Panasonic HX-DC2 User Manual [ja]

保証書別添付

取扱説明書

デジタルムービーカメラ
品番 HX-DC2
このたびは、パナソニック製品をお買い上げいただき、 まことにありがとうございます。
取扱説明書をよくお読みのうえ、正しく安全にお使いください。ご使用前に「安全上のご注意」(129 〜 137 ページ)を必ずお読
みください。
保証書は「お買い上げ日・販売店名」などの記入を確かめ、取扱
The English Quick Reference Guide is indicated on P149 to
156. Refer to the pages if you prefer English.
1AG6P1P6456-B(S)
安全上のご注意
準備
基本
応用・撮影
応用・再生
コピー / ダビング
パソコンで使う
大事なお知らせ
VQT4D13-2
目次
準備
付属品 ....................................................................................................5
必ずお読みください.............................................................................6
各部の名前 ............................................................................................8
電源の準備 .........................................................................................11
バッテリーを入れる / 出す(11)バッテリーを充電する(13)充電時間と撮影可能時間の目安(14)
カードに記録するには......................................................................16
本機で使えるカード(16)SD カードを入れる / 出す(17)
電源を入れる / 切る ..........................................................................19
スタンバイモードについて(20)エコモード機能について(20)温度上昇警告アイコンについて(21)
モードを選ぶ .....................................................................................22
時計を設定する ................................................................................22
基本
撮影前の確認 .....................................................................................24
ビデオを撮る .....................................................................................26
写真を撮る .........................................................................................28
ビデオ撮影中、音声記録中の写真撮影について(30)
音声を記録する..................................................................................31
インテリジェントオート.................................................................32
再生する .............................................................................................34
メニュー設定する..............................................................................37
オプションメニューを使う ..............................................................39
オプションメニュー1(39)オプションメニュー 2(40)オプションメニュー3(42)
2
「安全上のご注意」を必ずお読みください (129 〜 137 ページ)
応用・撮影
ズーム.................................................................................................45
ダブルレンジズーム(46)ズームモード(47)
手ブレ補正 ......................................................................................... 48
連写撮影する................................................................................... 49
パノラマ写真を撮影する.................................................................51
メニュー設定して撮影機能を使う ..................................................53
撮影メニュー 1(53)撮影メニュー 2(58)撮影メニュー 3(62)撮影メニュー 4(67)
マニュアルで撮る ............................................................................69
ホワイトバランス設定(69)フォーカス設定して撮る(71)
応用・再生
再生操作する .....................................................................................72
操作アイコンを使っての再生操作(72)ビデオから写真を作成する(73)パノラマ写真の一部を切り出す(73)再生中の写真を拡大する(再生ズーム)(74)
いろいろな再生機能..........................................................................75
スライドショーの設定をして再生する(75)ファイル情報を表示する (77)
再生メニューを使う..........................................................................78
再生メニュー 1(78)再生メニュー 2(80)
消去 ...................................................................................................84
プロテクト(86)
テレビ
につないで見る........................................................................ 87
HDMI ミニケーブルで接続時の設定(90)テレビ方式の設定(90)
ビエラリンク(HDMI)を使ってテレビで再生する ..................... 91
3
目次(続き)
「安全上のご注意」を必ずお読みください (129 〜 137 ページ)
コピー / ダビング
内蔵メモリーから SD カードに ブルーレイディスクレコーダーやビデオなどで
ダビングする .................................................................................... 95
コピーする
.....................................93
パソコンで使う
パソコンでできること......................................................................99
動作環境 ..........................................................................................101
ソフトウェアのインストール .......................................................104
パソコンと接続する.......................................................................105
カードリーダーとして使う(106)WEBカメラとして使う(109)
HDWriterVE2.0 を起動する...................................................111
ソフトウェアの取扱説明書を読む(111)
Mac をお使いの場合 .....................................................................112
ファイルを WEB サービスにアップロードする .......................114
Eye-Fi 連動機能を使う ................................................................116
大事なお知らせ
画面の表示 ......................................................................................119
メッセージ表示...............................................................................122
故障かな!?と思ったら ...............................................................122
使用上のお願い...............................................................................138
別売品のご紹介...............................................................................146
海外で使う ......................................................................................147
Quick Reference Guide ................................................................. 149
著作権について...............................................................................157
記録可能時間の目安.......................................................................158
写真の記録可能枚数の目安 ........................................................... 160
仕様 ..................................................................................................162
保証とアフターサービス(よくお読みください)......................165
さくいん ..........................................................................................169
44
準備
準備
バッテリーパック
VW-VBX070
AC アダプター
VSK0750
AV ケーブル
VFA0543
レンズキャップ
VFC4701
USB 接続ケーブル
VFA0554
CD-ROM
(パソコン専用)
レンズキャップストラップ
VFC4702
ハンドストラップ
VFC4627
落下防止のため、必ず取り付 けてください。(P9)
付属品は販売店でお買い求めいただけます。 パナソニックの家電製品直販サイト「パナセ ンス」でお買い求めいただけるものもありま す。詳しくは「パナセンス」のサイトをご覧 ください。
http://club.panasonic.jp/mall/sense/
携帯電話からもお買い求めいただけます。
http://p-mp.jp/cpm/
付属品
以下の付属品がすべて入っているかお確かめください。 記載の品番は、2012 年 1 月現在のものです。
包装材料などは商品を取り出したあと、適切に処理をしてください。
小物部品については乳幼児の手の届かないところに適切に保管してください。
5
必ずお読みください
ビデオ
写真
本機の記録方式と互換性について
本機は、高精細なハイビジョン映像を記録する MP4 方式
(MPEG-4 AVC ファイル規格)のデジタルムービーカメラです。
AVCHD規格や MPEG2動画とは規格方式が異なりますので、互換性
はありません。
事前に必ずためし撮りをしてください
大切な撮影のときには、必ず事前にためし撮りをし、正常に撮影や 録音されていることを確かめてください。
撮影内容の補償はできません
本機および SD カードや内蔵メモリーの不具合で撮影や録音され なかった場合の内容の補償につきましては、当社は一切の責任を 負いかねますので、あらかじめご了承ください。
本製品の使用、または故障により生じた直接、間接の損害につきま
しては、当社は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承 ください。また、本機を修理した場合においても同様です。
本製品によるデータの破損につきましては、当社は一切の責任を負
いかねますので、あらかじめご了承ください。
本書内の写真、イラストについて
本書内の製品姿図・イラスト・メニュー画面などは実物と多少異な りますが、ご了承ください。
本書での記載について
以下のように記載しています。
バッテリーパック→「バッテリー」SD メモリーカード、SDHC メモリーカード、SDXC メモリーカード
→「SD カード」
ビデオ撮影 / ビデオ再生で使える機能→
写真撮影 / 写真再生で使える機能→ 音声記録 / 音声再生で使える機能→
参照いただくページ→ P00「ファイル」とは、「シーン」と「写真」と「音声ファイル」のことです。
音声
6
準備
内蔵メモリーの取り扱い
本機は記録メモリーを内蔵しています。ご使用の際は、以下の点に 十分お気をつけください。
定期的に保存(バックアップ)をする
内蔵メモリーは一時的な保管場所です。静電気や電磁波、破損、 故障などで大切なデータが消失しないよう、パソコンやディスク などにコピーしてください。(P99)
内蔵メモリー、カードアクセス(認識、記録、再生、消去など)中に動
作表示ランプ(P10)が赤色点灯します。点灯中に下記の動作を行わな いでください。内蔵メモリーが破損したり、本機が正常に動作しなくな ることがあります。
−電源を切る(バッテリーを外す)
−カードを抜き差しする
−USB接続ケーブルを抜き差しする
−振動や衝撃を与える
本機の廃棄 / 譲渡につきましては 139 ページをお読みください。
つゆつき(レンズや液晶モニターが曇るとき)について
つゆつきは、温度差や湿度差があると起こります。レンズや液晶モ ニター汚れ、かび、故障の起こる原因となりますのでお気をつけく ださい。
つゆつきが起こる原因や処置について詳しくは 144 ページをお読みく
ださい。
7
各部の名前
液晶モニター(P25)
電源ボタン [ ](P19)
USB/AV 端子(P87、96、98、105)
USB 接続ケーブル、AV ケーブルは付属の
もの以外は接続しないでください。
HDMI ミニ端子(P87、91)
8
準備
ハンドストラップ取り付け部
バッテリー / カードカバー(P11、17)
撮影時: ズームレバー [W/T](P45)
再生時: ボリュームレバー(P35、76) ズームレバー [W/T](P74) サムネイル表示切り換え
[/]
(P35)
撮影開始 / 停止ボタン [ ](P26) MENU ボタン [MENU](P37)
SET ボタン [SET]
撮影機能の選択や再生 操作、 メニュー設定時などに使用し ます。(P34、37、64、72)
(上下左右の選択)
本書では、SET ボタンを下記の ように説明しています。
(例)
ズームレンジボタン [ ](P46)
フォトショット ボタン [ ](P28)
SET ボタンで選択するまたは
REC/ ボタン [REC/ ]
P22
バッテリー挿入部
カード挿入部
9
レンズ
使用しないときは、レンズ保護のためレンズキャップを取り付けてく ださい。
内蔵ステレオマイク
動作表示ランプ
(P7、13、17)
スピーカー
三脚取り付け穴
ねじの長さが5.5 mm以上の三脚
を取り付けると、本機を傷つける 場合があります。当社標準三脚 VW-CT45(別売)をお使いになる ことをお勧めします。
フラッシュ(P58)
フラッシュが高温に
なり、触れるとやけど をする場合がありま す。フラッシュには、 触れないようにして ください。
10
準備
電源の準備
本機で使えるバッテリー(2012 年 1 月現在)
本機で使えるバッテリーは VW-VBX070 です。
パナソニック純正品に非常によく似た外観をした模造品のバッテ リーが一部国内外で流通していることが判明しております。この ようなバッテリーの模造品の中には、一定の品質基準を満たした 保護装置を備えていないものも存在しており、そのようなバッテ リーを使用した場合には、発火・破裂等を伴う事故や故障につな がる可能性があります。安全に商品をご使用いただくために、バッ テリーを使用するパナソニック製の機器には、弊社が品質管理を 実施して発売しておりますパナソニック純正バッテリーのご使用 をお勧めいたします。 なお、弊社では模造品のバッテリーが原因で発生した事故・故障 につきましては、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
バッテリーを入れる / 出す
¥
電源ボタンを押して、電源を切る(P19)
バッテリー / カードカバーを開ける
1
1 バッテリー /カードカバーを押し
ながらスライドする
2
バッテリー /カードカバーを開ける
11
端子マークを合わせてバッテリーを入れる
端子マーク
2
バッテリーは向きが違っていても装着できますので、向きをよく
確認して入れてください。
バッテリー / カードカバーを閉じる
3
「カチッ」と音がするまで確実に閉じてください。
バッテリーを取り出すには
電源ボタンを押し続けて電源を切り、バッテリーを起こして取り外 してください。
必ず液晶モニターと動作表示ランプの消灯を確認してください。
12
準備
お知らせ
バッテリーを充電する
「グッ」と奥まで 差し込む
動作表示ランプ
ACアダプター
お買い上げ時、バッテリーは充電されていませんので、 十分に充電してからお使いください。
¥ AC アダプター、USB 接続ケーブルは付属のものをお使いくださ
い。他の機器の付属品は使用しないでください。
¥ バッテリーチャージャー VW-BCX1(別売)でも充電できます。 ¥
充電は、本機の電源が切れているかスリープ時(P20)に行います。 撮影や再生状態では充電できません。
¥ 充電は周囲の温度が 10 ℃〜 30 ℃(バッテリーの温度も同様)の
ところで行うことをお勧めします。
AC アダプター、USB 接続ケーブルは、本機専用ですので、他の機器 には使用しないでください。また、他の機器の AC アダプター、USB 接続ケーブルを本機に使用しないでください。
USB接続ケーブルを ACアダプターにつなぐ
1
AC アダプターのプラグ部分にゆるみ、ずれがないか確認してください。
AC アダプターを電源コンセントにつなぐ
2
USB 接続ケーブルを本機につなぐ
3
動作表示ランプが約 2 秒間隔(約 1 秒点灯、約 1 秒消灯)で赤色点
滅し、充電が始まります。充電が完了すると消灯します。
他の機器につないで充電するには 108 ページをお読みください。動作表示ランプの点滅速度が速いときや遅いときは 142 ページをお読
みください。
13
お知らせ
充電時間と撮影可能時間の目安
充電時間 / 撮影可能時間(温度 25 ℃ / 湿度 60%RH)
記載している時間は、AC アダプター使用時のものです。
バッテリー品番
[電圧/容量
(最小)]
付属バッテリー/
VW-VBX070
(別売)
[3.7 V/700 mAh]
¥ 充電時間はバッテリーを使い切ってから充電した場合の時間で
す。高温 / 低温時など、使用状況によって充電時間、撮影可能時 間は変わります。
実撮影可能時間とは、撮影 / 停止、電源の入 / 切、ズーム操作などを繰り
返したときに撮影できる時間です。
使用後や充電後はバッテリーが温かくなりますが、異常ではありませ
ん。
海外でお使いになる場合は 147 ページをお読みください。
充電時間 記録モード
約2時間
バッテリー残量表示について
バッテリーの残量が少なくなるに従って、
(赤)と表示が変わります。容量がなくなると液晶画面
中央に が表示されます。
バッテリーの特性により、低温時には 表示が早い時点で点灯す
るなど、バッテリー残量を正しく表示することができません。また、 周囲の温度や使用状態などにより表示が変わるため、残量表示はお およその目安と考えてください。
連続撮影 可能時間
約50分 約30分
約55分 約35分
約50分 約30分
約1時間5分
約1時間25分
約1時間5分
約1時間30分
実撮影
可能時間
約35分
約45分
約40分
14
準備
写真撮影の使用時間と撮影可能枚数の目安
記録可能枚数 約 210 枚
撮影使用時間 約 105 分
再生使用時間 約 210 分
CIPA規格による撮影条件
CIPAは、カメラ映像機器工業会(Camera&ImagingProducts
Association)の略です。
付属のバッテリー使用当社製の SDメモリーカード(2GB)使用
条件は CIPA 規格での撮影時
15
カードに記録するには
(例)
本機は SD カードまたは内蔵メモリーにビデオ、写真、音声を記録 することができます。SD カードに記録したい場合は下記をお読み ください。
本機は SDXC 対応機器(SD メモリーカード /SDHC メモリー カード /SDXC メモリーカードに対応した機器)です。SDHC メモリーカード /SDXC メモリーカードを他の機器で使う場合 は、各メモリーカードに対応しているか確認してください。
本機で使えるカード
ビデオ撮影時は、SD スピードクラス※が 4 以上の SD カードをお 使いください。 ¥ 使えるカードは 2012 年 1 月現在のものです。
カードの種類 記録容量
SD
メモリーカード
SDHC
メモリーカード
SDXC
メモリーカード
※ SD スピードクラスとは、連続的な書き込みに関する速度規格です。カー
ドのラベル面などでご確認ください。
使用可能な当社製 SD メモリーカード /SDHC メモリーカード / SDXC メモリーカードについての最新情報は、下記サポートサイ トでご確認ください。
http://panasonic.jp/support/video/connect/
Eye-Fi 連動機能(P116)を使うには、Eye-FiX2 シリーズの SD カー
ドが必要です。
256 MB 以下の SD カードは動作保証しておりません。
512 MB/1 GB/2 GB まで
4 GB/6 GB/8 GB/12 GB/16 GB/24 GB/ 32 GB まで
48 GB/64 GB
16
準備
SDHC ロゴのない 4 GB 以上のメモリーカードや SDXC ロゴのない
書き込み禁止 スイッチ
動作表示ランプ
内蔵メモリーやカード
アクセス(認識、記録、 再生、消 去 など)中に 赤色点灯します。
48 GB 以上のメモリーカードは、SD 規格に準拠していないため使用 できません。
64 GB を超えるメモリーカードは動作保証しておりません。SD カードの書き込み禁止スイッチを
図のように「LOCK」側にすると、書 き込みやデータの消去、フォーマット ができなくなります。戻すと可能にな ります。
SD カードを入れる / 出す
当社製以外の SD カードや他の機器でお使いになった SD カード を本機で初めてお使いの場合は、まずフォーマットしてくださ い。(P41)フォーマットすると、SD カードに記録されている すべてのデータは消去され、元に戻すことはできません。
動作表示ランプの消灯を確認してください。
バッテリー / カードカバーを開ける
1
32
17
カード挿入部に SD カードを入れる(出す)
ラベル面
2
入れるときはラベル面を図の方向に向けて、「カチッ」と音がする
までまっすぐ押し込む。
出すときは、SD カードの中央部を押し込んで、まっすぐ引き抜く。
バッテリー / カードカバーを閉じる
3
「カチッ」と音がするまで確実に閉じてください。
お知らせ
SDカードの裏の接続端子部分に触れないでください。SDカードの取り扱いについて詳しくは143 ページをお読みください。
18
準備
電源を入れる / 切る
【電源を切るには】
液晶モニター
が消灯するまで、電源ボタンを押し続けてください。
電源ボタンを短く押すと、スリープ状態になります。(P20)
液晶モニターを開き、電源ボタンを押して電源を入れる
液晶モニターが点灯します。
19
スタンバイモードについて
スタンバイモード : 入:
本機の電源が入った状態で液晶モニターを閉じると、電力をほとん ど消費しないスタンバイモードになります。 スタンバイモードでは、液晶モニターを開けるとすぐに電源が入り、 撮影操作が可能になります。本機の使用を一時的に中止し、またす ぐに使用するような場合は、スタンバイモードをご利用ください。
ビデオ撮影中または音声記録中に、液晶モニターを閉じてもスタンバイ
モードにはなりません。
スタンバイモード中に液晶モニターを開くと、撮影モードになります。以下の場合は、液晶モニターを開いても電源は入りません。電源ボタン
を押して、電源を入れてください。
−お買い上げ時
−電源ボタンで電源を切った場合
エコモード機能について
電源の切り忘れなどによるバッテリーの消耗を防ぐため、電源が 入った状態で約 5 分間(お買い上げ時の設定)操作を行わないまま 放置すると、エコモード機能が働いてスリープ状態になります。(液 晶モニターが消灯し、動作表示ランプが緑色点滅します)
スリープ状態になった場合は、本機のいずれかのボタンを押すと電源が
入ります。(スリープ状態になる前のモードに戻ります。)
スリープ状態になるまでの時間は、変更することができます。(P40)スリープ状態になって約 1時間以上経過すると、スタンバイ状態になり
ます。
20
準備
温度上昇警告アイコンについて
高温
本機使用中にバッテリーの温度や本機内部(バッテリー以外)の温 度が上昇すると、下記のように温度上昇警告アイコン がお知ら せします。
バッテリー /
本機内部の温度
温度が上昇しているとき( が点灯中)に電源を切ると、温度が下が
るまでは、電源が入りません。( が点滅します)
画面表示 本機の動作
撮影 /再生はできますが、この
(点灯)
(点灯)
(点滅)
ような場合はできるだけ早く 使用を中止し、電源を切ってく ださい。
ビデオ撮影ができなくなりま す。(ビデオ撮影中の場合は、撮 影を停止します)電源を切って ください。
が点滅したあと、自動的に 電源が切れます。温度が下がら ないと電源が入りません。
が点滅します)
温度が下がるのを待ってから 使用を再開してください。
21
モードを選ぶ
1
撮影モードと再生モードを切り換えます。
REC/ ボタンを押す
REC/ ボタンを押すたびに、モードが切り換わります。
撮影モード(P26、28、31) ビデオや写真、音声を記録します。 再生モード(P34、72) ビデオや写真、音声を再生します。
時計を設定する
電源を入れたとき、日付時刻設定画面が表示される場合は 順 2 からの操作で時計設定をしてください。
メニュー設定する(P37)
1
[MENU]: →「日付時刻」
SET ボタンで合わせる項目(日付 / 時刻 / 表示)を選択し、
2
SET ボタンを右に倒す、または SET ボタンを押す
、下記 手
22
準備
(「日付」、「時刻」を選択した場合)
お知らせ
(例)「日付」を選択した場合
3
SET ボタンの左右で合わせる項目を選択し、上下に倒し て数字を合わせる
2000 年から 2039 年まで設定できます。時間は 24 時間表示です。
(「表示」を選択した場合)
SET ボタンで年月日の表示方法を選択する
SET ボタンを押す
4
SET ボタンで「日付時刻を決定」を選択し、SET ボタン
5
を押す
撮影画面または再生画面に戻るには、MENU ボタンを押してくだ
さい。
¥ お買い上げ時は、「日付時刻」は設定されていません。
日付時刻を設定していない場合や、内蔵日付用電池が消耗している場合
は、画面の表示と撮影年月日情報は、以下のようになります。 撮影画面の表示:----.--.---:-­撮影年月日情報:2012.01.010:00
内蔵日付用電池を充電するには、本機に満充電したバッテリーを入れて
ください。約 2 日間そのままにしておくと、約 7 日間時計設定を記憶 します。(電源を切った状態でも充電しています)
23
基本
撮影前の確認
基本的な構え方
例1: 右手の人さし指をレンズの上に かけ、中指から小指で本機を包む ように握ってください。
落下防止のため、ハンドストラップを必ず取り付けてください。撮影時には、足場が安定していることを確認し、ボールや競技者などと
衝突するおそれがある場所では周囲に十分お気をつけください。
屋外では、なるべく太陽を背にして撮影してください。逆光では被写体
が暗く撮影されます。
わきを締め、足を少し開き、体が安定した状態で構えてください。ズーム操作をするときは、もう一方の手を液晶モニターに添えて本機を
固定すると、ズーム操作による手ブレを防ぐことができます。
レンズやフラッシュに指やハンドストラップがかからないようにして
ください。また、液晶モニターの内蔵マイクを手でふさがないようにし てください。
基本的なビデオ撮影のしかた
本機を固定して撮影するのが基本です。本機を動かして撮影する場合は、ゆっくりと一定の速さで動かします。ズーム操作は近くで撮影できない被写体を撮影するときに便利ですが、
ズームイン / ズームアウトを多く使いすぎると、見づらい映像になる場 合があります。
例2: 右手人さし指から小指で本機を 包むように握ってください。
24
基本
自分自身を映すには(対面撮影)
液晶モニターをレンズ側に回転させる
液晶モニターに映る映像が鏡の
ように左右反転しますが、記録さ れる映像は通常どおりです。
本機表面が熱くなったら
製品の性質上、ご使用中は本機表面の温度が多少上昇しますが、故 障ではありません。
ご使用中に熱く感じたら、撮影を一時中断するか、持ち手を換えるなど
して、無理な体勢でのご使用は継続しないようにしてください。 長時間ご使用の際は、三脚などをお使いください。
撮影場面に合わせた設定例
大切な撮影の前には、どの設定でどのように撮れるか、ためしてお きましょう。 以下の設定は目安です。
体育館
披露宴/舞台/ 発表会など
動きの速いシーン
(ゴルフの
フォームなど)
打ち上げ花火 シーンモード
運動会 ホワイトバランス
ホワイトバランス たは (ホワイトセット)
インテリジェントオート
インテリジェントオートモードでホワイトバラ
シーンモード(P55)→ (スポーツ) ホワイトバランス フォーカス
(P69)
ンス調整が正しく働かない場合は、ホワイトバ ランスを場面ごとに設定してください。
(P69)
(P71)
(P55)
(P69)
→(内2
→オート
→マニュアル
→ (花火)
→オート
25
ビデオを撮る
ビデオ
1080-60i
000:00:00000:00:00000:00:00
撮影を始めると ¥ が表示されます。
¥ 電源を入れる前に、レンズキャップを外してください。
撮影したビデオは、SD カードが挿入されている場合は SD カードに、挿
入されていない場合は、内蔵メモリーに記録されます。
液晶モニターを開く
1
撮影開始 / 停止ボタンを押して撮影を始める
2
撮影開始 / 停止ボタンをもう一度押して撮影を停止する
3
26
基本
ビデオ撮影時の画面表示について
000:00:15000:00:15000:00:15
1080-60i
記録モード
ビデオ動作表示(P120)
μ(赤)
000:00:15
お知らせ
撮影を開始してから停止するまでが 1 シーンとして記録されます。記録中のファイルサイズが 4 GB を超えると、いったんファイルを保存
し、続きを新しいファイルに保存します。(4 GBごとのファイルを自 動作成します(P159))
撮影中に液晶モニターを閉じても撮影は続きます。電源が入った状態で本機に衝撃を与えると、ピントが合わなくなる場合
があります。この場合は、液晶モニターをいったん閉じて、再度開けて ください。または、液晶モニターが消灯するまで電源ボタンを押し続け て電源を切り、再度電源を入れてください。
記録可能時間については 158 ページをお読みください。
ビデオ撮影中
残り記録可能時間が約 30 秒以下になると μ が 点滅します。
撮影中: 撮影の経過時間
撮影の停止ごとに 000:00:00 に戻ります。
撮影待機中: 残り記録可能時間の目安
撮影したビデオの互換性について
MP4 対応機器以外とは互換性がありません。MP4に対応していな
い機器では再生できませんので、お使いの機器の説明書で対応を確 認してください。
MP4 対応機器であっても再生できない場合があります。この場合
は、本機で再生してください。
27
写真を撮る
写真
F3.5 1/30
フォーカス合焦枠
カシャ
¥ 電源を入れる前に、レンズキャップを外してください。
撮影した写真は、SD カードが挿入されている場合は SD カードに、挿入
されていない場合は、内蔵メモリーに記録されます。
液晶モニターを開く
1
(オートフォーカス時のみ)
2
フォトショットボタンを半押しする
F3.5
全押しする
3
F3.5
1/30
1/30
ピピッ
フォトショットボタンを押したままにしていると、撮影した写真
を液晶モニターで確認することができます。
28
基本
撮影待機画面の画角表示について
ビデオ画角表示 写真画角表示
ビデオ撮影
範囲
MM
141414
300030003000
F3.5F3.5F3.5 1/301/301/30
ISO400ISO400ISO400
1414M14
M
フォーカス合焦枠
本機は、ビデオ撮影時と写真撮影時で液晶モニターに表示される映 像の画角が異なります。お買い上げ時、撮影待機画面はビデオ撮影 時画角の映像が表示され、フォトショットボタンを半押ししたとき に、写真撮影画角に切り換わります。
「フォトビュー」を (入)に設定すると、撮影待機画面の画角を写真
画角表示に変更することができます。(P67)
写真撮影時の画面表示について
写真動作表示(P119) 記録画素数(P54)
3000 残り記録可能枚数
ß フラッシュ(P58)
ISO400
ISO感度(P62)
F3.5 絞り値
1/30 シャッター速度
写真手ブレ補正(P48)
フォーカス合焦枠について
「フォーカスモード」(P60)を「9 点測距」
に設定時は、ピントが合った位置に、
(フォーカス合焦枠)が表示されます。 ピントを合わせる位置は、撮影範囲の 9 か 所のフォーカスポイントから本機が自動的 に判断します。フォーカス合焦枠が、希望の 位置に表示されない場合は、カメラアングル を変更するなどして、ピントを合わせ直してください。 画面中央の広い範囲にピントが合った場合は、大きなフォーカス合焦枠 が表示されます。
「フォーカスモード」(P60)を「スポットフォーカス」に設定すると、
撮影範囲の中央の被写体にピントを合わせることができます。
29
お知らせ
写真撮影時、シャッター速度が遅くなり手ブレの可能性が高くなると、
液晶モニターに (手ブレ警告アイコン)が表示されます。このよう な場合は、三脚で本機を固定して撮影時に本機がブレないようにする か、フラッシュをオートに設定してください。(P58)
暗い場所での撮影は、カードの書き込みに時間がかかる場合があります。
写真をプリントする場合は SD カードに写真を保存し(P93)、パソコ
ンやプリンターを使って印刷してください。
本機で記録した横縦比 16:9 の写真は、プリント時に端が切れることが
あります。お店やプリンターなどでプリントする場合は事前にご確認く ださい。
写真の記録可能枚数については 160 ページをお読みください。
ビデオ撮影中、音声記録中の写真撮影について
ビデオ撮影中または音声記録中でも、写真を撮影することができま す。(同時記録)
フォトショットボタンを全押し(下まで押す)して撮影する
記録可能時間が約 30秒以下になると、ビデオ撮影中または音声
記録中の写真撮影ができなくなります。
記録画素数について
ビデオ撮影中または音声記録中に写真を撮影した場合、記録画素数 は記録モード(P53)の設定により異なります。
記録モード 記録画素数 画像横縦比
/ 1920a1080 16:9
M
/ 1280
/640
0.9
a720 16:9
a480 4:3
撮影中に写真撮影はできません。連写撮影はできません。フラッシュ(P58)、写真手ブレ補正(P48)は働きません。
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