Sony ICD-BP120 User Manual [ja]

3-227-413-04(1)
レコーダー
IC
取扱説明書
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、 火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取 り扱いかたを示しています。この取扱説明書をよくお読みのうえ、 製品を安全にお使いください。 お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してく ださい。
ICD-BP120/BP220/BP320
©2000 Sony Corporation
安全のために
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
故障したら使わない
万一異常が起きたら、お買い上げ店またはソニーサービス窓口に修
理を依頼する
警告表示の意味
この取扱説明書では、次のような表示 をしています。表示の内容をよく理解 してから本文をお読みください。
注意を促す記号
この表示の注意事項を守らないと、 火災・感電などにより死亡や大けが など人身事故の原因となります。
この表示の注意事項を守らないと、 感電やその他の事故によりけがをした り周辺の家財に損害を与えたりするこ とがあります。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会( くクラス としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用さ れると、受信障害を引き起こすことがあります。取扱説明書に従って正しい 取り扱いをしてください。
情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的
B
行為を禁止する記号
)の基準に基づ
VCCI
2
目次
...........................................................................................
お使いになる前に
レコーダーとは?............................................................................................
IC
主な特長.............................................................................................................
準備 ....................................................................................................................
準備1:乾電池を入れる .............................................................................
準備2:時計を合わせる ...........................................................................
基本的な使いかた
用件を録音する ................................................................................................
いろいろな録音のしかた ..........................................................................
録音した用件を聞く.........................................................................................
録音した用件を消去する .................................................................................
件ずつ消去する ......................................................................................
1
フォルダの中身を一度に消去する............................................................
いろいろな再生のしかた
ブックマークを設定するには ..........................................................................
指定した区間を繰り返し聞く
用件の編集
録音済みの用件に追加または上書き録音する .................................................
録音済みの用件に追加録音する ...............................................................
録音済みの用件の途中から上書き録音する .............................................
用件をふたつに分ける/つなげる−インデックス追加/削除 ........................
用件をふたつに分ける (インデックス追加)............................................
用件をつなげる (インデックス削除).......................................................
用件を別のフォルダに移動する−ムーブ ........................................................
リピート.................................................
—A-B
5
7 8 9 9
10
12 15 16 20 20 21
22 23
24 24 25 26 26 28 29
次ページへ続く
(
)
3
目次(つづき)
用件に優先順位をつけて並べ替える−重要マーク ..........................................
停止中に重要マークをつけるには............................................................
再生中に重要マークをつけるには............................................................
その他の機能
希望の時刻に録音を始める— タイマー録音 ...................................................
希望の時刻に再生を始める
誤操作を防止する— ホールド機能 .................................................................
表示を切り換える ............................................................................................
メニュー一覧 ...................................................................................................
設定を変える ...................................................................................................
パソコンに接続する
別売りのパソコン接続キットを使う ...............................................................
その他
使用上のご注意 ................................................................................................
お手入れ...........................................................................................................
故障かな?と思ったら .....................................................................................
システム上の制約 ............................................................................................
主な仕様...........................................................................................................
各部のなまえ ...................................................................................................
保証書とアフターサービス ..............................................................................
索引..................................................................................................................
アラーム再生..................................................
30 30 31
32 35 38 39 40 41
42
43 43 44 46 47 48 50 51
ワールドモデルをお買い上げのお客様へ
ボタンの名称は英語になっておりますので、 いる英語の名称をご覧ください。
4
内に表記されて
( )
下記の注意事項を守らないと火災・感電に より死亡や大けがの原因となります。
内部に水や異物を落とさない
水や異物が入ると火災や感電の原因となります。 万一、水や異物が入ったときは、すぐに電池を 抜き、お買い上げ店またはソニーサービス窓口 にご相談ください。
湿気やほこり、油煙、湯気の多い場所や、 直射日光のあたる場所には置かない
火災や感電の原因となることがあります。 とくに風呂場では絶対に使用しないでください。
下記の注意事項を守らないとけがをしたり周辺の家財に 損害を与えたりすることがあります。
内部を開けない
感電の原因となることがあります。内部の 点検や修理はお買い上げ店またはソニー サービス窓口にご相談ください。
大音量で長時間つづけて聞きすぎない
耳を刺激するような大きな音量で長時間 つづけて聞くと、聴力に悪い影響を与える ことがあります。とくにイヤホンで聞くときに ご注意ください。呼びかけられて返事ができる くらいの音量で聞きましょう。
5
電池についての安全上の ご注意
液漏れ・破裂・発熱・発火・誤飲による大けがや失明を避けるため、下記の
ことを必ずお守りください。
小さい電池は飲み込む恐れがあるので、乳幼児の手の届くところに置かな
い。万が一飲み込んだ場合は、窒息や胃などへの障害の原因になるので、直 ちに医師に相談する。 機器の表示に合わせて+と−を正しく入れる。
充電しない。
火の中に入れない。分解、加熱しない。
コイン、キー、ネックレスなどの貴金属と一緒に携帯・保管しない。ショー
トさせない。 火のそばや直射日光のあたるところ・炎天下の車中など、高温の場所で使
用・保管・放置しない。 外装のビニールチューブをはがしたり傷つけたりしない。
指定された種類以外の電池は使用しない。
液漏れした電池は使わない。
アルカリ電池の液が漏れたときは素手で液をさわらない
アルカリ電池の液が目に入ったり、身体や衣服につくと、失明やけが、皮
膚の炎症の原因となることがあります。そのときに異常がなくても、液の 化学変化により、時間がたってから症状が現れることがあります。
必ず次の処理をする
液が目に入ったときは、目をこすらず、すぐに水道水などのきれいな水で
十分洗い、ただちに医師の治療を受けてください。 液が身体や衣服についたときは、すぐにきれいな水で充分洗い流してくだ
さい。皮膚の炎症やけがの症状があるときは、医師に相談してください。
使い切った電池は取りはずす。長時間使用しないときも取りはずす。
新しい電池と使用した電池、種類の違う電池を混ぜて使わない。
6
Bお使いになる前に
レコーダーとは
IC
?
本機は、ICメモリーを使用して手軽に声のメモなどを録音できる
IC
レコーダーです。簡単な操作で、録音や再生が手軽にできます。
●録音
レコーダーでは、新しく用件を録音すると、自動的にメモリーの最
IC
後尾に記録されます。このため、テープレコーダーのように、他の用 件の上から録音してしまう失敗がありません。 さらに、テープレコーダーと異なり、録音を始めるところまで早送り や巻き戻しをする必要がないので、必要なときにすぐ録音を始めら れ、大変便利です。
11月1日11:30
さんと
2日14時A
約束
用件
用件
月1日
12:00
11
ケイコに
電話
用件
1
1
用件
2
2
月2日
11
10:00
日までにB銀行
4
振り込み
用件
3
用件
3
空きスペース
11月4日9:00
田中さんに祝電
を打つこと
用件
4
に録音
●再生
テープレコーダーのように巻き戻しをする必要がないので、今録音し たばかりの用件をすぐに聞くことができます。また、聞きたい用件を 簡単に探して聞くことができます。
●消去
不要な用件は、簡単に消すことができます。 途中の用件を消すと、次の用件が自動的に繰り上がるので、テープの ようにブランクができません。
消去前
消去後
用件
件目を消去する
3
用件
用件
2
1
用件
1
用件
2
用件
用件の番号が繰り上がる
用件
3
用件
3
用件
4
4
5
お 使 い に な る 前 に
7
主な特長
最大録音時間
長時間の会議や講義なども録音できます。
モードでの連続録音の場合は、途中電池交換が必要になります。
LP
詳しくは乾電池の持続時間(
つのフォルダに各99件まで録音可能。
• 5
アラーム再生機能 (35ページ)
設定した時刻に自動的に用件を再生することができます。
タイマー録音機能 (32ページ)
設定した時刻に自動的に録音を開始、終了することができます。
インデックス追加・削除機能 (26、28ページ)
「インデックス」を追加し、好きなところで用件を分割したり、削
除して2つの用件をひとつにつなげることができます。
ブックマーク設定機能 (22ページ)
用件の途中に「ブックマーク」を設定し、設定したところから再生 を始めることができます。
件リピート・
• 1
つの用件、または、用件の指定した区間を繰り返し再生できます。
1
イージーサーチ機能 (19ページ)
用件を再生中、10秒先に早送りしたり、3秒間早戻しして聞いたり することができます。
再生スピード調節機能 (18ページ)
用件を速聞きまたは遅聞きできます。
デジタル
上書き録音・追加録音機能 (24、25ページ)
録音済みの用件に対して、用件の途中から続けて上書き録音した り、用件の後ろに続けて新たに追加して録音することができます。
外部マイク端子 (15ページ)
パソコン接続機能(42ページ)
別売りのパソコン接続キット 音した用件をパソコンに取り込むことができます。
8
ICD-BP120: 127分(SP)/339分(LP)
ICD-BP220: 262
(SP)/698分(LP)
ICD-BP320: 522分(SP)/1393分(LP)
ページ)をご確認ください。
10
リピート再生機能 (18、23ページ)
A-B
(自動音声録音スタート)機能 (15ページ)
VOR
ICKIT-W5
を使って、ICレコーダーに録
準備
準備1:乾電池を入れる
1 電池ぶたを矢印の方向へずらして開ける。
2
1
お 使 い に な る 前 に
2 単4形アルカリ乾電池(付属)を
本入れ、
2
ふたを閉める。
2
1
電池ぶたは落としたり、無理な力を 加えたりするとはずれることがあり ます。そのときは上の図のようには め直してください。
お買い上げのあと、初めて電池を入れたときや、電池を抜いたまま長 時間お使いにならなかった後に電池を入れたときには、日付表示が点 滅します。「準備 ご覧になり、時計を合わせてください。
時計を合わせる」(10〜11ページ)の手順2〜4を
2:
次ページへ続く
(
)
9
準備(つづき)
乾電池を交換する時期
電池の残量がなくなってくると、表示窓の表示でお知らせします。
が点滅したら、電池を交換してください。 が点滅すると電源が切れ、操作ができなくなります。
P ご注意
電池を交換する際、消耗した電池を抜いてから3分以内に新しい電池を
入れないと、時計設定画面(日付表示が点滅)に戻ってしまったり、日 付・時刻が正しく表示されないことがあります。この場合は時計を合わ せ直してください。 なお、録音した内容やアラーム設定、タイマー録音設定は消えません。 電池を交換するときは、必ず2本とも新しい乾電池に交換してください。
乾電池の持続時間(ソニーアルカリ乾電池
連続使用の場合:録音時 約10時間(
再生時 約7時間*(
音量(
電池持続時間は使用条件によって短くなる場合があります。
P ご注意
)つまみ「4」付近で内蔵スピーカーで再生した場合
VOL
本機にはマンガン電池はお使いになれません。
LR03(SG)
、 約17時間(
SP)
、 約9時間*(
SP)
使用時
)
LP)
LP)
準備2:時計を合わせる
タイマー録音やアラーム機能を使用したり、録音した日付を記録するため には、本機の時計合わせをしておく必要があります。
Nx再生/停止
PLAY/STOP
メニュー
10
(MENU)
./>
1 メニュー
メニューモードに入ります。
(MENU)
ボタンを押す。
2 時計設定画面を表示する。
1 .を1回押して
SET DATE
表示させる。
2 Nxボタンを押す。
」を
「年」の数字が点滅し
ます。
3 年月日を合わせる。
1 .または>
押して「年」の数 字を選ぶ。
2 Nxボタンを押す。
「月」の数字が
点滅します。
4 時分を合わせる。
1 .または>
押して「時」の数 字を選ぶ。
2 Nxボタンを押す。
「分」の数字が
点滅します。
3 同様にして、
「月」、「日」を合わ
せ、 Nxボタン を押す。
「時」の数字が点滅
します。
3 同様にして、「分」
を合わせる。
お 使 い に な る 前 に
5 時報と同時にNxボタンを押す。
SET DATE
6 メニュー
1 本機には電源スイッチはありません。表示窓には常に表示が出ています。
表示に戻ります。
(MENU)
ボタンを押す。
11
B基本的な使いかた
用件を録音する
A、B、C、D、Eの5
ます。 z録音/停止( 録音が追加されるので、テープのように録音されていない部分を探す必要 がなく、すぐに録音が始められます。
例:
P ご注意
1
フォルダ ボタンを何度か押して 用件を録音したいフォ ルダ(A〜E)を表示さ せる。
2
1 z録音/停止
メモリー残量表示
用件
長時間録音するときは、新しい電池を入れてください。録音を始める前に 必ず電池残量表示(10ページ)を確認してください。
録音したいフォルダを選ぶ
(FOLDER)
録音を始める
REC/STOP
ボタンを押す。
つのフォルダそれぞれに99件までの用件を録音でき
REC/STOP
1
)ボタンを押すと、自動的に一番最後の部分に
用件
2
新しい用件
空きスペース
フォルダの種類
2 内蔵マイクに向かって
話す。
録/再
録音中は赤く点灯)
(
(OPR)
ランプ
12
用件番号
カウンター表示
z録音/停止( ボタンは、録音中ずっと押し 続ける必要はありません。
*
*表示(DISPLAY)
(39ページ)が表示されます。
REC/STOP
ボタンで設定した表示
3
録音を止める
z録音/停止 ボタンを押す。
今録音した用件の始めで停止します。
x停止
1 録音を止めるには
z録音/停止
て、録音を止めることもできます。
次に録音するとき、フォルダが同じ場合は、手順1は省略できます。
(REC/STOP)
ボタンの代わりにx停止
(STOP)
(REC/STOP)
ボタンを押し
(STOP)
録音の途中で止めるには(一時停止)
一時停止する
一時停止を解除する もう一度X一時停止
録音を一時停止して約1時間たつと、一時停止は解除され、録音停止になりま
*
す。
P 録音するときのご注意
*
録音中に本機に手などが当たったり、こすったりすると、雑音が録音され
てしまうことがありますので、ご注意ください。
X一時停止 録音一時停止中は録/再 が赤く点滅し、「 します。
z録音/停止 先ほど録音していた用件に続けて録音することができ ます。 きは、x停止
(PAUSE)
録音一時停止後、録音を続けず、停止すると
(
ボタンを押す。
(OPR)
」表示が点滅
PAUSE
(PAUSE)
(REC/STOP)
ボタンを押します。)
(STOP)
ランプ
ボタンを押す、または
ボタンを押す。
基 本 的 な 使 い か た
次ページへ続く
(
)
13
用件を録音する(つづき)
1 内蔵マイクの感度を切り換えるには
用途に合わせ、裏面のマイク感度
:会議録音モード。遠くの音や小さい音を録音するとき使います。
会議
(H)
(例:会議を録音するとき) 
:口述録音モード。近くの音や大きい音を録音するとき使います。
口述
(L)
(例:マイクを口元に近づけて録音するとき)
(MIC SENS)
録音中の音を聞く(モニターする)には
付属のイヤホンをイヤホン モニター音は音量
P ご注意
録音モニター中に音量を上げすぎたり、イヤホンをマイクに近づけすぎた りすると、イヤホンの音をマイクが拾い、ピーッという音(ハウリング)が 生じることがあります。
(VOL)
ジャックに差し込んでください。
(EAR)
つまみで調節できます。(録音レベルは一定です。)
録音可能時間について
最大録音時間は、全フォルダ合わせて下記のようになります。
モード
SP
ICD-BP120 127 ICD-BP220 262 ICD-BP320 522
お買い上げ時は、
ページをご覧ください。録音可能な残り時間は、表示モード(39ペー
は、
41
ジ)を切り換えて、「残り時間表示モード」で確認することができます。
分 分 分
モードが選択されています。録音モードを切り換えるに
SP
LP
339 698 1393
モード
メモリー残量表示について
残量が減ると、ひとつずつ消えていきます。
スイッチを切り換えます。
SPとLP
分 分
127〜339 262〜698 522〜1393
混在
分の間 分の間
分の間
点滅
録音中に残り時間が 残り時間が が交互に点滅します。メモリ−がいっぱいになると、自動的に録音が止まり、
「ピピピピ」という警告音が鳴り、「
1
分を切ると、メモリー残量表示の最後の一つが点滅し、
5
分を切ると、「
」の表示と設定した表示モード
REMAIN
」表示
FULL
ページ)が点滅します。
(44
(39
ページ)
14
いろいろな録音のしかた
音がしたとき自動的に録音を始めるには—デジタル
裏面の
スイッチを「入」(ON)にすると、ある大きさ以上の音を
VOR
マイクが拾うと自動的に録音が始まり、音が小さくなると録音が止ま ります。
P ご注意
機能は周囲の環境に左右されます。状況に合わせてマイク感度
VOR
スイッチを「会議
SENS)
イク感度を切り換えても思いどおりに録音できないときや、大切な録音を
するときは、
VOR
(H)
を「切」
」または「口述
にしてください。
(OFF)
」に切り換えてください。マ
(L)
外部マイクや他の機器から録音するには
マイク( ージ)をつないだり、別売りの接続コード
ジャックに別売りのミニプラグ付きマイクロホン
MIC)
RK-G64
を使ってテープレコーダーやテレビ、ラジオのイヤホン端子とつなぎ ます。 外部マイクをつなぐと、内蔵マイクは自動的に切れ、外部マイクの音 を録音します。プラグインパワー対応のマイクを使うと、マイクの電 源は本機から供給されます。
録音済みの用件に追加録音、上書き録音をするには
ページをご覧ください。
24、25
機能
VOR
(MIC
(47
(日本国内のみ)
基 本 的 な 使 い か た
15
録音した用件を聞く
あらかじめ録音してある用件を選んで聞くときは、手順1から操作してく ださい。 今録音したばかりの用件を聞くには、手順3から行ってください。
1
フォルダを選ぶ
フォルダ ボタンを押して再生し たい用件を録音した フォルダを表示させ る。
.または>を押して、 聞きたい用件の番号を表示 させる。
(FOLDER)
2
用件番号を選ぶ
.
前の用件へ
:
>
次の用件へ
:
フォルダの種類
選んだ 用件番号
カウンター 表示
*
*表示(DISPLAY)
16
ボタンで設定した表示
ページ)が表示されます。
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