Rosemount™ 248 温度伝送器
クイックスタートガイド
00825-0104-4825, Rev GA
2016 年 9 月
クイックスタートガイド
2016 年 9 月
注記
本書では Rosemount 248 の基本ガイドラインを説明します。ただし、構成、診断、メンテナンス、
修理、トラブルシューティング、設置についての詳細説明は含まれていません。詳細説明について
は Rosemount 248 リファレンスマニュアル
EmersonProcess.com/Rosemount
爆発が発生すると、死亡または重傷に至る場合があります。
爆発性の環境に本伝送器を設置する場合は、国、地方、および国際的な規格、規則、慣行に従う必要が
あります。安全な設置に関する制限事項については、危険区域証明書を参照してください。
プロセス液の漏洩は危害や死亡事故につながるおそれがあります。
圧力を加える前に、サーモウェルまたはセンサを取り付け、締め付けてください。
動作中はサーモウェルを外さないでください。
感電により死亡または重傷に至るおそれがあります。
リード線や端子に触らないでください。リード線に高電圧が残留している場合、感電するおそれが
あります。
感電により死亡または重傷に至るおそれがあります。
特に表記がない限り、伝送器ハウジングの電線管 / ケーブル入口のねじの形式は
「M20 」と表記されている入口のねじの形式は M20 × 1.5 です。電線管入口が複数ある機器の場合、
ねじの形式はすべて同じです。入口を閉じるには、必ずねじの形式に互換性のあるプラグ、アダプ
タ、グランド、電線管のみを使用してください。
危険区域に設置するときは、ケーブル / 電線管の入口に、適切と表記されている、または Ex 認証を
受けたプラグ、アダプタまたはグランドのみを使用してください。
にて電子形態でもご利用いただけます。
を参照してください。マニュアルとこのガイドは、
1
/2 –14 NPT です。
目次
設定 ( ベンチ校正 ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3
伝送器の取り付け . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
配線接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
ループ試験の実行 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .12
製品証明書 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
2
2016 年 9 月
クイックスタートガイド
1.0 設定 (ベンチ校正)
Rosemount 248 は、375/475 フィールドコミュニケータ、 Rosemount 248 PC プ
ログラミングキット、または C1 オプションコードを使用して工場でカスタ
ム設定の 3 通りの設定が可能です。
詳細については、Rosemount 248 リファレンスマニュアル
ミュニケータのリファレンスマニュアル を参照してください。
1.1 フィールドコミュニケータの接続
全機能を使用するには、フィールドコミュニケータのフィールド機器レビ
ジョン Dev v1 、DD v1 が必要です。
図 1. フィールドコミュニケータのベンチループへの接続
およびフィールドコ
A. Rosemount 248 伝送器
B. 250 Ω ≤ R
≤ 1100 Ω
L
注
伝送器の端子における電源が 12 Vdc 未満の場合は動作を行わないでください。
1.2 伝送器の設定の確認
フィールドコミュニケータを使用して動作を確認する際は、下のファスト
キーを参照してください。詳細説明については Rosemount 248 リファレンス
マニュアルを参照してください。
機能 ファストキー 機能 ファストキー
2 線式オフセット 1、 3、 2、 1、 2、 1 バーストモード 1、 3、 3、 3、 3
50/60 Hz フィルタ 1、 3、 5、 1 パーセントレンジ 1、 1、 5
AO アラームタイプ 1、 3、 3、 2、 1 ハードウェアレビジョン 1、 4、 1
D/A トリム 1、 2、 2、 2 プロセス変数 1、 1
LRV ( 下限値 ) 1、 1、 6 プロセス温度 1、 1
LSL ( センサ設定下限 ) 1、 1、 8 ポーリングアドレス 1、 3、 3、 3、 1
PV ダンピング 1、 3、 3、 1、 3 メッセージ 1、 3、 4、 4
C. フィールドコミュニケータ
D. 電源
3
クイックスタートガイド
機能 ファストキー 機能 ファストキー
PV 単位 1、 3、 3、 1、 4 ループ試験 1、 2、 1、 1
URV ( 上限値 ) 1、 1、 7 レビュー 1、 4
USL ( センサ設定上限 ) 1、 1、 9 レンジ値 1、 3、 3、 1
アラーム / 飽和レベル 1、 3、 3、 2 必要なプリアンプル数 1、 3、 3、 3、 2
オープンセンサホールドオフ 1、 3、 5、 3 変数のマッピング 1、 3、 1
スケーリングされた
ステータス 1、 2、 1、 4 測定フィルタ 1、 3、 5
センサ 1 セットアップ 1、 3、 2、 1、 2 端子温度 1、 3、 2、 2
センサ 1 トリム ( 工場値 ) 1、 2、 2、 1、 2 断続的検出 1、 3、 5、 4
センサシリアル番号 1、 3、 2、 1、 3 機器出力設定 1、 3、 3
センサタイプ 1、 3、 2、 1、 1 日付 1、 3、 4、 2
センサ接続 1、 3、 2、 1、 1 設定 1、 3
ソフトウェアレビジョン 1、 4、 1 書込禁止 1、 2、 3
ダンピング値 1、 1、 10 校正 1、 2、 2
ディスクリプタ 1、 3、 4、 3 有効なキャリブレータ 1、 2、 2、 1、 3
テスト機器 1、 2、 1 診断とサービス 1、 2
バーストオプション 1、 3、 3、 3、 4
D/A
トリム 1、2 、2 、3 変数の再マッピング 1、3 、1 、3
新しい機器ダッシュボードを使用する機器の場合、下のファストキーを参照
してください。
機能 ファストキー 機能 ファストキー
2 線式オフセット 2、 2、 1、 5 ソフトウェアレビジョン 1、 7、 2、 4
50/60 Hz フィルタ 2、 2、 3、 7、 1 タグ 2、 2、 3、 1、 1
AO アラームタイプ 2、 2、 2、 5 ダンピング値 2、 2、 1、 6
D/A トリム 3、 4 ディスクリプタ 2、 2、 3、 1、 4
HART 出力 1、 7、 2、 1 バーストモード 2、 2、 4、 2
LSL ( センサ設定下限 ) 2、 2、 1、 9 パーセントレンジ 2、 2、 2、 3
LVR ( 下限値 ) 2、 2、 2、 4、 3 ハードウェアレビジョン 1、 7、 2、 3
PV ダンピング 2、 2、 1、 6 プロセス変数 3、 2、 1
PV 単位 2、 2、 1、 4 プロセス温度 1、 3
URV ( 上限値 ) 2、 2、 2、 4、 2 ポーリングアドレス 2、 2、 4、 1
USL ( センサ設定上限 ) 2、 2、 1、 8 メッセージ 2、 2、 3、 1、 3
アラーム飽和 2、 2、 2、 5 ループ試験 3、 5、 1
オープンセンサホールドオフ 2、 2、 3、 4 レンジ値 2、 2、 2、 4
スケーリングされた
ステータス 1、 1 機器出力設定 2、 2、 2、 4
センサ 1 セットアップ 2、 1、 1 機器情報 1、 7
センサ 1 トリム 3、 4、 1、 1 日付 2、 2、 3、 1、 2
D/A
トリム 3、 4 、 3 端子温度 3、 3 、 2
2016 年 9 月
4
2016 年 9 月
機能 ファストキー 機能 ファストキー
センサ 1 トリム ( 工場値 ) 3、 4、 1、 2 設定 2、 2、 2、 4
センサシリアル番号 1、 7、 1、 4 書込禁止 2、 2、 3、 6
センサタイプ 2、 2、 1、 2 校正 3、 4、 1、 1
センサ接続 2、 2、 1、 3 有効なキャリブレータ 3、 4、 1、 3
クイックスタートガイド
1.3 Rosemount 248 PC プログラマキットのインストール
1. Rosemount 248 PC 設定に必要なすべてのソフトウェアをインストールし
ます。
a. Rosemount 248C ソフトウェアをインストールします。
Rosemount 248C CD-ROM をドライブに挿入します。
setup.exe を Windows
b. Rosemount 248 PC プログラミングシステムでベンチ設定を開始する前
に、MACTek
®
HART® モデムドライバをインストールします。
注
USB モデムの場合 : 初回使用時に、ポート設定 を通信メニューから選択し、 Rosemount
248PC ソフトウェアで適切な COM ポートを設定します。 USB モデムドライバは COM
ポートをエミュレートし、ソフトウェアのドロップダウンボックスで選択可能なポー
トを追加します。それ以外の場合、最初に使用可能な COM ポートにデフォルトで設定
されますが、正しくない可能性があります。
2. 設定システムハードウェアをセットアップします。
a. 伝送器と負荷抵抗器 (250-1100 Ω ) のケーブルを電源に直列接続します
(Rosemount 248 デバイスを設定するには 12-42.4 Vdc の外部電源が必要
になります )。
b. HART モデムを負荷抵抗器に並列接続し、 PC に接続します。
予備キットと再注文番号については、 表 1 を参照してください。詳細は、
Rosemount 248 リファレンスマニュアルを参照してください。
表 1 Rosemount 248 プログラミングキット予備部品番号
™
NT、2000、または XP で実行します。
製品説明 部品番号
プログラミングソフトウェア (CD)
Rosemount 248 プログラマキット - USB
Rosemount 248 プログラマキット - シリアル
00248-1603-0002
00248-1603-0003
00248-1603-0004
2.0 伝送器の取り付け
伝送器のハウジングに水分が浸入するのを防ぐため、伝送器は電線管の高い
位置に取り付けます。
2.1 ヨーロッパおよびアジア太平洋地域における一般的な設置
ヘッドマウント伝送器 (DIN プレート式センサ付き)
1. サーモウェルをパイプまたはプロセス容器の壁面に取り付けます。プロセ
ス圧力を加える前に、サーモウェルを取り付け、締め付けてください。
5
クイックスタートガイド
2. 伝送器をセンサに組み付けます。伝送器の取付ねじをセンサの取付プ
レートに押し入れ、スナップリング (オプション) を伝送器の取付ねじの
溝に挿入します。
3. センサのケーブルを伝送器に接続します。
4. 伝送器とセンサのアセンブリを接続ヘッドに挿入します。伝送器の取付
ねじを接続ヘッドの取付穴を通して締めます。拡張部を接続ヘッドに取り
付けます。アセンブリをサーモウェルに挿入します。
5. シールドケーブルをケーブルグランドに通します。
6. ケーブルグランドをシールドケーブル内に取り付けます。
7. 遮蔽されたケーブルのリード線をケーブル差込口を通して接続ヘッドに
挿入します。ケーブルグランドを接続し、締めます。
8. 遮蔽された電源ケーブルのリード線を伝送器の電源端子に接続します。
センサのリード線および接続部に接触しないよう注意してください。
9. 接続ヘッドのカバーを取り付けて締めます。
注
耐圧防爆要件を満たすため、筐体のカバーは完全にはめ込まなければなりません。
2016 年 9 月
A. Rosemount 248 伝送器
B. 接続ヘッド
C. サーモウェル
D. 伝送器の取付ねじ
E. 一体型センサ ( フライングリード付き )
F. 拡張部
2.2 南北アメリカ地域における一般的な設置
ヘッドマウント伝送器 (ねじ式センサ付き)
1. サーモウェルをパイプまたはプロセス容器の壁面に取り付けます。プロセ
ス圧力を加える前に、サーモウェルを取り付け、締め付けてください。
2. 必要な拡張部ニップルとアダプタをサーモウェルに取り付けます。ニッ
プルとアダプタのねじ部分をシリコンテープで密閉します。
3. センサをサーモウェルにねじで締めます。過酷な使用環境で必要とされ
る場合、あるいは安全規定の要件となっている場合は、ドレインシールを
取り付けます。
4. 汎用ヘッドと伝送器を通してセンサワイヤのリード線を引っ張ります。
伝送器の取付ねじを汎用ヘッドの取付穴に通して、伝送器を汎用ヘッド内
に取り付けます。
5. 一体となった伝送器とセンサをサーモウェル内に取り付けます。アダプ
6
タのねじ部分をシリコンテープで密閉します。
2016 年 9 月
クイックスタートガイド
6. 現地配線用の電線管を汎用ヘッドの電線管入口に取り付けます。電線管の
ねじ部分をシリコンテープで密閉します。
7. 現地配線のリード線を電線管を通して汎用ヘッドに引き込みます。セン
サと電源のリード線を伝送器に取り付けます。端子には触れないでくだ
さい。
8. 汎用ヘッドのカバーを取り付けて締めます。
注
耐圧防爆要件を満たすため、筐体のカバーは完全にはめ込まなければなりません。
A. ねじ式サーモウェル
B. ねじ式センサ
C. 標準拡張部
D. ユニバーサルヘッド
E. 電線管入口
2.3 DIN レールへの取付け
Rosemount 248H を DIN レールに取り付けるには、図に示すように適切なレー
ルマウントキット (部品番号 00248-1601-0001) を伝送器に組み付けます。
A
B
C
A. 取付金具
B. 伝送器
C. レールクリップ
レールマウント伝送器 (リモートマウントセンサ付き )
複合アセンブリの最小構成で使用する部品:
リモートマウント伝送器
一体型センサと端子ブロック
一体型接続ヘッド
標準拡張部
ねじ式サーモウェル
7
クイックスタートガイド
センサと取付アクセサリの詳細情報については、メトリックセンサの製品
データシートを参照してください。
下記の手順に従ってアセンブリを完成させてください。
1. 伝送器を適切なレールとパネルに取り付けます。
2. サーモウェルをパイプまたはプロセス容器の壁面に取り付けます。圧力
を加える前に、サーモウェルを取り付け、締め付けてください。
3. センサを接続ヘッドに取り付け、一体となったアセンブリ全体をサーモ
ウェルに取り付けます。
4. センサリード線を適切な長さ分、センサ端子ブロックに取り付けて接続
します。
5. 接続ヘッドのカバーを取り付けて締めます。耐圧防爆要件を満たすた
め、筐体のカバーは完全にはめ込まなければなりません。
6. センサのリード線をセンサアセンブリから伝送器に接続します。
7. センサと電源のリード線を伝送器に取り付けます。リード線や端子に触
らないでください。
2016 年 9 月
A
B
A. レールマウント伝送器
B. ケーブルグランド付きセンサリード線
C. 端子ブロック付き一体型センサ
C
D
E
F
D. 接続ヘッド
E. 標準拡張部
F. ねじ式サーモウェル
レールマウント伝送器 (ねじ式センサ付き )
複合アセンブリの最小構成で使用する部品:
フライングヘッド付きねじ式センサ
ねじ式センサ接続ヘッド
ユニオンおよびニップル拡張部アセンブリ
ねじ式サーモウェル
センサと取付アクセサリの詳細情報については、Rosemount センサの製品デー
タシートのボリューム 1 を参照してください。
下記の手順に従ってアセンブリを完成させてください。
1. 伝送器を適切なレールとパネルに取り付けます。
8
2016 年 9 月
クイックスタートガイド
2. サーモウェルをパイプまたはプロセス容器の壁面に取り付けます。圧力を
加える前に、サーモウェルを取り付け、締め付けてください。
3. 必要な拡張部ニップルとアダプタを取り付けます。ニップルとアダプタの
ねじ部分をシリコンテープで密閉します。
4. センサをサーモウェルにねじで締めます。過酷な使用環境で必要とされる
場合、あるいは安全規定の要件となっている場合は、ドレインシールを取
り付けます。
5. 接続ヘッドをセンサにねじで締めます。
6. センサのリード線ワイヤを接続ヘッドの端子に取り付けます。
7. 接続ヘッドから、追加分のセンサリード線ワイヤを伝送器に取り付けます。
8. 接続ヘッドのカバーを取り付けて締めます。耐圧防爆要件を満たすため、
筐体のカバーは完全にはめ込まなければなりません。
9. センサと電源のリード線を伝送器に取り付けます。リード線や端子に触ら
ないでください。
A B C D E
A. レールマウント伝送器
B. ねじ式センサ接続ヘッド
C. ねじ式センサ
B. 標準拡張部
E. ねじ式サーモウェル
3.0 配線接続
配線図は伝送器の上部ラベルをご覧ください。
伝送器を作動させるには外部電源が必要です。
伝送器の電源端子全体にわたり、12 ~ 42.4 Vdc の電力が必要です (電源端
子の定格は 42.4 Vdc です)。
注
伝送器の損傷を防止するため、設定パラメータを変更する際は、端子の電圧が 12.0 Vdc
を下回らないよう注意してください。
3.1 伝送器の電源投入
1. プラスの電源リード線を「 +」 端子に接続します。マイナスの電源リード
線を「 –」端子に接続します。
2. 端子のねじを締めます。
3. 電源を投入します (12–42 Vdc)。
9
クイックスタートガイド
図 2. 電源、通信、およびセンサ端子
A
+
–
B
A. センサ端子
B. 電源 /通信端子
3.2 伝送器の接地
接地されていない熱電対、mV 、および RTD/ オームの入力
プロセスの設置状況により接地の要件は異なります。使用するセンサの種類
に応じて施設の推奨方法を用いるか、接地オプション 1 ( 最も一般的な方法)
をまず試みてください。
オプション 1 ( 接地されたハウジング用)
1. センサの配線のシールドを伝送器のハウジングに接続します。
2. 接地されている可能性のある周囲の設備から、センサシールドが電気的
に絶縁されていることを確認してください。
3. 信号ワイヤシールドを電源の端部で接地します。
B
2016 年 9 月
A
A. センサ配線
B. 伝送器
D
C. 4-20 mA ループ
D. シールドの接地点
C
オプション 2 (接地されていないハウジング用 )
1. 信号ワイヤシールドをセンサワイヤシールドに接続します。
2. 2 つのシールドが一緒にタイでまとめられており、伝送器のハウジングか
ら電気的に絶縁されていることを確認してください。
3. シールドを電源の端部で接地します。
4. 接地されている周囲の設備から、センサシールドが電気的に絶縁されて
いることを確認してください。
10
2016 年 9 月
クイックスタートガイド
5. 伝送器から電気的に絶縁されているこれらのシールド同士を接続します
A. センサ配線
B. 伝送器
C. 4-20 mA ループ
D. シールドの接地点
オプション 3 (接地済みまたは接地されていないハウジング用 )
1. 可能な場合、センサのワイヤシールドをセンサ部位で接地します。
2. スイッチワイヤと信号ワイヤのシールドが伝送器のハウジングから電気的
に絶縁されていることを確認してください。
3. 信号ワイヤシールドは、センサワイヤシールドに接続しないでください。
4. 信号ワイヤシールドを電源の端部で接地します。
A. センサ配線
B. 伝送器
C. 4-20 mA ループ
D. シールドの接地点
接地されている熱電対の入力
オプション 4
1. センサのワイヤシールドをセンサ部位で接地します。
2. スイッチワイヤと信号ワイヤのシールドが伝送器のハウジングから電気的
に絶縁されていることを確認してください。
3. 信号ワイヤシールドは、センサワイヤシールドに接続しないでください。
4. 信号ワイヤシールドを電源の端部で接地します。
A. センサ配線
B. 伝送器
C. 4-20 mA ループ
D. シールドの接地点
11
クイックスタートガイド
4.0 ループ試験の実行
ループ試験 コマンドでは、伝送器の修理、ループの整合性、ループに設置さ
れているレコーダまたは同等の機器の動作を確認することができます。
注
このコマンドは、 Rosemount 248C 設定インターフェースでは使用できません。
4.1 ループ試験の開始
1. 外部の電流計を伝送器のループに直列に接続 (伝送器への電力が、ループ
のいずれかの個所で電流計を通るように ) します。
2. Home (ホーム) 画面で、1) Device Setup ( 機器セットアップ )、 2) Diag/Serv
(診断 /サービス )、1) Test Device (テスト機器)、1) Loop Test (ループ試験 )
を選択します。
3. 伝送器が出力する、ミリアンペアのディスクリートレベルを選択しま
す。Choose Analog Output ( アナログ出力の選択) で、1) 4 mA 、2) 20 mA
を選択するか、または 3) Other ( その他 ) を選択して 4 ~ 20 ミリアンペア
の間の値を手動で入力します。
4. Enter (入力) を選択すると、固定の出力値が表示されます。
5. OK を選択します。
6. テストループ内で、固定 mA 入力値と伝送器の mA 出力値が同じ値である
ことを確認します。
2016 年 9 月
注
2 つの値が一致しない場合、伝送器側で出力をトリムする必要があるか、現在使用し
ている電流計が故障していることを意味します。
テストが完了すると、ディスプレイはループ試験画面に戻り、別の出力値を
選択できるようになります。
4.2 ループ試験の終了
1. 5) End (終了) を選択します。
2. Enter ( 入力) を選択します。
12
2016 年 9 月
クイックスタートガイド
5.0 製品証明書
改訂 1.9
5.1 欧州連合指令情報
EC 適合宣言についてはクイックスタートガイドの巻末を参照してください。
EC 適合宣言の最新版は、 EmersonProcess.com/Rosemount
ます。
5.2 通常使用区域に関する認定
標準として、本伝送器は米連邦労働安全衛生局 (OSHA) 認定の国家認定試験
機関 (NRTL) の検査を経て FM 承認を受けており、その設計が基本的な電気
的、機械的、および防火要件を満たしていると判定されています。
5.3 北米での設置
米国電気工事規定® (NEC) およびカナダ電気工事規定 (CEC) では、ディビジョ
ンでマークされた機器をゾーンで、またゾーンでマークされた機器をディビ
ジョンで使用することができます。マーキングは、区域の分類、ガス、およ
び温度等級に適合するものである必要があります。この情報はそれぞれの規
定で明確に定義されます。
米国
E5 米国防爆
証明書: 3016555
規格: FM クラス 3600:2011 、FM クラス 3611:2004 、FM クラス 3615:2006 、
FM クラス 3810:2005、 ANSI/ISA 60079-0:2009、
ANSI/ISA 60079-11:2009、 IEC 60529: 2004、NEMA
マーキング : XP CL I, DIV 1, GP B, C, D; DIP CL II/III, DIV 1, GP E, F, G); NI CL1, DIV 2,
GP A, B, C, D (Rosemount 図面 00248-1065 に従って取り付けた場合);
タイプ 4X
からご確認いただけ
®
– 250: 1991
I5 FM 本質安全防爆
証明書: 3016555
規格: FM クラス 3600:2011 、FM クラス 3610:2010 、FM クラス 3611:2004 、
FM クラス 3810:2005、 ANSI/ISA 60079-0:2009、
ANSI/ISA 60079-11:2009、 IEC 60529: 2004、 NEMA – 250: 1991
マーキング : IS CL I/II/III, DIV 1, GP A, B, C, D, E, F, G; NI CL1, DIV 2, GP A, B, C, D
(Rosemount 図面 00248-1055 に従って取り付けた場合 ); タイプ 4X; IP66/68
カナダ
I6 カナダ本質安全防爆
証明書: 1091070
規格: CAN/CSA C22.2 No. 0-10、CSA 規格 C22.2 No. 25-1966 、CAN/CSA C22.2
No. 94-M91、 CAN/CSA C22.2 No. 157-92、 CSA C22.2 No. 213-M1987、
C22.2 No 60529-05
マーキング: IS CL I, DIV 1 GP A, B, C, D (Rosemount 図面 00248-1056 に従って取り
付けた場合); CL I DIV 2 GP A, B, C, D に最適 (Rosemount 図面
00248-1055 に従って取り付けた場合 ); タイプ 4X、 IP66/68
13
クイックスタートガイド
K6 CSA 本質安全防爆、耐圧防爆、クラス I 、ディビジョン 2
証明書: 1091070
規格: CAN/CSA C22.2 No. 0-10、CSA 規格 C22.2 No. 25-1966 、CSA 規格 C22.2
No. 30-M1986、 CAN/CSA C22.2 No. 94-M91、CSA 規格 C22.2 No.
142-M1987、 CAN/CSA C22.2 No. 157-92、 CSA C22.2 No. 213-M1987、
C22.2 No 60529-05
マーキング: XP CL I/II/III, DIV 1, GP B, C, D, E, F, G (Rosemount 図面 00248-1059 に
従って取り付けた場合); IS CL I, DIV 1 GP A, B, C, D (Rosemount 図面
00248-1056 に従って取り付けた場合 ); CL I DIV 2 GP A, B, C, D に最適
(Rosemount 図面 00248-1055 に従って取り付けた場合 ); タイプ 4X、
IP66/68 電線管シール不要
ヨーロッパ
E1 ATEX 耐圧防爆
証明書: FM12ATEX0065X
規格: EN 60079-0: 2012 、EN 60079-1: 2007、EN 60529:1991 +A1:2000
マーキング: II 2 G Ex d IIC T6…T1 Gb, T6(–50 °C ≤ T
T
≤ +60 °C)
a
プロセス温度については製品証明書の最後にある 表 2 を参照してください。
安全な使用に関する特別条件 (X):
1. 周囲温度範囲については、証明書を参照してください。
2. 非金属性ラベルには静電気が溜まり、グループ III 環境で発火源となる可能性があ
ります。
3. 4 ジュールを超える衝撃エネルギーに対して LCD ディスプレイカバーを守ります。
4. 耐圧防爆ジョイントは修理対象ではありません。
5. 筐体オプション「N」で温度プローブに接続するには、適切な Ex d または Ex tb 認
定を受けた筐体が必要です。
6. 機器の外部表面ならびに DIN 式センサプローブのネック部分の温度が 130 °C を超
えないよう、現地にて十分注意してください。
7. 規格外の塗料を選択すると、静電気放電によるリスクが生じる可能性があります。
塗装面に静電気が蓄積するおそれがある設置は避け、塗装面を拭く時は湿った布の
みを使用してください。特殊オプションコードを使用して塗料を注文する場合、詳
細はメーカーにお問い合わせください。
≤ +40 °C)、 T5…T1(–50 °C ≤
a
2016 年 9 月
I1 ATEX 本質安全防爆
証明書: Baseefa03ATEX0030X
規格: EN 60079-0: 2012 、EN 60079-11: 2012
マーキング: II 1 G Ex ia IIC T5/T6 Ga, T5(–60 °C ≤ T
+60 °C)
≤ +80 °C)、 T6(–60 °C ≤ Ta ≤
a
エンティティパラメータについては、製品証明書の最後にある表 2 を参照してくだ
さい。
安全な使用に関する特別条件 (X):
1. 本機器は、少なくとも IP20 の保護レベルを実現する筐体に設置する必要がありま
す。非金属性筐体の場合は表面抵抗が 1G Ω 未満である必要があります。また、軽
合金やジルコニウム製筐体の場合は衝撃や摩擦から保護されるように取り付けてく
ださい。
N1 ATEX タイプ n ( 筐体付き)
証明書: BAS00ATEX3145
規格: EN 60079-0:2012 、EN 60079-15:2010
マーキング: II 3 G Ex nA IIC T5 Gc (–40 °C ≤ T
≤ +70 °C)
a
14
2016 年 9 月
クイックスタートガイド
NC ATEX タイプ n ( 筐体なし)
証明書: Baseefa13ATEX0045X
規格: EN 60079-0:2012 、EN 60079-15:2010
マーキング: II 3 G Ex nA IIC T5 Gc (–40°C ≤ T
≤ +70°C)
a
安全な使用に関する特別条件 (X):
1. Rosemount 248 温度伝送器は、IEC 60529 および IEC 60079-15 に準拠した IP54 以上
の保護等級を有する、適切な認定を受けた筐体の中に設置する必要があります。
ND ATEX 防塵
証明書: FM12ATEX0065X
規格: EN 60079-0: 2012、EN 60079-31: 2009、EN 60529:1991 +A1:2000
マーキング: II 2 D Ex tb IIIC T130 °C Db、(–40 °C ≤ T
プロセス温度については製品証明書の最後にある表 2 を参照してください。
≤ +70 °C); IP66
a
安全な使用に関する特別条件 (X):
1. 周囲温度範囲については、証明書を参照してください。
2. 非金属性ラベルには静電気が溜まり、グループ III 環境で発火源となる可能性があ
ります。
3. 4 ジュールを超える衝撃エネルギーに対して LCD ディスプレイカバーを守ります。
4. 耐圧ジョイントは修理対象ではありません。
5. 筐体オプション「N」で温度プローブに接続するには、適切な Ex d または Ex tb 認
定を受けた筐体が必要です。
6. 機器の外部表面ならびに DIN 式センサプローブのネック部分の温度が 130 °C を超
えないよう、現地にて十分注意してください。
7. 規格外の塗料を選択すると、静電気放電によるリスクが生じる可能性があります。
塗装面に静電気が蓄積するおそれがある設置は避け、塗装面を拭く時は湿った布の
みを使用してください。特殊オプションコードを使用して塗料を注文する場合、詳
細はメーカーにお問い合わせください。
インターナショナル
E7 IECEx 耐圧防爆
証明書: IECEx FMG 12.0022X
規格: IEC 60079-0:2011 、IEC 60079-1:2007-04
マーキング: Ex d IIC T6…T1 Gb 、T6(–50 °C ≤ T
プロセス温度については製品証明書の最後にある表 2 を参照してください。
安全な使用に関する特別条件 (X):
1. 周囲温度範囲については、証明書を参照してください。
2. 非金属性ラベルには静電気が溜まり、グループ III 環境で発火源となる可能性があ
ります。
3. 4 ジュールを超える衝撃エネルギーに対して LCD ディスプレイカバーを守ります。
4. 耐圧防爆ジョイントは修理対象ではありません。
5. 筐体オプション「N」で温度プローブに接続するには、適切な Ex d または Ex tb 認
定を受けた筐体が必要です。
6. 機器の外部表面ならびに DIN 式センサプローブのネック部分の温度が 130 °C を超
えないよう、現地にて十分注意してください。
7. 規格外の塗料を選択すると、静電気放電によるリスクが生じる可能性があります。
塗装面に静電気が蓄積するおそれがある設置は避け、塗装面を拭く時は湿った布の
みを使用してください。特殊オプションコードを使用して塗料を注文する場合、詳
細はメーカーにお問い合わせください。
≤ +40 °C)、 T5…T1(–50 °C ≤ T a ≤ +60 °C)
a
15
クイックスタートガイド
I7 IECEx 本質安全防爆
証明書: IECEx BAS 07.0086X
規格: IEC 60079-0:2011 、IEC 60079-11:2011
マーキング: Ex ia IIC T5/T6 Ga 、T5(–60 °C ≤ T
エンティティパラメータについては、製品証明書の最後にある表 2 を参照してくだ
≤ +80 °C)、 T6(–60 °C ≤ Ta ≤ +60 °C)
a
さい。
安全な使用に関する特別条件 (X):
1. 本機器は、少なくとも IP20 の保護レベルを実現する筐体中に設置する必要があり
ます。非金属性筐体の場合は表面抵抗が 1G Ω 未満である必要があります。また、
軽合金やジルコニウム製筐体の場合は衝撃や摩擦から保護されるように取り付けて
ください。
N7 IECEx タイプ n ( 筐体付き)
証明書: IECEx BAS 07.0055
規格: IEC 60079-0:2011 、IEC 60079-15:2010
マーキング: Ex nA IIC T5 Gc; T5(–40 °C ≤ T
≤ +70 °C)
a
NG IECEX タイプ n ( 筐体なし)
証明書: IECEx BAS 13.0029X
規格: IEC 60079-0:2011 、IEC 60079-15:2010
マーキング: Ex nA IIC T5/T6 Gc; T5(–60 °C ≤ T
≤ +80 °C)、 T6(–60 °C ≤ Ta ≤ +60 °C)
a
安全な使用に関する特別条件 (X):
1. Rosemount 248 温度伝送器は、IEC 60529 および IEC 60079-15 に準拠した IP54 以上
の保護等級を有する、適切な認定を受けた筐体の中に設置する必要があります。
中国
E3 NEPSI 耐圧防爆
証明書: GYJ16.1335X
規格: GB3836.1-2010 、GB3836.2-2010
マーキング: Ex d IIC T6
+60 °C)
安全な使用に関する特別条件 (X):
1. 周辺温度範囲 : T6…T1(–50 °C ≤ T
2. 筐体内のアース接続装置は確実に接続してください。
3. 設置時には、耐圧防爆ハウジングに害が及ばないようにしてください。
4. 危険な場所での設置時には、ケーブルグランド、電線管、ブランキングプラグは、
Ex d IIC Gb 等級に関して国指定の検査団体によって認可を受けたものを使用してく
ださい。
5. 爆発性ガス環境での設置、使用、保守を行う時には、「電力供給中に開けないでく
ださい」という警告を順守してください。
6. エンドユーザーは内部部品を変更することはできません。問題を解決するには、製
品に損傷を与えないよう、メーカーにご連絡ください。
7. 本製品を設置、使用および保守する際は、
GB3836.13-192013「爆発性ガス環境で使用する電気装置、第 13 部 : 爆発性ガス環境
で使用する電気装置の修理およびオーバーホール」、
GB3836.15-2000「爆発性ガス雰囲気で使用する電気装置、第 15 部: 危険区域 (鉱山
以外) での電気的設備」、
GB3836.16-2006「爆発性ガス雰囲気で使用する電気装置、第 16 部: 電気的設備 (鉱
山以外) の点検および保守」、
GB50257-2015「可燃性環境で使用する電気装置および火災の危険性のある電気設
備の設置作業の構造および承認に関する規則」の各規格に従ってください。
~
T1 Gb: T6…T1(–50 °C ≤ T a ≤ +40 °C) T5…T1 (–50 °C ≤ Ta ≤
≤ +40 °C) T5…T1 (–50 °C ≤ Ta ≤ +60 °C)
a
2016 年 9 月
16
2016 年 9 月
I3 NEPSI 本質安全防爆
証明書: GYJ16.1334X
規格: GB3836.1-2010 、GB3836.4-2010 、GB3836.20-2010
マーキング: Ex ia IIC T5/T6 Ga; T5(–60 °C ≤ T
エンティティパラメータについては、製品証明書の最後にある表 2 を参照してくだ
≤ +80 °C)、 T6(–60 °C ≤ Ta ≤ +60 °C)
a
さい。
安全な使用に関する特別条件 (X):
1. 記号「X」は、使用に関する特別条件を示すために使用されています。
a. 筐体には軽金属が含まれる場合があるため、衝撃または摩擦によって発火の危険
を避けるよう注意してください。
b. 本機器は、少なくとも IP20 の保護レベルを実現する筐体の中に設置する必要が
あります。非金属製の筐体は、少なくとも 1G Ω 未満の表面抵抗が必要です。
2. T コードと周囲温度範囲の間の関係は次のとおりです。
T コード 温度レンジ
T6 –60 °C ≤ T
T5 –60 °C ≤ T
≤ +60 °C
a
≤ +80 °C
a
3. 本質安全防爆パラメータ:
HART ループ端子 (+ および –)
クイックスタートガイド
最大入力電圧
U
(V)
i
30 130 1.0 3.6 0
最大入力電流
I
(mA)
i
最大入力電力 :
P
(W)
i
最大内部パラメータ
Ci (nF) Li (mH)
上記の電力はリニア電源から給電するものとします。
センサ端子 (1 ~ 4)
最大出力電圧
U
(V)
o
45 26 290 2.1 0
最大出力電流
I
(mA)
o
最大出力電力 :
P
(mW)
o
最大内部パラメータ
Ci (nF) Li (mH)
センサ端子 (1 ~ 4)
グループ
IIC 23.8 23.8
IIB 237.9 87.4
IIA 727.9 184.5
最大外部パラメータ
Co (nF) Lo (mH)
4. 本製品は、爆発性ガス雰囲気で使用できる防爆システムとして確立させるための
Ex 認証を受けた関連機器とともに使用する必要があります。配線と端子は、製品
および関連装置の操作マニュアルに従ってください。
17
クイックスタートガイド
5. 本製品と関連機器との間のケーブルには、シールドケーブルを使用してください
(ケーブルは絶縁シールドが必要です)。シールドケーブルは、危険ではない区域
で確実に接地してください。
6. エンドユーザーは内部部品を変更することはできません。問題を解決するには、製
品に損傷を与えないよう、メーカーにご連絡ください。
7. 本製品を設置、使用および保守するときは、
GB3836.13-1997「爆発性ガス環境で使用する電気装置、第 13 部 : 爆発性ガス環境で
使用する電気装置の修理およびオーバーホール」
GB3836.15-2000「爆発性ガス雰囲気で使用する電気装置、第 15 部: 危険区域 (鉱山
以外) での電気的設備」
GB3836.16-2006「爆発性ガス雰囲気で使用する電気装置、第 16 部: 電気的設備 (鉱
山以外) の点検および保守」
GB50257-1996「可燃性環境で使用する電気装置および火災の危険性のある電気設
備の設置作業の構造および承認に関する規則」
EAC
EM 関税同盟技術規則 (EAC) 耐圧防爆
証明書: TC RU C-US.AA87.B.00057
マーキング: 1Ex d IIC T6…T1 Gb X 、T6(–50 °C ≤ T
+60 °C); IP66/IP67
安全な使用に関する特別条件 (X):
1. 特別条件については証明書を参照してください。
IM 関税同盟技術規則 (EAC) 本質安全防爆
証明書: TC RU C-US.AA87.B.00057
マーキング: 0Ex ia IIC T5 、T6 Ga X 、T6(–60 °C ≤ T
IP66/IP67
安全な使用に関する特別条件 (X):
1. 特別条件については証明書を参照してください。
≤ +40 °C)、 T5…T1(–50 °C ≤ Ta ≤
a
≤ +60 °C)、 T5(–60 °C ≤ T a ≤ +80 °C);
a
2016 年 9 月
組み合わせ
K5 E5 と I5 の組み合わせ
KM EM と IM の組み合わせ
18
2016 年 9 月
表
表 2 プロセス温度
クイックスタートガイド
温度等級 周囲温度
T6
T5
T4
T3
T2
T1
–50 °C ~ +40 °C
–50 °C ~ + 60 °C
–50 °C ~ + 60 °C
–50 °C ~ + 60 °C
–50 °C ~ + 60 °C
–50 °C ~ + 60 °C
プロセス温度 (LCD ディスプレイカバーなし)
拡張部なし
55 55 60 65
70 70 70 75
100 110 120 130
170 190 200 200
280 300 300 300
440 450 450 450
(°C)
3-in. 6-in. 9-in.
表 3 エンティティパラメータ
パラメータ HART ループ端子 (+/–) センサ端子 (1 ~ 4)
電圧 U
i
電流 I
i
電力 P
i
静電容量 C
インダクタンス L
i
i
30 V 45 V
130 mA 26 mA
1 W 290 mW
3.6 nF 2.1 nF
0 mH 0 µH
追加証明書 (Rosemount 248 ヘッドマウントのみ )
SBS アメリカ船級協会 (ABS) 型式認定
証明書: 11-HS771994B-1-PDA
使用目的: 船舶および海上温度測定
SBV フランス船級協会 (BV) 型式認定
証明書: 26325
要件: 鋼鉄製船舶の分類に関するフランス船級協会規定
適用: クラス表記:AUT-UMS、AUT-CCS、AUT-PORT および AUT-IMS (温度伝送
器はディーゼルエンジンに取付不可)
SDN デット・ノルスケ・ベリタス (DNV) 型式認定
証明書:A-14187
使用目的: 船舶、高速度、軽量クラフトおよびデット ノルスケ ベリタスによるオ
フショア規格の分類に関するデット ノルスケ ベリタス規定
適用:
場所の分類
温度
湿度
振動
EMC ( 電磁両立性 )
筐体 B/IP66 Al 、C/IP66: SST
D
B
A
A
SLL ロイド・レジスター (LR) 型式認定
証明書: 11/60002
適用: ENV1 、ENV2 、ENV3 、およびENV5 の環境カテゴリ
19
クイックスタートガイド
図 3. Rosemount 248 適合宣言
2016 年 9 月
20
2016 年 9 月
クイックスタートガイド
21
クイックスタートガイド
2016 年 9 月
22
2016 年 9 月
EU ㆡㆡวት⸒
No: RMD 1049 Rev. J
1 / 3 ࡍࠫ
ᒰ␠ޔ
Rosemount, Inc.
8200 Market Boulevard
Chanhassen, MN 55317-9685
USA
ߪޔᒰ␠න⁛ߩ⽿છߩߦޔ
Rosemount 248 ᐲવㅍེ
⸥ຠߩㅧరޔᚲ߇એߩߣ߅ࠅߢࠅޔ
Rosemount, Inc.
8200 Market Boulevard
Chanhassen, MN 55317-9685
USA
ᧄት⸒ᦠ߇㑐ଥߔࠆߣߎࠈߩ⸥ຠ߇ޔઃࠬࠤࠫࡘ࡞ߦ␜ߐࠇࠆࠃ߁ߦޔᦨᣂߩ
ୃᱜࠍ᰷Ꮊㅪวᜰߩⷙቯߦㆡวߒߡࠆߎߣࠍት⸒ߒ߹ߔޕ
ㆡวߩ೨ឭߣߥࠆߩߪޔઃࠬࠤࠫࡘ࡞ߦ␜ߐࠇߡࠆࠃ߁ߦޔ⺞ߩขࠇߚᛛⴚⷙ
ᩰߩㆡ↪ޔ߅ࠃ߮ᒰߔࠆ႐ว߽ߒߊߪḰߩᔅⷐ߇ࠆ႐วߦߪޔ᰷Ꮊㅪวߩ⸽ᯏ
㑐ߩ⸽ߦၮߠߡࠆߎߣߢߔޕ
クイックスタートガイド
(᳁ฬ)
(ᓎ⡯)
(
)
23
クイックスタートガイド
EU ㆡㆡวት⸒
No: RMD 1049 Rev. J
2 / 3 ࡍࠫ
EMC
ᜰ (2004/108/EC) (ᧄᜰߩലᦼ㒢ߪ 2016 ᐕ 4 19 ᣣ߹ߢߣߔࠆ )
EMC
ᜰ (2014/30/EU) (ᧄᜰߪ 2016 ᐕ 4 20 ᣣ߆ࠄ⊒ലߔࠆ߽ߩߣߔࠆ )
ᢛวⷙᩰ: EN61326-1:2013 ޔEN61326-2-3:2013
ATEX ᜰ (94/9/EC) (ᧄᜰߩലᦼ㒢ߪ 2016 ᐕ 4 19 ᣣ߹ߢߣߔࠆ )
ATEX
ᜰ (2014/34/EU) (ᧄᜰߪ 2016 ᐕ 4 20 ᣣ߆ࠄ⊒ലߔࠆ߽ߩߣߔࠆ )
Baseefa03ATEX0030X – ᧄ⾰ో⸽ᦠ
ᯏེࠣ࡞ࡊ IIޔࠞ࠹ࠧ 1 G
Ex ia IIC T5/T6 Ga
ᢛวⷙᩰ :
EN 60079-0: 2012ޔ EN 60079-11: 2012
BAS00ATEX3145 – ࠲ࠗࡊ n ⸽ᦠ
ⵝ⟎ࠣ࡞ࡊ II ޔࠞ࠹ࠧ 3 G
Ex nA IIC T5 Gc
ᢛวⷙᩰ :
EN 60079-0: 2012ޔ EN 60079-15: 2010
Baseefa13ATEX0045X – ࠲ࠗࡊ n ⸽ᦠޔ╲ࠝࡊ࡚ࠪࡦߥߒ
ⵝ⟎ࠣ࡞ࡊ II ޔࠞ࠹ࠧ 3 G
Ex nA IIC T5/T6 Gc
ᢛวⷙᩰ :
EN 60079-0: 2012ޔ EN 60079-15: 2010
FM12ATEX0065X – ⠴㒐⸽ᦠ
ⵝ⟎ࠣ࡞ࡊ II ޔࠞ࠹ࠧ 2 G
Ex d IIC T6…T1 Gb
ᢛวⷙᩰ :
EN60079-0:2012ޔ EN60079-1:2007
FM12ATEX0065X – 㒐Ⴒᕈ⸽ᦠ
ᯏེࠣ࡞ࡊ II ޔࠞ࠹ࠧ 2 D
Ex tb IIIC T130°C Db
ᢛวⷙᩰ :
EN60079-0:2012ޔ EN60079-31:2009
2016 年 9 月
24
2016 年 9 月
EU ㆡㆡวት⸒
No: RMD 1049 Rev. J
3 / 3 ࡍࠫ
ATEX
⸽ᯏ㑐
FM Approvals Ltd. [⸽ᯏ㑐⇟ภ㧦 1725]
1 Windsor Dials
Windsor, Berkshire, SL4 1RS
United Kingdom
SGS Baseefa Limited [ᯏ㑐⇟ภ : 1180]
Rockhead Business Park Staden Lane
SK17 9RZ Buxton
United Kingdom (⧷࿖)
ຠ⾰⸽ߩ ATEX ⸽ᯏ㑐
SGS Baseefa Limited [ᯏ㑐⇟ภ : 1180]
Rockhead Business Park Staden Lane
SK17 9RZ Buxton
United Kingdom (⧷࿖)
クイックスタートガイド
25
クイックスタートガイド
ᴹ
China RoHS
㇑᧗⢙䍘䎵䗷ᴰབྷ⎃ᓖ䲀٬Ⲵ䜘Ԧරࡇ㺘
Rosemount 248
List of Rosemount 248 Parts with China RoHS Concentration above MCVs
ᴹᇣ⢙䍘䍘Hazardous Substances
Hexavalent
Chromium
(Cr +6)
Polybrominated
biphenyls
(PBB)
ཊⓤ㚄㚄㤟䟊
Polybrominated
diphenyl ethers
⭥ᆀ㓴Ԧ
Electronics
Assembly
ᵜ㺘Ṭ㌫ᦞ
SJ/T11364
Ⲵ㿴ᇊ㘼ࡦ
This table is proposed in accordance with the provision of SJ/T11364.
O:
Ѫ䈕䜘ԦⲴᡰᴹ൷䍘ᶀᯉѝ䈕ᴹᇣ⢙䍘Ⲵ䟿൷վҾ
GB/T 26572
ᡰ㿴ᇊⲴ䲀䟿㾱≲
O: Indicate that said hazardous substance in all of the homogeneous materials for this part is below the limit requirement of
GB/T 26572.
X:
Ѫ൘䈕䜘Ԧᡰ֯⭘Ⲵᡰᴹ൷䍘ᶀᯉ䟼ˈ㠣ቁᴹа㊫൷䍘ᶀᯉѝ䈕ᴹᇣ⢙䍘Ⲵ䟿儈Ҿ
GB/T 26572
ᡰ㿴ᇊⲴ䲀䟿㾱≲
X: Indicate that said hazardous substance contained in at least one of the homogeneous materials used for this part is above
the limit requirement of GB/T 26572.
2016 年 9 月
26
2016 年 9 月
クイックスタートガイド
27
グローバル本社
Emerson Process Management
6021 Innovation Blvd.
Shakopee, MN 55379, USA ( 米国 )
+1 800 999 9307 または +1 952 906 8888
+1 952 949 7001
RFQ.RMD-RCC@EmersonProcess.com
北米地域事務所
Emerson Process Management
8200 Market Blvd.
Chanhassen, MN 55317 USA ( 米国 )
+1 800 999 9307 または +1 952 906 8888
+1 952 949 7001
RMT-NA.RCCRFQ@Emerson.com
南米地域事務所
Emerson Process Management
1300 Concord Terrace, Suite 400
Sunrise Florida 33323 USA ( 米国 )
+1 954 846 5030
+1 954 846 5121
RFQ.RMD-RCC@EmersonProcess.com
ヨーロッパ地域事務所
Emerson Process Management Europe GmbH
Neuhofstrasse 19a P.O. Box 1046
CH 6340 Baar
Switzerland ( スイス )
+41 (0) 41 768 6111
+41 (0) 41 768 6300
RFQ.RMD-RCC@EmersonProcess.com
クイックスタートガイド
00825-0104-4825, Rev GA
2016 年 9 月
Linkedin.com/company/Emerson-Process-Management
Twitter.com/Rosemount_News
Facebook.com/Rosemount
Youtube.com/user/RosemountMeasurement
アジア太平洋地域事務所
Emerson Process Management Asia Pacific Pte Ltd
1 Pandan Crescent
Singapore 128461 ( シンガポール )
+65 6777 8211
+65 6777 0947
Enquiries@AP.EmersonProcess.com
日本エマソン株式会社
エマソン・オートメーション・ソリューションズ
東京都品川区東品川 1-2-5
RIVERSIDE 品川港南ビル 4F
+81 3 5769 6800
+81 3 5843
Google.com/+RosemountMeasurement
標準販売契約条件は
www.Emerson.com/en-us/Pages/Terms-of-Use.aspx をご覧ください。
Emerson のロゴは、 Emerson Electric Co. の商標およびサービス
マークです。
AMS、 Rosemount、および Rosemount のロゴタイプは、
Emerson Process Management の商標です。
HART は FieldComm Group の登録商標です。
PROFIBUS は PROFINET International (PI) の登録商標です。
NEMA は National Electrical Manufacturers Association の登録商
標およびサービスマークです。
National Electrical Code は National Fire Protection Association, Inc.
の登録商標です。
その他のマークはすべて各所有者に帰属します。
© 2016 Emerson Process Management. All rights reserved.