●
このたびは東芝冷凍冷蔵庫をお買い上げいただきまして、
まことにありがとうございました。
●
この商品を安全に正しく使用していただくために、
お使いになる前にこの取扱説明書をよくお読みになり
十分に理解してください。
●
お読みになったあとは、いつも手元においてご使用ください。
●
保証書を必ずお受け取りください。
も く じ
安全上のご注意
…………
2〜5
据えつけから食品を入れるまで
…6
〜
7
食品の貯蔵場所
……………………8
庫内の温度調節
……………………9
冷蔵室
………………………………10
野菜室
………………………………11
冷凍室
………………………………11
自動製氷機
……………………12
〜
13
付属品の取りはずし/取り付けかた
…14〜
15
お手入れ
………………………16
〜
17
自動製氷機のお手入れ
………18
〜
21
こんなときには
………………22
〜
23
故障かな?と思ったとき
………
24〜26
仕様
…………………………………27
保証とアフターサービス
…………28
3
2
必ずお守りください
安全上のご注意
つづく…
商品および取扱説明書には、お使いになるかたや他の人への危害と財産の損害を未然に防ぎ、安全に正しくお使い
いただくために、重要な内容を記載しています。次の内容(表示・図記号)をよく理解してから本文をお読みにな
り、記載事項をお守りください。
取り扱いを誤った場合、使用者が死亡または
重傷(*1)を負うことが想定される内容
を示します。
取り扱いを誤った場合、使用者が傷害(*2)
を負うことが想定されるか、または物的損害
(*3)の発生が想定される内容を示します。
*1:
重傷とは、失明やけが、やけど(高温・低温)、感電、骨折、中毒などで、
後遺症が残るものおよび治療に入院・長期の通院を要するものをさします。
*2:
傷害とは、治療に入院や長期の通院を要さない、けが、やけど、感電などをさします。
*3:
物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペット等にかかわる拡大損害をさします。
は、指示する行為の強制(必ずすること)を
示します。具体的な指示内容は、図記号の中や
近くに絵や文章で示します。
図記号の説明表示の説明
は、禁止(してはいけないこと)を示します。
具体的な禁止内容は、図記号の中や近くに絵や
文章で指示します。
禁止
指示
注意
は、注意を示します。
具体的な注意内容は、図記号の中や近くに絵や
文章で指示します。
冷蔵庫の周囲はすき間をあ
けて据えつける
(6ページ参照)
冷媒がもれた場合、滞留し、
発火・爆発の原因になります。
床が丈夫で水平な所に据え
つける
不安定な所は転倒してけがをする
原因になります。
湿気の多い所や、水気のあ
る所で使うときは、アース
(接地)および漏電ブレー
カーを取り付ける
取り付けないと、漏電したときに
火災・感電の原因になります。
傷んだコードや電源プラグ・
コンセントの差し込みがゆ
るいときは使用しない
火災・感電の原因になります。
背面・側面などの冷媒回路を傷つけない
傷ついた場合、冷媒がもれ出し、発火・爆発の原因になります。
傷ついた場合は冷蔵庫に触れず以下の事項を行い、お買い上げの販売店または
東芝家電修理ご相談センター( 0120-1048-41)にご連絡ください。
1. 窓を開けて室内の換気を充分にする。(換気扇を使用しないでください。)
2. 火気や電気製品の使用を避ける。
湿気の多い所や、水のかか
る所への設置は避ける
火災・感電の原因になります。
設置について
電源プラグ・コードについて
すき間をあけて
据えつける
電源プラグはコードが下向
きになるように差し込む
差し込むコードに無理がかかった
りして、火災・感電の原因になり
ます。
指示
電源プラグは根元まで確実
に差し込む
差し込みが不完全ですと、感電や発
熱による火災の原因になります。
根元まで
差し込む
貯蔵禁止
使用禁止
貯蔵禁止
使用禁止
電源プラグをコンセントか
ら抜くときは、電源プラグ
を持って抜く
コードを持って抜くと、破損し、
火災・感電の原因になります。
電源プラグのほこりは定期
的に取る
電源プラグを抜き、乾いた布で拭
いてください。絶縁不良になり、
火災の原因になります。
プラグを
拭く
電源プラグや電源コードを傷つけたり、冷蔵庫の背面で押しつけない
束ねたり、折り曲げたり、重いものを載せたり、冷蔵庫の背面で押しつけたりすると、
火災・感電の原因になります。
禁止
電源は交流100Vで、定格
15A以上のコンセントを単
独で使用する
延長コードの使用、タコ足配線は
火災・感電の原因になります。
100V・
15A以上
冷媒回路を
傷つけない
傷つきやすい床の上では、冷蔵庫下部のキャスター(車輪)は使用しない
床に傷をつける原因となります。
移動するときは保護用の板などを敷いてください。
水平に
据えつける
水気禁止
地震などによる冷蔵庫の転
倒防止の処置をする
転倒し、けがをする原因になります。
転倒防止
する
運搬するときは、前面下部
と背面上部の運搬用取っ手
を持つ
取っ手を持たないと、手がすべっ
てけがをする原因になります。
取っ手を
持つ
アース線を
必ず接続せよ
使用について
引火しやすいものは入れない
エーテル・ベンジン・アルコー
ル・薬品・LPガスなどは爆発
し、事故の原因になります。
医薬品や学術試料は入れない
家庭用冷蔵庫では、温度管理の厳
しいものは保存できません。
禁止
可燃性スプレーを近くで使
わない
引火して火災の原因になります。
腐敗食品
食べない
異臭がしたり変色した食品
は食べない
冷蔵庫に保存中でも食品の品質は
低下します。食中毒や病気の原因
になります。
禁止
ドアにぶらさがったり、乗
ったりしない
倒れたり、ドアがはずれたり、手
をはさんだりして、けがをする原
因になります。
プラグを
持って抜く
接触禁止
自動製氷機の製氷部分(貯
氷コーナーの上部)には手
を触れない
製氷皿が回転したとき、けがの原
因になります。
電源コードや電源プラグの修理はお買い上げの販売店にご相談ください。
警告
警告
注意
警告
庫内で電気製品を使用しない
冷媒がもれた場合、発火・爆発の原因になりま
す。
廃棄するときは、販売店や市町村に引き
渡す
放置し、冷媒がもれると、火気による発火・爆
発の原因になります。
禁止 指示
分解禁止
分解・改造・修理をしない
火災・感電・けが・やけどの原因になります。
また、冷媒回路などを傷つけると発火・爆発の原因になります。
修理はお買い上げの販売店にご連絡ください。
ぬれ手
禁止
使用について(つづき)
禁止
貯蔵禁止
食品は棚より前に出さない
ビン類などが引っ掛かって落下
し、けがの原因になります。
冷凍室にビン類を入れない
中身が凍って割れ、けがをする原
因になります。
禁止
ダブルボトルポケットの前
列には、底まで入らないボ
トル類は入れない
ビール大ビンなどを無理に入れる
と、ドア開閉時に落下し、けがを
する原因になります。
冷凍室の食品や容器(金属製)
には、ぬれた手で触れない
低温のため凍傷の原因になりま
す。
ハンドル
を押す
引き出しドアを閉めるとき
は、ハンドルを押して閉め
る
ハンドルの上面を持って閉める
と、指をはさんでけがの原因にな
ります。
指示
ドアを開閉するときや、
他の人が冷蔵庫に触れて
いるときは、ドアで指を
はさまないか確認する
ドアのすき間に指をはさみ、
けがの原因になります。
お手入れのときは電源プラ
グを抜く
感電やけがの原因になります。
手入れ・異常時の処置について
本体や庫内に水をかけない
電気絶縁が低下し、火災・感電の
原因になります。
水かけ
禁止
庫内灯を交換するときは、
電源プラグを抜く
抜かずに行なうと感電の原因にな
ります。
プラグを
抜く
プラグを
抜く
長期間使用しないときは、
電源プラグを抜く
絶縁劣化による漏電火災の
原因になります。
異常時や故障のときは、電源
プラグを抜き運転を停止する
火災・感電・けが・やけどの原因
になります。
修理はお買い上げの販売店にご連
絡ください。
プラグを
抜く
パッキン
をはずす
リサイクル処理時など、冷蔵庫を保管する時に幼児が閉じ込められるお
それがあるときは、ドアパッキンをはずす
幼児が閉じ込められ事故の原因になります。
ぬれた手で電源プラグを抜
き差ししない
感電の原因になります。
プラグを
抜く
可燃性ガス(プロパンガス・
都市ガスなど)もれがあった
ときは、冷蔵庫や電源プラグ
に触れず窓を開けて換気する
電気接点の火花で引火爆発し、火
災・けが・やけどの原因になります。
換気する
庫内灯は指定の定格のもの
を使用する
指定以外のものを使うと火災の
原因になります。
冷蔵庫底面には手や足を入れない
鉄板などで、けがをする原因になります。
指定の
定格使う
禁止
接触禁止
禁止
冷蔵庫の上に物を置かない
ドアの開閉などで落下し、けがの
原因になります。
冷蔵庫の上に水を入れた容
器を置かない
こぼれた水などで電気絶縁が悪く
なり、火災・感電の原因になりま
す。
水ぬれ
禁止
警告
警告
注意
注意
アース(接地)の他に、漏電ブレーカーの設置が義
務付けられています。取付工事(有料)は、お買い
上げの販売店にご相談ください。
76
据えつけから食品を入れるまで
アース端子に確実に
つなぐ
リヤハンガー
転倒防止
ベルト
(別売)
天井10cm以上
左右2cm以上
転倒防止ベルト
場所の選びかた
●
熱気・直射日光の当たらない所に置く
冷却力の低下をおさえ、電気代のムダを防ぎます。
●
周囲にすき間をあける
すき間が少ないと冷却力が低下し、製氷時間が長く
なったり電気代のムダになります。
冷蔵庫が壁などに触れ、振動音がしたり、壁材など
が変色するので、少し離してください。
●
丈夫で水平な所に据えつける
振動(騒音)の原因になります。
床がじゅうたん・畳・フローリング・塩化ビニール
製などの場合、冷蔵庫底面の熱により変色すること
がありますので、丈夫な板を敷いてください。
アースのしかた
万一の感電事故防止のために、アース(接地)するこ
とをおすすめします。
次の場所で使うときは、アース(接地)および漏電ブ
レーカーを取り付けてください。
●
地下室など湿気の多い所
●
土間・洗い場の床など水気のある所
●
その他湿気の多い所や水気のある所
接続してはいけない所
水道管やガス管(爆発や引火の危険があります。)
電話線や避雷針のアース(落雷のとき危険です。)
コンセントにアース端子がある場合
アース線(付属していません)を使い、背面下部の
アース線取付用ねじに接続してください。
コンセントにアース端子がない場合
特に水気(湿気)の多い所に据えつける場合
お買い上げの販売店に依頼し、D種接地工事(有料)
をしてください。
アース線
(銅線直径1.6mm)
1
冷蔵庫を安定させる
●
左右の調整脚を矢印方向に回して、調整脚を床につけ、
ガタつきのないようにしてください。
2
平行度を調整する
●
据えつけ後食品を入れてからドア下がりが生ずることが
ありますので、据えつけてから4〜5日後に再度、ドア
の平行度を調整してください。
3
前面グリルを所定の位置に取り付ける
冷蔵庫を固定する
万一の地震にそなえて
転倒を防ぐため、背面にある左右のリヤハンガーに鎖やベル
トなどを通し、丈夫な壁や柱に固定してください。
転倒防止ベルトはお買い上げの販売店にご相談ください。
(27ページ参照)
1
庫内をふく
2
プラグを単独のコン
セントに差し込む
電源プラグは据えつけ直
後、コンセントに差し込
むことができます。
3
冷えていない食品やアイス
クリームは、3〜4時間後、
冷蔵庫が冷えてから入れる
最初はプラスチックのにおいがしま
すが、冷えるとしだいに消えます。
食品を入れるまえに
さます
熱いものは庫内の温度が
上がります。
包む
乾燥やにおい移りを防ぎ
ます。
すき間をあける
詰めすぎると冷気の循
環が悪くなります。
棚の手前に
水分の多い食品を奥に置
くと凍ることがあります。
食品を入れるときは
「中」より2〜3℃
低くなります。
約3〜6℃
自動霜取りについて
9
庫内の温度調節
8
食品の貯蔵場所
●
温度表示は周囲温度30℃、食品を入れずにドア
を閉め温度が安定したときに測定した値です。
約ー18〜ー20℃
「中」より2〜3℃
低くなります。
「中」より2〜3℃
高くなります。
「中」より2〜3℃
高くなります。
中弱 強
冷凍室・冷蔵室
普段は「中」の位置で。なお、強く冷やしたいときは「強」側へ、冷えすぎるときは「弱」側へ。
チルドルーム・野菜室
冷蔵室の温度調節位置を変えると、共に変化します。
冷凍室温度調節つまみ
冷蔵室温度調節つまみ
中弱 強
●
表の温度は、周囲温度30℃、食品を入れずにドアを閉
め、温度が安定したときに測定した値です。
次のようなとき冷蔵室・チルドルーム・野菜室の食品が凍結することがあります。
●
冬など、周囲温度が5℃以下のとき。各温度調節を「弱」にすると幾分凍りにくくなります。
●
温度調節が「強」のとき。「中」にもどしてください。
●
水分の多い食品(豆腐・野菜など)をチルドルーム・冷蔵室の奥に置いたとき。
お知らせ
この冷蔵庫は自動霜取り方式ですので、霜取りの操作は不要です。
内蔵された冷却器(外部から見えません)に付いた霜は、タイマーとヒーターのはたらきで自動的に霜取りされま
す。また、霜取りでとけた水は、背面の蒸発皿にたまり、自動的に蒸発します。
JIS(日本工業規格)では、霜取り時の冷凍負荷温度(食品温度)の上昇は5℃以下と規定されています。
冷蔵庫は、JISに基づいて厳重な品質管理の下で生産していますが、庫内の温度は冷
蔵庫の据付状態や外気温、使用条件などにより変化します。しかし、中の食品は8割
前後が水分であるため、比熱が大きく、その温度は空気のように大きく変化はしませ
ん。従って、一般の空気温度を計る温度計は変化の少ない食品温度の測定ができませ
ん。そこで、空気温度の影響を受けにくく、食品に近い温度を示す冷蔵庫用温度計を
発売しています。ご購入の際はお買い上げの販売店にご相談ください。
なお、一般のアルコール温度計で冷蔵室内の食品相当温度を計る場合は、冷蔵室中段
の棚の中央に約100mlの水を入れた容器を置き、感温部を水中に3時間程度浸してお
きますと、食品に近い温度が得られます。
庫内温度の計り方
3
0
2
0
1
0
0
1
0
2
0
3
0
冷
凍
室
冷蔵室
チルドルーム
約0〜2℃
冷凍室
約−18〜−20℃
野菜室
約4〜7℃
調理済み食品・冷蔵小物・調味料など
調味料・ビン詰め素材・卵・チューブ入り
の調味料・牛乳・ビール・ジュースなど。
肉・魚・加工食品・発酵が進みやすい食
品など。
野菜・果物・ビン類など。
冷凍食品・アイスクリームなど。
冷蔵室(ドアポケット)約4〜7℃
7日
冷凍
食 品
食品の貯蔵期間
貯蔵する前の鮮度や冷蔵庫
の使用状態、フリージング
方法などにより貯蔵期間は
異なりますので、あくまで
目安としてご覧ください。
温度帯 貯蔵場所
冷蔵 冷蔵室
チルド
冷蔵室のチルドルーム
冷凍室
野菜 野菜室
たまご
かまぼこ、ちくわ、ハム、ソーセージ
かまぼこ、ちくわなどの加工食品
ヨーグルトなどの乳製品
バナナの皮をむいて
ほうれん草をゆでて、みかんを砂糖漬けにして、
鶏肉、牛肉スライス、牛肉ステーキ
にんじんをゆでて
みかん、いちご
レタス、ほうれん草、ねぎ、ぶどう
りんご、キウイ
貯蔵期間
35日
7日
8日
7日
1ヵ月
3ヵ月
4ヵ月
5日
14日
冷蔵室(庫内)
約3〜6℃