Professional
シーン別推奨設定ガイド
静止画撮影編
–
–
目次
風景
風景撮影の基本設定
●
フォーカスモードを
エリアモードを[シングルポイントAF]に
AF
●
手持ち撮影時は手ブレ補正を[ノーマル]に
●
サイレント撮影を[する]に
●
ローライトAFを[する]に
●
露出ディレーモードを[1秒]に
●
モニターモードを[モニターのみ]に
風景撮影に便利なカスタムボタンの割り当てについて
●
q
プレビュー
●
b
格子線表示
●
K
フォーカスポイント中央リセット
●
b
ライブビュー情報表示の消灯
●
p
拡大画面との切り換え
ポートレート
ポートレート撮影の基本設定
●
ピクチャーコントロールを[ポートレート]に
●
フォーカスモードを
●
エリアモードを[ワイドエリアAF(L-人物)]に
AF
●
手ブレ補正を[ノーマル]に
●
縦/横位置フォーカスポイント切換を[する]に
●
モニターモードを[ファインダー優先]に
...........................................................
、
AF-S
!! ....................................................................
!! .................................................................
!! .......................................................
!! .............................................
...................................................................................................
....................................................................................................
.................................................
..........................................................
.............................................................................
..............................................
AF-Cに!! ...................................................................
!! ................................................................
!! ...................................
2
!!..............................
!! ..................................
...........
!! ..........................
!! .............
!! .....................
5
6
7
7
9
10
10
11
12
13
13
13
13
14
15
16
16
17
17
18
19
20
ポートレート撮影に便利な
カスタムボタンの割り当てについて
●
K
再生
..................................................................................................................
●
K
フォーカスポイント中央リセット
●
y
アクティブ
●
p
拡大画面との切り換え
.................................
ライティング設定
D-
......................................................
.............................................................................
.................................................
スポーツ
スポーツ撮影や動く被写体を撮影するための基本設定
●
フォーカスモードを
●
エリアモードを[ダイナミックAF]に
AF
●
手ブレ補正を[スポーツ]に
●
モニターモードを[ファインダー優先]に
スポーツ撮影に便利なカスタムボタンの割り当てについて
●
K再生 .................................................................................................................
●
g
プロテクト
●
K
フォーカスポイント中央リセット
●
z
フォーカスモード
●
p
拡大画面との切り換え
動画モードの静止画撮影機能を使って
決定的な瞬間をとらえたい
高速連続撮影と高速連続撮影(拡張)の違いを知りたい
●
撮影画面について
●
連続撮影速度について
シャッタースピードと絞り値を
維持して適正露出で撮影したい
AF-Cに!! ...................................................................
!! ...................................
!! ................................................................
!! ...................................
..................................................................................................
.................................................
エリアモード
/AF
..........................................
.............................................................................
..............................................
...........................................................................................
..................................................................................
.......................................
..........
....
......
21
22
22
22
23
25
26
27
27
28
29
30
31
31
31
32
32
33
36
37
38
40
3
便利な機能
よく使う機能を撮影モードダイヤルに登録したい
ファインダー撮影時に目が疲れないようにしたい
フリッカー現象の影響を低減して撮影したい
タ ー ゲ ット 追 尾AFを使って
動く被写体にピントを合わせ続けたい
ピント合わせの操作とレリーズ操作を
別のボタンに分けたい
動物AFを使って犬や猫の顔や瞳にピント合わせをしたい
必要な画像に印をつけたい
....................................................
●
動物撮影の基本設定
●
エリアモードを[ワイドエリアAF(L-動物)]に
AF
.......................................................................................
................................................
●
プロテクトを設定する
●
レーティングを設定する
..................................................................................
.............................................................................
..............................
..................
..................
........................
4
.....
!! .............
43
44
45
46
48
50
51
51
51
54
54
56
風景
風景写真をより鮮明に、より快適に撮
影するための基本設定やおすすめ機能
を紹介します。
5
風景撮影の基本設定
風景写真を撮影する場合におすすめの設定は次の通りです。
静止画撮影メニュー
フォーカスモード
エリアモード
AF
回折補正 する
手ブレ補正
サイレント撮影 する
カスタムメニュー
半押しAFレンズ駆動 する
a6
ローライト
a10
露出ディレーモード
d4
その他
レリーズモード
モニターモード モニターのみ
※
使用するレンズに手ブレ補正機能がある場合は、レンズに
1
よっておすすめの設定が異なります(
※
別売のリモートコントロールアクセサリーをお持ちの場合
2
は 、[ 露出ディレーモード]の代わりにリモートコントロール
アクセサリーのご使用をおすすめします。
AF
AF-S
シングルポイント
手持ち撮影時:ノーマル
三脚使用時:しない
する
※
2
秒
1
コマ撮影
1
AF
※
)。
0
8
1
6
●
フォーカスモードを
AF-S、AF
ドを[シングルポイントAF]に
撮影者がピント合わせをしたいポイン
トを選べ、シャッターボタンを半押し
するとフォーカスがロックされるため、
風景撮影などの静止している被写体撮
影の基本的な組み合わせです。
●
手持ち撮影時は手ブレ補正を
[ノーマル]に
手ブレ補正の設定は、カメラを手持ち
で撮影するのか、カメラを三脚に固定
して撮影するのかによって設定を変更
してください。
手持ちで撮影する場合は[ノーマル]に設定してください。手
•
ブレ補正効果が高く、静止している被写体を撮影する場合に適
しています。
!!
エリアモー
!!
7
風景撮影の基本設定
マウントアダプター
•
チのあるFマウントレンズを装着している場合、[手ブレ補正]
はグレーで表示されて設定できません。レンズで手ブレ補正の
設定を行ってください。
三脚使用時のおすすめの設定はレンズによって異なります。
•
手ブレ補正機能があるZマウントレンズを装着している場合
–
は[ノーマル]、手ブレ補正機能がないレンズを装着している
場合は[しない]に設定してください。
マウントレンズを装着している場合、レンズ側で手ブ
–次のF
レ補正機能をノーマルにしてください。それ以外のFマウン
トレンズを装着している場合は、レンズの説明書をご覧くだ
さい。
を使用して手ブレ補正切り替えスイッ
FTZ
– AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR
– AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
– AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR
– AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR
– AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR
– AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
– AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
– AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR
– AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR
– AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
– AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR
– AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR
– AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
8
のファームウェアバージョンについて
FTZ
Z 7II/Z 6II
ファームウェアは
•
•
●
静止画撮影メニューの[サイレント撮
影]を[ する]に設定すると、電子シャッ
ターが使用できます。メカニカルな
シャッター動作によるカメラブレを抑
えることができます。
サイレント撮影について
•
•
でマウントアダプター
ファームウェアバージョンは、
アップメニュー[ファームウェアバージョン]を実行すると
確認できます。
ファームウェアのバージョンアップ方法については、当社の
ホームページでご確認ください。
サイレント撮影を[する]に
次の場合は、[サイレント撮影]を[しない]に設定してく
ださい。
フラッシュ撮影したい場合
–
長秒時ノイズ低減またはフリッカー低減を使用したい場合
–
感度を高感度(
– ISO
被写体に動きがあり、画像が歪む場合
–
その場合、カスタムメニューd5[シャッター方式]を[オー
ト]に設定することをおすすめします。シャッタースピード
によって先幕シャッターが電子先幕シャッターに自動で切り
替わるため、カメラブレを抑えながら撮影できます。
以降になっている必要があります。
Ver.1.10
Hi 0.3〜Hi 2.0
をご使用の場合、
FTZ
を装着した状態でセット
FTZ
!!
)に設定したい場合
FTZ
の
9
風景撮影の基本設定
●
ローライトAFを[する]に
カスタムメニュー
]を[する]に設定すると、フォー
AF
カスモードが
もピントが合いやすくなります。夕景
や夜景の撮影に便利です。
●
露出ディレーモードを[1秒]に
カスタムメニューd4[露出ディレーモー
ド]では、シャッターボタンを押して
からシャッターがきれるまでの時間を
設定できます。
と、シャッターボタン操作時のカメラ
ブレを最小限に抑えられます。[しない]
以外に設定すると、撮影画面に
AF-S
[ ローライト
a10
のときに暗い場所で
秒以上に設定しておく
1
z
アイコンが表示されます。
!!
!!
10
●
モニターモードを[モニターのみ]に
画像モニターを見ながら撮影する場合、
モニターモード切り換えボタンを押し
て[モニターのみ]に設定することを
おすすめします。アイセンサーに顔や
指を近づけても画像モニターの表示が
消えることがないため、構図作りに集
中できます。
モニターモードの[ファインダー優先]について
これまでのデジタル一眼レフカメラと似た動作になります。
静止画モードの場合、ファインダーに顔を近づけるとファイ
•
ンダー内に撮影画面が表示されますが、顔を離しても画像モ
ニターには撮影画面は表示されません。
ボタンやKボタンを押すと、画像モニターにメニュー
• G
や再生画面が表示されます。
これまでのデジタル一眼レフカメラの操作に慣れていて、手持
•
ちでファインダーを見ながら撮影する場合におすすめします。
!!
11
風景撮影に便利なカスタムボタンの
割り当てについて
風景撮影時におすすめのカスタムボタンおよびJボタンの機能の
割り当ては次の通りです。
ボタン
w Fn1
ボタン
y Fn2
V AF-ON
z
•
ボタン
サブセレクター
8
中央ボタン
動画撮影ボタン
ボタン
J
カスタムボタンの機能はカスタムメ
ニューf2[カスタムボタンの機能]、
ボタンの機能はカスタムメニュー
J
ボタンの機能]で設定を行え
f3[OK
ます。
プレビュー
q
b
格子線表示
AF-ON
A
フォーカスポイント中央リセット
K
ライブビュー情報表示の消灯
b
撮影時:拡大画面との切り換え
(拡大率:[等倍(
p
再生時:
(拡大率:[等倍(
12
拡大画面との切り換え
100%
)])
)])
100%
●
q
プレビュー
ボタンを押している間、現在設定している色味や露出、被写界深
度を撮影画面の表示に反映します。風景写真の仕上がりを確認し
ながら撮影することができます。
●
b
格子線表示
ボタンを押すと撮影画面に構図用格子線を表示します。撮影時に
水平や垂直に気をつけて構図を決めたい場合に表示させておくと
便利です。
●
K
フォーカスポイント中央リセット
ボタンを押すと、フォーカスポイントを移動しても素早く中央に
戻せます。フォーカスポイントの移動を主にサブセレクターで行っ
ている場合、サブセレクター中央ボタンに割り当てておくと便利
です。
●
b
ライブビュー情報表示の消灯
ボタンを押すと撮影画面のアイコンや撮影情報を非表示にします。
撮影時の構図を隅々まで確認したいときに便利です。
13
風景撮影に便利なカスタムボタンの割り当てについて
●
p
拡大画面との切り換え
撮影時
ボタンを押すと、フォーカスポイントを中心にして設定した拡
J
大率で拡大表示します。被写体にピントが合っているかを確認す
るのに便利です。特にオートフォーカスが苦手な被写体に対して
マニュアルフォーカスで、より厳密にピント合わせをしたい場合
に便利です。
拡大率はカスタムメニューf3[OKボタンの機能]の[ 撮影モード]
•
で[ 拡大画面との切り換え]を選んで2を押すと設定できます。
再生時
ボタンを押すと、撮影時のフォーカスポイントを中心にして、
J
設定した拡大率で拡大表示します。被写体にピントが合っている
かどうかを確認できます。
拡大率はカスタムメニューf3[OKボタンの機能]の[ 再生モード]
•
で[ 拡大画面との切り換え]を選んで2を押すと設定できます。
14
ポートレート
ポートレート撮影時に被写体に集中し
て撮影を行うための基本設定やおすす
めの機能を紹介します。
15
ポートレート撮影の基本設定
ポートレート撮影する場合におすすめの設定は次の通りです。
静止画撮影メニュー
ピクチャーコントロール ポートレート
フォーカスモード
エリアモード ワイドエリアAF(L-人物)
AF
手ブレ補正 ノーマル
サイレント撮影 しない
カスタムメニュー
縦/横位置
a5
フォーカスポイント切換
シャッター方式 オート
d5
その他
モニターモード ファインダー優先
●
ピクチャーコントロールを[ポートレート]
に
!!
人物の肌が滑らかで自然な画像になり
ます。
AF-C
する
16
●
フォーカスモードを
シャッターボタンを半押ししている間
または
常にピントを合わせ続けるモードです。
動く被写体の撮影に最適です。
●
AF
ボタンを押している間は
AF-ON
エリアモードを
[ワイドエリアAF(L-人物)]に
エリアモードを[ワイドエリア
AF
(L-人物)]に設定すると、カメラが
フォーカスポイント内にある人物の顔
と瞳を検出します(瞳
特定の人物にピント合わせをしたい場
合におすすめします。
カメラが人物の顔を検出した場合、顔に黄色の枠(フォーカスポ
•
イント)が表示されます。瞳を検出できるときは、左右どちらか
の瞳に黄色のフォーカスポイントが表示されます。自動でフォー
カスポイントが顔や瞳の位置に移動するため、被写体が動いても
構図や表情に集中して撮影できます。
[オートエリアAF(人物)]に設定した場合
[オートエリアAF(人物)]に設定し
た場合も人物の顔や瞳を検出できま
す。複数の顔や瞳を検出すると、フォー
カスポイントに
れます。マルチセレクターの
押してピント合わせをしたい顔や瞳を選ぶことができます。
AF/
およびfが表示さ
e
AF-Cに!!
AF
顔検出AF)。
を
42
!!
17
ポートレート撮影の基本設定
暗い場所でピントを合わせやすくするには
カスタムメニュー
]を[ する]に設定すると、フォー
AF
カスモードが
でもピントが合いやすくなります。
●
手ブレ補正を[ノーマル]に
[ノーマル]を選ぶと高い手ブレ補正効
果が得られます。
レンズシフト式手ブレ補正の[ノーマ
•
ル]モードの原理上、シャッターレリー
ズ後に撮影画面の表示がわずかに動く
ことがありますが、異常ではありません。違和感がある場合は[ス
ポーツ]に設定するとファインダー像が安定し、フレーミング
に集中して撮影を行えます。
マウントアダプター
•
チのあるFマウントレンズを装着している場合、[手ブレ補正]
はグレーで表示されて設定できません。レンズで手ブレ補正の
設定を行ってください。
[ローライト
a10
のときに暗い場所
AF-S
FTZ
!!
を使用して手ブレ補正切り替えスイッ
18