Sony DVBK-1000 User Manual [ja]

3-810-945-01(1)

PC/AT互換機用

DV静止画キャプチャーボードキット

取扱説明書

お買い上げいただきありがとうございます。

警告

この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示しています。この取扱説明書をよくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してください。

電気製品は安全のための注意事項を守らないと、火災や人身事故になることがあります。

DVBK-1000

警告

安全のために

ソニー製品は安全に十分配慮して設計されています。しかし、電気製品はすべて、まちがった使いかたをすると、火災や感電などにより人身事故になることがあり危険です。事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。

安全のための注意事項を守る

この取扱説明書の注意事項をよくお読みください。

故障したら使わない

動作がおかしくなったり、破損しているのに気づいたら、すぐにお買い上げ店またはソニーサービス窓口に修理をご依頼ください。

このDV静止画キャプチャーボードキットは、第二種情報装置（住宅地域またはその隣接した地域において使用されるべき情報装置）で、住宅地域での電波障害防止を目的とした情報処理装置等電波障害自主規制協議会（VCCI）基準に適合しております。しかし、本装置をラジオ、テレビジョン受信機に近接してご使用になると、受信障害の原因となることがあります。取扱説明書に従って、正しい取り扱いをしてください。

SONY DVBK-1000 3-810-945-01(J)

安全のために .................................................2

お使いになる前に

その他

お使いになる前に

本機の概要.....................................................4

この説明書について .....................................5

必要なシステム .............................................5

ユーザー登録のしかた .................................6

付属品を確かめましょう..............................7

接続する

ボードを取り付ける .....................................8

デジタルビデオ機器をつなぐ...................... 9

インストールする

インストールする ...................................... 10

アンインストールする .............................. 15

画像を取り込む（キャプチャー）

キャプチャーソフトを起動する ............... 16

キャプチャー画面の見かた....................... 17

画像を取り込む .......................................... 18

保存した画像を見る（ビューワー）

ビューワーソフトを起動する................... 19

ビューワー画面の見かた........................... 20

画像をデコードして見る........................... 21

画像をデータ変換して保存する ............... 21

主な仕様...................................................... 22

故障かな?と思ったら ................................ 23

保証書とアフターサービス....................... 24

技術解説...................................................... 25

インストールする

︵キャプチャー︶

︵ビューワー︶

接続する

ソフトウェアを

画像を取り込む

保存した画像を見る

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その他

本機の概要

本機は、キャプチャーボードにキャプチャーソフト、ビューワーソフトの２つのアプリケーションをセットにしたものです。それぞれのアプリケーションは次のような機能を持っています。

キャプチャーソフト

パソコンに伝送された画像を画面で確認しながら、静止画像としてパソコン上に取り込むことができます。また、取り込んだ画像の録画情報などを参照することもできます。

ビューワーソフト

キャプチャーソフトで取り込んだ静止画像を、デコードして表示します。また、BMP形式に変換して保存し直すこともできます。

静止画像の保存形式

キャプチャーソフトは、画像を取り込んだ時点で、ハードディスク上に静止画像を保存します。保存形式はDV形式（拡張子.DVF）になります。ファイル名は自動的に作成されます。

DV形式とは？

DV形式とは、DV方式のデジタルビデオと同じアルゴリズム（方法）によって画像を圧縮する保存形式です。一枚の静止画像（720×480ピクセル、1677万色）を約120KBに圧縮できます。キャプチャーソフト上で確認できる動画および静止画像は簡易デコードされた状態のものです。静止画像を元の画像に戻す（デコード）には、ビューワーソフトを使います。なお、ビューワーソフトを使って静止画像をBMP形式に変換すると、一枚の静止画像（640×480ピクセル、1677万色）のサイズは約1MBとなります。

画像の管理方法

キャプチャーソフトは、静止画像をアルバムごとに管理します。アルバムとは、いくつかの画像をひとまとめにしたもので、ちょうど写真に対するアルバムのような関係です。アルバムは、アルバムファイルによって管理されます。アルバムファイル（拡張子.DVA）は、そのアルバムに属する画像ファイルを記述したファイルで、それ自体に画像データは含まれません。キャプチャーソフトは、アルバムファイルの保存場所（初期設定ではC:￥DVCAP￥WORK ）にアルバムファイルと同名のディレクトリを作成し、その中に画像ファイルを格納しています。ひとつのアルバムは、100個まで画像ファイルを格納できます(使用条件などにより、枚数が制限されることがあります）。

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この説明書について

この説明書では、キャプチャーボードキットDVBK-1000およびWindows版キャプチャーソフト、ビューワーソフトのインストール方法と使いかたについて説明しています。

キャプチャーソフトおよびビューワーソフトのソフトウェアに関する最新の情報は、付属のフロッピーディスク内のreadme.txtファイルに入っています。Windowsに付属の「メモ帳」などでご覧ください。また、メニューオプションの内容などについては、ヘルプ機能の中に収められているものもあります。ご使用の際はヘルプもあわせてご覧ください。

必要なシステム

本機をお使いいただくには、次のようなハードウエア、ソフトウエアが必要です。

□ 以下の性能を満たしたIBMPC/ATまたは互換機ﾐ CPUi486DX266MHz以上ﾐ ISAバス1スロットﾐメインメモリ8MB以上ﾐ 640×480ピクセル、65536色以上を表示可能なビデオボードおよびディスプレイドライバ (1024×768、65536色以上を推奨) ﾐ VRAM1MB以上 □ MicrosoftWindows3.1J （Windows95動作確認済み） □ 空き容量10MB以上のハードディスク □ 640× 480ピクセル、65536色以上を表示可能なディスプレイ

お使いになる前に

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ユーザー登録のしかた

弊社のユーザーサポートをお受けいただくために、「ソフトウェア使用許諾契約書」をお読みの上、「ご愛用者登録カード」に必要事項を記入して必ずご返送ください。

□ 権利者の許諾を得ることなく、このソフトウェアおよび取扱説明書の内容の全部または一部を

複製すること、およびソフトウェアを賃貸に使用することは、著作権法上禁止されております。

□ 本製品およびソフトウェアを使用したことによって生じた金銭上の損害、逸失利益、および第

三者からのいかなる請求等につきましても、当社は、一切その責任を負い兼ねます。

□ 万一、製造上の原因による不良がありましたらお取り替えいたします。それ以外の責はご容赦

ください。 □ このソフトウェアは、指定された装置以外には使用できません。 □ このソフトウェアの仕様は、改良のため予告なく変更することがありますが、ご了承くださ

い。

ProgramC1996SonyCorporation DocumentationC1996SonyCorporation

･ Microsoft、MS-DOS、Windowsは米国MicrosoftCorporationの登録商標です。･ IBM、PC/ATは米国InternationalBusinessMachinesCorporationの登録商標です。･ 486DX2は米国IntelCorporationの商標です。･その他の会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

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付属品を確かめましょう

以下の付属品がそろっているか確認してください。付属品の中に欠けているものがあるときは、お買い上げ店またはソニーサービス窓口にご連絡ください。

･ DVキャプチャーボード（1枚）･ LANCケーブル（1本）･ DVケーブル（1本）

･ 3.5型フロッピーディスク･取扱説明書･ご愛用者登録カード･保証書

お使いになる前に

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接続する

ボードを取り付ける

取り付ける時のご注意

･ボードの取り付けや取りはずしは、必ずパソコン本体および周辺機器の電源を切った状態で

行ってください。電源を入れたままボードを取り付けたり取りはずしたりすると、ボードやパソコン本体、周辺機器が破損することがあります。

･ボードの部品には直接手を触れないでください。人体の静電気によって部品が破壊されること

があります。ボードを触る前には、金属製のものに触れて体内の静電気を放電してください。

･ボードの消費電流がパソコン本体の最大供給電流を超えないようご注意ください。DVBK-

1000の消費電流は最大0.6Aです。他のボードも取り付けて使用している場合は、そのボードの取扱説明書で消費電流を確認してください。

･じゅうたんの上など、静電気の発生しやすいところに放置しないでください。静電気の影響で

ボードの部品が壊れてしまうことがあります。･コネクター部に直接手を触れないように注意してください。･ボード内部には精密な電子部品があります。落としたり、強い衝撃を与えないように注意して

ください。･ボードをパソコンから取り外すときは、必ずパソコンのボードの取り扱いかたに従ってくださ

い。無理に引き抜くとボードやパソコンの故障の原因になります。･ボードを水で濡らさないでください。

パソコンの電源を切る。

ボードの抜き差しの際は、危険ですのでコンセントは必ず抜いておいてください。

パソコンのケースを開ける。

スロットに装着する。

ISAバススロットにしっかり奥まで差し込んでください（イラストは一例です）。

ケースを閉め、パソコンの電源を入れる。

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デジタルビデオ機器をつなぐ

DVケーブルとLANCケーブルを使って、DV端子付きのデジタルビデオ機器を接続します。

デジタルビデオカメラレコーダーなど

接続する

LANC (ランク）端子

LANCケーブル（付属）

DV入出力端子

ご注意

･付属の接続ケーブルを使ってください。種類の違う接続ケーブルを使うと、故障の原因となる

ことがあります。

･接続ケーブルはまっすぐに差し込んで接続してください。斜めに差し込むと故障の原因となる

ことがあります。

･接続端子の内部に金属片を入れないでください。ピンとピンがショートして故障の原因となる

ことがあります。

DVケーブル（付属）

LANC (ランク）端子

DV入出力端子

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