Nikon Z 6II, Z 7II Recommended settings guide for each scene (still image shooting) [ja]

Professional
シーン別推奨設定ガイド
静止画撮影編
目次
風景
風景撮影の基本設定
フォーカスモードを
エリアモードを[シングルポイントAF]に
AF
手持ち撮影時は手ブレ補正を[ノーマル]に
サイレント撮影を[する]に
ローライトAFを[する]に
露出ディレーモードを[1秒]に
モニターモードを[モニターのみ]に
風景撮影に便利なカスタムボタンの割り当てについて
q
プレビュー
b
格子線表示
K
フォーカスポイント中央リセット
b
ライブビュー情報表示の消灯
p
拡大画面との切り換え
ポートレート
ポートレート撮影の基本設定
ピクチャーコントロールを[ポートレート]に
フォーカスモードを
エリアモードを[ワイドエリアAF(L-人物)]に
AF
手ブレ補正を[ノーマル]に
縦/横位置フォーカスポイント切換を[する]に
モニターモードを[ファインダー優先]に
...........................................................
AF-S
!! ....................................................................
!! .................................................................
!! .......................................................
!! .............................................
...................................................................................................
....................................................................................................
.................................................
..........................................................
.............................................................................
..............................................
AF-Cに!! ...................................................................
!! ................................................................
!! ...................................
2
!!..............................
!! ..................................
...........
!! ..........................
!! .............
!! .....................
5
6
7 7
9 10 10 11
12 13
13 13 13 14
15
16 16
17 17 18 19 20
ポートレート撮影に便利な
カスタムボタンの割り当てについて
K
再生
..................................................................................................................
K
フォーカスポイント中央リセット
y
アクティブ
p
拡大画面との切り換え
.................................
ライティング設定
D-
......................................................
.............................................................................
.................................................
スポーツ
スポーツ撮影や動く被写体を撮影するための基本設定
フォーカスモードを
エリアモードを[ダイナミックAF]に
AF
手ブレ補正を[スポーツ]に
モニターモードを[ファインダー優先]に
スポーツ撮影に便利なカスタムボタンの割り当てについて
K再生 .................................................................................................................
g
プロテクト
K
フォーカスポイント中央リセット
z
フォーカスモード
p
拡大画面との切り換え
動画モードの静止画撮影機能を使って
決定的な瞬間をとらえたい
高速連続撮影と高速連続撮影(拡張)の違いを知りたい
撮影画面について
連続撮影速度について
シャッタースピードと絞り値を
維持して適正露出で撮影したい
AF-Cに!! ...................................................................
!! ...................................
!! ................................................................
!! ...................................
..................................................................................................
.................................................
エリアモード
/AF
..........................................
.............................................................................
..............................................
...........................................................................................
..................................................................................
.......................................
..........
....
......
21 22
22 22 23
25
26 27
27 28 29
30 31
31 31 32 32
33
36 37
38
40
3
便利な機能
よく使う機能を撮影モードダイヤルに登録したい
ファインダー撮影時に目が疲れないようにしたい
フリッカー現象の影響を低減して撮影したい
タ ー ゲ ット 追 尾AFを使って
動く被写体にピントを合わせ続けたい
ピント合わせの操作とレリーズ操作を
別のボタンに分けたい
動物AFを使って犬や猫の顔や瞳にピント合わせをしたい
必要な画像に印をつけたい
....................................................
動物撮影の基本設定
エリアモードを[ワイドエリアAF(L-動物)]に
AF
.......................................................................................
................................................
プロテクトを設定する
レーティングを設定する
..................................................................................
.............................................................................
..............................
..................
..................
........................
4
.....
!! .............
43
44
45
46
48
50
51 51
51 54 54
56
風景
風景写真をより鮮明に、より快適に撮 影するための基本設定やおすすめ機能 を紹介します。
5

風景撮影の基本設定

風景写真を撮影する場合におすすめの設定は次の通りです。
静止画撮影メニュー
フォーカスモード
エリアモード
AF
回折補正 する
手ブレ補正
サイレント撮影 する
カスタムメニュー
半押しAFレンズ駆動 する
a6
ローライト
a10
露出ディレーモード
d4
その他
レリーズモード
モニターモード モニターのみ
使用するレンズに手ブレ補正機能がある場合は、レンズに
1
よっておすすめの設定が異なります
別売のリモートコントロールアクセサリーをお持ちの場合
2
は 、[ 露出ディレーモード]の代わりにリモートコントロール アクセサリーのご使用をおすすめします。
AF
AF-S
シングルポイント
手持ち撮影時:ノーマル 三脚使用時:しない
する
2
1
コマ撮影
1
AF
0
8
1
6
フォーカスモードを
AF-S、AF
ドを[シングルポイントAF]に
撮影者がピント合わせをしたいポイン トを選べ、シャッターボタンを半押し するとフォーカスがロックされるため、 風景撮影などの静止している被写体撮 影の基本的な組み合わせです。
手持ち撮影時は手ブレ補正を
[ノーマル]に
手ブレ補正の設定は、カメラを手持ち で撮影するのか、カメラを三脚に固定 して撮影するのかによって設定を変更 してください。
手持ちで撮影する場合は[ノーマル]に設定してください。手
ブレ補正効果が高く、静止している被写体を撮影する場合に適 しています。
!!
エリアモー
!!
7
風景撮影の基本設定
マウントアダプター
チのあるFマウントレンズを装着している場合、[手ブレ補正] はグレーで表示されて設定できません。レンズで手ブレ補正の 設定を行ってください。
三脚使用時のおすすめの設定はレンズによって異なります。
手ブレ補正機能があるZマウントレンズを装着している場合
は[ノーマル]、手ブレ補正機能がないレンズを装着している 場合は[しない]に設定してください。
マウントレンズを装着している場合、レンズ側で手ブ
–次のF
レ補正機能をノーマルにしてください。それ以外のFマウン トレンズを装着している場合は、レンズの説明書をご覧くだ さい。
を使用して手ブレ補正切り替えスイッ
FTZ
– AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR – AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR – AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR – AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR – AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR – AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR – AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR – AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR – AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR – AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR – AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR – AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR – AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
8
のファームウェアバージョンについて
FTZ
Z 7II/Z 6II
ファームウェアは
静止画撮影メニューの[サイレント撮 ]を[ する]に設定すると、電子シャッ ターが使用できます。メカニカルな シャッター動作によるカメラブレを抑 えることができます。
サイレント撮影について
でマウントアダプター
ファームウェアバージョンは、 アップメニュー[ファームウェアバージョン]を実行すると 確認できます。 ファームウェアのバージョンアップ方法については、当社の ホームページでご確認ください。
サイレント撮影を[する]に
次の場合は、[サイレント撮影]を[しない]に設定してく ださい。
フラッシュ撮影したい場合
長秒時ノイズ低減またはフリッカー低減を使用したい場合
感度を高感度(
– ISO
被写体に動きがあり、画像が歪む場合
その場合、カスタムメニューd5[シャッター方式]を[オー ト]に設定することをおすすめします。シャッタースピード
によって先幕シャッターが電子先幕シャッターに自動で切り 替わるため、カメラブレを抑えながら撮影できます。
以降になっている必要があります。
Ver.1.10
Hi 0.3〜Hi 2.0
をご使用の場合、
FTZ
を装着した状態でセット
FTZ
!!
)に設定したい場合
FTZ
9
風景撮影の基本設定
ローライトAFを[する]に
カスタムメニュー
]を[する]に設定すると、フォー
AF
カスモードが もピントが合いやすくなります。夕景 や夜景の撮影に便利です。
露出ディレーモードを[1秒]に
カスタムメニューd4[露出ディレーモー ド]では、シャッターボタンを押して
からシャッターがきれるまでの時間を 設定できます。 と、シャッターボタン操作時のカメラ ブレを最小限に抑えられます。[しない] 以外に設定すると、撮影画面に
AF-S
ローライト
a10
のときに暗い場所で
秒以上に設定しておく
1
z
アイコンが表示されます。
!!
!!
10
モニターモードを[モニターのみ]に
画像モニターを見ながら撮影する場合、 モニターモード切り換えボタンを押し て[モニターのみ]に設定することを おすすめします。アイセンサーに顔や 指を近づけても画像モニターの表示が 消えることがないため、構図作りに集 中できます。
モニターモードの[ファインダー優先]について
これまでのデジタル一眼レフカメラと似た動作になります。
静止画モードの場合、ファインダーに顔を近づけるとファイ
ンダー内に撮影画面が表示されますが、顔を離しても画像モ ニターには撮影画面は表示されません。
ボタンやKボタンを押すと、画像モニターにメニュー
G
や再生画面が表示されます。 これまでのデジタル一眼レフカメラの操作に慣れていて、手持
ちでファインダーを見ながら撮影する場合におすすめします。
!!
11

風景撮影に便利なカスタムボタンの 割り当てについて

風景撮影時におすすめのカスタムボタンおよびJボタンの機能の 割り当ては次の通りです。
ボタン
w Fn1
ボタン
y Fn2
V AF-ON
z

ボタン
サブセレクター
8
中央ボタン
動画撮影ボタン
ボタン
J
カスタムボタンの機能はカスタムメ ニューf2[カスタムボタンの機能]、
ボタンの機能はカスタムメニュー
J
ボタンの機能]で設定を行え
f3[OK
ます。
プレビュー
q
b
格子線表示
AF-ON
A
フォーカスポイント中央リセット
K
ライブビュー情報表示の消灯
b
撮影時:拡大画面との切り換え
(拡大率:[等倍(
p
再生時:
(拡大率:[等倍(
12
拡大画面との切り換え
100%
])
])
100%
q

プレビュー

ボタンを押している間、現在設定している色味や露出、被写界深 度を撮影画面の表示に反映します。風景写真の仕上がりを確認し ながら撮影することができます。
b

格子線表示

ボタンを押すと撮影画面に構図用格子線を表示します。撮影時に 水平や垂直に気をつけて構図を決めたい場合に表示させておくと 便利です。
K

フォーカスポイント中央リセット

ボタンを押すと、フォーカスポイントを移動しても素早く中央に 戻せます。フォーカスポイントの移動を主にサブセレクターで行っ ている場合、サブセレクター中央ボタンに割り当てておくと便利 です。
b

ライブビュー情報表示の消灯

ボタンを押すと撮影画面のアイコンや撮影情報を非表示にします。 撮影時の構図を隅々まで確認したいときに便利です。
13
風景撮影に便利なカスタムボタンの割り当てについて
p

拡大画面との切り換え

撮影時
ボタンを押すと、フォーカスポイントを中心にして設定した拡
J
大率で拡大表示します。被写体にピントが合っているかを確認す るのに便利です。特にオートフォーカスが苦手な被写体に対して マニュアルフォーカスで、より厳密にピント合わせをしたい場合 に便利です。
拡大率はカスタムメニューf3[OKボタンの機能]の[ 撮影モード]
で[ 拡大画面との切り換え]を選んで2を押すと設定できます。
再生時
ボタンを押すと、撮影時のフォーカスポイントを中心にして、
J
設定した拡大率で拡大表示します。被写体にピントが合っている かどうかを確認できます。
拡大率はカスタムメニューf3[OKボタンの機能]の[ 再生モード]
で[ 拡大画面との切り換え]を選んで2を押すと設定できます。
14

ポートレート

ポートレート撮影時に被写体に集中し て撮影を行うための基本設定やおすす めの機能を紹介します。
15

ポートレート撮影の基本設定

ポートレート撮影する場合におすすめの設定は次の通りです。
静止画撮影メニュー
ピクチャーコントロール ポートレート
フォーカスモード
エリアモード ワイドエリアAF(L-人物)
AF
手ブレ補正 ノーマル
サイレント撮影 しない
カスタムメニュー
縦/横位置
a5
フォーカスポイント切換
シャッター方式 オート
d5
その他
モニターモード ファインダー優先
ピクチャーコントロールを[ポートレート] に
!!
人物の肌が滑らかで自然な画像になり ます。
AF-C
する
16
フォーカスモードを
シャッターボタンを半押ししている間 または 常にピントを合わせ続けるモードです。 動く被写体の撮影に最適です。
AF
ボタンを押している間は
AF-ON
エリアモードを
[ワイドエリアAF(L-人物)]に
エリアモードを[ワイドエリア
AF
(L-人物)]に設定すると、カメラが
フォーカスポイント内にある人物の顔 と瞳を検出します(瞳 特定の人物にピント合わせをしたい場 合におすすめします。
カメラが人物の顔を検出した場合、顔に黄色の枠(フォーカスポ
イント)が表示されます。瞳を検出できるときは、左右どちらか の瞳に黄色のフォーカスポイントが表示されます。自動でフォー カスポイントが顔や瞳の位置に移動するため、被写体が動いても 構図や表情に集中して撮影できます。
[オートエリアAF(人物)]に設定した場合
オートエリアAF(人物)]に設定し
た場合も人物の顔や瞳を検出できま す。複数の顔や瞳を検出すると、フォー カスポイントに れます。マルチセレクターの 押してピント合わせをしたい顔や瞳を選ぶことができます。
AF/
およびfが表示さ
e
AF-Cに!!
AF
顔検出AF)。
42
!!
17
ポートレート撮影の基本設定
暗い場所でピントを合わせやすくするには
カスタムメニュー
]を[ する]に設定すると、フォー
AF
カスモードが でもピントが合いやすくなります。
手ブレ補正を[ノーマル]に
ノーマル]を選ぶと高い手ブレ補正効
果が得られます。
レンズシフト式手ブレ補正の[ノーマ
]モードの原理上、シャッターレリー ズ後に撮影画面の表示がわずかに動く ことがありますが、異常ではありません。違和感がある場合は[ ポーツ]に設定するとファインダー像が安定し、フレーミング に集中して撮影を行えます。
マウントアダプター
チのあるFマウントレンズを装着している場合、[手ブレ補正] はグレーで表示されて設定できません。レンズで手ブレ補正の 設定を行ってください。
ローライト
a10
のときに暗い場所
AF-S
FTZ
!!
を使用して手ブレ補正切り替えスイッ
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