Panasonic WV-NM210F Operating Instructions

WV-NM210F
ネットワークカメラ
取扱説明書 応用編
品番 WV-NM210F
このたびは、ネットワークカメラをお買い上げいただき、まことにありがとうございました。
取扱説明書をよくお読みのうえ、正しくお使いください。特に「安全上のご注意」(10〜
とは保証書と一緒に大切に保管し、必要なときにお読みください。
保証書は「お買い上げ日・販売店名」などの記入を必ず確かめ、販売店からお受け取りくだ
さい。
上手に使って上手に節電
保証書別添付
工事説明付き
2

はじめに

1
は じ め に

商品概要

本機ネットワークカメラWV-NM210Fはカード型FOMA端末(FOMAP2402またはFOMAP2403)(以下、 カード型FOMA)を差し込むことによって、FOMA端末から本機の映像と音声を確認し、本機の操作・設定ができ るネットワークカメラです。
FOMA端末から操作できる!
本機にカード型FOMAを差し込むことにより、FOMA端末から本機の映像と音声を確認したり、本機の操作や設定 ができます。
iモード端末から操作できる!
本機をインターネットに接続することにより、iモード端末から本機の画像を確認したり、本機の操作や設定ができ ます。
PCのウェブブラウザーから操作できる!
本機をネットワークに接続することにより、PCから本機の画像を確認したり、本機の操作や設定ができます。
本機へのアクセスを制限できる!
本機に接続させたいFOMA端末の電話番号や名前、アクセスレベルをあらかじめ登録しておくと、登録されている 番号以外からの着信を拒否できます。 また、ユーザー名とパスワードをあらかじめ登録しておくことによって、iモード端末やPCからアクセスできる ユーザーを制限することができます。

付属品をご確認ください

本機を使用する前に、以下の付属品が揃っているか確認してください。 万一、不足している物がありましたら、お手数ですが、お買い上げの販売店にご連絡ください。
取扱説明書 基本編 ..............................1
CD-ROM ................................................1
ラベル(MACアドレス)......................1
保証書......................................................1
以下の付属品は取付工事に使用します。
ACアダプター ........................................1
ウォールマウント ..................................1
取付ねじ..................................................2
コードカバー取付ねじ ..........................2
3
1
は じ め に

本書について

本書は以下のように構成されています。 FOMA端末およびカード型FOMAの操作方法およびご使用上の注意点につきましては、基本編と応用編の取扱説明 書をお読みください。
はじめに
本機の概要と取り扱い上の注意など、本機を操作するまでに必要な事項を説明しています。操作を始める前に必ず お読みください。
FOMA端末から操作する
FOMA端末から本機を操作する場合の操作方法を説明しています。FOMA端末から本機の映像を見る場合は、「ま ずは、使ってみよう!」の「映像を確認する」をお読みください。登録したプリセット位置の映像を見る方法やア ラーム時の操作など、FOMA端末から本機を制御する方法については、「もっと使いこなそう!」をお読みくださ い。
iモード端末から操作する
iモード端末から本機を操作する場合の操作方法を説明しています。iモード端末から本機の操作を行う場合は、ま ず、本機のネットワーク設定が必要です。「設置とネットワークの設定を行う」の「本機のネットワーク設定を行 う」に記載されている順序に従って設定してください。本機の画像を見る場合は、「画像を見る」をお読みくださ い。
PCから操作する
PCから本機の画像や情報を見るときの操作方法と画像表示中にできる操作について説明しています。
アラームについて
本機で検出されるアラームの種類と、アラームが検出されたときの動作について説明しています。
設定する
本機のスイッチから本機の設定を行う方法、FOMA端末、iモード端末から本機の設定を行う方法、PCのウェブブ ラウザーを使って本機の設定メニューから本機の設定を行う方法について説明しています。
設置とネットワークの設定を行う
カード型FOMAの取り付けかたや、本機のネットワーク設定のしかた、遠隔カメラ連動ユニットへの取り付けかた について説明しています。
その他
トラブルシューティングや仕様、当社の保証とアフターサービスについて記載しています。このほか、エラーメッ セージの一覧やFOMA端末のDTMF機能を使って操作できる内容の一覧を記載しています。必要に応じてお読みく ださい。
4
はじめに(つづき)
1
は じ め に

必要な動作環境

本機を利用するには、カード型FOMAをCFカードスロットに差し込む必要があります。(→96ページ) FOMA端末およびiモード端末の対応機種はホームページを参照してください。ホームページのアドレスは付属CD­ROM内のReadmeをお読みください。
また、本機の設定には、以下のシステム環境を持つPCが必要です。 対応OS :MicrosoftRWindowsR2000、WindowsRXP コンピューター :PC/AT互換機 CPU :PentiumR4(2.4GHz)以上推奨 メモリ :512MB以上 インターフェース :10/100MbpsのEthernetカードが内蔵されていること ウェブブラウザー :MicrosoftR InternetExplorer6.0SP2 CD-ROMドライブ :CD-ROM内の取扱説明書を参照するために必要 AdobeReader
:CD-ROM内の取扱説明書を参照するために必要

商標および登録商標について

¡Microsoft、Windows、WindowsXPは、米国 MicrosoftCorporationの米国およびその他の国における登
録商標です。
¡Intel、インテル、Pentiumは、米国およびその他の国におけるIntelCorporationまたはその子会社の商標また
は登録商標です。
¡Adobe、Adobeロゴ、Acrobat、AdobeReaderは、AdobeSystemsIncorporated(アドビシステムズ社)
の商標です。
¡「FOMA/フォーマ」「i-mode」ロゴは、NTTドコモの登録商標です。 ¡「FOMA」ロゴ「iモード」は、NTTドコモの商標です。 ¡「LACSLリモコン」「フル2線式リモコン」は、 松下電工株式会社の商標です。 ¡その他、本文中の社名や商品名は、各社の登録商標または商標です。

著作権について

¡本製品に含まれるソフトウェアの譲渡、コピー、逆アセンブル、逆コンパイル、リバースエンジニアリング、並
びに輸出法令に違反した輸出行為は禁じられています。

略称について

このドキュメントでは以下の略称を使用しています。
¡MicrosoftWindows2000ProfessionalSP4日本語版をWindows2000と表記しています。 ¡MicrosoftWindowsXPProfessionalSP2日本語版をWindowsXPと表記しています。
5
1
は じ め に

免責について

この製品は、盗難などを未然に防止するものではありません。 製品の仕様はお断りなく変更になる場合があります。
¡携帯電話/カード型FOMAの料金について
本機を利用するには、使用するカード型FOMAの契約に応じた月額基本使用料および通信時間に応じた通信料など が必要となります。
●通信料について ・本機では通信(映像表示)時に通信時間に応じて課金されるデジタル通信料が適用されます。 ・FOMA端末より本機にテレビ電話をかけた場合は、FOMA端末に通信料が発生します。また、本機のアラーム
発信機能を使ってFOMA端末にテレビ電話をかけた場合は、本機に装着しているカード型FOMAに通信料が発 生します。
¡本機の設置場所について
本機に装着するカード型FOMAは無線を利用しているため、トンネル・地下・建物の中など電波の届かない場所、 電波の弱い場所およびFOMAサービスエリア外ではご使用になれません。
¡本機の機能について
FOMA網側の状態や規定により、アラーム発信時に接続ができない場合があります。 本機は、何らかの原因で異常を検出すると自動的に再起動します。再起動後、電源投入時と同様に約1分間操作で きません。また、再起動後は、カメラ内部に保存されたアラーム画像、アラーム履歴、エラーログが消失してしま います。
¡本機の利用について
本機を利用して公衆に著しく迷惑をかける不良行為などを行った場合、法律、条令(迷惑防止条例など)に従い処 罰されることがあります。 本機を利用して撮影や画像送信を行う際は、プライバシーなどにご配慮ください。
¡カード型FOMAについて
カード型FOMAをご使用の際は、カード型FOMAの取扱い上の注意をご確認ください。
¡カード型FOMA(または本機)の盗難について
カード型FOMAまたは本機の盗難については、お客様ご自身で管理くださるようお願い致します。万が一、盗難に あっても、当社としては責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
¡登録した情報内容について
本機に登録した情報内容は、メモをとるなどして保管してください。万一、登録した情報内容が消失してしまうこ とがあっても、当社としては責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
6
1
は じ め に
2
1
もくじ
はじめに
商品概要 ..............................................................2
付属品をご確認ください ...................................2
本書について ......................................................3
必要な動作環境 ..................................................4
商標および登録商標について ...........................4
著作権について ..................................................4
略称について ......................................................4
免責について ......................................................5
安全上のご注意.................................................10
取り扱い上のご注意 .........................................13
各部の名前 ........................................................14
アラーム端子・AUX出力端子について ...................................15
まずは、使ってみよう! ................................16
準備する ......................................................................................16
映像を確認する ...........................................................................16
本機を制御する ...........................................................................17
映像の水平位置・垂直位置(パン・チルト)を調節する ......................17
映像の明るさを調節する ............................................................................18
映像をズームアップ/ダウンする ............................................................18
音声の通信モードを切り替える ................................................................19
本機のマイク音量を調節する ....................................................................20
TV電話の画質を設定する ..........................................................................20
もっと使いこなそう! .....................................21
プリセット位置の映像を見る ....................................................21
プリセットスキャンを行う ........................................................22
AUX出力端子の状態を設定する ..............................................22
ライブ映像とアラーム画像を切り替えて確認する .................23
本機に保存されたアラーム画像を確認する ............................23
室内の照明を制御する ...............................................................24
FOMA端末か ら操作する
7
1
は じ め に
画像を見る .......................................................25
カメラの画像を見る ...................................................................25
最新の画像に更新する ...............................................................26
本機を制御する.................................................27
本機の水平位置・垂直位置(パン・チルト)を調節する .....27
画像をズームアップ/ダウンする ............................................28
画像の明るさを調節する ...........................................................29
プリセット位置の本機の画像を見る ........................................30
AUXの出力端子の状態を設定する ..........................................31
室内の照明を制御する ...............................................................32
表示用プラグインソフトウェアをインストールする
...33
画像を見る ........................................................34
画面の見かた ...............................................................................35
カメラ情報ページについて ........................................................................35
ライブページについて ................................................................................37
ライブページ表示中にできる操作 ............................................38
アラーム発生時の動作について ....................40
アラームの種類について ...........................................................40
アラーム発生時の動作について ................................................40
本機のスイッチから設定する ........................41
電話番号を登録する ...................................................................41
初期化する....................................................................................42
FOMA端末から設定する ................................43
プリセット位置を登録する ........................................................43
音声モードのON/OFFを設定する .........................................44
端子アラームのON/OFFを設定する .....................................44
VMDアラームのON/OFFを設定する ...................................45
VMDエリアを設定する...............................................................46
VMD検出感度を設定する .........................................................46
4
PCから操作 する
3
iモード端末か ら操作する
5
アラームに ついて
6
設定する
8
1
は じ め に
もくじ(つづき)
着信制限のON/OFFを設定する .............................................47
自動再発信のON/OFFを設定する .........................................48
本機の設置状態を設定する ........................................................48
アラーム出力連動のON/OFFを設定する ..............................49
アラーム出力端子の出力方式を設定する ................................49
iモード端末から設定する ................................50
端子アラームのON/OFFを設定する .....................................50
VMDアラームのON/OFFを設定する ...................................51
VMDエリアを設定する .............................................................52
VMD検出感度を設定する .........................................................52
画像サイズを設定する ...............................................................53
FTP定期送信のON/OFFを設定する .....................................54
本機の設置状態を設定する ........................................................54
本機を再起動する .......................................................................55
PCから設定メニューを表示して設定する ...56
設定メニューを表示する ...........................................................56
設定メニューの操作画面について ............................................58
システムに関する設定を行う[システム設定] .....................59
基本設定を行う[基本設定] ....................................................................59
NTPサーバーに関する設定を行う[NTP設定] ..................................61
本機の画質や動作に関する設定を行う[カメラ設定] .........62
画質に関する設定を行う[画像設定] ....................................................62
ホームポジションへ戻るまでの時間を設定する[画像設定] ..............64
パン/チルトのリフレッシュを実行する[画像設定] ..........................64
プリセット位置を登録する[プリセット設定] ....................................65
音声に関する設定を行う[音声設定] ....................................................66
アラームに関する設定を行う[アラーム設定] .....................68
アラーム動作に関する設定を行う[アラーム設定] ............................68
モーションディテクターの検出範囲を設定する[VMDエリア設定] 71
メール通知に関する設定を行う[通知設定] ........................................72
独自アラーム通知に関する設定を行う[通知設定] ............................74
ユーザー認証に関する設定を行う[認証設定] .....................75
ネットワークに関する設定を行う ............................................77
ネットワークに関する基本設定を行う[ネットワーク設定] ..............77
9
1
は じ め に
DDNSに関する設定を行う[DDNS設定] ..........................................79
FTPサーバーへの画像送信に関する設定を行う[FTP設定] ............80
FOMA端末から本機を操作する場合の発信・着信に関する設定を行う
[電話機能設定] .........................................................................83
本機への着信に関する設定を行う[着信設定] ....................................83
本機からの発信に関する設定を行う[発信設定] ................................85
第1優先、第2優先、自動再発信を設定したときの動作について ........86
着信履歴を確認する[着信履歴] ............................................................87
アラーム履歴を確認する[アラーム履歴] ............................................88
本機のメンテナンスに関する設定を行う[メンテナンス] .90
本機の現在の状態を確認する[状態表示] ............................................90
エラーログを確認する[エラーログ] ....................................................91
ファームウェアのバージョンアップを行う[バージョンアップ] ......92
初期化する[初期化] ................................................................................94
設置する ...........................................................96
本機にカード型FOMA端末を取り付ける ................................96
本機を設置する ...........................................................................96
本機のネットワーク設定を行う......................98
ネットワーク設定の流れ ...........................................................98
接続を始める前に .......................................................................99
インターネット接続機器と接続する ........................................99
IP簡単設定ソフトウェアを使って本機のネットワークを設定する
....101
遠隔カメラ連動ユニットに取り付ける .......104
取り付け〜操作までの流れ .....................................................104
取り付けかた ............................................................................105
エラー表示について .....................................106
DTMF一覧 .....................................................109
故障かな!?......................................................111
仕様 .................................................................117
本機 ...........................................................................................117
その他の仕様 ............................................................................117
7
設置とネッ トワークの 設定を行う
8
その他
10
1
は じ め に
必ずお守りください

安全上のご注意

お使いになる人や他の人への危害、財産への損害を未然に防止するため、必ずお守りいただくことを、次のように 説明しています。
■表示内容を無視して誤った使い方をしたときに生じる危害や損害の程度を、次の表示で区分し、説明しています。
この表示の欄は、「死亡または重傷などを負う可能性が想定される」内容です。
この表示の欄は、「傷害を負う可能性または物的損害のみが発生する可能性が想定される」 内容です。
警告
注意
■お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。(下記は絵表示の一例です。)
この絵表示は、してはいけない「禁止」内容です。
この絵表示は、必ず実行していただく「強制」内容です。
工事は販売店に依頼する
工事には技術と経験が 必要です。火災、感電、 けが、器物損壊の原因 になります。
¡必ず販売店にご依頼ください。
異物を入れない
禁止
水や金属が内部には いると、火災や感電 の原因になります。
¡ただちにACアダプターを抜い
て、販売店にご連絡ください。
本機およびACアダプ ターをぬらさない
近くに、花瓶、コッ プなどを置かないで ください。発火、感 電の原因になります。
¡ただちにACアダプターを抜い
て、販売店にご連絡ください。
分解しない、改造しない
分解禁止
故障したり、火災や感 電の原因になります。
¡修理や点検は、販売店にご連
絡ください。
本機やACアダプターから 煙・異臭・異音が出たり、 落下などにより破損した ときは使用を中止する
そのまま使用すると火 災の原因になります。
¡ただちにACアダプターを抜い
て、販売店にご連絡ください。
不安定な場所に置かない
禁止
落下によるけがの原 因になります。
警告
水ぬれ禁止
11
1
は じ め に
ACアダプターのコードやプラグを破損す るようなことはしない
禁止
傷んだまま使用すると、感電・ショー ト・火災の原因になります。
¡コードやプラグの修理は販売店にご相談ください。
傷つけたり、加工したり、熱器具に近づけたり、 無理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったり、 重いものを載せたり、束ねたりしない
()
ACアダプターのプラグほこりなどは定期 的にとる
プラグにほこり等がたまると、湿気などで 絶縁不良となり、火災の原因になります。
¡ACアダプターをコンセントから抜き、乾いた布で
ふいてください。
コンセントや配線器具の定格を超える使 い方や、交流100V以外での使用はし ない
禁止
たこ足配線等で、定格を超えると、発熱 による火災の原因になり
ます。
ACアダプターのプラグは根元まで確実 に差し込む
差し込みが不完全ですと、感電や発熱に よる火災の原因になり
ます。
¡
傷んだプラグ、ゆるんだコンセントは使用しないで ください。
警告
ぬれた手で、ACアダプ ターの抜き差しはしない
ぬれ手禁止
感電の原因になり ます。
禁 止
専用のACアダプター(極 性統一型プラグ)以外は 使用しない
専用以外のACアダプ ターを使用すると、電 圧や+−の極性が異な っていることがあるた め、発煙・火災の恐れ があります。
雷のときは工事配線しない
火災や感電の原因にな ります。
禁 止
ACアダプターを抜き差 しするときは本体(金属 でない部分)を持つ
感電の原因になり ます。
火気を近づけない
火気禁止
火災の原因になること があります。
屋内用を屋外に設置しない
屋内用機器を屋外に設 置すると、雨などで取 り付け部が劣化し、落 下などの事故の原因と なります。
禁 止
12
1
は じ め に
安全上のご注意(つづき)
振動や強い衝撃を与えな い
禁止
火災や感電、故障の 原因になります。
水、湿気、ほこり、油煙 等の多い場所(調理台や 加湿器のそばなど)に設 置しない
水場使用禁止
故障や感電、 ショートの原因に なります。
可燃性雰囲気中で使用し ない
禁止
爆発し、けがの原因と なります。
長時間使用しないときや お手入れするときは、必 ずACアダプターをコン セントから抜く
漏電・感電の原因に なることがあります。
定期的に点検する
金具やねじがさびる と、落下などでけが の原因となります。
¡点検は販売店に依頼してくださ
い。
本機を壁などに取り付けて 使用するときは、堅固・確実 に取り付ける
落下によりけがの原因 になることがあります。
注意
13
1
は じ め に

取り扱い上のご注意

長時間安定した性能でお使いいただくために
¡高温・多湿の場所で長時間使用すると、部品の劣
化により寿命が短くなります(推奨温度40℃以 下)。設置場所の放熱や暖房などの熱が直接当たら ないようにしてください。
¡周囲温度0℃〜+40℃、湿度は90%以下の場所
でお使いください。(常時通電状態でお使いになる 場合)
¡カード型FOMA装着時は、カード型FOMAの環境
条件でお使いください。
本機は通電状態でご使用いただくことを基本としてい ます
寒い環境で電源を入れた場合、安定動作するまで数分 間かかることがあります。
ドームカバーに直接触れないでください
カバーが汚れると画質劣化の原因となります。本機を 移動するときは側面をお持ちください。
ドームカバーに強い衝撃を与えないでください
破損、浸水の原因となります。
強い光に本機を向けないでください
画面の一部分にスポット光のような強い光があると、 ブルーミング(強い光の周りがにじむ現象)、スミア
(強い光の上下に縦縞が発生する現象)を生じることが
あります。
取り扱いはていねいに
落としたり強い衝撃や振動を与えないでください。 故障の原因になります。
屋内でのみ使用してください
長時間直射日光のあたるところや、冷・暖房機の近く には設置しないでください。 変形・変色または故障・誤動作の原因になります。
使用電源は付属の専用ACアダプターを使用する
ACアダプターの電源はAC100V(50/60Hz)で す。また、消費電力の大きな機器(コピー機、空調機 器など)と同じACコンセントからは電源をとらないで ください。
CCD色フィルターの焼き付きについて
画面の一部分にスポット光のような明るい部分がある と、CCD内部の色フィルターが劣化して、その部分が 変色することがあります。固定監視の向きを変えた場 合など、前の画面にスポット光があると変色して残り ます。
瞬時電圧低下について
本機は、落雷等による電源の瞬時電圧低下の際に不都 合が生じることがあります。電源の瞬時電圧低下対策 として、交流無停電電源装置等のご使用をお勧めしま す。
内蔵バックアップ電池について
初めて使用するときは48時間以上の連続通電を行い、 内蔵のバックアップ電池を充電してください。電池の 充電が不十分ですと、停電があったときに内部時計の 時刻が狂ったり、停電前の動作状態に正しく戻れない 場合があります。
お手入れは
お手入れは電源を切って行ってください。けがの原因 になります。 ベンジン・シンナーなど揮発性のものをかけたり、使 用したりしないでください。ケースが変色することが あります。化学ぞうきんを使用の際は、その注意書き に従ってください。
汚れがひどいときは
うすめた台所用洗剤をやわらかい布にしみこませ、よ くしぼり、軽く拭いてください。そのあと、乾拭きし てください。
きれいな画面を見るためには
1か月に一度程度、ドームカバーを清掃すると、きれい な画面を見ることができます。
使用するパソコンについて
パソコンのモニター上に長時間同じ画像を表示させる と、モニターに損傷を与えることがあります。スク リーンセーバーの使用をおすすめします。
ブロードバンドルーターについて
本機をインターネットに接続する場合で、ルーターを 使用するときは、ポートフォワーディング機能(NAT、 IPマスカレード)付きのブロードバンドルーターをご 使用ください。ポートフォワーディング機能の概要に ついては100ページをお読みください。
異常検出時、自動的に再起動を行います
本機は、何らかの原因で異常を検出すると自動的に再 起動します。再起動後、電源投入時と同様に約1分間操 作できません。
に記載されている内容とともに、以下の項目をお守りください。
注意
警告
14
1
は じ め に

各部の名前

前面
WV-NM210F
後面
I/O
G
3
2
1
D
C
IN
(9V
)
1
0
B
A
S
E
-T
/
1
0
0
B
A
S
E
E
-T
X
A
ACT LINK
[コードカバー内部]
ドームカバー
パワーLED
システム設定ページの[基本設定] タブでLED表示の点灯/全消灯を 設定できます。(→60ページ) 点灯設定時、本LEDは本機のアク セスが行われているとき点滅しま す。
状態表示LED
システム設定ページの[基本設定]タ ブでLED表示の点灯/全消灯を設定で きます。(→60ページ) 点灯設定時、音声ありの場合やエラー 発生時、ファームウェアのバージョン アップ時に本LEDが点灯または点滅し ます。
オレンジ点灯:マイクモード
(FOMA端末←本機)
双方向モード
(FOMA端末↔本機)
オレンジ点滅:スピーカーモード
(FOMA端末→本機) 消灯 :音声なし 赤点灯 :エラー時、カード型
FOMAが取り付けられ ていないとき
赤点滅 :バージョンアップ中
アラーム端子
(→15ページ)
電源プラグ入力
(付属の専用ACアダプターを使用してください)
遠隔カメラ連動ユニットを使用する場合は、104 ページをお読みください。
Ethernet コネクター
リンクLED
接続機器と通信 が可能になると 点灯します。
アクセスLED
ネットワークに アクセスしてい るときに点灯し ます。
コードカバー
外すときは、 部を内側 に押し付けながら矢印方向 にスライドしてください。
電話番号登録スイッチ
スイッチを長押し(約3秒) すると、通信中のFOMA端末 の電話番号が本機に登録され ます。(→41ページ)
初期化スイッチ
スイッチを押しながらACアダプターをコンセントに差 し込み、そのままスイッチを5秒以上押し続け、その後 スイッチを離した状態で通電したまま放置してくださ い。本機のパン/チルト動作が完全に終了した段階で、 設定メニューの設定内容、HTMLデータ、ネットワー ク設定の初期化が完了します。初期化には約1分間かか ります。(→42ページ)
重要!
¡ACアダプターは、本機電源プ
ラグ入力部および電源コンセン トにしっかりと差し込んでくだ さい。
¡遠隔カメラ連動ユニットを使用
する場合は、104ページをお 読みください。
マイク
15
1
は じ め に
側面
音声出力ジャック
ステレオミニプラグ対応アンプ 付きスピーカー(別売り)を接 続します。
カードキャップ
カードキャップを開いて、CFカード スロットにカード型FOMAを差し込 みます。
(→96ページ)

アラーム端子・AUX出力端子について

コードカバー内部のアラーム端子に外部機器を接続すると、本機に以下のような動作を行わせることができます。
¡アラーム入力端子にセンサーなどの外部機器を接続すると、接
続した外部機器が動作したとき、アラーム動作を行います。
¡アラーム出力端子に外部機器を接続すると、アラームを検出し
たときにアラーム信号を出力します。
¡AUX出力端子に外部機器を接続すると、外部機器を制御できま
す。
重要!
¡外部機器接続時は、本機の定格を超えないように注意してください。 ¡遠隔カメラ連動ユニットを使用する場合は、104ページをお読みください。
重要!
本機にステレオミニプラグ対応アンプ付きスピーカーを 接続する場合は、本機とスピーカーを離して設置して ください。
AUDIO OUT
SER
No.
CF CARD
W
V
-N M
2
1
0
F
G 3 2 1
AUX出力端子(AUXOUT) (外部機器の制御を行います。
 例:ライトのON/OFF) アラーム出力端子
(ALARMOUT)
アラーム入力端子(ALARMIN)
シグナルグランド端子(GND)
16
2
F
O
M
A 端 末 か ら 操 作 す る

FOMA端末から操作する

まずは、使ってみよう!

FOMA端末で本機の映像を見る方法と、FOMA端末から本機を制御する操作方法について説明します。
重要!
¡本機をご使用になる前にカード型FOMAを取り付ける必要があります。
取り付けかたは96ページをお読みください。
¡TV電話通信中は、本機とのiモード通信、ウェブブラウザーでのライブページ表示、FTP送信ができません。
これらの操作を行うときは、TV電話を切断してください。

準備する

映像を確認する前に、本機の電源を入れ、パワーLEDと状態表示LEDが正しく点灯していることを確認してくださ い。
STEP1
ACアダプターをコンセントに差し込みます。
STEP2
パワーLEDが緑に点灯し、状態表示LEDが赤に点灯していることを確認します。
STEP3
パン/チルト動作が完了し、状態表示LEDが赤に点灯していないことを確認します。 →本機の操作ができるようになります。

映像を確認する

FOMA端末から本機の映像を確認します。
STEP1
FOMA端末から本機に装着されたカード型FOMAの電話番号にTV電話発信します。TV電話発信の方法は、FOMA 端末の取扱説明書をお読みください。電話番号の確認方法はカード型FOMAの取扱説明書に記載されています。 →本機に接続し、FOMA端末でカメラ映像と音声が確認できます。
補足
本機にステレオミニプラグ対応アンプ付きスピーカー(別売り)を接続し、音声をマイクモードからスピーカー モードまたは双方向モードに切り替える(→19ページ)と、FOMA端末からの音声を本機と接続したスピー カーから聞くことができます。
17
2
F
O
M
A 端 末 か ら 操 作 す る
画面1
本機の映像を表示している状態で操作します。(→16 ページ)
STEP1
数字ボタンを押して、本機カメラの向きを移動します。 右に移動:[6]→([1]〜[9])→[#] 左に移動:[4]→([1]〜[9])→[#] 上に移動:[2]→([1]〜[9])→[#] 下に移動:[8]→([1]〜[9])→[#]
([1]〜[9])はステップ数を表します。押した数字
ボタンのステップ分移動します。例えば[6]→[2] →[#]を押すと、2ステップ右に移動します。
([1]〜[9])の手順は省略できます。
1ステップだけ移動する場合は、上下左右いずれかに移 動するボタン([6]、[4]、[2]、[8]ボタンのいずれ か)→[#]で移動できます。ステップ数を指定する 必要はありません。
<ワンタイムパン>
[1]→[0]→[#]を押すと、映像を左右に1往
復ずつ動作させ、モニタリングすることができます。

本機を制御する

本機のライブ映像を表示中に、DTMF信号(プッシュ信号)を使って本機を操作できます。
重要!
¡着信制限が「ON」のときは、アクセスレベルが「2.カメラ制御」以上に設定されている電話番号のFOMA端
末からのみ本機を制御することができます。着信制限が「OFF」のときは、電話番号を登録していないFOMA 端末からも本機を制御することができます。アクセスレベルについて詳しくは、84ページをお読みください。
¡FOMA端末または本機の周辺が騒がしい場合や電波の弱い場所では、DTMF信号で本機の制御ができないこと
があります。
¡FOMA端末側でハンズフリーを設定すると、DTMF操作ができなくなる場合があります。
補足
以下の操作は、DTMF送信の手順です。詳しくはFOMA端末の取扱説明書をお読みください。 ここでは、P900iを例に説明しています。
映像の水平位置・垂直位置(パン・チルト)を調節する
カメラ映像の水平位置、垂直位置を調節します。
OUT 切替
機能
18
2
F
O
M
A 端 末 か ら 操 作 す る
まずは、使ってみよう!(つづき)
画面1
本機の映像を表示している状態で操作します。(→16 ページ)
STEP1
数字ボタンを押して、ズームを調節します。 拡大する :[3]→[2]→[#] 縮小する :[3]→[8]→[#] 等倍にする:[3]→[5]→[#]
映像をズームアップ/ダウンする
カメラ映像の倍率を調節します。
映像の明るさを調節する
カメラ映像の明るさを調節します。
画面1
本機の映像を表示している状態で操作します。(→16 ページ)
STEP1
数字ボタンを押して、明るさを調節します。 暗くする :[5]→[8]→[#] 明るくする:[5]→[2]→[#] 工場出荷時「(0)」の明るさにする :[5]→[5]→[#]
OUT 切替
機能
OUT 切替
機能
19
2
F
O
M
A 端 末 か ら 操 作 す る
画面1
本機の映像を表示している状態で操作します。(→16 ページ)
STEP1
数字ボタンを押して、音声の通信モードを切り替えま す。 スピーカーモード:[0]→[3]→[#] マイクモード  :[0]→[1]→[#] 双方向モード  :[0]→[5]→[#]
補足
「スピーカーモード」、「双方向モード」に設定して
いるときにDTMF操作を行うと、本機に接続された スピーカーから操作音が聞こえます。
音声の通信モードを切り替える
FOMA端末からの音声の通信モードを切り替えます。通信モードには、「スピーカーモード」、「マイクモード」、
「双方向モード」の3つがあります。
¡スピーカーモード :FOMA端末からの音声を本機に接続したスピーカーから聞くことができます。 ¡マイクモード :本機からの音声をFOMA端末で聞くことができます。 ¡双方向モード :FOMA端末と本機の間で音声のやりとりを行うことができます。
「スピーカーモード」、「双方向モード」に設定した場合は、ステレオミニプラグ対応アンプ付きスピーカー(別売
り)との接続が必要です。
重要!
「音声モード」を「ON」に設定してください。「OFF」に設定していると、FOMA端末からの音声の操作は無効
になります。工場出荷時は「ON」に設定されています。設定のしかたは、44ページ(FOMA端末から)、66 ページ(PCから)をお読みください。
OUT 切替
機能
20
まずは、使ってみよう!(つづき)
2
F
O
M
A 端 末 か ら 操 作 す る
TV電話の画質を設定する
TV電話通信中にFOMA端末の画質設定機能を使ってTV電話中の画質を設定できます。 画質は、以下から選択できます。
標準  :画質、動きを標準で表示します。 画質優先:画質を重視して表示します。 動き優先:動きを重視して表示します。
画質設定機能の設定方法について詳しくは、お使いのFOMA端末の取扱説明書をお読みください。
本機のマイク音量を調節する
本機のマイク音量を調節します。
重要!
マイク音量の調節は、「マイクモード」、「双方向モード」のときに有効になります。音声を「マイクモード」ま たは「双方向モード」に切り替えてから操作してください。「スピーカーモード」のときは、マイク音量を調節 しても無効になります。
画面1
本機の映像を表示している状態で操作します。(→16 ページ)
STEP1
数字ボタンを押して、音量を調節します。 音量をミュートする:[0]→[0]→[0]→[#] ミュートを解除する:[0]→[0]→[1]→[#] 音量を大きくする :[0]→[2]→[#] 音量を小さくする :[0]→[8]→[#]
OUT 切替
機能
21
2
F
O
M
A 端 末 か ら 操 作 す る

もっと使いこなそう!

あらかじめ登録したプリセット位置のカメラ映像を見たり、アラーム画像を確認するなど、本機をより便利に使い こなすための方法を説明します。 操作はDTMF信号を使って行います。
補足
以下の操作は、DTMF送信の手順です。詳しくはFOMA端末の取扱説明書をお読みください。 ここでは、P900iを例に説明しています。

プリセット位置の映像を見る

あらかじめ登録してあるプリセット位置へ本機カメラの向きを移動して、映像を確認します。プリセット位置を登 録する方法は、43ページ(FOMA端末から)、65ページ(PCから)をお読みください。
画面1
本機の映像を表示している状態で操作します。(→16 ページ)
STEP1
数字ボタンを押して、プリセット位置へ本機カメラの 向きを移動します。 プリセット番号1に移動:[1]→[1]→[#] プリセット番号2に移動:[1]→[2]→[#] プリセット番号3に移動:[1]→[3]→[#] プリセット番号4に移動:[1]→[4]→[#] プリセット番号5に移動:[1]→[5]→[#] プリセット番号6に移動:[1]→[6]→[#] プリセット番号7に移動:[1]→[7]→[#] プリセット番号8に移動:[1]→[8]→[#]
OUT 切替
機能
22
2
F
O
M
A 端 末 か ら 操 作 す る
もっと使いこなそう!(つづき)

プリセットスキャンを行う

プリセットスキャンの対象となっているプリセット位置へ本機カメラの向きを移動します。 プリセットスキャンの登録方法は、43ページ(FOMA端末から)、65ページ(PCから)をお読みください。
画面1
本機の映像を表示している状態で操作します。(→16 ページ)
STEP1
[1]→[9]→[#]を押してプリセットスキャンを
開始します。
補足
プリセットスキャン時にパン・チルトなど本機の操 作をした場合、プリセットスキャンは途中で止まり、 本機の操作が優先されます。

AUX出力端子の状態を設定する

本機のAUX出力端子の状態を設定できます。 AUX出力端子に接続する外部機器の仕様に合わせてHigh/Lowで設定します。
画面1
本機の映像を表示している状態で操作します。(→16 ページ)
STEP1
数字ボタンを押して、High/Lowのどちらかに設定し ます。 High :[7]→[1]→[#] Low :[7]→[0]→[#]
OUT 切替
機能
OUT 切替
機能
23
2
F
O
M
A 端 末 か ら 操 作 す る
画面1
本機の映像を表示している状態で操作します。(→16 ページ)
STEP1
数字ボタンを押して、本機のライブ映像とアラーム画 像を切り替えます。 ライブ映像にする :[9]→[0]→[#] アラーム画像にする:[9]→[1]→[#]

ライブ映像とアラーム画像を切り替えて確認する

アラームを検出したときに、本機のライブ映像とアラーム画像を切り替えて表示します。アラーム発信先に登録
(→85ページ)されている電話番号からのみ操作できます。

本機に保存されたアラーム画像を確認する

本機に保存されたアラーム画像(最大10枚)を確認します。
画面1
本機の映像を表示している状態で操作します。(→16 ページ)
STEP1
[9]→[1]→[#]を押して、アラーム画像に切り
替えます。 →アラーム検出直後のアラーム画像が表示されます。
STEP2
数字ボタンを押して、アラーム画像を順に確認します。 1つ後ろの画像に進む:[9]→[6]→[#] 1つ前の画像に戻る :[9]→[4]→[#]
OUT 切替
機能
OUT 切替
機能
24
もっと使いこなそう!(つづき)
2
F
O
M
A 端 末 か ら 操 作 す る

室内の照明を制御する

本機を遠隔カメラ連動ユニットに取り付けると、表示されている室内の照明を制御(ON信号/OFF信号出力)で きます。 あらかじめ、アラーム出力連動設定を「ON」に、アラーム出力端子の出力方式を「専用出力」に設定しておく必 要があります。設定の方法は、49ページ(FOMA端末から)または68ページ(PCから)をお読みください。
画面1
本機の映像を表示している状態で操作します。(→16 ページ)
STEP1
数字ボタンを押して、照明を制御します。 ON信号を出力 :[7]→[3]→[1]→[#] OFF信号を出力:[7]→[3]→[0]→[#]
OUT 切替
機能
25
3
i モ ︱ ド 端 末 か ら 操 作 す る

iモード端末から操作する

画像を見る

iモード端末からインターネットを経由して本機に接続し、カメラ画像を確認します。表示中に、最新の画像に更新 することもできます。
重要!
認証ダイアログが表示された場合、ユーザー名とパスワードを入力してください。工場出荷時、ユーザー名とパ スワードは以下のように設定されています。 ユーザー名:admin パスワード:0000 セキュリティのため、ユーザー名が「admin」のパスワードは必ず変更してください。
補足
iモード端末からカメラ画像を見るには、あらかじめ本機のネットワーク設定が必要です。(→77、101ページ)

カメラの画像を見る

ネットワーク設定(→77ページ)を行うと、本機の画像を確認できます。確認できる画像は静止画(JPEG)の みです。
画面1
画像が表示されます。
STEP1
iモード端末で「http://本機のIPアドレス/i1/」を入力 し、決定ボタンを押します。
補足
¡httpポート番号が80から変更されている場合、
「http://本機のIPアドレス:ポート番号/i1/」を入
力して本機のポート番号を指定してください。
¡DDNS機能を設定している場合、「http://DDNS
サーバーに登録したホスト名.nmdns.net/i1/」を 入力してください。
¡認証ダイアログが表示されたときは、管理者また
は一般ユーザーのユーザー名とパスワードを入力 してください。iモード端末によっては、画面が切 り替わるたびにパスワードの入力が必要になる場 合があります。
¡ユーザー認証が「OFF」の場合、ユーザー名は
「admin」のみ有効です。パスワードは、設定され
たパスワードを入力してください。
¡iモード端末からは本機の音声を聞くことはできま
せん。
i
WV-NM210F
0
更新
26
3
i モ ︱ ド 端 末 か ら 操 作 す る
画像を見る(つづき)
画面1
本機の画像を表示している状態で操作します。(→25 ページ)
STEP1
[0]ボタンを押すか、[/更新]にカーソルを移動して
決定ボタンを押します。 →最新の画像に更新されます。

最新の画像に更新する

再度、本機にアクセスして、最新のカメラ画像に更新します。
STEP1
i
WV-NM210F
0
更新
27
3
i モ ︱ ド 端 末 か ら 操 作 す る

本機を制御する

画面1
本機の画像を表示している状態で操作します。(→25 ページ)
STEP1
8方向の矢印表示にカーソルを移動して決定ボタンを押 します。 →選択した矢印の方向に本機カメラの向きが移動しま
す。
iモード端末からインターネットを経由して本機に接続し、カメラ画像に関する各操作を行います。カメラ画像を見 ながら、本機カメラの向きや画像の明るさ、サイズなどを調節することができます。
重要!
本機の制御(パン/チルトやプリセット位置へ移動など)は、アクセスレベルが「2.カメラ制御」以上のユー ザーのみ操作できます。

本機の水平位置・垂直位置(パン・チルト)を調節する

カメラ画像の水平位置・垂直位置を調節します。
STEP1
i
WV-NM210F
0
更新
i
ズーム
−|等倍|+ 明るさ
−|標準|+
AUX制御
28
3
i モ ︱ ド 端 末 か ら 操 作 す る
本機を制御する(つづき)

画像をズームアップ/ダウンする

カメラ画像のズーム倍率を調節します。
画面1
本機の画像を表示している状態で操作します。(→25 ページ)
STEP1
「ズーム」の[−]にカーソルを移動して決定ボタンを
押すと、画像が縮小されます。
「ズーム」の[+]にカーソルを移動して決定ボタンを
押すと、画像が拡大されます。 倍率を元に戻したいときは、[等倍]にカーソルを移動 して、決定ボタンを押します。
STEP1
i
WV-NM210F
0
更新
i
ズーム
|等倍|+
明るさ
−|標準|+
AUX制御
29
3
i モ ︱ ド 端 末 か ら 操 作 す る
画面1
本機の画像を表示している状態で操作します。(→25 ページ)
STEP1
「明るさ」の[−]にカーソルを移動して決定ボタンを
押すと画像が暗くなります。
「明るさ」の[+]にカーソルを移動して決定ボタンを
押すと画像が明るくなります。
[標準]にカーソルを移動して決定ボタンを押すと、工
場出荷時(「0」)の明るさで表示されます。

画像の明るさを調節する

カメラ画像の明るさを調節します。
STEP1
i
WV-NM210F
0
更新
i
明るさ
|標準|+
AUX制御
HighLow
アラーム出力
ONOFF
指定位置へ移動
1234 5678
設定画面へ
(C)2004松下電器産業
30
3
i モ ︱ ド 端 末 か ら 操 作 す る
本機を制御する(つづき)
画面1
本機の画像を表示している状態で操作します。(→25 ページ)
STEP1
[1]〜[8]ボタンを押すか、[z]〜[,]にカーソ
ルを移動して決定ボタンを押します。 →選択した番号に登録されているプリセット位置のカ
メラ画像が表示されます。

プリセット位置の本機の画像を見る

あらかじめ登録してあるプリセット位置へ本機カメラの向きを移動して、画像を確認します。プリセット位置を登 録する方法については、65ページをお読みください。
STEP1
i
WV-NM210F
0
更新
i
明るさ
−|標準|+ AUX制御
HighLow
アラーム出力
ONOFF
指定位置へ移動
1234
5678
設定画面へ
(C)2004松下電器産業 株式会社
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