NEC MultiWriter 5700C User guide [ja]

安全にかかわる表示

プリンターを安全にお使いいただくために、このマニュアルの指示に従って操作してください。このマニュ
アル
には製品のどこが危険か、指示を守らないとどのような危険に遭うか、どうすれば危険を避けられる かなどについて説明されています。 また、製品内で危険が想定される箇所またはその付近には警告ラベルが貼り付けられています。
マニュアルならびに警告ラベルでは、危険の程度を表す言葉として「警告」と「注意」という用語を使用
しています。それぞれの用語は次のような意味を持つものとして定義されています。
指示を守らないと、人が死亡する、または重傷を負う を示します。
おそれがあること
警告
指示を守らないと、火傷やけがのおそれ、および物的損害 れがあることを示します。
注意の喚起
毒性の物質による被害 があることを示します。
注意の喚起は、「 」の記号を使って表示されています。この記号は指 示を守らないと、危険が発生するおそれがあることを示します。記号の 中の絵表示は危険の内容を図案化したものです。
のおそれ
けがをするおそれがあることを 示します。
の発生のおそ
レーザー光による失明 があることを示します。
発煙または発火 ことを示します。
のおそれがあることを示し
感電 ます。
のおそれがある
のおそれ
火傷を負うおそれがあることを 示します。
爆発するおそれがあることを示 します。
特定しない一般的な注意・警告 を示します。
行為の禁止
行為の禁止は、「 」の記号を使って表示されています。この記号は行 為の禁止を表します。記号の中の絵表示はしてはならない行為の内容を 図案化したものです。
プリンターを分解・修理・改造し ないでください。感電や火災 それがあります。
ぬれた手で触らないでください。 感電
火気に近づけないでください。発 火するおそれがあります。
行為の強制
プリンターの電源プラグをコン セントから抜いてください。感電 や火災のおそれがあります。
のおそれがあります。
行為の強制は、「 」の記号を使って表示されています。この記号は行 為の強制を表します。記号の中の絵表示はしなければならない行為の内 容を図案化したものです。
のお
指定された場所には触らないで ください。感電や火傷などの傷 害が起こるおそれがあります。
水や液体がかかる場所で使用し ないでください。感電や発火の おそれがあります。
アース線を接続してください。 感電や発火 す。
のおそれがありま
NEC、NEC ロゴは、日本電気株式会社の登録商標です。
Adobe、Adobe ロゴ、Acrobat、Acrobat Reader、Adobe Reader、PostScript、Adobe PostScript 3、
PostScript ロゴは、Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の
各国での登録商標または商標です。
Microsoft、Windows、Windows NT、Windows Server、Windows Vista は、
米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
画面の使用に際して米国マイクロソフト社の許諾を受けています。
Macintosh、Mac OS は、Apple Inc. の登録商標です。
RSA は RSA Security Inc. の登録商標です。
BSAFE は RSA Security Inc. の米国およびその他の国における登録商標です。
その他の製品名、会社名は各社の登録商標または商標です。
「Printing Force FUJI XEROX ロゴマーク」が適用された商品は、富士ゼロックスのプリンター技術を
活用して製造し、安心と信頼のプリント環境を提供します。
この取扱説明書のなかで と表記されている事項は、安全にご利用いただくための注意事項です。 必ず操作を行う前にお読みいただき、指示をお守りください。
プリンターで紙幣を印刷したり、有価証券などを不正に印刷すると、その印刷物を使用するかどうかにかかわらず、 法律に違反し罰せられます。
コンピューターウィルスや不正侵入などによって発生した障害については、当社はその責任を負いかねますので、 あらかじめご了承ください。
ご注意 ①本書の内容の一部または全部を無断で複製・転載・改編することはおやめください。 ②本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。 ③本書に、ご不明な点、誤り、記載もれ、乱丁、落丁などがありましたら当社までご連絡ください。 ④本書に記載されていない方法で機械を操作しないでください。思わぬ故障や事故の原因となることがあります。
万一故障などが発生した場合は、責任を負いかねることがありますので、ご了承ください。
⑤本製品は、日本国内において使用することを目的に製造されています。諸外国では電源仕様などが異なるため使
用できません。 また、安全法規制(電波規制や材料規制など)は国によってそれぞれ異なります。本製品および、関連消耗品を これらの規制に違反して諸外国へ持ち込むと、罰則が科せられることがあります。

はじめに

このたびはMultiWriter 5700Cをお買い上げいただき、まことにありがとうございます。 この取扱説明書には、本機の操作方法および使用上の注意事項を記載しています。 製品の性能を十分に発揮させ、効果的にご利用いただくために、製品をご使用になる前に
必ず最初に本書をお読みのうえ、正しくご利用ください。 本書は、お使いのコンピューターの環境や、ネットワーク環境の基本的な知識や操作方法
を理解されていることを前提に説明しています。 本書は、読み終わったあとも必ず保管してください。本機をご使用中に、操作でわからな
いことや不具合が出たときに読み直してご活用いただけます。
[ お願い ] ☆保証書は大切に保管してください。
日本電気株式会社
はじめに 5

MultiWriter 5700C の特長

■使いやすいコンパクトボディ、高画質
・ コンパクトなサイズなので、ディスクサイド
にも置けます。
■豊富な印刷機能
・ まとめて1枚(Nアップ)
複数ページを 1 枚に割り付けて印刷します。
・両面印刷 ・ 小冊子作成 ・拡大連写
ポスターを製作するとき使用します。
・スタンプ
「社外秘」などの文字を重ねて印刷します。
*1
*1
・ オイルレス定着技術の採用で、
書き込みや捺印、付箋も貼りやすいです。
・ 写真や POP、プレゼンテーションなど、
文書の用途や目的に合った画質を選んで印刷で きます。
■さまざまな紙質やサイズに対応
・ 厚紙や非定形用紙も用紙トレイにまとめてセッ
トできます。
・ お気に入り
よく使う印刷設定が、プリンタードライバーの [ お気に入り ] リストに登録されています。 印刷するときは、リストから項目を選択するだ けで目的に合った設定が一度にできます。 自分でよく使う設定をリストに追加すること もできます。
*1:両面印刷、小冊子作成機能は、トレイ 1 を使って手動
で行います。
■各種セキュリティー機能も搭載
・ 操作パネルのロック
パスワードの入力によって、操作パネルでの操 作を制限し、管理者以外のユーザーが勝手に設 定を変更できないようにします。
・ プリントユーザー制限
本機の認証機能によって、印刷できるユーザー を限定できます。
・ 受信制限
LPD または Port9100 ポートを使用して印刷 する場合、印刷を受け付ける IP アドレスを制 限できます。
6 MultiWriter 5700C の特長
目次
安全にかかわる表示 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 MultiWriter 5700C の特長 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 目次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 マニュアル体系 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 本書の使い方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 安全にお使いいただくために ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 法律上の注意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
1 プリンター環境の設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
1.1 使用できる環境について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
1.2 ネットワーク環境を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 プリンター設定リストを印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 IP アドレスを設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
1.3 CentreWare Internet Services でプリンターを設定する ・・・・・・・・・・・・・・・ 27 CentreWare Internet Services の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 CentreWare Internet Services を使用する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 ヘルプの使い方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30
1.4 プリンタードライバーをインストールする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31
2 プリンターの基本操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32
2.1 各部の名称と働き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 プリンター本体 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 操作パネル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35 ディスプレイの表示について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36
2.2 電源を入れる / 切る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 電源を入れる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 電源を切る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37
2.3 漏電ブレーカーについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38
2.4 節電モードを設定 / 解除する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39
2.5 印刷を中止する / 確認する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 印刷を中止する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 印刷指示したデータの状態を確認する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40
3 印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41
3.1 コンピューターから印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41
3.2 はがきや封筒に印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43 はがき / 封筒をセットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43 はがき / 封筒に印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46
3.3 非定形サイズの用紙に印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 非定形サイズの用紙をセットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 非定形サイズを登録する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 非定形サイズの用紙に印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49
3.4 両面印刷する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51 両面に印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51
4 用紙について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54
4.1 用紙について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54 使用できる用紙 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54
目 次 7
使用できない用紙 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58 用紙の保管と取り扱い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59
4.2 用紙をセットする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 手差しスロットに用紙をセットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 トレイ 1 に用紙をセットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61 操作パネルでトレイ 1 の用紙の設定を変更する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62 はがきや封筒をセットするときの注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 排出延長トレイを広げる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 66
5 操作パネルでの設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67
5.1 メニューの概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67 メニューの構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67 設定を変更する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 69
5.2 メニュー項目の説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72
[レポート / リスト] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72 [メーター カクニン](メーター確認) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72 [キカイ カンリシャ メニュー](機械管理者メニュー) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72 [ヨウシ トレイ セッテイ](用紙トレイ設定) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 85 [ゲンゴ キリカエ](言語切り替え) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 87
6 困ったときには ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88
6.1 紙づまりの処置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88 手差しスロットでの紙づまり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 89 トレイ 1 での紙づまり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 91 フューザーユニットでの紙づまり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 93
6.2 電源、異常音など、機械本体のトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 95
6.3 印刷が正しくできないトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 96
6.4 印字品質や画質のトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 97
6.5 トレイや用紙送りのトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 102
6.6 主なエラーメッセージ (50 音順 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 104
6.7 ネットワーク関連のトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 108 CentreWare Internet Services 使用時のトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 108 StatusMessenger 機能使用時のトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 110
6.8 カスタムモードについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 111
6.9 修理に出す前に ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 112
6.10 プリンター・消耗品を廃棄するときは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 112
8 目次
7 日常の管理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 113
7.1 消耗品を交換する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 113 消耗品の種類と購入について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 113 使用済み消耗品の回収 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 115 トナーカートリッジを交換する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 116 ドラムカートリッジを交換する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 118
7.2 レポート / リストを印刷する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 121 レポート / リストの種類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 121 レポート / リストを印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 121
7.3 印刷枚数を確認する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 122 カラーモード別に総印刷枚数を確認する(メーター) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 122 用紙サイズ別に印刷枚数を確認する(プリンター設定リスト) ・・・・・・・・・・・・ 123
7.4 SimpleMonitor でプリンターの状態を確認する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 124
7.5 Web ブラウザーでプリンターの状態を確認 / 管理する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 125
7.6 電子メールでプリンターの状態を確認する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 126 StatusMessenger 機能を使用するための設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 127 メールで状態を問い合わせる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 128
7.7 セキュリティー機能について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 129 セキュリティ機能の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 129 IP アドレスによる受信制限 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 129
7.8 認証機能について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 131 認証機能の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 131 認証機能を使用するための設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 131 本機への認証情報の登録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 132
7.9 カラーレジ補正をする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 136 カラーレジ補正チャートを印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 136 補正値の決め方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 137 補正値を入力する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 137
7.10 転写電圧を調整する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 139
7.11 フューザー温度を調整する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 141
7.12 標高を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 143
7.13 トナー帯電除去・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 144
7.14 ドラム クリーニング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 145
7.15 現像器クリーニング・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 146
7.16 清掃する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 147 プリンター外部の清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 147 用紙搬送ロールの清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 148 CTD センサーの清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 150
7.17 プリンターを移動するときは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 151
A 付 録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 153
A.1 MultiWriter 5700C の主な仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 153
MultiWriter 5700C ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 153 印刷保証領域 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 155
A.2 保証について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 156
保証書について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 156 保守サービスについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 157 プリンターの寿命について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 157 消耗品と有寿命部品(定期交換部品、有償)の寿命について ・・・・・・・・・・・・・ 158 ユーザーズマニュアルの再購入について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 159 情報サービスについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 159
A.3 操作パネルメニュー一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 160 A.4 両面印刷時の紙づまりの処置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 162
偶数ページの紙づまり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 162 奇数ページの紙づまり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 162
A.5 注意 / 制限事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 166
本体の注意と制限 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 166
A.6 用語集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 167
索引 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 巻末
目 次 9

マニュアル体系

本機に同梱されているマニュアル
設置手順書 本機の設置手順を説明しています。
ユーザーズマニュアル プリンターの基本的な使い方と、お客様からよくある質問を取り上げ、
活用マニュアル(PDF)(本書) 本機の設置が終わってから印刷するまでの準備、印刷機能の設定方法、
マニュアル(HTML 文書) ネットワーク環境の設定方法と、プリンタードライバー、およびソフ
1 冊にまとめました。トラブルで困ったときの解決方法も紹介してい ます。 このマニュアルで紹介しきれない内容や、もっと詳しい情報が知りた い場合は、活用マニュアルを参照してください。
操作パネルのメニュー項目、トラブルの対処方法、および日常の管理 方法について、説明しています。 ・ このマニュアルは、プリンターソフトウエア CD-ROM 内の機種固
有マニュアルの中に収録されています。
トウエアのインストール方法を説明しています。 ・ このマニュアルは、プリンターソフトウエア CD-ROM 内に収録さ
れています。
補足 ・ PDF 文書を表示するには、お使いのコンピューターに Adobe
Reader®がインストールされている必要があります。
®
Acrobat® Reader®、または Adobe
®
10 マニュアル体系

本書の使い方

本書の構成

本書は、次のような章で構成されています。各章の概要を説明します。
1 プリンター環境の設定 本機の使用できる環境と必要な設定について説明しています。 2 プリンターの基本操作 各部の名称と働きや、基本的な機能(電源の入 / 切、印刷の中止など)
3 印刷する 主な印刷方法について説明しています。 4 用紙について 使用できる用紙や用紙のセット方法について説明しています。 5 操作パネルでの設定 操作パネルで設定できる項目とその設定方法について説明していま
6 困ったときには トラブル(紙づまり、エラーメッセージなど)が発生したときの対処
7 日常の管理 消耗品の交換方法やレポート / リストの印刷方法、日常の管理につい
A 付録 主な仕様や、消耗品の寿命、保証について、操作パネルメニュー一覧
の操作方法について説明しています。
す。
方法について説明しています。
て説明しています。 また、機械管理者を対象に、コンピューターから本機の状態を確認し たり、設定をしたりすることができるツールや、本機のセキュリティー 機能、認証機能について説明しています。
などを説明しています。

本書の表記

1. 本文中の「コンピューター」は、パーソナルコンピューターやワークステーションの総称です。
2. 本文中では、説明する内容によって、次のマークを使用しています。
注記 注意すべき事項を記述しています。必ずお読みください。 補足 補足事項を記述しています。 参照 参照先を記述しています。
3. 本文中では、次の記号を使用しています。
参照「   」 : 参照先は、本書内です。 参照『   』 : 参照先は、本書内ではなく、ほかのマニュアルです。
[   ] : コンピューターやプリンター操作パネルのディスプレイに表示されるメ
ニュー、項目、メッセージを表します。また、プリンターから出力される レポート / リスト名を表します。
〈   〉 : キーボード上のキーや、プリンターの操作パネル上のボタン、ランプなど
を表します。
  > : 操作パネルのメニューや CentreWare Internet Services のメニューの
階層を表します。
4. 本文中では、用紙の向きを次のように表しています。
、タテ、たて置き : プリンター正面からみて、用紙を縦長にセットした状態です。
、ヨコ、よこ置き: プリンター正面からみて、用紙を横長にセットした状態です。
たて置き
引き込まれ る方向
よこ置き
引き込まれ る方向
本書の使い方 11

安全にお使いいただくために

警告ラベルについて

MultiWriter 5700C 内には、警告ラベルが貼り付けられています。これはプリンターを操作する際、考 えられる危険性を常にお客様に意識していただくためのものです。 もしこのラベルが貼り付けられていない、はがれかかっている、汚れているなどして判読できない状態で したら販売店、またはサービス窓口にご連絡ください。
12 安全にお使いいただくために

安全上のご注意

ここで示す注意事項はプリンターを安全にお使いになる上で特に重要なものです。この注意事項の内容を よく読んで、ご理解いただき、プリンターをより安全にご活用ください。記号の説明については「安全に かかわる表示」を参照してください。
警告
安全にお使いいただくために 13
14 安全にお使いいただくために
安全にお使いいただくために 15
16 安全にお使いいただくために
安全にお使いいただくために 17
18 安全にお使いいただくために

設置スペースについて

機械には通気口があります。機械の通気口をふさがないでください。通気口をふさぐと内 部に熱がこもり、火災の原因となるおそれがあります。
機械を安全に正しく使用し、機械の性能を維持するために、下図の設置スペースを確保し てください。また、機器の異常状態によっては、電源プラグをコンセントから抜いていた だくことがありますので、設置スペース内に物を置かないでください。
600
388
51
100
400
250
120
200

環境について

・ 本書は、地球環境への負担軽減を目的として再資源化(リサイクル ) に配慮して製本し
ています。製品本体の使用を終了したら、本書は回収業者などによる再資源化にご協力 ください。
・ 粉塵、オゾン、スチレンの放散については、エコマークプリンターの物質エミッション
の放散に関する認定基準を満たしています。( トナーは本製品用に推奨しております MultiWriter 5700C トナー(ブラック) を使用し、白黒複写を行った場合について、 試験方法 Blue Angel RAL UZ-122: 2006 の付録 2 に基づき試験を実施しました。
・ 回収したドラム(感光体)やトナーカートリッジは、環境保護・資源有効活用のため、
部品の再使用、材料としてのリサイクル、熱回収などの再資源化を行っています。
・ 不要となったドラム(感光体)やトナーカートリッジは適切な処理が必要です。ドラム
(感光体)やトナーカートリッジの容器は、無理に開けたりせず、必ずお買い求めの販
売店、またはサービス窓口にお渡しください。
600
388
51
120
390
: mm
安全にお使いいただくために 19

規制について

電磁波障害対策自主規制について
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラス B 情報技術装置です。 この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジオやテレビ ジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。 取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
受信障害について
ラジオの雑音、テレビなどの画面に発生するチラツキ、ゆがみがこの商品による影響と思 われましたら、この商品の電源スイッチをいったん切ってください。電源スイッチを切る ことにより、ラジオやテレビなどが正常な状態に回復するようでしたら、次の方法を組み 合せて障害を防止してください。
・ 本機とラジオやテレビ双方の位置や向きを変えてみる。
・ 本機とラジオやテレビ双方の距離を離してみる。
・ この商品とラジオやテレビ双方の電源を別系統のものに変えてみる。
・ 受信アンテナやアンテナ線の配置を変えてみる。(アンテナが屋外にある場合は電気店
にご相談ください。)
・ ラジオやテレビのアンテナ線を同軸ケーブルに変えてみる。
高調波対策自主規制について
本機器は JIS C 61000-3-2(高調波電流発生限度値)に適合しています。
20 安全にお使いいただくために

法律上の注意事項

1. 本物と偽って使用する目的で次の通貨や有価証券を複製することは、犯罪として厳し
く処罰されます。
紙幣(外国紙幣を含む)、国債証書、地方債証書、郵便為替証書、郵便切手、印紙。
これらは、本物と偽って使用する意図がなくても、本物と紛らわしいものを作る こと自体が犯罪になります。
株券、社債、手形、小切手、貨物引換証、倉荷証券、クーポン券、商品券、鉄道
乗車券、定期券、回数券、サービス券、宝くじ・勝馬投票券・車券の当たり券な どの有価証券。
2. 次の文書や記名捺印などを複製・加工して、正当な権限なく新たな証明力を加えるこ
とは、犯罪として厳しく処罰されます。
各種の証明書類など、公務員または役所を作成名義人とする文書・図画。契約書、遺産分割協議書など私人を名義人とする権利義務に関する文書。推薦状、履歴書、あいさつ状など、私人を名義人とする事実証明に関する文書。役所または公務員の印影、署名、記名。私人の印影または署名。
3. 著作権が存在する書籍、新聞、雑誌、冊子、絵画、図画、版画、図面、地図、写真、
映像、映画、音楽、コンピュータープログラムなどの著作物は、権利者の許諾なく、 次の行為はできません。
(1) 複製 紙に定着させた著作物を複写機でコピーすること、磁気テープに記録し
た映像や音楽をダビングすること、電子的に読み取った著作物のデータ をハードディスクや外部メディアに記録すること、記録した著作物の データをプリンターで出力すること、ネットワークを介してダウンロー ドすることなど。
(2) 改変 紙に定着させた著作物を加工や修正すること、電子的に読み取った著作
物のデータを切除、書き換え、切り貼りすることなど。
(3) 送信 電子的に読み取った著作物のデータを、公衆の電気通信回線(インター
ネットを含む)を通じてファクシミリや電子メールで送信すること、 ホームページへの掲載など、公衆の電気通信回線に接続したネットワー クサーバーに著作物のデータを搭載することなど。
権利者の許諾なく複製・改変・送信したときは、使用の差止、損害賠償の請求、刑事 罰を受けることがあります。ただし、次の場合は例外的に権利者の許諾なく著作物を 複製することができます。
個人的または家庭内、その他これに準ずる生活範囲での私的な使用を目的とした
複製。
国立図書館、私立図書館、学校付属施設、公立の博物館、公立の各種資料セン
ター、公益目的の研究機関など、公衆利用への提供を目的とする図書館等におけ る複製。
公正な慣行に合致し、報道・批評・研究など、目的に照らして、正当な範囲内で
の引用。
国または地方公共団体が発行する公報資料・調査統計資料・報告書の新聞・雑
誌・その他刊行物への転載。 ただし、複製禁止の表示がある著作物は除かれます。
学校教科書への掲載。
ただし、権利者への補償金が必要です。
学校その他教育機関における複製。
ただし、種類・用途・部数・態様に照らして、権利者の利益を不当に害しない範 囲内に限ります。
試験問題としての複製。
ただし、権利者への補償金が必要です。
法律上の注意事項 21

1 プリンター環境の設定

ここでは、プリンターの使用できる環境と、必要な設定について説明します。

1.1 使用できる環境について

本機は、直接コンピューターと接続するとローカルプリンターとして、ネットワークに接 続するとネットワークプリンターとして使用できます。
ネットワークプリンターとして使用する場合は、使用するポートが操作パネルで [ キドウ ]
(工場出荷時:[キドウ])に設定されている必要があります。
ネットワーク接続
LPD/Port9100/FTP
ローカル接続
USB
サーバー
コンピューターの OS と使用できる環境
補足 ・ 対象 OS は予告なく変更されることがあります。当社ホームページを参照してください。
接続形態 ローカル ネットワーク
ポート名
プロトコル - TCP/ IP
Windows
Windows
Windows Server
Windows Vista
®
2000
®
XP
®
2003
○○○○
*1:接続するコンピューターに USB ポートが必要です。
*1
USB
○○○○
○○○○
○○○○
LPD Port9100 FTP
22 1 プリンター環境の設定

1.2 ネットワーク環境を設定する

本機をネットワーク環境(TCP/IP)で使用するためには、IP アドレスの設定が必要です。 工場出荷時の本機は、[IP アドレス シュトクホウホウ]が[DHCP/Autonet]に設定さ
れています。DHCP サーバーがあるネットワーク環境では、本機をネットワークに接続 すると、自動的に IP アドレスが設定されます。
[プリンター設定リスト]を印刷して、IP アドレスがすでに設定されているかどうかを確
認してください。 IP アドレスが設定されていない場合は、[IP アドレス シュトクホウホウ]を[パネル]に
変更し、IP アドレスを設定する必要があります。
補足 ・ 本機は、BOOTP サーバーまたは RARP サーバーを使用してアドレス情報を自動的に取得することも
できます。この場合は、操作パネルで、[IP アドレス シュトクホウホウ]の項目を[BOOTP]または
[RARP]に変更してください。
・ DHCP で運用する場合は、IP アドレスが変更されていることがあるので、定期的に IP アドレスを確認
してください。

プリンター設定リストを印刷する

次の手順に従って、プリンター設定リストを印刷します。
補足 ・ 本機のレポート / リストは、A4 サイズに英語で印刷されます。A4 サイズ以外の用紙がセットされて
いる場合は、A4 の用紙をセットしてください。
1. 操作パネルの〈メニュー〉ボタンを押して、
メニュー画面を表示します。
[レポート / リスト]が表示されます。
2. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択
します。
[プリンター セッテイ リスト]が表示され
ます。
3. 〈セット〉ボタンで印刷します。
レポートが印刷されます。
印刷例
DHCP/Autonet
Ready
メニュー   レポート / リスト
メニュー プリンター セッテイ リスト
IP アドレスが 設定されていれば OK。
設定されていない、 または、変更したい場合は、 次の手順に従って、操作してく ださい。
1.2 ネットワーク環境を設定する 23

IP アドレスを設定する

IP アドレスを設定する手順は、次のとおりです。 ここでは、操作パネルで IP アドレスを設定する手順について説明します。使用するネッ
トワーク環境によって、サブネットマスクやゲートウェイアドレスの設定が必要です。 ネットワーク管理者にご相談のうえ、必要な項目を設定してください。
IP アドレスの設定
1. 操作パネルの〈メニュー〉ボタンを押して、
メニュー画面を表示します。
2. [キカイ カンリシャ メニュー]が表示され
るまで、〈 〉ボタンを押します。
補足 ・ 選択したい項目を行き過ぎてしまった場合は、〈〉
タンで戻ります。
3. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択
します。
[ネットワーク / ポート セッテイ]が表示
されます。
補足 ・ 間違って、違う項目で〈 〉ボタンまたは〈セット〉
ボタンを押してしまった場合は、〈 〉ボタンで前の 画面に戻ります。
・ 最初からやり直したい場合は、〈メニュー〉ボタンを
押します。
4. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択
します。
[Ethernet セッテイ]が表示されます。
メニュー   レポート / リスト
メニュー キカイ カンリシャ メニュー
キカイ カンリシャ メニュー ネットワーク / ポート セッテイ
ネットワーク / ポート セッテイ Ethernet セッテイ
5. [TCP/IP]が表示されるまで、〈〉ボタン
を押します。
6. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択
します。
[IP アドレスシュトクホウホウ]が表示され
ます。
7. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択
します。 現在の設定値が表示されます。
8. [パネル]が表示されるまで、〈 〉ボタン
を押します。
ネットワーク / ポート セッテイ TCP/IP
TCP/IP IP アドレスシュトクホウホウ
IP アドレスシュトクホウホウ DHCP/Autonet *
IP アドレスシュトクホウホウ パネル
24 1 プリンター環境の設定
9. 〈セット〉ボタンで決定します。
[デンゲンノ キリ/イリデ セッテイガ ユ
ウコウニナリマス]と 3 秒間表示されたあ と、設定画面に戻ります。 プリンターの電源は、ゲートウェイアドレ スを設定終了後に入れ直します。このまま 先に進んでください。
IP アドレスシュトクホウホウ パネル *
10.〈 〉ボタンで、[IP アドレスシュトクホウ
ホウ]に戻ります。
11.〈 〉ボタンで、[IP アドレス]を表示します。
12.〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択
します。 現在の IP アドレスが表示されます。
13.〈 〉〈 〉ボタンで最初のフィールドに値
を入力し、〈 〉ボタンを押します。
補足 ・ 変更の必要がない場合は、〈 〉ボタンを押すと次の
フィールドに移動します。
・〈 〉〈 〉ボタンを押し続けると、値が 10 ずつ変わ
ります。
・ 前のフィールドに戻る場合は、〈〉ボタンを押します。
14. 他のフィールドも同様に入力し、最後の 4
つめのフィールドを入力したら、〈セット〉 ボタンで決定します。
TCP/IP セッテイ IP アドレス シュトクホウホウ
TCP/IP IP アドレス
IP アドレス
000.000.000.000*
IP アドレス
192.000.000.000
IP アドレス
192.168.001.100*
15. 続けて、サブネットマスクとゲートウェイア
ドレスを設定する場合は、〈 〉ボタンを押 して、手順 16 に進みます。 これで、操作を終了する場合は、手順 23 に進みます。
1.2 ネットワーク環境を設定する 25
サブネットマスク / ゲートウェイアドレスの設定
16.[サブネット マスク]が表示されるまで、
〈 〉ボタンを押します。
17.〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択
します。 現在のサブネットマスクが表示されます。
18. IP アドレスと同様に、サブネットマスクを
入力し、〈セット〉ボタンで決定します。
19.〈 〉ボタンで、[サブネット マスク]に戻
ります。
20.〈 〉ボタンで、[ゲートウェイ アドレス]
を表示します。
21.〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択
します。 現在のゲートウェイアドレスが表示されま す。
TCP/IP サブネット マスク
サブネット マスク
000.000.000.000*
サブネット マスク
255.255.255.000*
TCP/IP サブネット マスク
TCP/IP ゲートウェイ アドレス
ゲートウェイ アドレス
000.000.000.000*
22. IP アドレスと同様にゲートウェイアドレス
を入力し、〈セット〉ボタンで決定します。
23. これで、すべての設定が終了です。
プリンターの電源を切り、入れ直します。
24.[プリンター設定リスト]を印刷して、設定
した内容を確認します。
ゲートウェイ アドレス
192.168.001.254*
26 1 プリンター環境の設定

1.3 CentreWare Internet Services でプリ ンターを設定する

CentreWare Internet Services の概要

CentreWare Internet Services は、TCP/IP 環境が使用できる場合に、Web ブラウ ザーを使用して、プリンターの状態や印刷ジョブ状態の表示、設定の変更をするための サービスです。
操作パネルで設定する項目のいくつかは、本サービスの[プロパティ]タブでも設定でき ます。
補足 ・ 本機をローカルプリンターとして使用している場合は、CentreWare Internet Services は使用でき
ません。
使用できる環境と設定について
使用できる Web ブラウザー
CentreWare Internet Services は、以下の Web ブラウザーで動作することを確認し ています。
Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista の場合
・Microsoft® Internet Explorer 6/7
・ Mozilla Firefox 2
1.3 CentreWare Internet Services でプリンターを設定する 27
Web ブラウザーの設定
CentreWare Internet Services を使用する場合、Web ブラウザーで次のように設定す ることをお勧めします。
・ プロキシサーバーを経由しないで直接本機のアドレスを指定する ・ JavaScript を有効にする
補足 ・ プロキシサーバーを経由して本機のアドレスを指定すると、応答が遅くなったり画面が表示されないこ
とがあります。
・ JavaScript が動作しない、または停止している場合、表示されないボタンがあります。その場合は、ボタン
の代わりに、URL リンクが表示されます。
・ 設定方法については、お使いの Web ブラウザーのヘルプを参照してください。
また、Web ブラウザーで表示言語の設定を変更すると、CentreWare Internet Services の操作画面を各国語表示に切り替えることができます。
補足 ・ 設定方法については、お使いの Web ブラウザーのヘルプを参照してください。
プリンター側の設定
CentreWare Internet Services を使用する場合は、本機の IP アドレスが設定されてい ることと、[インターネットサービス]が[キドウ](工場出荷時:[キドウ])に設定され ている必要があります。[インターネットサービス]を[テイシ]に設定している場合は、 操作パネルで[キドウ]にしてください。
参照 ・「インターネットサービス」(P. 75)
28 1 プリンター環境の設定
CentreWare Internet Services で設定できる項目
各タブで設定できる主な機能は、次のとおりです。
タブ名 主な機能
状態 ・ 一般
製品名や IP アドレス、プリンターの状態などが表示されます。
・ プリンター情報
用紙トレイにセットされている用紙のサイズや残量、排出トレイの状態、およびド ラムカートリッジやトナーカートリッジといった消耗品の残量が表示されます。
・ イベント情報
プリンターの操作パネルの状態や、イベント情報(エラー情報)の発生箇所、内容 などが表示されます。
ジョブ ・ ジョブ一覧、およびジョブ履歴一覧が表示されます。
プロパティ ・ 本体説明
製品名やシリアル番号が表示されます。また、名前 管理者メールアドレス
・ 本体構成
プリント機能の主な仕様やページ記述言語、メモリーの情報が表示されます。
・ カウンター表示
総プリントページ数、総カラープリントページ数、総白黒プリントページ数が表示 されます。
・初期化
NV メモリーの初期化やプリンターの再起動を実行します。
・ StatusMessenger
本機では、プリンターの状態を指定されたあて先にメールで通知することができま す。このときの通知先や、通知する項目などを設定します。
・ Internet Services 設定
CentreWare Internet Services の画面をブラウザーで自動更新させるかどうか、 更新させる場合は更新する間隔(秒)を設定できます。また、機械管理者モードを 使用するかどうか、使用する場合は機械管理者名やパスワードも設定できます。 工場出荷時の機械管理者名は「admin」、パスワードは「NECPRADMIN」です。 運用時には、工場出荷時のパスワードを必ず変更してください。
・ ポート起動
各ポートの起動、停止を設定できます。
・ ポート設定
Ethernet に関する設定ができます。
・ プロトコル設定
各プロトコルの詳細を設定できます。
プリンター
・ プリントユーザー制限
認証機能を使用して、本機を利用するユーザーを制限できます。この機能を使用す る場合は、ここで本機を利用するユーザー情報を入力します。
*
*
などを設定できます。
*
*
*
*
や設置場所*、連絡先*、機械
サポート ・ サポート情報が表示されます。カストマーサポートへのリンクがあります。
*:CentreWare Internet Services でしか設定できない項目です。操作パネルでは設定できません。
1.3 CentreWare Internet Services でプリンターを設定する 29

CentreWare Internet Services を使用する

本サービスを使用する手順は、次のとおりです。
1. コンピューターを起動し、Web ブラウザーを起動します。
2. Web ブラウザーのアドレス入力欄に、プリンターの IP アドレス、または URL を入
力し、〈Enter〉キーを押します。CentreWare Internet Services のトップページ が表示されます。
補足 ・ ポート番号を指定する場合は、アドレスの後ろに「:」に続けて「80」(工場出荷時のポート番号)を指
定してください。
・ ポート番号は [ プロパティ ] タブ>[プロトコル設定]>[HTTP]で変更できます。ポート番号を変
更した場合は Web ブラウザーから接続するときに、アドレスの後ろに「:」に続けてポート番号を指定 する必要があります。

ヘルプの使い方

各画面で設定できる項目の詳細については、[ヘルプ]をクリックして、CentreWare Internet Services のヘルプを参照してください。
・ IP アドレスの入力例
・ URL の入力例
[ヘルプ]をクリックすると [ヘルプ]ウィンドウが表示され
ます。
30 1 プリンター環境の設定

1.4 プリンタードライバーをインストールする

コンピューターから印刷するために、プリンターソフトウエアの CD-ROM からプリン タードライバーをインストールします。
プリンタードライバーのインストール方法は、コンピューターと本機の接続方法によって 異なります。
CD-ROM 内の『マニュアル(HTML 文書)』で、手順を確認してから、実行してください。
マニュアルを表示するには
[マニュアル / 製品情報]タブ
→ [ マニュアル(HTML 文書)]
ドライバーを インストールするには
アンインストールについて
プリンタードライバーのアンインストール
プリンタードライバーは、プリンターソフトウエアの CD-ROM 内のプリンタードライ バーアンインストールツールを使ってアンインストールできます。詳しくは、CD-ROM 内の『マニュアル(HTML 文書)』を参照してください。
その他のソフトウエアのアンインストール
プリンターソフトウエアからインストールした、その他のソフトウエアをアンインストー ルする場合は、各ソフトウエアの Readme ファイルを参照してください。Readme ファ イルは、プリンターソフトウエアの『製品情報(HTML 文書)』から表示できます。
2007 年 11 月現在 画面は、予告なく変更される場合があります。
1.4 プリンタードライバーをインストールする 31

2 プリンターの基本操作

2.1 各部の名称と働き

プリンター本体

前面
No. 名称 説明
1 操作パネル 操作に必要なボタン、ランプ、ディスプレイがあります。詳細は、「操作パネ
ル」(P. 35) を参照してください。
2 フロントカバー ドラムカートリッジを交換するときや、詰まった用紙を取り除くときに、カ
バーボタンを押して開けます。
3 手差しスロット 手差し印刷時に用紙をセットします。用紙は1枚ずつ、手動で挿入します。
4 トレイ 1 用紙をセットします。標準の用紙トレイです。
5 サイドカバー トナーカートリッジを交換するときに開けます。
6 カバーボタン ドラムカートリッジを交換するときや、詰まった用紙を取り除くときに、この
ボタンを押してフロントカバーを開けます。
7 排出トレイ 印刷された用紙が、印刷面を下にして排出されます。
8 排出延長トレイ 印刷された用紙が本機からすべり落ちる場合は、広げて排出トレイを延長しま
す。
32 2 プリンターの基本操作
背面
No. 名称 説明
1 通気口 プリンター内部の加熱を防ぐため、熱が放出されます。
注記
・ 通気口をふさぐと、内部に熱がこもり、機械が故障するおそれがあります。
2 漏電ブレーカー 配線やプリンターから漏れる電流をすばやく感知し、瞬時に電気を遮断して漏
電による事故を防ぎます。
3 電源スイッチ 電源を入 / 切するスイッチです。〈|〉の側に押すと電源が入り、〈○〉の側に
押すと電源が切れます。
4 USB コネクター USB ケーブルを差し込みます。
5 ネットワークコネクター 本機をネットワークに接続して使用するときに、ネットワークケーブルを差し
込みます。
2.1 各部の名称と働き 33
内部
No. 名称 説明
1 フューザーユニット 熱と圧力でトナーを溶かし、用紙に定着させる部分です。
注記
・ 使用時には高温になっています。手を触れないように注意してください。
2 ドラムカートリッジ 感光体(ドラム)と現像器で構成されています。最初に静電気(電荷)で、こ
のドラム上に印刷画像のイメージを作成します。
3 ベルトユニット ドラムカートリッジのベルト上に付着したトナーを用紙に転写します。
4 トナーカートリッジ ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの 4 色のトナーが収容されています。
34 2 プリンターの基本操作

操作パネル

No. 名称 説明
1 ディスプレイ 設定項目、本機の状態、メッセージなどを表示します。
参照 ・「ディスプレイの表示について」(P. 36)
2 〈メニュー〉ボタン メニュー画面に移行します。
3 〈セット〉ボタン メニュー画面のとき、メニューの候補値を設定します。レポート / リストを印
刷するときにも使用します。
4 〈節電〉ボタン / ランプ 節電モード(スリープモード)中は、ランプが点灯します。
また、スリープモード中にこのボタンを押すと、節電モードが解除されます。
5 〈プリント中止〉ボタン 印刷を中止します。
6
〈〉〈〉〈〉〈 〉ボタン
7 〈エラー〉ランプ 本機に異常があるときに、ランプが点滅、または点灯します。
8 〈プリント可〉ランプ 点灯中は、印刷が可能です。
メニュー画面のとき、ディスプレイに表示されたメニュー、項目、候補値の間 を移行します。
補足 ・〈 〉〈 〉ボタンで候補値を変更するときに、ボタンを押し続けると、連続
的に表示を変えることができます。また、〈 〉と〈 〉ボタンを同時に押 すと、初期値が表示されます。
2.1 各部の名称と働き 35

ディスプレイの表示について

プリンターの状態
本機の状態を表す「プリント画面」と、本機に関する設定をする「メニュー画面」があり ます。
補足 ・ 設定の状態によって表示されるメッセージは異なります。
プリント画面
印刷しているときやデータを待っているときは、ディスプレイはプリント画面になってい ます。コンピューターからのデータを印刷しているときのプリント画面では、次のような 内容が表示されます。
データを受信している ポート
給紙トレイ
メニュー画面
本機に関する設定をする画面です。 メニュー画面は、〈メニュー〉ボタンを押して表示します。メニュー画面の最初は、次の
画面が表示されます。
参照 ・ メニュー画面で設定できる項目:「5 操作パネルでの設定」(P. 67)
36 2 プリンターの基本操作

2.2 電源を入れる / 切る

電源を入れる

1. プリンターの電源スイッチの〈|〉側を押
します。
2. 電源を入れると、操作パネルのディスプレ
イに[オマチクダサイ]と表示されます。 この表示が、[プリント デキマス]になる ことを確認します。
補足 ・[オマチクダサイ]の表示になっているときは、本機
がウオームアップ中です。この間は、印刷できません。
・ エラーメッセージが表示された場合には、「主なエ
ラーメッセージ (50 音順 )」(P. 104) を参照して対処 をしてください。

電源を切る

注記
・ 操作パネルのディスプレイに、[ オマチクダサイ ] が表示されているときは、本機の電源を切らないで
ください。 ・ 印刷中は本機の電源を切らないでください。紙づまりの原因になります。 ・ 電源を切ると、本機内に残っている印刷データや本機のメモリー上に蓄えられた情報は消去されます。
1. 操作パネルのランプやディスプレイ表示な
どで、プリンターが処理中でないことを確 認します。
2. プリンターの電源スイッチの〈○〉側を押
し、電源を切ります。
2.2 電源を入れる / 切る 37

2.3 漏電ブレーカーについて

本機の背面右側には、漏電ブレーカーがあります。 機械に漏電が起こったときに、電気回路を自動的に遮断して漏電や火災などを防ぐための
ものです。 漏電ブレーカーが作動したときは、機械の絶縁状態を点検したあと、〈RESET〉ボタンを
押してください。 機械の絶縁状態が改善されないと、またすぐに漏電ブレーカーが作動します。このような
場合は、お買い求めの販売店、またはサービス窓口にご連絡ください。
また、1 か月に一度は機械の電源スイッチを切り、漏電ブレーカーが正常に作動するかを 点検してください。正常に作動しない場合、感電のおそれがあります。
漏電ブレーカーの確認手順は以下のとおりです。 漏電ブレーカーに異常などがある場合は、お買い求めの販売店、またはサービス窓口にご
連絡ください。
機械の電源スイッチを切ります。 ② 機械の本体背面右側にある漏電ブレーカーの〈TEST〉ボタンを、先の細い棒などで
押します。 ③ 漏電ブレーカーの〈RESET〉ボタンが上がったことを確認します。 ④ 確認後、漏電ブレーカーの〈RESET〉ボタンを押します。(テストが解除されます。)
〈RESET〉ボタン
〈TEST〉ボタン
38 2 プリンターの基本操作

2.4 節電モードを設定 / 解除する

本機は、待機しているときの電力の消費を抑えるために、低電力モードとスリープモード の 2 つのモードを備えています。
工場出荷時は、最後の印刷が完了してから 3 分間印刷データを受信しないと、低電力モー ドに移行し、さらに 2 分間データを受信しないと、スリープモードに移行する設定になっ ています。
低電力モードになると、操作パネルには、[プリントデキマス / タイキ]と表示されます。 スリープモードになると、〈節電〉ランプだけが点灯し、他のランプは消灯します。ディ
スプレイも消灯し、何も表示されません。 低電力 / スリープモードに切り替わるまでの時間は、操作パネルのメニューで変更できま
す。設定できる範囲は、低電力モード、スリープモードともに 1 ~ 60 分です。スリープ モード時の消費電力は、5W 以下で、スリープモードから印刷できる状態になるまでの時 間は、約 20 秒です。
補足 ・ スリープモードは、移行しないように設定することができます。 ・ 低電力 / スリープモードの設定を変更する手順については、「操作例:低電力 / スリープモードの設定
を変更する」(P. 70) を参照してください。
節電モードを解除する
節電モードは、コンピューターからのデータを受信すると、自動的に解除されます。 また、手動で解除するには、低電力モードの場合は操作パネルのいずれかのボタンを、ス
リープモードの場合は〈節電〉ボタンを押します。
補足 ・ 低電力モードの場合は、カバーを開閉したときにも、自動的に節電モードが解除されます。 ・ スリープモード中は、操作パネルの〈節電〉ボタン以外のボタンは、機能しません。
まず、〈節電〉ボタンを押して、スリープモードを解除してください。
2.4 節電モードを設定 / 解除する 39

2.5 印刷を中止する / 確認する

印刷を中止する

印刷を中止するには、コンピューター側で印刷の指示を取り消す方法とプリンター側で印 刷の指示を取り消す方法があります。
コンピューターで処理中のデータの印刷を中止する
1. 画面右下のタスクバー上のプリンターアイコン をダブルクリックします。
2. 表示されたウィンドウから、中止したいドキュメント名をクリックし、削除
(〈Delete〉キーを押す)します。ウィンドウ内に中止したいドキュメントが表示さ
れていない場合は、プリンターの操作パネルで〈プリント中止〉ボタンを押して印刷 を中止してください。
プリンターで印刷中 / 受信中データの印刷を中止する
操作パネルの〈プリント中止〉ボタンを押します。ただし、印刷中のページは印刷されます。

印刷指示したデータの状態を確認する

Windows での確認方法
1. 画面右下のタスクバー上のプリンターアイコン をダブルクリックします。
2. 表示されたウィンドウから、[状態]を確認します。
CentreWare Internet Services を使用した確認方法
CentreWare Internet Services の[ジョブ]タブで、プリンターに指示した印刷ジョ ブの状態を確認できます。
参照 ・ CentreWare Internet Services の使用方法 :「1.3 CentreWare Internet Services でプリンター
を設定する」(P. 27)
・ [ ジョブ ] タブ:CentreWare Internet Services のヘルプ
40 2 プリンターの基本操作

3 印刷する

3.1 コンピューターから印刷する

Windows環境のアプリケーションから印刷するための基本的な流れは、次のとおりです。 ここでは、Windows XP のワードパッドを例に説明します。
(ご使用になるコンピューターやアプリケーションによって、手順が異なる場合がありま
す。)
1. アプリケーションの[ファイル]メニューから、[印刷]をクリックします。
2. 使用するプリンターを本機に設定し、プロパティダイアログボックスを表示します。
この例では、[詳細設定]をクリックすると、プロパティダイアログボックスを表示 できます。
3. 各タブを切り替えて印刷機能を設定し、[OK]をクリックします。各機能の詳細は、
プリンタードライバーのヘルプを参照してください。
(1)
ヘルプを表示するには
(1)[?]をクリックして知りたい機
能の項目をクリックします。 項目の説明が表示されます。
(2)[ヘルプ]をクリックします。
[ヘルプ]ウィンドウが表示され
ます。
(2)
4. [印刷]ダイアログボックスで[印刷]をクリックし、印刷を実行します。
3.1 コンピューターから印刷する 41
プロパティダイアログボックスで設定できる便利な印刷機能
*1
プリンタードライバーの各タブで設定できる代表的な機能を紹介します。各機能の詳細に ついては、プリンタードライバーのヘルプを参照してください。
タブ 機能
基本
グラフィックス ・ おすすめ画質タイプ
・ 両面印刷
手動で用紙の両面に印 刷できます。
・ 小冊子作成
正しいページ順の小冊 子になるように、両面印 刷とページ配分を組み 合わせて印刷します。
写真やプレゼンテーションなど、印刷する文書の種類や用途に合わせて画質を調整で きます。
*2
*2
・ まとめて 1 枚(N アップ)
1 枚の用紙に、複数の ページを割り付けて 印刷します。
・ お気に入り
リストから項目を選択するだけで、目的に合った設定 が一度にできます。 よく使う印刷設定を登録することもできます。
・ 拡大連写
ポスターなどを作製す るときに使用します。
スタンプ ・ スタンプ
印刷データに「社外秘」などの特定の文字を重ね合わせて印刷します。
*1
印刷機能は、[プリンタと FAX](OS によっては[プリンタ])ウィンドウのプリンターアイコンから、 プロパティダイアログボックスを表示して設定することもできます。 ここで設定した内容は、アプリケーションからプロパティダイアログボックスを表示したときの初期値 になります。
*2
トレイ 1 だけ対応しています。
42 3 印刷する

3.2 はがきや封筒に印刷する

はがきや封筒に印刷する方法を説明します。

はがき / 封筒をセットする

はがきをトレイ 1 にセットする
はがきは、向きに注意してセットします。
注記
・ 多色刷りのはがき、インクジェット用のはがきは使用できません。
補足 ・ 手差しスロットに用紙をセットして印刷することもできます。手差しスロットに用紙をセットする方法
については、「手差しスロットに用紙をセットする」(P. 60) を参照してください。
1. トレイ 1 をプリンター本体から取り外しま
す。
2. 印刷する面(例:あて名面)を上にし、は
がきをたて置きにセットします。このとき、 郵便番号記入欄は手前にします。
3. 用紙ガイドをはがきのサイズに合わせま
す。
4. トレイ 1 をプリンター本体に戻します。
注記
・ トレイを押し込むとき、トレイとプリンター本体の間
に指を挟まないように注意してください。
5. 操作パネルを使用して、トレイ1の用紙の
種類とサイズを変更します。
参照 ・ 操作パネルでの変更手順は、「 操作パネルでトレイ 1
の用紙の設定を変更する」(P. 62) を参照してくださ い。
3.2 はがきや封筒に印刷する 43
封筒をトレイ1にセットする
洋形
封筒は、あて名面のみ、印刷できます。うら面には印刷できません。 また、本機で使用できる封筒のサイズは、次のとおりです。
・ 洋形 2 号 (162x114mm) ・ 洋長形 3 号 (235x120mm) ・ 洋形 3 号 (148x98mm) ・ 長形 3 号 (120x235mm) ・ 洋形 4 号 (235x105mm)
注記
・ きれいに印刷するためには、次のような封筒は使用しないでください。
・ カールやよじれがある封筒 ・ 貼り付いている封筒や、破損している封筒 ・ 窓、穴、ミシン目、切り抜き、エンボスがある封筒 ・ ひもや金属製の留め金が付いている封筒や、折り曲げ部分に金属片を使用している封筒 ・ 切手が貼ってある封筒 ・ フラップを閉じたときに糊がはみ出している封筒 ・ ふちがギザギザの封筒や、隅が折れている封筒 ・ 表面にしわや凹凸、貼り合わせなどの加工をしてある封筒
補足 ・ 封筒はトレイ1に 10 枚までセットできます。
次の手順に従って、封筒をセットしてください。
1. トレイ1をプリンター本体から取り外します。
2. 封筒は、あて名面を上にしてセットします。
用紙のセット方向、フラップの開閉については封筒のサイズにより異なります。下図で確 認してください。
長形 3 号
(たて置き)
2号、洋形3号、
洋形 4 号、洋長形 3 号
(たて置き)
洋形 2 号、洋形 3 号
(よこ置き)
あて名面を上にし、フラップが 手前になるようにセット
あて名面を上にし、フラップが 右側になるようにセット
あて名面を上にし、フラップが 奥側になるようにセット
44 3 印刷する
3. 用紙ガイドを動かしてセットした封筒のサイズに合わせます。
4. トレイ 1 をプリンター本体に戻します。
注記
・ トレイを押し込むとき、トレイとプリンター本体の間に指を挟まないように注意してください。
5. 操作パネルを使用して、トレイ1の用紙の種類とサイズを変更します。
参照 ・ 操作パネルでの変更手順は、「 操作パネルでトレイ 1 の用紙の設定を変更する」(P. 62) を参照してく
ださい。
3.2 はがきや封筒に印刷する 45

はがき / 封筒に印刷する

ここでは、Windows XP のワードパッドを例に説明します。
補足 ・ プリンターのプロパティダイアログボックスの表示方法は、アプリケーションによって異なります。各
アプリケーションのマニュアルを参照してください。
1. [ファイル]メニューから[印刷]をクリックします。
2. 使用するプリンターを本機に設定し、[詳細設定]をクリックします。
3. [トレイ / 排出]タブをクリックします。
4. [用紙トレイ選択]からはがき / 封筒をセットしたトレイを選択します。
4 5
5. [用紙種類]から用紙種類を選択します。
補足 ・ 手順 4 で [ 手差しスロット ] を選択した場合は、[ 手差しスロット用紙種類 ] から [ 封筒 ] または [ はが
き ] を選択します。
46 3 印刷する
6. [基本]タブをクリックします。
7. [原稿サイズ]から、任意の原稿サイズを選択します。
[[原稿サイズ]の XXX は、以下の設定と同時に選択することはできません。 以下 のように変更します。] との警告ダイアログが表示されます。
8. [OK]をクリックします。
7 9
9. [出力用紙サイズ]から、セットした用紙のサイズを選択します。
補足 ・ 封筒に印刷する場合、セットした封筒の種類によっては次の手順が必要です。
1.[小冊子 / 拡大連写 / 混在原稿 / 回転]をクリックして[小冊子 / 拡大連写 / 混在原稿 / 回転]ダイ アログボックスを表示します。
2.[原稿 180°回転]を設定し、[OK]をクリックします。
10.[OK]をクリックします。
11.[印刷]ダイアログボックスで[印刷]をクリックし、印刷を実行します。
3.2 はがきや封筒に印刷する 47

3.3 非定形サイズの用紙に印刷する

非定形サイズの用紙に印刷する方法を説明します。 本機で使用できる用紙サイズは、次のとおりです。
手差しスロット トレイ 1
手差しスロットの挿入口
給紙方向
長さ: 127 ~ 355.6mm
幅:
76.2 ~ 215.9mm

非定形サイズの用紙をセットする

非定形サイズの用紙をセットする方法は、定形サイズの用紙をセットする方法と同じで す。「4.2 用紙をセットする」(P. 60) を参照してください。

非定形サイズを登録する

印刷する前に、プリンタードライバーで非定形サイズを登録します。ここでは、Windows XP を例に、説明します。
非定形サイズの用紙をトレイ 1 にセットした場合は、あらかじめ操作パネルでトレイの用 紙サイズを設定してください。操作パネルでの設定については、「 トレイの用紙サイズを 変更する」(P. 63) を参照してください。
長さ: 127 ~ 355.6mm
幅:
76.2 ~ 215.9mm
給紙方向
本機に向かって手前
48 3 印刷する
注記
・ プリンタードライバーおよび操作パネルで用紙サイズを設定するときは、必ず実際に使用する用紙のサ
イズと同じくしてください。用紙と異なるサイズを設定して印刷すると、機械の故障の原因になります。
補足 ・ Windows 2000/Windows XP/Windows Server 2003/Windows Vista では、管理者の権利があ
るユーザーの場合にだけ、設定を変更できます。権利がない場合は、内容の確認だけできます。
・[ユーザー定義用紙]ダイアログボックスの設定は、Windows 2000/Windows XP/Windows Server
2003/Windows Vista の場合、ローカルプリンターではコンピューターのフォームデータベースを使 用するため、コンピューター上のほかのプリンターにも影響します。ネットワーク共有プリンターでは プリントキューが存在するサーバー上のフォームデータベースを使用するため、別のコンピューター上 の同じネットワーク共有プリンターにも影響します。
1. [スタート]メニューから、[プリンタと FAX]をクリックし、使用するプリンター のプロパティを表示します。
2. [初期設定]タブをクリックします。
3. [ユーザー定義用紙]をクリックします。
3
4. [設定一覧]リストボックスから、設定するユーザー定義を選択します。
4
5. [設定の変更]で、短辺と長辺の長さを指定します。 キー入力、または[ ][ ]で指定します。 短辺の値は、範囲内でも長辺より大きくすることはできません。長辺の値は、範囲内 でも短辺より小さくすることはできません。
6. 用紙名をつける場合は、[用紙名をつける]にチェックを付け、[用紙名]に入力します。 用紙名の最大文字数は半角で 14 文字、全角で 7 文字です。
7. 必要に応じて、手順 4 ~ 6 を繰り返して、用紙サイズを定義します。
8. [OK]をクリックします。
9. [OK]をクリックします。

非定形サイズの用紙に印刷する

5 6
ここでは、Windows XP のワードパッドを例に説明します。
注記
・ 正しい用紙サイズを設定しないで印刷すると、機械の故障の原因になります。
補足 ・ プリンターのプロパティダイアログボックスの表示方法は、アプリケーションによって異なります。各
アプリケーションのマニュアルを参照してください。
3.3 非定形サイズの用紙に印刷する 49
1. [ファイル]メニューから、[印刷]を選択します。
2. 使用するプリンターを本機に設定し、[詳細設定]をクリックします。
3. [トレイ / 排出]タブをクリックします。
4. [用紙トレイ選択]から、非定形サイズの用紙がセットされているトレイを選択しま す。
4 5
5. [用紙種類]または [ 手差しスロット用紙種類 ] から、用紙種類を選択します。
6. [基本]タブをクリックします。
7. [原稿サイズ]から、任意の原稿のサイズを選択します。
7 8
8. [出力用紙サイズ]から、登録したユーザー定義サイズの用紙を選択し、[OK]をク リックします。
50 3 印刷する
9. [印刷]ダイアログボックスで[印刷]をクリックし、印刷を実行します。

3.4 両面印刷する

トレイ1を使用して、手動で両面に印刷する方法を説明します。
補足 ・ 手差しスロットを使用した両面印刷はできません。 ・ 両面印刷ができる用紙のサイズや種類については、「4.1 用紙について」(P. 54) を参照してください。

両面に印刷する

本機で両面印刷を行う場合は、まず、コンピューター側で [ 両面 ] を指定し、印刷指示を します。偶数ページだけが先に印刷されるので、そのあと、プリンター側で用紙をセット し直し、奇数ページを印刷します。
ここでは、Windows XP のワードパッドを例に説明します。
補足 ・ プリンターのプロパティダイアログボックスの表示方法は、アプリケーションによって異なります。各
アプリケーションのマニュアルを参照してください。
コンピューター側の操作
1. [ファイル]メニューから[印刷]をクリックします。
2. 使用するプリンターを本機に設定し、[詳細設定]をクリックします。
3. [トレイ / 排出]タブをクリックします。
4. [用紙トレイ選択]から[トレイ 1]を選択します。
4 5
5. [用紙種類]から、用紙種類を選択します。
6. [ 基本 ] タブをクリックします。
3.4 両面印刷する 51
7. [原稿サイズ]から、任意の原稿サイズを選択します。
7 8
8. [出力用紙サイズ]から、セットした用紙のサイズを選択します。
9. [両面]から [ 長辺とじ ] または [ 短辺とじ ] を選択します。
52 3 印刷する
10.[OK]をクリックします。
11.[印刷]ダイアログボックスで[印刷]をクリックし、印刷を実行します。 手動両面印刷の方法が画面に表示されます。次項のプリンター側での操作を、この画 面で確認できます。
補足 ・ この画面を閉じると再び表示できません。印刷が終了するまで閉じないでください。
プリンター側の操作
ここでは、6 ページの原稿を両面印刷する例で説明します。
1. 6 ページめ、4ページめ、2ページめの順 に、偶数ページが印刷されます。 偶数ページがすべて印刷されると、操作パ ネルに右のメッセージが表示されます。
2. 排出トレイから印刷された用紙を取り出し ます。 手順 1 で印刷した面を下に(白紙面を上に) して、トレイ1にセットします。
3. トレイ 1 をプリンター本体に戻します。
注記
・ トレイを押し込むとき、トレイとプリンター本体の間
に指を挟まないように注意してください。
4. メッセージが [[ セット ] ヲ オシテ クダサ イ ] に変わります。
〈セット〉ボタンを押してください。
3.4 両面印刷する 53

4 用紙について

4.1 用紙について

適正でない用紙を使用した場合、紙づまりや印字品質の低下、故障、および装置破損の原 因になることがあります。本機の性能を効果的に使用するために、ここで紹介する用紙を 使用することをお勧めします。
なお、推奨の用紙以外を使用するときは、お買い求めの販売店、またはサービス窓口にお 問い合わせください。
警告
・ 電気を通しやすい紙(折り紙 / カーボン紙 / 導電性コーティングを施された紙など)を
使用しないでください。ショートして火災の原因となるおそれがあります。

使用できる用紙

用紙のサイズと用紙種類
本機にセットできる用紙のサイズ、用紙種類、最大収容枚数は、次のとおりです。
補足 ・ メートル坪量とは、1m
用紙トレイ サイズ 用紙種類(メートル坪量) 最大収容枚数
手差しスロッ ト
トレイ1(標準)
A4 、B5 、A5
レター 、はがき
往復はがき
封筒(洋形 2 号 、洋形 3 号
洋形 4 号 、洋長形 3 号
長形 3 号 )、ユーザー定義
(幅 76.2 ~ 215.9mm、
長さ 127 ~ 355.6mm)
A4 、B5 、A5
レター 、はがき
往復はがき
封筒(洋形 2 号 /
洋形 3 号 / 、洋形 4 号
洋長形 3 号 、長形 3 号 )、 ユーザー定義
(幅 76.2 ~ 215.9mm、
長さ 127 ~ 355.6mm)
2
の用紙 1 枚の質量をいいます。
普通紙、再生紙、上質紙、 厚紙 1(106 ~ 163g/m 厚紙 2(164 ~ 216g/m コート紙 1(60 ~ 105g/m コート紙2(106~163g/m コート紙3(164~216g/m
ラベル紙、封筒、はがき
普通紙、再生紙、上質紙、 厚紙 1(106 ~ 163g/m 厚紙 2(164 ~ 216g/m コート紙 1 コート紙 2 コート紙 3
ラベル紙、封筒、はがき
*
(60 ~ 105g/m2)、
*
(106 ~ 163g/m2)、
*
(164 ~ 216g/m2)、
2
2
2
2
1枚 )、 )、
2
)、
2
)、
2
)、
250 枚(P 紙)、または
27.6mm 以下
)、 )、
封筒は 10 枚以下
注記
・ コート紙は 1 枚ずつ、セッ
トしてください。 複数枚をセットした場合、用 紙が湿気を含んで複数枚が 重なって機械に入り、故障の 原因になることがあります。
注記
・ プリンタードライバーや操作パネルでは、正しい用紙サイズ、用紙種類、用紙トレイを選択して印刷し
てください。 用紙のセットや、設定方法が適切でないと、紙づまりの原因になります。
・ 水、雨、蒸気などの水分により、印刷面の画像がはがれることがあります。詳しくはお買い求めの販売
店、またはサービス窓口にお問い合わせください。
54 4 用紙について
両面印刷ができる用紙
本機の両面印刷は、手動で行います。両面印刷ができる用紙のサイズと種類は、次のとお りです。
両面印刷をする場合は、必ずトレイ1に用紙をセットしてください。手差しスロットから は印刷できません。
サイズ 用紙種類
A4 、B5 、A5
レター 、はがき 、往復はがき 、 ユーザー定義(幅 76.2 ~ 215.9mm、 長さ 127 ~ 355.6mm)
*1
:はがきは、郵便はがき(公社製)、および往復はがきのみ両面印刷できます。
補足 ・ 本機では、はじめに偶数ページ(裏面)を印刷します。その後印刷された用紙を取り出し、白紙面を上
向きにセットして、奇数ページ(おもて面)を印刷します。
普通紙、再生紙、上質紙、 厚紙 1(106 ~ 163g/m
*1
はがき
2
)、
使用できる用紙の規格
一般に市販されている用紙(一般紙と呼びます)に印刷する場合は、下表の規格に合った 用紙を購入してください。ただし、より鮮明に印刷するためには、次ページで紹介する標 準紙の使用をお勧めします。
用紙トレイ 規格(メートル坪量)
手差しスロット
トレイ 1
60 ~ 216g/m
60 ~ 216g/m
(両面印刷時は 60 ~ 163g/m
2
2
2)
4.1 用紙について 55
推奨または使用確認済みの用紙
次に、推奨、または使用できることを確認している用紙の一部を紹介します。 再生紙については、次項の「再生紙の利用について」(P. 57) を参照してください。 また、これ以外の用紙については、お買い求めの販売店、またはサービス窓口にお問い合
わせください。
商品名 メートル坪量
P紙 *標準紙(白黒印刷用)
2
(シー・ツー)紙
C *標準紙(カラー印刷用)
DR 紙
J紙
JD 紙
J コート紙
JD コート紙
ラベル用紙
(ノーカット)
64g/m
70g/m
用紙種類
の設定
2
2
普通紙 社内配布資料や一般のオフィス用の中厚口用紙
普通紙 一般のオフィス用で、白黒、カラーのどちらにも適して
用紙の特長と使用上の注意
いる、うら写りの少ない、環境に配慮した用紙です。詳 細は、次項「再生紙の利用について」(P. 57) を参照して ください。
76g/m
82g/m
98g/m
95g/m
2
2
2
2
再生紙 古紙パルプ 70% 配合で、カラー用の再生紙
上質紙 企画書や色見本など、幅広く使用できる上質紙
上質紙 カタログやコピー冊子など幅広く活用できる両面紙
コート紙 1 写真やポスター作製などに適したコート紙。1枚ずつセッ
トしてください。
2
105g/m
コート紙 1 カタログ、リーフレットなどの制作に適した両面コート
紙。1 枚ずつセットしてください。
- ラベル紙 全面シールで、カットされていないラベル紙
注記
・ 紙の特性上、カールが発生する場合があります。連続
で使用する場合は、早めに排出トレイから用紙を取り 除いてください。また、ラベル紙を取り扱う際には、ラ ベル紙の取扱説明書も参照してください。
郵便はがき(公社製)
190g/m
2
はがき 市販のはがき
(100×148mm)
注記
往復はがき
・ インクジェット用のはがきは使用できません。
(200×148mm)
封筒 - 封筒 市販の封筒
使用できるサイズは、「用紙のサイズと用紙種類」(P. 54) を参照してください。
56 4 用紙について
再生紙の利用について
本機は、環境にやさしい再生紙などがご利用いただけるように設計されています。 環境に配慮した用紙として、再生紙に加え、一般上質紙についても森林認証パルプ *
植林木を原料とした環境配慮型パルプを採用するように努めています。
2
ご利用できる再生紙の種類は、67 ~ 80g/m 意しています。
です。参考までに、次の種類の用紙を用
1
商品名 坪量(連量)
Green100
WR100
リサイクルカラー
ペーパー 100
2r
C
2
C
67g/m
(58kg)
67g/m
(58kg)
67g/m
(58kg)
70g/m
(60kg)
70g/m
(60kg)
古紙
配合率
2
2
2
2
2
100% 0% 特になし 再生紙
100% 0% 特になし 再生紙
100% 0% 特になし 再生紙
70% 30% 特になし 再生紙
0% 100% 森林認証パルプ
ECF
パルプ
配合率
*2
パルプ
原料
30%配合
用紙トレイに設定
する
用紙種類
普通紙
*3
上記の商品は 2007 年 11 月現在、グリーン購入ネットワーク(GPN)データベース登 録商品です。
*1 森林認証パルプとは、独立した第三者機関により、適切に管理されていると認証され
た森林から生産されたパルプです。
*2 ECF パルプ配合率とは、ECF 方式で製造されたパルプの配合率です。塩素系漂白剤に
塩素ガスを使用せず、有機塩素化合物がほとんど発生しない二酸化塩素を主に使用し、 酸素系漂白剤と組み合わせた漂白方法です。製紙工場での排水時の残留塩素も大幅に 削減されます。
*3 用紙を用紙トレイにセットするときには、セットした用紙に合わせて、用紙種類を設
定してください。詳細は、「操作パネルでトレイ 1 の用紙の設定を変更する」 (P.62) を 参照してください。
4.1 用紙について 57

使用できない用紙

次のような用紙は、使用しないでください。紙づまりや故障、および装置破損の原因にな ります。
・ OHP フィルム
・ インクジェット専用紙、インクジェット用 OHP フィルム、インクジェット用郵政はがき
・ 厚すぎる用紙、薄すぎる用紙
・ 他のプリンターやコピー機で、一度印刷された用紙
・ しわや折れ、破れのある用紙
・ 湿っている用紙、ぬれている用紙
・ 波打っている用紙、反っている(カールしている)用紙
・ 静電気で密着している用紙
・ 貼り合わせた用紙、のりが付いた用紙
・ 絵入りのはがき
・ 紙の表面が特殊コーティングされた用紙
・ 表面加工したカラー用紙
・ 熱で変質するインクを使った用紙
・感熱紙
・ カーボン紙
・ ホチキス、クリップ、リボン、テープなどが付いた用紙
・ ざら紙や繊維質の用紙など、表面がなめらかでない用紙
・ 酸性紙を使用した場合は、文字ボケが出ることがあります。そのときは、中性紙に替え
てください。
・ 凹凸や止め金のある封筒
・ 台紙全体がラベルなどで覆われていないものや、カットされているラベル用紙
・ タックフィルム
・ 水転写紙
・ 布地転写紙
注記
・ 絵入りのはがきを給紙すると、絵柄裏写り防止用の粉が用紙搬送ロールに付着し、給紙できなくなるこ
とがあります。
58 4 用紙について

用紙の保管と取り扱い

適切な用紙でも、保管状態が悪い場合には変質し、紙づまりやカール、印字品質の低下、 故障の原因になります。用紙を保管するときは、次のことに気をつけてください。
用紙の保管場所
・ 温度:10 ~ 30°C
・ 相対湿度:30 ~ 65%
保管上の注意
・ 開封後、残りの用紙は包装してあった紙に包み、キャビネットの中や湿気の少ない場所
に保管してください。
・ 用紙は立てかけずに、平らな場所に保管してください。
・ しわ、折れ、カールなどが付かないように保管してください。
・ 直射日光の当たらない場所に保管してください。
4.1 用紙について 59

4.2 用紙をセットする

ここでは、手差しスロット、およびトレイ 1 に用紙をセットする方法を説明します。

手差しスロットに用紙をセットする

注記
・ 本機は、電源を入れた状態で用紙をセットしてください。 ・ 手差しスロットでは用紙が斜めに印刷されることがあります。 このような場合はトレイ 1 を使用して
ください。
補足 ・ 封筒やはがきを手差しスロットにセットする場合は、セットする用紙の向きに注意する必要がありま
す。「 手差しスロットに封筒やはがきをセットする場合の向き」(P. 65)、および「 トレイ 1 に封筒や はがきをセットする場合の向き」(P. 65) を参照してください。
1. 手差しスロットの用紙ガイドを、印刷する 用紙のサイズに合わせます。
注記
・ 用紙ガイドは、用紙サイズに合わせてセットしてくだ
さい。用紙に対してセット幅が狭すぎたり、ゆるすぎ たりすると紙づまりの原因になります。
2. 用紙は、印刷する面を下にして両手で持ち、 手差しスロットから、用紙の先端が軽く突 き当たるまで挿入します。用紙が少し引き 込まれるまで、そのままの状態で待ちます。 プリンターが自動的に給紙を始めたら、用 紙から手を離します。
注記
・ 用紙は、手差しスロットの適切な位置にまっすぐ挿入してください。用紙が正しく給紙されないと、斜
めに印刷されたり、紙づまりを起こすおそれがあります。
・ 用紙は 1 枚ずつ挿入して、印刷してください。紙づまりを起こすおそれがあります。
補足 ・ プリンタードライバーの [ トレイ / 排出 ] タブで用紙種類を [ 自動 ] に設定しても、手差し印刷はでき
ません。[ トレイ / 排出 ] タブの [ 用紙トレイ選択 ] で[手差しスロット]を選択してください。
・ 手差しスロットから印刷する場合、プリンタードライバー上で用紙サイズと用紙種類を設定してくださ
い。詳しくは、プリンタードライバーのヘルプを参照してください。
60 4 用紙について

トレイ 1 に用紙をセットする

注記
・ 印刷動作中は、用紙を取り除いたり、追加したりしないでください。紙づまりの原因になることがあり
ます。
・ 本機は、電源を入れた状態で用紙をセットしてください。
1. トレイ 1 をゆっくり引き出し、プリンター から取り外します。
2. 用紙ガイドを用紙のサイズに合わせます。 A4 サイズ以下の用紙をセットする場合は、 縦の用紙ガイドクリップをつまみ、用紙の サイズまで動かします。次に横の用紙ガイ ドクリップをつまみ、用紙のサイズまで動 かします。
補足 ・ A4 サイズよりも長い用紙をセットする場合は、縦の
用紙ガイドクリップをつまみ、トレイの端まで動かし たあと、トレイの奥側の右部分を持って、セットする 用紙のサイズまでトレイを引き出します。 最後に、横の用紙ガイドクリップをつまみ、用紙のサ イズまで動かします。
A4 サイズ以下の用紙をセットする場合
A4サイズよりも長い用紙をセットする場合
3. 印刷する面を上にして、用紙をセットしま す。 用紙ガイドを、用紙の端に軽く当たるまで 動かします。
注記
・ 用紙ガイドが強すぎたり、ゆるかったりすると紙づま
りの原因になります。
4.2 用紙をセットする 61
注記
・ 用紙上限線(MAX)を超える量の用紙をセットしな
いでください。 紙づまりの原因になることがありま す。
4. トレイ 1 をプリンターの奥までしっかり押 し込みます。 必要に応じて排出トレイを広げて延長しま す。
注記
・ トレイを押し込むとき、トレイとプリンター本体の間
に指を挟まないように注意してください。
補足 ・ トレイを伸ばした場合は、延長部分がプリンターの背
面から突き出ます。
5. 操作パネルを使用して、トレイ 1 の用紙の 種類とサイズを変更します。
参照 ・ 操作パネルでの変更手順は、「操作パネルでトレイ 1
の用紙の設定を変更する」 (P.62) を参照してくださ い。

操作パネルでトレイ 1 の用紙の設定を変更する

トレイ 1 に用紙をセットした場合は、操作パネルでサイズと種類を設定します。 印刷時に、プリンタードライバーで設定したサイズと種類が操作パネルでの設定と一致し
ていないと、正しい用紙のセットを促すエラーメッセージが表示されます。 工場出荷時には、用紙種類は普通紙、サイズは A4 タテにそれぞれ設定されています。
補足 ・ 用紙をトレイにセットすると、操作パネルにメッセージが表示され、用紙種類とサイズを設定できます。
メッセージを毎回表示しない設定に変更するには、操作パネルの[ヘンコウ ガメン ヒョウジ]を [ シナ イ ](初期値:[ スル ])に設定します。
参照 ・ 操作パネルで用紙サイズを設定する方法:「トレイの用紙サイズを変更する」(P. 63) ・ 操作パネルで用紙種類を変更する方法:「トレイの用紙種類を変更する」(P. 62) ・[ヘンコウ ガメン ヒョウジ]について:「[ ヘンコウ ガメン ヒョウジ ](変更画面表示)」(P. 86)
トレイの用紙種類を変更する
ここでは、操作パネルでトレイ 1 の用紙種類を変更する方法を説明します。
1. 操作パネルの〈メニュー〉ボタンを押して、
62 4 用紙について
メニュー画面を表示します。
メニュー   レポート / リスト
2. [ヨウシトレイ セッテイ]が表示されるま で、〈 〉ボタンを押します。
メニュー  ヨウシトレイ セッテイ
3. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択 します。
[トレイ 1]が表示されます。
4. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択 します。
[ヨウシ シュルイ]が表示されます。
5. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択 します。 現在の設定値が表示されます。
6. 設定したい用紙種類が表示されるまで、
〈 〉ボタンを押します。 (例:フウトウ)
7. 〈セット〉ボタンで決定します。
8. 〈メニュー〉ボタンを押して、プリント画面 に戻ります。
ヨウシトレイ セッテイ    トレイ 1
トレイ 1   ヨウシ シュルイ
ヨウシ シュルイ
フツウシ *
ヨウシ シュルイ
フウトウ
ヨウシ シュルイ
フウトウ *
トレイの用紙サイズを変更する
ここでは、操作パネルでトレイ 1 の用紙サイズを変更する方法を説明します。
1. 操作パネルの〈メニュー〉ボタンを押して、 メニュー画面を表示します。
2. [ヨウシトレイ セッテイ]が表示されるま で、〈 〉ボタンを押します。
3. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択 します。
[トレイ 1]が表示されます。
4. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択 します。
[ヨウシ シュルイ]が表示されます。
5. [ヨウシ サイズ]が表示されるまで、〈〉 ボタンを押します。
メニュー   レポート / リスト
メニュー   ヨウシトレイ セッテイ
ヨウシトレイ セッテイ    トレイ 1
トレイ 1
ヨウシ シュルイ
トレイ 1
ヨウシ サイズ
4.2 用紙をセットする 63
6. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択 します。 現在の設定値が表示されます。
ヨウシ サイズ
A4 タテ *
7. 設定したい用紙サイズと向きが表示される まで、〈 〉ボタンを押します。 ここでは、[テイケイガイ]の例で説明しま す。
8. 〈セット〉ボタンで選択します。 通常はここで手順は終了です。
[テイケイガイ]を選択した場合は、[タテ (Y)ホウコウ ノ サイズ]が表示されます。
9. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択 します。 現在の設定値が表示されます。
10.〈 〉〈 〉ボタンで、たて方向のサイズを 入力し、〈セット〉ボタンを押します。
(例:350mm)
11. たて方向のサイズの設定が終わったら、次 によこ方向のサイズを設定します。
〈 〉ボタンで、[タテ(Y)ホウコウ ノ サ
イズ]に戻ります。
12.〈 〉ボタンを押します。
[ヨコ(X)ホウコウ ノ サイズ]が表示さ
れます。
ヨウシ サイズ
テイケイガイ
テイケイガイ タテ (Y) ホウコウ ノ サイズ
タテ (Y) ホウコウ ノ サイズ
148mm *
タテ (Y) ホウコウ ノ サイズ
350mm *
テイケイガイ タテ (Y) ホウコウ ノ サイズ
テイケイガイ ヨコ (X) ホウコウ ノ サイズ
13.〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択 します。 現在の設定値が表示されます。
14.〈 〉〈 〉ボタンで、よこ方向のサイズを 入力し、〈セット〉ボタンを押します。
(例:200mm)
15.〈メニュー〉ボタンを押して、プリント画面 に戻ります。

はがきや封筒をセットするときの注意

封筒は、あて名面のみ、印刷できます。うら面には印刷できません。 はがきや封筒をセットする場合は、セットする用紙の向きを注意してください。
ヨコ (X) ホウコウ ノ サイズ
210mm *
ヨコ (X) ホウコウ ノ サイズ
200mm *
64 4 用紙について
注記
・ きれいに印刷するためには、次のような封筒は使用しないでください。
・ カールやよじれがある封筒 ・ 貼り付いている封筒や、破損している封筒 ・ 窓、穴、ミシン目、切り抜き、エンボスがある封筒 ・ ひもや金属製の留め金が付いている封筒や、折り曲げ部分に金属片を使用している封筒 ・ 切手が貼ってある封筒 ・ フラップを閉じたときに糊がはみ出している封筒 ・ ふちがギザギザの封筒や、隅が折れている封筒 ・ 表面にしわや凹凸、貼り合わせなどの加工をしてある封筒
トレイ 1 に封筒やはがきをセットする場合の向き
注記
・ のり付きの封筒は、フラップを閉じてフラップが右側または手前になるようにセットしてください。な
お、のり付きの封筒はフラップを閉じて印刷したときに、のりが溶けて封筒に付着する場合があります。
はがき
例)あて名面に印刷する場合
印刷する面を上にし、たて置 きにセットします。
手差しスロットに封筒やはがきをセットする場合の向き
注記
・ のり付きの封筒(洋形 2 号、洋形 3 号、洋形 4 号、洋長形 3 号)は、フラップを閉じてフラップが右
側になるようにセットしてください。のり付きの封筒(長形 3 号)は、トレイ 1 にセットしてくださ い。なお、のり付きの封筒はフラップを閉じて印刷したときに、のりが溶けて封筒に付着する場合があ ります。
封筒(たて置き)
(洋形2号、洋形3号、
洋形 4 号、洋長形 3 号)
あて名面を上にし、フラッ プを閉じて、フラップが右 側になるようにセットしま す。
封筒(長形 3 号)
あて名面を上にし、フラッ プを閉じて、フラップが手 前になるようにセットしま す。
封筒(よこ置き)
(洋形 2 号、洋形 3 号)
あて名面を上にし、フラップ を開いて、フラップが奥側に なるようにセットします。フ ラップは、完全に開いてから セットしてください。
はがき
例)あて名面に印刷する場合
封筒(洋形 2 号、洋形 3 号、
洋形 4 号、洋長形 3 号)
封筒(長形 3 号)
4.2 用紙をセットする 65
はがき
封筒(洋形 2 号、洋形 3 号、
洋形 4 号、洋長形 3 号)
封筒(長形 3 号)
印刷面を下にして、郵便番号記入欄が 奥側になるようにセットします。

排出延長トレイを広げる

排出延長トレイは、印刷された用紙がプリン ターからすべり落ちるのを防ぎます。 原稿を印刷する前には、排出延長トレイを広げ てください。
あて名面を下にし、フラップを閉じ て、フラップ部分が右側になるように セットします。
あて名面を下にし、フラップを開い て、フラップ部分が手前にくるように セットします。フラップは、完全に開 いてからセットしてください。
66 4 用紙について

5 操作パネルでの設定

5.1 メニューの概要

メニューの構成

メニューは、次の 5 つから構成されます。
また、各メニューは、次のような階層で構成されています。
・ メニュー>サブメニュー>項目>候補値
下の図は、共通メニューの階層の一部を示したものです。
5.1 メニューの概要 67
各メニューの概要は、次のとおりです。
メニュー 内容 詳細説明の参照先
レポート / リスト 各種レポート / リストを印刷します。 「7.2 レポート / リストを印刷す
る」(P. 121)
メーター カクニン
(メーター確認)
キカイ カンリシャ メニュー
(機械管理者メニュー)
ヨウシ トレイ セッテイ
(用紙トレイ設定)
ゲンゴ キリカエ
(言語切り替え)
参照 ・ メニュー項目を設定するための基本的な操作方法:「 基本的な操作方法」(P. 69)
印刷した枚数を操作パネルのディスプレイに表示します。「カラーモード別に総印刷枚数を
確認する(メーター)」(P. 122)
[ネットワーク / ポート セッテイ](ネットワーク / ポー
ト設定) コンピューターに接続されている本機のインターフェイ スの種類、およびその通信に必要な条件を設定します。
[システムセッテイ](システム設定)
節電モードや異常警告音の設定など、プリンター本体の 基本的な動作について設定します。
[メンテナンス モード]
機械を調整するための操作や設定をします。
[ソウサパネル セッテイ](操作パネル設定)
メニュー項目の設定が誤って変更されることを防ぐため に、メニュー項目の設定操作に対し、暗証番号を設定し ます。
[ヨウシ トレイ セッテイ](用紙トレイ設定)
用紙トレイにセットした用紙の種類やサイズを設定をし ます。
操作パネルの表示言語を切り替えます。 「[ゲンゴ キリカエ](言語切り替
「[ネットワーク / ポート セッテ
イ](ネットワーク / ポート設定)」 (P. 72)
「[システム セッテイ](システム
設定)」(P. 76)
「[ メンテナンスモード ]」(P. 80)
「[ソウサパネル セッテイ](操作
パネル設定)」(P. 85)
「[ヨウシ トレイ セッテイ](用紙
トレイ設定)」(P. 85)
え)」(P. 87)
68 5 操作パネルでの設定

設定を変更する

基本的な操作方法
メニュー画面を表示したり、各メニューで階層を移りながらプリンターの設定をしたりす るには、操作パネルの次のボタンを押します。
補足 ・ 一度〈セット〉ボタンを押して確定した値(* が付きます)を変更するときは、はじめから設定し直し
てください。
・ メニュー画面は、何も操作しない時間が 3 分間経過すると、メニュー操作を中断し、プリント画面に戻
ります。その場合、中断されたメニュー操作は無効です。
設定した値を、初期値に戻すには
初期値に戻したい項目を表示させて、〈 〉と〈 〉ボタンを同時に押します。 変更処理が終了すると工場出荷時の値が表示されます。〈セット〉ボタンを押すと、値が
確定されます。
5.1 メニューの概要 69
操作例:低電力 / スリープモードの設定を変更する
スリープモードを無効にし、低電力モードへの移行時間を 60 分後に設定します。
補足 ・ この例は、プリンターが節電状態になるまでの時間を、最も遅らせるようにするための設定です。
1. 操作パネルの〈メニュー〉ボタンを押して、 メニュー画面を表示します。
2. [キカイ カンリシャ メニュー]が表示され るまで、〈 〉ボタンを押してメニューを切 り替えます。
補足 ・ 選択したい項目を行き過ぎてしまった場合は、〈〉
タンで戻ります。
3. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択 します。 下の階層に移動します。
補足 ・ 間違って、違う項目で〈 〉ボタンまたは〈セット〉
ボタンを押してしまった場合は、〈 〉ボタンで前の 画面に戻ります。
・ 最初からやり直したい場合は、〈メニュー〉ボタンを
押します。
4. [システム セッテイ]が表示されるまで、
〈 〉ボタンを押します。
メニュー   レポート / リスト
メニュー
キカイ カンリシャ メニュー
キカイ カンリシャ メニュー ネットワーク / ポート セッテイ
キカイ カンリシャ メニュー   システム セッテイ
5. 〈 〉ボタンで選択します。 下の階層に移動します。
6. [スリープ モード]が表示されるまで、〈〉 ボタンを押します。
7. 〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択 します。 最下の階層に移動した場合は、現在の設定 値が表示されます。
8. [ムコウ]が表示されるまで、〈 〉ボタン を押します。
9. 〈セット〉ボタンで決定します。 値が確定されると、右側に * が付きます。
これで、スリープモードに移行しなくなりました。 続けて、低電力モードへの移行時間を変更します。
システム セッテイ テイデンリョク イコウジカン
システム セッテイ   スリープ モード
スリープ モード
ユウコウ *
スリープ モード
ムコウ
スリープ モード
ムコウ *
70 5 操作パネルでの設定
10.〈 〉ボタンで、1 つ上の階層(手順 6 の画 面)に戻ります。
システム セッテイ スリープ モード
11.[テイデンリョクイコウジカン]が表示され るまで、〈 〉ボタンを押します。
12.〈 〉ボタンまたは〈セット〉ボタンで選択 します。 現在の設定値が表示されます。
13.〈 〉〈 〉ボタンを押して、[60 フンゴ] を表示します。
補足 ・〈 〉〈 〉ボタンを押し続けると、連続的に値を変え
ることができます。
14.〈セット〉ボタンで決定します。 値が確定されます。
15. これで設定が完了です。
〈メニュー〉ボタンを押して、プリント画面
に戻ります。
システム セッテイ テイデンリョクイコウジカン
テイデンリョク イコウジカン 3 フンゴ *
テイデンリョク イコウジカン 60 フンゴ
テイデンリョク イコウジカン 60 フンゴ *
プリント デキマス
5.1 メニューの概要 71

5.2 メニュー項目の説明

ここでは、メニューで設定できる項目について説明します。
補足 ・ メニューの設定方法については、「設定を変更する」(P. 69) を参照してください。 ・ CentreWare Internet Services でも、一部操作パネルと同様の項目を設定できます。詳しくは、
CentreWare Internet Services のヘルプを参照してください。
・ メニューの全体を一覧したいときは、「A.3 操作パネルメニュー一覧」(P. 160) を参照してください。

[レポート / リスト]

各種レポート / リストを印刷します。レポート / リストの詳細、および印刷方法は、「7.2 レポート / リストを印刷する」(P. 121) を参照してください。

[メーター カクニン](メーター確認)

印刷した枚数を操作パネルのディスプレイに表示します。メーターは、カラーモードなど によって区分されています。メーターの詳細、および確認手順は、「カラーモード別に総 印刷枚数を確認する(メーター)」(P. 122) を参照してください。

[キカイ カンリシャ メニュー](機械管理者メニュー)

[キカイ カンリシャ メニュー]は、[ネットワーク / ポート セッテイ]、[システム セッ
テイ]、[メンテナンス モード]、[ソウサパネル セッテイ]の 4 つのサブメニューで構成 されています。
[ネットワーク / ポート セッテイ](ネットワーク / ポート設定)
コンピューターに接続されている本機のインターフェイスの種類、およびその通信に必要 な条件を設定します。
[Ethernet セッテイ](Ethernet 設定)
ネットワーク / ポート セッテイ Ethernet セッテイ
設定項目 説 明
Ethernet セッテイ
(Ethernet 設定)
Ethernet インターフェイスの通信速度 / コネクターの種類を設定します。 ・[ジドウ](初期値)
100BASE-TX Full(全二重)、100BASE-TX Half (半二重)、10BASE­T Full (全二重)、10BASE-T Half (半二重)を自動的に切り替えます。
・[10BASE-T Half]
10BASE-T Half (半二重)に固定して使う場合に選択します。
・[10BASE-T Full]
10BASE-T Full (全二重)に固定して使う場合に選択します。
・[100BASE-TX Half]
100BASE-TX Half (半二重)に固定して使う場合に選択します。
・[100BASE-TX Full]
100BASE-TX Full (全二重)に固定して使う場合に選択します。
補足 ・ 設定変更後はプリンターを再起動してください。
72 5 操作パネルでの設定
[TCP/IP]
ネットワーク / ポート セッテイ TCP/IP
TCP/IP IP アドレス シュトクホウホウ
TCP/IP IP アドレス
TCP/IP サブネット マスク
TCP/IP ゲートウェイ アドレス
設定項目 説 明
IPアドレス シュトク ホウホウ
(IP アドレス取得方
法)
TCP/IP を使うために必要な情報(IP アドレス、サブネットマスク、ゲート ウェイアドレス)の取得方法を設定します。 ・[DHCP/Autonet](初期値)
AutoIP 機能付きの DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol) サーバーから自動的に取得します。
・[BOOTP]
BOOTP から自動的に取得します。
・[RARP]
RARP から自動的に取得します。
・[DHCP]
DHCP サーバーから自動的に取得します。
・[パネル]
操作パネルを使って、手動で設定します。設定する IP アドレスについては、 ネットワーク管理者に確認してください。
補足 ・ 設定変更後はプリンターを再起動してください。
IP アドレス、 サブネットマスク、 ゲートウェイ アドレス
自動で取得されたアドレスを確認する場合や、手動で IP アドレスを設定する 場合に使用します。 アドレスは、xxx、xxx、xxx、xxx の形式で入力します。IP アドレスとゲー トウェイアドレスの xxx に設定できるのは 0 ~ 255 までの数値です。ただ し、先頭の xxx に限り、127 と 224 ~ 255 は無効です。また、サブネッ トマスクの各 xxx に設定できるのは、0、128、192、224、240、248、 252、254、255 の数値です。(参照 P. 87 *1)
注記
・ 誤った IP アドレスを設定すると、ネットワーク全体に悪影響を及ぼすこと
があります。
補足 ・ 設定変更後はプリンターを再起動してください。
5.2 メニュー項目の説明 73
[プロトコル]
ネットワーク / ポート セッテイ プロトコル
プロトコル
LPD
プロトコル
Port9100
プロトコル
FTP
プロトコル
SNMP
プロトコル StatusMessenger
プロトコル
インターネットサービス
設定項目 説 明
LPD 電源を入れたときに、LPD ポートの状態を起動にするか、停止にするかを設
定します。 ・[キドウ](初期値) ・[テイシ]
補足 ・ 設定変更後はプリンターを再起動してください。
Port9100 電源を入れたときに、Port9100 ポートの状態を起動にするか、停止にする
かを設定します。 ・[キドウ](初期値) ・[テイシ]
補足 ・ 設定変更後はプリンターを再起動してください。
FTP 電源を入れたときに、FTP ポートの状態を起動にするか、停止にするかを設
定します。 ・[キドウ](初期値) ・[テイシ]
補足 ・ 設定変更後はプリンターを再起動してください。
SNMP 電源を入れたときに、SNMP ポートの状態を起動にするか、停止にするかを
設定します。 本機では、SNMP のトランスポートプロトコルに UDP を使用します。 ・[キドウ](初期値) ・[テイシ]
補足 ・ コンピューター側、本機側ともに IP アドレスが必要です。 ・ 設定変更後はプリンターを再起動してください。
StatusMessenger 電源を入れたときに、StatusMessenger ポートの状態を起動にするか、停
止にするかを設定します。 ・[キドウ](初期値) ・[テイシ]
補足 ・ 設定変更後はプリンターを再起動してください。
74 5 操作パネルでの設定
設定項目 説 明
インターネットサービスインターネットサービスを使うかどうかを設定します。
[キドウ]に設定すると、CentreWare Internet Services を利用し、Web
ブラウザーを介して本機の状態やジョブの状態を表示したり、本機の設定を 変更したりできます。 ・[キドウ](初期値) ・[テイシ]
補足 ・ 設定変更後はプリンターを再起動してください。
[ウケツケ セイゲン](受け付け制限)
補足 ・ 受け付け制限は、CentreWare Internet Services でも設定できます。CentreWare Internet
Services では、この機能のことを「受信制限」と呼んでいます。受信制限の設定例については、「IP ア ドレスによる受信制限」(P. 129) を参照してください。
ネットワーク / ポート セッテイ ウケツケ セイゲン
ウケツケ セイゲン フィルター 1 IP アドレス
ウケツケ セイゲン フィルター 1 マスク
ウケツケ セイゲン フィルター 1 モード
ウケツケ セイゲン フィルター 5 IP アドレス
ウケツケ セイゲン フィルター 5 マスク
ウケツケ セイゲン フィルター 5 モード
設定項目 説 明
フィルター 1 ~ 5 IP アドレス
受信制限を設定する IP アドレスを 0 ~ 255 の数値で入力します。ただし、 先頭の xxx に限り、127 と 224 ~ 255 は無効です。(参照 P. 87 *1)
補足 ・ 設定変更後はプリンターを再起動してください。
フィルター 1 ~ 5 マスク
フィルター 1 ~ 5 モード
アドレスマスクを、0、128、192、224、240、248、252、254、255 の数値で入力します。(参照 P. 87 *1)
補足 ・ 設定変更後はプリンターを再起動してください。
設定したアドレスに対する制限を設定します。 ・[ナシ](初期値)
制限しません。
・[キョカ]
設定したアドレスからの印刷を受け付けます。
・[キョヒ]
設定したアドレスからの印刷を受け付けません。
補足 ・ 設定変更後はプリンターを再起動してください。
5.2 メニュー項目の説明 75
[NV メモリー ショキカ](NV メモリー初期化)
ネットワーク / ポート セッテイ  NV メモリー ショキカ
設定項目 説 明
NV メモリー ショキカ
(NV メモリー
初期化)
NV メモリー内のネットワーク設定を初期化します。NV メモリーを初期化す ると、各種項目の候補値は初期値に戻ります。
補足 ・ NV メモリーとは、電源を切っても本機の設定内容を保持できる不揮発性の
メモリーのことです。
・ 設定変更後はプリンターを再起動してください。
NV メモリー ショキカ ショキカデキマス
[システム セッテイ](システム設定)
プリンター本体の基本的な動作について設定します。
[テイデンリョク イコウジカン](低電力移行時間)
システム セッテイ テイデンリョク イコウジカン
設定項目 説 明
テイデンリョク イコウジカン
(低電力移行時間)
低電力モードに移行するまでの時間を 1 分単位に設定します。
(参照 P. 87 *1)
・[1 フンゴ]~[60 フンゴ](初期値:[3 フンゴ ])
参照 ・「2.4 節電モードを設定 / 解除する」(P. 39) ・「操作例:低電力 / スリープモードの設定を変更する」(P. 70)
[スリープ モード]
システム セッテイ スリープ モード
設定項目 説 明
スリープ モード スリープモードは、低電力モードよりもさらに機械の消費電力を節約する機
能です。 この機能を使用するかどうかを設定します。 ・[ユウコウ](初期値) ・[ムコウ]
参照 ・「2.4 節電モードを設定 / 解除する」(P. 39) ・「操作例:低電力 / スリープモードの設定を変更する」(P. 70)
76 5 操作パネルでの設定
[スリープモード イコウジカン](スリープモード移行時間)
システム セッテイ スリープモードイコウジカン
設定項目 説 明
スリープモード イコウジカン
(スリープモード
移行時間)
低電力モードに移行してから、スリープモードに移行するまでの時間を 1 分 単位に設定します。(参照 P. 87 *1) ・[1 フンゴ]~[60 フンゴ](初期値:[2 フンゴ ])
補足 ・[スリープモード]が[ムコウ]に設定されている場合は、この設定は無効
です。
参照 ・「2.4 節電モードを設定 / 解除する」(P. 39) ・「操作例:低電力 / スリープモードの設定を変更する」(P. 70)
[オト ノ セッテイ](音の設定)
システム セッテイ オト ノ セッテイ
オト ノ セッテイ セイジョウ ニュウリョクオン
オト ノ セッテイ イジョウ ニュウリョクオン
オト ノ セッテイ ジュンビ カンリョウオン
オト ノ セッテイ セイジョウ シュウリョウオン
オト ノ セッテイ イジョウ シュウリョウオン
オト ノ セッテイ イジョウ ケイコクオン
オト ノ セッテイ ヨウシギレ ケイコクオン
オト ノ セッテイ トナーザンリョウ ケイコク
オト ノ セッテイ キテンオン
設定項目 説 明
セイジョウ ニュウ リョクオン
(正常入力音)
イジョウ ニュウ リョクオン
(異常入力音)
操作パネル上のボタンを正しく操作したときに鳴る音です。鳴らすか鳴らさな いかを設定します。 ・[ナラス](初期値) ・[ナラサナイ]
操作パネルの選択できないボタンを押したときや、エラーが発生している状態 で操作をしたときに鳴る音です。鳴らすか鳴らさないかを設定します。 ・[ナラス](初期値) ・[ナラサナイ]
5.2 メニュー項目の説明 77
設定項目 説 明
ジュンビ カンリョ ウオン
(準備完了音)
セイジョウ シュウ リョウオン
(正常終了音)
イジョウ シュウ リョウオン
(異常終了音)
イジョウ ケイコク オン
(異常警告音)
ヨウシギレ ケイコ クオン
(用紙切れ警告音)
トナーザンリョウ ケイコク
(トナー残量警告音)
電源を入れたときなど、機械が印刷できる状態になったときに鳴る音です。鳴 らすか鳴らさないかを設定します。 ・[ナラス](初期値) ・[ナラサナイ]
印刷ジョブが正常に終了したときに鳴る音です。鳴らすか鳴らさないかを設定 します。 ・[ナラス](初期値) ・[ナラサナイ]
ジョブが異常終了したときに鳴る音です。鳴らすか鳴らさないかを設定しま す。 ・[ナラス](初期値) ・[ナラサナイ]
紙づまりなどの異常が発生し、ジョブが異常状態のまま保留になったときに鳴 る音です。鳴らすか鳴らさないかを設定します。 ・[ナラス](初期値) ・[ナラサナイ]
トレイの用紙切れによって、ジョブが異常状態のまま保留になったときに鳴る 音です。鳴らすか鳴らさないかを設定します。 ・[ナラス](初期値) ・[ナラサナイ]
トナーカートリッジやドラムカートリッジの交換時期になったときに鳴る音 です。鳴らすか鳴らさないかを設定します。 ・[ナラス](初期値) ・[ナラサナイ]
キテンオン(基点音) 操作パネルのメニュー操作で、トグル動作する(繰り返し押すことで設定を切
り替えることができる)ときの基点を示す音です。鳴らすか鳴らさないかを設 定します。 ・[ナラス](初期値) ・[ナラサナイ]
[タイムアウト]
システム セッテイ タイムアウト
設定項目 説 明
タイムアウト プリントデータ受信中に、一定時間を経過しても次のデータが受信されない
場合、受信中のジョブを強制的に終了します。 そのときの経過時間を 1 秒単位に設定します。 強制終了されたジョブは、キャンセルされ、印刷されません。 ・[オフ]
タイムアウトの時間を設定しません。
・[5 ビョウ]~[300 ビョウ](初期値:[30 ビョウ ])
78 5 操作パネルでの設定
[ジドウ ジョブ リレキ](自動ジョブ履歴)
システム セッテイ ジドウ ジョブ リレキ
設定項目 説 明
ジドウ ジョブ リレキ
(自動ジョブ履歴)
処理を行った印刷データに関する情報([ ジョブ履歴レポート ])を自動的に 印刷するかどうかを設定します。 ・[プリント シナイ](初期値)
[ジョブ履歴レポート]を自動的に印刷しません。
・[プリント スル]
処理した印刷ジョブが 10 件になると、自動的に[ジョブ履歴レポート]を 印刷します。
[ミリ / インチ キリカエ](ミリ / インチ切り替え)
システム セッテイ ミリ / インチ キリカエ
設定項目 説 明
ミリ / インチ キリ カエ
(ミリ / インチ切り
替え)
操作パネルで長さを表示 / 入力するときの単位を設定します。 ・[ミリ](初期値)
数値単位をミリ(mm)表記します。
・[インチ]
数値単位をインチ(")表記します。
[ヨウシノ オキカエ](用紙の置き換え)
システム セッテイ  ヨウシノ オキカエ
設定項目 説 明
ヨウシノ オキカエ
(用紙の置き換え)
コンピューター側で指定した用紙が選択された用紙トレイにない場合に、ほ かの用紙に置き換えて印刷するかどうかを設定します。 ・[シナイ](初期値)
置き換えはしないで、用紙補給のメッセージを表示します。
・[オオキイサイズヲセンタク]
用紙トレイにセットされている用紙サイズが、指定されたサイズよりも大き い場合、用紙補給のメッセージを表示しないで、等倍で印刷します。
補足 ・ コンピューター側から指定があった場合は、コンピューター側の指定が優先
されます。
・ 封筒、はがきサイズを指定した場合は、用紙の置き換えはできません。
5.2 メニュー項目の説明 79
[ ワリコミ インサツ ](割り込み印刷)
システム セッテイ ワリコミ インサツ
設定項目 説 明
ワリコミ インサツ
(割り込み印刷)
スキャナーから送信された文書について割り込み印刷をするかしないかを設 定します。 ・[スル](初期値) ・[シナイ]
[ワリコミ ユウセン](割り込み優先)
システム セッテイ ワリコミ ユウセン
設定項目 説 明
ワリコミ ユウセン
(割り込み優先)
[ ワリコミ インサツ](割り込み印刷)が[スル]に設定されている場合の、 割り込みレベルを設定します。 ・[ムコウ](初期値)
プリンター内に保持するページ数に制限をつけずに割り込み印刷をします。 ただし、割り込み用のデータが入るだけのメモリーの空きができるまで、割 り込み印刷は実行されません。
・[ユウコウ]
プリンター内に保持する印刷データを 3 ページに制限することで、割り込み 印刷を早く行えるようにします。
[ メンテナンスモード ]
機械を調整するための操作や設定をします。
[ヨウシ シュルイ チョウセイ](用紙種類調整)
メンテナンス モード ヨウシ シュルイ チョウセイ
設定項目 説 明
フツウシ(普通紙) 普通紙の詳細な用紙種類を設定します。
・[ウスメ](初期値) ・[アツメ]
ラベルシ(ラベル紙) ラベル紙の詳細な用紙種類を設定します。
・[ウスメ](初期値) ・[アツメ]
ヨウシ シュルイ チョウセイ フツウシ
ヨウシ シュルイ チョウセイ ラベルシ
80 5 操作パネルでの設定
[BTR デンアツ チョウセイ](BTR 電圧調整)
メンテナンス モード BTR デンアツ チョウセイ
BTR デンアツ チョウセイ フツウシ
BTR デンアツ チョウセイ サイセイシ
BTR デンアツ チョウセイ ジョウシツシ
BTR デンアツ チョウセイ アツガミ 1
BTR デンアツ チョウセイ アツガミ 2
BTR デンアツ チョウセイ ラベルシ
設定項目 説 明
フツウシ、 サイセイシ、 ジョウシツシ、 アツガミ 1、 アツガミ 2、 ラベルシ、 コートシ 1、 コートシ 2、 コートシ 3、 フウトウ、 ハガキ
画像の一部が白点になる、画像周辺にトナーが飛び散る、画像全体が青みが かかっている、といった症状が頻繁に発生する場合は、転写電圧の設定を調 整します。 ・[-6]~[6](初期値:[0])
参照 ・「7.10 転写電圧を調整する」(P. 139)
BTR デンアツ チョウセイ コートシ 1
BTR デンアツ チョウセイ コートシ 2
BTR デンアツ チョウセイ コートシ 3
BTR デンアツ チョウセイ フウトウ
BTR デンアツ チョウセイ ハガキ
[フューザーオンド チョウセイ](フューザー温度調整)
メンテナンス モード フューザーオンドチョウセイ
フューザーオンド チョウセイ フツウシ
フューザーオンド チョウセイ サイセイシ
フューザーオンド チョウセイ ジョウシツシ
フューザーオンド チョウセイ アツガミ 1
フューザーオンド チョウセイ アツガミ 2
フューザーオンド チョウセイ ラベルシ
BTR デンアツ チョウセイ コートシ 1
BTR デンアツ チョウセイ コートシ 2
BTR デンアツ チョウセイ コートシ 3
BTR デンアツ チョウセイ フウトウ
BTR デンアツ チョウセイ ハガキ
5.2 メニュー項目の説明 81
設定項目 説 明
フツウシ、 サイセイシ、 ジョウシツシ、 アツガミ 1、 アツガミ 2、 ラベルシ、 コートシ 1、 コートシ 2、 コートシ 3、 フウトウ、 ハガキ
トナーがすぐにはがれる、文字や画像がずれたところに二重に印字される、 光沢がない、といった症状が頻繁に発生する場合は、フューザー温度を調整 します。 ・[-2]~[2](初期値:[0])
参照 ・「7.11 フューザー温度を調整する」(P. 141)
[ジドウ レジ ホセイ](自動レジ補正)
メンテナンス モード ジドウ レジ ホセイ
設定項目 説 明
ジドウレジホセイ
(自動レジ補正)
カラーレジの補正を自動的にするかどうかを設定します。 ・[スル](初期値) ・[シナイ]
[カラーレジ ホセイ](カラーレジ補正)
メンテナンス モード  カラーレジホセイ
設定項目 説 明
ジドウチョウセイ
(自動調整)
カラーレジ ホセイ チャート(カラーレ ジ補正チャート)
カラーレジ ホセイ ニュウリョク(カ ラーレジ補正入力)
印刷結果に色版のずれが発生する場合に、カラーレジを自動で調整します。
カラーレジ補正チャートを印刷します。
印刷結果に色版のずれが発生する場合に、カラーレジを手動で調整します。 印刷したカラーレジ補正チャートから[ヨコ (X) ホウコウ](横方向)と [ タ テ (Y) ホウコウ ](縦方向)について、シアン (C)、マゼンタ (M)、イエロー (Y) の各補正値を読み取り、ここで設定します。 ・[-9]~[9](初期値:[0])
カラーレジホセイ ジドウチョウセイ
カラーレジホセイ カラーレジホセイ チャート
カラーレジホセイ カラーレジホセイ ニュウリョク
82 5 操作パネルでの設定
参照 ・「7.9 カラーレジ補正をする」(P. 136)
[ヒョウコウ セッテイ](標高設定)
メンテナンス モード ヒョウコウ セッテイ
設定項目 説 明
[ヒョウコウ セッテ
イ](標高設定)
本機を高度や気圧の高い場所に設置する場合に設定します。 ・[0m](初期値) ・[1000m] ・[2000m] ・[3000m]
参照 ・「7.12 標高を設定する」(P. 143)
[ゲンゾウキ クリーニング](現像器クリーニング)
メンテナンス モード ゲンゾウキ クリーニング
設定項目 説 明
ゲンゾウキ クリー ニング(現像器ク リーニング)
現像器を一定時間回転させ、ハーフトーンで斜めの色ムラが起こる現象を改 善します。
参照 ・「7.15 現像器クリーニング」(P. 146)
[トナー タイデン ジョキョ](トナー帯電除去)
メンテナンス モード トナー タイデン ジョキョ
設定項目 説 明
トナー タイデン  ジョキョ(トナー帯 電除去)
トナーを強制的に消費して、印刷した画像全体がうすい、という現象を改善 します。 ・ ブラック (K) ・ シアン(C) ・ マゼンタ (M) ・ イエロー (Y)
注記
・ トナー帯電除去を行う場合、トナーを大量に消費します。
参照 ・「7.13 トナー帯電除去」(P. 144)
5.2 メニュー項目の説明 83
[ドラム クリーニング]
メンテナンス モード ドラム クリーニング
設定項目 説 明
ドラム クリーニングフロントカバーを開けたままにして、光疲労が発生したドラムカートリッジの
症状を緩和します。
参照 ・「7.14 ドラム クリーニング」(P. 145)
[シュウケイ メンテナンス]( 集計メンテナンス)
メンテナンス モード シュウケイ メンテナンス
設定項目 説 明
シュウケイ メンテ ナンス ( 集計メンテナンス)
集計レポートを初期化します。初期化すると、集計値が 0 になります。
[NV メモリー ショキカ](NV メモリー初期化)
メンテナンスモード NV メモリー ショキカ
設定項目 説 明
NV メモリー ショキカ
(NV メモリー
初期化)
NV メモリーを初期化します。NV メモリーを初期化すると、各種項目の候補 値は初期値に戻ります。
補足 ・ NV メモリーとは、電源を切っても本機の設定内容を保持できる不揮発性の
メモリーのことです。
・ 設定変更後はプリンターを再起動してください。
NV メモリー ショキカ ショキカ デキマス
84 5 操作パネルでの設定
[ソウサパネル セッテイ](操作パネル設定)
メニュー項目の設定が誤って変更されることを防ぐために、メニュー項目の設定操作に対 し、暗証番号を設定します。
キカイ カンリシャ メニュー ソウサパネル セッテイ
ソウサパネル セッテイ ソウサパネル セイゲン
ソウサパネル セッテイ アンショウバンゴウ セッテイ
設定項目 説 明
ソウサパネル セイ ゲン
(操作パネル制限)
アンショウバンゴウ セッテイ
(暗証番号設定)
補足 ・ 設定した暗証番号を忘れてしまった場合は、本機の電源をいったん切り、次の手順に従って、暗証番号
を初期値に戻してください。
1.〈メニュー〉ボタンを押しながら電源を入れます。〈メニュー〉ボタンは、操作パネルに「アンショ ウバンゴウショキカ ショキカシマスカ?」と表示されるまで押し続けてください。
2.〈メニュー〉ボタンを離し、〈セット〉ボタンを押します。
3.〈 〉ボタンで[ハイ]を選択し、〈セット〉ボタンを押します。 暗証番号が初期値に戻ります。
メニュー操作に、暗証番号による制限をかけるかどうかを設定します。 ・[シナイ](初期値) ・[スル]
操作パネル制限を設定している場合の暗証番号を変更できます。 新しい暗証番号を 4 桁の数字で入力してください。2 回入力した暗証番号が 一致した場合に、暗証番号が変更されます。(初期値:[0000])
補足 ・[ソウサパネル セイゲン]を[スル]に設定しないと、暗証番号を変更で
きません。
・[ゲンザイノバンゴウ]の入力画面で暗証番号が合致しないと、新しい暗証
番号は設定できません。

[ヨウシ トレイ セッテイ](用紙トレイ設定)

用紙トレイにセットした用紙の種類やサイズを設定をします。
[トレイ 1]
トレイ 1 にセットする用紙の種類やサイズを設定します。
ヨウシ トレイ セッテイ  トレイ 1
[ヨウシ シュルイ](用紙種類)
トレイ 1 ヨウシ シュルイ
トレイ 1  ヨウシ シュルイ
トレイ 1    ヨウシ サイズ
トレイ 1  ヘンコウガメン ヒョウジ
5.2 メニュー項目の説明 85
設定項目 説 明
ヨウシ シュルイ
(用紙種類)
トレイ 1 にセットする用紙の種類を設定します。 ・[フツウシ](初期値)、[サイセイシ]、[ジョウシツシ]、[アツガミ 1]、[ア
ツガミ 2]、[ラベルシ]、[コートシ 1]、[コートシ 2]、[コートシ 3]、[フ ウトウ]、[ハガキ]
[ヨウシ サイズ](用紙サイズ)
トレイ 1 ヨウシ サイズ
設定項目 説 明
ヨウシ サイズ
(用紙サイズ)
トレイ 1 にセットする用紙サイズを設定します。 ・[A4 タテ](初期値)、[A5 タテ]、[B5 タテ]、[8.5x11" タテ]、[ハガキ
タテ]、[オウフクハガキ タテ]、[フウトウ ヨウガタ 2 タテ]、[フウトウ ヨ ウガタ 2 ヨコ]、[フウトウ ヨウガタ 3 タテ]、[フウトウ ヨウガタ 3 ヨコ]、
[フウトウ ヨウガタ 4 タテ]、[フウトウ ナガガタ 3 タテ]、[フウトウ ヨウ
ナガ 3 タテ]
・[テイケイガイ]
縦方向のサイズと横方向のサイズを任意の数値に設定します。 [テイケイガイ]を選択して表示される[タテ(Y)ホウコウ ノ サイズ]と [ヨコ(X)ホウコウ ノ サイズ]で設定してください。
補足 ・ 定形外サイズの設定手順については、「トレイの用紙サイズを変更する」
(P. 63) を参照してください。
[ ヘンコウ ガメン ヒョウジ ](変更画面表示)
トレイ 1 ヘンコウ ガメン ヒョウジ
設定項目 説 明
ヘンコウ ガメン ヒョウジ
(変更画面表示)
トレイに用紙をセットするたびに、ディスプレイに用紙種類と用紙サイズの 入力画面を表示するかしないを設定します。 ・[スル](初期値) ・[シナイ]
86 5 操作パネルでの設定

[ゲンゴ キリカエ](言語切り替え)

メニュー ゲンゴキリカエ
設定項目 説 明
ゲンゴ キリカエ
(言語切り替え)
補足 ・[English]に設定した場合、プリンタードライバーやソフトウエアは英語版を使用してください。な
お、英語版のプリンタードライバーは、「 情報サービスについて」(P. 159) を参照して当社ホームペー ジからダウンロードしてください。
*1
〈 〉または〈 〉ボタンで候補値を変更するときに、ボタンを押し続けると、連続
操作パネルの表示言語を設定します。 ・[ニホンゴ](初期値)
日本語で表示します。
・[English]
英語で表示します。
的に表示を変えることができます。また、〈 〉と〈 〉ボタンを同時に押すと、初 期値が表示されます。
5.2 メニュー項目の説明 87

6 困ったときには

プリンターの使用中にトラブルが発生し、どのように対処したらよいかわからないときに は、まず、以降の症状の中に該当するものがないかを探してください。
該当する項目があったら、「処置」の説明を参照して対処してください。 該当する項目がない、または該当する処置をしても改善されない場合は、お買い求めの販
売店、またはサービス窓口にご連絡ください。

6.1 紙づまりの処置

用紙が詰まったときには、操作パネルにエラーメッセージが表示されます。 メッセージに従って、トレイやカバーを開けたら、下の図で紙づまりの位置を確認します。
そのあと、次ページから説明している各位置の対処方法を参照して、用紙を取り除いてく ださい。
「 手差しスロットでの
紙づまり」(P. 89)
「 トレイ 1 での紙づま
り」(P. 91)
注意
・ 機械内部に詰まった用紙や紙片は無理に取り除かないでください。特に、ヒューザー部
やローラー部に用紙が巻き付いているときは無理に取らないでください。ケガややけど の原因となるおそれがあります。ただちに電源スイッチを切り、お買い求めの販売店、 またはサービス窓口にご連絡ください。
注記
・ フューザーは高温になっています。「高温注意」のラベルが貼ってある周辺は触れないようにしてくだ
さい。やけどの原因になるおそれがあります。 ・ 紙づまりの対処でカバーを閉じるときは、指を挾まないように注意してください。 ・ ドラムカートリッジを強い光から保護するために、フロントカバーは 3 分以内に閉じてください。フロ
ントカバーを 3 分以上開けたままにしておくと、印字品質が低下します。 ・ トレイはプリンターの奥までしっかり押し込んでください。トレイが奥までセットされていない状態で
印刷すると、紙づまりを起こすおそれがあります。
「 フューザーユニットでの 紙づまり」(P. 93)
88 6 困ったときには
補足 ・ 機械に貼られているラベル中の下図のアイコンは、紙づまり除去方法という意味です。用紙が詰まった
ときには、このアイコンがついているラベルの指示も参考にしてください。
紙づまり除去方法 アイコン

手差しスロットでの紙づまり

注記
・ 操作パネルに表示されたエラーを解決するには、以下のすべての手順を実行してください。
フロントカバーを開閉しないとエラーメッセージは消えないことがあります。
1. 手差しスロットに詰まっている用紙を取り
除きます。詰まっている用紙が見つからな い場合は、手順 2 に進みます。
2. トレイ1をゆっくりと引き出し、プリンター
から取り外します。
3. プリンター内部に残っている詰まっている
用紙を取り除きます。詰まっている用紙が 見つからない場合や引き出しにくい場合 は、手順 4 に進みます。
6.1 紙づまりの処置 89
4. プリンターの右側面にあるカバーボタンを
押して、フロントカバーを開けます。
注記
・ ドラムカートリッジを強い光から保護するために、フ
ロントカバーは、3 分以内に閉じてください。フロン
トカバーを 3 分以上開けたままにしておくと、印字品
質が低下します。
5. 詰まった用紙がある場合は、取り除きます。
内部に破れた紙片が残っていないかを確認 します。
6. フロントカバーを閉じます。
注記
・ フロントカバーを閉じるとき、カバー(上下および左
右)とプリンター本体の間に指を挟まないように注意
してください。
7. トレイ 1 をプリンターの奥までしっかり押
し込みます。
注記
・ トレイを押し込むとき、トレイとプリンター本体の間
に指を挟まないように注意してください。
90 6 困ったときには

トレイ 1 での紙づまり

注記
・ 操作パネルに表示されたエラーを解決するには、以下のすべての手順を実行してください。
フロントカバーを開閉しないとエラーメッセージは消えないことがあります。
1. トレイ1をゆっくりと引き出し、プリンター
から取り外します。
2. 詰まっている用紙や、しわになっている用
紙を取り除きます。
3. プリンター内部に詰まっている用紙がある
場合は、破れないように注意して引き出し ます。詰まっている用紙が引き出しにくい 場合は、手順4に進みます。
4. プリンターの右側面にあるカバーボタンを
押して、フロントカバーを開けます。
注記
・ ドラムカートリッジを強い光から保護するために、フ
ロントカバーは、3 分以内に閉じてください。フロン
トカバーを 3 分以上開けたままにしておくと、印字品
質が低下します。
6.1 紙づまりの処置 91
5. 詰まった用紙がある場合は、取り除きます。
内部に破れた紙片が残っていないかを確認 します。
6. フロントカバーを閉じます。
注記
・ フロントカバーを閉じるとき、カバー(上下および左
右)とプリンター本体の間に指を挟まないように注意
してください。
7. トレイをプリンターの奥までしっかり押し
込みます。
注記
・ トレイを押し込むとき、トレイとプリンター本体の間
に指を挟まないように注意してください。
92 6 困ったときには

フューザーユニットでの紙づまり

注記
・ フューザーは高温になっています。「高温注意」のラベルが貼ってある周辺は触れないようにしてくだ
さい。やけどの原因になるおそれがあります。 ・ ドラムカートリッジを強い光から保護するために、フロントカバーは、3 分以内に閉じてください。フ
ロントカバーを 3 分以上開けたままにしておくと、印字品質が低下します。 ・ ベルトユニットの表面(黒色のフィルム)には手を触れたり、引っかいたりしないでください。引っか
き傷、汚れ、または手の脂が付くと、印字品質が低下します。
1. プリンターの右側面にあるカバーボタンを
押して、フロントカバーを開けます。
2. フューザーユニットの左右にある緑色のレ
バーを手前に起こして、詰まった用紙を取 り除きます。詰まっている用紙が引き出し にくい場合は、手順 3 に進みます。
3. 図の部分に指をかけてフューザーカバーを
開け、もう一方の手で詰まった用紙を取り 除きます。
4. フューザーユニットの左右にある緑色のレ
バーを元に戻します。
6.1 紙づまりの処置 93
5. フロントカバーを閉じます。
注記
・ フロントカバーを閉じるとき、カバー(上下および左
右)とプリンター本体の間に指を挟まないように注意
してください。
94 6 困ったときには

6.2 電源、異常音など、機械本体のトラブル

症状 原因 / 処置
電源が入らない プリンターの電源が切れていませんか ?
電源スイッチの〈
電源コードが抜けている、またはゆるんでいませんか ? プリンターの電源を切り、電源コードを電源コンセントとプリンターに差し込み直し てください。そのあとで、プリンターの電源を入れてください。
正しい電圧のコンセントに接続していますか ? プリンターは、適切な定格電圧および定格電流のコンセントに、単独で接続してくだ さい。
パネルに何も表示されない 節電モードに入っている可能性があります。操作パネルの〈節電〉ボタンを押して、節
電モードを解除してください。 節電モードが解除できない場合は、電源コードがきちんと差し込まれていることを確 認し、電源を入れ直します。 それでも改善されない場合は、機械の故障かもしれません。お買い求めの販売店、ま たはサービス窓口にご連絡ください。
異常な音がする プリンターの設置場所は、水平ですか?
安定した平面の上に移動してください。
トレイが外れていませんか? トレイをプリンターの奥までしっかり押し込んでください。
〉側を押して、電源を入れてください。
本機内に異物が入っていませんか? 電源を切り、本機内部の異物を取り除いてください。本機を分解しないと取り除けな い場合は、お買い求めの販売店、またはサービス窓口にご連絡ください。
プリンター内部に結露が発生した操作パネルを使用して、スリープモードに移行する時間を 5 分以上に設定し、電源を
入れたまま放置してください。機内があたたまり、約 1 時間で水滴がなくなり、正常 に使用できます。
参照 ・ スリープモード:「[システム セッテイ](システム設定)」(P. 76)
スリープモードに移行しない 操作パネルでスリープモードへの移行を[ムコウ]に設定していませんか?
操作パネルで、[スリープ モード]を[ユウコウ]に設定してください。
6.2 電源、異常音など、機械本体のトラブル 95

6.3 印刷が正しくできないトラブル

症状 原因 / 処置
〈エラー〉ランプが
点滅している
〈エラー〉ランプが
点灯している
印刷を指示したのに〈プリント 可〉ランプが点滅、点灯しない
〈プリント可〉ランプが点滅し
たまま排紙されない
お客様自身では対処できないエラーが発生しています。表示されているエラーメッ セージやエラーコードを書き留めたうえで電源を切り、電源プラグをコンセントから 抜いて、お買い求めの販売店、またはサービス窓口にご連絡ください。
操作パネルのディスプレイにエラーメッセージが表示されていませんか? 操作パネルに表示されているエラーメッセージを確認して、エラーの対処をしてくだ さい。
インターフェイスケーブルが抜けていませんか? 電源スイッチをいったん切り、インターフェイスケーブルの接続を確認してください。
本機がメニューを設定している状態になっていませんか? メニュー画面が表示されているときは〈メニュー〉ボタンを押して、解除してください。
使用するプロトコルの設定が正しくされていますか? 使用するポートが起動されているかを確認してください。また、CentreWare Internet Services でプロトコルの設定が正しくされているかを確認してください。
参照 ・「[ネットワーク / ポート セッテイ](ネットワーク / ポート設定)」(P. 72) ・ CentreWare Internet Services のヘルプ
コンピューターの環境が正しく設定されていますか? プリンタードライバーなどコンピューターの環境を確認してください。
データが本機内部に残っています。
〈プリント中止〉ボタンを押して印刷を中止してください。
注記
・ 印刷を中止するとプリンター内に残っている印刷データは消去されます。
印刷できない ネットワークプリンターの場合、本機の IP アドレスは正しく設定されていますか?
また、受信制限の設定が間違っている可能性もあります。 本機の設定が正しいかどうかを確認し、必要であれば変更してください。
参照 ・「IP アドレスを設定する」(P. 24) ・「IP アドレスによる受信制限」(P. 129)
印字された文書の上部が 欠ける 思った位置に印刷されない
用紙ガイドは、正しい位置にセットされていますか? 用紙ガイドを正しい位置にセットしてください。
参照 ・「4.2 用紙をセットする」(P. 60)
プリンタードライバーで余白の設定が正しいかどうかを確認してください。
参照 ・ プリンタードライバーのヘルプ
96 6 困ったときには

6.4 印字品質や画質のトラブル

症状 原因 / 処置
印刷がうすい
(かすれる、不鮮明)
用紙が湿気を含んでいます。新しい用紙と交換してください。
使用している用紙が適切ではありません。適切な用紙をセットしてください。
参照 ・「使用できる用紙」(P. 54)
ドラムカートリッジ、またはフューザーユニットが劣化、または損傷しています。ド ラムカートリッジ、およびフューザーユニットの状態によって、交換が必要な場合が あります。お買い求めの販売店、またはサービス窓口にご連絡ください。
トナーセーブ機能が有効になっていませんか? プリンタードライバーの[詳細設定]タブで、トナーセーブのチェックを外してくだ さい。
参照 ・ プリンタードライバーのヘルプ
もっと濃く印刷したい場合は、印刷時にプリンタードライバーで[グラフィックス]タ ブの[画質調整]または[カラーバランス]を選択し、各設定を変更して印刷してみ てください。
参照 ・ プリンタードライバーのヘルプ
別の用紙種類の設定に変更して、印刷してみてください。たとえば、普通紙を設定し ていた場合は上質紙や再生紙に、厚紙 1 を設定していた場合は厚紙 2 に、設定を変更 して印刷してみてください。
ドラムカートリッジの黄色いテープを、取り外し忘れていませんか? ドラムカートリッジから、8 本の黄色いテープを正しく取り外してください。
色点や色線が印刷される 等間隔に汚れが起きる
参照 ・「 ドラムカートリッジを交換する」(P. 118)
画像密度が低い画像を多数印刷している場合は、カラーのトナーが使われずに帯電し 過ぎている可能性があります。操作パネルの [ メンテナンス モード ] メニューにある [ トナー タイデン ジョキョ ] を実行してみてください。
注記
・ トナー帯電除去を実行すると、トナーを大量に消費します。
参照 ・「7.13 トナー帯電除去」(P. 144)
用紙搬送路に汚れが付着している場合があります。数枚印刷してください。
プリンターの内部が汚れている可能性があります。 プリンターの内部を清掃してください。
ドラムカートリッジ、またはフューザーユニットが劣化、または損傷しています。ド ラムカートリッジ、およびフューザーユニットの状態によって、交換が必要な場合が あります。お買い求めの販売店、またはサービス窓口にご連絡ください。
6.4 印字品質や画質のトラブル 97
症状 原因 / 処置
黒のハーフトーンの中や外にヒ ゲのようなものが印刷される 黒ベタの周りに影のようなも
のが印刷される
指でこするとかすれる トナーが定着しない
用紙がトナーで汚れる
開封したまま長時間放置した用紙を使っている可能性があります(特に湿度が低い場 合)。新しい用紙と交換してください。
使用している用紙が適切ではありません。適切な用紙をセットしてください。
参照 ・「使用できる用紙」(P. 54)
選択されているトレイの用紙種類が適切ではありません。別の用紙種類の設定に変更 して、印刷してみてください。たとえば、普通紙を設定していた場合は上質紙や再生 紙に、厚紙 1 を設定していた場合は厚紙 2 に、設定を変更して印刷してみてください。
用紙が湿気を含んでいます。新しい用紙と交換してください。
使用している用紙が適切ではありません。適切な用紙をセットしてください。
参照 ・「使用できる用紙」(P. 54)
ドラムカートリッジ、およびフューザーユニットが劣化、または損傷しています。ド ラムカートリッジ、およびフューザーユニットの状態によって、交換が必要な場合が あります。お買い求めの販売店、またはサービス窓口にご連絡ください。
用紙全体がぬりつぶされて印 刷される
何も印刷されない
ドラムカートリッジが劣化、または損傷しています。ドラムカートリッジの状態によっ て、交換が必要な場合があります。お買い求めの販売店、またはサービス窓口にご連 絡ください。
高圧電源の故障が考えられます。お買い求めの販売店、またはサービス窓口にご連絡 ください。
一度に複数枚の用紙が搬送されています(重送)。用紙をよくさばいてからセットし直 してください。
ドラムカートリッジが劣化、または損傷しています。ドラムカートリッジの状態によっ て、交換が必要な場合があります。お買い求めの販売店、またはサービス窓口にご連 絡ください。
高圧電源の故障が考えられます。お買い求めの販売店、またはサービス窓口にご連絡 ください。
98 6 困ったときには
症状 原因 / 処置
白抜けや白筋が出る
使用している用紙が適切ではありません。適切な用紙をセットしてください。
参照 ・「使用できる用紙」(P. 54)
用紙が湿気を含んでいます。新しい用紙と交換してください。
ドラムカートリッジが正しくセットされていません。 正しくセットし直してください。
プリンターの内部が汚れて、光(レーザー)路を遮蔽している可能性があります。 プリンターからドラムカートリッジを取り外して、暗い場所に置きます。ドラムカー トリッジ、およびプリンター内部の図の位置にごみやほこりが付いていないかどうか を確認してください。
光路
プリンター内部に結露が発生している可能性があります。 操作パネルを使用して、スリープモードに移行する時間を 5 分以上に設定し、電源を 入れたまま放置してください。機内があたたまり、約 1 時間で水滴がなくなり、正常 に使用できます。
画像の一部が抜けて白点になる 画像周辺にトナーが飛び散る
画像全体に青みがかかっている
参照 ・ スリープモード:「[システム セッテイ](システム設定)」(P. 76)
ドラムカートリッジ、またはフューザーユニットが劣化、または損傷しています。ド ラムカートリッジ、およびフューザーユニットの状態によって、交換が必要な場合が あります。お買い求めの販売店、またはサービス窓口にご連絡ください。
転写電圧の設定が適切でない可能性があります。 操作パネルで電圧を調整してください。
参照 ・「7.10 転写電圧を調整する」(P. 139)
別の用紙種類の設定に変更して、印刷してみてください。たとえば、普通紙を設定し ていた場合は上質紙や再生紙に、厚紙 1 を設定していた場合は厚紙 2 に、設定を変更 して印刷してみてください。
6.4 印字品質や画質のトラブル 99
症状 原因 / 処置
文字がにじむ
文字のふちの色がずれて印刷 される
トナーがすぐにはがれる 文字や画像がずれて二重に印 字される
使用している用紙が適切ではありません。適切な用紙をセットしてください。
参照 ・「使用できる用紙」(P. 54)
用紙が湿気を含んでいます。新しい用紙と交換してください。
プリンター内部に結露が発生している可能性があります。 操作パネルを使用して、スリープモードに移行する時間を 5 分以上に設定し、電源を 入れたまま放置してください。機内があたたまり、約 1 時間で水滴がなくなり、正常 に使用できます。
参照 ・ スリープモード:「[スリープ モード]」(P. 76)
カラーレジのずれが生じています。 操作パネルでカラーレジを補正してください。
参照 ・「[カラーレジ ホセイ](カラーレジ補正)」(P. 82) ・「7.9 カラーレジ補正をする」(P. 136)
フューザーの定着温度が適切でない可能性があります。 操作パネルで、フューザー温度を調節してください。
参照 ・「7.11 フューザー温度を調整する」(P. 141)
ゴーストが発生する ドラムカートリッジが劣化、または損傷しています。ドラムカートリッジの状態によっ
て、交換が必要な場合があります。お買い求めの販売店、またはサービス窓口にご連 絡ください。
転写電圧の設定が適切でない可能性があります。 操作パネルで電圧を調整してください。
参照 ・「7.10 転写電圧を調整する」(P. 139)
ハーフトーンでバンド状の色 ムラができる
ビーズのような小さな点が現れる本機を高度や気圧の高い場所に設置していませんか?
フロントカバーを開けたままにしたことで、ドラムカートリッジが光疲労を起こした 可能性があります。 操作パネルの[メンテナンスモード]メニューにある[ドラムクリーニング]を実行 してください。
参照 ・「7.14 ドラム クリーニング」(P. 145)
操作パネルの [ メンテナンス モード ] メニューにある [ ヒョウコウ セッテイ ] で高度 を調整してください。
参照 ・「7.12 標高を設定する」(P. 143)
100 6 困ったときには
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