3
安
全
の
た
め
ご
使
用
前
に
使
い
か
た
お
手
入
れ
お
困
り
の
と
き
ア
フ
タ
ー
サ
ー
ビ
ス
2
●
このたびは東芝冷凍冷蔵庫をお買い上げいただきまして、まことにありがとうございました。
●
この商品を安全に正しく使用していただくために、お使いになる前にこの取扱説明書をよくお読みになり十分に理
解してください。
●
お読みになったあとは、いつも手元においてご使用ください。
●
保証書を必ずお受け取りください。
もくじ
安
全
の
た
め
ご
使
用
前
に
使
い
か
た
お
手
入
れ
お
困
り
の
と
き
ア
フ
タ
ー
サ
ー
ビ
ス
GR-374BKLをお買い上げのお客様へ
この説明書はGR-374BKで説明していますが、
GR-374BKLは扉の開き方向が異なるだけで
ご使用方法は同じです。
一気冷凍・一気製氷の2つの機能が付き、フリ
ージングや製氷時間を短縮します。
(一気冷凍……17ページ参照)
(一気製氷……19ページ参照)
冷気の通路にハニカム抗菌加工を施した低
温触媒を配置。
庫内の臭気を脱臭し、クリーンに保ちます。
●
冷蔵室扉はタッチスイッチを軽く押すだけで、扉
が開きます。(7ページ参照)
冷蔵室の天井に設けた吹出し口から冷気を
吹出すので、扉を閉めているときは庫内の
温度ムラを防ぎ、扉を開けても10秒間は冷
気を吹出し、庫内の冷気漏れを防ぎます。
ツイン冷却器を採用し、庫内温度の変化に
応じて、冷却器用ファンの回転数を制御し
ています。
一気冷凍、一気製氷
自動製氷機
●
給水タンクに水を入れセットするだけで
自動的に氷をつくります。
(18ページ参照)
●
給水タンクや給水経路がお手入れできる
機構ですので、清潔にお使いいただけま
す。
エアーカーテン
低温触媒脱臭
電動タッチオープンドア
静音・節電運転
付属部品の取りはずしかた
…24〜25
お手入れ …………………26〜27
運転から食品を入れるまで………7
据えつけかた …………………8〜9
操作パネルと温度調節 …………10
食品の貯蔵場所 …………………11
こんな機能があります …………12
便利メモ …………………………13
冷蔵室 ……………………14〜15
野菜室 ……………………………16
冷凍室 ……………………………17
自動製氷機 ………………18〜22
このようなときには
(自動製氷機)
…23
お調べください …………28〜29
こんなときには …………………30
仕様 ………………………………31
保証とアフターサービス ………32
安全上のご注意 ………4〜6
安
全
の
た
め
54
安
全
上
の
ご
注
意
つづく…
上に水など液体の入った容器や物を置か
ない
こぼれた水などで電気
絶縁が悪くなり、火災・感電
の原因になります。また、落下しけがをする原因
になります。
可燃性スプレーを近くで使わない
引火して火災の原因になります。
庫内灯を交換するときは、電源プラグを
抜く
抜かずに行なうと感電の原因になります。
警告
電源プラグのほこりは定期的に取る
絶縁不良になり、火災の原因になります。
電源プラグを抜くときは、プラグを持っ
て抜く
コードを持って抜くと、破損し、火災・
感電の原因になります。
傷んだコードや電源プラグ・コンセント
の差し込みがゆるいときは使用しない
火災・感電の原因になります。
ガス漏れがあったときは、冷蔵庫や
電源プラグに触れず換気する
引火爆発し火災・けが・やけどの
原因になります。
廃棄処分するときは、扉パ
ッキンをはずす
幼児が閉じ込められ事故の原因に
なります。
警告
自動製氷機の製氷部分(貯氷コーナ
ー上部)には手を触れない
製氷皿が回転したとき、けがをする原因
になります。
湿気の多い所や、水気のある所で使う
ときは、アース(接地)および漏電ブ
レーカーを取り付ける
取り付けないと、漏電したときに火災・感電
の原因になります。
地震などによる冷蔵庫の転
倒防止の処置をする
振動により転倒し、けがをする
原因になります。
電源プラグや電源コードを傷つけたり、
冷蔵庫の背面で押しつけない
束ねたり、折り曲げたり、重いものを載
せたり、冷蔵庫の背面で押しつけたりす
ると、火災・感電の原因になります。
庫内灯は指定の定格のものを使用する
指定以外のものを使うと火災の原因になりま
す。
電源プラグは根元まで確実に差込む
差し込みが不完全ですと、感電や発熱による
火災の原因になります。
貯蔵禁止 プラグを
抜く
引火しやすいものは入れない
エーテル・ベンジン・アルコール・
薬品・LPガスなどは爆発し、
事故の原因になります。
お手入れのときは、電源プラグを抜く
感電やけがの原因になります。手がぬれて
いるときは、よくふいてから電源プラグ
を抜き差ししてください。
扉にぶらさがったり、乗った
りしない
倒れたり、扉がはずれたり、手をは
さんだりして、けがをする原因にな
ります。
100V・
15A以
上
禁止
電源は交流100Vで、定格15A以上の
コンセントを単独で使用する
延長コードを使用、タコ足配線は火災・感電の
原因になります。
貯蔵禁止
分解禁止
分解・改造・修理をしない
火災・感電・けがの原因になります。
修理はお買いあげの販売店にご連絡ください。
医薬品や学術試料は入れない
家庭用冷蔵庫では、温度管理の
厳しいものは保存できません。
プラグを
抜く
強制
電源プラグはコードが下向きになるよ
うに差し込む
コードに無理がかかったりして、火災・感電の
原因になります。
異常時や故障のときは、電源プラグを
抜き運転を停止する
火災・感電・けがの原因になります。
修理はお買いあげの販売店にご連絡ください。
長期間使用しないときは、
電源プラグを抜く
絶縁劣化による漏電火災の
原因になります。
プラグを
抜く
水気禁止
湯気のかかる所や、水のかか
る所へは据えつけない
火災・感電の原因になります。
本体や庫内に水をかけない
電気絶縁が低下し、火災・感電の原因になります。
異臭がしたり変色した食品は食べない
食中毒や病気の原因になります。
腐敗食品
食べない
水かけ
禁止
使用禁止
使用禁止
プラグを
ふく
禁止
パッキン
はずす
アース
する
禁止
プラグを
抜く
プラグを
持って抜く
指定の
定格使う
根元まで
差込む
転倒防止
する
換気する
接触禁止
安全上のご注意
● お使いになる人や他の人への危害、財産への損害を未然に防止するための安全に関する重大な内容を記載しています。
つぎの内容(表示・図記号)をよく理解してから本文をお読みになり、記載事項をお守りください。
必ずお守りください
取り扱いを誤った場合、使用者が死亡または
重傷(*1)を負うことが想定される内容
を示します。
取り扱いを誤った場合、使用者が傷害(*2)
を負うことが想定されるか、または物的損害
(*3)の発生が想定される内容を示します。
*1:
重傷とは、失明やけが、やけど(高温・低温)、感電、骨折、中毒などで、
後遺症が残るものおよび治療に入院・長期の通院を要するものをさします。
*2:
傷害とは、治療に入院や長期の通院を要さない、けが、やけど、感電などをさします。
*3:
物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペット等にかかわる拡大損害をさします。
は、強制(必ずすること)を示します。
具体的な強制内容は、図記号の中や近くに絵や
文章で示します。
図記号の説明表示の説明
は、禁止(してはいけないこと)を示します。
具体的な禁止内容は、図記号の中や近くに絵や
文章で示します。
禁止
強制
注意
は、注意を示します。
具体的な注意内容は、図記号の中や近くに絵や
文章で示します。
7
ご
使
用
前
に
6
安
全
の
た
め
安
全
上
の
ご
注
意
/
運
転
か
ら
食
品
を
入
れ
る
ま
で
●
「自動扉オフ」のときは、ハンドルを引いて開けてください。
●
ボタン操作終了後、必ず、設定が間違っていないことを確認してください。
ボタン操作を間違えて、「製氷オフ」や「自動扉オフ」が設定または解除をされてい
ることがあります。
床が丈夫で水平な所に据えつける
不安定な所は転倒してけがを
する原因になります。
冷凍室の食品や容器(金属製)には、
ぬれた手で触れない
低温のため凍傷の原因になります。
冷凍室にビン類を入れない
中身が凍って割れ、けがをする原因になります。
運搬するときは、前面下部と、背面
上部の運搬用取っ手を持つ
取っ手を持たないと、手がすべ
ってけがをする原因になります。
引き出し扉を閉めるときは、ハンドルを
持って閉める
扉の上面を持つと、指をはさんでけがをする原因
になります。
冷蔵庫底面には手や足を入れない
鉄板などで、けがをする原因に
なります。
食品は棚より前に出さない
ビン類などが引っ掛かって落下し、
けがをする原因になります。
傷付きやすい床の上では、冷
蔵庫下部のキャスター(車輪)
は使用しない
床に傷をつける原因となります。移動
するときは保護用の板などを敷いてく
ださい。
注意
ダブルボトルポケットの前列には、
底まで入らないボトル類は入れない
ビール大ビンなどを無理に入れる
と、扉開閉時に落下し、けがをす
る原因になります。
幼児などが自動扉でいたずらするとき
は自動扉オフにする
自動で開いた扉で、けがをする原因
になります。
自動扉は背中などで押して開
けない
背中などで押したりすると、扉に
背中などを押され、けがをする原
因になります。
安全上のご注意…つづき
2つ以上の扉を開けるときや、他の人が
冷蔵庫に触れているときは、扉で指を
はさまないか確認する
扉と扉のすき間に指をはさみ、けがをする原因
になります。
運転から食品を入れるまで
1 冷蔵庫を運転させる
庫内をふき
プラグを単独のコンセ
ントに入れ
3〜4時間後冷えてか
ら食品を入れる
最初はプラスチックのにおいがしますが、冷えると消えます。
3 食品を入れる
さます 包む すき間をあける
熱いものは庫内の温度が上が
ります。
乾燥やにおい移りを防
ぎます。
詰めすぎると冷気の循
環が悪くなります。
棚の手前に
水分の多い食品を奥に置
くと凍ることがあります。
冷蔵室の扉はタッチスイッチを軽く「押す」だけで、冷蔵庫本体のピンが
扉を押して軽く開きます。
このときピンが動作する「ポコン」という音がします。
2 扉を開ける
タッチスイッチ
水平に
据えつける
禁止
禁止禁止
ぬれ手
禁止
取っ手を
持つ
接触禁止 ハンドル
を持つ
貯蔵禁止
自動扉オフ
にする
使用禁止 強制
自動扉オフ(自動扉解除)のしかた
「自動扉オフ」の設定・解除は、
(自動扉オフ/製氷オフ)ボタンを
押して行います。
(自動扉オフ/製氷オフ)ボタンを押し、自動扉オ
フが設定されると、自動扉オフランプが点灯します。
(自動扉オフ/製氷オフ)ボタンを押すと右図
のように設定モー
ドが変わり、同時
に「製氷オフ」も
設定できま
す。
お願い
ご
使
用
前
に
98
据
え
つ
け
か
た
据えつけかた
左右5mm以上
天井50mm以上
転倒防止ベルト
1 場所の選びかた
●
熱気・直射日光の当たらない所に置く
冷却力の低下をおさえ、電気代のムダを
防ぎます。
●
周囲にすき間をあける
すき間が少ないと冷却力が低下し、製氷
時間が長くなったり電気代のムダになり
ます。
●
冷蔵庫が壁などに触れ、振動音がすると
きや、壁材などが変色するときは、少し
離してください。
2 アースのしかた
次の場所で使うときは、アース(接地)および漏電ブレ
ーカーを取り付けてください。
●
地下室など湿気の多い所
●
土間・洗い場の床など水気のある所
●
その他湿気の多い所や水気のある所
そのほかの所でも万一の感電事故防止のために、アース
(接地)することをおすすめします。
アース(接地)および漏電ブレーカーの取付工事(有料)
は、お買い上げの販売店にご相談ください。
コンセントにアース端子がある場合
アース端子がない場合
アース線(付属していません)を使い、背面下部の
アース線取付用ねじに接続してください。
お買い上げの販売店に依頼し、D種接地工事(有料)
をしてください。
アース端子に確実に
つなぐ
アース線
(銅線直径1.6mm)
接続してはいけない所
水道管やガス管(爆発や引火の危険があります。)
電話線や避雷針のアース(落雷のとき危険です。)
3 冷蔵庫を固定する
●
万一の地震にそなえて
転倒を防ぐため、背面のリヤハンガーに鎖やベルト(別売品:部品コード
90007030)などを通し、丈夫な壁や柱に固定してください。
転倒防止ベルトはお買い上げの販売店にご相談ください。
●
床がじゅうたん・畳・フローリング・塩化ビニール製の場合、冷蔵庫底面
の熱により変色することがありますので丈夫な板を敷いてください。
●
調整足を回して冷蔵庫を安定させてください。
転倒防止
ベルト
(別売)
リヤハンガー
●
扉下がりが生じた場合、調整足を回して扉の平行度を調整してください。
例えば扉が左下がりの時は、右側の調整足を矢印方向に回してください。
なお、据えつけ後食品を入れてから扉下がりが生ずることがありますの
で、据えつけてから4〜5日後に再度、扉の平行度を調整してください。
運搬するとき・転居のときには
1 庫内の食品を取り出し、給水タンクの水を捨てる。
2. 自動製氷機の氷を捨てる。
(22ページ「製氷皿おそうじ」の手順3、4を順に行います。
手順4で「タオルまたはふきん」という記載がありますが、この項では関
係ありません)
3 電源プラグを抜く。
4 前面グリルをはずし、2人以上で運搬する。
前後の移動は、冷蔵庫を少し後方に傾けてください。
移動用車輪が付いています。
●
冷蔵庫を移動・運搬するときは、通路に保護シートなどを敷いてから行っ
てください。冷蔵庫内部の蒸発皿(外部から見えません)に水が残ってい
ると、移動・運搬時に水が床面にこぼれることがあります。
転居のとき
●
横積みしないでください。(圧縮機の故障の原因)
●
50/60Hz共用です。(周波数の切換えは
不要)
ご
使
用
前
に
1110
操
作
パ
ネ
ル
と
温
度
調
節
/
食
品
の
貯
蔵
場
所
操作パネルと温度調節
お知らせ
●
冷蔵庫に異常が発生したときには、一気冷凍ランプと一気製氷ランプが点滅しますので、お買い上げの
販売店にご連絡ください。
冷凍室温度調節
ダイヤル
冷蔵室温度調節
ダイヤル
「中」より
2〜3℃
低くなります。
約2〜3℃
「中」より
2〜3℃
高くなります。
弱
中
強
「中」より
2〜3℃
低くなります。
約−18〜−20℃
「中」より
2〜3℃
高くなります。
弱
中
強
表の温度は、周囲温度30℃、食品を入れずに扉を閉め
温度が安定したときに測定した値です。
普段は「中」の位置でお使いください。なお、強く冷や
したいときは「強」側へ。冷えすぎるときは「弱」側へ。
チルドルームと野菜室の庫内温度は、冷蔵室の温度調節
位置を変えると、共に変化します。
自動扉オフ/製氷
オフボタン
「自動扉オフ」や「製氷
オフ」を設定するときに
使います。
自動扉オフ(7ページ)
製氷オフ(18ページ)
一気冷凍/一気製氷
ボタン
「一気冷凍」や「一気製氷」、
「製氷皿おそうじ」を設定する
ときに使います。
一気冷凍(17ページ)
一気製氷(19ページ)
製氷皿おそうじ(22ページ)
●
●
●
●
●
●
●
●
冷蔵庫は、JISに基づいて厳重な品質管理の下で生産していますが、庫内の温度は冷蔵庫の
据付状態や外気温、使用条件などにより変化します。しかし、中の食品は8割前後が水分で
あるため、比熱が大きく、その温度は空気のように大きく変化はしません。従って、一般の
空気温度を計る温度計は変化の少ない食品温度の測定ができません。そこで、空気温度の影
響を受けにくく、食品に近い温度を示す冷蔵庫用温度計を発売しています。ご購入の際はお
買い上げの販売店にご相談ください。
なお、一般のアルコール温度計で冷蔵室内の食品相当温度を計る場合は、冷蔵室中段の棚の
中央に約100mlの水を入れた容器を置き、感温部を水中に3
時間程度浸しておきますと、食品に
近い温度が得られます。
庫内温度の計り方
3
0
2
0
1
0
0
1
0
2
0
3
0
冷
凍
室
冷蔵室
食品の貯蔵場所
冷蔵室(庫内)
約2〜3℃
冷蔵室(ドアポケット)約3〜4℃
チルドルーム
約0〜2℃
野菜室スライドケース
約3〜4℃
野菜室
約3〜4℃
冷凍室(上)
約−18〜−20℃
貯氷コーナー(自動製氷機)
冷凍室(下)
約−18〜−20℃
調理済み食品・冷蔵小物・調味料など。
調味料・ビン詰め素材・卵・チューブ入り
の調味料・牛乳・ビール・ジュースなど。
肉・魚・加工食品・発酵が進みやすい食品など。
野菜・果物・ビン類など。
自動的に氷ができます。
(18ページ参照)
冷凍食品・アイスクリームなど。
●
温度表示は周囲温度30℃、食品を入れずに扉を
閉め温度が安定したときに測定した値です。
ほうれん草をゆでて、みかんを砂糖漬けにして、
鶏肉、牛肉スライス、牛肉ステーキ
りんご、キウイ
7日
食品
14日
貯蔵期間
貯蔵する前の鮮度や冷蔵庫
の使用状態、フリージング
方法などにより貯蔵期間は
異なりますので、あくまで
目安としてご覧ください。
1ヵ月
3ヵ月
4ヵ月
5日
たまご
かまぼこ、ちくわ、ハム、ソーセージ
ヨーグルトなどの乳製品
かまぼこ、ちくわなどの加工食品
バナナの皮をむいて
にんじんを
ゆでて
みかん、いちご
レタス、ほうれん草、ねぎ、ぶどう
冷蔵室のチルドルーム
冷凍室
食品の貯蔵期間
35日
7日
8日
7日
野菜室
冷蔵室
貯蔵場所
GR−374BKLの場合、操作パネルにある温度調節ダイヤルやボタンの配置がこの説明書と異なりますが、ご使用方
法は同じです。