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Studiophile BX10s
ユーザーズ・マニュアル
日本語
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日本語
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はじめに
製品パッケージ内容
Studiophile BX10s
BX10s
BX10s
製品保証
付録
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の特徴
サブウーファ・ドライバ
パワー・アンプリファイヤ
バスレフ・ポート
エンクロージャ
様々な用途に使えるクロスオーバー
位相選択
追加機能
オーディオを接続する
リアパネルのコントローラを調節する
保証規定
ユーザー登録
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付録
付録
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を設定する
を設置する
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技術仕様
A –
B – Block Diagram
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3
3
3
3
3
3
3
5
5
5
5
6
© 2006 Avid Technology, Inc. 無断複写、転載を禁じます。製品の特徴、仕様、システム環境条件、在庫状況は予告無く変更になる場合があります。AvidとM-AudioとBX10sは
AvidTechnology,Incの商標または登録商標です。ここに記載されているその他全ての商標または登録商標はそれぞれの所有者に属します。
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2 Studiophile BX10s Subwoofer
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日本語
Studiophile BX10s Subwoofer •
ユーザーズマニュアル
はじめに
Studiophile
有り難うございます。
スピーカー・モニターで有名ですが、更なる広範囲な研究開発の結果、
BX10s
M-Audio
ト・スタジオのモニタリング環境における最も厳しい条件を確実に満たすよう、ロサ
ンゼルスのトップ・ミックス・エンジニア達と協力してテストを重ね洗練したデザイ
ンを作りあげました。目標は全体のモニタリング・システムの低周波数を
に拡張しながら、
ムレスに統合が可能なサブウーファを開発することでした。更に
ルまたはマルチチャンネルのサラウンド環境において、どんな組み合わせのアクティ
ブ・スタジオ・モニターとも動作し様々な用途にお使い頂けます。
商業スタジオのプロフェッショナルなエンジニアにもホームスタジオのオーナーに
とって も同 様に、
れます。
シリーズ
サブウーファを提供することができました。
のデザイン・チームは
M-AudioのBX5aやBX8a
アクティブ・サブウーファをお買い上げ頂きまして誠に
BX10s
と言えばダイレクト・フィールドのスタジオ・ラウド
M-Audio
をゼロから創造しました。プロやプロジェク
BX10s
アクティブ・スタジオ・モニターとシー
BX10sは2
でスタ ジオ ・モニタリング における新しい 基準 が設定さ
BX10s
Studiophile
まで
20Hz
チャンネ
製品パッケージ内容
Studiophile BX10s
<
BX10s
可能)
<
AC
< コーン型のフット
< 本マニュアル
Studiophile BX10s
サブウーファ・ドライバ
ドライバ・ユニットには、10インチ・コンポジット・ダイアフラム、耐熱型ボイス
コイル、ダンパーラバーのサラウンドで構成され、タイトでパンチの効いた低周波
レスポンス(アンダーダンプのサブウーファの低音が大き過ぎる元気の良いレスポ
ンス特性に比べて)を提供するようデザインされています。ドライバの高
ター(
electromagnet force factor
が非常に正確に入力シグナルに従うことができるため、卓越した低周波を拡張しま
す。更に、ドライバの大きな電磁構造はシールドされているため、磁場干渉の影響
を受けやすい近隣の機器に大損害を与えることはありません。
パワー・アンプリファイヤ
パワフルでタイトな低音のレスポンスを生成するために、
のトランジスタのカスタム・アーキテクチャを採用した
います。アンプリファイヤには入念にデザインされた減衰計数を使用し、ドライバ
に搭載の機械的
自然な傾向である「リンギング」を軽減します。これは主として
確で制御された低音のレスポンスの原因となります。
ムやスタッカートベースのノートが、あたかも大きなアコースティック・サスペン
ション・システムから出ているようにタイトでソリッドであることにお気付きのは
ずです。
バスレフ・ポート
のキャ ビネ ットの背面には 、カスタムメー ドの 丸断面バスレフ ・ポート・
BX10s
チューブを含む通気式のエンク ロー ジャ が搭 載さ れて いま す。 ポー トは ドラ イバ
の後部出力がシステムの総合出 力を 促進 する 手段 を提 供し ます が、 「ヘ ルム ホル
ツ共鳴」(ポートのチュー ブの 中の コン プラ イア ンス と空 気の 質量 によ り決 定)
を中心とする周波数の非常に狭 い範 囲に おい ての みで す。 ポー トは 効率 的に サブ
ウーファに
面のウーファ・ドライバの低周 波を 補完 し、 ウー ファ は透 過帯 域に わた りリ ニア
でディストーションフリー(そ の動 作が 最大 軌跡 限界 内に 留ま るか らで す) の状
態を保ちます。
のパッケージに含まれる製品は以下の通りです:
アクティブ・パワード・サブウーファ(ドライバ保護グリル取り外し
台
1
電源コード(取り外し可能)1本
個
4
の特徴
)は、パワフルなモーターを生み出し、コーン
はディスクリート
BX10s
のアンプを搭載して
240W
電気機械的システムと連動し、入力刺激が停止した後にドライバの
/
が再生するキックドラ
BX10s
までの滑らかなレスポンスを提供し、その低周 波が貢 献して 、前
20Hz
BX10s
の非常に正
BL
ファク
エンクロージャ
その他のコンポーネントと同じく
をシェーピングする上で重要な役割りを果たします。より安定した動作を提供するた
めに、
内部補強を採用し、これはサブウーファが高
れて生成される振動と衝撃を吸収するために設計されています。更にキャビネットに
はアコースティック・フォームを注意深く設置し、内部反響を吸収し定在波を弱める
働きをします。アコースティック・フォームはキャビネット内のエア・システムを断
熱過程から等温過程へと変換するため、システムが大変に低い低周波シグナルを自然
で均一に再生できるようになります。
は特別な高音響効果の中密度ファイバーボード(
BX10s
のエンクロージャは全体の音響のレスポンス
BX10s
MDF
シグナルと過渡電流を再生するにつ
SPL
)とユニークな
様々な用途に使えるクロスオーバー
BX10sは2
どんなダイレクト・フィールド・モニターとも同時に使用する等、様々なモニタリン
グ環境でお使い頂けます。このために、典型的なモニタリング・システムのどれでも
上手く動作するようサブウーファのレスポンスを調整するための多目的で有効な方法
を装備しています。
を調節することができる結合ハイパス
され、
周波数以下のシグナルをサブウーファに送信し、それ以上の周波数のシグナルをメイ
ンのモニターに送信します。
り、クロスオーバー・ポイントで最もフラットな純レスポンスに達することができま
す。マルチチャンネルのシステムでは、
ルの出力だけを再生するか、または従来のマルチチャンネル・ベース・マネージメン
ト方式を使用して、メインチャンネルの一部または全部を再生することができます。
マルチチャンネル環境では、単純に
に設定して完全に
Dolby Digital
チを使用すれば、
き)へと簡単に切換えることができます。
チャンネルからマルチチャンネル(
チャンネルのシステムで使用する場合、クロスオーバー周波数
2
50Hzから200Hz
の間で任意に設定します。シグナルを2つに分け、設定した
ローパス・フィルター・コントロールが装備
/
4th-orderのLinkwitz-Riley
BX10sはLFE
200Hz
を「全開にする」か、
BX10s
標準に従う)設定することができます。更に、
チャンネルから
2
チャンネルの
5.1
サラウンド等)システム、事実上
5.1
トポロジー採用の回路によ
(低周波エフェクト)チャンネ
(外部ベースマネージメントで使用する)
120Hz(LFE
周波数帯域制限のための
10dB
Dolby Digital
のブーストスイッ
のレベル(目盛り付
位相選択
低周波シグナルは、一般的な部屋の寸法に比べて波長が長いのでサブウーファは劇
的とも言えるルームモードやキャンセルを引き起こす傾向にあります。このため、
搭載した位相転換スイッチにより、その名の通りサブウーファの出力でπ(または
°)の位相をシフトすることができます。これにより、モニタリング環境におけ
180
る
の設置場所(と結果的にクロスオーバー周波数の位相調節)を決める場合
BX10s
の選択の幅が広がります。
追加機能
この他 にも
つ目は「スリープ」モードです。 スリー プモー ドを有効にすると、サブウーファ
1
は入力シグナルが無い場合にス タン バイ ・モ ード にな り、 電力 消費 を抑 え出 力が
消音されます。入力シグナルを受信すれば、サブウーファは再び有効になり通常の
動作に戻ります。また、サブウ ーフ ァの ディ フィ ート 機能 を搭 載す るた め、 (オ
ン
極の)フットス イッチを使用して
/オフ2
ロスオーバーを含む)バイパスすることができ、メインのモニターに全ての周波数
帯域のプログラムを送信することができます。サブウーファが提供する拡張された
低周波がある場合とない場合の両方で、ミックスの状態に合わせて自分のオーディ
ションミックスを聞くことができます。視覚的な目安として、サブウーファの前面
バッフル上の青い電源
く点灯します。
BX10s
電圧選択:
AC
されている脱着可能な
「
AC Select
より
100-120V~50/60Hz
択することができます。まずご使用の地域の電圧に「
しく設定されていることを確認します。
注意:不適切な電圧/電圧選択スイッチの組み合わせにより危険な状態が生じスピー
カーのコンポーネントを著しく損傷することがあります。この場合には、保証の対
象にはなりません。
をより 有効 にご使用頂くた めの便利な機能 が含 まれています。
BX10s
を完全に(アン プ、ドライバ、ク
BX10
はスタンバイ・モードまたはバイパス・モードの時に赤
LED
を設定する
には専用の アン プリ ファイヤが内蔵されてい るた め、 同梱
BX10s
」の電圧選択スイッチ(電源ケーブルのための
ケーブルを使用してコンセントに接続して使用 します 。
AC
または
220-240V~50/60Hz
ソケットの下)に
IEC
のいずれかの 電源条件を選
AC Select
」スイッチが正
日本語
オーディオを接続する
チャンネル・ステレオ で使用 する:ミキシング・コンソール、オ ーディオ・イン
2
ターフ ェイ ス、サウンドカ ードのメインの 出力 左右を、
または
る
XLR
からダイレクト・フィールド・モニターに接続します
ケーブルを使用して下さい。電源ケーブルからの誘導結合ノイズをより上手く回避
できます)。
バランス入力 端子に接続します 。左右の
TRS
のリア パネ ルにあ
BX10s
(接続には必ずバランス・
XLR
または
TRS
Studiophile BX10s Subwoofer 3
出力
Page 5

<
XLR PIN 1 and TRS sleeve = signal ground(shield
<
XLR PIN 2 and TRS tip = signal positive(+
<
XLR PIN 3 and TRS ring = signal negative(–
マルチチ ャンネル(例えば
ンネルのソースをミキシングまたはモニタリングしている場合、外部のベース・マ
ネージメ ント・システムを使用 しているか、
を直接サブウーファへ(リダイレクションすることなく)送信しているかのどちら
かです。この場合、サブウーファのオーディオシグナルを
力端子へルーティングすることができます。また、クロスオーバーコントロールを
の位置(全開)に設定して、
200Hz
く必要があります。
チャンネ ル・サラウンド)で使用する:マルチ チャ
5.1
(低周波 エフェクト)チャンネル
LFE
の内部クロスオーバーをバイパスしてお
BX10s
)
)
)
の左または右の入
BX10s
<
Dolby Digital、DTS、THX
う、クロスオーバーには(
目盛りが付いています。
<
BX10sとM-Audio BX5a
で同時に使用する場合、クロスオーバーを
ティック環境に合わせて調節するようお勧めします。
<
BX10sとM-Audio BX8a
で同時に使用する場合、クロスオーバーを
ティック環境に合わせて調節するようお勧めします。
位相調整
されるシグナルを位相(位相角を
載の
ルド・モニターに影響しません)。
サウンドと調和する様子を聞いて、このスイッチを適切な位置に設定します。位相
にはそれ自体、正しい位置がありませんが、論理的にはサブウーファがクロスオー
バー周波数でダイレクト・フィールドと位相同期するのが望ましいのです。位相同
期を決定する一つの方法は、選択したクロスオーバー周波数でサイン波を演奏し、
最も出力が強くなる位相の位置を選択します。
パワー・モード
す。ある意味、これは”オーディオのスクリーン・セーバー”のようなものです。「
on
していなくても、常にオンのままです。スイッチを「
以上シグナルが入力されない場合、
す。入力シグナルが大変に低い
り、正常にサウンドを再生します(電源
モードで、青に戻ればスリープが解除されたことを示します)。「
電力消費を抑える便利な機能です。スリープ・モードでは、最大電流の
されません。
ゲイン・ブースト
すると
す。
べて
同じレベルのレスポンスを保つよう調節し、
る場合、ゲインブーストを有効にして適切に設定されたレベルでマルチチャンネル
のミックスを演奏することができます。
:前述の通り、このスイッチはサブウーファ・アンプリファイヤに送信
チャンネル・システムを操作している場合は、位相機能はダイレクト・フィー
2
:この機能は
」に設定すると、サブウーファは常にオンの状態で動作します。使用していても使用
:「ボリューム 」ノブ の設定に関わらず、この機能をオン に
*
のゲインを追加できます。マルチチャンネルの操作には最も適していま
10dB
Dolby Laboratories
でエンコードされることが要求されます。
-10dB
では、
の条件に合わせてクロスオーバーを調整できるよ
50Hzと200Hz
ダイレクト・フィールド・モニターを2チャンネル
ディレクト・フィールド・モニターを2チャンネル
°から
0
BX10s
BX10s
BX10s
を検知するとサブウーファは「目覚めた」状態にな
7mV
に加えて)
°に)転換します(クロスオーバー搭
180
からのサウンドがシステムからその他の
を使用していない時に”スリープ”モードにしま
は低電力消費モードになりアンプは消音しま
が青から赤に変われば
LED
80Hz、100Hz、120Hz
に設定し、お使いのアコース
80Hz
に設定し、お使いのアコース
50Hz
auto sleep
」に設定して、最低15分
BX10s
はスリープ・
auto sleep
10分の1
チャンネルが
LFE
Dolby Digital
BX10s
BX10sをLEF
の他チャンネルに比
がメインのモニターと
再生機として単独で使用す
always
」モードは
しか消費
の
リアパネルのコントローラを調節する
クロスオーバー・コントローラ*:この機能については前述の通りですが、詳細と
して以下の説明を追加します。
< 一般的な
ています(サブウーファを使うことが前提です)。
チャンネルのマテリアルをミキシングする場合、参考にまず
始め、典型的なエンドユーザーのリスニング環境に近づけることをお勧めし
ます。
ホームシアター・システムのクロスオーバーは
A/V
を使用してマルチ
BX10s
80Hz
80Hz
に設定され
の設定から
ボリューム
ボリューム・コントロールが最大の時、入力で
フルから
は
BX10s
モニターに送信される
ダイレクト・フィールド・モニターの間で最大にフラットで最も均一なシステム・レス
ポンスを得られるようにすることをお勧めします。つまり、ご使用の環境のアコーステ
ィックに加え、シグナル・パスとレベルをどのように設定したかで、サブウーファとメ
インの各モニターのそれぞれのレベルを時間をかけて調節する必要があります。ピンク
ノイズのシグナルや、スイープされたサイン波(リニアと対数の)にアクセスできるな
ら、全体のシステムが完全に滑らかなトーンのバランスを保つのに役立ちます。
サブウーファ・バイパス
ローラ用サスティーンペダルのようなアンラッチ・タイプのフットスイッチを接続
するための
にするとサブウーファ出力を消音し、ダイレクト・フィールド・モニターに直接全
周波数のオーディオ・シグナルをルーティングするリレー回路をトリガーします。
本質的に(クロスオーバーを含む)サブウーファをシグナル・パスから完全に除い
てしまうため、
スを簡単に試聴することができます。この機能もマルチチャンネルの操作で有効で
す。更に、ラッチタイプのフットスイッチ(通常はオープン)でも、この機能を動
作する こと ができます。
LED
「マルチチャンネル環境でサブウーファをご使用になる場合の詳しい情報は、こち
らをご覧下さい。」
:ラインレベルの信号は常に
メートルの位置で
1
アンプリファイヤに送信されるレベルに影響し、ダイレクト・フィールド・
モノラル端子です。2チャンネルの設定では、フットスイッチをオン
1/4
BX10s
は赤くなります。
100dBA出力SPL
の出力レベルに影響しません。一般的に、サブウーファと
BX10s
:これは
M-Audio SP-1
サブウーファの拡張低周波の有無に関わらず、自分のミック
がバイ パス ・モードの時、 フロントパネル の電 源
BX10s
入力端子へ送信する必要があります。
BX10s
のピンクノイズはフロントのバッ
85mV
を再生します。ボリューム・コントロール
やその他のキーボード・コント
www.dolby.co.jp, www.dtsonline.com, or www.thx.com.
4 Studiophile BX10s Subwoofer
Page 6

Studiophile BX10s Subwoofer •
ユーザーズマニュアル
BX10s
立地条件を最重要視するのは不 動産 に限 った こと では あり ませ ん。 ラウ ドス ピー
カーとルーム・アコースティックの問題にも同様に(それ以上にも)当てはまりま
す。ご想像とおり、室内での
与えます。実際、適切に設計されたパワフルなサブウーファは、不十分な配置では
モニタリングの設定の中で全く役に立っていないように聞こえます(この見解はど
んなラウドスピーカーにも当てはまりますが、サブウーファのように低周波を再生
する機器には特にその傾向が強まります)。
サブウーファの最適な位置を決定する最善の方法については意見が分かれるところ
で、スタジオ・エンジニア
この問題がどんなに重要かを強調してもし切れませんが、部屋の形状、サイズ(天
井の高さを含む)、壁の構造、吸音処理等が全て重なり合ってサブウーファの表面
的な性能に影響します。また、どんなシグナルの周波数も、その波長に反比例しま
す。例えば
は
メートルまたは14フィートより少し長いくらいです。
4
はじめに、使用中はサブウーファを必ず床の上に設置します。テーブルやスピーカー・
スタンドの上には絶対に置いてはいけません。一説には
ウーファの最適な位置は、左右のダイレクトフィールド・モニターから中間地点の床の
上で、フロント・パネルは前向きでダイレクトフィールド・モニターと同一平面上だと
言われています。ここから、サブウーファの位置を最も「正常」な位置まで調節しま
す。また一説には、部屋の床の片方の角で接する両方の壁がサブウーファが放射するサ
ウンドの量を最大にするのに役立つ所に置いて、それから、特定のモニタリング環境に
合うよう位置を調節すると言うものです。どちらの方法も有効ですが、この他にもミッ
クス・エンジニアの多くが、左右対称の法則を活かして首尾よく採用している方法があ
ります。
この方法では、
(推定上、左右のダイレクトフィールド・モニターと二等辺三角形の頂点になるよ
うな場所です)。充分な低周波のある音楽を、心地よいリスニング・レベルで再生
し
BX10s
える場所を探します。それがどこであれ、
と正確に言うなら、耳を使う代わりに
トラム)アナライザを使って同じように場所を探すこともできます(これを行う場
合、テストシグナルにはピンクノイズを再生し、スペクトラムのレスポンスが最も
滑らかで広範な低周波を持つ場所を見つけます)。
低周波のシグナルは全方向へ放射されるため、
の悪い場所になるかもしれません。この場合、もう少し都合の良い場所を探すには
BX10s
がします。
最後に、
をダイレクトフィールド・モニターも一緒に使用して再生し、標準のミックスの位
置から聞いてみます(
いることを確認します)。何かが違うように聞こえれば、サブウーファの位置を変
えて試してみます。様々な位置で試すことで、たとえ現在の位置が既に良いサウン
ドだと思っていても、思わぬ場所でそれ以上にサブウーファに最適の位置が見つか
るかもしれません。
を設置する
の配置はどのように聞こえるかに大きな影響を
BX10s
人に尋ねれば6つの違った答えが返ってくるはずです。
3
で任意の波長が約
40Hz
を自分のリスニングポジションにある椅子の上に設置します
BX10s
に送信します。部屋の床から移動してサウンドが最もフルでタイトに聞こ
のリアパネルにある
が最も良いサウンドに聞こえる場所に置いたら、任意のマテリアル
BX10s
Phase
BX10s
メートルまたは28フィートであれば、
8.5
チャンネル・システムでサブ
2
が設置されるべき場所です。もっ
BX10s
オクターブのリアルタイム(スペク
1/12th-
の音響上の最適な位置が都合
BX10s
スイッチを切り換えて同じように最適な位置をさ
のレベル、位相、クロスオーバーが適切に設定されて
80Hz
製品保証
保証規定
エムオーディオでは安全上のご注意に基づいて適切に使用されている場合に限り、
本製品をお買い上げいただいた日より一年間は保証期間となり修理は無償で行いま
す。しかしながら、不適切な使用方法による破損の場合、ご購入者が所有していな
い場合、エムオーディオでのユーザー登録がお済みでない場合などは保証の対象と
なりません。但し、電源アダプタやケーブルなどの付属品は、適切な使用の結果不
具合が生じた場合でも保証対象には含まれません(初期不良の場合は除く)。お使
いの製品に対応する保証規定は
エムオーディオへ製品を送付する場合には、事前にエムオーディオの
Authorization
エムオーディオへご連絡頂ければ、エムオーディオのカスタマーサービスが症状な
どをお伺いし エムオ ーディオへ製品の 送付が 必要と判断した場 合に
で
させて頂きま す。製品の
し、製品を保護する安全な梱包を施した上 、外装パッケージに
Audio
数料はご購入者の負担となります(初期不良の場合は除く)。
)番号を取得する必要があります。製品のRA番号を取得するには、
まで送付下さい。製品の修理には発送時の送料、返却時の送料と発生し得る手
www.m-audio.com/warranty
番号を取得後 、具体 的な症状や送付理 由を書 面に記述
RA
ユーザー登録
エムオーディオへお問い合わせ頂く場合には、エムオーディオでのユーザー登録を
完了しなければ製品保証や技術的なサポートを受けることができません。ユーザー
登録を行うには、次の
を行っ て下 さい。
サイトへアクセスできる方:エムオーディオ オンラインユーザー登録ページ
Web
http://web.m-audio.jp/register/
帯電話でエムオーディオ
ルサイトのオンラインユーザー登録ページ
にて、必要事項を入力して送信して下さい。(注意:ユーザ
mobile/
ー登録完了の御案内は行っておりませんのでご了承下さい。)
つの方法があります。環境に合わ せた方 法でユ ーザー 登録
2
)コン ピュ ータで(一般的 な
1.
にて、必要事項を入力して送信して下さい。2.)携
サイトへアクセスできる方:エムオーディオ モバイ
Web
Web
http://web.m-audio.jp/
でご覧下さい。
RA(Return
RA
番号を明記し
RA
ブラウ ザ) エムオーデ ィオ
番号を発行
M-
日本語
Studiophile BX10s Subwoofer 5
Page 7

付録
付録
技術仕様
A –
タイプ
ウーファ・ドライバ
周波数特性
クロスオーバー
入力感度
アンプリファイヤ
比
S/N
定格出力での歪み率、モノラル・モード
入力
出力
コントロール
入力インピーダンス
最大入力レベル
自動停止までの時間
自動開始になる入力感度
保護
インジケータ
電源条件
キャビネット
サイズ
積荷重量
バスレフ・ポート装備アクティブ・パワード・サブウーファ
インチ・コンポジット(表面加工紙/ファイバーグラス)コーン、耐熱型ボイスコイルとダンパー・ラバー・サラウ
10
ンド
20Hz – 200Hz(-3dB points
結合フィルタ
HP/L
ピンクノイズ入力が
85mV
8Ω,へ240VA
86dB(A-weighted
0.019%(175W
バランス入力2系統
XLR
バランス出力2系統(サテライト用)
XLR
ボリューム
チ、可変クロスオーバー・コントロール、サブウーファ・バイパス・フットスイッチ端子
Ωバランス、
20k
50-200Hz
平均電力、ディスクリートトランジスタ設計
)
)
ゲイン・コントロール、
/
10k
)
からスイープ可能
100dBA出力SPL
バランス/アンバランス入力2系統
;TRS
Ωアンバランス
を生成(ボリュームコントロール最大、1メートル)
ベース・ブースト・スイッチ、スリープモード・スイッチ、位相転換スイッ
10dB
; 24dB/
オクターブ
4th-order
配置
+20dBu
分
15
7.3mV
過熱保護、電源オン
電源オン(青)またはスタンバイ
デュアル・ボルテージ(リアパネルのスイッチで選択)
でアース付きの
ビニール・ラミネート加工の
15in.(h) x 15in.(w) x 15in.(d);38.1cm(h) x 38.1cm(w) x 38.1cm(d
オフ過渡電流、サブソニック・フィルタ、外部メイン・ヒューズ、DC保護、過負荷保護
/
バイパス(赤)
/
ケーブルで電源供給
IEC
100-120V/~50/60Hz
または
220-240V/~50/60Hz
MDF
)
、脱着可能
54.6lbs, 24.75kg
技術仕様は予告無く変更する場合があります。
*
付録
B – Block Diagram
6 Studiophile BX10s Subwoofer
Page 8

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