Nikon ED AF-S VR 400 User Manual [ru]

使用説明書
(P. 2–15)
User’s Manual
(PP. 16–31)
Benutzerhandbuch
(S. 32–47)
Manuel d’utilisation
Manual del usuario
(PP. 64–79)
Användarhandbok
(S. 80–95)
Pyko‚Ó‰ÒÚ‚Ó ÔÓθ˝Ó‚aÚÂÎfl
(CTP. 96–111)
Gebruikshandleiding
(P. 112–127)
Manuale d’uso
(PP. 128–143) (P. 144–159) (P. 160–175) (P. 176–191)
AF-S NIKKOR
400mm f/2.8 ED VR
Nano Crystal Coat
J
p
En De Fr Es Sv Ru Nl It Ck Ch Kr
2
Jp
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷 を負う可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が 想定される内容および物的損害の発生が想定される内容を示しています。
安全上のご注意
ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みのうえ、正しくお使いください。 この「安全上のご注意」は製品を安全に正しく使用していただき、あなたや他 の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、重要な内容を記載し ています。お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られる所に必ず 保管してください。
表示について
表示と意味は次のようになっています。
注意
警告
警告
分解したり、修理や改造をしないこと
感電したり、異常動作をしてケガの原因となります。
落下などによって破損し、内部が露出したときは、露出部に 手を触れないこと
感電したり、破損部でケガをする原因となります。カメラの電池を抜 いて、販売店またはニコンサービス機関に修理を依頼してください。
接触禁止
すぐに
修理依頼を
分解禁止
お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。
絵表示の例
△記号は、注意(警告を含む)を促す内容を告げるものです。図の中や近 くに具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。
記号は、禁止の行為(してはいけないこと)を告げるものです。図の中
や近くに具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。
記号は、行為を強制すること(必ずすること)を告げるものです。図の中
や近くに具体的な強制内容(左図の場合は電池を取り出す)が描かれています。
3
Jp
警告
熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、速やかにカ メラの電池を取り出すこと
そのまま使用すると火災、やけどの原因となります。電池を取り出す 際、やけどに充分注意してください。電池を抜いて、販売店またはニ コンサービス機関に修理を依頼してください。
水につけたり、水をかけたり、雨にぬらしたりしないこと
発火したり感電の原因となります。
引火、爆発のおそれのある場所では使用しないこと
プロパンガス・ガソリンなど引火性ガスや粉塵の発生する場所で使用 すると、爆発や火災の原因となります。
レンズまたはカメラで直接太陽や強い光を見ないこと
失明や視力障害の原因となります。
電池を取る
水かけ禁止
使用禁止
見ないこと
すぐに
修理依頼を
注意
ぬれた手でさわらないこと
感電の原因になることがあります。
製品は幼児の手の届かないところに置くこと
ケガの原因になることがあります。
逆光撮影では、太陽を画角から充分にずらすこと
太陽光がカメラ内部で焦点を結び、火災の原因になることがあります。 画角から太陽をわずかに外しても火災の原因になることがあります。
使用しないときは、レンズにキャップをつけるか太陽光のあたら ない所に保管すること
太陽光が焦点を結び、火災の原因になることがあります。
三脚にカメラやレンズを取り付けたまま移動しないこと
転倒したりぶつけたりしてケガの原因になることがあります。
窓を閉め切った自動車の中や直射日光が当たる場所など、異 常に温度が高くなる場所に放置しないこと
内部の部品に悪い影響を与え、火災の原因となることがあります。
感電注意
移動注意
保管注意
使用注意
放置禁止
放置禁止
4
Jp
1 かぶせフード HK-33-2
(P.12)
2 かぶせフード HK-33-1(P.12) 3 クランプノブ(P.12) 4 すべり止めゴム 5 三脚座止めネジ(P.11) 6 吊り金具 7 レンズ回転位置指標 8 フォーカス作動ボタン(P.9)
(フォーカスロック/メモリーリコール/
オートフォーカス作動)
9 フォーカスリング(P.8) ! 被写界深度目盛(P.11) " 距離目盛基準線(P.11) # 距離目盛 $ 手ブレ補正リングスイッチ(P.10) % 組み込み式フィルターホルダー(P.12)
& 組み込み式フィルターホルダーつまみ
(P.12)
( レンズ着脱指標 ) レンズマウントゴムリング(P.8) ~ CPU信号接点(P.8) + 組み込み式回転三脚座(P.11) , 一脚座(交換用)(P.11)
- メモリーセットボタン(P.10) .
フォーカスモード切り換えスイッチ
(P.8)
/
フォーカス制限切り換えスイッチ
(P.9)
: 手ブレ補正モード切り換えスイッチ
(P.10)
; フォーカス作動設定スイッチ(P.9)
(フォーカスロック/メモリーリコール/
オートフォーカス作動)
< 電子音スイッチ(P.9)
1.各部の名称
5
Jp
6
Jp
2.使用できる機能
カメラによって、使用できる機能には制限・制約がありますので、カメラの使用説明書 でもご確認ください。
※1:PにはAUTO(オート)モード、イメージプログラムモードを含みます。 ※2:Mモードの設定はありません。 ※3:フォーカス作動設定スイッチがAF-ONの場合、オートフォーカス動作させるには
シャッターボタン半押し状態で、フォーカス作動ボタンを押します。
※4:シャッターボタン半押し状態で、メモリーセットボタンやフォーカス作動ボタン
を押します。
手ブレ補正が使用できないカメラでは、必ず、手ブレ補正リングスイッチをOFFにし てください。特に、プロネア600iでは、このスイッチをONにしたままにすると、電 池を消耗することがあります。
3.はじめに
このたびはニッコールレンズをお買い上げいただき、誠にありがとうございます。 高精度な手ブレ補正機能をはじめとしたさまざな機能を備え、レンズ内超音波モーター 駆動方式の採用により高速・静粛なオートフォーカス撮影を可能にする高性能な超望遠 レンズです。
■特 長
● フォーカスモードの切り換え(P.8) A/M(オート優先オートフォーカスモード)またはM/A(マニュアル優先オートフォー
カスモード)にすると、オートフォーカス中にフォーカスリングを回すだけで、マニュ アルでピントを合わせることができます。
カメラ
手ブレ補正
AF
フォーカス ロック
露出モード
P
※1
SAM
FXフォーマット/DXフォーマット のニコンデジタル一眼レフカメラ
F6、F5、F100、F80シリーズ、 ニコンU2、ニコンU
プロネア600i、プロネアS
※2
F4シリーズ、F90Xシリーズ、 F90シリーズ、F70D
ニコンUs、F60D、F50D、 F-401シリーズ
F-801シリーズ、F-601M F3AF、F-601、F-501、
MFカメラ(F-601Mを除く)
× × ×
○ ○ ○ ○ ○ ○○ ○ ○
○
○
※3
○ ○ ○ ○ ○ ○○ ○
× ○ ○ ○ ○ ○○ ○
×
※3
○ ○ × ×
○
※4
× × ○ ○ ○ ○
× × × × × ○ ○ × ×
× × × × × × × × ×
○:使用可 △:制限あり ×:使用不可 AF:オートフォーカス
メモリー リコール
レンズ側 でのAF
機   能
7
Jp
M/A:フォーカスリングを回転させると、瞬時にマニュアルフォーカス撮影が行えます。 A/M:フォーカスリングを回転させても、瞬時にはマニュアルフォーカスに切り換わり
ません。オートフォーカスを優先させたい時にご使用ください。
● フォーカス制限の切り換え(P.9)
オートフォーカス撮影時にオートフォーカス作動を一定の撮影距離範囲に制限できるフ ォーカス制限切り換えスイッチを装備しています。撮影距離が6m以上の場合に、スイ ッチを∞−6mにすることによりピント合わせの時間が短縮します。
● フォーカスロック/メモリーリコール/オートフォーカス作動(P.9〜10)
レンズ側でフォーカスロックができたり(AF-L)、あらかじめピント位置を記憶させ、 瞬時に呼び出せたり(MEMORY RECALL)、レンズ側でオートフォーカスを作動でき る(AF-ON)などの機能を装備しています。
● 手ブレの補正
【VRⅡ】(P.10〜11)
NORMAL:手持ち撮影や一脚撮影時
の手ブレを補正します。手ブレ補 正機能を使用すると、使わないと きと比べ約4段分シャッタースピー ドを遅くできるので、シャッター スピードの選択範囲が広がり、幅 広い領域で手持ち撮影が可能です。 パンニング(流し撮り)でも手ブ レを補正します。
TRIPOD:三脚使用時のブレを補正し
ます。三脚撮影時には、TRIPOD モードの使用をおすすめします。 超望遠レンズでは、三脚を使って もブレが発生することがあります。TRIPODモードを使用することで、このブレを軽 減することができ、以下の効果が得られます。
・撮影画像のブレ軽減(特にシャッタースピードが1/15〜1秒のとき) ・ファインダー像の安定
※ 当社測定条件によります。また、手ブレ補正効果は、撮影者や撮影条件によって異な
ります
● 被写体までの距離情報をカメラ側に伝達する機能を備え、3Dマルチパターン測光機 能を持ったカメラとの組み合わせでは、より的確な露出制御を実現します。
● ニコン独自のED(特殊低分散)ガラスによる色収差の補正とともに、良好なボケ味 が得られる円形絞りの採用により優れた光学性能、描写性能を発揮します。
● ナノクリスタルコート(Nano Crystal Coat)を一部のレンズに施したことにより、 強い太陽光が当たるスポーツ撮影から、スポットライトのある室内撮影まで、あらゆ る条件下で、クリアーで抜けの良い画像を提供します。
三脚使用時のブレ
(TRIPODモード)
手持ちや一脚使用時のブレ
(NORMALモード)
パンニング(流し撮り)
(NORMALモード)
振 幅
手ブレ補正機能の概念図
8
Jp
● 保護ガラスには、平面ガラスではなくメニスカスガラスを採用しています。
● 最短撮影距離2.9m(オートフォーカス時)/2.8m(マニュアルフォーカス時)まで の近接撮影が可能です。
■ご注意
カメラに装着した状態で、カメラだけを持たないでください。カメラ(マウント部分) 破損の恐れがありますので、必ずレンズも持ってください。
組み込み式フィルターホルダーは、付属の52mmネジ込み式フィルター等を取り付け、 必ず装着して撮影してください。
CPU信号接点は汚さないようにご注意ください。
AF-I/AF-Sテレコンバーターは、TC-14E/TC-14EⅡ/TC-17EⅡ/TC-20E/ TC-20EⅡ/TC-20EⅢが使用可能です。
DXフォーマットのニコンデジタル一眼レフカメラ(D300シリーズ、D90など)に 装着すると、対角線画角は4°となり、35mm判で焦点距離約600mm相当のレンズ となります。(35mm判での対角線画角は6°10′)
レンズマウントゴムリングが破損した場合は、そのまま使用せず販売店またはニコン サービス機関に修理を依頼してください。
4.フォーカスモードの切り換え
カメラによって、フォーカスモードを選択できます。
■A/M(オート優先オートフォーカスモード) M/A(マニュアル優先オートフォーカスモード)(P.6参照)
1
フォーカスモード切り換えスイッチ(図1)をA/MまたはM/Aに セットします。
2
オートフォーカスでシャッターボタンを半押し、またはカメラのAF 作動ボタンやレンズのフォーカス作動ボタンを押したままフォーカ スリングを回すと、マニュアルフォーカスが行えます。
レンズのフォーカスモード
カメラ
MM/AA/M
MF (フォーカス エイド可能)
MF
(フォーカスエイド可能:F-601Mは不可)
MF(フォーカスエイド可能)
マニュアル優先
AF
オート優先
AF
AF:オートフォーカス  MF:マニュアルフォーカス
カメラの
フォーカスモード
AF
(C/S)
AF
(C/S)
MF
MF
FXフォーマット/DXフォーマット のニコンデジタル一眼レフカメラ
F6、F5、F4
シリーズ
、F100、
F90X
シリーズ
、F90
シリーズ
F80
シリーズ
、F70D、
ニコン
U2、
ニコン
U、
プロネア
600i、
プロネア
S
ニコンUs
、F60D、F50D、
F-801
シリーズ
、F-401
シリーズ
、
F-601M
図1
9
Jp
シャッターボタンやカメラのAF作動ボタンまたはレンズのフォーカス作動ボタンから 指を離し、再度オートフォーカス動作(シャッターボタンの半押しなど)をすると、 オートフォーカスに戻ります。
5.フォーカス制限の切り換え
(対応カメラは、P.6参照)
撮影距離が常に6m以上の場合には、フォーカス制限切り換えスイッ チ(図2)を∞−6mにセットします。
撮影距離が6m未満を含む場合はFULLにセットします。
オートフォーカスで撮影する場合に使える機能です。
6.フォーカスロック/メモリーリコール/オートフォーカス作動
■フォーカス作動設定スイッチ(AF-L/MEMORYRECLL/AF-ON)とフォ ーカス作動ボタンの関係について
フォーカス作動設定スイッチ(図3)の設定により、フォーカス作動 ボタン(図4)の機能が切り換わります。お使いになる機能に合わせ て、フォーカス作動設定スイッチを設定してください。
フォーカス作動ボタンは、ご希望の位置に改造(回転)できます。 詳しくは、ニコンサービス機関へお問い合わせください。
フォーカス作動ボタンは、4ヶ所あります。どれか1個を押します。
■フォーカスロック(AF-L)(対応カメラは、P.6参照)
1
フォーカスモード切り換えスイッチ(図1)をA/MまたはM/Aにセットします。
オートフォーカスで撮影する場合に使える機能です。
2
フォーカス作動設定スイッチ(図3)をAF-Lにセットします。
3
オートフォーカス中にフォーカス作動ボタン(図4)を押し、フォーカスをロックし て撮影します。
フォーカス作動ボタンを押している間、ピントが固定されます。
フォーカスロックはカメラ側でも行えます。
■ メモリーリコール(MEMORYRECALL)
(対応カメラは、P.6参照。オートフォーカス、マニュアルフォーカスとも作動可能です。)
電子音スイッチ(図5)を にセットすると、操作の際に音
(ピッ/ピッピー等)で知らせてくれます。鳴らさないときは
にセットします。
以下の手順は、電子音をセットした場合の説明です。
図2
図3
図4
図5
フォーカス作動設定スイッチ フォーカス作動ボタンの機能
AF-L フォーカスロック
MEMORYRECALL メモリーリコール
AF-ON レンズ側でのAF作動
10
Jp
1
フォーカスモード切り換えスイッチ(図1)をA/MM/AまたはMにセットします。
2
被写体にピントを合わせメモリーセットボタン(図6)を押し(ピッ と鳴ります)、ピント位置を記憶させます。
ピント位置の記憶は、フォーカスモードやフォーカス作動設定スイ ッチ等の設定に関わらず可能です。
カメラの電源を切ったり、カメラから取り外してもピント位置を記 憶しています。
ご注意:距離目盛が左右に10回程度振れた時(ピッ、ピーピーピーと鳴ります)には、
正しく設定されていません。もう一度、ピント位置を記憶させてください。
3
フォーカス作動設定スイッチ(図3)をMEMORYRECALLにセットします。
4
フォーカス作動ボタン(図4)を押します。
シャッターボタンを半押ししていても、フォーカス作動ボタンを押すと記憶させたピ ント位置にセットされます。
5
ピピッと鳴り、記憶したピント位置にセットされたら、撮影します。
ご注意:フォーカス作動ボタンは、シャッターが切れるまで押し続けてください。
フォーカス作動ボタンから指を離すと、通常のオートフォーカスまたはマニュアルフ ォーカスに戻ります。
■オートフォーカス作動(AF-ON)(対応カメラは、P.6参照。)
1
フォーカスモード切り換えスイッチ(図1)をA/MまたはM/Aにセットします。
2
フォーカス作動設定スイッチ(図3)をAF-ONにセットします。
3
フォーカス作動ボタン(図4)を押し、撮影します。
フォーカス作動ボタンを押している間はオートフォーカスが作動します。
7.手ブレの補正(対応カメラは、P.6参照)
1
手ブレ補正リングスイッチ(図7)のボタンを押しながら1、 ONにセットします
2
2
手ブレ補正モード切り換えスイッチ(図8)をNORMALまたTRIPODにセットして、撮影します。
シャッターボタンを半押しすると、ファインダー画像のブレも 補正し、ピント合わせが容易になりフレーミングしやすくなり ます。
ご注意:
シャッターボタンを半押し後、ファインダーの画像が安定して から撮影されることをおすすめします。
手ブレ補正の原理上、シャッターレリーズ後にファインダー像 がずれることがあります。
カメラのAF作動ボタンまたはフォーカス作動ボタン(図4)を押しても、手ブレ補正 は作動しません。
図7
図8
図6
11
Jp
三脚撮影時にTRIPODモードを使用した場合、撮影画像のブレ軽減効果やファインダ ー像の安定が得られますが、ブレ量が小さい撮影条件下で撮影を行った場合は、
TRIPODモードとVRのOFFで効果が逆転する場合があります。その場合は、VRを OFFでご使用ください。また、三脚を使っても雲台を固定しないときや一脚を使用す
るときなどは、NORMALモードでのご使用をおすすめします。
流し撮りする場合は、手ブレ補正モード切り換えスイッチ(図8)を必ずNORMAL にしてください。
流し撮りでカメラの向きを大きく変えた場合、流した方向の手ブレは補正しません。 つまり、横方向にパンニングすると、縦方向の手ブレだけが補正されます。
手ブレ補正中にカメラの電源をOFFにしたり、レンズを取り外したりしないでくださ い。OFFにしたり取り外すと、レンズ内部でカタカタ音がすることがあります。 故障ではありませんので、カメラの電源を再度ONにすれば、音は消えます。
内蔵フラッシュ搭載のカメラで、内蔵フラッシュ充電中は、手ブレ補正は行いません。
8.被写界深度
被写体の前後のピントが合う範囲(被写界深度)は、距 離目盛基準線の両側の被写界深度目盛によって、おおよ そ判ります。(図9
プレビュー(絞り込み)機構を持つカメラでは、撮影前 に被写界深度を確認できます。
詳しい被写界深度は、被写界深度表(P.192)をご覧く ださい。
9.絞り値の設定
絞り値は、カメラ側で設定してください。
10.組み込み式回転三脚座
タテ位置で撮影する場合は、三脚座止めネジを緩めて任意の位置まで回転して、ネジ を締めてください。
三脚の形状によっては、カメラのグリップを握った状態でカメラを回転した際、三脚 に手がぶつかることがありますので、ご注意ください。
■一脚座(付属アクセサリー)
このレンズは、標準装備の三脚座を使用目的に合わせて一脚座に交換できます。
ご自分で交換される場合、ネジの締め付けが不充分ですとネジが緩んで事故や破損な どの原因になるおそれがありますので充分ご注意ください。
一脚座への交換については、ニコンサービス機関に申し付けられることをおすすめし ます。
被写界深度目盛
距離目盛基準線
図9
12
Jp
11.かぶせフード HK-33-1/HK-33-2
二段式のかぶせフードを取り付けることができます。(一段目にHK-33-1、二段目に HK-33-2)
1
一段目のかぶせフード HK-33-1の側面についているクランプノブを緩め、静かにレ ンズ先端の上にかぶせ、ななめにかぶさっていないか確認して、クランプノブをしっ かり締めてください。
2
二段で重ねて使用する時は、二段目のかぶせフード HK-33-2のクランプノブを緩め、 静かにHK-33-1の上にかぶせ、クランプノブをしっかり締めつけ、ご使用ください。
■ご使用後フードをレンズに収納する場合
かぶせフード HK-33-1にかぶせフード HK-33-2を逆向きにかぶせ、HK-33-1がレン ズの先端に対して逆向きになるようにかぶせ、収納してください。
12.組み込み式フィルターホルダー
撮影の際は、フィルターを必ず装着してください(お買い 上げ時は、NCフィルターが装着されています)。
1
付属の52mmネジ込み式フィルターを、Nikon JAPAN の表示がある面よりねじ込みます。(図10
2
組み込み式フィルターホルダーつまみを押し込みながら、 つまみの白い指標が組み込み式フィルターホルダーと平行 になるように回し(反時計方向)ます。
カメラ側または被写体側のどちらの側に向けて取り付けて も、撮影に影響はありません。
■組み込み式円偏光フィルター C-PL1L(別売)
ガラスなどの非金属面や水面の反射光をカットする場合におすすめします。
距離目盛は正常な位置からずれ、最至近がわずかに長くなります。
メモリーリコール(P.9)を使用する場合は、ピントを記憶させるときから装着して ください。
13.ファインダースクリーンとの組み合わせ
図10
スクリーン
カメラ
F6
F5+DP-30
F5+DA-30
F4+DP-20
F4+DA-20
A
◎◎ ◎― ――◎
◎◎◎
―◎
―◎
◎◎
EC-B EC-E
G1
FJKLMPU
G2
―――
◎―
◎―
◎◎
(+0.5)
(–0.5)
G4G3BC E
(+0.5)
(–0.5)
◎◎
13
Jp
■構図の決定やピント合わせの目的には
◎:好適です。 ○:視野の一部が多少見にくくなりますが、撮影結果には全く影響がありません。 ―:各カメラに存在しないファインダースクリーンです。 () :中央部重点測光時の補正値です。F6カメラの場合、測光値の補正は、カメラのカ
スタムメニュー「b6:スクリーン補正」を「BorE以外」にセットして行います。 B型およびE型以外を使用する場合は、補正量が0でも、「BorE以外」にセットし てください。F5カメラの場合は、カスタムセッティングNo.18の設定で測光値の 補正を行います。F4シリーズカメラの場合は、ファインダースクリーン露出補正 ダイヤルを回して補正を行います。詳しくはカメラの使用説明書をご覧ください。
空欄:使用不適当です。ただし、Mスクリーンの場合、撮影倍率1/1倍以上の近接撮影
に用いられるため、この限りではありません。
ご注意:
F5カメラの場合、マルチパターン測光はEC-B、EC-E、B、E、J、A、Lスクリーン のみ可能です。
上記以外のカメラでB、Eスクリーンをご使用の場合は、それぞれB、Eスクリーンの 欄をご覧ください。
14.レンズのお手入れと取り扱い上のご注意
レンズ面の清掃は、ホコリを拭う程度にしてください。指紋がついたときは、柔らか い清潔な木綿の布に無水アルコール(エタノール)または市販のレンズクリーナーを 少量湿らせ、レンズの中心から外周へ渦巻状に、拭きムラ、拭き残りのないように注 意して拭いてください。
シンナーやベンジンなどの有機溶剤は絶対に使用しないでください。
ご使用にならない時は、レンズ表面の汚れや傷を防ぐために、レンズキャップを取り 付けてください。
レンズをケースに入れるときは、必ず、レンズキャップを前後に取り付けてください。
レンズを長期間使用しないときは、カビやサビを防ぐために、高温多湿のところを避 けて風通しのよい場所に保管してください。また、直射日光のあたるところ、ナフタ リンや樟脳のあるところも避けてください。
レンズを水に濡らすと、部品がサビつくなどして故障の原因となりますのでご注意く ださい。
ストーブの前など、高温になるところに置かないでください。極端に温度が高くなる と、外観の一部に使用している強化プラスチックが変形することがあります。
14
Jp
15.付属アクセサリー
トランクケース CT-404
かぶせ式レンズキャップ
裏ぶた
かぶせフード HK-33
組み込み式フィルターホルダ
52mmネジ込み式NCフィルター
ストラップ LN-1
一脚座
16.別売アクセサリー
セミソフトケース CL-L2●52mmネジ込み式フィルター(円偏光フィルターⅡを除く)
組み込み式円偏光フィルター C-PL1L
AF-Sテレコンバーター TC-14EⅡ/TC-17EⅡ/TC-20EⅢ
17.仕 様
型 式: ニコンFマウントCPU内蔵Gタイプ、AF-Sレンズ 焦点距離: 400mm 最大口径比: 1:2.8 レンズ構成: 11群14枚(EDガラス3枚、ナノクリスタルコート)、他保護ガラ
ス1枚
画 角: 6°10′ … 35mm判一眼レフカメラ
FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ 4° … DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ 5° … IX240カメラ
撮影距離情報: カメラへの撮影距離情報出力可能 ピント合わせ: IF(ニコン内焦)方式、超音波モーターによるオートフォーカス、
マニュアルフォーカス可能
手ブレ補正: ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 撮影距離目盛: ∞〜2.8m、10ft(併記) 最短撮影距離: 2.9m(オートフォーカス時)/2.8m(マニュアルフォーカス時) 絞り羽根枚数: 9枚(円形絞り) 絞り方式: 自動絞り 絞りの範囲: 2.8〜22 測光方式: CPU連動方式のカメラでは開放測光 フォーカス制限 切り換えスイッチ: FULL(∞〜2.9m)と∞−6mの2段切り換え 三脚座: 位置指標(90°)付きの360°組み込み式回転三脚座(一脚座に交
換可能)
大きさ: 約159.5mm(最大径)×368.0mm(バヨネットマウント基準面
からレンズ先端まで)
質 量: 約4,620g
仕様、外観の一部を、改善のため予告なしに変更することがあります。
15
Jp
16
En
Do not disassemble
Touching the internal parts of the camera or lens could result in injury. Repairs should be performed only by qualified technicians. Should the camera or lens break open as the result of a fall or other accident, take the product to a Nikon-authorized service representative for inspection after unplugging the product and/or removing the battery.
Turn off immediately in the event of malfunction
Should you notice smoke or an unusual smell coming from the camera or lens, remove the battery immediately, taking care to avoid burns. Continued operation could result in injury. After removing or disconnecting the power source, take the product to a Nikon-authorized service representative for inspection.
Do not use the camera or lens in the presence of flammable gas
Operating electronic equipment in the presence of flammable gas could result in an explosion or fire.
Do not look at the sun through the lens or viewfinder
Viewing the sun or other strong light sources through the lens or viewfinder could cause permanent visual impairment.
Keep out of reach of children
Particular care should be taken to prevent infants from putting the batteries or other small parts into their mouths.
Notes on Safety Operations
CAUTION
17
En
Observe the following precautions when handling the camera and lens
• Keep the camera and lens unit dry. Failure to do so could result in fire or electric shock.
• Do not handle or touch the camera or lens unit with wet hands. Failure to do so could result in electric shock.
• When shooting with back-lighting, do not point the lens at the sun or allow sunlight to pass directly down the lens as this may cause the camera to overheat and possibly cause a fire.
• When the lens will not be used for an extended period of time, attach both front and rear lens caps and store the lens away from direct sunlight. Failure to do so could result in a fire, as the lens may focus sunlight onto a flammable object.
18
En
1 Lens hood HK-33-2 (p. 27) 2 Lens hood HK-33-1 (p. 27) 3 Lens hood screw (p. 27) 4 Rubber grip 5 Tripod collar lock screw (p. 27) 6 Strap eyelet 7 Lens rotating position index 8 Focus operation button (Focus
Lock/MEMORY RECALL/AF Start) (p. 24)
9 Focus ring (p. 23) ! Depth-of-field scale (p. 26) " Distance index line (p. 26) # Distance scale $ Vibration reduction ON/OFF ring
switch (p. 25)
% Slip-in filter holder (p. 27)
& Slip-in filter holder knob (p. 27) ( Mounting index ) Lens mount rubber gasket (p. 22) ~ CPU contacts (p. 22) + Built-in rotating tripod collar (p. 27) , Monopod collar (replaceable)
(p. 27)
- Memory Set button (p. 25) . Focus mode switch (p. 23) / Focusing limit switch (p. 24) : Vibration reduction mode switch
(p. 25)
; Focus operation selection switch
(AF-L/MEMORY RECALL/AF-ON) (p. 24)
< Sound monitor switch (p. 24)
1. Nomenclature ( ): Reference page
19
En
20
En
2. Usable cameras and available functions
There may be some restrictions or limitation for available functions. Refer to your camera’s user’s manual for details.
* Sold exclusively in the USA. ** Sold exclusively in the USA and Canada. *1 P includes AUTO (General-Purpose Program) and Vari-Program System *2 Manual (M) is not available. *3 When the Focus operation selection switch is set to AF-ON, autofocus begins
as soon as you depress the Focus operation button while lightly depressing the shutter-release button.
*4 Depress the Memory Set button or Focus operation button while lightly
depressing the shutter-release button.
Cameras
Vibration
reduction
Auto-
focus
Focus
lock
Exposure
mode
P*1SAM
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3
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4
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Memory
recall
AF start
on the
lens
Function
: Possible 왕: Possible, with limited restrictions ҂: Impossible
Nikon digital SLR (Nikon FX/DX format) cameras
F6, F5, F100, F80-Series/N80-Series*, F75-Series/N75-Series*, F65-Series/N65-Series*
F4-Series, F90X/ N90s*, F90-Series/N90*, F70-Series/N70*
F60-Series/ N60*, F55-Series/N55-Series*, F50-Series/N50*, F-401x/N5005*, F-401s/ N4004s*, F-401/N4004*
F-801s/N8008s*, F-801/N8008*, F-601
M/N6000*
Pronea 600i/6i*, Pronea S*
2
F3AF, F-601/N6006*, F-501/N2020**, Nikon MF cameras (except F-601
M/N6000*)
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• If this lens is used with cameras not compatible with vibration reduction, set the vibration reduction ON/OFF ring switch to OFF. With the Pronea 600i/6i camera, in particular, battery power may become quickly depleted if this switch is left ON.
3. Introduction
Thank you for purchasing the AF-S NIKKOR 400mm f/2.8G ED VR lens. This is a high performance lens featuring special Vibration Reduction (VR) and high-speed Internal Focusing (IF) mechanisms. It also employs a Silent (S) Wave Motor to drive the focusing mechanism. Focus preset is also provided.
Major features
Two AF modes (p. 23)
Autofocus can be overridden by setting the focus mode switch to “A/M” or “M/A” and manually focusing with the focus ring. M/A: Autofocus can be overridden by manually focusing with the focus ring.
This mode should be used for fine-focusing.
A/M: Autofocus can be overridden by manually focusing with the focus ring, but
focus ring detection sensitivity is lower than in M/A mode. Use this mode to avoid canceling the AF setting by unintentionally moving the focus ring.
Limiting the range of autofocus (p. 24)
Focus time can be reduced by setting focusing limits. For example, if a subject is at least 6 m (19.7 ft.) away, set the focusing limit switch to – 6 m.
AF-L/MEMORY RECALL/AF-ON (p. 24)
Focus distances can be locked and saved during autofocus (AF-L) and then recalled by pushing the MEMORY RECALLbutton. Autofocus is restarted on the lens by setting switch to AF-ON.
Vibration reduction* (VR II) (p. 25) NORMAL: Reduces camera shake during handheld shooting or use of a
monopod. This mode allows pictures to be taken at shutter speeds approx. 4 stops slower than is possible with a non-VR lens, therefore expanding the range of shutter speed options and making handheld or monopod telephoto shooting much easier. Panning is also possible.
TRIPOD: Recommended mode to reduce camera shake when using a tripod.
With a super-telephoto lens, camera shake may occur even when the camera is mounted on a tripod. TRIPOD mode reduces camera shake when shooting with a tripod, especially with shutter speeds between 1/15 and 1 sec. It also reduces image shake in the viewfinder.
* Under Nikon measurement conditions. The effects of vibration reduction vary
depending on individual and shooting conditions.
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More accurate exposure control is possible when this is mounted on a Nikon
camera having 3D Matrix Metering capability, because subject distance information is transferred from the lens to the camera body.
The use of three ED (extra-low dispersion) lens elements ensures sharp pictures
virtually free of color fringing. Also, by utilizing a 9-blade diaphragm that produces a nearly circular aperture, out-of-focus images in front of or behind the subject are rendered as pleasing blurs.
The Nano Crystal Coat deposited on some of the lens elements ensures that
fine, clear images can be reproduced under any shooting conditions, from the sunny outdoors to spotlighted interior scenes.
Meniscus glass, unlike existing flat glass, is used for the lens protective glass.Closest focusing distances of 2.9 m (9.5 ft) (AF) and 2.8 m (9.2 ft) (MF) are
provided.
Important!
• Be careful not to hold the camera body when the lens is attached, as this may cause damage to the camera. Be sure to hold both the lens and camera when carrying.
• Be sure to attach a 52mm screw-in filter to the slip-in filter holder.
• Be careful not to soil or damage the CPU contacts.
• AF-I/AF-S Teleconverters TC-14E/TC-14EII/TC-17EII/TC-20E/TC-20EII/TC-20EIII are usable.
• When mounted on Nikon DX format digital SLR cameras, such as the D300-Series and D90, the lens’ picture angle becomes 4° and its 35 mm equivalent focal length is approx. 600 mm. (The lens’ picture angle is 6°10’ at 35 mm focal length.)
• If the lens mount rubber gasket is damaged, be sure to visit the nearest Nikon authorized dealer or service center for repair.
Camera shake when using a tripod (in TRIPOD mode)
Camera shake during handheld shooting or when using a monopod
vibrations
Number of
Panning shots
(in NORMAL mode)
Strength of vibrations
Basic concept of vibration reduction
(in NORMAL mode)
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4. Focusing
Set your camera’s focus mode selector according to this chart:
Autofocus with manual override (p. 21)
A/M mode: Autofocus with manual override. AF priority M/A mode: Autofocus with manual override. MF priority
1
Set the focus mode switch to “A/M” or “M/A”. (Fig. 1)
2
You can manually override autofocus by operating the focus ring while lightly depressing the shutter release button or the AF start button on the camera or the Focus operation button on the lens.
• To cancel manual override, remove your finger from the shutter release button or the AF start button on the camera or the Focus operation button on the lens, and lightly depress the shutter release button to return to the autofocus mode.
Lens’ focus mode
Cameras
Camera’s focus mode
MM/AA/M
Manual focus
(Electronic
rangefinder
can be used.)
Manual focus
(Electronic rangefinder can be used,
except with the F-601
M/N6000*.)
Manual focus
(Electronic rangefinder can be used.)
Autofocus with
manual override
(MF priority)
Autofocus with
manual override
(AF priority)
AF
(C/S)
AF
(C/S)
MF
MF
* Sold exclusively in the USA.
AF: Autofocus MF: Manual focus
Nikon digital SLR (Nikon FX/DX format) cameras , F6, F5, F4-Series, F100, F90X/N90s*, F90-Series/N90*, F80-Series/N80-Series*, F75-Series/N75-Series*, F70-Series/N70*, F65-Series/N65-Series*, Pronea 600i/6i*, Pronea S
F60-Series/N60*, F55-Series/N55-Series*, F50-Series/N50*, F-801s/N8008s*, F-801/N8008*, F-601
M/N6000*,
F-401x/N5005*, F-401s/N4004s*, F-401/N4004*
Fig. 1
24
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5. To limit the range of autofocus
(See page 20 for usable cameras.)
• With AF operation, if the subject is always more than 6m (19.7 ft.) away, set the focusing limit switch (Fig. 2) to “∞–6m” to reduce focusing time.
• If the subject is sometimes 6m (19.7 ft.) or closer, set it to “FULL”.
• This function is only compatible with autofocus.
6. AF-L/MEMORY RECALL/AF-ON
Focus operation selection switch (AF-L/MEMORY RECALL/
AF-ON) and Focus operation button
• Depending on the position of the Focus operation selection switch (Fig. 3), the function of the Focus operation button (Fig. 4) varies.
• The position of the Focus operation buttons can be changed to suit your preference. For more details on this change, contact your nearest Nikon service center or representative office.
• Press one of four Focus operation buttons to activate each function.
Using the Focus lock button (See page 20 for usable cameras.)
1
Set the Focus mode switch to “A/M“ or “M/A“. (Fig. 1)
• This function is only compatible with autofocus.
2
Set the Focus operation selection switch (Fig. 3) to “AF-L“.
3
During autofocus, the focus can be locked while you are pressing the Focus operation button. (Fig. 4)
• Focus is locked while either of these buttons is pressed.
• The Focus Lock function can be engaged on either the camera and lens.
MEMORY RECALL (See page 20 for usable cameras. Available during
autofocus and manual focus.)
• Set the sound monitor switch (Fig. 5) to “ “ to activate the sound monitor; set it to “ “ to cancel.
• The following operation is with the sound monitor activated.
Fig. 3
Fig. 4
Fig. 5
Fig. 2
Position of Focus operation
selection switch
AF-L Focus lock
MEMORY RECALL Memory recall
AF-ON AF start (AF-ON) on the lens
Function of Focus
operation button
25
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1
Set the focus mode switch to “A/M“, “M/A“ or “M“. (Fig. 1)
2
Focus on a subject that you want to memorize the focused distance. Press the Memory Set button (Fig. 6) and a beep sounds, indicating that the focused distance was stored in memory.
• Memory set is possible regardless of the position of the Focus mode switch or Focus operation selection switch.
• The focused distance is kept stored in the memory even when the camera is turned off or the lens is detached from the camera.
Note: If the distance scale ring turns from right to left about 10 times when
setting, and at the same time one short beep and three long beeps sound, perform Memory set again.
3
Set the Focus operation selection switch (Fig. 3) to “MEMORY RECALL“.
4
Press the Focus operation button (Fig. 4).
• While softly pressing the shutter release button, press the focus operation button to recall the memorized focus distance.
5
Two beeps sound to indicate the focused distance was recalled. Then depress the shutter release button all the way to take the picture.
Note: To take pictures at the memorized focused distance, fully depress the
shutter release button before removing your finger from the focus operation button.
• In the A/M or M/A mode, the lens reverts from Memory recall to autofocus or manual focus only when you remove your finger from the Focus operation button and lightly depress the shutter release button.
AF-ON (See page 20 for usable cameras.)
1
Set the Focus mode switch (Fig. 1) to “A/M“ or “M/A“.
2
Set the Focus operation selection switch (Fig. 3) to “AF-ON“.
3
Press the Focus operation button (Fig. 4) to take pictures.
• Autofocus is activated while you are pressing the Focus operation button.
7. Vibration reduction mode (See page 20 for usable cameras.)
1
Set the Vibration reduction ON/OFF ring switch to “ON“ 2, while pressing the button on the ring switch 1 (Fig. 7).
2
Set the Vibration reduction mode switch (Fig. 8) to “NORMAL“ or “TRIPOD“.
• Image Vibration in the viewfinder can be reduced by softly pressing the shutter release button, making auto/manual focusing and exact framing of the subject easier.
Fig. 7
Fig. 8
Fig. 6
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Notes on using vibration reduction
• Wait until the image in the viewfinder stops vibrating before fully depressing the shutter release button after you have lightly pressed the shutter release button.
• Due to the characteristics of the vibration reduction mechanism, the image in the viewfinder may become blurred after releasing the shutter.
• If you set the AF start (AF-ON) button (Fig. 4) to “ON“ on the camera or the Focus operation button on the lens, vibration reduction will not operate.
• Set the vibration reduction mode switch to “TRIPOD“ to reduce camera shake and image shake in the viewfinder while using a tripod. Very slight camera shake may fail to activate the vibration reduction system. Conversely, the VR system may cause camera shake in the lens. In this case, vibration reduction should be turned off. When using a tripod with an untightened head or a monopod, select NORMAL mode.
• When taking panning shots, be sure to set the vibration reduction mode switch (Fig. 8) to “NORMAL“.
• If you move the camera in a wide arc when panning, vibration in the direction of that movement is not affected. For example, if you pan the camera horizontally, only vibration in the vertical direction is reduced, making smooth pans much easier.
• Do not turn the camera power OFF or remove the lens from the camera while the vibration reduction mode is in operation. (Otherwise, the lens may emit a chattering noise if the camera is shaken. This is not a malfunction. Turn the camera power ON again to correct this.)
• With cameras featuring a built-in flash, vibration reduction does not function while the built-in flash is charging.
8. Depth of field
• Approximate depth of field can be determined by checking the depth-of-field scale. (Fig. 9)
• If your camera has a depth of field preview (stop­down) button or lever, depth of field can be observed while looking through the camera viewfinder.
• For more information, see p. 192.
9. Setting the aperture
• Because this lens does not have an aperture ring, you must set the aperture on the camera.
Depth-of-field scale
Distance index line
Fig. 9
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10. Built-in rotating tripod collar
• When shooting vertical pictures, loosen the tripod collar lock screw by turning it counterclockwise, rotate the lens to an appropriate position, then tighten the screw clockwise.
• When holding the camera by its handgrip and rotating the camera with the lens in its tripod collar, your hand may bump into the tripod, depending on the tripod in use.
Monopod (supplied accessory)
• The tripod collar can be exchanged for a monopod collar by removing the tripod collar lock screw.
• After changing the tripod collar, make sure the screw is fully tightened. Failure to fully tighten the screw could lead to accidents or damage to the lens and camera. For details on this procedure, contact your nearest Nikon service center or representative office.
11. Lens hood HK-33-1 and HK-33-2
Two-part lens hoods (HK-33-1 for attachment to the front of the lens and HK-33-2 for attachment to the front of HK-33-1) are provided. Using the HK-33-1: First, loosen the lens hood screw on the HK-33-1, slip HK-33-1 onto the front of the lens, then tighten the screw. Attaching the HK-33-2: Loosen the lens hood screw on the HK-33-2, slip HK-33-2 onto the front of the HK-33-1, then tighten the screw. Storing the lens hoods: First, reverse the HK-33-2, and slip it back onto the HK-33-1. Then reverse the HK-33-1 with the HK-33-2 attached, and slide both back onto the front of the lens.
12. Slip-in filter holder
• Always use a (52mm screw-in) filter. A 52mm screw­in NC filter is attached to the filter holder when shipped from the factory.
1
Screw a filter into the side of the filter holder marked with the words “Nikon” and “JAPAN”. (Fig. 10)
2
Press down on the slip-in filter holder knob, and turn counterclockwise until the white line on the knob is at a right angle to the axis of the lens.
• The slip-in filter holder can be attached either facing lens or camera side without having any effect on your pictures.
Fig. 10
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C-PL1L slip-in circular polarizing filter (optional)
• Blocks reflections from nonmetallic surfaces such as glass and water.
• The focus point of a C-PL1L slip-in circular polarizing filter differs from that of a 52mm screw-in filter. The distance scale is shifted from the correct position. The closest focused distance is extended slightly.
• The memory set position may change slightly when using focus preset. Attach the C-PL1L filter before using the memory set function.
13. Recommended focusing screens
Various interchangeable focusing screens are available for certain Nikon SLR cameras to suit any picture-taking situation. The ones recommended for use with this lens are:
: Excellent focusing
: Acceptable focusing
Slight vignetting or moiré patterns appear in the viewfinder, but not on the film.
: Not available.
( ): Indicates degree of exposure compensation needed (Center-Weighted
metering only). For F6 cameras, compensate by selecting “Other screen“ in Custom Setting “b6: Screen comp.“ and setting the EV level to -2.0 to +2.0 in 0.5 EV steps. When using screens other than type B or E, “Other screen“ must be selected even when the required compensation value is “0“ (no compensation required). For F5 cameras, compensate using Custom Setting #18 on the camera body. For F4-Series cameras, compensate using the Exposure Compensation Dial for the focusing screen. See user’s manual of
the camera body for more details. Blank box means not applicable. Since type M screen can be used for both macrophotography at a 1:1 magnification ratio and for photomicrography, it has different applications than other screens.
Screen
Cameras
A
F6
F5+DP-30
F5+DA-30
F4+DP-20
F4+DA-20
―◎
―◎
◎◎ ◎― ――◎
◎◎◎
◎◎
EC-B EC-E
―――
◎―
◎―
G1
FJKLMPU
G2
◎◎
(+0.5)
(–0.5)
G4G3BC E
(+0.5)
(–0.5)
◎◎
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• For F5 cameras, only EC-B, EC-E, B, E, J, A, L focusing screens are usable in Matrix Metering.
• When using the B and E focusing screens in cameras other than those listed above, refer to the columns for the B and E screens.
14. Lens care
• Clean the lens surfaces with a blower brush. To remove dirt and smudges, use a soft, clean cotton cloth or lens tissue moistened with ethanol (alcohol) or lens cleaner. Wipe in a circular motion from center to outer edge, taking care not to leave traces or touch other parts of the lens.
• Never use thinner or benzene to clean the lens as this might damage it, result in a fire, or cause health problems.
• When the lens is not in use, attach the lens cap to protect the front lens element.
• When storing the lens in its lens case, attach both front and rear caps.
• When the lens will not be used for a long time, store it in a cool, dry place to prevent mold. Also store the lens away from direct sunlight or chemicals such as camphor or naphthalene.
• Do not get water on the lens or drop it in water as this will cause it to rust and malfunction.
• Reinforced plastic is used for certain parts of the lens. To avoid damage, never leave the lens in an excessively hot place.
15. Supplied accessories
• Heavy duty case CT-404 • Slip-on front lens cap • Rear lens cap • Lens hood HK-33 • Dedicated filter holder* • 52mm screw-in NC filter • Strap LN-1
• Monopod collar * If dedicated accessories are broken or missing, contact your nearest Nikon
service center or representative office as they are not available at general shops.
16. Optional accessories
• Semi-soft case CL-L2 • 52mm screw-in filters (except circular polarizing filter II)
• Slip-in circular polarizing filter C-PL1L • AF-S Teleconverters (TC-14EII/ TC-17EII/TC-20EIII)
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17. Specifications
Type of lens: G-type AF-S Nikkor lens having built-in CPU and Nikon
bayonet mount. Special vibration reduction (VR) mechanism incorporated
Focal length: 400mm Maximum aperture: f/2.8 Lens construction: 14 elements in 11 groups (3 ED and some Nano Crystal
Coat-deposited lens elements), as well as 1 protective glass
Picture angle: 6°10’ with 35 mm (135) format Nikon film SLR cameras
and Nikon FX format digital SLR cameras 4° with Nikon DX format digital SLR cameras; 5° with IX240 system cameras
Distance information: Output to camera body Focusing: Nikon Internal Focusing (IF) system (utilizing an internal
Silent Wave Motor); manually via separate focus ring.
Vibration reduction: Lens-shift method using voice coil motors (VCMs) Shooting distance scale: Graduated in meters and feet from 2.8 m (10 ft) to
infinity (∞)
Closest focusing distance:
2.9 m (9.5 ft) in AF mode, 2.8 m (9.2 ft) in MF mode
No. of diaphragm blades
: 9 pcs. (rounded) Diaphragm: Fully automatic Aperture scale: f/2.8—f/22 Exposure measurement: Via full-aperture method with cameras with CPU
interface system
Focusing limit switch: Provided; two ranges available: FULL (∞–2.9 m), or
–6m
Tripod collar: Built-in. Rotatable through 360°, lens rotating position
index at 90°. Tripod collar can be exchanged for a monopod collar
Dimensions: Approx. 159.5 mm dia. x 368.0 mm extension from the
camera's lens mounting flange
Weight: Approx. 4,620 g (10.2 lbs)
Specifications and design are subject to change without notice.
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