Sony SMO-S551 annexe

SMO-S551
5.25" Magneto-Optical Disk Subsystem
3-862-812-21(1)
取扱説明書──────────────
User’s Guide Mode d’emploi Bedienungsanleitung
───────────
────
ページ
2
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Seite 45
目次
第1章 概要
光磁気ディスクサブシステムについて .....
5.25"
特長 ............................................................4
使用できるディスク ........................................ 5
システム構成..................................................5
各部の名称と働き ...............................................
第2章 準備
4
6
付属品の確認.......................................................
接続のしかた.......................................................
SCSI ID
サブシステムの機能の設定 .................................
の設定 ..................................................
第3章 使いかた
ディスクの入れかた.........................................
ディスクの取り出しかた..................................
第4章 取り扱いについて
サブシステムの取り扱い..................................
安全にお使いいただくために.....................12
万一の故障を防ぐために............................12
その他ご注意いただきたい こと ..................13
ディスクの取り扱い.........................................
取り扱い上のご注意....................................14
ディ スクのク リーニング ................................ 14
クリーニングについて .....................................
ディ スクのデータを守るために .................... 14
7 8 8 9
10 11
12
14
14
付録
主な仕様...........................................................
サブシステム ................................................ 15
2
15
説明書の使いかた
この取扱説明書は、5.25"光磁気ディスクサブシステ ム本体(以下、サブシステム)の使いかたと取り扱い 方法について説明しています。サブシステムをお使 いになる前に 、必ずお読みください。お読みになった あとは、後日お役に立つこともありますので、保存し ておいてくださ い 。
この説明書は、次の5つの章で構成されています。目 的に合わせて、お読みください。
第1章 概要
サブシステムの概要として、特長やシステム構成、各 部の名称と働きなどについて説明しています。
第2章 準備
サブシステムとホストコンピューターや他のSCSI周 辺機器との接続のしかた、SCSIIDやサブシステムの 機能の設定のしか たについて説明 していま す。サブシ ステムを設置する際に、お読みください。
ご注意
本製品を日本国以外でご使用の場合は、必ずその 国の電気事情にあっ た 電源コードをご使用くださ い。
本製品の故障、またはその使用により生じた損害に つきましては、 当社は責任を負いかねますので、ご 了承ください。
当社では本製品を使用して保存したデ ータの保証は いたしかねます 。万一に備え、重要なデータはあら かじめバックアップしておく ことをおすすめします。
本書の全部または一部 を無断で転載す ることは 禁止
されています。
第3章 使いかた
サブシステムの電源の入れかた、ディスクの入れか た・取り出しかたについて説明しています。実際にお 使いになるときに、お読みください。
第4章 取り扱いについて
サブシステムや光磁気ディスクの取り扱い上のご注 意について説明していま す 。また、 ディ スクのク リ ー ニングについても説明して いま すので、お使いになる 前に必ずお読みください。
付録
サブシステムの主な仕様について説明して い ます。
なお、ご使用の前にこの「取扱説明書」と別冊の「安 全のために」をよ くお読みのうえ、製品を安全にお使 いく ださい。
章 概要
1
3
第1章 概要
5.25"
光磁気ディスクサブシステムについて
特長
5.25"光磁気ディスクサブシステム本体には、次のよ
うな特長があります。
□ 光磁気記録方式により、何度でもデータの書き
込み、消去ができます。
□ディスクの種類を自動的に識別するため、ディス
クの種類を気にすることなく、650Mbytes(594 Mbytes)、1.3Gbytes(1.2Gbytes)、2.6Gbytes
(2.3Gbytes)および5.2Gbytes(4.8Gbytes、4.1
Gbytes)の5.25型光磁気ディスクを使用するこ
とができます。
□ 5.25型(直径約130mm)の光磁気ディスクの両
面あわせて、5.2Gbytes( 2048bytes/sector)、
4.8 Gbytes(1024 bytes/sector)また は 4.1
Gbytes(512bytes/sector)の大容量の情報が書 き込めます。これは、3.5インチのフロッピーディ スク(2HD)の約2900〜3700倍の容量に相当し ます。
□ 世界統一規格であるCCS(Continuous/
CompositeServo)フォーマッ トに準拠したディス クが使用できます。また、CCW(Continuous
CompositeWrite-once)フォーマットに準拠した
追記型ディスクが使用できます。
□インターフ ェ ースには、SCSI-2(SmallComputer
SystemInterface-2)を採用しています。
-1
□高速スピンドルモーター3300min
り、 2.48〜 5.07Mbytes/s(2048 bytes/sector
時)、2.31〜4.79Mbytes/s(1024bytes/sector 時)または 1.97〜4.06Mbytes/s(512bytes/ sector時)の高データ転送速度を実現していま す。
□ 2.6Gbytes(2.3Gbytes)以下のディスクをご使用
-1
の際は、3600min が回転します。
□薄型、軽量の光ピックアップにより、平均シーク
時間は25msです。
□ 信頼性の高いエラー訂正機能(ECC)の採用に
-12
より、10
□4Mbyteの大容量バッファメモリーを搭載し、最
適化されたキャッシ ュ制御アルゴ リ ズムによ り 快 適な操作環境を実現していま す。
(ライトキャッシュは使用/不使用の切 り換えが可
能です。ご使用前に9ページ「サブシステムの機 能の設定」をご覧ください。)
のエラ ー 率を実現しています。
(rpm)でスピンドルモーター
(rpm)によ
4
章 概要
1
使用できるディスク
このサブシステムでは、ISO準拠130mm(5.25型)カートリッジ付両面光磁気ディスクが使用できます。
規格 セクターフォーマット 容量
ISO/IEC15286 2048bytes/sector R/W 約5.2Gbytes ISO/IEC15286 1024bytes/sector R/W 約4.8Gbytes ISO/IEC15286 512bytes/sector R/W 約4.1Gbytes ISO/IEC14517 1024bytes/sector R/W(DW) 約2.6Gbytes ISO/IEC14517 512bytes/sector R/W(DW) 約2.3Gbytes ISO/IEC14517 1024bytes/sector R/W 約2.6Gbytes ISO/IEC14517 512bytes/sector R/W 約2.3Gbytes ISO/IEC13549 1024bytes/sector R 約1.3Gbytes ISO/IEC13549 512bytes/sector R 約1.2Gbytes ISO/IEC10089 1024bytes/sector R 約650Mbytes ISO/IEC10089 512bytes/sector R 約600Mbytes ISO/IEC15286 2048bytes/sector WO 約5.2Gbytes ISO/IEC15286 1024bytes/sector WO 約4.8Gbytes ISO/IEC15286 512bytes/sector WO 約4.1Gbytes ISO/IEC14517 1024bytes/sector WO 約2.6Gbytes ISO/IEC14517 512bytes/sector WO 約2.3Gbytes ISO/IEC13549 1024bytes/sector R 約1.3Gbytes ISO/IEC13549 512bytes/sector R 約1.2Gbytes ISO/IEC11560 1024bytes/sector R 約650Mbytes ISO/IEC11560 512bytes/sector R 約600Mbytes
※R/W(DW):Rewritable(Direct-OverwriteMO),R/W:Rewritable(MO),WO:WriteOnce,R:ReadOnly
システム構成
インターフェースとして SCSIを採用しているホストコ ンピューターに、 サブシステムを接続 します。SCSIバ ス上には、デイジーチェーン状に最高7台までの
ホストコンピューター
光磁気ディスクサブシステム本体
5.25"
SCSI周辺機器をつなぐことができ、SCSI-2コマンド で操作を行います。
ケーブル
SCSI
周辺機器
SCSI
章 概要
1
5
各部の名称と働き
前面
BUSY
POWER
EJECT
1
23
456
1 POWERスイッチ
電源を入れたり切ったり(オン/オフ )するときに
押します。ボタンが奥に引っ込んでいる状態がオ ン、 出ている状態がオフ です。
2 POWER(電源)インジケーター
電源を入れると、緑色に点灯します。
3 BUSY(動作中)インジケーター
ディスクが挿入されデータの読み書きが可能な
状態になると緑色に点灯し、ディ スクのデータの
読み取りや書き込み、データの消去や検索が行 われると橙色に点灯します。また、サブシステム
内が規定温度以上になると、読み書きの動作に
関係なく約2秒ごとについたり消えたりを繰り返し ます。
4 ディスク挿入口
ここにディスクを入れます。入れかたは、10ペー ジをご覧ください。
5 ディスク取 り 出し穴
万一、ディ スクが通常の方法で取り出せなくなっ たときに、サブシステムの電源を切ってから、付
属の手動イジェクト用治具をこ の穴に押し込むこ とにより 、ディスクを取り出すことができます。詳 しくは、 11ページをご覧ください。
6 EJECT(ディスク取り出し)ボタン
ドライ ブに入っ ているデ ィスクを取 り出すと きに
押します。 ただ し 、機能スイッチやソフトウェアでディスクの
イジェクト(取り出し) を禁止してい る場合は、取 り出すことができません。
後面
A1BCDEFGH
0
123 4 56
SCSI ID
SCSI CONNECTOR
AC IN
F.GND
1 機能スイッチ
使用するホストコンピューターやソフトウェアに合 わせて、サブシステムの機能を設定します。詳し
くは、9ページをご覧ください。
2 SCSIIDスイッチ
SCSIIDの設定を行います。ペン先などで−の ボタンを押すとID 番号が下がり、+のボタンを 押すと上がります。詳しくは、8ページをご覧くだ
さい。
3 SCSIコネクター
別売りのSCSIケーブルを使って、ホストコン
ピューターの SCSIバスコネクターまたは他の
SCSI周辺機器に接続します。
ご注意
サブシステムをSCSIデイジーチェーンの最後に 接続する場合は、機能スイッチのFを「1」 に設定
し、 内蔵ターミネーターをオンにして く だ さい。そ
れ以外の場合は、機能スイッチのFを「0」 に設定
して内蔵ターミ ネーター をオフに設定しておきま
す。
4 エアダクト
サブシステムを冷却するための空気を排出しま す。また、通気のため、エアダクトの面をふさが ないでください。
5 F.GND(アース)端子
他の機器のアース端子に接続します。
6 ACIN(AC電源)端子
付属の電源コードを接続 します。
また、ライトキャッシ ュを使用しているとき には、 キャ ッシュメモリー内のデータをディスクに書 き 込 むために、ディスクがイジェクトされるまで時間が かかることがあります。(最大約45秒)
6
章 概要
1
第2章 準備
付属品を確認してから、サブシステムをホストコン
ピューターやSCSI周辺機器に接続します。接続が終
付属品の確認
梱包を開いたら、サブシステムおよび下記の付属品 がそろ っ ている か確認し てください。不 足しているも のがあったり、 何ら かの損傷がある場合には、お買い 上げの販売代理店にご連絡ください。
わった ら、SCSIIDスイッチでSCSIIDを選択し、機能 スイッチでサブシステムの機能を設定します。
□ 5.25"光磁気ディスクサブシステム本体 □電源コード □手動イジェク ト用治具 □ 取扱説明書(本書) □ 取扱説明書(安全のために) □ 投げ込み(LVD)
光磁気ディスクサブシステム本体 手動イジェクト用治具 電源コード
5.25"
章 準備
2
7
接続のしかた
SCSIバスを通して、1台のホストコンピューターに 7台
までの SCSI周辺機器をつなぐことができます。
ご注意
接続する前に必ずホストコンピューター、サブシス テムおよび他の機器の電源を切ってください。
光磁気ディスクサブシステム
5.25"
A1BCDEFGH
0
SCSI CONNECTOR
SCSI ID
SCSI
ケーブル
SCSI
(別売り)
SCSI
(別売り)
サブシステムをSCSIデイジーチェーンの最後に接 続する場合は、後面の機能スイッチのFを「1」に設 定し、内蔵ターミネーターをオンにして ください。 そ れ以外の場合は、「0」に 設 定し内 蔵ターミネータ ー
をオフにしておきます。
1台のホストコンピューターに接続するSCSIケーブ ルの合計の長さは、6m以内にしてください。
AC IN
F.GND
コネクターへ
ケーブル
端子へ
AC IN
電源コード(付属)
SCSI ID
の設定
他の
SCSI
周辺機器へ
ホストコンピューター または 他の
SCSI
サブシステムのSCSIIDを設定します。
工場出荷時は、「0」に設定されていま すので、サブシ ステムの電源を切ってから、後面にあるSCSIIDス イッチ で、SCSIIDを設定してください。
ペン先などで−ボタンを押すと 、SCSIIDの番号が下
がり、+ボタンを押すと番号が上がります。
8
章 準備
2
電源コンセントへ
周辺機器へ
ご注意
SCSIIDが正しく設定されていないと、サブシステム が正常に動作しません。
SCSIIDは、他のSCSI周辺機器と重複しないように 設定してください。
0
サブシステムの機能の設定
後面の機能スイッチ(A〜H)で、使用するホストコン
ピューターやソフトウェアに合わせてサブ シ ステムの
機能を設定します。 機能スイッチの切り替えは、サブシステムの電源を 切ってから 行っ て ください。
A1BCDEFGH
0
■ ご注意 ライトキャッシュについて
このサブシステムはライトキャッシュ機能が備えられ ていま す。この機能を使用 しているときには、 キャ ッ シュメモリーにデータを残したままサブシステムの電
源を切らないで ください 。
機能スイッチの設定
スイッチ
A B
C D E
F G
H
機能
パリティチェ ック デバイスタイプ
ライトキャッシュコントロール FastSCSIコントロール 強制ベリファイ
ターミ ネーター オートスピンアップ
マニ ュアルイジェクト
SCSIのパリティチェックを行わない。 デバイスタイプとして 00H を報告す
る。(ダイレクトアクセスデバイス) ライトキャッシュを行わない。 FastSCSIに対応 ライトコマンドに対してベリファイ動 作
を行う。 内蔵ターミネーターを使用する。 ディスクを挿入しても 、スピンドル
モーターが自動的に回転しない。 EJECTボタンを押しても、ディスクを
取り出すことができない。
キャ ッシュメ モリー内のすべてのデータがディスクに 書き込まれる前に電源を切るとデータが失われます。 サブシステムの電源を切る と き は、必ず使用中のディ スクをイジ ェクトしてください 。イジェクト操作により データ はディスク上に記録されます。 また、ドライ ブが周期的にキ ャッ シュメモリーのデータ をディスクに一括書き込みをしていても、停電が起き た場合はデータが失われる可能性があります。
■ ご注意
Fast SCSI
について
FastSCSI機能をご使用になる場合は、ホストシステ ムとの接続ケーブルは、FastSCSI対応のケーブルを ご使用ください。また、ケーブルの長さは最小限にし、 ケーブルは必ず適切に終端してください。
1
SCSIのパリティチェックを行う。 デバイスタイプとして 07H を報告す
る。(光メモリーデバイス) ライトキャッシュを行う。 FastSCSIに対応しない ライトコマンドに対してベリファイ動
作を行わない。 内蔵ターミネーターを使 用しない。 ディスクを挿入すると、スピンドル
モーターが回転する。 EJECTボタンを押すと、ディスクを
取り出すことができる。
0
:工場出荷時の設定
章 準備
2
9
第3章 使いかた
ディスクの入れかた
1 画面左側にあるPOWERスイッチを押します。
電源が入り、POWERインジケーターが点灯しま す。
2 ホストコンピューターを起動し ます。
起動のしかたは、ホストコンピューターに付属の 説明書をご覧ください。
3 使用する面を上にして、ディスクを差し込みます。
4 ホストコンピューター上でソフトウェアを使って、
ディスク上のデータを読み取ったり、書き込んだ
りします。
データの読み取り・書き込み中は、BUSYインジ ケータ ーが橙色に点灯します。
■ サブシステムが動作しない場合は
サブシステム内が規定温度以上になると、読み書き の動作に関係なくBUSYインジケーターが約2秒ごと についたり消えたりを繰り返し、サブシステムが動作
しなくなり ま す。 この場合、空 気の流通の良いところ
に設置しなおしてください。それでも動作しないとき は、 電源コードをコ ンセントから抜き、お買い上げの 販売代理店にご相談ください。
10
章 使いかた
3
ディスクの取り出しかた
イジェクトコマンドを使うか、EJECTボタンを押しま
す。
ご注意
ディスクのデータの読み書きによりBUSYインジケー
ターが橙色に点灯している間(内部温度上昇に よりつ
いたり消えた りを繰り返している場合を除く)は、ディ
スクを取り出さないでく ださい。点灯している間に取り
出すと、データが正しく 書き込まれなかったり、ディス クのデータが消えてし まうことが あります。 また、ライトキャッシ ュを使用しているとき には、キャッ シュメモリー内のデータをディスクに書き込むために、
ディスクがイ ジ ェ クトされるまで時間がかかる ことがあ ります。
(最大約45秒)
■ ディスクが取り出せない場合は
次のような場合は、EJECTボタンを押したり、イジェ クトコマンドを使ってもディ スクが取り 出せないこ とが あります。 □機能スイッチやソ フトウェアでディスクのイジェク
トが無効に設定されているとき □ホストコンピューターに トラブルが生じたとき □停電などで、サブシステムの電源が入ら ない と き □サブシステムが故障したとき
EJECTボタンやソフトウェアを使って もディスクが取
り出せない場合は、次のようにしてディスクを取り出 し
ます。
1 サブシステムが接続されているホストコンピュー
ターのシステムを終了し てください 。
2 サブシステムの電源を切ります。
3 付属の手動イジェクト用治具を、ディスク取り出
し穴にまっ すぐにディ スクが出てくるまで押し込
みます。
これで、ディスクを取り 出すこ と ができ ます。
ご注意
手動イジェクト用治具は、先端がピン状になっており ます。ご使用の際は、取り扱いに十分ご注意くださ い。
章 使いかた
3
11
第4章 取り扱いについて
サブシステムの取り扱い
安全にお使いいただくために
別冊の「安全のために」もよくお読みのうえ、製品を 安全にお使いください。
■電源
□ 日本国内では、AC100Vでお使いください。 □複写機やシ ュレッダーのような消費電力の大
きい機器と同じコ ンセントから、電源をとらな いでください。
■ 電源コードの取り扱い
□コードの上に重い物をのせたり落としたりし
て、傷をつ けないようにご注意くださ い。傷 がついたまま使うと危険です。
□電源コードを コンセントから抜くときは、必ず
プラグを持って抜いてください。コードを 引っ張る と 、コードが傷むことがあります。
□ 長時間お使いにならないときは、電源コード
をコンセン トから抜いておいてく ださい。
■ 設置方向
このサブシステムは水平位置で使用してくださ
い。
■ 設置場所
次のような場所で、使用したり保管しないでくだ
さい。
□ 湿気の多い所 □ ほこりの多い所 □ 温度の高い所 □ 直射日光の当たる所 □激しい振動のある所 □ 温度変化の激しい所
■通風
サブシステム内部の温度上昇を防ぐため、通風 孔をふさいだり、動作中に布などで包んだり、空 気の流通の悪いところに置いたりしないでく ださ い。サブシステム内部が高温になると、動作しな
くなる 場合があります。
■ 手動イジェクト用治具の取り扱い
手動イジェクト用治具はピン状をしています。ご 使用のご使用の際は取り扱いに十分ご注意くだ
さい。また、 ディスクの取り出し以外の目的で使
用にならないでく ださい。
万一の故障を防ぐために
■ 衝撃・振動を与えないでください
落と した り して強い衝撃を与え ると、故障すること があ ります。
12
章 取り扱いについて
4
■ 急激な温度変化は避けてください
寒いところから暖かいところに移した り 、室温を 急に上げたとき は 、サブシステム内部に結露が 起こる場合があります。急激な温度変化があった 直後は使わずに、1時間以上待ってからお使いく ださい。結露が起きたままディ スクを入れると、 サブシステムやディスクが損傷することがありま す。 結露が起きている可能性があるときは、すぐに ディスクを取り出してく ださい。 なお 、ディスクを 入れずに、サブシステムの電源を入れたままにし てお くと、結露が早く解消します。
■ ディスクを入れたまま移動しないでくだ さい
使わないときは 、デ ィスク を 必ず取 り出 しておい てく ださい。ディスクを入れたまま、サブシステム を持ち運ばないでください。 また、 使用中は、ディスクが高速で回転していま
す。このとき 、サブシステムを動かすと 、動作が
不安定になったり、ディスクを傷つけるおそれが あります。ディスクを取り出してから、移 動してく ださい。
■ キャビネットが汚れたら
キャビネットの汚れは、乾いた柔らかい布で拭き
とってください。汚れがひどいときは、うすい中性
洗剤溶液を少し含ませた布でふきとり、乾いた布 でか らぶきしてください。アルコール・シンナー・ 殺虫剤など、揮発性の溶液剤は、使用しないでく ださい。表面の仕上げをいためたり、表示が消え たりすることがあります。
■ 電源コードについて
■ 異常がおきたら
万一、異常や不具合が生じた場合は、電源をオ フにして電源コー ドをコンセン トから抜き、お買い
上げの販売代理店にご相談ください。
その他ご注意いただきたいこと
■ 雑音電波について
サブシステムは高周波の信号を扱うため、ラジ オやテ レビ、オーディ オチューナー な どに雑音が
入る ことがありま す。この場合は、距離を少し離
してご使用ください。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規 制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスB情 報技術装置です。この装置は、家庭環境で使 用することを目的 としていますが、この装置が ラジオやテレビジョン受信機に近接して使用 されると、受信障害を引き起こすことがあり ま す。 取扱説明書に従って正しい取り扱いをし て下さい。
日本国内で使用する場合には、電気用品取締法 認定品の電源コードをご使用ください。
章 取り扱いについて
4
13
ディスクの取り扱い
取り扱い上のご注意
□ディスクに激しい振動を与えたり、落と した りしな
いでください。
□ディスクカートリッジは、 工場出荷時に精密に調
整されていますので、分解しないでください。
□ディスクカートリッジ は 、 サブシステムに挿入する
と、自動的にシャッ ターが開く自動装填式です。 カートリッジ の シャッターを 手 で 開 けて 、 内部に触
れないでください。
□温度差の激しい所や湿気の多い所で は 使わない
でく ださい。結露が起こって、データの書き込み・
読み取りができなくなる場合があります。
□必要以上に、カートリッジ をサブ システムに出し
入れしないでください。
□使い終わったら、必ずサブシ ス テム からカートリッ
ジを取り出しておいてください。
■ ディスクの保管について
ほこりやちりの多い所
直射日光の当たる所
暖房器具の近く
湿気の多い所
ディスクのデータを守るために
ディスクカー トリッジ に は、ディスクのデータを誤って 消してしまったり、不要なデータを書き込まないよう に するためのDATAPROTECTスイッチ(赤いつまみ) がついています。このスイッ チを矢印の方向にスライ
ドさせておくと、ディスクのデータの読み取り のみ可
能にな り、書き込みができなくなります。スイッチを元 に戻すと、再び書き込むことができる よ う になります。 書き込む必要のないディスクは、スイ ッ チを矢印方向 にスラ イドさせておいてください。
□ディスクカートリッジ は 、 ケースに入れて保管し て
ください。
□ 自動車のダッシュボードやトレー は 高 温になる こ
とがありますので、ディスクカー トリッジ を 絶 対に
放置しないでください。 また、次のような場所に保管しないでください。
クリーニングについて
ディスクのクリーニング
ディスク を長い間使用すると、ディスク上にほこりや 汚れが付着し、データを正常に読み書きできな くなる 場合があります。このよう なことを防ぐために、ディス
ク用クリーナーでク リーニングして くださ い。ディスク
の性能を維持するために 、3カ月に1度はクリー ニング することをおすすめします。
DATA PROTECT
ご注意
このサブシステムは防塵対策が十分施されています ので、光学レンズのクリーニングを行う必要がありま せん。レンズクリーナー(クリーニングカートリッジ ) を 使用するとサ ブ システム本体の故障の原因 となること があ ります。
スイッチ
14
章 取り扱いについて
4
付録
主な仕様
サブシステム
■性能
フォーマッ ト容 量
ディ スク当たり
5.2Gbytes(ZCAV2048bytes/ sector)
4.8Gbytes(ZCAV1024bytes/ sector)
4.1Gbytes(ZCAV512bytes/ sector)
2.6Gbytes(ZCAV1024bytes/ sector)
2.3Gbytes(ZCAV512bytes/ sector)
面当たり 2.6Gbytes(ZCAV2048bytes/
sector)
2.4Gbytes(ZCAV1024bytes/ sector)
2.05Gbytes(ZCAV512bytes/ sector)
1.3Gbytes(ZCAV1024bytes/ sector)
1.15Gbytes(ZCAV512bytes/ sector)
-1
回転数 3,300min
min
シーク時間 平均25ms(typ.)
ユーザーデータ転送速度
連続転送速度
2.48〜5.07Mbytes/s(最大、2048 bytes/sector時)
2.31〜4.79Mbytes/s(最大、1024 bytes/sector時)
1.97〜4.06Mbytes/s(最大、512 bytes/sector時)
(3,300rpm)/3,600
-1
(3,600rpm)
バースト転送速度
最大5Mbytes/s(同期転送) 最大10Mbytes/s(FastSCSI
使用時)
ホストインターフェース
SCSI-2(SmallComputerSystemInterface-2)
ANSIX3.131-1994
■ 環境条件
設置方向 水平(±5°以内) 温度
動作時 5℃〜40℃(温度匂配10℃/時) 非動作時 −30℃〜60℃
湿度
動作時 10%〜85%(結露のないこと) 非動作時 10%〜90%
■ 電源・その他
電源 AC100V±10%、50/60Hz±5% 消費電流 0.60A 最大外形寸法 211×70×293mm(幅/高さ/
奥行き)
(最大突起部およびエアダクトを含
まず) 質量 4.9kg 付属品 電源コード(1)
手動イジェクト用治具(1) 取扱説明書(1) 取扱説明書(安全のために)(1) 投げ込み(LVD)(1)
仕様および外観は、改良のため予告 なく変更すること があ りますが、 ご了承ください。
付録
15
Safety Regulations
Owner’s Record
The model and serial numbers are located on the bottom of the unit. Record the serial number in the space provided below. Refer to them whenever you call upon your dealer regarding this product. Model No. SMO-S551 Serial No._________________________
Information
For the customer in the U.S.A. You are cautioned that any changes or modifications not expressly approved in this manual could void your authority to operate this equipment. This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B digital device, pursuant to Part 15 of the FCC Rules. These limits are designed to provide reasonable protection against harmful interference in a residential installation. This equipment generates, uses, and can radiate radio frequency energy and, if not installed and used in accordance with the instructions, may cause harmful interference to radio communications. However, there is no guarantee that interference will not occur in a particular installation. If this equipment does cause harmful interference to radio or television reception, which can be determined by turning the equipment off and on, the user is encouraged to try to correct the interference by one or more of the following measures: –Reorient or relocate the receiving antenna. –Increase the separation between the equipment
and receiver.
–Connect the equipment into an outlet on a
circuit different from that to which the receiver is connected.
–Consult the dealer or an experienced radio/TV
technician for help.
This device requires shielded interface cables to comply with FCC emission limits.
WARNING
To reduce the risk of fire or electric shock, do not expose this apparatus to rain or moisture. To avoid electrical shock, do not open the cabinet. Refer servicing to qualified personnel only.
CAUTION
As the laser beam used in the SMO-S551 is harmful to the eyes, do not attempt to disassemble the unit. Refer servicing to qualified personnel only.
This label is affixed inside the unit.
CAUTION
ATTENTION
VORSICHT
ADVARSEL
ADVARSEL
VARNING
VARO!
CAUTION:
TO PREVENT ELECTRIC SHOCK, DO NOT USE THIS POLARIZED AC PLUG WITH AN EXTENSION CORD, RECEPTACLE OR OTHER OUTLET UNLESS THE BLADES CAN BE FULLY INSERTED TO PREVENT BLADE EXPOSURE.
This MO disk unit is classified as a CLASS 1 LASER PRODUCT.
The CLASS 1 LASER PRODUCT label is located on the bottom exterior.
CLASS 1 LASER PRODUCT
LASER KLASSE 1 PRODUKT
LUOKAN 1 LASERLAITE KLASS 1 LASER APPARAT
CLASS 3B LASER RADIATION WHEN OPEN. AVOID DIRECT EXPOSURE TO THE BEAM.
RADIATIONS LASER DE CLASSE 3B EN CAS D'OUVERTURE. EVITER TOUTE EXPOSITION DIRECTE AU FAISCEAU.
KLASSE 3B LASERSTRAHLUNG WENN GEÖFFNET. DIREKTEN KONTAKT MIT DEM STRAHL VERMEIDEN.
LASERSTRÅLING AF KLASSE 3B VED ÅBNING. UNDGÅ DIREKTE UDSÆTTELSE FOR STRÅLING.
LASERSTRÅLING I KLASSE 3B NÅR DEKSEL ÅPNES. UNNGÅ DIREKTE EKSPONERING FOR STRÅLEN.
KLASS 3B LASERSTRÅLNING NÄR DENNA DEL ÄR ÖPPNAD. UNDVIK ATT DIREKT EXPONERA DIG FÖR STRÅLNINGEN.
AVATTUNA LUOKAN 3B LASERSÄTEILYÄ. VÄLTÄ SUORAA ALTISTUMISTA SÄTEELLE.
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Table of Contents
NOTICE
Use the power cord set approved by the appropriate testing organization for the specific countries where this unit is to be used.
Disposal of Old Electrical & Electronic Equipment (Applicable in the European Union and other European countries with separate collection systems)
This symbol on the product or on its packaging indicates that this product shall not be treated as household waste. Instead it shall be handed over to the applicable collection point for the recycling of electrical and
electronic equipment. By ensuring this product is disposed of correctly, you will help prevent potential negative consequences for the environment and human health, which could otherwise be caused by inappropriate waste handling of this product. The recycling of materials will help to conserve natural resources. For more detailed information about recycling of this product, please contact your local Civic Office, your household waste disposal service or the shop where you purchased the product.
According to the EU Directives related to product safety, EMC and R&TTE the manufacturer of this product is Sony NEC Optiarc Inc., 1-11-1 Osaki Shinagawa-ku, Tokyo, 141-0032, Japan. The Authorised Representative is Sony Deutschland GmbH, Hedelfinger Strasse 61,70327 Stuttgart, Germany. For any service or guarantee matters please refer to the addresses given in separate service or guarantee documents.
Using this Guide...................................... 18
English
Chapter 1 Introduction
Overview .................................................. 19
Features ..................................................... 19
Compatible Disks ..................................... 20
System Configuration ............................... 20
Location and Function of Parts ............. 21
Chapter 2 Getting Started
Component and Accessory Check List 22
Connecting the Subsystem .................... 23
Setting the SCSI ID .................................. 23
Setting the Subsystem’s Functions ...... 24
Chapter 3 Using the Subsystem
Inserting a Disk Cartridge ...................... 25
Ejecting a Disk Cartridge........................ 26
Chapter 4 Precautions
On the Subsystem................................... 27
Safety Considerations ............................... 27
Damage Prevention .................................. 27
Other Points Requiring Attention ............. 28
On the Disk Cartridges ........................... 28
Protecting Your Data ................................ 29
Cleaning ................................................... 29
Cleaning a Disk ........................................ 29
Appendix
Specifications .......................................... 30
Subsystem ................................................. 30
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Using this Guide
This guide covers the use and operation of the SMO-S551 Magneto-Optical Disk Subsystem (called the “subsystem” thereafter). Do not attempt to use the subsystem without first carefully reading this guide. When finished, keep it handy for future reference.
The guide is divided into the following sections.
Chapter 1 Introduction
This chapter contains a general overview of the subsystem, touching upon its features, system configuration, and the location and function of its parts.
Chapter 2 Getting Started
This chapter explains how to connect the subsystem to the host computer and other SCSI peripheral devices. It also explains how to set the subsystem’s functions and the SCSI ID. Refer to this chapter when setting up the subsystem.
Chapter 3 Using the Subsystem
In this chapter, you learn how to turn on the subsystem, and how to insert and eject a disk cartridge. Refer to this chapter when you are ready to actually begin using the subsystem.
Notes
• When using this product, make sure that the
power cord meets the electrical requirements of the country of use.
• We connnot accept responsibility for damage
resulting from using this product. We recommend maintaining backups of important data in case of emergency.
• Reprinting of all or part of this manual without
permission is prohibited.
• Refer to your dealer for maintenance and
service.
Chapter 4 Precautions
This chapter contains precautions regarding the use and operation of the subsystem and magneto­optical disk cartridges. It also discusses cleaning of disks. Be sure to refer to this chapter before using the subsystem.
Appendix
The Appendix contains an explanation of the disk subsystem’s main specifications.
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