
東芝 CMOS デジタル集積回路 シリコン モノリシック
TC94A39FAG,TC94A39FB
コントローラ内蔵 1 チップ CD プロセッサ (CD-DX)
TC94A39FAG/FB は、4 ビットマイクロコントローラを内蔵した
デジタルサーボ対応の 1 チップ CD プロセッサです。
コントローラは、LCD ドライバ、4 チャネル 6 ビット AD コンバー
タ、1 系統・2 チャネルの 2 線式・3 線式および UART 対応シリアルイ
ンタフェース、ブザー、20 ビット汎用カウンタ機能、割り込み機能、
8 ビットタイマカウンタを備えています。また、CPU は、4 種類
(16.9344 MHz/75 kHz/32.768 kHz の水晶発振器、CR 発振器) の動
作クロックが選択でき、CD プロセッサとのインタフェースが容易で
す。
CD プロセッサは、CD システムにおける同期分離保護と内挿、
EFM 復調、エラー訂正と補正、サーボ用デジタルイコライザおよび
サーボコントロール回路を内蔵しています。さらに、1 ビット DA コ
ンバータを内蔵し、デジタルサーボ用ヘッドアンプ TA2157F/FN と
の組み合わせで、完全無調整でかつ非常にシンプルに CD プレーヤ
システムを構成できます。
このため、カー用・ラジオカセット用の CD システムに適していま
す。
特
特 長長長長
特特
TC94A39FAG
TC94A39FB
TC94A39FAG/FB
· CMOS 構造 LCD ドライバ・4 ビットマイクロコントローラ内蔵の
1 チップ CD プロセッサ
· 動作電源電圧 CD 動作時: V
CD オフ時: VDD = 1.8~3.6 V (CPUのみ動作時)
· 消費電流 CD 動作時: IDD = 30 mA (標準)
CD オフ時: I
CD オフ時: IDD = 50 µA (CD スタンバイモード時、75 kHz 水晶発振動作、CPU 動作)
· 動作温度範囲 Ta = −40~85°C
· 外囲器 LQFP/QFP-64 (0.5/0.65 mm ピッチ、1.4 mm 厚)
2
PROM TC94AE29FAG/FB
· E
= 3.0~3.6 V (標準 3.3 V)
DD
= 1.5 mA (CD スタンバイモード時、水晶 16.9344 MHz 動作、CPU 動作)
DD
質量
LQFP64-P-1010-0.50 : 0.32 g (標準)
QFP64-P-1212-0.65 : 0.45 g (標準)
1
2003-01-14

TC94A39FAG/FB
4 ビットマイクロコントローラ部
ビットマイクロコントローラ部
ビットマイクロコントローラ部ビットマイクロコントローラ部
· プログラムメモリ (ROM) : 16 ビット ´ 8 k ステップ
· データメモリ (RAM) : 4 ビット ´ 512 ワード
· 命令実行時間 : 1.42 ms, 40 ms, 91.6 ms, Tosc ´ 3 (すべて一語命令)
· 水晶発振周波数 : 16.9344 MHz, 75 kHz, 32.768 kHz, CR 発振周波数
· スタックレベル : 16 レべル
· AD コンバータ : 6 ビット、4 チャネル
· LCD ドライバ : 1/4 デューティ・1/2 バイアス方式または 1/3 バイアス方式、最大 64 セグメント
· I/O ポート : CMOS I/O ポート: 最大 26 本,
Nch オープンドレイン I/O ポート: 最大 3 本 (5.5 V 耐圧)
· タイマカウンタ : 8 ビット (タイマモード、パルス幅検出・測定機能)
· 汎用カウンタ : 20 ビット, 入力アンプ内蔵, 0.1~20 MHz, Vin = 0.2 Vpp 最小
· シリアルインタフェース : 1 系統・2 チャネルの 3 線式と 2 線式および UART に対応
· ブザー : 0.75, 1, 1.5, 3 kHz (4 種類)、連続・単発・10 Hz 断続・10 Hz 断続 1 Hz 間隔の 4 モード
· 割り込み : 外部 1、内部 3 (CD サブシンク同期、シリアルインタフェース、8 ビットタイマ)
· バックアップモード : 4 種類のバックアップモード
CD スタンバイ (CD プロセッサ停止)、クロックストップ (発振停止)、
ハードウエイト (水晶発振のみ動作)、ソフトウエイト (CPU 間欠動作)
· リセット機能 : パワーオンリセット回路、電源検出回路内蔵 (検出電圧 = 1.5 V 標準)
CD プロセッサ部
プロセッサ部
プロセッサ部プロセッサ部
· 同期パターン検出、同期信号保護および内挿動作が確実です。
· EFM 復調回路、サブコード復調回路を内蔵しています。
· CIRC 訂正理論式を用い、高訂正能力を持っています。C1 訂正: 2 重、C2 訂正: 4 重
· ジッタ吸収能力は±6 フレームです。
· 16 KB RAM を内蔵しています。
· デジタルアウト回路を内蔵しています。
· L/R 独立デジタルアッテネート回路を内蔵しています。
· オーディオ出力はバイリンガルに対応しています。
· オーディオ出力は 32f
· サブコード Q データはリードタイミングフリーです。また、オーディオデータとの同期出力も可能です。
· データスライス回路、アナログ PLL (無調整 VCO 採用) 回路を内蔵しています。
· フォーカスサーボ、トラッキングサーボにおけるループゲイン、オフセット、バランスの自動調整が可能です。
· RF ゲイン自動調整回路を内蔵しています。
· 位相補償用デジタルイコライザを内蔵しています。
· デジタルイコライザ用係数 RAM を内蔵しており、各種ピックアップへの対応が可能です。
· フォーカス、トラッキングサーボコントロール回路を内蔵しています。
· サーチコントロールは、あらゆるモードに対応し高速かつ安定したサーチを実現できます。
· レンズキック、フィードキックは速度制御方式を採用しています。
· ディスクモータの CLV サーボ用 AFC 回路および APC 回路を内蔵しています。
· ディフェクト、ショック対策回路を内蔵しています。
· 8 倍オーバサンプリング・デジタルフィルタと 1 ビット DA コンバータを内蔵しています。
· 1 ビット DA コンバータ用アナログフィルタを内蔵しています。
· 0 データ検出出力回路を内蔵しています。
· 2 倍速動作に対応しています。
, 48fs, 64fs切り替え可能です。
s
注: CD プロセッサのサブコード Q データおよびオーディオデータの出力などはコントローラ専用端子と兼用して
います。プログラムにより 1 端子ごとに機能端子の切り替えが可能です。
2
2003-01-14

端子接続図
端子接続図
端子接続図端子接続図
リセット入力
P8-0/MXI/OSC (BRK1)
P8-1/MXO (BRK2)
RESET
RO
DD
DV
SS
XI
CV
16.9344 MHz
発振回路
SS
DVR
LO
DV
48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 36 35 34 33
49
50
51
1 bit DAC
75/32.768 kHz/CR
発振回路
DD
XO
CV
DMO
FMO
SEL
TEBC
RFGC
TC94A39FAG/FB
TRO
FOO
32
31
30
TEZI
TEI
SBAD
P2-0/COM1
プルアップ/プルダウン設定可能
P2-1/COM2
P2-2/COM3
P2-3/COM4
TEST/P3-0/S1
P3-1/S2
テストモード入力
P3-2/S3
P3-3/S4
P4-0/S5
P4-1/S6
P4-2/S7
P4-3/S8
P5-0/S9
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
LCD ドライバ (4 ´ 16 = 64セグメント最大)
AD コンバータ
1 2 4 7 10 11 12 13 14 15 16356
LQFP/QFP-64
(0.5/0.65 mmピッチ)
TOP-VIEW
シリアルインタフェース 1
コントローラ専用端子
8 9
29
28
27
26
25
24
23
22
21
CD プロセッサ専用コントロール入出力端子
20
19
18
17
FEI
RFRP
RFZI
V
REF
V
DD
RFI
SLCO
V
SS
VCOF
LPFO
LPFN
TMAX
PDO
SS
DD
MV
MV
P5-1/S10/BCK (BRK3)
P5-2/S11/LRCK (BRK4)
P5-3/S12/AOUT (BRK5)
P6-1/S14/ADin2/IPF (BRK7)
P6-0/S13/ADin1/DOUT (BRK6)
プルアップ/プルダウン設定可能
CMOS I/O ポート (最大 26 本)
CD 機能兼用端子
P6-3/S16/ADin4/CLCK (BRK9)
P6-2/S15/ADin3/SBOK (BRK8)
P1-1/SDIO1/TX1/SFSY (BRK11)
P1-0/SCK1/RX1/CTin/DATA (BRK10)
P1-3/BUZR (BRK13)
P1-2/SI1/SBS Y ( BRK12)
シリアルインタフェース 2
P7-0/SCK2/RX2 (BRK14)
P7-1/SDIO2/TX2 (BRK15)
Nch オープンドレイン
I/O (3本, 5.5 V 耐圧)
P7-2/INTR/SI2 (BRK16)
注: BRK1~BRK16 は、バックアップ状態の解除がポート単位で設定可能。
注: 56 ピンの TEST 端子は、リセット中プルダウンされ、テストモード入力とな
ります。このため、リセット中は “L” レベルを入力または、オープン状態に
設定してください。
周波数カウンタ入力
ブザー出力
割り込み入力
2003-01-14 3

ブロック図
ブロック図
ブロック図ブロック図
TC94A39FAG/FB
FMO
SEL
DMO
TEBC
RFGC
REF
V
TRO
FOO
TEZI
TEI
FEI
SBAD
RFZI
RFRP
V
REF
DD
AV
SS
AV
V
REF
DV
DV
DVR
CV
CV
XO
DD
RO
SS
LO
DD
SS
Clock gene.
XI
X’tal
OSC
LPF
CD clock
ZDET
1 bit DAC
PWM
SERVO
control
ROM
RAM
V
REF
Digital equalizer
Automatic adjustment
circuit
DA
V
REF
Sub code decoder
Digital out Audio out
servo
AD
CLV
CD Reset
Synchronous
guarantee EFM
decode
16 k SRAM
Correction circuit
Data
slicer
PLL
TMAX
VCO
V
REF
V
REF
Address
RFI
SLCO
TMAX
PDO
VCOF
LPFO
LPFN
P8-0/MX1/OSC (BRK1)
P8-1/MXO (BRK2)
P7-0/SCK2/RX2 (BRK14)
P7-1/SDIO2/TX2 (BRK15)
P7-2/INTR/SI2 (BRK16)
SBSY
INTR
CR
OSC
X’tal
OSC
Port8
Timer
Interrupt
cont.
Serial
interface
(SIO)
Port7
MPX
CPU clock
Data Reg (16 bit)
Mask ROM
(16 ´ 8192 Step)
Program
Counter
Stack Reg.
(16Level)
Bias
Micon interface
Reset
SBSY
BCK, LRCK, AOUT, DOUT
IPF, SBOK, CLCK, DATA, SF SY
G-Reg. R/W Buf.
RAM
(4 ´ 512 word)
Instruction
Decoder
BCK, LRCK, AOUT, DOUT, IPF, SB OK,
CLCK, DATA, SFSY , SBSY
Reset
AD
conv.
ALU
F/F
Power on Reset
20 bit
counter
BUZR
RESET
MV
DD
MV
SS
LCD Driver/IO Port2, 3, 4, 5, 6 Port1
P3-1/S2
P2-0/COM1
P2-1/COM2
P2-2/COM3
P2-3/COM4
TEST/P3-0/S1
P5-0/S9
P5-1/S10/BCK (BRK3)
P5-2/S11/LRCK (BRK4)
P5-3/S12/AOUT (BRK5)
P6-1/S14/ADin2/IPF (BRK7)
P6-0/S13/ADin1/DOUT (BRK6)
P6-3/S16/ADin4/CLCK (BRK9)
P6-2/S15/ADin3/SBOK (BRK8)
P1-0/SCK1/RX1/CTin/DATA (BRK10)
P1-2/SI1/SBSY (BRK12)
P1-1/SDIO1/TX1/SFSY (BRK11)
SIO
P1-3/BUZR (BRK13)
2003-01-14 4

端子説明
端子説明
端子説明端子説明
TC94A39FAG/FB
端子
番号
49 RESET リセット入力
50
51
記 号 端 子 名 機 能 ・ 動 作 説 明 備 考
P8-0
/MXI
/OSC
(BRK1)
P8-1
/MXO
(BRK2)
I/O ポート 8-0
/水晶発振器
/CR 発振器
I/O ポート 8-1
/水晶発振器
デバイスのシステムリセット信号入力端子で
す。
RESET が “L” レベルの間リセットがかかり、
“H” レベルになると 16.9344 MHz 水晶発振器
(XI, XO) が動作し、この水晶発振クロックを計
算し、約 50 ms のスタンバイ時間経過後にコン
トローラのプログラムは 0 番地からスタートし
ます。このとき、CD 部はスタンバイ状態となり
ます。
通常は MV
されるとシステムリセットがかかりますので
(パワーオンリセット)、この端子は “H” レベル
に固定して使用します。
2 ビット CMOS I/O ポートです。
1 ビットごとに入力/出力の設定ができます。
I/O ポートの入力を設定したとき、1端子ごとに
入力をプルアップまたはプルダウン状態に設定
することができます。さらに、クロックストッ
プモードおよびウエイトモードのバックアップ
解除許可に設定すると、その入力の変化でバッ
クアップ解除を行うことができます。
これらの端子は、プログラムにより 75 kHz また
は 32.768 kHz 専用水晶発振器に、P8-0端子は
CR 発振器としても使用できます。これらのク
ロックは、コントローラ動作および周辺機器の
クロックに使用されます。システムリセット後
は、コントローラ動作および周辺機器のクロッ
クは 16.9344MHz 水晶発振器 (XI, XO) のク
ロックが選択され、プログラムにより、発振器
設定・コントローラクロックへ切り替えます。発
振器設定時、CKSTP 命令実行中は発振を停止し
ます。
(注) CR 発振器設定時、P8-1 端子は I/O ポート
として使用できます。
(注) バックアップ解除設定は、2 端子が同時に設
定されます。
(注) 水晶発振子は起動特性の良いものを使用し
てください。
(注) システムリセット後は I/O ポートの入力状
態に設定されます。
(注) コントローラクロックへの切り替えは、発
振器設定し、動作が安定した後に行ってく
ださい。
に 0 V ® 1.8 V 以上の電圧が供給
DD
入力命令
R
IN1
MV
DD
(I/O ポート設定時)
MXO
MXI
(水晶発振器設定時)
OSC
MV
MV
R
R
SS
SS
out2
fXT2
MV
MV
MV
MV
MV
DD
SS
DD
MV
DD
DD
MV
DD
DD
R
C
(P8-0 CR 発振器設定時)
5
2003-01-14
MV
SS

TC94A39FAG/FB
端子
番号
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
記 号 端 子 名 機 能 ・ 動 作 説 明 備 考
24ビット CMOS I/Oポートと 3ビットの N チャ
ネルオープンドレイン I/O ポートです。
1 ビットごとに入力/出力の設定ができます。I/O
P2-0/COM1
P2-1/COM2
P2-2/COM3
P2-3/COM4
TEST
/P3-0/S1
P3-1/S2
P3-2/S3
P3-3/S4
P4-0/S5
P4-1/S6
P4-2/S7
P4-3/S8
I/O ポート 2
/LCD コモン出力
テスト入力
/I/O ポート 3-0
/LCD セグメント出力
I/O ポート 3
/LCD セグメント出力
I/O ポート 4
/LCD セグメント出力
ポートの入力を設定したとき、P6-0~P6-3 端子
は 1 端子ごとに入力をプルアップまたはプルダ
ウン状態に設定することができます。また、P5-1
(BRK3)~P7-2 (BRK16) 端子は I/O ポートの入力
状態およびバックアップ解除許可状態 (ポート
単位で設定) に設定するとその入力の変化でク
ロックストップモードおよびウエイトモードの
バックアップ状態を解除することができます。
さらに、P7-0~P7-2端子は、Nチャネルオープ
ンドレイン構造の I/O ポートで、5.5 V までの印
加が可能です。
I/O ポート 2~6 は、プログラムにより LCD ドラ
イバ出力端子に切り替えることができます。
COM1~COM4 端子が LCD パネルへのコモン信
号出力、S1~S16端子がセグメント信号出力で
す。COM1~COM4 と S1~S16 とのマトリクスで
最大 64 セグメントの表示ができます。
LCDoff ビットに “0” を設定すると、これら
COM1~COM3 および S1~S4 の 8 本の端子はす
べて LCD 出力端子となります。S5~S16 は 1 端
子ごとに I/O ポートとセグメント出力に切り替
えることができます。
駆動方式は 1/4 デューティ・1/2 バイアス方式
(フレーム周波数 62.5 Hz) と 1/4 デューティ・1/3
バイアス方式 (フレーム周波数 125 Hz) の 2 種
類が選択できます。
1/2 バイアス方式設定時は、コモン出力は MV
1/2MV
力は MV
また、1/3 バイアス方式設定時には、コモン出力
およびセグメント出力は、MV
2/3MV
システムリセットおよびクロックストップ実行
解除後は非選択波形 (バイアス電圧) が出力さ
れ、DISP OFF ビットに “0” をセット後コモン
信号が出力されます。
TEST/P3-0/S1 端子は、システムリセット中
(
ド入力となります。このため、リセット中、こ
の端子はオープンまたは “L” レベルを入力して
ください。
P5-1~P6-3, P1-0~P1-2 端子は、1 端子ごとに CD
プロセッサ専用端子に切り替えることができま
す。CD プロセッサ機能は次のとおりです。
, GNDの三値レベルが、セグメント出
DD
, GNDの二値レベルが出力されます。
DD
, GNDの四値レベルで出力されます。
DD
RESET
= “L”) はプルダウンされ、テストモー
(次ページにつづく)
, 1/3MVDD,
DD
DD
入力命令
入力命令
,
入力命令
R
IN2
LCD 電圧
MV
LCD 電圧
MV
リセット信号
MVSS
LCD 電圧
MV
MV
DD
MV
DD
MV
DD
DD
DD
DD
6
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TC94A39FAG/FB
端子
番号
64 P5-0/S9
1
2
3
4
5
6
7
記 号 端 子 名 機 能 ・ 動 作 説 明 備 考
P5-1/S10
/BCK
(BRK3)
P5-2/S11
/LRCK
(BRK4)
P5-3/S12
/AOUT
(BRK5)
P6-0/S13
/ADin1
/DOUT
(BRK6)
P6-1/S14
/ADin2
/IPF
(BRK7)
P6-2/S15
/ADin3
/SBOK
(BRK8)
P6-3/S16
/ADin4
/CLCK
(BRK9)
I/O ポート 5-0
/LCD セグメント出力
I/O ポート 5
/LCD セグメント出力
/CD プロセッサ機能
I/O ポート 6
/LCD セグメント出力
/CD プロセッサ機能
●BCK: ビットクロック出力端子です。
1倍速時: 32 f
●LRCK: LR チャネルクロック出力端子です。L
1倍速時: 44.1 kHz
●AOUT: オーディオデータ出力端子です。
●DOUT: デジタルアウト出力端子です。2 倍速
●IPF: 補正フラグ出力端子です。AOUT出力
●SBOK: サブコード Qデータの CRCC判定結果
●CLCK: サブコード P~W データ読み取り用ク
●DATA: サブコード P~W データ出力端子です。
●SFSY: 再生系フレームシンク信号出力端子で
●SBSY: サブコードブロックシンク出力端子で
(注) CD プロセッサ部の動作が不定状態で割込
P6-0~P6-3端子は内蔵 6 ビット 4 チャネル AD
コンバータアナログ入力を兼用しています。
内蔵の AD コンバータは、逐次比較方式で変換時
間は 16.9344 MHz 水晶クロック使用時は 242
ms、75 kHz 水晶使用時は 7 命令サイクル (280
ms)です。プログラムにより必要な端子を 1 ビッ
ト単位で AD アナログ入力に設定できます。基準
電圧には内部電源 (MV
また、P6-0~P6-3端子は I/O ポートの入力を設定
したとき、1 端子ごとに入力をプルアップまたは
プルダウン状態に設定することができます。
32/48/64 f
可能です。
チャネルの時 “L”、R チャネルのとき
“H” が出力されます。出力極性は CD
コマンドにより反転可能です。
MSB/LSBファーストはCDコマンドに
より選択可能です。
まで出力可能です。(CP-1201 準拠)
が C2 訂正出力において訂正不能シン
ボルのとき “H” が出力されます。
(別称 “C2PO”)
出力端子です。判定結果 OK のとき、
“H” が出力されます。
ロック入出力端子です。入出力極性は
CD コマンドにより選択可能です。
す。
す。サブコードシンクが検出されたと
き、S1 の位置で “H” が出力されます。
コントローラ側で CD 割込みが許可さ
れ、SBSY 信号の立ち下がりで割込み
が発生し、プログラムは 2 番地にジャ
ンプします。
み許可をしないでください。
を CD コマンドにより選択
s
= 1.4112 MHz
s
) を使用します。
DD
(次ページにつづく)
入力命令
入力命令
解除許可
入力命令
解除許可
DD
LCD 電圧
MV
DD
MV
DD
LCD 電圧
MV
DD
MV
DD
D 入力
LCD 電圧
MV
DD
MV
DD
R
IN1
MVSS MV
7
2003-01-14

TC94A39FAG/FB
端子
番号
10
11
12
13
14
15
16
記 号 端 子 名 機 能 ・ 動 作 説 明 備 考
P1-0 端子は汎用カウンタ入力を兼用していま
す。入力周波数は、0.1~20 MHzで入力アンプを
内蔵し、C 結合小振幅で動作します。汎用カウ
ンタは 20 ビットのカウンタで 1、4、16、64 ms
(75 kHz 水晶使用時) のゲート時間を選択でき、
20 ビットのデータをそのままメモリに取り込む
ことができます。さらに、マニュアルモードを
使用して命令によるゲートのオン/オフが可能で
す。
P1-0~P1-2端子および P7-0~P7-2端子はシリア
ルインタフェース回路 (SIO) の入力/出力端子
を兼用しています。
SIO は 2 線式と 3 線式および UART に対応した
シリアルインタフェースです。シリアルインタ
フェース回路は 1 系統で、CMOS 構造の I/O 入
出力端子 (SCK1/RX1, SDIO1/TX1, SI1) と N
チャネルオープンドレイン構造 (5.5 V までの印
加が可能) の I/O 入出力端子 (SCK2/RX2,
SDIO2/TX2, SI2) を選択することができます。
シリアルインタフェース回路は、クロックエッ
ジ選択、シリアルクロック入出力選択、クロッ
ク周波数選択機能などを備えているため、さま
ざまな LSI のコントロールおよびコントローラ
間の通信が容易にできます。また、SIO の割り
込みを許可すると、シリアル動作の終了後割り
込みが発生し、プログラムは 4 番地にジャンプ
します。
P1-3 端子はブザー出力を兼用しています。
ブザー出力は、0.75, 1, 1.5, 3 kHz (75 kHz ク
ロック使用時) の周波数 4 種類が選択でき、その
周波数を連続・単発・10 Hz断続・10 Hz 断続 1 Hz
間隔の 4 モードで出力させることができます。
P7-2 端子は外部割り込み入力を兼用していま
す。割り込み機能が許可され、この入力に
1.65~4.96 ms 以上 (75 kHz クロック使用時
13.3~40 ms) のパルスが入力されると割り込み
が発生し、プログラムは 1 番地にジャンプしま
す。入力割り込みは入力の論理および立ち上が
り/立ち下がりエッジが選択できます。また、こ
の入力は内部 8 ビットタイマカウンタのクロッ
クゲート信号入力として使用でき、入力パルス
幅の測定・検出が可能です。
(注) バックアップ解除設定は、ポート単位で許
可・禁止が設定されます。
(注) システムリセット後は I/O ポートの入力状
態に設定されます。
(注) 水晶 32.768 kHz または CR 発振器使用時、
汎用カウンタはタイマとして使用します。
入力命令
解除許可
(I/O ポート設定時)
CTin
(P1-0 汎用カウンタ入力時)
入力命令
解除許可
P1-0/SCK1
/RX1
/CTin
/DATA
(BRK10)
P1-1/SDIO1
/TX1
/SFSY
(BRK11)
P1-2/SI1
/SBSY
(BRK12)
P1-3/BUZR
(BRK13)
P7-0/SCK2
/RX2
(BRK14)
P7-1/SDIO2
/TX2
(BRK15)
P7-2/INTR
/SI2
(BRK16)
I/O ポート 1-0
/シリアルクロック
入出力 1
/シリアル受信
データ 1
/カウンタクロック
入力
/CD プロセッサ機能
I/O ポート 1-1
/シリアルデータ
入出力 1
/シリアル送信
データ 1
/CD プロセッサ機能
I/O ポート 1-2
/シリアルデータ
入力 1
/CD プロセッサ機能
I/O ポート 1-3
/ブザー出力
I/O ポート 7-0
/シリアルクロック
入出力 2
/シリアル受信
データ 2
I/O ポート 7-1
/シリアルデータ
入出力 2
/シリアル送信
データ 2
I/O ポート 7-1
/割り込み入力
/シリアルデータ
入力 2
MV
DD
MV
SS
MV
DD
R
fIN
MV
DD
MV
SS
MV
SS
MV
DD
8
2003-01-14

TC94A39FAG/FB
端子
番号
記 号 端 子 名 機 能 ・ 動 作 説 明 備 考
8 MVDD
9 MVSS
17 PDO
コントローラ部
電源供給端子
コントローラ部の電源供給端子です。
通常、V
CPU のみ動作時 (75 kHz/32.768 kHz 発振器使
用時) には、V
です。
= 3.0~3.6 V の電圧を供給します。
DD
= 1.8~3.6 V の範囲で動作可能
DD
バックアップ状態 (CKSTP 命令実行時) では低
消費電流 (10 mA以下) となり、電源電圧を 1.0 V
まで下げることができます。
この端子に 0 V ® 1.8 V 以上の電圧がかかると
デバイスにはシステムリセットがかかり、プロ
グラムは 0 番地からスタートします。(パワーオ
ンリセット)
(注) パワーオンリセット動作のために、デバイ
スの電源電圧の立ち上がり時間は 1~50 ms
の間でご使用ください。
(注) バックアップ電流は、CV
のトータル電流値です。
/MVDD/DV
DD
DD
EFM 信号と PLCK 信号との位相誤差信号を出力
する端子です。
4 値出力: AV
/ハイインピーダンス
DD
/V
/AVSS
REF
R
out4
MV
DD
MV
SS
AV
DD
V
SS
TMAX検出結果出力端子です。
18 TMAX
19 LPFN
20 LPFO
CD プロセッサ
制御入出力
所定周期より長い・・・“H” レベル (AV
所定周期より短い・・・“L” レベル (AV
所定周期内・・・ハイインピーダンス
PLL 系のローパスフィルタ用アンプの反転入力
端子です。
PLL 系のローパスフィルタ用アンプの出力端子
です。
21 VCOF VCO フィルタ端子です。
22 AVSS
アナログ系のグラウンド端子です。 ¾
DD
SS
V
REF
AV
DD
)
)
V
SS
AV
DD
V
REF
LPFN
LPFO
V
REF
VCO
VCOF
9
2003-01-14

TC94A39FAG/FB
端子
番号
23 SLCO
24 RFI
記 号 端 子 名 機 能 ・ 動 作 説 明 備 考
データスライスレベル生成用 DAC 出力端子で
す。
RF 信号入力端子です。Zin1 は CD コマンドによ
り選択が可能です。
アナログ系の電源供給端子です。通常、V
25 AVDD
3.0~3.6 V の電圧を供給します。CD スタンバイ
時にはこの電源はオフ状態にしてください。
アナログ基準電源端子です。通常、AV
26 V
REF
(V
= 3.3 V 時、V
DD
します。
= 1.65 V) の電圧を供給
REF
27 RFZI RFRP信号ゼロクロス用入力端子です。
CD プロセッサ
28 RFRP RF リップル信号入力端子です。
制御入出力
29 FEI フォーカスエラー信号入力端子です。
DD
=
DD
の 1/2
RFI
SLCO
RFZI
V
REF
RFRP
FEI
Z
in1
V
REF
AV
DD
DAC
¾
¾
AV
DD
Z
in2
1 kW typ. 32 kW typ.
AV
DD
30 SBAD サブビーム加算信号入力端子です。
31 TEI
トラッキングエラー入力端子です。トラッキン
グサーボオン時に取り込まれます。
32 TEZI トラッキングエラー・ゼロクロス入力端子です。
33 FOO フォーカスイコライザ出力端子です。
34 TRO
トラッキングイコライザ出力端子です。
SBAD
TEI
TEZI
V
Z
in2
REF
1 kW typ. 32 kW typ.
AVDD
R
out3
AV
AV
AV
DD
DD
~
SS
10
2003-01-14

TC94A39FAG/FB
端子
番号
記 号 端 子 名 機 能 ・ 動 作 説 明 備 考
35 RFGC
36 TEBC
37 SEL
38 FMO
CD プロセッサ
制御入出力
RF振幅調整制御信号出力端子です。3値の PWM
信号を出力します。(PWM キャリア = 88.2 kHz)
トラッキングバランス制御信号出力端子です。3
値の PWM 信号を出力します。
(PWM キャリア = 88.2 kHz)
APC 回路オン/オフ信号出力端子です。
レーザオン時、ハイインピーダンスとなります。
フィードイコライザ出力端子です。3 値の PWM
信号を出力します。
(PWM キャリア = 88.2 kHz)
AV
DD
R
out3
V
REF
AV
DD
AV
DD
R
out3
39 DMO
40 CVDD
43 CVSS
41 XO
42 XI
電源供給端子
水晶発振器端子
ディスクイコライザ出力端子です。3 値の PWM
信号を出力します。
(PWM キャリア = 88.2 kHz)
CD プロセッサ部のロジックおよび、16.9344
MHz 専用水晶発振器の電源供給端子です。通常、
・MVSS端子と共通に接続します。CD スタ
MV
DD
ンバイ時には低消費電流となります。
CD プロセッサ専用水晶発振器の入出力端子で
す。16.9344 MHz を接続します。このクロック
は CD プロセッサおよびコントローラのシステ
ムクロックとして使用します。システムリセッ
ト後、コントローラ側のシステムクロックには
このクロックが供給され CPU が起動します。
プログラムにより水晶発振器を停止させること
ができます。通常、コントローラ用クロックに
75/32.768 kHz または CR 発振器を選択したと
き、CD プロセッサのオフ時にはプログラムによ
りこの発振器を停止させます。
(注) コントローラシステムクロックをコント
ローラ用クロックから CD 用水晶発振へ切
り替える場合、CD 用水晶発振器が十分安定
した状態で切り替えてください。
XO
XI
V
REF
CV
DD
CV
SS
R
out1
R
fXT1
CV
DD
CV
SS
11
2003-01-14

TC94A39FAG/FB
端子
番号
44 DVDD
45 RO Rチャネルデータ正転出力端子です。
46 DVSS DA コンバータ用グラウンド端子です。
47 LO Lチャネルデータ正転出力端子です。
48 DVR
記 号 端 子 名 機 能 ・ 動 作 説 明 備 考
DA コンバータ用電源端子です。CD スタンバイ
時には低消費電流となります。
オーディオ DAC 出力
リファレンス電圧端子です。
DV
RO/LO
DVSS
DVDD
DV
DD
V
SS
12
2003-01-14

最大定格
最大定格
最大定格最大定格
(Ta ==== 25°C, CVDD ==== DVDD ==== AVDD ==== MVDD)
項目 記号 定格 単位
TC94A39FAG/FB
電源電圧 V
CVDD端子 V
入力電圧
許容損失
動作温度 T
保存温度 T
注 1: V
; 41, 42 端子
IN1
V
; 17~39 端子 (ただし、電源印加端子は除く)
IN2
V
; 45, 47, 48 端子
IN3
V
; 1~13, 49~64 端子 (ただし、電源印加端子は除く)
IN4
V
; 14, 15, 16 端子
IN5
AVDD端子 V
DVDD端子 V
(注 1)
MVDD端子 V
V
TC94A39FAG 400
TC94A39FB
DD
-0.3~CVDD + 0.3
IN1
-0.3~AVDD + 0.3
IN2
-0.3~DVDD + 0.3
IN3
-0.3~MVDD + 0.3
IN4
-0.3~6.0
IN5
PD
-40~85 °C
opr
stg
-0.3~4.0 V
V
mW
500
-65~150 °C
13
2003-01-14

電気的特性
電気的特性
電気的特性電気的特性
(特に指定がない場合
特に指定がない場合, Ta ==== 25°C, CVDD ==== MVDD ==== DVDD ==== AVDD ==== 3.3 V, V
特に指定がない場合特に指定がない場合
TC94A39FAG/FB
==== 1.65 V)
REF
項目 記号
V
DD1
動作電源電圧範囲
メモリ保持電圧範囲 MVHD ¾ 水晶発振停止 (CKSTP 命令実行時) (注 4) 1.0 ~ 3.6 V
動作電源電流
(注 2)
メモリ保持電流 MIHD ¾
発振周波数
発振周波数誤差 Df
水晶発振開始時間 tst ¾
水晶発振器アンプ帰還抵抗
水晶発振器出力抵抗
減電圧検出電圧 V
減電圧検出回路動作電流 IDD-VD ¾
V
DD2
V
DD3
I
DD1
I
DD2
I
DD3
I
DD4
I
DD5
f
MXT
fXT (XI-XO) (注 4) ¾ 16.9344 ¾
f
OSC
OSC
R
fXT1
R
fXT2
R
out1
R
out2
DET
測定
回路
CPU 動作 (MXI = 75 kHz 水晶接続時) ¾ 50 100 mA
CPU 動作 (OSC = 0.5 MHz 発振時) ¾ 2.0 ¾ mA
(MXI-MXO) 水晶設定時
¾ (OS C) CR 発振器設定時 ¾ ¾ 15 %
(XI-XO) 0.5 1.0 2.0
(XO) 0.25 0.5 1.0
¾ 1.4 1.5 1.6 V
CPU, CD 動作時,
ただし,
MV
DD
¾
CPU 動作時 (CD スタンバイ, 16.9344 MHz
水晶発振器/CR 発振器使用時)
CPU のみ動作時 (CD スタンバイ,
75 kHz/32.768 kHz 水晶使用時) (注 5)
CPU, CD 動作
(XI = 16.9344 MHz水晶使用時)
CPU のみ動作
(XI = 16.9344 MHz水晶使用時)
¾
スタンバイモード
(水晶のみ発振, MXI = 75 kHz)
(CV
DD
(CKSTP 命令実行時)
¾
(OSC) CR 発振器設定時 0.01 ~ 0.75
(MXI-MXO)
水晶発振 f
¾
(MXI-MXO) ¾ 16 ¾
¾
(MXO) 50 100 200
(MV
DD
測定条件 最小 標準 最大 単位
= CV
/MVDD/AVDD/DVDD) 水晶発振停止
) 減電圧回路許可時
DVDD = AV
DD
= 75 kHz/32.768 kHz
mxt
DD
(注 4)
(注 4)
(注 3) (注 5) 30 ~ 100 kHz
3.0 ~ 3.6
3.0 ~ 3.6
1.8 ~ 3.6
¾ 30 50
¾ 1.5 ¾
¾ 40 80 mA
¾ 0.1 10 mA
¾ ¾ 1.0 s
¾ 100 ¾ mA
V
mA
MHz
MW
kW
注 2: 動作電源電流は、CVDD/MVDD/DVDD/AVDD電源端子のトータル電流値です。
注 3: 接続する水晶発振子に合わせて定数など設計・検討願います。
注 4: この項目は、CVDD = MVDD = DVDD = AVDD = 3.0~3.6 V、Ta = -40~85°C にて保証。
注 5: この項目は、CVDD = MVDD = DVDD = AVDD = 1.8~3.6 V、Ta = -30~75°C にて保証。
汎用カウンタ
汎用カウンタ
汎用カウンタ汎用カウンタ
項目 記号
周波数範囲 fCT ¾ VIN = 0.2 V
入力振幅範囲 VCT ¾ (注 4) 0.2 ¾ 2.0 V
動作電源電流I
入力アンプ帰還抵抗 R
(CTin)
測定
回路
¾ 汎用カウンタ動作電流, fin = 20 MHz ¾ 0.7 ¾ mA
DD-CT
¾ (CTin) 200 350 1000 kW
fIN
測定条件 最小 標準 最大 単位
(注 4) 0.1 ¾ 20 MHz
P-P
注 4: この項目は、CVDD = MVDD = DVDD = AVDD = 3.0~3.6 V、Ta = -40~85°C にて保証。
14
2003-01-14
P-P

LCD コモン出力
コモン出力/セグメント出力
コモン出力コモン出力
セグメント出力
セグメント出力セグメント出力
(COM1~COM4, S1~S16)
TC94A39FAG/FB
項目 記号
出力電流
バイアス電圧
LCD 動作電源電流 IDD-LCD ¾ LCD ドライバ動作電流 ¾ 50 ¾ mA
“H”レベル I
“L”レベル I
1/2 レベル V
1/3 レベル V
2/3 レベル V
OH1
OL1
BS2
BS1
BS3
測定
回路
V
¾
¾
1.47 1.67 1.87
= 2.9 V (LCD 出力時) ¾ -300 ¾
OH
VOL = 0.4 V (LCD 出力時) ¾ 450 ¾
無負荷
(コモン出力, 1/2バイアス方式設定時)
無負荷 (LCD 出力, 1/3 バイアス方式設定時)
測定条件 最小 標準 最大 単位
2.3 2.5 2.7
3.13 3.33 3.53
I/O ポート
ポート
ポートポート
出力電流
入力リーク電流 ILI ¾
入力電圧
入力プルアップダウン抵抗
(P1-0~P6-3, P8-0, P8-1, P7-0~P7-3)
項目 記号
“H”レベル I
“L”レベル
“H”レベル VIH ¾
“L”レベル V
OH2
I
OL2
I
OL3
R
R
測定
回路
V
¾
V
¾
IL
IN1
IN2
¾
OH
OL
VOL = 0.4 V (P7-0~P7-3) 5 15 ¾
VIH = 3.3 V,
V
IL
V
IH
(P6-0~P6-3, P8-0, P8-1)
プルダウン, プルアップ設定時
(P3-0) テスト入力プルダウン時 ¾ 10 ¾
測定条件 最小 標準 最大 単位
= 2.9 V (P1-0~P6-3 , P8 - 0 , P8-1) -1.0 -2.0 ¾
= 0.4 V (P1-0~P6-3, P8-0, P8-1) 1.0 2.0 ¾
= 0 V (P1-0~P6-3, P8-0, P8-1)
= 5.5 V, VIL = 0 V (P7-0~P7-3) ¾ ¾ ±1.0
¾ 0 ~
¾ ¾ ±1.0
´
V
DD
0.8
25 50 120
~ MV
MV
´ 0.2
DD
DD
AD コンバータ
コンバータ (ADin1~ADin4)
コンバータコンバータ
mA
V
mA
mA
V
kW
項目 記号
アナログ入力電圧範囲 VAD ¾ ADin1~ADin4 0 ~ MV
分解能V
変換総合誤差 ¾ ¾
アナログ入力リーク電流 ILI ¾ VIH = 3.3 V, VIL = 0 V (ADin1~ADin4) ¾ ¾ ±1.0 mA
RES
測定
回路
¾ ¾ ¾ 6 ¾ bit
MVDD = 1.8~3.6 V, Ta = -30~75°C (注 6) ¾ ¾ ±2.0
MV
DD
測定条件 最小 標準 最大 単位
DD
= 2.0~3.6 V, Ta = -40~85°C (注 6) ¾ ¾ ±1.0
注 6: この項目は、CVDD = DVDD = AVDD = 3.0~3.6 V にて保証。
PDO, TMAX, RFGC, TEBC, FMO, DMO, TRO, FOO, SEL 出力
項目 記号
出力電流
出力抵抗
V
出力オン抵抗 Ron ¾ (RFGC, TEBC, FMO, DMO, PDO) ¾ ¾ 500 W
REF
“H”レベル I
“L”レベル I
OH6
R
R
OL4
out3
out4
測定
回路
V
¾
(RFGC, TEBC, FMO, DMO, TRO, FOO) ¾ 3.0 ¾
¾
= 2.9 V (SEL, TMAX) -2.0 ¾ ¾
OH
VOL = 0.4 V (SEL, TMAX) 2.0 ¾ ¾
(PDO) ¾ 5.0 ¾
測定条件 最小 標準 最大 単位
出力
出力出力
V
LSB
mA
kW
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伝達遅延時間
伝達遅延時間
伝達遅延時間伝達遅延時間
TC94A39FAG/FB
(BCK, LRCK, AOUT, DOUT, IPF, SBOK, CLCK, DATA, SFSY, SBSY)
項目 記号
伝達遅延時間
“H”レベル t
“L”レベル t
pLH
pHL
測定
回路
¾ ¾ 10 ¾
¾
測定条件 最小 標準 最大 単位
¾ ¾ 10 ¾
CD プロセッサ
プロセッサ AD 変換部
プロセッサプロセッサ
項目 記号
分解能¾ ¾ (FEI, TEI, RFRP, SBAD) ¾ 8 ¾ bit
サンプリング周波数 ¾ ¾
変換入力レンジ ¾ ¾ AVDD = 3.3 V (FEI, TEI, RFRP, SB AD)
変換部
変換部変換部
(FEI, TEI, RFRP, SBAD)
測定
回路
(FEI, TEI, RFRP) ¾ 176.4 ¾
(SBAD) ¾ 88.2 ¾
測定条件 最小 標準 最大 単位
0.15 ´
AV
DD
¾
0.85 ´
AV
DD
CD プロセッサ
プロセッサ DA変換部
プロセッサプロセッサ
項目 記号
ビット数¾ ¾ (FOO, TRO) ¾ 5 ¾ bit
サンプリング周波数 ¾ ¾ (FOO, TRO) ¾ 2.8 ¾ MHz
変換出力レンジ ¾ ¾ AVDD = 3.3 V (FOO, TRO) AVSS ¾ AV
変換部
変換部変換部
(フォーカストラッキング系
フォーカストラッキング系)
フォーカストラッキング系フォーカストラッキング系
測定
回路
測定条件 最小 標準 最大 単位
DD
CD プロセッサ
プロセッサ PLL/VCO 部部部部
プロセッサプロセッサ
ns
kHz
V
V
項目 記号
入出力信号レンジ ¾ ¾ (LPFN, LPFO) AVSS ¾ AV
周波数特性 ¾ ¾ (LPFN-LPFO) -3dB ポイント (Gain = 1) ¾ 8 ¾ MHz
発振センタ周波数 ¾ ¾ LPFO = V
周波数可変レンジ ¾ ¾
測定
回路
[VCOGSL] bit = “L” -30 ¾ +30
[VCOGSL] bit = “H” -40 ¾ +40
測定条件 最小 標準 最大 単位
¾ 34 ¾ MHz
REF
DD
CD プロセッサ
プロセッサ コンパレータ
プロセッサプロセッサ
項目 記号
入力レンジ ¾ ¾ (TEZI, RFZI) AVSS ¾ AV
ヒステリシス電圧 ¾ ¾ (TEZI, RFZI) V
入力抵抗Z
コンパレータ
コンパレータコンパレータ
¾ (TEZI, RFZI) ¾ 10 ¾ kW
in2
(TEZI, RFZI)
測定
回路
測定条件 最小 標準 最大 単位
基準 -50 ¾ +50 mV
REF
DD
CD プロセッサ
プロセッサ デー
プロセッサプロセッサ
項目 記号
入力振幅¾ ¾ (RFI) V
入力抵抗Z
DAC 分解能 ¾ ¾ (SLCO) R-2R DAC ¾ 6 ¾ bit
DAC 出力変換レンジ ¾ ¾ (SLCO) R-2R DAC
DAC 出力インピーダンス ¾ ¾ (SLCO) R-2R DAC ¾ 2.5 ¾ kW
データスライス回路
タスライス回路
デーデー
タスライス回路タスライス回路
測定
回路
¾ (RFI) CD コマンドにより抵抗設定
in1
(RFI/SLCO)
測定条件 最小 標準 最大 単位
基準 0.6 1.2 2.0 V
REF
¾ 20 ¾
¾ 10 ¾
0.75 ´
V
REF
¾
1.25 ´
V
REF
V
%
V
P-P
kW
V
16
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1 ビット
ビット DA コンバータ
ビットビット
コンバータ
コンバータコンバータ
TC94A39FAG/FB
項目 記号
雑音歪率THD + N ¾ 1 kHz 正弦波、フルスケール入力 ¾ -85 -77 dB
S/N 比
ダイナミックレンジ DR ¾ 1 kHz 正弦波、-60dB 入力換算 83 90 ¾ dB
クロストーク CT ¾ 1 kHz 正弦波、フルスケール入力 ¾ -90 -83 dB
アナログ出力レベル DACout ¾ 1 kHz 正弦波、フルスケール入力 790 825 860 mVrms
S/N (1) 内部ゼロ検出: OFF 85 91 ¾
S/N (2)
測定
回路
¾
内部ゼロ検出: ON 95 100 ¾
測定条件 最小 標準 最大 単位
dB
17
2003-01-14

外形図
外形図
外形図外形図
TC94A39FAG/FB
質量: 0.32 g (標準)
18
2003-01-14

外形図
外形図
外形図外形図
TC94A39FAG/FB
質量: 0.45 g (標準)
19
2003-01-14

TC94A39FAG/FB
当社半導体製品取り扱い上のお願い
当社半導体製品取り扱い上のお願い
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000629TBA
20
2003-01-14