど、さま ざまな打楽器の音が鳴ります。ドラムキット (楽器番号 132〜 143)の詳細については130 ページの「ドラムキットリスト」をご覧くだ さい。

おもしろい効果音(SFXキット)を鳴らそう

効果音(楽器番号142、143) はドラムキットの一部です。楽器に142 や143を選ぶと、各鍵盤 を押したとき、さまざまな効果音が鳴ります。
◆おもしろい効果音を選ぶ手順(17ページ手順1、2参照)
1 MAIN画面で[楽器]ボタンを押します
2 ダイアルを回して「143 SFX Kit 2」を選びます
3 効果音を鳴らしましょう
22
黒鍵も含めていろいろな鍵盤を押さえてみてください。海 底を潜行する潜水艦の音、電話の呼び出し音、扉のきしむ 音など、さまざまな音が鳴ります。「142 SFX Kit1」を 選ぶと、雷雨や水のせせらぎ、嵐、犬の鳴き声などが楽し
めます。(効果音が割り当てられていないので、鳴らない鍵 盤もあります。) SFXキット( 楽器番号142、143)の詳細については131 ページの「ドラムキットリスト」のSFXキット 1、2 の欄を ご覧ください。
取扱説明書
Page 23

メトロノームを使おう

メトロノームを使って練習してみましょう。 メトロノームは、自分の弾ける速さ(テンポ)や弾きたい拍子に設定できます。

メトロノームを鳴らす

[メトロノーム オン/ オフ]ボタンを押してメトロノームをオ ンにすると、メトロノームの音が鳴ります
メトロノームを止めたいときは、もう一度同じボタンを押します。
4/4

メトロノームのテンポを設定する

カチカチ鳴るテンポを調節できます。
[テンポ/タップ]ボタンを押すと、画面にテンポが表示されま
1
テンポ
ダイアルを回してテンポを設定します
2
5〜280まで設定できます。
現在の設定
取扱説明書
23
Page 24
メトロノームを使おう

拍子を設定する

拍子(分子 )と1拍の基準になる音符(分母 )を設定します。ここでは5/8 を設定してみましょう。
[メトロノーム オン/ オフ]ボタンを1秒以上押します
1
画面に拍子の項目「Time Signature-Numerator」が表示され、現在設
定されているメトロノームの拍子と1拍の音符が表示されます。
1秒以上押す
ダイアルを回して拍子を設定します
2
60拍子まで設定できます。ここでは5を選びます。1拍目にベルが
「チーン」となり、それ以外の拍では「カチ」と鳴ります。
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度かを押して、画面に音符の
項目「Time Signature Denominator」を表示させます
3
ダイアルを回して音符を選びます
4
2、4、8、16分音符の中から選びます。ここでは8を選びます。
f
1拍の音符拍子
NOTE
・ メトロノームの拍子はスタイ
ルやソングに同期するので、 スタイルやソングの再生中は 拍子を設定できません。
[メトロノーム オン/ オフ]ボタンを押してメトロノームを鳴らし、設定し た内容を確認します。
24
取扱説明書
Page 25

ベル音を設定する

ベル音のオン/オフを設定します。
[機能]ボタンを押します
1
メトロノームを使おう
画面に「Bell」が表示されるまで、カテゴリーボタン[ ]、
[]を何度か押します
2
ダイアルまたは[+ ]、[−]ボタンを使って、オン /オフを選択
します
3

メトロノームの音量を設定する

[機能]ボタンを押します
1
f
画面にメトロノーム音量の項目「Metronome Volume」が 表示されるまで、カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押し
2
ます
ダイアルを回してメトロノームの音量を設定します
f
3
メトロノームの音量
取扱説明書
25
Page 26

スタイル(自動伴奏)を鳴らしてみよう

この楽器には、左手でコードを押さえるだけで、自動的にそのコードにあった スタイル(リズム+ベース音+コード音)を鳴らす、自動伴奏機能があります。 リズムや拍子、アレンジが異なるスタイルが160種類も用意されています。 (132ページのスタイルリストをご覧ください)。 ここでは、この自動伴奏機能を使って演奏してみましょう。

スタイル(自動伴奏)のリズムを選ぼう

スタイルとは、リズムを含んだ自動伴奏です。 この楽器はロックやブルース、ユーロトランスなど、さまざまなリズムの伴奏を鳴らすことができます。 まずスタイルの基本となるリズムだけを聞きましょう。
リズムは打楽器音だけで演奏されます。
NOTE
[スタイル]ボタンを押します
1
画面にスタイルの番号と名前が表示されます。
・ スタイルを演奏するときは、
サウンドタイプの設定を
「Style」にします。スピー
カーの音がスタイルを演奏 するのに最適な状態に設定 されます。(74ページ )ただ し、ヘッドフォン使用時は 効果がありません。
スタイルを選びます
2
ダイアルを回して好きなスタイルを選びます。
スタイルは、スタイルリスト(132ページ )を参照してください。
[スタート/ストップ]ボタンを押します
3
スタイルのリズムだけがスタートします。 ストップさせたいときは、もう一度[スタート /ストップ ] ボタンを押しま す。
STYLE欄が反転表示されま す。表示されているのは、現 在選ばれているスタイル番号 とスタイル名です
NOTE
・ コンピューターから楽器内
部に転送したスタイルや、 楽器に接続したUSB フラッ シュメモリー内のスタイル も、内蔵スタイルと同様に 選べます(スタイル番号161 〜)。ファイルの転送につい ては103ページをご覧くださ い。
NOTE
・ 131、143〜160のスタイルは
リズムパートがないためリズ ムは鳴りません。これらのス タイルは、スタイルをオン (27ページ) にした状態で [ ス タート/ストップ] ボタンを押 し、スプリットポイントより 左側の鍵盤を弾くと、リズム 以外のベース音やコード音を 含むスタイルが鳴ります。
26
取扱説明書
Page 27
スタイル ( 自動伴奏 ) を鳴らしてみよう

スタイルを鳴らして自分も演奏しよう

前ページでは、好きなスタイルのリズムの選び方を覚えました。 ここでは、選んだリズムにベース音やコード音を加えた、華やかなスタイルの鳴らしかたを覚えましょう。
それを伴奏に、自分も一緒に演奏します。
[スタイル]ボタンを押して、好きなスタイルを選びます
1
スタイルをオンにします
2
[スタイル オン/ オフ]ボタンを押します。 もう一度ボタンを押すとスタイルはオフになります。
●スタイルがオンになると…?
スプリットポイント(054:F #2)より左側の鍵盤が、和音(コード) だ けを鳴らす特殊な状態になります。これを自動伴奏鍵域といいます。
自動伴奏鍵域
シンクロスタートをオンにします
3
[シンクロスタート]ボタンを押します。
スタイルがオンのとき 表示されます
NOTE
・ スプリットポイントは変更で
きます。変更方法は78 ページ を参照してください。
スプリットポイント(054:F #2)
シンクロスタートオンで 点滅します
取扱説明書
27
Page 28
スタイル ( 自動伴奏 ) を鳴らしてみよう
シンクロスタートをオンにした状態で、スプリットポイントより左側の鍵 盤を押さえると、ベース音やコード音を含んだスタイルが鳴ります。もう
一度ボタンを押すと、シンクロスタートはオフになります。
左手でコードを弾くと、スタイルがスタートします
4
コードを知らない? 大丈夫です。この楽器は、鍵盤を1つ押さえただけ で、コードが押さえられた、と認識してくれます。左側の鍵盤を1〜 3 つ、自由に押さえてみましょう。
ちがう鍵盤を押さえるたびに、スタイルの感じもどんどん変わります。
おすすめ!
29ページに「コード進行」の楽譜をご用意しました。どのコードをど んな順番で弾けばスタイルがきれいに鳴るかわかります。ぜひご覧く ださい。
スプリットポイント
自動伴奏鍵域
左手でいろいろなコードを弾き、右手でメロディーを弾いて
みましょう
5
スプリットポイント
自動伴奏鍵域
[スタート/ストップ]ボタンを押すとスタイルがストップしま す
6
スタイルは、セクションを切り替えて演奏に変化をつけられます。75 ページ「スタイルのパターンに変化を付ける(セクション )」をご参照くだ さい。
28
取扱説明書
Page 29
スタイル ( 自動伴奏 ) を鳴らしてみよう
コードが分かるとスタイルはもっと楽しい!
コードとは、複数の鍵盤を押さえて鳴らす「和音」のことです。このページでご紹介するのは、コード をいくつか連続して押さえていく「コード進行」です。コードは1つ 1つ音の響きがちがうため、どの コードをどんな順番で押さえるかによって、生み出される音の印象はまったく変わります。
27ページでは、スタイルを華やかに鳴らす方法を覚えましたが、じつはスタイルをうまく使いこなす ために不可欠なのがこの「コード進行」です。 このページでは、使いやすいコード進行を3つご用意しましたので、ぜひ、スタイルを伴奏として鳴ら しながら演奏してみてください。あなたの押さえるコードでスタイルが制御され、1つの曲のようにな ります。これは電子楽器特有の大きな楽しみです。
■演奏の仕方
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
この譜面は左手用の譜面です。 弾く前に27ページ「スタイルを鳴らして自分も演奏しよう」の手順1〜3を行なってください。
* このページに掲載されている譜面は、通常の楽曲の譜面ではなく、スタイル使用時にどの鍵盤を押さえるかを示すためのものです。
スプリットポイント
スプリットポイントより左側を弾きます
おすすめスタイル 041 ユーロトランス
〜基本コードでダンスを弾く〜
[イントロ/エンディング /rit.]ボタンを押したあと、Fコードを押しスタートさせます。 8小節のイントロのあとに以下のコードを演奏します。
F
ファラド
C
ドミソ
G
ソシレ
Am
ラドミ
簡単で、効果的なコード進行です。最後まで弾いたら、また最初に戻って演奏しましょう。終わりたい ときは[イントロ/ エンディング/rit.]ボタンを押します。エンディングが流れてきれいに終了します。
取扱説明書
29
Page 30
スタイル ( 自動伴奏 ) を鳴らしてみよう
おすすめスタイル 148 ピアノブギ
〜3コードでブギウギを弾く〜
[イントロ/エンディング /rit.]ボタンを押したあと、Cコードを押しスタートさせます。 12小節のイントロのあとに以下のコードを演奏します。
C C
ドミソ
G
ソシレ
F
ファラド ドミソ
F
ファラド
C
ドミソ
[イントロ/エンディング/rit.]ボタンを押す
3つのコードだけでメリハリがつきます。慣れてきたら、C、F、Gのコードの組み合わせや順番を変え てみましょう。
おすすめスタイル 096 ボサノバ
〜ジャズのコード進行でボサノバを弾く〜
[イントロ/エンディング /rit.]ボタンを押したあと、Dmコードを押しスタートさせます。 4小節のイントロのあとに以下のコードを演奏します。
Dm CM7
レファラ
5
Bm7
ラシレファ
G7
ソシレファ ドミソシ
E7
ミソシレ
Am A7
ラドミ
ラドミ ソラドミ
FM7
ファラドミ
##
ジャズによく使われる「トゥーファイブ」のコード進行です。くり返し演奏しましょう。 終わりたいときは、[イントロ/エンディング /rit.]ボタンを押します。
30
取扱説明書
Page 31
スタイル ( 自動伴奏 ) を鳴らしてみよう
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
( )
CmM7
CM7
C6
Csus4
Caug
CM7aug
C7aug
C7sus4
Csus2
C7
Cm
Cdim
Cdim7
C7
CmM7
(9)
CM7
(9)
Cm7
(9)
C7
(b9)
C7
(
b13
)
Cm7
(11)
CM7
(
#11
)
C
(b5)
C
(9)
(
9
)
C6
(9)
Cm
(9)
C7
(
#11
)
C7
(#9)
C7
(13)
C7
Cm6
Cm7
C
(b5)
CM7
(b5)
Cm7
(b5)
CmM7
(b5)
●C(ド) がルート音の場合の押さえ方
で表示される鍵盤は、省略してもかまいません。

コードの押さえ方

● 簡単なコードの押さえ方
● 通常のコードの押さえ方
の2種類があります。 この楽器では、どちらの押さえ方でもコードを自動的に判断します。この機能をマルチフィンガリングといいます。
スプリットポイント(初期設定:054[F #2])より左の鍵盤を自動伴奏鍵域といいます。この範囲の鍵盤でコードを弾いてく ださい。
#
スプリットポイント( 初期設定:054[F
2])
■簡単なコードの押さえ方
自動伴奏鍵域で、3 本以内の指を使って、メジャー、マイ ナー、セブンス、マイナーセブンスのコードを演奏する ことができます。
Cm7
DbEbF#G#BbDbEbF
C
DEFGABCDEF
自動伴奏鍵域
ルートキー (根 音)と押さえる鍵盤
・メジャー (M)コード
ルートキー ( 根音)を 押さえてください。
・マイナー (m)コード
ルートキーと、ルートキーに一番近い左側 の黒鍵を同時に押さえてください。
・セブンス(7)コード
ルートキーと、ルートキーに一番近い左側 の白鍵を同時に押さえてください。
・マイナーセブンス (m7)コード
ルートキーと、ルートキーに一番近い左側 の黒鍵と白鍵を同時に押さえてください。
#
■通常のコードの押さえ方
自動伴奏鍵域でコードを押さえると、自動的にコード名 を検出しスタイルが演奏されます。
C Cm C7
取扱説明書
31
Page 32

ソングの使い方

ソングとは通常「歌」を意味しますが、この楽器では曲データを指します。 この楽器には[デモ]ボタンを押すだけですぐに演奏を聞くことができるデモソング と、その他のソング29曲が内蔵されています。これらのソングは、聞いて楽しむだ けでなく、パフォーマンスアシスタント機能や、レッスン機能など、この楽器に備 わっているほとんどの機能と組み合わせて使えます。(一部のソングを除きます。35 ページ参照)ソングはそれぞれの特徴によってカテゴリー分けされていますので、上 手に使い分けましょう。ここではデモソングの鳴らし方、その他のソングの選び方と 鳴らし方、またそれぞれのソングの特徴を紹介します。
ソング
聞く レッスンする 録音する

デモソングを聞いてみよう

[デモ]ボタンを押します
1
デモソングが再生されます。
ストップさせたいときは[デモ]ボタンまたは[スタート /ストップ ]ボタンを 押します。
または
32
取扱説明書
Page 33

ソングを選んで聞いてみよう

[ソング]ボタンを押します
1
現在選ばれているソングが反転表示されます。
ソングの使い方
SONG欄が反転表示されます。 表示されているのは、現在選 ばれているソング番号とソン グ名です
好きなソングを選びます
2
35ページの内蔵ソングのカテゴリーリストを参考に、ソングを選びます。
ダイアルを回して、SONG欄に好きなソングを表示させます。
001〜030 内蔵ソング(35ページ参照 ) 031〜035 ユーザーソング( 自分の演奏を録音したソング)
036〜
コンピューターからYDP-V240へ転送したソング(103 〜105ペー ジ参照) と、USBフラッシュメモリー内のソング(92ページ参照)
ソングを聞いてみましょう
3
[スタート/ ストップ]ボタンを押すと、ソングの再生が始まります。 もう一度[スタート /ストップ ]ボタンを押すと、ソングの再生は止まりま す。
NOTE
・ ユーザーソング(自分の演奏
を録音したもの)や、コン ピューターから転送したソン グ、USBフラッシュメモリー 内のソングも鳴らせます。こ れらのソングの鳴らし方は、 本体内蔵のソングを鳴らす操 作とまったく同じです。
ここに表示させたソングを鳴 らすことができます
ソングスタート!
取扱説明書
33
Page 34
ソングの使い方

ソングを早送り、巻戻し、一時停止するには

CDプレーヤーやカセットデッキのように、[早送り]、[巻戻し]、[一時停止]ボタンでソングの再生をコント ロールできます。
巻戻し
ボタンを押す と、ソングを巻 戻しします
早送り
ボタンを押す と、ソングを 早送りします
一時停止
ボタンを押す と、ソングが一 時停止します

ソングのテンポを変えたい場合は

ソングのテンポを変えてみましょう。[テンポ /タップ ]ボタンを押します。テンポ画面が表示されるのでダイ アル[+][−]ボタン、または数字の [0][9]ボタンでテンポ ( q=5〜280)を変更します。
設定前のテンポに戻したいときは[+][−]ボタンを同時に押します。 設定が終わったら、[画面 戻る]ボタンを押して、MAIN画面に戻ります。
34
取扱説明書
Page 35
ソングの使い方

ソングリスト

ソング30曲はカテゴリー別に分かれています。「こんなときにおすすめ」という項目をお読みいただくと、弾 きたいイメージや使いたい機能に合ったソングが一目でわかります。
カテゴリー ソング番号 ソング名 こんなときにおすすめ
ピアノ音の良さをお聞きいただくためのデモ曲で す。
聞いてよし、パフォーマンスアシスタント機能で楽 しむもよし、のおいしい曲です。
おすすめの楽器をフィーチャーした曲です。 それぞれの楽器の魅力を最大に生かしているので、 オリジナルの曲想のヒントにもなるでしょう。
本体の持つ機能を体験するための曲です。 9はイージーソングアレンジャー機能、10と 11はパ フォーマンスアシスタント機能を体験できます。
ピアノソロ曲です。 レッスンソングにおすすめです。
ピアノアンサンブル曲です。 レッスンソングにおすすめです。
バッキングパターン(伴奏)練習用ソングです。 バンドでキーボード伴奏を頼まれたけど、伴奏のつ け方がわからない…そんなときは、このソングで レッスンしましょう。メロディーとは別に、 伴奏部分だけを片手からレッスンできますので、伴 奏のつけ方をじっくり学べます。
メイン デモ
ボイス デモ
ファンクション デモ
ピアノ ソロ
ピアノ アンサンブル
ピアノ アカンパニメント
1 モーツァルトピアノソナタNo.13 K.333
CHORD
2 ウィンター・セレナーデ この楽器の魅力を満載したデモ演奏曲です。
CHORD
3 テイクオフ
CHORD
4 ライブ・グランドピアノ・デモ
CHORD
5 ライブ・オーケストラ・デモ
CHORD
6 クール・ローターオルガン・デモ
CHORD
7 クール・ギャラクシー・エレピ・デモ
CHORD
8 モダンハープ&スイートソプラノ・デモ
CHORD
9 ハレルヤ・コーラス
CHORD
10 アベ・マリア
CHORD
11 夜想曲 第2 番 12 エリーゼのために
13 メイプル・リーフ・ラグ 14 金髪のジェニー
CHORD
15 アメージング・グレース
CHORD
16 モナ・リサ (Jay Livingston and Ray Evans) 17 ピアノ協奏曲 第21番 第2 楽章
CHORD
18 スカボロ・フェア
CHORD
19 故郷の人々
CHORD
20
CHORD
21 エレクトリックピアノ・バラード
CHORD
22 ブギ・ウギ
CHORD
23 ロック・ピアノ
CHORD
24 サルサ
CHORD
25 カントリー・ピアノ
CHORD
26 ゴスペル・R&B
CHORD
27 ミディアム・スイング
CHORD
28 ジャズ・ワルツ
CHORD
29 ミディアム・ボサ
アコースティック・バラード (Against All Odds: Collins 0007403)
スロー・ロック
CHORD
30
(Can't Help Falling In Love: George David Weiss, Hugo Peretti and Luigi Creatore)
CHORD
:コードデータ付き
・ これら内蔵ソングの譜面がCD-ROM内ソングブックに入っています。ただしソング番号1〜11、および著作権曲を含む16、
20、30は除きます。またソング番号9〜11の楽譜はこの取扱説明書の巻末を参照してください。 ・ ソング番号10、11 はパフォーマンスアシスタントを体験するために作られたソングですので、レッスンには使用できません。 ・ 内蔵ソングのうち、クラシックやトラディショナルなソングは、曲の長さやイメージが原曲と異なる場合があります。
取扱説明書
35
Page 36
ソングの使い方

ソングの種類

この楽器で扱えるソングは以下の3種類です。
● 内蔵ソング(あらかじめ本体に内蔵されているソング 30曲) ...................... ソング番号 001〜030
● ユーザーソング(自分の演奏を録音したもの ) ................................................ ソング番号 031〜035
● 外部ソングファイル*(楽器に接続したUSBフラッシュメモリー内の
ソング/コンピューターから本体へ転送した曲データ) ................................ ソング番号 036〜
* 付属のCD-ROMには70曲の MIDI ソングが入っています。楽器への転送方法は104
ページをご覧ください。
下の表は内蔵ソング、ユーザーソング、外部ソングファイルの使い方の流れを表にまとめたものです。
この楽器の ソングの保存場所
デモソング
+
内蔵ソング
(001〜030)
デモソングとあら かじめ内蔵されて いる30曲
自分の演奏
録音
(59ページ)
ユーザーソング
(031〜035)
ソング
保存
コンピューター USBフラッシュメモリー
ソング ソング
転送
(103ページ)
外部ソング
(ロードソング)
(036〜)
外部ソングUSB
USB TO DEVICE 端子に接続
(100ページ)
(036〜)
ソング ソング
読み込む
36
再生
NOTE
・ ユーザーソングを保存するフラッシュメモリーと、コンピューターから転送
した外部ソングファイルを保存するフラッシュメモリーは、別領域です。 ユーザーソングを外部ソングファイル用のフラッシュメモリーに保存したり、 外部ソングファイルをユーザーソング用のフラッシュメモリーに保存するこ とはできません。
取扱説明書
Page 37
ソングの使い方

ソングの譜面を表示させてみよう

この楽器には、譜面を表示する機能もあります。 本体のソング001〜030で、譜面が表示されます。SMFフォーマットであれば、コンピューターから転送し
たソングでも譜面が表示されます。
好きなソングを選びます
1
33ページの手順1から手順2 までを行ないます。
[譜面]ボタンを押すと譜面が1段表示されます
2
譜面表示には1段譜表示と 2段譜表示の2タイプがあり、[譜面]ボタンを 押すたびに表示が切り替わります。
1 段譜表示
メロディー譜
マーカー
コード
NOTE
・ 譜面はソングデータ(演奏
データ)を基に作成されるの で、細かい音符が多いとき や、複雑な曲を表示するとき は、市販の楽譜と異なる場合 があります。
・ ソングデータにコード情報、
歌詞情報が含まれて1 段譜表 示させている場合は、コー ド、歌詞も表示します。
・ 歌詞が多い場合は、1小節に
つき、2段の歌詞が表示され ます。
・ 歌詞表示が多い場合は、一部
省略されることがあります。
・ 細かい休符などで見づらい場
合は、クオンタイズ(90ペー ジ)を変更すると見やすくな ります。
2 段譜表示
[スタート/ストップ]ボタンを押します
3
ソングがスタートします。ソングの進行に合わせて譜面上部をマーカーが
移動します。
MAIN画面に戻りたいときは、[画面 戻る]ボタンを押します
4
歌詞
NOTE
・2段譜表示させた場合は、
コードと歌詞は表示できませ ん。
取扱説明書
37
Page 38
ソングの使い方

歌詞を表示させてみよう

ソングに歌詞情報が含まれている場合、歌詞を表示させることができます。
歌詞情報が含まれていなければ、[歌詞]ボタンを押しても歌詞は表示されません。
ソングを選びます
1
33ページの手順1から手順2 までを行ないます。
ソングは016を選んでみましょう。
[歌詞]ボタンを押します
2
選んだソングのタイトル、作詞者名、作曲者名などが表示されます。
NOTE
・ インターネットからダウン
ロード(103ページ)したソン グファイルや市販のソング ファイルでも、XFフォー マット(7ページ)のような
『歌詞情報を含んだスタン
ダードMIDIファイル』であれ ば、歌詞表示ができます。た だし一部のソングファイルで は、歌詞表示ができないもの もあります。
NOTE
・ 歌詞が文字化けする場合は、
表示言語を切り替えてくださ い。(16ページ)
ソングタイトル、 作詞者名、作曲者名
[スタート/ストップ]ボタンを押します
3
ソングが再生し、画面に歌詞とコードが表示されます。 ソングの進行に合わせて歌詞表示が反転します。
歌詞とコード表示
■歌詞表示できる内蔵ソング
ソング番号 ソング名
016 Mona Lisa (Jay Livingston and Ray Evans) 020 Against All Odds (Collins 0007403)
030 Can ’t Help Falling In Love (George David Weiss, Hugo Peretti and Luigi Creatore)
38
取扱説明書
Page 39

ピアニスト気分を満喫しよう!

ソングを鳴らしながらパフォーマンスアシスタント機能を使うと、どんな風に弾 いても外れた音が出ません。でたらめに弾いても、きれいな和音やフレーズのよ うな音が鳴ります。同じ鍵盤を指一本でポンポン…と連続して鳴らすだけで、メ ロディーを弾くこともできます。ピアノが弾けなくても、譜面が読めなくても大 丈夫。さあ、やってみましょう!
パフォーマンスアシスタント機能には4つのタイプがありますので、好きなタイプが選べます。
●コード.........................どんな風に弾いても調和のとれた音が鳴ります。左手も右手も、一番自由度の高
い演奏ができます。
●コード/フリー........右手で簡単なメロディーは弾けるけど、左手の演奏はちょっと苦手。そんな方に
ぴったりのタイプです。鍵盤の左側だけにコードタイプを効かせて、左手の演奏 をサポートします。
スプリット
ポイント
右手は自由に演奏します
●メロディー ...............選んだソングのメロディーを指一本で弾くことができますので、鍵盤楽器に触れ
たことがない方にもぴったりです。
コード/メロディー
...鍵盤の右側では、選んだソングのメロディーが指一本で弾けます。鍵盤の左側で
はコードタイプを効かせて、左手の演奏をサポートします。
スプリット
ポイント
パフォーマンスアシスタント機能を使って弾くコツは、48ページを参照してください。
取扱説明書
39
Page 40
ピアニスト気分を満喫しよう !

コード ― 両手で華やかに弾いてみよう

[パフォーマンスアシスタント オン/ オフ]ボタンを押します
1
パフォーマンスアシスタント機能がオンになると、現在選ばれているタイ
プがMAIN画面に表示されます。
タイプにコードを選びます
2
現在選ばれて いるタイプ
1秒以上押す
[パフォーマンスアシスタント オン/ オフ]ボタンを1秒以上押すと、タイ プを選ぶ画面が表示されますので、ダイアルを回してCHORD(コード)を
選びます。
ソングを選びましょう
3
[ソング]ボタンを押すと、画面にソングリストが表示されますので、ダイ アルを回して好きなソングを選びます。ここでは「010 アベ・マリア (Ave Maria)」を選んでみましょう。 コードタイプでは、この曲だけ機能紹介が画面で見られます!
CHORD(コード) を表示させます
NOTE
・ ソングを選んで鳴らそう。
(33ページ)
ここに表示されたソングを鳴 らすことができます
●ソングとは…?
通常は「歌」を指しますが、この楽器では曲データのことです。 パフォーマンスアシスタント機能はソングに含まれたコード情報やメロ ディー情報を使うため、必ずソングと組み合わせて使います。(33ページ)
40
取扱説明書
Page 41
[スタート/ストップ]ボタンを押します
4
ソングの再生が始まります。 基本のパターンがくり返されますので、4小節分聞いて、メロディーライ ンのイメージをしっかり掴みます。次の小節からは、あなたが演奏してく
ださい! 弾く鍵盤は画面に表示されます。
鍵盤を弾いてみましょう
5
ピアニスト気分を満喫しよう !
音量調節 をする
ビフォー アフター
曲に合わせて、両手で左側の楽譜を弾いてみましょう。弾く鍵盤はずっと 同じ「ドミソドミソドミ」でかまいません。すると…? 弾く鍵盤は同じ なのに、曲がすすむにつれて、どんどん音が変わっていきます。 これがパフォーマンスアシスタント機能の『コードタイプ』です。
曲の途中でも[スタート /ストップ ]ボタンを押すと、ソングはストップし
ます。
[パフォーマンスアシスタント オン/ オフ]ボタンを押して、 パフォーマンスアシスタント機能を終了します
6
MAIN画面のタイプ表示が「---」になります。
NOTE
・ アベ・マリアの楽譜は 122
ページを参照してください。
取扱説明書
41
Page 42
ピアニスト気分を満喫しよう !

コード/フリー ― 左手だけコードタイプを効かせる

[パフォーマンスアシスタント オン/ オフ]ボタンを押します
1
パフォーマンスアシスタント機能がオンになると、現在選ばれているタイ
プがMAIN画面に表示されます。
タイプにコード/フリーを選びます
2
現在選ばれて いるタイプ
1秒以上押す
[パフォーマンスアシスタント オン/ オフ]ボタンを1秒以上押すと、タイ プを選ぶ画面が表示されますので、ダイアルを回してCHORD/FREE
(コード/ フリー ) を選びます。
ソングを選びましょう
3
[ソング]ボタンを押すと、画面にソングリストが表示されますので、ダイ アルを回して好きなソングを選びます。ここでは「011 夜想曲 第2番 (ChopinNocturne)」を選んでみましょう。 コード/フリータイプでは、この曲だけ機能紹介が画面で見られます!
CHORD/FREE (コード /フリー ) を表示させます
NOTE
・ ソングを選んで鳴らそう。
(33ページ)
ここに表示されたソングを鳴 らすことができます
42
取扱説明書
Page 43
[スタート/ストップ]ボタンを押します
4
ソングの再生が始まります。 4小節分聞いて、次の小節からは、あなたが演奏してください! 左手で
弾く鍵盤は画面に表示されます。
鍵盤を弾いてみましょう
5
スプリットポイントを境に、右手は右側、左手は左側の鍵盤で演奏しま す。
ピアニスト気分を満喫しよう !
音量調節 をする
スプリット
ポイント
このタイプでは、スプリットポイント より左側の音が、実際より1オクター ブ高く発音されます。
右手は夜想曲 第2番のメロディーを弾きます。左手は画面に表示された譜 面どおり、つねに「ファ、ラ、ド」の分散和音を弾きます。 すると…? 同じ鍵盤を弾いているのに、左手の分散和音がどんどん変 わっていきますね! これがパフォーマンスアシスタント機能の『コード/フリー』タイプです。
右手の譜面が見たいときは、[譜面]ボタンを押すと画面に表示されます。 曲の途中でも[スタート /ストップ ]ボタンを押すと、ソングはストップし
ます。
[パフォーマンスアシスタント オン/ オフ]ボタンを押して、 パフォーマンスアシスタント機能を終了します
6
MAIN画面のタイプ表示が「---」になります。
NOTE
・ 夜想曲 第2番の楽譜は124
ページを参照してください。
取扱説明書
43
Page 44
ピアニスト気分を満喫しよう !

メロディー ― 指一本でメロディーを弾こう

メロディーを上手に弾くコツは、48ページを参照してください。
[パフォーマンスアシスタント オン/ オフ]ボタンを押します
1
パフォーマンスアシスタント機能がオンになると、現在選ばれているタイ
プがMAIN画面に表示されます。
現在選ばれて いるタイプ
タイプにメロディーを選びます
2
1秒以上押す
[パフォーマンスアシスタント オン/ オフ]ボタンを1秒以上押すと、タイ プを選ぶ画面が表示されますので、ダイアルを回してMELODY(メロ
ディー )を選びます。
ソングを選びましょう
3
[ソング]ボタンを押すと、画面にソングリストが表示されますので、ダイ アルを回して好きなソングを選びます。
MELODY (メロディー ) を表示させます
NOTE
・ ソングを選んで鳴らそう。
(33ページ)
44
ここに表示されたソングを鳴 らすことができます
取扱説明書
Page 45
[スタート/ストップ]ボタンを押します
4
メロディータイプを選んでいるので、ソングのメロディーは鳴りません。
手順5でご自分でメロディーを弾いて楽しんでいただけます。
鍵盤を弾いてみましょう
5
まずはソングのリズムを感じてください。それから右手の指一本で、ソン グのリズムにあわせながら、ポンポンポン…と鍵盤を鳴らしてみてくださ い。どの鍵盤を弾いてもかまいません。 右手の譜面が見たいときは、[譜面]ボタンを押すと画面に表示されます。
ピアニスト気分を満喫しよう !
ソングスタート!
おや! メロディーみたい!
いかがですか? メロディーを思わせる旋律が鳴りましたね。 これがパフォーマンスアシスタント機能の『メロディー』タイプです。
曲の途中でも[スタート /ストップ ]ボタンを押すと、ソングはストップし
ます。
[パフォーマンスアシスタント オン/ オフ]ボタンを押して、
6
パフォーマンスアシスタント機能を終了します
MAIN画面のタイプ表示が「---」になります。
取扱説明書
45
Page 46
ピアニスト気分を満喫しよう !

コード/メロディー ― 左手はコードタイプ、右手はメロディー

[パフォーマンスアシスタント オン/ オフ]ボタンを押します
1
パフォーマンスアシスタント機能がオンになると、現在選ばれているタイ
プがMAIN画面に表示されます。
タイプにコード/メロディーを選びます
2
現在選ばれて いるタイプ
1秒以上押す
[パフォーマンスアシスタント オン/ オフ]ボタンを1秒以上押すと、タイ プを選ぶ画面が表示されますので、ダイアルを回してCHORD/
MELODY(コード/メロディー ) を選びます。
ソングを選びましょう
3
[ソング]ボタンを押すと、画面にソングリストが表示されますので、ダイ アルを回して好きなソングを選びます。
CHORD/MELODY (コード /メロディー ) を表示させます
NOTE
・ ソングを選んで鳴らそう。
(33ページ)
ここに表示されたソングを鳴 らすことができます
46
取扱説明書
Page 47
[スタート/ストップ]ボタンを押します
4
ソングの再生が始まります。
4小節聞いた後、次の小節からは、あなたが演奏してください!
鍵盤を弾いてみましょう
5
スプリットポイントを境に、右手は右側、左手は左側の鍵盤で演奏しま す。
スプリット
ポイント
ピアニスト気分を満喫しよう !
このタイプでは、スプリットポイント より左側の音が、実際より1オクター ブ高く発音されます。
右手はソングのメロディーのリズムどおりに弾きます。スプリットポイン トより右側であれば、どの鍵盤を弾いてもかまいません。左手は和音やフ レーズを伴奏のように弾きます。 すると…? 右手はソングのメロディー、左手はきれいな和音やフレーズ が鳴りますね! これがパフォーマンスアシスタント機能の『コード/メロディー』タイプ です。
右手の譜面が見たいときは、[譜面]ボタンを押すと画面に表示されます。 曲の途中でも[スタート /ストップ ]ボタンを押すと、ソングはストップし
ます。
[パフォーマンスアシスタント オン/ オフ]ボタンを押して、 パフォーマンスアシスタント機能を終了します
6
MAIN画面のタイプ表示が「---」になります。
取扱説明書
47
Page 48
ピアニスト気分を満喫しよう !
―パフォーマンスアシスタントを使って―
それっぽく弾きこなしたい!
コードタイプを選んだ場合のコツをご紹介します。 コード/フリー、コード/メロディーを選んだ場合は、左側の鍵盤がコード タイプになりますので、ここでのコツは左側の鍵盤に使えます! まずは、ソングのリズムを感じてください。両手をじゃんけんのパーの形 にして、ソングのリズムに合わせて、そのまま左手と右手を交互に鍵盤を 押さえて音を鳴らしてください。押さえる鍵盤はどこでもかまいません。
おや! 音がハズレて ない!
どうでしょう?どこを弾いても外れた音が鳴りませんね。 これが『パフォーマンスアシスタント機能』です!
MAIN画面の下部では、 ソングの含むコード情報 が確認できます。コード が変わるタイミングに合 わせて弾くと、演奏がよ り本格的に聞こえます。
次は、以下の3通りの弾き方を試してみてください。弾き方がちがうと鳴る 音も変わります。
●左手と右手を同じタイミングで弾く(1) ●左手と右手を同じタイミングで弾く (2) ●左手と右手を交互に弾く
右手は一度に 3音 まとめて弾く
右手は「人さし指→中指→薬指」 のように 1音ずつ弾く
慣れてきたら、左手は和音、右手は単音で弾くなど、いろいろな弾き方で 楽しみましょう!
右手は一度に3音 まとめて弾く
48
取扱説明書
Page 49
メロディータイプのときは譜面を活用しよう
正確なリズムでメロディーを弾きたいときは、譜面を表示させましょう。
《譜面の出し方》
44ページの手順1〜4まで行なったあと、[譜面]ボタンを押します。 メロディー譜が表示されます。
ピアニスト気分を満喫しよう !
パフォーマンスアシスタント機能が オンのとき表示されます
マーカー
コード
メロディー
ソングの進行に合わせてマーカー (▼ )がメロディー譜の上部を移動します。 マーカー (▼ )が音符の真上にくるたびに鍵盤をおさえると、原曲どおりの リズムでメロディーが弾けます。
マーカー (▼) に 合わせて弾こう
●パフォーマンスアシスタント機能を使えるソング
コードタイプを選んだ場合は「コード情報」が含まれたソングでなければパフォーマンスアシスタント機 能は使えません。メロディータイプを選んだ場合は、「メロディー情報」が含まれたソングでなければ使 えません。必要な情報が含まれているかどうかを見分けるには、使いたいソングを選択したあと、[譜面] ボタンを押します。[譜面]ボタンを押して、コードが表示されれば、コードタイプが使えます。メロ ディーが表示されれば、メロディータイプが使えます。
●内蔵曲以外のソングで機能を試したい
内蔵ソング30曲に加えて、インターネットからコンピューターにダウンロードしたソングも、コード情 報やメロディー情報を含んでいれば、楽器内へ転送してそれぞれのタイプで使うことができます。楽器へ の転送方法は104ページをご覧ください。
取扱説明書
49
Page 50

曲を選んでレッスンしてみよう

Yamaha Education Suite
好きなソングを選んで、右手、左手、両手別にレッスンができます。 レッスン方法は3段階です。 コンピューターから楽器に転送したSMFフォーマット0と1のソングデータも レッスンに使えます(103ページ参照)。レッスン中は、ゆっくり弾いても、弾 く音を間違えても大丈夫。弾く人のテンポに合わせてソングがペースダウンし てくれるので、自分のペースでゆったり練習できます。 さあ、やってみましょう!
レッスン手順は次のとおり! ピアノソロ、ピアノアンサンブルカテゴリーの曲(012〜019)がおすすめです!
レッスンしたい ソングを選ぶ
レッスン方法
●レッスン1 ......正しい鍵盤を押さえる
●レッスン2 ......タイミングを合わせて正しい音を弾く
●レッスン3 ......仕上げのレッスン
レッスンしたいパート (右手、左手、両手)を 選ぶ
レッスン方法 (1、2、3)を選ぶ

レッスン1:ウェイティング

正しい鍵盤を押さえるレッスンです。 画面には、押さえる鍵盤位置と音符が表示されます。
伴奏は、正しい鍵盤が押さえられるまで、進まず待っていてくれます。
レッスンしたいソングを選びます
1
[ソング]ボタンを押すと、ソングリストが表示されますので、ダイアルを 回してレッスンしたいソングを表示させます。ここでは「016 Mona Lisa (モナリザ)」を選んでみましょう。
レッスン
スタート!
50
取扱説明書
Page 51
[画面 戻る]ボタンを押して、MAIN画面に戻ります
2
レッスンしたいパート(右手、左手、両手 )を選びます
3
右手のレッスンをしたいときは[右手]ボタン、左手のレッスンをしたいと きは[左手]ボタンを押します。両手のレッスンをしたいときは[右手]ボ タンと[左手]ボタンを同時に押します。画面右上には選んだパートが表示
されます。
曲を選んでレッスンしてみよう
右手レッスンをしたいときはR、 左手レッスンをしたいときはL、 両手レッスンをしたいときはLR を表示させます。
レッスン1を始めましょう
4
レッスン[スタート ] ボタンを何度か押して、レッスン1を選びます。 レッスン[スタート ] ボタンを押すたびにレッスンモードは「レッスン1」 →「レッスン2」→「レッスン3」→「オフ」→「レッスン1」…の順番 で切り替わり、選んだレッスンの説明が画面に表示されます。
この画面では、右手のレッスン1を意味する
「R1」が表示されています。
レッスン1
レッスン2
レッスン3
レッスンオフ
取扱説明書
51
Page 52
曲を選んでレッスンしてみよう
レッスン1を選ぶとソングが自動的にスタートします。
画面上の譜面を見ながら正しい音を弾いてください。弾く音は、画面の鍵 盤上にマーカー (● )で示されます。正しい鍵盤が押されると、次に押さえ る鍵盤位置にマーカーが移動します。伴奏は、正しい鍵盤を押さえるまで
待ってくれます。譜面のマーカー (▼ )はソングの進行の目安です。
▼マーカー
左手パート 右手パート
(右手でレッスンの場合)
●マーカー
●画面の鍵盤を左右に動かす [+]、[−]ボタンを押すと、隠れていた鍵盤( )部分が表示されま
す。
画面に表示される鍵盤 (61鍵)
実際の鍵盤(88 鍵)
画面に表示されている鍵盤は61鍵ですので、ソングによっては非常に 高い音、低い音が画面の鍵盤に表示されないことがあります。その場 合、画面の鍵盤の左右に領域オーバー表示が出るので、[+][−]ボ タンを押して、鍵盤を左右に動かしてください。隠れていた鍵盤部分 とマーカー (●)位置が表示されます。また、実際の鍵盤領域から外れ た音はレッスン機能には使用できません。
レッスンを終わるには
5
[スタート/ ストップ]ボタンを押すとレッスン機能が終了し、MAIN画面 に戻ります。
レッスン1ができるようになったら、次はレッスン 2に進みましょう!
■評価をみてみましょう
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
ソングを最後まで再生してレッスンを終了すると、 その演奏が 4段階(OK, Good, Very Good, Excellent)で評価され、画面に表示されます。 Excellent! が最もよい評価です。
評価の表示後、ソングが最初から自動的にスタートし、再びレッスンが始 まります。
52
取扱説明書
NOTE
・ 評価はオフにすることもでき
ます。→FUNCTION画面の Grade項目。(91ページ)
Page 53
曲を選んでレッスンしてみよう

レッスン2:ユアテンポ

正しい鍵盤を正しいタイミングで弾くレッスンです。 弾く人のペースに合わせてソングのペースが変化します。
音を弾き間違えたときはソングのテンポがゆっくりに。自分のペースで練習したい方におすすめです。
ソングとレッスンパートを選びます⇒(50ページの手順1〜3)
1
レッスン2を始めましょう
2
レッスン[スタート ] ボタンを押すたびに、レッスン1→レッスン 2→レッ スン3→オフ→レッスン 1…と切り替わります。
この画面では、右手のレッスン2 を意味する「R2」が表示されて います
レッスン2を選ぶとソングが自動的にスタートします。
▼マーカーが画面に表示され、ソングに合わせて移動するので、それに合 わせて弾いてみましょう。音を弾き間違えたりすると、ソングのテンポが ゆっくりになりますが、正しい音を正しいタイミングで弾くと、徐々に本
来のテンポに戻っていきます。
▼マーカーの移動に合わせ て弾きましょう
左手パート 右手パート
レッスンを終わるには
3
[スタート/ ストップ]ボタンを押すとレッスン機能が終了し、MAIN画面 に戻ります。
( 右手でレッスンの場合)
レッスン2ができるようになったら、次はレッスン 3に進みましょう!
取扱説明書
53
Page 54
曲を選んでレッスンしてみよう

レッスン3:マイナスワン

正しい音を正しいタイミングで弾く練習をしましょう。 カラオケのように、あなたの弾くパートだけが鳴らずにソングが進みます。ソングをよく聞いて演奏しましょ
う。
ソングとレッスンパートを選びます⇒(50ページの手順1〜3)
1
レッスン3を始めましょう
2
レッスン[スタート ]ボタンを押すたびに、レッスン1→レッスン 2→レッ スン3→オフ→レッスン 1…と切り替わります。
この画面では、右手のレッスン3 を意味する「R3」が表示されて います
レッスン3を選ぶとソングが自動的にスタートします。
画面に表示される音符を弾きましょう。
画面には弾く音の音符と鍵盤位置がマーカーで表示されます。
▼マーカー
左手パート 右手パート
●マーカー
レッスンを終わるには
3
[スタート/ ストップ]ボタンを押すとレッスン機能が終了し、MAIN画面 に戻ります。
(右手でレッスンの場合 )
54
取扱説明書
Page 55
曲を選んでレッスンしてみよう

くり返し練習しよう

レッスン中に間違ったところを少し手前から弾きなおしたい、苦手なところをくり返して練習したい。こんな ときは[くり返し練習]ボタンを使いましょう。
レッスン中に[くり返し練習 ]ボタンを押します
[くり返し練習]ボタンを押すとそこから4小節前まで戻り、1小節カウン
トしたあと再生されます。押した時点までくると、また4小節前まで戻っ てくり返し再生するので、「あっ、間違えた」というときにポンと押せば、 間違えた部分も含んで何度でも練習できます。
NOTE
・ くり返し練習の再生中に[1]〜
[9]の数字ボタンを押すと、く り返す小節数を変えることが
できます。
ソングの進行→
4小節戻ってリピート再生
e
あ、間違えた!
q
w
すかさず、
取扱説明書
55
Page 56

弾きたい曲に合った設定にしよう−ミュージックデータベース

自分の好きなジャンルの音楽を演奏したいけれども、楽器音色(ボイス)やスタイル などのパネル設定をどのようにしたらよいかわからない。そんなときは、ミュー ジックデータベースの中から、あなたの好きな音楽ジャンルを選んでください。 ジャンルに合ったパネル設定になります!
[ミュージックデータベース]ボタンを押します
1
画面にミュージックデータベース名が表示されます。
弾きたい曲のイメージに合うミュージックデータベースを選び ます
2
133ページのミュージックデータベースリストを参考に選びます。
ここでは、ジャズの「158 Patrol」を選んでみましょう。
左手でコードを押さえ、右手でメロディーを弾いてみましょう
3
左手でスプリットポイント(27ページ)より左側の鍵盤を押さえるだけで、 ジャズらしいスタイルが自動的に鳴り始めます。コードの押さえ方につい ては29〜31ページを参照してください。
スプリット
ポイント
NOTE
・ コンピューターから楽器内部
に転送したミュージックデー タベース(MDB)や、楽器に接 続したUSB フラッシュメモ リー内のMDBも、内蔵MDB と同様に選べます(MDB番号 301〜)。ファイルの転送につ いては103ページをご覧くだ さい。
このとき[画面 戻る]ボタンを押してMAIN画面に戻ると、どんな楽器や
スタイルが割り当てられているか確認することができます。
ストップさせたいときは、[スタート/ ストップ]ボタンを押し
4
ます
56
取扱説明書
Page 57

ソングの雰囲気を変えてみよう

この楽器には、好きなスタイル(自動伴奏)でソングを鳴らすことができる「イー ジーソングアレンジャー」という機能があります。この機能を使えば、本来バラー ド調のソングをボサノバ調で鳴らしたり、ヒップホップ調で鳴らしたりできます。 ソングはメロディーとスタイル(自動伴奏)の組み合わせでできているので、スタイ ル部分を変えることによって、まったく異なる雰囲気にアレンジできます。また、 ソングのメロディーや、鍵盤を弾いたときになる楽器を変えることもできるので、 ソングのイメージを変えて楽しんでみましょう。

イージーソングアレンジャー機能のデモ曲を聞く

内蔵ソングのハレルヤ・コーラスで、イージーソングアレンジャー機能が体験できますので、聞いてみましょう。
[ソング]ボタンを押したあとダイアルを回し、「009 Hallelujah Chorus (ハレルヤ・コーラス)」を選びます。 [スタート/ストップ]ボタンを押すとソングがスタートします
「009 Hallelujah Chorus」を再生させると、イージーソングアレン
ジャー機能の説明が画面に表示されます。ソングが進むにつれて、スタイ ルだけが切り変わり、ソングのイメージもどんどん変わっていくのがわか ります。イージーソングアレンジャー機能は、コードを含む別のソングで も体験できます。
NOTE
・ ハレルヤ・コーラスの楽譜は
120ページを参照してくださ い。

イージーソングアレンジャー機能を使う

イージーソングアレンジャー機能は、コード情報が含まれたソングでご利用いただけます。
[イージー ソング アレンジャー ]ボタンを押します
1
SONG欄には現在選ばれてい るソング番号とソング名が表示 されています
ソングを選びます
2
ダイアルを回して好きなソングを選びます。
取扱説明書
57
Page 58
ソングの雰囲気を変えてみよう
ソングを聞いてみましょう
3
[スタート/ストップ]ボタンを押すとソングが始まります。
[イージー ソング アレンジャー ]ボタンを押します
4
現在選ばれているスタイルが反転表示されます。
ソングスタート!
NOTE
・ ソング番号010、011、020〜
030の曲は、イージーソング アレンジャーを使っていると き、メロディーが入っている トラックが自動的にミュート (消音)されるため、メロ ディーが鳴りません。メロ ディーを鳴らすためには、ソ ングメモリーの [3]〜[5] ボタ ンを押してください。
STYLE欄には現在選ばれてい るスタイル番号とスタイル名が 表示されています
スタイルを選びます
5
ダイアルを回してどんどんスタイルを変えてみてください。ソングのスタ イルだけが次々に切り替わっていくのがわかります。お好きなスタイルを
選んだら、ソングを鳴らしたまま次の手順に進んでください。
楽器を変えたいメロディーパートを選びます
6
[楽器]ボタンを1秒以上押すと、ソングのメロディー Rまたはメロディー Lに選べる楽器リストが表示されます。[楽器]ボタンを押すたびに、メロ
ディー Rとメロディー L の画面が切り替わります。
1秒以上押す
ボイスを選びます
7
ダイアルを回してみましょう。同じソングの、メロディーの楽器だけが 次々に切り替わるのがわかります。
NOTE
・ イージーソングアレンジャー
でのコード指定にはソング データが用いられるので、自 動伴奏鍵域を弾いてもコード は指定できません。[ スタイ ル オン/ オフ] ボタンも機能し ません。
・ ソングとスタイル (自動伴奏)
の拍子が異なる場合は、ソン グの拍子で再生されます。
[楽器]ボタンを押すたびに、 メロディー R、メロディー L の選択画面に切り替わります。
現在選ばれているメロディー 音色が表示されます。
NOTE
・ スタイル再生中に [イントロ/
エンディング/rit.]ボタンを押 すと、スタイルが終了してソ ングが鳴り続けます。[ス タート/ストップ]ボタンを押 して終了してください。
58
取扱説明書
Page 59

自分の演奏を録音しよう

自分の演奏を録音して、ユーザーソングとして031〜035のソング番号 に、5曲まで保存することができます。保存した曲も内蔵曲と同様に再生で きます。USB記憶装置に保存(96ページ)することもできます。
■ 録音できるデータ
メロディー演奏が5トラック、スタイル( コード演奏)は別のトラックに録音でき ます。トラックとは、音の情報を入れる場所です。自分の演奏を録音するには、 ソングメモリーの[1]〜[5]、[A]ボタンを押して、演奏を入れるトラックを指 定します。 録音はトラックごとに行ないます。
●ソングメモリー (トラック)[1]〜 [5]... メロディー演奏を録音します。
●ソングメモリー (トラック)[A] ............. スタイルを使った演奏を録音します。
NOTE
・ 録音容量:メロディート
ラックだけに録音した場合、 5曲(全体)で約30,000の音符 数が録音できます。
・ 保存したソングは、SMF(ス
タンダードMIDIファイル) フォーマット0になります。 SMFについては103ページを ご参照ください。
コード
演奏
トラック指定 して録音
A
トラック
1
トラック
2
鍵盤演奏
トラック3トラック4トラック5トラック
■ トラックミュート(消音)
この楽器では録音時や再生時に録音済みのトラックを鳴らすか鳴らさないかの設
定ができます。(85ページ)

録音の手順

MAIN画面で[ソング]ボタンを押し、ダイアルを回して録音 したいユーザーソング番号(031〜035)をSONG欄に表示
1
させます
ダイアルを回して、ここに031 〜035の番号のうち、どれか1 つを表示させます
取扱説明書
59
Page 60
自分の演奏を録音しよう
画面のトラック表示を確認し、録音するトラックを選びます
2
◆メロディートラック1つと伴奏トラックを同時に録音する場合 [録音]ボタンを押しながら、録音したいトラックボタン[1][5]のどれ
かを押します。 続けて[録音]ボタンを押したまま、[A]ボタンを押します。 選ばれたトラックが反転表示されます。
押したまま
◆メロディートラックを録音する場合 [録音]ボタンを押しながら、録音したいトラックボタン[1][5]を押し
ます。デュアルボイスを録音する場合は[1]〜 [3]を選んでください。ス プリットボイスは録音できません。
選ばれたトラックが反転表示されます。
注意
・ すでに録音されているトラック
へ録音すると、データが上書き され、以前のデータは消えてし まいます。
NOTE
・ 録音にスタイルトラック[A]
を選ぶと、自動的にスタイル はオンになります。
・ 録音スタート後に、スタイル
オン/オフの切り替えはでき ません。
NOTE
・ スタイルがオンで、スタイル
トラック[A]がまだ録音され ていない場合は、メロディー トラックを選ぶと、スタイル トラック[A]も自動的に録音 トラックとして選ばれます。 メロディーだけを録音したい 場合は、スタイルトラック [A]を消灯させます。
・ 選択したトラックへの録音を
キャンセルする場合は、その トラックボタンをもう一度押 します。スタート後に、スタ イルオン/オフの切り替えは できません。
鍵盤を弾くと録音がスタートします
3
また、[スタート/ ストップ]ボタンを押しても録音がスタートします。
録音中は、画面に現在の小節番号が表示されます。
録音スタート
[スタート/ストップ]ボタンまたは[録音]ボタンを押して録音 を終了します
4
または
現在の小節番号
NOTE
・ 録音中にメモリーが一杯に
なった場合は、メッセージを 表示し録音が終了します。ソ ングクリアまたはトラックク リア(62ページ)により空きメ モリーを増やしたあとで、録 音をやり直してください。
NOTE
・ スタイルトラック録音中に、
[イントロ/エンディング/rit.] ボタンを押すと、エンディン グにふさわしいフレーズを演 奏して録音が終了します。
録音を終了すると、画面の小節番号は「001」に戻り、録音したトラッ クの表示は四角く囲まれます。
60
取扱説明書
Page 61
ソングを保存します
5
録音が終わると保存を促すメッセージが表示されますので、保存したい場 合は[+/YES]ボタン、保存したくない場合は[−/NO]ボタンを押してく ださい。保存したソングはMIDIファイルとして、ソング番号031〜 035 に保存されます。
上記で[−/NO]ボタンを押した場合でも電源を切るまでは、本体に録音 データが残っています。MIDIファイルとして保存したいときは、[録音] ボタンを長押しして、保存を促すメッセージに従い、[+/YES]ボタンを
押してください。
■他のトラックを録音する場合
手順2〜5をくり返し、他のトラックを録音しましょう。 ソングメモリー [1]〜[5]、[A]ボタンを押すことにより、録音済みのト ラックを再生しながら(トラック番号のワク点灯)、他のトラックを録音す ることもできます。また、録音済みのトラックをミュート(消音)して (ト ラック番号のワク消灯)、他のトラックを録音することもできます。
自分の演奏を録音しよう
注意
・ 録音したソングを保存せずに電
源を切ると、録音したデータは 失われます。ご注意ください。
■録音をやり直すには
やり直したいトラックを録音トラックとして選びます。 録音をスタートすると、上書き録音(前のデータを消去して、新しいデー タを録音)します。
録音が終わったら
6
◆ユーザーソングを再生させる場合
通常のソング再生と同じ手順です。(33ページ)
1 [ソング ]ボタンを押します。 2 ダイアルを使って、聞きたいユーザーソング(031〜035)の番号
とソング名を反転表示させます。
3 [スタート /ストップ ]ボタンを押します。
◆ユーザーソングをUSBフラッシュメモリーに保存する場合⇒96ページへ
●録音されないデータについて
・スプリット音色は録音されません。 ・拍子、スタイル番号、スタイル音量は曲の先頭で録音されます。曲の途
中の変更は録音されません。
取扱説明書
61
Page 62
自分の演奏を録音しよう

ユーザーソングの消去(ソングクリア)

録音済みのユーザーソングを1曲すべて( 全トラック)をクリアします。
SONG SELECT画面で、消去したいユーザーソング番号
1
(031〜035)を選びます
ソングメモリー [A]ボタンを押しながら、ソングメモリー [1]
2
ボタンを1秒以上押します
クリア確認の画面が表示されます。
消去をキャンセルするときは、[−]ボタンを押します。
押したままにする
1秒以上押す
消去するときは[+ ]ボタンを押します
3
クリア実行中の画面が表示され、ソングが消去されます。
NOTE
・ ユーザーソング1曲中の特定
のトラックだけを消去したい ときは、トラッククリアを行 ないます。

ユーザーソングのトラック消去(トラッククリア)

録音済みのユーザーソングの1つのトラックを選んで、そのトラックのデータだけを消去します。
SONG SELECT画面で、消去したいユーザーソング番号
(031〜035)を選びます
1
消去したいトラック番号のソングメモリーボタン([1]〜[5]、 [A])を1秒以上押します
2
クリア確認の画面が表示されます。
消去をキャンセルするときは、[−]ボタンを押します。
1 秒以上押す
消去するときは[+ ]ボタンを押します
3
クリア実行中の画面が表示され、指定したトラックのデータが消去されま す。
62
取扱説明書
Page 63

バックアップと初期化

バックアップ

以下のデータは、自動的にバックアップされるため、電源を切ってもデータは消えません。設定を初期化した いときは、下記の「初期化」を行なってください。
●バックアップされる内容
・レジストレーションメモリー ・FUNCTION画面内の各設定: チューニング、スプリットポイント、タッチ感度、
スタイル音量、ソング音量、メトロノーム音量、 採点、デモキャンセル、言語切り替え、サステイン、 サウンドタイプ、コードフィンガリング
初期化
この楽器のフラッシュメモリーにあるソングデータやバックアップデータを消去し、設定を初期設定(工場出 荷時の状態)に戻すことを「初期化」と呼びます。初期化は以下の方法で行なってください。
■バックアップクリア
本体のレジストレーションメモリーとFUNCTION画面内の各設定をクリ アしたいときは、鍵盤の最高音(白鍵 )を押しながら電源スイッチを押して 電源を入れると、上記のデータは消去され、楽器は初期設定値に戻りま す。
電源スイッチ
■フラッシュクリア
ユーザーソングや、コンピューターから本体フラッシュメモリーに転送し たソング、スタイル、ミュージックデータベースをクリアしたいときは、 鍵盤の最高音(白鍵 )と一番高い黒鍵 3つを同時に押しながら電源スイッチ を押して電源を入れると、上記のデータは消去されます。
電源スイッチ
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
注意
・ フラッシュクリアすると、購入
した有料のデータも消去されま す。消去したくないデータは、 必要に応じてコンピューターに 保存しましょう。
取扱説明書
63
Page 64

基本操作と画面表示

基本操作

以下の操作が基本になります。
1
2
3
ボタンを押して、基本機能を選ぶ
ダイアルなどを使って項目や数値を変える
ソング、スタイルをスタートする
3 スタート 2 項目や数値を変える1 基本機能を選ぶ
画面(66、67ページ)
● 音量の設定
スピーカーの音量、およびPHONES端子に 接続したヘッドフォンの音量を調節します。
左に回すと、音量が 小さくなります。
1 ボタンを押して、基本機能を選ぶ
右に回すと、音量が 大きくなります。
聞きたいソングやレッスンしたいソングを選べる状態になります。
スタイル(自動伴奏) を選べる状態になります。
64
鍵盤で弾きたい音を選べる状態になります。
取扱説明書
Page 65
基本操作と画面表示
2 ダイアルなどを使って項目や数値を変える
基本の機能を選ぶと、画面中の、その機能に関連した欄が反転表示されます。反転表示された欄は、ダイ アルや数字ボタン[0][9]などを使って変えることができます。
選ばれた欄が反転表示されます。 例:[楽器]ボタンを押したとき
■数値の変え方
● ダイアル
右(時計回り )に回すとひとつ大きな 番号に、左に回すとひとつ小さな番
号になります。回し続けると連続し て変わります。
●[+]、[−]ボタン [+ ] ボタンを 1回押すとひとつ大き
な番号に、[−]ボタンを1 回押すと ひとつ小さな番号になります。押し
続けると連続して変わります。
● 数字ボタン [0]〜[9]
ソングなどの番号や値を直接数値で設定します。 100の位、もしくは100の位と 10 の位が0の 場合は、「0」
の入力を省略できます。
例)ソング番号003を選ぶ場合、
次のどの方法でも入力できます。
[0]→[0]→ [3]と押す。[0]→[3]を押す。
(しばらく待つと003と表示 されます)
[3]を押す。
(しばらく待つと003と表示 されます)
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
小さな番号 大きな番号
1回押すと ひとつ小さな 番号に
数字ボタンの
[0],[0],[3]
を押します。
1回押すと ひとつ大きな 番号に
● カテゴリーボタン[ ]、[ ]
ソング、スタイル、ボイスの設定の 際、ボタンを1 回押すごとに各カテ
ゴリーの先頭の番号が選ばれます。
カテゴリーボタン[][]は、たとえば以下のようなカ テゴリー項目が表示された画面で使うと便利です。
例) VOICE SELECT画面
カテゴリーボタン [ ]のマーク
カテゴリーが表示されている画面では、最初にカテゴリー ボタン [][]を何度か押してカテゴリーを選択しま
す。そのあとでダイアル[+][−]ボタンを使って具体 的な楽器を選べば、狙った範囲から手早く選択することが
できます。とくに番号が離れている楽器を選ぶときは便利 です。
この取扱説明書の操作手順では、画面の項目を選んだり、 数値の変更をするのにもっとも簡単な方法として、ダイア の使用を多くお勧めしています。ダイアルで変更できる 項目は、ほとんどの場合、[+][−]ボタンや数字ボタン [0][9]でも変えられます。
f
r
f
f
r
r
r
カテゴリーボタン[ ]のマーク
各カテゴリー名が選ばれる
各カテゴリーの先頭の楽器名が 表示される
1回押すごとに各カテゴ リーの先頭の番号に
f
3 ソング、スタイルをスタートする
このボタンを[スタート/ ストップ]ボタンと呼びます。 [ソング ]ボタンや[スタイル]ボタンを押したあとこのボタンを押すと、ソ
ングやスタイル(リズム) がスタートします。
取扱説明書
65
Page 66
基本操作と画面表示

画面について

● 画面の呼び方
操作は画面を見ながら行ないます。画面の一番上には、その画面のタイトルが英語で表示されます。たとえば 下の画面は一番上にMAINと表示されているので、「MAIN画面」と呼びます。
● MAIN画面
タイトル
MAIN画面を表示させる
MAIN画面は操作の基本となる画面です。
一連の操作をはじめる前や終わった後は、画面右下隣りにある
[画面 戻る]ボタンを押して、MAIN画面を表示させておきます。
●FUNCTION(ファンクション)画面 (88ページ)
FUNCTION画面は、49種類の項目に関する設定を変更する画面です。 [機能]ボタンを押すと表示されます。65ページで説明したカテゴリーボタン[]、[]を押すたびに、49種 類の異なった項目に切り替わります。変更したい項目が表示されるまでボタンを何回か押し、そのあとダイア [+][−]ボタン、数字ボタン [0][9]を使って、設定を変更します。
ファンクションの項目
項目の設定値
f
r
66
ボタンを「長く押す」マークについて
が印刷されているボタンは、1秒以上押したままにすると、その ボタンの機能に関した設定画面にダイレクトに入ることができます。 ボタンによっては、上のFUNCTION画面の関連した項目にダイレク トに入れるので、とても便利です。
取扱説明書
Page 67
基本操作と画面表示

MAIN画面の表示について

MAIN画面には、ソング、スタイル、楽器など、基本的な設定状態が表示されます。 また、どの機能がオンになっているのかがアイコンなどで表示されますので、操作は画面を見ながら行なって ください。
* コントラストツマミを回して、画面のコントラ
スト (明るい部分と暗い部分の明度の差)を調整 します。
A-Bリピート表示
テンポ
くり返しの設定を している場合に表 示されます。
トランスポーズ
コード表示
スタイル(自動伴奏)に関する表示 (27 ページ)
スタイルを選んだあと、[スタイルオン /オフ] ボタンを押してスタイルをオン
にすると、表示されます。表示中はス プリットポイントより左側の鍵盤が コードを認識できる状態になります。
シンクロストップがオンのとき表示さ れます。
スタイルパターン名
レジストレーションメモリーに 関する表示(86ページ)
選択されているバンク番号が 表示されます。
記録ずみのメモリー番号が表 示され、選択されると四角い ワクで表示されます。
ソングトラックに関する表示 (59 ページ)
小節番号
いろいろな機能のオン /オフに関する 表示
デュアル
オンで表示 表示中は、メインボイスにもう1 つ 別の楽器を重ねて鳴らせます。
スプリット
オンで表示 表示中は、スプリットポイントより 左側の鍵盤を弾くと、右側とは別の 楽器を鳴らせます。
パフォーマンスアシスタント
オンのとき、現在選ばれているタイ プが表示されます。
ハーモニー
オンで表示 表示中は、メインボイスにハーモ ニー音が加わります。
ファイルコントロール
USB TO DEVICE端子へのアクセス 可能時に表示。
ユーザーソングの録音中は反転表示に なります。
録音するトラック番号は反転表示にな ります。すでに録音済みデータのある トラックは、その番号が表示されます。 ワクのある番号のトラックは再生され ます。ワクの無い番号のトラックは ミュート(消音) に設定されています。
取扱説明書
67
Page 68
現在のハーモニー タイプ
・ ハーモニーはメイン音色のみにかかります。デュアル音色と
スプリット音色にはかかりません。
・ スタイルオンにすると、スプリットポイントより左側の鍵盤
ではハーモニーは鳴りません。
NOTE

リファレンス

効果をつけて演奏しましょう

ハーモニー効果をつける

メインの音色にトレモロやエコーなどのハーモニーがつけられます。
[ハーモニー オン/ オフ]ボタンを押してハーモ
1
ニーをオンにします
ハーモニー効果をつけたくないときはもう一度同じボ タンを押してオフにします。
ハーモニーが オンになると 表示されます
NOTE
・ ハーモニーをオンにすると、そのとき選ばれている楽器にい
ちばん合うハーモニータイプが自動的に選ばれます。
[ハーモニー オン/ オフ]ボタンを1秒以上押し
2
て、ハーモニータイプの項目「Harmony Type」を表示させます
現在選択されているハーモニータイプが表示されま す。
1秒以上押す
ダイアルを回して好きなハーモニータイプを選
3
びます
ハーモニータイプは、135ページのハーモニータイ プリストを参照してください。 ハーモニーはタイプによって鳴らしかたがちがいます ので、下に記載の「タイプ別鳴らしかた」とハーモ ニータイプリストを参照しながら弾いてみましょう。
●タイプ別鳴らしかた
・ ハーモニータイプ 01〜10、13
スタイルをオン(27ページ)にして 自動伴奏鍵域でコードを弾きなが ら右手鍵盤を弾く
・ ハーモニータイプ 15〜18(エコー )
68
取扱説明書
鍵盤を押さえ続ける
・ ハーモニータイプ19 〜22(トレモロ )
鍵盤を押さえ続ける
・ ハーモニータイプ23 〜26(トリル )
鍵盤を 2つ押さえ続ける
ハーモニー音量の調節は、90ページの機能設定 で行ないます。
Page 69
効果をつけて演奏しましょう
コーラスタイプ項目

リバーブ効果をかける

演奏音に、コンサートホールで弾いたような残響音(リ バーブ)などを加えることができます。 スタイルやソングを選ぶと、そのとき選ばれる楽器に、最 適なリバーブタイプが設定されます。自分でリバーブタイ プを選びたい場合は、以下の方法で設定してください。
[機能]ボタンを押してFUNCTION 画面に入りま
1
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押して、
2
リバーブタイプの項目「Reverb Type」を表示 させます
現在選択されているリバーブタイプが表示されます。
f
r

コーラス効果をかける

同時に複数のパートを演奏しているかのような厚みを音に 加える機能です。 スタイルやソングを選ぶと、そのとき選ばれる楽器に、最 適なコーラスタイプが設定されます。コーラスタイプを自 分で選びたい場合は、以下の方法で設定してください。
[機能]ボタンを押してFUNCTION 画面に入りま
1
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押して、
2
コーラスタイプの項目「Chorus Type」を表示 させます
現在選択されているコーラスタイプが表示されます。
r
リバーブタイプ項目
ダイアルを回して好きなリバーブタイプを選び
3
ます
鍵盤を弾いて音の響きを確かめてみましょう。
選ばれたリバーブタイプ
リバーブタイプの説明については136ページのエ フェクトタイプリストをご覧ください。
●リバーブレベルの調整
メイン/デュアル/スプリットボイスのそれぞれに対して、 リバーブのかかり具合を調整できます。(89ページ)
ダイアルを回して好きなコーラスタイプを選び
3
ます
鍵盤を弾いて音の響きを確かめてみましょう。
選ばれたコーラスタイプ
●コーラスレベルの調整
メイン/デュアル/スプリットボイスのそれぞれに対して、 コーラスのかかり具合を調整できます。(89ページ)
取扱説明書
69
Page 70
効果をつけて演奏しましょう
選ばれたDSP タイプ

DSP効果をかける

鍵盤演奏(メイン/ デュアルボイス)にデジタル処理で音の変化を付ける効果です。
[DSP オン/オフ]ボタンを押してDSPをオンに
1
します
オンにするとボタン上のLEDが点灯します。DSP効 果をつけたくないときはもう一度同じボタンを押して オフにします。
NOTE
・ DSPをオンにすると、そのときの楽器にいちばん合うDSPタ
イプが自動的に選ばれます。
・ DSPのオン/オフにより楽器の音量が変わって聞こえる場合が
あります。
・ DSPは楽器全体で一つのタイプしか選べないという制約があ
ります。この理由によりたとえば外部から本体にロードした ソングやスタイルを再生しているとき、自分で鍵盤を弾いた 音にDSP効果が思ったようにかからない場合があります。こ れはDSPの設定がソングやスタイルの設定に依存されるため で故障ではありません。また、ソングの再生で[早送り]、[巻 き戻し]や[A-Bリピート ]ボタンを使用したときも同様に感じ る場合があります。
ダイアルを回して好きなDSPタイプを選びます
3
鍵盤を弾いて音の響きを確かめてみましょう。DSP タイプは138ページのDSP タイプリストをご覧くだ さい。
[DSP オン/オフ]ボタンを1秒以上押して、
2
DSPタイプの項目「DSP Type」を表示させま す
現在選択されているDSPタイプが表示されます。
1 秒以上押す
現在のDSP タイプ
●DSPレベルの調整
メイン/デュアルボイスのそれぞれに対して、DSPのかか り具合を調整できます。(89ページ)
70
取扱説明書
Page 71
効果をつけて演奏しましょう

サステイン(余韻)をつける

鍵盤を弾いたときの音に余韻が残ります。メインボイスとデュアルボイスだけにかかり、スプリットボイスにはかかりま せん。サステインをオンにするとダンパーペダルを踏まなくても音に余韻が残ります。
[機能]ボタンを押します
1
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押してサ
2
ステインの項目「Sustain」を表示させます
現在の設定が表示されます。
ダイアルまたは[+]、[−]ボタンを使って、オン
3
/オフを選択します
オンにするとサステイン効果がかかります。
NOTE
・ 音色によっては、サステインをオンにしても、余韻の長さにあま
り変化がない音もあります。
f
r
取扱説明書
71
Page 72
・ 工場出荷時、タッチ感度は「2」に設定されています。
NOTE

演奏するときの機能

タップスタート

4 拍子なら4回、3 拍子なら3回、[テンポ/ タップ] ボタンを押して、押したテンポでソングやスタイルをスタートさせるこ とができます。ゆっくり押すとテンポはゆっくりに、素早く押すとテンポは速くなります。ソング再生中は、2 回押すと テンポが変わります。

鍵盤を弾く強弱で音量を変える

タッチレスポンスがオンの場合のタッチ感度(鍵盤を弾く強さによって音量が変化する割合)を、3段階 (1〜 3)に設定する ことができます。
[機能]ボタンを押します
1
現在選ばれている項目が表示されます。
カテゴリーボタン[ ]、[ ]ボタンを何度か押
2
して、タッチ感度の項目「Touch Sensitivity」 を表示させます
現在選択されているタッチ感度が表示されます。
ダイアルを回してタッチ感度(1〜3)を設定しま
3
す。設定値が大きくなるほど、弾く強さによる 演奏の強弱がつけやすくなります
4 に設定するとタッチ感度がオフになるため、鍵盤を 弾く強弱にかかわらず、一定の音量が出ます。
f
r
72
取扱説明書
タッチ感度項目
Page 73
演奏するときの機能

ワンタッチで最適な楽器を設定(OTS)

ソングやスタイルを鳴らしながら自分で鍵盤を弾いて演奏する場合、一番バランスの良い楽器を自動的に選択してくれる のがワンタッチセッティング(One Touch Setting)です。楽器番号 000 OTSを選択すると、ソングやスタイルを選んだ 際、そのソングやスタイルに最適な楽器が自動的に選ばれます。
楽器番号000を選びます
1
(→17ページ手順1〜2)
ダイアルを回して、000を 表示させます
ダイアルを回してソングを変えたら、再び鍵盤
4
を弾いてみましょう
手順3で弾いたときの鍵盤の音とはちがうことがわか ります。000の楽器の欄を見ながらソングを変えて みてください。ソングを変えるたびに、000の楽器 名が最適なものにどんどん切り替わっていくのがわか ります。
好きなソングを選んで再生させます
2
(→33ページ手順1〜3)
鍵盤を弾いて、どんな音色か覚えておきます
3
手順の途中でソング再生が終わった場合は、もう一 度、[スタート/ストップ ]ボタンを押してソングを再 生させてください。
取扱説明書
73
Page 74
演奏するときの機能
・ ヘッドフォン使用時はフラットなサウンドになります。
NOTE
−100〜+100まで設定できる
チューニング項目
・ ドラムキットの音程は変えられません。
NOTE

最適な音で聞く

本体スピーカーのサウンドをピアノ演奏に合ったピュアなサウンドにするか、またはスタイル演奏に合った華やかなサウ ンドにするかで、好みの方に切り替えます。
[サウンドタイプ ]ボタンを1秒以上押します
1
現在選択されているサウンドタイプが表示されます。
1 秒以上押す
現在選ばれているサウンドタ イプ

楽器のピッチ(音の高さ)を変える

ダイアルを回してサウンドタイプを選びます
2
ピアノソロを聞いたり演奏したりする場合はPianoを 選び、スタイル演奏を聞く場合や演奏する場合は Style を選びます。
この操作は機能ボタンを使用しても設定できます。 (90ページ参照)
◆大きく音の高さを変える場合(トランスポーズ)
楽器全体の音の高さを、半音単位で、±1オクターブの範 囲で変更できます。
[機能]ボタンを押してFUNCTION 画面に入ります
1
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押してトラ
2
ンスポーズの項目「Transpose」を表示させます
ダイアルを回してトランスポーズ量(−12〜
3
+12)を変更します
r
トランスポーズ項目
−12〜+12まで設定できる
◆微妙な調整をする場合(チューニング)
楽器全体のチューニング(音の高さの微調整) を、−100 〜+100(単位 :セント)の範囲で設定することができます。
[機能]ボタンを押してFUNCTION画面に入ります
1
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押して
2
チューニングの項目「Tuning」を表示させます
ダイアルを回して音の高さ(−100〜+100)を
3
微調整します
r
NOTE
・ ドラムキットの音程は変えられません。
74
取扱説明書
Page 75

スタイル(自動伴奏)に関する機能

自動伴奏の基本的な操作については、クイックガイド『自動伴奏を鳴らしてみよう』(26ページ )で説明しま した。 ここでは、スタイルのいろいろな鳴らし方やスタイル音量の調整方法、スタイルを鳴らすためのコードなどに ついて説明します。

スタイルのパターンに変化を付ける(セクション)

演奏を盛り上げるために、同じスタイルの中にも下記のバリエーションが用意されています。それが「セクション」です。
メインA/メインBイントロ
フィルインエンディング
● イントロ (INTRO)セクション
曲の始まりに適したセクションです。イントロの演奏が終了するとメインに移ります。イントロの小 節数はスタイルによって異なります。
● メイン (MAIN)セクション
曲のメイン部分の演奏で使います。他のセクションボタンを押すまで、メインのスタイルパターンを くり返し演奏します。A/Bのバリエーションがあり、左手で押さえたコードに基づいたスタイルが演 奏されます。
● フィルイン (AUTO FILL)セクション
メインセクションA/Bが切り替わるときに自動的にフィルインが入ります。
● エンディング (ENDING)セクション
曲の終わりに適したセクションです。エンディングセクションの演奏が終わると、スタイルはストッ プします。エンディングセクションの小節数はスタイルによって異なります。リタルダンド(だんだん 遅く)して終わることもできます。
取扱説明書
75
Page 76
スタイル ( 自動伴奏 ) に関する機能
選んだセクション MAIN A またはMAIN B が表示され ます
自動伴奏鍵域
スプリットポイント
[スタイル ]ボタンを押して、好きなスタイルを
1
選びます
スタイルをオンにします
2
[スタイル オン/オフ ]ボタンを押します。
[メイン /フィルイン ]ボタンを押します
4
[イントロ /エンディング /rit.]ボタンを押します
5
スタイルがオンのとき 表示されます
[シンクロスタート ]ボタンを押して、シンクロ
3
スタートをオンにします
シンクロスタートオンで 点滅します
●シンクロスタート
シンクロスタートがオンになると、シンクロスター ト待機状態になり、自動伴奏鍵域でコードを弾くと スタイルがスタートします。
これで、メインパターンに入る前にイントロが再生さ れる準備ができました。
左手でコードを押さえると、スタイルのイント
6
ロセクションがスタートします
たとえばC(Cメジャー )を押さえてみましょう。 コードの押さえ方は31ページをご参照ください。
76
取扱説明書
Page 77
[メイン /フィルイン ]ボタンを自由に押します
7
フィルインを演奏したあとメインセクションA/Bが変 わります。
[イントロ /エンディング /rit.]を押します
8
スタイル ( 自動伴奏 ) に関する機能
●シンクロストップ―コードを弾くとスタート、手 を離すとストップ
[シンクロストップ]ボタンを押してシンクロストッ
プをオンにしたときのスタート動作はシンクロス タートと同様ですが、自動伴奏鍵域から手を離すと スタイルが止まります。つまり、自動伴奏鍵域で弾 いているあいだだけスタイルが鳴ります。これをシ ンクロストップ機能といいます。
エンディングセクションの演奏に切り替わります。エ ンディングセクションの演奏が終わるとスタイルはス トップします。 エンディングセクションの再生中にもう1度 [イント ロ/エンディング/rit.]ボタンを押すと、リタルダンド して(だんだん遅くなって) スタイルはストップしま す。
鍵盤を押している間、 スタイルが鳴る
鍵盤から手を離すと スタイルが止まる
取扱説明書
77
Page 78
スタイル ( 自動伴奏 ) に関する機能
・ スプリットポイントを変更すると、自動伴奏のスプリットポイン
トも同時に変更されます。 ・ ソングレッスン時のスプリットポイントは変更できません (固定)。 ・ スプリットポイントの鍵盤ではスプリットボイスが鳴ります。
NOTE
スプリットポイントは初期値では054(F
021
024
(A-1)
(C0)
スプリットボイス
[機能]ボタン
1
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押して、
2
を押します
f
#
2)に設定されていますが、自由に変更することができます。
スプリットポイント(054:F
036
(C1)
048
(C2)
r
スプリットポイントの項目「Split Point」を表
示させます 
060
(C3)
2)
#
072
(C4)
ダイアルを回してスプリットポイント
3
084 (C5)
メインボイス
096
(C6)
021(A-1)〜 108(C7)を設定します
108
(C7)
78
取扱説明書
Page 79
スタイル ( 自動伴奏 ) に関する機能
自動伴奏鍵域

リズムなしでコード音を鳴らす

[スタイル オン/オフ ]ボタンを押して自動伴奏をオン (ACMP表示が点灯 )にしたあと、左手(自動伴奏) 鍵域を弾くと、リ ズムを再生させずにコード音を鳴らすことができます。これをストップアカンパニメント機能といいます。自動伴奏鍵域 で押さえられた鍵盤情報をコードとして認識する(31ページ)ので、スタイルを鳴らさないでコードだけを鳴らすことがで きます。また、ハーモニー機能も使うことができます。
[スタイル オン/オフ ]ボタンを押して、スタイルをオンに します。
スタイルがオンのとき 表示されます

スタイル音量の設定

[スタイル]ボタンを押してスタイルモードに入っておきま す。
[機能]ボタンを押してFUNCTION 画面に入りま
1
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押して、
2
スタイル音量の項目「Style Volume」を表示
させます
f
r
ダイアルを回してスタイル音量(000〜127)を
3
設定します
取扱説明書
79
Page 80
スタイル ( 自動伴奏 ) に関する機能
3度
3度
根音
Cm
シー  マイナー
根音(ルート )
和音の種類(タイプ)

コードについて

音を2 つ以上組み合わせて同時に鳴らしたものを「和音(コード)」と呼びます。
「ド・ミ・ソ」のように、ある音の3度上の音と、さらにもう 3度上の音を同時に鳴
らすと、良い響きがします。このような形の和音を特に「三和音」と呼び、確実に よく響き、音楽の中で非常に重要な役割を果たします。
上の例で三和音の一番下の音を「根音」と呼びます。これは和音を支える中心的な存在です。この根音の上に2 つの「3 度の音」が重なりますが、3度の音には「長 3度と短3 度」の2種類があります。
長3度..... 半音4つの間隔 短3度 .... 半音 3つの間隔
その組み合わせは次の4 種類になります。
◆メジャーコード
CM Cm Caug Cdim
短3度
長3度
◆マイナーコード ◆オーギュメントコード ◆ディミニッシュコード
長3度
短3度
長3度 長3度 短3度
短3度
和音は、3つの構成音の順番を入れ替えたり、構成音をオクターブ違いで重ねても、響きの基本的な性格は変わりません。 種類の違う和音をさまざまな姿に変えながら一定の法則に基づいて連結していくと、美しいハーモニーが生まれます。 音楽はハーモニーに基づいて成り立っています。
● 和音の表記について
和音の構成音や、その種類を一目でわかるように工夫したものがコードネームで す。コードネームのしくみがわかると、楽譜を見ながら簡単に和音を弾けるので大 変便利です。
● 和音の種類(通常の押さえ方で認識されるものの一部)
◆サスフォーコード ◆セブンスコード
Csus4 C7 C m7 CM7
◆マイナーセブンス コード
◆メジャーセブンス コード
80
取扱説明書
完全5度 完全4度 短7度 メジャー
◆マイナーメジャー ブンスコード
CmM7
長7度 マイナー
コード
◆セブンス
フラットファイブコード
C7
減5度 セブンス
(b5)
コード
コード
短7度 マイナー
◆マイナーセブンス
フラットファイブコード
減5度 マイナーセブンス
(b5)
Cm7
コード
コード
長7度 メジャー
コード
◆セブンス
サスフォーコード
C7sus4
短7度 サスフォー
コード
Page 81
スタイル ( 自動伴奏 ) に関する機能
■通常の押さえ方で認識されるコード
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
この表はC(ド)がルート音の場合の表です。
コード 押鍵 コード(C) 画面表示
メジャー [M] 1 - 3 - 5
アッドナインス[(9)] 1 - 2 - 3 - 5 シックス[6] 1 - (3) - 5 - 6
シックスナインス[6(9)] 1 - 2 - 3 - (5) - 6 メジャーセブンス[M7] 1 - 3 - (5) - 7
メジャーセブンスナインス[M7(9)] 1 - 2 - 3 - (5) - 7 メジャーセブンスアッドシャープイレブンス
#
11)]
[M7(
フラットファイブ [( b5)] 1 - 3- b5
メジャーセブンスフラットファイブ [M7 b5] 1 - 3 - b5-7
サスフォー [sus4] 1 - 4 - 5 C
オーギュメント [aug] 1 - 3 - #5 C
メジャーセブンスオーギュメント [M7aug] 1 - (3) - #5-7 C
マイナー [m] 1 - b3-5 C
マイナーアッドナインス [m(9)] 1 - 2 - b3-5 C
マイナーシックス [m6] 1 - b3-5-6 C
マイナーセブンス [m7] 1 - b3-(5) - b7 C
マイナーセブンスナインス [m7(9)] 1 - 2 - b3-(5) - b7 C
マイナーセブンスアッドイレブンス [m7(11)] 1 - (2) - b3-4-5-( b7)
マイナーメジャーセブンス [mM7] 1 - b3-(5) - 7
マイナーメジャーセブンスナインス [mM7(9)] 1 - 2 - b3-(5) - 7 C
マイナーセブンスフラットファイブ [m7 b5] 1 - b3- b5- b7
マイナーメジャーセブンスフラットファイブ [mM7 b5]
ディミニッシュ [dim] 1 - b3- b5
ディミニッシュセブンス [dim7] 1 - b3- b5-6 C
セブンス [7]
セブンスフラットナインス [7( b9)] 1 - b2-3-(5)- b7 C 7 b
セブンスアッドフラットサーティーンス [7( b13)] 1 - 3 - 5 - b6- b7
セブンスナインス [7(9)] 1 - 2 - 3 - (5) - b7 C
セブンスアッドシャープイレブンス [7( #11)]
セブンスアッドサーティーンス [7(13)] 1 - 3 - (5) - 6 - b7
セブンスシャープナインス [7( #9)] 1 - #2-3-(5)- b7 C 7 #
セブンスフラットファイブ [7 b5] 1 - 3 - b5- b7 C 7 b
セブンスオーギュメント [7aug] 1 - 3 - #5- b7
セブンスサスフォー [7sus4] 1 - 4 - 5 - b7 C
サスツー [sus2] 1 - 2 - 5 C
1-(2) - 3 ­1-2-3-
1- b3- b5-7
1-3-(5) - b7 または 1-(3) - 5 - b7
1-(2) - 3 - #4-5- b7 または 1-2-3- #4-(5) - b7
#
4-5-7または
#
4-(5) - 7
b
M7 b
m7 b
b
7 b
C
(9)
C
C6
(9)
C6 CM7
(9)
CM7
(
#11
M7 #
CM7
C
CM7
(b5)
(b5)
Csus4
Caug
CM7aug
Cm
(9)
Cm
Cm6
Cm7
(9)
Cm7
(11)
Cm7
CmM7
(9)
CmM7
(b5)
Cm7
(b5)
CmM7
Cdim
Cdim7
C7
(b9)
C7
(
b13
C7
)
(
9
C7
(
#11
7 #
C7
C7
C7
(13)
(#9)
C7b5
C7aug
C7sus4
Csus2
C
add9
C
C
6
9
6
C
C
M7
C
M7
)
C
5
C
C
sus4
aug
M7aug
m
m add9
m6
m7
m7
C
m7
C
mM7
mM7
C
C
mM7
C
dim
dim7
C
7
)
C
9
7
)
C
13
7
C
C
7aug
7sus4
sus2
9
11
5
9
11
9
5
5
9
13
11
9
5
NOTE
・ カッコ( )内の音符は省略しても構いません。 ・完全5度の押鍵ではルート音と5度の音による伴奏が演奏され、メジャー、
マイナーの多くのコードに利用できます。
・ オクターブ(完全8度) の押鍵では、ルート音のみによる伴奏が演奏されます。
取扱説明書
81
Page 82
スタイル ( 自動伴奏 ) に関する機能

鍵盤全域でスタイルを演奏する

27ページ「スタイルを鳴らして自分も演奏しよう」でご紹介したスタイル演奏は、スプリットポイントの左側の鍵域だけ でコードを検出していました。以下の設定を行なうことで、左手/右手鍵域に関係なく、全鍵域での押鍵をもとにコードを 検出し、スタイル演奏ができます。同時に全鍵域で通常どおり鍵盤演奏も行なえますので、ダイナミックなスタイル演奏 が可能になります。 コードの検出方法は、31ページにある通常のコードの押さえ方のみになります。
[スタイル オン/ オフ]ボタンを1秒以上押します
1
1 秒以上押す
ダイアルを回して、2(FullKeyboard
2
フルキーボード
)を選びま
82
取扱説明書
Page 83
スタイル ( 自動伴奏 ) に関する機能
コード名
押さえ方
・ メジャーコードについて
通常メジャーのコード名は、ルート音だけで表記します。 例:Cの表記はC メジャーを意味します。
メジャーコードを調べる場合は、ルート音を押したあと に「M」を押してください。
・ このページで説明したコードタイプは、スタイルを鳴らすと
きに左手で弾くコードのことです。パフォーマンスアシスタ ント機能のコードタイプとはちがいます。
NOTE

コード辞書でコードを調べる

コード名がわかっていて、鍵盤の押さえ方がわからない場合、コード辞書で押さえ方を調べることができます。
レッスン[スタート]ボタンを1秒以上押します。
1
ディクショナリー画面「DICTIONARY」が表
示されます
1秒以上押す
たとえば「GM7」の押さえ方を調べましょう。
2
鍵盤の上に書かれた「CHORD ROOT」から
「G」の鍵盤を押します(音は鳴りません)。設定
されたルート音が画面に表示されます
鍵盤の上に書かれた「CHORD TYPE」から
3
「M7(メジャーセブンス )」の鍵盤を押さえます
(音は鳴りません )。設定されたコード(ルート音 +コードタイプ)の押さえ方が、画面に楽譜と鍵 盤イラストで表示されます
コードの音符
[+]、[−]ボタンを押すと、コードの転回形を表示し ます。
画面の表示にしたがって、自動伴奏鍵域でコー
4
ドを押さえてみましょう。正しくコードを押さ えると、「ピン」と鳴り表示が反転します
取扱説明書
83
Page 84
000 〜127 まで設定できる
ソング音量項目
・ ソング音量は、ソングが選ばれているときに設定できます。
NOTE
・A点とB点 は、ソングの停止中は同じ小節内には設定できませ
ん。
・ MAIN画面の右上には、001 などの小節番号が表示されます。
現在どの小節を再生中かあらわしており、ソングの進行にし たがって小節番号も変わります。
・ くり返しの開始位置(A)を曲の先頭に指定したい場合は、ソン
グをスタートする前に[A-Bリピート ]ボタンを押して設定しま す。
NOTE

ソングの再生に関する設定

ソング音量の設定

[機能]ボタンを押してFUNCTION 画面に入りま
1
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押して、
2
ソング音量の項目「Song Volume」を表示さ
せます
f
r
ダイアルを回してソング音量を設定します
3

ソングの一部をくり返して聞く

ソングのある特定の範囲(A点とB点)を指定して、くり返 し再生することができます。
AB
ソングを再生(32ページ )し、くり返し再生の開
1
始位置(A点)にしたいところで[A-Bリピート]
ボタンを押します
くり返し再生の終了位置(B点)にしたいところ
2
で、もう一度[A-Bリピート]ボタンを押します
ソングはA-B間でくり返し再生されます
3
くり返し設定を取り消すには、くり返し再生中に [A-Bリピート]ボタンを押します。
84
取扱説明書
Page 85

ソングの一部をミュート(消音)する

点灯(ワクなし) …ミュート(消音 )。データあり
消灯…データなし
点灯 (ワクあり)…再生される。データあり
ソングは、メロディーパートや伴奏などに分かれた複数の トラックが同時に鳴っています。 それらの一部のトラックを鳴らさずに自分で弾いたり、特 定のトラックだけを鳴らしたりすることができます。 トラックをミュートするには、消音したいトラック番号の ボタン([1][5][A])を押します。トラックをミュート 解除するときは、もう一度同じボタンを押します。

メロディー音色を変える

ソングの再生に関する設定
ソングのメロディー音色を、好みの音色に変えることができます。
レッスンの[右手]と[左手]ボタンを同時に押して、MAIN 画面の右上にLRを表示させます。ソングを選んで再 生させておきます。
[楽器]ボタンを1秒以上押して、楽器リストを表
1
示させます
[楽器]ボタンを押すたびに、タイトル(画面の一番上)
は「VOICE SELECTION (MELODY R)」と「VOICE SELECTION (MELODY L)」が切り替わりますので、 音色を変更したい方を選びます。
1秒以上押す
2
ダイアルを回して楽器を選びます
ソングのメロディー音色だけが切り替わります。
取扱説明書
85
Page 86
バンク番号 現在選ばれている
メモリー
・ 記憶したレジストレーションメモリーはユーザーファイルと
してUSBフラッシュメモリーへ保存できます (95ページ)。
NOTE
・ すでにデータが記録されているレジストレーションメモリー
を選択して記録すると、データが上書きされ、以前のデータ は消えてしまいます。
NOTE

好みのパネル設定を記憶させよう

この楽器には、楽器やスタイルなど、パネル上での設定内容を16種類(8バンク×2)まで本体に記録させるこ とができるレジストレーションメモリーという機能があります。記録したパネル設定は、いつでも呼び出すこ
とができます。
8バンク
16 種類(8バンク×2)の パネルを記録できる
メモリー 1

レジストレーションメモリーに記録する

メモリー 2
パネル設定(楽器、スタイルなど)を、記録させ
1
たい状態にします
[メモリー /バンク ]ボタンを押して指を離すと、
2
バンク番号が表示されます
バンク番号
記録したいバンク(1〜8)の番号をダイアルや数
3
字ボタン[1]〜[8]を使って選択します
[メモリー /バンク ]ボタンを押しながら、レジス
4
トレーションメモリーボタン([1]または[2])を 押します。これで現在のパネル設定が本体に記 録されました
[画面 戻る] ボタンを押すと以下の表示になります。
NOTE
・ ソング再生中、レジストレーションメモリーに記録できませ
ん。
86
取扱説明書
注意
・ 書き込み中の表示をしているあいだは電源を切らないでください。
データがこわれるおそれがあります。
Page 87

記録したレジストレーションメモリーを呼び出す

[メモリー /バンク ]ボタンを押して指を離すと、
1
バンク番号が表示されます
バンク番号
呼び出したいバンク(1〜8)の番号をダイアルや
2
数字ボタン[1]〜[8]を使って選択します
● レジストレーションメモリーに記録/呼び出しで きる設定内容
スタイル設定*........スタイル番号、スタイル オン /
楽器設定 .................メインボイス設定 ( 楽器番号、
エフェクト設定......リバーブタイプ、コーラスタイ
ハーモニー設定......ハーモニー オン/オフ、ハーモ
その他 .....................トランスポーズ設定
好みのパネル設定を記憶させよう
オフ、スプリットポイント、ス タイル設定(メインA/B)、スタ イル音量、テンポ、コードフィ ンガリング
音量、オクターブ、パン、 リバーブレベル、コーラスレベ ル、DSPレベル) デュアルボイス設定(デュアル オン/オフ、楽器番号、 音量、オクターブ、パン、 リバーブレベル、コーラスレベ ル、DSPレベル) スプリットボイス設定(スプ リット オン/オフ、楽器番号、 音量、オクターブ、 パン、リバーブレベル、コーラ スレベル)
プ、サステイン オン/オフ、 DSPオン/オフ、DSP タイプ
ニータイプ、ハーモニー音量
呼び出したいレジストレーションが入っている
3
方のメモリーボタン[1]または[2]を押します
パネル設定が呼び出されます。
* ソングを選んでいる状態では、スタイル設定は記録/呼び出しで
きません。
取扱説明書
87
Page 88
直接値を設定
・値を+1 ・設定オン(ON) ・実行
・値を−1 ・設定オフ(OFF) ・キャンセル
同時に押すと、 初期設定値に戻る

機能設定(FUNCTION画面)

チューニングやスプリットポイント、各楽器やエフェクトなどの細かな設定をするのが機能設定(FUNCTION 画面)です。

項目を選んで値を変える

設定できる項目は49項目あります。
設定したい項目を、89ページのリストで見つけ
1
ます
[機能]ボタンを押してFUNCTION 画面に入りま
2
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を押すたびに、49
3
f
r
個の項目が順番に画面に表示されますので、設 定したい項目を選びます
設定できる項目については、89 〜91ページの機能設 定リストをご覧ください。 画面上部左側にはひとつ前の項目が、右側にはひとつ 後の項目が表示されています。
ダイアルや[+]、[−]ボタン、または数字ボタン
4
[0]〜 [9]で、値を設定します
オン (ON)/オフ(OFF)の設定には、[+]ボタン (オン )/ [−]ボタン(オフ) を使います。
実行/キャンセルの設定には[+]ボタン(実行)/[− ]ボ タン(キャンセル) を使います。 また、[+]ボタンと[−]ボタンを同時に押すと、初期 設定値に戻ります。(MIDIのイニシャルセットアップ センド以外)
機能設定のいくつかの項目は、設定した時点で記憶さ れます。どの項目が記憶されるかについては、63 ページの「バックアップされる内容」をご覧くださ
い。記憶された設定を初期化するには、63ページの
「初期化」の項目にある「バックアップクリア」を行
なってください。
FUNCTIONの カテゴリー
88
取扱説明書
ひとつ前の項目
ひとつ後の項目
現在選ばれている項目
設定値
Page 89
■FUNCTION画面リスト
カテゴリー 設定
音量 (VOLUME)
オーバーオール (OVERALL)
メインボイス (MAIN VOICE)
デュアルボイス (DUAL VOICE)
スプリットボイス
(SPLIT VOICE)
スタイル音量 Style Volume 000〜1 27 スタイルの再生音量を設定します。 ソング音量 Song Volume 000〜127 ソングの再生音量を設定します。
トランスポーズ Transpose -12〜+12 音程を半音単位で設定します。 チューニング Tuning -100〜+100 楽器全体のチューニング(音の高さの微調整)を設
スプリットポイント Split Point 021(A-1) 〜108(C7) スプリットボイスとメインボイスの境目を設定し
タッチ感度 Touch
コードフィンガリング Chord
音量 M. Volume 000 〜127 メインボイスの音量を設定します。
オクターブ M. Octave -2〜+2 メインボイスのオクターブを設定します。単位は
パン M. Pan 000〜64〜127
リバーブレベル M. Reverb
コーラスレベル M. Chorus
DSPレベル M. DSP Level 000〜1 27 メインボイスにかける DSP効果のかかり具合を
音量 D. Volume 000〜127 デュアルボイスの音量を設定します。
オクターブ D. Octave -2 〜+2 デュアルボイスのオクターブを設定します。単位
パン D. Pan 000 〜64 〜127
リバーブレベル D. Reverb
コーラスレベル D. Chorus
DSPレベル D. DSP Level 000〜127 デュアルボイスにかけるDSP効果のかかり具合
音量 S. Volume 000 〜127 スプリットボイスの音量を設定します。
オクターブ S. Octave -2〜+2 スプリットボイスのオクターブを設定します。単
パン S. Pan 000〜64〜127
リバーブレベル S. Reverb
コーラスレベル S. Chorus
項目
Sensitivity
Fingering
Level
Level
Level
Level
Level
Level
機能設定 (FUNCTION 画面 )
設定値 内容
定します。単位はセント。
ます。自動伴奏のスプリットポイントにもこの設 定が当てられます。
1(Soft)、2(Medium)、 3(Hard)、4 (Off)
1 (Multi Finger)、 2 (FullKeyboard)
(左〜中央〜右 )
000〜1 27 メインボイスにかけるリバーブのかかり具合を設
000〜1 27 メインボイスにかけるコーラスのかかり具合を設
(左〜中央〜右 )
000〜1 27 デュアルボイスにかけるリバーブのかかり具合を
000〜1 27 デュアルボイスにかけるコーラスのかかり具合を
(左〜中央〜右 )
000〜1 27 スプリットボイスにかけるリバーブのかかり具合
000〜1 27 スプリットボイスにかけるコーラスのかかり具合
タッチ感度を設定します。
コードの検出方法を設定します。Multi Finger (マ ルチフィンガー )はスプリットポイントより左側 の鍵盤で、通常のコードの押さえ方と、簡単な コードの押さえ方の両方を検出します。 FullKeyboard (フルキーボード)は全鍵で通常の押 さえ方のコードを検出し、同時に通常の鍵盤の音 も鳴らせます。
オクターブ。 メインボイスのパンを設定します。0にすると音
は左のスピーカーから聞こえ、127にすると音は 右のスピーカーから聞こえます。
定します。
定します。
設定します。
はオクターブ。 デュアルボイスのパンを設定します。0にすると
音は左のスピーカーから聞こえ、127にすると音 は右のスピーカーから聞こえます。
設定します。
設定します。
を設定します。
位はオクターブ。 スプリットボイスのパンを設定します。0にする
と音は左のスピーカーから聞こえ、127にすると 音は右のスピーカーから聞こえます。
を設定します。
を設定します。
取扱説明書
89
Page 90
機能設定 (FUNCTION 画面 )
カテゴリー 設定
エフェクト (EFFECT)
ハーモニー (HARMONY)
パフォーマンス アシスタント (Performance assistant technology)
PCモード(PC) PCモード PC Mode PC1/PC2/OFF コンピューターと接続する際の MIDI設定を、
MIDI (MIDI) ローカル オン/オフ Local ON/OFF この楽器の演奏を、この楽器の内部音源で鳴らす
メトロノーム (METRONOME)
スコア (SCORE) クオンタイズ Quantize 1(4分音符 )、
リバーブタイプ Reverb Type 01〜36 リバーブタイプを選択します。36 はリバーブ オ
コーラスタイプ Chorus Type 01〜45 コーラスタイプを選択します。45 はコーラス オ
DSPタイプ DSPType 001〜239 DSPタイプを選択します。エフェクトタイプリ
サステイン Sustain ON/OFF MAIN/DUAL音色に常にサステイン効果をかける
サウンドタイプ Sound Type Piano/Style ピアノ演奏に合ったピュアなサウンドにするかス
ハーモニータイプ Harmony Type 01〜26 ハーモニータイプを選択します。ハーモニータイ
ハーモニー音量 Harmony
パフォーマンスアシスタ ント タイプ
外部クロック External Clock ON/OFF この楽器のクロックを内部クロックで動作させる
キーボードアウト Keyboard Out ON/OFF 鍵盤の演奏情報を USB TO HOST端子から送信す
スタイルアウト Style Out ON/OFF スタイルの再生時にスタイルデータをUSB TO
ソングアウト Song Out ソングの再生時にユーザーソングをUSB TO
イニシャルセンド Initial Send YES/NO この楽器のパネル設定をコンピューターに送信し
拍子 Time
1拍の長さ Time
ベル Bell ON/OFF ベルを鳴らす (オン)か鳴らさないか(オフ)を設定
メトロノーム音量 Metronome
項目
Volume P.A.T. Type CHORD、
Numerator
Denominator
Volume
設定値 内容
000〜1 27 ハーモニー音量を設定します。
CHORD/FREE、 MELODY CHORD/MELODY
01〜 60 メトロノームの拍子を設定します。
2分音符、4 分音符、 8分音符、16分音符
000〜1 27 メトロノームの音量を設定します。
2(4分 3連音符)、 3(8分音符 )、 4(8分 3連音符)、 5(16分音符)、 6(16分3連音符)、 7(32分音符)、 8(32分3連音符)
フ。エフェクトタイプリスト参照(136ページ)
フ。エフェクトタイプリスト参照(136ページ)
スト参照(136ページ)。
(ON)か、かけない(OFF)かを設定します。(71 ページ)
プリスト参照(136ページ)
もっとも適したものにします(102ページ)。
(ON)か鳴らさない(OFF)かを設定します。(102 ページ)
(OFF)か、外部クロックで動作させる(ON)かを設 定します。(102ページ)
る(ON)か、しない(OFF) かを設定します。
HOST端子から送信する(ON)か、しない (OFF)か を設定します。
HOST端子から送信する(ON)か、しない (OFF)か を設定します。
ます。[+]ボタンを押すと実行、[ −]ボタンを押 すとキャンセル。
メトロノームの1拍の長さを設定します。
します。
譜面に表示される音符のタイミングのずれを修正 して、譜面を見やすくすることができます。ソン グで使っている最小の音符を選びます。たとえ ば、4分音符と8分音符が録音されているソングな ら、♪(8分音符)に設定します。8 分音符より細か い音符や休符は譜面に表示されなくなります。
90
取扱説明書
Page 91
機能設定 (FUNCTION 画面 )
カテゴリー 設定
レッスン (LESSON)
ユーティリティ (UTILITY)
言語 (LANGUAGE)
*[+]ボタンと[−]ボタンを同時に押すと、初期設定値に戻ります。(MIDIのイニシャルセンドを除く )
レッスントラックR R-Part GuideTrack 1〜16 右手のレッスンをする際のガイドトラックを設定
レッスントラックL L-Part GuideTrack 1〜16 左手のレッスンをする際のガイドトラックを設定
評価 Grade ON/OFF レッスン機能終了後に評価をする (ON)かしない
デモキャンセル Demo Cancel ON/OFF オン (ON)にすると、[デモ]ボタンを押してもデモ
言語切り替え Language Japanese/English デモ画面、メッセージ (一部)、歌詞表示および
項目
設定値 内容
します。USBフラッシュメモリーかフラッシュ メモリー内のSMFフォーマット0と 1 のソング (036〜)にだけ機能します。
します。USBフラッシュメモリーかフラッシュ メモリー内のSMFフォーマット0と 1 のソング (036〜)にだけ機能します。
(OFF)かを設定します。
ソングがスタートしません。
ファイル名の表示言語を設定します。それ以外の 文字は常に英語表示されます。 Englishに設定した場合、ファイル名は欧文フォ ントで表示されるため、日本語(全角)で付けられ たファイル名は文字化けします。また、歌詞表示 はソングデータ中の言語設定に従いますが、言語 設定がない場合はここでの設定に従って表示され ます。
取扱説明書
91
Page 92
・ FILE CONTROL画面が表示されているあいだは、鍵盤を弾い
ても音は鳴りません。またファイル操作に関するボタンしか 使用できなくなります。
NOTE
・ 以下の場合、ファイルコントロール画面は表示されません。
・スタイルやソングの再生中 ・レッスン中 ・USBフラッシュメモリーの読み込み中
NOTE

データの保存と読み込み

この楽器のUSB TO DEVICE端子にUSBフラッシュメモリーを接続すると、この楽器で録音した自分の演奏
データや楽器の設定などを、ファイルとしてUSBフラッシュメモリーに保存したり、保存したファイルを楽 器本体へ読み込むことができます。また、コンピューター上のソング、スタイル、ミュージックデータベース のファイルを、USBフラッシュメモリーに保存して楽器に接続すると、内蔵データと同じように扱えます(こ の場合読み込みは必要ありません)。 ここではUSBフラッシュメモリーの接続からフォーマット(初期化)およびデータファイルの保存(セーブ )、 読み込み(ロード)、消去(デリート)操作について説明します。 USBフラッシュメモリーの取り扱いについては、93ページ「USB TO DEVICE端子ご使用上の注意」、93
ページ「USB記憶装置の取り扱いについて」をご覧ください。

USBフラッシュメモリーを接続する

USBフラッシュメモリーをUSB TO DEVICE
1
端子に、正しい向きで接続してください
USBフラッシュメモリーの向き(上下、前後)を間違 えないようご注意ください。
この状態で[メニュー ] ボタンを押すと、ファイルの操 作ができるFILE CONTROL(ファイルコントロール) 画面に入ります。これ以降の操作は以下の参照ページ を確認してから操作してください。
メニュー 参照ページ
USBフラッシュメモリーの初期化 94 ユーザーファイルの保存 95 ユーザーソングの保存 96 ファイルの読み込み 97
USB フラッシュメモリー内のファイルの削除
楽器内のファイルの削除 99
98
MAIN画面にファイルコントロールアイコンが
2
表示されているか確認します
マウント中
ファイルコント ロールアイコン
操作中、操作をスムーズに導くために、画面に メッセージが表示されることがあります。メッ セージについては、114ページ「メッセージ一 覧」をご覧ください。
92
取扱説明書
Page 93
データの保存と読み込み
USB TO DEVICE端子ご使用上の注意
本機にはUSB TO DEVICE端子があります。USB TO DEVICE端子にUSB 機器を接続する場合は、以下のこ とをお守りください。
NOTE
・ USB機器の取り扱いについては、お使いのUSB 機器の取扱説
明書もご参照ください。
■ 使用できるUSB機器
・ USB 対応の記憶装置(フラッシュメモリー、フロッ
ピーディスクドライブ)
動作確認済みUSB機器については、ご購入の前にイン ターネット上の下記URLでご確認ください。 http://www.yamaha.co.jp/product/epiano­keyboard/
NOTE
・ 上記以外のUSB機器(マウス、コンピューターのキーボードな
ど)は、接続しても使えません。
■ USB機器の接続
・ USB TO DEVICE端子の形状に合うプラグを上下の
向きに注意して差し込んでください。
USB記憶装置の取り扱いについて
本機にUSB記憶装置を接続すると、楽器本体で制作し たデータをUSB記憶装置に保存したり、USB記憶装置 のデータを楽器本体で再生したりできます。
NOTE
・ USB記憶装置としてCD-R/RWドライブを接続した場合、CD-
ROMのデータ (MIDIデータ)を楽器本体で再生/ 再現することは できますが、楽器本体のデータを保存してCD-ROMを作るこ とはできません。
■ 接続できるUSB記憶装置の数
同時に使用できるUSB記憶装置は、1 台だけです。
■ USB記憶装置のフォーマット
USB記憶装置の中には、本機で使用する前にフォー マットが必要なものがあります。USB TO DEVICE端 子にUSB記憶装置を接続したとき(またはUSB記憶装 置にフロッピーディスクなどのメディアを挿入したと き)に、フォーマットを促すメッセージが表示された場 合は、フォーマットを実行してください(94ページ)。
注意
・ フォーマットを実行すると、そのメディアの中身は消去されます。
必要なデータが入っていないのを確認してからフォーマットして ください。
注意
・ キーカバーを閉める前にUSB を外してください。USB機器を接続
したままキーカバーを閉じると、USB機器がキーカバーに当たっ て破損するおそれがあります。
・ 本機は USB1.1に対応していますが、USB2.0 の機
器でも使用できます。ただし転送スピードは USB1.1相当になりますので、ご了承ください。
■ 誤消去防止
USB記憶装置には、誤ってデータを消してしまわない ようライトプロテクト機能のついたものがあります。 大切なデータが入っている場合は、ライトプロテクト で書き込みができないようにしましょう。逆にデータ を保存する場合などは、ご使用の前にお使いのUSB記 憶装置のライトプロテクトが解除されていることをご 確認ください。
■ USB記憶装置の抜き差し
USB記憶装置を外すときは、保存/削除などデータの アクセス中でないことをあらかじめ確認したうえで外 してください。
注意
・ USB 記憶装置の頻繁な電源のオン/オフや抜き差しをしないでく
ださい。楽器本体の機能が停止するおそれがあります。保存 /削 除 /フォーマットなどデータのアクセス中やUSB記憶装置のマウ ント中は、USBケーブルを抜いたり、USB記憶装置からメディ ア取り出したり (USBフラッシュメモリーを抜いたり)、双方の 電源を切ったりしないでください。メディアが壊れたり、楽器本 体 /メディアのデータが壊れたりするおそれがあります。
取扱説明書
93
Page 94
データの保存と読み込み
・ USBフラッシュメモリーにライトプロテクトがかかっている
場合はメッセージが表示され、フォーマット操作はできませ ん。
NOTE

USBフラッシュメモリーのフォーマット

市販のUSBフラッシュメモリーを、この楽器で使用できる状態にすることをフォーマット(初期化)といいます。
注意
・ データが入っている USBフラッシュメモリーをフォーマットすると、
中に記録されていたデータはすべて失われてしまいます。大切なデー タをフォーマットで消してしまわないようにご注意ください。
フォーマットするUSBフラッシュメモリーを
1
USB TO DEVICE端子に接続し、MAIN画面の ファインコントロールアイコンが表示されてい
ることを確認します
ファイルコントロールの[メニュー ]ボタンを押
2
します
[実行]ボタンを押すと、フォーマットを確認す
4
るメッセージが表示されます
キャンセルする場合は[−]ボタンを押します。
もう一度[実行]ボタンまたは[+]ボタンを押す
5
と、フォーマットが実行されます
注意
・ フォーマット実行中はキャンセルできません。絶対に電源を切っ
たりUSBフラッシュメモリーを抜いたりしないでください。
フォーマットが完了すると、メッセージが表示
6
されます
[画面 戻る] ボタンを押してMAIN 画面へ戻ります。
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押して、
3
「Format」を表示させます
f
r
94
取扱説明書
Page 95
データの保存と読み込み
カーソル
カーソルを 右へ移動
文字消去カーソルを
左へ移動
ダイアルで 文字を選択
・ 書き込み済みのファイルを選んでいる場合は、上書きを確認
するメッセージが表示されます。上書きする場合は[実行] ボ タンまたは[+]ボタンを押します。キャンセルする場合は[−] ボタンを押します。
・ USBフラッシュメモリーの状態により、保存にかかる時間が
長くなる場合があります。
NOTE

レジストレーションメモリーをUSBフラッシュメモリーに保存する

レジストレーションメモリーをユーザーファイルとして、USBフラッシュメモリーに保存します。このファイルの拡 張子は.usrです。(楽器本体に拡張子は表示されません )
フォーマット済みのUSBフラッシュメモリーを
1
USB TO DEVICE端子に接続し、MAIN画面の ファインコントロールアイコンが表示されてい
ることを確認します
ファイルコントロールの[メニュー ]ボタンを押
2
します
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押して、
3
「Regist Save」を表示させます
保存操作によって作成されるファイルの名前が自動的 に付けられます。
●書き込み済みのファイルを書き替えるには
USBフラッシュメモリーにあるユーザーファイ ルを上書きをする(書き替える)場合は、ダイアル[+][−]ボタンで書き替えるファイルを選 び、手順6へ進みます。
NOTE
・ USBフラッシュメモリーにライトプロテクトがかかっている
場合はメッセージが表示され、保存操作はできません。
・ 保存するのに必要な空き容量が無い場合は、メッセージが表
示され、保存操作はできません。不要なファイルを削除(98 ページ)するなどして、保存に必要な空き容量を確保してくだ さい。
・ その他、メッセージが表示され、保存操作ができない場合は、
『メッセージ一覧』(114ページ)をご覧ください。
[実行]ボタンを押します。ファイル名の先頭文
4
字の下にカーソルが表示されます
f
r
[実行]ボタンを押します。
6
保存の実行を確認する画面が表示されます
キャンセルする場合は[−]ボタンを押します。
[実行]ボタンまたは[+]ボタンを押すと保存が実
7
行されます
ユーザーファイルは、USBフラッシュメモリー内の
「USER FILES」フォルダーに保存されます。
注意
・ 保存中はキャンセルできません。絶対に電源を切ったりUSB フ
ラッシュメモリーを抜いたりしないでください。
保存が完了すると、メッセージが表示されます
8
[画面 戻る] ボタンを押してMAIN 画面へ戻ります。
必要に応じて、ファイル名を変更します
5
[−]ボタンでカーソルを左、[0]ボタンで右に移動
します
ダイアルで文字を選びます ・[+]ボタンでカーソル位置の文字を消去します
取扱説明書
95
Page 96
データの保存と読み込み
保存されるファイル名
カーソル
・ すでにあるファイル名を選んでいる場合は、上書きを確認す
るメッセージが表示されます。上書きする場合は[実行] ボタ ンまたは[+]ボタンを押します。キャンセルする場合は[−]ボ タンを押します。
・ USBフラッシュメモリーの状態により、保存にかかる時間が
長くなる場合があります。
NOTE

ユーザーソングをUSBフラッシュメモリーに保存する

ユーザーソング(ソング番号031 〜035) をUSBフラッシュメモリーに保存します。
フォーマット済みのUSBフラッシュメモリーを
1
USB TO DEVICE端子に接続し、MAIN画面に ファインコントロールアイコンが表示されてい
ることを確認します
ファイルコントロールの[メニュー ]ボタンを押
2
します
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押して
3
「User Song Save」を表示させます
SOURCE FILEの欄が反転し、ユーザーソング名が表 示されています。
f
r
[実行]ボタンを押します。ファイル名の先頭文
6
字の下にカーソルが表示されます
必要に応じて、ファイル名を変更します
7
(変更方法は、『ユーザーファイルを保存する』95 ページの手順4、5を参照)
[実行]ボタンを押します。
8
保存の実行を確認する画面が表示されます
キャンセルする場合は[−]ボタンを押します。
[実行]ボタンまたは[+]ボタンを押すと保存が実
9
行されます
ユーザーソングは、USBフラッシュメモリー内の
「USER FILES」フォルダーに保存されます。
保存元のユーザーソング名
ダイアルを回して保存元のユーザーソングを選
4
びます
[+]ボタンと[−]ボタンを同時に押すと、先頭のユー
ザーソングが表示されます。
[実行]ボタンを押します
5
保存されるファイル名(自動設定) が表示されていま す。
●すでにあるファイルを書き替えるには
すでにUSBフラッシュメモリーにあるソング ファイルに上書きをする(書き替える)場合は、 イアル[+][−]ボタンで書き替えるファイル を選び、手順7へ進みます。
96
取扱説明書
注意
・ 保存中はキャンセルできません。絶対に電源を切ったりUSB フ
ラッシュメモリーを抜いたりしないでください。
保存が完了すると、メッセージが表示されま
10
[画面 戻る]ボタンを押してMAIN画面へ戻ります。
Page 97
データの保存と読み込み

USBフラッシュメモリーからファイルを読み込む(ロード)

USBフラッシュメモリー内のユーザーファイルやスタイルファイル、ソングファイル、ミュージックデータベースファイ ルを、本体メモリーに読み込みます。
注意
・ ユーザーファイルを読み込むと、レジストレーションメモリーはすべ
て上書きされます。大切なデータは読み込み前に USBフラッシュメモ リーに保存しておきましょう。
読み込みたいファイルの入ったUSBフラッシュ
1
メモリーをUSB TO DEVICE端子に接続し、 MAIN画面にファインコントロールアイコンが
表示されていることを確認します
ダイアルを回して、読み込みたいファイルを選
4
択します
ファイルはユーザーファイル、ソング、スタイル、 ミュージックデータベースの順番に表示されます。読 み込みたいファイルは、USBフラッシュメモリーの
「USER FILES」フォルダー内にある必要がありま
す。フォルダー外にあるファイルは認識されません。
[実行]ボタンを押します。
5
読み込みの実行を確認する画面が表示されます
キャンセルする場合は[−]ボタンを押します。
[実行]ボタンまたは[+]ボタンを押すと読み込み
6
が実行されます
ファイルコントロールの[メニュー ] ボタンを押
2
します
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押して
3
ロードの項目「Load」を表示させます
f
r
注意
・ 読み込み中はキャンセルできません。絶対に電源を切ったりUSB
フラッシュメモリーを抜いたりしないでください。
読み込みが完了すると、メッセージが表示され
7
ます
[画面 戻る] ボタンを押してMAIN 画面へ戻ります。
取扱説明書
97
Page 98
データの保存と読み込み
・ USBフラッシュメモリーにライトプロテクトがかかっている
場合はメッセージが表示され、削除はできません。
NOTE

USBフラッシュメモリー内のデータを削除する

USBフラッシュメモリー内のユーザーファイル、ソング、スタイル、ミュージックデータベースを削除します。
削除したいファイルが入ったUSBフラッシュメ
1
モリーをUSB TO DEVICE端子に接続し、 MAIN画面にファインコントロールアイコンが
表示されていることを確認します
ファイルコントロールの[メニュー ]ボタンを押
2
します
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押して
3
「USB Delete」を表示させます
f
r
ダイアルを回して削除したいファイルを選択し
4
ます
ファイルはユーザーファイル、ソング、スタイル、 ミュージックデータベースの順番に表示されます。削 除したいファイルは、USBフラッシュメモリーの
「USER FILES」フォルダー内にある必要がありま
す。フォルダー外にあるファイルは認識されません。
[実行]ボタンを押します。
5
削除の実行を確認する画面が表示されます
キャンセルする場合は[−]ボタンを押します。
[実行]ボタンまたは[+]ボタンを押すと削除が実
6
行されます
注意
・ 削除中はキャンセルできません。絶対に電源を切ったりUSB フ
ラッシュメモリーを抜いたりしないでください。
削除が完了すると、メッセージが表示されます
7
[画面 戻る] ボタンを押してMAIN 画面へ戻ります。
98
取扱説明書
Page 99
データの保存と読み込み

楽器内部のユーザーデータを削除する

ユーザーソングと、コンピューターなどから読み込んだソング、スタイル、ミュージックデータベースを削除します。こ の機能を使っても、楽器内蔵のデータが削除されることはありません。
ファイルコントロールの[メニュー ]ボタンを押
1
します
カテゴリーボタン[ ]、[ ]を何度か押して
2
「User Delete」を表示させます
USBフラッシュメモリーを接続していない場合は、 User Delete カテゴリーしか選べません。
f
r
ダイアルを回して削除したいファイルを選択し
3
ます
ファイルはユーザーソング、コンピューターなどから 読み込んだソング、スタイル、ミュージックデータ ベースの順番に表示されます。
[実行]ボタンを押します。
4
削除の実行を確認する画面が表示されます
キャンセルする場合は[−]ボタンを押します。
[実行]ボタンまたは[+]ボタンを押すと削除が実
5
行されます
注意
・ 削除中はキャンセルできません。絶対に電源を切ったりUSB フ
ラッシュメモリーを抜いたりしないでください。
削除が完了すると、メッセージが表示されます
6
[画面 戻る] ボタンを押してMAIN 画面へ戻ります。

USBフラッシュメモリー内のファイルを再生する

IMPORTANT
・ コンピューターなど他の機器からUSB フラッシュメモリーにコ
ピーして、楽器で再生したい場合は、以下の図の選択/再生可のと ころに保存してください。これよりさらに下の階層のフォルダー に保存されたソングは、この楽器では選択/再生できませんのでご 注意ください。
USBフラッシュメモリー (ルート )
ソング
ファイル
ソング
ファイル
ソング
ファイル
ソング
ファイル
選択/再生可
選択/再生不可
再生したいソング、スタイル、またはミュー
1
ジックデータベースが入っているUSBフラッ シュメモリーをUSB TO DEVICE端子に接続 し、MAIN画面にファインコントロールアイコ
ンが表示されていることを確認します
再生したいデータに合わせて、[ソング ]、[スタ
2
イル]、[ミュージックデータベース]ボタンのい
ずれかを押します
ダイアルなどを使って、ファイルを選びます
3
ソングは36以降、スタイルは161以降、ミュージッ クデータベースは301以降の番号から選びます。
[スタート /ストップ ]ボタンを押したり、鍵盤を
4
弾いてデータを再生させます
取扱説明書
99
Page 100

他の機器と接続する

端子について

q
w
USB
TO HOST
本体手前方向 (このイラストは下から見た イラストです)
q
USB TO DEVICE 端子
USB記憶装置を接続する端子です。 詳しくは93ページの「USB TO DEVICE 端子ご使用 上の注意」をご覧ください。
w
USB TO HOST端子
コンピューターに直接接続する端子です。 詳しくは101ページの「コンピューターと接続する」 をご覧ください。
100
取扱説明書
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