取扱説明書
デジタルカメラ
はじめに
品番 DMC-TZ1
上手に使って上手に節電
保証書別添付
このたびは、デジタルカメラをお買い上げいただき、まことにありがとう
ございました。
≥ この取扱説明書をよくお読みのうえ、正しくお使いください。特に「安
全上のご注意」(120〜 125ページ)は、ご使用前に必ずお読みいた
だき、安全にお使いください。お読みになったあとは、保証書と一緒に
大切に保管し、必要なときにお読みください。
≥ 保証書は、「お買い上げ日・販売店名」などの記入を必ず確かめ、販売
店からお受け取りください。
VQT0V39
Q
&
A
準備
基本
応用・
撮る
応用・
見る
メニュー
撮影
・
再生
他の機器との接続
その他
もくじ
はじめに
モードダイヤルについて.....................5
まずお読みください ............................6
故障を防ぐために..........................7
付属品.................................................... 9
各部の名前.........................................10
準備
バッテリーを
チャージャーで充電する ...............11
バッテリーについて
(充電・記録可能枚数)...................12
バッテリーを
入れる・取り出す...........................13
カード(別売)を
入れる・取り出す...........................14
内蔵メモリー / カードについて ......15
レンズキャップ・
ストラップを付ける.......................17
時計を設定する .................................18
必要に応じて設定する
(セットアップメニュー)............... 19
基本
撮影する(通常撮影モード)............ 24
上手に撮影するために...................25
かんたんモードで撮る
(かんたんモード)........................... 27
ズームについて .................................30
光学ズームで撮る.......................30
EX 光学ズーム(EZ)で撮る...31
デジタルズームで撮る
さらに拡大する....................32
撮影した画像を確認する
(レビュー)......................................33
画像を再生する(再生モード)........ 34
画像を削除する .................................35
応用・撮る
液晶モニターの表示を切り換える
表示情報を切り換える...............37
液晶モニターの画面を見やすくする
(パワー LCD 機能)/
(ハイアングルモード)........ 40
フラッシュを使って撮る..................41
セルフタイマーを使って撮る..........44
露出を補正して撮る .........................45
露出を自動的に変えながら撮る
(オートブラケット撮影)............... 46
手ブレを補正して撮る .....................47
連写する.............................................48
接近して撮る(マクロモード)........ 49
シーンモードで撮る
(シーンモード 1、シーンモード 2)
人物モード........................... 51
美肌モード........................... 51
風景モード........................... 52
スポーツモード...................52
& 人物モード..............52
夜景
夜景モード........................... 53
自分撮りモード...................53
料理モード........................... 54
パーティーモード...............54
キャンドルモード...............54
花火モード........................... 55
星空モード........................... 55
ビーチモード ....................... 56
空撮モード........................... 56
雪モード .............................. 56
高感度モード.......................57
1
赤ちゃんモード 1
2
赤ちゃんモード2...............57
水中モード........................... 59
..... 37
... 50
2
旅行の経過日数を記録する
(トラベル日付)..............................60
旅行先の時刻を表示する
(ワールドタイム)........................... 62
動画を撮る(動画撮影モード)........ 64
応用・見る
複数の画像を一覧表示する
(マルチ再生).................................. 66
画像を撮影日ごとに表示する
(カレンダー再生)........................... 67
再生画面を拡大する
(再生ズーム).................................. 68
動画 / 音声付き静止画を
再生する ..........................................69
撮影・再生メニュー
撮影メニューを使う .........................70
ホワイトバランス
自然な色合いに調整する .... 71
ISO 感度
光に対する感度を設定する
アスペクト設定
画面の横縦比を設定する .... 73
記録画素数 / クオリティ
用途に合わせて画素数、
画質を設定する ...................74
音声記録
音声付き静止画を撮る........76
測光モード
明るさを測る方法を決める
AF モード
ピントを合わせる方法を
設定する ...............................77
..... 73
..... 76
AF 連続動作
動きに合わせて連続的に
ピントを合わせる................ 78
AF 補助光
暗い場所でピントを
合わせやすくする................ 78
スローシャッター
暗い場所でより明るく撮る
... 79
カラーエフェクト
撮影する画像の
色彩効果を設定する............ 79
画質調整
撮影する画像の画質を
調整する ............................... 79
コマ撮りアニメ
画像をつなぎ合わせて
動画ファイルを作成する.... 80
再生メニューを使う ......................... 82
スライドショー
画像を一定間隔で順番に
再生する ............................... 83
お気に入り
お気に入りの画像を
設定する ............................... 84
回転表示 / 画像回転
画像を回転して表示する.... 85
ディーポフ
DPOF
プリント
プリントしたい画像と
枚数を設定する ...................87
プロテクト
画像の誤消去を防止する.... 89
Q
&
A
はじめに
準備
基本
応用・
撮る
応用・
見る
メニュー
撮影
・
再生
他の機器との接続
その他
3
アフレコ
撮影したあとに
音声を入れる .......................90
リサイズ
画素数を小さくする............91
トリミング
画像を拡大して切り抜く ....92
アスペクト変換
16:9 の画像の
横縦比を換える .................... 93
コピー
画像データをコピーする ....94
フォーマット
内蔵メモリーまたは
カードを初期化する............96
他の機器との接続
パソコンと接続する .........................97
プリントする ..................................100
ピクトブリッジ
PictBridge
接続してプリントする...........100
日付プリントについて...............103
テレビで画像を再生する...............104
対応プリンターに
その他・Q&A
別売品のご紹介 .............................. 105
海外で使う......................................106
ワールドタイムで表示される
都市名 ........................................... 108
液晶モニターの表示 ...................... 109
メッセージ表示 .............................. 112
Q&A
故障かな?と思ったら................ 114
安全上のご注意
(必ずお守りください)................ 120
使用上のお願い .............................. 126
記録可能枚数・記録可能時間....... 129
仕様 ................................................. 132
保証とアフターサービス
(よくお読みください)................ 137
さくいん..........................................141
ホームページではデジタルカメラの撮りかたやコツ、新製品の情報などを紹介し
ています。参考にご覧ください。
http://panasonic.jp
また製品のサポート情報については
http://panasonic.jp/support/
をご覧ください。
4
モードダイヤルについて
モードダイヤル
の部分に使用したいモードを合わせる
2
モードダイヤルはゆっくり回して確実に各モードに合わせてください。
SCN
1
SCN
(モードダイヤルは360°回転しますが、モードのない部分に合わせ
ないでください)
マクロモード
被写体に近づいて撮りたいとき
にこのモードに合わせて撮影し
ます。
通常撮影モード
通常はこのモードに合わせて撮
影します。
再生モード
撮影した画像を再生します。
■ 本書内の表示について
モードダイヤル設定:
各機能や設定が使用できるモードを表しています。
2
N
C
S
1
モードダイヤルをいずれかに合わせてご使用ください。
SCN
動画撮影モード
音声付き動画を撮影します。
2
SCN
1
SCN
撮影シーンに合わせて撮りたい
ときにこのモードに合わせて撮
2
N
C
S
1
影します。
SCN
モードダイヤルの[
によく使うシーンモードをそれぞ
れ設定しておくことができます。
かんたんモード
初心者におすすめのモードです。
SCN1SCN
2
シーンモード
SCN1]、[
はじめに
SCN2]
本機を使用するうえで、知っておくと便利なことや参考に
なることを記載しています。
■ カーソルボタンのイラストについて
本書ではカーソルボタンを右図のように説明してい
ます。
■ 本書内のイラスト表示について
本書内の製品姿図・イラスト・メニュー画面などは
実物と多少異なりますが、ご了承ください。
つづく
次のページへ続くこと
を表しています。
例:4ボタンを押すとき
MENU
SET
REV
5
はじめに
まずお読みください
■ 事前に必ずためし撮りをしてください
大切な撮影(結婚式など)は、必ず事前に
ためし撮りをし、正常に撮影や録音されて
いることを確かめてください。
■ 撮影内容の補償はできません
本機およびカードの不具合で撮影や録音
されなかった場合の内容の補償について
はご容赦ください。
■ 著作権にお気をつけください
あなたが撮影や録音したものは、個人とし
て楽しむ以外は、著作権法上権利者に無断
では使用できません。個人として楽しむ目
的であっても、撮影を制限している場合が
ありますのでお気をつけください。
■ カードの画像について
≥
以下の画像は、本機で再生できない場合
があります。
・他機で記録、作成した画像
・パソコンで編集された画像
≥ 本機で記録、作成した画像は他機で再生
できない場合がありますので、あらかじ
めお確かめください。
■ 本機で使用できるカードは
SD メモリーカード、マルチメディアカー
ドです。
≥ マルチメディアカードは静止画のみ対
応しています。
≥ 本書ではSD メモリーカードとマルチメ
ディアカードを「カード」と記載してい
ます。
≥ 本製品に付属するソフトウェアを無断
で営業目的として複製(コピー)した
り、ネットワークに転載したりするこ
とを禁止します。
≥ 本製品の使用、または故障により生じ
た直接、間接の損害につきましては、
当社は一切の責任を負いかねますの
で、あらかじめご了承ください。
≥ 本製品によるデータの破損につきまし
ては、当社は一切の責任を負いかねま
すので、あらかじめご了承ください。
≥ 本書で説明する製品の外観と仕様は、
改良により実際とは異なる場合があり
ます。
≥ SD ロゴは商標です。
≥
Microsoft Windowsは、米国Microsoft
Corporation の商標です。
≥
Macintosh、MacOSはApple Computer
Inc. の登録商標または商標です。
≥ LEICA/ ライカはライカマイクロシス
テム IR GmbH の登録商標です。
≥ ELMARIT
AG の登録商標です。
/ エルマリートはライカカメラ
≥ その他、本書に記載されている各種名
称、会社名、商品名などは各社の商標
または登録商標です。
この装置は、情報処理装置等電波障害自
主規制協議会(VCCI)の基準に基づくク
ラス B 情報技術装置です。この装置は、
家庭環境で使用することを目的としてい
ますが、この装置がラジオやテレビジョ
ン受信機に近接して使用されると、受信
障害を引き起こすことがあります。
取扱説明書に従って正しい取り扱いをし
てください。
6
はじめに
つづく
故障を防ぐために
■ 本機の取り扱いについて
≥
本機に強い振動や衝撃を与えないでく
ださい。誤動作したり、画像が記録でき
なくなる可能性があります。また、レン
ズが破壊される可能性があります。
≥ 持ち運ぶときは、レンズを収納して持ち
運んでください。
≥ 再生するときは、なるべくレンズを収納
した状態でお使いください。
≥ 砂やほこりは、本機の故障につながりま
す。浜辺などで使うときは、レンズ部内
部や端子部に砂やほこりが入らないよ
うにしてください。
≥ 雨の日や浜辺などで撮影するときは、本
機をぬらさないようにお気をつけくだ
さい。
≥ 万一水や海水がかかったときは、よく
絞った布でふき、そのあと乾いた布でふ
いてください。
■ 液晶モニターについて
≥ 液晶モニターを強く押さえないでくだ
さい。画面にムラが出たり、故障の原因
になります。
≥ 温度差が激しい場所では、液晶モニター
につゆが付くことがあります。柔らかい
乾いた布でふいてください。
≥ 寒冷地などで本機が冷えきっている場
合、電源を入れた直後は液晶モニターが
通常より少し暗くなります。内部の温度
が上がると通常の明るさに戻ります。
液晶モニターは、精密度の高い技術で作
られていますが、液晶モニターの画面上
に黒い点が現れたり、常時点灯(赤や青、
緑の点)することがあります。これは故
障ではありません。液晶モニターの画素
については 99.99%以上の高精度管理
をしておりますが、0.01%以下で画素欠
けするものがあります。またこれらの点
は、内蔵メモリーやカードの画像には記
録されませんのでご安心ください。
■ レンズについて
≥
レンズ面を強く押さないでください。
≥ レンズを太陽に向けたまま放置すると、
故障の原因になります。屋外や窓際に置
くときにはお気をつけください。
≥ レンズ表面に汚れ(水、油、指紋など)
がついた場合、画像に影響をおよぼすこ
とがあります。撮影前後は、レンズの表
面を乾いた柔らかい布で軽くふき取っ
てください。
はじめに
7
はじめに
故障を防ぐために(つづき)
■ つゆつきについて
(レンズがくもるとき)
≥
つゆつきは、下記のように温度差や湿度
差があると起こります。レンズ汚れ、か
び、故障の発生原因になりますのでお気
をつけください。
・寒い屋外から屋内に持ち込んだとき
・車外から冷房の効いた車などに持ち込
んだとき
・エアコンなどの冷風が本機に直接当
たっているとき
・湿度の高いところ
≥ つゆつきの発生を防ぐためにビニール
袋に入れて周囲の気温になじませてく
ださい。万一つゆつきが起こった場合、
電源を [OFF] にし、2 時間ほどそのまま
にしてください。周囲の温度になじむ
と、くもりが自然に取れます。
■ 長期間使用しないときは
≥
バッテリーは涼しくて湿気がなく、なる
べく温度が一定のところに保管してく
ださい。
(推奨温度 :15 ℃〜 25 ℃、推奨湿度 :
40%〜 60%です)
≥ バッテリーとカードは必ず本機から取
り出してください。
≥ バッテリーを付けたままにしておくと、
本機の電源が [OFF] であっても、絶えず
微少電流が流れています。
これをそのままにしておくと、過放電に
なり、充電してもバッテリーが使用でき
なくなる恐れがあります。
≥ 長期間保管する場合、1 年に 1 回は充電
し、バッテリー残量がなくなったあと、
本機から取り外して再保管することを
おすすめします。
≥ 押入れや戸棚に保管するときは、乾燥剤
(シリカゲル)と一緒に入れることをお
すすめします。
8
付属品
付属品
付属品をご確認ください。
記載の品番は 2006 年 3 月現在のものです。
バッテリーパック
DMW-BCD10
(本文中ではバッテリー
と表記します)
バッテリーチャージャー
DE-A25A
(本文中ではチャージャー
と表記します)
AV ケーブル★
K1HA08CD0008
★
USB 接続ケーブル
K1HA08CD0007
CD-ROM
★
レンズキャップ★
VYF3082
レンズキャップひも★
VFC4177
付属品は販売店でお買い求めいただけます
☆
★印は松下グループのショッピングサイト
「パナセンス」でもお買い求めいただけます
☆印は「パナセンス」では取り扱っていません)
(
★
バッテリー
キャリングケース
VYQ3680
ストラップ★
VFC4090
≥
SD メモリーカードは
別売です。
カードを挿入していない
場合は、内蔵メモリーで
画像の記録や再生ができ
ます。(P15)
≥
別売品については105
ページを参照してください。
★
はじめに
http://www.sense.panasonic.co.jp/
9
各部の名前
各部の名前
手ブレ補正ボタン(P47)
ズームレバー(P30)
シャッターボタン(P24、64)
フラッシュ発光部(P41)
モードダイヤル(P5)
レンズ部(P7)
レンズ鏡筒
セルフタイマーランプ(P44) /
AF 補 助 光 ラ ン プ ( P78)
液晶モニター
( P37、109)
ディスプレイ
DISPLAY ( P37) /
モ ー ド
LCD MODEボ タン ( P40)
カード/
バッテリー扉
DIGITAL
( P13、14)
デ ジ タ ル アウト
DIGITAL / AVOUT 端子
AV OUT
DC IN
( P97、100、104)
※2
DCIN 端 子 ( P97、100)
マイク(P64、76、90)
ス ピ ー カ ー ( P69)
動作表示ランプ(P21)
メ ニ ュ ー セ ッ ト
MENU/SETボタン(P18)
開 閉 レ バ ー ( P13、14)
※1
三脚取付部
電源スイッチ(P18)
レンズキャップ/
ストラップ取付部(P17)
10
削除(P35)/
単写・連写切換ボタン(P48)
※1
三脚を使用する場合は、本機を取り付けた状態で
三脚が安定していることを確認してください。
※2
ACアダプターを使用するときは、当社製のAC
アダプター(別売:DMW‑AC5)を使用して
ください。
カーソルボタン
3/ 露 出 補 正 ( P45)
オートブラケット(P46)
WB 微 調 整 ( P72)
逆 光 補 正 ( P29)
2/セルフタイマー(P44)
1/ フ ラ ッ シ ュ ( P41)
4/ REV( P33 )
バッテリー
バッテリーをチャージャーで充電する
≥ お買い上げ時、バッテリーは充電されていませんので、充電してからお使いください。
1 端子部を差し込み、バッテリー
を取り付ける
カチッ
2 電源コンセントに差し込む
90°
充 電 [ CHARGE ]
ランプ
緑点灯
≥ 充電中は、充電 [CHARGE] ランプが
緑色に点灯します。
3 充電が完了したら、バッテリー
を取り外す
充 電 [ CHARGE ]
≥ 満充電完了後(約 170 分後)、充電
[CHARGE] ランプが消灯します。
≥ 充電完了後は、電源コンセントから外し
てください。
≥ 使用後、充電中や充電後はバッテリーが
温かくなります。また使用中は本機も温
かくなりますが、異常ではありません。
≥ 充電完了後にバッテリーを長期間放置
すると、バッテリーは消耗します。その
場合は、再度充電し直してください。
≥ 本機専用のチャージャーとバッテリー
を使用してください。
≥ チャージャーは海外でも使うことがで
きます。(P106)
≥
チャージャーは屋内で使用してください。
ランプ
消灯
はじめに
準備
11
バッテリー
バッテリーについて(充電・記録可能枚数)
■ 残量表示について
残量表示が液晶モニターに表示されます。
表示が赤色に変わり点滅します。
(液晶モニターが消灯しているときは、
動作表示ランプが点滅します)
バッテリーを充電または満充電されたバッ
テリーと交換してください。
[AC アダプター(別売:DMW-AC5)に
つないで使用するときは表示されません ]
■ 電池寿命について
液晶モニター使用時の撮影枚数
(条件は CIPA 規格で通常撮影モード時)
記録可能枚数
CIPA 規格による撮影条件
≥
温度23 ℃/ 湿度 50%、液晶モニターを点灯
≥ 当社製の SD メモリーカード(別売:
16 MB)
※
使用
約 250 枚
(約 125 分相当)
≥ 付属バッテリー使用
≥ 電源を入れてから 30 秒経過後、撮影を
開始(手ブレ補正 [MODE1] 使用)
≥ 30秒間隔で1回撮影、フラッシュを2回
に 1 回フル発光
≥ 撮影ごとに、T 端→ W 端または W端→ T
端にズームを動かす
≥
10 枚撮影ごとに電源を切り、バッテリー
の温度が下がるまで放置
≥
CIPAは、カメラ映像機器工業会(Camera
&ImagingProductsAssociation)の
略称です。
※カードは付属していません。
記録可能枚数は撮影間隔によって変わり
ます。撮影間隔が長くなると記録可能枚数
は減少します。
≥ 例えば2 分に 1 回撮影した場合は、約
62 枚に減少します。
パワー LCD 機能またはハイアングルモー
ド(P40)使用時は撮影枚数が減少します。
再生時間
再生時間 約 260 分
記録可能枚数 / 再生時間はバッテリーの保存
状態や使用条件によって多少変わります。
■ 充電について
充電時間 約 170 分
別売のバッテリーパック(DMW-BCD10)
の充電時間と記録可能枚数は、付属のバッテ
リーパックの場合と同じです。
≥ 充電が始まると、充電 [CHARGE] ラン
プが点灯します。
■ 充電ランプが点滅したときは
≥
バッテリーの温度が高過ぎる、あるいは
低過ぎます。充電時間が通常よりも長く
なります。
≥ チャージャーやバッテリーの端子部が
汚れています。このようなときは、汚れ
を乾いた布でふき取ってください。
≥ 正しく充電したにもかかわらず、著しく
使用できる時間が短くなったときは、寿
命と考えられます。新しいバッテリーを
お買い求めください。
■ 充電する環境について
≥
充電は周囲の温度が10 ℃〜 35 ℃(バッ
テリーの温度も同様)のところで行って
ください。
≥ スキー場などの低温下では、バッテリー
の性能が一時的に低下し、使用時間が短
くなる場合があります。
12
バッテリーを入れる・取り出す
≥ 電源が [OFF]、レンズが収納されていることを確認する。
バッテリーの出し入れ
1 開閉レバーを矢印の方向(OPEN
側)にスライドさせて、カード /
バッテリー扉を開く
OPEN LOCK
2
バッテリーを入れるときは、カ
チッと音がするまで確実に入れる
取り出すときは 1 のレバーを矢
印の方向に押して取り出す
3
1
カード / バッテリー扉を閉じる
2 開閉レバーを矢印の方向
(LOCK 側)にスライドさせて
確実に閉じる
OPEN LOCK
≥ 使い終わったら、バッテリーを取り出し
ておいてください。取り出したバッテ
リーは、バッテリーキャリングケース
(付属)に収納してください。(P9)
≥ 満充電されたバッテリーを挿入して約
24 時間経過すると、バッテリーを取り
出して放置しても、約 3ヵ月は時計設定
を記憶しています。(十分に充電されて
いないバッテリーを挿入した場合は、記
憶時間は短くなることがあります)しか
し、それ以上時間が経過すると設定が消
えますので、もう一度時計を設定してく
ださい。(P18)
≥
内蔵メモリーやカードのデータが破壊さ
れる可能性がありますので、アクセス中は
カードやバッテリーを取り出さないでく
ださい。
(
P15
≥
カメラの設定が正しく保存されない可能性
がありますので、電源を [OFF] にし、液晶
モニターと動作表示ランプ(緑)が消灯し
てからバッテリーを取り出してください。
≥ 付属のバッテリーは、本機専用です。
本機以外で使わないでください。
≥
専用バッテリー(DMW-BCD10)をお使
いください。
)
準備
13
カードの出し入れ
カード(別売)を入れる・取り出す
≥ 電源が [OFF]、レンズが収納されていることを確認する。
≥ SD メモリーカード(別売)またはマルチメディアカード(別売)を用意する。
≥ カードを挿入していない場合は、内蔵メモリーで画像の記録や再生ができます。
(P15)
1
開閉レバーを
側)に
テリー扉を開く
矢印の方向(OPEN
スライドさせてカード/ バッ
OPEN LOCK
3 1カード/バッテリー扉を閉じる
2 開閉レバーを矢印の方向
(LOCK 側)にスライドさせて
確実に閉じる
OPEN LOCK
2 カードを入れるときは「カチッ」
と音がし、ロックするまで奥まで
入れる
取り出すときは「カチッ」と音が
するまで押し、まっすぐ引き抜く
≥ カードの向きを確認してください。
≥ カードの裏の接続端子部に触れない
でください。
≥
カードを奥まで入れないと、カードが
壊れる原因になることがあります。
14
≥ カード / バッテリー扉が完全に閉じ
ない場合は、一度カードを取り出し
てから、もう一度入れ直してくださ
い。
≥ 電源を [ON] にしたままカードを入れた
り、取り出したりすると、カードやカー
ドのデータが壊れる原因になることが
あります。
≥ カードは当社製のものをお使いいただ
くことをおすすめします。
内蔵メモリー/カード
内蔵メモリー / カードについて
■ 内蔵メモリーについて()
カードを挿入していない場合は、内蔵メモ
リーで画像の記録や再生ができます。
≥
内蔵メモリーの容量は約 13.4 MB です。
≥ 内蔵メモリーで記録できる動画は、
QVGA(320
(P64)
k240 画素)のみです。
■ カードについて()
カードを挿入している場合は、カードで画
像の記録や再生ができます。
(カードを挿入しているときは内蔵メモ
リーは使えません)
■ アクセス中は・・・
≥
内蔵メモリー(またはカード)に画像を
記録しているときは、アクセス表示が赤
く点灯します。
≥ アクセス表示が点灯しているときや、画
像の読み出しや削除、内蔵メモリー(ま
たはカード)のフォーマット(P96)中
などは、以下のことをお守りください。
・電源を [OFF] にしない
・バッテリーやカード(カードを使用し
ている場合)を取り出さない
・本機に振動や衝撃を与えない
・AC アダプター(別売:DMW-AC5)
を抜かない(AC アダプター使用時)
カードやカードのデータが壊れたり、本
機が正常に動作しなくなることがあり
ます。
画面に表示されるアイコン
※内蔵メモリーやカードに記録された画
像データは内蔵メモリーからカードへ、
またはカードから内蔵メモリーへコ
ピーすることができます。(P94)
≥ 内蔵メモリー(約 13.4 MB)は、カー
ド使用時にカードの容量がなくなった
場合の臨時用メモリーとしてお使いい
ただけます。
≥ 内蔵メモリーやカードに記録された
データは電磁波、静電気、本機やカード
の故障などによりデータが壊れたり消
失することがあります。大切なデータは
パソコンなどに保存することをおすす
めします。
≥ カードより内蔵メモリーの方がアクセ
ス時間が長い場合があります。(最大約
7秒)
≥ パソコンやその他の機器でフォーマッ
トされた場合、もう一度本機でフォー
マットしてください。(P96)
つづく
内蔵メモリーの場合
(アクセス表示)
準備
3
カードの場合
(アクセス表示)
15
内蔵メモリー/カード
■ SD メモリーカード(別売)とマルチ
メディアカード(別売)について
SD メモリーカードとマルチメディアカー
≥
ドは小型、軽量で、着脱可能な外部メモ
リーカードです。
≥
SDメモリーカードは
記録/読み出し速度が
速く、カードへの書き
込みやフォーマット
を禁止する書き込み
禁止スイッチを備え
ています。
(スイッチを「LOCK」側にしておくと、
カードへの書き込みやデータの消去、
フォーマットはできなくなり、戻すと可
能になります)
SDメモリーカード
書き込み禁止
スイッチ
2
≥ 本機では、以下の容量(8 MB 〜 2 GB
まで)の SD メモリーカードが使用でき
ます。
8 MB、16 MB、32 MB、64 MB、
128 MB、256 MB、512 MB、
1GB、2GBまで
最新情報は下記サポートサイトで
ご確認ください。
http://panasonic.jp/support/dsc/
≥ SD メモリーカードの記録可能枚数・時
間については 129ページを参照してく
ださい。
≥
本機は SD 規格に準拠した FAT12、FAT16
形式でフォーマットされた
カードに対応しています。
SD メモリー
≥ 本機はマルチメディアカードでの動画
撮影には対応していません。動画撮影に
は高速タイプのSD メモリーカードを使
用することをおすすめします。(P64)
■ miniSDTMカード(別売)について
≥
miniSDTMカードを本機で使用する場
合は、専用の miniSD
必ず装着してお使いください。
≥ miniSD
TM
アダプターのみを本機に挿
入すると、正常に動作しません。必ず、
TM
miniSD
さい。
カードを入れてお使いくだ
TM
アダプターを
16
レンズキャップ・ストラップを付ける
■ ストラップ(付属)を付ける
レンズキャップ・ストラップ
1 レンズキャップ / ストラップ
取付部にとおす
1
2
■ レンズキャップ(付属)を付ける
1 レンズキャップにひもをとおす
2
レンズキャップ / ストラップ取付部
にレンズキャップひもをとおす
≥ ストラップがしっかり付けられている
ことを確認してください。
≥ ストラップを外すときは、先のとがった
もので、ひもの結び目をほどいて外して
ください。
≥ 電源を[OFF]にしているときや持ち運ぶ
とき、撮影した画像の再生中は、レンズ
面の保護のため、レンズキャップを取り
付けてください。
≥ レンズキャップを外して撮影してくだ
さい。
≥ レンズキャップを取り付けたまま電源
を [ON] にし、ズーム操作を行うと、「レ
ンズキャップを外して電源を入れ直し
てください」とメッセージが表示されま
す。レンズキャップを外して、電源を入
れ直してください。
≥ レンズキャップの紛失にお気をつけく
ださい。
≥ ストラップとレンズキャップを同時に
お使いになるときは、取り付けにくい場
合があります。このような場合は、スト
ラップを先に取付部にとおしたあと、レ
ンズキャップひもをとおすと取り付け
やすくなります。
準備
3 レンズキャップを付ける
ここを
つまんで付ける
17
時計設定
時計を設定する
■ お買い上げ時は・・・
時計設定はされていませんので、電源
を [ON] にすると、下のような画面が
表示されます。
MENU / SET
ボタン
時計を設定してください
≥
約 5 秒経過すると画面が消えますの
時計設定
MENU
SET
で、電源を入れ直してください。
1 上記画面が表示されている間に、
[MENU/SET] ボタンを押す
2 3/4/2/1 で年月日、時刻、表
示の順番を合わせる
:ホームの時間
:旅行先の時間
時計設定
2006.. 1. 1 0: 00
表示順を変える
2/1:合わせたい項目(年・月・日・
3/4:年月日、時刻、表示順を設定
18
( P62)
年/月/日
設定選択 終了
時・分・表示順)を選ぶ
する
OFF
ON
カーソルボタン
MENU
表示順を変えると、以下のように表
≥
示されます。
(例;2006年12月1 日10 時 00 分)
[年/月/日]:2006.12.1 10:00
[日/月/年]:10:00 1.DEC.2006
[月/日/年]:10:00 DEC.1.2006
≥ 旅行先の時間 [ ] を設定する場合
は、ワールドタイム(P62)をお読
みください。
3 [MENU/SET] ボタンを数回
押してメニューを終了する
≥
時計設定終了後、一度電源を [OFF] にし
てからもう一度 [ON] にして、設定どお
り表示されているか確認してください。
■ 時計設定を変更する場合
1 [MENU/SET] ボタンを押して、メ
ニュー画面を表示し、
2
4
で
セットアップメニューアイコン
[]
を選び、1 を押す(P19)
3
3/4で[ 時計設定 ]を選んで1を押
し、上記
2、3
セットアップ
時計設定
ワールドタイム
液晶明るさ
トラベル
オートレビュー
選択
≥ 満充電されたバッテリーを挿入して約
24 時間経過すると、バッテリーを取り
出して放置しても、約 3ヵ月は時計設定
を記憶しています。
≥ 年は 2000 年から2099 年まで設定で
きます。時刻は 24 時間表示です。
≥ 日付設定を行っていないと、お店にプリ
ントを依頼するときに、日付をプリント
することができませんのでお気をつけ
ください。(P88)
2 を押す
の手順で設定する
1
/
4
n
0
終了
OFF
1秒
MENU
日付
セットアップメニュー
必要に応じて設定する( :セットアップメニュー)
≥
必要に応じて設定してください。(各項目については20〜23ページをお読みください)
≥ モードダイヤル(P5)で選んでいるモードによって、メニュー項目は異なります。
ここでは、通常撮影モード [ ] で、[操作音]を設定する例で説明しています。
≥
メニュー設定をお買い上げ時の状態に戻すには、[ 設定リセット ] を実行してください。(P22)
1 [MENU/SET] ボタンを押して、
2 を押す
1
終了
終了
AUTO
AUTO
1
n
OFF
1秒
/
3
MENU
SET
MENU
1
を押す
/
4
0
MENU
撮影
ホワイトバランス
ISO
感度
アスペクト
設定
記録画素数
クオリティ
選択
2 4
でセットアップメニューアイ
コン[ ]を選び、
セットアップ
時計設定
ワールドタイム
液晶明るさ
トラベル
日付
オートレビュー
選択
3 3/4 でメニュー項目を選ぶ
1
終了
終了
/
4
n
0
OFF
1秒
MENU
2
/
4
2分
OFF
LEVEL
MENU
2/4画面
3
セットアップ
時計設定
ワールドタイム
液晶明るさ
トラベル
オートレビュー
選択
セットアップ
パワーセーブ
ECO
エコモード
操作音
シャッター
スピーカー
選択
日付
ここで4を押すと
次の画面に切り換わります。
音
音量
4 1
を押して3/4で設定内容を
選び、[MENU/SET] ボタンを押す
2
2分
OFF
/
4
セットアップ
パワーセーブ
ECO
エコモード
操作音
シャッター
音
音量
LEVEL
3
MENU
MENU
スピーカー
決定選択
SET
5
[MENU/SET]ボタンを押してメ
ニューを終了する
≥ 撮影モード時は、シャッターボタン
半押しでも終了できます。
■ メニュー画面の項目について
≥
メニュー画面は 1/4 〜 4/4 画面まであ
ります。
≥ ズームレバーを回すと、簡単にメニュー
画面を切り換えることができます。
1/4画面
セットアップ
時計設定
ワールドタイム
液晶明るさ
トラベル
オートレビュー
選択
日付
選択
1
/
4
セットアップ
n
0
パワーセーブ
ECO
OFF
エコモード
1秒
操作音
MENU
終了
シャッター
スピーカー
2/4画面
セットアップ
音
音量
終了
選択
2
/
4
2分
OFF
番号
リセット
リセット
設定
LEVEL
3
USBモード
MENU
ハイライト
ビデオ
出力
3/4画面
セットアップ
表示
終了
選択
3
/
4
OFF
TV
アスペクト
NTSC
シーンメニュー
言語設定
MENU
4/4画面
4
/
4
AUTO
日本語
MENU
終了
つづく
準備
19
セットアップメニュー
MENU
SET
を押してメニューを表示し、セットアップメニュー [ ] から各項目を選んでください。(P19)
はお買い上げ時の設定です。
項目 設定内容
時計設定
日付や時刻を変更するときに設定します。(P18)
ワールド
タイム
ワールドタイムの設定については 62ページをお読みください。
≥
液晶明るさ
トラベル日付OFF: 旅行の経過日数を記録しません。
: お住まいの地域の時刻を設定 / 表示します。
液晶の明るさを 7 段階で調整できます。
: 旅行先の地域の時刻を設定 / 表示します。
設定: 旅行の経過日数を記録します。
≥ トラベル日付の設定については 60ページをお読みください。
1秒: 撮影後に撮影画像が約 1 秒間表示されます。
3秒: 撮影後に撮影画像が約 3 秒間表示されます。
ZOOM:
オート
レビュー
OFF: 撮影後に撮影画像が自動的に表示されません。
撮影後に撮影画像が約 1 秒間表示されます。そのあ
と、4 倍に拡大された画像が約 1 秒間表示されます。
ピントの確認に便利です。オートブラケット撮影、連
写、音声付き静止画は、[ZOOM] に設定していても
拡大されません。
≥ 動画撮影モード [ ] 時は、オートレビューされません。
≥ オートブラケット撮影(P46)、連写(P48)時は、オートレビューの設定に関わら
ず、オートレビューされます。(拡大はされません)
≥ オートレビューの設定に関わらず、音声付き静止画は、記録中(P76)にオートレ
ビューされます。(拡大はされません)
≥ オートブラケット撮影、連写、動画撮影モード、シーンモードの自分撮りモード
(P53)、音声記録時は、オートレビューの設定はできません。
≥ かんたんモード [ ] 時は [ 1秒 ] に固定されます。
20
セットアップメニュー
MENU
SET
を押してメニューを表示し、セットアップメニュー [ ] から各項目を選んでください。(P19)
項目 設定内容
1分 / 2 分 /5 分 /10 分 :設定した時間の間に何も操作しない
パワーセーブ
OFF: パワーセーブモードになりません。
≥
パワーセーブを解除するには、シャッターボタンを半押しするか、または電源を [OFF]
にしてからもう一度 [ON] にしてください。
と、パワーセーブモード(電源を自
動的に切り、バッテリーの消耗を防
ぐ)になります。
≥ エコモード設定時またはかんたんモード [ ] 時は、[2 分] に固定されます。
≥ AC アダプター(別売:DMW-AC5)使用時、パソコン接続時、プリンター接続時、動
画撮影 / 再生時、スライドショー中はパワーセーブは働きません。(ただし、スライド
ショー一時停止中または [MANUAL] スライドショー中は、10 分固定でパワーセー
ブが働きます)
使用しない間、液晶モニターを自動的に消灯することで、バッテ
リーの消耗を防ぎます。
LEVEL 1:撮影時に約 15秒間何も操作をしないと、液晶モニター
ECO
エコモード
LEVEL 2:
が消灯します。
撮影時に約 15 秒間何も操作をしない、または撮影後約
5秒間何も操作をしないと、液晶モニターが消灯します。
OFF:
エコモードになりません。
≥ エコモードでは、フラッシュを充電している間、液晶モニターが消灯します。
≥ 液晶モニター消灯中は動作表示ランプが点灯します。液晶モニターを再度点灯させる
には、いずれかのボタンを押してください。
≥
エコモードでは、パワーセーブの設定時間が [2 分] に固定されます。
[ ただし、AC アダプター(別売:DMW-AC5)使用時は、パワーセーブは働きません ]
≥ かんたんモード [ ] 時、AC アダプター(別売:DMW-AC5)使用時、メニュー画面
表示中、セルフタイマー設定中、動画撮影中はエコモードは働きません。
つづく
準備
操作音
シャッター音
スピーカー音量スピーカーの音量を LEVEL6 〜 0 の 7 段階に調整できます。
≥
テレビと接続したとき、テレビのスピーカーの音量は変わりません。
:操作音なし :操作音小 :操作音大
:シャッター音なし :シャッター音小 :シャッター音大
LEVEL 3)
(
21
セットアップメニュー
MENU
SET
を押してメニューを表示し、セットアップメニュー [ ] から各項目を選んでください。(P19)
項目 設定内容
次に撮影される画像のファイル番号を 0001 から記録したい場合
番号リセット
に設定します。(フォルダー番号が更新され、ファイル番号が 0001
から始まります)
≥ フォルダー番号は 100 〜 999 まで作成されます。
フォルダー番号が 999 になると番号リセットができなくなりますので、データをパ
ソコンなどに保存してフォーマットすることをおすすめします。
≥ フォルダー番号を 100 にリセットするには、まず内蔵メモリーまたはカードをフォー
マット(P96)してから、番号リセットを実行し、ファイル番号をリセットしてくだ
さい。そのあと、フォルダー番号のリセット画面が表示されますので、[はい ] を選ん
でフォルダー番号をリセットしてください。
≥ ファイル番号、フォルダー番号について、詳しくは 98ページを参照してください。
以下の設定をお買い上げ時の状態に戻します。
設定リセット
撮影設定
セットアップ設定
≥ セットアップ設定をリセットすると、シーンモードの赤ちゃんモード(P57)の誕生
日設定やトラベル日付(P60)の旅行の経過日数、ワールドタイム(P62)の設定内
容もリセットされます。また、再生メニューの [ お気に入り ](P84)は [OFF]、[回
転表示](P85)は [ON] になります。
≥ フォルダー番号、時計設定の設定内容は変わりません。
USB 接続ケーブル(付属)を使って本機をパソコンやプリンター
に接続する際に、USB 通信方式を設定します。
接続時に選択: パソコンまたは PictBridge 対応プ
USBモード
PC:
PictBridge(PTP):PictBridge
マス
≥ [PC] に設定すると、USB の Mass
ストレージ
Storage
通信方式で接続されます。
≥ [PictBridge(PTP)] に設定すると、USB の PTP(Picture
信方式で接続されます。
ハイライト
表示
OFF: ハイライト表示しません。
ON: オートレビューまたはレビュー時に、白とびの起こっ
ている部分を黒と白の点滅で表示します。(P38)
22
リンターに接続したときに、[PC] ま
たは [PictBridge(PTP)] のいずれ
かを選択します。
パソコンに接続する場合に設定します。
対応プリンターに接続する
場合に設定します。
ピクチャー
トランスファー
Transfer
プロトコル
Protocol
)通
セットアップメニュー
MENU
SET
を押してメニューを表示し、セットアップメニュー [ ] から各項目を選んでください。(P19)
項目 設定内容
ビデオ出力
(再生モー
ドのみ)
NTSC: ビデオ出力を NTSC 方式にします。
PAL: ビデオ出力を PAL 方式にします。(P106)
TV アスペクト
(再生モー
ドのみ)
≥
[]は、アスペクト設定を [ ] で撮影した画像を 16:9 のテレビで画面いっぱいに
表示するときに適しています。このとき、アスペクト設定を [ ] または [ ] で撮影
した画像には、左右に黒い帯が付いて表示されます。
≥
[ ]に設定した場合、アスペクト設定を [ ]または[ ] で撮影した画像には、上下
に黒い帯が付いて表示されます。
:
画面が 16:9 のテレビと接続する場合に選んでください。
:
画面が 4:3 のテレビと接続する場合に選んでください。
≥ [ ] に設定した場合、AV ケーブル(付属)を使って出力すると(P104)、本機の
液晶モニターでは画像が縦長に表示されます。
シーン
メニュー
言語設定
AUTO: モードダイヤルを[ ] または、[ ] に合わせた
とき、シーンモードメニューが自動的に表示されま
す。お好みのシーンモードを選択してください。
(P50)
OFF:
メニュー画面は以下の 2 言語から設定できます。
び、[MENU/SET] ボタンで決定してください。誤って英語に設定し
た場合は、メニューアイコンの [ ] を選び言語を設定してください。
日本語: メニュー画面を日本語表記にします。
ENGLISH: メニュー画面を英語表記にします。
モードダイヤルを[ ] または、[ ] に合わせた
とき、シーンモードメニューが表示されず、現在選
択されているシーンモードで動作します。シーン
モードを変更する場合は、[MENU/SET] ボタンを
押してシーンモードメニューを表示させてから、お
好みのシーンモードを選択してください。
SCN
SCN
1
1
SCN
SCN
3/4
2
2
で言語を選
準備
≥ [ ワールドタイム ]、[液晶明るさ]、[ トラベル日付 ]、[ 操作音 ]、[ シャッター音 ]、[番号
リセット]、[ 言語設定 ] は、かんたんモード [ ] にも反映されます。
23
通常撮影モード
撮影する( :通常撮影モード)
モードダイヤルを に合わせてください。
被写体の明るさに応じて、シャッタースピードと絞り値をカメラが自動的に設定します。
≥ レンズキャップを外す。
≥ 電源を [ON] にする。
2
SCN
1
シャッターボタン
SCN
OFF
ON
1 ピントを合わせたい位置にAF エ
リアを合わせ、シャッターボタン
を半押しする
フォーカス
表示
AF エリア
フォーカス音 ピピピピッ ピピッ
2 シャッターボタンを全押しして
撮影する
ピントが
合っていな
ピントが
合ったとき
いとき
点滅(緑) 点灯(緑)
白→赤
または AF エ
白→緑
リアなし
フォーカス表示
測光モード
≥
フォーカス表示が点灯し、シャッター
絞り値
AFエリア
シャッター
スピード
1/25F2.8
スピードと絞り値が表示されます。
≥
AF モードを 9 点または 3点高速に設
定している場合は、ピントが合うまで
AF エリアは表示されません。(P77)
≥ 暗い場所での撮影時またはデジタル
ズーム時は、通常よりも大きな AF
エリアが表示されます。(P77)
ピントの合う範囲
W端 T端
通常撮影モード時
40 cm 〜
∞2m〜∞
≥ マクロモード時のピントの合う範囲に
ついては 49ページをお読みください。
24
≥ 撮影前に、時計設定を確認することをお
すすめします。(P18)
≥ シャッターボタンを押すと、一瞬液晶モ
ニターの画面が明るくなったり、暗く
なったりする場合があります。これはピ
ントを合わせやすくするためで、記録さ
れる画像に影響はありません。
≥ パワーセーブの時間が設定されている
とき(P21)は、設定された時間内に本
機の操作をしないと自動的に電源が切
れます。再び本機の操作をするときは、
シャッターボタンを半押しするか、電源
を [OFF] にしてからもう一度[ON] にし
てください。
≥ ノイズが気になるときは、ISO 感度を低
くする(P73)、または [画質調整 ] を
[ナチュラル] にする(P79)ことをお
すすめします。(お買い上げ時の設定で
は、ISO 感度が [AUTO] になっている
ため、屋内などの撮影では ISO 感度が
高くなります)
上手に撮影するために
■ 本機の構え方について
≥
両手で本機を軽く持ち、脇を閉め足を開
いて構えてください。
≥ シャッターボタンを押す瞬間に、カメラ
が動かないようにお気をつけください。
≥ フラッシュ発光部や AF 補助光ランプな
どを指などでふさがないでください。
≥ レンズ部には触らないでください。
≥
太陽光などが液晶モニターに反射して画
面が見にくい場合は、手などでさえぎって
ご使用いただくことをおすすめします。
横に構えて撮る場合
縦に構えて撮る場合
■ 縦位置検出機能について
本機を縦に構えて撮影した画像を、再
生時に自動で縦向きに表示することが
できる機能です。([回転表示](P85)
を [ON] に設定している場合のみ)
本機を上に向けたり、下に向けたりして
≥
撮影すると、画像を縦向きに表示できな
い場合があります。
≥ 動画再生時、コマ撮りアニメ作成時は、
画像を縦向きに表示できません。
通常撮影モード
■ 撮りたい被写体が AF エリアから外
れている場合(AF/AE ロック)
下のような構図で人物の写真を撮影し
たい場合、被写体が AF エリアから外
れているので、そのままシャッターボ
タンを押すだけでは背景などにピント
が合ってしまい、被写体にピントが合
いません。
3
このようなときは、
1 被写体に AF エリアを合わせる
2 シャッターボタンを半押しし、ピン
トと露出を固定する
ピントが合うと、フォーカス表示が
≥
点灯します。
3 シャッターボタンを半押ししたま
ま、撮りたい構図に本機を動かす
4 シャッターボタンを全押しする
≥
AF/AE ロック操作は、シャッターを切
る前なら何回でもやり直せます。
1/25F2.8
AF:「AutoFocus」の略で、カメラが自
動でピントを合わせる機能です。
AE:「Auto Exposure」の略で、被写体
の明るさをカメラが判断して、自動
で露出を決める機能です。
1/25F2.8
つづく
基本
25
通常撮影モード
■ ピントについて
≥
ピントが合う範囲は 40 cm 〜∞(W 端
時)、2 m 〜∞(T 端時)です。近くの
ものを撮影したい場合は、マクロモード
をお使いください。(P49)
≥ 撮影可能範囲外で使用しているときは、
フォーカス表示が点灯していてもピン
トが合っていない場合があります。
≥ 以下のような場合はピントがうまく合
いません。
・遠くと近くのものを同時に撮る
・汚れたガラスの向こうのものを撮る
・キラキラと光るものが周りにある
・暗い場所を撮る
・動きの速いものを撮る
・コントラスト(濃淡)の低いものを撮る
・手ブレしている
・高輝度(非常に明るいもの)を撮る
AF/AE ロックを使って撮影することを
おすすめします。暗い場所では、ピント
合わせのためにAF 補助光ランプ(P78)
が点灯することがあります。
≥ フォーカス表示が出てピントが合って
も、シャッターボタンを離すとピントが
解除されます。もう一度半押ししてピン
トを合わせてください。
■ 手ブレを防ぐために
≥
シャッターボタンを押し込む際の手ブ
レにお気をつけください。
≥
シャッタースピードが遅くなり手ブレし
やすいときは、手ブレ警告表示が出ます。
≥ 手ブレ警告表示が出るときは、三脚の使
用をおすすめします。または撮る姿勢
(P25)にお気をつけください。三脚使
用時にはセルフタイマー(P44)を使う
と、シャッターボタンを押したときのカ
メラブレを防ぐことができます。
≥ 特に以下の場合にはシャッタースピー
ドが遅くなって撮影されますので、
シャッターを切ったあと、画像が出るま
で本機を固定してください。三脚の使用
をおすすめします。
・赤目軽減スローシンクロ(P41)
& 人物モード(P52)/
・夜景
夜景モード(P53)/
パーティーモード(P54)/
キャンドルモード(P54)/
花火モード(P55)/
星空モード(P55)
・スローシャッター設定で、シャッター
スピードを遅くした場合(P79)
■ 露出について
≥
適正露出にならないときは、シャッター
ボタンを半押ししたときに、絞り値と
シャッタースピードの数値の色が赤色
になります。(ただし、フラッシュ発光
時は赤くなりません)
数値が赤くなります
1/8F2.8
26
手ブレ警告表示
1/10F2.8
≥ 特に暗い場所での撮影は、液晶モニター
の明るさと実際に撮影される画像が異
なる場合があります。
≥ 晴天の空や雪など、明るい被写体が画像
の大半を占めると、暗く撮影される場合
があります。その場合は、露出を補正し
てください。(P45)
かんたんモード
かんたんモードで撮る( :かんたんモード)
モードダイヤルを に合わせてください。
初心者でも簡単に撮影できます。必要な項目だけがわかりやすく表示されますの
で、迷うことがありません。
■ 必要に応じてメニュー設定をする
1 [MENU/SET] ボタンを押す
2 3/4 でメニュー項目を選び、1
を押す
かんたん
モード
画質設定
オートレビュー
操作音
時計設定
選択
3 3
/4で設定内容を選び、[MENU/
SET] ボタンを押す
4
[MENU/SET]ボタンを押してメ
ニューを終了する
≥ シャッターボタン半押しでも終了で
きます。
決定
引き伸ばし
サイズ(3:2)
L
E
メール
MENU
項目 設定内容
引き伸ばし:
画質設定
オート
レビュー
操作音
時計設定
≥
[画質設定]の[ Lサイズ(3:2)]、[E
メール] は、EX 光学ズームが働き、ズー
ム倍率が最大 12.5 倍まで拡張されます。
(P31)
A3 や A4 などの大きめのサイ
ズにプリントするときに最適
です。
L サイズ(3:2):
Lサイズ(89mmk127 mm)
の大きさにプリントするときに
最適です。
E メール:
E メールの添付画像やホーム
ページ用画像などに使用すると
きに最適です。
OFF: 自動的に表示されま
せん。
撮影後に撮影画像が約
ON:
1秒間表示されます。
OFF: 操作音なし
小 : 操作音小
大 : 操作音大
日付や時刻を変更するときに
設定します。(P18)
≥ [操作音 ]、[時計設定 ] のかんたんモード
での設定内容は、他の撮影モードにも反
映されます。
≥ セットアップメニューでの [ ワールドタ
イム ](P20)、[ 液晶明るさ](P20)、
[ トラベル日付 ](P20)、[ 操作音 ]
(P21)、[ シャッター音 ](P21)、[番
号リセット ](P22)、[言語設定 ](P23)
は、かんたんモードにも反映されます。
つづく
基本
27
かんたんモード
■ かんたんモード時の設定内容
かんたんモード時は、その他の設定項目
が次のように固定されます。詳しくは、
それぞれのページをお読みください。
項目 設定内容
撮影可能範囲 1 m 〜∞(T 端時)
5
c
m 〜∞(W 端時)
オートレビュー
(P20)
パワーセーブ
(P21)
セルフタイマー
(P44)
手ブレ補正
(P47)
連写速度(P48) 低速(2 コマ / 秒)
ホワイトバランス
(P71)
ISO 感度(P73) AUTO
アスペクト設定 /
記録画素数 /
クオリティ
(P73、P74)
測光モード
(P76)
AF モード
(P77)
AF 補助光
(P78)
スローシャッター
(P79)
1秒
2分
10 秒
MODE1
AUTO
引き伸ばし:
/ (5M)/ ファイン
L サイズ (3:2):
/ (2.5MEZ)/
スタンダード
E メール:
/ (0.3MEZ)/
スタンダード
評価測光
1点
ON
1/8 −
≥ かんたんモードでは、以下の機能が使え
ません。
・ハイアングルモード
・ホワイトバランス微調整
・露出補正
・オートブラケット
・音声記録
・デジタルズーム
・カラーエフェクト
・画質調整
・AF 連続動作
・ハイライト表示
・撮影ガイドライン
・エコモード
≥ かんたんモードでは、以下の設定が変更
できません。
・トラベル日付
・ワールドタイム
28
■ 逆光補正機能
逆光とは、被写体の後ろ側から光が当
たることです。
このとき、人物など被写体が暗く写り
ます。
3 を押すと、[ ](逆光補正オン表示)
が表示され、逆光補正が働きます。画
像全体を明るくすることにより、逆光
を補正します。
かんたんモード
3
逆光補正
3
逆光補正
逆光補正オン表示
[ ] が表示されているときに 3 を押す
≥
と、[ ] が消え、逆光補正が解除され
ます。
≥ 逆光補正機能使用時は、フラッシュを使
用することをおすすめします。(フラッ
シュを使用するときは、強制発光 [ ]
になります)
≥ 逆光補正がオフのときに、フラッシュを
使用する場合は、赤目軽減オート [ ]
になります。
基本
29
ズーム
ズームについて
光学ズームで撮る
モードダイヤル設定:
光学ズーム 10 倍までの範囲で、人や物を大きく撮ったり風景などを広角に撮る
ことができます。
SCN1SCN
2
■大きく(望遠)撮る
ズームレバーを T 側へ回す
記録画素数[](5M)設定時
3
W T
10X
■広く(広角)撮る
ズームレバーを W 側へ回す
記録画素数[](5M)設定時
3
W T
1X
≥ 動画撮影モード [ ] 時、撮影しながら
ズーム操作を行うことができます。この
とき、AF 連続動作(P78)は [ON] に
設定することをおすすめします。(P64)
≥ 電源 [ON] 時は W 端(1 倍)です。
≥ 画像はズーム倍率によってわずかにゆ
T
W
がんで撮影されます。これをディストー
ション(歪曲収差)といいます。広角に
して被写体に近づいて撮影するほど
ディストーションは大きくなります。
≥ 画像はズーム倍率によって被写体の輪
郭などにわずかに着色して撮影される
ことがあります。これを色収差といいま
す。望遠にしたときに色収差は目立つこ
とがあります。
≥ ピントを合わせたあと、ズーム操作をし
た場合は、もう一度ピントを合わせ直し
てください。
≥ ズーム倍率はめやすです。
W
が伸び縮みします。ズーム中に、レンズ
鏡筒の動きを妨げないようにお気をつ
けください。
≥ ズーム位置によって、レンズ鏡筒(P10)
T
≥ ズームレバーを操作すると、多少音がし
たり振動したりしますが、故障ではあり
ません。
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