Nikon S6000 User Manual

デジタルカメラ
クールピクス S6000
使用説明書
商標説明
MicrosoftWindowsおよびWindows Vistaは、Microsoft Corporation
米国およびその他の国における登録商標または商標です。
MacintoshMac OSおよびQuickTimeは、Apple Inc.の商標です。
AdobeおよびAdobe Acrobat Adobe Systems, Inc.(アドビシステムズ
社)の商標、または特定地域における同社の登録商標です。
SDロゴおよびSDHCロゴはSD-3C, LLCの商標です。 PictBridgeロゴは商標です。
HDMI ロゴ、およびHigh-Definition Multimedia Interfaceは、
HDMI Licensing LLCの商標または登録商標です。
その他の会社名、製品名は各社の商標、登録商標です。
AVC Patent Portfolio Licenseに関するお知らせ
本製品は、お客様が個人使用かつ非営利目的で次の行為を行うために使用され る場合に限り、 ものです。
AVC Patent Portfolio Licenseに基づきライセンスされている
(i) AVC規格に従い動画をエンコードすること(以下、エンコードしたものを AVCビデオといいます)
個人利用かつ非営利目的の消費者によりエンコードされた AVC ビデオ、ま
(ii)
たは
AVCビデオを供給することについてライセンスを受けている供給者から
入手した
上記以外の使用については、黙示のライセンスを含め、いかなるライセンスも 許諾されていません。 詳細情報につきましては、MPEG LA, LLCから取得することができます。
AVCビデオをデコードすること
http://www.mpegla.comをご参照ください。
はじめに
撮影の準備
簡単な撮影と再生 ―A(オート撮影)モードを使う
いろいろな撮影
いろいろな再生
画像の編集
動画の撮影と再生
テレビやパソコン、プリンターに接続する
カメラに関する基本設定
カメラのお手入れ方法、取り扱い上のご注意
付録、索引
i

安全上のご注意

お使いになる前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しい方法でお使い ください。 この「安全上のご注意」は製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の 人々への危害や財産への損害を未然に防止するために重要な内容を記載して います。内容を理解してから本文をお読みいただき、お読みになった後は、お 使いになる方がいつでも見られるところに必ず保管してください。 表示と意味は以下のようになっています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷
危険
を負う可能性が高いと想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷
警告
を負う可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能 性が想定される内容および物的損害の発生が想定される内容を示し
注意
ています。
お守りいただく内容の種類を、以下の図記号で区分し、説明しています。
絵表示の例
記号は、注意(警告を含む)を促す内容を告げるものです。図の中や近
くに具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。
記号は、禁止(してはいけないこと)の行為を告げるものです。図の中
や近くに具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。
記号は、行為を強制すること(必ずすること)を告げるものです。図の 中や近くに具体的な強制内容(左図の場合はプラグをコンセントから抜く) が描かれています。
ii
警告(カメラについて)
分解したり、修理や改造をしないこと
感電したり、異常動作をしてケガの 原因となります。
分解禁止
落下などによって破損し、内部が露 出したときは、露出部に手を触れな
接触禁止
いこと
感電したり、破損部でケガをする原 因となります。 電池、電源を抜いて、ニコンサービ
すぐに
ス機関に修理を依頼してください。
修理依頼を
水につけたり、水をかけたり、雨に ぬらしたりしないこと
水かけ
発火したり感電の原因となります。
禁止
熱くなる、煙が出る、こげ臭いなど の異常時は、すみやかに電池を取り 出すこと
電池を
そのまま使用すると火災、やけどの
取る
原因となります。 電池を取り出す際、やけどに充分注 意してください。
すぐに
電池を抜いて、ニコンサービス機関
修理依頼を
に修理を依頼してください。
安全上のご注意
引火、爆発のおそれのある場所では 使用しないこと
プロパンガス、ガソリンなど引火性
使用禁止
ガスや粉塵の発生する場所で使用す ると爆発や火災の原因となります。
車の運転者等にむけてフラッシュ を発光しないこと
事故の原因となります。
発光禁止
フラッシュを人の目に近づけて発 光しないこと
視力障害の原因となります。
発光禁止
特に乳幼児を撮影する時は 離れてください。
幼児の口に入る小さな付属品は、幼 児の手の届かないところに置くこと
幼児の飲み込みの原因となります。
保管注意
万一飲み込んだときは、直ちに医師 にご相談ください。
ストラップが首に巻きつかないよう にすること
特に幼児・児童の首にストラップを
保管注意
かけないこと
首に巻き付いて窒息の原因となります 。
指定の電源(電池、本体充電ACアダプ ターまたは
指定以外のものを使用すると、火災
警告
や感電の原因となります。
充電時やAC アダプター使用時に雷 が鳴り出したら、電源プラグに触れ ないこと
使用禁止
感電の原因となります。 雷が鳴り止むまで機器から離れて ください。
AC
アダプター)を使うこと
注意(カメラについて)
ぬれた手でさわらないこと
感電の原因になることがあります。
感電注意
製品は、幼児の手の届かない所に置 くこと
ケガの原因になることがあります。
保管注意
1m以上
使用しないときは、電源を OFF にし てレンズを遮光し、太陽光のあたら ない所に保管すること
保管注意
太陽光が焦点を結び、火災の原因に なることがあります。
三脚にカメラを取り付けたまま移 動しないこと
転倒したりぶつけたりしてケガの
移動注意
原因になることがあります。
航空機内で使うときは、離着陸時に 電源を
OFFにすること
病院で使うときは病院の指示に従
使用注意
うこと
本機器が出す電磁波などにより、航 空機の計器や医療機器に影響を与 えるおそれがあります。
長期間使用しないときは電源(電池、
AC
本体充電 ター)を外すこと
電池を
電池の液もれにより、火災、ケガや
取る
周囲を汚損する原因になることが あります。 本体充電 ターをお使いの際には、電源プラグ をコンセントから抜いて、その後で
プラグを
カメラを取り外してください。火災
抜く
の原因になることがあります。
内蔵フラッシュの発光窓を人体やも のに密着させて発光させないこと
やけどや発火の原因になることが
発光禁止
あります。
布団でおおったり、つつんだりして 使用しないこと
熱がこもりケースが変形し、火災の
禁止
原因になることがあります。
窓を閉め切った自動車の中や直射 日光が当たる場所など、異常に温度 が高くなる場所に放置しないこと
放置禁止
内部の部品に悪い影響を与え、火災 の原因になることがあります。
付属のCD-ROM を音楽用CD プレー ヤーで使用しないこと
機器に損傷を与えたり大きな音が
禁止
して聴力に悪影響を及ぼすことが あります。
アダプター、ACアダプ
ACアダプターやACアダプ
iii
安全上のご注意
(専用Li-ionリチャージャブルバッテリー
危険
について)
電池を火に入れたり、加熱しないこ と
液もれ、発熱、破裂の原因となります。
禁止
電池をショート、分解しないこと
液もれ、発熱、破裂の原因となります。
分解禁止
専用の充電器を使用すること
液もれ、発熱、破裂の原因となります。
危険
Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL12 は、ニコンデジタルカメラ
専用の充電池で
使用禁止
対応しています。 ていない機器には使用しないこと
液もれ、発熱、破裂の原因となります。
ネックレス、ヘアピンなど金属製の ものと一緒に持ち運んだり、保管し ないこと
危険
ショートして液もれ、発熱、破裂の 原因となります。 持ち運ぶときは端子カバーをつけ てください。
電池からもれた液が目に入ったと きは、すぐにきれいな水で洗い、医 師の治療を受けること
危険
そのままにしておくと、目に傷害を 与える原因となります。
COOLPIX S6000
EN-EL12 に対応し
(専用Li-ionリチャージャブルバッテリー
警告
について)
電池は幼児の手の届かないところ に置くこと
幼児の飲み込みの原因となります。
保管注意
万一飲み込んだときは、直ちに医師 にご相談ください。
水につけたり、ぬらさないこと
液もれ、発熱の原因となります。
水かけ禁止
変色や変形、そのほか今までと異な ることに気づいたときは、使用しな いこと
使用禁止
液もれ、発熱、破裂の原因となります。
充電の際に所定の充電時間を超え ても充電が完了しないときは、充電 をやめること
警告
液もれ、発熱、破裂の原因となります。
電池をリサイクルするときや、やむ なく廃棄するときは、テープなどで 接点部を絶縁すること
警告
他の金属と接触すると、発熱、破裂、 発火の原因となります。ニコンサー ビス機関またはリサイクル協力店 にご持参いただくか、お住まいの自 治体の規則に従って廃棄してくだ さい。
電池からもれた液が皮膚や衣服に 付いたときは、すぐにきれいな水で 洗うこと
警告
そのままにしておくと、皮膚がかぶ れたりする原因となります。
注意
(専用Li-ionリチャージャブルバッテリー
注意
iv
について)
電池に強い衝撃を与えたり、投げた りしないこと
液もれ、発熱、破裂の原因となります。
安全上のご注意
(本体充電ACアダプターについて)
警告
分解したり修理・改造をしないこと
感電したり、異常動作をしてケガの 原因となります。
分解禁止
落下などによって破損し、内部が露 出したときは、露出部に手を触れな いこと
接触禁止
感電したり、破損部でケガをする原 因となります。 電源プラグをコンセントから抜い て、ニコンサービス機関に修理を依
すぐに
修理依頼を
頼してください。
熱くなる、煙が出る、こげ臭いなど の異常時は、速やかに電源プラグを コンセントから抜くこと
プラグを
そのまま使用すると火災、やけどの
抜く
原因となります。 電源プラグをコンセントから抜く 際、やけどに充分注意してくださ い。
すぐに
電源プラグをコンセントから抜い
修理依頼を
て、ニコンサービス機関に修理を依 頼してください。
水につけたり、水をかけたり、雨に ぬらしたりしないこと
発火したり感電の原因となります。
水かけ禁止
引火、爆発のおそれのある場所では 使用しないこと
プロパンガス、ガソリンなど引火性
使用禁止
ガスや粉塵の発生する場所で使用 すると爆発や火災の原因となりま す。
電源プラグの金属部やその周辺に ほこりが付着しているときは、乾い た布で拭き取ること
警告
そのまま使用すると火災の原因に なります。
雷が鳴り出したら電源プラグに触 れないこと
感電の原因となります。
使用禁止
雷が鳴り止むまで機器から離れて ください。
ケーブルを傷つけたり、加工したり しないこと
また、重いものを載せたり、加熱し
禁止
たり、引っぱったり、むりに曲げた りしないこと
ケーブルが破損し、火災、感電の原 因となります。
ぬれた手で電源プラグを抜き差しし ないこと
感電の原因になることがあります。
感電注意
海外旅行者用電子式変圧器(トラベ ルコンバーター)や ターなどの電源に接続して使わな
禁止
いこと
発熱、故障、火災の原因となります。
DC/ACインバー
注意
(本体充電ACアダプターについて)
ぬれた手でさわらないこと
感電の原因になることがあります。
感電注意
製品は、幼児の手の届かない所に置 くこと
ケガの原因になることがあります。
放置注意
布団でおおったり、つつんだりして 使用しないこと
熱がこもりケースが変形し、火災の
禁止
原因になることがあります。
v
目次
安全上のご注意...................................................................................................................ii
はじめに ....................................................................................................1
使用説明書について ..........................................................................................................1
ご確認ください...................................................................................................................2
各部の名称 ........................................................................................................................... 4
カメラ本体 ...................................................................................................................4
液晶モニターの表示内容..........................................................................................6
主なボタン操作とヘルプの使い方 .................................................................................8
A(撮影モード)ボタン .........................................................................................8
c(再生)ボタン .....................................................................................................8
b(動画撮影)ボタン..............................................................................................8
ロータリーマルチセレクター..................................................................................9
d(メニュー)ボタン.........................................................................................10
タブの切り換え方法 ................................................................................................10
ヘルプの表示方法.....................................................................................................11
シャッターボタンの半押しと全押し...................................................................11
ストラップの取り付け方........................................................................................11
撮影の準備...............................................................................................12
バッテリーを入れる ........................................................................................................12
バッテリーを取り出すときは................................................................................13
バッテリーを充電する ....................................................................................................14
電源を ON/OFF するには ......................................................................................17
表示言語と日時を設定する............................................................................................18
SD
カードを入れる..........................................................................................................20
カードを取り出すときは .................................................................................20
SD
簡単な撮影と再生―A(オート撮影)モードを使う ..................................22
ステップ 1 電源を ON にして A(オート撮影)を選ぶ ....................................22
A(オート撮影)モードでの液晶モニター表示 .............................................23
ステップ 2 カメラを構え、構図を決める ...............................................................24
ズームを使う.............................................................................................................25
ステップ 3 ピントを合わせてシャッターボタンを押す......................................26
ステップ 4 撮影した画像を再生する / 削除する...................................................28
画像を再生する(再生モード).............................................................................28
画像を削除する.........................................................................................................28
vi
目次
フラッシュを使う ............................................................................................................30
フラッシュモードの設定方法................................................................................30
セルフタイマーを使う ....................................................................................................32
マクロ(接写)モードを使う .......................................................................................33
明るさを調整する(露出補正).....................................................................................34
いろいろな撮影 ........................................................................................35
撮影モードを選ぶ ............................................................................................................35
撮影メニューを使う(A(オート撮影)モード)...................................................36
A 画像モード(画質 / 画像サイズ)..................................................................37
B ホワイトバランス(色合いの調整).............................................................39
G 測光方式 .............................................................................................................41
C 連写......................................................................................................................42
E ISO 感度設定 .....................................................................................................43
F ピクチャーカラー.............................................................................................44
G AF エリア選択...................................................................................................45
I AF モード(オートフォーカスモード).......................................................48
同時に設定できない機能........................................................................................49
シーンに合わせて撮影する(シーンモード)............................................................51
シーンモードの設定方法........................................................................................51
カメラまかせでシーンに合わせて撮影する(おまかせシーン)...................52
シーンを選んで撮影する(シーンモードの種類と特徴)...............................54
パノラマアシストを使った撮影方法...................................................................61
笑顔を撮影する(ベストフェイスモード)................................................................63
ベストフェイスメニューを使う ...........................................................................65
動く被写体にピントを合わせて撮影する(ターゲット追尾モード)..................66
ターゲット追尾メニューを使う ...........................................................................68
vii
目次
いろいろな再生 ........................................................................................69
1 コマ表示中の操作.........................................................................................................69
ヒストグラムと撮影情報を表示する...................................................................70
複数の画像を一覧表示する(サムネイル表示)........................................................71
カレンダー表示.........................................................................................................73
画像を拡大表示する ........................................................................................................74
再生モードを選ぶ ............................................................................................................75
オート分類再生で画像を探す .......................................................................................76
オート分類再生モードで画像を表示する ..........................................................76
オート分類再生モードの操作................................................................................78
オート分類再生メニュー........................................................................................78
特定の日付の画像を選ぶ(撮影日一覧).....................................................................79
撮影日一覧モードで日付を選ぶ ...........................................................................79
撮影日一覧モードの操作........................................................................................80
撮影日一覧メニュー ................................................................................................81
再生メニューを使う ........................................................................................................82
a プリント指定(プリントする画像や枚数の設定)....................................83
b スライドショー.................................................................................................86
c 削除(複数画像の削除)..................................................................................87
d プロテクト設定.................................................................................................89
f 画像回転 .............................................................................................................89
E 音声メモ .............................................................................................................90
h 画像コピー(内蔵メモリーと SD カード間のコピー)............................92
画像の編集...............................................................................................93
画像編集の種類.................................................................................................................93
画像を編集する.................................................................................................................95
k 簡単レタッチ(コントラストと鮮やかさを高める)................................95
I D- ライティング(画像の暗い部分を明るく補正する)..........................96
e 美肌(肌をなめらかにする)..........................................................................97
g スモールピクチャー(小さいサイズの画像を作成する).......................98
a トリミング(画像の一部を切り抜く).........................................................99
viii
目次
動画の撮影と再生.................................................................................. 100
動画を撮影する..............................................................................................................100
動画メニューを使う ............................................................................................. 102
D 動画設定 .......................................................................................................... 103
I AF モード ........................................................................................................104
動画を再生する..............................................................................................................105
動画を削除する......................................................................................................105
テレビやパソコン、プリンターに接続する ............................................. 106
テレビに接続する .........................................................................................................106
パソコンに接続する ..................................................................................................... 108
カメラとパソコンを接続する前に .................................................................... 108
カメラからパソコンに画像を転送する............................................................109
パソコン接続時の充電について ........................................................................113
プリンターに接続する .................................................................................................114
カメラとプリンターを接続する ........................................................................115
コマだけプリントする......................................................................................116
1
複数の画像をプリントする................................................................................. 117
カメラに関する基本設定........................................................................ 120
セットアップメニュー .................................................................................................120
a メニュー切り換え..........................................................................................122
c オープニング画面..........................................................................................123
d 日時設定 .......................................................................................................... 124
e モニター設定 ..................................................................................................127
f デート写し込み(日付の写し込み)..........................................................128
g 手ブレ補正 ......................................................................................................129
U モーション検知..............................................................................................130
h AF 補助光 ........................................................................................................ 131
u 電子ズーム ...................................................................................................... 131
i 操作音...............................................................................................................132
k オートパワーオフ..........................................................................................133
l/m メモリー / カードの初期化(フォーマット)...................................134
n 言語 /Language ............................................................................................135
H TV 出力設定 ....................................................................................................135
V パソコン接続充電.......................................................................................... 136
d 目つぶり検出設定.......................................................................................... 137
p 設定クリアー..................................................................................................139
r バージョン情報.............................................................................................. 141
ix
目次
カメラのお手入れ方法、取り扱い上のご注意 ......................................... 142
カメラのお手入れ方法 .................................................................................................142
クリーニングについて .........................................................................................142
保管について.......................................................................................................... 142
取り扱い上のご注意 ..................................................................................................... 143
カメラについて......................................................................................................143
バッテリーについて ............................................................................................. 144
付録、索引............................................................................................ 146
別売アクセサリー .........................................................................................................146
推奨 SD カード ......................................................................................................146
記録データのファイル名とフォルダー名 ............................................................... 147
警告メッセージ..............................................................................................................148
故障かな?と思ったら .................................................................................................152
主な仕様 ..........................................................................................................................158
このカメラの準拠規格 .........................................................................................161
索引................................................................................................................................... 162
アフターサービスについて.........................................................................................166
x

はじめに

使用説明書について

ニコンデジタルカメラCOOLPIX S6000をお買い上げいただき、まことにあり がとうございます。
お使いになる前に、この使用説明書をよくお読みになり、内容を充分に理解し てから正しくお使いください。お読みになった後は、お使いになる方がいつで も見られるところに保管し、撮影を楽しむためにお役立てください。
●本文中のマークについて
カメラの故障を防ぐために、使 用前に注意していただきたいこ
BD
とや守っていただきたいことを 記載しています。
カメラを使用する前に知ってお いていただきたいことを記載し
C
ています。
●表記について
SDメモリーカードを「SDカード」と表記しています。
ご購入時のカメラの設定を「初期設定」と表記しています。液晶モニターに表示されるメニュー項目や、パソコンに表示されるボタン
名、メッセージなどは、[ ]で囲って表記しています。
●画面例について
本書では、液晶モニター上の表示をわかりやすく説明するために、被写体の表 示を省略している場合があります。
●本文中のイラストについて
本文中の画面表示を含むイラストは、実際と異なる場合があります。
カメラを使用するときに、便利 な情報を記載しています。
関連情報を記載した参照ページ
A
を記載しています。
C 内蔵メモリーとSDカードについて
本機は、内蔵メモリーと しているときは、 生、削除、初期化などの操作をするときは、
SDカードの両方に対応しています。SDカードをカメラにセット
SDカードが優先して使用されます。内蔵メモリーを使用して、撮影、再
SDカードをカメラから取り出してください。
1

ご確認ください

●保証書について
この製品には「保証書」が付いていますのでご確認ください。「保証書」は、 お買い上げの際、ご購入店からお客様へ直接お渡しすることになっています。 必ず「ご購入年月日」と「ご購入店」が記入された保証書をお受け取りくださ い。「保証書」をお受け取りにならないと、ご購入 れないことになります。お受け取りにならなかった場合は、ただちに購入店に ご請求ください。
●カスタマー登録
下記のホームページからカスタマー登録できます。
https://reg.nikon-image.com/
付属の「登録のご案内」に記載されている登録コードをご用意ください。
●カスタマーサポート
下記のホームページでサポート情報をご案内しています。
http://www.nikon-image.com/jpn/support/
●大切な撮影を行う前には試し撮りを
大切な撮影(結婚式や海外旅行など)の前には、必ず試し撮りをしてカメラが 正常に機能することを事前に確認してください。本製品の故障に起因する付随 的損害(撮影に要した諸費用および利益喪失等に関する損害等)についての補 償はご容赦願います。
●本製品を安心してご使用いただくために
本製品は、当社製のアクセサリー(バッテリー、バッテリーチャージャー、本
ACアダプター、ACアダプターなど)に適合するように作られています
体充電 ので、当社製品との組み合わせでお使いください。
Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL12には、ニコン純
正品であることを示すホログラムシールが貼られています。
模倣品の
と、カメラの充分な性能が出せないことや、バッテリーの異 常な発熱や液もれ、破裂、発火などの原因となることがあります。
他社製品や模倣品と組み合わせてお使いになると、事故、故障などが起こる
可能性があります。その場合、当社の保証の対象外となりますのでご注意く ださい。
Li-ion リチャージャブルバッテリーをお使いになる
1年以内の保証修理が受けら
ホログラム シール
2
ご確認ください
●使用説明書について
この使用説明書の一部または全部を無断で転載することは、固くお断りいた
します。
仕様、性能は予告なく変更することがありますので、ご承知ください。使用説明書の誤りなどについての補償はご容赦ください。使用説明書の内容が破損などによって判読できなくなったときは、下記の
ホームページから使用説明書の
PDFファイルをダウンロードできます。
http://www.nikon-image.com/jpn/support/manual/
ニコンサービス機関で新しい使用説明書を購入することもできます(有料)。
●著作権についてのご注意
あなたがカメラで撮影または録音したものは、個人として楽しむなどの他は、 著作権上、権利者に無断で使うことができません。なお、実演や興業、展示物 の中には、個人として楽しむなどの目的であっても、撮影や録音を制限してい る場合がありますのでご注意ください。また、著作権の目的となっている画像 や音楽は、著作権法の規定による範囲内でお使いになる以外は、ご利用いただ けませんのでご注意ください。
●カメラやメモリーカードを譲渡
メモリー( コンで初期化または削除しただけでは、完全には削除されません。譲渡 した後に市販のデータ修復ソフトウェアなどを使ってデータが復元され、重要 なデータが流出してしまう可能性があります。メモリー内のデータはお客様の 責任において管理してください。 メモリーを譲渡 使ってデータを完全に削除するか、初期化後にメモリーがいっぱいになるま で、空や地面などを撮影することをおすすめします。なお、「オープニング画 面」の「撮影した画像」(A 廃棄してください。メモリーを物理的に破壊して廃棄するときは、周囲の状況 やけがなどに充分ご注意ください。
●電波障害自主規制について
この装置は、クラス ことを目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接 して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。 使用説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
SDカード/カメラ内蔵メモリーを含む)内のデータはカメラやパソ
/ 廃棄する際は、市販のデータ削除専用ソフトウェアなどを
B情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用する
/廃棄するときのご注意
/廃棄
123)も、同様に別の画像で置き換えてから譲渡/
VCCI-B
3

各部の名称

カメラ本体

9
レンズ収納時
ズームレバー..............................
f:広角ズーム........................ 25
g :望遠ズーム........................ 25
1
h:サムネイル表示........ 7173
i :拡大 ................................... 74
j:ヘルプ ............................... 11
2
シャッターボタン ..............
電源スイッチ/電源ランプ
3
...........................................17133
25
1126
213
8
4
マイク(ステレオ)..........90100
5
内蔵フラッシュ ...........................
セルフタイマーランプ ...............
6
AF
7
スピーカー........................
8
レンズ .............................
9
レンズバリアー
4 5
補助光 .................................. 131
6
7
91105
142158
30 32
4
各部の名称
124
1
液晶モニター........................
2
ロータリーマルチセレクター......
3
A(撮影モード)ボタン .... 835
4
b(動画撮影)ボタン ......
充電ランプ........................
5
フラッシュランプ ...................... 31
6
三脚ネジ穴 d(メニュー)ボタン
7
....................... 1036、82、102、121
l(削除)ボタン
8
..........................
9
ロックレバー...................... 1220
バッテリー /SDカードカバー
10
............................................. 1220
282991105
35
116 10987 12 13
623
8100
15113
1514
201716 18 19
11
k(決定)ボタン.........................
12
9
ストラップ取り付け部 ...............
13
c(再生)ボタン ....... 82875
14
HDMIミニ端子 ......................... 106
15
HDMI端子カバー ..................... 106
USB/オーディオビデオ出力端子
16
..................... 14106109115
端子カバー
17
..................... 14106109115
18
バッテリーロックレバー .....12、
19
バッテリー室...............................
20
SDカードスロット......................20
9
11
13
12
5
各部の名称
10102
1 m0 0 s
9 9 9
9 9 9 9
1 m0 0 s
9 9 9
1 60 0
F 3.7
+1.0
1 /2 5 0

液晶モニターの表示内容

説明のため、すべての表示を点灯させています。 撮影、再生時の画面に表示される情報は、数秒経過すると消灯します(A
撮影時
4
32
31
30
29
撮影モード
1
............................. 22516366
2
マクロモード .............................. 33
3
ズーム表示 ..........................
4
AF表示 ......................................... 26
2
24
5 AE/AF-L表示 ............................... 62
6 フラッシュモード....................... 30
7 バッテリーチェック................... 22
8 手ブレ補正表示................ 23129
9 モーション検知表示........ 23130
10 日時未設定 ..................... 124148
11 訪問先 ........................................124
12 デート写し込み.........................128
13 動画設定 ....................................103
画像モード .................................. 37
14
(a) 記録可能コマ数(静止画)..... 22
15
(b)
記録可能時間(動画)........... 100
16 内蔵メモリー表示....................... 23
1 2 3
28 27 26
+1.0
25
1 600
1 /250
23
18
19202122
18
19
2533
20
21
22 中央部重点測光範囲 ...................41
23 シャッタースピード ...................26
24 ISO感度表示....................... 3143
25 露出補正値...................................34
26 美肌効果 ......................................65
27
28 目つぶり軽減...............................65
29
30 ホワイトバランス ....................... 39
31 連写モード...................................42
32 セルフタイマー ...........................32
17 絞り値 .......................................... 26
※ 撮影モードによって表示されるアイコンが異なります。
6
5
7 8
9 10 11
999
F3.7
17 16
1 m00s
999
9999
1 m00s
ab
AFエリア(オート)........... 26、45
AFエリア
(マニュアル、中央時)...............
AFエリア(顔認識時)....... 45、63
AFエリア
(ターゲット追尾モード時).......66
笑顔自動シャッター ...................
ピクチャーカラー.......................44
127)。
6
12
13
14
15
45
65
再生時
1 m0 0 s
9 9 9 / 9 9 9
1 m0 0 s
9 9 9 9 / 9 9 9 9
9 9 9 9 . J P G
9 9 9 / 9 9 9
2 0 1 0/ 0 5 / 1 5 1 2 : 0 0
各部の名称
1 2 453
201 0/05/15 12:00
9999.J PG
17 16
15
19 18
14 13
12
999/ 999
1011
6
7 8
999/ 999
9999/9999
1 m00s
1 m00s
ba
9
1
撮影日 .......................................... 18
2
撮影時刻 ...................................... 18
3
プロテクト表示...........................
4
音量表示 ...........................
5
オート分類項目表示
6
バッテリーチェック...................
7
動画設定
8
画像モード
(a) 画像の番号/全画像数 ........... 28
9
(b)
1 再生時に選んだオート分類項目のアイコンが表示されます。
2 撮影時の設定によって、表示されるアイコンが異なります。
2
............................... 105
2
............................. 37
動画の再生時間...................105
91105
1
.............. 76
89
22
10
内蔵メモリー表示 .......................28
11
動画再生ガイド ........................ 105
12
撮影日一覧ガイド .......................
13
美肌編集済み表示 .......................
14
プリント指定表示 .......................83
15
スモールピクチャー ...................
16
D-ライティング済み表示 ...........96
17
簡単レタッチ済み表示 ...............95
18
音声メモ表示...............................91
19
ファイル名................................
79
97
98
147
7

主なボタン操作とヘルプの使い方

A(撮影モード)ボタン
再生モードで A ボタンを押すと、撮影モードに
なります。
撮影モードでAボタンを押すと、「撮影モードメ
ニュー」を表示して、撮影モードの切り換えがで きます(A
c(再生)ボタン
撮影モードで c ボタンを押すと、再生モードに
なります。
再生モードでcボタンを押すと、「再生モードメ
ニュー」を表示して、再生モードの切り換えがで きます(A
電源が
生モードで電源を
b(動画撮影)ボタン
撮影モードでb(動画撮影)ボタンを押すと、動
画の撮影を開始します(A 了するときもb(動画撮影)ボタンを押します。
再生モードでb(動画撮影)ボタンを押すと、撮
影モードになります。
35)。
75)。
OFFの状態でcボタンを押し続けると、再
ONにできます。
100)。動画撮影を終
8
主なボタン操作とヘルプの使い方
m
ド)
4/ 4
20 1 0 /0 5 /1 5 1 5 :3 0 00 0 4 . J P G

ロータリーマルチセレクター

モードやメニューを選んで決定するときは、ロータリーマルチセレクターを使 います。回転部の上、下、左、右の部分を押す、回す、またはk(決定)ボタ ンを押して操作します。
撮影時に使う
回して項目を選択
n(セルフタイマー)の メニューを表示(A32
選択を決定
p(マクロモード)のメニューを表示(A
※ 上または下を押しても項目を選べます。
フラッシュモー
のメニューを表示(A30
o(露出補正)のガイドを表 示(A
34
33
自動発光
再生時に使う
前の画像を選択
※ 回転部を回しても前後の画像を選べます。
ヒストグラム
撮影情報を表示
(動画は除く)(A
次の画像を選択
70
メニュー画面で使う
上の項目を選択
/
左の項目を選択 前の画面に戻る
/
右の項目を選択 次の画面に進む
(選択を決定)
選択を決定
(次の画面に進む)
下の項目を選択
※ 回転部を回しても項目を選べます。
C ロータリーマルチセレクターの使い方の記載について
本書では、ロータリーマルチセレクターの上、下、左、右の各操作部をH、I、J、Kと 表記する場合があります。
2010/05/1 5 15:30
0004.JP G
おまかせ
メニュー
撮影
画像
モード
ホワイトバランス
測光方式 連写
ISO
感度設定
ピクチャーカラー
終了
4/ 4
100NIK ON
0004.JP G
1/250
ISO 100
4/ 4
シーン
F3.7
.0
+1
9
主なボタン操作とヘルプの使い方
d(メニュー)ボタン
d ボタンを押すと、選んでいるモードに応じたメ
ニューを表示します。 各メニュー項目を設定するには、ロータリーマル
チセレクターを使います(A
左側のタブを選ぶと、選んだタブのメニューに切
り換わります。
メニュー表示を終了するには、もう一度 d ボタ
ンを押します。
使用中のモードで使える メニューを表示
動画メニューを表示
(撮影モード時)
セットアップメニューを表示
下にもメニュー項目があるとき
撮影
上にもメニュー 項目があるとき
メニュー
AF
AF
エリア
モード
選択
9)。
メニュー画面が2ページ以上あるとき
撮影
メニュー
画像
モード
ホワイトバランス
測光方式 連写
ISO
感度設定
ピクチャーカラー
終了
モード
AF
AF
シングル
常時
AF
項目を選んで、kボタンを押 す、またはロータリーマルチセ レクターのKを押すと、設定画 面を表示します。

タブの切り換え方法

撮影
メニュー
画像
モード
ホワイトバランス 測光方式 連写
ISO
感度設定
ピクチャーカラー
終了
ロータリーマルチセレク ターのJ を押してタブに 移動します。
10
終了
撮影
メニュー
画像
モード ホワイトバランス 測光方式 連写
ISO
感度設定
ピクチャーカラー
終了
ロータリーマルチセレク ターのHI を押してタブ を選び、kボタンまたは Kを押します。
終了
kボタンを押す、または ロータリーマルチセレクター のKを押すと、設定が確定し ます。
セットアップ
切り換え
メニュー
オープニング
画面 日時設定 モニター
設定
デート
写し込み
ブレ
補正
終了
選んだタブのメニューが 表示されます。
主なボタン操作とヘルプの使い方

ヘルプの表示方法

メニュー画面の下にM/Lが表示されているときにズームレバーをg(j)方 向に回すと、選んでいる項目の説明(ヘルプ)を表示できます。 メニュー画面に戻るには、もう一度ズームレバーをgj)方向に回します。
ホワイトバランス
撮影時の照明光に合わせて、画 像の色合いを調整します。
終了 戻る

シャッターボタンの半押しと全押し

シャッターボタンを軽く抵抗を感じるところまで押して、そのまま指を止める ことを、「シャッターボタンを半押しする」といいます。半押しするとピント と露出が合い、そのまま深く押し込む(全押しする)と、シャッターがきれます。 シャッターボタンを押すときに力を入れすぎると、カメラが動いて画像がぶれ る(手ブレする)ことがあるので、ゆっくりと押し込んでください。
ピントと露出が固定

ストラップの取り付け方

半押しすると、
そのまま深く
押し込んで撮影
11

撮影の準備

バッテリーを入れる

付属のLi-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL12(リチウムイオン充電池) をカメラに入れます。 ご購入直後やバッテリー残量が少なくなったときは、バッテリーを充電して
からお使いください(A
1
バッテリー /SDカードカバーを開ける
ロックレバーをY側にスライドさせ(1)、
カバーを開けます(2)。
2
バッテリーを入れる
バッテリー室内の表示を見ながら、+と−を正し
い向きで入れてください。
バッテリーの側面でオレンジ色のバッテリー
ロックレバーを矢印の方向に押しながら(1)、奥 まで差し込みます(2)。
奥まで差し込むと、バッテリーロックレバーで
バッテリーが固定されます。
B 逆挿入に注意
バッテリーの向きを間違えると、カメラを破損する おそれがあります。正しい向きになっているか、必
ずご確認ください。
14)。
3
バッテリー /SDカードカバーを閉じる
カバーを閉じ(1)、ロックレバーを Z側にスラ
イドさせます(2)。
12

バッテリーを取り出すときは

電源をOFFにして(A17)、電源ランプと液晶モニ ターの消灯を確認してから、バッテリー カバーを開けてください。 オレンジ色のバッテリーロックレバーを矢印の方向 に押すと(1)、バッテリーが押し出されるので、 まっすぐ引き抜いてください(2)。
カメラを使った直後は、バッテリーが熱くなって
いることがあります。取り出すときは充分ご注意 ください。
/SDカード
バッテリーを入れる
B バッテリーについてのご注意
リチャージャブルバッテリーをお使いになるときは、「安 全上のご注意」の「危険」
iv)、「警告」(Aiv)、「注意」(Aiv)の注意事項を必ずお守りください。
A
「取り扱い上のご注意 バッテリーについて」(A
に理解してから正しくお使いください。
バッテリーは、長期間使わないときでも必ず半年に
管してください。
144)をよくお読みの上、内容を充分
1回は充電し、使い切った状態で保
13

バッテリーを充電する

付属のリチャージャブルバッテリー EN-EL12(リチウムイオン充電池)を入れ たカメラを家庭用コンセントに接続して充電します。 接続には付属の本体充電
ます。
1
本体充電ACアダプター EH-68Pを用意する
2
カメラの電源ランプと液晶モニターが消灯していることを確認する
バッテリーはカメラに入れ(A12)、電源はOFFにしてください(A17)。
3
付属のUSBケーブルでカメラと本体充電ACアダプターを接続する
ACアダプター EH-68PUSBケーブル UC-E6を使い
USBケーブル
B ケーブル接続時のご注意
ケーブルは、端子の挿入方向を確認して、無理な力を加えずにまっすぐに差し込んでくだ さい。端子を引き抜くときも、まっすぐに引き抜いてください。
14
4
電源プラグをコンセントに差し込む
カメラの充電ランプが緑色でゆっくり点滅し、
充電が始まります。
残量がないバッテリーの場合、フル充電までの
時間は約4時間です。
コンセントに接続しているときの充電
ランプの状態と意味は以下のとおりで す。
充電ランプ 意味
ゆっくり点滅(緑色) 充電中です。
消灯
充電していません。ゆっくりした点滅(緑色)から 消灯に変わると、充電の完了です。
使用可能な温度ではありません。周囲の温度が 5
35 ℃の室内で充電してください。 USB ケーブルまたは本体充電 AC アダプターが正し
速い点滅(緑色)
く接続されていないか、バッテリーの異常です。正 しく接続し直すか、バッテリーを交換してくださ い。
バッテリーを充電する
5
コンセントから本体充電AC アダプターを外し、USBケーブルを外す
15
バッテリーを充電する
B 本体充電ACアダプターについてのご注意
本体充電
「取り扱い上のご注意 バッテリーについて」(A
ACアダプター EH-68Pに対応している機器以外で使わないでください。
EH-68Pをお使いになるときは、「安全上のご注意」の「警告」(Av)、「注意」(Av
の注意事項を必ずお守りください。
144)をよくお読みの上、内容を充分
に理解してから正しくお使いください。
EH-68Pは、家庭用電源のAC 100 240 V50/60 Hz に対応しています。日本国外で
は、必要に応じて市販の変換プラグアダプターを装着してお使いください。変換プラグ アダプターは、あらかじめ旅行代理店などでお確かめのうえ、お買い求めください。
EH-68Pはカメラ内のバッテリーを充電するためのACアダプターです。カメラを EH-68Pでコンセントに接続しているときは、カメラの電源はONにできません。 EH-68P以外の本体充電ACアダプター、USB-ACアダプターは絶対に使わないでくださ
い。カメラの故障、発熱の原因となります。
C AC電源について
別売の
ACアダプター EH-62FA146)を使うと、家庭用コンセント(AC 100 V)か
らこのカメラへ電源を供給して撮影または再生ができます。
EH-62F以外のACアダプターは絶対に使わないでください。カメラの故障、発熱の原因
となります。
D パソコンや充電器で充電する
COOLPIX S6000をパソコンに接続してもEN-EL12を充電できます(A108136)。 EN-EL12は、別売のバッテリーチャージャー MH-65PA146)でも充電できます。
16

電源をON/OFFするには

電源スイッチを押すと、電源がONになります。電源 ランプ(緑色)が一瞬点灯した後、液晶モニターが 点灯します。 もう一度電源スイッチを押すと、電源は ます。電源が ターの両方が消灯します。
電源が
きます(A
OFFになると、電源ランプと液晶モニ
OFFの状態でcボタンを押し続けると、再生モードで電源をONにで
29)。
OFFになり
バッテリーを充電する
C 節電機能について(オートパワーオフ)
カメラを操作しない状態が続くと、液晶モニターが自動的に消灯して待機状態になり、電 源ランプが点滅します。そのまま約
撮影時または再生時は、操作しない状態が約待機状態で液晶モニターが消灯しているとき(電源ランプ点滅中)は、以下のボタンを
押すと液晶モニターが点灯します。
- 電源スイッチ、シャッターボタン、Aボタン、cボタン、または b(動画撮影)ボタン
待機状態になるまでの時間は、セットアップメニュー(A
](A
133)で変更できます。
3分経過すると、電源が自動的にOFFになります。
1分(初期設定)続くと待機状態になります。
120)の[オートパワーオ
17

表示言語と日時を設定する

ご購入後はじめて電源をONにすると、表示言語やカメラの内蔵時計の日時を 設定する画面が自動的に表示されます。
1
電源スイッチを押して、電源をONにする
電源ランプ(緑色)が一瞬点灯し、液晶モニター
が点灯します。
2
ロータリーマルチセレクターで表示 言語を選び、kボタンを押す
ロータリーマルチセレクターの使い
A9
3
はい]を選び、kボタンを押す
日時設定を中止するときは[いいえ]を選びます。
4
JまたはKを押して自宅のある地域(タイムゾー ン)(A
126)を選び、kボタンを押す
言語/
Language
日本語
Engl ish
キャンセル
日時設定
日時を設定しますか?
キャンセル
T okyo Seoul
はい
いいえ
D 夏時間を設定する
夏時間(サマータイム)が現在実施されているときは、手順
4の地域設定画面でHを押して夏時間の設定をオンにします。
設定をオンにすると、画面上部にWマークが表示されます。 オフにするときは、Iを押してください。
18
Tokyo Seoul
戻る
戻る
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