3-992-604-03 (1)
Data Projector
© 2006 Sony Corporation
SRX-S110
SRX-S105
取扱説明書 2ページ _______________________________________
JP
Operating Instructions
Page 42 _____________________________
GB
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示していま
す。この取扱説明書をよくお読みのうえ、 製品を安全にお使いください。
お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してください。
• 付属の CD-ROM には、SRX-S110/SRX-S105 の取扱説明書(日本語、英
語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、中国語)が記録されて
います。詳しくは、8 ページの「CD-ROM マニュアルの使いかた」をご覧く
ださい。
• The supplied CD-ROM includes the Operating Instructions for the SRXS110/SRX-S105 (English, Japanese, French, German, Italian, Spanish and
Chinese versions).
For more details, see “Using the CD-ROM Manual” on page 47.
Printed in Japan
日本語
安全のために
ソニー製品は安全に充分配慮して設計されています。しかし、電気製品はまち
がった使いかたをすると、火災や感電などにより死亡や大けがなど人身事故につ
ながることがあり、危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
5 ページから 6 ページの注意事項をよくお読みください。
警告表示の意味
取扱説明書および製品では、次の
ような表示をしています。表示の
内容をよく理解してから本文をお
読みください。
定期点検を実施する
1 年に一度は、内部の点検をお買い上げ店またはソニーのサービス窓口にご依頼
ください(有料)。
故障したら使わない
すぐにお買い上げ店またはソニーのサービス窓口にご連絡ください。
万一、異常が起きたら
• 煙が出たら
• 異常な音、においがしたら
• 内部に水、異物が入ったら
• 製品を落としたりキャビネットを破損したときは
m
a 電源を切る。
b 電源コードや接続コードを抜く。
c お買い上げ店またはソニーのサービス窓口に連絡する。
炎が出たら
この表示の注意事項を守らないと、
火災や感電などにより死亡や大け
がなど人身事故につながることが
あります。
この表示の注意事項を守らないと、
感電やその他の事故によりけがを
したり周辺の物品に損害を与えた
りすることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
m
すぐに電源を切り、消火する。
2
行為を指示する記号
目次
第 1 章 概要
警告 .......................................................................................................................... 5
注意 .......................................................................................................................... 6
電池についての安全上のご注意 ............................................................................... 6
本機の特長................................................................................................................ 7
CD-ROM マニュアルの使いかた.............................................................................8
準備 ............................................................................................................... 8
CD-ROM マニュアルを読むには................................................................... 8
各部の名称と働き..................................................................................................... 9
本体 ............................................................................................................... 9
ControlFunctionMenu(コントロールファンクションメニュー)画面... 10
リモートコマンダー.................................................................................... 12
JP
第 2 章 準備
設置・使用時のご注意............................................................................................14
設置に適さない場所.................................................................................... 14
使用に適さない状態.................................................................................... 15
設置する .................................................................................................................15
キャリングハンドルの使いかた.................................................................. 15
アジャスターの使いかた............................................................................. 15
プロジェクターの設置方法 ......................................................................... 16
SRXController をコントロール用コンピューターにインストールする ............ 16
動作環境......................................................................................................16
SRXController をインストールする .......................................................... 16
コントロール用コンピューターを接続する ...........................................................18
ETHERNET 端子経由で接続する .............................................................. 18
RS232C 端子経由で接続する....................................................................... 18
SRXController を起動する.................................................................................19
起動するには............................................................................................... 19
接続モードを変更する ................................................................................20
投影する機器を接続する........................................................................................ 20
コンピューターを接続する(DVI-D 接続の場合)......................................20
コンピューターを接続する(アナログ RGB 接続の場合).......................... 21
HD-SDI 機器を接続する.............................................................................. 21
コンポーネント機器を接続する.................................................................. 22
目次
3
第 3 章 投影
スクリーンに画像を映す........................................................................................ 23
リモートコマンダーで操作する.................................................................. 23
コンピューターで操作する ......................................................................... 24
第 4 章 SRXController で行う調整と設定
コントロール画面を表示する.................................................................................27
PICTURECONTROL(ピクチャーコントロール)画面.................................... 28
Board(インプットボード)........................................................................ 28
InputSource(入力ソース)........................................................................ 28
SignalInfo(信号情報)............................................................................... 29
SignalAdjust(信号調整)........................................................................... 29
COLOR/FRAME(カラー/フレーム)画面....................................................... 30
Board(インプットボード)........................................................................ 30
Color(カラー)........................................................................................... 30
FrameAdjust(フレーム調整).................................................................. 30
INSTALLATION(設置設定)画面......................................................................31
LENSCONTROL(レンズコントロール).................................................. 31
ELECTRICVSHIFTFUNCTION(垂直シフト機能).............................31
SQUEEZE(スクイーズ)............................................................................ 32
PROGRESSIVEDISPLAYMODE
(プログレッシブディスプレイモード)............................................ 32
LAMPPOWER(ランプパワー)................................................................ 32
INSTALLATION(設置)........................................................................... 32
LAMPSELECT(ランプ選択).................................................................. 32
TESTPATTERN(テストパターン)........................................................ 32
入力信号と調整・設定項目 .................................................................................... 33
第 5 章 その他
目次
4
ランプ交換の目安................................................................................................... 34
故障かな?と思ったら............................................................................................35
エラーメッセージ................................................................................................... 36
本機の性能を保持するために.................................................................................37
保証書とアフターサービス .................................................................................... 37
仕様 ........................................................................................................................ 38
索引 ........................................................................................................................ 41
警告
油煙、湯気、湿気、埃の多
い所で使用しない
上記のような場所や、取扱説明書に
記されている使用条件以外の環境で
使用すると、火災や感電の原因とな
ることがあります。
内部を開けない
内部には電圧の高い部分があり、
キャビネットや裏ぶたを開けたり改
造したりすると、火災や感電の原因
となることがあります。内部の調整
や設定、点検、修理はお買い上げ店
またはソニーのサービス窓口にご依
頼ください。
規定の電源電圧で使用する
レンズをのぞかない
投影中にプジェクターのレンズをの
ぞくと光が目に入り、悪影響を与え
ることがあります。
排気口、吸気口をふさがな
い
排気口、吸気口をふさぐと内部に熱
がこもり、火災や故障の原因となる
ことがあります。また、手を近づけ
るとやけどをする場合があります。
風通しをよくするために次の項目を
お守りください。
• 壁から 1m 以上離して設置する。
• 密閉された狭い場所に押し込めな
い。
• 布などで包まない。
• 立てて使用しない。
• プジェクターの下に布や紙を敷かな
い。
機器周囲温度を仕様に合う
ように制御する
取扱説明書に記されている機器周囲
温度外で使用すると、ランプの破裂
や故障の原因となります。
取扱説明書に記されている電源電圧
以外での使用は火災や感電の原因と
なります。
排気口の近くに立ち止まら
ない
排気口の近くに立ち止まると、ラン
プが破裂したときに破片によりけが
をする場合があります。
排気口付近は触らない
排気口付近は、ランプの熱で温度が
高く、手などが触れるとやけどの原
因となります。
ランプはアラームが出たら
交換する
ランプは劣化したまま使用すると、
ランプ破裂の原因となります。ラン
プ交換のアラームが出たら交換して
ください。
定期的に内部の掃除を依頼
する
長い間掃除をしないと内部にほこり
がたまり、火災や感電の原因となる
ことがあります。1 年に一度は、内部
の掃除をお買い上げ店またはソニー
のサービス窓口にご依頼ください
(有料)。
特に、湿気の多くなる梅雨の前に掃
除をすると、より効果的です。
警告
5
注意
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因とな
ることがあります。
万一、水や異物が入ったときは、すぐに
電源を切り、接続コードを抜いて、お買
い上げ店またはソニーのサービス窓口に
ご相談ください。
レンズシフト動作時に指を挟ま
ない
レンズシフト動作時にレンズカバー内側
に指を入れると、指を挟むことがありま
すのでご注意ください。
重い製品の運搬は 4 人以上で
行う
電池についての安全上のご注意
ここでは、本機のリモートコマンダーで使用可能な乾電池
についての注意事項を記載しています。
万一、異常が起きたら
• 電池の液が目に入ったら
すぐきれいな水で洗い、直ちに医師の治療を受ける。
• 電池の液が皮膚や衣類に付いたら
すぐにきれいな水で洗い流す。
• バッテリー収納部内で液が漏れたら
よくふき取ってから、新しい電池を入れる。
• 機器の表示にあわせて 3 と # を正しく入れる。
• 充電しない。
• 火の中に入れない。ショートさせたり、分解、加熱しな
い。
• コイン、キー、ネックレスなどの金属類と一緒に携帯、
保管しない。
• 水などで濡らさない。風呂場などの湿気の多い場所で使
用しない。
• 液漏れした電池を使用しない。
• 電池を使い切ったときや、長時間使用しないときは本体
から取り出す。
重量のある機器の開梱・運搬はけがを防
ぐため、必ず 4 人以上で行ってください。
メンテナンスは電源を切ってか
ら行う
電源を接続したままお手入れをすると感
電の危険があります。
• 外装のチューブをはがしたり、傷つけない。
• 指定された種類の電池以外は使用しない。
• 火のそばや直射日光が当たるところ、炎天下の車中など、
高温の場所で使用、保管、放置しない。
6
注意 / 電池についての安全上のご注意
第 1 章 概要
概要
本機の特長
高輝度・高画質映像
高輝度
2kW2 灯(SRX-S110)、1kW2 灯(SRX-S105)の小型キ
セノンランプを装備、10,000ANSI ルーメン(SRX-S110)、
5,000ANSI ルーメン(SRX-S105)の均一で高輝度な映像を
再現できます。
高解像度
TM
ソニーが新規開発した高精細 SXRD
ReflectiveDisplay)パネルを 3 枚使用し、ハイビジョン信
号の 4 倍、4096 × 2160 ピクセル、約 885 万画素の高解像
度を実現しました。
高解像度マルチディスプレイ
最大 4 画面までのマルチディスプレイが可能。分割した画
面それぞれにもハイビジョン信号の解像度で表示できます。
また、分割画面それぞれに別々の入力映像を表示でき、画
面ごとの調整が可能です。
ハイコントラスト
SXRD パネル自体の明るさに加え、3PBS 光学システムの
採用により、1800:1 以上の高いコントラスト比を実現しま
した。
(SiliconX-tal
1
第章
スクイーズ機能
4:3 の画枠の信号を 16:9 に、16:9 の画枠の信号を
2.39:1 に拡大して表示します。(信号によっては、拡大さ
れない場合もあります。)
この機能は、全画面モードでのみ有効です。
柔軟で信頼性の高いシステム
2 灯ランプシステム
様々な用途に対応するため、キセノンランプ2灯のうち 1
灯のみを使用するモードや投影時のランプ出力を下げて使
用するモードが選べ、ランプの使用時間を長くすることが
できます。また、ランプに不測の事態が生じた場合、1 灯
で投影を続けることができます。
多様な用途に対応
DVI-D 入力端子を標準装備
標準装備で DVI-D 信号が受信可能です。コンピューターな
どからの DVI-D 信号を入力して、シミュレーションや大規
模プレゼンテーションのための映像を本機単独で映すこと
ができます。
多様な入力信号に対応
RS-232C 端子、イーサーネット端子を装備、また入力端子
部には別売りのアナログ信号対応インプットボードや HDSDI 信号対応インプットボード、DVI-D 信号対応インター
フェースボードを装着でき、多様な映像ソースに対応でき
ます。
ガンマ補正機能
入力信号に合わせて 3 種類(1.8、2.2、2.6)のガンマ補正
モードが選べ、最適な輝度で投影できます。
カラースペース機能
入力信号ソースに合わせて色再現範囲を変えるカラース
ペース機能を搭載。709、DCDM、CIEXYZ の規格に対応
し、高い色再現が可能です。
オプションレンズ
投射距離に応じて選べるプロジェクションレンズをオプ
ションで用意。レンズシフト機能により、多様な設置条件
に対応できます。ズーム / フォーカスメモリー機能付きのオ
プションレンズを取り付けると、スクリーンサイズに合わ
せてズーム位置を調整し投影サイズを決定したあと、本機
に登録することができます。この機能により、アスペクト
比 4:3 や 16:9 の画面でのズーム位置をそれぞれ登録してお
くと、SRXController の画面で簡単に切り換えることがで
きます。
本機の特長
7
CD-ROM マニュアルの
使いかた
第 1 章 概要
付属の CD-ROM には、本機の取扱説明書(日本語、英語、
フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、中国語)
が PDF 形式で記録されています。
準備
付属の CD-ROM に収納されている取扱説明書をご覧いただ
くためには、以下のソフトウェアがコンピューターにイン
ストールされている必要があります。
• AdobeReader6.0 以上
メモ
AdobeReader がインストールされていない場合は、下記
URL よりダウンロードできます。
http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/
readstep2.html
ご注意
CD-ROMが破損または紛失したため、新しい CD-ROM を
ご希望の場合は、お買い上げ店またはソニーのサービス窓
口にご依頼ください(有料)。
Adobe、および AdobeReader は AdobeSystemsIncorporated
(アドビシステムズ社)の商標です。
CD-ROM マニュアルを読むには
CD-ROM に入っている取扱説明書を読むには、次のように
します。
1
CD-ROM を CD-ROM ドライブに入れる。
表紙ページが自動的にブラウザで表示されます。
ブラウザで自動的に表示されないときは、CD-ROM に
入っている index.htm ファイルをダブルクリックして
ください。
2
読みたい取扱説明書を選択してクリックする。
取扱説明書の PDF ファイルが開きます。
メモ
AcrobatReader のバージョンによって、ファイルが正しく
表示されないことがあります。
正しく表示されない場合は、「準備」の項の URL より最新
のソフトウェアをダウンロードしてお使いください。
CD-ROM マニュアルの使いかた
8
各部の名称と働き
左側面/後面
本体
前面/上面
12 3
a リモコン受光部(前面)
b 吸気口(上面)
c 排気口(上面)
d アジャスター
プロジェクターを設置する場所が水平でない場合、プロ
ジェクターが水平になるように調整します。
e レンズカバー
f レンズ取り付け部
別売りのレンズを取り付けるときは、お買い上げ店または
ソニーのサービス窓口にお問い合わせください。
g キャリングハンドル
プロジェクターを持ち運ぶとき使用します。キャリングハ
ンドルは後面にもあります。
h 吸気口(前面 / 右側面)
1
2
3
4
5 6 9 qa
a クーリングユニット
冷却ファンとランプハウス 2 個(別売り)が収納されてい
ます。
ランプハウスの取り付けや交換の際は、お買い上げ店また
はソニーのサービス窓口にお問い合わせください。
b 排気口(上面 / 後面)
c リモコン受光部(後面)
d 電源スイッチ
主電源を入り / 切りします。
e ACIN 端子台
3 芯の電源コードを接続します。接続はお買い上げ店または
ソニーのサービス窓口にお問い合わせください。
f STATUSMESSAGE(ステータスメッセージ)表示
窓
エラーメッセージを表示します。
表示された場合は、お買い上げ店またはソニーのサービス
窓口にお問い合わせください。
g STATUSLAMP(ステータスランプ)
本機がスタンバイ状態のとき、赤色に点灯します。電源が
入ると緑色に点灯します。コンピューター画面の POWER
STANDBY1 ボタンまたはリモートコマンダーの 1 ボタ
ンで電源を切ったあとの約 10 分間点滅します。点滅中は、
本体内部の温度を下げるためファンが回り続けます。
7 80 qs
第 1 章 概要
各部の名称と働き
9
h インターロック端子
非常時用の外部スイッチと接続します。
インターロック機能を使用する場合、ミニジャックを挿入
し、+ と−を open にするとプロジェクターのランプが緊急
オフします。ご使用にならないときは、ミニジャックを挿
第 1 章 概要
入しないでください。
i ETHERNET(イーサネット)端子(10BASE-T/
100BASE-TX)
付属の SRXController(SRX コントローラー)をインス
トールしたコンピューターのイーサネット端子と接続しま
す。コンピューターから本機を操作できます。
j RS232C 端子(D-sub9 ピン、凹)
付属の SRXController(SRX コントローラー)をインス
トールしたコンピューターのコネクターと接続します。コ
ンピューターから本機を操作できます。
1
23 4 5
k インプットボード取り付け部
用途に応じ、別売りのインプットボードを取り付けます。
取り付けるときは、お買い上げ店またはソニーのサービス
窓口にお問い合わせください。
上から順に INPUTB、INPUTC、INPUTD となります。
l INPUTA(DVI インターフェースボード、標準装備)
DVI-D 端子(DVI コネクター 24 ピン、凸): プログレッシ
ブの DVI 信号を入力します。
AUX 端子(DVI コネクター 24 ピン、凸): 拡張信号入力用
です。対応機器については、お買い上げ店またはソニーの
サービス窓口にお問い合わせください。
ControlFunctionMenu(コント
ロールファンクションメニュー)画面
付属の SRXController(SRX コントローラー)をコン
ピューターにインストールすると、本機の操作をコン
ピューターの画面で行うことができます。ここでは、スク
リーンに画像を投影するために表示する画面について説明
します。画質の調整や設定の変更を行う画面については
「SRXController で行う調整と設定」(27 ページ)をご覧く
ださい。
a メニューバー
File(ファイル)メニュー
File メニューから [Quit] を選択すると SRXController を終
了します。
Back(戻る)メニュー
SRXController の「BrowserScreen(ブラウザースクリー
ン)」画面に戻ります。
Password(パスワード)メニュー
プロジェクターの設定を行う「SETTING(設定)」画面や
サービス担当者が調整を行う「SERVICE(サービス)」画
面を表示する際に必要な認証用パスワードをリセットしま
す。
このメニューは、お使いのコンピューターで
Administrator(管理者)権限を持つユーザーが SRX
Controller を起動した場合のみ表示されます。
◆「SETTING(設定)」画面、「SERVICE(サービス)」画面につ
いて詳しくは、特約店様用設置説明書をご覧ください。
Help(ヘルプ)メニュー
SRXController のバージョン情報および本機のシリアル番
号を表示します。
各部の名称と働き
10
b SCREENCONTROL(スクリーンコントロール画面)
◆ 詳しくは「SCREENCONTROL(スクリーンコントロール)画
面」(11 ページ)をご覧ください。
c 情報表示部
f 画面切り換えボタン
調整・設定したい項目に応じて画面を切り換えます。
g 調整・設定画面
画面切り換えボタンをクリックするとそれぞれの画面が表
示されます。「PICTURECONTROL(ピクチャーコント
ロール)」画面、「COLOR/FRAME(カラー / フレーム)」
画面、「INSTALLATION(設置設定)」画面を表示できま
す。
第 1 章 概要
[Location]: 設置時に、「SETTING(設定)」画面で入力し
た本機の設置場所を表示します。
[Name]: 設置時に、「SETTING(設定)」画面で入力した
本機の名前を表示します。
[OperationTimer]: プロジェクターの累積使用時間を表示
します。
[LampA/LampB]: プロジェクターのランプ 2 灯それぞれ
の交換時期に対する使用割合を表示します。左側のイ
ンジケーターが点灯しているランプが現在点灯してい
ます。インジケーターが消灯しているランプは点灯し
ていません。
[WarningInfo]: 本機に不具合が生じた場合エラーメッセー
ジを表示します。本体左側面の STATUSMESSAGE
表示窓にも同じエラーメッセージが表示されます。
d POWERON/STANDBY(?/1 )(電源入 / スタンバ
イ)ボタンと POWER インジケーター
ランプを点灯させるとき ON ボタンをクリックします。イ
ンジケーターが緑色に点灯します。STANDBY ボタンをク
リックし、表示される確認画面で [OK] ボタンをクリックす
るとスタンバイ状態になり、インジケーターが点滅します。
スタンバイ状態になっても本体内部の温度を下げるため
ファンが回り続けます。ファンが止まるとインジケーター
が赤く点灯します。
e FUNCTION(ファンクション)1 〜 7 ラジオボタン
SRXController の画面で調整・設定した内容をこれらのボ
タンに登録し、あとで登録した設定内容で投影することが
できます。
登録できる設定項目は以下のとおりです。
• SCREENCONTROL 画面のスクリーンモードと入力信号
選択
• PICTURECONTROL 画面の [InputSource] と [Signal
Adjust] の設定
• COLOR/FRAME 画面の [Color] の設定
• INSTALLATION 画面の [ELECTRICVSHIFT
FUNCTION]、[SQUEEZE]、[PROGRESSIVEDISPLAY
MODE]、[LAMPPOWER]、[LAMPSELECT] の各項目、
およびズーム / フォーカスメモリー機能付きレンズ装着
時の [LENSCONTROL] の設定
◆ それぞれの画面について詳しくは、「SRXController で行う調整
と設定」(27 ページ)をご覧ください。
SCREENCONTROL(スクリーンコント
ロール)画面
12 4 3 5
a スクリーンモード選択ボタン
スクリーンに投影する映像を全画面表示にするか、2 画面
表示あるいは 4 画面表示にするかを選択します。それぞれ、
(全画面)、 (2 画面)、 (4 画面)ボタンをク
リックします。
b CUTOFF(カットオフ)ON/OFF ボタン
投影画像を一時的に消したいとき ON ボタンをクリックし
ます。OFF ボタンで画像を表示します。
スクリーンモード選択ボタン(1 )で選択したスクリーン
モードに応じて入力選択の画面が変わり、分割された画面
ごとに操作できます。
c 入力信号選択ドロップダウンリストボックス
スクリーンに投影したい映像ソースを選びます。スクリー
ンモード選択ボタン(1 )で選択したスクリーンモードに
応じて入力選択の画面が変わり、分割された画面ごとに操
作できます。
INPUTA: INPUTA の DVI-D 端子に接続した機器からの
映像を映すとき。
INPUTB: INPUTB に装着されたインプットボード(別売
り)の端子に接続した機器からの映像を映すとき。
INPUTC: INPUTC に装着されたインプットボード(別売
り)の端子に接続した機器からの映像を映すとき。
INPUTD: INPUTD に装着されたインプットボード(別
売り)の端子に接続した機器からの映像を映すとき。
◆ 詳しくは、27 ページをご覧ください。
各部の名称と働き
11
d MUTING(ミューティング)ON/OFF ボタン
ON ボタンをクリックすると、スクリーンの投影画像全体
を一時的に消します。OFF ボタンで映像を表示しま
す。ミューティング機能は、シャッターを併用して光を完全
に遮断し、黒画面を表示します。
第 1 章 概要
e OSD(画面表示)ON/OFF ボタン
スクリーンに画面表示を出すとき ON ボタンをクリックし
ます。画面表示を出したくないとき OFF ボタンをクリッ
クします。
このボタンによる設定は、リモートコマンダーでの操作時
にも有効です。
リモートコマンダー
1
2
3
4
5
6
7
8
SCREEN
MODE
1 2 4
123
A
PICTURE CONT
+–+–+
1
34
+–+–+
I
1
MUTING
FUNCTION
INPUT SEL
BCD
SHARP
BRIGHT CONTR
–
SCREEN SEL
2
LENS CONT
ZOOM FOCUS SHIFT
–
SR Projector
IR
RM-PJ4K
a ?/ 1 (電源入 / スタンバイ)ボタン
?:本体の電源を入れるとき押します。
1:本体をスタンバイ状態にするとき押します。
b SCREENMODE(スクリーンモード)ボタン
スクリーンに投影する映像を、全画面表示にするか、2 画
面表示または 4 画面表示にするかを選択します。押すたび
にスクリーンモードが全画面、2 画面、4 画面の順に切り換
わります。
c MUTING(ミューティング)ボタン
投影画像を一時的に消すとき押します。もう一度押すと映
像が表示されます。ミューティング機能は、シャッターを併
用して光を完全に遮断し、黒画面を表示します。
d FUNCTION(ファンクション)1/2/3 ボタン
SRXController の FUNCTION 機能と同期させて使用しま
す。SRXController で設定した内容を呼び出すことができ
ます。ただし、SRXController で FUNCTION4 〜 7 に登録
した設定は呼び出すことができません。
12
各部の名称と働き
e INPUTSEL(入力選択)ボタン
投影または操作したい映像ソースを選びます。
A: INPUTA の DVI-D 端子に接続した機器からの映像を
映すとき。
B: INPUTB に装着されたインプットボード(別売り)の
端子に接続した機器からの映像を映すとき。
C: INPUTC に装着されたインプットボード(別売り)の
端子に接続した機器からの映像を映すとき。
D: INPUTD に装着されたインプットボード(別売り)の
端子に接続した機器からの映像を映すとき。
h LENSCONT(レンズコントロール)ボタン
FOCUS(フォーカス)+ / −: フォーカスを調整します。
+ を押すと遠い側にフォーカスが合い、−を押すと近
い側にフォーカスが合うようになります。
ZOOM(ズーム)+ / −: 画面の大きさを調整します。+
を押すと画面が大きくなり、−を押すと画面が小さく
なります。
SHIFT(シフト)+ / −ボタン: 投影画面の上下の位置を
調整します。+ を押すと画面が上に移動し、−を押す
と画面が下に移動します。
第 1 章 概要
これらのボタンは PICTURECONT ボタン(6)または
SCREENSEL ボタン(7)と併用してご使用ください。
例: INPUTA からの信号のコントラストを強くする場合、
INPUTSELA ボタンを押してから CONTR+ ボタンを
押す。
f PICTURECONT(ピクチャーコントロール)ボタン
投影した映像の画質を調整します。
CONTR + / −: コントラストを調整します。+ ボタンを
押すとコントラストが強くなり、−ボタンを押すとコ
ントラストが弱くなります。
BRIGHT + / −: 明るさを調整します。+ ボタンを押すと
画面が明るくなり、−ボタンを押すと画面が暗くなり
ます。
SHARP + / −: シャープネスを調整します。+ ボタンを
押すとくっきりした画像になり、−ボタンを押すと柔
らかな画像になります。
2 画面表示または 4 画面表示のときは、INPUTA またはイ
ンプットボードに接続した機器からの入力信号ごとに調整
できます。
INPUTSEL ボタン(5)で入力信号を選択してから各種
調整を行ってください。全画面表示のときは、INPUTSEL
ボタンを押す必要はありません。
例: INPUTA からの信号のコントラストを強くしたい場
合、INPUTSELA ボタンを押してから CONTR+ ボ
タンを押す。
g SCREENSEL(スクリーン選択)ボタン
2 画面表示または 4 画面表示のとき、INPUTA またはイン
プットボードに接続した機器からの信号を画面のどの位置
に映すかを選択します。
電池の入れかた
1
ふたをはずし、3 と # の方向を確認して単 3 形(R6)乾
電池 2 個(付属)を入れる。
つまみを押して
開ける。
2
ふたを閉める。
電池についての安全上のご注意
6 ページの「電池についての安全上のご注意」をよくお読
みください。
ご注意
• リモートコマンダーと本体のリモコン受光部の間に障害
物があると、操作できないことがあります。本機の前後
にあるリモコン受光部に向けてリモートコマンダーを操
作してください。
• リモートコマンダーで操作できる範囲は限られています。
本体に近いほど、操作が可能な角度が広がります。
必ず # 極側から電池
を入れてください。
INPUTSEL ボタン(5)で入力信号を選択してからこの
ボタンで位置を選びます。
例: INPUTB からの信号を 4 画面表示で、SCREENSEL3
ボタンの位置(スクリーンの左下の画面)に映す場合、
INPUTSELB ボタンを押してから SCREENSEL3 ボ
タンを押す。
各部の名称と働き
13
準備
第 2 章 準備
設置・使用時のご注意
設置に適さない場所
次のような場所には設置しないでください。本機の故障や
破損の原因となります。
温度や湿度が高い場所
第章
2
風通しが悪い場所
吸気口、排気口は、内部の温度上昇を防ぐためのものです。
風通しの悪い場所を避け、吸気口および排気口をふさがな
いように設置してください。
排気口をふさぐ場所
急激な温度変化のある場所
プロジェクターの設置してある室内の急激な温度変化は結
露を引き起こし、故障の原因となりますので冷暖房にご注
意ください。
ほこりが多い場所
本機側面や後面の排気口のそばに物を置くと、排気が吸気
口に回りこみ、内部の温度が上昇して保護回路が動作する
ことがあります。排気をさえぎらないように注意して本機
を設置してください。本機の周囲から 1m 以内には物を置
かないようにしてください。
設置・使用時のご注意
14
使用に適さない状態
次のような状態では使用しないでください。
本機を横倒しや逆さまにして使用する
設置する
キャリングハンドルの使いかた
本機を左右に傾ける
±10°
プロジェクターを± 10 度以上傾けたり、床置き以外の設置
でお使いになることは避けてください。色むらやランプの
寿命を著しく損ねる原因となることがあります。
吸排気口を覆う
吸排気口をふさぐような覆いやカバーをしたり、毛足の長
いじゅうたんなどの上では使用しないでください。吸排気
口がふさがれると、内部の温度が上昇します。
プロジェクター本体を持ち運ぶときは、前後のハンドルを
使用します。
第 2 章 準備
開梱や運搬は、必ず 4 人以上で行ってください。3 人以下
で行うと、腰を痛めたり、落として足を痛めたりすること
があります。
アジャスターの使いかた
設置場所が水平でない場合など、スパナなどの工具を使用
してアジャスターを回し、プロジェクターが水平になるよ
うに調整してください。アジャスターは左右にあります。
◆ 吸排気口の位置については、「各部の名称と働き」(9 ページ)
をご覧ください。
スパナ
設置する
15
ネジをいっぱいに回し切ったとき、それ以上無理に回そう
とすると、工具がはずれて手にけがをすることがあります。
ご注意ください。
プロジェクターの設置方法
SRXController をコン
トロール用コンピュー
ターにインストールする
ここでは、本機を正面から投影するときの設置方法を簡単
に説明します。レンズの中心からスクリーンまでの距離
第 2 章 準備
(投射距離)は、装着しているレンズの種類や入力信号、画
面サイズなどによって変わります。
◆ 設置例と設置寸法について詳しくは、別冊の「特約店様用設置
説明書」をご覧ください。
スクリーン
310mm
投射距離
上下の位置(横から見た図)
レンズの中心がスクリーンの上端から下端までに入るよう
に設置してください。レンズコントロールのシフト調整に
より、直投(レンズの中心とスクリーンの中心を合わせて
投影する)の場合より 1/2 画面づつ上下に投影画面を移動
できます。
◆ レンズシフト調整について詳しくは 23 ページをご覧ください。
スクリーン
レンズの中心
レンズシフト可変範囲
付属の SRXController をコントロール用コンピューターに
インストールすると、コンピューターから本機を操作でき
ます。
動作環境
付属の SRXController を動作させるには、次の環境が必要
です。
• コンピューター:IntelCeleronCPU、1GHz 以上
−搭載メモリー:256MB 以上
−通信:Ethernet10BASE-T/100BASE-TX
−VGA:XGA(1024 × 768)以上
−HDD:IDE 接続でコンピューターに接続されたドライ
ブで 8MB 以上の空き容量があること
−CD-ROM ドライブ:8 倍速以上
• OS:MicrosoftWindowsXPProfessionalSP2( 日本語また
は英語版 )
SRXController をインストールする
1
コンピューターの CD-ROM ドライブに付属のインス
トールディスクを挿入する。
インストールディスクのルートフォルダにある
setup.exe が起動し、インストール準備画面が表示され
ます。
左右の位置(上から見た図)
レンズの中心が、スクリーンの左右の中心と合うように設
置してください。
スクリーン
レンズの中心
SRXController をコントロール用コンピューターにインストールする
16
しばらくすると、SRXController のウィザードが表示
されます。
2
[ 次へ ] をクリックする。
使用許諾に関する画面が表示されます。
表示されているフォルダにインストールする場合は、
[ 次へ ] をクリックします。
インストール先を変更する場合は、[ 変更 ...] をクリッ
クし、インストール先を指定して [OK] をクリックし、
[ 次へ ] をクリックします。
インストール開始画面が表示されます。
4
[ インストール ] をクリックする。
第 2 章 準備
3
内容をよくお読みになり、承諾の上 [ 同意する ] をクリッ
クし、[ 次へ ] をクリックする。
インストール先の選択画面が表示されます。
インストールが開始されます。
しばらくすると、インストール完了画面が表示されま
す。
5
[ 完了 ] をクリックする。
インストールが完了します。
インストール完了後すぐに SRXController を起動する
場合は、[LaunchSRXController] をチェックしてから
[ 完了 ] をクリックしてください。
デスクトップ上に アイコンが表示されます。
SRXController をコントロール用コンピューターにインストールする
17
ご注意
コントロール用コン
ピューターを接続する
本機左側面の ETHERNET 端子または RS232C 端子のどち
らかにコンピューターを接続します。
第 2 章 準備
ETHERNET 端子経由で接続する
付属のイーサネットケーブル(クロスケーブル)で接続し
ます。
ご注意
コンピューターのインターネットプロトコル(TCP/IP)を
DHCP に設定してください。
AUX DVI-D
• 安全のために、周辺機器を接続する際は、過大電圧を持
つ可能性があるコネクターをこの端子に接続しないでく
ださい。接続については本書の指示に従ってください。
• イーサーネットケーブルを本体に接続せずに本体の電源
を長時間入れたままにしていた場合、イーサーネット
ケーブルを接続し、ネットワーク接続の再設定を行って
いると、STATUSMESSAGE 表示窓に「SonySR
ProjectorInitializing...」と表示される場合がありますが、
異常ではありません。
RS232C 端子経由で接続する
AUX DVI-D
R(Pr /Cr )B ( Pb/C b)HD VD G(Y/Y)
OUT
IN
INTER LOCK
ETHERNET RS232C
IN OUT
INTER LOCK
ETHERNET RS232C
ETHERNET 端子へ
イーサネットケーブル
(クロスケーブル)(付属)
コントロール用コンピューター
Ethernet 端子へ
R(Pr /Cr )B ( Pb/C b)HD VD G(Y/Y)
IN
IN OUT
OUT
RS232C 端子へ
接続ケーブル(別売り)
コントロール用コンピューター
RS-232C 端子へ
18
コントロール用コンピューターを接続する
SRXController を起動
する
起動するには
BrowserScreen 画面について
コンピューター画面上の アイコンをダブルクリックす
る。
SRXController が起動し、「BrowserScreen(ブラウザー
スクリーン)」(初期画面)が表示されます。
起動時のご注意
コントロール用コンピューターが WindowsXPSP2 以降ま
たは市販のファイアウォールソフトウェアをインストール
していて下記の場合は、ファイアウォールの設定を解除し
てください。
WindowsXPSP2 の場合
SRXController 起動時に下記のダイアログが表示された場
合は[ ブロックを解除する (U)] を選択してください。ダイ
アログが表示されず、プロジェクターと接続されない場合
は、[ コントロールパネル ] から [Windows ファイアウォー
ル ] を起動し、[ 例外 ] タブ内のリストに「SRXController」
を追加してください。
第 2 章 準備
a メニューバー
File(ファイル)
SRXController を終了するとき、[File] メニューから [Quit]
を選びます。
Connect(接続)
本機とプロジェクターコントロール用コンピューターとの
接続モードを選びます。
◆詳しくは、「接続モードを変更する」(20 ページ)をご覧くださ
い。
市販のファイアウォールソフトウェアをインストールして
いる場合
ファイアウォールソフトウェアの取扱説明書の手順に従っ
て、許可リストに「SRXController」を追加してください。
Help(ヘルプ)
[Help] メニューから [Version] を選ぶと、この SRX
Controller のバージョン情報を表示します。
b Select(選択)ボタン
ネットワークに接続され、プロジェクター検出画面に表示
されているプロジェクターを選び、このボタンをクリック
すると、選んだプロジェクターの「ControlFunctionMenu
(コントロールファンクションメニュー)」画面が表示され
ます。
c Refresh(リフレッシュ)ボタン
プロジェクター検出画面に表示されているプロジェクター
の情報を更新します。
d EMERGENCYSTANDBY1(緊急スタンバイ)ボタ
ン
プロジェクター検出画面の [Connection(接続)] 欄が
[Connectable(接続可能)] になっているプロジェクターを
スタンバイ状態にします。ファンは回り続けます。
SRXController を起動する
19
e プロジェクター検出画面
ネットワークに接続されているプロジェクターの情報が表
示されます。
[Alert]: プロジェクターのエラー情報の有無( :有、
:無)
[ModelName]:プロジェクターの機種名
[SerialNo.]:プロジェクターのシリアル番号
[IPAddress]:プロジェクターの IP アドレス
[Connection]:ネットワークとの接続状態
第 2 章 準備
この SRXController で選択できるプロジェクターは、
[Connection(接続)] 欄に [Connectable(接続可能)]
と表示されます。
[Power]:プロジェクターの電源の状態
[Region]:プロジェクターを設置している地域
[Location]:プロジェクターの設置場所
[Name]:任意の名前
投影する機器を接続する
接続するときは
• 各機器の電源を切った状態で接続してください。
• 接続ケーブルは、それぞれの端子に合った正しいものを
選んでください。
• プラグはしっかり差し込んでください。不完全な接続は
画像の乱れの原因になります。抜くときは、必ずプラグ
を持って抜いてください。
• 接続する機器の取扱説明書もあわせてご覧ください。
• インプットボードを取り付けるときは、お買い上げ店ま
たはソニーのサービス窓口にご依頼ください。
SRXController を終了するには
メニューバーの [File] メニューから [Quit] を選びます。
接続モードを変更する
本機とコントロール用コンピューターがネットワーク接続
されている場合は、IP アドレスを直接指定しても接続でき
ます。また、RS-232C を介して接続することもできます。
Ethernet で IP アドレスを指定して接続する場合
メニューバーの [Connect] メニューから [Ethernet] を選び、
表示されるダイアログにプロジェクターの IP アドレスを入
力し、[OK] ボタンをクリックします。
ポート番号を変更する場合は、メニューバーの [Connect]
メニューから [PCPortSetting] を選び、表示されるダイア
ログにポート番号を入力し、[OK] ボタンをクリックしま
す。
RS232C で接続する場合
メニューバーの [Connect] メニューから [RS232C] を選び、
表示されるダイアログに、プロジェクターと通信するコン
ピューターの COM ポート(RS-232C)のポート番号を指定
し、[OK] ボタンをクリックする。
コンピューターを接続する(DVI-D
接続の場合)
本機の INPUTA の DVI-D 端子、またはインプットボード
取り付け部の INPUTB から INPUTD に装着した DVI イ
ンターフェースボード LKRI-004 の DVI-D 端子にコン
ピューターを接続します。プログレッシブの DVI 信号を入
力できます。
図は本機の INPUTA の DVI-D 端子に接続した場合です。
左側面
AUX DVI-D
INTER LOCK
ETHERNET RS232C
DVI-D 端子へ
AUX 端子へ
20
DVI ケーブル
(別売り)
DVI 出力端子へ
コンピューター
投影する機器を接続する
ご注意
• 入力する信号に応じて、「PICTURECONTROL」画面の
[InputSource] の [SignalMode] で入力信号を設定してく
ださい。(28 ページ)
• 長尺ケーブルを使用した場合、信号の減衰により正しく
表示できないことがあります。
• 10 ビット信号を入力する場合で DVI-D 端子のみで接続す
る場合(10 ビットシングルモード)、Dual-link 対応の
DVI ケーブルをご使用ください。
HD-SDI 機器を接続する
インプットボード取り付け部に別売りのインプットボード
LKRI-002 または LKRI-003 を装着し、HDCAM レコーダー
/ プレーヤーなどを接続します。
図は INPUTB に LKRI-002 を装着した場合です。
第 2 章 準備
コンピューターを接続する(アナログ
RGB 接続の場合)
インプットボード取り付け部に別売りのインプットボード
LKRI-001 を装着し、コンピューターと接続します。
左側面
AUX DVI-D
R(P r / Cr )B (P b / C b)H D V D G(Y/ Y)
IN
OUT
INTER LOCK
ETHERNET RS232C
IN OUT
R/G/B/HD/VD
端子へ
モニターケーブル
(別売り)
左側面
AUX DVI-D
IN OUT
INTER LOCK
ETHERNET RS232C
IN 端子へ
HD-SDI 接続ケーブル
(別売り)
HD-SDI 出力端子へ
SR W -5000
HD DIGIT A L VIDEO CASSETTE RECORDER
HDCAM レコーダー / プレーヤーなど
モニター出力端子へ
コンピューター
ご注意
「PICTURECONTROL」画面の [InputSource] の [Signal
Mode] を [RGB] に設定してください。
◆ 詳しくは 28 ページをご覧ください。
ご注意
LKRI-003 装着時は、「PICTURECONTROL」画面の
[InputSource] の [SignalMode] で入力信号の種類を選択し
てください。Single-link で入力する場合は [YPbPr] または
[YPbPrFULL] に設定してください。Dual-link で入力する
場合は [RGB] または [RGBFULL] に設定してください。
◆ 詳しくは、28 ページをご覧ください。
投影する機器を接続する
21
コンポーネント機器を接続する
インプットボード取り付け部に別売りのインプットボード
LKRI-001 を装着し、コンポーネント端子のあるアナログ
ベータカム、DVD レコーダー/プレーヤーなど、またはビ
デオ GBR 端子のあるハイビジョン機器と接続します。
第 2 章 準備
左側面
AUX DVI-D
R(P r / Cr )B ( Pb / C b)HD VD G(Y/ Y)
O UT
IN
INTER LOCK
ETHERNET RS232C
IN O UT
R/P
B/P
r/G/Y/
b 端子へ
コンポーネントケーブルなど
(別売り)
ビデオ GBR または
コンポーネント端子へ
ベータカム、DVD レコーダー / プレーヤーなど
ご注意
コンポーネント機器の出力端子に接続する場合は、
「PICTURECONTROL」画面の [InputSource] の[Signal
Mode] を [YPbPr] に、ビデオ GBR の出力端子に接続する場
合は[RGB] に設定してください
◆ 詳しくは 28 ページをご覧ください。
22
投影する機器を接続する
投影
第章
1
本体左側面の電源スイッチを上側にする。
スクリーンに画像を映す
付属のリモートコマンダーまたは、付属の SRXController
をインストールしたコンピューターの画面上で操作します。
リモートコマンダーで操作する
STATUSLAMP(ステータスランプ)
1
1
SCREEN
1
MODE
1 2 4
MUTING
FUNCTION
123
INPUT SEL
A
BCD
PICTURE CONT
+–+–+
1
34
+–+–+
BRIGHT CONTR
SCREEN SEL
LENS CONT
ZOOM FOCUS SHIFT
SHARP
2
I
3
MUTING
5
–
2
7
9
–
6, 8
STATUSLAMP が赤色に点灯し、スタンバイ状態にな
ります。
2
? ボタンを押して電源を入れる。
STATUSLAMP が緑色に点灯します。
3
スクリーンモードを選ぶ。
SCREENMODE ボタンを押すたびに、スクリーンモー
ドが切り換わります。
1 (全画面モード):画面いっぱいに映像を映す。
2 (2 画面モード):画面を 2 分割して映像を映す。
それぞれの画面に別々の映像を映すこともできま
す。
4 (4 画面モード): 画面を 4 分割して映像を映す。
それぞれの画面に別々の映像を映すこともできま
す。
4
映像を映す機器の電源を入れる。
5
INPUTSEL ボタンを押して投影する映像を選ぶ。
A: INPUTA の DVI-D 端子に接続した機器からの映
像を映すとき。
B: INPUTB に装着されたインプットボード(別売り)
の端子に接続した機器からの映像を映すとき。
C: INPUTC に装着されたインプットボード(別売り)
の端子に接続した機器からの映像を映すとき。
D: INPUTD に装着されたインプットボード(別売
り)の端子に接続した機器からの映像を映すとき。
手順 3 で「2 画面」または「4 画面」モードを選んだ
場合
INPUTSEL(A 〜 D)ボタンを押して映したい入力
ソースを選んでから、SCREENSEL ボタンでそれぞれ
の映像ソースをどの画面に映すかを選びます。
第 3 章 投影
SR Projector
IR
RM-PJ4K
ご注意
動画をマルチ画面モードで投影する場合は、投影する
信号すべてにゲンロックをかけて同期を合わせてくだ
さい。2 画面モードでは左の画像、4 画面モードでは左
上の画像が基準画像となります。同期の取れていない
スクリーンに画像を映す
23
動画は他の画面と違和感のある動きになります。静止
画のみを投影する場合は問題ありませんが、動画と静
止画を併せて投影する場合は、動画を左(2 画面モー
ド)または左上(4 画面モード)の画面に投影するよ
うに選択してください。
6
FOCUS+/– ボタンでフォーカスを調整する。
調整中はスクリーンに「FOCUS」と表示されます。
7
ZOOM+/– ボタンで画面の大きさを調整する。
調整中はスクリーンに「ZOOM」と表示されます。
8
第 3 章 投影
FOCUS+/– ボタンで再度フォーカスを調整する。
9
SHIFT+/– ボタンで画面の位置を調整する。
調整中はスクリーンに「SHIFT」と表示されます。
ご注意
「FOCUS」、「ZOOM」、「SHIFT」の表示は、コンピュー
ターのコントロール画面で「OSDOFF」に設定されている
場合は表示されません。
コンピューターで操作する
1
STATUSLAMP(ステータスランプ)
3
映像を消すには
MUTING ボタンを押す。
再び映像を出すには、もう一度 MUTING ボタンを押しま
す。
電源を切るには
1
1 ボタンを押す。
STATUSLAMP が緑色に点滅し、本機内部の温度を下
げるために、ファンが約 10 分間回り続けます。
ファンが止まると STATUSLAMP が赤く点灯します。
2
本体左側面の電源スイッチを下側にする。
ご注意
ファンが回っている間は、電源スイッチで電源を切ら
ないでください。ファンが止まり、本機内部の温度が
充分下がらないため、故障の原因となることがありま
す。
57
8
9,11 10 12
4
24
スクリーンに画像を映す
1
本体左側面の電源スイッチを上側にする。
POWER インジケーターと STATUSLAMP が赤色に
点灯し、スタンバイ状態になります。
2
コンピューターを起動し、画面上の アイコンをダブ
ルクリックする。
SRXController の「BrowserScreen」画面が表示され
ます。
[InputSource] の [SignalMode] を正しく設定してくだ
さい。設定が違っていると映像が乱れる場合がありま
す。
◆ 詳しくは 28 ページをご覧ください。
3
操作するプロジェクターを選びダブルクリックするか
[Select] ボタンをクリックする。
「ControlFunctionMenu」画面が表示されます。
ご注意
ネットワーク接続の場合、直接 IP アドレスを指定し
て、操作するプロジェクターを選ぶこともできます。
また、RS232C 端子経由で接続している場合は、RS232C のポート番号を指定してください。
◆ 詳しくは、「接続モードを変更する」(20 ページ)をご覧
ください。
4
[POWERON?] ボタンをクリックして電源を入れる。
POWER インジケーターと STATUSLAMP が緑色に
点灯します。
5
スクリーンモードボタンをクリックしてスクリーン
モードを選ぶ。
(全画面モード):画面いっぱいに映像を映す。
(2 画面モード):画面を 2 分割して映像を映す。
それぞれの画面に別々の映像を映すこともできま
す。
(4 画面モード): 画面を 4 分割して映像を映す。
それぞれの画面に別々の映像を映すこともできま
す。
6
映像を映す機器の電源を入れる。
7
をクリックして表示されるドロップダウンリストか
ら投影する映像を選ぶ。
INPUTA: INPUTA の DVI-D 端子に接続した機器か
らの映像を映すとき。
INPUTB: INPUTB に装着されたインプットボード
(別売り)の端子に接続した機器からの映像を映す
とき。
INPUTC: INPUTC に装着されたインプットボード
(別売り)の端子に接続した機器からの映像を映す
とき。
INPUTD: INPUTD に装着されたインプットボード
(別売り)の端子に接続した機器からの映像を映す
とき。
ご注意
本機の INPUTA、アナログインプットボード LKRI001、HD-SDI(4:4:4)インプットボード LKRI-003 また
は DVI-D インターフェースボード LKRI-004 からの信
号を選んだ場合は、「PICTURECONTROL」画面で
手順 5 で「2 画面」または「4 画面」モードを選んだ
場合
それぞれのドロップダウンリストボックスで入力を選
びます。
ご注意
• 動画をマルチ画面モードで投影する場合は、投影す
る信号すべてにゲンロックをかけて同期を合わせて
ください。2 画面モードでは左の画像、4 画面モード
では左上の画像が基準画像となります。同期の取れ
ていない動画は他の画面と違和感のある動きになり
ます。静止画のみを投影する場合は問題ありません
が、動画と静止画を併せて投影する場合は、動画を
左(2 画面モード)または左上(4 画面モード)の画
面に投影するように選択してください。
• UXGA、WUXGA など垂直方向の解像度が 1080 を超
える信号を 4 画面モードで投影すると、画像が一部
欠けて表示されます。
8
[INSTALLATION] ボタンをクリックして、
「INSTALLATION」画面を表示する。
9
[LENSCONTROL]の[Focus+/–]ボタンでフォーカスを
調整する。
調整中はスクリーンに「FOCUS」と表示されます。
10
[Zoom+/–] ボタンで画面の大きさを調整する。
調整中はスクリーンに「ZOOM」と表示されます。
11
[Focus+/–] ボタンで再度フォーカスを調整する。
12
[Shift+/–] ボタンで画面の上下の位置を調整する。
調整中はスクリーンに「SHIFT」と表示されます。
ご注意
「FOCUS」、「ZOOM」、「SHIFT」の表示は、[OSDOFF] ボ
タンをクリックしている場合は表示されません。
映像を消すには
[CUTOFF] ボタンの [ON] をクリックする。「2 画面」また
は「4 画面」モードの場合は、それぞれの画面ごとに映像
を消すことができます。再び映像を出すには、[CUTOFF]
ボタンの [OFF] をクリックします。
画面全体の映像を消すには
[MUTINGON] ボタンをクリックすると、映像が消え、ス
クリーン全体が黒画面になります。[MUTINGOFF] ボタン
をクリックすると映像が出ます。
第 3 章 投影
スクリーンに画像を映す
25