
このたびは、BOSS ギター・マルチプル・エフェクツ ME-50をお買い上げいただきまして、ありがとうございます。
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2 〜 3)「使用上のご注意」(P.4)をよ
くお読みください。
また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、この取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は
必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
主な特長
コンパクト・エフェクター感覚のシンプル
な操作性
各エフェクトに専用つまみを装備。コンパクト・エフェ
クター感覚の直感的な操作で、ダイレクトな音色変化を
得ることができます。
COSM による圧倒的なドライブ・サウンド
ローランド独自のモデリング技術「COSM」により、代
表的なビンテージ・サウンドからオリジナル・サウンド
まで、圧倒的かつ多彩な歪みを演出することができ
ます。
COSM (Composite Object Sound Modeling)
COSM とは電気回路や構造・素材など、音に影響する
様々な要素を解析し、それらを組み合わせて再構築して
いくローランド独自のモデリング技術です。
多彩な機能のエクスプレッション・ペダル
ME-50 に装備されたエクスプレッション・ペダルでは、
6種類のペダル専用エフェクトをコントロールすること
ができます。またスイッチの切り替えにより、ボリュー
ム・ペダルとして使用することができます。
メモリー機能
作った音色を 30 種類まで記憶させることができます。
「メモリー・モード」では、ペダル操作により、記憶さ
せた音色を瞬時に呼び出して使うことができます。
AUX INジャック
AUX IN ジャックの装備により、CD/MD などの演奏に
合わせた練習が簡単に行えます。
電池駆動
ME-50 では、単 3乾電池(6 本)と AC アダプター(別
売)の 2電源方式を採用しています。
取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、
販売店にお問い合わせください。
If you should require an English Owner’s
Manual (at a modest fee), please contact an
authorized Roland distributor.
2002 ©ボス株式会社
本書の一部、または全部を無断で複写・転載
することを禁じます。

安全上のご注意
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想
定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が
傷害を負う危険が想定される場合
および物的損害のみの発生が想定
される内容を表わしています。
※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大
損害を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告
001
●この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説
明書をよく読んでください。
..............................................................................................................
002c
● この機器および ACアダプターを分解したり、改
造したりしないでください。
..............................................................................................................
003
●修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれ
ていないことは、絶対にしないでください。必
ずお買い上げ店またはローランド・サービスに
相談してください。
..............................................................................................................
004
●次のような場所での使用や保存はしないでくだ
さい。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所
○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
..............................................................................................................
007
●この機器を、ぐらつく台の上や傾いた場所に設
置しないでください。必ず安定した水平な場所
に設置してください。
..............................................................................................................
008b
●ACアダプターは、必ず指定のもの( PSA-100)
を、AC100V の電源で使用してください。
..............................................................................................................
図記号の例
は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま
す。
具体的な注意内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を
表わしています。
は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい
ます。
具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
●は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜
くこと」を表わしています。
009
●電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上
に重いものを載せたりしないでください。電源
コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火
災や感電の恐れがあります。
..............................................................................................................
010
●この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アン
プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設
定によっては永久的な難聴になる程度の音量に
なります。大音量で、長時間使用しないでくだ
さい。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直
ちに使用をやめて専門の医師に相談してくださ
い。
..............................................................................................................
011
●この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針
金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に
入れないでください。
..............................................................................................................
012c
● 次のような場合は、直ちに電源を切って AC ア
ダプターをコンセントから外し、お買い上げ店
またはローランド・サービスに修理を依頼して
ください。
○ACアダプター本体や電源コードが破損した
とき
○ 煙が出たり、異臭がしたとき
○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし
たとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき
○ 機器に異常や故障が生じたとき
..............................................................................................................
●の中に描かれています。
2

警告
013
●お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の
取り扱いやいたずらに注意してください。必ず
大人のかたが、監視/指導してあげてください。
..............................................................................................................
014
●この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を
与えないでください。
..............................................................................................................
015
●電源は、タコ足配線などの無理な配線をしない
でください。特に、電源タップを使用している
場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を
超えると発熱し、コードの被覆が溶けることが
あります。
..............................................................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店または
ローランド・サービスに相談してください。
..............................................................................................................
019
●電池は、充電、加熱、分解したり、または火や
水の中に入れたりしないでください。
..............................................................................................................
注意
101b
● この機器と AC アダプターは、風通しのよい、正
常な通気が保たれている場所に設置して、使用
してください。
..............................................................................................................
102d
●AC アダプターをコンセントや機器本体に抜き
差しするときは、必ず AC アダプターの本体や
出力プラグを持ってください。
..............................................................................................................
103b
●AC アダプターとコンセントの間にゴミやほこ
りがたまると、絶縁不良を起こして火災の原因
になりますので、乾いた布で定期的に拭き取っ
てください。また、長時間使用しないときは、
AC アダプターをコンセントから外してくださ
い。
..............................................................................................................
104
●接続したコードやケーブル類は、繁雑にならな
いように配慮してください。特に、コードやケー
ブル類は、お子様の手が届かないように配慮し
てください。
..............................................................................................................
106
●この機器の上に乗ったり、機器の上に重いもの
を置かないでください。
107d
● 濡れた手で AC アダプターの本体や出力プラグ
を持って、コンセントや機器本体に抜き差しし
ないでください。
..............................................................................................................
108b
● この機器を移動するときは、AC アダプターをコ
ンセントから外し、外部機器との接続を外して
ください。
..............................................................................................................
109b
● お手入れをするときには、電源を切って AC ア
ダプターをコンセントから外してください。
..............................................................................................................
110b
● 落雷の恐れがあるときは、早めに ACアダプター
をコンセントから外してください。
..............................................................................................................
111
●電池の使いかたを間違えると、破裂したり、液
漏れしたりします。次のことに注意してくださ
い(P.6)。
1
○ 電池の +と - を間違えないように、指示どお
り入れてください。
2
○ 新しい電池と一度使用した電池や、違う種類
の電池を混ぜて使用しないでください。
3
○ 長時間使用しないときは、電池を取り出して
おいてください。
5
○ 液漏れを起こした場合は、柔らかい布で電池
ケースについた液をよくふきとってから新
しい電池を入れてください。また、漏れた液
が身体についた場合は、皮膚に炎症を起こす
恐れがあります。また眼に入ると危険ですの
ですぐに水でよく洗い流してください。
6
○ 電池を、金属性のボールペン、ネックレス、
ヘアピンなどと一緒に携帯したり、保管した
りしないでください。
..............................................................................................................
112
●使用済みの電池は、あなたの地域のゴミ分別収
集のしかたに従って、捨ててください。
..............................................................................................................
..............................................................................................................
3

使用上のご注意
291a
2〜3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
電源、電池のセットや交換について
301
● 雑音を発生する装置(モーター、調光器など)や消費電力
の大きな機器とは、別のコンセントを使用してください。
302
●ACアダプターを長時間使用すると AC アダプター本体が
多少発熱しますが、故障ではありません。
303a
● この機器は消費電流が大きいため、AC アダプターの使用
をお薦めします。電池で使用する場合はアルカリ電池を使
用してください。
304a
● 電池のセットや交換は、誤動作やスピーカーなどの破損を
防ぐため、他の機器と接続する前にこの機器の電源を切っ
た状態で行なってください。
306b
● この機器には、電池が付属されています。この電池は、機
器の動作確認用のため、寿命が短い場合があります。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐた
め、必ずすべての機器の電源を切ってください。
設置について
351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持
つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがありま
す。この場合は、この機器との間隔や方向を変えてくださ
い。
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ
画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあり
ます。この場合は、この機器を遠ざけて使用してください。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着信
時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがありま
す。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、も
しくは電源を切ってください。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切っ
た車内などに放置しないでください。変形、変色すること
があります。
355b
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつく
(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の原因
になりますので、数時間放置し、結露がなくなってから使
用してください。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞っ
た布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいときは、
中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布
で乾拭きしてください。
402
●変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアル
コール類は、使用しないでください。
修理について
451c
● お客様がこの機器や AC アダプターを分解、改造された場
合、以後の性能について保証できなくなります。また、修
理をお断りする場合もあります。
453a
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持
するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有して
います。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていた
だきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇所に
よっては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、
または最寄りのローランド・サービスにご相談ください。
その他の注意について
551
● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、失
われることがあります。失っても困らないように、大切な
記憶内容はメモしておいてください。
552
● 本体メモリーの失われた記憶内容の修復に関しましては、
補償を含めご容赦願います。
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子
などに過度の力を加えないでください。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラ
グを持ってください。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないよ
うに、特に夜間は、音量に十分注意してください。ヘッド
ホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけます。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダン
ボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
562
● 接続には、当社ケーブル(PCS シリーズなど)をご使用
ください。他社製の接続ケーブルをご使用になる場合は、
次の点にご注意ください。
○ 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機
との接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでく
ださい。音が極端に小さくなったり、全く聞こえなく
なる場合があります。ケーブルの仕様につきまして
は、ケーブルのメーカーにお問い合わせください。
988
● 盗難防止用ロック ( SECURITY LOCK)
市販の盗難防止用セキュリティー・ワイヤーなどを接続すること
ができます。
盗難防止用ロックは、キーケーブルロック等のセキュリティー・
ワイヤーに対応しています。日本国内総販売代理店は、以下のと
おりです。
日本ポラデジタル株式会社
〒104-0032 東京都中央区八丁堀 1 丁目 5 番 2 号
はごろもビル
Tel: 03-3537-1070
Fax: 03-3537-1071
4

目次
安全上のご注意.......................................2
使用上のご注意.......................................4
音を出してみよう....................................6
電池の入れかた...........................................................6
接続のしかた...............................................................6
電源を入れる...............................................................7
音量を調節する.........................................................................7
電源を切る ..................................................................7
エフェクトの使いかた .............................8
各エフェクトの接続順について..................................8
TONE MODIFY(トーン・モディファイ).................. 9
フット・スイッチで
トーン・モディファイをオン/オフさせる.......................9
COMPRESSOR(コンプレッサー)..........................10
フット・スイッチで
コンプレッサーをオン/オフさせる ................................10
OVERDRIVE/DISTORTION
(オーバードライブ/ディストーション).................11
MODULATION(モジュレーション)........................12
演奏テンポに同期した効果を付ける ................................14
DELAY(ディレイ)...................................................15
演奏テンポに同期したディレイを付ける........................16
HOLD の使いかた................................................................. 17
NS(ノイズ・サプレッサー)....................................18
REVERB(リバーブ)................................................18
ペダル .......................................................................19
ボリューム・ペダルで使う.................................................19
エクスプレッション・ペダルで使う ................................19
作った音色を記憶させる/
呼び出して使う(メモリー・モード)......20
マニュアル/メモリー・モードの切り替え..............20
パッチについて .........................................................20
ライト操作 ................................................................21
記憶させた音色を呼び出して使う
(パッチの切り替え)..................................................21
ナンバーを切り替える..........................................................21
バンクを切り替える..............................................................21
フット・スイッチでバンクを切り替える ........................22
メモリー・モード時の注意 .......................................22
音色変更について..................................................................22
テンポ設定について..............................................................22
DELAY の HOLD について..................................................23
DELAY の TAP について..................................................23
パッチの設定を変える
(パッチ・エディット・モード)................................23
便利な機能 ..........................................24
ギターをチューニングする(チューナー)................24
CD や MDに合わせて練習する(AUX IN)...............25
資料....................................................26
工場出荷時の設定に戻す
(ファクトリー・リセット).......................................26
エクスプレッション・ペダルの調整.........................26
故障と思う前に .........................................................27
主な仕様....................................................................28
パッチ一覧 ..........................................29
工場出荷時の設定.................................30
文中の表記について
● [ ]で囲まれた英字は、パネル上のボタンを表します。
(例)
[VARIATION]: VARIATIONボタン
[WRITE]: WRITEボタン
● (P.**)は参照ページを示しています。
ブランク・チャート .............................32
索引....................................................34
5

音を出してみよう
ステレオ
ヘッドホン
エレキ・ギター
CD/MD
プレーヤーなど
ACアダプター
(PSA-100:別売)
ギター・アンプ
電池の入れかた
※この機器には、電池が付属されています。この電池は、
機器の動作確認用のため、寿命が短い場合があります。
図のように、電池の向きに注意して付属の電池を入れます。
fig.0010
接続のしかた
ME-50 には、アンプやスピーカーは内蔵されていません。音
を出すためには、 ギター・アンプまたはステレオ・ヘッドホ
ンなどを用意してください。
※ 他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの
破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、電源
を切った状態で行ってください。
fig.0020
•
•
•
•
•
•
•
本体を裏返す際は、つまみなどを破損しないように、新
聞や雑誌などを重ねて本体の四隅や両端に敷いてくださ
い。また、その際、つまみなどが破損しないような位置
に配置してください。
本体を裏返す際は、落下や転倒を引き起こさないよう取
扱いにご注意ください。
電池の+(プラス)と−(マイナス)を間違わないよう
に入れてください。
電池が消耗してくると、ディスプレイにbと表示され
ます。その場合は新しい電池と交換してください。
電池交換の際は、単 3 電池を 6 本使用してください。
電池は、新しい電池と一度使用した電池や種類の違う電
池を混ぜて使用しないでください。液漏れの原因となり
ます。
電池の種類によっては、使用時間が短くなる場合があり
ます。
電池による連続使用時間は、アルカリ電池で約 12時間、
マンガン電池で約 3.5 時間です。(使用状態によって異な
ります。)
●ACアダプターのコードは図のようにコード・フックに固
定してください。誤ってコードを引っ張ってしまっても、
プラグが抜けて電源が切れてしまうことや、AC アダプ
ター・ジャックに無理な力が加わることを防ぐことがで
きます。
fig.0040
● モノで出力する場合は、L(MONO)ジャックだけにケー
ブルを接続してください。
● AUX IN ジャックと CD/MD プレーヤーを接続するケー
ブルには、抵抗入りケーブルを使用しないでください。
6
● LINE/PHONES ジャックをお使いの場合、内蔵のギター・
アンプ・シミュレーターにより、ヘッドホンでも迫力の
あるギター・サウンドをお楽しみいただけます。

音を出してみよう
● LINE/PHONES ジャックの出力をミキサー等に送る場合
は、専用ケーブル(PCS-31:別売)を使用してくださ
い。通常のケーブルを使用すると、L チャンネルの音だ
けが出力されます。
fig.0030
PCS-31
白
(L)
赤
(R)
電源を入れる
正しく接続したら必ず次の手順で電源を投入してください。
手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損す
る恐れがあります。
1.
(CD/MDプレーヤー)
2.
ME-50
fig.0041
※ MASTER LEVEL つまみを上げすぎると音が歪みます。
※ エフェクトがすべてオフになっているときは、MASTER
LEVELつまみが中央の位置で入出力が同じレベルになり
ます。
※ MASTER LEVEL つまみの設定は、パッチごとに記憶さ
れます。(P.20)
音が出ない/音が小さいときは
● 他の機器と正しく接続されていますか。
接続をもう一度確認してください。
● ボリュームが下がっていませんか。
接続しているアンプやミキサーのボリュームを確認して
ください。
●
ヘッドホンをつなぐと、ヘッドホンから音が聞こえますか。
音が出るようであれば、アンプなどと接続しているケー
ブルが断線していたり、外部機器の設定が誤っている場
合が考えられます。もう一度、接続ケーブルや外部機器
を確認してください。
● エクスプレッション・ペダルで、レベルが下がった状態
になっていませんか。
エクスプレッション・ペダルをボリューム・ペダルとし
て使っている場合、ペダルのつま先部分を上げた状態で
は音が出なくなります。(P.19)
● チューナー・モードになっていませんか。(P.24)
チューナー・モードでは、出力はミュート状態(無音状
態)になります。
ギター・アンプ/ステレオなど
3.
※ アンプなどのボリュームは、すべての接続を終え電源を
オンにした後に上げてください。
※ この機器は回路保護のため、電源をオンしてからしばら
くは動作しません。
音量を調節する
ME-50の音量を MASTER LEVELつまみで調節します。
fig.0050
● AUX IN ジャックと CD/MD プレーヤーの接続に抵抗入
りケーブルを使っていませんか。
抵抗入りケーブルを使用すると、CD/MDプレーヤー
の音が聞こえなくなることがあります。
電源を切る
1.
本体、および接続しているギター・アンプなどの音量を
最小にします。
2.
ギター・アンプ/ステレオ、MTR などの電源をオフにし
ます。
3.
ME-50 の電源をオフにします。
7

エフェクトの使いかた
電源投入時は常にマニュアル・モードになり、OVERDRIVE/DISTORTION、MODULATION、DELAY は必ずオフになりま
す。
※ DELAYの TYPE つまみがHOLDになっているときは、DELAY のインジケーターが点灯し、DELAY ペダル・インジケー
ターが一定の間隔を空けて点滅して録音待機状態を示します。(P.17)
以降記載の会社名および製品名は各社の商標または登録商標でボスとは関係ありません。
本書では COSM によってシミュレートされたサウンドを適切に表現するために、これらの名称を使用しています。
各エフェクトの接続順について
各エフェクトの接続順は、エクスプレッション・ペダルに設定されているエフェクト(P.19)に応じて、自動的に最適な接続順
になります。
●WAH、RING MOD、+1OCTAVE、-1OCTAVE が設定されているとき
fig.0060
TONE MODIFY
NS REVERB
EXPRESSION
VOLUME
(
PEDAL
)
COMPRESSOR
MODULATION
OVERDRIVE /
DISTORTION
DELA Y
● RESONANCE、VOICE が設定されているとき
fig.0070
TONE MODIFY
NS REVERB
COMPRESSOR
VOLUME
(
)
PEDAL
OVERDRIVE /
DISTORTION
MODULATION
EXPRESSION
DELA Y
また、MODULATIONのタイプがTREMOLO、UNI-Vのときは、MODULATIONがOVERDRIVE/DISTORTIONの前に接続されます。
(例)EXPRESSION:WAH、MODULATION:TREMOLO のとき
fig.0080
8
OVERDRIVE /
DISTORTION
WAH
(
EXPRESSION
NS REVERB
COMPRESSORTONE MODIFY
)
VOLUME
(
PEDAL
)
TREMOLO
(
MODULATION
DELA Y
)

TONE MODIFY(トーン・モディファイ)
エフェクトの使いかた
fig.0090
TONEMODIFYインジケーター
接続したギター自体の特長を変化させます。
TYPE つまみ
OFF
接続したギターそのままの音色です。(バイパス状態)
※ OFF にすると、TONE MODIFY インジケーターが消灯し
ます。
FAT
中域をブーストした太い音色になります。
PRESENCE
中高域をブーストした明るい音色になります。
ACOUSTIC
エレキ・ギターの音をアコースティック・ギターの音に変化
させます。
フット・スイッチでトーン・モディファイ
をオン/オフさせる
リア・パネルの FOOT SW ジャックにフット・スイッチ(FS5U:別売)を接続すると、フット・スイッチの操作でトー
ン・モディファイをオン/オフさせることができます。
fig.0100
ポラリティー・スイッチを
次のように設定してください。
MILD
高域をカットしたマイルドな音色になります。
TIGHT
低域をカットした音色になります。
ENHANCE
高域をブーストした音色になります。
SH
シングル・コイル・ピックアップの音をハム・バッキング・
ピックアップの音色に変化させます。
HS
ハム・バッキング・ピックアップの音をシングル・コイル・
ピックアップの音色に変化させます。
HHF
ハム・バッキング・ピックアップの音をシングル・コイル・
ピックアップのハーフ・トーン音色に変化させます。
HOLLOW
ボディーの共鳴音を付加したフルアコ風の音色に変化させま
す。
※ メモリー・モードのときは、バンクの切り替え機能に変
わります。(P.22)
専用ケーブル(PCS-31:別売)を使ってフット・スイッ
チを 2 個接続すると、1 つはトーン・モディファイのオ
ン/オフ用、もう 1 つはコンプレッサーのオン/オフ用
として使うことができます。(P.10)
9

エフェクトの使いかた
COMPRESSOR(コンプレッサー)
fig.0110
COMPRESSORインジケーター
入力信号の音量を均一化することによってロング・サステイ
ンを得るエフェクトです。音のピークだけを抑えて歪みを防
止するリミッターのような使いかたもできます。
SUSTAIN つまみ
効果の深さを調節します。右に回すほどロング・サステイン
が得られます。リミッターとして使う場合は、SUSTAIN つ
まみを左に回してください。
※ コンプレッサーを使わないときは SUSTAIN つまみを
OFF に合わせます。OFF にすると、COMPRESSOR イ
ンジケーターが消灯します。
LEVEL つまみ
コンプレッサーをオンにしたときの音量を調節します。コン
プレッサーのオン/オフを切り替えたときの音量バランスを
とるために使います。
フット・スイッチでコンプレッサーを
オン/オフさせる
リア・パネルの FOOT SW ジャックに専用ケーブル(PCS31:別売)を使ってフット・スイッチ(FS-5U:別売)を2
個接続すると、1 つはトーン・モディファイのオン/オフ用、
もう 1 つはコンプレッサーのオン/オフ用として使うことが
できます。以下のように接続してください。
fig.0120
PCS-31
ポラリティー・スイッチを
次のように設定してください。
※ メモリー・モードのときは、バンクの切り替え機能に変
わります。(P.22)
白 赤
TONEMODIFY
オン/オフ
COMPRESSOR
オン/オフ
10

エフェクトの使いかた
OVERDRIVE/DISTORTION(オーバードライブ/ディストーション)
fig.0130
ペダル
インジケーター
OD/DSペダル
OVERDRIVE/DISTORTIONインジケーター
OD/DS ペダル
ペダルを踏むたびにオーバードライブ/ディストーションの
オン/オフが切り替わります。オンになるとインジケーター
が点灯します。
DRIVE つまみ
歪み具合を調節します。右に回すほど歪みが強くなり、音量
が大きくなります。TURBO 領域まで回すと、より一層強い
歪みになります。
BOTTOM つまみ
低域を調節します。左に回すと低域がカットされた音に、右
に回すと低域が強調された音になります。
TONE つまみ
音色を調節します。左に回すとマイルドな音に、右に回すと
シャープな音になります。
LEVEL つまみ
音を歪ませるエフェクトです。
TYPE つまみと[VARIATION]の組み合わせで、22 種類
の歪みが得られます。
タイプ一覧
[VARIATION]消灯 [VARIATION]点灯
OD-1
OD-2
BD-2
DS-1
MT-2
SCREAM
DST+
GUV
RAT
MUFF
FACE
ボス OD-1のモデリングです。
ボス OD-2のモデリングです。
ボス BD-2 のモデリングです。
ボス DS-1 のモデリングです。
ボス MT-2のモデリングです。
Ibanez社のTS-808 TUBESCREAMERのモデリ
ングです。
MXR 社の DISTORTION+ のモデリングです。
Marshall社の GUV'NOR のモデリングです。
Proco社の RAT のモデリングです。
Electro-Harmonix社のBig Muff π のモデリング
です。
FUZZFACEのモデリングです。
音量を調節します。
※ LEVEL つまみを上げすぎると、ノイズが混じることがあ
ります。エフェクト・オン時とオフ時の音が同じ音量で
聞こえるように、LEVEL つまみを調節してください。
NATURAL
CRUNCH
LEAD
LOUD
METAL
MODERN OD
STACK
Hi GAIN
MODERN DS
SQUARE
OCT FUZZ
より自然な歪が得られるオーバードライブです。
アンプの歪みの要素を加えた、ツヤのあるクラン
チ・サウンドです。
オーバードライブの滑らかさとディストーショ
ンの深い歪みを両立させたサウンドです。
低域を強調したヘビーなディストーションです。
荒々しい過激な歪みのディストーションです。
中域に特長のあるオーバードライブです。
スタック・アンプの歪みの要素を加えた、ぶ厚い
サウンドです。
オーバードライブ + スタック・アンプのサウンド
です。
大型ハイゲイン・アンプのサウンドです。
シンセの矩形波サウンドです。
オクターブ上の倍音が発生するファズ・サウンド
です。
11

エフェクトの使いかた
MODULATION(モジュレーション)
fig.0140
MODULATIONインジケーター
ペダル
インジケーター
MODペダル
音に広がりを与えたり、ウネリを加える効果を「モジュレー
ション」といいます。ME-50には 11 種類のモジュレーショ
ン系エフェクトが用意されています。この中から使用エフェ
クトを 1 つ選びます。
RATE/KEY つまみ
揺れの周期を調節します。
DEPTH/HARMONY つまみ
揺れの深さを調節します。
E.LEVEL/RESONANCE つまみ
コーラス音の音量を調節します。
ST CHORUS 1
L/Rに別々のコーラス音を加えるステレオ2相コーラスです。
RATE/KEY つまみ
揺れの周期を調節します。
DEPTH/HARMONY つまみ
揺れの深さを調節します。
E.LEVEL/RESONANCE つまみ
コーラス音の音量を調節します。
ST CHORUS 2
ダイレクト音とエフェクト音の空間合成によるステレオ・
コーラスです。
RATE/KEY つまみ
揺れの周期を調節します。
DEPTH/HARMONY つまみ
揺れの深さを調節します。
MOD ペダル
ペダルを踏むたびにモジュレーションのオン/オフが切り替
わります。オンになるとインジケーターが点灯します。
TYPE つまみ
11 種類のエフェクトの中から使用エフェクトを 1 つ選びま
す。
CHORUS
モノ(L/R とも同じ音)出力のコーラスです。
コーラスは、ギターの音に微妙に揺れる音(コーラス音)
を加えることで、広がりと厚みのある美しいサウンドに
変えるエフェクトです。
12
E.LEVEL/RESONANCE つまみ
コーラス音の音量を調節します。
PHASER
ダイレクト音に位相のずれた音を加えることで、音にウネ
リを与えるエフェクトです。
RATE/KEY つまみ
ウネリの速さを調節します
DEPTH/HARMONY つまみ
ウネリの深さを調節します。
E.LEVEL/RESONANCE つまみ
クセの強さを調節します。

エフェクトの使いかた
FLANGER
ジェット機の上昇音/下降音のようなウネリを与えるエ
フェクトです。
RATE/KEY つまみ
ウネリの速さを調節します
DEPTH/HARMONY つまみ
ウネリの深さを調節します。
E.LEVEL/RESONANCE つまみ
クセの強さを調節します。
HARMONIST
入力されたギターのピッチ(音程)を分析することによって
ピッチ・シフト量を調整し、ダイアトニック・スケール上で
のハーモニーを作り出します。
※ 音程を分析する関係上、和音(2 つ以上の音を同時に)弾
くことはできません。
RATE/KEY つまみ
演奏する曲のキーを設定します。選んだキーがディスプレイ
に表示されます。
演奏曲のキーは楽譜の調号(# , ♭)によって次のようにな
ります。
fig.0150
fig.0160
デチューン +1オクターブ6度-1オクターブ
E.LEVEL/RESONANCE つまみ
ダイレクト音とハーモニー音の音量バランスを調節します。
TREMOLO
音量を周期的に変化させるエフェクトです。
RATE/KEY つまみ
音量変化の速さを調節します。
DEPTH/HARMONY つまみ
音量の変化量を調節します。
※ E.LEVEL/RESONANCE つまみを操作しても、効果はあ
りません。
PAN
左右の音量を交互に変えることにより、ステレオで鳴らした
ときに音が左右のスピーカーの間を飛び交うような効果が得
られます。
DEPTH/HARMONY つまみ
ハーモニーを作り出すとき、入力音に加える音の高さを設定
します。設定した音の高さがディスプレイに表示されます。
入力音に対して、上下 1 オクターブまで設定することができ
ます。
0のときは、入力音に対してわずかに音の高さが違う音が
加えられる「デチューン」の効果となります。
RATE/KEY つまみ
音量変化の速さを調節します。
DEPTH/HARMONY つまみ
音量の変化量を調節します。
※ E.LEVEL/RESONANCE つまみを操作しても、効果はあ
りません。
VIBRATO
ダイレクト音のピッチ(音の高さ)を周期的に揺らすエフェ
クトです。
RATE/KEY つまみ
揺れの速さを調節します
DEPTH/HARMONY つまみ
揺れの深さを調節します。
※ E.LEVEL/RESONANCE つまみを操作しても、効果はあ
りません。
13

エフェクトの使いかた
UNI-V
フェイザーと同じようなエフェクトですが、通常のフェイ
ザーでは得られない独特のウネリが特徴的です。
RATE/KEY つまみ
ウネリの速さを調節します
DEPTH/HARMONY つまみ
ウネリの深さを調節します。
E.LEVEL/RESONANCE つまみ
エフェクト音の音量を調節します。
ROTARY
回転スピーカーの効果が得られるエフェクトです。
RATE/KEY つまみ
スピーカーの回転スピードを調節します。
DEPTH/HARMONY つまみ
効果の深さを調節します。
E.LEVEL/RESONANCE つまみ
エフェクト音の音量を調節します。
演奏テンポに同期した効果を付ける
HARMONIST 以外のエフェクトを選んでいるときは、演奏テ
ンポに同期した効果音が得られるように、テンポ設定をする
ことができます。
※ テンポ設定可能なレイトの周期は 62 ms 〜 2000 ms で
す。
1.
MOD ペダルを 2 秒以上踏み続けます。
•
エフェクト・オンの状態で踏んだときは、始めにペダル・
インジケーターが消灯してエフェクト・オフになります。
•
エフェクト・オフの状態で踏んだときは、始めにペダル・
インジケーターが点灯してエフェクト・オンになります。
ペダルを踏み続けると、2 秒後にペダル・インジケーター
が点滅に変わり、エフェクト・オンでテンポ設定が可能
な状態となります。
この時のテンポは、RATE/KEY つまみで設定した値とな
ります。
曲のテンポに合わせて MODペダルを 2回以上踏みます。
2.
ペダルを踏む間隔によりテンポが設定されます。テンポ
に合わせて、ペダル・インジケーターが点滅します。
テンポを設定する前に RATE を目標のテンポ付近に設定
しておくと、より速く自然なテンポ設定ができます。
MOD ペダルを 2 秒以上踏み続け、テンポの設定を終了し
3.
ます。
エフェクト・オンの状態になり、ペダル・インジケーター
は点灯に変わります。
※ テンポ設定後に RATE/KEY つまみを動かすと、テンポ
設定が無効になり、つまみの位置の効果になります。
14

DELAY(ディレイ)
エフェクトの使いかた
fig.0170
DELAYインジケーター
ペダル
インジケーター
DELAYペダル
0-30 ms
ディレイ・タイムが 0 ms から 30 ms までのディレイです。
25-125 ms
ディレイ・タイムが25 ms から 125 msまでのディレイです。
100-500 ms
ディレイ・タイムが100 msから500msまでのディレイです。
400-2000 ms
ディレイ・タイムが 400 ms から 2000 ms までのディレイ
です。
ANALOG
アナログ・ディレイのマイルドなサウンドが得られます。ディ
レイ・タイムの範囲は 100 ms 〜 500 ms です。
SLOW ECHO
ボリューム奏法 + ディレイの効果が得られます。ディレイ・
タイムの範囲は 200 ms 〜 1000 ms です。
ダイレクト音から遅れた音(ディレイ音)を加えることによ
り、音に厚みを付けたり、特殊効果を作り出します。
DELAY ペダル
ペダルを踏むたびにディレイのオン/オフが切り替わりま
す。オンになると DELAY インジケーターとペダル・インジ
ケーターが点灯します。
※ ディレイのオン/オフは、より自然な効果が得られるよ
うにディレイの入力側で行なっているため、FEEDBACK
を上げた状態でオフにすると、しばらくの間ディレイ音
が残ります。
TYPE つまみ
ディレイの種類を選びます。
※ HOLD 以外を選んでいるとき、DELAY ペダルを使ったテ
ンポ入力で、演奏テンポに同期したディレイ・タイムを
設定することができます。
PAN
ディレイ音が左右から交互に出てくるパンニング・ディレイ
です。ディレイ・タイムの範囲は 200 ms 〜 1000 ms です。
※ 本機をモノで使用している場合は、効果がありません。
SPACE PAN
PAN より更に空間的な広がりのある効果が得られるパンニ
ング・ディレイです。ディレイ・タイムの範囲は 200 ms 〜
1000 ms です。
※ 本機をモノで使用している場合やヘッドホンを使用して
いる場合は、効果がありません。
REVERSE
逆再生の効果を生み出します。
E.LEVEL つまみの位置によって「ダイレクト音+エフェクト
音」と「エフェクト音のみ」の 2 種類の効果が得られます。
E.LEVEL つまみを右いっぱい近くまで回すと、「エフェクト
音のみ」の効果に切り替わります。
ディレイ・タイムの範囲は 400 ms 〜 2000 ms です。
『TAP 』(P.16)
『演奏テンポに同期したディレイを付ける』(P.16)
15

エフェクトの使いかた
HOLD
最大 2 秒までの演奏内容を録音し、その内容を繰り返し再生
させることができます。それに合わせて別の演奏を重ねて録
音(オーバーダビング)することもできます。
録音した内容をバックに演奏を続けるなど、特殊な効果を生
み出します。
『HOLDの使いかた』
TAP
演奏テンポに合わせて DELAY ペダルを踏むことにより、演
奏テンポに対して付点八分音符のディレイ・タイムが設定で
きるテンポ・ディレイです。
※ 設定可能なディレイ・タイムの範囲は 46.5 ms 〜 1500
ms です。
TYPE つまみをTAP に合わせます。
1.
現在のテンポに合わせて、ペダル・インジケーターが点
滅します。
2.
曲のテンポに合わせて DELAY ペダルを 2 回以上踏みま
す。
ペダルを踏む間隔により基準テンポが決定されます。基
準テンポを 4 分音符として換算し、基準テンポに対して
付点八分音符のタイミングのディレイ・タイムが設定さ
れます。
テンポに合わせて、ペダル・インジケーターが点滅しま
す。
fig.0180
ペダルを踏む
タイミング
ディレイ音の
タイミング
E.LEVEL つまみ
ディレイ音の音量を調節します。タイプが REVERSE のとき
は、ダイレクト音とエフェクト音のバランスを調節します。
演奏テンポに同期したディレイを付ける
テンポ入力による設定可能なディレイ・タイムの範囲は 62
ms 〜 2000msです。
エフェクト・オン/オフどちらの状態からも設定することが
できます。
ディレイのタイプを選びます。(HOLD、TAP 以外)
1.
DELAY ペダルを 2 秒以上踏み続けます。
2.
•
エフェクト・オンの状態で踏んだときは、始めにペダル・
インジケーターが消灯してエフェクト・オフになります。
•
エフェクト・オフの状態で踏んだときは、始めにペダル・
インジケーターが点灯してエフェクト・オンになります。
ペダルを踏み続けると、2 秒後にペダル・インジケーター
が点滅に変わり、エフェクト・オンでテンポ設定が可能
な状態となります。
このときのディレイ・タイムは、TIME つまみで設定した
値となります。
3.
曲のテンポに合わせて DELAY ペダルを 2 回以上踏みま
す。
ペダルを踏む間隔によってディレイ・タイムが設定され
ます。
テンポに合わせて、ペダル・インジケーターが点滅しま
す。
TIME つまみ
ディレイ・タイムを調節します。
※ タイプが HOLD または TAP に設定されているときは、
効果はありません。
FEEDBACK つまみ
ディレイ音の繰り返し回数を調節します。右に回すほど繰り
返し回数が多くなります。
※ タイプが HOLD に設定されているときは、効果はありま
せん。
16
※ ペダルを踏んでテンポを入力するときには、ギター音が
鳴っていない状態で行ってください。
※ タイプがPANまたはSPACE PANのときは、ペ
ダルを踏む間隔の半分のディレイ・タイムが設定されま
す。
ペダルを 2 秒以上踏み続け、テンポの設定を終了します。
4.
エフェクト・オンの状態になり、ペダル・インジケーター
は点灯に変わります。
※操作3から操作 4 に移るとき、一瞬テンポが乱れる場合
があります。
※ 設定終了後に TIME つまみを動かすと、テンポ設定が無
効になり、ディレイ・タイムはつまみの位置の効果にな
ります。

エフェクトの使いかた
テンポ設定をした状態でライト操作(P.21)をした場合
パッチ(P.20)に記憶されるディレイ・タイムは以下のよう
になります。
現在選ばれているタイプで設定可能なディレイ・タイム
•
の範囲内であれば、そのまま記憶されます。
•
現在選ばれているタイプで設定可能なディレイ・タイム
の最大値を超えていたら、そのタイプの最大値で記憶さ
れます。
現在選ばれているタイプで設定可能なディレイ・タイム
•
の最小値に満たなければ、そのタイプの最小値で保存さ
れます。
(例)TYPE が100-500 ms のとき
テンポ設定のディレイ・タイムが 600 ms:
500 ms で記憶されます。
テンポ設定のディレイ・タイムが 80 ms:
100 ms で記憶されます。
HOLD の使いかた
TYPE つまみを HOLD に合わせます。
1.
録音待機状態になり、ペダル・インジケーターが一定の
間隔を空けて点滅します。
※ HOLD に切り替えた後は、2 秒間待ってから次の操作に
移ってください。
DELAY ペダルを踏んで録音を始めます。
2.
DELAY ペダルを踏むと同時に録音が始まります。
録音している間、DELAY ペダルをを踏み続けます。(ペ
ダル・インジケーター点滅)
DELAY ペダルから足を離して、録音を終了します。
3.
同時に録音した内容が繰り返し再生されます。(ペダル・
インジケーター点灯)
※ 最大録音時間は 2 秒です。2 秒を超えて DELAY を踏み
続けると自動的に録音を終了し、録音内容を再生します。
※ 非常に短い録音をした場合、発振したような音に聞こえ
ることがあります。
4.
重ねて録音(オーバーダビング)するときは、操作 2 〜 3
を繰り返します。
※ TYPE つまみを切り替えたり、電源をオフにすると録音
内容が消去されます。
音量を調節します。
5.
E.LEVEL つまみで再生音の音量を調節します。
DELAY ペダルを踏んで再生を終了します。
6.
録音待機状態に戻り、ペダル・インジケーターが一定の
間隔を空けて点滅します。
※ 再生を終了すると、録音内容が消去されます。
※ 再び録音を開始するときは、2 秒間待ってから操作 2 を
行ってください。
17

エフェクトの使いかた
NS(ノイズ・サプレッサー)
fig.0190
NSインジケーター
ギターのピックアップで拾うノイズやハムを抑えるエフェク
トです。ギター音のエンベロープ(音量の時間変化)に併せ
てノイズを減らすため、ギター音への影響がほとんどなく、
自然な効果が得られます。
THRESHOLD つまみ
ノイズの大きさに応じて調節します。ノイズが大きいときは
右に回し、ノイズが小さいときは左に回します。ギター音の
減衰が自然に聞こえるように調節してください。0 にすると、
ノイズ・サプレッサーがオフになります。
※ ノイズ・サプレッサー使わないときは、つまみを OFF に
合わせます。OFF にすると、NS インジケーターが消灯
します。
※スレッショルドを大きな値に設定すると、ギターのボ
リュームを絞って演奏したときに音が出なくなることが
あります。
REVERB(リバーブ)
fig.0200
音に残響を加えるエフェクトです。
4 種類のリバーブ(ROOM/HALL/SPRING/MOD)をつまみ
の位置によって切り替えて使用できます。つまみの位置で効
果の度合いを調節できます。
※ パネルの ROOM、HALL、SPRING、MOD の目盛は目安
です。効果を確認しながら調節してください。
※ リバーブがオンのときはREVERBインジケーターが点灯
し、オフのときは消灯します。
ROOM
室内での残響をシミュレートしたリバーブです。
HALL
ホールでの残響をシミュレートしたリバーブです。
SPRING
ギター・アンプ内蔵のスプリング・リバーブをシミュレート
しています。
MOD
ホールの残響にゆらぎを加えたリバーブで、非常に心地よい
残響音が得られます。
18

ペダル
エフェクトの使いかた
fig.0210
PEDALMODEインジケーター
ME-50 では、装備されたエクスプレッション・ペダルをボ
リューム・ペダルとして使うか、エクスプレッション・ペダ
ルとして使うかを設定することができます。また、エクスプ
レッション・ペダルとして使用するときには、ペダル専用の
エフェクトの中から 1 つを選んでコントロールすることがで
きます。
ボリューム・ペダルで使う
エクスプレッション・ペダルをボリューム・ペダルとして使
うときは、エクスプレッション・ペダルのつま先部分を強く
踏み込んで PEDAL MODE インジケーターを消灯させます。
fig.0220
強く踏み込む
消灯
エクスプレッション・ペダルでは、以下のエフェクトの中か
ら1つを選ぶことができます。
WAH
ペダル・ワウとして動作します。
RESONANCE
アナログ・シンセのフィルターを発展させた、独特の効果が
得られます。このエフェクトと OVERDRIVE/DISTORTION
のTYPE をSQUAREに設定して組み合わせて使うと、シ
ンセサイザーのような音色が得られます。また、ディレイ/
コーラス/リバーブと同時に使用するとさらに効果的です。
VOICE
ボスの HUMANIZER(ヒューマナイザー)をさらに進化させ、
トーキング・モジュレーター風のサウンドやリアルなヒュー
マン・ボイスを作り出すことができるエフェクトです。
RING MOD
内部に搭載している発振器とギターの原音とを掛け合わせる
ことにより、音程感のない金属的な響きに変えるエフェクト
です。
つま先部分を踏み込んでいくと、内部の発振器の周波数が変
化し独特のウネリを得ることができます。
ペダルのつま先部分を上げると音量が小さくなり、踏み込む
と大きくなります。
エクスプレッション・ペダルで使う
エクスプレッション・ペダルとして使うときは、エクスプレッ
ション・ペダルのつま先部分を強く踏み込んで PEDAL
MODE インジケーターを点灯させます。
fig.0230
強く踏み込む
点灯
※ 音程を分析する関係上、和音(2 つ以上の音を同時に)弾
くことはできません。
+1 OCTAVE
ギターの原音から 1 オクターブ上までを変化させることがで
きます。
※ 音程を分析する関係上、和音(2 つ以上の音を同時に)弾
くことはできません。
-1 OCTAVE
ギターの原音から 1 オクターブ下までを変化させることがで
きます。
※ 音程を分析する関係上、和音(2 つ以上の音を同時に)弾
くことはできません。
19

作った音色を記憶させる/呼び出して使う(メモリー・モード)
ME-50には、各種設定を本体に記憶させ、その記憶した内容
を呼び出して使うことができる「メモリー・モード」が用意
されています。
マニュアル/メモリー・モードの
切り替え
パネル上のつまみの位置そのままの音色が得られる状態を
「マニュアル・モード」と呼びます。マニュアル・モードの時
は、ディスプレイのドットが点灯します。
fig.0240
点灯
● マニュアル・モードからメモリー・モードに切り替える
ときは、ナンバー・ペダル2と3を同時に踏んで、MEMORY
インジケーターを点灯させます。(ディスプレイのドット
は消灯します。)
fig.0250
パッチについて
実際にギターを演奏するときには、その場面に応じたさまざ
まな音色が必要になります。その音色によってオンにしたい
エフェクトやそのエフェクトの設定も異なってきます。
ME-50 では、これらの設定や音量などをセットにしていくつ
も記憶させておき、それらを切り替えることにより、瞬時に
音色をチェンジすることができます。この記憶するセットの
単位を「パッチ」と呼び、30 個のパッチを作ることができま
す。
これら 30 個のパッチは、3個ずつ 10 個の「バンク」という
単位に分けられています。
fig.0260
バンク0
バンク3
バンク2
パッチ パッチ パッチ
バンク1
パッチ パッチ パッチ
パッチ パッチ パッチ
パッチ パッチ パッチ
※ MASTER LEVEL つまみの設定も、パッチごとに記憶さ
れます。
同時に踏む
点灯
● メモリー・モードでナンバー・ペダル 2 と 3 を同時に踏
むと、マニュアル・モードに切り替わります。
※ 電源投入時は常にマニュアル・モードになります。
20

作った音色を記憶させる/呼び出して使う(メモリー・モード)
ライト操作
パネル上のつまみやペダルを操作して作った音色、MASTER
LEVEL つまみの設定、エクスプレッション・ペダルの設定を
パッチに記憶させます。これを「ライト操作」と呼びます。
※ ライト操作は、マニュアル・モード、メモリー・モード
のどちらでも行えます。
※ ライト操作をしなければ、電源を切ったり、パッチの切
り替えを行うと、作った音色は消えてしまいます。
fig.0270
1,32
2
[WRITE]を押します。
1.
MEMORY インジケーターが点滅します。同時にディス
プレイのバンク表示、ペダル・インジケーターが点滅し
て、現在選ばれているパッチのバンクとナンバーを示し
ます。
記憶先のパッチを選びます。
2.
■ BANK[ ][ ]を押してバンクを選びます。
■ ナンバー・ペダル(1 〜 3)を押してナンバーを選びます。
記憶させた音色を呼び出して使う
(パッチの切り替え)
パッチの切り替えには、BANK[ ][]とナンバー・
ペダル(1 〜 3)を使います。
※ 電源投入後、最初にメモリー・モードにしたときは、必
ずバンク 1、ナンバー 1 が選ばれます。
ナンバーを切り替える
ナンバー・ペダル(1)を踏むと、ペダル・インジケーター
(2)が点灯し、その時選ばれているバンクの中からそのナン
バーのパッチが呼び出され、瞬時にその音色に切り替わりま
す。
fig.0280
(2) (2) (2)
(1) (1) (1)
バンクを切り替える
BANK[ ][ ]を押すたびにバンクが切り替わり、
現在選ばれているバンクがディスプレイ(2)に点滅表示さ
れます。(この時点では、まだ音色は切り換わりません。)
※ライト操作を中止するときは、[EDIT/EXIT]を押しま
す。元のモードに戻ります。
3.
もう一度[WRITE]を押します。
音色が記憶され、メモリー・モードになります。
(MEMORYインジケーター点灯)
※ DELAY のタイプがTAP (P.16)、DELAY がオンの
状態でライト操作すると、操作後に記憶先のナンバー・
ペダルのインジケーターが点滅し、テンポ入力状態を示
します。
※ DELAYのタイプがHOLDの状態(P.16)でライト操
作をすると、操作後に記憶先のナンバー・ペダルのイン
ジケーターが一定の間隔を空けて点滅し、録音待機状態
を示します。
いったんライト操作をすると、元(記憶先)のパッチの
音色は失われます。
※ バンクは1〜0までの10個を切り替えることができます。
この状態でナンバー・ペダル(3)のいずれかを踏むと、現
在選ばれているバンク/ナンバーのパッチの音色に切り替わ
ります。
fig.0290
(1)(2)
(3) (3) (3)
21

作った音色を記憶させる/呼び出して使う(メモリー・モード)
パッチが切り替わらないときは?
● マニュアル・モードになっていませんか。(P.20)
● パッチ・エディット・モードになっていませんか。(P.23)
● チューナー・モードになっていませんか。(P.24)
フット・スイッチでバンクを切り替える
メモリー・モードでは、リア・パネルの FOOT SW ジャック
にフット・スイッチ(FS-5U:別売)を接続すると、フット・
スイッチの操作でバンクを切り替える(アップさせる)こと
ができます。
fig.0300
ポラリティー・スイッチを
次のように設定してください。
メモリー・モード時の注意
音色変更について
つまみを操作して、呼び出したパッチの音色を変更すること
ができます。ただし、変更した音色は一時的なもので、パッ
チの切り替えやチューナー・モードへの切り替え(P.24)を
行うと失われてしまいます。
記憶させておきたいときは、ライト操作(P.21)をします。
※ 現在のつまみの位置とパッチに記憶されている値にズレ
がある場合、つまみを動かしてパッチに記憶されている
値と一致した時点から、値が変化を始めます。
※ メモリー・モードでは、ナンバー・ペダル 1 〜 3 でエ
フェクトのオン/オフを切り替えることはできません。
テンポ設定について
現在選ばれているナンバー・ペダルを 2 秒以上踏み続けると
ペダル・インジケーターが点滅してテンポ設定モードになり、
ナンバー・ペダルでテンポ入力が可能になります。
MODULATION、DELAY のオン/オフ状態によって以下のよ
うな動作になります。
専用ケーブル(PCS-31:別売)を使ってフット・スイッチ
を2個接続すると、バンクのアップとダウンができるように
なります。
fig.0310
PCS-31
白 赤
ポラリティー・スイッチを
次のように設定してください。
バンク・ダウンバンク・アップ
※ DELAY、MODULATION の両方がオフの場合は、テンポ
設定モードにすることはできません。
DELAY がオンの場合
(ただし TYPE が HOLD、TAP 以外)
テンポ入力によってディレイ・タイムを設定することができ
ます。
※ DELAY、MODULATION の両方がオンになっている場合
はDELAY のみ設定可能です。
MODULATION のみがオンの場合
TYPE で選ばれているエフェクト(HARMONIST は除く)の
RATE が設定可能です。
設定したテンポは一時的なもので、パッチの切り替えや
チューナー・モードへの切り替え(P.24)を行うと失われて
しまいます。
記憶させておきたいときは、ライト操作(P.21)をします。
22

作った音色を記憶させる/呼び出して使う(メモリー・モード)
DELAY の HOLD について
DELAY:オンでタイプが HOLD のパッチを呼び出したとき
は、ペダル・インジケーターが遅い点滅になり、録音待機の
状態になります。この後、以下の状態になります。
•
ナンバー・ペダルを踏み続ける:録音開始
•
ナンバー・ペダルから足を離す:
録音終了、ループ再生開始
•
再び踏み続ける:オーバーダビング録音
•
ペダルを素早く踏む:HOLD が解除され、録音待機状態
DELAY の TAP について
DELAY:オンでタイプがTAP のパッチを呼び出した時は、
ペダル・インジケーターが点滅になり、テンポ入力によるディ
レイ・タイム設定(P.16)が可能になります。
パッチの設定を変える
(パッチ・エディット・モード)
呼び出したパッチの設定を変更するときは、次の操作をしま
す。
fig.0320
21 4
1
設定を変更したいパッチに切り替えます。(P.21)
1.
[EDIT/EXIT]を押します。
2.
MEMORY インジケーターが点滅し、パッチの設定が変
更できる状態になります。(パッチ・エディット・モード)
3.
つまみやペダルを操作して、設定を変更します。
設定が変更されると、変更したエフェクトのインジケー
ターが点滅します(MASTER LEVEL を除く)。
OVERDRIVE/DISTORTION のタイプが VARIATION に
切り替わったときは[VARIATION]のインジケーターが
点滅します。
※ 現在のつまみの位置とパッチに記憶されている値にズレ
がある場合、つまみを動かしてパッチに記憶されている
値と一致した時点から、値が変化を始めます。
設定を保存しておきたいときは、ライト操作をします。
4.
(P.21)
※ [EDIT/EXIT] を押すと、設定を保存せずにメモリー・モー
ドに切り替わります。
※パッチ・エディット・モードになっていない状態では、
以下のエフェクトのオン/オフを切り替えることはでき
ません。
OVERDRIVE/DISTORTION
•
•
MODULATION
•
DELAY
※ OVERDRIVE/DISTORTION の[VARIATION]を操作し
ても、OVERDRIVE/DISTORTION の TYPE つまみの位
置がパッチに記憶されている設定と一致するまで音色は
変わりません。
23

便利な機能
ギターをチューニングする(チューナー)
3.
ME-50 はクロマチック・オート・チューナーを内蔵してお
り、接続を変えなくても手軽にギターのチューニングをする
ことができます。
また、チューナー・モードでは出力音がミュート(消音)さ
れるので、チューニングのたびにアンプのボリュームをしぼ
る必要がありません。
fig.0330
72
チューニングする弦を開放の単音で弾きます。
ディスプレイには、弾いた弦のピッチに近い音名が表示
されます。
fig.0350
※ ディスプレイのドットの点滅は #(シャープ)を表して
います。
※ 他の弦は手でミュートするなどしてください。他の弦も
同時に振動していると正確にチューニングができない場
合があります。
点滅
1
1.
ナンバー・ペダル1と2を同時に踏んで、チューナー・モー
ドに切り替えます。
TUNERインジケーターが点灯します。
fig.0340
点灯
基準ピッチを合わせます。
2.
TUNER PITCH[ ][]を押すと、基準ピッチ
を変えることができます。基準ピッチは 435 〜 445 Hz
の範囲を 1 Hz 単位で設定することができます。
表示 5〜9 0 1.〜 5.
(ドット点滅)
ピッチ(Hz)
435 〜 439 440 441 〜 445
4.
まず、弦に合った音名が表示されるように、大まかに
チューニングします。
(一般的なチューニング)
7弦
6弦 5弦 4弦 3弦 2弦 1弦
レギュラー
半音下げ
1音下げ
5.
チューナー・メーターの中央(緑)のインジケーターが
点灯するように、より正確にチューニングします。
fig.0360
B E A D G B E
A# D# G# C# F# A# D#
A D G C F A D
音が高いとき
調律されたとき
音が低いとき
※ 基準ピッチを変更した場合は必ずチューナー・モードを
抜けてから電源をオフにしてください。チューナー・モー
ドから抜けるときに設定が記憶されます。チューナー・
モードのまま電源をオフにすると、変更した基準ピッチ
は記憶されません。
24
操作 3 〜 5 を繰り返して、他の弦もチューニングします。
6.
狙いのピッチよりも低い方から少しずつ上げていって合
わせるのが狂いにくいチューニングのコツです。

便利な機能
※ アームの付いたギターをチューニングするときは、1 本
の弦をチューニングすると他の弦のピッチがずれること
があります。このような場合は、まず各弦を音名が合う
ぐらいに(大まかに)調節してから、各弦の微調節を繰
り返してください。
7.
[EDIT/EXIT]を押すと、元のモードに戻ります。
ナンバー・ペダル 1 と 2 を同時に踏んでも、元のモード
に戻ります。
CD や MD に合わせて練習する
(AUX IN)
CD や MD、テープなどに合わせて練習するときは、リア・パ
ネルの AUX IN ジャックに CD/MD プレーヤーなどを接続し
てください。
※ AUX IN ジャックはステレオ・ミニ・タイプです。
fig.0370
CD/MD
プレーヤーなど
AUX INジャックからの入力音は ME-50本体内でギターの音
とミックスされますので、自宅練習などでヘッドホンをご使
用になる場合に便利です。
※ ME-50 では、AUX IN ジャックからの入力音の音量は調
節できません。接続機器側で調節してください。
※ 外部入力ジャックと CD/MD プレーヤーを接続するケー
ブルには、抵抗入りケーブルを使用しないでくださ
い。抵抗入りケーブルを使用すると、CD/MD プレー
ヤーの音が聞こえなくなることがあります。
25

資料
工場出荷時の設定に戻す
(ファクトリー・リセット)
ME-50に記憶されている全ての設定(パッチ 30 個、チュー
ナーの基準ピッチ)を、工場出荷時の設定に戻すことができ
ます。これを「ファクトリー・リセット」と呼びます。
ファクトリー・リセットを行うときは、次の操作をします。
fig.0380
1,2 2 3,4
1.
電源スイッチをオフにします。
BANK[ ]と[WRITE]を同時に押しながら、電源
2.
スイッチをオンにします。
ディスプレイにFと表示されます。
※ ファクトリー・リセットを中止するときは、一度電源ス
イッチをオフにして再度オンにしてください。
[WRITE]を押します。
3.
MEMORY インジケーターが点滅します。
さらに[WRITE]を押します。
4.
ディスプレイのFが点滅表示になり、ファクトリー・
リセットが実行されます。
ファクトリー・リセットの実行中は、絶対に電源をオフ
にしないでください。
ファクトリー・リセットが完了すると、マニュアル・モー
ドに戻ります。
エクスプレッション・ペダルの調整
本機のエクスプレッション・ペダルは、最適な動作をするよ
うに工場出荷時に調整してありますが、経年変化や使用環境
によって、この調整がズレる場合があります。
「PEDAL MODE SW がオン/オフしない」「ボリューム・ペ
ダルで音が完全に消えない」などの症状が現れたときは、以
下の手順で再調整することができます。
エクスプレッション・ペダルを操作するとき
は、可動部と本体の間に指を挟まないように
注意してください。お子様のいるご家庭で使
用する場合、お子様の取り扱いやいたずらに
注意してください。必ず大人のかたが、監視
/指導してあげてください。
1.
BANK[ ]と[WRITE]を同時に押しながら電源ス
イッチをオンにします。
ディスプレイにPと表示され、その後Uに変わり
ます。
2.
ペダルのかかと部分を踏み込んで、[WRITE]を押します。
ディスプレイにdと表示されます。
ペダルつま先部分を踏み込んで、[WRITE]を押します。
3.
ディスプレイに5と表示されます。
PEDAL MODE SWを調節します。
4.
BANK[][]を押して、値(1 〜 9)を設定します。
値を小さくするほど、軽い踏み込みで オン/オフするよ
うになります。
5.
[WRITE]を押します。
設定をメモリーに保存して、マニュアル・モードに戻り
ます。
※操作2と3のときにTUNINGインジケーターが点滅した
ら、ペダルを踏み込み直してから[WRITE]を押してく
ださい。
26

故障と思う前に
音が出なくなったり、動作がおかしいと思ったら、まず次の
点をチェックしてください。次の点をチェックしても直らな
いときは、お買い上げ店またはお近くのローランド・サービ
ス・ステーションにご連絡ください。
音が出ない/音が小さい
● 他の機器と正しく接続されていますか。接続をもう一度
確認してください。
● ボリュームが下がっていませんか。
接続しているアンプやミキサーのボリュームを確認して
ください。
●ヘッドホンをつなぐとヘッドホンから音が聞こえます
か。
音が出るようであれば、アンプなどと接続しているケー
ブルが断線していたり、外部機器の設定が誤っている場
合が考えられます。もう一度、接続ケーブルや外部機器
を確認してください。
資料
● 音量に関係する設定が低く設定されていませんか。
LEVELなどのつまみの設定が低すぎないか、確認して
ください。
● エクスプレッション・ペダルで、レベルが下がった状態
になっていませんか。
エクスプレッション・ペダルをボリューム・ペダルとし
て使っている場合、ペダルのつま先を上げた状態では音
が出なくなります。
● チューナー・モードになっていませんか。(P.24)
チューナー・モードでは、出力はミュート状態(消音状
態)になります。
パッチが切り替えられない
● マニュアル・モードになっていませんか。(P.20)
● パッチ・エディット・モードになっていませんか。(P.23)
● チューナー・モードになっていませんか。(P.24)
27

資料
主な仕様
ME-50:ギター・マルチプル・エフェクツ
●AD変換
24 ビット + AF 方式(※)
●DA変換
24 ビット
● サンプリング周波数
44.1 kHz
● パッチ
30(ユーザー)
● エフェクト
トーン・モディファイ
コンプレッサー
オーバードライブ/ディストーション
コーラス
フェイザー
フランジャー
ハーモニスト
トレモロ
パン
ビブラート
UNI-V
ロータリー
ディレイ
リバーブ
ノイズ・サプレッサー
エクスプレッション・ペダル・エフェクト
フット・ボリューム
ワウ
レゾナンス
ボイス
リング・モジュレーター
ベンド(+1 OCTAVE、-1 OCTAVE)
● 規定入力レベル
INPUT:-10 dBu
AUX IN:-10 dBu
● 入力インピーダンス
INPUT:1 MΩ
AUX IN:100 kΩ
● ディスプレイ
7 セグメント 1 桁 LED
● 接続端子
インプット・ジャック
ギター・アンプ・ジャック L(MONO)/R
AUX IN ジャック(ステレオ・ミニ・タイプ)
ヘッドホン/ライン・アウト・ジャック
AC アダプター・ジャック
●電源
DC 9 V
単3乾電池× 6、AC アダプター(BOSS PSA-100:別売)
● 消費電流
120 mA
※ 連続使用時の電池の寿命(使用状態によって異なります)
マンガン電池約 3.5 時間
アルカリ電池約 12 時間
● 外形寸法
384(幅)× 225(奥行)× 78(高さ)mm
ペダル傾き最大時:
384(幅)× 225(奥行)× 102(高さ)mm
●質量
3.15 kg(乾電池を含む)
● 付属品
取扱説明書
単3アルカリ電池× 6 本
保証書
愛用者カード
サービスの窓口
● 別売品
AC アダプター:BOSS PSA-100
フット・スイッチ:BOSS FS-5U
※0dBu = 0.775 Vrms
製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更する
ことがあります。
● 規定出力レベル
-10 dBu
● 出力インピーダンス
2kΩ
28
(※)AF 方式(Adaptive Focus method)
AD コンバーターや DA コンバーターの S/N を飛躍的に
向上させるローランド独自の方式です。

パッチ一覧
BANK
1
2
3
4
5
NO. 解説
1
伸びのあるリード用のディストーション・サウンドです。
2
低音の効いたラウド・ロック向けのパッチです。
3
粘りのあるツイン・リード・サウンドです。
1
ソロに適した腰のあるドライブ・サウンドです。
2
粗っぽい歪みが特徴のクランチ・サウンドです。
3
エフェクトを使用したオルガン風のパッチです。
1
スタック・アンプ風の歪みが得られるパッチです。
2
DELAYを効果的に使用したクリーン・サウンドです。
3
ペダル操作によりワウ効果が得られるパッチです。
1
ボス OD-1 を使用したマイルドなリード・サウンドです。
2
中音域に特徴のあるオーバードライブ・サウンドです。
3
ブルースに適したパッチです。
1
滑らかな歪みのリード・サウンドです。
2
カントリー・ミュージックに適したパッチです。
3
ジャズ・ギター風のサウンドです。フロント・ピックアップを使用するとより効果的です。
1
深く歪んだオーバードライブ・サウンドです。
6
7
8
9
0
2
クランチ・サウンドと空間系エフェクトを組み合わせたパッチです。
3
リズム・カッティングに適したワウ・サウンドです。
1
コーラスを深めに掛けたリード向けのサウンドです。
2
60 年代のブリティッシュ・ロック風のサウンドです。
3
フェイザーを使用した幻想的なクリーン・サウンドです。
1
ヘビーメタルに適した激しい歪みのサウンドです。
2
UNI-V を使用した激しいうねりが特徴のパッチです。
3
アコースティック・ギター風のサウンドです。
1
'70 年代のハード・ロック風のサウンドです。
2
COMPRESSOR と PHASER を組み合わせたリズム・カッティング向けのサウンドです。
3
SQUARE を使用したシンセ風のサウンドです。タッピング奏法に適しています。
1
'60 年代のサーフ・ロック風のサウンドです。
2
ペダル操作により +1 オクターブのピッチ変化が得られるパッチです。
3
VIBRATOと SLOW ECHOを組み合わせたシンセ風のサウンドです。
29

工場出荷時の設定
3
3
2
3
2
3
BANK
1
2
3
4
5
6
7
8
9
0
TONE MODIFY Expression Pedal COMPRESSOR OVERDRIVE/DISTORTION
NO.
1
2
1
2
3
1
2
1 OFF VOLUME WAH 29 50 OD-1 68 62 68 45
1 OFF VOLUME WAH OFF LEAD 62 72 56 50
1 OFF
2
3
1
2
3
1 OFF
2
3
1 FAT
2
3
1
2
3
TYPE
OFF
PRESENCE VOLUME WAH OFF LOUD 50 72 62 45
FAT
FAT
OFF
OFF
FAT
PRESENCE
OFF
OFF VOLUME WAH OFF MODERN OD 80 72 72 45
OFF VOLUME WAH OFF NATURAL 72 72 68 45
TIGHT VOLUME WAH OFF OD-2 29 56 62 50
HOLLOW VOLUME WAH 5 50 Off
OFF
OFF
OFF
OFF
PRESENCE
OFF
ACOUSTIC
TIGHT
MILD
PRESENCE
OFF
OFF
PEDAL MODE EXPRESSION
VOLUME WAH OFF MODERN DS 68 68 56 41
VOLUME WAH 13 34 MODERN OD 100 62 62 41
VOLUME WAH OFF RAT 84 72 62 41
VOLUME WAH 5 50 DST+ 29 68 62 50
VOLUME WAH OFF OD-2 24 68 68 68
VOLUME WAH OFF STACK 34 50 50 50
VOLUME WAH 24 41 Off
EXPRESSION
VOLUME WAH OFF OD-1 100 72 72 41
VOLUME WAH OFF CRUNCH 29 72 72 50
EXPRESSION
VOLUME WAH OFF LEAD 72 77 62 45
VOLUME WAH OFF CRUNCH 50 50 50 50
VOLUME WAH 62 34 Off
VOLUME WAH OFF MT-2 41 84 72 45
VOLUME WAH OFF STACK 72 62 50 45
VOLUME WAH 3 62 Off
VOLUME WAH 3 50 CRUNCH 62 68 50 56
VOLUME WAH 24 50 NATURAL 8 50 50 68
VOLUME
VOLUME WAH OFF BD-2 29 62 62 50
EXPRESSION
EXPRESSION
WAH OFF LEAD 50 68 68 45
WAH
RESONANCE
+1 OCTAVE
PRESENCE
SUSTAIN
13 50 NATURAL 19 50 56 68
OFF
OFF Hi GAIN 62 62 50 45
OFF OCT FUZZ 62 77 50 34
LEVEL TYPE DRIVE BOTTOM TONE LEVEL
SQUARE 50 62 50 50
30

工場出荷時の設定
MODULATION DELAY NS REVERB
TYPE
Off 100–500 ms 68 19 56 20 Off 50
Off Off 20 Off 50
HARMONIST 0 40 30 100–500 ms 94 24 34 20 HALL 5 50
Off 100-500 ms 72 29 50 20 HALL 18 50
Off Off 20 Off 50
ROTARY 80 50 50 Off 20 SPRING 10 50
ST CHORUS 1 13 84 29 100-500ms 84 13 13 20 Off 50
CHORUS 29 68 100 100-500 ms 84 13 68 20 Off 50
Off 100-500 ms 72 24 68 30 HALL 10 50
ST CHORUS 1 24 62 24 400-2000 ms 68 24 24 20 Off 50
CHORUS 34 19 29 Off 20 Off 50
Off 100-500 ms 24 20 41 20 Off 50
Off 100-500 ms 77 24 41 30 HALL 10 50
Off 100-500 ms 3 29 62 20 Off 50
Off 100-500 ms 84 19 24 20 MOD 50
Off 25-125 ms 68 34 50 30 Off 50
ST CHORUS 1 24 68 68 100-500 ms 90 24 50 20 HALL 20 50
Off Off 20 ROOM 5 50
CHORUS 41 56 20 100-500 ms 68 24 62 30 Off 50
TREMOLO 62 24 50 Off 20 SPRING 5 50
PHASER 84 34 29 SLOW ECHO 68 29 68 20 MOD 20 50
CHORUS 34 50 13 Off 20 Off 50
UNI-V 62 68 50 ANALOG 84 29 50 50 HALL 8 50
ST CHORUS 1 29 50 13 Off 20 HALL 5 50
CHORUS 29 24 19 100-500 ms 68 24 19 20 ROOM 5 50
PHASER 50 50 0 Off 20 ROOM 8 50
CHORUS 29 29 100 ANALOG 62 24 50 50 HALL 10 50
Off Off 20 SPRING 18 50
Off 100-500 ms 84 13 50 50 Off 50
VIBRATO 56 56 50 SLOW ECHO 13 50 84 50 Off 50
RATE DEPTH E.LEVEL TYPE TIME
FEEDBACK
LEVEL
THRESHOLD
TYPE
LEVEL
MASTER
LEVEL
31

ブランク・チャート
BANK
1
212
312
412
512
612
TONE MODIFY Expression Pedal COMPRESSOR OVERDRIVE/DISTORTION
NO.
1
2
3
3
3
3
3
3
TYPE
PEDAL MODE EXPRESSION
SUSTAIN
LEVEL TYPE DRIVE BOTTOM TONE LEVEL
712
812
912
012
3
3
3
3
32

ブランク・チャート
TYPE
MODULATION DELAY NS REVERB
RATE DEPTH E.LEVEL TYPE TIME
FEEDBACK
LEVEL
THRESHOLD
TYPE
LEVEL
MASTER
LEVEL
33

索引
数字
0-30 ms .......................................... 15
+1 OCTAVE ................................... 19
-1 OCTAVE .................................... 19
100-500 ms ................................... 15
25-125 ms ..................................... 15
400-2000 ms ................................. 15
A
ACOUSTIC ........................................ 9
ANALOG ......................................... 15
AUX IN ............................................ 25
B
BANK
.............................................. 21
BD-2 ................................................ 11
BOTTOM ........................................ 11
C
CHORUS ........................................ 12
COMPRESSOR .............................. 10
CRUNCH ........................................ 11
D
DELAY ............................................ 15
DEPTH/HARMONY ........... 12 〜 14
DRIVE ............................................. 11
DS-1 ................................................ 11
DST+ ............................................... 11
E
E.LEVEL/RESONANCE ..... 12 〜 14
EDIT/EXIT ...................................... 23
ENHANCE .......................................... 9
F
FACE ............................................... 11
FAT .................................................... 9
FLANGER ....................................... 13
FOOT SW ....................... 9〜 10, 22
G
GUV ................................................ 11
H
HHF................................................ 9
HS................................................... 9
HALL ............................................... 18
HARMONIST .................................. 13
Hi GAIN ........................................... 11
HOLD ............... 8, 16 〜 17, 21, 23
HOLLOW ........................................... 9
L
LEAD ............................................... 11
LEVEL .................................. 10 〜 11
LINE/PHONES .................................. 7
LOUD .............................................. 11
M
MASTER LEVEL ....................... 7, 20
MEMORY ........................................ 21
MEMORY MODE ........................... 20
METAL ............................................ 11
MILD ................................................... 9
MOD ........................................ 12, 18
MODERN DS .................................. 11
MODERN OD .................................. 11
MODULATION ............................... 12
MT-2 ............................................... 11
MUFF .............................................. 11
N
NATURAL
NS .................................................... 18
....................................... 11
O
OCT FUZZ
OD/DS ............................................ 11
OD-1 ................................................ 11
OD-2 ................................................ 11
OFF ..................................................... 9
OVERDRIVE/DISTORTION .......... 11
...................................... 11
P
PAN
......................................... 13, 15
PEDAL MODE SW ......................... 19
PHASER ......................................... 12
PRESENCE ........................................ 9
R
RAT ................................................. 11
RATE/KEY .......................... 12 〜 14
RESONANCE ................................. 19
REVERB .......................................... 18
REVERSE ....................................... 15
RING MOD ...................................... 19
ROOM ............................................. 18
ROTARY ......................................... 14
S
SH.................................................. 9
SCREAM ......................................... 11
SLOW ECHO .................................. 15
SPACE PAN ................................... 15
SPRING ........................................... 18
SQUARE ......................................... 11
ST CHORUS 1 ............................... 12
ST CHORUS 2 ............................... 12
STACK ............................................ 11
SUSTAIN ......................................... 10
T
TAP
................................ 16, 21, 23
THRESHOLD .................................. 18
TIGHT ................................................ 9
TONE ............................................... 11
TONE MODIFY ................................. 9
TREMOLO ...................................... 13
TUNER MODE ................................ 24
TYPE ....................... 9, 11 〜 12, 15
U
UNI-V ............................................... 14
V
VARIATION
VIBRATO ........................................ 13
VOICE .............................................. 19
..................................... 11
W
WAH
................................................ 19
ち
チューナー・モード ........................ 24
な
ナンバー・ペダル ........................... 21
は
パッチ .............................................. 20
バンク ...................................... 20, 22
ま
マニュアル・モード ........................ 20
め
メモリー・モード ........................... 20
ら
ライト .............................................. 21
34

35

G6017361