Sun Microsystems Sun Fire 15K, Sun Fire 12K Installation Guide [ja]

Sun Fire™ 15K/12K システム
ハードウェアの設置と移動の手引き
Sun Microsystems, Inc. 4150 Network Circle Santa Clara, CA 95054 U.S.A.
Part No. 816-2190-11(v2) 2002 6 , Revision A
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X/Ope n Company Limited
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SPARC
HG 明朝 L と HG
商標は、米国
SPARC
本製品に含まれる スマスタをもとに作成されたものです。平成明朝体 ライセンス供与されたタイプフェースマスタをもとに作成されたものです。また、
W3
朝体
の補助漢字を使用しています。なお、フォントとして無断複製することは禁止されています。
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る米国
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OPEN LOOK
ました。米国 における米国
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および
Sun Microsystems Xerox
の非独占的ライセンスを取得しており、このライセンスは米国
にかかる著作権その他の権利は、株式会社ジャストシステムおよび各権利者に帰属します。
Sun Graphical User Interface
社の先駆者としての成果を認めるものです。米国
Sun Microsystems
http://www.sun.com/patents
社とします) は、本書に記述されている製品に採用されている技術に関する知的
に掲載されているひとつまたは複数の米国特許、およ
Berkeley BSD システムに基づいていることがあります。UNIX は、
L-KL (Ryumin-Light)
B
ゴシック
は、サン・マイクロシステムズ株式会社の登録商標です。
社は、コンピュータ産業用のビジュアルまたは グラフィカル・ユーザーインタフェースの概念の研究開発
は、株式会社リコーがリョービイマジクス株式会社からライセンス供与されたタイプフェー
W3
は、株式会社リコーが財団法人 日本規格協会 文字フォント開発・普及センターから
のライセンスを受けて使用している同社の米国およびその他の国における商標また
Sun Microsystems
ATOK8
Sun Microsystems
は、米国
(
外為法) に定められる戦略物資等 (貨物または役務) に該当する場合、本製品を輸出または日本国
社が開発したアーキテクチャーに基づくものです。
は、株式会社ジャストシステムの著作物であり、
ATOK Server/ATOK12
社が自社のユーザーおよびライセンス実施権者向けに開発し
Sun Microsystems
Sun Microsystems
および中ゴシック
HG 明朝 L と HG
Solaris
は、米国
は、株式会社ジャストシステムの著作物であり、
Xerox
社は米国
社のライセンス実施権者にも適用されます。
BBB (GothicBBB-Medium)
B
ゴシック
Sun Microsystems
の補助漢字部分は、平成明
は、米国およびその他の国におけ
社から
社の登録商標です。
ATOK8
にかかる著作権そ
Xerox Graphical User
: Sun Fire 15K/12K Systems Hardware Installation and De-Installation Guide
原典
Part No: 806-3511-11(v3) Revision A
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目次
はじめに xi
1. Sun Fire 15K/12K システムの設置の準備 1-1
1.1 安全のための注意事項 1-1
1.2 設置場所の準備 1-4
1.3 システムコントローラの接続 1-5
1.4 ネットワークハードウェアの接続 1-6
2. Sun Fire 15K/12K システムハードウェアの設置 2-1
2.1 必要な工具類 2-1
2.2 ホストのインストールのための作業一覧 2-2
2.3 システムコンポーネントの位置付け 2-3
2.4 キャビネットのアース 2-4
2.5 電源ケーブルの接続 2-7
2.6 入出力ケーブルのラベル付け 2-9
2.7 システムの電源投入 2-9
3. インストール済みの Solaris ドメインソフトウェアの設定 3-1
4. Sun Fire 15K/12K システムの設置の完了 4-1
4.1 ホストでの SunVTS の実行 4-1
iii
4.2 設置の完了 4-3
5. Sun Fire 15K/12K システムの移動前の作業 5-1
5.1 システムのバックアップ 5-1
5.2 ドメインの構成解除 5-1
6. Sun Fire 15K/12K システムキャビネットの移動 6-1
6.1 キャビネット移動の準備 6-1
6.2 キャビネットの準備 6-2
6.3 キャビネットの梱包 6-3
A. 適合条件 A-1
索引 索引-1
Sun Fire 15K/12K
iv
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
図目次
2-1 Sun Fire 15K/12K システムのアース 2-4
2-2 システムボードの電源と ESD 接続 2-5
2-3 システムキャビネットのアース用ケーブル接続点 2-7
2-4 AC 電源コードの接続 2-8
2-5 ケーブルのラベルの例 2-9
2-6 回路遮断器と電源装置 2-10
4-1 入出力ケーブルの固定 4-3
6-1 高さ調整脚の格納 6-3
6-2 キャビネットのキックプレート部品の取り外し 6-4
6-3 パレットデッキに取り付けられた傾斜路 6-5
6-4 運搬用パレットデッキ上のキャビネット 6-6
6-5 最終的な部品と梱包箱の組み立て 6-8
6-6 運搬の準備が完了したキャビネット 6-9
v
Sun Fire 15K/12K
vi
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6 月
表目次
1-1 取り扱いの注意 1-2
1-2 記号について 1-3
2-1 作業一覧 2-2
6-1 運搬に必要なスペース 6-3
vii
Sun Fire 15K/12K
viii
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
Declaration of Conformity
Compliance Model Number: 2080 Product Name: Sun Fire 15K/12K Systems
EMC
European Union
This equipment complies with the following requirements of the EMC Directive 89/336/EEC:
EN55022:1995/CISPR22:1997 Class A EN550024:1998 EN61000-4-2 4 kV (Direct), 8 kV (Air)
EN61000-4-3 3 V/m EN61000-4-4 1.0 kV Power Lines, 0.5 kV Signal Lines EN61000-4-5 1 kV Line-Line, 2 kV Line-Gnd Power Lines EN61000-4-6 3 V EN61000-4-8 3 A/m
EN61000-4-11 Pass EN61000-3-2:1995 Pass EN61000-3-3:1995 Pass
Safety
This equipment complies with the following requirements of the Low Voltage Directive 73/23/EEC:
EN60950:1992, 2nd Edition, Amendments 1,2,3,4,11 TÜV Product Service Certificate No.
IEC 950:1991, 2nd Edition, Amendments 1,2,3,4 Evaluated to all CB Countries CB Scheme Certificate No.
Z1A 01 07 17641 013
CB 01 07 17641 014
Supplementary Information
This product was tested and complies with all the requirements for the CE Mark.
Dennis P. Symanski DATE Manager, Compliance Engineering
Sun Microsystems, Inc. 901 San Antonio Road, MPK15-102 Palo Alto, CA 94303-4900, USA
Tel: 650-786-3255 Fax: 650-786-3723
Peter Arkless DATE Quality Manager
Sun Microsystems Scotland, Limited Springfield, Linlithgow West Lothian, EH49 7LR Scotland, United Kingdom
Tel: 0506-670000 Fax: 0506 760011
Declaration of Conformity ix
x Sun Fire 15K/12K
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
はじめに
このマニュアルでは、ホストハードウェアの取り付けと設定の方法、およびホストソ フトウェアのインストールと設定の方法について説明します。
このマニュアルは、 る、保守作業員とユーザーのデータセンターのスタッフを対象としています。
Sun Fire™ 15K/12K
システムの設置場所の準備および設置に携わ
マニュアルの構成
1
では、安全に関する情報と、システムを設置する前に完了する必要のある設置
場所の準備について説明します。
2
では、システムハードウェアの設置とテストに必要な主な手順を説明します。
3
では、システムプラットフォーム上に複数のドメインを定義するために必要な
手順を説明します。
4
では、システム設定が適切かどうかを検証する方法について説明します。
5
では、システムをほかの場所へ移動する前に行う、システムの適切な停止方法
について説明します。
6
では、システムの設置場所を変更する前に行う、システムの梱包および移動の
方法について説明します。
索引
xi
UNIX
コマンド
このマニュアルでは、具体的なソフトウェアコマンドや手順を記述せずに、ソフト ウェア上の作業だけを示すことがあります。作業の詳細については、オペレーティン グシステムの説明書、またはハードウェアに付属しているマニュアルを参照してくだ さい。
関連資料の参照を必要とする作業を以下に示します。
システムの停止
システムの起動
デバイスの設定
その他、基本的なソフトウェアの操作
これらの手順については、以下の資料を参照してください。
Sun
周辺機器 使用の手引き』
オンライン
システムに付属しているソフトウェアマニュアル
AnswerBook2 (Solaris
ソフトウェア環境について
)
Sun Fire 15K/12K
xii
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
書体と記号について
このマニュアルで使用している書体と記号について説明します。
P-1 このマニュアルで使用している書体と記号
書体または記号 意味
AaBbCc123 コマンド名、ファイル名、ディレ
クトリ名、画面上のコンピュータ 出力、コード例。
AaBbCc123 ユーザーが入力する文字を、画面
上のコンピュータ出力と区別して 表します。
AaBbCc123
またはゴシック
『 』 参照する書名を示します。 Solaris ユーザーマニュアル』
「 」 参照する章、節、または、
\ 枠で囲まれたコード例で、テキス
コマンド行の可変部分。実際の名 前や値と置き換えてください。
強調する語を示します。
トがページ行幅をこえる場合に、 継続を示します。
.login ファイルを編集します。 ls -a を実行します。
% You have mail.
マシン名% su
Password:
rm filename と入力します。 rm ファイル名 と入力します。
6 章「データの管理」を参照。 この操作ができるのは「スーパー ユーザー」だけです。
% grep ‘^#define \
  XV_VERSION_STRING’
はじめに 
xiii
シェルプロンプトについて
シェルプロンプトの例を以下に示します。
P-2 シェルプロンプト
シェル プロンプト
UNIX C シェル マシン名%
UNIX Bourne シェルと Korn シェル $
スーパーユーザー (シェルの種類を問わない) #
関連マニュアル
P-3 関連マニュアル
用途 マニュアル名 Part No.
保守 Sun Fire 15K/12K システムはじめにお読みください』 816-2170
保守 Sun Fire 15K/12K システム概要』 816-2175
Sun Fire 15K/12K
xiv
保守 Sun Fire 15K/12K システム開梱の手引き』 816-2165
保守 Sun Fire 15K/12K システムサイト計画の手引き』 816-2184
保守 Sun Fire 15K/12K システムハードウェアの設置と移動の手引き』
(このマニュアル)
保守 Sun Fire 15K/12K システムサービスマニュアル』 816-2194
保守 Sun Fire 15K/12K システムサービスリファレンス I - 名称一覧』 816-2195
保守 Sun Fire 15K/12K システムサービスリファレンス II - コンポー
ネントの番号』
保守 Sun Fire 15K/12K システムキャリアプレートの構成』 816-2197
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
816-2190
816-2196
米国の輸出規制法について
このサービスマニュアルに記載されている製品および情報は、米国の輸出規制法に従 うものであり、その他の国の輸出または輸入に関する法律が適応される場合もありま す。核またはミサイル、化学生物兵器、核の海上での最終使用または最終使用者は、 直接的または間接的にかかわらず厳重に禁止されています。米国の通商禁止対象国、 または拒否された人物および特別認定国リストに限らず、米国の輸出禁止リストに指 定されている実体への輸出または再輸出は、厳重に禁止されています。予備の の使用または交換は、米国の輸出法に従って輸出された製品に対する CPU の修理ま たは ドに
1 対 1 CPU
の交換に制限されています。米国政府の許可なしに、製品のアップグレー
を使用することは、厳重に禁止されています。
CPU
はじめに 
xv
Sun Fire 15K/12K
xvi
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
1
Sun Fire 15K/12K システムの設置の 準備
1.1 安全のための注意事項
システムを設置する場合には、次のことに注意してください。
装置上に記載されている注意事項および警告、取り扱い方法に従ってください。
ご使用の電源の電圧や周波数が、装置の電気定格表示と一致していることを確認し てください。
正しくアースされた電源コンセントを使用してください。
装置の開口部に物を差し込まないでください。内部は高電圧になります。金属など 導体を入れるとショートして、発火、感電、装置の損傷の原因となることがありま す。
装置の保守については、認定された技術者に問い合わせてください。
1-1
事故や装置の故障を防ぐために、表
1-1
の注意事項を確認してください。
1-1 取り扱いの注意
項目 問題 注意事項
AC/DC 電源 感電 保守を行う前に、すべての AC/DC 電源が正しく
アースされていることを確認します。ESD 保護のた め、作業中は AC のアースが接続されたままにして キャビネットをアースします。
ESD キット 静電気 アース用ストラップを装着すると、ESD マットが静
電気による損傷を防ぎます。Sun Fire のコンポーネン トを取り扱う場合は、Sun Microsystemsが提供す る ESD キットを使用してください。
アース用 ストラップ
保護パネル システムの損傷
フィラーパネル システムの損傷
静電気 プリント回路基板を取り扱うときは、伝導性のある
アース用ストラップを着用します。 システムの保守作業をした後は、すべての保護パネル
および過熱
を取り付けます。 すべての使用していないカードケージスロットに、
および過熱
カードケージフィラーパネルを取り付けます。スロッ トが空いていると、システムの冷却能力が著しく低下 します。
PCI スロット カバー
システムの損傷 および過熱
システムボードのすべての使用していない PCI ス ロットに、PCI スロットカバーを取り付けます。シス テムボードの背面に開口部があると、システムの冷却 機能が低下します。
Sun Fire 15K/12K
1-2
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
このマニュアルでは、特別な注意を払う必要のある注意事項に、次の記号を使用して います。表
1-2 で記号とその意味を確認してください。
1-2
記号について
!
注意
注意
AC
保護アース
シャーシ
ヒューズ交換 マーク
この装置には高電圧が流れています。センタープ レーンおよびカードケージ、ドライブエリアに接 触した場合、死亡または重傷を負う危険性があり ます。
事故の発生や装置が故障する危険性があります。 事故や故障を防ぐため、指示に従ってください。
端末には、交流電流または交流電圧を使用してく ださい。
保護アース導線です。
フレームまたはシャーシが終端です。
発火や感電を防ぐため、必ず同種類で同定格の ヒューズと交換してください。
注意 –
無資格者が不当な処理を行った場合、装置に重大な損傷が発生する可能性があ ります。無資格者による不正な扱いによって損害が発生した場合は、法的責任 を問われることがあります。
このマニュアルで説明している手順は、トレーニングを受けた認定保守プロバイダが 行う必要があります。
注意 –
作業を始める前に、このマニュアルの手順をよく読んでください。同等の装置 で同様な作業を行ったことがない場合は、この手順を実行しないでください。
1 章 Sun Fire 15K/12K
システムの設置の準備 
1-3
1.2
設置場所の準備
注 –
設置場所の準備の詳細は、『Sun Fire 15K/12K システムサイト計画の手引き』
(Part No. 816-2184)
設置場所は、ユーザーが準備してください。ご購入先またはサンの代理店が設置の準 備を支援し、ユーザーから到着の通知を受けて、装置を取り付けます。
システムを設置する前に、次の項目を確認してください。
1.
システムを設置する場所は十分に清掃し、設置準備をするときに電気掃除機で掃除 しておきます。
2.
設置場所に、特別な装置を必要とする問題や特殊な条件がある場合は、ユーザー側 で必要な装置を準備してください。
3.
設置のためのチェックリストおよび報告書を用意して参照できるようにしておきま す。
4.
不足または損傷している部品はすべて、運送業者およびサンに通知してください。
を参照してください。
Sun Fire 15K/12K
1-4
5. 『Sun Fire 15K/12K
要な電気装置の設置を完了し、必要な電力を供給します。
6. 『Sun Fire 15K/12K
切な空調設備を取り付けます。
7. 『Sun Fire 15K/12K
調設備を操作して
8. 『Sun Fire 15K/12K
データセンターネットワークへのアクセスを可能にします。
9. 『Sun Fire 15K/12K
ステム開梱の手引き』に記載されているように、システムを梱包から取り出し、設 置場所に移動します。
これらの作業を実行するために必要な情報については、『 サイト計画の手引き』を参照してください。
システムハードウェアの設置と移動の手引き
システムサイト計画の手引き』に記載されているように、必
システムサイト計画の手引き』に記載されているように、適
システムサイト計画の手引き』に記載されているように、空
48
時間動作させ、室温を適切な温度に設定します。
システムサイト計画の手引き』に記載されているように、
システムサイト計画の手引き』および『
Sun Fire 15K/12K
Sun Fire 15K/12K
2002 年 6
システム
1.3
システムコントローラの接続
Sun Fire 15K/12K
およびシステムコントロール周辺装置 ルおよび監視をサポートします。各 システムコントローラが装備されています。システムコントローラの トローラとして動作します。 ローラに障害が起きた場合に、管理コントロールを自動的に引き継ぐことができま す。システム管理サービス ことによって、制御および監視が可能になります。
システムコントローラには れます。システムコントローラに電源を投入してプラットフォーム構成を開始するに は、データセンターの電源への接続を完了する必要があります。プラットフォームを データセンターの電源に接続する方法の詳細は、このマニュアルの第 『
Sun Fire 15K/12K
各システムコントローラにはコンソール接続が必要です。この接続は、ユーザーの データセンターネットワークで使用される めに使用されます。システムコントロール タイプコネクタによって、コンソール接続が可能になります。このケーブルの終端 は、標準
(VT150
ピン配置と終端仕様については、『 を参照してください。
DB-25
など) または端末集配信装置のいずれにも接続できます。
システムにはシステムコントローラ (システムコントロールボード
)
があり、プラットフォームの管理コントロー
Sun Fire 15K/12K システムフレームには、2 つの
1
つは、主コン
2
つ目のシステムコントローラは、主システムコント
(SMS)
Sun Fire 15K/12K
システムサイト計画の手引き』の第
コネクタです。このケーブルは、コネクタに互換性のある端末
ソフトウェアをシステムコントローラ上で実行する
システムの電源装置から電力が供給さ
2
章および
3
章を参照してください。
IP
アドレスの規定などの初期構成を行うた
(SC)
プロセッサボード前面の
Sun Fire 15K/12K
SC-CPU
システムサービスマニュアル』
8 ピン DIN
ケーブルの
コンソール接続または 使用できます。 の出力の表示には、 の端末に出力を表示しながら、
Telnet
GUI
管理は、ディスプレイ装置が必要です。
X
ウィンドウに対応する装置ならどれでも使用できます。管理者
接続は、コマンド行版の
SC
上でプログラムを実行できます。
1 章 Sun Fire 15K/12K
SMS
ソフトウェアとの対話に
SMS GUI
システムの設置の準備 
ソフトウェア
1-5
1.4
ネットワークハードウェアの接続
2
つのシステムコントローラおよび各動的システムドメインは、ユーザーのデータセ ンターネットワークに接続する必要があります。ハードウェア構成の前にこれらを接 続しておく必要があります。データセンターネットワークに接続するために使用でき るオプションについては、『 章「ネットワーク計画」を参照してください。
Sun Fire 15K/12K
システムサイト計画の手引き』の第
4
Sun Fire 15K/12K
1-6
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
2
Sun Fire 15K/12K システムハード ウェアの設置
2.1
必要な工具類
注 –
次に示すのは、プロセッサキャビネットを設置するときに必要な最小限の工具お
よびテスト装置です。
1/8 インチおよび 3/16 インチの一般的なマイナスのねじ回し
プラスのねじ回し
デジタル電圧計
9/16 インチのオープンエンドレンチ (または、これに相当するもの)
ナットドライバー (1/2 インチ)
(Phillips の 2 番)
(DVM)
2-1
2.2 ホストのインストールのための作業一覧
2-1
システムコンポーネントの 位置付け
システムへのケーブル接続 2-4 ページの 2.4 節「キャビネットのアース」
AC コンポーネントへの電源投入 2-9 ページの 2.7 節「システムの電源投入」
インストール済みドメインの構成 3
システムの設置の終了 4
システムの移動準備 5
システムの移動 6
作業一覧
作業 参照先
2-3 ページの 2.3 節「システムコンポーネントの 位置付け」
2-7 ページの 2.5 節「電源ケーブルの接続」
2-9 ページの 2.6 節「入出力ケーブルのラベル
付け」
Sun Fire 15K/12K
2-2
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
2.3 システムコンポーネントの位置付け
注意 –
1.
上げ床を設置する場合は、ケーブルの引き出し口の位置を決めます。
2.
適切な通気フロアパネルを使用していることを確認して、ケーブルを取り付けやすい 場所にキャビネットを移動します。
『 冷却要件」を参照してください。
3.
プロセッサと入出力キャビネットを指定された場所に取り付けます。
『 ピュータルームの配置」を参照してください。床配置の例を、図
4.
プロセッサキャビネットをユーザーによって用意されたスペースに取り付け、保守の ためにドアが開くことを確認します。
5.
すべての電源装置の回路遮断器 てください。
プロセッサまたは入出力キャビネットに、機械的または電気的な改造を加えな いでください。システムが改造された場合、 対して一切の責任を負いません。
Sun Fire 15K/12K
Sun Fire 15K/12K
システムサイト計画の手引き』の
システムサイト計画の手引き』の
(AC0
および
Sun Microsystems
2-2
ページの
2-6
ページの
AC1)
がオフになっていることを確認し
はその製品に
2.1
節「基本的な
2.2
節「コン
2-2
に示します。
2 章 Sun Fire 15K/12K
システムハードウェアの設置 
2-3
2.4
キャビネットのアース
200 VAC
ホットライン コモンライン
入力
 アース 
Sun Fire 15K/12K
のシステムにはアース用ケーブルは付属していません。電源コードには あって、 ンとシステムシャーシが接続されています。ソケットに電源コードを接続すると、 アース用のピンが電源ソケットに接触して、シャーシのアースが完了します。確実に アースさせるために、ユーザーは適切にアースされた電源ソケットを用意して、配電 盤 アースされたシステムについては、図 源および静電放電防止装置
2 つは電流用で 1 つはアース用です。AC 入力モジュールでは、アース用ピ
(PDU : Power Distribution Unit)
システムは、電源コードを介したアースが可能です。そのため、こ
3
つのピンが
がアースグランドされている必要があります。
2-1
を参照してください。システムボードの電
(ESD)
電源
モジュール
48 V
フロント
エンド
の接続については、図
2-2
を参照してください。
Sun Fire 15K/12K
2-4
ラインフィルタ
Z
接触
フレームグランド
2-1 Sun Fire 15K/12K システムのアース
システムハードウェアの設置と移動の手引き
48 V +
48 V -
2002 年 6
+
低電圧
-
DC
フレーム
48 V -
ボードエンゲージに よって流入 可能になる
3
CNTL
レベルエンゲージ
48 V -
CP
コンバータ
マルチポイ ントを結ぶ 論理アース
電源
マルチポイ ントを結ぶ 論理アース
フレーム
+
DC / DC
CP
+
DC / DC
コンバータ
論理アース
フレームと シャント論理
流入
CNTL
電源制御ロジック
電源コンバータの
使用可能と使用不可の 切り替え、電源と温度の
I2C
監視、 インタフェース
への
ボード表面のスプリングが フレームに接触
1 レベルエンゲージ
2
2
48 V -
2
レベルエンゲージ
48 V +
2
レベルエンゲージ
論理アース
(
多数のピンによって
接続される
論理シグナル
(
多数のピンによって
接続される
2
I
C
2
I
C
)
)
ボード表面
ダイオードで保護されたボードねじが ボード表面に取り付けられる
2-2
システムボードの電源と ESD 接続
安全グランド
2 章 Sun Fire 15K/12K
システムハードウェアの設置 
2-5
システムに、アース用のケーブルを取り付けることもあります。これは必須ではあり ませんが、アースポイントを追加することで漏れ電流をより効果的に分散できます。 電源コードはソケットを経由してアースし、アース用ケーブルはコモンアースグラン ドを基準とする必要があります。そうしないと、グラウンド電位に差が生じる可能性 があります。
注意
PDU
ソケットのアース機能が不明確な場合は、 することを確認するまで、アース用ケーブルを取り付けないでください。グラ ンド電位の差が明らかな場合は、修正作業を行う必要があります。
Sun Fire 15K/12K
1.
適切にアースされた
システムを適切にアースするために、次の手順を行ってください。
PDU
がユーザーの設置場所にあることを確認します。
アースされている必要があります。
2.
すべてのアースポイント (上げ床および電源ソケット) が いることを確認します。
システムをアースする場合は、アース用ケーブルを別途用意する必要がありま
注 –
す。アース用ケーブルはシステムに同梱されていません。
注意 –
製造工程で、アース用ケーブルの接続部分の表面が塗装されていることがあ ります。接続するときには、システムとケーブルの金属面をしっかりと接合 させてください。
3.図 2-3
に示すように、システムのフレーム底部にあるキックプレートの後ろにアース
用ケーブルを接続します。
PDU
ソケットが正しくアース
PDU
のアースを基準にして
PDU
Sun Fire 15K/12K
2-6
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
アース用ケーブル 接続点
キックプレート
エアフィルタ
2-3 システムキャビネットのアース用ケーブル接続点
システムキャビネットの底部
2.5
電源ケーブルの接続
注意 –
このシステムには、アースされた電気回路が必要です。米国の標準化機関である
Underwriters Lavoratories, Inc. は次のように規定しています。
サイズ、絶縁材、接地および非接地分岐回路供給導線の太さが同一である絶縁接地線
(緑色のもの、または緑色で
置またはシステムに電源を供給する分岐回路の一部として接地する。この接地線は、 サービス装置にアースするか、別々に派生したシステムによって電源が供給されてい る場合は、供給電圧器またはモーター発電器装置にアースする。
装置またはシステムの近くにある接続プラグソケットはすべてアース対応とし、これ らのソケットに接続する接地線はサービス装置にアースする。
プロセッサまたは入出力キャビネットに、機械的または電気的な改造を加えな いでください。システムが改造された場合、 対して一切の責任を負いません。
1
つ以上の黄色のストライプが入ったものを除く) を、装
Sun Microsystems
はその製品に
2 章 Sun Fire 15K/12K
システムハードウェアの設置 
2-7
注意 – AC
電源接続は、キャビネット内のコンポーネント (ボードおよびドライブ) を
静電気による損傷から保護するためのアースの経路となります。
付属のケーブルは、次のように接続してください。
1.
電源コードを接続する前に、すべての電源装置ブレーカー
(AC0
および
になっていることを確認してください。
2. DVM
3. AC
を使用して、入力
詳細は、『
Sun Fire 15K/12K
電源コードを電源装置の正面パネルの適切な
2-4
を参照して、適切なパーツ番号と接続方向を確認してください。
ブルは、ケーブルカバーの留め具が下向きになるように接続します。
AC
電圧が設置場所に適合していることを確認してください。
システムサイト計画の手引き』を参照してください。
AC
コネクタに接続します。
AC1
ルは、ケーブルカバーの留め具が上向きになるように接続します。通常、電源
AC0
コードは
4.
全体の外観を整え、故障を防ぐためにすべてのケーブルを固定します。
PS0 ( PS1 ( 背面では PS4) PS2 ( 背面では PS5)
電源ケーブル 留め具
に接続し、電源
背面では
PS3)
B
のコードは
AC1
に接続します。
AC1)
AC0
電源ケー
電源ケーブ
AC0
がオフ
A
Sun Fire 15K/12K
2-8
PS および AC 電源ケーブル ラベル
電源ケーブルのパーツ番号
AC0 : 180-1943 AC1 : 180-1954 AC0 : 180-1944 AC1 : 180-1955
2-4 AC 電源コードの接続
システムハードウェアの設置と移動の手引き
米国内 米国内 米国外 米国外
:
2
2
2002 年 6
AC1
正面図
2.6
入出力ケーブルのラベル付け
2.7
Sun Fire 15K/12K
『 ページの テムを設置したあと、システムのケーブルを取り付けて接続します。図 てください。新しい部品および交換部品に付けるための、ラベルのセットがシステム に同梱されています。このセットには、二地点間接続を見分けるために使用するラベ ルのシートが複数枚入っています。このラベルは、すべての新しいケーブルに使用す るだけでなく、再構成が必要になった場合に、ケーブルに再度ラベルを付け直すため にも使用できます。
2-5 ケーブルのラベルの例
2.3
節「システムコンポーネントの位置付け」に記載されているようにシス
システムサイト計画の手引き』に従って設置場所を確認し、
2-5 を参照し
2-3
システムの電源投入
1.
別途用意した
2.図 2-6
器がオンになっていることを確認してください。
AC
回路遮断機の電源を入れます。
で示すように、正面および背面にある電源モジュールのすべての
2 章 Sun Fire 15K/12K
DC
回路遮断
システムハードウェアの設置 
2-9
電源モジュール
DC 回路遮断器 (16 ずつ )
電源装置 (3 つずつ )
2-6 回路遮断器と電源装置
3.
システムに電力を供給するため、電源装置モジュールにあるすべての正面パネルの回 路遮断器
)
源装置
(
各電源装置に
を順次オンにします。
2
つの回路遮断器、各システムの正面および背面に
3
つの電
Sun Fire 15K/12K
2-10
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
3
インストール済みの Solaris ドメイン ソフトウェアの設定
この章では、 クパラメタをインストールする手順を説明します。この手順では、端末ディスプレイ で、
SC
いることを前提としています。
この設定は、ホストが設置場所に届いたときに、インストール済みのドメイン上で行 います。クラッシュからの回復または新しいドメインを構成している場合には、この 手順を実行しないでください。
1.
ユーザー
xxxxxx
2.
次のように入力して、ドメインを作成します。
sms-svc% addboard -d domain_id domain_tag -c assign board_type,board_id
domain_id
字・小文字は区別しません。出荷時点で構成されたドメインには
domain_tag
す。
Sun Fire 15K/12K
コマンド行ウィンドウと
sms-svc
です)。
には、ドメイン
には、
で、メイン
ID
の英字を指定します。指定できるのは
addtag(1M)
システムの最初のドメイン上にユーザーのネットワー
domain console (1M)
SC
にログインします (デフォルトのパスワードは、
を使用するドメインに割り当てられた名前を指定しま
ウィンドウの両方を開いて
A ~ R
A を使用します。
で、大文
board_type
ます。 これに対応するものでもありません。指定できるのは、 せです。ボード識別子の引数を複数指定することはできません。
には、ボード
board_type
ID
の英字を指定します。ボードのリストはスペースで区切り
の指定は任意です。
board_id
は、拡張スロットの組とは異なり、また
<0 ~ 17>.<0 ~ 1>
の組み合わ
3-1
board_type、board_id
cpu,(0..17)[.0] dcpu,(0..17)[.1] (MaxCPU) iobd,(0..17)[.1] (hsPCI I/O)
は、次の形式で指定します。
次に例を示します。
addboard -d A -c assign cpu,0.0 iobd,0.1 cpu,1.0 cpu,2.0
3.
次のように入力して、ドメインを起動します。
sms-svc% setkeyswitch -d A on
4. setkeyswitch
処理が完了したあと、次のように入力します。
sms-svc% console -d A
数分後、
5.
次のように入力して、ドメインを起動します。
ok>
プロンプトが表示されます。
ok> boot
はじめてドメイン
OS
を起動するとき、管理者はホスト固有の情報を定義するように 求められます。これにはホスト名およびロケール、 細は、
Solaris のインストールマニュアルを参照してください。
IP
アドレス情報が含まれます。詳
Sun Fire 15K/12K
3-2
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
4
Sun Fire 15K/12K システムの設置の 完了
システムを起動してネットワーク上での適切な設定を行ったあと、診断を実行しま す。
4.1 ホストでの SunVTS の実行
SunVTS
びネットワーク変数を設定する必要があります。
SunVTS
ます。 ばシステムテストとして適切です。
1. X
端末のディスプレイステーションにログインし、ドメインが接続を開始できること
を確認してから、次のように入力します。
% xhost +
ソフトウェアを実行する前に、まずホストを起動して、ローカル変数およ
は、システムのすべての部品 (プロセッサおよび入出力) の全機能をテストし
SunVTS
のテストは、夜間に行うのが理想的ですが、4 ~
24
時間を確保できれ
4-1
2.
スーパーユーザーでドメインにログインして、
# csh # setenv DISPLAY sc_hostname:0.0 # setenv LD_LIBRARY_PATH /usr/openwin/lib # setenv OPENWINHOME /usr/openwin # /opt/SUNWvts/bin/sunvts -l
SunVTS
を起動します。
SunVTS の初期化に失敗すると、SunVTS のインストールが必要になる場合がありま
す。詳細は、
SunVTS AnswerBook
マニュアルを参照してください。
3. SunVTS
のウィンドウを表示し、コントロールパネルに示された装置と、システムに
物理的に搭載されている装置とを照合します。
SunVTS
を起動すると、多くの場合は、ほとんどのハードウェアの部品に対してク
イックチェックを行います。装置を取り付けてマシンの設定を行った直後には、
SunVTS
一致しない場合は、
はこの装置が正しく取り付けられているかどうかを確認します。
SunVTS
マニュアルの「コントロールパネル」を参照してくださ
い。
SunVTS
が、システムに物理的に搭載されている装置を表示できない場合は、もう一
度取り付け状態を注意深く確認してください。
4.
スタートボタンをクリックします。
Set SunVTS Options
」メニューで「
を保存している場合は、次のように入力して
# /opt/SUNWvts/bin/sunvts -l -o
5. SunVTS
の状態を監視します。
Auto Start
SunVTS
options_filename
」を有効にし、オプションファイル
を起動できます。
システムが動作し、テストで障害が検出されていないことを確認します。
6.
各ドメインのテストを行うには、手順
2 ~ 5
を繰り返します。
Sun Fire 15K/12K
4-2
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
4.2 設置の完了
1.
購入したすべてのソフトウェアパッケージのインストールおよび設定を行います。
2.
次のように入力して、ドメインのハードウェア状態を取得します。
% /usr/platform/sun4u1/sbin/prtdiag -v
各ドメインに対して、この手順を繰り返します。
3.
すべてのケーブルがしっかりと取り付けられ、アタッチメントハードウェアが固定さ れていることを確認します。
4.図 4-1
5.
6.
に示すように、エアプリナム上の入出力ケーブルを支える留め具にすべての ケーブルをまとめ、マジックテープ式のケーブルタイ します。
入出力ケーブル
マジックテープ式の ケーブルタイ
(152.4 mm (6 インチ ))
4-1 入出力ケーブルの固定
すべてのアクセスドアを閉じます。
側面パネルがキャビネットに正しく取り付けられていることを確認します。
(
パーツ番号
エアプリナム上の入出力ケーブルを 支える留め具
230-1855)
で結束
7.
キャビネットがサイト計画に基づいて設置されていることを確認します。
8.
システムキャビネットの四隅にある高さ調整脚を床に届くまで下げます。
4 章 Sun Fire 15K/12K
システムの設置の完了 
4-3
9.
高さ調整脚をさらに
10. 2
つのアクセスドアが接する位置を目視で確認します。アクセスドアが同じ高さで
4 分の 1
回転させて調節します。
まっすぐになるまで高さ調整脚を調節します。
システムキャビネットの反対側でもこの手順を繰り返してください。
注意 –
調整脚にはシステムキャビネットの全体の重量がかからないようにしてくださ
い。キャスターが床に接地していることを、目視で確認してください。
11. Sun Fire 15K/12K Installation Report
システムを設置したあと、システムキャビネットに同梱されている
」に記入し、返送してください。
設置作業は完了しました。問題が発生した場合は、次のマニュアルを参照してくださ い。
Sun Fire 15K/12K
Sun Fire 15K/12K
システム製品概要』 システムサービスマニュアル』
Sun Fire 15K/12K
4-4
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
5
5.1
5.2
Sun Fire 15K/12K
システムの移動
前の作業
この章では、移動の準備としてシステムを正しく停止させる方法を説明します。移動 方法については、第
システムのバックアップ
すべてのドメインおよび 理者に依頼します。
ドメインの構成解除
1.
ドメインの構成を解除します。詳細は、『 管理者マニュアル』を参照してください。
6
章を参照してください。
SC
が正しくバックアップされたことの確認を、システム管
System Management Services (SMS) 1.2
2. SMS
3. SC
4.『Sun Fire 15K/12K
構成ファイルを保存します。
の構成を解除します。詳細は、『
マニュアル』を参照してください。
システムサービスマニュアル』の第
て、システムの電源を切断します。
2-5 2-10
ページの
ページの
2.2.1.2
2.2.2.2
節「センタープレーンサポートボードの電源切断」
節「システムコントロール
System Management Services (SMS) 1.2
2
章にある次の節を参照し
(SC)
ボードの電源切断」
管理者
5-1
2-22
ページの
2-34 ページの 2.3.1.2 節「拡張ボードの電源切断」
2-41
ページの
2-51
ページの
2-58 ページの 2.3.8.2 節「MaxCPU (スロット 1) ボードの電源切断」
2-63
ページの
2-75
ページの
2-78 ページの 2.7.1 節「ファンバックプレーンの取り外しのための電源切断」
2-85
ページの
2.2.5.2
2.3.2.2 節「CPU (
2.3.5.2 節「hsPCI (
2.4.2 節「4 kW
2.6.2
節「システムコントロール
スロット
スロット
デュアル
節「ファントレーの電源切断」
0)
AC-DC
(SC)
ボードの電源切断」
1)
部品の電源切断」
電源装置の電源切断」
2.8.3 節「Sun Fireplane interconnect
周辺装置ボードの電源切断」
部品交換のためのシステムの電
源切断」
2-92 ページの 2.9.1 節「電源センタープレーン交換のためのシステムの電源切断」
2-106
ページの
2.10.2.1
節「ケーブル交換のためのシステムの電源切断」
注 –
次の文は『
Sun Fire 15K/12K
システムサービスマニュアル』の第 源モジュールおよびファンバックプレーン、 センタープレーン、ケーブルの交換手順に記載されています。すべての回路遮断 器を、常にオンにしておいてください。
システムの移動の準備としてドメインの再構成をするときは、この文を無視して ください。
5.
システムキャビネットの正面と背面にある、すべての す。
6.
システムの正面と背面にある、
7.
別途用意した
8.
システムの正面と背面にある
AC
回路遮断機の電源を切ります。
AC0
AC0
および
および
AC1
AC1
て外します。
2
章にある電
Sun Fireplane interconnect
DC
回路遮断器の電源を切りま
、電源
の回路遮断機の電源を切ります。
の電源装置から、電源ケーブルをすべ
5-2
Sun Fire 15K/12K
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
6
Sun Fire 15K/12K システムキャビ ネットの移動
6.1
キャビネット移動の準備
1.
梱包用パッケージ (パーツ番号
梱包材は移動中につぶれるので、 は、一度使用された運搬用パレットは使用できません。新しい梱包用パッケージに は、新しいパレットと、次のアイテムが含まれます。
パレット
パレットラックファスナー
梱包箱 (内部の上蓋と外側の側板
梱包材 (ラベルと袋)
2.
梱包用ストラップおよび工具があることを確認します。これらは、通常、発送を担当 する部門から入手できます。
3.
必要な工具類を入手します。
9/16
インチのオープンエンドレンチ (または、これに相当するもの
595-5844)
Sun Fire 15K/12K
を用意します。
)
システムキャビネットの移動に
)
6-1
6.2
キャビネットの準備
1.
キャビネットの部品を点検するために正面と背面のドアを開けます。
すべてのコンポーネントがしっかりと取り付けられ、すべてのハードウェアが固定さ れていることを確認します。
2.
移動の前にキャビネットの準備をします。
注意
a.
b.
3.
システムキャビネットの正面と背面に、システムのハンドルバーを取り付けます。プ ラスのねじ回し 止機構付きねじで固定します。
この ています。
4.
高さ調整脚を上げて、図 たことを確認します。
梱包中に
トデッキに積む前に、ドアをキャビネットから取り外してください。キャビ ネットを移動するときは、キャビネットフレームの端を持ちます。内部のシス
テムボードハンドルを使用してキャビネットを移動しないでください。
キャビネットの正面と背面のドアを取り外します。上部にあるバネ付きのヒンジピ ンを下に押してから、ドアを上方向に持ち上げて、キャビネット下部にあるヒンジ のピンから外します。
キャビネットを移動用のパレットデッキ上の適切な位置に固定するまで、4 つのド アは別の場所に保管しておきます。
2
つのハンドルバーは、システムの設置が完了した時点で取り外され、保管され
4
つのキャビネットドアが損傷する可能性があります。装置をパレッ
(Phillips の 2 番)
6-1
に示すように、キャビネットフレーム内に完全に格納し
を使用して、ハンドルバーをそれぞれ
4
つの脱落防
Sun Fire 15K/12K
6-2
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
高さ調整脚
6-1 高さ調整脚の格納
5.
キャビネットを点検して、緩んだハードウェアや破片などがないか確認します。
6.
すべてのインタフェースケーブルをキャビネットから取り外したことを確認します。
7.
梱包するために、作業しやすい場所へシステムを移動します。
コンピュータールームへ搬入する時は、振動が発生する可能性のある凸凹を避け、次 の条件を満たす運搬経路を確保してください。
6-1 運搬に必要なスペース
キャスター
6.3
スタイリングパネルが ある場合
ドアの高さ 2032 mm (80.00 インチ) 2032 mm (80.00 インチ)
廊下およびドアの幅 915 mm (36.00 インチ) 915 mm (36.00 インチ)
最大斜度 10 10
スタイリングパネルが ない場合
キャビネットの梱包
キャビネットをパレットの傾斜路まで移動するには、キャビネットの周囲に 5.49
m (18
フィート) 以上のスペースが必要です。
1.
キャビネットを載せるパレットデッキを準備します。
6 章 Sun Fire 15K/12K
システムキャビネットの移動 
6-3
運搬用パレットを平らな場所に設置して、キャビネットと傾斜路のために周囲に
a.
5.49 m (18
梱包用パッケージの中にある箱から傾斜路を取り出します。
b.
傾斜路の歯を、これに対応するパレットデッキの穴に噛み合わせます。歯の後ろ側
c.
フィート) 以上のスペースを確保します。
を押したり、そこに立ってみることで、傾斜路が適切な位置にしっかりと固定され ていることを確認します。
つのパレットチョックのいずれかを、キャビネットの運搬に使用しない側のパ
d. 2
レットデッキの端に取り付けます。
注意 –
キックプレート固定部品は、傾斜が
5
度の積載用傾斜路でキャビネットを押し
上げる場合のみ、あらかじめ運搬側から取り外しておく必要があります。傾斜
10
角度が
運搬パレットデッキに載せるためのキャビネットの準備を行います。
2.
a.図 6-2
に示すように、載せる前にキャビネットの両端からキックプレート部品を取
度を超えるときは、キャビネットを移動することはできません。
り外します。バネ式の脱落防止機構付きピンを、引きながら回して取り外し、キッ クプレートおよび取り付けチューブを固定部品から外側へ引き出して、キャビネッ トを運搬用パレットデッキに固定するまで別の場所に保管しておきます。
バネ式
脱落防止機構付き 固定ピン
キックプレート 取り付けチューブ
キックプレート
キック プレート 固定部品
Sun Fire 15K/12K
6-4
6-2
b. 2
システムハードウェアの設置と移動の手引き
キャビネットのキックプレート部品の取り外し
つの傾斜路の前縁にキャビネットのキャスターを合わせます (図
2002 年 6
6-3)
運搬用パレットと 傾斜路
キャビネット ( ドアとキックプレートは取り外されている )
6-3 パレットデッキに取り付けられた傾斜路
注 –
運搬用パレットには、運搬する前にキャビネットをパレットデッキに固定するた めの穴があります。固定には、亜鉛メッキされた運搬用の留め具とボルトを使用 します。
傾斜路を使用して、キャビネットを運搬用のパレットデッキに押し上げます。
c.
注意 – 1
人または
2
人でキャビネットを押し、ほかの
2
人がキャビネットを決められ
た位置まで誘導します。
つの亜鉛メッキされた運搬用トウクランプ部品および
d. 2
(図 6-4)
キャビネット底部で、各トウクランプ部品をフレームの四角い穴に挿入して、キャ
e.
つのボルトを位置付けま
4
ビネットの前縁を運搬用パレットに固定します。
f. 9/16
インチのオープンエンドレンチを使用して、4 つのボルトを梱包箱に固定しま
す。
6 章 Sun Fire 15K/12K
システムキャビネットの移動 
6-5
亜鉛メッキされた運搬用 トウクランプ部品 およびボルト
チョック
Sun Fire 15K/12K
6-6
6-4
残った
g.
運搬用パレットデッキ上のキャビネット
つの運搬用トウクランプ部品と
2
4
つのボルトを使用して、キャビネット
の反対側を運搬用パレットに固定します。
h. 9/16
インチのオープンエンドレンチを使用して、残りの
つのボルトを梱包箱に
4
固定します。
つの高さ調整脚をそれぞれ運搬用パレットデッキに届くまで下げます。
i. 4
さらに
4 分の 1
回転させて安定していることを確認し、キャビネットのキャスター
への重量の負荷を軽減します。
運搬用パレットデッキから傾斜路を外します。
j.
キャビネットが運搬用パレットデッキに固定されたあとで、キックプレート部品を
k.
再び取り付けます。
キックプレート固定部品の内側のサポート爪を差し込みます。
キャビネットフレームの正面の取り付け穴に
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
2
つの外側の爪を合わせます。
部品を内側にスライドさせ、内側のサポート爪をキャビネット下部の水平のサ ポート材にある
2 つの脱落防止機構付きパネル留め具で固定します。
キャビネットの面に揃うまで、キックプレート固定部品の四角い取り付け
2 つの取り付け穴に合わせます。
チューブを挿入します。
バネ式の脱落防止機構付き固定ピンで固定します。
残りのパレットチョックを、キャビネットの積載に使用するパレットデッキの端に
l.
取り付けます。
キャビネットの下部にあるヒンジの下部ペグに、正面と背面のキャビネットドアを
m.
挿入してそれぞれ取り付けます。各ドアの上部にあるバネ式のピンを下に引いて、 ドアのペグをキャビネット上部のヒンジに挿入します。
残りの梱包材を組み立てる前にキャビネットを点検して、緩んだハードウェアまた
n.
は、工具、破片がないことを確認します。
最後の部品を組み立てます。
3.
梱包用パッケージから保護ビニール袋を取り出し、キャビネットの上部と側面を覆
a.
います。ビニール袋の下の部分は運搬用パレットの側面にはさみ込みます。
工具を梱包用パッケージの工具箱に戻して、パレットデッキ上のキャビネットの正
b.
面と背面に積みます。
パレットデッキ上のキャビネットの横に
c.
梱包箱の内部の上蓋を、保護ビニール袋およびキャビネットの上に取り付けます。
d.
保守マニュアルのパッケージを保護ビニール袋の外側に取り付けます。
e.
電源ケーブルを束ねて、出荷キット箱に入れます。
f.
6 章 Sun Fire 15K/12K
本の傾斜路を置きます。
2
システムキャビネットの移動 
6-7
梱包箱を組み立てます (図
4.
梱包箱の内部の 上蓋
ビニール袋と 保守マニュアルの パッケージ
傾斜路
工具箱
6-5)
梱包箱の側版
プラスチック製の 固定クリップ用穴
Sun Fire 15K/12K
6-8
出荷キット箱
(2
つずつ
)
手の差し入れ口
6-5 最終的な部品と梱包箱の組み立て
差し入れ口に手を入れて、2 つの梱包箱の側板を運搬用パレットデッキに設置し、
a.
プラスチック製の固定クリップ
つのプラスチック製固定クリップ (両側に
b. 8
(
両側に
つずつ) を取り付ける穴を合わせます。
4
つずつ)を、梱包箱の側板の端に取り
4
付けます。
梱包箱の上蓋をキャビネットの上部に置き、梱包箱の側板の上にかぶせます。
c.
ストラップで縁を保護する繊維板を固定します。
d.
6-6 に示すように、ストラップでしっかりと縁の保護材を固定します。
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
ストラップ
縁を保護する 繊維版
梱包箱の 上蓋
プラスチック製の固定クリップ
(
両側に
4
つずつ
)
6-6 運搬の準備が完了したキャビネット
梱包用パッケージに含まれている
e.
TIP-N-TELL
す。
6 章 Sun Fire 15K/12K
手の差し入れ口
を梱包箱側面の上半分に取り付けま
システムキャビネットの移動 
6-9
Sun Fire 15K/12K
6-10
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
付録 A
適合条件
A-1
Sun Fire 15K/12K
A-2
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
Regulatory Compliance Statements
サンの製品には、次の適合規制条件のクラスが明記されています。
米連邦通信委員会
カナダ政府通産省デジタル機器工業規格
情報処理装置等電波障害自主規制協議会
台湾経済部標準検験局
本装置を設置する前に、装置に記載されているマークに従って、該当する節をよくお読みください。
(FCC) -
FCC Class A Notice
This device complies with Part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions:
1. This device may not cause harmful interference.
2. This device must accept any interference received, including interference that may cause undesired operation. Note: This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class A digital device, pursuant to Part 15 of
the FCC Rules. These limits are designed to provide reasonable protection against harmful interference when the equipment is operated in a commercial environment. This equipment generates, uses, and can radiate radio frequency energy, and if it is not installed and used in accordance with the instruction manual, it may cause harmful interference to radio communications. Operation of this equipment in a residential area is likely to cause harmful interference, in which case the user will be required to correct the interference at his own expense.
Shielded Cables: Connections between the workstation and peripherals must be made using shielded cables to comply with FCC radio frequency emission limits. Networking connections can be made using unshielded twisted-pair (UTP) cables.
Modifications: Any modifications made to this device that are not approved by Sun Microsystems, Inc. may void the authority granted to the user by the FCC to operate this equipment.
アメリカ合衆国
(BSMI) -
台湾
(ICES-003) - (VCCI) -
日本
カナダ
ICES-003 Class A Notice - Avis NMB-003, Classe A
This Class A digital apparatus complies with Canadian ICES-003. Cet appareil numérique de la classe A est conforme à la norme NMB-003 du Canada.
A Regulatory Compliance Statements A-3
付録
BSMI Class A Notice
The following statement is applicable to products shipped to Taiwan and marked as Class A on the product compliance label.
A-4 Sun Fire 15K/12K
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
安全のための注意事項
すべての作業に先立って、この章を必ずお読みください。こ
Sun Microsystems,Inc.
の章では ただくための注意事項について説明しています。
取り扱いの注意
システムを設置する場合には、次のことに注意してくださ い。
装置上に記載されている注意事項や取り扱い方法に従って ください。
ご使用の電源の電圧や周波数が、装置の電気定格表示と一 致していることを確認してください。
装置の開口部に物を差し込まないでください。内部は高電 圧になります。金属など導体を入れるとショートして、発 火、感電、装置の損傷の原因となることがあります。
記号について
このマニュアルでは、以下の記号を使用しています。
注意
事故や装置故障が発生する危険性がありま
す。指示に従ってください。
!
注意
表面は高温です。触れないでください。火傷
をする危険性があります。
警告
高電圧です。感電や怪我を防ぐため、説明に
従ってください。
オン
システムに
装置の電源スイッチの種類に応じて、以下のどちらか の記号を使用しています。
システムへの
オフ
の製品を安全に取り扱ってい
AC
電源を供給します。
AC
電源の供給を停止します。
サン製品の設置場所
注意
装置の開口部を塞いだり覆ったりしないでく
ださい。また、装置の近くに放熱機器を置かないで
!
ください。このガイドラインに従わないと、装置が 過熱し、信頼性が損われます。
注意
!
SELV
対応
入出力接続の安全状態は、 条件を満たしています。
通常動作時の騒音の水準は、 です。過熱状態での騒音の水準は、 る場合があります。一時的にエクスポージャーを制 限してください。
SELV (Safety Extra Low Voltage)
電源コードの接続
警告
サンの製品は、中性線、または線対線接続を 使用する設計になっています。それ以外の電源にサ ンの製品を接続すると、感電や故障の原因になりま す。建物に供給されている電力の種類がわからない 場合は、施設の管理者または有資格の技術者に問い 合わせてください。
警告
必ずしもすべての電源コードの定格電流が同 じではありません。家庭用の延長コードには過負荷 保護がないため、コンピュータ用として使用できま せん。家庭用延長コードをサンの製品に接続しない でください。
警告
サンの製品には、アース付き 源コードを使用しています。アースしたコンセント に電源コードを接続してください。この警告を守ら ない場合は、感電する危険性があります。
次の警告は、スタンバイ電源スイッチのある装置にのみ適用 されます。
70DB(A)
70DB(A)
(3 線式)
未満
を超え
の電
スタンバイ います。
システムはスタンバイモードになって
装置の改造
装置に対して機械的または電気的な改造をしないでくださ
Sun Microsystems, Inc.
い。 て一切の責任を負いません。
は、改造されたサンの製品に対し
警告 みを採用しています。システムの電源を完全に切る ためには、電源プラグを抜いてください。設置場所 の近くのアースされた電源コンセントに電源プラグ を差し込んでください。システムシャーシから電源 装置が取り外された状態で、電源コードを接続しな いでください。
リチウム電池
警告
(SGS No. MK48T59Y
!
XXXPCZ
リチウム電池が埋め込まれています。ユーザー自身 でこのリチウム電池を交換することはできません。 誤った処置をすると爆発する危険性があります。電 池を火の中に投入しないでください。また、リチウ ム電池を分解したり充電したりしないでください。
この製品はスタンバイ形式の電源スイッチの
CPU
サンの
M48T59W-XXXPCZ、MK48T08)
ボード上にある実時間時計
MK48TXXB-XX、MK48T18-
付録A  安全のための注意事項 
には、
A-5
レーザー規定適合について
サンの製品は、レーザー規定クラス を使用しています。
1
に準拠するレーザー技術
Class 1 Laser Product
Luokan 1 Laserlaite
Klasse 1 Laser Apparat
Laser KLasse 1
CD ROM/DVD ROM
警告
このマニュアルで記載されていない操作を
行った場合、有害な電波や光線が漏れる可能性があ
!
ります。
GOST-R Certification Mark
Sun Fire 15K/12K
A-6
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
索引
D
DIN タイプコネクタ
,1-5
E
ESD 接続
,2-5
P
PDU ソケットのアース
,2-6
アース
システム,2-4
ポイント アース用ケーブル アース用ケーブルの接続部分 上げ床 安全のための注意事項
,2-6
,2-6
,2-3
,1-1
,2-6
キックプレート部品 キャビネット
,1-4
開梱
,2-3
配置
キャビネットの移動
キャビネットの準備 必要なアイテム
キャビネットの梱包
ケーブルタイ ケーブル配線
アース,2-7 信号 電源
,4-3
,2-9 ,2-7, 2-9
コンソール接続
,1-5
,6-4
,6-2
,6-1
,6-3
,1-4
開梱 回路遮断器
,2-10
システム
注意事項
信号ケーブルの配線
,1-3
,2-9
索引
索引
索引索引
-1
ストラップ
,6-1
設置
,4-3
完了 キャビネット 電源ケーブル
設定
パッケージ
,2-3 ,2-7, 2-9
,3-1
ソケットのアース ソフトウェア
パッケージのインストール
,2-6
高さ調整脚
, 4-4, 6-2, 6-6
,3-1
必要な工具類
,2-1, 6-1
通気フロアパネル
電源
ケーブル配線の要件
入出力ケーブル
,4-3
,2-4
配電盤 パッケージ
,3-1
設定
索引
索引-2 
索引索引
Sun Fire 15K/12K
,2-3
,2-7, 2-9
システムハードウェアの設置と移動の手引き
2002 年 6
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