
www.philips.com/welcome
Brilliance
C240P4
JA ユーザーマニュアル 1
カスタマサポートと保証 23
トラブルシューティング &
FAQ 24

目次
1. 重要 ........................................................1
1.1 電源アダプタの安全情報 ....................1
1.2 EMC情報 ..........................................................2
1.3 安全のための注意事項とメンテナ
ンス ......................................................................6
1.4 表記の説明 ....................................................7
1.5 製品と梱包材料の廃棄 .........................8
2. モニタをセットアップする .................9
2.1 取り付 け ...........................................................9
2.2 モニタを操作する ..................................11
2.3 VESA取り付け用にベースアセンブ
リの取りは ずし .........................................13
3. 画像の最適化 ....................................14
3.1 SmartImage
CLINIC
........................................14
4. PowerSensor™ ..................................16
5. 技術仕様 ............................................17
5.1 解 像度とプリセットモ ード ...............19
6. 電源管理 .............................................20
7. カスタマサポートと保証 .................21
7.1 Philipsのフラットパネルモニタ画素
欠陥ポリシー .............................................21
7.2 カスタマサポートと保証 ...................23
8. トラブ ル シュ ー ティン グ & FAQ .......24
8.1 トラブ ル シューティング .....................24
8.2 一般FAQ ........................................................25
8.3 臨床FAQ ........................................................27

1. 重要
1. 重要
モニタ は、医療機器とともに使用して
アルファデータ、数値データ、画像デー
タを表示するためのものです。対象とな
る機器、Philips モニタは一般の外部 AC/
DC アダプタにより電力を供給されます。
(IEC/EN60601-1).
1.1 電源アダプタの安全情報
電源アダプタ
本アダプタ(メーカー : Philips、モデル :
PMP60-13-1-HJ-S) はモニタの成形部分で
す。
外部機器の接続
信号出入力またはその他のコネクタに接
続するための外部機器は、関連する UL /
IEC 標準を順守する必要があります ( 例 : IT
機器の場合は UL 60950、システムの場合
は UL 60601-1 および ANSI/AAMI ES606011 / IEC 60601 シリーズ – 医療電気システム
の場合は標準 IEC 60601-1-1、安全要件を
順守する必要があります。
デバイスの取り外し
主電源のプラグまたは電源接続器は断路
装置として使用されます。断路装置はい
つでも作動できるようにしておく必要が
あります。デバイスを操作するときまた
は洗浄するときは必ず、製品から電源コ
ードセットを完全に取り外してください。
電源がオンのときに接続を行わないでく
ださい。サージ電流が流れて精密電子部
品が損傷する可能性があります。
分類
• 水の侵入に対する保護のレベル IPX0
• 水または酸素または亜酸化窒素と 可燃
性麻酔薬混合物の存在下での使用に適
さない機器。(非APまたはAPGカテゴリ)
• 操作 モ ード: 連続的
• 感電に対する保護のタイプ Class I ME
機器
• 装着部なし。
シャットダウン手順
いかなる部品にせよ、洗浄を始める前に
システムをシャットダウンすることを強
くお勧めします。
以下 のステップに 従ってくだ さい。
• すべてのアプリケーションプログラムを
閉じます
• 動作中のソフトウェアを閉じます
• 電源スイッチをオフにします
• 電源コードセットを外します
• すべてのデバイスを取り外します
安全記号の説明
次の安全記号は、ユーザーの参照のため
の詳細な説明です。
ANSI/AAMI ES60601-1、および
CAN/CSA C22.2 NO. 60601-1 に従
った感電、火災、機械事故のみ
注意、付属ドキュメントを参照し
てください。
電流nタイプ - AC
直流
欧州共同体認証、
モニタは 93/42/EEC と 2007/47/EC
を順守し、次の適用可能な標準に
従います : EN60601-1、EN 60601-1-
2、EN 61000-3-2、EN 61000-3-3。
TUV タイプの検査承認、
モニタは、欧州標準の EN60601-1
と IEC60601-1 を順守します。
電源「オン」
電源「オフ」
ANSI/AAMI ES 60601-1:2005、およ
び C AN/CSA C22.2 NO.60601-1:2008
に従った感電、火災、機械事故に
関する医療機器
注
• 注意 : 負傷のリスクを避けるために、適
切な取り付け器具を使用してください。
1

• 特定の国の安全基準で承認され、それに適合したコンセントの電圧に一致する電源コード
を使用してください。
• ユーザーは、SIP/SOPと患者に同時に触れていないことを確認してください。
1.2 EMC情報
すべての機器とシステムに対するガイダンスとメーカーの宣言 - 電磁放射線
モニタは、以下で指定した電磁環境で使用するためのものです。顧客またはモニタのユー
ザーは、かかる環境で使用されていることを確認する必要があります。
放出試験
RF ( 高周波)放出
CISPR 11
RF ( 高周波)放出
CISPR 11
高長波放射
IEC 61000-3-2
電圧フリッカ / フ
リッカ放出
IEC 61000-3-3
コンプライア
ンス
グループ 1
Class B
Class D
順守
電磁環境 - ガイダンス
モニタは、内部機能に対してのみ RF エネルギーを使用します。
従って、RF 放出はきわめて低く、近くの電子機器の混信の原因
となることはほとんどありません。
モニタは家庭での設置、および家庭目的で使用される建物に供給
する公共の低電圧電力供給ネットワークに直接接続される設置を
含め、すべての設置での使用に適しています。
2

すべての機器とシステムに対するガイダンスとメーカーの宣言 - 電磁環境耐性
モニタは、以下で指定した電磁環境で使用するためのものです。顧客またはモニタのユー
ザーは、かかる環境で使用されていることを確認する必要があります。
電磁波耐性試験 IEC 60601 試験レベル
静電放電 (ESD)
IEC 61000-4-2
電気的高速度過
渡 / バースト
IEC 61000-4-4
サージ
IEC 61000-4-5
電源装置の入力
ラインに関する
障害と電圧変動
IEC 61000-4-11
電源周波数
(50/60 Hz) 磁場
IEC 61000-4-8
6 kV 接点
8 kV エア
2 kV ( 電源ライン用 )
1 kV ( 入出力ライン
用 )
1 kV ライン対ライン
2 kV ライン対アース
<5 % UT (UT で >95 %
ディップ ) (0.5 サイク
ル )
40 % UT (UT で >60 %
ディップ ) (5 サイク
ル )
70 % UT (UT で >30 %
ディップ ) (25 サイク
ル )
<5 % UT (UT で >95 %
ディップ ) (5 秒間 )
3 A/m 3 A/m 電源周波数磁場は、標準の商用ま
コンプライアンスレ
ベル
6 kV 接点
8 kV エア
2 kV ( 電源ライン用 )
1 kV ( 入出力ライン
用 )
1 kV ライン対ライン
2 kV ライン対アース
<5 % UT (UT で >95 %
ディップ ) (0.5 サイク
ル )
40 % UT (UT で >60 %
ディップ ) (5 サイク
ル )
70 % UT (UT で >30 %
ディップ ) (25 サイク
ル )
<5 % UT (UT で >95 %
ディップ ) (5 秒間 )
電磁環境 - ガイダンス
床は木材、コンクリート、セラミ
ックタイルにする必要があります。
床は合成物質でカバーする必要が
あります。相対湿度は 30% 以上に
してください。
主電源の電力品質は標準的商用ま
たは病院環境の品質にする必要が
あります。
主電源の電力品質は標準的商用ま
たは病院環境の品質にする必要が
あります。
主電源の電力品質は標準的商用ま
たは病院環境の品質にする必要が
あります。モニタのユーザーが停
電の間引き続き操作する必要があ
る場合、モニタに無停電電源装置
またはバッテリから電力を供給す
ることをお勧めします。
たは病院環境の標準的場所のレベ
ル特性にする必要があります。
注
UT は試験レベルに適用する前に、A.C. 主電源の電圧です。
3

生命維持装置でないすべての機器とシステムに対するガイダンスとメーカーの宣言 - 電磁
環境耐性
モニタは、以下で指定した電磁環境で使用するためのものです。顧客またはモニタのユー
ザーは、かかる環境で使用されていることを確認する必要があります。
電磁波耐性試験IEC 60601 試験レベルコンプライアン
伝導性 RF
IEC 61000-4-6
放射線 RF
IEC 61000-4-3
3 Vrms
150 kHz 〜 80 MHz
3 V/m
80 MHz 〜 2.5 GHz
スレベル
3 Vrms
3 V/m
電磁環境 - ガイダンス
ポータブルおよびモバイル RF 通信機器はケーブル
を含め、どのようなモニタの部品の傍でも使用し
てはいけません。必ず、トランスの周波数に適用
される方程式から計算された推奨される分離距離
以上で使用してください。
推奨される分離距離 :
d = 1.2 √ P
d = 1.2 √ P 80 MHz 〜 800 MHz
d = 1.2 √ P 800 MHz 〜 2.5 GHz
P はトランスメーカーに従ったトランスの最大出
力定格 (W) で、d は推奨される分離距離 (m) です。
固定 RF トランスからの電界強度は、電磁気の実地
調査によって決定されます。
a. 各周波数範囲のコンプライアンスレベルより低
くする必要があります。
b. 障害は次の記号でマークされた機器の近くで発
生することがあります。
注
• 80 MHzと800 MHzでは、高い方の周波数範囲が適用されます。
• これらのガイドラインは、すべての状況下で適用されるわけではありません。電磁伝搬は建
造物、物体、人間からの吸収と反射の影響を受けます。
• 無線(携帯/コードレス)電話や陸上移動無線、アマチュア無線、AMとFMラジオ放送、テレビ放
送用の基地局などの固定トランスからの電界強度は理論的には正確に予測できません。固
定RFトランスによる電磁環境を評価するには、電磁気の実地調査を考慮する必要がありま
す。モニタを使用する場所で測定された電界強度が上記の適用可能なRFコンプライアンス
レベルを超える場合、モニタが通常操作をしているか確認する必要があります。異常パフォ
ーマンスが観察されたら、モニタの向きや位置を変えるといった追加測定が必要です。
• 150 kHz〜80 MHzの周波数範囲を超える場合、電界強度は3 V/m以下にする必要があります。
4

ポータブルおよびモバイル RF 通信機器と生命維持装置でない機器またはシステム間の推奨
される分離距離 :
モニタは、放射線 RF の乱れをコントロールする電磁環境で使用するためのものです。モニ
タのお客様またはユーザーは、通信機器の最大出力に従い、以下で推奨されたポータブル
およびモバイル RF 通信機器 ( トランス ) とモニタ間の最小距離を保つことにより電磁波妨
害を防ぐことができます。
トランスの定格最大出
力 (W)
0.01 0.12 0.12 0.23
0.1 0.38 0.38 0.73
1 1.2 1.2 2.3
10 3.8 3.8 7.3
100 12 12 23
150 kHz ~ 80 MHz
トランスの周波数に従った分離 距離 ( メートル )
80 MHz ~ 800 MHz
d = 1.2 √ P
d = 1.2 √ P
800 MHz ~ 2.5 GHz
d = 2.3 √ P
注
• 上に一覧されていない最大出力で定格されたトランスの場合、推奨される分離距離d (m)は
トランスの周波数に適用される方程式を使用して推定されます。P はトランスメーカーに従
ったトランスの最大出力定格(W)で す。
• 80 MHzと800 MHzでは、高い方の周波数範囲の分離距離が適用されます。
• これらのガイドラインは、すべての状況下で適用されるわけではありません。電磁伝搬は建
造物、物体、人間からの吸収と反射の影響を受けます。
5

1.3 安全のための注意事項とメンテ
ナンス
警告
• いかなる部品にせよ、洗浄を始める前に
システムをシャットダウンすることを強く
お勧めします。
• 本機機の変更は許可されません。
• 本書で指定していない制御、調整または
手順を使用すると、感電、電気事故、機械
事故につながる可能性があります。
• コンピュータモニタを 接 続し使用してい
るときは、これらの指示を読んで従ってく
ださい。
取り扱い
• モニターを直射日光やきわめて明るい
光にさらしたりせず、他の熱源から離れ
た位置に設置してください。 これらの環
境に長時間さらされると、モニタが変色
したり損傷する結果を招きます。
• 通気口に落下する物体を取り除き、モニ
タの電子機器の適切な冷却を妨げない
ようにしてください。
• キャビネットの通気口を塞がないでく
ださい。
• モニタの位置を定めているとき、電源プ
ラグとコンセントに容易に手が届くこと
を確認してください。
• 電源ケーブルやDC電源コ ードを取り外
すことでモニタの電源をオフにする場
合、6秒待ってから電源ケーブルやDC電
源コードを取り付けて通常操作を行って
ください。
• 必ず、本製品に同梱されている電源 コー
ドを使用してください。電源コードが 入
っていない場合、カスタマサポートにお
問い合わせくださ い。
• 操作中、モニタに強い振動を与えたり、
衝撃を加えないでください。
• 操作または輸送中、モニタを強く打った
り落としたりしないでください。
メンテナンス
• モニタを損傷の可能性から保護するた
めに、LCDパネルに過剰な圧力をかけな
いでください。モニタを動すときは、フレ
ームをつかんで持ち上げてください。ま
たLCDパネルに手や指を置いてモニタ
を持ち上げないでください。
• 長時間使用しない場合は、電源ののプラ
グを抜いてください。
• 汚れのふき取りには、柔らかい布をご使
用ください。落ちにくい場合は少量の水
をしめらせた布でふき取ってください。
ただし、アルコール、アンモニアベース
の液体などの有機溶剤を使用してモニ
タを洗浄することは絶対におやめくだ
さい。
• 感電や装置の完全な損傷の原因となる
ため、モニタを埃、雨、水、湿気の多い環
境にさらさないでください。
• モニタが濡れた場合は、できるだけ速や
かに乾いた布で拭いてください。
• モニタに異物や水が入ったら、直ちに電
源をオフにし、電源コードを抜いてくだ
さい。異物や水を取り除き、メンテナンス
センターに送ってください。
• 熱、直射日光、極端な低温にさらされる
場所でモニタを保管したり、使用したり
しないでください。
• モニタの最高のパフォーマンスを維持し
長く使用するために、次の温度および湿
度範囲に入る環境でモニタを使用して
ください。
• 温度: 10℃〜40℃
• 湿度: 30%〜75%
• 大気圧: 700〜1060 hPa
焼き付き / ゴースト像に関する重要な情報
• モニタの前を離れるときは、常にスクリ
ーンセーバーをオンにしてください。 静
止コンテンツを表示している場合、定期
的にスクリーンリフレッシュアプリケーシ
ョンを起動してください。 長時間静止画
像を表示すると、画面に「焼き付き」、「後
イメージ」または「ゴースト像」が表示さ
れる原因となります。
6

• 「焼き付き」、「後イメージ」または「ゴー
ス ト 像 」は LCDパネル技術ではよく知ら
れた現象です。 ほとんどの場合、電源を
オフにすると「焼き付き」、「後イメージ」
、「ゴースト像」は時間とともに徐々に消
えます。
警告
スクリーンセーバーやスクリーンリフレッシ
ュアプリケーションをアクティブにしな いと、
「焼き付き」、「後イメージ」、「ゴースト像」症
状はひどくなり、消えることも修理することも
できなくなります。これらに起因する故障は
保証には含まれません。
修理
• ケースカバーは専門の修理技術者以外
は絶対に開けないでください。
• マニュアルが必要な場合、最寄りのサー
ビスセンターにお問い合わせください。 (
「カスタマケアセンター」のページを参
照してくだ さい )
• 輸送情報については、「技術仕様」を参照
してください。
• 直射日光下の車内/トランクにモニタを
放置しないでください。
注
モニタが正常に作動しない場合、または本
書に記載された手順が分からない場合、カ
スタマケアセンターにお問い合わせくださ
い。
1.4 表記の説明
次のサブセクションでは、本書で使用す
る表記法について説明します。
注、注意、警告
本書を通して、テキストのかたまりには
アイコンが付き、太字またはイタリック
体で印刷されています。これらのかたま
りには注、注意、警告が含まれます。次
のように使用されます。
注
このアイコンは重要な情報とヒントを示し、
コンピュータシステムを十分に活用できる
助けとなるものです。
注意
このアイコンは、ハードウェアの損傷の可能
性またはデータの損失を避ける方法を教え
る情報を示します。
警告
このアイコンは負傷する可能性を示し、その
問題を避ける方法を教えてくれます。
警告には代わりの形式で表示されるものも
あり、アイコンが付かない場合もあります。
かかる場合、警告を具体的に提示することが
関連する規制当局から義務づけられていま
す。
メーカーの承認なしに本機機を変更しない
でください。
モニタは、重大な診断目的または生命維持
システムで使用するためのものではありま
せん。
警告
感電の危険を避けるため、本機機を保護ア
ースの付いた主電源にのみ接続する必要が
ありま す。
7