
EDG VR Fieldscopes
Jp
Jp

EDG フィールドスコープ85-A VR EDG フィールドスコープ85 VR

目次
はじめに・安全上のご注意 ............................................. 3-6
使用上のご注意 .................................................................... 7
テレビやラジオなどの受信障害防止について .................. 8
EDG VR フィールドスコープ主な仕様/付属品 ............ 9
EDG VR フィールドスコープ各部名称 ......................... 10
接眼レンズの取り付け・取り外し .................................. 11
ピント合わせ/フードの出し入れ .................................. 11
本体鏡筒の回転(傾斜タイプのみ) .................................. 12
電池の入れ方 ..................................................................... 13
VR(防振機能)を使用する場合 .................................... 14
接眼レンズ ......................................................................... 15
接眼レンズ仕様 /付属品 ................................................. 16
接眼レンズ各部名称 .......................................................... 17
接眼レンズの使用状態 ............................................... 18-19
• 仕様・外観などは改善のため予告なしに変更する場合があります。
• 本「使用説明書」に掲載されている文章・イラスト等の無断転載を禁じます。
アフターサービスについて
お買い上げいただきましたフィールドスコープを、安心してご愛用いただきますよう、次の
とおり修理、アフターサービスを行っております。
• 本製品の補修用性能部品は、製造打ち切り後も8年間を目安に保有しております。
したがいまして、修理可能期間は部品保有期間内とさせていただきます。なお、ご使用
いただいております製品が修理可能期間内であるかどうかにつきましては、当社CSセン
ター、あるいはニコンのサービス機関へお問い合わせください。
付記
水没、火災、落下等による故障または破損で全損と認められる場合は、修理が不可能となり
ます。なお、この故障または破損の程度の判定は当社CSセンター、あるいはニコンのサー
ビス機関におまかせください。
消耗品について
目当てゴム等の消耗品につきましては、ご購入店、または当社CSセンター、あるいはニコ
ンのサービス機関へお問い合わせください。
はじめに・安全上のご注意
このたびは、ニコンEDG VRフィールドス
コープをお買い上げいただきまして、まこと
にありがとうございます。
この「安全上・使用上のご注意」は製品を安
全に正しくお使いいただき、あなたや他の
人々への危害や財産への損害を未然に防止す
るために重要な内容を記載しています。内容
を理解してから本文をお読みいただき、お読
みになった後は、お使いになる方がいつでも
見られるところに必ず保管してください。
危険
この表示を無視して、誤った取り扱いを
すると、人が死亡または重傷を負う可能
性が高いと想定される内容を示していま
す。
警告
この表示を無視して、誤った取り扱いを
すると、人が死亡または重傷を負う可能
性が想定される内容を示しています。
注意
この表示を無視して、誤った取り扱いを
すると、人が傷害を負う可能性が想定さ
れる内容および物的損害の発生が想定さ
れる内容を示しています。
Jp
3

安全上のご注意
Jp
を促す内容を告げるものです。
図の下に具体的な注意内容が記
載されています。
記号は、禁止(してはいけな
いこと)の行為を告げるもので
す。図の下に具体的な禁止内容
(左図の場合は分解禁止)が記載
されています。
記号は、行為を強制すること
(必ずすること)を告げるもので
す。図の下に具体的な強制内容
(左図の場合は電池を取り出す)
が記載されています。
(フィールドスコープについて)
太陽を絶対に直接見ないこと
分解したり、修理や改造をしないこ
と
感電したり、異常動作をしてケガの
原因となります。
故意に水につけたり、水をかけたり、
雨にぬらしたりしないこと
発火したり感電の原因となります。
4
絵表示の例
記号は、注意(警告を含む)
警告
落下などによって破損し、内部が露
出したときは、露出部に手を触れな
いこと
感電したり、破損部でケガをする原
因となります。電池を抜いて、ニコ
ンのサービス機関に修理を依頼し
てください。
熱くなる、煙が出る、こげ臭いなど
の異常時は、すみやかに電池を取り
出すこと
そのまま使用すると火災、やけどの
原因となります。電池を取り出す際、
やけどに充分注意してください。電
池を抜いて、ニコンのサービス機関
に修理を依頼してください。
引火、爆発のおそれのある場所では
使用しないこと
プロパンガス、ガソリンなど引火性
ガスや粉塵の発生する場所で使用
すると爆発や火災の原因となりま
す。
指定の電池を使用すること
指定以外のものを使用すると、火災
や感電の原因となります。
(フィールドスコープについて)
注意
ストラップを持って振り回さない
こと
人に当たり、けがの原因となること
があります。
この製品を不安定な場所に置かな
いこと
倒れたり、落ちたりしてけがの原因
となることがあります。
この製品を歩行中に使用しないこと
衝突や転倒により、けがの原因とな
ることがあります。
炎天下の自動車の中や、ヒーターな
ど高温の発熱体の前にこの製品を
放置しないこと
内部の部品に悪い影響を与え、火災
の原因となることがあります。
本体の清掃のときに、アルコールな
どの有機溶剤を使用しないこと
この製品の包装に使用されている
ポリ袋などを、小さなお子さまの手
の届くところに置かないこと
キャップ、目当てゴムなど、お子さ
まが誤って飲むことがないように
注意すること
万一、飲みこんだ場合は、直ちに医
師に相談してください。
指を挟まないように注意すること
傾斜タイプは三脚固定状態で本体
の回転により接眼方向変更が可能
です。回転させる場合にバッテリー
ホルダーと三脚座の間に指を挟み
けがをする原因となります。
落としたり、ぶつけたりして衝撃を
与えないこと
この製品は精密電子機器(防振機能
搭載)ですので、故障の原因となり
ます。このような使い方による故障
は、保証の対象外となります。

雨・水滴・砂や泥が掛からないよう
にすること
この製品は防水仕様(接眼レンズ接
続部とバッテリーホルダー装着部
は防滴仕様)になっていますが、雨・
水滴・砂や泥が掛からないように注
意してください。
製品が雨に濡れたときはピント合
わせリングを回さないこと
急激な温度変化は避けること
寒い戸外から温かい室内に入った
ときなど、急激な温度変化によっ
て、一時的にレンズ面が曇ることが
あります。
皮膚に炎症が現れた場合は、医師に
相談すること
この製品の長時間使用を繰り返し
ますと、ゴム製の目当てにより、皮
膚に炎症を起こすことがあります。
もし、疑わしい症状が現れました
ら、直ちに医師に相談してくださ
い。
危険
(リチウム電池、アルカリ電池について)
電池からもれた液が目に入った時
は、すぐにきれいな水で洗い、医師
の治療を受けること
そのままにしておくと、目に障害を
与える原因となります。
警告
(リチウム電池、アルカリ電池について)
外装チューブをはがしたり、傷をつ
けないこと
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
電池を火に入れたり、加熱しないこ
と
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
新しい電池と使用した電池、種類や
メーカーの異なる電池を混ぜて使
用しないこと
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
電池をショート、分解しないこと
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
電池に表示された警告、注意を守る
こと
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
使用説明書に表示された電池を使
用すること
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
電池は幼児の手の届かない所に置
くこと
幼児の飲み込みの原因となります。
万一飲み込んだときはただちに医
師にご相談下さい。
電池の「+」と「−」の向きを間違
えないこと
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
水につけたり、ぬらさないこと
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
充電池以外は充電しないこと
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
電池を廃棄するときは、テープなど
で接点部を絶縁すること
他の金属と接触すると、発熱、破裂、
発火の原因となります。お住まいの
自治体の規則にしたがって廃棄し
てください。
電池からもれた液が皮膚や衣服に
付いたときは、すぐにきれいな水で
洗い流すこと
そのままにしておくと、皮膚がかぶ
れたりする原因となります。
警告
(アルカリ電池について)
使い切った電池はすぐにフィール
ドスコープから取り出すこと
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
Jp
5

安全上のご注意
Jp
(ニッケル水素充電池について)
使用する充電池専用のチャージャー
を使用して4本セットで同時に充電
すること
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
電池を火に入れたり、加熱しないこと
液もれ、発熱、破裂の原因となります。
電池の「+」と「−」の向きを間違
えないようにすること
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
電池をショート、分解しないこと
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
ネックレス、ヘアピンなどの金属製
のものと一緒に持ち運んだり、保管
しないこと
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
新しい電池と使用した電池、型番や
メーカーの異なる電池を混ぜて使
用しないこと
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
電池からもれた液が目に入ったと
きは、すぐにきれいな水で洗い、医
師の治療を受けること
そのままにしておくと、目に障害を
与える原因となります。
6
危険
(ニッケル水素充電池について)
外装チューブを外したり、傷をつけ
ないこと
また、外装チューブがはがれたり、
傷がついている電池は絶対に使用
しないこと
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
電池に表示された警告、注意を守ること
液もれ、発熱、破裂の原因となります。
水につけたり、ぬらさないこと
液もれ、発熱、破裂の原因となります。
変色や変形、そのほか今までと異な
ることに気付いたときは、使用しな
いこと
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
電池は幼児の手の届かないところ
に置くこと
幼児の飲み込みの原因となります。
万一飲み込んだときは、ただちに医
師にご相談ください。
充電の際に所定の充電時間を超え
ても充電が完了しないときには、充
電をやめること
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
電池からもれた液が皮膚や衣服に
ついたときは、すぐにきれいな水で
洗い、医師の治療を受けること
そのままにしておくと、皮膚がかぶ
れたりする原因となります。
警告
電池をリサイクルするときや、やむ
なく廃棄するときは、テープなどで
接点部を絶縁すること
他の金属と接触すると、発熱、破裂、
発火の原因となります。お住まいの
自治体の規則にしたがって廃棄し
てください。
使用説明書に表示された電池を使
用すること
液もれ、発熱、破裂の原因となりま
す。
注意
(ニッケル水素充電池について)
電池に強い衝撃を与えたり、投
げたりしないこと
液もれ、発熱、破裂の原因とな
ります。

使用上のご注意
保守・手入れ
レンズ
・ レンズ面上のほこりは、柔らかい、油気
のないハケで払うようにして取り除いて
ください。
・ レンズ面上の指紋や汚れは、メガネ拭き
専用の布(市販品)で拭き取るか、ガー
ゼまたは専用のクリーニングペーパー
(カメラ店などで市販されているシリコ
ンが含まれていないもの)に少量の無水
アルコールを含ませて、軽く拭き取って
ください。身近な布やビロード、なめし
革などでから拭きしますと、レンズ面に
キズを付けることがあります。また、一
度本体の清掃に使用した布は、レンズ面
の清掃に使用しないでください。
レンズの清掃に際して
・ フィールドスコープの対物レンズを清掃
するときは、エアゾールタイプのダスト
クリーナーの使用はご遠慮ください。液
化ガスの急冷作用によりレンズ割れを起
こすことがあります。もし使用される場
合は、缶を立ててレンズ面より 30cm
以上離し、気化した液化ガスが一点に集
中しないように動かしながら、十分に注
意して清掃してください。
本体
・ ピント合わせリングの回転部分に入った
砂・ゴミは、ハケでよく払ってください。
・ 本体のお手入れは、ブロア*でゴミやホ
コリを軽く吹き払ったあと、柔らかい清
潔な布で軽く拭いてください。ベンジンや
シンナーなどの有機溶剤や、有機溶剤を含
むクリーナーなどを汚れ落としに使わない
でください。
*ブロア:ノズルから空気をいきおいよく吹き
出すことができるゴム製の清掃道具
保管
・ 長時間ご使用にならない場合は、乾燥した
涼しい場所に保管するようにしてください。
また保管の際は電池を外してください。
・ 湿気の多いところでの保管・使用は、レン
ズ面にカビや水滴による曇りが生じやすく
なります。風通しのよい、乾燥した場所に
保管してください。とくに、雨の日などに
使用されたときは、室内で充分に乾かして
から保管してください。
・ 炎天下の自動車の中やヒーターなど高温の
発熱体のそばに、この製品を放置しないで
ください。製品の変形、故障の原因となり
ます。
防水型について
・ この製品の密閉された望遠鏡部分は、防水
構造で乾燥窒素が充填されており、内部レ
ンズやプリズムに曇りやカビが生じにくく
なっています。
ただし、接眼レンズ接続部とバッテリーホ
ルダー装着部は防滴仕様のため、長時間雨
や水の当たる環境で使用したり、その環境
中でバッテリーホルダーロックの解除、接
眼レンズの取り外しを行わないでください。
・ 本体可動部に水滴が付いたときは操作す
ることをやめ、水滴を拭き取るようにし
てください。
・ なお、防水性能を保持するために、定期
的に点検を受けられることをおすすめし
ます。
保護シールについて
・ バッテリーホルダー着脱面の「保護シー
ル」は絶対に剥がさないで下さい。静電
気などにより故障の原因となる場合があ
ります。
保護シール
Jp
7

テレビやラジオなどの受信障害防止について
Jp
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスB情報技術装
置です。この装置は、家庭環境での使用を目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン
受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。使用説明書に従って、正
しい取り扱いをしてください。
テレビやラジオなどの受信障害を防止するために、次のような項目にご注意ください。
・テレビやラジオなどから、本装置を遠ざけてご使用下さい。
・テレビやラジオなどのアンテナを、受信障害が生じない位置や方向にしてください。
・アンテナ線は、同軸ケーブルを使用してください。
本装置がテレビやラジオなどの受信に影響をあたえているかどうかは、本装置の電源をオン・オフ
することで確認できます。
テレビやラジオなどに受信障害が生じている場合は、上記のような項目を再点検してください。そ
れでも改善されない場合は、当社CSセンターあるいはニコンのサービス機関、またはご購入店に
ご相談下さい。
8

EDG VR フィールドスコープ主な仕様
機種 EDG フィールドスコープ85 VR EDG フィールドスコープ85-A VR
形式 直視 傾斜
対物レンズ有効径 (mm) 85 85
最短合焦距離 (m) 5 5
長さ (本体のみ)(mm) 379 398
高さ×幅(本体のみ) (mm) 141×104 141×104
質量(本体のみ)(g) 2,400 (電池を除く) 2,400 (電池を除く)
防振(VR)効果 ( 常温 25˚C時)
電源
*1
・観察時: 約 1/8 (揺れ幅を約 1/8 に低減)
・デジスコーピング時: シャッタースピード約 2段分
単3形アルカリ電池×4本、もしくは単3形リチウム電池×4本、
もしくは単3形ニッケル水素充電池×4本
バッテリーチェック LEDの点灯
電池寿命(常温 25℃時 )
*2
アルカリ電池:約17時間、リチウム電池:約 31 時間、
ニッケル水素充電池:約15時間
オートパワーオフ機能 電源自動パワーオフ(VR ON 操作後約30分後)
EMC VCCI classB, FCC Part15 SubpartB class B, EU EMC directive, AS/NZS
環境 エコガラス、RoHS, WEEE
使用温度/湿度 (通常使用時) -20˚C〜+60˚C・80% RH (結露なし)
(VR使用時) -10˚C〜+40˚C・80% RH (結露なし)
*3
防水
*1
当社フィールドスコープの測定条件による。(三脚使用時)
*2
但し、環境・温度・振動状況により変化しますので、目安としてください。
*4
JIS保護等級1: 機器を正規の取付状態にして、その上方 200mm 以上の高さから、毎分1mm以上の降水量で 10 分間水を滴下して
も、機器の内部に正常な動作を阻害するような浸水がないこと。
*5
0˚、±45˚、±90˚、±135˚の位置でクリック感があり、クランプつまみで固定できます。
鏡筒回転 固定 回転
(接眼レンズ接続部とバッテリーホルダー装着部は防滴仕様
水深2m × 10分 + 窒素置換
*3
水中での使用は出来ません。
*4
)
*5
EDG VR フィールドスコープ付属品
・レインカバー×1 ・マウントキャップ (本体に装着)×1
・対物キャップ (本体に装着 ) × 1 ・単3形アルカリ電池×4 ・使用説明書(本書)
Jp
9

EDG VR フィールドスコープ 各部名称
Jp
① 対物レンズ
② 対物キャップ
③ フード (スライド式)
④ ピント合わせリング
⑤ 接眼レンズ(別売)
⑥ 接眼キャップ (別売の接眼レンズに付属)
⑦ 接眼レンズ着脱指標
⑧ 三脚取り付け座
⑨ クランプつまみ
⑩ 三脚ねじ穴(1/4")( 3カ所)
⑪ ビデオピン穴 (4 ヶ所)
⑫ マウント飾りリング
⑬ LED
⑭ VR ON/OFFボタン
⑮ VRロックノブ
⑯ バッテリーホルダー
⑰ バッテリーホルダーロック
⑯
⑦
(傾斜)
③
①
(直視)
①
⑮
⑰
⑭
③
②
⑮
⑨
④
②
④
⑬
⑧
⑮
⑤
⑫
⑥
⑯
⑦
⑤
⑫
⑯
⑧
⑩
⑥
⑯
10
⑪

接眼レンズの取り付け・取り外し
取り付け
本体と接眼レンズの着
脱指標に合わせて、
①接眼レンズをはめ込
①
み、押し込みながら、
②反時計回りにロック
②
音がするまで回します。
注)押し込みが不十分なと
きは、回りません。
ピント合わせ/フードの出し入れ
ピント合わせ
・ピント合わせリングで行ないます。
時計回り①に回すと、遠くの目標にピントが
合います。
反時計回り②に回すと、近くの目標にピント
が合います。
ピント合わせ
リング
Jp
取り外し
接眼レンズ着脱レバーを
①矢印の方向に押した状
態で、接眼レンズを
②
②時計回りに回して外し
ます。
①
(接眼レンズについては、15 ページ以降を参照下さい)
①
②
フードの出し入れ
・フードの伸縮は、対物キャップを開けた状態
で行なってください。閉めた状態では、フー
ド内の空気圧により、動きが抑制されます。
11

本体鏡筒の回転(傾斜タイプのみ)
Jp
45˚
0˚
クランプ
つまみ
45˚
90˚
90˚
135˚
135˚
・クランプつまみを反時計回りに緩めると、スコープ本体鏡筒を回転することが出来ます。
・0˚、±45˚、±90˚、±135˚の位置でクリックにより止まります。
・クランプつまみをねじ込むことにより、その角度で固定できます。
* 回転させる場合に、バッテリーホルダーと三脚座の間に指を挟みけがをしないようにご注
意ください。
12

電池の入れ方
1. バッテリーホルダーを本体から外す
バッテリーホルダーロックを解除して(図1)、バッテリーホ
ルダーを本体から外してください(図2)。
2. 電池を入れる
電池を表示に従い正しく入れてください(図3)。
3. バッテリーホルダーを本体に固定する
バッテリーホルダーを本体奥に合わせて(図4)、手前側を押
してはめ込んだあと、ロックしてください(図1)。
電池交換時の注意
電池交換時にはVRロックノブを必ず"LOCK" 位置にしてからバッテリーホル
・
ダーを着脱してください。この位置にしていない場合は、不用意にVR ON/
OFFボタンが押されてVR ONの状態となり故障の原因となる場合があります。
・屋外で電池を交換する際は、バッテリーホルダーに水分が入らないように注
意してください。
・バッテリーホルダーの接点に金属を触れさせないでください。故障の原因と
なります。
バッテリーホルダーロック忘れ厳禁
・バッテリーホルダーは正常な位置に取り付け、必ずロックされていることを
確認してください(図1)。ロック忘れの場合には、バッテリーホルダーが不
意に落下する場合があります。
バッテリーホルダー接点の汚れ厳禁
・雨中や海のような湿度の高い場所や、埃の多い環境の中ではバッテリーホル
ダーを開けないでください。接触不良の原因となります。
・電池交換時には接点を汚さないようにしてください。接触不良の原因となり
ます。
低温時には残量が十分な電池を使い、予備の電池を用意する
・低温時に消耗した電池をお使いになると、VR機能が作動しないことがありま
す。低温時に使用するときは、新しい電池かフル充電した充電池を使い、保
温した予備の電池を用意して温めながら交互にお使い下さい。低温下では一
時的に性能が低下して使えなかった電池でも、常温に戻ると使えることがあ
ります。
図1
図2
図3
図4
ロック
Jp
ロック解除
13

VR (Vibration Reduction: 防振機能)を使用する場合
Jp
1. 電池がバッテリーホルダーに入っている事を確認する。
2. VRロックノブを回して、指標を○の位置まで回転させる(図5)。
3. VR ON/OFFボタンを1回押してVRをONにする(緑のLED
が点灯します) ( 図6)。
* VR ON/OFFボタンはVRロックノブの指標を○位置に合わせてある場合
のみ作動します。
*VR ON操作後、約30分経過すると自動的に OFF になります。(オートパ
ワーオフ機能)
* デジスコーピング時は、カメラ側のVR設定をOFF にして下さい。
* 本製品の防振機能は、三脚取り付けを前提として設計されています。三脚
に取り付けての使用をおすすめします。
* 電池が消耗すると緑のLEDが消灯します。新しい電池と交換して下さい。
VRを解除する時は:
VR ON/OFFボタンを1回押してOFFにしてから、VRロックノ
ブの指標を"LOCK"位置へ回してください。
・ VR ロックノブは必ず指標をクリック位置(○位置) まで移動させてから VR を ON
にし、VR ON時にVR ロックノブは動かさないでください。強制的に VR 機能が
停止し、電源がOFFとなります。
・運搬時はVRロックノブの指標を必ず "LOCK" 位置にしてください。"LOCK" 位置
にしないでぶつけたり、落としたりした場合は故障の原因となります。
・本体は必ず三脚から取り外して運搬してください。本体が三脚から外れて落下した
り、ぶつけたりして本体が破損に至る場合があります。
・VR動作時(VR ON 状態・LED 点灯時)にバッテリーホルダーをはずさないでくだ
さい。故障の原因となります。
・VR ON後に数秒間、VR制御が安定するまで像がわずかに動きますが、異常では
ありません。
・VR ON後はVR 制御によるわずかな駆動音が発生しますが、異常ではありません。
14
図5
図6
VR
VR ON/OFF
ロックノブ
ボタン
LED

接眼レンズ
FEP-20W FEP-38W FEP-50W FEP-75W
Jp
TS リング
アタッチメント
DS リング
アタッチメント
FEP-30W
どちらかのリングアタッチメントをねじ込んで使用
FEP-25LER FEP-20-60
15

接眼レンズ仕様
Jp
種類 FEP-20W FEP-25LER FEP-30W FEP-38W FEP-50W FEP-75W FEP-20-60
倍率
実視界
見掛視界 *
1,000m/yd. 先の
の視界
射出瞳径
明るさ
アイレリーフ
全長 59mm 77mm
最外径 63mm 63mm 63mm 63mm 63mm 63mm 63mm
質量 240g 320g 390g*** 230g 230g 230g 330g
構造 防水(水深2mx10 分 )+窒素置換(本体との間は防滴)
上段: EDG/EDG VR フィ−ルドスコープ 85口径装着時 *参照規格 ISO 14132-1:2002 に基づいた計算式を採用しています
下段: EDG フィ−ルドスコープ 65口径装着時 ** 低倍時-高倍時
20x 25x 30x 38x 50x 75x 20-60x
16x 20x 24x 30x 40x 60x 16-48x
˚
3.3
˚
4.1
˚
60
˚
60
58m/173 ft. 42m/126 ft. 42m/126 ft. 33m/99 ft. 24m/73 ft. 17m/52 ft.
72m/215 ft. 52m/157 ft. 52m/157 ft. 42m/126 ft. 31m/94 ft. 21m/63 ft.
4.3mm 3.4mm 2.8mm 2.2mm 1.7mm 1.1mm 4.3-1.4mm**
4.1mm 3.3mm 2.7mm 2.2mm 1.6mm 1.1mm 4.1-1.4mm**
18.5 11.6 7.8 4.8 2.9 1.2 18.5-2.0**
16.8 10.9 7.3 4.8 2.6 1.2 16.8-2.0**
20.1mm 32.3mm 25.4mm 17.9mm 17.8mm 17.0mm
20.1mm 32.3mm 25.4mm 17.9mm 17.8mm 17.0mm
2.4
3.0
55.3
55.3
˚
˚
˚
˚
81mm: ターンスライド
79mm: DS
2.4
3.0
64.3
64.3
˚
˚
˚
˚
˚
1.9
˚
2.4
˚
64.3
˚
64.3
74mm 71mm 71mm 99mm
1.4
1.8
64.3
64.3
˚
˚
˚
˚
˚
1.0
1.2
64.3
64.3
2.2˚-1.1
˚
2.8˚-1.4˚**
˚
˚
115-58 ft.**
147-73 ft.**
18.4-16.5mm**
18.4-16.5mm**
***ターンスライドの時
42˚-60
42˚-60˚**
接眼レンズ付属品
・接眼キャップ(本体に装着)×1 ・マウントキャップ(本体に装着)×1 ・ケース×1
FEP-25LERのみ: 保護用目当てゴム(本体に装着)×1
FEP-30W*のみ: DSリングセット (DS リング、DS 用接眼キャップ、保護用目当てゴム)
*工場出荷時、ターンスライド(TS)リングが組込まれ、DS リングセット ( リング +DS 用
接眼キャップ+保護用目当てゴム)は同梱されています。
16
˚
38-19m/
49-24m/
˚
**
**

接眼レンズ各部名称
① 接眼レンズ
② 目当てゴム
③ 目当て繰り出しリング
④ ズームリング
⑤ 接眼着脱レバー
⑥ 接眼着脱指標
⑦ 接眼マウント
⑧ TS リングアタッチメント
⑨ DS リングアタッチメント
①
①
FEP-20W, 38W,
50W, 75W
②
①
Jp
②
②
③
⑤
⑤
⑥
⑦
⑥
⑦
FEP-25LER
①
②
⑧
TS リングアタッチメント付
⑨
⑤
⑥
⑦
FEP-30W
DS リング
アタッチメント
④
⑤
⑥
⑦
FEP-20-60
17

接眼レンズの使用状態
Jp
FEP-20W, -38W, -50W, -75W共通(目当てゴム部の繰り出しで設定します。)
目当て繰り出しリ
ングを回転して設
定します
デジスコ撮影時
目当てゴム部を
収納した状態
デジタルカメラブラケット
が取り付けられます
眼鏡装用者観察時
目当てゴム部が
約5mmほど出た状態
突出量は接眼により
FEP-30W(ねじ込み式のリングアタッチメントを交換して、接眼部仕様を変更します。)
DSリングアタッチメント使用時
デジスコ撮影時
保護用目当てゴムを
取り外した状態
目視観察時
保護用目当てゴムを
被せた状態
TSリングアタッチメント使用時
眼鏡装用者観察時
目当てゴム部を
収納した状態
裸眼観察時
目当てゴム部を
繰り出した状態
デジタルカメラブラケット
が取り付けられます
18
裸眼観察時
目当てゴム部が
更に突出した状態
異なります
目当てゴ
ム部を回
転して設
定します

FEP-25LER(着脱式目当てゴム仕様です。)
Jp
デジスコ撮影時
保護用目当てゴムを
取り外した状態
目視観察時
保護用目当てゴムを
被せた状態
デジタルカメラブラケット
が取り付けられます
FEP-20-60(ターンスライド仕様の目当てです。)
( デジタルカメラブラケットには取り付けられません。)
眼鏡装用者観察時
目当てゴム部を
収納した状態
裸眼観察時
目当てゴム部を
繰り出した状態
目当てゴム部を回転して
設定します
19

Printed in Japan (240K)1D/1109
Printed in Japan (184K)86-1Y/3DE