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取扱説明書
このたびは、BOSS デジタル・レコーダ− MICRO BR をお買い上げいただきまして、
ありがとうございます。
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に
・ 安全上のご注意(P.2 〜 3)
・ 使用上のご注意(P.4 〜 5)
をよくお読みください。
また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、この取扱説明書をよく
お読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置
いてください。
■ 文中の表記について
[ ] で囲んだ英字/数字は、パネル上のボタンを表わします。
•
[POWER] POWER ボタン
[UTILITY] UTILITY ボタン
文中の(P.**)は、参照ページを示しています。
•
MICRO BR を使うにあたって特に注意してほしいことを説明しています。
知っていると便利な操作、音楽制作に使えるテクニックなどを紹介しています。
操作説明に対して補足が記載されています。
参照ページを示しています。
用語の解説をしています。
2006 ボス株式会社
©
本書の一部、または全部を無断で複写・転載することを禁じます。
ボス ホームページ http://www.roland.co.jp/BOSS/
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安全上のご注意
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想
定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が
傷害を負う危険が想定される場合
および物的損害のみの発生が想定
される内容を表わしています。
※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大
損害を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告 警告
001
● この機器を使用する前に、以下の指示と取扱
説明書をよく読んでください。
......................................................................................................
002c
● この機器および AC アダプターを分解した
り、改造したりしないでください。
......................................................................................................
003
● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書か
れ ていないことは、絶対にしな いでく ださ
い。必 ずお買い上げ店ま たは ロー ラン ド・
サービスに相談してください。
......................................................................................................
004
● 次 のよう な場所での使用や保存はし ないで
ください。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、
暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)や
湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所
○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
......................................................................................................
008b
● AC アダプターは、必ず指定のもの(PSA100)を、AC100V の電源で使用してくださ
い。
......................................................................................................
図記号の例
は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま
す。
具体的な注意内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を
表わしています。
は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい
ます。
具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
●は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜
くこと」を表わしています。
009
● 電源コードを無理に曲げたり、電源コードの
上に 重いものを載せたりしないでください。
電源コードに傷がつき、ショートや断線の結
果、火災や感電の恐れがあります。
.....................................................................................................
010
● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、ア
ンプ、スピーカーと組み合わせて使用した場
合、設定によっては永久的な難聴になる程度
の音量になります。大音量で、長時間使用し
ないでください。万一、聴力低下や耳鳴りを
感じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に
相談してください。
.....................................................................................................
Add
● 自動車、オートバイなどの運転をしている
ときは、絶対にヘッドホンやイヤホンを使
用しないでください。交通事故の原因とな
ります。
また、歩きながら使用するときも事故を防
ぐため、周囲の交通や路面の状況に十分注
意してください。特に踏切や、駅のホーム、
車の通る道、工事現場などの、周囲の音が
聞こえないと危険な場所では使わないでください。
.....................................................................................................
011
● こ の機器に、異 物(燃えやすいもの、硬貨、
針金など)や液体(水、ジュースなど)を絶
対に入れないでください。
●の中に描かれています。
2
.....................................................................................................
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警告
012c
● 次のような場合は、直ちに電源を切って AC
アダプターをコンセントから外し、お買い上
げ店またはローランド・サービスに修理を依
頼してください。
○ AC アダプター本体や電源コードが破損したとき
○ 煙が出たり、異臭がしたとき
○ 異 物が内部に入った り、液体がこぼれたり した
とき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき
○ 機器に異常や故障が生じたとき
......................................................................................................
013
● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様
の取り扱いやいたずらに 注意してください。
必ず大人のかたが、監視/指導してあげてく
ださい。
......................................................................................................
014
● この機器を落としたり、この機器に強い衝撃
を与えないでください。
......................................................................................................
015
● 電源は、タコ足配線などの無理な配線をしな
いでください。特に、電源タップを使用して
いる場合、電源タップの容量(ワット/アン
ペア)を超えると発熱し、コードの被覆が溶
けることがあります。
......................................................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店または
ローランド・サービスに相談してください。
......................................................................................................
019
● 電池は、充電、加熱、分解したり、または火
や水の中に入れたりしないでください。
......................................................................................................
注意
101b
● この機器と ACアダプターは、風通しのよい、
正常な通気が保たれてい る場所に設置して、
使用してください。
......................................................................................................
102d
● AC アダプターをコンセントや機器本体に抜
き差しするときは、必ずAC アダプターの本
体や出力プラグを持ってください。
......................................................................................................
103b
● 定期的に AC アダプターを抜き、乾いた布で
プラグ部 分のゴミやほこりを拭き取 ってく
ださい。また、長時間使用しないときは、AC
アダプタ ーをコンセントから外して くださ
い。AC アダプターとコンセントの間にゴミ
やほこりがたまると、絶縁不良を起こして火
災の原因になります。
......................................................................................................
注意
104
● 接続したコードやケーブル類は、繁雑になら
ないように配慮してください。特に、コード
やケーブル類は、お子様の手が届かないよう
に配慮してください。
.....................................................................................................
106
● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いも
のを置かないでください。
.....................................................................................................
107d
● 濡れた手で AC アダプターの本体や出力プラ
グを持って、コンセントや機器本体に抜き差
ししないでください。
.....................................................................................................
108b
● この機器を移動するときは、AC アダプター
をコンセントから外し、外部機器との接続を
外してください。
.....................................................................................................
109b
● お手入れをするときには、電源を切って AC
ア ダプターをコンセントから 外して くださ
い(25 ページ)。
.....................................................................................................
110b
● 落雷の恐れがあるときは、早めに AC アダプ
ターをコンセントから外してください。
.....................................................................................................
111(選択)
● 電池の使い方を間違えると、破裂したり、液
漏れしたりします。次のことに注意してくだ
さい(21 ページ)。
1
○ 電池の + と - を間違えないように、指示どおり
入れてください。
2
○ 新し い電池と一度使用した電 池や、違う種類の
電池を混ぜて使用しないでください。
3
○ 長時 間使用しないときは、電池を 取り出してお
いてください。
5
○ 液 漏れ を起 こした 場合は、柔らかい 布で電 池
ケー スについた液をよくふきとっ てから新しい
電池 を入れてください。また、漏れ た液が身体
につ いた場合は、皮膚に炎症を起 こす恐れがあ
りま す。また眼に入ると危険です のですぐに水
でよく洗い流してください。
6
○ 電池 を、金属性のボールペン、ネ ックレス、ヘ
アピ ンなどと一緒に携帯した り、保管したりし
ないでください。
.....................................................................................................
112
● 使用済みの電池は、各市町村のゴミ分別収集
のしかたに従って、捨ててください。
.....................................................................................................
118b
● 付属の SD メモリーカード、バッテリー・カ
バーは、小さなお子様が誤って飲み込んだり
す ることのないようお子様の 手の届 かない
ところへ保管してください。
.....................................................................................................
3
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使用上のご注意
291a
2 〜 3 ページに記載されている「安全上のご注意」以
外に、次のことに注意してください。
電源、電池のセットや交換について
301
● 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなど
のインバーター制御の製品やモーターを使った電気
製品が接続されているコンセントと同じコンセント
に接続しないでください。電気製品の使用状況に
よっては、電源ノイズにより本機が誤動作したり、
雑音が発生する恐れがあります。電源コンセントを
分けることが難しい場合は、電源ノイズ・フィル
ターを取り付けてください。
302
● AC アダプターを長時間使用すると AC アダプター
本体が多少発熱しますが、故障ではありません。
303a
● この機器は消費電流が大きいため、AC アダプター
の使用をお勧めします。電池で使用する場合はアル
カリ電池を使用してください。
304a
● 電池のセットや交換は、誤動作やスピーカーなどの
破損を防ぐため、他の機器と接続する前にこの機器
の電源を切った状態で行ってください。
306b
● この機器には、電池が付属されています。この電池
は、機器の動作確認用のため、寿命が短い場合があ
ります。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を
防ぐため、必ずすべての機器の電源を切ってくださ
い。
設置について
351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トラン
スを持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導する
ことがあります。この場合は、この機器との間隔や
方向を変えてください。
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、
テレビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出
ることがあります。この場合は、この機器を遠ざけ
て使用してください。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用する
と、着信時や発信時、通話時に本機から雑音が出る
ことがあります。この場合は、それらの機器を本機
から遠ざけるか、もしくは電源を切ってください。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉
め切った車内などに放置しないでください。変形、
変色することがあります。
355b
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴
がつく(結露)ことがあります。そのまま使用する
と故障の原因になりますので、数時間放置し、結露
がなくなってから使用してください。
360
● 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本
機のゴム足が、設置した台などの表面を変色または
変質させることがあります。
ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心して
お使いいただけます。この場合、本機が滑って動い
たりしないことを確認してからお使いください。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅
く絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激
しいときは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取っ
てから、柔らかい布で乾拭きしてください。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよび
アルコール類は、使用しないでください。
修理について
451c
● お客様がこの機器や AC アダプターを分解、改造さ
れた場合、以後の性能について保証できなくなりま
す。また、修理をお断りする場合もあります。
452
● 修理に出される場合、記憶した内容が失われること
があります。大切な記憶内容は、メモリー・カード
やお持ちのコンピューターに保存するか、記憶内容
をメモしておいてください。修理するときには記憶
内容の保存に細心の注意を払っておりますが、メモ
リー部の故障などで記憶内容が復元できない場合も
あります。失われた記録内容の修復に関しまして
は、補償も含めご容赦願います。
453a
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能
を維持するために必要な部品)を、製造打切後 6 年
間保有しています。この部品保有期間を修理可能の
期間とさせていただきます。なお、保有期間が経過
した後も、故障箇所によっては修理可能の場合があ
りますので、お買い上げ店、または最寄りのローラ
ンド・サービスにご相談ください。
その他の注意について
551
● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などによ
り、失われることがあります。失っても困らないよ
うに、大切な記憶内容はバックアップとしてメモ
リー・カードやお持ちのコンピューターに保存して
おいてください。
552(*** は、複数になる場合もあります)
● メモリー・カードやお持ちのコンピューター内の失
われた記憶内容の修復に関しましては、補償を含め
ご容赦願います。
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出
力端子などに過度の力を加えないでください。
554
● ディスプレイを強く押したり、たたいたりしないで
ください。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐた
め、プラグを持ってください。
4
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558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかから
ないように、特に夜間は、音量に十分注意してくだ
さい。ヘッドホンやイヤホンを使用すれば、気がね
なくお楽しみいただけます。
Add
● 電車の中など公共の場所では、音量を上げすぎない
ようにご注意ください。ヘッドホンやイヤホンから
音がもれ、周囲に迷惑をかけることがあります。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入ってい
たパッケージと緩衝材、または同等品で梱包してく
ださい。
559c
● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場
合、各市町村のゴミの分別基準に従って行ってくだ
さい。
562
● 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本
機との接続には、抵抗入りのケーブルを使用しない
でください。音が極端に小さくなったり、全く聞こ
えなくなる場合があります。ケーブルの仕様につき
ましては、ケーブルのメーカーにお問い合わせくだ
さい。
メモリー・カードをお使いになる前に
メモリー・カードの取り扱い
704
● メモリー・カードは、確実に奥まで差し込んでくだ
さい。
fig.M512-Insert
著作権について
851
● 第三者の著作物(音楽作品、映像作品、放送、公
演、その他)の一部または全部を、権利者に無断で
録音し、配布、販売、貸与、公演、放送などを行う
ことは法律で禁じられています。
853
● 第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、本機
を使用しないでください。あなたが本機を用いて他
者の著作権を侵害しても、弊社は一切責任を負いま
せん。
その他
● 本書では、Microsoft Corporation のガイドライン
に従って画面写真を使用しています。
● Windows の正式名称は、
Microsoft ®Windows ®operating system です。
705
● メモリー・カードの端子の部分に触れたり、汚した
りしないでください。
708
● メモリー・カードは精密な電子部品で作られていま
すので、取り扱いについては次の点に注意してくだ
さい。
○ 静電気による破損を防ぐため、取り扱う前に身
体に帯電している静電気を放電しておく。
○ 端子部に手や金属で触れない。
○ 曲げたり、落としたり、強い衝撃を与えたりし
ない。
○ 直射日光の当たる場所や、閉め切った自動車の
中などに放置しない。
○ 水に濡らさない。
○ 分解や改造をしない。
5
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目次
MICRO BR の紹介 ........................................................................................10
主な特長................................................................................................................................ 10
■モバイル・サイズのマルチトラック・レコーダー.......................................... 10
■簡単な操作系 ............................................................................................................ 10
■一台で音楽を完成できるワークステーション .................................................. 10
■便利な MP3/WAV 再生機能 ................................................................................. 11
■クロマチック・チューナーを搭載....................................................................... 11
■場所を選ばない 2 電源方式 ................................................................................... 11
MICRO BR で扱うデータの構成..................................................................................... 12
ソングと MP3/WAV ファイル ................................................................................. 12
MICRO BR で使えるメモリー・カード......................................................................... 13
■メモリー・カード(SD メモリーカード)の初期化について ....................... 13
■録音時間について.................................................................................................... 13
各部の名称と働き......................................................................................... 14
トップ・パネル.................................................................................................................... 14
ディスプレイ........................................................................................................................ 16
プレイ画面について.................................................................................................... 18
MP3 画面について ...................................................................................................... 18
レベル・メーターを表示する.................................................................................... 18
サイド・パネル(右)......................................................................................................... 19
サイド・パネル(左)......................................................................................................... 20
ボトム・パネル.................................................................................................................... 20
MICRO BR を使うための準備 ......................................................................21
電池/メモリー・カードを入れる................................................................................... 21
周辺機器を接続する ........................................................................................................... 23
電源を入れる........................................................................................................................ 25
電源を切る............................................................................................................................ 25
デモ・ソングを聴く.....................................................................................28
ソングを選んで再生する................................................................................................... 28
現在位置を移動する ........................................................................................................... 29
新しいソングを作る.....................................................................................30
新しいソングを作る(ソング・ニュー)........................................................................ 30
入力を選ぶ............................................................................................................................ 31
エフェクトを使う(インサート・エフェクト)............................................................ 32
エフェクト・パッチを選ぶ........................................................................................ 32
インサート・エフェクトを使わずに録音する ...................................................... 32
リズムを使う........................................................................................................................ 33
パターンを鳴らす ........................................................................................................ 33
パターンのテンポを変える........................................................................................ 33
録音する................................................................................................................................ 34
再生する................................................................................................................................ 35
録音した演奏を再生する............................................................................................ 35
トラックの音量を調整する........................................................................................ 35
MP3 プレーヤーを使う ................................................................................36
デモ・ソングを再生する................................................................................................... 36
MP3 の曲を練習に使う(フレーズ・トレーナー)...................................................... 37
再生スピードを変える(タイム・ストレッチ).................................................... 37
中央の音を消す(センター・キャンセル)............................................................. 38
6
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第 1 章 録音/再生する ..............................................................................40
録音する................................................................................................................................ 40
新しいソングをつくる................................................................................................ 40
入力する楽器を選択する............................................................................................ 41
録音レベルを調節する................................................................................................ 41
V トラックを切り替える ............................................................................................ 42
録音するトラックを選ぶ............................................................................................ 43
2 つのトラック・パラメーターを同時に操作する(ステレオ・リンク)....... 43
録音する......................................................................................................................... 44
再生する................................................................................................................................ 45
繰り返し再生させる(リピート)............................................................................. 45
再生音の左右の定位(パン)を調整する............................................................... 46
ミスしたところだけ録り直す(パンチ・イン/アウト)........................................... 47
マニュアル・パンチ・イン/アウト....................................................................... 47
オート・パンチ・イン/アウト ............................................................................... 48
同じ区間の録音を繰り返す(ループ・レコーディング).................................... 49
録音や編集を取り消す(アンドゥ/リドゥ)................................................................51
1 つ前の状態に戻す(アンドゥ).............................................................................. 51
アンドゥを取り消す(リドゥ)................................................................................. 51
各トラックの演奏を別トラックにまとめる(バウンス)........................................... 52
バウンス結果を確認する............................................................................................ 53
ソングに関する情報を表示させる................................................................................... 54
ソングの情報を表示する............................................................................................ 54
録音可能な残り時間を表示させる........................................................................... 54
第 2 章 編集する......................................................................................... 55
トラックに録音された演奏を編集する(トラック・エディット)........................... 55
データをコピーする(トラック・コピー)............................................................. 55
編集範囲とコピー回数について ............................................................................... 56
データを移動させる(トラック・ムーブ)............................................................. 57
データを消す(トラック・イレース)..................................................................... 58
データを入れ替える(トラック・エクスチェンジ)............................................ 59
録音したソングを整理する............................................................................................... 60
ソングをコピーする(ソング・コピー)................................................................. 60
ソングを消す(ソング・イレース)......................................................................... 60
メモリー・カード容量を節約する(ソング・オプティマイズ)....................... 61
ソングに名前を付ける(ソング・ネーム)............................................................. 61
ソングを保護する(ソング・プロテクト)............................................................. 62
現在の設定をソングに保存する(ソング・セーブ)............................................ 62
第 3 章 エフェクトを使う .......................................................................... 63
インサート・エフェクトを使う....................................................................................... 63
エフェクト・パッチとバンク.................................................................................... 63
インサート・エフェクトの設定を変更する........................................................... 64
インサート・エフェクトの設定を保存する(ライト)........................................ 65
インサート・エフェクトの使い方を状況に応じて変える.................................. 66
アルゴリズム一覧................................................................................................................ 68
GT(ギター)バンク [COSM GTR AMP]........................................................ 68
MC(マイク)バンク [VOCAL MULTI]............................................................ 68
LN/EX(ライン/外部マイク)バンク[MSTR TOOL KIT]........................... 68
インサート・エフェクト・パラメーターの働き.......................................................... 69
リバーブを使う.................................................................................................................... 76
使用するリバーブ・タイプを選ぶ........................................................................... 76
トラックのリバーブのかかり具合を調節する ...................................................... 76
入力ソースのリバーブのかかり具合を調節する .................................................. 77
7

リズムのリバーブのかかり具合を調節する........................................................... 77
リバーブ・パラメーターの働き ............................................................................... 77
マスタリングをする ........................................................................................................... 78
マスタリングをする.................................................................................................... 78
マスタリング・ツール・キットの設定を変更する.............................................. 80
マスタリング・ツール・キットの設定を保存する(ライト)........................... 81
マスタリング・ツール・キット・パラメーターの働き............................................. 82
MT バンク[MSTR TOOL KIT].............................................................................. 82
パラメーター一覧................................................................................................................ 82
第 4 章 リズムを使う ................................................................................. 84
リズムについて.................................................................................................................... 84
パターン/アレンジとは............................................................................................ 84
パターン・モード/アレンジ・モードについて .................................................. 85
ドラムの音色(ドラム・キット)を変える.................................................................. 86
パターンを鳴らす................................................................................................................ 87
パターンのテンポを変える........................................................................................ 87
オリジナルのアレンジを作成する................................................................................... 87
1 小節目のパターンを設定する ................................................................................ 88
パターンを並べる ........................................................................................................ 89
ステップを挿入する.................................................................................................... 90
ステップを消去する.................................................................................................... 90
アレンジに名前をつける............................................................................................ 91
アレンジを鳴らす................................................................................................................ 92
アレンジのテンポを変える........................................................................................ 92
アレンジをコピーする/消去する................................................................................... 92
コピー............................................................................................................................. 92
消去................................................................................................................................. 92
第 5 章 MP3 プレーヤーとして使う .......................................................... 93
MP3 とは .............................................................................................................................. 93
MICRO BR が対応しているオーディオ・フォーマットについて.................... 93
MICRO BR が対応していないオーディオ・フォーマットについて................ 93
音楽配信サイトからダウンロードしたファイルについて.................................. 93
音楽 CD から取り込んだオーディオ・ファイルの扱いについて ..................... 93
著作権について.................................................................................................................... 94
許諾条件について................................................................................................................ 94
MP3 モードについて.......................................................................................................... 94
MP3 モードに切り替える ................................................................................................. 95
MP3/WAV ファイルを再生する .............................................................................. 95
曲を繰り返し再生させる(リピート)..................................................................... 96
MP3/WAV のファイルを練習に使う(フレーズ・トレーナー)............................. 97
再生スピードを変える(タイム・ストレッチ).................................................... 97
中央の音を消す(センター・キャンセル)............................................................. 98
MP3/WAV で録音する...................................................................................................... 99
録音時間について ........................................................................................................ 99
MP3/WAV のファイルを消去する ...............................................................................100
MP3/WAV のファイル名を変更する ...........................................................................100
MP3/WAV の情報を表示する ....................................................................................... 101
第 6 章 USB を使う..................................................................................102
USB を使う前に(概要).................................................................................................. 102
USB を使ってできること ........................................................................................102
対応 OS ........................................................................................................................ 102
パソコンとの接続 ......................................................................................................103
8

メモリー・カードのデータ構成 .............................................................................103
メモリー・カードに保存されたフォルダやファイルを確認する ...................104
バックアップされるデータについて.....................................................................104
USB 使用時の注意..................................................................................................... 105
Windows の場合................................................................................................................ 105
MP3/WAV ファイルをやり取りする....................................................................105
MICRO BR のソング・データをバックアップ/リカバーする......................106
パソコンとの接続を解除する..................................................................................107
Macintosh の場合 ............................................................................................................. 108
MP3/WAV ファイルをやり取りする....................................................................108
MICRO BR のソング・データをバックアップ/リカバーする......................109
パソコンとの接続を解除する..................................................................................110
BR-900CD/600 のソング・データの互換性について............................................111
第 7 章 その他の便利な機能..................................................................... 112
ディスプレイのコントラストを調節する....................................................................112
楽器のチューニングをする(チューナー).................................................................. 112
チューニングする ......................................................................................................113
トラック・データとオーディオ・ファイルの相互変換をする...............................114
トラック・データをオーディオ・ファイルに変換する
(トラック・エクスポート)...................................................................................... 114
オーディオ・ファイルをトラック・データに変換する
(トラック・インポート)..........................................................................................115
プラグイン・パワー対応マイクを使う........................................................................ 116
SD メモリーカードを初期化(イニシャライズ)する .............................................117
MICRO BR の設定を初期化する...................................................................................117
電池の消耗を抑える(パワー・セーブ)...................................................................... 118
パワー・セーブ状態から復帰する......................................................................... 118
自動で電源をオフにする(オート・パワー・オフ)................................................. 118
第 8 章 資料 ..............................................................................................119
アレンジ/パターン一覧.................................................................................................119
プリセット・アレンジ一覧...................................................................................... 119
プリセット・パターン一覧...................................................................................... 120
エフェクト・パッチ一覧.................................................................................................121
■ GT (GUITAR/BASS) Bank...............................................................................121
■ MC (MIC) Bank.................................................................................................... 122
■ LN (LINE) Bank....................................................................................................122
■ EX (EXTERNAL MIC) Bank ..............................................................................122
■ MT (MASTERING) Bank...................................................................................122
パラメーター一覧..............................................................................................................123
■ミキサー・パラメーター...................................................................................... 123
■レコーダー・パラメーター..................................................................................123
■ソング・パラメーター..........................................................................................124
■システム・パラメーター...................................................................................... 124
■リズム・パラメーター..........................................................................................124
■アレンジ・パラメーター...................................................................................... 124
故障かな ? と思う前に..................................................................................................... 125
エラー・メッセージ一覧.................................................................................................128
主な仕様..............................................................................................................................131
トラック・シート..............................................................................................................133
索引 ............................................................................................................135
9

MICRO BR の紹介
主な特長
■モバイル・サイズのマルチト
ラック・レコーダー
MICRO BR は、ポータビリティーを重視したモ
バイル・サイズのマルチトラック・レコーダー
です。
■簡単な操作系
MICRO BR は、初心者でも簡単に操作できるよ
うに設計されたデジタル・マルチトラック・レ
コーダーです。
演奏の録音からミックス・ダウンまで、お買い
上げになったその日から誰でも手軽にデジタル・
レコーディングの魅力に触れることができます。
■一台で音楽を完成できるワーク
ステーション
MICRO BR は、本体だけで音楽を完成できる
ワークステーションとしての機能を備えていま
す。
○多彩な音声入力とエフェクト
エレキギターやベース、ステレオ・マイク/ライ
ン出力機器を直接接続して使えるインプット・
ジャック、さらには内蔵マイクを搭載しています。
これに COSM 技術を駆使したエフェクトを使用
することで、様々な特殊効果を得ることができ
ます。
COSM
(Composite Object Sound Modeling)
COSM とは実在する物体の構造、素材な
どを別の手法で仮想的に構築する「モデリ
ング」技術。
COSM はその数あるサウンド・モデリン
グ技術を発展させ、さらに新しいサウン
ドを創り出すローランド独自の技術です。
○マルチトラック・レコーディング
作品の中で使われるそれぞれの音源(楽器など)
を別々のトラックに録音することを、マルチト
ラック・レコーディングといいます。
MICRO BR は 4 つのトラックがあり、さらに各
トラックに 8 つの仮想トラック(V トラック)
を持ちます。
例えばギター・ソロのトラックにたくさんのテ
イクを録音しておき、その中から気に入ったテ
イクのみを使用する、といったことが可能です。
「第 1 章 録音/再生する」(P.40)
また、4 トラックを再生しながら V トラックに
ミックス・ダウンすることも可能ですので、ト
ラックがいっぱいになっても消去する必要があ
りません。
「各トラックの演奏を別トラックにまとめる(バウ
ンス)」(P.52)
「インサート・エフェクトを使う」(P.63)
「リバーブを使う」(P.76)
10

MICRO BR の紹介
V トラックとは
各トラックは 8 つの仮想トラックから構
成されており、その中からどれか 1 つを
選んで、録音/再生することができます。
つまり、最大で 4 × 8 = 32 トラックに
演奏を録音することができ、その中から
4 トラックを選んで再生できることにな
ります。この各トラックを構成する仮想
トラックを V トラックと呼びます。
V-Track1
V-Track2
V-Track3
V-Track4
V-Track5
V-Track6
V-Track7
V-Track8
巻末に「トラック・シート」(P.133)が
ありますので、V トラックを使った曲を
録音するときなどにコピーしてご利用く
ださい。
○リズム機能
思いついたフレーズや、曲のアイデアを録音す
る際に便利な「リズム機能」を搭載しています。
イメージにあったリズム・パターンを選んだ後、
テンポを設定するだけの簡単操作です。
さらに、内蔵されたリズム・パターンを組み合
わせて曲の流れをつくるアレンジ機能も搭載し
ています。
「各トラックの演奏を別トラックにまとめる(バウ
ンス)」(P.52)
「マスタリングをする」(P.78)
○オーディオ・データへの変換
完成した曲データは、本体内で MP3 や WAV と
いった一般的なオーディオ・フォーマットに変
換できますので、そのままお手持ちのコン
ピューターに USB で転送して使用できます。
「トラック・データとオーディオ・ファイルの相
互変換をする」(P.114)
「第 6 章 USB を使う」(P.102)
■便利な MP3/WAV 再生機能
MICRO BR は、MP3/WAV ファイル(オーディ
オ・ファイル)の再生機能を搭載しています。
好きな音楽データを持ち運んで聞くことができ
ます。
また、これらのオーディオ・ファイルを演奏さ
せながら楽器演奏を練習するときに、ゆっくり
と再生したり、中心で鳴っている音を消すこと
ができる、フレーズ・トレーナー機能を搭載し
ています。さらに長時間の MP3 録音にも対応し
ていますので、市販のステレオ・マイクや内蔵
マイクを使用した屋内外での録音にも最適です。
「第 5 章 MP3 プレーヤーとして使う」(P.93)
■クロマチック・チューナーを搭載
クロマチック・チューナー搭載により、ギター
やベースを本機に接続したまま、チューニング
することができます。
「第 4 章 リズムを使う」(P.84)
○バウンス機能/マスタリング機能
リズムを含む全てのトラックの演奏を、2ト
ラックのステレオ・データにミックス・ダウン
(バウンス)することができます。
またマスタリング機能を使って、曲の音圧をか
せぐなど曲全体の音質をまとめ、そのまま MP3
などのオーディオ・データに変換することがで
きます。
「楽器のチューニングをする(チューナー)」
(P.112)
■場所を選ばない 2 電源方式
単 3 乾電池(アルカリ乾電池推奨)2 本で動作
させることができますので、持ち運んでどこで
でもレコーディングができます。また、乾電池
の他に、AC アダプター(別売)を使用すること
ができます。
11

MICRO BR の紹介
MICRO BR で扱うデータの構成
MICRO BR はメモリー・カードとして SD メモリーカードを使用し、録音・再生を行います。
ソングと MP3/WAV ファイル
MICRO BR ではマルチトラック・レコーディングができる「ソング」と、オーディオ・データである
「MP3」「WAV」を扱うことができます。
通常モード(マルチトラック・レコーディングができます。)
現在のソング
(カレント・ソング)
SONG 1 SONG 3 NEW SONG
MP3 モード(MP3 と WAV ファイルが扱えます。)
Music A.MP3
ソングは SD メモリーカードの容量が許す限り 99 曲まで記録することができます(MP3/WAV
ファイルはそれぞれ合わせて 999 曲)。
SONG 2
Music B.WAV
SD メモリーカード
ソング・ニューで
新しく作られるソング
MP3/WAV
で録音
点灯
USB
12

MICRO BR の紹介
MICRO BR で使えるメモ
リー・カード
MICRO BR で動作確認をした SD メモリーカー
ドについては、別紙『SD メモリーカードについ
て』をご覧ください。
■メモリー・カード(SD メモ
リーカード)の初期化について
コンピューター・ショップなどでお買い求めに
なられた SD メモリーカードや、デジタル・カメ
ラで使用していた SD メモリーカードをそのまま
MICRO BR で使用することはできません。
これらの SD メモリーカードを MICRO BR で使
う場合は、初期化(イニシャライズ)をする必
要があります。
SD メモリーカードの初期化については、「SD メ
モリーカードを初期化(イニシャライズ)する」
(P.117)をご覧ください。
■録音時間について
1 枚のカードに録音できる時間は、データ・タイ
プの設定によって次のようになります
● 録音時間(1 トラック換算)
メモリー・
カード
容量
32 MB 約15分 約18分 約23分
64 MB 約31分 約38分 約47分
128 MB 約64分 約76分 約96分
256 MB 約 128分 約154分 約 192 分
512 MB 約 257分 約 309 分 約 386分
1GB 約 502分 約 604 分 約 755分
※ 上記の録音時間は目安です。作られるソング数に
※ 上記の録音時間は使用トラックの合計です。4 ト
※ MP3 ファイルなどのオーディオ・データがカード
● 録音時間(MP3/WAV、ステレオ換算)
データ・タイプ
HiFi(MT2) STD(LV1) LONG(LV2)
よっては、録音できる時間が多少短くなります。
ラックで均等にデータが入っている場合、できあ
がる曲の長さは上記の約 1/4 になります。
上にある場合は、 その容量分録音時間が短くなり
ます。
メモリー・
カード
容量
32 MB 約65 分 約32分 約21分 約2分
64 MB 約 131 分 約65分 約43分 約5分
128 MB 約 265 分 約 132 分 約88分 約12分
256 MB 約 531 分 約 265 分 約 177 分 約24分
512 MB 約 1065 分 約 532 分 約 355 分 約48分
1GB 約 2081 分 約 1040 分 約 693 分 約94分
MP3 WAV
64 kbps 128kbps 192kbps
※ 上記の録音時間は目安です。作られる MP3/WAV
ファイル数によっては、録音できる時間が多少短
くなります。
※ ソング・データがカード上にある場合は、 その容
量分録音時間が短くなります。
13

各部の名称と働き
トップ・パネル
fig.00-010
1
2
3
4
67
5
1.
[POWER](パワー)
電源ボタンです。本機の電源をオン/オフ
します。
2.
[EXIT](イグジット)
前の画面に戻ります。
3.
[UTILITY](ユーティリティー)
ソングの管理、トラックの編集、メモリー・
カードの操作など、さまざまな機能を呼び
出します。
MODE(レコーディング・モード)
[EXIT]を押しながら[UTILITY]を押す
•
レコーディングするモードを選びます。
4.
CURSOR[ ][](カーソル)
カーソルの移動、ページ切り替えに使用し
ます。
5.
[EFFECTS](エフェクト)
エフェクトのオン/オフや、設定を変更
(エディット)する画面を呼び出します。マ
スタリング・ツール・キットやリバーブの
設定もここで行います。
6.
[RHYTHM](リズム)
リズムのオン/オフや、設定を変更(エ
ディット)する画面を呼び出します。
18
8
9 10 11 12
TUNER(チューナー)
•
7.
8.
17
14
15
16
13
[EFFECT]を押しながら[RHYTHM]を押す
内蔵チューナーをオンにします。
[MP3/TRAINER](MP3 /トレーナー)
MP3 や WAV ファイルの再生や録音を行う
モードに切り替えます。
また、タイム・ストレッチや、センター・
キャンセルといったフレーズ・トレーナー
が使えます。
[TR 1]〜[TR 4](トラック)
録音するトラックを選んだり、トラックの
音量をコントロールする画面を呼び出した
りします。
また、画面によって機能の異なるファンク
ションボタンとして使用します。
例えば、説明文中で[TR1](SNG)とあれ
ば[TR1]を押すことによって、ディスプ
レイに表示されている SNG が選ばれること
を意味します。
14

9.
(リワインド)
ボタンを押している間、ソングを早戻しし
ます。
を押しながら、 を押すと、そ
の曲の先頭の時刻に移動します。
10.
(ストップ)
ソングの録音、再生を停止します。
11.
(プレイ)
ソングを再生します。ディスプレイに
が表示されます。
12.
(ファスト・フォワード)
ボタンを押している間、ソングを早送りし
ます。
を押しながら、 を押すと、そ
の曲の末尾の時刻に移動します。
13.
(レコーディング)
録音待機状態になり、ディスプレイに
が表示されます。その後 を押す
と録音を開始します。
録音操作のほか、パンチ・イン/アウトの
切り替えにも使用します。
[A B](AB ボタン)
14.
リピート機能で繰り返したい区間や、パン
チ・イン/アウト区間、トラック・エ
ディット区間の設定をします。
[INPUT](インプット)
15.
入力ジャックや内蔵マイクの選択画面、お
よび入力感度の設定を行う画面を呼び出し
ます。
各部の名称と働き
VALUE[-][+](バリュー)
16.
カーソルが示すパラメーターの設定値(バ
リュー)を変更します。
•
しばらく VALUE を押し続けると、設定値
が早く増減します。
•
VALUEを押しながらもう一方の VALUEを
押すと、さらに素早く設定値を増減させる
ことができます(ターボ・リピート)。
17.
MIC(内蔵マイク)
MICRO BR 本体内蔵のモノラル・マイクで
す。内蔵マイクで録音するときは、「入力す
る楽器を選択する」(P.41)をご覧ください。
18.
ディスプレイ
ソングの時間や音量レベル、メニュー画面
など、そのときの設定項目に応じた情報を
表示します。
表示画面が見づらい場合は、「ディスプレイ
のコントラストを調節する」(P.112)をご
覧ください。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きする
か、堅く絞った布で汚れを拭き取ってくださ
い。汚れが激しいときは、中性洗剤を含んだ
布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布で乾
拭きしてください。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナー
およびアルコール類は、使用しないでくださ
い。
15

各部の名称と働き
ディスプレイ
fig.00-020
1
7
1.
モード
現在のモードを表示します。
表示 モード
(なし) 通常のマルチトラック・レコーディ
2.
カーソル
パラメーターの変更対象を示します。
VALUE[-][+]を押すことで、カーソル
で示されたパラメーターが変化します。
3.
小節
ソングの現在位置を「小節 - 拍 - クロック」
で表示します。
テンポ
4.
リズムのテンポを表示します。
時刻
5.
ソングの現在位置の時刻を「時間 : 分 : 秒」
で表示します。
フレーム/サブ・フレーム
6.
ソングの現在位置のフレーム数を 1/10 フ
レーム単位で表示します(P.29)。
EFFECTS
7.
インサート・エフェクト(P.63)がオンの
ときに点灯します。
L/R(レベル・メーター)
8.
通常モード、MP3 モードのときは
PHONES/LINE OUT から出力されるレベル
が表示されます。
8
ングで使用するモードです。
バウンス・モードです。
マスタリング・モードです。
MP3 モードです。
2
3
5
9
10 11
バウンス・モード、マスタリング・モード
のときはそれぞれの録音レベル(バウンス・
レベル、マスタリング・レベル)が表示さ
れます。
9.
TR1234
トラックの 1 〜 4 に、録音されたデータが
あるときに点灯します。また、レコーディ
ング・トラックに指定されたトラックは、
その番号が点滅します。
レベル・メーター画面のときは、トラック
1 〜 4 のレベル・メーターの名称として表
示します。
10.
RHYTHM
リズム(P.84)がオンのときに点灯します。
レベル・メーター画面のときは、リズムの
レベル・メーターの名称として表示します。
11.
ソングの再生中に表示されます。
12.
録音待機中、または録音中に表示されます。
IN
13.
レベル・メーター画面のときに、各入力
ジャック(GUITAR IN や LINE IN/MIC)や
内蔵マイクに入力される信号のレベルを表
示します。
4
14
6
12
13
(プレイ・インジケーター)
(REC インジケーター)
15
16
18
17
16

電池残量
14.
電池を使用しているときの電池残量を表示
します。
表示 電池残量
電池残量は十分です。
電池の残り時間がおよそ半分です。
電池の残り時間が少なくなっています。早
めに新しい電池と交換してください。
電池の残り時間がありません。新しい電池
と交換してください。
表示なしAC アダプター(PSA-100)により電源が
供給されています。
※ 電池残量の表示は、あくまでめやすとしてご利用
ください。
15.
(オーバー・アイコン)
入力される信号が大きすぎるときに点灯し
ます。
点灯したときは、INPUT ボタンを押して、
現在入力で使用している Sns(インプッ
ト・センス)を下げてください。
詳しくは、「入力する楽器を選択する」
(P.41)を参照してください。
16.
(リピート)
リピートが設定されているときに点灯しま
す。
(AB)
17.
[A B]でリピートやオート・パンチ・イ
ンで使用する A-B 区間を設定したときに点
灯します。開始の時刻(A)を設定したとき
に点滅し、終わりの時刻(B)を設定すると
点灯になります。
A.PUNCH
18.
オート・パンチ・イン/アウトが設定され
ているときに点灯します。
各部の名称と働き
401a
•
本書では、ディスプレイを使用して機能説
明をしていますが、工場出荷時の設定
(パッチ名など)と本文中のディスプレイ
上の設定は一致していません。あらかじめ
ご了承ください。
※ MICRO BR 内部のデータ更新中は、ディ
スプレイに「Keep power on!」が表示さ
れます。このメッセージが表示されている
ときは電源を切らないでください。
17

各部の名称と働き
プレイ画面について
MICRO BR では、基本の画面(下図参照)をプ
レイ画面と呼びます。
fig.00-011
通常モード
BOUNCEモード
MASTERINGモード
本取扱説明書では、特に注意がない限り、プレ
イ画面にいるものとして説明します。
MP3 画面について
MP3 モード(P.94)で MICRO BR の電源を
切った場合、次回電源を入れると MP3 モードで
起動します。MP3 モードでの画面(下図参照)
を MP3 画面と呼びます。このとき が表
示されています。
fig.00-011
レベル・メーターを表示する
各トラックの音量を表示します。
プレイ画面で CURSOR[ ]を何回か押
1.
します。
※ プレイ画面に戻すときは CURSOR[ ](または
[EXIT])を押します。
fig.00-011
L/R PHONES/LINE OUT から出力され
TR 1 〜 4 各トラックからの出力がレベル・
RHYTHM リズムからの出力がレベル・メー
IN 各入力端子(GUITAR IN、LINE
るレベルが表示されます。
ただし、バウンス、マスタリング時
はそれぞれの録音レベル(マスタリ
ング・レベル、バウンス・レベル)
が表示されます。
メーターに表示されます。
ターに表示されます。
IN/MIC、内蔵マイク)からの入力が
レベル・メーターに表示されます。
MP3 モードから抜ける場合は、もう一度
[MP3/TRAINER]を押します。
18

各部の名称と働き
サイド・パネル(右)
fig.00-050
1
1.
GUITAR IN(ギター・イン)ジャック
2
(標準タイプ)
ギターやベースをダイレクトに接続できる
ハイ・インピーダンスの入力ジャックです。
2.
LINE IN/MIC(ライン・イン/マイク)
ジャック(ステレオ・ミニ・タイプ)
アナログ・オーディオ信号の入力ジャック
です。
携帯オーディオ・プレーヤーなどのオー
ディオ機器の出力を接続するときや、マイ
クを接続するときに使用します。
モノラル・ジャックを使用して接続した場
合、音声は L チャンネル(左)に設定さ
れたトラックに入力されます。
プラグイン・パワー対応の小型コンデン
サー・マイクを使用する場合、MICRO BR
本体の PlugInPower の設定をオンにしま
す。
プラグイン・パワーに対応していない機器
(ダイナミック・マイクなど)を使用する場
合は、PlugInPower の設定を必ずオフにし
てください。
3
プラグイン・パワー対応コンデン
サー・マイク
•
プラグイン・パワー対応コンデンサー・マ
イクとは、電源が必要な小型コンデン
サー・マイクです。マイクによっては電池
などが内蔵されているモデルもあります
4
が、外部からの電源を必要とするモデルも
あります。MICRO BR は、外部からの電
源が必要なプラグイン・パワー対応のマイ
クに対して、電源を供給することができる
設計になっています。
LINE IN/MIC ジャックで供給できる電圧は
•
およそ 2.5V です。ファンタム電源とは違
い、48V は供給できません。
PlugInPower を ON に設定しているときは、
•
プラグイン・パワー対応のコンデンサー・
マイクのみを接続してください。それ以外
の機器(ダイナミック・マイクなど)を接
続すると、その機器が破損する恐れがあり
ます。
→「プラグイン・パワー対応マイクを使
う」(P.116)
INPUT LEVEL(インプット・レベル)
3.
入力ソースの音量を設定します。トラック
に録音されるレベルが決まります。
「録音レベルを調節する」(P.41)
ストラップ・ホルダー
4.
市販のストラップを通すことができます。
「プラグイン・パワー対応マイクを使う」(P.116)
19

各部の名称と働き
サイド・パネル(左)
fig.00-050
1
1.
DC IN( AC アダプター)ジャック
AC アダプター( PSA-100、別売)を接続
します(P.23)。PSA-100 は楽器店でお買
い求めいただけます。
2.
VOLUME(ボリューム)
PHONES/LINE OUT からの出力音の音量を
調節します。
3.
PHONES/LINE OUT(ヘッドホン/ラ
イン・アウト)ジャック(ステレオ・ミニ・
タイプ)
ステレオ・ヘッドホン(別売り)または外
部オーディオ機器(ステレオ・アンプなど)
を接続するときに使用する出力ジャックで
す。
4.
USB コネクター(ミニ B タイプ)
USB ケーブルを使ってパソコンと接続する
コネクターです(P.23)(P.102)。MICRO
BR とパソコンの間でデータのやりとりを行
います。
ACアダプターは必ずPSA-100をお使いく
•
ださい。他のアダプターをご使用になりま
すと、発熱・故障などの原因となります。
使用中に AC アダプターが抜けると、大切
•
なデータが破壊される場合があります。
2
3
ボトム・パネル
fig.00-070
1
4
2
1.
バッテリー・カバー
電池/メモリー・カード(SD メモリーカー
ド)の差し込み口です。メモリー・カード
が挿入されていないと録音することはでき
ません。
「電池/メモリー・カードを入れる」(P.21)
工場出荷時には、デモ・ソングの収録され
•
たメモリー・カードがあらかじめセットさ
れています。
HOLD(ホールド)スイッチ
2.
電源がオンのときに HOLD スイッチを ON
にすると、すべてのボタン操作を受け付け
なくなります。
ただし、HOLD ON の状態であっても、
VOLUME、INPUT LEVEL は操作できます。
また、電源がオフのときに HOLD スイッチ
を ON にすると、[POWER]を押しても電
源が入らなくなります。
20
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MICRO BR を使うための準備
電池/メモリー・カードを入れる
[POWER]がオフになっていることを確認
1.
します。
バッテリー・カバーを、矢印の方向にスラ
2.
イドさせて取りはずします。
fig.00-100
3.
電池が入っている場合、バッテリー・ケー
スから取り出します。
4.
「カチッ」と音がするまでメモリー・カード
を奥に差し込みます。
fig.00-110
+/−を間違えないようにして単3乾電池 2
5.
本を入れます。
fig.00-120
+
-
fig.00-120
+
-
バッテリーカバーを取り付けます。
6.
fig.00-120
工場出荷時には、デモ・ソングの収録さ
れた SD メモリーカードがあらかじめ
セットされています。
21
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MICRO BR を使うための準備
fig.00-130
メモリー・カードを取り出すには
「カチッ」と音がするまで押し込んで、放します。
1.押す
fig.00-140
メモリー・カードの書き込み禁止
書き込み許可
(LOCK)機能について
メモリー・カードの側面にある書き込み禁止スイッチ
を「LOCK」方向にスライドさせると書き込みや消去
ができなくなり、メモリー・カード内のデータを保護
することができます。
928
929
930
931
電池寿命が長いアルカリ電池のご使用をお勧めします。
•
新しい電池と一度使用した電池や、違う種類の電池を混ぜて使用しないでください。
•
書き込み禁止
2.指を放す
22
•
•
•
•
•
•
•
•
•
アイコンが表示されたら、早めに新しい電池と交換してください。
電池の持続時間は、使用状況や電池の品種によって変わります。また SD メモリーカードの品種や容量
によっても変わります。
付属のメモリー・カードは、小さなお子様が誤って飲み込んだりすることのないようお子様の手の届か
ないところへ保管してください。
MICRO BR で動作確認をしたメモリー・カード(SD メモリーカード)については、別紙『メモリー・
カードについて』をご覧ください。
メモリー・カードは挿入方向や表裏に注意し、確実に奥まで差し込んでください。また、無理な挿入は
しないでください。
メモリー・カードの接点の部分に触れたり、汚したりしないでください。
本体の電源を入れたまま、メモリー・カードの抜き差しをしないでください。本体やメモリー・カード
内のデータが失われる、またはメモリー・カードが使えなくなる可能性があります。
本体を裏返す際は、ボタン、つまみなどを破損しないように、新聞や雑誌などを重ねて本体の四隅や両
端に敷いてください。またその際、ボタン、つまみなどが破損しないような位置に配置してください。
本体を裏返す際は、落下や転倒を引き起こさないよう取扱いにご注意ください。
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MICRO BR を使うための準備
周辺機器を接続する
下図のように接続してください。また接続の際は各機器の電源をオフにしてください。
fig.00-150
■サイド・パネル(左)
ACアダプター
(PSA-100)
ステレオ・ヘッドホン
fig.00-150
■サイド・パネル(右)
コンピューター
エレキ・ギター
エレキ・ベース
CD/MD
プレーヤーなど
プラグイン・パワー対応コンデンサー・マイク
(P.19)
ダイナミック・マイクや
プラグイン・パワー対応
コンデンサ ー・マイク
23
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MICRO BR を使うための準備
923
乾電池の残り容量が少なくなったとき、AC アダプターによって電源を供給することで、電源を
•
切らずに操作が継続できます。
926a
抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、インプット(GUITARジャック、LINE IN/MIC ジャック)
•
に接続した機器の音量が小さくなることがあります。このときは、抵抗の入っていない接続ケー
ブル(ローランド:PCS シリーズなど)をご使用ください。
983
マイクとスピーカーの位置によっては、ハウリング音(キーンという音)が出ることがあります。
•
その場合は、以下のように対処してください。
1.
マイクの向きを変える
マイクをスピーカーから遠ざける
2.
音量を下げる
3.
fig.00-160
LINE IN/MIC ジャックは、ステレオ・ミニ・タイプとなっ
•
ています。LINE IN/MIC ジャックのピン配置は図のように
なっています。接続する時は、接続機器のピン配置を確認
のうえ、接続してください。
標準タイプのマイクをお使いになる場合は、市販の変換プ
•
ラグを使用してください。
バランス(XLR)タイプのマイクは本機は対応しておりません。
•
LINE IN/MIC ジャックにプラグイン・パワー対応マイク(P.19)を接続する場合、「プラグイン・
•
パワー対応マイクを使う」(P.116)を参照してください。
左 右
グランド
24
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MICRO BR を使うための準備
電源を入れる
•
他の機器と接続するときは、誤動作やス
ピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべ
ての機器の音量を絞り、すべての機器の電
源を切ってください。
•
正しく接続したら(P.23)、必ず次の手順
で電源を投入してください。手順を間違え
ると、誤動作をしたりスピーカーなどが破
損する恐れがあります。
•
この機器は回路保護のため、電源をオンし
てからしばらくは動作しません。
921
941
942
電源を入れる前に次のことを確認します。
1.
□ 外部機器と正しく接続されていますか?
□ 本機および接続する機器の音量が最小に
なっていますか?
□ メモリー・カードが差し込まれています
か?
MICRO BR の V OLUME を下げます。
2.
入力ジャック(GUITAR IN、LINE
3.
IN/MIC)に接続した機器の電源をオンにし
ます。
4.
トップ・パネルの [POWER]を押して、
オンにします。
5.
出力ジャック(PHONES/LINE OUT)
に接続した機器の電源をオンにします。
電源を切る
USB でパソコンと通信をしている場合は、
1.
「パソコンとの接続を解除する」(P.107)
(P.110)に従って接続を解除します。
再生/録音が停止していることを確認しま
2.
す。
「Keep power on!」と表示されていない
3.
ことを確認します。
各機器の電源を、電源を入れたときと逆の
4.
順序でオフにします。
「Shutting down...」と表示されるまで
5.
[POWER]を押し続けます。
•
AC アダプターを使うときは、使用中に AC
アダプターが抜けることのないように注意
してください。AC アダプターが抜けると、
データが破壊される場合があります。
•
音量を絞ってから電源を入れてください。
音量を絞っても、電源を入れるときに音が
することがありますが、故障ではありませ
ん。
25
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MICRO BR を使うための準備
26
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クイック・スタート
クイック・スタート
•
この機器をヘッドホン、アンプ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設定によっては永
久的な難聴になる程度の音量になります。大音量で、長時間使用しないでください。万一、聴
力低下や耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に相談してください。
27
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デモ・ソングを聴く
電源を入れるとプレイ画面になります。
ソングを選んで再生する
工場出荷時にはデモ・ソングが入ったメモリー・
カードが挿入されています。ここではそのデモ・
ソングを再生してみましょう。
2
5
3
※ MICRO BR のモードが通常モード(P.44)である
ことを確認します。
7164
1
VOLUME ダイヤルを回して音量を下げます。
2
[UTILITY]を押します。
3
[TR1](SNG)を押します。
4
[TR1](SEL)を押します。
ソング・セレクト画面が表示されます。
5
VALUE[-][+]で、01:BigDance を
選びます。
7
を押します。
ソングの再生が始まります。VOLUME ダイ
ヤルをゆっくり回して音量を調節してくだ
さい。
この機器をヘッドホン、アンプ、スピー
カーと組み合わせて使用した場合、設定
によっては永久的な難聴になる程度の音
量になります。大音量で、長時間使用し
ないでください。万一、聴力低下や耳鳴
りを感じたら、直ちに使用をやめて専門
の医師に相談してください。
•
本製品には MICRO BR ソング・データ形式の
デモ・ソングと、このデータをマスタリング
し MP3 に変換したデモ・ソングが付属して
います。はじめて電源を ON したときは、自
動的にソング・データ形式のデモ・ソングが
読み込まれます。
981b
•
本製品に付属しているデモ・ソングを個人で
楽しむ以外に権利者の許諾なく使用すること
は、法律で禁じられています。権利者に無断
でこれらのデータの複製を作ったり、二次的
著作物で利用したりしてはいけません。
曲名 The Big Dance
作曲者 Gary Lenaire, Rafik Oganyan
著作権 (C)2006 BOSS Corporation
各トラックの音量を調節するには、「トラッ
クの音量を調整する」(P.35)をお読みくだ
さい。
6
[TR4](EXE)を押します。
28
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現在位置を移動する
ソングの現在位置を移動するには、次のような方法があります。
動作 説明
早送り
を押している間はソングが早送りになります。
デモ・ソングを聴く
クイック・スタート
早戻し
ソングの先頭の時刻
(00:00:00-00.0)へ移動 を押しながら を押します。
ソングの最後の時刻へ移動
時/分/秒/フレーム/サブ・
フレーム単位の移動
小節/拍単位の移動
を押している間はソングが早戻しになります。
を押しながら を押します。
CURSOR[ ][ ]を押して、カーソルを「時/分/秒/フレーム/
サブ・フレーム」の表示に合わせ、VALUE[-][+]で時刻を変更します。
CURSOR[ ][ ]を押して、カーソルを小節/拍の表示に合わせ、
VALUE[-][+]で小節/拍を変更します。
現在時刻の表示について
ディスプレイの下段の位置に表示される現在時刻(下図)は、
「00 時間 00 分 00 秒 00 フレーム 0 サブ・フレーム」を示しています。
fig.00
分 秒
時間
フレームは、1/30 秒を示しています。
•
サブ・フレームは、フレームの 1/10 を示しています。
•
サブ・フレーム
フレーム
29
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新しいソングを作る
メモリー・カードにソングが複数入っている場
合、最後に使用したソングが自動的に選ばれま
す。新たにソングを録音するときは、次のよう
に操作してください。
新しいソングを作る(ソン
グ・ニュー)
1
データ・タイプについては、「録音する」(P.40)
をご覧ください。
5
[TR4](EXE)を押します。
[TR4](EXE)を押すとソング・データが
作られ、プレイ画面に戻ります。
4
23
※ 新しいソングを作る前に「周辺機器を接続する」
(P.23)を参照し、あらかじめ周辺機器を接続し
ておいてください。
※ ディスプレイに が表示されていないこと
を確認します。
5
1
[UTILITY]を押します。
2
[TR1](SNG)を押します。
3
[TR2](NEW)を押します。
「Type:」と表示されます。
fig.00
4
VALUE[-][+]で HiFi (MT2)を選び
ます。
30