500mm F8 Reflex
は、反射光学系を採用した、軽量コンパクトな
超望遠レンズです。
本機はソニー製
カメラでお使いになれます。
安全のために
ソニー製品は、安全に充分配慮されています。しかし、間違った使
いかたをすると、人身事故が起きる恐れがあり危険です。事故を
防ぐために次のことを必ずお守りください。
•
安全のための注意事項を守る。
•
故障したら使わずに、お買い上げ店、またはソニーデジタル一眼レフカメ
ラ専用ヘルプデスクに修理を依頼する。
下記の注意事項を守らないと、事故により
死亡や大けが
の原因となります。
レンズを通して、太陽や強い光を見ない
目をいためたり、失明の原因となることがあります。
乳幼児の手の届く場所に置かない
事故やけがなどの原因となります。
使用上のご注意
•
直射日光の当たる場所に放置しないでください。太陽光が近くの物に結
像すると、火災の原因となります。やむを得ず直射日光下に置く場合は、
レンズキャップを取り付けてください。
•
レンズを装着するときやご使用になる際には、衝撃を与えないようにご
注意ください。
•
保管の際は、必ずレンズにレンズキャップを取り付けてください。
•
湿度の高い場所に長期間置かないでください。カビが発生することがあります。
•
ピント合わせなどにより繰り出されたレンズ部分でカメラを保持しない
でください。
•
レンズ信号接点を触らないでください。よごれ等により接触不良になる
と、カメラとの信号のやりとりが正しく行われず、カメラが正しく動作し
なくなりますのでご注意ください。
結露について
結露とは、レンズを寒い場所から急に暖かい場所へ持ち込んだときな
どに、レンズの内側や外側に水滴が付くことです。結露を起こりにく
くするためには、一度レンズをポリ袋かバッグなどに入れて、使用す
る環境の温度になじませてから、取り出してください。
お手入れについて
•
レンズの表面には直接触れないでください。
•
レンズが汚れたときは、ブロアーでほこりをのぞき、柔らかい清潔な布で
軽くふき取ってください。(クリーニングクロス
KK-CA(別売)
のご使用を
おすすめします。)
•
レンズや鏡胴のお手入れには、シンナー、ベンジンなどの有機溶剤は絶対
に使わないでください。
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、人身への
危害や火災などの財産への損害を与えることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを
示しています。この取扱説明書をよくお読みの上、製品を安全にお使いください。
お読みになったあとは、いつでも見られる所に必ず保管してください。
2-685-148-02(1)
©2006 Sony Corporation Printed in Japan
SAL500F80
デジタル一眼レフカメラ用レンズ
取扱説明書
500mm F8 Reflex
各部のなまえ
レンズの取り付けかた/取りはずしかた
取り付けかた
1
レンズの前後レンズキャップとカメラのボディキャップをはずす。
2
レンズとカメラのオレンジの点(マウント標点)を合わせてはめ込み、レ
ンズを軽くカメラに押し当てながら、時計方向に「カチッ」とロックがか
かるまでゆっくり回す。
•
レンズを取り付けるときは、カメラのレンズ取りはずしボタンを押さないでください。
•
レンズを斜めに差し込まないでください。
取りはずしかた
カメラのレンズ取りはずしボタンを押したまま、レンズを反時計方向に回
してはずす。
前レンズキャップの取り付けかた
前レンズキャップは必ずレンズフードを取り付けた状態で付ける。
ピントを合わせる
AF(
オートフォーカス
)
AF
でピントを合わせる場合は、カメラが自動的にピントを合わせます。
ワイドフォーカスフレームのあるカメラの場合は、中央のローカルフォーカスフレーム、またはスポットフォーカスフレームでピントを合
わせてください。それ以外のローカルフォーカスフレームは使えません。
•
フォーカスリングが回転しますので、フォーカスリングの動きを妨げないでください。
MF(
マニュアルフォーカス
)
手動でピントを合わせる場合は、カメラをMFにして、ファインダーをのぞきながら被写体がはっきり見え
るようにフォーカスリングを回してください。ファインダー内のフォーカス表示がピントの状態をお知ら
せします。
•
さまざまな温度条件下でも良好なピントが確保できるよう、フォーカスリングは無限遠側に余分に回転する仕組みに
なっています。手動でピント合わせをする場合は、無限遠撮影時でもフォーカスリングを無限遠の終端まで(止まるまで)
回さず、ファインダーを見ながら正確にピント合わせをしてください。
フォーカスホールドボタンの使いかた
AF
中にフォーカスホールドボタンを押すと、AFの駆動を止めることができます。ピントが固定され、その
ままのピントでシャッターを切れます。シャッターボタンを半押しした状態で、フォーカスホールドボタン
を離すと、AFが再開します。
•
カスタム設定機能を搭載しているカメラでは、このボタンの機能を変更することができます。詳細はカメラの取扱説明
書をご覧ください。
撮影モードを選ぶ
レンズの絞り値はF8の固定です。撮影モードP、AもしくはMモードをお使いください(A、Mモードの場合、設定できる絞り値はF8だけで
す)。
• S
モードの場合、設定したシャッター速度によっては適正な露出にならないことがあります。