Sony CA-530 User Manual

CAMERA ADAPTOR
CA-530
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、
警告
このオペレーションマニュアルには、事故を防ぐための重要な注意事項 と製品の取り扱いかたを示してあります。このオペレーションマニュア ルをよくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになった あとは、いつでも見られるところに必ず保管してください。
OPERATION MANUAL
火災や人身事故になることがあります。
[Japanese/English]
1st Edition (Revised 1) Serial No. 15001 and Higher (SY) Serial No. 35001 and Higher (J)
安全のために
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、火災や感電などにより 死亡や大けがなど人身事故につながることがあり、危険です。 事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
2(J)〜5(J)ページの注意事項をよくお読みください。
定期点検を実施する
長期間安全に使用していただくために、定期点検を実施することをおすす めします。点検の内容や費用については、ソニーのサービス担当者または 営業担当者にご相談ください。
故障したら使用を中止する
ソニーのサービス担当者、または営業担当者にご連絡ください。
万一、異常が起きたら
1 電源を切る。
異常な音、
におい、煙 が出たら 落下させた
炎が出たら
/
2 DC電源接続コードおよびVTR接続コードを抜
く。
3 ソニーのサービス担当者、または営業担当者
に修理を依頼する。
すぐに電源を切り、消火する。
/
警告表示の意味
このオペレーションマニュア ルおよび製品では、次のよう な表示をしています。表示の 内容をよく理解してから本文 をお読みください。
危険
この表示の注意事項を守らな いと、火災・感電・破裂など により死亡や大けがになるこ とがあります。
警告
この表示の注意事項を守らな いと、火災や感電などにより 死亡や大けがなど人身事故に つながることがあります。
注意
この表示の注意事項を守らない と、感電やその他の事故により けがをしたり周辺の物品に損害 を与えたりすることがありま す。
注意を促す記号
火災
破裂
行為を禁止する記号
禁止
行為を指示する記号
強制
感電
高温
分解禁止
目次
警告 ......................................................................................................................
注意 ......................................................................................................................
電池についての安全上のご注意 .............................................................................
概要 ...........................................................................................................................
各部の名称と働き ....................................................................................................
準備 .........................................................................................................................
カ ラービデオカメラBVP-550への取り付け ...................................................... 10 (J)
付属のケー ブルホルダーの使いかた .............................................................. 11 (J)
接続 .........................................................................................................................
接続できる機器 ................................................................................................. 12 (J)
電源について .................................................................................................... 13 (J)
自己診断............................................................................................................ 14 (J)
仕様 .........................................................................................................................
2 (J) 3 (J) 4 (J) 6 (J) 7 (J)
10 (J)
12 (J)
16 (J)
日 本 語
1 (J)
警告
分解禁止
禁止
禁止
下記の注意を守らないと、
感電火災
火災や感電により死亡大けが につながることがあります。
分解しない、改造しない
分解したり、改造したりすると、感電の原因となります。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因となります。 万一、水や異物が入ったときは、すぐに電源を切り、VTR接続ケーブルや D C 電源ケーブルを抜いて、ソニーのサービス担当者または営業担当者に ご相談ください。
VTR接続ケーブルやDC電源ケーブルを傷つけない
VT R接続ケーブルやDC 電源ケーブルを傷つけると、火災や感電の原因と なります。
ケーブルを加工したり、傷つけたりしない。重いものをのせたり、引っ張ったりしない。熱器具に近づけたり、加熱したりしない。ケーブルを抜くときは、必ずプラグを持って抜く。
万一、ケーブルが傷んだら、ソニーのサービス担当者に交換をご依頼くだ さい。
禁止
強制
油煙、湯気、湿気、ほこりの多い場所では設置•使用しない
上記のような場所で設置・使用すると、火災や感電の原因となります。
指定された機器
指定以外の機器を使用すると、火災や感電の原因となります。
(AC-550、DVW-250
など)を使用する
2(J)
注意
下記の注意を守らないと、
けがをしたり周辺の物品に損害を与えることがあります。
カメラ側の固定ねじを締める
カメラと一体化して運用するときは、カメラのショルダーパット部分にあ る固定ねじをしっかり締めてください。固定ねじを締めずに使用するとカ
強制
メラとカメラアダプターが分離し、落下した機器でけがをすることがあり ます。
3(J)
電池についての安全上のご注意
ここでは、本機での使用が可能なソニー製ニカド電池とリチウムイオン電 池についての注意事項を記載しています。
万一、異常が起きたら
煙が出たら
1機器の電源スイッチを切るか、バッテリーチャージャーの電源プラグ
を抜く。
2ソニーのサービス担当者に連絡する。
電池の液が目に入ったら
すぐきれいな水で洗い、ただちに医師の治療を受ける。
電池の液が皮膚や衣服に付いたら
すぐにきれいな水で洗い流す。
バッテリー収納部内で液が漏れたら
よくふき取ってから、新しい電池を入れる。
下記の注意事項を守らないと、破裂・発火・発熱・液漏れにより、死亡や
危険
大けがになることがあります。
警告
破裂
破裂
高温
高温
充電には、ソニーの専用バッテリーチャージャーを使用する。
充電のしかたについては、バッテリーチャージャーの取扱説明書をよく お読みください。
火中に投入、加熱、はんだ付け、分解、改造をしない。分解、改造をしない。直射日光の当たるところ、炎天下の車内、ストーブのそばなど高温の場
所で、使用・放置・充電をしない。
ハンマーでたたくなどの強い衝撃を与えたり、踏みつけたりしない。接点部や極と極をショートさせたり、金属製のものと一緒に携帯・
保管をしない。
下記の注意事項を守らないと、破裂・発熱・液漏れにより、死亡や大けが などの人身事故になることがあります。
所定の充電時間を超えても充電が完了しない場合は、充電をやめる。電池使用中や充電、保管時に異臭がしたり、発熱・液漏れ・変色・変形
などがあったときは、すぐに使用や充電をやめ、火気から遠ざける。
4(J)
注意
下記の注意事項を守らないと、破裂・液漏れにより、けがをしたり周辺の 物品に損害を与えたりすることがあります。
破裂
投げつけない。電池を使い切ったとき、長期間使わないときは、取り出しておいてくだ
さい。
水や海水につけたり、濡らしたりしない。
5(J)
概要
デジタル/アナログ信号伝送方式
低消費電力
各種入出力コネクターを装備
本機はカ ラービデオカメ ラBVP-550にポータブルVTRDVW-250やBVW-50などを接続す
るためのアダプ ターです。本機はBVP-550と一体化して使用します。
本機は以下のような特長を持っています。
デジタルとアナログのコ ンポーネ ント (Y/R−Y/B−Y) 信号およびアナロ グコンポジット
(VBS)信号による伝送を行います。 接続されたVTRに応じて、出力信号が自動的に切り換わります。
消費電力は約6Wです。省電力モードにして2W程度低減することができます。
DC電源入出力コネクター
R CP 接続コネクター
V TR 接続コネクター
SDI出力コネクター
モニタービデオ出力コネク タ ー
マイ ク入 力コネクター
イ ヤホンジャ ッ ク
外部同期信号入力コネクター
6(J)
各部の名称と働き
1 AUDIO IND
スイッチ
2 MIC LEVEL
3 TALLY
4 SERIAL OUT 5 EARPHONEジャック 6 MIC POWER
7 REMOTE
8 VTR
9 MICコネクター
調整つまみ
ランプと
コネクター
コネクター
TALLY
コネクター
スイッチ
スイッチ
DC OUT
GENLOCK IN
!™ MONITOR
コネクター
0 POWER
コネクター
コネクター
スイッチ
DC IN
コネクター
7(J)
各部の名称と働き
1 AUDIO IND(
以下の2つのマイク入力のいずれかを選択します。
BVP-550のMICINコネクターからのマイク入力
CH1
本機のMICコネク ターからのマイ ク入力
CH2
本スイッチによる選択に応じて、下記の各音声信号が切り換わり ます。
ビ ューファインダー画面上にレベル表示するマイク音声
VTRへ送出するアナログ音声信号
EARPHONEジャック5から モニターするマイク音声(内部基板
でマイク音声が選択されている場合のみ。「5 EARPHONE
ジャック」の項参照。)
MIC LEVEL(
2
本機のSDI出力信号に重畳されるマイク音声レベルを調整しま す。レベル調整した音声は、内部基板上のスイッチの設定に応じ て、EARPHONEジャックからモニターするこ とができます (「5EARPHONEジャック」の項参照)。また、 音声レベルはビュー ファインダー画面上の音声レベル表示で確認することができま す。
◆ ビューファイ ンダー画面上の音声レベル表示について詳しくは、BVP­550の取扱説明書を参照してください。
3 TALLY(
TALLYスイッチがONのとき、TALLYランプは以下のように機能し ます。
点滅:本機に接続したバッテリーの電圧が低下した、または
VTR側からバッテリー電圧低下信号を受信した。
点灯:本 機に 接 続した バッテリーが 完 全に 消 耗した、または
VTR側からバッテリー消耗信号を受信した。
TALLYスイッチがOFFのとき、TALLYランプは機能しません。
SERIAL OUT(
4
)
SMPTE259M規格のデジタル信号を出力します。SDI入力コネク
タ ー を備 えた機器(ビデオエディターなど)を接続 することができま
す。同軸ケーブル(インピーダンス75Ω)を使用し200mまでの伝送
が可能です。
POWERスイッチの設定がSDIOFFのときは使用できません。
オーディオ選択/レベル表示)スイッチ
マイク音声レベル)調整つまみ
タリー)ランプと
シリアルデータ出力)コネクター
TALLY
スイッチ
(BNC
5 EARPHONE(
イヤホンを接続します。内部基板上のスイッチの設定に応じて VTR側からの音声またはカメラ側からのマイク入力音声のいずれ かをモニタ ーすること ができます。出荷時の設定ではVTR側から の音声がモニターできます。
◆ 内部基板上のスイッチの設定については、ソニーのサー ビス担当者に お問い合わせください。
6 MIC POWER(
本機にDC+48Vファントム給電方式で動作するマイクを接 続し、 電源を供給するとき+48Vに設定します。
REMOTE(
7
リモー トコントロールパネルRCP-700シリーズまたはリモートコント
ロールユニットRM-B150を接続することができます。 RCP-700シリーズは別売りのCCA-5-10またはCCA-5-3ケーブル、 RM-B150はRM-B150に付属の専用ケーブルで接続します。
コネクター
VTR
8
映像信号、音声信号、コン トロール信号、電源などの入出力コネク ターです。 VTRやACアダプターのCAMERAコネクターと接続します。 POWERスイッチ 0の設定がSDI OFFのときは、SDI信号は出力
されません。アナログ信号のみの出力となります。
マイク)コネクター
MIC (
9
外部マイク を接続します。 BVP-550のMICINコネクターと本機 のM ICコネクターに接続する 外部マイクは、それぞれAUDIO INDスイッチ1 のCH1とCH2に 対応します。 ファントム給電方式対応の外部マイクに電源(+48V)を供給する 場合は、MICPOWERスイッチ 6を+48Vに設定します。
POWER(電源)
電源供給を切り換えます。
1 SDI OFF:省電力モードになり ます。デジタル系の電源が遮断
され、アナログ系のみ機能します。
¬:電源が遮断されます。本機は機能しません。 1 SDI ON:電源が供給され、本機全体が機能します。
イヤホン)ジャック
マイク電源)スイッチ
リモート)コネクター(8ピン
(26ピン)
(XLR型3ピン)
スイッチ
)
8(J)
GENLOCK IN(
外部同期信号の入力コネクターです。
外部同期信号入力)コネクター
(BNC型)
MONITOR(
!™
内部基板上のスイッチの設定に応じてコンポジットビデオ(VBS) 信号またはモニター出力信号(BVP-550のビューファインダーへ出 力される信号と同じ) のいずれかを出力します。出荷時の設定で
は、モニター出力信号が出力されます。
◆ モニター出力信号について詳しくはBVP-550の取扱説明書をご覧くだ さい。
◆ 内部基板上のスイッチの設定については、ソニーのサービス担当者に お問い合わせください。
DC OUT(DC
DC10.5V〜17V、最大200mAの電源出力コネクターです。
ご注意
消費電流が200mA以上の機器を接続すると、本機が故障するこ
とがあります。
DC IN(DC
ACアダプターまたはバッテ リ ーケース を接続します。
モニタービデオ出力)コネクター
電源出力)コネクター(4ピン
電源入力)コネクター(4ピン
)
(BNC型)
)
ご注意
VTRと接続していて、かつDCINコネクターに外部電源を接続す
ると、DCINコネクタ ーからの電源が優先されて供給されます。
9(J)
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