Sony DXC-H10 Operating Instructions Manual

目次 1 (J)
HD 3CCD Color Video Camera
取扱説明書  
Operating Instructions
 
Mode d’emploi
  
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、 火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示 してあります。この取扱説明書をよくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。 お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してください。
DXC-H10
© 1997 by Sony Corporation
3-862-128-01 (3)
EN
警告
F
J
2
(J)
安全のために
1 本機が接続されている専用接続機器の
電源を切る。
2 接続ケーブルを抜く。 3 お買い上げ店またはソニーのサービス窓
口に連絡する。
警告表示の意味
取扱説明書および製品では、次のよ うな表示をしています。表示の内容 をよく理解してから本文をお読みく ださい。
警告
この表示の注意事項を守 らないと、火災や感電などにより死亡 や大けがなど人身事故につながること があります。
注意
この表示の注意事項を守 らないと、感電やその他の事故により けがをしたり周辺の物品に損害を与え たりすることがあります。
故障したら使用を中止する
すぐに、お買い上げ店またはソニーのサー ビス窓口にご連絡ください。
万一、異常が起きたら
煙が出たら
異常な音、においがしたら
内部に水、異物が入ったら
製品を落としたりキャビネットを破
損したときは
注意を促す 記号
行為を禁止 する記号
行為を指示 する記号
注意
禁止
ソニー製品は正しく使用すれば事故が起き ないように 、安全には充分配慮して設計され
ていま す。しか し 、電気製品は、まちがった使 いかた をすると、火災や感電などにより死亡 や大けがなど人身事故につながることがあ
り、 危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りくだ
さい。
安全のための注意事項を守る
4〜6ページの注意事項をよくお読みくださ い。製品全般および設置の注意事項が記さ れてい ます
定期点検を実施する
5年に1度は、内部の点検を、お買い上げ店
またはソニーのサービス窓口にご依頼くださ
い(有料)。
日本語
.
火災
分解禁止
強制
安全のために
目次 3 (J)
日 本 語
J
目次
警告
....................................................................................
4
注意
....................................................................................
5
第1章
概要
特長 ...........................................................................................
7
各部の名称と働き ....................................................................
9
前面・上面・底面 .................................................................. 9
後面 ...................................................................................... 10
第2章
操作
メニューで行う調整と設定 ..................................................
14
メニューの構成 .................................................................... 14
メニューの操作方法 ............................................................ 16
メニューの内容 .................................................................... 18
メニューの初期設定一覧 .................................................... 30
撮影する.................................................................................
31
撮影の手順 .......................................................................... 31
ブラックバランスを自動調整する.........................................32
ホワイトバランスを自動調整する..........................................33
外部トリガー機能を使用する................................................ 35
第3章
設置と接続
設置 ........................................................................................
40
レンズを取り付ける .............................................................. 40
顕微鏡アダプターを取り付ける ........................................... 42
三脚を取り付ける................................................................. 42
壁面や天井に設置する ....................................................... 42
基本システムの接続..............................................................
43
専用カメラアダプターCMA-H10を使った接続 ................. 44
リモートコン トロールユニットRM-C950で操作するには ..... 45
デジタルスキャンコンバーターとの接続 ...........................
46
第4章
付録
本機の性能を保持するために(使用上のご注意)...............
47
CCD
特有の現象 ...................................................................
49
メッセージ一覧 .....................................................................
50
主な仕様.................................................................................
52
保証書とアフターサービス ..................................................
54
別売りアクセサリー..............................................................
55
4 (J)
設置は確実に
設置については、必ずお買い上げ店またはソニーの サービス窓口にご相談ください。 壁面や天井などへの設置は、本機と取り付け金具を含 む重量に充分耐えら れる強度があることをお確か めくださ
い。充分な強度がないと、落下して、大けがの原因とな ります 。 また、 1年に1度は、取り 付けがゆ るんでないこと を点検 してください。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると、火災の原因となります。 万一、水や異物が入ったときは、すぐに本機が接続され ている電源供給機器(カメラアダプター)の電源を切り、 接続ケーブルを抜いて、お買い上げ店またはソ ニーの サービス窓口にご相談ください。
分解や改造をしない
分解や改造をすると、火災やけがの原因となります。 内部の調整や設定、点検や修理は、お買い上げ店また はソニーのサービス窓口にご依頼ください。
火災
警告
禁止
下記の注意を守らないと、
火災などにより死亡大けがにつながることがあります。
警告
分解禁止
強制
5 (J)
禁止
禁止
強制
強制
指定された電源を使う
この取扱説明書に記されている電源供給機器(カメラア ダプター)でお使いください。 規定外の電源でのご使用 は、火災の原因となることがあります。
指定された接続ケーブルを使う
この取扱説明書に記されている接続ケーブルを使わな
いと、火災や故障の原因となることがあります。
油煙、湯気、湿気、ほこりの多い場所では 設置・使用しない
上記のような場所に設置すると、火災の原因となること がありま す 。
この取扱説明書に記されている仕様条件以外の環境で
の使用は、火災の原因となることがあります。
注意
下記の注意を守らないと、
けがをしたり周辺の物品に損害を与えることがあります。
注意
カメラケーブルを傷つけない
カメ ラケーブルを傷つけると 、火災や故障の原因とな るこ とがあります。次の項目をお守りください。
設置時に、製品を壁やラック、棚などの間に、はさみ
込まない。
カメラケーブルを加工したり、傷つけたりしない。
重いも のをのせた り、 引っ 張った りしない。
熱器 具に近づけたり、加熱したり しない。
カメラ ケーブルを抜くときは 、 必ずプラグを持って 抜く。
芯線の露出や断線などでカメラケーブルが傷んだら、お
買い上げ店またはソニーのサービス窓口に交換をご依頼 ください。そのまま使用すると、火災の原因となります。
6 (J)
強制
強制
禁止
注意
注意
接続したまま移動させると、接続ケーブルが傷つき、火
災の原因となることがあります。 また、 ケーブルに引っかかって転倒するな ど、けがの原
因となることが あります。
定期的にエアフィルターの点検、清掃を行
エアフィルターが目づま りすると、故障や火災の原因とな ることがあります。 定期的に点検、清掃を 行ってください。
◆詳しくは、48ページの「エアフィルターの清掃」をご覧く だ さい。
注意
不安定な場所に設置しない
次のような場所に設置すると、倒れたり落ちたりして、け がの原因となることがあります。
ぐらついた台の上
傾いたところ
振動や衝撃のかかるところ
また、 設置・取り付け場所の強度を充分にお確かめくだ さい。
レンズの取り付けは確実に
レンズは マウン トレバーをしっかり締めて取り付けてく ださ
い。 取り付けかたがゆるいと、 レンズがはずれて、けがの原 因となる こ とがあ り ます。
また、 1年に1度は、 取り付けがゆる んでいないこと を点
検してく ださい。
下記の注意を守らないと、
けがをしたり周辺の物品に損害を与えることがあります。
1
1
章 概要 7 (J)
特長
DXC-H10は、さまざまな場所で高精細な映像を提供できるように作ら れた、小型、軽量のHDカラービデオカメラです。
高品位な画質
200 万有効画素の2/3インチ3板式CCD1)の採用により、高解像度
(水平1000TV本)、高感度(2000lx、F8)、高S/N(50dB)、 低スミ
アを実現。きめの細かい画像を再現します。
小型・軽量
小型(95×95×160mm)・軽量(約1.2kg)ですので、今まで設置 が難しかった場所にも設置可能です。また、カメ ラアダプターとケーブ ル1本で接続して最大100mまでケーブル延長ができますので、コン
トロールルームから離れた場所にも設置できます。次のような使用例に
適 してい ます。
顕微鏡への取り付け用
ニュースのお天気カメラ用など
美術館やホール、研究室などの常設用
会議の資料提示用
スタジオなどでのクレーンへの取り付け用
概要
1
............................................................................................................................................................................................................................................
1) CCDはCharge-CoupledDeviceの略です。
1
8
(J) 1
章 概要
豊富な電子シャッター機能
電子シャッターを利用したCCD ならではの機能を豊富に搭載しまし た。( )内はメニューの機能名です。
電子シャッター(
STEP
1/100〜1/100,000秒まで、10段階のシャッタースピードが選べます。
長時間蓄積モード(
MANU
2フレームから最大256フレーム(8.5秒相当)までシャッ ターを開 放
し、CCD上に電荷を蓄積することができます。低照度下の被写体も
明るく撮影できるため、学術・研究分野で威力を発揮します。
クリアスキャンモード(
MANU
シャッタースピ ードを1 H (水平走査期間)単位で560Hまで設定でき ます。コンピューターの出力画面を撮影するときに出るノイズを軽減
する ことができ ます。
CCD IRIS
TM 1)
CCD-IRIS
マニュアルア イリスレンズ使用時でも露光を自動調節できます。
リスタートリセット(
R.R
被写体を、一定の位置で的確に取り込んで出力します。外部トリガー 信号のタイミングにより、電荷の蓄積時間 を変えて長時間露光するこ
とも可能です。
外部トリガーシャッター(
EXT. TRIG
外部トリガー信号を入力した 瞬間の映像を取り込みます。高速移動す る物体を一定のポジションで確実に撮影することができます。シャッ タースピードは、 1H単位で560Hまで設定できます。
ロングタームリセット(
LTR
外部トリガー信号がローレベルの間映像を蓄積し、トリガー信号がハ イレベルに戻る瞬間に出力し ま す。外部トリガーシャッターと同 様に、
高速移動す る物体 を一定のポ ジションで確実に撮影することができま
す。
ご注意
*印のついた電子シャッター機能を活用するためには、外部フレーム
メモリーなどが必要です。
特長
............................................................................................................................................................................................................................................
1) CCDIRISTMは、ソニー株式会社の商標です。
1
1
章 概要 9 (J)
各部の名称と働き
前面・上面・底面
1 レンズマウント部
ズームレンズや顕微鏡アダプターなどを取り付けます。
2 設置用・三脚用ネジ穴(上面・底面)
壁面や天井に本機を設置するときや三脚を使うときは 、このネジ穴を 使って固定 します。(ネジ1/4インチ、20山)
3 エアフィルターカバーネジ(上面・底面)
エア フィルターを掃除するとき、このネジ をゆ る めてカバー を取 り 外 し ま す。
4 カメラ固定用ネジ穴(上面・底面)
設置用・三脚用ネジ穴2を使わずに壁面や天井に本機を設置すると
き、 このネジ穴(M3、カメラ部深さ5mm)を使って固定 します。
1
レンズマウント部
4
カメラ固定用ネジ穴
(上面にもあります。)
3
エアフィルターカバー ネジ
(上面にもあります。)
2
設置用・三脚用ネジ穴(上面に
もあります。)
1
10
(J) 1
章 概要
1 BARS
(カラーバー)ボタン
押すと、色調調整用のカラーバー信号を出力 し ま す。もう1度押すと、 映像出力に戻ります。
◆ モニタ ーの調整については、お買い上げ店またはソニーのサービス窓 口にご相談ください。
2 MENU
(メニュー)ボタン
押すと、条件設定用のメニューがモニター画面に表示されます。押す たびにペ ージが変わります。
◆ メニュー操作については「メニューの操作方法」(16ページ)をご 覧く ださい。
3 FUNCTION UP/DOWN
(カーソル移動)ボタン
UP
ボタン:押すと、メニュー表示のカーソルが上に動きます。
DOWN
ボタン:押すと、メニュー表示のカーソルが下に動きます。
4
DATA DOWN/BLACK
(データダウン/ブラックバランス)
ボタン
メニュー表示中:データの設定ができます。押すと、データの値が低
いほうに変化する、あるいは、 左方向(逆方向)に選択されます。
メニューを表示していないとき:押すと、ブラ ッ クバラ ンスの自動調
整がスタ ートします。
後面
MENU
DATA
FLASH
CTRL
IRIS
LENS
MONITOR
BARS
UP
DOWN
WHITE
BLACK
60 59.94
FREQ
CAMERA ADAPTOR
FUNCTION
1BARS
ボタン
2MENU
ボタン
3FUNCTION UP/DOWN
ボタン
4DATA DOWN/BLACK
ボタン
5DATA UP/WHITE
ボタン
6LENS CTRL
端子
7FLASH
端子
8LENS IRIS
端子
9MONITOR
端子
0
CAMERA
ADAPTOR
端子
!™FREQ
切換スイッチ
ファン
各部の名称と働き
1
1
章 概要 11 (J)
5 DATA UP/WHITE
(データアップ/ホワイトバランス)ボ
タン
メニュー表示中:データの設定ができます。押すと、データ の値が高
いほうに変化、あるいは、右方向に順次に選択されます。
メニューを表示していないとき:押すと、ホワイトバランスの自動調
整ができます。(PAGE2/3メニューのWHT.BALが「AWB」に 設定してある場合のみ)
6
LENS CTRL
(レンズコントロール)端子 (12ピン、オス)
レンズのコン トロールケーブルを接続します。
ピン配置図
ピン番号 信号 ピン番号 信号
1
フォ ーカスモー ド出力1)7 未使用
2 ズームモード出力
1)
8
フォーカスコン トロール出力
3 未使用 9
ズームコントロール出力
4 未使用 10 アイリスモード出力
1)
5
アイリスコントロール出力
11
COM+V入力(+7.5V)
6 未使用 12
COM−V入力(+2.5V)
7 FLASH
(フラッシュ)端子
フラッシュの接続ケーブルを接続します。外部 フレームメモリーなどを使
用す ると、フラッシュが発光した 瞬間の 映像を取り 込むことができます。
ピン配置図 ピン番号 信号
1フュ 2ア(GND)
8 LENS IRIS
(レンズアイリス)端子(12ピン、メス)
レンズのアイ リ スケーブルを接続します。
ピン配置図
ピン番号 信号 ピン番号 信号
1 未使用 7 未使用 2 未使用 8 未使用 3ア(GND) 9 未使用 4 ENF自動出力 10 未使用 5
アイリスコントロール出力
11 予備
6 レンズ電源出力 12 予備
4
1
9 2 3
5
10
11
12
6
7
8
12
6
9
1 8 7
5
10
12
11
4
3
2
...........................................................................................................................................................................................................................................................
1) 1、2、10ピンは内部で11ピンに接続しています。
1
12
(J) 1
章 概要
9
MONITOR
(モニター)端子 (
D-sub 9
ピン)
GBR信号またはYP
BPR信号とその同期信号を出力します。接続には
専用ケーブルCCXC-9DBSをご使用ください。
ピン配置図
ピン番号 信号 ピン番号 信号
1 GND (アース) 6 HD 出力 2 GND (アース) 7 VD/SYNC出力 3 R/PR出力 8 GND (アース) 4 G/Y出力 9 予備* 5 B/PB出力 *外部メニューコントロー ル 用
CCXC-9DBS
ケーブルの
BNC
コネクターからの出力信号
BNC
コネクター 信号
R R/PR出力 G G/Y出力 B B/PB 出力 VIDEO HD出力 SYNC VD/SYNC出力
各部の名称と働き
0
CAMERA ADAPTOR
(カメラアダプター)端子(26ピ
ン)
カメラアダプターCMA-H10(別売り)を接続します。
ピン配置図
ピン番号 信号 ピン番号 信号
A 電源入力 12 トリガー/WEパルス出力 Bア(GND) 13 コントロー ル 1トリガー入力 14 SENS (+) 2ア(GND) 15 未使用 3ア(GND) 16 アース(GND) 4 G/Y出力 17 SENS (-) 5 R/PR出力 18 HD入出力 6ア(GND) 19 アース(GND) 7 B/PB出力 20 未使用 8ア(GND) 21 VD/SYNC入出力 9 未使用 22 VSTBY/WEパルス出力 10 未使用 23 未使用 11 未使用 24 未使用
A
B
1
6
23
12
18
24
11
17 22
7
1
1
章 概要 13 (J)
ファン
!™
FREQ
(走査周波数)切り換えスイッチ
接続するシステムの仕様に合わせて、走査周波数を60Hzまたは
59.94Hzに切り換えます。
2
14
(J) 2
章 操作
PAGE 1/3 RM
-
C950
SPEED :
---
AE MODE : MULTI AVERAGE
LEVEL: 0
SPOT PEAK
KNEE : HI LOW AUTO IRIS : ON OFF
SHUTTER : OFF STEP MANU CCD
-
IRIS R.R
EXT.TRIG LTR
GAIN : OdB 6dB 12dB AGC
PAGE 2/3
MAS.PED : 0 R.PED : 0
MATRIX : ON OFF
B.PED : 0
DETAIL : ON OFF LEVEL : 0
R.PAINT: 0 B.PAINT: 0 C.TEMP : 3200 5600
WHT.BAL : AWB ATW MANU
PAGE 3/3
GBR/Y
PBPR
: GBR Y
PBPR
FLASH : OFF ON
LEVEL : 0
SHADING : OFF ON
NEGA : OFF ON GAMMA : ON OFF
SYNC :
H.PHASE : 10
SYNC/VD : SYNC VD
FLD/FRM : FLD FRM
メニューで行う調整と設定
2
本機では、撮影や出力などの設定値をモニター画面に表示されるメ ニューを見ながら、 ボタン操作で変更することができます。より良質な
画像や目的に合う画像効果を得ることができ、カメ ラの利用範囲が広 がります。設定した内容はメモリーに記憶されますので、電源を切って も消えません。
メニューの構成
メニューは全部で3ページあります。 メニューを表示するには、後面パネルのMENUボタンを押します。
MENUボタンを押すたびに右図の ようにメニューページが切り 換わり ます。 メニューOFFから1ページ目のPAGE1/3メニューを表示させるときだ けは、MENUボタンを約1秒以上押してください。
メニュー
OFF PAGE 1/3
メニュー
PAGE3/3
メニュー
PAGE 2/3
メニュー
操作
2
章 操作 15 (J)
2
メニュー画面の読みかた
実際の操作を始める前にメニュー画面の読みかたを説明します。
1
メニューページ
選択されているメニューページを表示します。
MENUボタンを押すたびにメニューページが変わります。
2
カーソル
設定項目を選択します。
FUNCTIONUP/DOWNボタンで上下に動きます。
3
設定項目
現在選択されている項目がハイライトされます。 FUNCTIONUP/DOWNボタンで選びます。
4
リモートコントロール表示
リモートコントロールユニットRM-C950(別売り)の CAMERA/
REMOTEスイッチをREMOTEにすると表示されます。
この表示が出ているとき、リモートコン トロールユニットのつまみ類で調
整できる設定項目(GAIN、IRIS、DETAIL、MAS.PED)はハイライトさ れませんが、リモ ートコン トロールユニットのつまみを動かすと、設定値 が変わります。
5
設定値
現在選択されている設定値がハイライトされます。 DATAUP/DOWNボタンで変更します。
PAGE 1/3 RM
-
C950
SPEED :
---
AE MODE : MULTI AVERAGE
LEVEL: 0
SPOT PEAK
KNEE : HI LOW AUTO IRIS : ON OFF
SHUTTER : OFF STEP MANU CCD
-
IRIS R.R
EXT.TRIG LTR
GAIN : OdB 6dB 12dB AGC
1
2
3
4
5
2
16
(J) 2
章 操作
MENU
DATA
FLASH
CTRL
IRIS
LENS
MONITOR
BARS
UP
DOWN
WHITE
BLACK
60 59.94
FREQ
FUNCTION
メニューの操作方法
メニュー操作ボタン
メニューは後面パネルのメニュー操作ボタンを使って操作します。
下表にボタンの働きを示します。
ボタン 働き
MENU
押すと メニューが表示さ れる。押すたびにメニュー
ペー ジが切 り換わる。 FUNCTIONUP カーソルを上げる。 FUNCTIONDOWN
カーソルを下げる。 DATAUP
調整 ・設定値 を 上 げる、ま たは右方向に選択する 。 DATADOWN
調整 ・設定値 を 下 げる、ま たは逆方向に選択する 。
操作手順
メニューで設定を変更するには、次のように操作します。
1 MENUボタンを押して、設定したい項目のあるメニューページを
選ぶ。
メニューで行う調整と設定
MENU
DATA
FLASH
CTRL
IRIS
LENS
MONITOR
BARS
UP
DOWN
WHITE
BLACK
60 59.94
FREQ
FUNCTION
DATA UP
ボタン
MENU
ボタン
DATA DOWN
ボタン
FUNCTION UP
ボタン
FUNCTION DOWN
ボタン
213
PAGE 1/3
SPEED :
---
AE MODE : MULTI AVERAGE
LEVEL: 0
SPOT PEAK
KNEE : HI LOW AUTO IRIS : ON OFF
SHUTTER : OFF STEP MANU CCD
-
IRIS R.R
EXT.TRIG LTR
GAIN : OdB 6dB 12dB AGC
メニューページ
2
章 操作 17 (J)
2
2 FUNCTIONUPまたはDOWNボタンを押して、カーソルを変更
したい設定項目の行に合わせる。
各ページとも、カーソルは前回最後に設定した項目に合っていま す。

PAGE 1/3
SPEED :
---
AE MODE : MULTI AVERAGE
LEVEL: 0
SPOT PEAK
KNEE : HI LOW AUTO IRIS : ON OFF
SHUTTER : OFF STEP MANU
CCD
-
IRIS R.R
EXT.TRIG LTR
GAIN : OdB 6dB 12dB AGC
3 DATAUPまたはDOWNボタンを押して、設定値を変更する。
ボタンを押し続けると数値の 変わるスピー ドが速くなります。

PAGE 1/3
SPEED :
---
AE MODE : MULTI AVERAGE
LEVEL: 0
SPOT PEAK
KNEE : HI LOW AUTO IRIS : ON OFF
SHUTTER : OFF STEP MANU
CCD
-
IRIS R.R
EXT.TRIG LTR
GAIN : OdB 6dB 12dB AGC
初期設定値に戻すには
設定項目を選んでから、DATAUPボタンとDATADOWNボタンを同 時に押します。
◆ 各設定項目の初期設定値は「メニューの初期設定一覧」(30ページ) をご覧く ださい。
通常画面に戻るには
MENU ボタンを繰り返し押してメニューを消します。
ご注意
PAGE1/3メニューのSHUTTERを「R.R」、「EXT.TRIG」、「LTR」 のいずれか に 設定していった ん電源を切ると 、再び電源を入れたとき、 画像が出ません。これは、外部トリガー信号待ちの状態になっているた めで、故障ではありません。画像が出ないときは、MENUボタンを押し てSHUTTERの設定を確認してください。
カーソル
設定項目
設定値
2
18
(J) 2
章 操作
0dB 6dB 12dB AGC
通常は この値に設定 します。 映像利得が6dB上がります。
映像利得が12dB上がります。 ゲインを自動調整します。(オートゲインコン トロール) 被写体の明るさに応じて、ゲインが自動調整されます。被 写体の照度が変化する場合の撮影に適しています。
メニューの内容
PAGE 1/3
メニュー
PAGE 1/3
メニューで設定できる項目
項目 設定内容
参照ページ
GAIN ゲイン(映像利得)の調整。 18 SHUTTER 電子シャッターの各種設定。 18
SPEED シャッタースピードの設定。 18
AEMODE
自動露光調整のときの光量の検出のしかた 22
を設定。
LEVEL 設定したAEMODEの検出レベルの調整 22 KNEE ニーポイントの設定 22 IRIS オートアイリスが働くかどうかをを設定 22
メニューで行う調整と設定
GAIN
(ゲイン)
ゲイン(映像利得)を調整 し ます。
設定項目 機能
SHUTTER
(電子シャッター)
電子シャッターの機能を設定します。 SHUTTERの設定項目を選んでから、「SPEED」でシ ャッタ ースピード の設定値を変えます。
設定項目 機能
PAGE 1/3
SPEED :
---
AE MODE : MULTI AVERAGE
LEVEL: 0
SPOT PEAK
KNEE : HI LOW AUTO
IRIS : ON OFF
SHUTTER : OFF STEP MANU CCD
-
IRIS R.R
EXT.TRIG LTR
GAIN : OdB 6dB 12dB AGC
OFF
STEP
電子シャッター機能は働きません。 SPEEDは「−−−」の表示になります。 電子シャッターのスピードを 10段階に設定できます。 SPEED の設定を1/100、1/250、1/500、1/1000、1/2000、 1/4000、1/10000、1/20000、1/40000、1/100000の中から 選択します。
2
章 操作 19 (J)
2
MANU
(続き)
設定項目 機能
MANU 映像出力レベルを微調整したい場合に使います。
長時間蓄積モード(低速側)は1FRM(フレーム)単位で 2〜256FRMの範囲で、クリアスキャンモー ド(高速側)は 1H(水平期間)単位で1〜560Hの範囲でSPEEDを設定 でき ます。
長時間蓄積モードでの設定
シャッタースピ ードをフレーム単位で設定できます。
例えば、50フレーム(約1.7秒間に相当)に設定すると、こ の時間蓄積された映像信号が1フレームの画像として、50
フレーム(約1.7秒)間隔で出力されます。これ により、暗
い場所にある照度の低い被写体でも、映像を蓄積した分 だけ明るい映像として取り出せます。
長時間蓄積モードは、 PAGE3/3メニューでCCDの読み出
しモードが「FRM」(フ レー ムモード)のと きだけ働きます。
設定のしかた
1 DATAUPボタンとDOWNボタンを同時に押して
OFFを表示させる。
2 DATADOWNボタンで希望の設定値を表示させる。
DOWNボタンを押すごとに、2FRM〜256FRMまで 1フレームずつシャ ッタース ピー ドが変わり ます
設定値からシャッタースピードへの換算法 例:5フレームに設定したときのシャ ッ タ ースピー ド
  5×1/30=0.1666秒
設定項目 機能
ご注意
長時間蓄積モードにするとオー トアイリスは働きません。
PAGE3/3メニューのFLD/FRMが「FLD」になってい
るときに シャッタースピードを設定すると、「SPEED:XX
FRM<FLD>」の警告表示が出ます。
クリアスキャンモードでの設定
シャ ッタースピー ドを1H(水平走査時間)(29.63μs)単位 で設定できます。 例えば、コンピューターなどの出力画面を撮影するときに出
る横縞状のノイズを軽減することができます。
設定のしかた
1 DATAUPボタンとDOWNボタンを同時に押してOFFを
表示させる。
2 モニター画面上に映される画像のノイズを見ながら、
DATAUPボタンでノイズがもっとも少なくなるよ う に調整 する。 UPボタンを押すごとに560H〜1Hまでシャッタースピード
が変わります。
設定値からシャッタースピードへの換算法 例:250Hに設定したときのシャッタースピード
  250×29.63μs (1H) +18.42μs(定数)   =7425.92μs=約0.0074秒
2
20
(J) 2
章 操作
R.R
(リス ター ト
リセッ ト)
EXT.TRIG
(外部
トリガー )
設定項目 機能
CCD-IRIS 映像レベルが最適になるように、電子シャッターが働き、光
量を自動的に調整します。可変範囲は1/60〜1/10000で す。 SPEEDは「−−−」の表示になります。
例えば、自動調光機能のない顕微鏡アダプターを使って
顕微鏡撮影をするとき、肉眼では光量が適度でもカメラに とっては光量がオーバーになりがちです。 この場合、CCD-IRISに設定しておくとカメラへの入射光が
適 当 な 光 量 に なるように 電 子シャッターが 働きます 。また、
非常に高輝度な被写体(雪景色、海の反射など)が画面
の一 部にあるとき、オー トアイリスレ ンズではこれに応じて
自動的に絞られますが、 さらに光量を減らしたいとき に もこ
の機能が有効です。
CCD-IRISとAGC、レンズの自動絞りは併用できます。
設定項目 機能
外部から入力するトリガー信号によって、映像の取り込み 開始と出力のタイミングをコントロールできる機能です。一 定の位置で被写体を的確に捉えて出力します。また、電荷 の蓄積時間を変えて長時間露光することもできます。 SPEEDを1H〜560Hに設定すると、電子シャッターを併用 することもできますが、通常はSPEEDを「OFF」にします。 外部トリガー信号の入力によって、 フ ィールド画像とWEパ ルスが出力されます。外部フレー ムメモ リ ーな どでこのパル
スを利用すると、トリガー信号入力の瞬間のフィールド静止
画を取り込むことができます。高速で動く物体の映像を一 定の場所で正確に捉える場合に適しています。 1H(水平期間)単位で1〜560Hの範囲でSPEEDを設定 でき ます。
メニューで行う調整と設定
2
章 操作 21 (J)
2
LTR
(ロ ング
ターム リセッ ト)
ご注意
「R.R」、「EXT.TRIG」、「LTR」はメニュー表示をOFFにしたときに動
作を始めます。メニュー表示中は外部トリガー信号を受け付けま せん。
設定項目 機能
外部トリガー信号の入力によって、 フ ィールド画像とWEパ
ルスが出力されます。外部フレー ムメモ リ ーな どでこのパル
スを利用すると、トリガー信号入力の瞬間のフィールド静止
画を取り込むことができます。 このモー ドも、高速で動く物
体の映像を一定の場所で正確に捉える場合に適していま
す。
外部から入力するトリガー信号のパルス幅によってシャッ タースピー ドが決ま ります。SPEEDは「−−−」の表示にな
ります 。
2
22
(J) 2
章 操作
HI LOW AUTO
KNEE
(ニーポイント)
入力光量に応じてニーポイントを設定します。
設定項目 機能
入力光量が100%のところをニーポイントとしま す 。 入力光量が90%のところをニーポイントとします 。 映像のコントラス トに適応して、ニーポイントを自動調整しま す。可変範囲は80〜100%です。
IRIS
(アイリス)
レンズのオー トアイリス機能を働かせるかどうかを設定します。
設定項目 機能
レンズの オー トアイリス機能が働きます。オートアイ リスレン
ズを使用するとき選びます。 オートアイリス機能は働きません。オートアイリス機能がない 光学系レンズを使用するとき選びます。
ON
OFF
MULTI
AVERAGE
SPOT
PEAK
AE MODE
(自動露光モード)
自動露光調整を行うとき、画面の光量の検出のしかたを選びます。 AEMODEの設定項目を選んでから、「LEVEL」で収束値を−127〜 +127の範囲で設定します。
設定項目 機能
画面を9分割し、光量の分布に合わせて自動露光調整を
行います。通常はこの位置に設定します。
全画面の光量の平均値を検波して自動露光調整を行いま
す。画面全体を見たいとき選びます。
9分割した画面の中心部だけを測光して自動露光調整を
行います。 撮影したいものが非常に小 さいときに選びます 。
画面全体の中から光量のピーク値を検波して自動露光調
整を行います。明るい被写体を集中して見たいときに選び ます。
メニューで行う調整と設定
2
章 操作 23 (J)
2
WHT. BAL
(ホワイトバランス)
ホワイトバランスの 設 定を選 びます。
設定項目 機能
AWB
ATW
ホワイトバランスの自動調整ができます。(オートホワイ トバラ ンス) この項目を選ぶと「R.PAINT」、「B.PAINT」がハイライト されます。ホワイトバランス の微調整を更に行いたいとき に
使います。 モニ ター画面を見ながら 調整してくださ い。
R. PAINT
:
赤を−127〜+127の範囲で微調整します。
B. PAINT
:
青を−127〜+127の範囲で微調整します。
◆ 詳しくは、「ホ ワイトバランスを自動調整する(33ページ)を ご覧ください。
オートトレーシングホワイトバランスが動作します。
この設定は光源が変化する撮影に適しています。色温度
の変化に ともなってホワ イトバランスが自動調整されます。 この項目を選ぶと「R.PAINT」、「B.PAINT」がハイライト されます。ホワイトバランス の微調整を更に行いたいとき に
使います。 モニ ター画面を見ながら 調整してくださ い。
「AWB」のPAINT値とは別に保持されます。
R. PAINT
:
赤を−127〜+127の範囲で微調整します。
B. PAINT
:
青を−127〜+127の範囲で微調整します。
(続く)
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メニュー
PAGE 2/3
メニューで設定できる項目
項目 設定内容
参照ページ
WHT.BAL ホワイトバラ ンスの設定。 23
R./B.PAINT
ホワイトバランス (AWB、ATW)の微調整。 23
R./B.GAIN
マニュアルホワイトバランスの微調整。 24 C.TEMP 照明条件に応じた色温度の設定。 24 MAS.PED 出力信号のペデスタルレベルの設定。 24
R./B.PED ペデスタルレベルの微調整。 24
MATRIX
色マトリックス処 理を 行うかどうかを設 定。 2 5 DETAIL 映像の輪郭強調を行うかどうかを設定。 25 LEVEL 輪郭強調レベルの調整 25
PAGE 2/3
MAS.PED : 0 R.PED : 0
MATRIX : ON OFF
B.PED : 0
DETAIL : ON OFF LEVEL : 0
C.TEMP : 3200 5600
WHT.BAL : AWB ATW MANU
R.PAINT: 0 B.PAINT: 0
2
24
(J) 2
章 操作
設定項目 機能
ホワイトバランスの手動調整ができます。 この項目を選ぶと、「R.GAIN」と「B.GAIN」がハイライト され ま す。モニタ ー画面を見なが ら 調整 して ください。
R. GAIN
:
赤のゲインを−127〜+127の範囲で微調整
します。
B. GAIN
:
青のゲインを−127〜+127の範囲で微調整
します。
MANU
C. TEMP
(色温度)
照明条件に応じて色温度を選びます。
設定項目 照明条件
室内で撮影するとき。(色温度3200K) 屋外で撮影するとき。(色温度5600K)
3200 5600
ご注意
「WHT.BAL」を「AWB」に設定し ているときは、「C.TEMP」は選択
できません。
+側
−側
MAS.PEDを選ぶと「R.PED」と「B.PED」がハイライトされます。ペ デスタルを色ごとに微調整したいとき に使います。モニター画面を見な がら調整してください。
設定項目 機能
MAS. PED
(マスターペデスタル)
出力信号のペデスタルレベルを、RGB3チャンネル同時に調整できま す。通常は±0の位置にしておきます。 画像の黒い部分がつぶれている場合など、必要により黒い部分の再 現性を調整で きます。頭髪など画面内の黒い部分の細部がはっきり見 えるよう に調整してく ださい。−127〜+ 127の範囲で調整できます。 波形 モニターを使う と調整が容易になります。
調整方向 効果
全体が白っぽくなります。 全体が黒っぽくなります。
R.PED B.PED
赤を−127〜+127の範囲で微調整します。 青を−127〜+127の範囲で微調整します。
メニューで行う調整と設定
2
章 操作 25 (J)
2
ON OFF
MATRIX
(リニアマトリックス)
肉眼で見た状態に近い色再現性を 得るために、色マトリックス処 理を行 い、補正することができます。
設定項目 機能
肉眼で見た色再現性に近づける補正を行います。 補正を行いません。画像処理のときなどに適しています。
+側
−側
ON OFF
DETAILを「ON」にす ると「LEVEL」がハイライトされます。撮影の目 的や好みに応じて−127〜+127の範囲で画面の輪郭を調整します。
調整方向 効果
DETAIL
(ディテイル)
画面の輪郭を調整するかしないかを選びます。
設定項目 機能
画面の輪郭を調整します。 画面の輪郭を調整しません。
輪郭が強調されて画像がシャープになります。 輪郭が弱まり、画像がソフトになります 。
2
26
(J) 2
章 操作
メニューで行う調整と設定
FLD
FRM
SYNC
(同期)
使用する同期信号を設定します。
設定項目 機能
3値同期。通常はこの位置に設定します。 2値同期。プリンターなど、 3値同期を受け付けないものに 出力するときは、この位置に設定します。
FLD/FRM
(フィールド/フレーム)
CCDの読み出しモードを選びます。
設定項目 機能
フィール ド モードで読み出します。動画撮影に適していま
す。 フ レー ムモードで読み出します。高精細な垂直解像度が得 られます。静止画撮影に適しています。
ご注意
SHUTTERを「MANU」に設定して長時間蓄積モードで使用するとき
は、FLD/FRMを「FRM」に設定してください。
PAGE 3/3
メニュー
PAGE 3/3
メニューで設定できる項目
項目 設定内容
参照ページ
FLD/FRM CCDの読み出しモードを選択。 26 SYNC 同期信号の選択。 26 H.PHASE 外部同期時の水平位相の調整。 27 SYNC/VD CAMERAADAPTOR端子とMONITOR 27
端子への出力信号の選択。 GBR/YPBPR 映像出力信号の選択。 27 FLASH FLASH端子を使用するかどうかを設定。 27 SHADING 画面上下方向の着色を補正。 29
LEVEL 着色の補正量を設定。 29 NEGA ネガポジ反転をするかどうかを設定。 29 GAMMA ガンマ補正をするかどうかを設定 29
PAGE 3/3
GBR/Y
PBPR
: GBR Y
PBPR
FLASH : OFF ON SHADING : OFF ON
NEGA : OFF ON GAMMA : ON OFF
H.PHASE : 10
SYNC/VD : SYNC VD
FLD/FRM : FLD FRM
SYNC :
LEVEL : 0
2
章 操作 27 (J)
2
GBR YPBPR
GBR信号を出力します。 YPBPR信号を出力します。
H. PHASE
(水平位相)
外部同期で動作しているとき、水平位相を調整します。初期値は10に
なっています。0〜255の範囲で調整できます。
SYNC/VD
後面のCAMERAADAPTOR端子(26ピン)の21ピンからの出力信 号
1)
、およびMONITOR端子(D-sub9ピン)の7ピンからの出力信号
を切り換えます。
設定項目 機能
SYNC VD
同期信号を出力します。 VD信号を出力します。
.............................................................................................................................................................................................................................................................
1) カメラアダプターCMA-H10後面のIN/OUT切り換えスイッチによ り 、 入力と出力を切り 換え ること ができます。
OFF ON
フ ラ ッ シュ を使用しないと きはこの位置に設定します。 外部フレームメモリーなどを接続しているとき、この位置に
設定すると、外部トリガー信号の入力に合わせてフラッシュ
が発光するとともにWEパルスが出力されます。外部フ レームメモリーなどでこのWEパルスを利用すると、フルフ レームのハイビジ ョン静止画を取り込むことができます。
PAGE3/3メニューのFLD/FRMを「FRM」に設定してお
使いくだ さい。
◆詳しくは、 フラッシ ュ 発光タ イミングチャート(28ページ) をご覧ください。
FLASH
(フラッシュ)
後面のFLASH端子に接続したフラッシュを使って撮影するときに設定
します。
設定項目 機能
ご注意
モニター側に 入力切り換えがある場合は、この項目の設定と同じ信号 に設定 し てください。
GBR/YPBPR
後面のCAMERAADAPTOR端子( 26ピン)とMONITOR端子(D­sub9ピン)から出力する映像信号を切り換えます。
設定項目 機能
2
28
(J) 2
章 操作
メニューで行う調整と設定
外部トリガー信号
ビデオ信号
フラッシュ
CCD
読み出し
フィールド
A
1)
フィールド
B
1)
WE
パルス
蓄積期間
B
蓄積期間
A
1 V
発光
フラッシュ発光タイミングチャート
A B
.............................................................................................................................................................................................................................................................
1) 外部トリガ ー 信 号 がフィールド1の期間に入力されると、Aがフィール ド1、Bがフィールド2 になり、 ビデオ信号A、Bはフィール ド1、 フィールド2の順に出力さ れま す。
外部トリガ ー 信 号 が フィールド2の期間に入力されると、Aがフィールド2、Bがフィールド1になり、
ビデオ信号A、Bはフィール ド2、 フィールド1の順に出力さ れま す。
2
章 操作 29 (J)
2
GAMMA
(ガンマ)
ガンマを補正します。
設定項目 機能
OFF ON
OFF ON
SHADINGを「ON」にすると「LEVEL」がハイライトされます。−127 〜+127の範囲で、モニター画面を見ながら着色がなく なるよ う調整し
ます。
調整方向 効果
SHADING
(シェーディング)
光学系による画面上下方向の着色(グリーン、マゼンタ)を補正しま す。
設定項目 機能
補正を行いません。 顕微鏡などに取り付けて撮影するとき、画面上部および下
部にグ リー ン またはマゼン タ の色がつく場合はこ の位置にし
ます。
+側
−側
上部 がマゼンタ、下 部がグリーンの着色を補正します。 上部がグリーン、下部がマゼンタの着色を補正します。
通常はこの設定にします。モニターのブラウン管の受像特 性を補正した自然な階調が得られます。 ガンマ補正をしない画像が得られます。画像処理や画像 解析などに使うため本機の信号をリニアに出力します。
ON
OFF
NEGA
(ネガ)
画像のネガポジを反転するかどうかを切り換えます。
設定項目 機能
ネガポジ反転しません。 ネガポジ反転します。
2
30
(J) 2
章 操作
MAS.PED ±0
R.PED: ±0 B.PED:±0
MATRIX ON DETAIL ON
LEVEL:±0
FLD/FRM FLD SYNC H.PHASE 10 SYNC/VD SYNC GBR/YPBPR GBR FLASH OFF SHADING OFF
LEVEL:±0
NEGA OFF GAMMA ON
メニューの初期設定一覧
メニューページ 設定項目 初期設定値
GAIN 0dB SHUTTER OFF
SPEED
1)
STEP:1/100 MANU:OFF R.R: OFF EXT.TRIG:560H
AEMODE MULTI
LEVEL:±0
KNEE HI IRIS ON WHT.BAL AWB
R.PAINT: ±0 B.PAINT:±0 R.GAIN:±0 B.GAIN: ±0
C.TEMP 3200
2)
PAGE1/3
メニューで行う調整と設定
PAGE2/3
メニューページ 設定項目 初期設定値
PAGE2/3 (続き)
PAGE3/3
.........................................................................................................................................................................................................................................................
1) SHUTTERを「OFF」、「CCD-IRIS」または「LTR」に設定したときは「−−−」となり ます。
2) WHT.BALを「AWB」に設定したときは選択できません。
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