TB62757FUG
東芝 BiCD デジタル集積回路 シリコン モノリシック
TB62757FUG
白色 LED 駆動用 ステップアップ型 DC/DC コンバータ
TB62757FUG は、白色 LED の定電流点灯に最適設計された高効
率ステップアップ型 DC/DCコンバータです。
主にリチウムイオン電池から直列2~6灯の白色LEDを直列点灯可
能です。
本 IC は、コイルのスイッチングに必要な N チャネル MOS FET
トランジスタを内蔵しています。LED 電流 I
ます。
本 IC は、PDA、携帯電話、ハンディターミナル機器の LCD バッ
クライトの LED 光源のドライバに最適です。
なお、本製品は鉛フリー対応製品です。
特 長
• 2~6 灯白色 LED の直列点灯が可能
• 外付け抵抗による LED 電流 I
• 出力電力: 400 mW の LED 負荷対応
• 高効率: 最大効率 87% (推奨部品にて)
• 出力過電圧保護回路内蔵: OVD 端子 = 22 V (標準) 以上でインダクタのスイッチングを停止します。
• 外囲器: SOT23-6（SSOP6-P-0.95B）
• スイッチング周波数: 1.1 MHz (標準)
可変: 20 mA (標準) @R
F
は外付け抵抗で設定し
F
SENS
質量: 0.016 g (標準)
= 16 Ω
1
2007-06-22
ブロック図
TB62757FUG
SW OVD
24
3
V
IN
Over voltage
detection
ピン配置
1
SHDN
(top view)
SHDN
OVD
V
IN
Monostable
multivibrator
for
reference
Circuit
on/off
1
S
2
3
Monostable
multivibrator
for
off time control
6
FB
5
GND
4
SW
CTL
AMP.
Error
AMP.
SHDN
OVD
V
FB
6
5
GND
1
6
FB
S
2
3
IN
5
GND
4
SW
年前半
（第１〜２６週）
年後半
（第２７〜５３週）
注 1: この IC は、180 度反転に実装しますと、IC 破壊に至る可能性がありますので、正確な方向に実装するようお
願いします。
端子説明
No 名称 機能説明
イネーブル信号を入力する端子です。
IC
1 SHDN
2 OVD
3 V
4 SW DC/DC コンバータのスイッチ端子です。スイッチには Nch MOSFET 内蔵です。
5 GND グランド端子です。
6 FB LED I
IN
SHDN
= H でオペレーションモード、SHDN = L でシャットダウンモード
本端子をオープンとしないでください。
過電圧監視です。過電圧を検出した場合、IC はスイッチング動作を停止します。
検出電圧値以下まで電圧値が回復した場合、動作は再開されます。
電源電圧の入力端子です。動作電圧は、2.8~5.5 V です。
を設定する抵抗を接続する端子です。
F
2
2007-06-22
入出力等価回路
TB62757FUG
IN
IN
1
端子
3
5
端子
V
IN
~GND
端子
2. OVD
4. SW
1.
SHDN
SHDN
3. V
V
GND
OVD
SW
端子
2
端子
4
5. FB
FB
端子
6
V
IN
3
2007-06-22
応用回路例
VIN 4.7- 10 µH
TB62757FUG
SW
4
3
V
IN
2.2 µF
Over voltage
detection
Monostable
multivibrator
for
reference
Monostable
multivibrator
for
off time control
CTL
AMP.
2
OVD
1 µF
SHDN
PWM
Circuit
on/off
1
Error
AMP.
6
FB
5
GND
LED オープン時の保護
(OVD
機能
)
LED がオープンになった場合の過電圧保護に OVD 端子が有効です。
LED 負荷が外れた場合には、過電圧出力を検出し、NchMOS のスイッチング動作を停止します。
(* 検出電圧値以下まで電圧値が回復した場合、動作は再開されます)
16 Ω@20 mA
4
2007-06-22
コンデンサの設定
TB62757FUG
SHDN 端子に PWM を入力して調光を行わない場合は、C
SHDN 端子に PWM を入力して調光を行う場合は、C
= 2.2 (µF), C2 = 1.0 (µF) 以上を推奨します。
1
= 4.7 (µF) 以上, C2 = 0.1 (µF) 以下を推奨します。
1
調光制御によってはコンデンサの推奨値が変わります。(次ページ以降「調光制御」参照)。
これは、入力電流変動を減らし調光精度を上げるためです。
外付けインダクタの設定
LED の点灯数に応じ、以下の値を参考に適切なインダクタを選択してください。
LED 数 インダクタ定数 備考
2
3
4 6.8 µH
5 8.1 µH
6 10 µH
4.7
µH
LED
電流 I
= 20 mA
F
LED 電流 IFの設定
FB 端子 ⎯ GND 間抵抗 R
抵抗値によって、平均出力電流 I
平均設定電流 I
I
= (325 [mV]/R
F
(mA) は、以下で概算されます。
F
[Ω])
SENS
電流値誤差は±5%です。
(Ω) は、出力電流の設定用抵抗です。
SENS
(mA) の設定が可能です。
F
5
2007-06-22
調光制御
4 種類の調光制御回路を推奨します。
1)
SHDN 端子に PWM 信号を入力
SHDN 端子へ PWM 信号を入力することにより、電流調整を行うことが可能です。
[注意点]
<<PWM 入力の最低 ON 時間について>>
• PWM 入力を行った際の最低 ON および OFF 時間は 33 µs 以上としてください。
• 上記数値を満たす Duty 比に設定してください。
例) PWM 周波数 = 1 kHz の場合
1 kHz = 1 ms (100%の PWM 幅)
よって、1%当たり 10 µs の時間となるので、33 µs 以上のパルス幅を確保するためには
33 µs ÷ 10 µs = 3.3%
の ON および OFF 時間が必要
よって、設定可能な Duty 比は 3.3%~96.7%
TB62757FUG
ON 時間 確保
33 µs 以上 = 3.3%
設定可能な Duty 幅
1 ms (1 kHz) = 100%
OFF 時間 確保
<<PWM 周波数について>>
• PWM 周波数は 100 Hz~10 kHz を推奨いたします。ただし、この周波数は可聴域ですので基板実装時
に可聴音が発生する恐れがあります。
<<外付けコンデンサ定数について>>
• 調光時の入力電流変動および、調光制御の精度を上げるために、C
下を推奨します。
• PWM 信号の OFF 時に C
よって、実際の値は理論計算式と比べて誤差が生じます。
<<PWM 入力信号について>>
• PWM 信号の振幅は
<<入力電流のラッシュカレントについて>>
SHDN
•
その結果、ON 時に C
コンデンサの選定には充分注意してください。
<<PWM 入力による電流値計算方法: 理論式>>
端子に PWM 信号を入力する方式で調光を行った場合、本 IC は ON/OFF を繰り返します。
)mA(
I
F
=
から電荷が抜ける時間は定数に依存します。
2
SHDN 端子の入力仕様の条件内でご使用ください。
へ電荷を供給するラッシュカレントが発生します。
2
×
R
SENS
Ω
[%]DutyON]mV[325
比時の
][
(3.3%~96.7%)
33
µs 以上 = 3.3%
= 4.7 (µF)以上，C2 = 0.1 (µF) 以
1
6
2007-06-22
<参考データ>
条件: V
= 3.6 V, L = 6.8 µH, 4LEDs, R
IN
(1) C
= 4.7 µF, C2 = 0.1 µF
1
TB62737FUG
25
20
15
10
5
ErrorwithIdealValue[%]
0
0 20406080100
ONDutywidth[%]V.S.ErrorwithIdealValue
TB62757FUG
ONDutywidth[%]
(2) C1 = 4.7 µF, C2 = 0.47 µF
TB62737FUG
ONDutywidth[%]V.S.ErrorwithIdealValue
25
20
15
10
5
ErrorwithIdealValue[%]
0
0 20406080100
TB62757FUG
ONDutywidth[%]
= 16 mΩ@IF = 20 mA
SENS
500kHz
1kHz
2kHz
4kHz
8kHz
12kHz
500kHz
1kHz
2kHz
4kHz
8kHz
12kHz
TB62757FUG
Wave Form
SHDN
VOUT
I
IN
Wave Form
SHDN
VOUT
I
IN
(3) C1 = 4.7 µF, C2 = 1.0 µF
TB62737FUG
ONDutywidth[%]V.S.ErrorwithIdealValue
25
20
15
10
5
ErrorwithIdealValue[%]
0
0 20406080100
(4) C1 = 2.2 µF, C2 = 1.0 µF
ONDutywidth[%]V.S.ErrorwithIdealValue
25
20
15
10
5
ErrorwithIdealValue[%]
0
0 20406080100
TB62757FUG
ONDutywidth[%]
TB62737FUG
TB62757FUG
ONDutywidth[%]
500kHz
1kHz
2kHz
4kHz
8kHz
12kHz
500kHz
1kHz
2kHz
4kHz
8kHz
12kHz
Wave Form
SHDN
VOUT
I
IN
Wave Form
SHDN
VOUT
I
IN
7
2007-06-22
<推奨回路例>
V
=
IN
2.8~5.5 V
TB62757FUG
S-Di6.8 µH
PWM 信号
V
IN
SHDN
= 4.7 µF
1
C
GND
SW
OVD
FB
SENS
R
= 0.1 µF
2
C
= 16 Ω
8
2007-06-22
2) FB 端子にアナログ電圧を入力
FB 端子へアナログ電圧を印加することにより、電流調整を行うことが可能です。
この方式を用いた場合、IC の ON/OFF を行わないため、ラッシュカレントを抑えることが可能です。
[注意点]
•
アナログ電圧入力値が 0 V~325 mV (typ.) の間は R
で設定した 100%電流値を超える LED 電流が流
SENS
れます。
例) アナログ電圧 = 0~2.2 V で設定した場合 (参考値)
部品定数は推奨回路図参照
TB62757FUG
印加電圧 (V) 設定電流との比較
未接続 (OFF) 100%
<推奨回路例>
0 116.0%
0.2 106.5%
0.4 95.4%
0.6 84.5%
0.8 73.6%
1 59.9%
1.2 48.4%
1.4 37.4%
1.6 26.6%
1.8 15.9%
2 5.8%
2.2 0.0%
V
=
IN
2.8~5.5 V
TB62757FUG
TB62737FUG
FB端子にアナログ電圧を入力
140.0%
120.0%
100.0%
80.0%
60.0%
設定電流比(%)
40.0%
20.0%
0.0%
0 0.5 1 1.5 2 2.5
InputVoltage
S-Di6.8 µH
V
IN
SHDN
= 2.2 µF
1
C
GND
SW
OVD
FB
16 kΩ
SENS
R
= 1.0 µF
2
C
= 16 Ω
82 kΩ
アナログ電圧
9
2007-06-22
TB62757FUG
3) FB 端子にフィルタをかけた PWM 信号を入力
推奨回路に示す RC フィルタを用いれば、PWM 信号はアナログ電圧とみなすことが可能となり、電流調整を行う
ことが可能です。
この方式を用いた場合、IC の ON/OFF を行わないためラッシュカレントを抑えることが可能です。
[注意点]
• RC フィルタ後の電圧値が 0 V~325 mV (typ.) の間は R
が流れます。
例) PWM 信号の ON 時の電圧 = 2 V で設定した場合 (参考値)
部品定数は推奨回路図参照
印加電圧 (V) 設定電流との比較
未接続 (OFF) 100%
0 116.1%
10% 105.3%
20% 95.1%
30% 84.8%
40% 74.6%
50% 64.0%
60% 53.8%
70% 43.7%
80% 34.0%
90% 24.2%
100% 13.3%
<推奨回路例>
V
=
IN
2.8~5.5 V
S-Di6.8 µH
140.0%
120.0%
100.0%
設定電流比(%)
で設定した 100%電流値を超える LED 電流
SENS
TB62737FUG
TB62757FUG
FB端子にRCフィルタを用いたPWM信号を入力
80.0%
60.0%
40.0%
20.0%
0.0%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
TB62757FUG
PWMDuty(%)
VIN SW
SHDN
= 2.2 µF
1
C
GND
OVD
FB
16 kΩ
82 kΩ
0.1 µF
SENS
R
= 16 Ω
= 1.0 µF
2
C
10 kΩ
PWM 信号
10
2007-06-22
4) ロジック信号を入力
推奨回路に示すとおり、ロジック信号で LED 電流を制御することが可能です。
ロジック信号で ON させた NchMOS のドレインに接続された抵抗と R
す。
平均設定電流 I
I
= ( 325 [mV]/抵抗の合計値 [Ω])
F
(mA) は、以下で概算されます。
F
<推奨回路例>
=
V
IN
2.8~5.5 V
VIN SW
SHDN
S-Di6.8 µH
OVD
TB62757FUG
の抵抗の合計値で電流が設定されま
SENS
= 2.2 µF
1
C
GND
FB
ロジック信号
M1 M2 LED 電流値
OFF OFF
]mV[325
R
×
]mV[325
][1R][
SENS
ON OFF
OFF ON
ON ON
R
]mV[325
×
R1 R2
R
SENS
R
SENS
R
SENS
R
SENS
×
R
SENS
R
SENSSENS
= 1.0 µF
2
SENS
M2M1
Ω
= 16 Ω
R
]mV[325
][
Ω+Ω
Ω×Ω
C
][1R][
][1R][
][2R][
Ω+Ω
][2R][
Ω×Ω
][2R][1R][2R][
Ω×Ω+Ω×Ω+Ω×Ω
][2R][1R][
Ω×Ω×Ω
11
2007-06-22
TB62757FUG
絶対最大定格
電源電圧 V
入力端子電圧
スイッチング端子電圧 V
許容損失 P
飽和熱抵抗 R
動作温度範囲 T
保存温度範囲 T
最大接合部温度 T
特に記載がない場合は
(
項目 記号 定格 単位
V
O
, Ta = 25°C)
IN
−0.3~+V
SHDN
(SW) −0.3~24 V
D
th (j-a)
opr
stg
0.47 (
−40~+85 °C
−55~+150 °C
j
−0.3~+6.0 V
+ 0.3 (注 1) V
IN
0.41 (単体)
基板実装時) (注 2)
300 (単体)
基板実装時)
260 (
150 °C
W
°C/W
注 1: ただし、6 V は超えないこと。
注 2: 許容損失は、周囲温度が 25°C を 1°C 超えるごとに、3.8 mW/°C を最大定格値から差し引かなければなりませ
ん (基板実装時)。
推奨動作条件
特に記載がない場合は
(
, Ta = −40~85°C)
項目 記号 測定条件 最小 標準 最大 単位
電源電圧 V
SHDN 端子入力パルス幅 tpw “H”, “L” パルス共 33 ⎯ ⎯ µs
設定 LED 電流 I
2.8 ⎯ 5.5 V
IN
F1
= 3.6 V, R
V
IN
LED 4
灯点灯, Ta = 25°C
SENS
= 16 Ω
⎯ 20 ⎯ mA
電気的特性
電源電圧 V
動作時消費電流 I
静止時消費電流 I
SHDN 端子高レベル入力電圧
SHDN
SHDN 端子電流
内蔵 MOS-Tr
スイッチング周波数
スイッチング端子保護電圧 V
スイッチング端子電流 I
スイッチング端子リーク電流 I
帰還電圧
(FB
電源変動
(FB
OVD 端子動作電圧 V
OVD 端子リーク電流 I
特に記載がない場合は
(
項目 記号 測定条件 最小 標準 最大 単位
端子低レベル入力電圧
端子)
端子)
, Ta = 25°C, VIN = 2.8~5.5 V)
2.8 ⎯ 5.5 V
IN
(On) VIN = 3.6 V, R
IN
(Off) VIN = 3.6 V,
IN
V
V
OZ
1.3 ⎯ VINV
HSHDN
0 ⎯ 0.4 V
LSHDN
VIN = 3.6 V,
I
SHDN
f
VIN = 3.6 V,
OSC
(SW) ⎯ ⎯ 25 ⎯ V
O
(SW) ⎯ ⎯ 400 ⎯ mA
(A) ⎯ ⎯ 0.5 1 µA
OZ
VFB V
∆VFB
⎯ 19 22 23.5 V
OVD
V
OVD
= 3.6 V, R
IN
= 3.6 V 基準
V
IN
V
= 3.0~5.0 V
IN
= 16 V ⎯ 0.5 1 µA
OVD
= 16 Ω ⎯ 0.9 1.5 mA
SENS
= 0 V ⎯ 0.5 1.0 µA
V
SHDN
= 3.6 V or 0 V −10 0 10 µA
V
SHDN
= 3.6 V 0.77 1.1 1.43 MHz
V
SHDN
= 16 Ω, L = 6.8 µH 308 325 342 mV
SENS
−5 ⎯ 5 %
12
2007-06-22
応用回路例 1 薄型コイルによる評価結果例 (参考値)
•
=
V
IN
2.8~5.5 V
VIN SW
SHDN
= 2.2 µF
1
C
GND
35
30
25
IF (mA)
20
IOU T(mA)
15
10
2.8 3.1 3.4 3.7 4 4.3 4.6 4.9 5.2 5.5
Input Voltage - Efficiency/Output Current
2LED Drive, L=4.7µH
VIN(V)
35
30
25
IF (mA)
20
IOU T(mA)
15
10
2.8 3 .1 3.4 3.7 4 4.3 4 .6 4.9 5.2 5 .5
Input Voltage - Efficiency/Output Current
3LED Drive, L=6.8µH
VIN(V)
35
30
25
IF (mA)
20
IOU T(mA)
15
10
2.8 3.1 3.4 3.7 4 4.3 4.6 4 .9 5.2 5.5
Input Voltage - Efficiency/Output Current
4LED Drive, L=6.8µH
VIN(V)
* 5 灯、6 灯時のVOUT 電圧はOVD 検出電圧以下が前提となります。(VOUT < 19 V 以下)
OVD
FB
IOU T
IF
Efficiency
IOU T
IF
Efficiency
IOU T
IF
Efficiency
S-Di L1
評価条件 (Ta = 25°C)
WLED
灯
2~6
= 1.0 µF
2
C
= 16 Ω
35
30
25
IF (mA)
20
IOU T(mA)
15
10
2.8 3 .1 3.4 3.7 4 4 .3 4.6 4 .9 5.2 5.5
35
30
25
IF (mA)
20
IOU T(mA)
15
10
2.8 3 .1 3.4 3.7 4 4 .3 4.6 4 .9 5.2 5.5
100
90
80
70
60
50
100
90
80
70
60
50
SENS
R
Efficiency(%)
Efficiency(%)
<測定データ>
V
= 2.8~5.5 V 範囲の効率
IN
100
90
80
70
60
50
Efficiency(%)
V
効率 (%) 平均 (%)
LED2 灯 82.60~88.46 86.29
LED3 灯 82.69~87.78 85.95
LED4 灯 80.73~86.22 83.05
LED5 灯 80.73~87.28 83.45
LED6 灯 79.78~85.55 81.15
= 3.0~5.0 V 範囲の出力電流電源変動 (VIN = 3.6 V 基準)
IN
LED2 灯 21.13 −3.50 1.77
LED3 灯 20.60 −1.95 1.38
LED4 灯 20.87 −1.75 1.11
LED5 灯 20.06 −1.81 1.15
LED6 灯 19.90 −1.95 1.28
TB62757FUG
: CXLD120 シリーズ (株式会社 NEO MAX)
L
1
(
: TDK 株式会社 C2012JB1E225K
C
1
: TDK 株式会社 C2012JB1E105K
C
2
S-Di :
WLED :
Input Voltage - Efficiency/Output Current
Input Voltage - Efficiency/Output Current
サイズ: 2.5 mm × 3.0 mm × 1.2 mm)
株式会社東芝 CUS02 1 A/30 V
日亜化学工業株式会社 NSCW215T
5LED Drive, L=10µH
IOU T
IF
Efficiency
VIN(V)
6LED Drive, L=10µH
IOU T
IF
Efficiency
VIN(V)
出力電流 (mA)
= 3.6 V
V
IN
電源変動率 (%)
Min Max
100
90
80
70
60
50
100
90
80
70
60
50
Efficiency(%)
Efficiency(%)
注: 応用回路例は、参考例であり、量産設計に際しては、十分な評価を行ってください。
13
2007-06-22
応用回路例 2 薄型コイルによる評価結果例 (参考値)
•
=
V
IN
2.8~5.5 V
VIN SW
SHDN
= 2.2 µF
1
C
GND
35
30
25
IF (mA)
20
IOUT(mA )
15
10
2.8 3.1 3.4 3 .7 4 4.3 4 .6 4.9 5.2 5.5
Input Voltage - Efficiency/Output Current
2LED Drive, L=4.7µH
VIN(V)
35
30
25
IF (mA)
20
IOU T(mA )
15
10
2.8 3 .1 3.4 3.7 4 4.3 4.6 4.9 5.2 5.5
Input Voltage - Efficiency/Output Current
3LED Drive, L=6.8µH
VIN(V)
35
30
25
IF (mA)
20
IOU T(mA )
15
10
2.8 3 .1 3 .4 3.7 4 4.3 4 .6 4 .9 5.2 5 .5
Input Voltage - Efficiency/Output Current
4LED Drive, L=6.8µH
VIN(V)
* 5 灯、6 灯時のVOUT 電圧はOVD 検出電圧以下が前提となります。(VOUT < 19 V 以下)
OVD
FB
IOU T
IF
Efficiency
IOU T
IF
Efficiency
IOU T
IF
Efficiency
S-Di L1
評価条件 (Ta = 25°C)
WLED
灯
2~6
= 1.0 µF
2
C
= 16 Ω
35
30
25
IF (mA)
20
IOU T(mA )
15
10
2.8 3 .1 3.4 3.7 4 4.3 4 .6 4.9 5 .2 5 .5
35
30
25
IF (mA)
20
IOU T(mA )
15
10
2.8 3.1 3.4 3.7 4 4 .3 4.6 4 .9 5.2 5.5
100
90
80
70
60
50
100
90
80
70
60
50
SENS
R
Efficiency(%)
Efficiency(%)
<測定データ>
V
= 2.8~5.5 V 範囲の効率
IN
100
90
80
70
60
50
Efficiency(%)
V
効率 (%) 平均 (%)
LED2 灯 83.10~88.60 86.55
LED3 灯 81.32~86.47 84.54
LED4 灯 79.15~84.63 81.30
LED5 灯 79.72~86.39 82.87
LED6 灯 78.91~85.10 80.47
= 3.0~5.0 V 範囲の出力電流電源変動 (VIN = 3.6 V 基準)
IN
LED2 灯 21.17 −3.32 1.73
LED3 灯 20.85 −1.95 1.38
LED4 灯 20.56 −1.79 1.15
LED5 灯 20.10 −1.82 1.22
LED6 灯 19.95 −1.94 1.26
TB62757FUG
: 1001AS シリーズ (東光株式会社)
L
1
(
: TDK 株式会社 C2012JB1E225K
C
1
: TDK 株式会社 C2012JB1E105K
C
2
S-Di :
WLED :
Input Voltage - Efficiency/Output Current
Input Voltage - Efficiency/Output Current
サイズ: 3.6 mm × 3.6 mm × 1.2 mm)
株式会社東芝 CUS02 1 A/30 V
日亜化学工業株式会社 NSCW215T
5LED Drive, L=10µH
IOU T
IF
Efficiency
VIN(V)
6LED Drive, L=10µH
IOU T
IF
Efficiency
VIN(V)
出力電流 (mA)
= 3.6 V
V
IN
電源変動率 (%)
Min Max
100
90
80
70
60
50
100
90
80
70
60
50
Efficiency(%)
Efficiency(%)
注: 応用回路例は、参考例であり、量産設計に際しては、十分な評価を行ってください。
14
2007-06-22
応用回路例 3 薄型コイルによる評価結果例 (参考値)
•
=
V
IN
2.8~5.5 V
VIN SW
SHDN
= 2.2 µF
1
C
GND
35
30
25
IF (mA)
20
IOU T(mA )
15
10
2.8 3.1 3 .4 3 .7 4 4 .3 4.6 4.9 5.2 5.5
Input Voltage - Efficiency/Output Current
2LED Drive, L=4.7µH
VIN(V)
35
30
25
IF (mA)
20
IOUT(mA )
15
10
2.8 3 .1 3.4 3.7 4 4 .3 4.6 4 .9 5.2 5.5
Input Voltage - Efficiency/Output Current
3LED Drive, L=6.8µH
VIN(V)
35
30
25
IF (mA)
20
IOU T(mA)
15
10
2.8 3 .1 3.4 3 .7 4 4 .3 4.6 4 .9 5.2 5 .5
Input Voltage - Efficiency/Output Current
4LED Drive, L=6.8µH
VIN(V)
* 5 灯、6 灯時のVOUT 電圧はOVD 検出電圧以下が前提となります。(VOUT < 19 V 以下)
OVD
FB
IOU T
IF
Effi cie ncy
IOU T
IF
Efficiency
IOU T
IF
Efficiency
S-Di L1
評価条件 (Ta = 25°C)
WLED
灯
2~6
= 1.0 µF
2
C
= 16 Ω
35
30
25
IF (mA)
20
IOU T(mA)
15
10
2.8 3 .1 3.4 3 .7 4 4 .3 4.6 4 .9 5.2 5 .5
35
30
25
IF (mA)
20
IOU T(mA)
15
10
2.8 3 .1 3.4 3 .7 4 4.3 4.6 4 .9 5.2 5.5
100
90
80
70
60
50
100
90
80
70
60
50
SENS
R
Efficiency(%)
Efficiency(%)
<測定データ>
V
= 2.8~5.5 V 範囲の効率
IN
100
90
80
70
60
50
Efficiency(%)
V
効率 (%) 平均 (%)
LED2 灯 82.37~88.70 86.38
LED3 灯 80.19~86.55 84.12
LED4 灯 78.11~84.54 80.16
LED5 灯 74.79~84.94 79.94
LED6 灯 74.14~83.47 77.17
= 3.0~5.0 V 範囲の出力電流電源変動 (VIN = 3.6 V 基準)
IN
LED2 灯 21.19 −3.26 1.69
LED3 灯 20.90 −1.87 2.17
LED4 灯 20.63 −1.78 1.01
LED5 灯 20.09 −1.88 1.25
LED6 灯 19.93 −1.99 1.07
TB62757FUG
: LQH2M シリーズ (株式会社村田製作所)
L
1
(
: TDK 株式会社 C2012JB1E225K
C
1
: TDK 株式会社 C2012JB1E105K
C
2
S-Di :
WLED :
Input Voltage - Efficiency/Output Current
Input Voltage - Efficiency/Output Current
サイズ: 2.0 mm × 1.6 mm × 0.95 mm)
株式会社東芝 CUS02 1 A/30 V
日亜化学工業株式会社 NSCW215T
5LED Drive, L=10µH
IOU T
IF
Efficiency
VIN(V)
6LED Drive, L=10µH
IOU T
IF
Efficiency
VIN(V)
出力電流 (mA)
= 3.6 V
V
IN
電源変動率 (%)
Min Max
100
90
80
70
60
50
100
90
80
70
60
50
Efficiency(%)
Efficiency(%)
注: 応用回路例は、参考例であり、量産設計に際しては、十分な評価を行ってください。
15
2007-06-22
応用回路例 4 薄型コイルによる評価結果例 (参考値)
•
=
V
IN
2.8~5.5 V
VIN SW
SHDN
= 2.2 µF
1
C
GND
35
30
25
IF (mA)
20
IOU T(mA )
15
10
2.8 3.1 3.4 3.7 4 4.3 4 .6 4.9 5.2 5.5
Input Volta ge - Effi cie ncy/Output C urrent
2LED Drive, L=4.7µH
VIN(V)
35
30
25
IF (mA)
20
IOUT(mA )
15
10
2.8 3.1 3.4 3.7 4 4 .3 4 .6 4.9 5.2 5.5
Input Voltage - Efficiency/Output Current
3LED Drive, L=6.8µH
VIN(V)
35
30
25
IF (mA)
20
IOU T(mA)
15
10
2.8 3.1 3 .4 3.7 4 4.3 4 .6 4.9 5.2 5.5
Input Voltage - Efficiency/Output Current
4LED Drive, L=6.8µH
VIN(V)
* 5 灯、6 灯時のVOUT 電圧はOVD 検出電圧以下が前提となります。(VOUT < 19 V 以下)
OVD
FB
IO UT
IF
Efficiency
IOU T
IF
Efficiency
IOU T
IF
Efficiency
S-Di L1
評価条件 (Ta = 25°C)
WLED
灯
2~6
= 1.0 µF
2
C
= 16 Ω
35
30
25
IF (mA)
20
IOU T(mA)
15
10
2.8 3 .1 3.4 3.7 4 4.3 4.6 4.9 5 .2 5.5
35
30
25
IF (mA)
20
IOU T(mA)
15
10
2.8 3 .1 3.4 3.7 4 4.3 4.6 4.9 5 .2 5.5
100
90
80
70
60
50
100
90
80
70
60
50
SENS
R
Efficiency(%)
Efficiency(%)
<測定データ>
V
= 2.8~5.5 V 範囲の効率
IN
100
90
80
70
60
50
Efficiency(%)
V
効率 (%) 平均 (%)
LED2 灯 79.85~86.97 84.02
LED3 灯 80.19~85.32 83.39
LED4 灯 78.77~83.60 80.69
LED5 灯 79.72~86.39 82.87
LED6 灯 78.91~85.10 80.49
= 3.0~5.0 V 範囲の出力電流電源変動 (VIN = 3.6 V 基準)
IN
LED2 灯 21.19 −3.08 1.67
LED3 灯 20.89 −1.86 1.33
LED4 灯 20.64 −1.68 1.11
LED5 灯 20.10 −1.82 1.22
LED6 灯 19.95 −1.94 1.26
TB62757FUG
: VLF3010A シリーズ (TDK 株式会社)
L
1
(
: TDK 株式会社 C2012JB1E225K
C
1
: TDK 株式会社 C2012JB1E105K
C
2
S-Di :
WLED :
Input Voltage - Efficiency/Output Current
Input Voltage - Efficiency/Output Current
サイズ: 3.0 mm × 3.0 mm × 1.0 mm)
株式会社東芝 CUS02 1 A/30 V
日亜化学工業株式会社 NSCW215T
5LED Drive, L=10µH
IOU T
IF
Efficiency
VIN(V)
6LED Drive, L=10µH
IOU T
IF
Efficiency
VIN(V)
出力電流 (mA)
= 3.6 V
V
IN
電源変動率 (%)
Min Max
100
90
80
70
60
50
100
90
80
70
60
50
Efficiency(%)
Efficiency(%)
注: 応用回路例は、参考例であり、量産設計に際しては、十分な評価を行ってください。
16
2007-06-22
応用回路例 5 薄型コイルによる評価結果例 (参考値)
•
=
V
IN
2.8~5.5 V
VIN SW
SHDN
= 2.2 µF
1
C
GND
35
30
25
20
IF (mA)
出力電流(mA)
15
10
2.8 3.1 3.4 3.7 4 4. 3 4.6 4.9 5.2 5.5
入力電圧-効率/出力電流
LED4灯,L=5.1μH
VIN(V)
35
30
25
20
IF (mA)
出力電流(mA)
15
10
2.8 3.1 3.4 3.7 4 4.3 4.6 4.9 5.2 5.5
入力電圧-効率/出力電流
LED2灯,L=5.1μH
VIN(V)
OVD
FB
Iout
IF
Efficiency
Iout
IF
Efficiency
S-Di L1
評価条件 (Ta = 25°C)
WLED
灯
2~4
= 1.0 µF
2
C
= 16 Ω
35
30
25
IF (mA)
20
出力電流(mA)
15
10
2.8 3.1 3.4 3.7 4 4. 3 4.6 4.9 5.2 5.5
100
90
80
70
60
50
SENS
R
効率(%)
<測定データ>
V
= 2.8~5.5 V 範囲の効率
IN
100
90
80
70
60
50
効率(%)
V
効率 (%) 平均 (%)
LED2 灯 83.08~89.23 86.73
LED3 灯 79.02~86.30 83.52
LED4 灯 75.75~83.83 80.78
= 3.0~5.0 V 範囲の出力電流電源変動 (VIN = 3.6 V 基準)
IN
LED2 灯 21.06 −2.46 4.02
LED3 灯 20.57 −2.39 2.94
LED4 灯 20.22 −2.28 2.65
TB62757FUG
: 32R51 (KOA 株式会社)
L
1
(
: TDK 株式会社 C2012JB1E225K
C
1
: TDK 株式会社 C2012JB1E105K
C
2
S-Di :
WLED :
サイズ: 3.2 mm × 2.5 mm × 0.6 mm)
株式会社東芝 CUS02 1 A/30 V
日亜化学工業株式会社 NSCW215T
入力電圧-効率/出力電流
LED3灯,L=5.1μH
Iout
IF
Efficiency
VIN(V)
出力電流 (mA)
= 3.6 V
V
IN
電源変動率 (%)
Min Max
100
90
80
70
60
50
効率(%)
注: 応用回路例は、参考例であり、量産設計に際しては、十分な評価を行ってください。
17
2007-06-22
外形図
TB62757FUG
質量: 0.016 g (標準)
18
2007-06-22
記載内容の留意点
1. ブロック図
ブロック図内の機能ブロック/回路/定数などは、機能を説明するため、一部省略・簡略化している場合がありま
す。
2. 等価回路
等価回路は、回路を説明するため、一部省略・簡略化している場合があります。
3. 応用回路例
応用回路例は、参考例であり、量産設計に際しては、十分な評価を行ってください。
また、工業所有権の使用の許諾を行うものではありません。
4. 測定回路図
測定回路内の部品は、特性確認のために使用しているものであり、応用機器の誤動作や故障が発生しないことを
保証するものではありません。
使用上のご注意
TB62757FUG
(1) 絶対最大定格は複数の定格の、どの一つの値も瞬時たりとも超えてはならない規格です。
複数の定格のいずれに対しても超えることができません。
絶対最大定格を超えると破壊、損傷および劣化の原因となり、破裂・燃焼による傷害を負うことがありま
す。
(2)
過電流の発生や IC の故障の場合に大電流が流れ続けないように、適切な電源ヒューズを使用してください。
IC は絶対最大定格を超えた使い方、誤った配線、および配線や負荷から誘起される異常パルスノイズなど
が原因で破壊することがあり、この結果、ICに大電流が流れ続けることで、発煙・発火に至ることがあり
ます。破壊における大電流の流出入を想定し、影響を最小限にするため、ヒューズの容量や溶断時間、挿
入回路位置などの適切な設定が必要となります。
(3)
モータの駆動など、コイルのような誘導性負荷がある場合、ON時の突入電流や OFF 時の逆起電力による
負極性の電流に起因するデバイスの誤動作あるいは破壊を防止するための保護回路を接続してください。
IC が破壊した場合、傷害を負ったり発煙・発火に至ることがあります。
保護機能が内蔵されている IC には、安定した電源を使用してください。電源が不安定な場合、保護機能が
動作せず、IC が破壊することがあります。IC の破壊により、傷害を負ったり発煙・発火に至ることがあ
ります。
(4)
デバイスの逆差し、差し違い、または電源のプラスとマイナスの逆接続はしないでください。電流や消費
電力が絶対最大定格を超え、破壊、損傷および劣化の原因になるだけでなく、破裂・燃焼により傷害を負
うことがあります。なお、逆差しおよび差し違いのままで通電したデバイスは使用しないでください。
(5)
パワーアンプおよびレギュレータなどの外部部品 (入力および負帰還コンデンサなど) や負荷部品 (ス
ピーカなど) の選定は十分に考慮してください。
入力および負帰還コンデンサなどのリーク電流が大きい場合には、IC の出力 DC 電圧が大きくなります。
この出力電圧を入力耐電圧が低いスピーカに接続すると、過電流の発生や IC の故障によりスピーカの発
煙・発火に至ることがあります。(IC 自体も発煙・発火する場合があります。) 特に出力 DC 電圧を直接ス
ピーカに入力する BTL (Bridge Tied Load) 接続方式の IC を用いる際は留意が必要です。
19
2007-06-22
TB62757FUG
使用上の留意点
(1) 放熱設計
(2)
逆起電力
パワーアンプ、レギュレータ、ドライバなどの、大電流が流出入する IC の使用に際しては、適切な放熱を
行い、規定接合温度 (Tj) 以下になるように設計してください。これらの IC は通常使用時においても、自
己発熱をします。IC 放熱設計が不十分な場合、IC の寿命の低下・特性劣化・破壊が発生することがあり
ます。
また、IC の発熱に伴い、周辺に使用されている部品への影響も考慮して設計してください。
モータを逆転やストップ、急減速を行った場合に、モータの逆起電力の影響でモータからモータ側電源へ
電流が流れ込みますので、電源の Sink 能力が小さい場合、IC のモータ側電源端子、出力端子が定格以上
に上昇する恐れがあります。
逆起電力によりモータ側電源端子、出力端子が定格電圧を超えないように設計してください。
20
2007-06-22
TB62757FUG
21
2007-06-22
Loading...