NEC MultiWriter 5700C User guide [ja]

安全にかかわる表示

プリンターを安全にお使いいただくために、このマニュアルの指示に従って操作してください。このマニュ
アル
には製品のどこが危険か、指示を守らないとどのような危険に遭うか、どうすれば危険を避けられる かなどについて説明されています。 また、製品内で危険が想定される箇所またはその付近には警告ラベルが貼り付けられています。
マニュアルならびに警告ラベルでは、危険の程度を表す言葉として「警告」と「注意」という用語を使用
しています。それぞれの用語は次のような意味を持つものとして定義されています。
指示を守らないと、人が死亡する、または重傷を負う を示します。
おそれがあること
警告
指示を守らないと、火傷やけがのおそれ、および物的損害 れがあることを示します。
注意の喚起
毒性の物質による被害 があることを示します。
注意の喚起は、「 」の記号を使って表示されています。この記号は指 示を守らないと、危険が発生するおそれがあることを示します。記号の 中の絵表示は危険の内容を図案化したものです。
のおそれ
けがをするおそれがあることを 示します。
の発生のおそ
レーザー光による失明 があることを示します。
発煙または発火 ことを示します。
のおそれがあることを示し
感電 ます。
のおそれがある
のおそれ
火傷を負うおそれがあることを 示します。
爆発するおそれがあることを示 します。
特定しない一般的な注意・警告 を示します。
行為の禁止
行為の禁止は、「 」の記号を使って表示されています。この記号は行 為の禁止を表します。記号の中の絵表示はしてはならない行為の内容を 図案化したものです。
プリンターを分解・修理・改造し ないでください。感電や火災 それがあります。
ぬれた手で触らないでください。 感電
火気に近づけないでください。発 火するおそれがあります。
行為の強制
プリンターの電源プラグをコン セントから抜いてください。感電 や火災のおそれがあります。
のおそれがあります。
行為の強制は、「 」の記号を使って表示されています。この記号は行 為の強制を表します。記号の中の絵表示はしなければならない行為の内 容を図案化したものです。
のお
指定された場所には触らないで ください。感電や火傷などの傷 害が起こるおそれがあります。
水や液体がかかる場所で使用し ないでください。感電や発火の おそれがあります。
アース線を接続してください。 感電や発火 す。
のおそれがありま
NEC、NEC ロゴは、日本電気株式会社の登録商標です。
Adobe、Adobe ロゴ、Acrobat、Acrobat Reader、Adobe Reader、PostScript、Adobe PostScript 3、
PostScript ロゴは、Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の
各国での登録商標または商標です。
Microsoft、Windows、Windows NT、Windows Server、Windows Vista は、
米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
画面の使用に際して米国マイクロソフト社の許諾を受けています。
Macintosh、Mac OS は、Apple Inc. の登録商標です。
RSA は RSA Security Inc. の登録商標です。
BSAFE は RSA Security Inc. の米国およびその他の国における登録商標です。
その他の製品名、会社名は各社の登録商標または商標です。
「Printing Force FUJI XEROX ロゴマーク」が適用された商品は、富士ゼロックスのプリンター技術を
活用して製造し、安心と信頼のプリント環境を提供します。
この取扱説明書のなかで と表記されている事項は、安全にご利用いただくための注意事項です。 必ず操作を行う前にお読みいただき、指示をお守りください。
プリンターで紙幣を印刷したり、有価証券などを不正に印刷すると、その印刷物を使用するかどうかにかかわらず、 法律に違反し罰せられます。
コンピューターウィルスや不正侵入などによって発生した障害については、当社はその責任を負いかねますので、 あらかじめご了承ください。
ご注意 ①本書の内容の一部または全部を無断で複製・転載・改編することはおやめください。 ②本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。 ③本書に、ご不明な点、誤り、記載もれ、乱丁、落丁などがありましたら当社までご連絡ください。 ④本書に記載されていない方法で機械を操作しないでください。思わぬ故障や事故の原因となることがあります。
万一故障などが発生した場合は、責任を負いかねることがありますので、ご了承ください。
⑤本製品は、日本国内において使用することを目的に製造されています。諸外国では電源仕様などが異なるため使
用できません。 また、安全法規制(電波規制や材料規制など)は国によってそれぞれ異なります。本製品および、関連消耗品を これらの規制に違反して諸外国へ持ち込むと、罰則が科せられることがあります。

はじめに

このたびはMultiWriter 5700Cをお買い上げいただき、まことにありがとうございます。 この取扱説明書には、本機の操作方法および使用上の注意事項を記載しています。 製品の性能を十分に発揮させ、効果的にご利用いただくために、製品をご使用になる前に
必ず最初に本書をお読みのうえ、正しくご利用ください。 本書は、お使いのコンピューターの環境や、ネットワーク環境の基本的な知識や操作方法
を理解されていることを前提に説明しています。 本書は、読み終わったあとも必ず保管してください。本機をご使用中に、操作でわからな
いことや不具合が出たときに読み直してご活用いただけます。
[ お願い ] ☆保証書は大切に保管してください。
日本電気株式会社
はじめに 5

MultiWriter 5700C の特長

■使いやすいコンパクトボディ、高画質
・ コンパクトなサイズなので、ディスクサイド
にも置けます。
■豊富な印刷機能
・ まとめて1枚(Nアップ)
複数ページを 1 枚に割り付けて印刷します。
・両面印刷 ・ 小冊子作成 ・拡大連写
ポスターを製作するとき使用します。
・スタンプ
「社外秘」などの文字を重ねて印刷します。
*1
*1
・ オイルレス定着技術の採用で、
書き込みや捺印、付箋も貼りやすいです。
・ 写真や POP、プレゼンテーションなど、
文書の用途や目的に合った画質を選んで印刷で きます。
■さまざまな紙質やサイズに対応
・ 厚紙や非定形用紙も用紙トレイにまとめてセッ
トできます。
・ お気に入り
よく使う印刷設定が、プリンタードライバーの [ お気に入り ] リストに登録されています。 印刷するときは、リストから項目を選択するだ けで目的に合った設定が一度にできます。 自分でよく使う設定をリストに追加すること もできます。
*1:両面印刷、小冊子作成機能は、トレイ 1 を使って手動
で行います。
■各種セキュリティー機能も搭載
・ 操作パネルのロック
パスワードの入力によって、操作パネルでの操 作を制限し、管理者以外のユーザーが勝手に設 定を変更できないようにします。
・ プリントユーザー制限
本機の認証機能によって、印刷できるユーザー を限定できます。
・ 受信制限
LPD または Port9100 ポートを使用して印刷 する場合、印刷を受け付ける IP アドレスを制 限できます。
6 MultiWriter 5700C の特長
目次
安全にかかわる表示 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 MultiWriter 5700C の特長 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 目次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 マニュアル体系 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 本書の使い方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 安全にお使いいただくために ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 法律上の注意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
1 プリンター環境の設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
1.1 使用できる環境について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
1.2 ネットワーク環境を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 プリンター設定リストを印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 IP アドレスを設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
1.3 CentreWare Internet Services でプリンターを設定する ・・・・・・・・・・・・・・・ 27 CentreWare Internet Services の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 CentreWare Internet Services を使用する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 ヘルプの使い方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30
1.4 プリンタードライバーをインストールする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31
2 プリンターの基本操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32
2.1 各部の名称と働き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 プリンター本体 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 操作パネル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35 ディスプレイの表示について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36
2.2 電源を入れる / 切る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 電源を入れる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 電源を切る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37
2.3 漏電ブレーカーについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38
2.4 節電モードを設定 / 解除する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39
2.5 印刷を中止する / 確認する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 印刷を中止する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 印刷指示したデータの状態を確認する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40
3 印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41
3.1 コンピューターから印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41
3.2 はがきや封筒に印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43 はがき / 封筒をセットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43 はがき / 封筒に印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46
3.3 非定形サイズの用紙に印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 非定形サイズの用紙をセットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 非定形サイズを登録する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 非定形サイズの用紙に印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49
3.4 両面印刷する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51 両面に印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51
4 用紙について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54
4.1 用紙について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54 使用できる用紙 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54
目 次 7
使用できない用紙 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58 用紙の保管と取り扱い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59
4.2 用紙をセットする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 手差しスロットに用紙をセットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 トレイ 1 に用紙をセットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61 操作パネルでトレイ 1 の用紙の設定を変更する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62 はがきや封筒をセットするときの注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 排出延長トレイを広げる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 66
5 操作パネルでの設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67
5.1 メニューの概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67 メニューの構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67 設定を変更する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 69
5.2 メニュー項目の説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72
[レポート / リスト] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72 [メーター カクニン](メーター確認) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72 [キカイ カンリシャ メニュー](機械管理者メニュー) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72 [ヨウシ トレイ セッテイ](用紙トレイ設定) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 85 [ゲンゴ キリカエ](言語切り替え) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 87
6 困ったときには ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88
6.1 紙づまりの処置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88 手差しスロットでの紙づまり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 89 トレイ 1 での紙づまり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 91 フューザーユニットでの紙づまり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 93
6.2 電源、異常音など、機械本体のトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 95
6.3 印刷が正しくできないトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 96
6.4 印字品質や画質のトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 97
6.5 トレイや用紙送りのトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 102
6.6 主なエラーメッセージ (50 音順 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 104
6.7 ネットワーク関連のトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 108 CentreWare Internet Services 使用時のトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 108 StatusMessenger 機能使用時のトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 110
6.8 カスタムモードについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 111
6.9 修理に出す前に ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 112
6.10 プリンター・消耗品を廃棄するときは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 112
8 目次
7 日常の管理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 113
7.1 消耗品を交換する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 113 消耗品の種類と購入について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 113 使用済み消耗品の回収 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 115 トナーカートリッジを交換する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 116 ドラムカートリッジを交換する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 118
7.2 レポート / リストを印刷する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 121 レポート / リストの種類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 121 レポート / リストを印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 121
7.3 印刷枚数を確認する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 122 カラーモード別に総印刷枚数を確認する(メーター) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 122 用紙サイズ別に印刷枚数を確認する(プリンター設定リスト) ・・・・・・・・・・・・ 123
7.4 SimpleMonitor でプリンターの状態を確認する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 124
7.5 Web ブラウザーでプリンターの状態を確認 / 管理する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 125
7.6 電子メールでプリンターの状態を確認する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 126 StatusMessenger 機能を使用するための設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 127 メールで状態を問い合わせる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 128
7.7 セキュリティー機能について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 129 セキュリティ機能の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 129 IP アドレスによる受信制限 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 129
7.8 認証機能について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 131 認証機能の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 131 認証機能を使用するための設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 131 本機への認証情報の登録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 132
7.9 カラーレジ補正をする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 136 カラーレジ補正チャートを印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 136 補正値の決め方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 137 補正値を入力する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 137
7.10 転写電圧を調整する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 139
7.11 フューザー温度を調整する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 141
7.12 標高を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 143
7.13 トナー帯電除去・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 144
7.14 ドラム クリーニング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 145
7.15 現像器クリーニング・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 146
7.16 清掃する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 147 プリンター外部の清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 147 用紙搬送ロールの清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 148 CTD センサーの清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 150
7.17 プリンターを移動するときは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 151
A 付 録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 153
A.1 MultiWriter 5700C の主な仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 153
MultiWriter 5700C ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 153 印刷保証領域 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 155
A.2 保証について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 156
保証書について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 156 保守サービスについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 157 プリンターの寿命について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 157 消耗品と有寿命部品(定期交換部品、有償)の寿命について ・・・・・・・・・・・・・ 158 ユーザーズマニュアルの再購入について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 159 情報サービスについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 159
A.3 操作パネルメニュー一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 160 A.4 両面印刷時の紙づまりの処置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 162
偶数ページの紙づまり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 162 奇数ページの紙づまり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 162
A.5 注意 / 制限事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 166
本体の注意と制限 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 166
A.6 用語集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 167
索引 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 巻末
目 次 9

マニュアル体系

本機に同梱されているマニュアル
設置手順書 本機の設置手順を説明しています。
ユーザーズマニュアル プリンターの基本的な使い方と、お客様からよくある質問を取り上げ、
活用マニュアル(PDF)(本書) 本機の設置が終わってから印刷するまでの準備、印刷機能の設定方法、
マニュアル(HTML 文書) ネットワーク環境の設定方法と、プリンタードライバー、およびソフ
1 冊にまとめました。トラブルで困ったときの解決方法も紹介してい ます。 このマニュアルで紹介しきれない内容や、もっと詳しい情報が知りた い場合は、活用マニュアルを参照してください。
操作パネルのメニュー項目、トラブルの対処方法、および日常の管理 方法について、説明しています。 ・ このマニュアルは、プリンターソフトウエア CD-ROM 内の機種固
有マニュアルの中に収録されています。
トウエアのインストール方法を説明しています。 ・ このマニュアルは、プリンターソフトウエア CD-ROM 内に収録さ
れています。
補足 ・ PDF 文書を表示するには、お使いのコンピューターに Adobe
Reader®がインストールされている必要があります。
®
Acrobat® Reader®、または Adobe
®
10 マニュアル体系

本書の使い方

本書の構成

本書は、次のような章で構成されています。各章の概要を説明します。
1 プリンター環境の設定 本機の使用できる環境と必要な設定について説明しています。 2 プリンターの基本操作 各部の名称と働きや、基本的な機能(電源の入 / 切、印刷の中止など)
3 印刷する 主な印刷方法について説明しています。 4 用紙について 使用できる用紙や用紙のセット方法について説明しています。 5 操作パネルでの設定 操作パネルで設定できる項目とその設定方法について説明していま
6 困ったときには トラブル(紙づまり、エラーメッセージなど)が発生したときの対処
7 日常の管理 消耗品の交換方法やレポート / リストの印刷方法、日常の管理につい
A 付録 主な仕様や、消耗品の寿命、保証について、操作パネルメニュー一覧
の操作方法について説明しています。
す。
方法について説明しています。
て説明しています。 また、機械管理者を対象に、コンピューターから本機の状態を確認し たり、設定をしたりすることができるツールや、本機のセキュリティー 機能、認証機能について説明しています。
などを説明しています。

本書の表記

1. 本文中の「コンピューター」は、パーソナルコンピューターやワークステーションの総称です。
2. 本文中では、説明する内容によって、次のマークを使用しています。
注記 注意すべき事項を記述しています。必ずお読みください。 補足 補足事項を記述しています。 参照 参照先を記述しています。
3. 本文中では、次の記号を使用しています。
参照「   」 : 参照先は、本書内です。 参照『   』 : 参照先は、本書内ではなく、ほかのマニュアルです。
[   ] : コンピューターやプリンター操作パネルのディスプレイに表示されるメ
ニュー、項目、メッセージを表します。また、プリンターから出力される レポート / リスト名を表します。
〈   〉 : キーボード上のキーや、プリンターの操作パネル上のボタン、ランプなど
を表します。
  > : 操作パネルのメニューや CentreWare Internet Services のメニューの
階層を表します。
4. 本文中では、用紙の向きを次のように表しています。
、タテ、たて置き : プリンター正面からみて、用紙を縦長にセットした状態です。
、ヨコ、よこ置き: プリンター正面からみて、用紙を横長にセットした状態です。
たて置き
引き込まれ る方向
よこ置き
引き込まれ る方向
本書の使い方 11

安全にお使いいただくために

警告ラベルについて

MultiWriter 5700C 内には、警告ラベルが貼り付けられています。これはプリンターを操作する際、考 えられる危険性を常にお客様に意識していただくためのものです。 もしこのラベルが貼り付けられていない、はがれかかっている、汚れているなどして判読できない状態で したら販売店、またはサービス窓口にご連絡ください。
12 安全にお使いいただくために

安全上のご注意

ここで示す注意事項はプリンターを安全にお使いになる上で特に重要なものです。この注意事項の内容を よく読んで、ご理解いただき、プリンターをより安全にご活用ください。記号の説明については「安全に かかわる表示」を参照してください。
警告
安全にお使いいただくために 13
14 安全にお使いいただくために
安全にお使いいただくために 15
16 安全にお使いいただくために
安全にお使いいただくために 17
18 安全にお使いいただくために

設置スペースについて

機械には通気口があります。機械の通気口をふさがないでください。通気口をふさぐと内 部に熱がこもり、火災の原因となるおそれがあります。
機械を安全に正しく使用し、機械の性能を維持するために、下図の設置スペースを確保し てください。また、機器の異常状態によっては、電源プラグをコンセントから抜いていた だくことがありますので、設置スペース内に物を置かないでください。
600
388
51
100
400
250
120
200

環境について

・ 本書は、地球環境への負担軽減を目的として再資源化(リサイクル ) に配慮して製本し
ています。製品本体の使用を終了したら、本書は回収業者などによる再資源化にご協力 ください。
・ 粉塵、オゾン、スチレンの放散については、エコマークプリンターの物質エミッション
の放散に関する認定基準を満たしています。( トナーは本製品用に推奨しております MultiWriter 5700C トナー(ブラック) を使用し、白黒複写を行った場合について、 試験方法 Blue Angel RAL UZ-122: 2006 の付録 2 に基づき試験を実施しました。
・ 回収したドラム(感光体)やトナーカートリッジは、環境保護・資源有効活用のため、
部品の再使用、材料としてのリサイクル、熱回収などの再資源化を行っています。
・ 不要となったドラム(感光体)やトナーカートリッジは適切な処理が必要です。ドラム
(感光体)やトナーカートリッジの容器は、無理に開けたりせず、必ずお買い求めの販
売店、またはサービス窓口にお渡しください。
600
388
51
120
390
: mm
安全にお使いいただくために 19

規制について

電磁波障害対策自主規制について
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラス B 情報技術装置です。 この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジオやテレビ ジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。 取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
受信障害について
ラジオの雑音、テレビなどの画面に発生するチラツキ、ゆがみがこの商品による影響と思 われましたら、この商品の電源スイッチをいったん切ってください。電源スイッチを切る ことにより、ラジオやテレビなどが正常な状態に回復するようでしたら、次の方法を組み 合せて障害を防止してください。
・ 本機とラジオやテレビ双方の位置や向きを変えてみる。
・ 本機とラジオやテレビ双方の距離を離してみる。
・ この商品とラジオやテレビ双方の電源を別系統のものに変えてみる。
・ 受信アンテナやアンテナ線の配置を変えてみる。(アンテナが屋外にある場合は電気店
にご相談ください。)
・ ラジオやテレビのアンテナ線を同軸ケーブルに変えてみる。
高調波対策自主規制について
本機器は JIS C 61000-3-2(高調波電流発生限度値)に適合しています。
20 安全にお使いいただくために

法律上の注意事項

1. 本物と偽って使用する目的で次の通貨や有価証券を複製することは、犯罪として厳し
く処罰されます。
紙幣(外国紙幣を含む)、国債証書、地方債証書、郵便為替証書、郵便切手、印紙。
これらは、本物と偽って使用する意図がなくても、本物と紛らわしいものを作る こと自体が犯罪になります。
株券、社債、手形、小切手、貨物引換証、倉荷証券、クーポン券、商品券、鉄道
乗車券、定期券、回数券、サービス券、宝くじ・勝馬投票券・車券の当たり券な どの有価証券。
2. 次の文書や記名捺印などを複製・加工して、正当な権限なく新たな証明力を加えるこ
とは、犯罪として厳しく処罰されます。
各種の証明書類など、公務員または役所を作成名義人とする文書・図画。契約書、遺産分割協議書など私人を名義人とする権利義務に関する文書。推薦状、履歴書、あいさつ状など、私人を名義人とする事実証明に関する文書。役所または公務員の印影、署名、記名。私人の印影または署名。
3. 著作権が存在する書籍、新聞、雑誌、冊子、絵画、図画、版画、図面、地図、写真、
映像、映画、音楽、コンピュータープログラムなどの著作物は、権利者の許諾なく、 次の行為はできません。
(1) 複製 紙に定着させた著作物を複写機でコピーすること、磁気テープに記録し
た映像や音楽をダビングすること、電子的に読み取った著作物のデータ をハードディスクや外部メディアに記録すること、記録した著作物の データをプリンターで出力すること、ネットワークを介してダウンロー ドすることなど。
(2) 改変 紙に定着させた著作物を加工や修正すること、電子的に読み取った著作
物のデータを切除、書き換え、切り貼りすることなど。
(3) 送信 電子的に読み取った著作物のデータを、公衆の電気通信回線(インター
ネットを含む)を通じてファクシミリや電子メールで送信すること、 ホームページへの掲載など、公衆の電気通信回線に接続したネットワー クサーバーに著作物のデータを搭載することなど。
権利者の許諾なく複製・改変・送信したときは、使用の差止、損害賠償の請求、刑事 罰を受けることがあります。ただし、次の場合は例外的に権利者の許諾なく著作物を 複製することができます。
個人的または家庭内、その他これに準ずる生活範囲での私的な使用を目的とした
複製。
国立図書館、私立図書館、学校付属施設、公立の博物館、公立の各種資料セン
ター、公益目的の研究機関など、公衆利用への提供を目的とする図書館等におけ る複製。
公正な慣行に合致し、報道・批評・研究など、目的に照らして、正当な範囲内で
の引用。
国または地方公共団体が発行する公報資料・調査統計資料・報告書の新聞・雑
誌・その他刊行物への転載。 ただし、複製禁止の表示がある著作物は除かれます。
学校教科書への掲載。
ただし、権利者への補償金が必要です。
学校その他教育機関における複製。
ただし、種類・用途・部数・態様に照らして、権利者の利益を不当に害しない範 囲内に限ります。
試験問題としての複製。
ただし、権利者への補償金が必要です。
法律上の注意事項 21

1 プリンター環境の設定

ここでは、プリンターの使用できる環境と、必要な設定について説明します。

1.1 使用できる環境について

本機は、直接コンピューターと接続するとローカルプリンターとして、ネットワークに接 続するとネットワークプリンターとして使用できます。
ネットワークプリンターとして使用する場合は、使用するポートが操作パネルで [ キドウ ]
(工場出荷時:[キドウ])に設定されている必要があります。
ネットワーク接続
LPD/Port9100/FTP
ローカル接続
USB
サーバー
コンピューターの OS と使用できる環境
補足 ・ 対象 OS は予告なく変更されることがあります。当社ホームページを参照してください。
接続形態 ローカル ネットワーク
ポート名
プロトコル - TCP/ IP
Windows
Windows
Windows Server
Windows Vista
®
2000
®
XP
®
2003
○○○○
*1:接続するコンピューターに USB ポートが必要です。
*1
USB
○○○○
○○○○
○○○○
LPD Port9100 FTP
22 1 プリンター環境の設定

1.2 ネットワーク環境を設定する

本機をネットワーク環境(TCP/IP)で使用するためには、IP アドレスの設定が必要です。 工場出荷時の本機は、[IP アドレス シュトクホウホウ]が[DHCP/Autonet]に設定さ
れています。DHCP サーバーがあるネットワーク環境では、本機をネットワークに接続 すると、自動的に IP アドレスが設定されます。
[プリンター設定リスト]を印刷して、IP アドレスがすでに設定されているかどうかを確
認してください。 IP アドレスが設定されていない場合は、[IP アドレス シュトクホウホウ]を[パネル]に
変更し、IP アドレスを設定する必要があります。
補足 ・ 本機は、BOOTP サーバーまたは RARP サーバーを使用してアドレス情報を自動的に取得することも
できます。この場合は、操作パネルで、[IP アドレス シュトクホウホウ]の項目を[BOOTP]または
[RARP]に変更してください。
・ DHCP で運用する場合は、IP アドレスが変更されていることがあるので、定期的に IP アドレスを確認
してください。

プリンター設定リストを印刷する

次の手順に従って、プリンター設定リストを印刷します。
補足 ・ 本機のレポート / リストは、A4 サイズに英語で印刷されます。A4 サイズ以外の用紙がセットされて
いる場合は、A4 の用紙をセットしてください。
1. 操作パネルの〈メニュー〉ボタンを押して、
メニュー画面を表示します。
[レポート / リスト]が表示されます。
2. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択
します。
[プリンター セッテイ リスト]が表示され
ます。
3. 〈セット〉ボタンで印刷します。
レポートが印刷されます。
印刷例
DHCP/Autonet
Ready
メニュー   レポート / リスト
メニュー プリンター セッテイ リスト
IP アドレスが 設定されていれば OK。
設定されていない、 または、変更したい場合は、 次の手順に従って、操作してく ださい。
1.2 ネットワーク環境を設定する 23

IP アドレスを設定する

IP アドレスを設定する手順は、次のとおりです。 ここでは、操作パネルで IP アドレスを設定する手順について説明します。使用するネッ
トワーク環境によって、サブネットマスクやゲートウェイアドレスの設定が必要です。 ネットワーク管理者にご相談のうえ、必要な項目を設定してください。
IP アドレスの設定
1. 操作パネルの〈メニュー〉ボタンを押して、
メニュー画面を表示します。
2. [キカイ カンリシャ メニュー]が表示され
るまで、〈 〉ボタンを押します。
補足 ・ 選択したい項目を行き過ぎてしまった場合は、〈〉
タンで戻ります。
3. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択
します。
[ネットワーク / ポート セッテイ]が表示
されます。
補足 ・ 間違って、違う項目で〈 〉ボタンまたは〈セット〉
ボタンを押してしまった場合は、〈 〉ボタンで前の 画面に戻ります。
・ 最初からやり直したい場合は、〈メニュー〉ボタンを
押します。
4. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択
します。
[Ethernet セッテイ]が表示されます。
メニュー   レポート / リスト
メニュー キカイ カンリシャ メニュー
キカイ カンリシャ メニュー ネットワーク / ポート セッテイ
ネットワーク / ポート セッテイ Ethernet セッテイ
5. [TCP/IP]が表示されるまで、〈〉ボタン
を押します。
6. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択
します。
[IP アドレスシュトクホウホウ]が表示され
ます。
7. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択
します。 現在の設定値が表示されます。
8. [パネル]が表示されるまで、〈 〉ボタン
を押します。
ネットワーク / ポート セッテイ TCP/IP
TCP/IP IP アドレスシュトクホウホウ
IP アドレスシュトクホウホウ DHCP/Autonet *
IP アドレスシュトクホウホウ パネル
24 1 プリンター環境の設定
9. 〈セット〉ボタンで決定します。
[デンゲンノ キリ/イリデ セッテイガ ユ
ウコウニナリマス]と 3 秒間表示されたあ と、設定画面に戻ります。 プリンターの電源は、ゲートウェイアドレ スを設定終了後に入れ直します。このまま 先に進んでください。
IP アドレスシュトクホウホウ パネル *
10.〈 〉ボタンで、[IP アドレスシュトクホウ
ホウ]に戻ります。
11.〈 〉ボタンで、[IP アドレス]を表示します。
12.〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択
します。 現在の IP アドレスが表示されます。
13.〈 〉〈 〉ボタンで最初のフィールドに値
を入力し、〈 〉ボタンを押します。
補足 ・ 変更の必要がない場合は、〈 〉ボタンを押すと次の
フィールドに移動します。
・〈 〉〈 〉ボタンを押し続けると、値が 10 ずつ変わ
ります。
・ 前のフィールドに戻る場合は、〈〉ボタンを押します。
14. 他のフィールドも同様に入力し、最後の 4
つめのフィールドを入力したら、〈セット〉 ボタンで決定します。
TCP/IP セッテイ IP アドレス シュトクホウホウ
TCP/IP IP アドレス
IP アドレス
000.000.000.000*
IP アドレス
192.000.000.000
IP アドレス
192.168.001.100*
15. 続けて、サブネットマスクとゲートウェイア
ドレスを設定する場合は、〈 〉ボタンを押 して、手順 16 に進みます。 これで、操作を終了する場合は、手順 23 に進みます。
1.2 ネットワーク環境を設定する 25
サブネットマスク / ゲートウェイアドレスの設定
16.[サブネット マスク]が表示されるまで、
〈 〉ボタンを押します。
17.〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択
します。 現在のサブネットマスクが表示されます。
18. IP アドレスと同様に、サブネットマスクを
入力し、〈セット〉ボタンで決定します。
19.〈 〉ボタンで、[サブネット マスク]に戻
ります。
20.〈 〉ボタンで、[ゲートウェイ アドレス]
を表示します。
21.〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択
します。 現在のゲートウェイアドレスが表示されま す。
TCP/IP サブネット マスク
サブネット マスク
000.000.000.000*
サブネット マスク
255.255.255.000*
TCP/IP サブネット マスク
TCP/IP ゲートウェイ アドレス
ゲートウェイ アドレス
000.000.000.000*
22. IP アドレスと同様にゲートウェイアドレス
を入力し、〈セット〉ボタンで決定します。
23. これで、すべての設定が終了です。
プリンターの電源を切り、入れ直します。
24.[プリンター設定リスト]を印刷して、設定
した内容を確認します。
ゲートウェイ アドレス
192.168.001.254*
26 1 プリンター環境の設定

1.3 CentreWare Internet Services でプリ ンターを設定する

CentreWare Internet Services の概要

CentreWare Internet Services は、TCP/IP 環境が使用できる場合に、Web ブラウ ザーを使用して、プリンターの状態や印刷ジョブ状態の表示、設定の変更をするための サービスです。
操作パネルで設定する項目のいくつかは、本サービスの[プロパティ]タブでも設定でき ます。
補足 ・ 本機をローカルプリンターとして使用している場合は、CentreWare Internet Services は使用でき
ません。
使用できる環境と設定について
使用できる Web ブラウザー
CentreWare Internet Services は、以下の Web ブラウザーで動作することを確認し ています。
Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista の場合
・Microsoft® Internet Explorer 6/7
・ Mozilla Firefox 2
1.3 CentreWare Internet Services でプリンターを設定する 27
Web ブラウザーの設定
CentreWare Internet Services を使用する場合、Web ブラウザーで次のように設定す ることをお勧めします。
・ プロキシサーバーを経由しないで直接本機のアドレスを指定する ・ JavaScript を有効にする
補足 ・ プロキシサーバーを経由して本機のアドレスを指定すると、応答が遅くなったり画面が表示されないこ
とがあります。
・ JavaScript が動作しない、または停止している場合、表示されないボタンがあります。その場合は、ボタン
の代わりに、URL リンクが表示されます。
・ 設定方法については、お使いの Web ブラウザーのヘルプを参照してください。
また、Web ブラウザーで表示言語の設定を変更すると、CentreWare Internet Services の操作画面を各国語表示に切り替えることができます。
補足 ・ 設定方法については、お使いの Web ブラウザーのヘルプを参照してください。
プリンター側の設定
CentreWare Internet Services を使用する場合は、本機の IP アドレスが設定されてい ることと、[インターネットサービス]が[キドウ](工場出荷時:[キドウ])に設定され ている必要があります。[インターネットサービス]を[テイシ]に設定している場合は、 操作パネルで[キドウ]にしてください。
参照 ・「インターネットサービス」(P. 75)
28 1 プリンター環境の設定
CentreWare Internet Services で設定できる項目
各タブで設定できる主な機能は、次のとおりです。
タブ名 主な機能
状態 ・ 一般
製品名や IP アドレス、プリンターの状態などが表示されます。
・ プリンター情報
用紙トレイにセットされている用紙のサイズや残量、排出トレイの状態、およびド ラムカートリッジやトナーカートリッジといった消耗品の残量が表示されます。
・ イベント情報
プリンターの操作パネルの状態や、イベント情報(エラー情報)の発生箇所、内容 などが表示されます。
ジョブ ・ ジョブ一覧、およびジョブ履歴一覧が表示されます。
プロパティ ・ 本体説明
製品名やシリアル番号が表示されます。また、名前 管理者メールアドレス
・ 本体構成
プリント機能の主な仕様やページ記述言語、メモリーの情報が表示されます。
・ カウンター表示
総プリントページ数、総カラープリントページ数、総白黒プリントページ数が表示 されます。
・初期化
NV メモリーの初期化やプリンターの再起動を実行します。
・ StatusMessenger
本機では、プリンターの状態を指定されたあて先にメールで通知することができま す。このときの通知先や、通知する項目などを設定します。
・ Internet Services 設定
CentreWare Internet Services の画面をブラウザーで自動更新させるかどうか、 更新させる場合は更新する間隔(秒)を設定できます。また、機械管理者モードを 使用するかどうか、使用する場合は機械管理者名やパスワードも設定できます。 工場出荷時の機械管理者名は「admin」、パスワードは「NECPRADMIN」です。 運用時には、工場出荷時のパスワードを必ず変更してください。
・ ポート起動
各ポートの起動、停止を設定できます。
・ ポート設定
Ethernet に関する設定ができます。
・ プロトコル設定
各プロトコルの詳細を設定できます。
プリンター
・ プリントユーザー制限
認証機能を使用して、本機を利用するユーザーを制限できます。この機能を使用す る場合は、ここで本機を利用するユーザー情報を入力します。
*
*
などを設定できます。
*
*
*
*
や設置場所*、連絡先*、機械
サポート ・ サポート情報が表示されます。カストマーサポートへのリンクがあります。
*:CentreWare Internet Services でしか設定できない項目です。操作パネルでは設定できません。
1.3 CentreWare Internet Services でプリンターを設定する 29

CentreWare Internet Services を使用する

本サービスを使用する手順は、次のとおりです。
1. コンピューターを起動し、Web ブラウザーを起動します。
2. Web ブラウザーのアドレス入力欄に、プリンターの IP アドレス、または URL を入
力し、〈Enter〉キーを押します。CentreWare Internet Services のトップページ が表示されます。
補足 ・ ポート番号を指定する場合は、アドレスの後ろに「:」に続けて「80」(工場出荷時のポート番号)を指
定してください。
・ ポート番号は [ プロパティ ] タブ>[プロトコル設定]>[HTTP]で変更できます。ポート番号を変
更した場合は Web ブラウザーから接続するときに、アドレスの後ろに「:」に続けてポート番号を指定 する必要があります。

ヘルプの使い方

各画面で設定できる項目の詳細については、[ヘルプ]をクリックして、CentreWare Internet Services のヘルプを参照してください。
・ IP アドレスの入力例
・ URL の入力例
[ヘルプ]をクリックすると [ヘルプ]ウィンドウが表示され
ます。
30 1 プリンター環境の設定
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