Pentax espio120SWII User Manual

QUARTZ DATE
使用説明書
カメラの正しい操作のため、ご使用前に必ずこの使用説明書をご覧ください。 この説明書で使用しているイラストは、実際の製品と異なる場合があります。
このたびは、ペンタックス製品をお買い上げい ただき、誠にありがとうございます。
記号について
操作の方向
「エスピオ120SWⅡ」は、独創的な新機構 スイ
ッチオーバー ズーム システム(※)を採用し たコンパクトカメラです。この機構により、約
※1本のズームレンズでありながら、広角側・望遠側
それぞれに異なったレンズ構成を持たせ、ズーミ ングの途中でその切り替えを行います。 言わば、2本のズームレンズを融合させた設計です。
商標について
「PENTAX」「ESPIO」は旭光学工業株式会社
の登録商標です。
自動的に動きます
注目してください
点灯します
点滅します
「林檎の秘密」(有料)
すぐに役立つ写真の基礎知識
露出の仕組みや光の測り方、 ピントの合わせ方など写真の 基礎を豊富なイラストと作例 でわかりやすく解説していま す。 お買い求めは、ペンタックス サービス窓口・ペンタックス ファミリーまたは、最寄りの カメラ店で。
カメラを安全にお使いいただくために
1
この製品の安全性については十分注意を払っておりますが、2ページにある下記 マークの内容については特に注意をしてお使いください。
警告
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重症を負う可能性 が想定される内容を示しています。
注意
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定され る内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
は、禁止事項を表わすマークです。
は、注意を促すためのマークです。
このマーク(CE)は、EU(欧州連合)の要求事項に適合していることを示すものです。
2
警告
カメラを分解しないでください。カメラ 内部には高電圧部があり、感電の危険が あります。
落下などにより、カメラ内部が露出した ときは、絶対に露出部分に手をふれない でください。感電の危険があります。
ストラップが首に巻き付くと危険です。 小さなお子様がストラップを首に掛けな いようにご注意ください。
注意
電池をショートさせたり、火の中に入れ ないでください。また、分解や充電をし ないでください。破裂・発火の恐れがあ ります。
万一、カメラ内の電池が発熱・発煙を起 こしたときは、速やかに電池を取り出し てください。この場合、やけどに十分ご 注意ください。
取り扱い上の注意
3
汚れ落としに、シンナーやアルコール・ベン ジンなどの有機溶剤は使用しないでくださ い。
高温多湿の所は避けてください。特に車の中 は高温になりますのでご注意ください。
防虫剤や薬品を扱う所は避けてください。ま た、カビ防止のためケースから出して、風通 しの良い所に保管してください。
このカメラは防水カメラではありませんの で、雨水などが直接かかる所では使用できま せん。
強い震動・ショック・圧力などを加えないで ください。オートバイ・車・船などの震動は、 クッションなどを入れて保護してください。
カメラにフィルムが入っている間は、絶対に カメラの裏ぶたを開けないでください。フィ ルムに光が入って、撮影した写真がだめにな ってしまいます。
レンズ・ファインダー窓のホコリはブロワー で吹き飛ばし、きれいなレンズブラシで取り 去ってください。
業務用または過酷な条件での使用には、お勧 めできません。
高性能を保つため、1〜2年毎に定期点検を してください。長期間使用しなかったときや、 大切な撮影の前には点検や試し撮りをしてく ださい。
カメラの使用温度範囲は−10℃〜50℃で す。
急激な温度変化を与えると、カメラの内外に 水滴が生じます。カメラをバックやビニール 袋などに入れ、温度差を少なくしてから取り 出してください。
ゴミや泥・砂・ホコリ・水・有害ガス・塩分 などがカメラの中に入らないようにご注意く ださい。故障の原因になります。雨や水滴な どが付いたときは、良く拭いて乾かしてくだ さい。
4
※ グリップランプは次のときに青く光って状態を
知らせます。
(a)電源のON/OFF[12ページ] (b)シャッターボタンを半押ししたとき[28ページ] (c)セルフタイマーの作動時[42ページ] (d)リモコンモードの使用時[44ページ]
各部の名称
q リモコン受光窓[45ページ] w 電源ダイヤル[12ページ] e シャッターボタン[14ページ] r デートボタン[53ページ] t AFボタン[35ページ] y ストロボ/バルブボタン[34ページ] u 表示パネル[62ページ] i 視度調整レバー[23ページ] o ストロボ発光部 !0 セルフタイマーランプ[42ページ] !1 ファインダー窓 !2 レンズ !3 測距窓 !4 受光窓 !5 イルミネーショングリップ/※グリップランプ !6 ストラップ通し[11ページ]
グリップランプのON/OFF
グリップランプを光るようにするか、光らない ようにするかを選ぶには、yストロボ/バルブ ボタンを約3秒押し続け、表示パネルに次のよう なメッセージを表示させます。
光るようにします。 光らないようにします。
各部の名称(背面)
!7 ファインダー接眼窓 !8 緑ランプ[26ページ] !9 赤ランプ[26ページ] @0 ズームボタン[16ページ] @1 フィルム情報窓 @2 電池ぶた[57ページ] @3 裏ぶた[18ページ] @4 パノラマ切り替えレバー[50ページ] @5 三脚ネジ穴 @6 途中巻き戻しボタン[33ページ] @7 裏ぶた開放レバー[18ページ]
5
6
目  次
カメラを安全にお使いいただくために ・・・・・・1 取り扱い上の注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 各部の名称 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 使い方は簡単です ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 こんな写真を撮るには? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
撮影前の準備をしましょう
1.ソフトケース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
2.ストラップ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
3.電源を入れてみましょう ・・・・・・・・・・・・12
4.カメラの構え方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
5.ズーミングをしてみましょう ・・・・・・・・16
フィルムを入れて撮影しましょう
1.フィルムを入れましょう ・・・・・・・・・・・・18
フィルム感度について ・・・・・・・・・・・・・22
2.視度調整 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
3.ファインダー内表示 ・・・・・・・・・・・・・・・・24
4.ランプ表示 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
5.撮影しましょう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
ストロボ自動発光 ・・・・・・・・・・・・・・・・・29
ピント合わせの苦手な物 ・・・・・・・・・・・30
6.フィルムを取り出しましょう ・・・・・・・・31
フィルムの途中巻き戻し ・・・・・・・・・・・33
いろいろな撮影をしましょう
いろいろな機能の選び方 ・・・・・・・・・・・・・・34
オート撮影/オート撮影+赤目軽減 ・・・・・・36 日中シンクロ撮影 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37 低速シャッター撮影 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38 低速シンクロ撮影+赤目軽減 ・・・・・・・・・・・・39 バルブ撮影 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40 バルブシンクロ撮影+赤目軽減 ・・・・・・・・・・41 セルフタイマー撮影 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42 リモコン撮影 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44 遠景撮影 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46 スポットAF撮影 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47 フォーカスロック撮影 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・48 パノラマ撮影 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50 写真に日付や時刻を写し込みます ・・・・・・・・53
日付や時刻の修正 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・54 電池の消耗警告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56 電池の交換 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57 ストロボ撮影可能距離と赤目現象 ・・・・・・・・59 こんなときは? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60 表示パネル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62 最終撮影日表示 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63 主な仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64 さくいん ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66 クイックガイド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・69 アフターサービスについて ・・・・・・・・・・・・・・71
使い方は簡単です。[通常の撮影手順]
7
1
裏ぶたを開けます。
[18ページ]
5
ファインダーをのぞき、 ズームボタンを押して写 したい物の大きさを決め ます。
[16ページ]
2 3 4
フィルムを入れ、裏ぶた を閉じます。
[19〜21ページ]
6
ピントを合わせたいもの にファインダー内 の を合わせます。
[27ページ]
自動的に1コマ目まで巻 き上がります。
[21ページ]
7 8
シャッターボタンを押し て撮影です。暗い所では 自動的にストロボが光り ます。
[28、29ページ]
電源を入れます。
[12ページ]
フィルムが終わると自動 的に巻き戻しが始まりま す。[31ページ]
8
こんな写真を撮るには?
ピント関係
遠くの風景を撮りたい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46 窓越しに風景を撮りたい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46 特定の狭い部分にピントを合わせて撮影したい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47
ストロボ関係
暗い所で写真を撮りたい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29、34 ストロボ撮影で目が赤く写らないようにしたい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34、59 帽子などで影になっている人物の顔を明るく写したい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37 夕景をバックに人物を写したい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39 夜景をバックに人物を写したい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41
ズーミング関係
写したい物を大きくしたり小さくしたい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
人物撮影関係
帽子などで影になっている人物の顔を明るく写したい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37 夕景をバックに人物を写したい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39 夜景をバックに人物を写したい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41 自分自身も写真に写りたい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42、44
風景撮影関係
夕景をバックに人物を写したい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39 夜景を撮りたい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40 夜景をバックに人物を写したい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41 窓越しに遠くの風景を撮りたい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
その他
カメラから離れた所からシャッターをきりたい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44 写真に日付や時刻を入れたい[消したい]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53
9
10
撮影前の 準備をしましょう
ソフトケース
カメラをケースを入れるときは、電源をOFF にしてください。[電源OFFについては、12 ページをご覧ください。]
* ソフトケース内側には、リモコンを収納するた
めのポケットがあります。
ストラップ
ストラップを図のように、カメラのスト ラップ通しに通します。
* ストラップのAの部分は、フィルムの途中巻き
戻しをするときにご使用ください。
11
12
電源を入れてみましょう
電源ダイヤルを回して 位置に合わせ
ON
ると電源が入ります。[電源ON]
OFF
位置に戻すと電源が切れます。[電
源OFF]
* カメラを使用しないときは、必ず電源をOFFに
してください。
* 電源をONのまま放置した場合、放置後約3分間
たつと、自動的にレンズのズーム位置が一番広 角側(28mm)になります。
電源を入れるとレンズカバーが開き、レ ンズが少し前に出ます。
* 表示パネルに マークが出ているときは、
電池が消耗していますので、電池を交換してく ださい。56、57ぺージをご覧ください。
* 3Vリチウム電池[CR2相当品]1本を使用し
ます。電池を抜くと時刻の修正が必要となりま すので、電池消耗時以外は、電池を抜かないで ください。
* 電源ON/OFF時には、グリップランプが点滅
します。
最終撮影日表示
カメラにフィルムが入った状態で電源を入れる と、表示パネルに前回最後に撮影した日付が点 滅表示してから、現在の日付が表示されます。 詳しくは63ページをご覧ください。
13
14
カメラの構え方
撮影するときは、カメラを両手でしっか り持ち、カメラが動かないようにして、 シャッターボタンを静かに押しましょう。
[強く押すととカメラが動いて、きれいな
写真が撮れません]
* 木や建物・テーブルなどを利用して、からだや
カメラを安定させるのも良い方法です。
* カメラを縦位置に構えてストロボ撮影するとき
は、ストロボが上になるようにしましょう。影 が自然な方向に出ます。
レンズはズーミングをしたり、シャッターボタ ンを押して撮影することにより動きます。落下 などの原因になりますので、レンズ部分を持た ないでください。
カメラ前面の測距窓・レンズ・受光窓・ストロ ボ発光部などを、髪や手でふさぐと、ピンボ ケ・露出不足・露出オーバーなどの原因になり ます。
15
16
ズーミングをしてみましょう
望遠側
ズームボタンの を押すと、 遠くのものを大きく写せる望遠側になります。 ズームボタンの を押すと、 広い範囲を写せる広角側になります。 ファインダーを見ながら、写したいものが好み の大きさになったところで止めて撮影してくだ さい。
広角側
ズーミングは以下の範囲でおこなえます。 28mm〜120mm
* ズーミングをすると、振動をともなったシャッ
ターがきれたような音がしますが、これはズー ミング途中でレンズの内部機構を切り替える新 機構「スイッチオーバー ズーム システム」の 作動音です。
* 焦点距離を望遠側にすると手ぶれを起こしやす
くなりますので、比較的手ぶれを起こしにくい ISO400のフィルムの使用をお勧めします。
ズームレンズには、無理な力を加えないでくだ さい。また、レンズを下向きに置かないでくだ さい。レンズに無理な力が加わり、故障の原因 になります。
17
フィルムを入れて
撮影しましょう
フィルムは、一通り説明書を読んでカメラの操 作に慣れてから入れましょう。
18
フィルムを入れましょう[フィルムは直射日光が当たらない所で入れましょう]
1 2
1. 裏ぶた開放レバーを下方向に押し下げ ると、裏ぶたが少し開きます。
2. 裏ぶたを手前に引いて開けます。
* フィルムを入れるときは、電源OFFで行なって
ください。レンズが自動的に動いて、カメラを 落とす危険があります。
* フィルムは、一通り説明書を読んでカメラの操
作に慣れてから入れましょう。
3 4
19
3. 裏ぶたを開けると、図のように黒い突 起があります。
4. フィルムは凸側を上にして、下側から 先に黒い突起に差し込むように入れ、 次に上側を入れます。
* フィルムは、下側の穴を黒い突起部分にしっか
りと差し込んでください。
20
FILM
5
5. フィルムを少し引き出して、qのフィ ルム先端マーク に合わせます。
フィルムがまっすぐ入っていることを必ず確認 してください。
フィルム検知部wにゴミなどが付着するとフィ ルムが正しく巻き上げられません。
下図のように、フィルムはたるみがないように 入れてください。
フィルムの先端が長く出すぎているときは、フ ィルムをパトローネに少し押し戻します。
フィルム先端が極端に折れ曲がっているものは、 まっすぐ直してください。
×フィルムのたるみあり ○フィルムのたるみなし
21
6
6. 裏ぶたを閉じるとフィルムが自動的に 巻き上げられ、1枚目まで進みます。
7
7. フィルム枚数表示の が出て自動的 に止まります。必ず枚数表示が に なっていることを確認してください。
8. フィルムが正しく入っていないと、表 示パネルに が点滅して知らせます。 フィルムを正しく入れ直してください。
* フィルム枚数は、電源がOFFのときでも表示さ
れます。
8
22
フィルム感度について
フィルム感度自動セット
フィルムを入れるだけでフィルム感度が自動的 にセットされます。
* 使用できるフィルムは、ISO25〜3200までの
DXフィルムです。
* フィルム感度は、手ぶれしにくくストロボ撮影
に有利なISO400の使用をお勧めします。
ISO800より高感度のDXフィルムは、室内や 暗い所での撮影用としてご利用ください。ただ し、必要以上な高感度フィルムを使用すると、 粒子が粗くザラついた写真になってしまいます のでご注意ください。
ほとんどのフィルムが、フィルム感度を自動的 にセットできるDXフィルムですが、DX以外の フィルムではフィルム感度が25にセットされ てしまいますので使用できません。
視度調整
* 視度調整は、ご使用前に必ず行なってください。
23
1. カメラを明るい方へ向け、ファインダ ーをのぞきながら視度調整レバーを左 右に動かします。
2. ファインダー内の の線が 最もはっきり見える位置に調整します。
24
ファインダー内表示
ファインダーを覗くと、図のような表示が見え ます。ファインダーを覗いたときに見えている 範囲が写真に写る範囲です。
* ファイダー内の表示が見えにくいときは、視度
調整を行なってください。[23ページをご覧く ださい]
q 表示とwの表
通常撮影[5点AF]のときにピントが合う範 囲です。この内側にピントを合わせたい物を入 れて撮影してください。
qは焦点距離が最も望遠側のとき、wは焦点距 離が最も広角側の場合のピントが合う範囲で す。この範囲は焦点距離が広角側から望遠側に なるにつれて徐々に広くなります。
wの表
スポットAF撮影のときにピントが合う範囲で す。スポットAF撮影については、47ページを ご覧ください。
* サービスサイズのカラープリント[パノラマプ
リントを含む]では、画面周辺の物がプリント されないことがあります。構図に少し余裕を持 たせてください。
1.2mより近づいたときに写る範囲
25
近距離での撮影
ファインダーで見えているのは、写したい物と の距離が無限遠(∞)の時に写る範囲ですが、 カメラの機構上、写したい物との距離が近づく につれて実際に写る範囲が下に移動していきま す。
左図に示した 部分が、1.2mより近づいた ときに実際に写る範囲の目安です。
* 撮影できる距離は、0.5mより遠くです。
26
A
B
ランプ表示
A 緑ランプ
ピントの状態を表します。
点灯: ピントが合っています。 点滅: 撮影距離が近すぎるか、
ピント合わせができない状態です。
B 赤ランプ
ストロボの状態を表します。
点灯: ストロボの充電完了です。
ストロボが発光します。
点滅: ストロボの充電中です。
ABのランプは、シャッターボタンを少し押したと きに表示されます。
撮影しましょう
27
1
1. ファインダー内の をピントを合 わせたい物に合わせます。
ピント合わせの補助光について
暗いところではピント合わせの精度が低下し ますが、こんなときにシャッターボタンを少 し押すと、自動的にストロボ光を少量発光し てピント合わせを行いやすくします。
* このカメラは、5点AFですから、写す物が画面
中心から多少外れていても比較的ピントが合い 易くなっています。
* 特定の狭い部分だけにピントを合わせたい場合
は、スポットAF撮影をご利用ください。47ペ ージをご覧ください。
* サービスサイズのカラープリント[パノラマプ
リントを含む]では、画面周辺の物がプリント されないことがあります。構図に少し余裕を持 たせてください。
28
2 3
2. シャッターボタンを少し押すと自動的 にピントが合い、緑ランプが点灯しま す。
3. 緑ランプの点灯後、そのままシャッタ ーボタンを押して撮影します。
* 一度緑ランプが点灯してから別のものにピント
を合わせ直すときは、シャッターボタンを押し 直してください。
* 撮影できる距離は、0.5mより遠くです。
※緑ランプが点滅した場合
緑ランプの点滅は、撮影距離が近すぎるか、ピ ント合わせの苦手な物でピント合わせが出来な いことを知らせています。ピント合わせが苦手 なものについては30ページをご覧ください。
緑ランプが点滅中でも、シャッターボタンを押 せば撮影は出来ますが、ピントは合いませんの でご注意ください。
カメラ前面の測距窓が汚れていると、正しいピ ント合わせが出来なくなりますのでご注意くだ さい。
グリップランプも緑ランプと同じように、点灯 や点滅をします。
29
ストロボ自動発光
このカメラでは、写したいものが暗いときや逆 光のときに、ストロボが自動的に発光します。 シャッターボタンを少し押して、赤ランプが点 灯すれば、ストロボが発光します。
※赤ランプが点滅した場合
赤ランプの点滅は、ストロボ充電中を知らせま す。ストロボ充電中は、シャッターがきれませ んので、赤ランプの点灯を確認してから撮影し てください。
* このカメラには、赤目軽減機能が付いています。
詳しくは34ページおよび59ページをご覧くだ さい。
* ストロボを連続して使うと、電池が多少温かく
なることがありますが、異常ではありません。
ストロボソフト発光
高感度フィルムでのストロボ撮影で、撮影距離 が徐々に近くなった場合、ストロボの発光量を 段階的に減らし、より近距離までのストロボ撮 影を可能にする機能です。
ストロボ撮影できる距離[ネガカラーフィルム 使用時]
ISO
レンズ
28mm 0.53.3m 0.54.6m 0.56.6m
120mm 0.51.6m 0.52.2m 0.53.2m
これ以外のフィルム感度については、59ペー ジをご覧ください。
100 200 400
30
ピント合わせの苦手な物
オートフォーカスは、万能ではありません。写 したい物の条件が右の例のような場合、ピント の合わない場合があります。そんなときは、写 したい物とほぼ等しい距離にあるものにフォー カスロックをしてください。フォーカスロック については、48ページをご覧ください。
a)白い壁や青空などの極端にコントラスト
(明暗差)の低い物の場合。
b)真っ黒なものなど、光を反射しにくい物
の場合。 c)速い速度で移動している物。 d)横線のみや細かな模様の場合。 e)強い反射光、強い逆光(周辺が特に明る
い場合)。
フィルムを取り出しましょう
[フィルムは直射日光が当たらない所で取り出しましょう]
31
1
1. フィルムの最後まで撮り終わると、自 動的に巻き戻しが始まります。巻き戻 しが終わるとモーターは止まり、図の ように が点滅して知らせます。
* 巻き戻しは、レンズのズーム位置が自動的に一
番広角側(28mm)になってから行われます。 * 巻き戻し時間は24枚撮りで約25秒です。 * 巻き戻し中は、撮影枚数が逆算表示されます。 * 巻き戻し完了時、光もれを防ぐためフィルムは、
すべて巻き込まれます。
12および24枚撮りフィルムでは、フィルムの規
定枚数を超えた最後のコマが、現像処理でカット
されることがあります。
規定枚数になっても、まだ撮影が続けられるとき
は、フィルムの最後まで進んでから巻き戻しが行
なわれます。ただし、36枚撮りフィルムでは36
枚目撮影後すぐに巻き戻しが行われます。
32
2 3
2. 表示パネルの の点滅を確認してか ら、裏ぶたを開けます。
3. フィルムを上側から先に取り出します。
フィルムの途中巻き戻し
フィルムを規定枚数まで撮り終わらないうちに 途中で取り出したいときにご利用ください。
1. カメラ底面の途中巻き戻しボタン をストラップの突起で押します。[巻 き戻しが始まります]
2. 巻き戻しが終わると、モーターは止ま り表示パネルの が点滅して知ら せます。
3.表示パネルの の点滅を確認して からフィルムを取り出してください。
33
* 途中巻き戻しボタンを押すと、レンズのズーム
位置が自動的に一番広角側(28mm)になりま す。
* フィルムが完全に巻き取られるまで、裏ぶたを
開けないでください。
* 途中巻き戻しは、電池がON、OFFどちらでも
可能です。
ストラップ留め具以外で途中巻き戻しボタンを 押さないでください。途中巻き戻しボタンを傷 付けることがあります。 特に鉛筆・シャープペンシルの先で途中巻き戻 しボタンを押すと、芯が折れてカメラ内部に入 り、故障の原因になります。
34
AB
オート撮影 (表示なし) [36ページ]
オート撮影 +赤目軽減
[36ページ]
日中シンクロ (強制発光) [37ページ]
バルブ
[40ページ]
バルブシンクロ
+赤目軽減
[41ページ]
低速シャッター (発光禁止) [38ページ]
低速シンクロ +赤目軽減
[39ページ]
いろいろな機能の選び方
いろいろな 撮影をしましょう
A ストロボ/バルブボタンを押すと、いろいろな「露出モード」を選ぶことができ ます。
* 一般的な撮影は「オート撮影」で可能です。電
源をONにすると通常は「オート撮影」になって います。
*「オート撮影」以外でシャッターを一度きって
撮影した後にAのボタンを押すと、「オート撮影」 に戻ります。
Aのボタンを押して「露出モード」を選んだと
き、表示パネルに が表示されていると、 ストロボ発光時には赤目軽減機能がはたらきま す。赤目現象と赤目軽減機能については、59ペ ージをご覧ください。
AF
5点AF撮影
(表示なし)
遠景撮影
[46ページ]
スポットAF撮影
[47ページ]
B AFボタンを押すと「AFの方式」 を選ぶことができます。
* 遠景撮影は、一枚撮影すると「5点AF」に戻り
ます。
* 通常の撮影では、「5点AF」に合わせてください。
電源を一旦OFFにすると「5点AF」に戻ります。
35
36
オート撮影/ オート撮影+赤目軽減
オート撮影
写すものが暗いときや逆光のときに、ストロ ボが自動的に発光するもっとも一般的な撮影 モードです。
カメラの電源をONにし、表示パネルにストロ ボやバルブの表示が何も表示されていなければ オート撮影です。
オート撮影+赤目軽減
基本的にオート撮影と同じ露出モードです が、ストロボが発光する場合に赤目軽減機 能がはたらきます。
ストロボ/バルブボタンを押して表示パネル に 表示を出します。
赤目軽減機能については59ページをご覧くださ い。
日中シンクロ撮影[ストロボ強制発光]
昼間の明るいときでも、人物の顔に影が出て しまうような場合にご利用ください。常にス トロボが発光しますので、影の取れたきれい な写真が撮れます。また、常時ストロボ撮影 を行ないたいときにもご利用ください。
ストロボ/バルブボタンを押して表示パ ネルに 表示を出し撮影します。
日中シンクロの場合にも、「ストロボ撮影できる 距離の範囲内」で撮影してください。29ページ をご覧ください。
37
ストロボなし
ストロボ使用 日中シンクロ
38
ストロボの発光を禁止します。以下のよう な場合にご利用ください。
劇場・美術館など暗くてもストロボを使っ てはいけない場所での撮影。
室内の照明光のみを使い、その場の雰囲気 を生かした撮影をしたい場合。
夕景の撮影。
低速シャッター撮影[ストロボ発光禁止]
ストロボ/バルブボタンを押して表示パ ネルに 表示を出し撮影します。
低速シャッター撮影では、シャッター速度が遅 くなるため、手ぶれを起こしやすくなります。 手ぶれを軽減させるため、壁や柱に寄りかかっ て撮影したり、三脚を使用するなどしてくださ い。また、写される側が動いても、写真はぶれ てしまうのでご注意ください。
低速シンクロ撮影+赤目軽減
夕景や明るめの夜景を背景に人物撮影をする ときなどにご利用ください。
ストロボ/バルブボタンを押して表示パ ネルに 表示を出し撮影します。
* 低速シンクロでは、人物にストロボ光を当て、
背景は遅いシャッター速度で、どちらもバラン ス良く撮影できます。ストロボ発光の際は、赤 目軽減機能がはたらきます。
39
低速シンクロ撮影では、シャッター速度が遅く なります。手ぶれを防ぐため、カメラを三脚な どに固定してください。また、写される人が動 いても、写真はぶれてしまいますのでご注意く ださい。
低速シンクロの場合にも、「ストロボ撮影できる 距離の範囲内」で撮影してください。29ページ をご覧ください。
このモードでは赤目軽減機能が常にはたらきま す。赤目軽減機能については59ページをご覧く ださい。
40
花火や夜景の撮影など、シャッターを長時 間開き続けて撮影をする場合にご利用くだ さい。
ストロボ/バルブボタンを押して表示パ ネルに 表示を出し撮影します。
* シャッターボタンを押している間、シャッター
が開き続けます。[最長約1分]
バルブ撮影
バルブ撮影では、手ぶれを防ぐため、カメラを 三脚などに固定してください。
バルブシンクロ撮影+赤目軽減
夜景などを背景にした人物撮影などにご利 用ください。
ストロボ/バルブボタンを押して表示パ ネルに 表示を出し撮影します。
* バルブシンクロでは、バルブ撮影でストロボを
発光させます。人物にはストロボ光を当て、背 景は長時間のシャター速度で、どちらもバラン ス良く撮影できます。ストロボ発光の際は赤目 軽減機能がはたらきます。
*シャッターボタンを押している間、シャッターが
開き続けます。[最長約1分]
41
バルブシンクロの場合にも、「ストロボ撮影でき る距離の範囲内」で撮影してください。29ペー ジをご覧ください。
このモードでは赤目軽減機能が常にはたらきま す。赤目軽減機能については59ページをご覧く ださい。
バルブシンクロ撮影では、シャッターボタンを 押している間、シャッターが開きつづけます。 手ぶれを防ぐため、カメラを三脚などに固定し てください。また、写される人が動いても、写 真はぶれてしまいますのでご注意ください。
42
セルフタイマー撮影
1
撮影者も入って記念撮影をするときなどに ご利用ください。
1. 電源ダイヤルを回して、 に合わせ ます。
* 撮影時は三脚などを使用してください。
2
2. 写したいものにピントを合わせてから、 さらにシャッターボタンを押すと、セ ルフタイマーがスタートします。
* セルフタイマーの作動中は、セルフタイマーラ
ンプとグリップランプの点灯で知らせます。シ ャッターがきれる約3秒前からセルフタイマーラ ンプは点滅に変わります。(グリップランプは点 灯のままです)
* 約10秒後にシャッターがきれます。 * セルフタイマーをスタートさせた後に中止した
いときは、電源ダイヤルを回して 以外の位置 にするか、シャッターボタン、ズームボタン以 外の操作ボタンを押してください。
カメラ前面に立ってセルフタイマーをスタート させると、写したいものにピントが合わなくな ることがありますのでご注意ください。
ストロボが充電中[赤ランプ点滅]のときは、 ストロボの充電完了[赤ランプ点灯]後にセル フタイマーを作動させてください。
43
44
リモコン撮影
カメラから離れてシャッターをきることができ ます。リモコンのシャッターボタンを押すと、 約3秒後にシャッターがきれます。
リモコン各部名称
リモコン投光部
シャッターボタン
* リモコン撮影するときは、三脚などをご利用く
ださい。
* バルブ撮影のときは、リモコンのシャッターボ
タンを押している間、シャッターが開き続けま す。[最長約1分]
1
1. 電源ダイヤルを回して に合わせま す。
* リモコン撮影モード中は、カメラ前面のセルフ
タイマーランプとグリップランプがゆっくりと 点滅します。
* このときカメラのシャッターボタンを押すと、
リモコン撮影ではなく通常の1コマ撮影になりま す。
* リモコン撮影モードのまま約5分間放置すると、
自動的に電源OFFになります。
45
5m
2
2. ファインダー内の を写したいもの に合わせ、リモコンをカメラ正面に向け、 リモコンのシャッターボタンを押しま す。
* セルフタイマーランプが早い点滅を3秒間した後
シャッターがきれます。早い点滅がはじまると、 グリップランプは点灯に変わります。
* リモコンのシャッターボタンを押したときにフ
ァインダー内の が合っているものに、ピン トが合います。
リモコン撮影のできる距離
カメラ正面から約5m以内
* 逆光時はリモコン撮影ができないことがありま
す。その場合は、セルフタイマー撮影をご利用
ください。 * ストロボ充電中はリモコン操作はできません。 * リモコンを使用しないときは、ソストケースの
ポケットに入れておくと便利です。ソフトケー
スについては、10ページをご覧ください。
リモコン用電池の寿命
約30,000回送信することができます。電池の 交換は最寄りのペンタックスお客様窓口にご相 談ください。[有料]
46
金網やガラス越しの遠景撮影、または通常 の遠景撮影でご利用ください。金網やガラ ス越しの撮影では、誤ってそれらにピント が合ってしまうのを防げます。
AFボタンを押して、表示パネルに 表 示を出し撮影します。
* 一度撮影すると遠景撮影は解除されます。 * 露出モードが「オート撮影」または「オート撮
影+赤目軽減」では、暗くてもストロボは発光 しません。
遠景撮影
スポットAF撮影
ファインダー内の中央付近の狭い範囲だけ でピント合わせを行いますので、特定の部 分にピントを合わせたいときなどにご利用 ください。
47
スポットAF用フレーム
1. AFボタンを押して表示パネルに の表示を出します。
2. ファインダー内画面中央の をピン トを合わせたいものに合わせます。
ピントを合わせたいものが画面中央にない場合 は、フォーカスロック撮影を行ってください。 フォーカスロック撮影については48ページをご 覧ください。
48
フォーカスロック撮影
1
1. このイラストのような構図の写真を撮 る場合、このまま撮影すると人物の顔 にピントが合わず、手前のものにピン トが合ってしまいます。 こんな場合は、フォーカスロック撮影 を行います。
イラストのように 内に遠近のものが混在す る場合は、いちばん手前のものにピントが合いま す。
2
2. を、ピントが合っている手前のも のから一旦外し、人物の顔(ピントを 合わせたいもの)に合わせます。
3 4
49
3. シャッターボタンを少し押し、ピント を合わせ、緑ランプを点灯させたまま にします。
* より確実にフォーカスロックをしたいときは、5点AFから、スポットAFに切り替えてください。
スポットAFへの切り替えは、47ページをご覧ください。
* 緑ランプ点灯中は、ピントが固定されます。[フォーカスロック] * シャッターボタンから指を離すと、フォーカスロックは解除されます。
4. そのままシャッターボタンから指を離 さずに、写したい構図に戻してシャッ ターをきります。
50
パノラマ撮影
1
このカメラでは、フィルムの入ったままでも 自由にパノラマと標準撮影とを切り替えるこ とができます。パノラマ撮影ではフィルム上 で横長に写りますので、パノラマプリントに するとダイナミックな写真が楽しめます。
1. パノラマ切り替えレバーを に合わ せます。
* パノラマに切り替えると、ファインダー内がパ
ノラマ用に横長になります。
P
2
2. 図のようにファインダーがパノラマ用 に切り替わりますので、この中に写し たいものを入れて撮影してください。
* 約1.2mより近距離でのパノラマ撮影は、ファイ
ンダーで見える範囲と実際に写る範囲の差が大 きくなりますので、お勧めできません。
このカメラでは、パノラマ撮影でも日付や時刻を写し込むことができます。 53ページをご覧ください。日付や時刻は、写真の黒線位置に写し込まれます。
* パノラマ撮影の場合、通常の同時プリントに比べ日数、料金がかかります。
詳しくは、お店でおたずねください。
* パノラマ撮影では、図のように標準撮影のフィルム1コマ分の上下をカットするだけですから撮影枚数は、標準
撮影のときと同じです。
* パノラマでは、フィルム上に約13×36mmの大きさで画像を写し込み、プリント段階では約12mm×35mmの
範囲のプリントを行ないます。ただし、この範囲はズーミング位置によって多少違います。
* パノラマプリントは約89×254mmのサイズにプリントされます。これは標準撮影されたフィルムを六ツ切りサ
イズに引き伸ばしたものとほぼ同じ倍率になります。
51
52
このカメラでは、シャッターボタンを半押しす ると、グリップランプが点灯または点滅して、 ピントの状態を知らせます。記念撮影で他の人 に撮影を頼めないときなど、撮影者が自分に向 けて撮るときに、ピントが合っているかどうか が分かり便利です。
AC
B
写真に日付や時刻を写し込みます
年 月 日
------
日 時 分
月 日 年
日 月 年
このカメラは、2100年までのオートカレンダ ー機能を持っています。日付や時刻の表示は、 あらかじめほぼ正しくセットしてあります。
写し込みたい内容を選びま す。
DATE
A ボタンを押すと
図のように表示が変わりま すので、希望の表示を選ん でください。
* 電源がOFFでは、表示の切り替えはできません。 * Bの表示パネルに表示されている日付や時刻が
写真に写し込まれます。
* 日付や時刻を写し込みたくない場合は、
に合わせます。
Bの表示パネルのMは「月」の位置を示してい
ます。
53
54
日付や時刻の修正
1. A ボタンを3秒間押し続ける
2. A ボタンを1回押すごとに点
3. Cのズームボタンを押すと点滅してい
4. 修正後は、A ボタンを何度が
DATE
と「年月日」表示の「年」とズームボ タン表示 が点滅します。
DATE
滅表示が[年→月→日→時→分]の順 に移動します。修正したい表示を点滅 させてください。
る数値を変更することができます。右 を押すと数値は進み、左を押すと戻り ます。押し続けると約1秒後からは続 けて変化します。
DATE
押して、「年月日」表示に戻して点滅を なくします。
*「分」表示の点滅状態で、A ボタンを
時報などに合わせて押すと0秒にセットされます。
* 電源がOFFでは、日付や時刻の修正はできませ
ん。
* 修正中[点滅表示中]は、シャッターをきって
も日付や時刻は写し込まれません。
*「年月日」表示の「年」は、2001年では「01」、
2010年では「10」のように下2ケタのみが表 示されます。
* 電池交換を行うと、時刻が「0時0分」に変わり、
写し込み禁止モード になります。必ず時 刻の修正を行ってください。
* 電池交換直後の修正では、A ボタンを
3秒間押さなくても「年月日」の「年」とズー ムボタン表示 が点滅し、修正モードとな ります。
DATE
DATE
*「年月日」と「日時分」を同時に写し込むこと
はできません。
* パノラマ撮影でも日付や時刻の写し込みができ
ます。
日付や時刻が写る部分に白・黄色などの明るい 物があると、日付や時刻が見えにくくなります。 日付や時刻が写る部分には明るいものがこない ようにしましょう。
規定枚数を超えたコマでは、日付や時刻が正し く写し込まれない場合があります。
55
56
電池の消耗警告
電池が消耗してくると表示パネルに図の マ ークが出て警告します。早めに新しい電池と交 換してください。 が点滅に変わると、カメ ラが作動しなくなります。
* 低温では、一時的に電池の性能が低下すること
がありますが、常温に戻れば使用できます。ま た、撮影できるフィルム本数が少なくなります。
撮影できるフィルム本数[24枚撮り]
通常の撮影モードでストロボの使用率を 50%にした場合     約8本
[CR2電池・当社試験条件による]
* あらかじめカメラにセットされている電池は作
動確認用の電池のため、上記のフィルム本数を 撮影できないことがあります。
電池の交換
[電源をOFFにします]
1 2
57
1. 電池ぶたを図のようにスライドさせて 開けます。
使用電池 ・・・3Vリチウム電池
CR2相当品(1本)
2. 古い電池を取り出して、新しい電池を 入れます。
58
3
3. 電池ぶたを図のようにスライドさせて 閉めます。
*誤操作を避けるため、電池の交換は、電源を
OFFにして行ってください。
* カメラの電源がOFFになっていても、電池を交
換した際に一瞬電源がONになり、レンズが前に 出ることがあります。 カメラを落とす危険があるので、ご注意くださ い。
* フィルム枚数および日付(年月日)は、電池交
換をしてもそのまま記憶されています。ただし、 時刻は「0時0分」になりますので、再度時刻の 修正を行ってください。修正方法は、54ページ をご覧ください。
ストロボ撮影可能距離と赤目現象
ISO100、200、400以外のフィルムを使用したときのストロボ撮影距離範囲[ネガカラーフィルム使用時]
59
レンズ
ISO
28mm
120mm
ISO100、200、400フィルム感度については、29ページをご覧ください。
ストロボ撮影の赤目現象と赤目軽減機能
フィルム撮影で人物の目が赤く写ることがあります。これは、目の網膜にストロボの光が反射して 発生する現象です。人物の周りを明るくしたり、撮影距離を近くにしてレンズを広角側で撮影する と、発生しにくくなります。
このカメラには、撮影直前に小光量のストロボを1度発光させ、瞳を小さくしてからストロボ撮影 を行うことで、目が赤く写るのを目立たなくする「赤目軽減機能」があります。
「赤目軽減機能」は、選んだ露出モードにより自動的にあり/なしが切り替わります。露出モードに
ついては、34ページをご覧ください。
25
0.5〜1.6m
0.5〜0.8m
50
0.5〜2.3m
0.5〜1.1m
(*)高感度のため、近距離では露出オーバーになる場合があります。
800
0.5〜9.3m
0.5〜4.5m
1600
0.5〜13.2m
0.5〜6.4m
3200
(*)
0.6〜18.6m
0.5〜9.0m
60
こんなときは?[詳しくは、各ページをご覧ください]
修理を依頼される前にもう一度、次の点をお調べください。
症状 原因・対処
症状1: シャッターがきれない。
症状2: 写真の出来が良くない。
症状3: ズームレンズが勝手に動い
たり、収納され電源OFFに なった。
原因・対処:
電源がOFFになっていませんか。電源を入れてください。[12ペー ジ]
電池は入っていますか。電池が消耗していませんか。[56ページ]
表示窓に が点滅している場合は、フィルムが終了しています。
新しいフィルムと交換してください。[18、31ページ]
表示窓に が点滅している場合は、フィルムが正しく入ってい ません。正しく入れ直してください。[20ページ]
原因・対処:
ピントを合わせたいものにファインダー内の を正しく合わせ て撮影してください。[27ページ]
指や髪などで測距窓を覆わないようにして、シャッターボタンは 静かに押してください。[15ページ]
測距窓が汚れていませんか。[28ページ]
原因:
電源ONのまま放置した場合は、放置後約3分間たつと、自動的に レンズのズーム位置がいちばん広角側(28mm)になります。[12 ページ]
リモコン使用時は、放置後約5分間たつと、自動的に電源OFFにな ります。[44ページ]
症状 原因・対処
症状4: リモコンによる操作ができ
ない。
症状5: 暗くないのにストロボが発
光する。
症状6: 表示パネルに の点滅表
示がでる。
症状7: 電源ON・OFF時やズーミン
グ時に、振動やシャッター がきれたような音がする。
61
原因・対処:
リモコンが作動するのは、カメラの正面で約5mです。この範囲内 でリモコンを操作してください。[45ページ]
逆光時はリモコンが作動しないことがあります。[45ページ]
ストロボ充電中。充電が完了するまで待ってください。[45ページ]
リモコンの電池が消耗している。[45ページ]
原因・対処:
逆光でも自動的にストロボが発光します。[29、36ページ]
表示パネルに が表示されていませんか。[37、39、41ページ]
原因・対処:
ズームボタンなどを動かしてみてください。表示が消えればその ままご使用になれますが、度々出る場合には故障の可能性があり ます。
原因:
このカメラは小型で高倍率のズームレンズを実現させるため、ズ ーミングの途中でレンズの内部機構の切り替えを行っています。 振動と音は、その作動の際に起こるもので、故障ではありません。
症状8: 電源を切る前に、日付の設
定を「日時分」にしていた のに、最終撮影日表示は
「年月日」で表示される。
原因:
最終撮影日表示は、電源を切る前の設定が「年月日」「日時分」
「ーー ーー ーー」の場合、すべて「年月日」で表示されます。[63ページ]
62
表示パネル
qwe
各部の名称
q日付/時刻表示............................[53ページ]
wフィルム枚数................................[21ページ]
e電池消耗警告................................[56ページ]
rストロボOFF ...............................[38ページ]
tストロボON..............[37、39、41ページ]
y赤目軽減....................[36、39、41ページ]
u低速シャッター ..................[38、39ページ]
iバルブ..................................[40、41ページ]
!1!0oiuyrt
o遠景 ...............................................[46ページ]
!0スポットAF ..................................[47ページ]
!1ズームボタン................................[54ページ]
表示パネルの自動照明機能について
このカメラには、暗いところでも表示パネルの表示が見えるように照明機能があります。暗いと ころでカメラを操作すると自動的に表示パネルの照明が約4秒間点灯します。
液晶表示[LCD]について ・ 約60℃の高温では液晶表示が黒くなることがありますが、常温に戻れば正常になります。 ・ 低温下では、液晶の表示応答速度が遅くなることがあります。これは液晶の性質によるもので故障で
はありません。
最終撮影日表示
カメラにフィルムが入った状態で電源を入れると、そのフィルムで前回最後に撮影した日付 が表示パネルに点滅表示してから、現在の日付が表示されます。
*電池を交換した時には必ず日付の修正をしてください。修正の方法については、54ページ
をご覧ください。
*カメラにフィルムが入っていないときや、新しくフィルムを入れ直したときには、
が表示し、前回の撮影日は表示されません。
点滅表示の仕方は、電源を切る前に設定した写し込みの内容によって変わります。
「年月日」「日時分」「 」の場合 すべて「年月日」で表示されます。
「月日年」の場合 「月日年」で表示されます。
「日月年」の場合 「日月年」で表示されます。
※時刻は点滅表示されません。
63
64
形式 ・・・・・・・・・・・・・・・・ズームレンズ内蔵フルオート35mmレンズシャッターカメラ[デート付き] 使用フィルム ・・・・・・・・35mmDXフィルム専用[135パトローネ入り]ISO25〜3200自動感度セット[1EVステップ]
DX以外=ISO25固定 画面サイズ ・・・・・・・・・・24×36mm[パノラマ撮影時は13×36mm] フィルム入れ ・・・・・・・・オートローディング、裏ぶた閉じにより1枚目まで自動巻き上げ 巻き上げ ・・・・・・・・・・・・自動巻き上げ式 巻き戻し ・・・・・・・・・・・・フィルム終了時自動巻き戻し式[巻き戻し時間:24枚撮りフィルムで約25秒]巻き戻し終了時自
動停止、途中巻き戻し可能 撮影枚数 ・・・・・・・・・・・・自動復元順算式、巻き戻しに連動[減算] 外部表示 ・・・・・・・・・・・・表示パネルにLCD液晶表示(低輝度自動照明あり) レンズ ・・・・・・・・・・・・・・28〜120mmF5.6〜12.8 5群6枚 対角線画角75.5°〜20.5° ピント合わせ ・・・・・・・・パッシブ5点AF方式、フォーカスロック付き、遠景撮影あり、補助光あり
撮影距離=0.5m〜∞全域ズームマクロ[最大撮影倍率:0.32倍(A7判相当)] ズーミング ・・・・・・・・・・電動式 シャッター ・・・・・・・・・・電子式=約1/360〜2秒、バルブ[1/2秒〜1分]、電磁レリーズ式 セルフタイマー ・・・・・・電子式ランプ表示、作動時間約10秒、作動後の解除可能 ファインダー ・・・・・・・・実像式ズームファインダー、視野率83%、[倍率]:0.32倍(広角側)1.26倍(望遠側)、視度
調整付き−3〜+1m
パノラマ視野枠、
緑ランプ 点灯:撮影可能 点滅:測距不能・近距離警告、
赤ランプ 点灯:ストロボ発光 点滅:ストロボ充電中
主な仕様
−1
[毎メートル]、オートフォーカスフレーム、視野枠、近距離視野補正枠、
65
露出 ・・・・・・・・・・・・・・・・プログラム式自動露出(マルチ測光・逆光時自動露出補正機能付)
露出計スイッチ ・・・・・・シャッターボタン ストロボ ・・・・・・・・・・・・ズームオートストロボ内蔵[赤目軽減機能付き]、オート=低輝度、逆光時自動発光、ストロボ
ストロボ撮影範囲 ・・・・[ISO400使用時]:0.5〜6.6m(広角側)0.5〜3.2m(望遠側) ストロボ充電時間 ・・・・約5秒[当社試験条件による] リモコン ・・・・・・・・・・・・赤外線リモートコントロール、リモコンシャッターボタン押しで約3秒後撮影、
リモコン電源 ・・・・・・・・リチウム電池[CR1620]1個 リモコン大きさ・質量[重さ] 電源 ・・・・・・・・・・・・・・・・3Vリチウム電池[CR2相当品]1本使用 撮影可能本数 ・・・・・・・・24枚撮りフィルム使用時 約8本[ストロボ50%使用、当社試験条件による] 電池消耗警告 ・・・・・・・・表示パネルに が点灯・点滅時シャッターロック デート機構 ・・・・・・・・・・クォーツ制御・液晶表示式デジタル時計、オートカレンダー[西暦2100年まで、閏年は自動修正]、
データ写し込み方法 ・・フィルム前面からの写し込み データの種類 ・・・・・・・・q年・月・日 w日・時・分 e (写し込み無し) r月・日・年 t日・月・年 大きさ・質量[重さ] 付属品 ・・・・・・・・・・・・・・ストラップEO、ソフトケースCE-10、リモコンF
[連動範囲・ISO400使用時]オート・日中シンクロ時EV10〜17(広角側)
EV13.5〜19(望遠側)、低速シャッター撮影時EV6〜17(広角側)EV6〜19(望遠側)
ON=日中シンクロ/低速シンクロ[2秒まで使用可能]、近距離時ソフト発光機能あり、バルブ シンクロ=1/2秒〜1分
作動距離=カメラ前面約5m以内
・・・22[幅]×53[長]×6.5[厚]mm 7g[電池含む]
パノラマ時写し込み可能、前回最終撮影日表示機能あり
・・・111[幅]×59.5[高さ]×41[厚み]mm(小突起部を除く) 190g[電池別]
66
さくいん
あ行
赤目軽減機能 36、39、41、59 赤目現象 59 赤ランプ点灯 26、29 赤ランプ点滅 26、29 アフターサービス 71 裏ぶた 18 裏ぶた開放レバー 18 液晶表示[LCD] 62 遠景撮影 46 オートカレンダー 53 オート撮影 34、36
か行
各部の名称 4 カメラの構え方 14 逆光 36、45 クイックガイド 69
グリップランプ 12、28、42 こんな写真を撮るには? 8 こんなときは? 60
さ行
最終撮影日表示 13、63 自動電源オフ 44、60 視度調整 23 仕様 64 使用電池 57 シャッターボタン 14、28 ストラップ 11 ストロボ撮影 29、37、39、41 ストロボ強制発光 37 ストロボ自動発光 29 スポットAF 47 ストロボ発光禁止 38、40 ストロボ/バルブボタン 34
67
ズーミング 16 ズームボタン 16、53 セルフタイマー撮影 42 セルフタイマーランプ 42、44 ソフトケース 10
た行
途中巻き戻し 33 低速シャッター撮影 38 低速シンクロ撮影 39 手ぶれ 38、39、40 電源を入れる 12 電源を切る 12 電池交換 57 電池消耗警告 56 電池ぶた 57 デートボタン 53 取り扱い上の注意 3
な行
日中シンクロ撮影 37
は行
パノラマ切り替えレバー 50 パノラマ撮影 50 パノラマデート 51 パノラマプリント 51 バルブ撮影 40 バルブシンクロ撮影 41 日付や時刻の写し込み 53 日付や時刻の修正 54 表示パネル[液晶表示] 62 ピント合わせ 27、30、47、48 ファインダー 24、25、50 フィルム感度 22 フィルム検知部 20 フィルム先端マーク 20
68
フィルムを入れる 18 フィルムを途中で取り出す 33 フィルムを取り出す 31、33 フォーカスロック 30、48 補助光 27
ま行
緑ランプ点灯 26、28、49 緑ランプ点滅 26、28 目次 6
ら行
リモコン撮影 44 リモコン収納 10 リモコン用電池 45 レンズ 17
英数字
5点AF 27 AFボタン 35 CEマーク 1 DXフィルム 22
クイックガイド(69ページ)
「こんな写真を撮りたい」と思った時に
表示パネルに表示を出したり、ダイヤル を回すだけで簡単に撮影ができます。
クイックガイドは切りとってソフトケー
スなどに入れてお使いください。
ボタン
オート撮影
最も一般的なモードです。暗い所や逆光では、 自動的にストロボが発光します。
オート撮影+赤目軽減※
基本的にオート撮影と同じですが、ストロボ発 光時に赤目軽減機能がはたらきます。
日中シンクロ(ストロボ強制発光)
明るくても暗くても常にストロボが発光しま す。帽子をかぶった人物撮影など、逆光以外で 人物が暗くなってしまう時に使います。
低速シャッター(ストロボ発光禁止)
暗くてもストロボを発光させません。ストロボ が使えない美術館や室内の照明を利用した撮影 をしたいときに使います。
低速シンクロ+赤目軽減※
夕景をバックにした人物撮影などで、人物にス トロボを当てることで、夕景と人物をバランス よく撮影できます。
バルブ
花火や夜景の撮影に使います。シャッターボタ ンを押している間シャッターが開き続けます。
バルブシンクロ+赤目軽減※
バルブ撮影でストロボを発光させます。夜景を バックにした人物撮影などに使います。
クイックガイド
AF
ボタン
遠景撮影
遠い風景やガラス越しの遠景などを撮影すると きに使います。
スポットAF
特定部分だけにピントを合わせて撮影するとき に使います。
電源ボタン
セルフタイマー
自分自身も写真に写りたいときに使います。約 10秒後にシャッターがきれます。
リモコン
カメラから離れたところからシャッターをきる ことができます。 リモコンのシャッターボタンを押すと約3秒後 にシャッターがきれます。
※ ストロボ発光時に赤目軽減機能がはたらきます。
69
70
フィルムの途中巻き戻し
1. カメラ底面のフィルム途中巻き戻しボ タン をストラップの突起で押しま す。[巻き戻しが始まります]
2. 巻き戻しが終わると、モーターは止ま り表示パネルの が点滅して知らせ ます。
3. 表示パネルの の点滅を確認してか らフィルムを取り出してください。
* 途中巻き戻しは、電源がON、OFFどちらでも可
能です。
クイックガイド
日付や時刻の修正
DATE
1. ボタンを3秒間押し続けると 「年月日」表示の「年」とズームボタン
表示 が点滅します。
DATE
2. ボタンを1回押すごとに点滅表
示が[年→月→日→時→分]の順に移 動します。修正したい表示を点滅させ てください。
3. ズームボタンを押すと点滅している数
値を変更することができます。右を押 すと数値は進み、左を押すと戻ります。 押し続けると約1秒後からは続けて変 化します。
4. 修正後は、 ボタンを何度か押し
て、「年月日」表示に戻して点滅をなく します。
*「分」表示の点滅状態で、 ボタンを時
報などに合わせて押すと0秒にセットされます。
* 電源がOFFでは、日付や時刻の修正はできませ
ん。
DATE
DATE
アフターサービスについて
71
1. 本製品が万一故障した場合は、ご購入日から満1 年間無料修理致しますので、お買い上げ店か当社 のお客様相談センター、またはお客様窓口にお申 し出ください。修理をお急ぎの場合は、直接お持 ちください。修理品ご送付の場合は、化粧箱など を利用して、輸送中の衝撃に耐えるようしっかり と梱包してお送りください。不良見本のフィルム やプリント、また故障内容の正確なメモを添付し ていただけると原因分析に役立ちます。
2. 保証期間中[ご購入後1年間]は、保証書[販売 店印および購入年月日が記入されているもの]を ご提示ください。保証書がないと保証期間中でも 修理が有料になります。なお、販売店、または当 社のお客様相談センター、お客様窓口へお届けい ただく諸費用はお客様にご負担願います。また、 販売店と当社間の運賃諸掛りにつきましても、輸 送方法によっては一部ご負担いただく場合があり ます。
3. 次の場合は、保証期間中でも無料修理の対象には なりません。
使用上の誤り(使用説明書記載以外の誤操作等)
により生じた故障。
当社の指定する修理取扱い所以外で行われた修
理・改造・分解による故障。
火災・天災・地変等による故障。
保管上の不備(高温多湿の場所、防虫剤の入っ
た場所での保管等)や手入れの不備(泥・砂・ ホコリ・水かぶり・ショック等)による故障。
保証書の添付のない場合。
販売店名や購入日等の記載がない場合ならびに
記載事項を訂正された場合。
4. 保証期間以後の修理は有料修理とさせていただき ます。なお、その際の運賃諸掛りにつきましても お客様のご負担とさせていただきます。
5. 本製品の補修用性能部品は、製造打ち切り後7年 間を目安に保有しております。したがって本期間 中は原則として修理をお受け致します。なお、期 間以後であっても修理可能の場合もありますの で、当社サービス窓口にお問い合わせください。
6. 海外旅行をされる場合国際保証書をお持ちくださ い。国際保証書は、当社のお客様相談センター、 またはお客様窓口でお持ちの保証書と交換に発行 しております。[保証期間中のみ有効]
7. 保障内容に関して、くわしくは保証書をご覧くだ さい。
お客様相談窓口のご案内
ペンタックス
お客様相談センター(弊社製品に関するお問い合わせ)
〒174-8639 東京都板橋区前野町2ー36ー9 営業時間 午前9:00〜午後6:00
(土・日・祝日および弊社休業日を除く)
0570−001313 市内通話料金でご使用いただけます。
携帯・PHSの方は下記番号をご利用ください。
03(3960)3200(代)
03(3960)0887 デジタルカメラ専用
ショールーム・写真展・修理受付
ペンタックスフォーラム ☎03(3348)2941(代)
〒163-0401 東京都新宿区西新宿2ー1ー1
営業時間 午前10:30〜午後6:30
新宿三井ビル1階(私書箱240号)
(年末年始および三井ビル点検日を除き年中無休)
修理受付
ペンタックス札幌営業所お客様窓口 ☎011(612)3231(代)
〒060-0010 札幌市中央区北10条西18ー36
営業時間 午前9:00〜午後5:00
ペンタックス仙台営業所お客様窓口 ☎022(371)6663(代)
〒981-3133 仙台市泉区泉中央1ー7ー1
営業時間 午前9:00〜午後5:00
ペンタックス名古屋営業所お客様窓口 ☎052(962)5331(代)
〒461-0001 名古屋市東区泉1ー19ー8
営業時間 午前9:00〜午後5:00
ペンタックス広島営業所お客様窓口 ☎082(234)5681(代)
〒730-0851 広島市中区榎町2ー15
営業時間 午前9:00〜午後5:00
ペンタックス福岡営業所お客様窓口 ☎092(281)6868(代)
〒810-0802 福岡市博多区中洲中島町3ー8
営業時間 午前9:00〜午後5:00
ペンタックス札幌ビル2階
(土・日・祝日および弊社休業日を除く)
千代田生命泉中央駅ビル5階
(土・日・祝日および弊社休業日を除く)
ペンタックスビル3階
(土・日・祝日および弊社休業日を除く)
榎町ビュロー3階
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