Sony VCT-1100RM User Manual [ja]

警告
ソニー製品は安全に充分配慮して設計されています。しかし、まちがった使いかたをすると、火災などによ り人身事故になることがあり危険です。事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のために
●安全のための注意事項を守る
●故障したら使わずに、お買い上げ店またはソニーサービス窓口に修理を依頼する
警告表示の意味
取扱説明書では、次のような表示をしています。表示の内容をよく理解してから本文をお読みください。
警告
注意
注意を促す記号 行為を指示する記号
この表示の注意事項を守らないと、火災・感電などにより死亡や大けがなど人身事故の原因と なります。
この表示の注意事項を守らないと、感電やその他の事故によりけがをしたり周辺の家財に損害 を与えたりすることがあります。
指挟み
注意
下記の注意事項を守らないと、けがをすることがあります。
強制
特長
ビデオカメラ三脚
取扱説明書
お買い上げいただきありがとうございます。
警告
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いか たを示しています。この取扱説明書をよくお読みのうえ、製品を安全にお使 いください。お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管し てください。
VCT-1100RM
Sony Corporation C1996 Printed in Japan
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、 火災や人身事故になることがあります。
開脚してからビデオカメラやカメラを取り付ける
脚を閉じたまま取り付けると、転倒してカメラを破損したりけがの原因となることがあります。
重量制限を守る
重量制限を超えると、不用意に倒れたりしてけがの原因となることがあります。
脚の出し入れには充分注意をはらう
注意を怠ると指をはさむ恐れがあります。
各部のなまえ
カメラネジ
ビデオボス
クイックシュー
ティルトストッパー
パンストッパー
ボールレベルロックノブ
水準器
雲台
クイックシュー固定レバー
ステー
パンハンドル固定ネジ
リモートプラグホルダー
リモコンを使わないと き、リモコンプラグを差 し込んでおきます。
リモートコード
スタンバイ
ロック スタート/
ストップ
スタート/ストッ プボタン
スタンバイスイッチ
パンハンドル
強制
強制
指挟み
T
W
ズームレバー
この三脚はビデオカメラレコーダーなどにお使いいただけます。
パンハンドルに付いているリモコンで、ソニーのビデオカメラレコーダーを操作(スタンバイ/ロック、
スタート/ストップ、ズーム)できます。 ボールレベラー方式ですので、正確な水平出しがすばやくできます。
油圧式パンハンドルですので、パン/ティルトを滑らかに行えます。
カウンターバランス機構を内蔵していますので、転倒しにくくなっています。
この純正マークは、ソニー(株)のビデオ機器関連商品が純正製品であることを表わすマークです。ソニー
(株)のビデオ機器をお求めの際は、純正マークもしくはソニーロゴタイプが表示されているビデオ機器関
連商品をご購入されることをおすすめします。
使用上のご注意
リモコンについて
撮影が終わったら、必ずスタンバイスイッチを「ロック」にしてください。「スタンバイ」にしておくと、 ビデオカメラレコーダーのバッテリーが消耗します。
ビデオカメラレコーダーを取りはずすときは
必ず、ビデオカメラレコーダーを持ってはずしてください。クイックシュー固定レバーをゆるめると、ク イックシューが自動的に三脚からはずれ、ビデオカメラレコーダーが落下するおそれがあります。
持ち運びについて
使い終わったら、1 ビデオカメラレコーダーをはずし、2 脚をたたみ、3 パンハンドルをたたんでくだ さい。ビデオカメラレコーダーを取り付けたままで、持ち歩かないでください。
お手入れについて
汚れたら、やわらかい布に中性洗剤溶液を含ませてふいてから、乾いた布でからぶきしてください。
海岸など、潮風の当たる所で使用した後は、乾いた布でよくふいてください。
保証書とアフターサービス
保証書
石突ゴム
(スパイク付き)
脚ホルダー
脚ロックレバー
主な仕様
積載カメラ質量 パンニング角 ティルティング角 前傾90度、後傾70度 リモコン機能 スタンバイ/ロックスイッチ、スタート/ストップボタン、
外形寸法 全高  約
質量 約 脚段数 付属品 キャリングケース (1個)、取扱説明書(1部)、保証書(1部)、ソニーご相談窓口
以下
5kg
度 
360
ズームレバー(ワイド/テレ)
1505mm
縮長  回脚時 約 リモートコードの長さ 約 パンハンドルの長さ  約
(開脚角度25度)
700mm
320mm 290mm
3.2kg
3
のご案内(1部)
、閉脚時 約
735mm
・この製品には保証書が添付されていますので、お買い上げの際、お受け取りください。 ・所定事項の記入および記載内容をお確かめのうえ、大切に保存してください。 ・保証期間は、お買い上げ日より1年間です。
アフターサービス
調子が悪いときはまずチェックを
この取扱説明書をもう一度ご覧になってお調べください。
それでも具合の悪いときはサービスへ
お買い上げ店、または添付の「ソニーご相談窓口のご案内」にある、お近くのソニーサービス窓口にご相談 ください。
保証期間中の修理は
保証書の記載内容に基づいて修理させていただきます。詳しくは保証書をご覧ください。
保証期間経過後の修理は
修理によって機能が維持できる場合は、ご要望により有料修理させていただきます。
ご相談になるときは次のことをお知らせください。
・型名: ・故障の状態:できるだけ詳しく ・お買い上げ年月日
VCT-1100RM
仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがありますが、ご了承ください。
三脚を立てる
パンニング/ティルティング
脚ホルダーをはずす。
1
脚を広げ、ステーを押し下げる。
2
脚を希望の長さにして、固定する。
3
始めは、上側の脚ロックレバーを解除し て脚を引き出し、固定します。高さが足 りないとき、下側の脚を引き出します。
1 脚ロックレバーを解除する。 2 脚を引き出す。 3 脚ロックレバーを締める。
2
1
3
パンハンドルの位置を調節する 上下方向の位置
1パンハンドル固定ネジをゆるめる。 2使いやすい位置にする。 3パンハンドル固定ネジを締める。
左右方向の位置
パンハンドルは左右に自由に回転しますので、 使いやすい位置で操作できます。
パンニング/ティルティング
パンニング
パンストッパーをゆるめ、パンハンド ルを左右方向の希望の位置に動かし、 パンストッパーを締めます。
ティルトストッパー
パンストッパー
ティルティング
ティルトストッパーをゆるめ、パンハンド ルを上下方向の希望の位置に動かし、ティ ルトストッパーを締めます。
3
1
2
締まる ゆるむ
締まる ゆるむ
カメラを取り付ける
三脚に取り付ける前に、ビデオカメラレコーダーにバッテリーやカセットを入れてください。
クィックシュー固定レバーを左側に
1
回す。
クィックシューがはずれます。
クイックシューのビデオボスとカメ
2
ラネジを、ビデオカメラレコーダー のビデオボス穴と三脚用ネジ穴に合 わせ、カメラネジをしっかり締め る。
クイックシュー
ビデオボス穴
三脚用ネジ穴
クイックシュー 固定レバー
ご注意
パンストッパーやティルトストッパーをトルクの重さ調節 には絶対に使用しないでください。故障の原因となります。
確実にストッパーをゆるめてから、パンニング、 ティルティングをしてください。
リモコンで操作する
お手持ちのビデオカメラレコーダーの取扱説明書もあわせてお読みください。
ビデオカメラレコーダーを準備する
ビデオカメラレコーダーの電源ス
1
イッチを「カメラ」にする。 ビデオカメラレコーダーをスタンバ
2
イ状態にする。
パンハンドルのリモコンで撮影する
リモートプラグをビデオカメラレ
1
コーダーのリモートl端子に接続す る。
リモートl端子へ
クィックシューを元の位置に差し込
3
んで、カチッと音がするまで押し下 げる。
押し下げたあと、念のためクイックシュー固定レバーを 右側に押してください。
水平を調整する
4
1ボールレベルロックノブをゆるめる。 2水準器の中の気泡が赤い円の中に入るように、
雲台の角度を調整する。
3ボールレベルロックノブを締める。
2
水準器
2
1
3
1
ボールレベルロックノブ
スタンバイスイッチを「スタンバイ」
2
にする。
スタンバイスイッチ
スタート/ストップボタンを押す。
3
撮影が始まります。
止めるときは
スタート/ストップボタンを押す。 スタンバイ状態になります。
スタート/ストップボタン
ズームする
ズームレバーを回す。
側(望遠) :被写体が大きくなる。
T
側(広角):被写体が小さくなる。
W
お手持ちのビデオカメラレコーダーの機種によっては、 ズームレバーをT側(望遠)やW側(広角)にさらに動 かすと速くズーミングします。
T
スタンバイ
ロック スタート/
W
ストップ
望遠(テレ)
T
スタンバイ
ロック スタート/
ストップ
W
ズームレバー
広角(ワイド)
撮影が終わったら
三脚のスタンバイスイッチを必ず「ロック」に します。
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