Stihl HS 46, HS 56 Instruction Manual [ja]

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STIHL HS 46, 56
取扱説明書
目次
日本語
はじめに 2 使用上の注意および作業方法 2 本機の使い方 8 燃料 9 給油 10 エンジンの始動と停止 11 作業中の注意事項 14 エアーフィルターの掃除 14
元の取扱説明書無塩素漂白紙使用
キャブレターの調整 15 スパーク プラグの点検 16 ギヤーボックスの注油 17 機械の保管 18 目立ての注意事項 18 整備表 20 磨耗の低減と損傷の回避 22 主要構成部品 23 技術仕様 24 整備と修理 25 廃棄 25 EC 適合証明書 26
印刷インクには植物油が使用され、紙はリサイクル可能です。
お客様各位 この度は STIHL 社の製品をお買上げい
ただきまして誠に有難うございます。 この製品は、最新の製造技術と入念な
品質保証処置を施して製造されまし た。私共は、お客様がこの製品を支障 なく使用され、その性能に満足してい ただくために最善の努力を尽くす所存 でおります。
本製品に関してご不明な点がありまし たら、お買上げの販売店または当社カ スタマーサービスにお問い合わせくだ さい。
敬具
Dr. Nikolas Stihl
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© ANDREAS STIHL AG & Co. KG, 2018
0458-447-4321-B. VA1.F18.
0000007791_002_J
この取扱説明書は、著作権によって保護されています。全権留保。特に複製、翻訳および電子システムを使用した処理に対 して保護されています。
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日本語
はじめに
シンボル マークについて
機械に表示されているシンボル マーク の意味は、本取扱説明書に説明されて います。
対象の機種によっては、以下のシンボ ル マークが機械に表示されている場合 があります。
燃料タンク、ガソリンと エンジン オイルの混合燃 料
パージャーポンプの操作
ギヤー グリース用注入口
ブレード ロック
回転式ハンドル
段落の前に付いたシンボルや数字
警告
人に及ぼす事故やケガ、更に重大な物 的損傷に対する警告。
技術改良
当社の信条として、常に自社製品の改 良を心がけております。この理由か ら、製品の設計、技術、外観が定期的 に改良される場合があります。
このため、変更、修正、改良の種類に よっては、本取扱説明書に記載されて いない場合があります。
使用上の注意および作業方法
このパワーツールは、鋭 利なカッティング ブレー ドが非常に高速で作動す るため、作業時には特別 な安全に関する注意事項 を守ってください。
初めて使用するときは取 扱説明書をよく読んで理 解し、必要なときに見ら れるよう安全な場所に確 実に保管してください。 取扱説明書を順守しない と生命を脅かすようなケ ガを負いやすくなりま す。
現地の安全規制、基準、条例を遵守し てください。
本機で初めて仕事をする人は:STIHL サービス店または経験豊富なユーザー に機械の操作方法を教えてもらうか、 その専門的な研修に参加してくださ い。
未成年者はパワーツールを使用しない でください。
作業場所に見物人、特に子供や動物を 近づけないでください。
パワーツールを使用しない時は、他人 に危険が及ばないように、スイッチを 切ってください。無断で使用されない ように、安全に保管してください。
他者およびその所有物に対して生じた 事故または危険に関しては、その一切 の責任をユーザーが負います。
注記
本機本体あるいは構成部位の損傷に対 する警告。
2
HS 46, HS 46 C, HS 56 C
日本語
パワーツールを貸したり譲渡したりす る場合は、取扱説明書を一緒に手渡し てください。本機の使用者が取扱説明 書の記載事項に精通していることを確 認します。
騒音を発するパワーツールの使用が、 国や地域の規則によって規制されてい る場合があります。
パワーツールで作業する人は、十分に 休息をとり、身体的・精神的に健康で なければなりません。
激しい労働に耐えられない体調の方 は、パワーツールの使用前にかかりつ けの医師に相談してください。
ペースメーカーを付けている方にのみ 該当する注意点:本パワーツールのイ グニッション システムは、微量の電磁 界を発生します。この電磁界がペース メーカーに干渉する場合があります。 当社では、ペースメーカーを使用して いる方は健康上のリスクを低減するた め、かかりつけの医師やペースメーカ ーの製造業者に相談されることをお勧 めします。
アルコールや薬品などを服用した状態 では、パワーツールを使用しないでく ださい。視力が低下し、動作や判断が 鈍くなる可能性があります。
生垣、潅木、低木などの剪定にだけ、 ヘッジトリマーを使用してください。 事故の危険性が増すため、パワーツー ルを他の用途に使用しないでくださ い。
非常に危険なので、パワーツールには いかなる改造も加えないでください。 事故の誘因となり本機を損傷する恐れ があります。
当社がこのパワーツールへの使用を明 確に承認した、または同等の仕様に基 づいた、カッティング ブレードおよび
アクセサリーのみを取り付けてくださ い。これに関して不明な点がある場合 は、STIHL サービス店へお問い合わせ ください。高品質の工具およびアクセ サリーのみを使用して、事故および本 機の損傷を回避してください。
当社は、STIHL 純正のツールとアクセ サリーのご使用をお勧めします。これ らは、お客様の製品およびご使用にな る性能要件に合わせて、特別に設計さ れています。
人身への傷害の危険性を増加させるこ とがあるので、いかなる方法でも機械 を改造しようとしないでください。 STIHL は、承認されていないアタッチ メントを使用した際の人的傷害および 物的損害に対しては当社は一切保証を 行いません。
本機の清掃に高圧洗浄機を使用しない でください。強力な水の噴流が、本機 の部品を損傷する恐れがあります。
衣服と装備
規定に沿った服装と装備を身に付ける こと。
衣服は、作業しやすく作 業の妨げにならないこと が必要です。作業用のコ ートではなく、身体にぴ ったりしたオーバーオー ルと上着を組み合わせた 安全作業服を、着用して ください。
枝、藪、機械の可動部などに引っかか る物を、身に付けないでください。ス カーフ、ネクタイ、装身具を身に付け ないでください。長い髪は後ろで束 ね、引っかからないようにしてくださ い ( ヘアネット、帽子、ヘルメットに 押し込むなど )。
靴底が滑らず、頑強な作りの靴を履い てください。
警告
目の負傷の危険性を低減 するため、EN 166 基準 に準拠したしっかりとフ ィットする安全眼鏡を着 用してください。安全眼 鏡が正しくフィットして いることを確認してくだ さい。
イヤープロテクターを着用してくださ い。例えば防音用耳栓など。
耐性素材(革など)でで きた、丈夫な保護手袋を 着用してください。
STIHL では、作業者の防護のために各 種の作業服や装備をご用意していま す。
パワーツールの運搬
常にエンジンを停止します。 ヘッジ トリマーの運搬時には、すぐ近
くでも、必ずブレード ガード ( 鞘 ) を 取り付けてください。
3
日本語
0008BA024 KN
ヘッジトリマーはハンドルを持って、 カッティング ブレードが体の後ろに来 るようにして運搬してください。機械 の熱くなっている部分、特にマフラー やギアハウジングに、触れないように してください - ひどいやけどを負うこ とがあります。
乗り物で運搬する時:パワーツールが 倒れたり、燃料が流れ出たり、破損し ないように、固定してください。
給油
ガソリンは非常に簡単に 着火します。 火気を避け てください。燃料をこぼ さないでください - 喫煙 しないでください。
給油前にエンジンを停止してくださ い。
エンジンがまだ熱いうちは給油しない でください - 燃料が流れ出て火災を起 こす危険があります。
燃料キャップは、燃料が吹き出さずに 圧力がゆっくりと抜けるようゆっくり 開けてください。
給油は風通しの良い場所で行ってくだ さい。燃料が本機にこぼれた場合は必 ず拭き取ってください - 衣服に付いた 場合は直ちに着替えてください。
ヒンジ グリップ付きタン ク キャップ (ウイング式 キャップ) は正しく取り 付け、止まるまで時計方 向に回した後でヒンジを 下ろしてください。
これにより、エンジンの振動によって 燃料タンクキャップが緩んで燃料が漏 れる危険を低減できます。
重傷または命にかかわる火傷を回避す るため、燃料が漏れていないか注意し てください。漏れている場合は修理す るまでエンジンを始動しないでくださ い。
始動前
パワー ツールが正しく組み立てられ、 良好な状態になっているかチェックし ます - 本取扱説明書の関連項目を参照 してください。
燃料システムに漏れがないか点検
します。特にタンク キャップ、ホ ース接続部や手動燃料ポンプ ( 機 械に取り付けられている ) などの、 目に見える部品を特に注意深く点 検します。漏れや損傷がある場合 は、エンジンを始動しないでくだ さい - 火災の危険性があります。 再度使用する前に、機械の修理を サービス店に依頼してください
マスター コントロール レバーは
STOP または の方向に容易に移 動し、通常運転位置の F に戻る必 要があります。
マスター コントロール レバー、ス
ロットル トリガー ロックアウト、 およびスロットル トリガーが滑ら かに作動する必要があります - ス ロットル トリガーは自動的にアイ ドリング位置に戻る必要がありま す。マスター コントロール レバー を ln の位置から通常の運転 位置 F に戻します。
スパーク プラグ ターミナルがしっ
かりと差し込まれているかチェッ クします - 緩んでいる場合は火花 が発生することがあり、可燃性の ガスに引火する可能性がありま す。
カッティング ブレードが正しく確
実に取り付けられ、良好な状態に 保たれており (埃や汚れが付いて いず、自由に動き、曲がっていな い)、適正に目立てされ、スチー ル樹脂溶剤 (潤滑剤) が十分に吹 き付けられているか。
カッター ガード ( 装着されている
場合 ) が損傷していないか確認し ます。
操作部や安全装置に改造を加えな
いでください。
パワーツールを安全に操作するた
め、ハンドルは乾いた清潔な ( オ イルや汚れのない ) 状態に保ちま す。
事故の原因となりますので、損傷した り、正しく取り付けられていないパワ ーツールは使用しないでください。
エンジンの始動
給油した場所から少なくとも 3 m 離れ て始動します。戸外に限ります。
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HS 46, HS 46 C, HS 56 C
日本語
0008BA001 KN
0008BA002 KN
パワーツールを開けた場所の安定した 地面に置いてください。バランスと安 定した足場に配慮してください。パワ ーツールをしっかり保持してくださ い。エンジン始動時にカッティング ブ レードが作動する恐れがありますの で、地面や障害物に触れないようにし てください。
本パワーツールは、一人で操作するよ うに設計されています。作業場所に は、始動時であっても第三者を入れな いでください。
ケガのリスクを低減するため、カッテ ィング ブレードに触れないようにして ください。
エンジンの落としがけをしないでくだ さい - 取扱説明書に従って始動してく ださい。
スロットル トリガーを放しても、( フ ライホイール効果により ) カッティン グブレードは短時間作動し続けます。
アイドリング回転の設定を確認しま す:スロットル トリガーを放した状態 でエンジンをアイドリング運転してい るときは、カッティング ブレードは停 止している必要があります。
機械の保持と操作
必ず両手でパワーツールのハンドルを しっかりと保持します。ハンドルをす べての指でしっかり握ります。
右利きの場合
コントロール ハンドルを右手で、前ハ ンドルを左手で持ちます。
左利きの場合
コントロール ハンドルを左手で、前ハ ンドルを右手で持ちます。
安定した足場に配慮して、カッティン グ ブレードを常に身体から離して、パ ワーツールを把持します。
作業中
差し迫った危険や緊急の場合、速やか にエンジンを停止します - マスター コ ントロール レバーを STOP または の方向に動かします。
作業場所一帯に第三者がいないことを 確認します。
常にカッティング ブレードに留意し、 生垣の見えない部分は切らないでくだ さい。
背の高い生垣の切断時には特に注意 し、作業開始前に生垣の反対側も確認 します。
アイドリング回転設定が正しいことを 確認します。スロットル トリガーを放 した状態でエンジンをアイドリング運 転しているときは、カッティング ブレ ードは停止している必要があります。
調整してもカッティング ブレードが一 緒に作動する場合は、スチール サービ ス店に調整と修理を依頼してくださ い。定期的にアイドリング回転の設定 を確認および修正してください。
スロットル トリガーを放しても、( フ ライホイール効果により ) カッティン グブレードは短時間作動し続けます。
作業時にギアボックスが熱くなりま す。火傷の危険を低減するため、ギア ボックス ハウジングに触れないでくだ さい。
滑りやすい状態に特に注意してくださ い ( 氷、濡れた地面、雪、傾斜や凸凹 のある地面 ) 。
落下した枝、低木、切りくずなどを取 り除きます。
障害物に注意:木の根、溝、穴、ゴミ などつまずきそうな障害物に注意して ください。
バランスと安定した足場を確保してく ださい。
高所で作業する場合は次の事項に留意 してください:
常にリフト バケットから作業しま
はしごや木に乗って作業しないで
ください
5
日本語
足場の不安定な場所で作業しない
でください
パワーツールは絶対に片手で操作
しないでください
イヤー プロテクターをつけている場合 は、より大きな注意力が必要です。危 険を告げる音、叫び声、警笛などが聞 こえにくくなるからです。
事故が発生しやすくなりますので、疲 労が蓄積しないように、適切な時期に 休息をとってください。
日中で十分な視界のある場所で、冷静 かつ思慮深く作業してください。他人 に危険が及ばないよう作業します。
エンジン運転中は機械か ら有毒な排気ガスが出ま す。このガスは、無臭で 目に見えないことがあ り、未燃焼の炭化水素と ベンゼンを含んでいるこ とがあります。室内や換 気状態の悪い場所では、 絶対にエンジンをかけな いでください。触媒コン バータが装着されている 機種でも同様です。
毒性ガスを吸い込むことによる重大な ケガや致命的なケガのリスクを低減す るため、溝、くぼ地、あるいは狭い場 所で作業する時には適切な換気を確保 してください。
事故の発生を防ぐために、気分が悪 い、頭痛、視覚障害 ( 視野狭窄など )、 聴覚障害、めまい、注意散漫などの状 態になった場合は、作業を即座に中止 してください。他の可能性は別とし て、これらの症状は、作業場に過度に 高濃度の排気ガスが存在する場合に、 発生することがあります。
機械は最小限の音と排気ガスが出るよ うに操作してください - 不必要にエン ジンを始動せず、作業時のみエンジン を加速します。
火災の危険性があるため、作業中およ び機械の近くでは喫煙を避けてくださ い。燃料システムから、発火しやすい ガソリン蒸気が漏れている恐れがある ことにご注意ください。
パワーツールに強い衝撃が加わったり 落下するなど、設計強度を超える異常 な負荷がかかった場合は、パワーツー ルが良好な状態にあることを、作業を 続ける前に必ず確認してください -
「始動前」の項も参照してください。
特に燃料システムに漏れがないことを 確認し、安全装置が正しく機能してい ることを確認してください。お使いの パワーツールに損傷がある場合は、作 業を続けないでください。不明な場合 は、STIHL サービス店にお問い合わせ ください。
始動スロットル位置でパワーツールを 操作しないでください - この位置では エンジン回転を制御できません。
生垣や作業場にカッティングブレード を損傷するものがないことを確認しま す:
石、岩、金属片などの固い障害物
を取り除きます。
地面近くで作業するときは、砂、
砂利、石などがブレードの間には さまらないように注意してくださ い。
鉄条網の近くや鉄条網に向かって
生垣を切断するときは、特に慎重 に作業を進めてください。
感電の危険を避けるため、電線に触れ ないでください - 決して電線を切断し ないでください。
エンジンの作動中は、カ ッティング ブレードに触 れないでください。カッ ティング ブレードが茂っ た枝や障害物に挟まった ときは、直ちにエンジン を切り、それからブレー ドを外します - このよう にしないと、ケガの危険 があります。
カッティングブレードが挟まったまま スロットルを開くと、負荷が増加し て、エンジン回転が低下します。さら に、クラッチがいつまでもかみ合わ ず、その結果として重要なコンポーネ ント (クラッチ、ポリマー ハウジング コンポーネントなど)を過熱して損傷 します。そしてまた、エンジンのアイ ドリング回転時にカッティングブレー ドが作動することによる、ケガの可能 性が増加します。
生垣がとても埃っぽい場合や汚れてい る場合、切断時に時々カッティングブ レードにスチール樹脂溶剤を吹きつけ てください。樹液や蓄積された粉塵に よる悪影響およびブレードの摩擦を軽 減します。
作業中に発生するほこりは、健康を害 する恐れがあります。塵埃の発生量が 非常に多い場合、防塵マスクを着用し てください。
パワーツールから離れる場合:エンジ ンを停止します。
作業中は定期的に短い時間間隔で、ま たは切断動作に目立った変化が認めら れる場合は直ちに、カッティングブレ ードを点検します:
エンジンを停止します。 カッティングブレードが完全に停
止するまで待ちます。
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HS 46, HS 46 C, HS 56 C
日本語
状態、締め付け具合、クラックの
有無を点検します。 – 目立ての状況を確認します。 火災の危険性を低減するために、エン
ジンやマフラーにある草木の切れ端、 木片、葉、および余分な潤滑グリース を必ず取り除きます。
作業後
必ず機械から、汚れや泥を取り除いて ください - これには、グリース溶剤を 使わないでください。
ブレードに STIHL 樹脂溶剤を吹きつけ てください。エンジンをごく短時間動 かすと、溶剤が均等に塗布されます。
振動
チェンソーを長時間使用した場合に は、振動の影響により手の血行不良が 生じることがあります ( 「白ろう病」 )。
以下をはじめ、多くの事柄が影響する ため、一般的な使用時間の設定は不可 能です。常に各国の安全規制、基準、 条例をお守りください。
以下の対策をとると使用時間を延長で きます:
手の防護 ( 暖かい手袋 ) 休憩を取りながら作業する
以下の場合には使用時間を短くしま す:
血行不良の特殊体質 ( 症状:指が頻
繁に冷たくなる、指が疼く )。
低い外気温。 ハンドルを掴む力の強さ (掴む力が
強いと血行が低下します )。
機械を日常的に長時間使用したり、該 当する症状 ( 指のしびれ等 ) が繰り返 し発症する時は、医師による診断をお 薦めします。上記のいずれかの症状が 現れたら ( 指が疼くなど )、医師にご相 談ください。 
整備と修理
定期的に本機を整備してください。取 扱説明書に書かれている整備や修理だ けを行ってください。その他すべての 作業はスチール サービス店に依頼して ください。
当社では整備や修理を、認定を受けた スチール サービス店のみに依頼される ことをお勧めします。スチール サービ ス店には定期的にトレーニングを受け る機会が与えられ、必要な技術情報の 提供を受けています。
高品質の交換部品のみを使用して、事 故およびパワーツールの損傷を回避し てください。これに関して不明な点が ある場合は、スチール サービス店へお 問い合わせください。
当社ではスチール純正の交換部品のご 使用をお勧めします。これらは、お客 様の機種およびご使用になる性能要件 に合わせて、特別に設計されていま す。
ケガの危険を回避するため、本機の保 守、修理、または掃除を実行する前 に、エンジンを必ず切ってください。 - 例外 : キャブレターおよびアイドリ ング回転数の調整時は例外です。
スパークプラグターミナルまたはスパ ークプラグを外した状態で、スタータ ーを作動しないでください。火花を抑 制できずに火災が発生する可能性があ ります。
火災の危険性を回避するため、火気の 近くで修理したり、保管したりしない でください。
燃料フィラー キャップにもれがないか 定期的に点検してください。
当社で承認されたタイプで、支障なく 作動するスパーク プラグだけを使用し てください - 「技術仕様」の項を参照 してください。
イグニッション ケーブルに異常がない こと ( 良好な絶縁状態、接続の確実性 ) を確認してください。
マフラーに異常が無いことを確認して ください。
火災の危険や聴覚障害を避けるため に、破損したマフラーを取付けたま ま、あるいはマフラーがないまま作業 しないでください。
高温のマフラーに触れて、火傷しない ようにしてください。
振動の強さは、防振部品の状況に左右 されます - 定期的に防振部品を点検し てください。
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日本語
0008BA003 KN
0008BA004 KN
0008BA005 KN
本機の使い方
切断時期
生垣の切断に関する国と市町村の規則 と規制を遵守してください。
他の人が休憩しているときに、パワー ツールを使用しないでください。
切断の順序
最初に、太い枝を剪定ばさみまたはチ ェンソーで切断します。
最初に生垣の両端を、次に上側を切断 します。
廃棄
切断した枝は、家庭用ゴミ箱に一緒に 捨てないでください - 堆肥にする可能 性があります!
作業方法
垂直切断
カッティング ブレードを下から上へ円 弧状に振り、ブレードの先端を下げて 生垣に沿って移動し、再び上へ向けて 円弧状に振ります。
頭上の切断作業は、どの作業位置でも 疲れます。 事故が起きないように、そ のような位置の作業は短時間に限って ください。
水平切断
ヘッジトリマーを水平に振る際に、カ ッターバーを 0 ~ 10° の角度に保持し ます。
切断した枝が地面に落ちるように、カ ッティング ブレードを生垣の外側に向 けて弓形に振ります。
生垣の幅が広い場合は、この手順を数 回繰り返します。
8
HS 46, HS 46 C, HS 56 C
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