TOSHIBA TC74HC40105AP, TC74HC40105A Technical data

TC74HC40105AP/AF
東芝CMOSデジタル集積回路 シリコン モノリシック
TC74HC40105AP,TC74HC40105AF
4 Bit × 16 Word FIFO Register
TC74HC40105A は、シリコンゲート CMOS 技術を用いた高速 CMOS 4 ビット × 16 ワード ファーストイン·ファーストアウト (FIFO) レジスタです。CMOS の特長である低い消費電力で、高速動
作を実現できます。
レジスタは 4 ビット × 16 ワードの構成で、シフトインクロック (SI) の立ち上がり、シフトアウトクロック ( り 4 ビット単位でデータの書き込み、読み出しが行えます。
DIR “H” のとき書き込みが可能となり、DOR “H” のとき読 み出しが可能です。また、この DIRDOR を用いて簡単にカスケード 接続を行うことができます。
MR 端子を “H” にすることにより、DIR は “H” レベルに、DOR は “L” レベルにセットされます。このときレジスタの内部データは変
データ出力 (Qn) はスリーステート構造を持っており、 “H” にすると Qn はハイインピーダンス状態になります。
すべての入力には静電破壊の防止のために、ダイオードが付加さ れています。
SO ) の立ち下がりによ
OE 端子を
特 長
高速動作 : f
低消費電流 : I
高雑音余裕度 : V
高ファンアウト : LSTTL 10 個を直接駆動可能
(for DIR, DOR) LSTTL 15 個を直接駆動可能
(for Q0~Q3)
対称出力インピーダンス : |I
(for DIR, DOR)
|I (for Q0~Q3)
バランスのとれた遅延時間 : t
広い動作電圧範囲 : V
= 25 MHz (標準) (VCC = 5 V)
max
= 4 μA (最大) (Ta = 25°C)
CC
= V
NIH
| = IOL = 4 mA (最小)
OH
| = IOL = 6 mA (最小)
OH
pLH
(opr) = 2~6 V
CC
= 28% VCC (最小)
NIL
t
pHL
TC74HC40105AP
TC74HC40105AF
質量 DIP16-P-300-2.54A : 1.00 g (標準) SOP16-P-300-1.27A : 0.18 g (標準)
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ピン接続図

TC74HC40105AP/AF
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論理図

ブロック図

TC74HC40105AP/AF

システム図

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タイミング図

TC74HC40105AP/AF
Z: High impedance

動作説明

(1) データ入力
(2) データ出力
(3) マスタリセット
(4) カスケード接続
データは、DIR 出力が “H” のときに SI 入力の立ち上がりで書き込むことができます。このデータは、 ワード・16 から 4 bit 単位でラッチされますが、ワード・1 を通るときに DIR は一瞬 “L” になります。内部 のすべてのワードにデータが入ると DIR “L” に固定され、SI入力に立ち上がりパルスを与えても受け付 けられず、ラッチされたデータは変化しません。
最初のデータが入力されワード・16 にデータがラッチされると、DOR “H” に固定されます。ラッチさ れたデータは DOR “H” のときに タが出力されると DOR は一瞬 “L” になりますが、次のデータがある場合は、すぐこのワードにシフトして くるので、また “H” になります。内部のすべてのワードのデータが出力されると DOR “L” に固定され、
SO 入力の立ち下がりパルスを受け付けなくなります。
OE を “H” にすると出力はハイインピーダンス状態となります。
MR “H” にすると内部のコントロール・ロジック部が初期化されます。DIR “H” になり、DOR “L” になります。レジスタ部には変化ありませんが、ラッチされているデータは無効になります。リセット
状態を解除し、次に一番目のデータを書き込むことによりレジスタの内部データはそのデータに書きかえ られます。
また、SI “H” にしておき MR にパルスを入力すると、データ入力に与えられたデータが出力にそのま まあらわれます。
DOR 出力を次段の SI 入力に接続し、 FIFO レジスタとすることができます。
ビットを拡張する場合には、ワード・1 となる DIR 出力のアンドを DIR とし、最終ワードとなる DOR 出 力のアンドを DOR とします。
ワードの拡張、ビットの拡張、いずれの場合にも、電源が立ち上がった後に MR 入力を “H” にして、マス タリセットをかける必要があります。
SO 入力の立ち下がりで読み出すことができます。ワード・16 のデー
SO 入力に次段からの DIR 出力を接続することにより、n × 16
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