Lenovo IdeaCentre K430, IdeaCentre K410, IdeaCentre K415 User Guide [ja]

Version 2.0 2012.08
IdeaCentre K4 Series
Machine type: 10086/3109/4743 K430 10089/1168/4744 K410 10090/2556/4748 K415
31502534
ユーザーガイド

重要な安全上の注意

危険:極めて危険または潜在的に致命的な状況にご注意ください。
ださい。
注意:重要な情報につきご注意ください。
© Copyright Lenovo 2012. All rights reserved.
目次
重要な安全上の注意
コンピューターハードウェアの使用 ............................................ 1
コンピューターの前面図 ...........................................................................2
コンピューターの背面図 ...........................................................................3
コンピューターの接続 ..............................................................................6
5.1 オーディオ構成の仕方 ...........................................
7.1 オーディオ構成の仕方 ........................................................................9
電源コードの接続 ...................................................................................10
ブルーレイディスクの再生の仕方(一部のモデルのみ) ......................11
有線キーボード(一部のモデルのみ) ...................................................11
インターネットに接続する ......................................................
ホットスワップ対応ハードディスク(一部のモデルのみ) ...................13
電圧コントロールスイッチ(一部のモデルのみ) .................................15
.............................8
...............12
Windows 8 を使用する .............................................................. 21
メイン Windows 8 インターフェイス間を切り替える ............................22
チャームバー ...........................................................................................22
コンピュータをシャットダウン ......................
アプリ間の切り替え ................................................................................22
アプリを閉じる .......................................................................................23
他のシステムプログラムを開く ..............................................................23
Windows ヘルプとサポート ....................................................................23
........................................22
Rescue System の使用 ............................................................. 25
OneKey Recovery ....................................................................................26
ドライバおよびアプリケーションのインストール .................................27
目次
i
トラブルシューティングとセットアップの確認 ........................ 29
表示の問題のトラブルシューティング ...................................................30
オーディオの問題のトラブルシューティング ........................................31
ソフトウェアの問題のトラブルシューティング .....................................32
光学式ドライブおよびハードディスクの問題のトラブル
シューティング .......................................................................................33
トラブルシューティングに関する特殊な考慮事項 .......
Windows ヘルプとサポート ....................................................................34
BIOS setup utility ......................................................................................35
日次メンテナンスタスクの実行 ..............................................................35
..........................34
ハードウェア交換ガイド ............................................................ 37
配置図 .....................................................................................................41
ハードウェアの交換 ................................................................................46
付録 ............................................................................................ 59
宣言 .........................................................................................................59
商標 ................
Energy Star について ...............................................................................61
ErP コンプライアンスモードを有効にする.............................................62
.........................................................................................60
目次
ii

コンピューターハードウェアの使用

この章には以下のトピックが含まれ ています。
コンピューターハードウェアの概要
コンピューター接続に関する情報
注意:本章に記述されている内容は、コン
ピューターのモデルや構成により、ご使用の コンピューターと異なる場合があります。
ユーザーガイド
1
2
ユーザーガイド

コンピューターの前面図

重要:コンピューターの換気口をふさがないようにご注意ください。
換気口をふさぐと過熱の恐れがあります。
電源ボタン 電源コントロールスイッチ ON/OFF(一部のモデルのみ) ハードディスクドライブランプ 電圧コントロールスイッチ(一部のモデルのみ) メモリカードリーダー(一部のモデルのみ) USBコネクター マイクロホンコネクター ヘッドホンコネクター 光学式ドライブ(一部のモデルは光学式ドライブを 1 台しか備えていま
せん。) ホットスワップ対応 HDD ポート(一部のモデルのみ)
重要:光学式ドライブに 3 インチディスクを挿入しないでください。
3
ユーザーガイド

コンピューターの背面図

IdeaCentre K430
電圧選択スイッチ(一部のモデルのみ) 電源コネクター
HDMI-IN コネクター(一部のモデルのみ) USB コネクター
ディスプレイポートコネクター(一部のモデルのみ) オンボード VGA コネクター イーサネットコネクター オーディオコネクター PCI Express X 16 グラフィックスアダプタースロット(一部のモデルはグ
ラフィックカードを搭載)
PCI Express X 1 アダプタースロット(一部のモデルは WIFI カードまたは TV チューナーカードを搭載)
4
ユーザーガイド
IdeaCentre K410
電圧選択スイッチ(一部のモデルのみ) 電源コネクター
USB コネクター HDMI-IN コネクター(一部のモデルのみ)
オンボード VGA コネクター イーサネットコネクター オーディオコネクター PCI Express X 16 グラフィックスアダプタースロット(一部のモデルはグ
ラフィックカードを搭載)
PCI Express X 1 アダプタースロット(一部のモデルは WIFI カードまたは TV チューナーカードを搭載)
5
ユーザーガイド
IdeaCentre K415
電圧選択スイッチ(一部のモデルのみ) 電源コネクター
USB コネクター(USB ポート 46 HDMI-IN コネクター(一部のモデルのみ)
オンボード VGA コネクター イーサネットコネクター オーディオコネクター PCI Express X 16 グラフィックスアダプタースロット(一部のモデルはグ
ラフィックカードを搭載)
PCI Express X 1 アダプタースロット(一部のモデルは WIFI カードまたは TV チューナーカードを搭載)
6
ユーザーガイド

コンピューターの接続

115
230
注意:このセクションで説明するコネクターは、ご使用のコンピューター
には備わっていない場合もあります。
コンピューターの背面にある電圧選択スイッチの位置 を確認します。必要な場合は、ボールペンの先端を 使ってこのスイッチをスライドしてください。
注意:一部のモデルは、電圧選択スイッチを装備していません。その場
合、電圧はコンピューターによって自動的に制御されます。
電圧供給範囲が 100 から 127 V AC の場合は、スイッチを 115 V に設定し ます。
電圧供給範囲が 200 から 240 V AC の場合は、スイッチを 230 V に設定し ます。
基本的な接続
コネクター 説明
マイク このコネクターは、音声を録音するときや音
声認識ソフトウェアを使用する場合に、コン ピューターにマイクロホンを接続するために使 用します。
ヘッドホン このコネクターは、他の人に迷惑をかけずに音
楽などを聴く際、コンピューターにヘッドホン を接続するために使用します。
7
ユーザーガイド
オーディオインコネクター ステレオシステムなどの外部オーディオデバイ
スからのオーディオ信号を受け取るために使用 されます。外部のオーディオデバイスに取り付 けるときは、デバイスのオーディオアウトコネ クターとコンピューターのオーディオインコネ クターをケーブルで接続します。
オーディオアウトコネクター コンピューターのオーディオ信号をステレオス
ピーカー(アンプ内蔵スピーカー)、ヘッドホン、 マルチメディアキーボード、ステレオシステム のオーディオインコネクター、その他外部録音 装置などの外部デバイスに送信するために使用 します。
USBコネクター USB で接続するデバイスは、このコネクターを
使用します。
イーサネットコネクター コンピューターをイーサネットタイプのローカ
ルエリアネットワークに接続するには、このコ ネクターを使用します。
VGA コネクター VGA モニターなど VGA モニターコネクターを使
用するデバイスに
取り付けて使用します。
DVI コネクター DVI モニターなど DVI モニターコネクターを使
用するデバイスに取り付けて使用します。
HDMI コネクター
(オプション)
DisplayPort コネクター
(オプション)
ディスプレイまたはテレビの HDMI コネクター に接続します。
DisplayPort コネクターを使用する高性能モニ ターやダイレクトドライブモニターなどに取り 付けて使用します。
TV チューナーコネクター
(オプション)
オプションのTVチューナーカードを備えたシス テムにのみ対応しています。
注意:お使いのコンピューターがワイヤレスキーボードまたはワイヤレス
マウスを搭載している場合は、それぞれに該当する記述に従って接続して ください。
8
ユーザーガイド

5.1 オーディオ構成の仕方

前チャン ネル
サラウンド
中央-LEF
青ラインインコネクター
緑ラインアウトコネクター
ピンクマイク入力コネクター
(この手順は、マザーボードが 2.0 ステレオサウンドから 5.1
ラウンドサウンドのオーディオ変換をサポートしているモデルに のみ適用されます。)
このモデルのコンピューターは、ステレオサウンドから 5.1 サラウンドサウン ドへの変換に対応しています。
5.1 サラウンド オーディオデバイスに接続する際には、以下のガイドに従って
ください。
構成は以下のとおりです。
1. システム プロパティバーにあるサウンドアイコンを右クリックしてサウンオプションを選択し、ポップアップ ダイアログボックスでサウンドの設
定を行います。
2. 再生ダイアログボックスから再生デバイスを選択し、構成ボタンを押してそ のデバイスの設定を行います。
3. ポップアップ表示されたスピーカーのセットアップダイアログボックスの オーディオチャンネルから5.1 サラウンド」を選択し、画面の指示に従っ てスピーカーを設定します。
4. 5.1 サラウンドサウンドはこの設定が完了すると使用可能になります。
注意:上記のオーディオ構成インターフェイスがお使いのコンピューター
のものと異なる場合、上記の手順を参考にしながら、実際のオーディオ構 成インターフェイスで 5.1 サラウンドサウンドオーディオデバイスの設定 を行い、必要であれば電子ヘルプの情報も参照してください。
9
ユーザーガイド

7.1 オーディオ構成の仕方

7.1 サラウンドサウンドのオーディオシステムを接続している場合は、次の手 順を行ってください
S/PDIF 出力コネクター マイク入力コネクター 中央/低周波数出力コネクター オーディオアウトコネクター サラウンド出力コネクター オーディオインコネクター
注意:詳しい設定は、コントロール パネル から、ハードウェアとサウン
ド → Lenovo HD Audio Manager の順に選択してください。指示に従って
詳しい設定を行います。
サウンドの設定は以下のとおりです。
1. システムプロパティバーにあるサウンドアイコンを右クリックしてサウンド オプションを選択し、ポップアップ ダイアログボックスでサウンドの設定 を行います。
2. 再生ダイアログボックスから再生デバイスを選択し、構成ボタンを押してそ のデバイスの設定を行います。
10
ユーザーガイド
3. ポップアップ表示されたスピーカーのセットアップダイアログボックスの オーディオチャンネルから7.1 サラウンドを選択し、画面の指示に従ってス ピーカーを設定します。
4. 7.1 サラウンドサウンドはこの設定が完了すると使用可能になります。
注意:上記のオーディオ構成インターフェイスがお使いのコンピューター
のものと異なる場合、上記の手順を参考にしながら、実際のオーディオ構 成インターフェイスで 7.1 サラウンド サウンド オーディオデバイスの設定 を行い、必要であれば電子ヘルプの情報も参照してください。

電源コードの接続

11
ユーザーガイド
ルのみ)
接続タイプ
DVI-DVI
DVI ケーブル)
DVI-HDMI
DVI-HDMI
ケーブル)
HDMI-HDMI
HDMI ケーブル)
HDMI-DVI
HDMI-DVI
ケーブル)
コンピュー
ター
ケーブル ディスプレイ

有線キーボード(一部のモデルのみ)

LVT —— Windows オペレーティングシステムを起動した後、このキーを押す
ことで、Lenovo コンピューターにプリインストールされているホー ム PC ソフトウェアである LVT (Lenovo Vantage Technology) プログラ ムを起動できます。LVT プログラムでは、プログラム自体が持つ機能 に加え、このコンピューターモデル上での実行用に構成された他の Windows 互換プログラムを起動することもできます。
F2 —— ご使用のコンピューターには、Lenovo レスキューシステムがインス
トールされています。このプログラムに関する詳細は、コンピュー ターの電源を入れてから Lenovo レスキューシステムが開くまで F2 キーを繰り返し押してください。
12
ユーザーガイド

インターネットに接続する

インターネットに接続するには、インターネットサービスプロバイダー (ISP) と の契約と必要に応じたハードウェアが必要になります。 IPS ISP の提供内容は国によって異なります。国で利用可能な提供内容の ISP と契約してください。 コンピューターは、他のデバイスに接続するワイヤレス(一部のモデルのみ) または有線ネットワークに対応するように設計されています。
有線ネットワーク接続
注意:ブロードバンド モデムとルーターの取り付け手順は、製造メーカー
によって異なります。製造メーカーの指示に従ってください。
ワイヤレスネットワーク接続
ワイヤレスネットワークの場合は、内蔵ワイヤレス LAN アンテナを使用してワ イヤレスホームネットワークにアクセス数rことができます。 コンピューターをワイヤレスネットワークに接続するには、次のようにします。
1. 画面の右端からスワイプインして、設定をタップします。
(マウスを使用する場合は、画面の右上か右下隅に移動して、設定をクリッ
クします。)
2. ネットワークアイコン を選択します。接続をタップまたはクリックして、画面の手順に従います。
Web ブラウザを開くか、任意の Web サイトへアクセスしてワイヤレスネット ワークをテストします。
をタップまたはクリックして、ルーターの名前
13
ユーザーガイド
構成要素
ホットスワップ対応ハードディ
スク
ホットスワップ対応ハードディスクの使用 方法 1前面からベイに差し込み、カチッという音がするまで押し込みます。
USB アダプター USB ケーブル
14
ユーザーガイド
方法 2ホットスワップ対応ハードディスクをドライブベイから引き抜き、
ホットスワップ対応ハードディスクを別のコンピューターに接続します。
注意:
データをコピー中はハードディスクを引き抜かないでください。引き抜 くとデータを失います。
ハードディスクを接続し、すべてのケーブルを接続したら、システムが ハードディスクを認識するまで少し待ちます。
ホットスワップ対応ハードディスクにはオペレーティングシステムをイ ンストールしないでください。
プログラムを実行中はハードディスクを引き抜かないでください。引き 抜くとシステムが故障する場合があります。
15
ユーザーガイド
ハードディスクを取り外した後は傷付けないよう注意してください。
レスキューシステムプログラムでは、ホットスワップ対応ハードディス
クは認識できません。

電圧コントロールスイッチ(一部のモデルのみ)

電源コントロールスイッチの操作
電源コントロールスイッチ機能は、Auto(自動)、Turbo(ターボ)、Cool(クール)3 種類の操作モードに対応しています。モードを切り替えると、システムリ ソースが最適な状態に保たれます。システムの使用状況に応じて、モードが自 動的に切り替わります。Auto(自動)および Cool(クール)モードではコンピュー ターが素早く起動され、Turbo(ターボ)モードでは即時に起動されます。
電源コントロールスイッチをトグリングしてモードを切り替えます。
16
ユーザーガイド
電源コントロールスイッチ ON/OFF ボタンを押してフロントパネルの表示 ランプを開き、モードごとに異なる照明効果を設定します。
ソフトウェアのメイン画面を表示するには、
以下のモードスイッチで、 各コンポーネントの実行状 態を開きます:
CPU  仕様上の最大 CPU
クロック周波数に 対する、現在の CPU クロック周波 数をパーセントで 表示します。
Boot コンピューターの
起動速度の状態を 示します。
17
ユーザーガイド
AUTO
システムの CPU クロックの 周波数と起動速度を自動調 整します。電源コントロー ルスイッチを Turbo(ター ボ)位置にしてこのモード を有効にします。
注意:
各モデルの構成および設定 により、実際に表示される 数値は異なります。
COOL
CPU は低周波数で動作し ます。システムの消費電力 も最も小さくなります。電 源コントロールスイッチを Cool(クール)位置にしてこ のモードを有効にします。
18
ユーザーガイド
注意:
各モデルの構成および設定 により、実際に表示される 数値は異なります。
TURBO
CPU はフルスピードで動作 します。システムパフォー マンスは最も高くなりま す。電源コントロールス イッチを Turbo(ターボ) 位置にしてこのモードを有 効にします。
注意:
各モデルの構成および設定 により、実際に表示される 数値は異なります。
19
ユーザーガイド
注意:
システムリソースを多く必要とするゲームやソフトウェアを実行する場 合、TURBO モードを選択することをお勧めします。これにより、最適 なパフォーマンスを得ることができます。
電源コードをコンセントから抜き、接続を解除すると、コンピューター をターボモードで起動できません。超高速で起動するためには、コン ピューターを接続したままにしておく必要があります。
OneKey Recovery プログラムを使用する場合に、電源スイッチを Auto
(自動)または Boot(ブート)に切り替えます。
20
ユーザーガイド

Windows 8 を使用する

この章には以下のトピックが含まれ ています。
メイン Windows 8 インターフェイス間を切り
替える
チャーム バー
コンピュータをシャットダウン
アプリ間の切り替え
アプリを閉じる
他のシステムプログラムを開く
Windows ヘルプとサポート
重要:Windows 8 オペレーティングシス
テムは Microsoft Corporation 提供です。 Microsoft の使用許諾契約書 (EULA) に従っ て使用してください。オペレーティングシ ステムに関しては、Microsoft へ直接お問 い合わせください。
ユーザーガイド
21
22
ユーザーガイド

メイン Windows 8 インターフェイス間を切り 替える

Windows 8 には 2 つのメイン ユーザー インターフェイス、起動画面と Windows デスクトップが装備されています。
起動画面から Windows デスクトップに切り替えるには、以下のいずれかを行い ます。
起動画面で Windows デスクトップ タイルを選択します。
Windows キー
デスクトップから起動画面に切り替えるには、以下のいずれかを行います。
チャームバーからスタートを選択します。
カーソルを左下隅に移動し、起動画面のサムネイルが表示されたらそれを選
択します。
Windows キー
+ D を押します。
を押します。

チャームバー

チャームはほとんどの基本タスクを速く起動できる新しい方法です。 チャームを表示するには、以下のいずれかを行います。
画面の右端からスワイプします。
マウスを使用する場合は、画面の右上または右下隅に移動します。
Windows キー
+ C を押します。

コンピュータをシャットダウン

コンピュータをシャットダウンするには:
1. 画面の右端からスワイプして、設定をタップします。(マウスを使用する場 合は、画面の右上または右下端に移動し、設定をクリックします。)
2. 電源 シャットダウンの順に選択します。

アプリ間の切り替え

23
ユーザーガイド

アプリを閉じる

アプリを閉じるには、以下のいずれかを行います。
カーソルを画面の左上隅に移動します。サムネイルが表示されたら、それを 画面の下にドラッグします。
画面の上端からスワイプします。アプリページが小さくなったら、それを画 面の下にドラッグします。
カーソルを画面の上隅に移動します。カーソルが手の形になったら、アプリ ページを画面の下にドラッグします。

他のシステムプログラムを開く

これは他のシステムプログラムを早く開くことができます。 メニューを開くには、以下のいずれかを行います。
カーソルを画面の左下隅に移動します。サムネイルが表示されたら、マウス で右クリックしてメニューを開きます。
Windows キー
+ X を押します。

Windows ヘルプとサポート

オペレーティングシステムに問題がある場合は、Windows ヘルプとサポート ファイルを参照してください。Windows ヘルプとサポートファイルを開くに は、以下のいずれかを行います。
設定チャームを選択し、ヘルプを選択します。
Windows キー
コンピュータ上で Windows ヘルプとサポートファイルを読むことができます。 または、詳しく調べるの下の2つのリンクのいずれかをクリックしてオンライン のヘルプとサポートを得ることができます。
+ F1 を押します。
24
ユーザーガイド

Rescue System の使用

この章には以下のトピックが含まれ ています。
OneKey Recovery
ドライバおよびアプリケーションのインス
トール
重要:OneKey Recovery を使用すると、
データが失われます。
• OneKey Recovery を使用すると、コンピュー
ターの C ドライブを出荷時のデフォルト設 定または、最新のシステムバックアップ状態 に復元することができます。これを実行する と、ドライブ C: に存在するすべてのデータ を失いますが、ハードディスクドライブの その他のパーティションのコンテンツおよび フォーマットは変更されません。
オペレーティングシステムをインストー ルし、OneKey Recovery を使ってバック アップを行う場合は、C: パーティションを NTFS 形式でフォーマットし、オペレーティ ングシステムを C: パーティションにインス トールする必要があります。これを行わない 場合、OneKey Recovery システムは実行で きません。
ユーザーガイド
25
26
ユーザーガイド
サービスパーティションに関する注意:
Rescue System が使用するファイルおよび関連データは、サービスパーティショ ンに保存されます。このパーティションを削除すると、Rescue System が使用で きなくなります。操作について詳しくは、以下の指示を参照してください。
検索チャームから、アプリ → コントロール パネル → 管理ツール → コン ピューターの管理 → ディスクの管理の順に選択し、削除してはいけないサービ
スパーティションを確認することができます。
注意:Rescue System が使用するリカバリファイルおよび関連データは、
サービス パーティションに保存されます。Lenovo 認定サービス担当員以 外の者によってサービス パーティションが削除されたか、損傷を受けた場 合、それに起因するいかなる損失に対しても、Lenovo 社は一切の責任を 負いません。

OneKey Recovery

OneKey Recovery は使いやすいアプリケーションです。このアプリケーション を使うと、お使いのコンピューターをシステムのデフォルト状態、または前回 バックアップした状態に復元します。
詳しい操作手順
1. コンピューターの電源を入れ、Lenovo Rescue System が開くまで F2 キー を繰り返し押し、開いたら OneKey Recovery を選択ます。
注意:システムリカバリーは、ドライブ C: のデータをすべて上書きしま
す。データの消失を防ぐには、システムリカバリーを実行する前に、関連 データを確実にバックアップしておいてください。
2. 画面の指示に従って、復元するためのバックアップタスクと、オペレーティ ングシステムをインストールするディスクを選択し、「次へ」を押して復元 を開始します。
3. システムリカバリの処理中は、何もせずにお待ちください。リカバリプロセ ス中は操作に割り込まないでください。
4. システムが正常にリカバリされると、コンピューターを再起動するよう要求 されます。コンピューターを再起動して、オペレーティングシステムを開始 します。
27
ユーザーガイド

ドライバおよびアプリケーションのインストール

Rescue System ドライバおよびアプリケーションのインストール機能は、 ユーザーが Lenovo ハードウェア購入時に付属されたすべての Lenovo アプリ ケーションやドライバを便利に再インストールするための機能です。
方法 1:自動インストール
コンピューターの電源を入れ Lenovo Rescue System が開くまで F2 キーを繰 り返し押し、開いたら「ドライバおよびアプリケーションのインストール」を 選択します。
画面の指示に従って、「Lenovo ドライバおよびアプリケーションのインストー ル」をインストールします。OK をクリックして、Lenovo ドライバおよびアプ リケーションのインストールソフトウェアのインストールを開始します。
方法 2:手動インストール
Windows システムで、Lenovo Rescue System アイコンを Windows デスク トップまたは起動画面でクリックします。次に、ポップアップ ダイアログボッ クスからドライバとアプリケーションのインストールを選択します。
注意:
1. コンピューターに既にインストールされているソフトウェアはインス
トールしないでください。
2. オペレーティングシステムを起動する前にドライバおよびアプリケー ションのインストールソフトウェアが自動的にインストールされたか確 認してください。手動インストール機能はソフトウェアをインストール した後で使えるようになります。
28
ユーザーガイド
トラブルシューティングと
セットアップの確認
この章には以下のトピックが含まれ ています。
トラブルシューティングおよび問題の解決
注意:本書の TV チューナーカードに関す
る説明は、TV チューナーカードを搭載し たマシンのみが対象です。TV チューナー カードを搭載していないマシンには適用さ れません。
ユーザーガイド
29
30
ユーザーガイド
問題の解決
コンピューターの問題を判別するには、以下のヒントに従ってください。
問題が発生する前にパーツを追加または取り外した場合は、取り付け手順を 確認し、パーツが正しく取り付けられているか確認します。
周辺機器が機能しない場合は、デバイスが正しく接続されているか確認し ます。
画面にエラーメッセージが表示されたら、メッセージを正確に書き留めます。 このメッセージは、サポート担当者が問題を診断し、解決する際に役立つ場 合があります。
プログラム内でエラーメッセージが表示された場合は、このプログラムのヘ ルプ資料を参照してください。

表示の問題のトラブルシューティング

問題:モニターにブランクの画面が表示されるか、イメージが表示されない
トラブルシューティングおよび問題の解決:
1. モニターの電源が入っていることを確認してください。入っていない場合は 電源ボタンを押します。
2. モニターの電源コー しっかりと差し込みます。
3. モニターに接続する信号ケーブルが、コンピューターのグラフィックスカー ドのコネクターにしっかりと接続されていることを確認してください。そう でない場合は、奥までしっかりと差し込みます。
ドが緩くなっていないかを確認し、緩い場合は奥まで
問題:ディスプレイプロパティ設定を変更する必要があります。
ディスプレイの背景とアイコンのプロパティは以下のように設定します。
1. アイコンの上以外のデスクトップの任意の場所を右クリックし、ボップアッ プメニューから「個人設定」を選択します。
2. 該当するオプションを選択することで、以下の作業を行えます。
デスクトップの背景を変更する
スクリーン セーバーを選択する
境界線とタスクバーに Windows の配色オプションを選択する
テーマを選択する
3. デスクトップのアイコン以外の場所を右クリックして、ポップアップメ ニューから画面の
解像度を選択して、外観を変更します。
31
ユーザーガイド
問題:画面に波紋ができる
トラブルシューティングおよび問題の解決:
1. 次に挙げるデバイスがコンピューターから 1 メートル以内に配置されてい るか確認してください。冷蔵庫、扇風機、ドライヤー、UPS システム、レ ギュレータ、蛍光灯、または磁気干渉の恐れのあるその他コンピューター 機器
2. 干渉の可能性がある電子機器をコンピューターから遠ざけます。
3. 問題が解決しない場合には、Lenovo サービスに連絡してください。

オーディオの問題のトラブルシューティング

問題:内蔵スピーカーから音が出ない
トラブルシューティングおよび問題の解決:
Windows ボリュームコントロールを調整します。設定チャームからスピー カーアイコンを選択するか、タスクバーの矢印をクリックして Windows デ スクトップモードの隠れアイコンを表示して、スピーカーアイコンをクリッ クします。音量が大きくミュートになっていないこ 低音、または高音域の制御を調整し、ひずみを除去します。
オーディオドライバを再インストールします。
ヘッドホンソケットからすべてのヘッドホンを取り外します。ヘッドホンが
コンピューター側面のヘッドホンソケットに接続されると自動的にスピー カーからの音声が無効になります。
とを確認します。音量、
問題:ヘッドホンでサウンドが聞こえない
トラブルシューティングおよび問題の解決:
ヘッドホンケーブルが、ヘッドホンコネクターにしっかりと接続されている かどうか確認してください。
Windows ボリューム コントロールを調整します。設定チャームからスピー カーアイコンを選択するか、タスクバーの矢印をクリックして Windows デ スクトップモードの隠れアイコンを表示して、スピーカーアイコンをクリッ クします。音量が大きくミュートになっていないことを確認します。
32
ユーザーガイド

ソフトウェアの問題のトラブルシューティング

問題:実行中のプログラムを正常に終了できない。
トラブルシューティングおよび問題の解決:
1. Ctrl」、「Alt」、および「Delete」を同時に押して、「タスクマネージャ ウィンドウを開きます。
2. 問題のプログラムを選択し、タスクの終了ボタンをクリックします。
問題:プログラムをインストールまたはアンインストールする必要がある。
問題の解決:
1. 削除を行う前に、プログラムに関連するすべてのドキュメントおよびシステ ム設定のバックアップをとります。
2. プログラムに独自のアンインストーラーがある場合は、それを実行してプロ グラムをアンインストールします。
3. 独自のアンインストーラーをプログラムが持っていない場合は、アプリ コントロール パネル検索チャームから選択します。
4. コントロール パネルから、プログラム プログラムと機能の順に選択し ます。
5. プログラムと機能ダイアログボックスから該当するプログラムを見つけて、 アンインストールと変更を選択します。
6. 画面の指示に従って、ソフトウェアをアンインストールします。
ールしてください。
33
ユーザーガイド

光学式ドライブおよびハードディスクの問題の トラブルシューティング

問題:光ドライブが CD/DVD を読み込めない
トラブルシューティングおよび問題の解決:
1. オペレーティングシステムのリソースマネージャに光ドライブアイコンがあ るかどうかを確認します。ない場合は、コンピューターを再起動します。再 起動してもアイコンがない場合は、Lenovo サービスに連絡してください。 アイコンがある場合は、次のステップに進みます。
2. CD/DVD がドライブに正しく挿入されていることを確認してください。正し く挿入されていない場合は、CD または DVD を再ロードします。アイコン がある場合は、次のステップに進みます。
3. コンピューターに付属の仕様書を確認し、この光ドライブが、このタイプの CD または DVD を読み込める仕様になっていることを確認します。
4. 読み込めない場合は、コンピューターに付属の 読み込み可能な CD/DVD と交換します。
5. それでも読み込めない場合は、CD/DVD の記録面を目視でチェックし、異常
がないかどうかを確認します。
トラブルシューティングおよび問題の解決OneKey Recovery 機能を備えたコ ンピューターの場合、システムリカバリ機能が一定のハードディスクスペース を占有します。このため、ハードディスク容量は若干少なくなります。
CD/DVD など、間違いなく
技術的な補足説明ハードディスクの名目上の容量は 10 進法で表現され、 1000 バイトです。しかし、実際のハードディスク容量は 2 進法による 1024 算で計算されます(例えば、仕様上の容量 1 G 1000 M ですが、実際の容量 1 G 1024 M となります)。
Windows で表示されるハード
きます。
ハードディスクの名目上の容量が 40 G の場合、実際の容量は、
40 x 1000 x 1000 x 1000/(1024 x 1024 x 1024) = 37 G となります。
3 G のサービスパーティション - 3 x 1000 x 1000 x 1000/(1024 x 1024 x
1024) = 2.79 G を差し引くと、システムで表示されるハードディスクの
容量が得られます。
ディスクの容量は、次の例の計算に従って計算で
34
ユーザーガイド

トラブルシューティングに関する特殊な考慮事項

1. このコンピューターモデルのドライバは、Windows 8 システムのみをサポー トしています。
2. Windows Media Center を使用してテレビを視聴する場合、特に次のことに 注意してください。
以下の いずれかの場合、チャンネルリストを再度保存する必要があり
ます。 a. テレビ信号をデジタルからアナログに変更した場合、デジタルテレ
ビ用に保存したチャンネルリストが削除されます。再びデジタルテ レビを視聴したい場合は、新しいチャンネルリストを作成して保存 する必要があります。
b. テレビ信号をアナログからデジタルに変更した場合、アナログテレ
ビ用に保存したチャンネル レビを視聴したい場合は、新しいチャンネルリストを作成して保存 する必要があります。
TV チューナーの入力信号はテレテックスプログラムが見れるようになる
前にアナログに設定してください。
リストは削除されます。再びアナログテ

Windows ヘルプとサポート

オペレーティングシステムに問題がある場合は、Windows ヘルプとサポート ファイルを参照してください。Windows ヘルプとサポートファイルを開くに は、以下のいずれかを行います。
設定チャームを選択し、ヘルプを選択します。
Windows キー
コンピュータ上で Windows ヘルプとサポートファイルを読むことができます。 または、詳しく調べるの下の2つのリンクのいずれかをクリックしてオンライン のヘルプとサポートを得ることができます。
+ F1 を押します。
35
ユーザーガイド

BIOS setup utility

BIOS setup utility とは?
BIOS setup utilityとは、ROMベースのソフトウェアです。基本のコンピュータ情 報を伝達し、ブートデバイス、セキュリティ、ハードウェアモードやその他設 定のオプションを提供します。
BIOS setup utility の起動方法は?
BIOS setup utility を起動するには:
1. コンピュータをシャットダウンします。
2. コンピュータ起動後 F1 キーを繰り返し押して、Startup(スタートアップ)
Boot Priority(ブート優先度)の順に選択します。
ブートモードの変更方法は?
2 つのモード、UEFI とレガシー があります。ブートモードを変更するには、 BIOS setup utilityを起動して、ブートメニューからブートモードを UEFI または
レガシーに設定します。
モードの変更が必要な場合は?
ブート
コンピュータのデフォルトのブートモードは UEFI モードです。レガシーの Windows オペレーティングシステム(Windows 8 以前の任意のオペレーティ
ングシステム)をコンピュータにインストールする必要がある場合は、ブート モードをレガシーサポートに変更する必要があります。ブートモードを変更で きない場合は、レガシー Windows オペレーティングシステムをインストールす ることはできません。

日次メンテナンスタスクの実行

コンピューターおよび周辺機器のクリーニング
重要:コンピューターを清掃する前に、コンピューターを電源コンセン
トから切断してください。コンピューターは、水で湿らせた柔らかい布 で清掃します。液体またはエアゾールクリーナーには可燃性物質が含ま れている可能性があるため使用しないでください。
注意:ディスプレイの損傷を避けるため、洗浄液をディスプレイに直接ス
プレーしないでください。ディスプレイのクリーニング専用に設計された 製品のみを使用し、製品付属の取扱説明書に従ってください。
周辺機器を清掃するための一般的な方法は、以下のとおりです。
柔らかい布を使用してコンピューター、ディスプレイ、プリンタ、スピー カー、およびマウスの表面のほこりを取り除きます。
これらの方法では届かない場所の清掃には、電気掃除機を使用します。
キーボードをしっかりとクリーニングするには、コンピューターをシャット
ダウンしてから、湿った布で軽くふきます。乾くまでは、キーボードを使用 しないでください。
以下のことを行ってはなりません。
コンピューターに水をこぼす
水をたっぷり含んだ布を使用する
モニターの表面またはコンピューター内部に水を直接スプレーする
LCD モニターは毎日掃除してください。毎日乾い
た布でモニターおよびキー ボードからほこりを落としてください。すべての表面を清潔に保ち、油汚れを 付けないようにします。
36
ユーザーガイド

ハードウェア交換ガイド

この章には以下のトピックが含まれ ています。
内部部品の識別

システムボードの部品の識別

コンピューターカバーの取り外し
前面ベゼルの取り外し
メモリーモジュールの交換
ハードディスクドライブの交換
光学式ドライブの交換
グラフィックス カードの交換
TV チューナーカードの交換
キーボードおよびマウスの交換
ユーザーガイド
37
38
ユーザーガイド
概要
本書は、Customer Replaceable Units(ユーザー取替え可能部品)を実際に交換 するお客様、および Field Replaceable Units(現場作業者取替え可能部品)を交 換する訓練を受けたサービス担当者を対象としています。本書において、CRU FRU を「部品」と呼ぶことがあります。
注意:サービス担当者は、「Hardware Maintenance Manual (HMM)」を参
照して部品発注情報について調べてください。
本書においては、すべての部品の交換に関する手順が説明されているわけでは ありません。訓練を受けたサービス担当者は、手順書を見なくてもケーブル、 スイッチ、特定の機械部品の交換ができることを前提にしています。
注意:Lenovo® が提供している部品のみを使用してください。
このマニュアルに記載されている TV チューナーカードの説明は、TV チュー ナーが取り付けられているコンピューターモデルにのみ適用されます。 TV チューナーが取り付けられていないモデルには適用されません。
本書では、以下の部品の交換手順について説明します。
メモリーモジュール
ハードディスクドライブ
光ディスクドライブ
グラフィックスカード
TV チューナーカード
CRU 交換時の安全についての注意事項
ての手引き』の電子コピーは、Lenovo® サポートウェブサイト (http://support. lenovo.com) からオンラインで取得できます。
39
ユーザーガイド
追加情報
以下の情報が用意されています。
お客様が交換できる部品の取り付け/取り外しに関する情報
資料
トラブルシューティング情報
部品情報
その他の関連情報へのリンク
必要な工具
コンピューターを分解するには、以下の工具が必要です。
静電気放電防止のためのリスト接地ストラップおよび除電マット
マイナスドライバー
プラスドライバー
六角ドライバー
プラスチック製マイナスドライバー
プラスチック製ピンセット
注意:使用するねじの大きさは部品ごとに異なります。分解作業で取り外
したねじは、後でどの部品のものかわからなくならないようにするため、 それぞれ対応する構成部品と一緒にしておいてください。
40
ユーザーガイド
静電気に弱い装置の取り扱い
動きを制限する。動くと、周囲に静電気が蓄積されることがあります。
部品およびその他のコンピューターの構成部品は常に注意して取り扱う。ア
ダプター、メモリーモジュール、マザーボード、およびマイクロプロセッサ を持つときは、端を持ってください。回路のはんだ付けした部分には決して 手を触れないでください。
他の人が部品やその他のコンピューターの構成部品に触れないようにする。
新しい部品を取り付け
ンピューターの金属の拡張スロット・カバーまたはその他の塗装されていな い金属面に少なくとも 2 秒間接触させる。これによって、パッケージや人 体の静電気を放電することができます。
可能な限り、静電気保護パッケージから新しい部品を取り出し、そのまま他
の場所に置くことなく直ちにその部品をコンピューターに取り付ける。これ ができない場合は、部品を取り付ける前に帯電防止包装部品を平らで平坦な 場所に置き、その上に部品を置いてください。
コンピューターのカバーの上やその他の金属面の上には決して部品を置かな
いようにする。
る前に、部品が入っている帯電防止パッケージを、コ
41
ユーザーガイド
配置図
1 2
3
5
4
6
内部部品の識別
コンピューターのさまざまな構成部品を以下の図に示します。
光ディスクドライブ ハードディスクドライブ グラフィックスカード システムボード システムファン 電源
42
ユーザーガイド
システムボードの部品の識別
Lenovo K430
1 2 3 4
5
89
6
7
101113 1214151617
システムボード(「メインボード」または「マザーボード」とも呼ぶ)は、コン ピューターの中心となる回路ボードです。基本的なコンピューター機能を提供 し、工場で装備された装置や後でインストールできるさまざまな装置をサポー トします。
次に示す図は、システムボード上の各部品の位置を示しています。
12V 電源コネクター マイクロプロセッサおよびヒー
トシンク
マイクロプロセッサ用ファンヘッ ダー
メモリースロット (4)
43
ユーザーガイド
電源コネクター 前面 USB ヘッダー
Lenovo K410
1 2 3 4 5
6
7
8
9
10
11
1214 131617 151819
20
PCI express X 16 アダプタース
電源用ファンヘッダー
ロット (2) 前面パネルのコネクター 前面 USB コネクター 前面 USB コネクター モード切り替えコネクター シリアル (COM2) コネクター 電池 前面オーディオ コネクター PCI express X 1 アダプタース
ロット (2)
システム用ファンヘッダー
44
ユーザーガイド
12V 電源コネクター マイクロプロセッサおよびヒー
トシンク
マイクロプロセッサ用ファンヘッ
メモリースロット (2)
ダー ターミナルセンサーヘッダー 電源コネクター 電池 SATA コネクター (3) eSATA コネクター 電源用ファンヘッダー 前面パネルのコネクター CMOS クリアジャンパ 前面 USB コネクター (2) Mini PCI-E スロット モード切り替えコネクター シリアル (COM2) コネクター
PCI express X 1 アダプタースロット (3) 前面オーディオ コネクター PCI express X 16 アダプタースロット システム用ファンヘッダー
45
ユーザーガイド
Lenovo K415
1 2 3 4 5 6
7
8
9
10
11
12
14
13
1516171819202122232425
12V 電源コネクター 電池 マイクロプロセッサおよびヒートシ
ンク
マイクロプロセッサ用ファン ヘッダー
メモリースロット (4) ターミナルセンサーヘッダー
Mini PCI-E スロット 電源コネクター eSATA コネクター 電源用ファンヘッダー SSD 電源コネクター(オプション) LPC デバッグコネクター SATA コネクター (4) シリアル (COM2) コネクター
前面パネルのコネクター SPI デバッグコネクター モード切り替えコネクター 前面 USB コネクター (2)
46
ユーザーガイド
ROM ソケット CMOS クリアジャンパ 前面 USB ヘッダー PCI express X 1 アダプタース
ロット (3)
前面オーディオ コネクター PCI express X 16 アダプタース
ロット
システム用ファンヘッダー

ハードウェアの交換

重要:コンピューターのカバーを開いたり何らかの修理を試みたりす
る場合は、その前に必ずコンピューターに付属の『安全上の注意と
保証についての手引き』またはそのコンピューター用の『Hardware Maintenance Manual (HMM)』の中の「重要な安全上の注意」をお読み
ください。「安全上の注意と保証についての手引き」または HMM は、 Support Web サイト http://support.lenovo.com からオンラインで取得で
きます。
一般的な情報
分解前の手順
分解作業に入る前に、以下のことを確実に実施してください。
1. システムと周辺機器の電源をオフにします。
2. すべての電源ケーブルと信号ケーブルをコンピューターから取り外します。
3. システムを平らで安定した場所に置きます。
47
ユーザーガイド
コンピュータ−カバーの取り外し
重要:
コンピューターの電源をオフにした後、カバーを外す前に、温度が下 がるまで 35 分待ってください。
この手順では、コンピューターを平らで安定した所に置くとよいで しょう。
コンピューターのカバーを外すには、次のようにします。
1. メディア(ディスク、CD、またはメモリーカード)を取り出してからオペ レーティングシステムをシャットダウンし、接続されている周辺機器の電源 をオフにし、最後にコンピューターの電源をオフにします。
2. コンセントから電源コードを抜きます。
3. コンピューターに取り付けられているケーブルをすべて取り外します。電
源コード、入出力 (I/O) ケーブル、その他コンピューターに取り付けてある ケーブル類はすべて取り外します。「コンピューターの背面にあるコネク ターの位置」を参照してください。
4. コンピューターのカバーの背面にある 2 本のねじを取り外します。
ンピューターのカバーをスライドさせて取り外します。
5.
48
ユーザーガイド
前面ベゼルの取り外し
注意:この手順では、コンピューターを平らで安定した所に置くとよいで
しょう。
前面ベゼルの取り外しは次のように行います。
1. コンピューターのカバーを外します。「コンピューターカバーの取り外し」 を参照してください。
2. 図のようにシャーシの内側にある 3 つのプラスチックのタブを解除し、 ベゼルを外側にスライドさせて取り外します。
3. ベゼルを再び取り付けるには、ベゼルの下側にあるプラスチックのタブを シャーシの対応する穴に合わせ、タブを所定の位置にはめ込みます。
49
ユーザーガイド
メモリーモジュールの交換
注意:この手順では、コンピューターを平らで安定した所に置くとよいで
しょう。
メモリーモジュールを取り付けるには、次のようにします。
1. コンピューターのカバーを外します。「コンピューターカバーの取り外し」 を参照してください。
2. メモリースロットの位置を確認します。「部品の位置」を参照してください。
3. 図のように固定クリップを開き、現在取り付けられているメモリーモジュー ルを取り外します。
4. 新しいメモリーモジュールをメモリースロットの上に置きます。メモリーモ
ジュールのノッチ と合わせます。メモリーモジュールをスロットにまっすぐに挿し込んで、 固定クリップが閉じるまでそのまま押し下げます。
を、システムボードのコネクターキー にしっかり
5. コンピューターのカバーを再び取り付けます。
50
ユーザーガイド
6. K415 メモリー取り付け説明
Lenovo K415
1 2 3 4
注意:以下の説明はモデル K415 のみに該当します。
スロット 1 スロット 2 スロット 3 スロット 4
モジュールの合計数 挿入場所
1 メモリーモジュール
スロット 1 または 3
または
2 メモリーモジュール スロット 1 23 4、または 1 3
、または
3 メモリーモジュール スロット 1 、 2 3 または 13 4
または
4 メモリーモジュール すべてのスロット
51
ユーザーガイド
ハードディスクドライブの交換
1
2
注意:この手順では、コンピューターを平らで安定した所に置くとよいで
しょう。
ハードディスクドライブを交換するには、次のようにします。
1. コンピューターのカバーを外します。「コンピューター カバーの取り外 し」を参照してください。
2. ハードディスクドライブから信号ケーブルと電源ケーブルを取り外します。
3. プラスチックの取っ手を持ち上げて、ハードディスクドライブをドライブベ
イから引き出します。
4. 図のようにプラスチックのブラケットをハードディスクドライブから取り外 します。
52
ユーザーガイド
5. 新しいハードディスクドライブをプラスチックのブラケットと一緒に持ち上
1
2
3
げて所定の位置にはめ込みます。
6. 新しいハードディスクドライブをドライブベイにはめ込み、ドライブベイを 所定の位置にはめ込みます。
7. 新しいハードディスクドライブに信号ケーブルと電源ケーブルを接続します。
8. コンピューターのカバーを再び取り付けます。
光学式ドライブの交換
注意:この手順では、コンピューターを平らで安定した所に置くとよいで
しょう。
光学式ドライブを交換するには、次のようにします。
1. コンピューターのカバーを外します。「コンピューター カバーの取り外し」 を参照してください。
2. 前面べゼルを取り外します。「前面ベゼルの取り外し」を参照してください。
3. 光学式ドライブの背面の信号ケーブルと電源ケーブルを取り外します。
4. リリースボタンを押して、光学式ドライブをシャーシ前面から取り出し
ます。
5. 新しい光学式ドライブを前面からベイに挿入し、所定の位置に固定されるま で中へスライドさせます。
6. 新しいディスクドライブに信号ケーブルと電源ケーブルを接続します。
7. フロントベゼルとコンピューターカバーを再び取り付けます。
53
ユーザーガイド
グラフィックス カードの交換
注意:この手順では、コンピューターを平らで安定した所に置くとよいで
しょう。
グラフィックス カードを交換するには、次のようにします。
1. コンピューターのカバーを外します。「コンピューター カバーの取り外し」 を参照してください。
2. 以下の手順に従ってグラフィックスカードを取り外します。
お使いのコンピューターにデュアルグラフィックスカードが搭載されている
場合は、以下の手順で交換してください。
a. デュアルグラフィックスカードを固定しているブラケットのねじを取り
外してから、ブラケットを持ち上げます。
54
ユーザーガイド
b. グラフィックスカードのラッチをシャーシに固定しているねじを取り外し
3
1
2
4
てから、デュアルグラフィックスカードのコネクターを取り外します。
c. グラフィックスカードをシャーシに固定しているねじを取り外します。
d. グラフィックスカードをまっすぐ引いてコネクターから取り外します。
55
ユーザーガイド
お使いのコンピューターにグラフィックスカードが1枚搭載されている場合
1
2
3
は、以下の手順で交換してください。
a. グラフィックスラッチをシャーシに固定しているねじを取り外して開き
ます。
b. グラフィックスカードをシャーシに固定しているねじを取り外します。
c. グラフィックスカードをまっすぐ引いてコネクターから取り外します。
56
ユーザーガイド
3. 新しいアダプターを同じアダプターコネクターに取り付け、ねじでシャーシ
1
2
3
に固定します。
4. グラフィックスカードのラッチを回して閉じ位置にしてからねじで固定し ます。
5. デュアルグラフィックスカードのコネクターに 2 枚のグラフィックスカード を接続し、デュアルグラフィックスカード取り付け用ブラケットをシャーシ に再び取り付けます。(デュアルグラフィックスカード対応モデルのみ)
6. コンピューターのカバーを再び取り付けます。
TVチューナーカードの交換
注意:この手順では、コンピューターを平らで安定した所に置くとよいで
しょう。
TV チューナーカードを交換するには、次のようにします。
1. コンピューターのカバーを外します。「コンピューター カバーの取り外 し」を参照してください。
2. グラフィックスカードのラッチをシャーシに固定しているねじを取り外して 開きます。
3. TV チューナーカードをシャーシに固定しているねじを取り外します。
57
ユーザーガイド
4. TV チューナーカードをまっすぐ引いてコネクターから取り外します。
5. 新しい TV チューナーカードを同じコネクターに取り付け、ねじでシャーシ
に固定します。
6. グラフィックスカードのラッチを回して閉じ位置にしてからねじで固定し ます。
7. コンピューターのカバーを再び取り付けます。
キーボードおよびマウスの交換
注意:キーボードは、コンピューターの前面または背面のいずれかにある
USB コネクターに接続されます。
キーボードを取り替えるには、次のようにします。
1. メディア(ディスク、CD、またはメモリーカード)を取り出してからオペ レーティングシステムをシャットダウンし、接続されている周辺機器の電源 をオフにし、最後にコンピューターの電源をオフにします。
2. コンセントから電源コードを抜きます。
3. キーボードのコネクターの位置を確認します。「シャーシの前面図」および
「シャーシの背面図」を参照してください。
4. 不具合のあるキーボードケーブルをコンピューターから取り外し、新しい キーボードまたはケーブルを同じコネクターに差し込みます。
* 同じ方法でマウスを交換します。
58
ユーザーガイド
付録
宣言
Lenovo 製品をご利用いただき、ありがとうございます。 製品を設置して使用を開始する前に、コンピューターに付属の説明書をすべて
注意深くお読みください。Lenovo は、Lenovo のプロフェッショナル・サービ ス担当者が実施したインストールおよび操作が原因の場合を除き、すべての損 失に対して一切責任を負いません。コンピューターに付属の説明書の手順およ び要件に従って製品を操作しない、または製品を不適切に操作した場合は、 ユーザーがその責任を負います。
この説明書には、技術的な誤りまたは誤記がある場合があります。ここに記載 される情報は定期的に変更されます。それらの変更は、新しいバージョンに組 み込まれます。サービス向上のため、Lenovo は、コンピューターに付属の説 明書に記載されている製品およびソフトウェアプログラムおよび説明書の内容 を特別に通知しなくても、いつでも改善する、または変更する ます。
コンピューターに付属の説明書は、Lenovo の製品を適切に使用するための手 助けをします。製品の構成については、関連する契約(該当する場合)や製品 パッケージリストを参照する、または製品を販売した代理店にお問い合わせく ださい。
コンピューターに付属の説明書の内容は、著作権法によって保護されていま す。コンピューターに付属の説明書は、Lenovo の書面による許可なく、いか なる方法で複製または転写、または別の言語に翻訳してはいけません。
サービスウェブサイト:http://support.lenovo.com
権利を有してい
ユーザーガイド
59
60
ユーザーガイド
商標
Lenovo および Lenovo のロゴ、IdeaCentre および IdeaCentre のロゴは、米国お よびその他の国、またはその両方において Lenovo の商標です。
MicrosoftWindows、および Windows Vista は、Microsoft グループの商標です。 Intel Inside は、米国およびその他の国における Intel Corporation の商標です。 AMDAMD Arrow ロゴ、ATIAMD AthlonAMD LIVE!AMD OpteronAMD
PhenomAMD SempronCatalystCool 'n' QuietCrossFirePowerPlay Radeon、および The Ultimate Visual Experience Advanced Micro Devices, Inc.
です。
の商標 本書またはその他の Lenovo の出版物に記載されている他社の社名、製品名、
およびサービス名は、各社の商標またはサービスマークです。 無断複写・複製・転載を禁じます。 コンピューターに付属の説明書または本書に特定の会社名およびマークが記載
61
ユーザーガイド

Energy Star について

ENERGY STAR® は、エネルギー効率の高い製品および方法を採用することに より、コストを削減し、環境を保護することを目的に米国環境保護庁と米国 エ ネルギー省が共同で行っている合同プログラムです。
Lenovo は、自信を持って ENERGY STAR に準拠した製品を提供しています。 以下のタイプのマシンは、製造時における ENERGY STAR プログラムのコン ピューター要件に従って設計され、その準拠がテストにより確認されています。
Lenovo コンピューターの ENERGY STAR 規格に関する詳細は、 http://www.lenovo.com を参照してください。
4744
4748
4743
ENERGY STAR に準拠した製品を使用し、コンピューターの電源管理機能を採 用することにより、消費電力を減らすことができます。削減された消費電力 は、財務政策、環境の改善、温室ガス
ENERGY STAR に関する詳細は、http://www.energystar.gov を参照してください。 Lenovo では、利用者の皆さまに、常日頃からエネルギーの効果的な使用をお願
いしています。そのため、Lenovo は、お使いのコンピューターが指定した期間 動作がない場合に有効な以下の電源管理機能をあらかじめ設定しています。
オペレーティングシステム別 ENERGY STAR 電源管理機能。
排出削減に貢献します。
Microsoft Windows VistaWindows 7Windows 8
電源プラン:バランス
ディスプレイの電源を切る:10 分後
コンピューターを休止状態にする:25 分後
詳細電源設定:
- ハードディスクドライブの電源を切る:20 分後
- 休止:なし
コンピューターのスリープまたはシステムスタンバイ状態を解除するには、 キーボードのいずれかのキーを押します。設定に関する詳細は、Windows ヘル プとサポートを参照してください。

ErP コンプライアンスモードを有効にする

エコデザイン指令 (ErP) コンプライアンスモードを Setup Utility プログラムの Power メニューで有効にすることができます。このモードは、コンピュータが スタンドバイ モードかオフの場合に消費電力を低減します。
以下の手順に従って、セットアップユーティリティ (Setup Utility) プログラムで
ErP コンプライアンスモードを有効にします。
1. コンピュータへの電源投入時 F1 キーを繰り返し押して、セットアップユー ティリティ (Setup Utility) プログラムを起動します。
2. Setup Utility プログラムメニューから、PowerErP の順に選択して、 Enter キーを押します。
3. Enabled を有効にして Enter キーを押します。
4. F10 キーを押して変更を保存 確認のメッセージが表示されたら Enter キーを押します。
注意:ErP コンプライアンスモードが有効になると、コンピュータの
ウェークアップは必ず電源スイッチを押す必要があります。
し、Setup Utility プログラムを終了します。
62
ユーザーガイド
Loading...