PT-E05
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En
Fr
De
Sp
Cs
Kr
取扱説明書
デジタルカメラ用防水プロテクター
Instruction Manual
Underwater Case for digital camera
Mode d’emploi
Caisson étanche pour l’appareil photo numérique
Bedienungsanleitung
Unterwassergehäuse für Digitalkamera
Manual de instrucciones
Caja estanca para la cámara digital
このたびは、防水プロテクター PT-E05をお買上げいただき、ありがとうございます。
この説明書をよくお読みのうえ、安全に正しくお使いください。また、この説明書はお読みになっ
た後、必ず保管してください。
誤った使い方をされると水漏れにより中のカメラが破損し、修理不能になる場合があります。
ご使用前には、この説明書にしたがい、必ず事前チェックを実施してください。
はじめに
z 本書の内容の一部または全部を無断で複写することは、個人としてご利用になる場合を除き禁止さ
れています。また、無断転載は固くお断りいたします。
z 本製品の不適切な使用により、万が一、損害が発生した場合、逸失利益に関し、または、第三者か
らのいかなる請求に対し、当社では一切その責任を負いかねますのでご了承ください。
z 本製品の故障、当社指定の第三者による分解、修理、改造その他の理由により生じた画像データの
消失による損害および逸失利益などに関し、当社では一切その責任を負いかねますのでご了承くだ
さい。
ご使用の前に必ずお読みください
z このプロテクターは、水深40m以内の水中で使用するよう設計された精密機械です。取り扱いには
十分ご注意ください。
z プロテクターのご使用前の取り扱い方法と事前チェック、メンテナンス、ご使用後の保管方法はこ
の取扱説明書の内容をよくご理解のうえ、正しくご利用ください。
z プロテクターご使用の際は、必ず別売の防水ポートと組み合わせてご使用いただく必要があります。
ご注意ください。
z デジタルカメラの水没事故は、当社では一切その責任を負いかねます。また、水没による内部機材
の損傷、記録内容や撮影に要した諸費用などの保証はいたしかねます。
z 使用時の事故(人身・物損)の補償はいたしかねます。
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安全にお使いいただくために
この取扱説明書では、製品を正しくお使いいただき、お客様や他の人々への危害と財産の損害を未然
に防止するために、いろいろな絵表示をしています。その表示と意味は次のようになっています。
警告
注意
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この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性
が想定される内容を示しています。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定され
る内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
警告
1 本製品を乳児、幼児、子供の手の届く範囲に放置しないでください。以下のような事故発生の可能性
があります。
• 高いところから身体の上に落下し、けがをする。
• 開閉部に身体の一部をはさみけがをする。
• 小さな部品を飲み込む。万が一飲み込んだ場合は直ちに医師にご相談ください。
2 本製品に装填されるデジタルカメラに電池を入れたまま保管しないでください。
電池を入れたまま保管すると、液漏れや火災の原因となることがあります。
3 本製品をご使用の際は、必ず別売の防水ポートを組み合わせてご使用ください。本製品単独ではご使
用できません。
4 万が一、本製品にカメラを装填した状態で水漏れがあった場合は、カメラに装填された電池を速やか
に抜いてください。水素ガスの発生による燃焼•爆発の可能性があります。
5 本製品は樹脂製です。岩などの固いものに強くぶつけると破損し、けがをする可能性があります。取
り扱いには十分ご注意ください。
6 本製品用のシリカゲルおよびシリコングリスは食べられません。
注意
1 本製品の分解、改造はしないでください。水漏れや不具合発生の原因となることがあります。当社指
定者以外の者による分解、改造をした場合は保証の対象外となります。
2 異常に温度が高くなるところ、異常に温度が低くなるところ、極端な温度変化のあるところに本品を
置かないでください。部品が劣化することがあります。
3 砂、ほこり、塵の多いところで開閉すると防水性能が損なわれ水漏れの原因となることがあります。
絶対に避けてください。
4 本製品は水深40m以内の水深で使用するように設計•製造されています。40mより深い潜水をされた場
合、本プロテクターや中のカメラに復帰しない変形や破損が生じたり、水漏れを起こすことがありま
す。ご注意ください。
5 プロテクターをポケットに入れたまま、あるいは、持ったまま水中に勢いよく飛び込んだ場合や船上
から海へ放り投げる等、乱暴に扱うと水漏れする場合があります。手渡しをする等、取り扱いには十
分ご注意ください。
6 万が一、水漏れ等で内部のカメラが濡れた場合は直ちにカメラの水分を拭き取り、動作確認をしてく
ださい。
7 飛行機で移動する場合は、O リングを取りはずしてください。気圧の関係でプロテクターが開かなく
なることがあります。
8 本製品に装填されるデジタルカメラを安全にお使いいただくために、デジタルカメラの取扱説明書を
よくお読みください。
9 本製品を密閉する際はOリングおよびその接触面に異物を挟み込まないように十分ご注意ください。
0 本製品とオリンパス製フラッシュを組み合わせて使用する場合、カメラのホットシュー部にホット
シューケーブルを装着した状態では、カメラの内蔵フラッシュをポップアップできません。無理にポッ
プアップした場合、フラッシュが正常に動作せず、また、カメラのホットシュー部に装着したホット
シューケーブルがはずれる場合があります。また、デジタルカメラの破損の原因となりますので十分
ご注意ください。
a 本製品では、カメラの内蔵フラッシュ光での撮影はできません。
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電池について
z カメラ専用の当社リチウムイオン充電池(BLM-1)1個をご使用ください。
z 電池の電極を濡らさないようご注意ください。故障や、事故の原因となる可能性があります。
z 電池に関するその他の注意はカメラの取扱説明書をよくお読みください。
水漏れ事故を防ぐために
本製品を使用中に水漏れ事故が発生すると装填されたデジタルカメラが修理不能になります。以下の
注意を守った上でご使用ください。
1 本製品を密閉する際にはO リングだけではなくその接触面にも髪の毛、繊維くず、砂粒等の異物がつ
いていないことを確認してください。たとえ髪の毛一本、砂粒一粒が挟まっても水漏れの原因となり
ます。特に念入りに確認してください。
Oリングへの異物付着の一例
髪の毛 繊維屑 砂粒
2 Oリングは消耗品です。少なくとも1年に1回は新品と交換してください。また、ご使用の都度メンテ
ナンスをしてください。
3 Oリングは使用状態、保管状態によっては劣化が促進されます。Oリングに傷、ヒビが入っていたり、
弾力がなくなっていたらすぐに新しいOリングに交換してください。
4 Oリングメンテナンス時にはOリング溝内をクリーニングし、ゴミ・ほこり・砂粒等の異物がないこ
とを確認してください。
5 Oリングには指定のシリコングリスをご使用ください。
6 Oリングが正しく入っていないと防水機能が働きません。Oリングを装着する際にはOリングが溝か
らはみ出したり、ねじれたりしないよう注意して取り付けてください。また、プロテクターを密閉す
るときはOリングが溝からはずれないよう確認しながら蓋を閉めてください。
7 本製品はプラスティック(ポリカーボネート)製の気密構造です。車、船、海辺など高温になるとこ
ろに長時間放置したり、長時間不均一な外力がかかると変形し、防水機能が失われることがあります。
温度管理には十分ご注意ください。また、保管時や移動時に上に重いものを載せたり、無理な収納は
避けてください。
8 プロテクターの外側からO リングの接触面を強く押したり、プロテクターをねじったりすると防水機
能が損なわれることがあります。無理な力をかけないようご注意ください。
9 事前テストと最終チェックを実施した上でご使用ください。
0 撮影中に水滴、曇りなど水漏れの兆候を見つけた場合は、直ちに潜水を中止して、カメラおよび本製
品の水気を取り、「最終チェックをします」の項目を参考にしてテストを行い水漏れの有無を確認して
ください。
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お取り扱いについて
z 以下のような場所で本製品を使用または保管した場合、動作不良や故障、破損、火災、内部の曇り、
水漏れの原因となります。絶対に避けてください。
• 直射日光下や自動車の中など高温になるような場所
• 火気のある場所
• 水深40mより深い水中
• 振動のある場所
• 高温多湿や温度変化の激しい場所
• 揮発性物質のある場所
z 本製品は耐衝撃性に優れたポリカーボネート樹脂製ですが、岩などで擦ると傷が付くことがありま
す。また、固い物にぶつけたり、落としたりすると破損することがあります。
z 本製品は装填されたカメラへの衝撃をやわらげるケースではありません。本製品にデジタルカメラ
を装填した状態で衝撃を与えたり、重いものを載せたりするとデジタルカメラが故障する場合があ
ります。取り扱いには十分ご注意ください。
z 長期間使用しないとO リングの劣化等により防水性能が低下している場合があります。使用前には
事前テストと最終チェックを必ず行ってください。
z ポート取り付け部、TTL ケーブルコネクタ部、ズームダイヤル部、三脚座等には過大な力をかけな
いでください。
z ガス抜き弁を内側から押さないでください。
z 洗浄・防錆・防曇・補修等の目的で、下記の薬品類を使わないでください。プロテクターに直接、
あるいは、間接的(薬剤が気化した状態)に使用した場合、高圧下でのひび割れなどの原因となり
ます。
使用できない薬品類 説 明
揮発性の有機溶剤、化学洗剤
防錆剤
市販防曇剤
指定外のシリコングリス
接着剤
z この取扱説明書で指示している以外の操作を行ったり、また、指示している以外の場所を取りはず
したり、改造を加えたり、指定以外の部品を使用することはしないでください。
上記の行為の結果、撮影に不都合が生じたり機材に不具合が発生した場合は保証の対象外となりま
す。
z デジタルカメラの水没事故は、当社では一切その責任を負いかねます。
z 使用時の事故(人身・物損)の補償はいたしかねます。
プロテクターをアルコール •ガソリン・シンナーなどの揮発性有機溶
剤、または化学洗剤等で洗浄しないでください。洗浄は真水、または、
ぬるま湯で十分です。
防錆剤を使用しないでください。金属部分はステンレスおよび真鍮を
使用しており、真水による洗浄で十分です。
市販の防曇剤を使用しないでください。必ず指定の防曇剤シリカゲル
を使用してください。
シリコンOリングに指定品以外のシリコングリスを使用しないでく
ださい。Oリングの表面が変質して、水漏れの原因となります。
補修などの目的で接着剤を使用しないでください。補修が必要な場合
は販売店または弊社サービスステーションにご相談ください。
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もくじ
はじめに................................................................................................................................. 1
ご使用の前に必ずお読みください .........................................................................................1
安全にお使いいただくために ................................................................................................ 1
電池について.......................................................................................................................... 3
水漏れ事故を防ぐために........................................................................................................ 3
お取り扱いについて............................................................................................................... 4
1. 準備をしましょう.....................................................................................................7
箱の中を確認します............................................................................................................... 7
各部名称 .......................................................................................................................... 8
別売の防水ポートを取り付けます .........................................................................................9
ハンドストラップを取り付けます .........................................................................................9
基本操作をマスターします..................................................................................................10
プロテクターの構え方................................................................................................... 10
シャッターレバーの押し方............................................................................................ 10
モードダイヤルノブの使い方........................................................................................ 10
ズームダイヤルの使い方 ............................................................................................... 11
パワースイッチレバーの操作方法................................................................................. 11
水中光ファイバーケーブルの接続................................................................................. 12
TTLコネクタキャップの取りはずし方 ..........................................................................12
TTLコネクタ部の清掃について.....................................................................................13
ホットシューケーブルの取り付け方 .............................................................................13
カメラ台の取り付け方・取りはずし方.......................................................................... 14
2. プロテクターの事前チェックをしましょう ...........................................................15
使用前の事前テスト............................................................................................................. 15
プロテクターの防水部チェック.....................................................................................15
事前テスト..................................................................................................................... 15
3. デジタルカメラを装填しましょう..........................................................................16
デジタルカメラをチェックします .......................................................................................16
電池の確認..................................................................................................................... 16
撮影可能枚数の確認.......................................................................................................16
デジタルカメラのストラップやレンズキャップをはずしましょう............................... 16
デジタルカメラのアイカップをはずします................................................................... 16
デジタルカメラのフィルタを取りはずします............................................................... 17
カメラを準備します............................................................................................................. 17
装填できるデジタルカメラは?.....................................................................................17
カメラの動作チェックをします.....................................................................................17
プロテクターを開けます...................................................................................................... 17
別売の防水ポートに付属のズームギア、フォーカスギアのレンズへのセット.............18
デジタルカメラへのカメラ台の取り付け方.........................................................................19
水中エレクトロニックフラッシュ UFL-2を水中光ファイバーケーブルで接続して使用する
場合 ...................................................................................................................................... 19
エレクトロニックフラッシュをTTLケーブルで接続して使用する場合 ..............................20
デジタルカメラを装填します ..............................................................................................21
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シリカゲルを装填します ............................................................................................... 24
装填状態のチェックをします ..............................................................................................24
プロテクターを密閉します..................................................................................................25
装填後の動作チェック .........................................................................................................26
最終チェックをします .........................................................................................................26
目視検査 ........................................................................................................................ 26
最終テスト ........................................................................................................................... 27
4. 水中での撮影方法...................................................................................................28
ハンドストラップの使い方..................................................................................................28
注意して構えましょう .........................................................................................................28
撮影画面を確認します................................................................................................... 28
シャッターレバーを静かに押します .............................................................................28
5. 撮影終了後の取り扱い方法 ....................................................................................29
水滴を拭き取りましょう...................................................................................................... 29
デジタルカメラを取り出します...........................................................................................30
プロテクターを真水で洗います...........................................................................................31
プロテクターを乾燥させましょう .......................................................................................31
6. 防水機能のメンテナンスをしましょう ..................................................................32
Oリングを取りはずします..................................................................................................32
Oリングの取りはずし方 ............................................................................................... 32
砂・ゴミなどを取り除きましょう .......................................................................................32
Oリングを取り付けます .....................................................................................................33
Oリングへのグリス塗布方法 ..............................................................................................33
消耗品は取り替えましょう..................................................................................................34
TTLコネクタとTTLケーブルの固定ネジ部メンテナンス .................................................... 34
TTLコネクタキャップのメンテナンス.................................................................................34
7. 付録 ........................................................................................................................35
ご使用上のQ&A ...................................................................................................................35
仕様 ...................................................................................................................................... 39
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1. 準備をしましょう
箱の中を確認します
箱の中の付属品はすべてそろっていますか。
万が一、付属品が不足していたり、破損している場合はお買上げ販売店までご連絡ください。
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• プロテクター本体
(Oリングが正常であることを確
認してください。)
• シリカゲル
• Oリングリムーバー
• ハンドストラップ
• シリコングリス
• メンテナンス用アダプタ
• オリンパス代理店リスト
• 取扱説明書(本書)
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各部名称
1 パームグリップ
※ 2 シャッターレバー
3 ハンドストラップ用つり輪
※ 4 F(露出補正)ボタン
※ 5 モードダイヤルノブ
6 アクセサリ取り付け部
7 TTLケーブルコネクタ部
8 光ファイバーケーブル差
込口、キャップ
※ 9 ズームダイヤル
0 ボディキャップ
※ a パワースイッチレバー
b 前蓋
c スライドロック
d 開閉ダイヤル
※ e INFO (情報表示)ボタン
Note:
※印のプロテクター操作部はデジタルカメラの各操作部に対応しています。プロテクター操作部を操作する
ことによってデジタルカメラの対応する機能が動作します。詳しい機能の内容についてはデジタルカメラの
取扱説明書をご覧ください。
※ f MENU ボタン
※ g S(消去)ボタン
※ h q(再生)ボタン
i ガス抜き弁
j ピックアップファインダー
※ k AEL /AFLボタン
※ l コントロールダイヤルノブ
※ m Fnボタン
※ n P(AFターゲット)ボタン
※ o ISボタン
※ p u ボタン
※ q 十字ボタン S
※ r 十字ボタン X
※ s iボタン
※ t 十字ボタン T
※ u 十字ボタン W
v 液晶モニタ窓
w 液晶フード
x 後蓋
y 液晶フードストラップ
z ホットシューケーブル取り
付け部(キャップ付き)
A 装填ガイドレール
B Oリング(POL-E05B)
C 三脚座
D Oリング(POL-E05A)
E 液晶インナーフード
F カメラ台ロック
G カメラ台
H アイカップ収納部
I ホットシューカバー収納部
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別売の防水ポートを取り付けます
本製品はデジタルカメラに装着されているレンズに合わせ、プロテクター本体前面にレンズ用の防水
ポートを装着し、水中でご使用いただけます。
• プロテクター本体への防水ポートの装着は、防水ポートに付属の取扱説明書をよくお読みのうえ装着
してください。
• 本製品付属のシリコングリスを、装着する防水ポートの O リング部およびプロテクター本体の防水
ポート取り付けネジ部に、適量を塗布します。
• 防水ポートをプロテクター本体へ時計回りに止まるまで静かにねじ込みます。
防水ポート取り付けネジ部
シリコングリス
注意:
本製品は水深40m以内の水中でご使用ください。たとえ装着される防水ポート等が40mよりも深い水深に対
応していても、ご使用可能な水深は40m以内に制限されます。
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ハンドストラップを取り付けます
プロテクター本体にハンドストラップを取り付けましょう。
ハンドストラップ
注意:
• 上図にしたがってストラップを正しく取り付けてください。
• ハンドストラップ用つり輪は、プロテクター本体のパームグリップ側の上下に 2ヶ所あります。ハンドス
トラップ両端を、必ず2ヶ所のハンドストラップ用つり輪に確実に取り付けてご使用ください。
• 万が一、誤った取り付けによりストラップがはずれて本体を落とすなどした場合、損害など一切の責任は
負いかねますのでご了承ください。
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ハンドストラップ用つり輪
基本操作をマスターします
デジタルカメラを装填する前に、プロテクターの基本操作をマスターしましょう。
プロテクターの構え方
両手でしっかり持ち、脇をしめプロテクターのピックアップファインダーを通して撮影画面を確認で
きるように構えます。
良い例 悪い例
注意:
• 防水ポートに無理な力を加えないでください。
• 防水ポートのレンズ窓などに指がかからないようにご注意ください。
シャッターレバーの押し方
シャッターレバーを押すときは、カメラぶれが起きない
ように注意しながら静かにレバーを操作します。
モードダイヤルノブの使い方
本プロテクターには、装填されるデジタルカメラのモー
ドダイヤルに対応して、同感覚で操作できるモードダイ
ヤルノブを装備しています。プロテクターにデジタルカ
メラを装填後、撮影する前に必ずモードダイヤルノブが
操作できることを確認してください。
注意:
モードダイヤルノブがデジタルカメラのモードダイヤルに確実にセットされたことを確認してください。デ
ジタルカメラのモードダイヤルは回転する範囲が限られています。プロテクターのモードダイヤルノブを回
転させるときに、デジタルカメラのモードダイヤルの回転幅以上に回さないでください。
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ズームダイヤルの使い方
装填されるデジタルカメラのズームリングやフォーカ
スリングに対応して、本プロテクターのズームダイヤル
を操作することによりズームやマニュアルフォーカス
の操作が可能です。
プロテクターのズームダイヤルにより操作可能なレンズのズームリングやフォーカスリングは、デジ
タルカメラに装着されるレンズにより異なりますのでご注意ください。詳しくは別売の防水ポートに
付属の取扱説明書をご参照ください。
防水ポート 対応レンズ ズームリング フォーカスリング 備 考
PPO-E01
PPO-E02
PPO-E03 50mm Macro
PPO-E03
+PER-E01
PPO-E04
+PER-E02
PPO-E04 8mm Fisheye
PPO-E05 14-42mm
※1. 別売のフォーカスギアPPZR-E04が必要です。
※2. 別売のPPZR-E04を使用することで、レンズのフォーカスリングを360度操作可能です。
※3. 別売のフォーカスギアPPZR-E05が必要です。
14-45mm
35mm Macro
14-54mm
11-22mm
50mm Macro
+EC14
7-14mm
○ × フォーカスはAFのみとなります。
×○
○ × フォーカスはAFのみとなります。
×○
× × フォーカスはAFのみとなります。
○ × フォーカスはAFのみとなります。
×○
○ × フォーカスはAFのみとなります。
※1
※2
※3
レンズのフォーカスリングを360
度操作可能です。
MFも可能ですが、MFリングの回
転は180度の範囲となります。
レンズのフォーカスリングを360
度操作可能です。
2008年6月現在
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パワースイッチレバーの操作方法
本プロテクターのパワースイッチレバーを操作して、カ
メラの電源をON/OFFします。
注意:
デジタルカメラは、何も操作しない状態で一定の時間が経過すると、スリープモード(待機状態)になり、
動作を停止します。スリープモードに入るまでの時間はデジタルカメラ側で設定することが可能です。
スリープモードを解除する(動作状態にする)には、シャッターボタンなどのいずれかのボタンを押します。
詳しくは、デジタルカメラの取扱説明書を参照してください。
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パワースイッチレバー
水中光ファイバーケーブルの接続
本プロテクターへ、別売の水中フラッシュ UFL-2を水中
光ファイバーケーブル(別売)で接続して撮影を行う場
合、下記手順にしたがって接続します。
• 光ファイバーケーブル差込口のキャップを取りはずし
ます。
• 水中光ファイバーケーブルのコネクタを光ファイバー
ケーブル差込口に、止まるまでしっかりと差し込みま
す。
TTLコネクタキャップの取りはずし方
本プロテクターへ、別売の水中フラッシュ等を水中TTLケーブル (別売)で接続してTTLフラッシュ撮影
を行う場合、下記手順にしたがってTTLコネクタキャップを取りはずします。
1 プロテクター本体のTTLコネクタ
TTLコネクタキャップ
2 取りはずします。
キャップを取りはずします。
1 反時計回りに回転さ
せます。
2 水中TTLケーブル(別売)のコネクタを
プロテクター本体に接続します。
3 コネクタを差し込み
ます。
4 コネクタのネジを時
計回りに軽く止まる
まで回します。
水中TTLケーブル
マークで位置を合
わせます。
TTLコネクタキャップをプロテクター本体に取り付ける場合
キャップ内側およびTTLケーブルコネクタ部のOリングに異物が付着していないことを確認し、キャッ
プを時計回りに軽く止まるまで回転して、装着します。
Oリングの確認
キャップ コネクタ部
1 キャップを装着
します。
2 キャップを時計回り
に止まるまで軽く回
します。
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注意:
TTLコネクタキャップが緩んでいると、水漏れの原因となる場合があります。キャップは時計回りに止まる
まで軽く回し締めてください。
TTLケーブル固定用のネジは、軽く止まるまで時計回りに回してください。無理に締めるとはずれなくなる
場合があります。
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TTLコネクタ部の清掃について
TTLコネクタとTTLケーブルの固定ネジ部の固着を防止するため、本製品では当該ネジ部に本製品付属
のシリコングリスを塗布します。
詳しくは本書の「TTLコネクタキャップのメンテナンス」(P.34)をご参照ください。
注意:
万が一、TTLケーブルの固定ネジ部がはずれない場合は、無理にはずそうとせず当社サービスセンターへご
相談ください。
ホットシューケーブルの取り付け方
本プロテクターでTTLフラッシュ撮影を行う場合、ホットシューケーブル(別売)をプロテクター本
体コネクタとカメラのホットシュー部に接続します。
1 プロテクター内側のホットシューケーブルコネクタ部の
キャップを反時計回りに回転し取りはずします。
2 ホットシューケーブルのコネクタ側をプロテクターの
コネクタに差し込み、コネクタネジを時計回りに止まる
まで回し、固定します。
3 ホットシューケーブルのホットシューをカメラのホッ
トシューへ差し込みます。
カメラからはずしたホットシューカバーはカメラ台に
収納できます。
詳しくは本書の「デジタルカメラへのカメラ台の取り付
け方」(P.19)をご参照ください。
4 ホットシューケーブルを使用しない場合は、ホット
シューケーブルキャップをプロテクター内側のコネク
タ部に取り付け、時計回りに止まるまで回転させて固定
します。
注意:
ホットシューケーブルのコネクタ側をプロテクターのコネクタに差し込む場合は、必ずプロテクターからカ
メラを取り出してから行ってください。
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カメラ台の取り付け方・取りはずし方
本製品は、本プロテクター前蓋側の内部に設置されているカメラ台を使用してデジタルカメラの装填
を行います。
1 本プロテクターのスライドロックおよび開閉ダイヤルを
開き、後蓋を開きます。
2 カメラ台ロックを左にスライドし、ロックを解除します。
カメラ台を手前に引き出します。
3 本プロテクターへデジタルカメラを装填するために、デジ
タルカメラの三脚ネジ穴へカメラ台のネジを時計回りに
ねじ込み固定します。詳しくは本書の「デジタルカメラへ
のカメラ台の取り付け方」(P.19)をご参照ください。
4 カメラ台を本プロテクター前蓋側に設置されているカメ
ラ台装填溝へ止まるまで差し込みます。
カメラ台ロックを右にスライドし、ロックします。
5 本プロテクターの後蓋を静かに閉じ、開閉ダイヤルを閉じ
て固定します。
注意:
カメラ台が本プロテクター前蓋側に設置されているカメラ台装填溝の奥に突き当たるまで正しく装填され
ていない状態で、本プロテクターの後蓋を無理に閉じると、本プロテクターやデジタルカメラの破損の原因
となりますので十分ご注意ください。
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2. プロテクターの事前チェックをしましょう
使用前の事前テスト
本プロテクターは、製造工程での部品の品質管理および組立工程での各機能検査などを厳重に実施し
ています。さらにすべての製品は高水圧試験機により水圧試験を実施し、仕様通りの性能が守られて
いるか検査を行い合格したものです。
しかしながら、持ち運びや、保管の状態、メンテナンスの状況など何らかの原因で防水機能にダメー
ジを受ける場合があります。
潜水前には必ず次の事前テストと、カメラ装填後に行う水漏れテストを実施してください。
プロテクターの防水部チェック
本プロテクターの防水部をそれぞれ確認します。
1 プロテクターのO リングが確実に装着され、スライドロックおよび開閉ダイヤルによって閉じられて
いること。
2 プロテクター本体に別売の防水ポートを取り付け、プロテクター本体と防水ポート部間のOリングが
確実に装着され、プロテクターと防水ポートが正しく装着されていること。
3 TTLコネクタキャップの Oリングが確実に装着され、キャップが緩みなくコネクタへねじ込まれてい
ること。
事前テスト
1 デジタルカメラをプロテクターに装填する前に、空のプロテクターをご使用になる水深に沈めて水漏
れの有無を確認してください。
2 水漏れ事故は、主に以下のことが原因で起こります。
• Oリングの取り付け忘れ
• Oリングの一部または全部が所定の溝からはずれていた
• Oリングの傷やヒビ、または変質・変形
• OリングやO リング溝、各Oリング接触面への砂・繊維くず、髪の毛など異物の付着
• 各Oリング接触面やO リング溝内の傷
• プロテクターを閉じる際の付属ストラップやシリカゲルの挟み込み
テストは上記の原因を取り除いて行うようにしてください。
注意:
• 水漏れの確認はご使用になる水深に沈めて確認することがいちばん適切です。これが難しい場合は水圧の
かからないごく浅いところでも水漏れが確認できる場合があります。面倒がらずに必ず実施してくださ
い。
• 万が一、事前テスト中に正常な取り扱いで水漏れが確認された場合はご使用を中止し、商品お買上げの販
売店またはオリンパスサービスステーションにご相談ください。
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3. デジタルカメラを装填しましょう
デジタルカメラをチェックします
本プロテクターに装填する前にデジタルカメラをチェックします。
電池の確認
水中撮影では液晶モニタを使用して撮影後に画像の確認をしますので、電池の寿命が短くなる場合が
あります。電池残量が十分あることを確認してください。
注意:
電池消耗による撮影不能を避けるため電池はできるだけダイビングごとにフル充電状態の電池に交換して
ください。
撮影可能枚数の確認
記録メディアの撮影可能枚数が十分にあることを確認してください。
デジタルカメラのストラップやレンズキャップをはずしましょう
デジタルカメラにストラップやレンズキャップが取り付けられている場合は、必ず取りはずしてくだ
さい。
注意:
• ストラップやレンズキャップをはずさずにデジタルカメラを装填した場合、プロテクターが正しく閉まら
ずに、水漏れの原因となる場合があります。
• ストラップやレンズキャップを取りはずすときは、デジタルカメラの取り扱いには十分ご注意ください。
万が一、デジタルカメラを落とすなどで破損した場合、当社では損害など一切の責任を負いかねます。
デジタルカメラのアイカップをはずします
本プロテクターではピックアップファインダ又は
液晶モニタを通して撮影画面を確認します。
ピックアップファインダの見え方を良くするため
に、デジタルカメラのアイカップをはずして、本プ
ロテクターへデジタルカメラを装填します。
カメラからはずしたアイカップはカメラ台に収納
できます。
詳しくは本書の「デジタルカメラへのカメラ台の取
り付け方」(P.19)をご参照ください。
注意:
アイカップをはずさずにデジタルカメラを装着して本プロテクター後蓋を閉めた場合は、ピックアップファ
インダが飛び出ます。
アイカップをはずしてから、ピックアップファインダを押し込んでください。
Jp
JP 16
デジタルカメラのフィルタを取りはずします
デジタルカメラのレンズにフィルタが付いている場合は、フィルタを取りはずしてから、プロテクター
にデジタルカメラを装填します。
注意:
デジタルカメラのレンズにフィルタを取り付けたまま、プロテクターに装填することはできません。必ず
フィルタを取りはずしてください。
カメラを準備します
装填できるデジタルカメラは?
本製品(PT-E05)はE-520専用です。
カメラの動作チェックをします
デジタルカメラの取扱説明書にしたがって、動作の確認をしてください。
プロテクターを開けます
1 スライドロックを矢印の方向(1)にスライドしながら、開閉ダイヤルを反時計回り(2)にまわし
ます。
2 開閉ダイヤルの回転が止まる位置まで回します。
3 プロテクターの後蓋を静かに開きます。
スライドロック
1
2
Jp
注意:
開閉ダイヤルに無理な力を加えて回さないでください。破損する場合があります。
JP 17
別売の防水ポートに付属のズームギア、フォーカスギアのレンズへのセット
デジタルカメラに装着されているレンズのズーム操作や、マニュアルフォーカス操作をするために、別
売の防水ポートに付属のズームギア、フォーカスギアをレンズのズームリングやフォーカスリングへ
装着します。
別売の防水ポートの取扱説明書にしたがって、装着してください。
【例1】 PPO-E05に付属の14-42mm用ズームギアのレンズへのセット
PPO-E05に付属の取扱説明書にしたがって装着します。
【例2】 別売のズーム/フォーカスギア(PPZR-E03/E04/E05)のレンズへのセット
ズーム/フォーカスギアに付属の取扱説明書にしたがって装着します。
【例3】 PPO-E01/E02/E03に付属ズーム/フォーカスギアのレンズへのセット
ロックレバー
ズーム/フォーカスギア
ロックレバーでズーム/フォーカスギアを
固定します。
注意:
• ズームギアがロックレバーで確実に固定されているか確認してください。
• 別売の防水ポートの取扱説明書にしたがって、ズームギアのレンズへの取り付け位置を確認してくださ
い。
Jp
JP 18
デジタルカメラへのカメラ台の取り付け方
デジタルカメラを本プロテクターに装填するために、本プロテクター前蓋側の内部に設置されている
カメラ台をデジタルカメラに取り付けます。
1 デジタルカメラのアイカップやホットシューカバーをカメラ台に収納できます。
2 デジタルカメラ底部の三脚座部分へカメラ台を取り付
けます。取り付けは、デジタルカメラの三脚穴を使用
します。
Jp
3 カメラ台には上下と前後の向きがあります。右図を参
考に間違いのないように取り付けてください。
上
下
前
後
水中エレクトロニックフラッシュUFL-2を水中光ファイバーケーブル
で接続して使用する場合
1 カメラのRCモードをONに設定して、内蔵フラッシュを発光できる状態にします。
2 カメラの内蔵フラッシュをポップアップした状態でカメラを本製品に装着します。
UFL-2側の操作はUFL-2取扱説明書をご覧ください。
JP 19
エレクトロニックフラッシュをTTLケーブルで接続して使用する場合
エレクトロニックフラッシュを、本製品にTTLケーブルで接続して使用する場合、ホットシューケー
ブルをカメラに取り付け、本製品前蓋側にあるホットシューケーブル取り付け部にケーブルを接続し
ます。この場合、カメラの内蔵フラッシュは使用できません。また、自動的にカメラの内蔵フラッシュ
がポップアップしないように、必ずカメラの自動ポップアップの設定をOFFに設定します。
1 プロテクターへカメラを装填する前に、プロテクター
のホットシューケーブル取り付け部にホットシュー
ケーブルのコネクタを差し込み固定します。
2 カメラの自動ポップアップの設定を OFF に設定します。カメラの AUTO や水中モード以外のシーン
モードでは、内蔵フラッシュは暗いときや逆光のときに自動的にポップアップします。内蔵フラッシュ
が自動的にポップアップしないようにカメラの設定を変更します。
MENU X[Y]X[f]フラッシュ X【自動ポップアップ】
【OFF】:内蔵フラッシュが自動的にポップアップしません。
3 エレクトロニックフラッシュ側の電源をカメラより先にONに設定して使用します。
エレクトロニックフラッシュをご使用の場合は、必ずカメラより先にエレクトロニックフラッシュの
電源をONにしてください。
カメラの自動ポップアップの設定がONの状態でカメラの撮影モードが AUTO または水中モード以外
のシーンモードに設定されている場合、エレクトロニックフラッシュ側の電源よりも先にカメラ側の
電源をONにすると、カメラの内蔵フラッシュが自動的にポップアップしてしまう場合がありますの
で、必ずエレクトロニックフラッシュ側の電源を先にONにしてご使用ください。
4 カメラをプロテクターに装填した後に、
カメラへホットシューケーブル本体を
装着します。
Jp
注意:
• カメラの機能設定について詳しくはカメラの取扱説明書をご確認ください。
• カメラにホットシューケーブルが接続された状態で内蔵フラッシュがポップアップした場合、内蔵フラッ
シュとホットシューケーブル本体が干渉し、ホットシューケーブル本体がカメラからはずれ、接続不良に
至る場合がありますのでご注意ください。
• 他社製のスレーブ発光タイプの水中フラッシュを使用する場合は、カメラの内蔵フラッシュをポップアッ
プした状態でカメラを本製品に装填してください。
• カメラを本製品に装填し、プロテクターのスライドロックおよび開閉ダイヤルを閉じて密閉した状態で
は、カメラの内蔵フラッシュをポップアップしたり、収納したりすることはできません。ご注意ください。
• 別売のエレクトロニックフラッシュおよびエレクトロニックフラッシュ用プロテクターを使用する場合
は、本プロテクターとフラッシュ用プロテクターを組み合わせるためのブラケット類が必要となります。
ご注意ください。
JP 20
デジタルカメラを装填します
下記事項を確認し、本プロテクターへデジタルカメラを装填します。
• デジタルカメラの電源が OFFである。
• デジタルカメラにメディアが装着されている。
• 電池が十分に充電されている。
• デジタルカメラのストラップやレンズキャップ、フィルタが取りはずされている。
• デジタルカメラ底部の三脚穴に本プロテクター付属のカメラ台がセットされている。
• デジタルカメラファインダのアイカップがはずされている。
• デジタルカメラのレンズにズームギアやフォーカスギアが装着されている。
1 本プロテクターのズームダイヤルとモードダイヤル(パワースイッチレバーも同時にもち上がります)
を、デジタルカメラの装填時に干渉しないように引き出します。
その際、パワースイッチレバーの向きを下図のような位置に合わせます。
Jp
2 エレクトロニックフラッシュと TTL 接続して使用する場合、本プロテクター前蓋側の内部、左上側に
あるホットシューコネクタ部のTTLケーブルコネクタキャップを取りはずし、ホットシューコネクタ
を接続します。
反時計回りではずします。
注意:
ホットシューコネクタ固定ネジをねじ込む際は、プロテクター本体を逆さまにしてねじ込んでください。そ
の際、プロテクター本体を落としたりすることのないよう、十分にご注意ください。
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3 水中フラッシュ UFL-2と光ファイバーケーブルで接続したり、他社製のスレーブフラッシュを使用す
る場合は、カメラの#ボタンを押して内蔵フラッシュを起こします。
#ボタン
注意:
プロテクターへカメラを装填する際に必ず内蔵フラッシュをポップアップしてください。プロテクター密閉
後は、プロテクター外部からの操作で内蔵フラッシュをポップアップすることはできません。このような場
合は、カメラの自動ポップアップの設定をONに設定し、カメラの撮影モードをAUTO または水中モード以
外のシーンモードに設定して、カメラを暗い被写体へ向けシャッターを半押しして内蔵フラッシュを自動
ポップアップさせてください。
4 デジタルカメラに装着したカメラ台を、デジタルカメラとともに本プロテクターのカメラ台装填溝へ
装填します。この際、無理に装填せず、デジタルカメラが本プロテクター内部の部品に干渉しないよ
うに確認しながら静かに装填してください。
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5 エレクトロニックフラッシュを TTL 接続して使用する場合、カメラのホットシュー部へホットシュー
ケーブル本体を装着します。また、カメラの自動ポップアップの設定をOFFに設定します。
注意:
カメラの自動ポップアップの設定を確認した後に、必ずカメラの電源をOFFにしてください。
6 デジタルカメラ装填前に引き出した本プロテクターのズームダイヤルとモードダイヤルを静かに押し
下げ、ズームダイヤルでズーム操作がスムーズにできるか、パワースイッチレバーでデジタルカメラ
の電源をON/OFFできるかモードダイヤルでカメラのモードダイヤルを操作できるか確認します。
Jp
注意:
• デジタルカメラ装填前に、別売の防水ポートの取扱説明書を確認し、レンズのズームリングやフォーカス
リングへのズームギアやフォーカスギアの装着と、本プロテクターへ装着時のズームリングやフォーカス
リングの位置決めを正しく行ってから、本プロテクターへ装填してください。
• レンズに装着したズームギアやフォーカスギアと本プロテクター側のズームダイヤルギアが正しくかみ
合っていない場合、ズームやフォーカス操作ができません。また、ギアがかみ合っていても、デジタルカ
メラを装填する際に、レンズのズーム範囲やフォーカス範囲が制限されてしまう場合があります。別売の
防水ポート付属の取扱説明書をよくご確認のうえ、正しくセットしてください。
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シリカゲルを装填します
プロテクターを密閉する前に必ず付属の防曇剤シリカゲル一袋を、カメラ台下部とプロテクター内面
との間に入れてください。シリカゲルは両側を下に折り、横方向にして入れてください。
向きに注意
注意:
• シリカゲルは指定の場所に指定された向きで必ず奥まで挿入してください。向きを間違えると、プロテク
ター密閉時にシリカゲルの袋を挟み込み水漏れの原因となります。
• 途中まで入れたままでプロテクターを閉めるとシリカゲルの袋をOリングが挟み込み水漏れの原因となり
ます。
• 一度使用したシリカゲルは吸湿性能が衰えています。シリカゲルはプロテクター開閉時に毎回交換するこ
とをおすすめします。
装填状態のチェックをします
プロテクターを密閉する前に、以下の通り各部の最終チェックをします。
• ズームダイヤルが正しく機能するようにデジタルカメラが装填されているか。
• シリカゲルは指定された位置に奥まで挿入されているか。
• 各Oリングと接触面にゴミなどの異物が付着していないか。
• Oリングは正常に装着されてるか。
• 防水ポートが正しく装着されているか。
• TTLコネクタキャップに緩みがなく、正しく装着されているか。
• カメラの電源を ON/OFFできるか。
• カメラのモードダイヤルを操作できるか。
• エレクトロニックフラッシュと TTL 接続して使用する場合、ホットシューケーブルが正しく装着さ
れ、カメラの自動ポップアップの設定がOFFに設定されているか。
• 水中フラッシュ UFL-2と光ファイバーケーブルで接続したり、他社製のスレーブフラッシュを使用す
る場合は、カメラの内蔵フラッシュがポップアップされているか。
Jp
JP 24
プロテクターを密閉します
1 後蓋を静かに閉じます。(Oリングが溝からはずれない
ように静かに閉じてください)
2 開閉ダイヤルを時計方向に回します。
• スライドロックの位置が真上に来るとプロテク
ターが密閉されます。
注意:
開閉ダイヤルを十分に回していない場合は、プロテクターが密閉されずに水漏れするおそれがありますの
で、ご注意ください。
Jp
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装填後の動作チェック
プロテクター密閉後、カメラが正しく機能するか最終チェックをします。
• プロテクターのパワースイッチレバーを操作し、カメラの電源がON/OFFできるか。
• プロテクターのモードダイヤルノブを操作し、カメラのモードが正しく切り変わるか。
• プロテクターのシャッターレバーを操作し、カメラのシャッターを操作できるか。
• プロテクターのズームダイヤルを操作し、レンズのズーム操作が可能かどうか。
• その他、プロテクターの各種操作ボタンを操作して、カメラが機能するか。
注意:
• カメラが正しく機能しない場合は、本取扱説明書「デジタルカメラをチェックします」(P.16)からカメ
ラの装填をやり直してください。
• カメラをプロテクターに装填後、モードダイヤルが動くことを確認してください。
動かないときはカメラのモードダイヤルにプロテクターのモードダイヤルが正しくセットされていない
可能性があります。確実にセットしてください。
最終チェックをします
目視検査
プロテクターを密閉後、プロテクターの前蓋、後蓋の密閉部分およびプロテクター本体とポートの装
着部分の周囲を外側から見て、Oリングのよじれやはずれ、異物の挟み込みがないことを確認してく
ださい。
Jp
注意:
髪の毛や繊維くず等細かいものは目立ちませんが水没事故の原因になります。特にご注意ください。
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最終テスト
ここではカメラ装填後の最終水漏れ検査をご紹介します。もし、水没したら…その不安から開放され
る唯一の手段です。必ず行うようにしましょう。水槽またはバスタブなどで簡単に行えます。
所用時間約5分
Jp
簡単水没テスト
1 ゆっくりと水の中に入れて
いきます。
2 最初は3秒だけ水につけて
みます。
3 内部に水が入っていないか
チェックします。
4 次は 30秒水につけてチェッ
クします。
5 内部に水が入っていないか
チェックします。
6 次は3分水につけてチェッ
クします。
説明画像 ちょっとヒントです
プロテクターは透明なので、水滴が入っても簡
単に確認できます。
Oリングにトラブルがあれば 3秒だけでも浸
水してきます。蓋の間から気泡が出てきません
か?
よくチェックしてください。
水から引き上げてみてプロテクターの下に水
が溜まっていないか確認します。
内部に水が垂れていませんか?
気泡が出てこないか良く確認してください。
水中の操作はまだしません。
水から引き上げて下に水がたまっていないか
確認します。
念には念を入れてよく確認してください。
気泡が出てこないか良く確認してください。
よく使うボタン類を操作して気泡が出てこな
いか確認してください。
ここで水が入らなければ大丈夫。
7 これが最後のチェックです。
シリカゲルが濡れてません
か?
8 どこにも水漏れがなければ
OKです。
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これが大切です。
シリカゲルは濡れてませんか?
よく確認してください。
中が見えるので水没検査も確実ですね。
これで安心です。
HAVE A NICE DI VE !
4. 水中での撮影方法
ハンドストラップの使い方
本プロテクターに取り付けたハンドストラップと、本プロテクターの間に手を通し、右手で本体を支
えます。
注意:
E-520に設けられた水中撮影に適した設定(水中ワイド/水中マクロ)を使うと、簡単に水中撮影をお楽しみ
いただけます。
注意して構えましょう
撮影画面を確認します
本プロテクターでは撮影画面をピックアップファイン
ダまたは液晶モニタを使用して確認します。液晶モニタ
を通して確認する場合は、u ボタンを押してライブ
ビュー機能を使います。
Jp
シャッターレバーを静かに押します
シャッターレバーを押す際は、両手でプロテクターを
しっかり支え、カメラブレが起きないように注意しなが
ら静かにレバーを操作します。
注意:
• 動きの早い被写体を撮影する場合は、ピックアップファインダーのご使用をおすすめします。
• ライブビュー機能を使う際は、7倍 /10倍に拡大してピントを確認できます。
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5. 撮影終了後の取り扱い方法
水滴を拭き取りましょう
水中撮影終了後、陸に上がったらプロテクターに付いている水滴を拭き取ります。プロテクターの前
蓋・後蓋の隙間、シャッターレバー、パームグリップ、開閉ダイヤルに付いている水滴などを繊維く
ずの出ない柔らかい布やエアーを使って丹念に除去します。
注意:
• 特にプロテクターの前蓋と後蓋の間、およびプロテクター本体とポート部の間に水滴が残っていると、プ
ロテクターを開けたり、ポートを着脱する際にその水滴がプロテクター内にこぼれるおそれがあります。
特に念入りに水滴を除去してください。
• プロテクターを開けたり、ポートを着脱する際、髪の毛や身体から落ちる水滴をプロテクター内部やカメ
ラに落とさぬよう十分ご注意ください。
• プロテクターを開けたり、ポートを着脱する際、手や手袋に砂・繊維くず等の異物がついていないことを
確かめてください。
• 水しぶきや砂のかかる恐れのある場所ではプロテクターを開閉したり、ポートを着脱したりしないでくだ
さい。電池や記録メディアの交換をするためにやむを得ず開閉する場合は、物陰でシートを敷く等、水し
ぶきや砂のかからないようにしてください。
• 海水のついた手でデジタルカメラや電池に触れないよう注意してください。
注意:
あらかじめ真水で濡らしたタオルなどをポリ袋に入れて用意しておき、手や指の塩分を拭き取ってから作業
するとよいでしょう。
Jp
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