ˁ టంɂǾȝɁȗɗ˥ˢɁȻȠɁѿᏚȽȼȾȷȗȹᝢȪȹ
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ȦɁȲɆɂǾÁÚʹɾʽɥ
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ǽȧΈႊɁҰȾǾȭȦɁంɥȝᝣɒȢȳȨȗǿ
ȝɁȗɥɞȻǾɗ᪩ɁՁىȻȽɝɑȬǿటంɥɛȢ
ȝᝣɒȗȲȳȠǾȗȷɑȺɕᤛȽɵ˂ʳɮʟɥȝഒȪɒȢȳȨȗǿ
ご愛車に関するメモ
TYPE
CHASSIS NO.
ENGINE
COLOR
(2) (3)
(4)
(6)
(5)
(7)
記入される記号・番号は、車検証、IDプ
レートをご覧ください。
ご 愛 車 の メ モ
車名および
車両型式
車名:
型式:
車台番号
エンジン型式
K6A型
車体色記号
機種記号
トランス
ミッション
□マニュアルミッション
□
オートマチックミッション(※)
ナンバープレート
(車両番号)
ご購入年月日
年 月 日
※本書で「オートマチック車」と記載さ
れている場合、「4AT 車」と「CVT
車」の両方を示しています。
IDプレート(1)
エンジンルームに貼付してあります。
(1)
70K113
70K212
(2) 車両型式 (3) 車台番号
(4) エンジン型式 (5) 車体色記号
(6) 車体色と内装色の組合せコード
(7) 機種記号
取扱書
1. イラストもくじ
2.
必読! 安全なドライブのために
3. 運転装置の取扱い
4. 安全装備の取扱い
5. 快適装備の取扱い
6. お車との上手なつきあいかた
7. 万一のとき
8. サービスデータ
9. さくいん
イラストもくじ ・・・・・・・・ 1-2
必読! ・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-2
警告ブザーが鳴ったときは
・・ 1-7
1
2
ドアの開閉 ・・・・・・・・・・・・ 3-2
警報装置 ・・・・・・・・・・・・・ 3-15
各部の開閉 ・・・・・・・・・・・ 3-18
シートの調節 ・・・・・・・・・ 3-24
各部の調節 ・・・・・・・・・・・ 3-35
メーター ・・・・・・・・・・・・・ 3-38
シートベルト ・・・・・・・・・・ 4-2
SRSエアバッグ ・・・・・・ 4-15
エアコン、ヒーター ・・・・ 5-2
オーディオ ・・・・・・・・・・・ 5-14
お手入れ ・・・・・・・・・・・・・・ 6-2 寒冷時の取扱い ・・・・・・・・ 6-9
パンク ・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-2
バッテリーあがり ・・・・・ 7-14
ヒューズ切れ ・・・・・・・・・ 7-16
スイッチの使いかた ・・・ 3-52
エンジン始動 ・・・・・・・・・ 3-60
パーキングブレーキ ・・・ 3-71
チェンジレバー ・・・・・・・ 3-73
オートマチック車 ・・・・・ 3-74
ABS ・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-22
運転補助機能 ・・・・・・・・・ 4-25
室内装備 ・・・・・・・・・・・・・ 5-44
電球切れ ・・・・・・・・・・・・・ 7-18
オーバーヒート ・・・・・・・ 7-24
その他 ・・・・・・・・・・・・・・・ 7-25
3
4
5
6
7
サービスデータ ・・・・・・・・ 8-1
さくいん ・・・・・・・・・・・・・・ 9-1
8
9
1-1
1. イラストもくじ
1. イラストもくじ
イラストもくじ
イラストもくじ
お車のタイプにより、異なる装備も含んでいます。
(1) (2) (3)
(7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
(3)
(4) (5) (6)
(14)
(1) リヤワイパー・・・・・・・・・・・3-57
(2) ハイマウントストップ
ランプ・・・・・・・・・・・・・・・7-21
(3) アンテナ・・・・・・・・・・・・・・・5-14
(4) ボンネット・・・・・・・・・・・・・3-21
(5) フロントワイパー・・・・・・・3-56
(6) ドアミラー・・・・・・・・・・・・・3-35
(7) 番号灯・・・・・・・・・・・・・・・・・7-23
(8) バックドア ・・・・・・・・・・・・・・ 3-4
1-2
70K1003A
(9) リヤコンビネーション
ランプ ・・・・・・・・・・・・・・ 7-23
(10)フォグランプ ・・・・ 3-59, 7-20
(11)ヘッドライト ・・・・ 3-52, 7-20
(12)ドア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-4
(13)燃料給油口
(フューエルリッド)・・・・ 3-22
(14)バックアイカメラ ・・・・・・ 5-40
1. イラストもくじ
(7)(5) (6)(4)(3)(2)(1)
(12)(9) (10) (11)(8)
(6) (13)
(1) ル-ムミラ- ・・・・・・・・・・ 3-35
(2) オーバーヘッドコンソール
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-46
(3) 室内灯(前席)・・・・・・・・・・ 5-44
(4) サンバイザ- ・・・・・・・・・・ 5-46
(5) 前席アームレスト
(ひじ掛け)・・・・・・・・・・・・ 5-51
アームレストボックス ・・ 5-52
(6) シ-トベルト ・・・・・・・・・・・ 4-2
(7) アシストグリップ ・・・・・・ 5-53
70K10011
(8) チェンジレバー
(マニュアル車)・・・・・・・・ 3-73
クラッチスタートシステム
(マニュアル車)・・・・・・・・ 3-68
(9) パーキングブレーキ
(レバー式)・・・・・・・・・・・・ 3-71
(10)前席シ-ト ・・・・・・・・・・・・ 3-24
(11)シートアンダーボックス
(助手席)・・・・・・・・・・・・・・ 5-52
(12)後席シ-ト ・・・・・・・・・・・・ 3-28
(13)室内灯(荷室)・・・・・・・・・・ 5-44
1-3
1. イラストもくじ
(2)
(9)
(4) (5)
(10) (11) (15)(14) (16)(12) (13) (17) (18)(8)
(6) (1) (7)(1) (3)
お車のタイプにより、異なる装備も含んでいます。
(1) ドリンクホルダー・・・・・・・5-49
(2) 助手席SRSエアバッグ・・・4-18
(3) エアコン、ヒーター・・・・・・・ 5-2
(4) オーディオ ・・・・・・・・・・・・・5-14
(5) セレクトレバー
・・・・・・・・・・3-74
(6) ホーンスイッチ・・・・・・・・・3-57
(7) ドアミラー角度調節/
格納スイッチ・・・ 3-35, 3-36
(8) 発炎筒・・・・・・・・・・・・・・・・・7-25
(9) インパネトレイ(助手席)・5-45
(10)グローブボックス・・・・・・・5-48
1-4
70K003
(11)リッド付インパネボックス
(助手席)・・・・・・・・・・・・・・ 5-47
(12)ショッピングフック
(インパネ)・・・・・・・・・・・・ 5-54
(13)
アクセサリーソケット
・・・ 5-50
(14)パーキングブレーキ
(ペダル式)・・・・・・・・・・・・ 3-71
(15)運転席SRSエアバッグ ・・ 4-17
(16)インパネロアボックス
(運転席)・・・・・・・・・・・・・・ 5-48
(17)ボンネットオープナー ・・ 3-21
(18)パワーウィンドー
スイッチ ・・・・・・・・・・・・ 3-18
1. イラストもくじ
(1) (2) (3)
(11) (12)(10)
(1) 非常点滅灯スイッチ ・・・・3-56
(2) ワイパー/ウォッシャー
スイッチ ・・・・・・・・・・・・3-56
(3) パドルシフトスイッチ ・・ 3-78
(4) メーター ・・・・・・・・・・・・・・ 3-38
警告灯/表示灯 ・・・・・・・・ 3-42
(5)
エンジンスイッチ(プッシュボタンス
タート&アドバンストキーレスエン
トリーシステム装備車)
・・・・ 3-60
(6) ライトスイッチ ・・・・・・・・ 3-52
方向指示器スイッチ ・・・・ 3-55
(7) 運転席シートヒーター
スイッチ ・・・・・・・・・・・・3-26
(8) ILLUMIスイッチ ・・・・・・・ 3-59
(9) 光軸調整ダイヤル ・・・・・・ 3-54
(4) (5) (6) (9)(7)
(3) (8)
(13) (14)
70K10022
(10)リヤデフォッガースイッチ
(ドアミラーヒーター非装備車)
・・ 3-58
ドアミラーヒーター&
リヤデフォッガースイッチ
(ドアミラーヒーター装備車)
・・・・・・・・・・・・・・・・・3-37、3-58
(11)タイヤ空気圧警報システム
リセットスイッチ ・・・・ 4-27
(12)チルトステアリング ・・・・ 3-37
(13)
エンジンスイッチ(プッシュボタンス
タート&アドバンストキーレスエン
トリーシステム非装備車)
・・ 3-60
(14)フォグランプスイッチ ・・ 3-59
1-5
1. イラストもくじ
お車のタイプにより、異なる装備も含んでいます。
(1)
(2)
(1) ラゲッジアンダー
ボックス・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-2
(2) タイヤパンク
応急修理セット・・・・・・・・・・ 7-2
(3) ジャッキ・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-2
(4) ホイールナットレンチ ・・・・7-2
(5) ジャッキバー ・・・・・・・・・・・・ 7-2
1-6
(5)(3) (4) (2)
70K005
■ 全車共通
警告ブザーが鳴ったときは
警告ブザーが鳴ったときは
1. 警告ブザーが鳴ったときは
いつ
いずれかの
ドアを開け
たとき
エンジンス
イッチを
にした
とき
エンジンス
イッチが
のとき
走行中 ピー、ピー、
運転席ドア
を開けたと
き
ブザー音
(室内ブザー)
ピー、ピー、
(約10秒間)
ピー、ピー、
(4回)
ポーン
(1回)
(約95秒間)
ピピピッ、
ピピピッ、
ポーン
(1回)
ピーーー
メーター 原因と対処方法
セキュリティアラームの警報が作動して
います。エンジンスイッチを にする
2秒間隔で点滅
約8秒間
小刻みに点滅
点灯
点滅
点灯
点灯
点灯
と、警報を途中で停止できます。
→ 3-16ページ(セキュリティアラーム)
駐車時にセキュリティアラームの警報が
作動したことを示しています。盗難にあっ
てないか車の中を確認してください。
→ 3-16ページ(セキュリティアラーム)
燃料の残量が少なくなっています。すみや
かに給油してください。
→ 3-44ページ(燃料残量警告灯)
運転者がシートベルトを着用していませ
ん。安全な場所に停車して、ベルトを着用
してください。
→ 4-3ページ(シートベルト警告ブザー)
パーキングブレーキが解除されていませ
ん。安全な場所に停車して、パーキングブ
レーキを解除してください。
→ 3-73ページ(パーキングブレーキ解
除忘れ警告ブザー)
いずれかのドアが完全に閉まっていませ
ん。安全な場所に停車して、完全に閉めて
ください。
→ 3-48ページ(半ドア警告灯)
ヘッドライトや車幅灯が点灯しています。
これらを消してください。
→ 3-53ページ
(ライト消し忘れ警告ブザー)
1-7
1. 警告ブザーが鳴ったときは
■ オートマチック車のみ
いつ
停車中/
後退中
ブザー音
(室内ブザー)
ピー、ピー、
メーター 原因と対処方法
セレクトレバーが に入っています。セ
レクトレバーの位置を確認してください。
表示
→ 3-81ページ( (リバース)ポジショ
ン警告ブザー)
■ マニュアルモード付CVT車のみ
いつ
パドルシフ
トスイッチ
を操作した
とき
ブザー音
(室内ブザー)
ピピッ
メーター 原因と対処方法
走行性能を確保するため、またはトランス
-
ミッション保護のため、希望するギヤポジ
ションに変速されていません。適切な車速
に調節してください。
■ プッシュボタンスタート&アドバンストキーレスエントリーシステ
ム非装備車のみ
いつ
運転席ドア
を開けたと
き
ブザー音
(室内ブザー)
ピー、ピー、
メーター 原因と対処方法
エンジンスイッチにキーが差さったまま
-
です。キーを抜いてください。
→ 3-70ページ
(キー抜き忘れ警告ブザー)
1-8
1. 警告ブザーが鳴ったときは
■ プッシュボタンスタート&アドバンストキーレスエントリーシステ
ム装備車のみ
いつ ブザー音 メーター 原因と対処方法
エンジンを
かけようと
したとき
すべてのド
アを閉めた
とき
運転席ドア
を開けたと
き
リクエスト
スイッチを
押したとき
ピー、ピー、
(約2秒間、
室内/車外ブ
ザー)
ピッ、ピッ、
(室内ブザー)
ピー、ピー、
(室内ブザー)
ピー
(約2秒間、
車外ブザー)
点滅
-
点灯
いずれか点灯
-
携帯リモコンが車内にない、またはリモコ
ンの電池切れが考えられます。リモコンを
車内にもどすか、リモコンをエンジンス
イッチにあててください。
→ 3-65ページ
(携帯リモコン車外持ち出し警告)
→ 3-67ページ(エンジンのかけかた)
故障などで、エンジンスイッチを
(OFF)にもどしていずれかのドアを開閉
してもハンドルがロックされていません。
マツダ販売店で点検を受けてください。
→ 3-71ページ
(ハンドルロック未作動警告ブザー)
エンジンスイッチが になっていま
す。 (OFF)にもどしてください。
→ 3-71ページ(エンジンスイッチもど
し忘れ警告ブザー)
エンジンスイッチが または
になっています。 (OFF)にもどし
てください。
→ 3-13ページ(リクエストスイッチ未
作動警告ブザー)
携帯リモコンが車内にあります。リモコン
を車外に持ち出してください。
いずれかのドアが完全に閉まっていませ
ん。完全に閉めてください。
携帯リモコン
のロックス
イッチを押し
たとき
ピー
(約2秒間、
車外ブザー)
点灯
いずれかのドアが完全に閉まっていませ
ん。完全に閉めてください。
→ 3-8ページ(キーレスエントリー)
点灯
1-9
1-10
必読! 安全なドライブのために
2. 必読!
安全なドライブのために
とくに重要な項目ですのでしっかりお読
みください。
安全運転が第一
お車に装備されているシートベルト、SRS エア
バッグシステム、ABS(アンチロックブレーキ
システム)などの安全装備も、乗員の安全確保
には限界があります。法定速度を厳守するとと
もに、スピードを控えめにして安全運転に心が
けてください。
出発の前に(お車の確認) ・・・・・・・・・・・・・・・ 2-2
荷物を積むときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-4
お子さまを乗せるときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-5
運転席に座って ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-9
エンジンをかけるときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-10
走行するときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-11
駐車するときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-16
給油するときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-19
オートマチック車を運転するときは ・・・・・・・ 2-21
SRSエアバッグ車を運転するときは ・・・・・・・ 2-22
4WD車を運転するときは ・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-24
ターボ車を運転するときは ・・・・・・・・・・・・・・・ 2-24
こんなことにも注意して ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-25
エコドライブをしましょう ・・・・・・・・・・・・・・・ 2-28
2-1
2. 必読! 安全なドライブのために
出発の前に(お車の確認)
タイヤの空気圧をチェック
日常点検を確実に
64L20180
車の走行距離、使用状態から判断した
適切な時期に実施してください。
→ メンテナンスノート(日常点検)
こんな症状に気づいたときは
80J009
定期的に点検・調整してください。
この車の指定空気圧は、運転席ドア
の開口部に貼付してある「空気圧ラ
ベル」(1)で確認できます。
→ メンテナンスノート(日常点検)
(1)
70K115
空気圧が不足したまま走行すると、
タイヤの両端が摩耗する原因となり
ます。また、燃費が悪くなります。
偏平タイヤ(165/55R15 75V)は、
見た目では空気圧の不足がわかりに
くいので注意が必要です。
タイヤ空気圧警報システム装備車の
場合、空気圧の調整後にタイヤ空気
圧警報システムの初期設定を行なっ
てください。また、空気圧が大幅に
低下するとメーター内のタイヤ空気
圧警告灯が点灯します。
→ 4-25ページ
(タイヤ空気圧警報システム)
次のような場合はマツダ販売店で点
検を受けてください。
地面に油や液の漏れたあとが残っ
ている
ブレーキ液が不足している
いつもと違うにおい、音、振動が
ある
2-2
ハンドルやブレーキを操作したと
きの感じがいつもと違う
指定空気圧を守らないと車の性能が
十分に発揮できず、次のようなこと
が起きるおそれがあり、思わぬ事故
につながったり、故障の原因となっ
たりするおそれがあります。
・走行安定性が悪化する
・ブレーキをかけたときの制動距離
が伸びる
・ABS やタイヤ空気圧警報システ
ム(タイプ別装備)の場合、正確
なタイヤ回転速度が検出できなく
なって正常に作動しなくなる
・4WD 車では、その性能が十分に
発揮できないばかりでなく、駆
動系部品に悪影響をあたえる
2. 必読! 安全なドライブのために
バッテリ-の液面を点検する
(1)
(2)
80J1267
バッテリー液面が下限(2)より下に
あるときは、バッテリー補充液を上限
(1)まで補給してください。
→ メンテナンスノート(日常点検)
空気圧が極端に低いまま走行する
と、タイヤがバースト(破裂)して
思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
72J20040
バッテリー液が不足すると、発熱や
爆発のおそれがあります。また、
バッテリーの寿命を縮めるおそれが
あります。
2-3
2. 必読! 安全なドライブのために
荷物を積むときは
排気管も点検
80J011
排気管に穴やひび割れがないか、とき
どき点検してください。
排気管に漏れがあると、排気ガスが
車内に侵入して一酸化炭素中毒を起
こすおそれがあります。異常を感じ
たときは、必ずマツダ販売店で点検
を受けてください。
荷物を積み過ぎない
80J022
車内に手荷物を積み重ねないでくだ
さい。視界のさまたげになるばかり
でなく、急ブレーキで荷物が飛び出
し、思わぬ事故につながるおそれが
あります。
荷物の積み過ぎは車体や走行に悪影響
をおよぼします。
燃料や薬品が入った容器、ス
プレー缶などを車内に持ち込
まない
2-4
引火や爆発のおそれがあります。
動物を乗せるときは、動きま
わらないように注意して
運転のさまたげになったり、急ブ
レーキのときなどに思わぬ事故につ
ながったりするおそれがあります。
80J021
2. 必読! 安全なドライブのために
お子さまを乗せるときは
インパネの上に物を置かない
80J070
運転視界をさまたげたり、発進時や
走行中に動いたりして、安全運転の
さまたげになるおそれがあります。
また、万一の事故で助手席SRSエア
バッグが正常に作動しなかったり、
助手席SRSエアバッグがふくらんだ
ときにとばされたりして、けがをす
るおそれがあります。
お子さまは後席に乗せる
51K0188
できるだけ大人が隣にすわり、お子さ
まを見守ってください。助手席に乗せ
るとお子さまの不意の動作が気になっ
たり、お子さまがいたずらしたりし
て、運転のさまたげになるおそれがあ
ります。
→ 2-6 ページ(お子さま用シートの
使用について)
後席のお子さまが走行中にドアを開
けないように、チャイルドプルーフ
をご使用ください。
→ 3-8ページ
(チャイルドプルーフ)
いつもより慎重に安全を確保
し、スピードを控えめに安全
運転を心がけましょう。
お子さま用シートを必要としないお
子さまをやむをえず助手席に乗せる
ときは、次のことをお守りください。
・助手席をいちばん後ろに下げて
ください。助手席を前に出して
いると、助手席 SRS エアバッグ
が作動したときの強い衝撃で重
大な傷害を受けるおそれがあり
ます。
2-5
2. 必読! 安全なドライブのために
お子さまもシートベルトを着
用
ひざの上にお子さまを抱かないでく
ださい。しっかり抱いていても、衝
突のときなどに十分に支えることが
できず、お子さまが重大な傷害を受
けるおそれがあります。
80J081
必ずシートベルトを着用させてくだ
さい。
一本のシートベルトを二人以上で使
用しないでください。
シートベルトが首やあごにかかると
きや、腰骨にかからないようなお子
さまには、チャイルドシートやジュ
ニアシートをご使用ください。シー
トベルトを正しく使用しないと、お
子さまが重大な傷害を受けるおそれ
があります。
シートベルトで遊ばせない
80J028
お子さまをシートベルトで遊ばせな
いでください。ベルトを身体に巻き
つけるなどして遊んでいるときに、
窒息など重大な傷害を受けるおそれ
があります。万一の場合は、ハサミ
でベルトを切断してください。
お子さま用シートの使用につ
いて
次のようなお子さま用シートは、助
手席で使用することができません。
後席に取り付けてください。
・ベビーシート
・ジュニアシート
2-6
80J082
首がすわっていないお子さま、ひと
りすわりのできないお子さまには、
ベビーシートをご使用のうえ、後席
に乗せてください。
安全のため、チャイルドシートも後
席に取り付けてください。
お子さま用シートは、お子さまの年
齢や体格に合った適切なものを選ん
でください。
→ 4-10ページ(お子さま用シート
の選択について)
2. 必読! 安全なドライブのために
助手席サンバイザーの両面には、次
の警告ラベルが貼られています。ご
使用の前に、必ずお読みください。
85K20020
※警告ラベルで使用される「チャイ
ルドシート」は、本書で使用される
「お子さま用シート」のことを表わ
します。
お子さま用シートには、マツダ純正
品をお勧めします。詳しくは、マツ
ダ販売店にご相談ください。
お子さま用シートを使用していて
も、お子さまの安全の確保には限界
があります。スピードは控えめにし
て、安全運転に心がけてください。
助手席には、ベビーシートなどの後
ろ向きお子さま用シートを取り付け
ないでください。助手席 SRS エア
バッグがふくらむと、お子さま用
シートの背面に強い衝撃が加わり、
生命にかかわる重大な傷害を受ける
おそれがあります。
やむをえず助手席にチャイルドシー
トを取り付けるときは、助手席をい
ちばん後ろに下げ、前向きに取り付
けてください。
この車の後席には、次のタイプのお
子さま用シートを取り付けることが
できます。
・シートベルトで固定するタイプの
お子さま用シート
→ 4-8ページ(お子さま用シート
のシートベルトによる固定)
・ISOFIXタイプのお子さま用シート
→ 3-30ページ(ISOFIX対応チャ
イルドシート固定専用金具)
お子さま用シートの種類によって
は、この車に正しく取り付けられな
いものがあります。使用する前に、
お子さま用シートに付属の取扱説明
書をよく読み、取り付け方法や取扱
いなどについてご確認ください。
走行する前に、お子さま用シートが
確実に固定され、ガタつき、ゆるみ
などがないことを確認してくださ
い。
お子さま用シートを取り付けたシー
トの背もたれを倒さないでくださ
い。お子さま用シートが適切に固定
されなかったり、衝突したときなど
に体がシートベルトの下に滑り込ん
だりして、重大な傷害を受けるおそ
れがあります。
万一の事故でお子さま用シートに強
い衝撃を受けた場合は、外観に異常
がなくても再使用しないでくださ
い。いざというときに性能を十分発
揮できないおそれがあります。
80J027
2-7
2. 必読! 安全なドライブのために
お子さま用シートは、使用していな
いときでもしっかりとシートに取り
付けるか、荷室に収納してください。
シートから取り外したまま客室内に
放置すると、ブレーキをかけたとき
などに乗員や物にあたるおそれがあ
ります。
ドアやウインドーの開閉、
シートの調節は大人が行なう
お子さまの手足や首をはさまないよう
に、大人が開閉や調節を行なってくだ
さい。
窓から顔や手を出さない
80J030
お子さまが手や顔などを出さないよ
うに注意してください。急ブレーキ
で重大な傷害を受けたり、転落した
りするおそれがあります。また、車
外の物などにあたって、重大な傷害
を受けるおそれがあります。
車から離れるときは
2-8
80J029
パワーウインドーは、お子さまが自
分で操作しないように、ウインドー
ロックスイッチをご使用ください。
→ 3-18ページ
(ウインドーロックスイッチ)
車から離れるときは、お子さまだけ
を車内に残さないでください。
お子さまのいたずらで、車の発進
や火災などの事故を起こすおそれ
があります。
炎天下の車内は高温になり、お子
さまが熱射病にかかるおそれがあ
ります。エアコンをつけていて
も、車内にお子さまだけを残さな
いでください。
80J032
お子さまを荷室に乗せない
運転席に座って
80J1031
荷室は人が乗る構造になっていませ
ん。お子さまを乗せないでください。
急ブレーキなどで思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
道路上での停車中もお子さまを荷室
で遊ばせないでください。
2. 必読! 安全なドライブのために
走行中にハンドルの調節(タイプ別
装備)やシートの調節、ルームミ
ラーやドアミラーの調節をしないで
ください。ハンドル操作を誤った
り、前方不注意となったりして、思
わぬ事故につながるおそれがありま
す。
→ 3-37ページ
(チルトステアリング)
→ 3-24ページ(前席シート)
→ 3-35ページ
(ルームミラー、ドアミラー)
背もたれを必要以上に倒さないでく
ださい。ヘッドレストやシートベル
トが本来の機能を発揮できません。
シートベルトは正しく着用
ハンドル、シート、ミラーの
調節は走行前に
80J014
65J106
走行前にシートベルトを正しく着用
してください。
助手席や後席の同乗者全員にシート
ベルトを着用させてください。
→ 4-2ページ(シートベルト)
2-9
2. 必読! 安全なドライブのために
エンジンをかけるときは
運転席の足元付近に物を置か
ない
64L20030
空き缶などを足元に放置しないでく
ださい。ペダル操作ができなくなっ
て思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。
車に合ったフロアマットを
適切に使用する
フロアマットを重ねて敷かない
フロアマットは固定具などで確実に
固定する
64L20190
※運転席のフロア(カーペット下)
には、マツダ純正フロアマットに
付属する固定具を取り付ける穴が
あります。
この車専用のマツダ純正フロアマッ
トのご使用をおすすめします。
ペダル操作のさまたげになって思わ
ぬ事故につながるおそれがあります
ので、次のことをお守りください。
足元の形に合わないフロアマット
2-10
を使わない
換気が悪いところでエンジン
をかけたままにしない
64L20040
80J010
車庫の中など、換気が悪いところで
走行するときは
エンジンをかけたままにすると、一
酸化炭素中毒のおそれがあります。
エンジンをかけた状態で、バックド
アを開けたままにしないでくださ
い。排気ガスが車内に侵入します。
車内で排気ガスのにおいがしたとき
は、すべての窓を全開にし、エアコ
ン、ヒーターの内外気切替えを外気
導入に切り替え、ファンを強にして
換気します。換気してもにおいが消
えないときは、すみやかにマツダ販
売店で点検を受けてください。
窓越しのエンジン始動はしない
2. 必読! 安全なドライブのために
周囲をよく確認してから発進する
80J025
周囲の安全をしっかりと確認してか
ら発進してください。
バックミラーやバックアイカメラ
(タイプ別装備)だけでは後方の安
全が十分に確認できません。車を後
退させるときは、車からおりて自分
の目で後方を確認してください。
運転席にすわり、ブレーキペダルを
踏んでからエンジンを始動してくだ
さい。思わぬ事故につながるおそれ
があります。
→ 3-67ページ
72J20240
(エンジンのかけかた)
エンジン始動直後の空ぶか
し、急加速をしない
80J064
エンジンオイルが暖まっていないの
で、暖機が完了するまでは空ぶかしや
急加速をしないでください。エンジン
故障の原因となります。
2-11
2. 必読! 安全なドライブのために
携帯電話やカーナビゲーショ
ンなどに気を取られないで
80J071
運転者は、走行中に自動車電話や携
帯電話などを使用しないでください。
会話や電話の操作に気を取られ、思
わぬ事故につながるおそれがありま
す。
運転者は、走行中にテレビを見た
り、カーナビゲーションやオーディ
オなどを操作したりしないでくださ
い。前方不注意で思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
ブレーキペダルに足をのせた
まま走行しない
ブレーキ部品が早く摩耗したり、ブ
レーキ装置が過熱したりして、効き
が悪くなるおそれがあります。
クラッチペダルに足をのせた
まま走行しない
64L20060
2-12
ハンドルの中に手を入れてス
イッチなどを操作しない
80J034
ハンドル操作のさまたげになり、思
わぬ事故の原因となります。
クラッチが早く摩耗したり過熱した
りして、思わぬ事故につながるおそ
れがあります。
必要以上に長い時間半クラッチ操作を
行なわないでください。
2. 必読! 安全なドライブのために
走行中はニュートラルにしない
80J035
緊急時以外は、走行中にチェンジレ
バーまたはセレクトレバーをニュー
トラルにしないでください。エンジ
ンブレーキがまったく効かないた
め、思わぬ事故の原因となります。
こんなときどうする?
警告灯が点灯したら?
ただちに安全な場所に停車して処置
をしてください。
→ 3-42ページ
(警告灯・表示灯の見かた)
床下に強い衝撃を受けたら?
ただちに安全な場所に停車し、ブ
レーキ液や燃料が漏れていないか、
排気管などに異常がないか点検して
ください。異常が見つかったとき
は、マツダ販売店にご連絡ください。
タイヤが突然パンクしたら?
ハンドルをしっかり握り、慎重にブ
レーキをかけて徐々にスピードを落
とし、安全な場所に停車してくださ
い。
→ 7-2ページ(パンク)
ブレーキペダルが重く感じたら?
車には、エンジンの負圧を利用して
ブレーキペダルを踏む力を軽減する
ブレーキ倍力装置がついています。
エンジンの負圧が低下していると、
ブレーキペダルを踏んだときに重く
感じることがありますが、異常では
ありません。そのままペダルを強く
踏んでください。
2-13
2. 必読! 安全なドライブのために
ᄉǽǽ
ӏᣱǽǽ
ʠʶ˂ɷ
ʙʽʓʵ
༜Ƚɲʽʂʽʠʶ˂ɷ
長い下り坂ではエンジンブ
レーキを使用する
長い下り坂ではエンジンブレーキ
(※)を併用してください。アクセル
ペダルから足をはなし、走行速度に合
わせて、次のようにシフトダウンしま
す。
ギヤを1速ずつおとします。
→ 3-73ページ
(チェンジレバーの操作)
オーバードライブ(O/D)スイッチを
OFF にするか、セレクトレバーを に
します。
ブレーキペダルを踏み続けると、ブ
レーキ装置が過熱してブレーキが効
かなくなるおそれがあります。
横風が強いときは
S(スポーツ)モードスイッチを ON に
するか、セレクトレバーを にしま
す。
パドルシフトスイッチ(-側)を操作し
て、適切なギヤポジションにします。
→ 3-74ページ
(セレクトレバーの操作)
※エンジンブレーキとは、走行中にア
クセルペダルから足をはなしたとき
に起こるブレーキ効果のことをいい
ます。エンジンブレーキは低速ギヤ
ほどよく効きます。
ʁʟʒ
ʊɰʽ
80J038
トンネルの出口や橋の上、大型トラッ
クが通り過ぎるときなどに、横風を受
けて車が横に流されることがありま
す。あわてずハンドルをしっかり握
り、徐々にスピードを落として進路を
立て直してください。
滑りやすい路面ではゆっくり
走る
80J039
80J1003
2-14
2. 必読! 安全なドライブのために
濡れた路面や凍結路、積雪路などで
は、急発進、急加速、急ブレーキ、急
ハンドル、急激なエンジンブレーキ
など「急」のつく運転はしないでく
ださい。スリップ事故につながるお
それがあります。
周囲の安全を確かめてから低速でブ
レーキペダルを数回踏み、ブレーキ
の効きを確かめてください。
ブレーキの効きが悪いときは、効き
が回復するまで低速で繰り返しブ
レーキペダルを軽く踏み、ブレーキ
装置のしめりを乾かしてください。
水たまりを高速で通り抜けない
冠水した場所は走行しない
80J040
80J042
水たまりや濡れた路面を高速で走行
すると、タイヤと路面の間に水の膜
ができ、タイヤが浮いた状態になる
ことがあります。これをハイドロプ
レーニング現象といい、ハンドルや
ブレーキがまったくきかなくなって
思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
水たまりを走行したあとや洗
車後はブレーキの効きを確認
冠水した場所や、深い水たまりを走
行しないでください。エンスト、電
装品のショート、エンジン破損など
の原因になります。
万一、冠水した場所を走行したとき
は、ブレーキの効きを確かめながら
安全な場所に停車し、マツダ販売店
にご連絡ください。また、次の項目
などについて点検を受けてくださ
い。
ブレーキの効き具合
エンジン、トランスミッション、
デファレンシャルなどのオイル量
および質の変化(オイルが白濁し
ている場合は、水が混入していま
すのでオイル交換が必要です)
ベアリング、ジョイント部などの
80J041
潤滑不良
2-15
2. 必読! 安全なドライブのために
駐車するときは
スタック(立ち往生)したと
きは
ぬかるみや砂地などで、駆動輪が空
転して脱出できなくなることをス
タックといいます。
前進と後退を繰り返すときは、駆動
装置などが損傷するおそれがあるた
め、次のことに注意してください。
・ は、セレ クトレ
バーを確実に入れてからアクセル
を軽く踏んでください。
・数回行なっても脱出できないとき
は、操作を中止してください。
タイヤの下に石や木を入れると脱出
しやすくなります。
脱出しようとする前に、必ず周囲の
安全を十分に確認してください。勢
いよく発進して事故を起こすおそれ
があります。
タイヤを高速で空転させないでくだ
さい。タイヤが異常に過熱して破損
したり、駆動装置が損傷したりする
おそれがあります。
パーキングブレーキをしっか
りとかけて
(ペダル式)
(1)
82K003
(1) パーキングブレーキ
セレクトレバーを に入れてくだ
さい。
(レバー式)
2-16
(1)
80J1037
(1) パーキングブレーキ
チェンジレバーをRまたは1速に入れ
てください。
80J043
2. 必読! 安全なドライブのために
坂道で駐車するときは、必ず次のこ
とをお守りください。
パーキングブレーキをしっかり
とかけ、車が動き出さないこと
を確認してください。
下り坂ではチェンジレバーを
R、上り坂では1速に入れてくだ
さい。
市販品の輪止めや石などでタイ
ヤを固定し、車が動き出さない
ようにしてください。
急な坂道には駐車しないでください。
無人で車が動き出すなど、思わぬ事
故につながるおそれがあります。
車を移動するときはエンジン
をかけて
エンジンをかけたまま仮眠し
ない
80J045
周囲の状況や風向きで排気ガスが車
内に侵入し、一酸化炭素中毒を起こ
すおそれがあります。
無意識にセレクトレバーやチェンジ
レバーを動かしたり、アクセルペダ
ルを踏み込んだりして、思わぬ事故
を起こすおそれがあります。
無意識にアクセルペダルを踏み続け
ると、エンジンや排気管が過熱して
火災が発生するおそれがあります。
坂道を利用して惰性で車を移動しな
いでください。ハンドルを回すとき
やブレーキペダルを踏むときに強い
力が必要となって、思わぬ事故を起
こすおそれがあります。
2-17