KD-120 とオリジナル TD-10*をお使いのお客様へ
*TDW-1 によりバージョン・アップされていない TD-10
KD-120 をお使いになる前に、次の手順にしたがって TD-10 の設定を行ってください。
TDW-1 でバージョン・アップされた TD-10 をお使いの場合は、この設定は不要です。
この設定を行わずにご使用になりますと、以下の症状が出ます。
•
キックの演奏時に、音が出ないことがある(音にムラがある)。
•
キックの音が小さい(感度が不足する)。
操作手順
※ 手順の途中で、KD-120 以外のパッドをたたくと正しく設定できませんのでご注意ください。
1.
[SETUP]ボタンを押します。
「SETUP MENU」画面になります。
2.
[F1(TRIG)]ボタンを押します。
「TRIGGER BASIC」画面になります。
[TRIG SELECT]ボタンで、キック用のパッドを選びます。
3.
画面右上に「H1[KICK]」と表示されます。
4.
[CURSOR]ボタンと、[VALUE]ダイヤルで、右の画面図と
同じ値に設定してください。
[F1(BANK)]ボタンを押します。
5.
「TRIGGER BANK」画面になります。
6.
[CURSOR]ボタンと、[VALUE]ダイヤルで、右の画面図と
同じ値(「K 2」)に設定してください。
[F3(ADVNCD)]ボタンを押します。
7.
「TRIGGER ADVANCED」画面になります。
8.
[CURSOR]ボタンと、[VALUE]ダイヤルで、右の画面図と
同じ値に設定してください。
以上で、TD-10 の設定が終了しました。
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TD-10 の設定を行っても症状がなくならない場合は、次の説明にしたがって、ヘッドの張り具
合の調整や、キック・ペダルの取り付けを正しく行ってください。
ヘッドの張り具合の調整
ヘッドの張り具合が緩いと、症状がなくならないことがあります。次の操作手順に従ってヘッドを調整すると、最適な張り
具合になります。
操作手順
すき間
ロック・ナット
1.
ロック・ナットを、6 カ所すべてゆるめます。
チューニング・ボルトを、チューニング・キーで、6 カ所すべて、
2.
すき間があくまでゆるめます。
3.
チューニング・ボルトを、6 カ所すべて指の力で回らなくなるまで
締めます。
チューニング・ボルトを、チューニング・キーで、半回転から 1 回転
4.
締めます。
6カ所のチューニング・ボルトは、右の図の番号順に締めてください。
5.
チューニング・ボルトのゆるみを防止するために、ロック・ナット
を、6 カ所すべて締めます。
チューニング・ボルト
13
56
HEAD MADE BY REMO U.S.A.
42
以上で、KD-120 のヘッドの張り具合の調整が終了しました。
キック・ペダルを取り付けるときの注意
キック・ペダルを、KD-120 に確実に取り付けてください。
•
•
キック・ペダルを踏んだときに、機械ノイズ(がたつきなど)が出ないようにしてください。
•
KD-120 は、スタンドなどにふれないようにセッティングしてください。
ビーターが、ヘッドの中心よりやや上部に当たるようにすると、感度が少し上がります。
•