D-Movie Setting Guide
撮影フロー 撮影前の準備 撮影の設定 応用的な動画の撮影 動画の再生 付録
目次
■撮影フロー
動画撮影フロー
■撮影前の準備
.................................................4
動画撮影でよく使用するボタンやダイヤル
ライブビュー画面について
●
情報表示について
●
動画ライブビュー時の表示切り換え
●
水準器表示について
■撮影の設定
........................................................ 7
動画撮影時の設定方法について
●
ボタン
i
●
各種ボタン
●
動画撮影メニュー
画質に関する設定
●
画像サイズ/フレームレート・動画の画質
●
ISO
●
ホワイトバランス
●
ピクチャーコントロール
●
高感度ノイズ低減
●
撮像範囲設定
..........................................................................10
.....................................................................11
......................................................11
.......................................... 12
感度
..........................................................................13
......................................................14
......................................................19
................................................................20
...............................7
.................. 7
.................................................... 9
..................... 10
........................................16
......6
...12
録音に関する設定
●
マイク感度
●
アッテネーター
●
録音帯域
●
風切り音低減
●
ヘッドホン音量
.........................................................................27
フォーカスに関する設定
●
フォーカスモード
●
モード
AF
●
エリアモード
AF
●
ピーキングの検出
保存に関する設定
●
動画記録先
●
動画記録ファイル形式
操作や表示に関する設定
●
マルチセレクターによるパワー絞り
●
マルチセレクターによる露出補正
●
カスタムボタンの機能
●
ハイライト表示
●
モニターの明るさ
●
モニターのパワーオフ時間
.......................................... 26
.....................................................................26
...........................................................26
................................................................27
...........................................................28
................................ 29
......................................................29
.......................................................................29
.........................................................30
......................................................32
.......................................... 33
.....................................................................33
.............................................33
................................ 34
.............................................35
...........................................................38
......................................................39
...................................40
................34
.....................34
●
電子手ブレ補正
露出に関する設定
●
測光モード
●
露出モード
●
露出補正
●
アクティブD-ライティング
●
フリッカー低減
.........................................................................24
...........................................................21
.......................................... 22
.....................................................................22
.....................................................................23
...........................................................25
2
................................25
撮影フロー 撮影前の準備 撮影の設定 応用的な動画の撮影 動画の再生 付録
■応用的な動画の撮影
目次
タイムラプス動画を作成する
●
動画撮影メニュー[タイムラプス動画]を
使用した撮影の手順
●
静止画撮影メニュー[インターバルタイマー
撮影]を使用した撮影の手順
スローモーション動画を撮影する
HDMI
●
●
■動画の再生
動画再生時の便利な機能
●
対応機器に出力する
HDMI
接続する
HDMI
変更する
ケーブルを使って外部レコーダーと
.........................................................................50
対応機器との接続時の設定を
.........................................................................50
秒進める
10
/10
..................................................41
秒戻す
......................... 41
................................45
.................. 49
............................ 50
................................ 52
..........................................52
●
インデックスマークに移動する
●
先頭フレーム/最終フレームに移動する
●
スロー再生する
●
タッチパネルで操作する
分割記録された動画を結合する
■付録
イメージセンサークリーニングについて
トラブルシューティング
●
カメラが高温になるのを抑えるには
●
動画記録時に発生しやすい現象について
●
記録した動画の保存について
●
メニュー項目が選択できない場合の
対処方法について
...........................................................52
........................................52
................................ 55
......................................................56
..........................52
..................... 53
................55
..............................55
.......52
....... 54
......55
D850
動画機能関連スペック一覧
.................. 58
3
撮影フロー 撮影前の準備 撮影の設定 応用的な動画の撮影 動画の再生 付録
動画撮影フロー
撮影前の準備
動画を撮影する前にカメラの各部名称を確認し、カメラにバッテリーと
メモリーカードを入れてください。長時間撮影する場合は、別売のバッ
テリーパックまたはACアダプターのご使用をおすすめします。このカ
メラの対応アクセサリーについては
準備ができましたら、電源をONにしてください。
ページをご確認ください。カメラの
58
電源スイッチ
●
動画撮影でよく使用するボタンやダイヤル
動画ライブビューにして設定を行う
ライブビューセレクターを1(動画ライブビュー)
に合わせます。
ライブビューセレクター
■ 画質に関する設定
●
画像サイズ/フレームレート
●
動画の画質
●
感度
ISO
●
ホワイトバランス
●
ピクチャーコントロール
●
高感度ノイズ低減
●
撮像範囲設定
●
電子手ブレ補正
.........................................................................12
...............................................................................13
...........................................................14
...........................................................19
....................................................................20
................................................................21
...................................12
............................................16
.............. 6
●
■ フォーカスに関する設定
●
●
●
●
■ 保存に関する設定
●
●
ライブビュー画面について
ボタンを押します。
a
フォーカスモード
モード
AF
AF
ピーキングの検出
............................................................................29
エリアモード
...........................................................29
.............................................................30
...........................................................32
動画記録先
動画記録ファイル形式
.........................................................................33
.................................................33
.......................................... 7
ボタン
a
■ 露出に関する設定
●
測光モード
●
露出モード
●
露出補正
●
アクティブD-ライティング
●
フリッカー低減
■ 録音に関する設定
●
マイク感度
●
アッテネーター
●
録音帯域
●
風切り音低減
●
ヘッドホン音量
.........................................................................22
.........................................................................23
..............................................................................24
................................................................25
.........................................................................26
................................................................26
..............................................................................27
....................................................................27
................................................................28
4
.....................................25
■ 操作や表示に関する設定
●
マルチセレクターによるパワー絞り
●
マルチセレクターによる露出補正
●
カスタムボタンの機能
●
ハイライト表示
●
モニターの明るさ
●
モニターのパワーオフ時間
.................................................35
................................................................38
...........................................................39
........................................40
....................34
.........................34
撮影フロー 撮影前の準備 撮影の設定 応用的な動画の撮影 動画の再生 付録
動画撮影フロー
動画を撮影する
オートフォーカスで撮影する場合、動画撮影を開始する前にピント合わせを行います。
●
初期設定では、人物の顔を認識して自動的にピントを合わせる!顔認識AFです。任意の場所にピントを
合わせたい場合は、設定を変更してください(
●
画像モニターにタッチすると、タッチした位置にフォーカスポイントを移動してピント合わせを行います。
●
AF-ON
せられます。
ボタンを押すか、シャッターボタンを半押ししてもピントを合わ
030
)。
マニュアルフォーカスで撮影する場合、レンズのフォーカスリングを回して、
被写体にピントを合わせます。
●
[ピーキングの検出](
が色付きで表示されます。現在どこにピントが合っているのかを簡単に確
認できます。
動画撮影ボタンを押して、撮影を始めます。
●
カスタムメニューg1[カスタムボタンの機能](
に[動画撮影]を割り当てると、シャッターボタンや別売のリモートコー
ドまたはワイヤレスリモートコントローラーでも動画撮影の開始と終了を
行うことができます。
●
タイムラプス動画を作成する
●
スローモーション動画を撮影する
)を使用すると、ピントが合っている部分の輪郭
032
)で[シャッターボタン]
035
●
...................................41
HDMI
.........................49
対応機器に出力する
AF-ON
動画撮影ボタン
ボタン
........................................50
動画撮影を終了する
もう一度動画撮影ボタンを押して、撮影を終了します。
動画撮影ボタン
ボタンを押してライブビューを終了します。
a
ボタン
a
5
5
撮影フロー 撮影前の準備 撮影の設定 応用的な動画の撮影 動画の再生 付録
動画撮影でよく使用するボタンやダイヤル
マイク(ステレオ)
レリーズモードダイヤル
ロックボタン
レリーズモードダイヤル
ボタン
U
ボタン
I
ボタン
Y
サブコマンドダイヤル
ボタン
Pv
電源スイッチ
シャッターボタン
ボタン
E
ボタン
ISO
動画撮影ボタン
表示パネル
外部マイク入力端子
ヘッドホン出力端子
端子
USB
ボタン
Fn1
O(Q
画像モニター
G
L(Z/Q
W(M
J OK
Fn2
)ボタン
ボタン
K
ボタン
)ボタン
ボタン
X
)ボタン
ボタン
ボタン
ミニ端子
HDMI
モードボタン
AF
フォーカスモードセレクター
スピーカー
ボタン
AF-ON
メインコマンドダイヤル
サブセレクター
マルチセレクター
フォーカスポイント
ロックレバー
ボタン
R
ボタン
i
ボタン
a
ライブビューセレクター
6
撮影フロー 撮影前の準備 撮影の設定 応用的な動画の撮影 動画の再生 付録
ライブビュー画面について
動画ライブビュー中は、実際に撮影される動画や静止画の露出(明るさ)を画像モニターで確認できます。また、マ
イク感度やヘッドホン音量、画像モニターの明るさの調整などができます。
情報表示について
動画撮影時(ライブビュー時または動画記録時)に表示される画面のアイコンの意味は次の通りです。
動画記録中に表示されます。動画が記録でき
ない状態の場合は、動画記録禁止マーク(
が表示されます。
風切り音低減(
す。
タッチAFの有効/無効を切り換えます。タッ
チAFを有効にしていると、タッチした位置に
フォーカスポイントを移動して、ピント合わ
せを行います。
電子手ブレ補正(
す。
市販のヘッドホン接続時に表示されます。ヘッ
ドホン出力の音量レベルを表示します。
録音帯域(
マイク感度(
音声を記録するときの音量レベルを表示しま
す。インジケーターの色が赤で表示される場
合、音量が大きすぎることを示しています。
マイク感度を調節してください。
HDMI
きに表示されます(
アッテネーター(
表示されます。
動画記録時に、メモリーカードに記録できる
残り時間を表示します(
動画の画像サイズ(
027
対応機器と接続して同期記録を行うと
)が有効の場合に表示しま
027
)が有効の場合に表示しま
021
)の設定を表示します。
)のレベルを表示します。
026
)。
050
)を有効にしているときに
026
)。
012
)を表示します。
012
)
w
e
r
t
y
u
i
oq!0
!1
!2
!3
!4
録画中マーク
q
風切り音低減マーク
w
AF
切り換え
タッチ
e
電子手ブレ補正マーク
r
ヘッドホン音量
t
録音帯域マーク
y
マイク感度
u
音声レベル
i
インジケーター
動画同期記録マーク
o
アッテネーターマーク
!0
動画記録残り時間
!1
動画の画像サイズ
!2
ハイライト表示マーク ハイライト表示が有効の場合に表示します。
!3
パワー絞り禁止マーク パワー絞りができないときに表示します。
!4
動画ライブビュー時の表示切り換え
ボタンを押すたびに、動画の画面表示は次のように切り替わります。
R
情報表示
水準器表示 ヒストグラム
情報表示なし 格子線表示
R
ボタン
7
撮影フロー 撮影前の準備 撮影の設定 応用的な動画の撮影 動画の再生 付録
ライブビュー画面について
警告表示について
動画撮影時に表示される警告は次の通りです。
カメラ内部の温度上昇によりライブビューが終了する場合、終了30秒前から赤字で表示します。
メモリーカードが入っていない場合に表示します。
バッテリーの残量が残りわずかな場合に表示します。
ライブビュー残り時間のカウントダウンについて
自動的にライブビューを終了する
のパワーオフ時間]の設定により終了する場合は、終了30秒前から黒字で表示し、終了5秒前から赤字で表示します。[モニターのパ
ワーオフ時間]の[ライブビュー表示]を[制限なし]に設定している場合も、カメラ内部の温度上昇などによりライブビューが終了す
る場合があります。
秒前から、画像モニターの左上にカウントダウンを表示します。カスタムメニューc4[モニター
30
ファイル名の文字色について
このカメラは、記録中の動画の容量が
を超えると自動的にファイルを分割
4GB
して記録します。ファイルが切り替わるタイミングでは、撮影中に表示される
ファイル名の色が変化します。
通常
30
10
秒前
秒前
白色
黄色(点滅)
赤色(点灯)
88
撮影フロー 撮影前の準備 撮影の設定 応用的な動画の撮影 動画の再生 付録
ライブビュー画面について
水準器表示について
画像モニターに水準器を表示させることで、カメラが水平になっているかを撮影しながら確認できます。三脚にセッ
トしたカメラを水平に設置したい場合などに便利です。
ライブビュー中、Rボタンを押して画面表示を
切り換えることで、画像と重ねて水準器を表示さ
せることができます。
ボタン
R
●
カメラを正位置(傾きのない状態)にすると、ローリング方向の場合は水準器表示の基準線が緑色に変わります。
ピッチング方向の場合は基準線が緑色に変わり、中央に●が表示されます。
●
水準器の1目盛は、5°を表します。
カメラがローリング方向、ピッチング
方向とも正位置の場合
カメラがローリング方向に
傾いている場合
カメラがピッチング方向に
傾いている場合
セットアップメニューの[水準器表示]から表示させることもできます。
水準器の精度について
カメラを前または後ろに大きく傾けると、水準器の誤差が大きくなりますのでご注意ください。測定できない状態までカメラを傾ける
と、水準器の目盛が消灯します。
9
9
撮影フロー 撮影前の準備 撮影の設定 応用的な動画の撮影 動画の再生 付録
動画撮影時の設定方法について
動画ライブビュー時に動画撮影の設定を変更するためには、iボタンを使う方法、機能を割り当てられているボタン
を使う方法、動画撮影メニューを使う方法の3つがあります。
ボタン
i
●
動画撮影時にiボタンを押すと、次の機能の設定を変更できます。
項目
撮像範囲設定
画像サイズ/フレームレート
動画の画質
アクティブD-ライティング
マイク感度
アッテネーター
録音帯域
風切り音低減
●
ライブビュー画面のまま操作を行えるため、動画撮影のタイミングを逃すことなく設定を変更できて便利です。
0
020
012
012
025
026
026
027
027
動画記録先
モニターの明るさ
マルチセレクターによるパワー絞り
マルチセレクターによる露出補正
ハイライト表示
ヘッドホン音量
電子手ブレ補正
ピーキングの検出
項目
0
033
039
034
034
038
028
021
032
ボタン
i
ボタンでの設定方法
■i
動画撮影時にiボタンを押す
●
設定できるメニューが表示されます。
●
ボタンを押したときの設定は、タッチ操作でも
i
行えます。
設定したい項目を
●
設定項目が表示されます。
設定を
●
設定が変更され、手順1の画面に戻ります。
●
撮影に戻るには、再度iボタンを押してください。
で選び、Jボタンを押す
13
で選び、2を押す
13
ボタン
i
10
撮影フロー 撮影前の準備 撮影の設定 応用的な動画の撮影 動画の再生 付録
動画撮影時の設定方法について
各種ボタン
●
カメラのボタンを押して、割り当てられている機能を設定
できます。
ボタン 項目
ボタン 露出モード
I
ボタン ホワイトバランス
U
ボタン 測光モード
Y
ボタン 露出補正
E
ボタン
S
(
)ボタン ピクチャーコントロール
Z/Q
L
モードボタン
AF
●
ライブビュー画面のまま操作を行えるため、動画撮影のタ
感度
ISO
モード、
AF
エリアモード
AF
イミングを逃すことなく設定を変更できて便利です。
0
023
014
022
024
013
016
029
030
動画撮影メニュー
ボタンを押して、タブの1アイコンを選ぶと、動画撮影メニューが表示され
G
ます。
メニュー項目
動画撮影メニューのリセット カスタムピクチャーコントロール
ファイル名設定 アクティブ
動画記録先
撮像範囲
画像サイズ/フレームレート
動画の画質
動画記録ファイル形式
感度設定
ISO
ホワイトバランス
ピクチャーコントロール
設定可能な方法について
本書では、そのページで説明している機能がどの方法で設定できるかを右のような表で表しています。設
定可能な方法には●が表示されています。
0
033
020
012
012
033
013
014
016
高感度ノイズ低減
フリッカー低減
マイク感度
アッテネーター
録音帯域
風切り音低減
電子手ブレ補正
タイムラプス動画
メニュー項目
ライティング
D-
0
025
019
025
026
026
027
027
021
041
ボタン
G
ボタン ●
i
各種ボタン
動画撮影メニュー ●
11
11
撮影フロー 撮影前の準備 撮影の設定 応用的な動画の撮影 動画の再生 付録
画質に関する設定
動画の画質に関する設定は次の通りです。
画像サイズ/フレームレート・動画の画質
動画を記録するときの画像サイズ(ピクセル)/フレームレートおよび動画の画質を設定し
ます。
■ 画像サイズ/フレームレートの設定方法
動 画 ラ イ ブ ビ ュ ー 中 にiボ タ ン を 押 し、
で[画像サイズ/フレームレート]また
13
は[動画の画質]を選んで2を押す
●
設定項目が表示されます。
●
[画像サイズ/フレームレート]の設定項目は下の
表をご覧ください。
●
[動画の画質]の設定項目には[高画質]と[標準]
があります。
で設定したい内容を選んでJボタンを
13
押す
●
撮影に戻るには、再度iボタンを押してください。
ボタン ●
i
各種ボタン
動画撮影メニュー ●
■[画像サイズ/フレームレート]および[動画の画質]について
項目の組み合わせによる最大ビットレートと最長記録時間は以下のとおりです。
最大ビットレート
[動画の画質]
★高画質 標準
画像サイズ(ピクセル)/フレームレート
※1
r 3840×2160(4K UHD) 30p
s 3840×2160(4K UHD) 25p
×
t 3840
y/y 1920
z/z 1920
1/1 1920
2/2 1920
3/3 1920
4/4 1280
5/5 1280
A 1920
B 1920×1080 25p 4
C 1920×1080 24p 5
※
1 60p:59.94コマ/秒(fps)、50p:50コマ/秒、30p:29.97コマ/秒、25p:25コマ/秒、24p:23.976コマ/
※2 [動画の画質]が高画質の場合は、アイコンに★が表示されます。画像サイズを
※3 動画は最大8個のファイルに分割されて記録されます。各ファイルのファイルサイズは最大で
イルあたりの記録時間は[画像サイズ/フレームレート]および[動画の画質]の設定によって異なります。
※4 スローモーション動画の画質は標準に固定されます。
2160(4K UHD) 24p
×
1080 60p
×
1080 50p
×
1080 30p
×
1080 25p
×
1080 24p
×
720 60p
×
720 50p
×
1080 30p 4
倍スロー
倍スロー
倍スロー
3840×2160
144Mbps
48Mbps 24Mbps
24Mbps 12Mbps
※
4
※
4
に設定した場合は、常に高画質で記録されます。
です。1回の撮影で作成されるファイルの数と1ファ
4GB
※
2
36Mbps
29Mbps
秒
最長記録時間
および
最長再生時間
29分59
秒
記録:3分
再生:12分
記録:3分
再生:15分
※
3
12
撮影フロー 撮影前の準備 撮影の設定 応用的な動画の撮影 動画の再生 付録
画質に関する設定
感度
ISO
動画ライブビューでは、露出モードがP、S、Aの場合は常に
で制御されます。
す。露出モードMの場合は、さらに自分で
■ 露出モードP、S、Aの場合
●
感度は常に
ISO
感度が高くなり過ぎないように、上限感度を設定することもできま
ISO
感度を設定することも可能です。
ISO
ISO 64〜Hi 2
の間で自動制御され、制御された
ISO AUTO
モニターと表示パネルに表示されます。
■ 露出モードMの場合
●
動画ライブビュー中に、Sボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回す
と、
ISO AUTO
られます。動画撮影メニュー[
(感度自動制御する)と
感度設定]の[Mモード時の感度自動制御]
ISO
(感度自動制御しない)を切り換え
ISO
でも設定できます。
●
(感度自動制御しない)の場合、Sボタンを押しながらメインコマンド
ISO
ダイヤルを回すと
ニュー[
●
感度は、画像モニターと表示パネルに表示されます。
ISO
感度設定]の[Mモード時の
ISO
ISO
感度を
ISO 64〜Hi 2
ISO
の間で設定できます。動画撮影メ
感度]でも設定できます。
(感度自動制御)
感度は画像
ISO
S
i
各種ボタン ●
動画撮影メニュー ●
ボタン
ボタン
サブコマンド
ダイヤル
メインコマンドダイヤル
■ 上限感度を設定する
●
感度自動制御するときに
[
感度設定]の[制御上限感度]で上限感度を
ISO
感度が高くなりすぎないように、動画撮影メニュー
ISO
ISO 200
から
の間で設定で
Hi2
きます。
●
露出モードがP、S、またはAの場合と、露出モードMで[Mモード時の感度自
動制御]が[する]の場合は、ここで設定した感度が自動制御の上限になります。
感度自動制御についてのご注意
●
感度が上がると、被写体によっては、ノイズ(ざらつき、むら、すじ)が発生することがあります。[高感度ノイズ低減]を[しな
ISO
い]以外に設定すると、ざらつきを低減できます(
●
感度が上がると、ピントが合いにくくなることがあります。
ISO
●
上記の現象が発生する場合は、動画撮影メニュー[
)。
019
感度設定]の[制御上限感度]を下げて撮影してください。
ISO
13
13
撮影フロー 撮影前の準備 撮影の設定 応用的な動画の撮影 動画の再生 付録
画質に関する設定
ホワイトバランス
天候や光源に合わせてホワイトバランスを変更します。
■ ホワイトバランスの設定方法
●
動画ライブビュー中に、Uボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回し
ます。選んだ設定によって、画像モニターに表示される画像の色味が変更され、
ホワイトバランスの効果をすぐに確認できます。
●
ホワイトバランスが
押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、v(オート)またはI(蛍光灯)
の種類を変更できます。
●
ホワイトバランスがK(色温度設定)の場合は、サブコマンドダイヤルを回すと
色温度が切り替わります。
●
ホワイトバランスがプリセットマニュアルの場合は、サブコマンドダイヤルを回
してプリセットマニュアルデータの保存場所を選べます。
●
ホワイトバランスは、画像モニターと表示パネルに表示されます。
(オート)およびI(蛍光灯)のときに、Uボタンを
v
U
ボタン
i
各種ボタン ●
動画撮影メニュー ●
ボタン
メインコマンドダイヤル
サブコマンド
ダイヤル
■ ホワイトバランスを微調整する
●
動画ライブビュー中に、Uボタンを押しながらマルチセレクターを
操作すると、ホワイトバランスを微調整できます。
●
(アンバー)およびB(ブルー)方向の調整を行うにはマルチセレク
A
ターの4または2を、G(グリーン)およびM(マゼンタ)の調整を
行うには1または3を押します。
●
ホワイトバランスがK(色温度設定)の場合、A(アンバー)、B(ブルー)
方向の色温度のみ設定できます。Uボタンを押しながら4または
2
を押すと、色温度を1桁ずつ選べます。1または3を押すと選んだ桁
の数値を設定できます。G(グリーン)およびM(マゼンタ)の調整は動
画撮影メニューの[ホワイトバランス]で行ってください。
●
ホワイトバランスがプリセットマニュアルの場合、ホワイトバランスの微調整は動画撮影メニューの[ホワイトバ
ランス]で行ってください。
ホワイトバランスについて
動画撮影メニュー[ホワイトバランス]で[静止画の設定と同じ]を選ぶと、静止画撮影時と同じホワイトバランスの設定になります。
1414
撮影フロー 撮影前の準備 撮影の設定 応用的な動画の撮影 動画の再生 付録
画質に関する設定
■ プリセットマニュアルデータの新規取得方法
撮影する光源下でホワイトバランスデータを取得し、カメラに保存したい場合は、プリセットマニュアルを使用し
ます。
ボタンを押しながらメイ ンコマンドダ
U
イヤルを 回して、ホワイトバランス 表示を
に合わせる
L
ボタン
U
ボタンを押しながらサブコマンドダイヤ
U
ルを回して、新規取得するプリセットマニュ
アルデータの保存場所を選ぶ
●
プリセットマニュアルデータの保存場所を
の中から選びます。
d-6
いったん
マニュアル取得モードにする
●
画像モニターにLが点滅します。
●
フォーカスポイントの代わりに黄色のrが表示されます。
の点滅中にマルチセレクターを操作して、rを被写体の白またはグレー
L
の部分に重ねる
●
ボタンを押すと、被写体が拡大表示され、rで選んだ部分を細部まで確認できます。
X
●
タッチ操作でもプリセットマニュアルデータを取得できます。画像モニター上で被写体の
白またはグレーの部分をタッチすると、rが移動してデータを取得します。タッチで取
得した場合は、手順6に進んでください。
ボタンから指を放し、再度
U
〜
d-1
ボタン
U
ボタンを押し続けてプリセット
U
メインコマンドダイヤル
サブコマンドダイヤル
マルチセレクターの中央ボタンを押すか、シャッターボタンを全押しして、
プリセットマニュアルデータを取得する
ボタンを押してプリセットマニュアル取得モードを終了する
U
15
15
撮影フロー 撮影前の準備 撮影の設定 応用的な動画の撮影 動画の再生 付録
画質に関する設定
ピクチャーコントロール
被写体や撮影シーンに合わせてピクチャーコントロールを設定します。[静止画の設定と同
じ]を選ぶと、静止画撮影時と同じ設定になります。動画とピクチャーコントロールの[フ
ボタン
i
各種ボタン ●
動画撮影メニュー ●
ラット]を組み合わせた場合、動画のポストプロダクション時に豊富な情報を持つ素材映
像として非常に有効です。ハイライト部の情報をしっかり確保したい場合には、ハイライト重点測光を併用するこ
とで被写体のハイライト部分の白とびを抑えることができます。
■ ピクチャーコントロールの設定方法
動画ライブビュー中にL(
●
ピクチャーコントロールの一覧画面が表示されます。
で設定したいピクチャーコントロールを選んでJボタンを押す
13
●
選んだ設定によって、画像モニターに表示される画像の色味などが変更され、ピクチャー
コントロールの効果をすぐに確認できます。
●
設定が変更され、撮影画面に戻ります。
)ボタンを押す
Z/Q
[スタンダード]をもとに、色合いや階調をカメラが自動的に調整します。
オート
n
スタンダード
Q
ニュートラル
R
ビビッド
S
モノクローム 白黒やセピアなど、単色の濃淡で表現した画像になります。
T
ポートレート 人物の肌がなめらかで自然な画像になります。
o
風景 自然の風景や街並みが色鮮やかな画像になります。
p
フラット
q
●
人物を撮影するシーンでは、[スタンダード]に比べて人物の肌を柔らかく表現した画像になります。
●
屋外のシーンでは、[スタンダード]に比べて青空や草木などの色が鮮やかな画像になります。
鮮やかでバランスの取れた標準的な画像になります。
●
ほとんどの撮影状況に適しています。
素材性を重視した自然な画像になります。
●
撮影した画像を調整、加工する場合に適しています。
メリハリのある生き生きとした色鮮やかな画像になります。
●
青、赤、緑など、原色を強調したいときに適しています。
シャドー部からハイライト部まで幅広く情報を保持した画像になります。
●
撮影した画像を積極的に調整、加工する場合に適しています。
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撮影フロー 撮影前の準備 撮影の設定 応用的な動画の撮影 動画の再生 付録
画質に関する設定
■ ピクチャーコントロールの調整方法
動画ライブビュー中にL(
●
設定項目が表示されます。
調整したいピクチャーコントロールを選んで、マルチセレクターの2を押す
●
ピクチャーコントロールの調整画面が表示されます。
ピクチャーコントロールを調整する
●
または3で調整する項目を選びます。4または2を押すと1ステップ刻みで、サブ
1
コマンドダイヤルを回すと
●
画像モニターの または を押すと1ステップ刻みで、 または を押すと
テップ刻みで値を設定できます。
●
設定できる項目は、選んだピクチャーコントロールによって異なります。
●
[クイック調整]を選ぶと、各項目のレベルを自動的に調整します。
●
)ボタンを押すと初期設定の内容に戻ります。
O(Q
0.25
)ボタンを押す
Z/Q
ステップ刻みで値を設定します。
0.25
ス
ボタンを押して設定する
J
ピクチャーコントロールを調整した場合の表示について
ピクチャーコントロールを調整すると、アイコンの末尾にアスタリスク(
■ レベル調整の設定項目
クイック調整 輪郭強調、コントラスト、色の濃さ(彩度)のレベルを自動的に調整します。
輪郭強調 輪郭の強弱を調整できます。[
コントラスト 画像のコントラストを調整できます。[
手動調整
明るさ 白とびや黒つぶれを抑えながら画像の明るさを調整します。
色の濃さ(彩度) 画像の彩度(色の鮮やかさ)を調整できます。[
色合い(色相) 画像の色合いを調整できます。
フィルター効果 白黒写真用カラーフィルターを使って撮影したときのような効果が得られます。
調色 印画紙を調色したときのように、画像全体の色調を調整できます。
](オート)を選ぶと、自動で調整します。
A
A
)が表示されます。
U
](オート)を選ぶと、自動で調整します。
](オート)を選ぶと、自動で調整します。
A
17
17
撮影フロー 撮影前の準備 撮影の設定 応用的な動画の撮影 動画の再生 付録
画質に関する設定
オート]を選んでいる場合
[n
●
[nオート]を選択している場合、オートの調整レベルを[A−2]〜[A+2]から選ぶこ
とができます。
●
サブコマンドダイヤルを回しても値は設定できません。
[輪郭強調]、[コントラスト]、[色の濃さ(彩度)]の[A](オート)についてのご注意
●
同じような状況で撮影しても、被写体の位置や大きさ、露出によって、仕上がり具合は変化します。
●
充分な効果を得るには、Gタイプ、EタイプまたはDタイプのレンズをお使いになることをおすすめします。
[明瞭度]について
明瞭度の設定は、動画には反映されません。
ピクチャーコントロール調整時のアンダーバーについて
ピクチャーコントロール調整中に各項目に表示される
ます。前回調整した値を参考にして調整するときに便利です。
マークは、調整する前の値を示してい
j
[モノクローム]の[フィルター効果]について
[フィルター効果]には、次のような効果があります。
(黄※)
Y
(オレンジ※)
O
(赤※)
R
(緑※) 肌の色や唇などを落ち着いた感じに仕上げます。ポートレート撮影などに使います。
G
※ 市販の白黒写真用カラーフィルターの色です。
[モノクローム]の[調色]について
[調色]の項目([
ます。4または2を押して選んでください。
コントラストを強調する効果があり、風景撮影で空の明るさを抑えたい場合などに使います。[
の順にコントラストが強くなります。
]以外)を選んでマルチセレクターの3を押すと、さらに色の濃淡を選べ
B&W
]→[O]→[R]
Y
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