取扱説明書
パッケージ内容の確認
R-09HRは、以下を付属しています。パッケージを開けたら、すべてのものが入っているか
確認してください。不足している場合は、お買い上げになった販売店までご連絡ください。
※製品および付属品の外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
R-09HR
ACアダプター
R-09HR専用のACアダ
プターです。
必ずこのACアダプターを
お使いください。
USBケーブル(ミニBタイプ)
パソコンのUSB端子とR-09HRを接続す
るためのケーブルです。
ACアダプター、USBケーブル
が破損などにより新しいものが
必要になった場合には、保証書
の封筒に記載されている「修理
に関するお問い合わせ」までお
問い合わせください。
専用カバー
R-09HRを傷から保
護します。
また、市販のカメラ
用三脚が取り付けら
れるようになります。
→『専用カバーの取り付けかた』(P.16)
リモコン
SDメモリー・カード
R-09HRで録音や再生を行うときに必要な
メモリー・カードです。
※デモ・ソングが収録されています。
取扱説明書
本書です。常に手元におい
て、いつでも参照できるよう
にしてください。
ローランドユーザー登録カード
R-09HRのユーザーとして登
録していただくための登録
カードです。ローランドユー
ザー登録カードに記載されて
いる登録方法をお読みにな
り、必ずユーザー登録をして
ください。
保証書
R-09HR本体の保証書です。
保証期間内にR-09HRの修理を受ける際に必
要ですので、記載事項を確認の上、大切に保
管してください。
保証書の封筒に記載されている『修理に関する
お問い合わせ』はR-09HR本体の修理に関する
問い合わせ先です。R-09HRの操作などに関す
るお問い合わせは、巻末に記載の『お問い合わ
せの窓口』までご連絡ください。
リチウム電池
CD-ROM
Cakewalk「AudioCreatorLE」
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」と「使用上のご注意」(P.6)を
よくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお
読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
安全上のご注意
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想
定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が
傷害を負う危険が想定される場合
および物的損害のみの発生が想定
される内容を表わしています。
※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大
損害を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告 警告
002c
● この機器および AC アダプターを分解した
り、改造したりしないでください。
..............................................................................
003
● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書
かれていないことは、絶対にしないでくだ
さい。必ずお買い上げ店またはローランド
お客様相談センターに相談してください。
..............................................................................
004
● 次のような場所に設置しないでください。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当た
る場所、暖房機器の近く、発熱する機器
の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床
など)や湿度の高い場所
○ 湯気や油煙が当たる場所
○ 塩害の恐れがある場所
○ 雨に濡れる場所
○ ほこりや砂ぼこりの多い場所
○ 振動や揺れの多い場所
..............................................................................
007
● この機器を、ぐらつく台の上や傾いた場所
に設置しないでください。必ず安定した水
平な場所に設置してください。
..............................................................................
図記号の例
は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま
す。
具体的な注意内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を
表わしています。
は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい
ます。
具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
●
は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜
くこと」を表わしています。
008c
● AC アダプターは、必ず付属のものを、
AC100V の電源で使用してください。
...............................................................................
008e
● 電源コードは、必ず付属のものを使用して
ください。また、付属の電源コードを他の
製品に使用しないでください。
...............................................................................
009
● 電源コードを無理に曲げたり、電源コード
の上に重いものを載せたりしないでくださ
い。電源コードに傷がつき、ショートや断
線の結果、火災や感電の恐れがあります。
...............................................................................
010
● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、
アンプ、スピーカーと組み合わせて使用し
た場合、設定によっては永久的な難聴にな
る程度の音量になります。大音量で、長時
間使用しないでください。万一、聴力低下
や耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて
専門の医師に相談してください。
●
の中に描かれています。
...............................................................................
3
011
警告 警告
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬
貨、針金など)や液体(水、ジュースな
ど)を絶対に入れないでください。
021
● 付属のリモコンのリチウム電池は、充電、
加熱、分解したり、または火や水の中に入
れたりしないでください。
..............................................................................
012b
● 次のような場合は、直ちに電源を切って
AC アダプターをコンセントから外し、お
買い上げ店またはローランドお客様相談セ
ンターに修理を依頼してください。
○ AC アダプター本体、電源コード、また
はプラグが破損したとき
○ 煙が出たり、異臭がしたとき
○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれた
りしたとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき
○ 機器に異常や故障が生じたとき
..............................................................................
013
● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子
様の取り扱いやいたずらに注意してくださ
い。必ず大人のかたが、監視/指導してあ
げてください。
..............................................................................
014
● この機器を落としたり、この機器に強い衝
撃を与えないでください。
..............................................................................
015
● 電源は、タコ足配線などの無理な配線をし
ないでください。特に、電源タップを使用
している場合、電源タップの容量(ワット
/アンペア)を超えると発熱し、コードの
被覆が溶けることがあります。
..............................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店また
はローランドお客様相談センターに相談し
てください。
..............................................................................
019
● 電池は、充電、加熱、分解したり、または
火や水の中に入れたりしないでください。
..............................................................................
020
● 付属のリモコンのリチウム電池は、お子様
の手の届かないところに置いてください。
誤って電池を飲み込んだ場合は、直ちに医
師と相談してください。
..............................................................................
...............................................................................
023
● CD-ROM を、一般のオーディオ CD プ
レーヤーで再生しないで下さい。大音量に
よって耳を痛めたり、スピーカーを破損す
る恐れがあります。
...............................................................................
027
● 付属のリモコンのリチウム電池を、日光、
炎、または同様の過度の熱にさらさないで
ください。
...............................................................................
注意
101b
● この機器と AC アダプターは、風通しのよ
い、正常な通気が保たれている場所に設置
して、使用してください。
...............................................................................
102c
● AC アダプターを機器本体やコンセントに
抜き差しするときは、必ずプラグを持って
ください。
...............................................................................
103b
● 定期的に AC アダプターを抜き、乾いた布
でプラグ部分のゴミやほこりを拭き取って
ください。また、長時間使用しないとき
は、AC アダプターをコンセントから外し
てください。AC アダプターとコンセント
の間にゴミやほこりがたまると、絶縁不良
を起こして火災の原因になります。
...............................................................................
104
● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にな
らないように配慮してください。特に、
コードやケーブル類は、お子様の手が届か
ないように配慮してください。
...............................................................................
106
● この機器の上に乗ったり、機器の上に重い
ものを置かないでください。
...............................................................................
107c
● 濡れた手で AC アダプターのプラグを持っ
て、機器本体やコンセントに抜き差ししな
いでください。
...............................................................................
108b
● この機器を移動するときは、AC アダプ
ターをコンセントから外し、外部機器との
接続を外してください。
...............................................................................
4
109b
注意
● お手入れをするときには、電源を切って
AC アダプターをコンセントから外してく
ださい(P.22)。
..............................................................................
110b
● 落雷の恐れがあるときは、早めに AC アダ
プターをコンセントから外してください。
..............................................................................
111(選択)
● 電池の使いかたを間違えると、破裂した
り、液漏れしたりします。次のことに注意
してください(P.23)。
1
○ 電池の + と - を間違えないように、指示
どおり入れてください。
2
○ 新しい電池と一度使用した電池や、違う
種 類の電 池を 混ぜて 使用し ないで くだ
さい。
3
○ 長時間使用しないときは、電池を取り出
しておいてください。
5
○ 液漏れを起こした場合は、柔らかい布で
電 池ケー スに ついた 液をよ くふき とっ
てから新しい電池を入れてください。ま
た、漏れた液が身体についた場合は、皮
膚に炎症を起こす恐れがあります。また
眼 に入る と危 険です のです ぐに水 でよ
く洗い流してください。
6
○ 電池を、金属性のボールペン、ネックレ
ス、ヘ アピンなどと 一緒に携帯した り、
保管したりしないでください。
..............................................................................
112
● 使用済みの電池は、各市町村のゴミ分別収
集のしかたに従って、捨ててください。
..............................................................................
113
● 付属のリモコンのリチウム電池は、必ず指
定のもの(CR2025)を使用して、+ と を間違えないように指示どおり入れてくだ
さい(P.25)。
..............................................................................
113-50
● 電池を間違えて交換した場合、爆発の危険
があります。同じ電池または同等の型の電
池のみと交換してください。
..............................................................................
114
● 使用済みの付属リモコンのリチウム電池
は、各地域のゴミ分別収集のしかたに従っ
て、捨ててください。
..............................................................................
118c
● 付属のリモコンから取り外した電池ホル
ダーやリチウム電池は、小さなお子様が
誤って飲み込んだりすることのないようお
子様の手の届かないところへ保管してくだ
さい。
..............................................................................
5
使用上のご注意
電源、電池のセットや交換について
301
● 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンな
どのインバーター制御の製品やモーターを使った
電気製品が接続されているコンセントと同じコン
セントに接続しないでください。電気製品の使用
状況によっては、電源ノイズにより本機が誤動作
したり、雑音が発生する恐れがあります。電源コ
ンセントを分けることが難しい場合は、電源ノイ
ズ・フィルターを取り付けてください。
302
● AC アダプターを長時間使用すると AC アダプ
ター本体が多少発熱しますが、故障ではありませ
ん。
304a
● 電池のセットや交換は、誤動作やスピーカーなど
の破損を防ぐため、他の機器と接続する前にこの
機器の電源を切った状態で行なってください。
追加
● お使いになる電池の注意文表示や取扱説明書をよく
読んでお使いください。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を
防ぐため、必ずすべての機器の電源を切ってくださ
い。
設置について
351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トラ
ンスを持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導
することがあります。この場合は、この機器との
間隔や方向を変えてください。
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、
テレビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が
出ることがあります。この場合は、この機器を遠
ざけて使用してください。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用する
と、着信時や発信時、通話時に本機から雑音が出
ることがあります。この場合は、それらの機器を
本機から遠ざけるか、もしくは電源を切ってくだ
さい。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、
閉め切った車内などに放置しないでください。変
形、変色することがあります。
355b
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水
滴がつく(結露)ことがあります。そのまま使用
すると故障の原因になりますので、数時間放置し、
結露がなくなってから使用してください。
360
● 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては
本機のゴム足が、設置した台などの表面を変色ま
たは変質させることがあります。
ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心し
てお使いいただけます。この場合、本機が滑って
動いたりしないことを確認してからお使いくださ
い。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、
堅く絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れ
が激しいときは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭
き取ってから、柔らかい布で乾拭きしてください。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよ
びアルコール類は、使用しないでください。
修理について
451c
● お客様がこの機器や AC アダプターを分解、改造
された場合、以後の性能について保証できなくな
ります。また、修理をお断りする場合もあります。
452
● 修理に出される場合、記憶した内容が失われるこ
とがあります。大切な録音データはパソコンに
バックアップし、また記憶内容をメモしておいて
ください。修理するときには記憶内容の保存に細
心の注意を払っておりますが、メモリー部の故障
などで記憶内容が復元できない場合もあります。
失われた記録内容の修復に関しましては、補償も
含めご容赦願います。
453a
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機
能を維持するために必要な部品)を、製造打切後
6 年間保有しています。この部品保有期間を修理
可能の期間とさせていただきます。なお、保有期
間が経過した後も、故障箇所によっては修理可能
の場合がありますので、お買い上げ店、または最
寄りのローランドお客様相談センターにご相談く
ださい。
メモリー・バックアップについて
503
● 数日間この機器の電源を入れない場合、セットし
た日時などの内容が失われます。
6
使用上のご注意
その他の注意について
551
● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などに
より、失われることがあります。失っても困らな
いように、大切な録音データはパソコンにバック
アップし、また記憶内容をメモして保存しておい
てください。
552
● メモリー・カードの失われた記憶内容の修復に関
しましては、補償を含めご容赦願います。
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入
出力端子などに過度の力を加えないでください。
554
● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないで
ください。
555
● ディスプレイから多少音がすることがありますが、
故障ではありません。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐた
め、プラグを持ってください。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかか
らないように、特に夜間は、音量に十分注意して
ください。ヘッドホンを使用すれば、気がねなく
お楽しみいただけます。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入って
いたダンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包
してください。
559c
● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する
場合、各地域のゴミの分別基準に従って行ってく
ださい。
562
● 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。
本機との接続には、抵抗入りのケーブルを使用し
ないでください。音が極端に小さくなったり、
まったく聞こえなくなる場合があります。抵抗の
入っていない接続ケーブルをご使用ください。
他社製の接続ケーブルをご使用になる場合、ケー
ブルの仕様につきましては、ケーブルのメーカー
にお問い合わせください。
● 設置条件によっては本体や接続されたマイクの金
属部に触れると違和感を覚えたりざらつくような
感じになるときがあります。これは人体にまった
く害のない極微量の帯電によるものですが、気に
なる方は、必要に応じて電池でご使用ください。
● メモリー・カードは、確実に奥まで差し込んでく
ださい(P.27)。
705
● メモリー・カードの端子の部分に触れたり、汚し
たりしないでください。
CD-ROM の取り扱い
801
● ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷をつけた
りしないでください。データの読み出しがうまくい
かないことがあります。ディスクの汚れは、市販の
CD 専用クリーナーでクリーニングしてください。
著作権について
851
● 第三者 の著作 物(音楽 作品、映像 作品、放送、実
演、その他)の一部または全部を、権利者に無断で
録音、録画あるいは複製し、配布、販売、貸与、上
演、放送など を行うこ とは法律 で禁じら れていま
す。
853
● 第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、本
機を使用しないでください。あなたが本機を用い
て他者の著作権を侵害しても、弊社は一切責任を
負いません。
204
※ Microsoft、Windows は、米国 Microsoft
Corporation の米国及びその他の国における登録
商標です。
206j
※ Windows ®の正式名称は、Microsoft
Windows ®operating system です。
207
®
※ Apple、Macintosh は、米国 Apple, Inc. の米国
及びその他の国における登録商標です。
209
※ Mac OS は、米国 Apple, Inc. の登録商標です。
239
※ SD ロゴ( )および SDHC ロゴ( )
は SD-3C, LLC の商標です。
238
※ MPEG Layer-3 オーディオ圧縮技術は、
Fraunhofer IIS 社と THOMSON multimedia 社
よりライセンスを得ています。
カードをお使いになる前に
メモリー・カードの取り扱い
708
● メモリー・カードは精密な電子部品で作られてい
ますので、取り扱いについては次の点に注意して
ください。
○ 静電気による破損を防ぐため、取り扱う前に身
体に帯電している静電気を放電しておく。
○ 端子部に手や金属で触れない。
○ 曲げ たり、落とした り、強い衝撃を 与えたりし
ない。
○ 直射 日光の当た る場所や、閉め切 った自動車の
中などに放置しない。(保存温度:-25度〜85度)
○ 水に濡らさない。
○ 分解や改造をしない。
704
220
※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標また
は登録商標です。
※ MMP(Moore Microprocessor Portfolio)はマ
イクロプ ロセッサー のアーキ テクチャ ーに関する
TPL(Technology Properties Limited)社の特
許ポートフォリオです。当社は、TPL 社よりライ
センスを得ています。
※ Roland は、日本国およびその他の国における
ローランド株式会社の登録商標または商標です。
7
目次
安全上のご注意 3
使用上のご注意 6
各部の名称とはたらき 10
専用カバーの取り付けかた......................................... 16
R-09HR の画面と基本操作 18
R-09HR の画面 .......................................................... 18
ディスプレイに表示される情報 ....................... 19
基本操作 ....................................................................... 20
録音と再生の操作 .............................................. 20
選択と確定の操作 .............................................. 20
リモコンの操作.................................................. 21
R-09HR を使ってみよう 22
電源を入れる/電源を切る......................................... 22
AC アダプターで使う ....................................... 22
電池で使う.......................................................... 23
リモコンに電池を入れる ............................................ 25
リモコンの使いかた .................................................... 26
リモコン使用時の注意 ...................................... 26
メモリー・カードを準備する..................................... 27
メモリー・カードをセットする ....................... 27
フォーマットする .............................................. 29
日付けと時刻を設定する ............................................ 31
録音する ....................................................................... 33
再生する ....................................................................... 34
ヘッドホンを使う .............................................. 34
削除する ....................................................................... 35
録音する 36
録音の設定をする ........................................................36
サンプリング周波数 .......................................... 36
録音モード.......................................................... 37
録音時間の目安.................................................. 38
楽器や声を録音する .................................................... 39
内蔵マイクを使う .............................................. 39
外部マイクを使う .............................................. 43
録音レベルを調節する ...................................... 47
カセットや CD の音を録音する................................. 50
録音中にファイルを分割する(SPLIT)................... 53
再生する 54
曲を再生する ................................................................ 54
ヘッドホン、スピーカーを接続する ...............56
早送り、巻き戻し ..............................................57
設定したある区間を繰り返し再生する ........... 58
1 曲を繰り返し再生する................................... 60
シャッフル再生する .......................................... 62
順番通り再生する ..............................................64
曲を再生する速度を変える ......................................... 66
再生速度を選ぶ .................................................. 66
再生時にリバーブ効果をかける .................................67
リバーブ効果をかける ...................................... 67
リバーブの種類を変える................................... 67
再生可能な曲の種類 .................................................... 68
パソコンに曲を取り込む 69
パソコンと接続する .................................................... 69
曲を取り込む ................................................................ 70
Windows ...........................................................70
Macintosh ........................................................71
パソコンとの接続を解除する ..................................... 72
Windows ...........................................................72
Macintosh ........................................................73
曲やフォルダを扱う 74
【ファインダー画面】を表示する ............................... 74
選択する(Select).....................................................75
曲やフォルダの情報を表示する(Information).....76
削除する(Delete)..................................................... 77
名前を変更する(Rename)...................................... 78
移動する(Move).......................................................79
コピーする(Copy).................................................... 81
分割する(Divide)...................................................... 82
結合する(Combine)................................................. 83
ファイルを修復する( Repair)..................................84
フォルダを作成する( Make Folder)...................... 85
8
目次
R-09HR 本体の各種設定 87
【メニュー画面】を表示する....................................... 89
録音するときのサンプリング周波数を設定する
(Sample Rate)......................................................... 89
録音モードを設定する(Rec Mode)...................... 90
ファイル名の付け方を設定する(File Name)....... 91
ファイル・サイズの上限を設定する
(Max File Size)......................................................... 92
セルフ・タイマー機能を使う(Self Timer)........... 93
曲の再生モードを設定する(Play Mode).............. 94
繰り返し再生を行うか行わないかを設定する
(Repeat)..................................................................... 95
プレビュー・モニターから再生音を
鳴らさないようにする(Preview Monitor)........... 96
曲を再生する速度を変える(Speed)...................... 97
リバーブの種類を設定する(Rev Type)................ 98
リバーブの深さを設定する(Rev Depth).............. 99
ディスプレイの明るさを調節する(Brightness)100
レベル・メーターのピーク・ホールドを
設定する(Peak Hold)..........................................101
一定期間操作しないときにディスプレイが暗く
なるまでの時間を設定する(Display Timer)..... 102
ディスプレイが暗くなったときに
インジケーターも消灯する(Rec/Peak LED)... 103
一定時間操作しないときに電源が切れるまでの
時間を設定する(Auto Power Off)..................... 104
使用する電池の種類を設定する(Battery)......... 105
録音時に音声をモニターするかしないかを
設定する(Rec Monitor Sw)............................... 106
外部マイクの種類を設定する
(EXT Mic Type)..................................................... 107
LIMITER / AGC スイッチの働きを設定する
(Limiter/AGC).......................................................108
Low Cut の周波数を設定する
(Low Cut Freq)...................................................... 109
リモコンの操作を受信するかどうかを設定する
(Remote Control)................................................. 110
日付けと時刻を設定する(Date & Time).......... 111
SD メモリー・カードの情報を表示する
(Information).......................................................... 112
SD メモリー・カードをフォーマットする
(Format).................................................................. 112
メトロノームを使う ................................................. 113
メトロノームを単体で使用する .................... 113
録音時にメトロノームを鳴らす .................... 114
チューナーを使う .....................................................115
チューナー、
グラフィック・チューナーの基本操作 ........ 115
チューナー(Tuner)...................................... 116
グラフィック・チューナー
(Graphic Tuner).......................................... 117
R-09HR を初期化する(Factory Reset).......... 118
メッセージ一覧 119
困ったときには 121
録音に関するトラブル ..............................................121
再生に関するトラブル ..............................................123
その他のトラブル .....................................................124
索引 126
主な仕様 131
©
2010 ローランド株式会社
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁
じます。
9
各部の名称とはたらき
fig.names1.eps60
1
2
4
3
6
10 11
1
内蔵マイク
R-09HR 本体内蔵のステレオ・マイクです。
➜
『内蔵マイクを使う』(P.39)
2
ディスプレイ
R-09HR のさまざまな情報を表示します。
➜
『ディスプレイに表示される情報』
(P.19)
3
FINDER ボタン
曲の一覧表示、名前の変更、消去、コピー
などの操作を行います。
『基本操作』(P.20)
➜
4
MENU ボタン
R-09HR 本体の各種設定を行います。
➜
『基本操作』(P.20)
5
PEAK インジケーター
入力や出力の音量が大きすぎる場合に点灯
します。録音の際に[PEAK インジケー
ター]が点灯していると、歪んだ音が録音
されてしまいます。[インプット・レベル・
ボタン(−) ]で音量を小さくしてくだ
さい。 ➜『録音レベルを調節する』(P.47)
15
5
8
9
6
SPEED ボタン
曲の再生速度を変更します。
➜
『曲を再生する速度を変える』(P.66)
7
REVERB ボタン
リバーブ機能のオン/オフ、リバーブ種類
の切り替えを行います。
➜
『再生時にリバーブ効果をかける』(P.67)
REVERB(リバーブ)
大きなホールなどで演奏しているような残響を加
えるエフェクト(効果)です。リバーブの種類は
ホール 1、ホール2、ルーム、プレートの4 種類
から選ぶことができます。
『リバーブの種類を変える』(P.67)
➜
8
AB リピート /SPLIT ボタン
曲の途中の 2 点間(A − B の区間)を繰り
返し再生させることができます。
曲中に A マークと B マークをつけると、A
マークと B マークの間をリピート再生しま
す。1回押すと A マークがつき、もう一度
押すと B マークがつきます。
『設定したある区間を繰り返し再生する』(P.58)
➜
また、録音中に押すと、ファイルを分割します。
『録音中にファイルを分割する(SPLIT)』(P.53)
➜
7
10
各部の名称とはたらき
9
PLAY/PAUSE ボタン( )
再生を開始します。また、再生や録音を一時停止します。
また、ディスプレイ上のカーソル位置を上方向に移動させたり、選択項目の値を変更し
たりします。
『基本操作』(P.20)
➜
現在の画面 状態 動作
停止状態 再生
【基本画面】
【ファインダー画面】
【メニュー画面】
10
PREV ボタン( )
再生中 再生の一時停止
録音待機状態(REC ボタン点滅) 録音開始
録音中(REC ボタン点灯) 録音の一時停止
−
カーソルを上方向に移動
値の変更
曲の頭出しや前曲の選択をします。押し続けると、押している間曲を巻き戻します。
再生中、停止状態のどちらの状態でも操作できます。
また、ディスプレイ上のカーソル位置を左方向に移動させたり、選択項目の値を変更し
たりします。
➜
『基本操作』(P.20)
現在の画面 状態 動作
曲の途中 曲頭に移動
【基本画面】
【ファインダー画面】
【メニュー画面】
曲の先頭 前曲に移動
曲の途中、先頭、停止中 押している間、巻き戻し
−
カーソルを左方向に移動
値の変更
11
NEXT ボタン( )
次の曲を選択します。押し続けると、押している間曲を早送りします。
再生中、停止状態のどちらの状態でも操作できます。
また、カーソルの右キー(カーソルを右方向に移動)として機能したり、選択項目の値
を変更したりします。
➜
『基本操作』(P.20)
現在の画面 状態 動作
曲の途中 次曲に移動
【基本画面】
【ファインダー画面】
【メニュー画面】
曲の先頭 次曲に移動
曲の途中、先頭、停止中 押している間、早送り
−
カーソルを右方向に移動
値の変更
11
各部の名称とはたらき
ig.names1.eps60
14
13
12
12
STOP ボタン( )
再生や録音を停止します。
また、ディスプレイ上のカーソル位置を下方向に移動させたり、選択項目の値を変更し
たりします。
『基本操作』(P.20)
➜
現在の画面 状態 動作
再生中 再生の停止
【基本画面】
【ファインダー画面】
【メニュー画面】
録音待機状態(REC ボタン点滅) 録音待機状態の解除
録音中(REC ボタン点灯) 録音の停止
−
カーソルを下方向に移動
値の変更
13
REC インジケーター
録音(REC)状態のときに赤く点灯します。
録音待機(REC PAUSE)状態のときに点滅します。
14
REC ボタン
録音待機、録音開始を行います。
また、選択項目を確定します。
『基本操作』(P.20)
➜
現在の画面 状態 動作
【基本画面】
【ファインダー画面】
【メニュー画面】
停止状態 録音待機状態にする
録音待機状態(REC ボタン点滅) 録音開始
− 確定
12
各部の名称とはたらき
fig.names2.eps60
15 16 17
15
インプット・レベル・ボタン(+)(−)
[内蔵マイク ]、[マイク入力端子 ]、[ライン入力端子 ]から入力される音声の大き
1
16
17
さを調節します。
インプット・レベル・ボタン(+)を押すと、入力される音量が大きくなります。インプット・
レベル・ボタン(−)を押すと、入力される音量が小さくなります。
➜
『録音レベルを調節する』(P.47)
16
マイク入力端子
外部マイクを接続するときに使用します。 ➜『外部マイクを使う』(P.43)
音量の調節は[インプット・レベル・ボタン(+)(−) ]で行います。
外部マイクを接続する場合は、使用するマイクの種類に応じて設定してください。
15
ダイナミック・マイク
電池内蔵タイプの
コンデンサー・マイク
プラグイン・パワードタイプの
コンデンサー・マイク
ステレオ・タイプ 【メニュー画面】で、マイクの種類を STEREO に設定します(P.107)。
モノラル・タイプ 【メニュー画面】で、マイクの種類を MONO に設定します(P.107)。
ダイナミック・マイクや電池内蔵マイクを接続するときは、必ず背面の[PLUG-IN POWER ス
•
28
イッチ ]を OFF にしてお使いください。正しくない設定で使用するとマイクが故障するおそ
れがあります。
[ラ イン入力端子 ]にケーブルが接続されて いると、[マイク入力端子]からの音声は入力され
•
ません。
17
[PLUG-IN POWER スイッチ ]を OFF にします。
[PLUG-IN POWER スイッチ ]を ON にします。
28
28
ダイナミック・マイク
耐久性に優れ、ボーカルや楽器の録音に適しています。電源供給の必要がありません。
コンデンサー・マイク
感度が高く、生楽器や会議の声など小さい音の録音に適しています。電池またはプラグイン・パワー
から電源の供給が必要です。
17
ライン入力端子
オーディオ機器や電子楽器などから出力されるオーディオ信号をR-09HRに入力すると
きに、ステレオ・ミニ・プラグのケーブルを使って接続します。
『カセットや CD の音を録音する』(P.50)
➜
音量の調節は[インプット・レベル・ボタン(+)(−) ]で行います。
15
13
各部の名称とはたらき
fig.names3.eps60
201918
18
AC アダプター端子
電源端子です。
付属の AC アダプターを接続します。
➜
『AC アダプターで使う』(P.22)
AC アダプターの抜き差しは、必ず R-09HR の電
源をオフにしてから行ってください。
19
電源スイッチ
電源スイッチを長押しして電源のオン/オ
フを切り替えます。
『電源を入れる/電源を切る』(P.22)
➜
再生/録音中、パソコンと USB 接続中、および
ディスプレイに「Now Processing!」と表示さ
れている間は、電源をオフにしないでください。
20
ボリューム・ボタン(+)(−)
プレビュー・モニターやヘッドホンから出
力される音量を調節します。
fig.names4.eps60
22
23 21
21
ヘッドホン端子
ヘッドホンを接続します。
➜
『ヘッドホン、スピーカーを接続する』
(P.56)
22
リモート・インジケーター
インジケーターの点灯のしかたで、録音待
機や録音中、過大入力などを示します。
動作 状態
点灯 録音中
点滅(ゆっくり) 録音待機状態
点滅(はやい) 過大入力
『リモコンを使って録音レベルを調節す
➜
る』(P.48)
23
リモコン受光部
リモコン操作を受信します。
14
各部の名称とはたらき
fig.names5.eps60
24
25
26 27
28
29 30
24
電池ケース
電池で動作させるときに電池を入れます。
AC アダプターで使用する場合には、電池を
入れておく必要はありません。
➜
『電池で使う』(P.23)
AC アダプターの抜き差しは、必ず R-09HR の電
源をオフにしてから行ってください。
25
プレビュー・モニター
モニター用の内蔵スピーカーです。
27
LIMITER/AGC(AUTO GAIN
CONTROL)スイッチ
LIMITER または AUTO GAIN CONTROL
のオン/オフを切り替えます。通常は OFF
に設定します。
LIMITER と AUTO GAIN CONTROL の
切り替えは【メニュー画面】で行います。
『LIMITER / AGC スイッチの働きを設
➜
定する(Limiter/AGC)』(P.108)
LIMITER または AUTO GAIN
ON
CONTROL を ON にします。
OFF 入力される音をそのまま録音します。
28
PLUG-IN POWER スイッチ
[マイク入力端子 ]に プラ グイン・パ
ワータイプのマイクを接続するときに切り
替えます。
プラグイン・パワード・マイクを使
ON
用する。
プラグイン・パワード・マイクを使
OFF
用しない。
プラグイン・パワード・マイクを使う設定になっ
ている状態で、ダイナミック・マイクや電池内蔵
マイクを接続すると故障する恐れがあります。
29
LOW CUT スイッチ
LOW CUT のオン/オフを切り替えます。
通常は OFF に設定します。
16
ヘ ッドホンを接続し ているときは、プレビ ュー・
モニタ ーからは音が出ません。また、ハウリング
を防ぐた めに録音中や録音スタンバイのときもプ
レビュー・モニターからは音が出ません。
26
HOLD スイッチ
HOLD スイッチを ON にしておくと、以下
を除いてボタン類が効かない状態になり、
誤操作の防止に役立ちます。
HOLD スイッチ ON 時に操作可能なボタン類
[LIMITER/AGC スイッチ ]
•
[PLUG-IN POWER スイッチ ]
•
[LOW CUT スイッチ ]
•
[MIC GAIN スイッチ ]
•
27
28
29
30
入力される信号の低音域をカットし
て録音します。ブレス・ノイズ(声
ON
の録音時に息が吹き込む音)が大き
いときや野外の録音で風の音が気に
なる場合は ON に設定します。
OFF 低音域をカットせずに録音します。
30
MIC GAIN(マイク・ゲイン)スイッチ
マイク入力の感度を切り替えます。
マイク入力感度が低くなります。
L
(LOW)
(HIGH)
バンド演奏など大きい音量を入力
するときに LOWに設定します。
マイク入力感度が高くなります。
H
会議の場など小さい音量を入力す
るときに HIGH に設定します。
15
各部の名称とはたらき
fig.names6.eps60
32
専用カバーの取り付けかた
図の向きで、R-09HRをカバーに入れます。
1.
31
31
カバーを 無理に引 っ張ると 破損する 恐れがあ
るのでご注意ください。
32
33
ボトム・カバー
カバーを開くと[USB 端子 ]と[メモ
リー・カード・スロット ]があらわれま
す。
32
33
USB 端子
付属の USB ケーブルでパソコンと接続し
ます。R-09HR で録音した曲をパソコンに
移動したり、またパソコンから R-09HR に
WAVやMP3 をコピーして再生させたりす
ることができます。
➜
『パソコンと接続する』(P.69)
USB 2.0(HI-SPEED USB)に対応しているた
め、高速な曲の転送が可能です。
落下防止のため、矢印のホック(2ヶ所)を
2.
留めます。
ネジ穴
クッション
(内蔵)
※ 市販のストラップを使用する場合は、リン
グに通してください。
33
メモリー・カード・スロット
SD メモリー・カードを差し込むスロットです。
『メモリー・カードを準備する』(P.27)
➜
16
背面のネジ穴には、市販
のカメラ用三脚を取り付
けることができます。
また、ネジ穴には振動を
吸収するクッションが内
蔵されています。
床面などからの振動を吸
収して、ノイズの混入を
軽減します。
各部の名称とはたらき
■ リモコン
34
36 37 38
39 40 41
34
インプット・レベル・ボタン(+)(−)
[内蔵マイク ]、[マイク入力端子 ]、
[ライン入力端子 ]から入力される音声
1
17
の大きさを調節します。
インプット・レベル・ボタン(+)を押す
と、入力される音量が大きくなります。イ
ンプット・レベル・ボタン(−)を押すと、
入力される音量が小さくなります。
35
ボリューム・ボタン(+)(−)
プレビュー・モニターやヘッドホンから出
力される音量を調節します。
36
PREV ボタン( )
曲の頭出しや前曲の選択をします。押し続
けると、押している間曲を巻き戻します。
再生中、停止状態のどちらの状態でも操作
できます。
『基本操作』(P.20)
➜
状態 動作
曲の途中 曲頭に移動
曲の先頭 前曲に移動
曲の途中、先頭、
停止中
押している間、巻き戻し
35
37
NEXT ボタン( )
次の曲を選択します。押し続けると、押し
ている間曲を早送りします。
再生中、停止状態のどちらの状態でも操作
できます。
『基本操作』(P.20)
➜
状態 動作
曲の途中 次曲に移動
曲の先頭 次曲に移動
曲の途中、先頭、
停止中
38
SPLIT ボタン
16
録音中に押すと、押した箇所でファイルを
分割して保存します。
39
STOP ボタン( )
押している間、早送り
再生や録音を停止します。
『基本操作』(P.20)
➜
状態 動作
再生中 再生の停止
録音待機状態
(リモート・インジケーター点滅)
録音中
(リモート・インジケーター点灯)
40
PLAY / PAUSE ボタン( )
録音待機状態の
解除
録音の停止
再生や録音を一時停止します。
➜
『基本操作』(P.20)
41
REC ボタン( )
録音待機、録音開始を行います。
『基本操作』(P.20)
➜
状態 動作
停止状態 録音待機状態にする
録音待機状態
(リモート・インジケーター点滅)
録音開始
17
R-09HR の画面と基本操作
R-09HR の画面
R-09HR の電源をオンにすると【基本画面】が表示されます。
【基本画面】からは、【ファインダー画面】と【メニュー画面】を開くことができます。
fig.mode.eps78
【基本画面】
電源投入後に表示される起動画面。
曲の録音、再生を行います。
【ファインダー画面】
曲の一覧表示、名前の変更、消去、
コピーなどの操作を行います。
【メニュー画面】
日時、録音の音質、ディスプレイ
の明るさ、初期化など本体の設定
を行います。
【USB画面】
18
USB接続
パソコンとUSB接続すると表示
されます。R-09HRとパソコン間
で曲のコピー(移動)を行います。
ディスプレイに表示される情報
【基本画面】に表示される主なアイコンや情報について説明します。
fig.joho.eps60
【再生/停止】
R-09HR の画面と基本操作
再生経過時間
出力レベル
再生/停止の状態
(PLAY/STOP)
録音経過時間
入力レベル
録音/録音待機の状態
(REC/STANBY)
fig.powersource.eps60
曲名
リピートの状態
(ON/OFF)
曲名
ピーク
曲の長さ
再生する曲のサンプリング周波数
電源供給の状態
(ACアダプター /電池 )
現在時刻
リバーブの状態(ON/OFF)
再生速度(ON/OFF)
【録音】
ピーク
メモリー・カードの
録音可能残り時間
録音時のサンプリング周波数
電源供給の状態
(ACアダプター /電池 )
現在時刻
リミッター/AGCの状態
(ON/OFFとはたらき)
【電池残量表示】
残量少
電池を交換
してください。
残量多
電池満タン
です。
19
R-09HR の画面と基本操作
基本操作
録音と再生の操作
fig.sousa-1.eps70
巻き戻し/
前曲(曲頭)に移動
選択と確定の操作
fig.sousa-2.eps70
再生/一時停止
早送り/次曲に移動
録音/
録音待機停止
ファインダー画面を表示
ファインダー画面表示中は、
操作の中止、前の画面に戻る
値の変更(−)
カーソルを左方向に移動
【通常】
カーソルを上方向に移動
カーソルを下方向に移動
メニュー画面を表示
メニュー画面表示中は、
操作の中止、前の画面に戻る
値の変更(+)
カーソルを右方向に移動
確定
20
fig.sousa-3.eps70
【内蔵時計の日時の編集時】
操作の中止、
前の画面に戻る
R-09HR の画面と基本操作
文字の変更
カーソルを左方向に移動
カーソルを左方向に移動
リモコンの操作
操作の中止、
前の画面に戻る
文字の削除
入力音量の調節 再生音量の調節
文字の変更
【名前の編集時】
文字の変更
文字の変更
カーソルを右方向に移動
確定
文字の挿入
カーソルを右方向に移動
確定
早送り/次曲に移動
巻き戻し/前曲に移動
停止
再生/一時停止
録音中のファイル分割
録音/録音待機
21
R-09HR を使ってみよう
電源を入れる/電源を切る
AC アダプターで使う
パソコンと接続してお使いになる場合は、必ず AC アダプターでお使いください。
曲をコピーしている最中に電池が消耗してしまったときなど、曲が壊れてしまう恐れがあります。
電源がオフになっていることを確認します。
1.
もし電源がオンになっている場合はオフにします。
R-09HR の[電源スイッチ]を長押しすると、電源のオ
fig.ac.eps80
fig.conceeeent.eps80
fig.power-onoff.eps80
ン/オフ操作ができます。
2.
ACアダプターの DCプラグをR-09HR の[ACア
ダプター端子]に差し込みます。
AC アダプターは、ランプのある面が上になるように設置
してください。
3.
AC アダプター本体を電源コンセントに差し込みま
す。
AC アダプターのランプが点灯します。
4.
電源オンにします。
[電源スイッチ]を長押しすると、電源がオンになり、ディ
スプレイに R-09HR の画像が表示されます。
電源をオフにするには、[電源スイッチ]を長押しします。
長押し
•
AC アダプターは必ず付属のものを使用してください。
•
[HOLD スイッチ]が ON になっていると操作できません。
OFF にして操作してください( ➜P.15)。
•
電池が入っている状態で ACアダプターを接続すると、電源は ACアダ
プター側から供給されます。
•
電源を入れるときに音がすることがありますが、故障ではありません。
22
電池で使う
R-09HR を使ってみよう
パソコンと接続してお使いになる場合は、必ず AC アダプターでお使いください。
曲をコピーしている最中に電池が消耗してしまったときなど、曲が壊れてしまう恐れがあります。
使用できる電池の種類
•
単三アルカリ電池(LR6)
•
単三ニッケル水素電池(HR15/51)
R-09HR 本体でニッケル水素電池を充電することはできません。別途、市販の充電器を用意してください。
電源がオフになっていることを確認します。
1.
もし電源がオンになっている場合はオフにします。R-09HR の[電源スイッチ]を
長押しすると、電源のオン/オフ操作ができます。
本体背面にある電池ケースのフタを開きます。
2.
1.
R-09HR を裏返します。
2.
電池ケースのフタを軽く押しながら、上方向にスラ
イドさせます。
fig.battery-3.eps60
3.
電池をセットします。
+/−極を間違えないようにして、単三電池 2 本を
[電池ケース]に入れます。
電池ケースのフタを閉めます。
4.
1.
フタの(A)の部分と本体(B)の部分を合わせる
ようにして、本体の上にフタを置きます。
2.
フタを下方向にスライドさせて、フタのツメを本体
に差し込みます。
必ず上記の手順でフタを閉めてください、フタのツメを本体に差し込んでからフタを押し込んで閉めよ
うとすると、フタと本体を破損するおそれがあります。
23
R-09HR を使ってみよう
5.
電源オンにします。
[電源スイッチ]を長押しすると、電源がオンになります。
電池の種類を設定します。
6.
【メニュー画面】で使用する電池の種類(アルカリ電池ま
たはニッケル水素電池)を選びます。
『使用する電池の種類を設定する(Battery)』(P.105)
R-09HR を電池でお使いになるときの
注意
電池の+ と -を間違えないように、指示ど
•
おり入れてください。
新しい電池と一度使用した電池や、違う種
•
類の電池を混ぜて使用しないでください。
長時間使用しないときは、電池を取り出
•
しておいてください。
液漏れを起こした場合は、柔らかい布で
•
電池ケースについた液をよくふきとって
から新しい電池を入れてください。また、
漏れた液が身体についた場合は、皮膚に
炎症を起こす恐れがあります。また眼に
入ると危険ですのですぐに水でよく洗い
流してください。
USB ケーブルを使ってパソコンと接続
•
する場合は、接続中の電池切れを防ぐた
めに、必ず AC アダプターをお使いくだ
さい。
電池を、金属性のボールペン、ネックレ
•
ス、ヘアピンなどと一緒に携帯したり、
保管したりしないでください。
電池残量表示
電池容量が少なくなると、ディスプレイ
の下段右側に電池残量不足のアイコン
が表示されます。早めに新しい電池
と交換してください。
電池容量が少ないまま使い続けると、
「Battery Low」と表示され、最終的に
R-09HR のすべての機能が停止します。
省電力機能
R-09HR は無駄な電力消費を防ぐため、
省電力機能がついています。何も操作し
ない状態が一定時間続くと、省電力機能
の設定に応じてディスプレイが暗くなっ
たり、電源が切れたりします。
省電力機能の設定
•
『一定期間操作 しないときにディ スプレイが
暗 くな る まで の時 間を 設 定す る(Display
Timer)』(P.102)
•
『ディスプレイが暗くなったときにインジ
ケ ー ター も消 灯 する(Rec/Peak LED)』
(P.103)
『一定時間操作しないときに電源が切れるま
•
での時間を設定する(Auto Power Off)』
(P.104)
電池寿命
アルカリ電池使用時
連続再生時
連続録音時
※上記の電池寿命は目安です。使用環境や使い
かたによって電池寿命は変わります。
約 5.5 時間
(ヘッドホン使用時)
約 4.5 時間
(内蔵マイク使用時)
『メッセージ一覧』(P.119)
24
リモコンに電池を入れる
リモコンにコイン型リチウム電池(付属)を入れます。
fig.remote01.eps
R-09HR を使ってみよう
ここを矢印の方向に押しながら
引き抜きます。
1
リモコン裏面
電池ホルダー
1.
電池ホルダーを引き抜きます。
イラストのように + 側を上にして、リチウム電池(CR2025)を入れます。
2.
3.
電池ホルダーを戻します。
「カチッ」と音がするまでしっかり入れてください。
リチウム電池は、必ず指定のもの(CR2025)を使用して、+ と - を間違えないように
指示どおり入れてください。
2
使用できる電池
リチウム電池
(CR2025)
25
R-09HR を使ってみよう
リモコンの使いかた
リモコンを R-09HR のリモコン受光部に向けて、動作範囲内で操作してください。
fig.remote02.eps
リモコン受光部
送信部
リモコンの動作範囲
距離:約4m以内
角度:30°以内
リモコン使用時の注意
リモコンは、2 つ以上のボタンを同時に操作することができません。
•
リモコンの操作可能範囲内であっても、間に障害物があったり、角度が悪いと動作しな
•
いことがあります。
赤外線を出す機器の近くで使用したり、赤外線を利用した他のリモコンを使用したりす
•
ると、誤動作することがあります。
電池の寿命は使用状況によって異なります。消耗してくると動作範囲が狭くなりますの
•
で、その場合は電池を交換してください。
•
長時間ご使用にならないときは、リモコンから電池を取り出しておいてください。
•
スポットライトなどの強い光がリモート・センサーに当たると、リモコンの反応が悪く
なることがあります。
•
リモコンの操作を受信しないようにすることができます( ➜P.110)。
26
メモリー・カードを準備する
R-09HR はメモリー・カードとして SD メモリー・カードを使用します。
メモリー・カードをセットする
SD メモリー・カードをセットします。
付属の SD メモリー・カード以外をお使いになる場合は、ローランド・ホームページ
(http://roland.jp/info/R-09HR)をご覧ください。最新の動作確認情報をご案内しています。
■ 差し込む
電源がオフになっていることを確認します。
1.
もし電源がオンになっている場合はオフにします。
R-09HR の[電源スイッチ]を長押しすると、電源のオ
fig.sdin--2.eps50
ン/オフ操作ができます。
R-09HR を使ってみよう
2.
本体裏側にある[ボトム・カバー]を開きます。
[ボトム・カバー]のくぼみに爪などをひっかけて手前に
倒します。
※ 無理に引 っ張ると破損す る恐れがあります のでご注意くだ さ
い。
fig.sdin-3.eps.eps60
3.
メモリー・カードをセットします。
メモリ ー・カードを挿入 するときは、表面を 上にしてゆっ く
•
りと挿入してください。向きが逆の状態で無理に挿入すると、
R-09HR 本体やメモリー・カードを破損するおそれがありま
す。ご注意ください。
メモリー・カードは、確実に奥まで挿し込んでください。
•
27
R-09HR を使ってみよう
fig.battery-4.eps60
4.
[ボトム・カバー]を閉じます。
fig.power-onoff.eps80
5.
電源オンにします。
[電源スイッチ]を長押しすると、電源がオンになります。
はじめて R-09HR でメモリー・カードを使う場合、メモリー・カードのフォーマットが必要です。
『フォーマットする』(P.29)の手順にしたがってフォーマットを行ってください。
フォーマットされていないメモリー・カードが R-09HR にセットされていると、「SD
Unformatted」と表示されます。
長押し
■ 取り出す
R-09HR 本体の電源をオフにします。
1.
2.
[ボトム・カバー]を開きます。
メモリー・カードを軽く奥に押し、指を離します。
3.
メモリー・カードが手前に出てきたら取り出します。
本体の電源を 入れたまま、メモ リー・カードの抜き 差しをしないで ください。メモリー・カ ード内の
データが失われる可能性があります。
28
R-09HR を使ってみよう
フォーマットする
はじめて R-09HR でメモリー・カードを使う場合、メモリー・カードのフォーマットが必要です。
•
メモリー・カードのフォーマットは、必ず R-09HR本体で行ってください。R-09HR 以外の機器で
フォーマットしたメモリー・カードは R-09HR では正しく動作しないことがあります。
•
付属の SD カードをフォーマットすると、デモ・ソングも消えてしまいます。必要に応じてパソコン
にバックアップしておきましょう。バックアップの方法は『パソコンに曲を取り込む』(P.69)をご
覧ください。
フォーマット
定められた情報の記憶形式に従って、メモリー・カードを初期化することをいいます。
メモリー・カードをフォーマットすると、すべてのデータが消去されます。
1.
メモリー・カードがセットされていることを確認します。
R-09HR の[メモリー・カード・スロット]に、フォーマットしたいメモリー・カー
ドが差し込まれていることを確認します。
『メモリー・カードをセットする』(P.27)
ifig.open-set.eps80
【メニュー画面】を表示させます。
2.
[MENUボタン]を押して【メニュー画面】を表示させます。
fig.sduttl.eps80
fig.format.eps80
途中で操作を中止したい場合には、[MENU ボタン]を押してくだ
さい。ひとつ前の画面に戻ります。
3.
「SD Card」を選びます。
[PLAY ボタン ][STOP ボタン ]で「SD Card」
を選び、[REC ボタン]を押します。
途中で操作を中止したい場合には、[MENU ボタン]を押してくだ
さい。ひとつ前の画面に戻ります。
「Format」を選びます。
4.
[PLAY ボタン ][STOP ボタン ]で「Format」を
選び、[REC ボタン]を押します。
中止するときは、[MENU ボタン]を押してください。
ひとつ前の画面に戻ります。
29
R-09HR を使ってみよう
ig.format-sure.eps80f
5.
「Yes」を選びます。
確認の画面が表示されます。
[PREV ボタン ][NEXT ボタン ]で「Yes」を選
び、[REC ボタン]を押します。
ig.process.eps80f
フォーマット中にメモリー・カードを絶対に取り出さないでくださ
い。メモリー・カード内の記憶エリアが破損することがあります。
ig.completed.eps80f
「Completed!」と表示されたらフォーマット完了です。
fig.open-basic2.eps80
【基本画面】に戻します。
6.
[MENU ボタン]を 2 回押して【基本画面】に戻します。
SD メモリー・カードについて
付属のメモリー・カード以外をお使いになる場合は、ローランド・ホームページ
(
http://roland.jp/info/R-09HR
R-09HR は
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メモリー・カードのメーカーや種類によっては、R-09HR で正しく録音や再生ができないものがあり
•
ます。
本体の電源を入れたまま、メモリー・カードの抜き差しをしないでください。メモリー・カード内
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のデータが失われる可能性があります。
メモリー・カードは挿入方向や表裏に注意し、確実に奥まで差し込んでください。また無理な挿入
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はしないでください。
SDHC メモリー・カードに対応しています。
メモリー・カードの書き込み禁止(LOCK)機能について
メモリー・カードの側面にある書き込み禁止スイッチを「LOCK」方
向にス ライドさせると書き込みで きなくなり、メモリー・カード内
のデー タを保護することができます。録 音やデータの削除などの操
作をしたい場合は書き込み禁止を解除してお使いください。
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)をご覧ください。最新の動作確認情報をご案内しています。
書き込み禁止スイッチ