16mm F2.8 Fisheye
は、広範な画角を持つ魚眼レンズです。魚
眼レンズ特有のデフォルメ効果により、独特の映像表現が楽しめ
ます。
本機はソニー製
カメラでお使いになれます。
安全のために
ソニー製品は、安全に充分配慮されています。しかし、間違った使
いかたをすると、人身事故が起きる恐れがあり危険です。事故を
防ぐために次のことを必ずお守りください。
•
安全のための注意事項を守る。
•
故障したら使わずに、お買い上げ店、またはソニーデジタル一眼レフカメ
ラ専用ヘルプデスクに修理を依頼する。
下記の注意事項を守らないと、事故により
死亡や大けが
の原因となります。
レンズを通して、太陽や強い光を見ない
目をいためたり、失明の原因となることがあります。
乳幼児の手の届く場所に置かない
事故やけがなどの原因となります。
使用上のご注意
•
直射日光の当たる場所に放置しないでください。太陽光が近くの物に結
像すると、火災の原因となります。やむを得ず直射日光下に置く場合は、
レンズキャップを取り付けてください。
•
レンズを装着するときやご使用になる際には、衝撃を与えないようにご
注意ください。
•
保管の際は、必ずレンズにレンズキャップを取り付けてください。
•
湿度の高い場所に長期間置かないでください。カビが発生することがあります。
•
ピント合わせなどにより繰り出されたレンズ部分でカメラを保持しない
でください。
•
レンズ信号接点を触らないでください。よごれ等により接触不良になる
と、カメラとの信号のやりとりが正しく行われず、カメラが正しく動作し
なくなりますのでご注意ください。
フラッシュ使用時のご注意
このレンズは撮影画角が非常に広いので、フラッシュを使用する
と画面の周辺が暗くなります。外部フラッシュを取り付けてのバ
ウンス撮影などで対応することをおすすめします。
周辺光量について
レンズは原理的に画面周辺部の光量が中心部に比べ低下します。周
辺光量の低下が気になる場合は、開放絞りから1〜2段絞り込んでご
使用ください。
結露について
結露とは、レンズを寒い場所から急に暖かい場所へ持ち込んだときな
どに、レンズの内側や外側に水滴が付くことです。結露を起こりにく
くするためには、一度レンズをポリ袋かバッグなどに入れて、使用す
る環境の温度になじませてから、取り出してください。
お手入れについて
•
レンズの表面には直接触れないでください。
•
レンズが汚れたときは、ブロアーでほこりをのぞき、柔らかい清潔な布で
軽くふき取ってください。(クリーニングクロス
KK-CA
(別売)のご使用
をおすすめします。)
•
レンズや鏡胴のお手入れには、シンナー、ベンジンなどの有機溶剤は絶対
に使わないでください。
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、人身への
危害や火災などの財産への損害を与えることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを
示しています。この取扱説明書をよくお読みの上、製品を安全にお使いください。
お読みになったあとは、いつでも見られる所に必ず保管してください。
2-685-154-02(1)
©2006 Sony Corporation Printed in Japan
SAL16F28
デジタル一眼レフカメラ用レンズ
取扱説明書
16mm F2.8 Fisheye
各部のなまえ
レンズの取り付けかた/取りはずしかた
取り付けかた
1
レンズの前後レンズキャップとカメラのボディキャップをはずす。
2
レンズとカメラのオレンジの点(マウント標点)を合わせてはめ込み、レ
ンズを軽くカメラに押し当てながら、時計方向に「カチッ」とロックがか
かるまでゆっくり回す。
•
レンズを取り付けるときは、カメラのレンズ取りはずしボタンを押さないでください。
•
レンズを斜めに差し込まないでください。
取りはずしかた
カメラのレンズ取りはずしボタンを押したまま、レンズを反時計方向に回
してはずす。
前レンズキャップの取り付けかた
前レンズキャップは、レンズにかぶせて奥までしっかりとはめ込んでから、
ひもを引き絞る。
ピントを合わせる
オートフォーカスでピントを合わせる場合は、カメラが自動的にピントを合わ
せます。手動でピントを合わせる場合は、カメラをマニュアルフォーカス(手動
によるピント合わせ)にして、ファインダーをのぞいてフォーカスリングを回し
てください。ファインダー内のフォーカス表示がピントの状態をお知らせしま
す。
ご注意
画角が非常に広いため、ショルダーストラップや指などが画面に入らないようご注意ください。
被写界深度目盛
レンズはある距離にピントを合わせたとき、その距離にあるものが鮮鋭に写るだけでなく、その前後にも写真として実用上ピントが合って
写る範囲があります。この範囲を被写界深度といいます。被写界深度は使用レンズの撮影距離、絞りによって変化します。被写界深度は、
被写界深度目盛上で該当する絞りによって表示されます。
•
被写界深度目盛、被写界深度表は
35mm
判カメラ用です。
APS-C
サイズ相当の撮像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラでは、被写界深度は浅くなります。
被写界深度表(単位:m)
F2.8 F4 F5.6 F8 F11 F16 F22
∞
∞
2.87
∞
2.05
∞
1.47
∞
1.06
∞
0.77
∞
0.57
∞
0.42
1m
1.44
0.77
1.78
0.71
2.72
0.64
11.5
0.56
∞
0.48
∞
0.40
∞
0.33
0.5m
0.57
0.45
0.61
0.43
0.67
0.40
0.80
0.38
1.10
0.34
2.55
0.31
∞
0.27
0.3m
0.31
0.28
0.32
0.28
0.34
0.27
0.36
0.26
0.39
0.25
0.46
0.23
0.63
0.22
0.25m
0.26
0.24
0.26
0.24
0.27
0.23
0.28
0.23
0.30
0.22
0.33
0.21
0.39
0.20
0.2m
0.20
0.20
0.20
0.19
0.21
0.19
0.21
0.19
0.22
0.18
0.23
0.18
0.25
0.17