Minolta DIMAGE F200 User Manual [ja]

使用説明書
J
使用説明書
基 本 撮 影
撮 影 モ ー ド
動 画 撮 影 モ ー ド
再 生 モ ー ド
セ ッ ト ア ッ プ モ ー ド
パ ソ コ ン 接 続
そ の 他
1AG6P1P1509--
9223-2788-61 SY-A302
Printed in Japan
ミノルタ株式会社
ホームページ
個々の製品の互換性情報や最新版ドライバソフトウェアの提供、よくある質問(FAQ)とその回 答などのサポート情報については、以下フォトイメージングのホームページをご覧ください。
http://www.photo.minolta.co.jp/
弊社デジタル製品の商品情報については、以下のホームページをご覧ください。
http://www.dimage.minolta.co.jp/
フォトサポートセンター
ナビダイヤル 0570-007111
ナビダイヤルは、お客様が日本全国どこからかけても市内通話料金で通話していただけるシステムです。
TEL 03-5351-9410
携帯電話・PHS等をご使用の場合はこちらをご利用ください。
FAX 03-3356-6303 受付時間 10:00 〜18:00(日・祝日定休)
目次
3
2
正しく安全にお使いいただくために.................. 5
はじめに.............................................................. 10
各部の名称 ............................................... 11
早分かり................................................... 16
ある程度デジタルカメラの知識をお持ちの方が、す ぐに撮影を始められる時に便利です。
基本撮影..................................... 18
撮影・再生の基本を説明しています。デジタルカメ ラを初めてお使いの方はもちろん、すでに使った ことのある方もこの章は一通りお読みください。
ストラップを取り付ける.............................. 18
電池を入れる ................................................. 19
カードを入れる.............................................. 22
撮影できる画像数.......................................... 24
カメラを構える.............................................. 25
撮影する......................................................... 26
ピント合わせ ................................................. 28
フォーカス表示...................................... 29
フラッシュ撮影.............................................. 30
シーンセレクター.......................................... 32
フルオートシーンセレクター............... 32
撮影シーンを選ぶ.................................. 33
露出補正......................................................... 36
液晶モニター表示の切り替え ...................... 37
撮影した画像を確認する/消去する........... 38
画像を確認する(クイックビュー)...... 38
画像を手早く消去する.......................... 39
オート撮影モード........................ 48
複雑な機能はすべて自動で設定されます。オート 撮影モードメニューを中心に説明しています。必 要に応じてお読みください。
オート撮影モードについて.......................... 49
オート撮影モードメニュー.......................... 50
画像サイズ ................................................. 52
画質............................................................. 54
ファイルサイズと撮影画像数について
.. 56
デジタルズーム.......................................... 57
日付写し込み.............................................. 59
アフタービュー.......................................... 60
ピント合わせ(詳細)..................................... 62
オートフォーカスの苦手な被写体....... 62
ローカルフォーカスフレームの選択... 62
フォーカスロック撮影.......................... 64
マニュアル撮影モード.................. 65
撮影時のカメラの機能のほとんどを使うことがで きます。マニュアル撮影モードメニューを中心に 説明しています。必要に応じてお読みください。
マニュアル撮影モードについて................... 66
マニュアル撮影モードでのシーンセレクター
... 67
マニュアル撮影モードメニュー................... 68
露出モード ................................................. 70
Pモード/Aモード............................ 70
Sモード............................................... 72
Mモード.............................................. 74
ホワイトバランス...................................... 76
オート/プリセット.......................... 76
カスタムホワイトバランス............... 77
撮像感度 ..................................................... 79
AFモード.................................................... 80
ワンショットAF/追尾AF................ 80
マニュアルフォーカス ...................... 81
フルタイムAF............................................ 82
調光補正 ..................................................... 83
測光モード ................................................. 84
カラーモード.............................................. 86
画像エフェクト.......................................... 87
シャープネス...................................... 87
コントラスト...................................... 88
彩度 ..................................................... 89
ボイスメモ ................................................. 90
バルブ(長時間露光)撮影............................. 92
動画撮影モード/ボイスレコード.. 93
動画撮影や音声のみの録音(ボイスレコード)が行 なえます。必要に応じてお読みください。
動画撮影......................................................... 94
動画撮影モードメニュー.............................. 96
画像サイズ(動画撮影メニュー).............. 96
ホワイトバランス(動画撮影メニュー).. 97
ナイトムービー.......................................... 97
ムービーカメラ.......................................... 98
ボイスレコード........................................... 101
再生モード............................... 102
再生時のいろいろな機能について説明しています。 必要に応じてお読みください。
1コマ再生 ................................................... 103
液晶モニター表示の切り替え............ 104
インデックス再生............................... 105
ヒストグラム(輝度)再生.................. 105
画像を手早く消去する............................... 107
拡大再生...................................................... 107
音声の再生
(ボイスメモ/アフレコ/ボイスレコード)
.. 108
動画の再生 .................................................. 109
画像をテレビで見る................................... 110
再生モードメニュー................................... 111
画像の消去............................................... 113
たて再生 .................................................. 115
プロテクト(誤消去防止)....................... 116
アフレコ .................................................. 118
スライドショー(画像の自動再生)....... 119
画像のプリント....................................... 122
画像のコピー........................................... 130
メール画像作成....................................... 132
画像サイズ(メール画像)....................... 133
基本撮影(つづき)
ドライブモード.............................................. 40
1コマ撮影............................................... 40
セルフタイマー撮影.............................. 41
リモコン撮影.......................................... 42
連続撮影 ................................................. 45
ブラケット(露出ずらし)撮影............. 46
54
目次(続き)

正しく安全にお使いいただくために

警告
この表示を無視し、誤った取り扱いをすると、人が死亡したり、重傷を負う可能 性が想定される内容を示しています。
注意
この表示を無視し、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定され る内容および物的損害の発生が予想される内容を示しています。
絵表示の例
△記号は、注意を促す内容があることを告げるものです。(左図の場合は発熱注意)
お買い上げありがとうございます。 ここに示した注意事項は、正しく安全に製品をお使いいただくために、またあなたや他の人々への 危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。よく理解して正しく安全にお使いください。
電池の取り扱いを誤ると、液漏れによる周囲の汚損や、発熱や破裂による火災やケガの 原因となりますので、次のことは必ずお守りください。
指定された電池以外は使わないでください。
電池の極性(+/−)を逆に入れないでください。
表面の被膜が破れたり、はがれたりした電池は使用しないでください。
電池のショート、分解、加熱、および火中・水中への投入は避けてください。ま た金属類と一緒に保管しないでください。
新しい電池と古い電池、メーカーや種類の異なる電池、充電状態の異なる電池を 混ぜて使用しないでください。
リチウム電池は充電しないでください。
充電式電池を充電する場合は、専用の充電器をご使用ください。
万一電池が液漏れし、液が目に入った場合は、こすらずにきれいな水で洗った後、 直ちに医師にご相談ください。液が手や衣服に付着した場合は、水でよく洗い流 してください。また、液漏れの起こった製品の使用は中止してください。
警告
セットアップモード.................. 135
カメラの細かい設定について説明しています。必 要に応じてお読みください。
セットアップモードメニュー.................... 136
液晶モニターの明るさ調整.................... 138
カードのフォーマット(初期化)........... 139
パワーセーブまでの時間変更................ 140
言語設定 .................................................. 140
ファイルとフォルダ............................... 141
フォルダ構成................................... 141
フォルダ名とファイル名................ 142
フォルダを日付別に分ける
(日付形式フォルダ)...... 143
ファイルNo.メモリ......................... 144
操作音と音量の設定............................... 145
設定値リセット....................................... 147
ノイズリダクション............................... 149
日時設定 .................................................. 150
日付並び .................................................. 151
ビデオ出力形式の切り替え.................... 151
パソコンとの接続 ..................... 152
付属のUSBケーブルでカメラとパソコンを接続す る方法を説明しています。
USB接続の動作環境.................................. 153
パソコンに接続する(USB接続).............. 155
接続する............................................... 155
画像ファイルを開く........................... 156
USBケーブルの取り外し・
接続中のカードの交換........ 160
ドライバのインストール
(Win98/98SEのみ)............. 162
USB接続ができないときは...................... 166
QuickTimeのインストールと使い方
(Windowsのみ)............... 168
オンラインラボ工房................................... 170
その他 ..................................... 171
一般的な注意事項や、トラブル時の処置等を記載 しています。
メッセージ表示一覧................................... 172
あれ?と思ったときは............................... 174
取り扱い上の注意....................................... 177
手入れと保管のしかた............................... 180
主な性能...................................................... 181
索引.............................................................. 184
76
正しく安全にお使いいただくために(続き)
ACアダプタをご使用になる場合は、専用品を表示された電源電圧で正しくお使い ください。
表示以外の電源電圧を使用すると、火災や感電の原因となります。
電池を廃棄するときは、テープなどで接点部を絶縁してください。
他の金属と接触すると発熱、破裂、発火の原因となります。お住まいの自治体の規則に従って 正しく廃棄するか、リサイクルしてください。
ご自分で分解、修理、改造をしないでください。
内部には高圧部分があり、触れると感電の原因となります。修理や分解が必要な場合は、弊社 アフターサービス窓口またはお買い求めの販売店にご依頼ください。
落下や損傷により内部、特にフラッシュ部が露出した場合は、内部に触れないよう に電池を抜き(ACアダプタの場合は電源プラグをコンセントから抜き)、使用を中 止してください。
フラッシュ部には高電圧が加わっていますので、感電の原因となります。またその他の部分も 使用を続けると、感電、火傷、火災の原因となります。弊社アフターサービス窓口またはお買 い求めの販売店に修理をご依頼ください。
幼児の口に入るような電池や小さな付属品は、幼児の手の届かないところに保管し てください。
幼児が飲み込む原因となります。万一飲み込んだ場合は、直ちに医師にご相談ください。
製品および付属品を、幼児・子供の手の届く範囲に放置しないでください。
幼児・子供の近くでご使用になる場合は、細心の注意をはらってください。ケガや事故の原因 となります。
警告
フラッシュを人の目の近くで発光させないでください。
目の近くでフラッシュを発光すると視力障害を起こす原因となります。
車などの運転者に向けてフラッシュを発光しないでください。
交通事故の原因となります。
自動車などの運転中や歩行中に撮影したり、液晶モニターを見たりしないでくださ い。
転倒や交通事故の原因となります。
ファインダーを通して太陽や強い光を見ないでください。
視力障害や失明の原因になります。
風呂場など湿気の多い場所で使用したり、濡れた手で操作したりしないでください。 内部に水が入った場合はすみやかに電池を取り出し(ACアダプタの場合は電源プラ グをコンセントから抜き)、使用を中止してください。
使用を続けると、火災や感電の原因となります。裏表紙記載のフォトサポートセンターにご相 談ください。
引火性の高いガスの充満している中や、ガソリン、ベンジン、シンナーの近くで本 製品を使用しないでください。また、お手入れの際にアルコール、ベンジン、シン ナー等の引火性溶剤は使用しないでください。
爆発や火災の原因となります。
警告
98
正しく安全にお使いいただくために(続き)
万一使用中に高熱、焦げ臭い、煙が出るなどの異常を感じたら、すみやかに電池を 抜き(ACアダプタの場合は電源プラグをコンセントから抜き)、使用を中止してく ださい。電池も高温になっていることがありますので、火傷には十分ご注意くださ い。
使用を続けると感電、火傷、火災の原因となります。弊社アフターサービス窓口またはお買い 求めの販売店に修理をご依頼ください。
警告
車のトランクやダッシュボードなど、高温や多湿になるところでの使用や保管は避 けてください。
外装が変形したり、電池の液漏れ、発熱、破裂による火災、火傷、ケガの原因となります。
レンズが前方に伸びた状態で、レンズ部分を持たないでください。
しばらく操作しないでいると、自動的にレンズが収納されます。手を触れていると、手をはさ む原因となります。
長時間使用される場合は、皮膚を触れたままにしないでください。
本体の温度が高くなり、低温やけどの原因となることがあります。
長時間の使用後は、すぐに電池やカードを取り出さないでください。
電池が熱くなっているため火傷の原因となります。電源を切って温度が下がるまでしばらくお 待ちください。
発光部に皮膚や物を密着させた状態で、フラッシュを発光させないでください。
発光時に発光部が熱くなり、火傷の原因となります。
注意
液晶モニターを強く押したり、衝撃を与えたりしないでください。
液晶モニターが割れるとケガの原因となり、中の液体に触れると炎症の原因となります。中の 液体に触れてしまった場合は、水でよく洗い流してください。万一目に入った場合は、洗い流 した後医師にご相談ください。
ACアダプタ使用時は、電源プラグは差し込みの奥までしっかりと差し込んでくだ さい。
電源プラグが傷ついていたり、差し込みがゆるい場合は使用しないでください。火災や感電の 原因となります。
ACアダプタを布や布団で覆ったり、周りに物を置いたりしないでください。
熱により変形して感電や火災の原因となったり、非常時にアダプタが抜けなくなったりします。
お手入れの際や長期間使用しないときは、ACアダプタをコンセントから抜いてく ださい。
火災や感電の原因となります。
注意
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスB情報技術装置で す。この装置は家庭環境で使用されることを目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受 像機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。使用説明書にしたがって正しい 取り扱いをしてください。
WindowsおよびMicrosoftは、米国MicrosoftCorporationの米国およびその他の国における登録商標です。 Macintosh、MacOSおよびQuickTimeは、米国アップルコンピュータ社の米国およびその他の国における商 標です。 SDロゴは商標です。 USBDIRECT-PRINTは、セイコーエプソン社の商標です。 その他の会社名や製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
1110

はじめに

お買い上げありがとうございます。
ミノルタディマージュF200は、コンパクトでありながら400万画素という高画質を達成した、ス タイリッシュなデジタルカメラです。ミノルタGTレンズに独自の画像処理 "CxProcess"を搭載 して画質を追及するとともに、自動追尾AFやフルオートシーンセレクターなど先進的なオート機能 も満載、画質や機能にこだわる方にも満足して撮影・再生・画像処理等お楽しみいただけます。
ご使用前に、この使用説明書をよくお読みいただき、末永くこの製品をご愛用ください。
ユーザー登録について
本製品をご使用になる前に、お早めにユーザー登録をお済ませください。同梱されている「ミ ノルタからのお知らせ」に記載の弊社ホームページから、オンラインユーザー登録を行なって いただけます。
内容物の確認
お買い上げのパッケージに梱包されているのは以下の通りです。ご確認の上、不備な点がございま したら、お買い求めの販売店にご連絡ください。
・カメラ本体(DiMAGEF200) ・ハンドストラップ HS-DG100 ・単3形ニッケル水素電池2本 ・ニッケル水素電池充電器 ・IRリモコン RC-3 ・USBケーブル USB-500 ・AVケーブル AVC-200
・DiMAGEViewerCD-ROM ・SDメモリーカード ・本使用説明書 ・DiMAGEViewer使用説明書
(ソフトウェア DiMAGEViewer用) ・アフターサービスのご案内 ・ミノルタからのお知らせ
各部の名称
ボディ前面
の付いたところは、直接手で触れないでください。()内は参照ページです。
シャッターボタン(26)
メインスイッチ/モード切り替えダイヤル
上面データパネル(13)
マイク(90、101、118)
スピーカー(108)
リモコン受信部(43)
セルフタイマー/ リモコン作動表示 ランプ(41、43)
フラッシュ
(30)
ファインダー対物窓
レンズ
三脚ねじ穴
(底面)
1312
各部の名称(続き)
ボディ背面
緑色点灯
緑色
ゆっくり点滅
(3分間)
赤色
すばやく点滅
カメラがONになっています。
カードへのアクセス中です。 カードを取り出さないでください。
上面データパネル
ファインダー
フォーカス表示(緑ランプ)→P.29
点灯
すばやく
点滅
ピントが合っています。 ピントが合っていません。
撮影はできます。
フラッシュ表示(オレンジランプ)→P.30
点灯
すばやく
点滅
フラッシュの充電が完了しました。 撮影できます。フラッシュが発光します。
フラッシュが充電中です。 充電が完了するまで撮影できません。
ゆっくり
点滅
手ぶれに注意して撮影してください。
フォーカス表示(緑ラン プ)(13、29)
フラッシュ表示 (オレンジランプ) (13、30)
液晶モニター
(14)
ファインダー接眼窓
(13)
シーンセレクターボタン(33)
フラッシュモード/ 撮影データ表示ボタン(31、104)
ドライブモードボタン(41)
露出補正ボタン(36) /十字キー
ストラップ取り 付け部(18)
電池室ふた
(19)
カードスロット ふた(22)
電源/アクセスランプ
端子カバー
DC電源入力端子(21) USB/AV出力端子(153、110)
クイックビュー/ 消去ボタン(38)
メニューボタン
障害物があったため、カメラをON にしてもレンズが前方に伸びませ んでした。いったんメインスイッ チをOFFにしてください。
液晶モニターボタン(37)
露出補正表示(36)
※このページでは、説明のためすべての表示を点灯させています。
電池容量表示(20)
ブラケット撮影表示(46)
1コマ撮影/連続撮影表示(41、45)
セルフタイマー表示(41)
リモコン表示(42)
露出モード表示(70)
フラッシュモード 表示(31)
撮影可能残り画像数表示(24)
フォーカスエリア切り替え(63) /実行ボタン
ズームレバー(26、58)
1コマ撮影 41 セルフタイマー撮影 41 リモコン撮影 42 連続撮影 45 ブラケット 
(露出ずらし)撮影 46
1514
各部の名称(続き)
液晶モニター(撮影モード時)
シーンセレクター(32)
液晶モニター(再生モード、1コマ再生時)
液晶モニター(再生モード、ヒストグラム表示)
※これらのページでは、説明のためすべての表示を点灯させています。
露出モード(70)・
シーンセレクター(32)
フラッシュ調光補正(83)
彩度補正(89)
コントラスト補正(88)
露出補正(36)
ホワイトバランス(76)
フラッシュモード(31)
撮影モード(48、65)
音声記録(90)
シャープネス補正(87)
撮像感度(79)
フォーカス表示(13、29)
白:ピントが合っています 赤:ピントが合っていません
写し込み表示(59)
デジタルズーム(57)
画像サイズ(52)
スポット測光サークル(85)
電池容量(20)
画質(54)
ドライブモード(40) 撮影残り画像数(24)
(ワイド)フォーカスフレーム(28)
カラーモード(86)
再生モード(102)
撮影日時
拡大再生(107)
画像番号/全体の画像数
音声付き画像(108) プロテクト(116)
DPOF指定(122)
電池容量(20)
画像サイズ(52) 画質(54)
マニュアルフォーカス ピント位置表示(81)
測光モード(84)
シャッター速度・絞り値
白:通常 黒:固定されています 青:変更可能
(A/S/Mモード時のみ)
手ぶれ警告(27)
ローカルフォーカスフレーム(28、62)
メール画像(132)
ファイル番号(ファイルの 通し番号、142)
フォルダ番号(フォルダの 通し番号、142)
画像 絞り値 シャッター速度
画像サイズ(52) 画質(54) 露出補正(36)
ホワイトバランス(76)
撮像感度(79)
フォルダ名(識別文字、142) ファイル番号
(ファイルの通し番号、142)
フォルダ番号(フォルダの通し番号、142)
ヒストグラム
(105)
撮影日
1716
早分かり 詳しくは本文をご覧ください。
1.電池を入れます。→ P.19
2.SDメモリーカードを入 れます。→P.22
準備をする
撮影する
2.ズームレバーで撮りたいものの大きさ を決めます。→P.26
ズームレバーをT側に押すと望遠に、W側に押 すと広角になります。
3.シャッターボタンを押して撮影します。→P.27
1.メインスイッチ/モード切り替えダイ ヤルを に合わせます。→P.26
撮影した画像を確認する(クイックビュー)→P.38
2.十字キーの左右で消去したい画像を選びます。
画像を消去する →P.39
3.もう一度クイックビュー/消去ボタンを押します。
5.消去後、シャッターボタンの半押しまたはメニューボ タンで元の撮影モードに戻ります。
2.十字キーの左右で見たい画像を選びます。
4.左の画面が出た後、十字キーの左側で「はい」を選び、 十字キー中央の実行ボタンを押すと消去されます。
「いいえ」のままで実行ボタンを押すと消去されません。
3.見終わった後、シャッターボタンの半押しまたはメニ ューボタンで元の撮影モードに戻ります。
このコマを消去しますか?
はい いいえ
1.撮影後、クイックビュー/消去ボタンを押します。
1.撮影後、クイックビュー/消去ボタンを押します。
19
18

基本撮影

1.ストラップ取り付け部に、ストラ ップの短い方を通します。
先端を細くして通してください。
取り付け部に対して垂直に押し込むよう にすると通りやすくなります。通らない 場合は、先の細い物で先端を引っ張り出 してください。
この章では、カメラの準備および最も基本的な撮影方法・再生方法を説明し ています。
2.通したストラップの輪に、もう一 方の端を通して引っ張ります。
ストラップを取り付ける

電池を入れる

単3形ニッケル水素電池2本、またはリチウム電池(CR-V3)1個を使用します。付属の電池はニッ ケル水素電池で、お買い上げの際には充電されていません。付属の充電器の取扱説明書をよくお読 みの上、完全に充電してからお使いください。
リチウム電池は充電しないでください。そのままお使いください。
上記以外の電池は性能が保証できませんので、このカメラでは使用しないでください。
1.メインスイッチ/モード切り替えダイヤ ルをOFFに合わせます。
2.電池室ふたを、矢印の方向にスライドさせて開けます。
3.電池室内部の+/ー表示にした がって電池を入れます。
4.電池室ふたを閉めます。
最後まで確実に閉めてください。
次ページへ続く
リチウム電池の場合
電 池 を 入 れ る
21
20
電池を入れる(続き)
電池容量の確認
メインスイッチ/モード切り替えダイヤルをOFF以外に合わせると、電池の容量が上面データパネ ルと液晶モニターに表示されます。
上面データパネル
点灯
電池容量
電池容量は十分です。
液晶モニター
白色点灯
(約3秒間)
点灯
電池容量が少なくなりました。
節電のためフラッシュ発光直後は 液晶モニターが消灯します。
白色点灯
(約3秒間)
電池の交換をおすすめします。
この状態でもまだ撮影はできます。
節電のためフラッシュ発光直後は 液晶モニターが消灯します。
赤色点灯
のみ
点灯
新しい電池と交換してください。 シャッターは切れません。
電池がなくな
りました
何も表示されないときは、電池の向き(+/−)を確認してください。
長時間の撮影や再生には、別売のACアダプタAC-6の使用をおすすめします。→次ページ
電池容量がなくなったとき(上の表の一番下)は、19ページを参照して新たに電池を入れ換えてくださ い。
「日付/時刻を設定してください」のメッセージが出たときは
長時間(1日程度)電池を抜いたままにしておくと、日時の設定が 失われます。このようなメッセージが現れたら、日時を再設定し てください。→P.150
パワーセーブ(操作しないでいると自動的に表示が消えます)
このカメラは、約30秒以上何も操作をしないでいると、 節電のため自動的に液晶モニターが消灯します。また約1 分以上何も操作をしないでいると、自動的に上面データ パネルも消灯します(パワーセーブ)。シャッターボタン を軽く押すなど、何らかの操作を行なえば、撮影が再開 できます。
パワーセーブまでの時間(初期設定は1分)は変更すること ができます。→P.140
上面データパネル
液晶モニター
ACアダプタ(別売り)
接続のしかた
1. メインスイッチ/モード切り替えダイヤルをOFFに合わ せます。
2. DC電源入力端子にACアダプタを接続します(左図)。
3. ACアダプタをコンセントに差し込みます。
取り外し方
メインスイッチ/モード切り替えダイヤルをOFFに合わせ てから、ACアダプタを取り外します。
屋内などAC電源が使える場合は、別売りのACアダプタ AC-6を使用すると、電池の残りを気にす ることなく撮影ができて便利です。
日付/時刻を設定してください
電 池 を 入 れ る
2322

カードを入れる

入れ方
画像を記録するには、SDメモリーカードまたはマルチメディアカード(以下カード)が必要です。 付属のSDメモリーカードは、そのままこのカメラに入れてお使いいただけます。
ライトプロテクトスイッチ
SDメモリーカードには、ライトプロテクト(書き込み禁止)スイッチがついてい ます。このスイッチを下にスライドさせると、カードがロックされ、書き込みが 禁止されてカード内の画像等を保護することができます。撮影する際には、スイ ッチを上に上げてください。
カードを入れ換えるときには、電源/アクセスランプが赤く点滅していない(=カードアクセス中 でない)のを確認してから入れてください。
1.カードスロットふたを、矢印の方向にスライ ドさせて開けます。
2.カードのラベルをカメラの前面側、接点を背 面側に向け、ラベル上の▲マークを挿入口に 向けて、カチッと音がするまで押し込みます。
中央をまっすぐに押し込みます。端を押し込まないで ください。
カードが奥まで入らない場合は、無理に押し込まずに、 カードの向きを確かめて正しく入れ直してください。
奥まで入ると、カードはロックされます。
電源/アクセス ランプ
3.カードスロットふたを閉めます。
最後まで確実に閉めてください。
閉まらない場合は、下記の要領でカードを一度押し込んでから取 り出し、向きを確かめて正しく入れ直してください。
カードを入れないまま撮影しようとすると、「カードが入っていません」というメッセージが現れます。
マルチメディアカードを使用した場合、SDメモリーカードと比べて撮影・再生時の動作応答時間がかな り長くなります。
マルチメディアカード使用時に、上面データパネルに「---」が現れたり、液晶モニターに「このカード は使えません」というメッセージが表示される場合は、カードの上下や裏表を逆に入れていないかを確 認してください。
電源/アクセスランプが赤く点滅している間は、 カードを取り出さないでください。カード内の データが破損する原因となります。
2.カードをカチッと音がするまで中に押し込みます。
ロックが外れ、カードが出てきます。
3.カードを取り出し、ふたを閉めます。
1.カメラがOFFになっているのを確認後、カードスロッ トふたを矢印の方向にスライドさせて開けます。
電源/アクセス ランプ
カ ー ド を 入 れ る
取り出し方
2524

撮影できる画像数

カードを入れてメインスイッチ/モード切り替え ダイヤルを または に合わせると、上面デ ータパネルと液晶モニターに、撮影残り画像数
(現在の設定で撮影を続けると、後何枚撮影でき
るか)が表示されます。
1枚のカードに記録できる画像数は、カードの容量や、カメラで設定された画像サイズおよび画質 によって異なります。例として16MBのSDメモリーカードで初期設定で撮影する場合、記録でき る画像数は約14枚です(画像サイズ2272×1704、画質スタンダード)。
画像サイズ・画質を変更した場合、また動画撮影や音声付きで撮影した場合は、撮影できる画像数は大 きく変わります。※詳細は →P.56
ファイルサイズは被写体によって異なるため、撮影シーンによっては撮影後に、撮影残り画像数表示が 変化しない場合もあります。
残り画像数が999枚を超える場合は、999と表示されます。999枚以下になるとカウントが始まりま す。
液晶モニターに「カードに空きがありません」、上面データパネルに000 が表示されたときは、カードがいっぱいです。カードを交換するか、カー ド内の画像を消去してください。画像サイズや画質を変更すると撮影でき ることもあります。

カメラを構える

撮影される画像は、ファインダーと液晶モニターで確認すること ができます。カメラが少しでも動くとぶれた写真になりますので、 しっかりと構えて撮影してください。
脇を閉め、両手でしっかりと構えます。
縦位置で撮影するときは、フラッシュをレンズより上にしてくださ い。
レンズやカメラの前面に、特にフラッシュに、指や髪の毛、ストラ ップ等がかからないようにしてください。
暗い場所でフラッシュを使わずに撮影する場合や、望遠側で撮影す る場合は、手ぶれが起こりやすくなります。三脚などにカメラを固 定して撮影することをおすすめします。
ファインダー
液晶モニター
ファインダーを見て撮影する
ファインダーをのぞいて撮影すると、カメラをしっかり構えることが でき、手ぶれが起こりにくくなります。
広角側で1.0m、望遠側で3.0mより近いものを撮影するときは、ファイ ンダーで見える範囲と実際に写る範囲とに差ができます。液晶モニター で構図を決めてください。
ファインダーを使って撮影するときは、液晶モニターをOFFにすると電 池の消耗を軽減することができます。→P.37
液晶モニターを見て撮影する
さまざまなデータが表示されるので便利です。手ぶれが起こりやすいので、ぶれないようにカメラ をしっかり構えて撮影してください。
カードに空きがありません
カ メ ラ を 構 え る
撮 影 で き る 画 像 数
2726

撮影する

1.メインスイッチ/モード切り替えダイヤルを に合わせます。
電源/アクセスランプが緑色に点灯します。
2.液晶モニターまたはファインダーを見ながら、 ズームレバーで写したいものの大きさを決めま す。
ズームレバーをT側に押すと望遠に、W側に押すと広角に なります。
ここでは、すべての設定がカメラまかせのフルオート(全自動)撮影について説明しています。
3.ピントを合わせたいものに[]を合わせて、シ ャッターボタンを半押しします。
シャッターボタンを軽く押すと、途中で少し止まるところ があります。そこまで押すことを「半押し」と呼びます。
[]の中のものにピントが合います。※ピントが合わな
いときは →P.29
ファインダーで撮影する場合は、ファインダー中央部にピ ントを合わせたいものを配置してください。
半押しするとピントが合います。ピントが合うと、ピント 合わせに使われたセンサーが赤く表示され、ピントの合っ ている位置をお知らせします。
ピントが合うと、液晶モニター右下に白い または
(フォーカス表示)が点灯します。ファインダー左の緑ラ
ンプも点灯します。
※半押ししたときの表示について →次ページ
撮影された画像が自動的にカードに記録(保存)されます。書き込み中 は電源/アクセスランプが赤く点滅しますので、その間はカードや電 池を抜かないでください。
4.シャッターボタンを押し込んで撮影し ます。
電源/アクセスランプ
カメラから約50cm以上離れたものにピントが合います。それより近くを撮影する場合は、マクロ撮影 を行なってください。→P.33
撮影後シャッターボタンから指を離さずにそのまま押し続けていると、押している間撮影した画像が液 晶モニターに表示されます(液晶モニター点灯時のみ)。
※常に表示させるには →アフタービュー、P.60
シャッターボタンを半押ししたときに現れる表示の意味は以下の通りです。
撮影後は、メインスイッチ/モード切り替えダイヤルをOFFに合わせて電源を切ってください。
緑色すばやく点滅
ピントが合わない、または撮りたいものに近づき過ぎていま す(P.29)。撮影はできます。
オレンジ色
ゆっくり点滅
シャッター速度が遅くなっています。 手ぶれに注意するか、三脚を使って撮影してください。
オレンジ色
すばやく点滅
フラッシュが充電中です。 充電が完了するまで撮影できません。
赤色 点灯
ファインダー左側
緑・オレンジランプ
状況
液晶モニター
下部
緑色点灯 ピントが合って固定されています。撮影できます。
白色 点灯
オレンジ色点灯
フラッシュの充電が完了しました。撮影できます。 フラッシュが発光します。
緑色点灯
動いているものにピントを合わせ続けています。 撮影できます。
白色 点灯
撮 影 す る
2928

ピント合わせ

ワイドフォーカスフレーム[ ]の中には、ピントを合わせるための センサー(ローカルフォーカスフレーム)が5つあります。シャッタ ーボタンを半押しすると、この5つのセンサーのいずれかが作動し、 自動的にピント合わせが行われます。
被写体が静止している場合は、シャッターボタンを半押しするとカ メラが被写体を判別し、適切なローカルフォーカスフレームが自動 的に選択され、そこでピントを合わせます。液晶モニターには が 点灯します。
被写体が動いている、または静止状態から動き始めた場合は、シャ ッターボタンを半押しし続けると、カメラが被写体を追ってピント を合わせ続けます(自動追尾AF)。この間は、液晶モニターには が点灯します。
ワイドフォーカスフレーム ローカルフォーカスフレーム(センサー)
以下の場合は自動追尾AFはできず、ピントが合いません。液晶モニター右下の赤い が点灯します。 ・被写体の動きが速すぎるとき ・被写体がローカルフォーカスフレームのある位置から外れたとき
以下の場合は自動追尾AFは作動しません。シャッターボタンを半押しした時にピントが固定されます。 ・液晶モニターを消灯しているとき(P.37) ・暗いところで撮影しているとき ・デジタルズーム、セルフタイマー、リモコン撮影時
上記の5つのローカルフォーカスフレームのうち、任意のフレームを選ぶこともできます。→P.62
自動追尾AFは、マニュアル撮影モード ではメニューで設定することができます。→P.80
フォーカス表示
シャッターボタンを半押しすると、液晶モニターとファインダ ー横のフォーカス表示が、ピントの状態をお知らせします。
緑色
すばやく点滅
ピントが合いません。以下を確認してください。撮影はできます。
撮りたいものに近づき過ぎていませんか?
カメラから約50cm以上離れたものにピントが合います。それよ り近くの物を撮影するときは、マクロ撮影を行なってください。 →P.33
動いている被写体が速すぎたり、[]から外れていませんか?
動きが速すぎたり[]から外れたりするとピントが合いません。
オートフォーカスの苦手な被写体ではありませんか?
オートフォーカスの苦手な被写体(P.62)だと、オートフォーカ スではピント合わせができません。フォーカスロック撮影(P.64) またはマニュアルフォーカス撮影(P.81)を行なってください。
赤色 点灯
ファインダー横
緑ランプ
状況
液晶モニター
右下
緑色点灯 ピントが合って固定されています。撮影できます。
白色 点灯
緑色点灯
動いているものにピントを合わせ続けています。 撮影できます。
白色 点灯
ピ ン ト 合 わ せ
3130

フラッシュ撮影

メインスイッチ/モード切り替えダイヤルを に合わせると、 フラッシュは自動発光モードになり、暗いときや逆光のときは フラッシュが自動的に発光します。 ファインダー横のオレンジランプがフラッシュの状態をお知ら せします。
このカメラではフラッシュの発光量を正確に決めるため、フラッシュ発光時には撮影の直前に一度フラ ッシュが発光します(プリ発光)。よって本発光と合わせてフラッシュが2回続けて発光します。
フラッシュの光が届く範 囲には限度があります。 最広角側では3.4m、最望 遠側では2.0mを目安に撮 影してください(撮像感度 AUTO時)。
撮像感度を変更すると、 フラッシュ光の届く距離 も変わります。→P.79
広角側:3.4m 望遠側:2.0m
夜景など暗い場合は、フラッ シュが発光しても遠くの景色 は写りません。
フラッシュ光の届く距離
オレンジ色
ゆっくり点滅
シャッター速度が遅くなっています。 手ぶれに注意するか、三脚を使って撮影してください。
オレンジ色
すばやく点滅
フラッシュが充電中です。充電が完了するまで撮影できません。 ランプが消えるのを待ってから撮影してください。 (充電時間は新品電池で約5秒です。)
ファインダー横 オレンジランプ
状況
オレンジ色点灯
フラッシュの充電が完了しました。撮影できます。 フラッシュが発光します。
フラッシュモードの切り替え
メインスイッチ/モード切り替えダイヤルが 位置にあ るときに、フラッシュモードボタンを押すと、以下の順 序でフラッシュモードが切り替わります。
自動発光
フラッシュは必要時には自動的に発光します。
赤目軽減自動発光
暗いところで人物を撮影すると、フラッシュの光が目の中で反射して、目 が赤く写ることがあります。このモードでは撮影の直前に小光量のフラッ シュが発光し、目が赤く写るのを和らげます。フラッシュは必要時には自 動的に発光します。
強制発光
フラッシュは必ず発光します。
発光禁止
フラッシュは発光しません。美術館などフラッシュの使用が禁止されてい る場合にお使いください。液晶モニターに が現れたとき(ファインダー 横オレンジランプはゆっくり点滅)は、手ぶれに注意するか、三脚を使って 撮影してください。
※液晶モニターと上面データパネルで表示は多少異なります。
フ ラ ッ シ ュ 撮 影
3332
シーンセレクター
メインスイッチ/モード切り替えダイヤルを に合わせると、液 晶モニターの上側に、撮影場面を表す絵表示が並びます。そのまま 撮影すると、カメラが撮影場面を判断し、自動的にその場にふさわ しい設定が選ばれます(フルオートシーンセレクター)。撮影者が意 図的にシーンを選ぶこともできます。
シャッターボタンを半押しすると、レンズの焦点 距離や被写体までの距離等からカメラが撮影場面 を判断し、その場面にふさわしい設定が自動的に 選ばれます。
半押しすると、カメラが選んだ場面が液晶モニター に表示されます。どの場面にも当てはまらなかった 場合は何も表示されず、通常のフルオート撮影にな ります。
※各モードについての詳細は →P.34
フルオートシーンセレクター
ポートレート
スポーツ
風景
夕景
夜景ポートレート・夜景
フルオート撮影
フラッシュモードは各撮影シーンによって自動的に設定されます。変更することもできます。→P.31
人物の入らない夜景のみの撮影の場合は、フラッシュを発光させずに撮影してください。→P.35
撮影シーンを選ぶ
フルオートシーンセレクター
マクロ
ポートレート
スポーツ
風景
夕景
夜景ポートレート・夜景
フルオート撮影
撮影者が意図的に撮影シーンを選ぶこともできます。前ペ ージの6つに加え、マクロ撮影を選ぶこともできます。
シーンセレクターボタンを押して、撮影したい画面 の絵表示を液晶モニターに表示させます。
ボタンを押すたびに、以下の順序で撮影シーンが切り替わり ます。
シ ー ン セ レ ク タ ー
黒をしっかりと再現し、明かりのない暗い部分は黒く、明るい部分 は明るく写し出して、美しい夜景を描写します。夜景を背景とした 人物撮影では、両者をバランスよく再現します。
人物のいない夜景のみの場合は、フラッシュモードボタンで発光禁止に 切り替えて撮影することをおすすめします。→P.31
シャッター速度が遅くなりますので、液晶モニターに が現れたとき
(ファインダー横オレンジランプはゆっくり点滅)は、手ぶれに注意するか、
三脚を使って撮影してください。また夜景ポートレート撮影の場合、撮影 される人物が動くと写真もぶれますので、動かないように注意してあげて ください。
3534
マクロ
シーンセレクター(続き)
カメラから約20cm〜60cm(レンズ先端から約14.5〜54.5cm) の間のものを撮影する場合に使います。レンズは自動的に最望遠位 置に設定されます。
上記の範囲外の被写体にはピントが合いません。液晶モニター/ファイ ンダー横のフォーカス表示がピントの状態をお知らせします。→P.29
フラッシュが自動発光または赤目軽減自動発光のときにマクロを選択す ると、発光禁止に変わります。フラッシュを発光させることもできます
(P.31)が、発光させると正しい露出が得られません。またフラッシュ
光がレンズでさえぎられて画面に影ができることがあります。
このモードでは、ピントを合わせやすくするため、シャッターボタンを半押ししなくても常にピント位 置が調整され続けます(フルタイムAF、→P.82)。
マクロでは、ファインダーで見える範囲と実際に写る範囲とに差がありますので、液晶モニターで構図 を決めてください。液晶モニターボタンで液晶モニターを消灯させていても(P.37)、マクロを選択す ると液晶モニターは点灯します。
速く動いているものでもぶれにくいように、またやや遠いところに ある被写体をくっきりと描写します。
このモードでは、動く被写体にピントを合わせやすくするため、シャッ ターボタンを半押ししなくても常にピント位置が調整され続けます(フ ルタイムAF、→P.82)。
フラッシュ光が届かない場合はフラッシュを使用しないでください。 ※フラッシュ光の届く距離 →P.30、フラッシュモードの変更 →P.31
夕焼けの赤さを美しく描写することができます。夕景を背景とした 人物撮影では、両者をバランスよく再現します。
人物のいない夕景のみの場合は、フラッシュモードボタンで発光禁止 に切り替えて撮影することをおすすめします。→P.31
シャッター速度が遅くなりますので、液晶モニターに が現れたと き(ファインダー横オレンジランプはゆっくり点滅)は、手ぶれに注 意するか、三脚を使って撮影してください。
レンズを長時間太陽に向けたまま放置しないでください。CCD(撮像素子)を傷める原因となります。 やむを得ず置く場合はメインスイッチをOFFにしてください。
人物を美しく引き立たせ、人の肌をなめらかに再現します。
背景をよりぼかすには、レンズの望遠側の方が効果があります。
ポートレート
スポーツ
夕景
夜景ポートレート・夜景
色は鮮やかに、輪郭はくっきりと描写します。全体的にピントが合 って見えるように再現します。
フラッシュモードボタンで発光禁止に切り替えて撮影することをおすす めします。→P.31
被写体が暗いときはシャッター速度が遅くなりますので、液晶モニター に が現れたとき(ファインダー横オレンジランプはゆっくり点滅)は、 手ぶれに注意するか、三脚を使って撮影してください。
風景
シ ー ン セ レ ク タ ー
0以外に設定すると、上面データパネルには が、液晶モニターには と数値が表示されます。
3736
液晶モニター表示の切り替え(撮影モード)
液晶モニターの表示を切り替えることができます。
液晶モニターボタンを押します。
ボタンを押すたびに、以下の順序で液晶モニターが切り替わ ります( または の場合)。
撮影データあり 画像のみ表示 液晶モニター消灯
上記中央の状態でも、警告表示(赤色の表示)と日付写し込み表示(P.59)は現れます。フルオートシー ンセレクター(P.32)は作動しますが、液晶モニターには表示されません。
この使用説明書では、撮影データありの状態(左端)で説明しています。
液晶モニターをOFFにすると、電池の消耗を減らすことができます。このときはファインダーを使って 撮影してください。
このカメラでは、暗いところでも液晶モニターがよく見えるように、一定以下の暗さになるとモニター 感度が自動的に上がります(モニター自動感度アップ機能)。

露出補正

+側にすると画面全体が明るくなりま す。白い被写体を白く表現するときや、 黒い被写体をつぶさずに描写するとき などに使います。
−側にすると画面全体が暗くなりま す。黒い被写体を黒く表現するときな どに使います。
露出補正−側
露出補正ボタン/十字キーの、左キー または右キーを押すと、露出補正の 設定が変更されます。
右を押すと画面は明るくなります(+側に露 出補正)。左を押すと暗くなります(−側に露 出補正)。
液晶モニターに が現れ、設定した露出補正 値が表示されます。
露出補正を解除するときは、同じ要領で±0を選んでください。メインスイッチ/モード切り替えダイ ヤルが 位置にあるときは、ダイヤルを切り替えても0に戻ります。
露出補正は液晶モニターを使って行なってください。液晶モニター消灯時に露出補正ボタン/十字キー を押すと、液晶モニターは一時的に点灯します。この場合は設定後自動的に消灯しますが、設定した露 出補正は有効です。
表 示 の 切 り 替 え
露 出 補 正
設定後、シャッターボタンを半押しすると元の画像に戻ります。
画面全体を明るくしたり暗くしたりします。−2.0〜+2.0の範囲で0.3段ごとに設定できます。
露出補正+側
4.十字キーの左側で「はい」 を選びます。
3938
撮影した画像を確認する/消去する(クイックビュー)
画像を確認する(クイックビュー)
1.撮影後、クイックビュー/消去ボタンを押しま す。
直前に記録された画像が液晶モニターに表示されます。 動画(P.94)や音声(P.101)も同じように確認すること ができます。
2.十字キーの左右で見たい画像を選びます。
液晶モニターボタンを押すと、撮影データ 表示の有無を切り替えることができます。 →P.37
撮影データ表示ボタンを押すと、画像のヒスト グラム(輝度分布)表示と通常の表示を切り替 えることができます。→P.105
ズームレバーで画像を拡大して見ることができ ます。→P.107
撮影した画像を簡単に見ることができます。
液晶モニター消灯時にクイックビュー/消去ボタンを押すと、液晶モニターは一時的に点灯します。こ の場合は、3の操作で再度消灯します。
画像を手早く消去する
クイックビューの状態で、画像を簡単に消去することができます。
1.撮影後、クイックビュー/消去ボタンを押します。
直前に撮影された画像が液晶モニターに表示されます。
2.十字キーの左右で消去したい画像を選びます。
3.もう一度クイックビュー/消去ボタンを押しま す。
右の画面が現れます。
消去しない場合は、この状態 で十字キー中央の実行ボタン を押すか、再度クイックビュ ー/消去ボタンを押します。
5.十字キー中央の実行ボタンを押します。
選んだ画像が消去されます。
この後、2に戻って続けて画像を消去することもできます。
6.メニューボタンを押すかシャッターボタンを半押 しすると、元の撮影モードに戻ります。
※複数の画像を一度に消去するときは →P.113
3.メニューボタンを押すかシャッターボタンを半 押しすると、元の撮影モードに戻ります。
このコマを消去しますか?
はい
いいえ
このコマを消去しますか?
はい
いいえ

ク イ ッ ク ビ ュ ー

4140

ドライブモード

ドライブモードボタンを使うと1コマ撮影、セルフタイマー撮影、リモコン撮影、連続撮影、ブラ ケット(露出ずらし)撮影ができます。初期設定は1コマ撮影です。
ドライブモードボタンを押して、希望の設定を選 びます。
ドライブモードボタンを押す度に、以下の順序で設定が切 り替わり、液晶モニターと上面データパネルに設定が表示 されます。
1コマ撮影
シャッターボタンを押すごとに、1枚ずつ撮影されます。初期設定は1コマ撮影です。
セルフタイマー撮影
シャッターボタンを押してから約10秒後に撮影されます。撮影者も一緒に写真に入るときに便利 です。
1.ドライブモードボタンを押して、 (セルフタイマー表 示)を選びます。
液晶モニターと上面データパネルに が表示されます。
ド ラ イ ブ モ ー ド
ブラケット(露出ずらし)撮影:露出を自動的にずらした写真が3枚できます。→P.46
1コマ撮影:シャッターボタンを押すごとに、1枚ずつ撮影されます。→P.41
セルフタイマー撮影:シャッターボタンを押してから約10秒後に撮影されます→P.41
リモコン撮影:リモコンを使って、シャッターを切ることができます。→P.42
連続撮影:シャッターボタンを押し続けている間、連続して撮影できます。→P.45
3.被写体にピントが合っていることを確認してから、シャッ ターボタンを押します。
セルフタイマーの作動中は、カメラ前面のセルフタイマー/リモコン 作動表示ランプが点滅します。撮影直前には素早い点滅、そして点灯 となり、撮影のタイミングをお知らせします。
セルフタイマー動作中は、ランプと同様に音でもお知らせします。音 を消すこともできます。→P.137
撮影後、セルフタイマーは解除されます。
作動中のセルフタイマーを止めるには、ドライブモードボタンまたは メニューボタンを押すかメインスイッチ/モード切り替えダイヤルを 回してください。
2.撮りたいものに[]を合わせ、構図を決めます。
メインスイッチ/モード切り替えダイアルを回すと、オート撮影モード 時のドライブモードの設定 は全て1コマ撮影に戻りますが、マニュアル撮影モード 時のセルフタイマー以外のドライブモード の設定は保持されます。
42
ドライブモード(続き) ― リモコン撮影
1.ドライブモードボタンを押して、 (リモコン表示)を選 びます。
液晶モニターと上面データパネルに が表示されます。
2.撮りたいものに[]を合わせ、構図を決めます。
押してから約2秒後にシャッターが切れます。撮影者は2秒の間に リモコンを隠して写真に写ることができます。
IRリモコンRC-3
押すとすぐにシャッターが切れます。シャッターボタンを押す振動によ ってカメラぶれを防いだり、シャッターを押すタイミングが重要なシー ンでお使いください。
3.右図の範囲内で、リモコンの信号送信部をカメラの リモコン受信部に向け、2秒後撮影ボタンか撮影ボ タンを押します。
2秒後撮影ボタンを押したときは、カメラ前面のセルフタイマ ー/リモコン作動表示ランプが数回点滅し、2秒後に撮影され ます。撮影ボタンを押したときは、1回点滅してすぐに撮影さ れます。
リモコン受信部
ド ラ イ ブ モ ー ド

リモコン撮影

付属のリモコンを使って、カメラから離れてシャッターを切ることができます。撮影者も一緒に写 りたいときや、三脚使用時にカメラぶれを防ぐのにお使いください。
撮影後もリモコン設定のままです。解除するには、ドライブモードボタンを押してリモコン撮影以外に 設定してください。
逆光時や蛍光灯の近く、極端に明るい場所では、リモコン撮影の可能な範囲が極端に短くなったり、リ モコン撮影ができないことがあります。
43
このカメラでは、リモコンを使ってのフォーカスロック撮影はできません。
信号送信部 2秒後撮影ボタン
撮影ボタン
4544
ドライブモード(続き) ― リモコン撮影、連続撮影
シャッターボタンを押し続けている間、連続して撮影されます。最高毎秒約1.2コマの連続撮影が できます(シャッター音ありの場合)。
シャッター音なしの場合(P.145)だと、最高毎秒約1.5コマの連続撮影が可能です。
連続撮影の速度は、被写体などの撮影条件によって異なります。
1.ドライブモードボタンを押して (連続撮影表示)を選び ます。
液晶モニターと上面データパネルに が表示されます。
2.シャッターボタンを押し続けて撮影します。

連続撮影

フラッシュが発光するときは、フラッシュの充電が完了してから撮影されます。
画質でTIFFを選んでいるときは、連続撮影は選べません。また連続撮影選択時は、TIFFは選べません。
ピント位置と露出は1コマ目で固定されます。
カメラの内蔵メモリには限りがあるため、連続撮影の枚数には上限があります(以下参照)。これらの値 は画像サイズや画質、被写体によって異なるので、あくまでも目安とお考えください。
640x480
80 57 36
2272x1704
エコノミー
14
スタンダード
7
1600x1200
25 14
1280x960
36 20
ファイン 3 7 11
日付写し込み(P.59)を行なっている場合は、連続撮影の速度は遅くなります。
ド ラ イ ブ モ ー ド
リモコン用電池の交換
リモコンのボタンを押してもシャッターが切れなくなったら、電池を交換してください。電池の寿 命は約10年です。(お買い上げ時に付属の電池はそれより消耗が早くなることがあります。)
使用電池:リチウム電池CR2032×1個
1.リモコン裏面下部に電池室がありま す。図のように①の方向に押しながら、 電池室を②の方向に引き出します。
2.古い電池を取り出し、+側を上にして 新しい電池を入れます。
3.電池室を元通り確実にはめ込みます。
リモコン用リチウム電池は、幼児の手の届かないところに置いてください。万一飲み込んだ 場合は、ただちに医師にご相談ください。
47
46
ドライブモード(続き) ― ブラケット(露出ずらし)撮影
ブラケット(露出ずらし)撮影
露出を自動的にずらした写真が3枚でき ます。シャッターボタンを押し続けてい る間、連続して撮影されます。
1.ドライブモードボタンを押して (ブラケット表示)を選 びます。
2.十字キーの左右でずらし量を選びます。
±0.3、±0.5、±1.0のいずれかを選びます。±1.0だとずれ量が大 きくなり、±0.3だと小さくなります。
フラッシュ撮影はできません.。自動的に発光禁止になります。
画質でTIFFを選んでいるときは、ブラケット撮影は選べません。またブラケット撮影選択時は、TIFFは 選べません。
基準値(±0)とピント位置は、1枚目を撮影するときに固定されます。露出補正により、基準値をあら かじめずらしておくことも可能です。→P.36
撮影中にカードの空きがなくなると、その後の撮影はされずにブラケット撮影は途中で終了します。
電池の容量が少ないとき(液晶モニターに赤色の が点灯している場合)は、1枚目の撮影しかできま せん。
3.十字キー中央の実行ボタンを押します。
液晶モニター画面に と撮影枚数を表す3が、上面デ ータパネルに が表示されます。
4.シャッターボタンを押し続けて撮影します。
±0→ −(露出アンダー)側→+(露出オーバー)側、 の順に撮影されます。
途中で指を離すとブラケット撮影は終了します。
液晶モニターには、 の横にブラケットの残り枚数 が表示されます。
ド ラ イ ブ モ ー ド
オート撮影モードは、自動での撮影を基本としています。よって、メインスイッチ/モード切り替えダ イヤルでモードを切り替えたりカメラをOFFにしたりすると、いったん行なった設定は解除されます
(フラッシュモードの赤目軽減の有無と、オート撮影モードメニューを除く)。
49
48

オート撮影モード

この章では、メインスイッチ/モード切 り替えダイヤルが 位置(オート撮影モ ード)にあるときの各種設定について説 明しています。 オート撮影モードでは、複雑な機能はす べて自動で設定されます。カメラまかせ で気軽に撮影したいときに便利です。
ダイヤルを 位置(オート撮影モード) にしていると、液晶モニターの左上に AUTOが現れます。
オート撮影モードについて
メインスイッチ/モード切り替えダイヤルを に 合わせると、オート撮影モードになります。 オート撮影モードでは、複雑な機能はすべて自動で 設定されます。さまざまな設定が可能なマニュアル 撮影モード(P.65)に対し、カメラまかせで気軽に 撮影したいときに便利です。
オート撮影モードで、設定可能な機能および自動的に設定される(変更不可能な)機能は以下の通りです。
項目 設定 ページ説明
ズーム 可能 26
フラッシュモード 可能 31
フルオートシーンセレクター 可能 32マニュアル撮影モードでは機能しません。
露出補正 可能 36
オート撮影モードメニュー 可能 50
マニュアル撮影モードメニュー 不可能 65
マニュアル撮影モードで設定してください。
オート撮影モードでは、マニュアル撮影モード
メニューの設定はすべて初期設定値になります。
撮影シーンの選択 可能 33マニュアル撮影モードより多くのシーンが選べます。
液晶モニター表示の切り替え 可能 37
クイックビュー 可能 38
フォーカスロック撮影 可能 64
ローカルフォーカスフレームの
選択 可能 62
オ ー ト 撮 影 モ ー ド
ドライブモード 可能 40
5150

オート撮影モードメニュー

メインスイッチ/モード切り替えダイヤルがオート撮影モード位置 にあるときにメニューボタ ンを押すと、以下の設定が可能です。メニューボタンと十字キーを使って設定します。
2.十字キーの上下で、希望の 項目を選びます。
1.オート撮影モード位置 で、メニューボタンを押し ます。
メニュー画面が現れます。
3.十字キーの右側で、設定内 容を表示させます。
4.十字キーの上下で、希望の 設定を選びます。
5.十字キー中央の実行ボタン を押して決定します。
6.メニューボタンを押して元の画面に戻ります。
シャッターボタンの半押しでも戻ります。
基本
画質(P.54)
TIFF ファイン
○スタンダード
エコノミー
デジタルズーム (P.57)
あり
○なし
○印は初期設定値です。
画像サイズ(P.52)
○2272×1704
1600×1200 1280×960 640×480
日付写し込み(P.59)
あり
○なし
上記5つのメニュー項目は、マニュアル撮影モードメニュー(P.65)と共通です。
これらの項目は、オート撮影モードメニューで設定を変更した場合、マニュアル撮影モードでも自動的 に同じ設定に変更されます。逆も同様です。またメインスイッチ/モード切り替えダイヤルでモードを 切り替えたりカメラをOFFにしたりしても、設定は保存されています。
デジタルズーム
オ ー ト 撮 影 モ ー ド
メ ニ ュ ー
アフタービュー(P.60)
10秒 2秒
○なし
基本
画像サイズ 画質 スタンダード デジタルズーム
アフタ−ビュ−
なし なし なし
基本
画像サイズ
画質 スタンダード
なし
基本
画像サイズ
画質 デジタルズーム
基本
画像サイズ
画質
゙゙゙ー
基本
画像サイズ
画質 スタンダード デジタルズーム
なし
5352

画像サイズ

画像の大きさを指定することができます。4通りの中から選ぶことができます。
1.メニューボタンを押します。
2.十字キーで、「画像サイズ」から希望の設定を選 びます。
メニューボタンを押して元の画面へ
シャッターボタンの半押しでも戻ります。
上下で
「画像サイズ」
右側に移動 上下で選択
中央の実行ボタン で決定
選んだ画像サイズは、液晶モニターに大きい方の数値で表示されます。
液晶モニター
画像サイズ
(単位ピクセル)
640×480
(VGA)
1280×960
(SXGA)
1600×1200
(UXGA)
2272×1704
640
1280
1600
2272
1枚のカードに最も多くの枚数を撮影することができま す。ファイルサイズが小さいので、Eメールに添付する ときやホームページ用の画像として最適です。
枚数を多く撮影する場合に便利です。約120万画素の画 像が撮影されます。
このカメラの最大の画像サイズです。パソコンに取り込 んで編集するときや、大きくプリントする場合※1におす すめします。約390万画素の画像が撮影できます。
※1 2L判(178mm×127mm)〜A4(297mm×210mm)程度
パソコンに取り込んで編集するときや、プリントする場 合※2におすすめします。約190万画素の画像が撮影でき ます。
※2 L判(127mm×89mm)〜A5(210mm×148mm)程度
説明
デジタル画像は縦横に細かく分割されて表現されています。例えば画像サイズ2272×1704ピク セルの場合、画像は横に2272、縦に1704に分割され、その1点1点(画素)にそれぞれ色が付き、 全体として1つの写真になっています。画像サイズとは、このように並んでいる画素の数(記録画 素数)を表し、画素またはピクセル、ドットといった単位で表されます。大きくプリントする場合 は画像サイズを大きく設定する必要がありますが、画像サイズを大きくすると1枚あたりのファイ ルサイズ(データ量)も大きくなり、カードに記録できる枚数は少なくなります。 このカメラでは、画像サイズを以下の4通りの中から選ぶことができます。
画像サイズと画質を変更した場合のファイルサイズと撮影画像数について →P.56
画 像 サ イ ズ
ここでいうプリントとは、印刷解像度150dpi〜300dpiの場合を指しています。
基本
画像サイズ
画質 スタンダード デジタルズーム
なし なし
基本
画像サイズ
画質 スタンダード デジタルズーム
なし なし
画像サイズ
画質 デジタルズーム
アフタ−ビュ−
なし
画像サイズ
画質 デジタルズーム
アフタ−ビュ−
なし
5554
画質
画像の圧縮率を指定することができます。4通りの中から選ぶことができます。
1.メニューボタンを押します。
2.十字キーで、「画質」から希望の設定を選びます。
メニューボタンを押して元の画面へ
シャッターボタンの半押しでも戻ります。
上下で
「画質」
右側に移動 上下で選択
中央の実行ボタン で決定
選んだ画質は、液晶モニターにアルファベットの短縮形で表示されま す。
画像の圧縮率によって画質が決まります。画像を圧縮しないとファイルサイズ(次ページ)が大きく なるため、デジタルカメラでは画像を圧縮して記録する方法が一般的です。このカメラでは、初期 設定(スタンダード、STD.)で撮影するとJPEG形式で圧縮されます。高画質になるほど1枚あた りのファイルサイズが大きくなりますので、カードに記録できる(撮影できる)枚数は少なくなりま す。
液晶モニター
ファイル形式
TIFF
(非圧縮)
JPEG
(圧縮率小)
JPEG
(圧縮率中)
JPEG
(圧縮率大)
TIFF
FINE
ファイン
STD.
スタンダード
ECON.
エコノミー
画像が圧縮されずにTIFF形式で記録されます。パソコ ンに取り込んで編集する場合におすすめです。画質は 最高ですがファイルサイズは大きくなるため、記録で きる枚数(撮影枚数)が少なくなったり、カードへの 記録/再生に要する時間が長くなったりします。
画像がJPEG(ジェイペグ)形式で圧縮されて記録され ます。圧縮率が大きくなるほどファイルサイズは小さ くなり、1枚のカードに記録できる枚数が増えます。 JPEG形式で保存すると、圧縮率が大きいほど画質は 劣化します。いったん劣化した画質を撮影後にパソコ ン等で戻すことはできませんので、特に後で画像の加 工や編集を行なう場合、画質設定は慎重に行なってく ださい。 一般的な目安は以下のとおりです。 プリント:スタンダード、ファイン 画像加工:ファイン、 メール添付など:エコノミー
説明
TIFFで撮影すると、撮影後カードに記録するのに数十秒かかることがあ ります。「カードに保存中」というメッセージが現れるので、この間はカ ードを抜かないようにしてください。
画 質
TIFF形式で撮影した画像は、拡大再生に時間がかかることがあります。
画質をTIFFに設定していると、連続撮影、ブラケット撮影など一部の機能が使えません。また、TIFF形 式のファイルは、EPSONUSBDIRECT-PRINTで印刷できません。
基本
画像サイズ
画質
デジタルズーム
スタンダード
なし なし
基本
画像サイズ
画質
デジタルズーム
ファイン
スタンダード
エコノミー
基本
画像サイズ
画質
デジタルズーム
なし なし
基本
画像サイズ
画質
デジタルズーム
スーパーファイン ファイン
ファイン
スタンダード
エコノミー
エコノミー
カードに保存中
5756
画質(続き)
ファイルサイズと撮影画像数について
画像サイズと画質によってファイルサイズが決まり、ファイルサイズと使用しているカードの容量 によって1枚のカードに記録できる撮影画像数が決まります。ファイルサイズの目安と、例として 16MBの1枚のSDメモリーカードに記録できる撮影画像数は以下の通りです。(ボイスメモなし)
下記の値は被写体によって異なるため、撮影のたびに変動します。あくまでも目安とお考えください。
2272x1704
エコノミー
約550KB
スタンダード 約1.0MB
ファイン 約2.0MB
TIFF 約12MB
1600x1200
約300KB 約550KB
約1.0MB 約5.8MB
1280x960
約200KB 約350KB 約650KB
約3.7MB
640x480
約90KB 約130KB 約210KB 約950KB
16MBSDメモリーカード使用時の撮影画像数
ファイルサイズ
音声 約8KB/秒
2272x1704
エコノミー 約27コマ
スタンダード 約14コマ
ファイン
約7コマ
TIFF
約1コマ
1600x1200
約47コマ 約27コマ 約14コマ
約2コマ
1280x960
約69コマ 約39コマ 約22コマ
約3コマ
640x480 約150コマ 約100コマ
約69コマ 約14コマ
ボイスレコード 約30分50秒
動画
320x240:約340KB/秒
160x120:約85KB/秒
動画
320x240:約40秒
160x120:約2分30秒
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デジタルズーム

通常の光学ズーム(P.26)は3倍までですが、デジタルズーム(4倍まで)と組み合わせると、最大 12倍までの画角を得ることができます。
1.メニューボタンを押します。
2.十字キーで、「デジタルズーム」→「あり」を選 びます。
上下で
「デジタルズーム」
右側に移動 上下で選択
メニューボタンを押して元の画面へ
シャッターボタンの半押しでも戻ります。
中央の実行ボタン で決定
基本
基本
デ ジ タ ル ズ ー ム
サ イ ズ と 画 像 数
ボイスメモ→P.90
動画・ボイスレコード→P.93
基本 画像サイズ
画質
デジタルズーム
基本
画像サイズ
画質
デジタルズーム
スタンダード
なし
なし
スタンダード
あり
あり
なし
画像サイズ 画質
デジタルズーム
あり
画像サイズ 画質 画質
デジタルズーム
なし
アフタ−ビュ−
アフタ−ビュ−
あり
なし
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